デリヘルドライバー日記-奮闘編-
-入社編-では入ってからの顛末を書きましたが半月経ってだいぶ慣れと飽きが出てきました。
しかし、ニートはイヤです。そんな俺にも少し天使が微笑みました。
8月にはいりそれなりに忙しく、さらにガソリン値上げじゃ!
暑いからクーラーガンガン=燃費悪し。
待機時間はコンビニで寝てるこれも燃費悪し。

8/1
働き始めて半月ですが、そろそろ飽きてきました。
まぁ単調ですし、送り迎えだけで後は待ってるというつまらない時間です。
オーナーに呼び出される。おぉ!首か?と思いきや嬉しく時給UP?。
さらにガソリン代も全額オーナーが支払ってくれる事で了承もらい
もうちょっと頑張ってみようかなぁ?と。
五本目、荒川区、北区とダブルでオーダー
両方のお客さんともフリー
場所も近いラブホ
要望:とにかく抜きたいらしい。
フェラ自慢ののりこ嬢と一児の母りかこ嬢を乗せ出発。
この2人仲が悪いのか話もしねぇし、お互い携帯いじりまくり。
まずはりかこ嬢を降ろし次にのりこ嬢。
感想:りかこ嬢はもぞもぞしてる、もしや!パンツびちょびちょか?
のりこ嬢は「ちんちんちゃんと洗えよなぁ?」でした。

8/2
こんな小さなデリヘルにも悩みやもろもろの騒動はあります。
デリ嬢も一人の女性ですからそれなりに悩みもある訳です。
生理休暇上がりののりこ嬢は今日はご機嫌斜め。
あいつむかつくんだよね!キーちゃん聞いてよ!と車内で騒いでる。
どうやら同僚の年上達が気に入らないらしい。
本番してんの?馬鹿じゃない?と言われたとか・・・
そんな時は甘いものが一番。プリンを買って待っていると
「わぁこれ私に?」と今までの気分は何処へやら。まだ20歳前後
きっともっともっと悩みがあるんでしょうけれど俺にはもちろん隠したまま。
でもそれでいいんです。それ以上聞いたら情が移っちゃいますから。

8/3
今日は午後一から洋子嬢をお届け。コンビニ寄って!アイス食べたい!お茶もね!
何様じゃ!おのれ!
この日、お客さんの具合が急に悪くなったとかでキャンセル喰らいかなりご機嫌斜め。
このキャンセル理由なんですが、もし皆さんがデリ使ってどーしてもイヤだ!という時は
「前の彼女と似ていて忘れようとしてたのにダブルからキャンセル」
「お袋となんとなく似てるからキャンセル」なんて嘘つくよりははっきりと
「う?ん、悪いけどダメだなぁ」と言ってあげてください。でないと性悪女は
つけあがる、ダメ子がドンドンダメ子になります。

8/4
オーナーと女の子との間には微妙な緊張感があります。むかつくじじぃ!と裏では言っていても
オーナーの前ではお疲れ様でしたぁ?とかわいい声と笑顔で帰ります。
給料にも大きく関係してきます、客先からクレームが来るとまじで怒られますし
それで来なくなる子も居ますが、そういう子は他の店でも同じだとオーナーは呟きます。
今日は月に一度?のパーティ日です。ラストの子が終ると皆で焼肉を食べに行く日です。
まぁこういう待遇が辞めない子が多い理由のようです。みんな飲んでも俺は運転手。
それは変わりが無いようですww

8/5
もう一人のドライバーさんの顔は見たことなかったんですが、今日初めて挨拶しました
なんとなく外見がいいおやじって感じで親しみ持てそうです。
一本目、北区からのオーダー
指名:かのん嬢 シングル
場所:ラブホ
要望:メイド服に極太バイブ
また来ましたね!ほんと通だね!コスプレばっちり似合っちゃうかのん嬢にメイド服で
後から極太バイブでズボズボですかい!いいねぇ?、
感想:「きーちゃん!あのお客さんすごいよ!超でかいの!ちんちん!」だそうです。
二本目、足立区からのオーダー
指名:りえ嬢 シングル 
場所:ラブホ
要望:秘書スーツにパンスト&ローター
いんやぁ?まいった!あんたもマニアックだね。パンストでローター固定すりゃ両手自由
だもんね!タイトなミニスカート・・堪りませんな。パンストふとももにドクドクと
・・あっ勃起んこ。
感想:ローターでメロメロ顔でお帰りなさい。疲れて車で寝てました。
この日は土曜日、この後九本までいきました。嬢も俺も疲れ気味。

8/6
最低一日に一本はこなさないと自分の稼ぎにはなりません。
しかしだいたい三本あたりが限度で、あとは惰性になってしまいお客さんを満足というか
いい印象を与えることが出来ない。とオーナーが言っていました。
日曜日、初めての三本連続配達です。中には待ちきれない客もいまして「まだぁ?」と
ドライバーに電話をかけてくる人も居ます。でもむかついてはいけません、ある程度真摯に
対応。「いま向っております、ナビですとあと15分と出ております」とか。なるべく
遅れたからキャンセルというのは避けたい。でも事故起こす訳にはいかない。という
時間との戦いです。
逆にお迎えが間に合わない時は、延長じゃないのに女の子と雑談している時間って
ありませんか?そういう時間を利用して口説いたりしないで楽しい話をすると
けっこう女の子も憶えてたりします。

