娘の三学期が始まった。
代休の俺は、妻の今日子と久しぶりに二人で朝食をとっていた。
トーストとコーヒーの簡単な食事だったけれど。

「今日子、あのさ、あずみのことなんだけど」
娘の話を切り出した。
ちょっと気になったことがあって。

「あずみ?なんかあった?」
エプロンにこぼしたイチゴジャムを拭きながら今日子が訊く。
「あいつの胸、ちょっと異常じゃないか?」
「はぁ?あの・・・おっきいってこと?」
「そうだよ。中一であれは、大きすぎるだろ」
背は低いのに、バストが痛ましいぐらいに大きい娘のことが気になっていたのだ。
本人の前では言うこともはばかられるので、今ならと、妻に切り出してみたのだ。

「そうねぇ。男の子の目が気になるって言ってたしね。105センチよ。すごいね。あたしなんか80しかないのに。少しほしいわ」

「男の子の目ならまだいいよ。大人の男で変なやつが目をつけたら大変だよ」
「何を心配してんのよ。バッカみたい」
今日子は鼻で笑った。
俺はそれ以上、言うべき言葉を失った。

気になっているのは、ほかならない俺じゃないか。
娘のバストを、いやらしい目で見ているのは、父親の俺ではないか。

自身を振り返って、冷たくなったトーストをかじっていた。


いつも帰りが遅く、娘と向き合う時間がまったくなかった俺。
正月休みに、ゆっくり家族で過ごすうちに、いやに娘の胸が気になって仕方がなかった。
「前からあんなに大きかったろうか?」
ゆさゆさと重そうにして大掃除の手伝いをする娘、あずみ・・・
セーターがはちきれそうになっていた。
白い肌と対照的な赤い小さな唇。
そこから除く、ちょっと大きめの前歯。
あずみのげっ歯類的な可愛さが、俺は好きだった。

ここ信州の安曇野に生まれたから、かなで「あずみ」と名付けた。

「ねえ、あなた、溜まってんでしょ?」
今日子がいたずらっぽく、俺に聞いてきた。
「あ?」
「だから、あずみのおっぱいのことが頭から離れないのよ」
図星かもしれない。
マスターベーションもしていないし、夫婦の営みもご無沙汰だった。
「あずみは、お昼までには帰ってくるから、今からしてあげよっか?」
なんで、上から目線なんだ?
でも、してほしいし・・・
「してくれる?」
「うん。あたしもなんか、したいなって思ってたのよ」

さっとシャワーをあびて、俺たちは寝室に行った。
起きたままだったのでベッドのシーツはくしゃくしゃだった。
ここで二人でいつも寝ているのに、お互いご無沙汰だったねなんて、言いながら、甘いキスを交わした。
「カーテン、閉める?」朝っぱらからなんで、俺も気を遣ってやった。
「開けたままでいいじゃない」
ここは集落の外れなので、周りに家はない。
窓には大天井(おてんしょう)岳と常念岳が薄く見えていた。


バスタオルだけで風呂場から上がってきたので、すぐに行為に移れる状態だった。
今日子がベッドに入って、上目づかいに俺を見て誘う。
「舐めてやるよ」
「うん」
ぱかっと股を開き、俺もベッドに這い上がった。
犬のように、ことさら音を立てて谷間から尻まで舐めつくした。
「あうっ。いい。そこいいっ」
べちゃ、べちゃ、ぺちゃ。ぺちゃ・・・
薄い陰毛が正月飾りのようにクリの上に乗っかっている。
思わず柏手を打ちたくなる。
三十路も後半の熟した女は、フェロモンを放射するのか、久しぶりの俺を硬くさせる。
「もう、いいから。あなたの舐めてあげる」
「そうかい?じゃ」
いつも俺は遠慮がちなんだな。

シックスナインの形になって、お互いを舐めあった。
「あ、おっきくなってるじゃない。うれしいな」
そう言って、ぺろっと亀頭を舐めて濡らした。
直に、柔らかいものに全体が包まれた。
今日子の口いっぱいに俺が含まれてしまっている。
じゅぼ、じゅぼ、じゅぼ
顔を激しく、上下させる、いささか乱暴なフェラが始まった。
「毛を剃っちゃう?鼻に入ってくすぐったいのよ」
そう言ったかと思うと、大きなくしゃみをした。
ふっくっしょん!

笑ってしまった。
「悪いね、いいよ。もう、つながろうや」
「うん。来て・・・」
正常位で嵌めた。
久しぶりのきつい締り具合を確かめるように、ゆっくりと全部を押し込んだ。
「あはあ・・・」
「きついぜ」
「ちょっと痛い・・・」
「動かないほうがいいな」
「うん、まだ・・ね」
合体したまま口を吸い合った。
「はむ・・・」

舌で、今日子の歯をなぞるように、動いた。
今日子も俺の唇に吸い付こうとした。
二人で編み出した、変なキス。

少しづつ、こわばりが解け、ゆるやかに潤って、膣が滑り出した。
「ああん、動いて」
「いくぜ」
ぎっし、ぎっしと古いベッドが鳴く。
飾り棚の人形やらがかすかに揺れる。
もう古い家なのだ。

「あっ、あっ、あっ・・・」
「ふう、疲れるなあ、おい」
「歳ねぇ。上になったげようか」
「頼む」
ぼてっと裏返って、妻に乗ってもらった。
手でペニスを支えて自分に導く今日子。
「ほらぁ、どう」
グーッと腰を下ろしながら俺の表情をうかがっている。
俺はペニスを膨らますように力を入れる。
「あふっ。すごい、おっきくなった」
「ほら、ほら」
「あたしが動くわ」
ぽんぽんとお尻を弾ませながら、激しい運動を加えてきた。
「ああ、奥に当たるわぁ」
とかなんとか言っている。
娘よりかなり小さいバストを揉みしだいた。
騎乗位では逝ったことがないのだが、溜まっていたのか、我慢の限界だった。
「逝きそうだ」
「ええっ?もう」
「中に、いいか?」
「いいと思うけど、責任取ってよ」
どういう意味だろう?
「もう一人ぐらいってことか?」
「ま、ね」
「男の子がいいなっ。出すぞ、うあああ」
あっけなく、俺は噴き上げた。
「ああん、やったぁ」
今日子はそう言いながら前に伏して口を吸ってきた。


早く帰ってきた、あずみに見られていたとも知らないで、俺たちはつながったまま余韻を楽しんでいた・・・

なおぼんは、どうしたいのでしょうか?
続き?
まあ、書かんこともないですけど。
父子相姦。