飲み会で賑わう週末の電車。彼女は、会社帰りに友人と飲んだあとの帰宅途中だった。
車中で娘は、これから乗り換える私鉄電車の終電には間に合わないかも知れないと思っていた
けれど、ターミナル駅まではやってきた。彼女には郊外の自宅へ帰るための当てがあった。

彼女の自宅が在る最寄駅は、ターミナル駅から急行電車に乗っても1時間以上はかかる距離。
郊外の自宅までタクシーを使うなど勿体無い。と、いうか。幾らかかるか想像もできなかった。

しかし、以前残業で終電を逃した時に、娘はターミナル駅から夜行バスが出ている事を偶然知った。
夜行バスの料金は娘の昼食代程度だった。バスの終点からタクシーを使えば初乗り料金だけで済む。
だから、夜行バスの存在を知ってからは、終電車に乗るために必死になって走ることもしなくなった。
たとえ乗り遅れてもなんとかなる。それに、夜行バスは、ちょっとした小旅行のようで楽しかった。

とりあえず駅構内でトイレを済ませてから彼女が外に出ると、タクシーの行列が延々と続いていた。
みんな、深夜バスがある事を知らないのかしら。と、行列を横目に見ながら彼女は足を進めた。
娘は、ロータリーから少し離れたバス乗り場へと歩いた。夜行バスの利用者は意外と少ない。
停留所には、もうすでに夜行バスが停まっていたが、いつもどおり先客はまばらだった。
どうせ終点まで乗ってゆくのだから発車するまでに眠ってしまおう、と娘は思った。

夜行バスは大型で、ゆったりとしており最後尾にトイレ設備もある。長距離用バスのいいところだ。
娘は、比較的空いているトイレの前席に座った。少し寒い。座席に置かれた毛布を膝にかける。
空いていたから2人掛けの椅子に1人でゆったり座った。窓際にもたれると寝息をたて眠り始めた。
少し酔いが廻っていたせいもあり、程なく彼女はぐっすりと寝入ってしまった。

夢うつつに隣りに人の気配を感じた。眠りの中、バスのエンジン音が遠くに聞こえていた。
『…声は出せないよ…君は…わたしの言う通りに…なるんだよ…いい子ちゃん。』

まだ、まぶたを閉じていた娘の顔に、むっとするような生暖かい息がかかっていた。
『…手も足も…オレが言う通りにしか…動かせないよ…言うとおりに…動くんだ…。』
何だろうと薄っすらと目蓋を開いた娘の隣りには、いつの間にかオヤジが座っていた。
その隣りに座ったオヤジは、あろうことか彼女に抱きついて腰に腕を廻していた。

「ちょっと。なにしてんのよ!やめてくださいっ!」 と、言おうとした。
が、声が出ない。何をされた?何で声が出ない?その異常事態に娘は驚いていた。
隣のオヤジを押し退けようと思ったが、手も足もピクリとも動きはしなかった。
まさか…ひょっとして、これ夢なの?どうなってるの?…夢なら早く覚めてっ…お願い。

残念ながら夢ではない。娘の太腿を撫で回していたオヤジの掌が下着の上から恥丘を捉えた。
その気味の悪い湿った触感は、これが現実なのだと娘にわからせていた。

身動き出来ず声も出せない娘の耳には、乗客の寝息だけが聞こえてきた。皆、眠っている。
眠っている間に、尻の下に敷かれていた筈のスカートはオヤジに捲くり上げられていた。
下着で直にシートに座っていた。尻は心持ち拡がっており敏感な部分が座席を感じていた。
やがて、オヤジの指先が娘の小さなショーツを意地悪く、ゆっくりと、ずらし始めた。

娘の両脚の間には、いつの間にかオヤジが持ち込んだらしい大きなカバンが置かれていた。
わたし…脚を開いたまま眠っていたの?ずっと…。娘は、あまりの羞恥に赤面した。
閉じることの出来ない娘の股間で、オヤジの指先が自由自在に蠢き這い回っていた。
眠っている時にもこうして、わたしのアソコをいじっていたの?いやっ。やだ。

娘が想像した通り、オヤジは熟睡していた彼女の股間の感触を存分に愉しんでいた。
無意識の中でじっくりと弄られた娘の下腹部は、温かく柔らかに潤んでいた。
充分に潤んだ娘の陰唇を混ぜるようにオヤジの指先が易々と侵入してきた。

ぁあ…。ぃや…。咽喉に引っ掛かった声が外へ出てゆかない。自分の息が熱いのがわかる。
かぶせられた毛布の下で、オヤジの腕に太腿が更に大きく開かれている。
娘の片足は拡げられた結果オヤジの足の上に乗せられていた。
まるで股間を突き出すような格好で股をひろげた娘は、既にオヤジのオモチャだった。
「…ほら。聞えるかい?」
そう言ったオヤジの指先が陰唇の浅い部分をひくつかせると、ぴちゃぴちゃと陰唇が音を立てた。
「…ふふっ…なんて可愛いんだ…アソコが、びちょびちょだぞ…」

やだっ…ぁ…触らないで…。ソコは…ぃや…ぁひっ…ぁんあっ…あ゛ぁ…。

「…こんなにケツを振って…したいのか?…ひひっ…むんっ!!」
押し殺した唸り声と共に、ぐいっとオヤジは自分の腰の上へ娘を引っ張り上げた。
オヤジの上に座るような格好になった娘の太腿が毛布の下で再び大きく広げられた。
開いた娘の股間の下からは、オヤジの陰茎がむっくりと起き上がってきていた。
「…ふふっ…いけないコだ…お仕置きしなきゃあ…なぁ。」

娘の股間を執拗に捏ねていたオヤジの掌が、起立した陰茎の先端を捉えて包み込んだ。
掌に収めた亀頭を濡れそぼった娘の股間の裂け目へ押しつけると陰唇と亀頭は混ざり合った。
…ぁ・ぃや…ぁあっ…声が…でちゃ…ぅ…ひぁあっ…ィヤ…ぃや…ぁはっ…あ・あぁ…
潤んだ陰唇の奥へとオヤジの陰茎がゆっくりと沈むと、反り返った娘の背中は快感に震えた。。