8/7
今日は問題発生です。かなり深刻らしくオーナー直々に俺の隣に乗ります。
近場の五本目で届けたりかこ嬢がどうやら風呂場で生本番されたらしく、俺に電話かけてきて
ローションで遊ぼうと言われ遊んだら、強引に挿入されてイヤがると、三往復位で射精。
たっぷりマン土手にかけられたと言うのです。一児の母という事もありみんなのお母さん的
存在で、避妊の事やピルの用量用法、ゴムつけるタイミング等を指導というか笑いながら
教えてくれてみんなに頼られる存在でした。
強面オーナーはこういう時は話しかけてはいけません。ひたすら飛ばします。
「車で待ってろ」と一言だけ言われ待ちます。その後はご想像通りです。
ニコニコ顔で戻ってくるオーナー。りかこ嬢も出てきました。相手は何処へ?
聞けません。これだけは聞けません。手にはなにやら紙を持ってますが、これも言えません。
「おぅ!帰るぞ!りかこ大丈夫か?」「うん、OKですよん」なんか変な信頼感がありました。

8/8
今日も問題発生です。待機室というなんともヤニ臭い部屋があるんですが、そこにはTVと
ソファ、ベッド、冷蔵庫なんでもあります。たこ足配線の携帯充電器には笑いますが。
そこで、俺がシャワーを借りようと入っていくと、ギャルデリのさとみ嬢と高飛車ななこ嬢
がなにやらとっくみあい。キャットファイト!でも変に介入するとおかしくなるので
冷たいようですがシャワー室へ。誰かしらのシャンプーを借ります。段々と声が大きくなり
さとみチームvsななこチームそして傍観者・制止者という構図になってまいりました。
あまりに酷いんで止めに入ろうとするけれど「どけよてめぇ!」とか「むこう行けよ!」
とか「はやく辞めさせて!」とか「キーちゃん早く止めて!」ステレオ放送です。
やっと落ち着いて違う部屋に連れて行きオーナー来るまで電話は受け付けなし。
これだけでも大損失です。一時間後オーナー帰着。「なにしとんじゃ!」と一喝。
きょうこ嬢とりかこ嬢がオーナーに説明したところ、オーナー「さとみ帰れ!今日は帰れ」
歯向かうことなく出て行きました。原因は指名No.1なのは本番させてるからでしょ?
と聞いたらしい。真相は闇ですが、こんな事もあるんです。

8/9
3時に終ると電車もありません。送る役はおじさんと俺です。近い子はタクシー、
寝たい子は待機部屋でおねんね。今日はりえ嬢を送りに向います。
2時にラストが終わり待機しないでそのまま帰るりえ嬢はフェロモンムンムンの
エロっ子です。人気があるのですが、出勤日が少ない為争奪戦になり常連さんは
来週も何時から!と先にお金くれるので新しい人はなかなか入れません。
結婚してるとかしてないとか、彼氏居るいない、どんな過去があるとかないとか
そういうのはこの半月で知ってはいけない事だと知りました。知ると情けが出てしまい
贔屓したり辞めさせたくなってしまったり、はたまた好きになってしまうかもしれませんから。

でもこの日だけは神様許してください。
車の中でりえ嬢が泣いてます。女の子が泣くのは別に特別なことではないんです。
車の中でグスンとかズズーとかいろんな子がよく泣いてます。
故郷を思い出すのか、辛いことがあったのかなんて俺には判りません。
そこは沈黙、「なにがあったの?」なんて聞いてはいけないんです。
りえ嬢は「きーちゃん、私もうやめようかな」と言います。
しかし辞めればとか辞めないでとかは言えないので「自分が判断する事ですよ」となだめる。

ニコっと笑うと「そうだよね」と微笑んでます。う?んかわいい。
すると突然、「きーちゃんってデリ使うの?」
「つかわないっすよ」
「え?彼女とH?」
「いないから右手ww」
「うわぁサミシww」
「この仕事時給すくないもんさぁ、風俗なんていけないよ」
「そっかぁ」
なにやら怪しい雰囲気。家の近くに着きました。ストーカーとかあるからオーナーからは
家の玄関の前まで送るのが仕事!と言われてるんですが、家を知ってしまうと
通りかかった時についつい見てしまう。なのでいつも50M以上手前停車。

驚いたことにふとキスされたのです。
「へへ、私でいいなら抜いてあげようか?」オーナーの顔がよぎります。
「そりゃまずいっしょ、オーナーに殺される」
「内緒にきまってんじゃんww!」
「なんでまた?」
「う?ん、きーちゃん仕事終るとお茶とかプリンとかくれるじゃん?」
「うん」
「ああいうのって他のドライバー無いもん、結構あれで助かってるんだぁ」

