結婚して十年、初めてあなた以外の人を受け入れました、
宴会が終わって帰るとき、いつの間にか二人だけになって歩いていました
あなたも知っているあの方と…
あなたに悪いと思いつつ
あの方の後ろについて行きました
初めて入ったラブホテル…
目眩く一夜を過ごしてしまいました、
強く抱きしめられたときの胸の温もり…
服を一枚ずつ脱がされる時のトキメキ…、
胸に触られ、太腿に触られて愛撫されるとき…、
処女のような恥ずかしさと期待感が入り交じり…
そして私の最も大切なあそこにあの方の手が…
濡れているのが恥ずかしかった…
そしてついに
あなた以外の物が入ってくる時の恥ずかしさ…
それなのに女を与える悦びに満ちて…、
全身が痺れるような快感に襲われて…
思わずその方の背中に手を回し
力一杯しがみついてる私でした。
お別れして一人になったわびしさ…
静まりかえった深夜の団地の一角に
玄関の灯りがぼんやりと照らし
私の帰りを待っていました
何事もなかったように
眠っているあなたの横に横たわる私でした
ごめんなさい…