じりじりとジッパーを脱がされ、髪の毛のいい匂いを嗅いだ瞬間にビンビンでした。
「ど?れ、きーちゃんの私がいただきっ!」
パクっと咥えてじゅるじゅると頬の内側をこすりつける。舌は休み無く亀頭周辺を
くりくりと舐めまわし、頭が上下するたびに髪の毛のいい匂いと背中から香る
フェロモンの様な女の匂い。頭がクラクラしてくる。
前に届けた客の要望をつい思い出してしまった【ブレザーの女子高生でバイブ責め】
強烈に快感が襲ってくる。でも顔も身体も何故か触っちゃいけない商品の様な気がした。

「ん?気持ちよくないかな?私下手だからゴメンね」
「あぁちがうちがう、そんな事ないよ、あまりに突然でびっくりしただけ」
「いいよ触って、それの方が興奮するでしょ?」
「うん・・・」
でも、ここまで頑張ってくれてるりえちゃんにも申し訳ない。
するりとスカートの中へ手を入れる。派手なTバックの横をからずらして指入れると
ちょっとしめった感触が指についた。小さくこねくり回してみる。
咥えながら「んっ」「うぅ?ん」と軽く悶える。

上下の頭の動きが激しくなる。じゅぼじゅぼとエロい音が聞こえ始めると
りえちゃんの穴周りもじわじわと濡れてくる。突然ちゅるんと離すと
「あ?んもう欲しくなっちゃうじゃん!きーちゃんのエッチ!」
そういうと手でまた握りなおして口元へ持ってゆく、唇で数回擦った後に
なんの前触れも無くじゅるっと一気に根元まで咥えてゆく。

指が半分以上入ってる。抜き差しするとしっとりとエロ汁がまとわり付いて来る。
動きを早くしてみると喘ぎが変わった。「あっダメ、きーちゃん!エッチな手どけてよ」
でもすぐに咥えなおす。もう限界だった、ぎゅっと指が締まるし、薄着の胸の乳首の感触が
手の平から伝わってくる。「あぁりえちゃんいきそうだよ」

「いいよ、きーちゃん!」
「あぁ」指を根元まで埋めて、片手は胸をギュッと掴み、髪の匂いを思い切り吸い込むと
脚が震えるような快感が訪れた。しばらく出ているような跳ね返り感、気持ちいいという
感覚を通り越して痙攣してるという感覚。
一分近くしてようやく身体の力が抜けた。股間から顔を覗かせたりえちゃんは
「きーちゃん、なにこれ、すっごいじゃん、飲み込めないほど濃いよww」
「りえちゃんだってすごい濡れてるじゃん!」
「だって指入れなんて久しぶりだもん、誰にもさせないしww」
「そ?なんだ」
「ねね?こんどはタイミング合ったらHしちゃう?」
「えっ!」
「あっ!嫌な顔したぁww」
「やばいっしょ」
「ははwwwじゃね、送りありがと」

りえちゃんはそう言うと家まで歩いていった。
車内にどこからかともなく香るいい匂い。なんか一線を越えてしまった気がした。

8/10
大量に射精したのでお疲れ気味です。あのりえ嬢の口に大量に出したかと思うと
なんとなくまだ勃起んこです。そんなりえ嬢は今日は休み。なんとなくホッとします。
一本目、江戸川区からのオーダー
指名:りえ嬢いないのでフリー ななこ嬢をチョイス
場所:一軒家
要望:アナルできる子(当店はそこまで出来る子はおりません)
またはパイパン気味の子
なに?ななこ嬢パイパンなの?うそくせぇ、毎日下向いてジョリジョリしてんじゃねぇのか?
かー!うそくせぇ!
感想:危なく剃られそうになったらしいです。剃られればいいんだよおまえなんか!

8/11
先日ななこ嬢とけんかしたさとみ嬢がきょうでラストです。
ギャルデリさとみ嬢はやっぱりNo.1になりたかったんでしょうね
最後の五本目でお届けです。
葛飾区からのオーダー
指名:フリー なのでさとみ嬢をチョイス。シングル。
場所:ラブホ
要望:とにかくかわいい子。
こういう要望が一番困ります。例えばおぱーいビッグな子とか、おしり大きい子とか
背の小さい子とか、それなりの特徴あればなんとか頑張れるんですが、かわいい子という
のは人それぞれ感覚が違いますからねぇ・・・こればかりは・・・
感想:ごくろうさまとお茶渡したら、ありがとうありがとうと泣いてた。
思わず妹みたいに感じてしまいちょっと抱き締めてしまったら
そのまま胸で無かれTシャツは鼻汁まみれ。つっぱらなければいい子なんですがねぇ?幸あれ。

この日ななこ嬢を除いた数名でお別れ会。
きょうこ嬢やりかこ嬢、オーナー、俺あと遅れてりえ嬢、かえで嬢、かのん嬢。
「なんかあったら相談しに来い!」というオーナーのYシャツも鼻汁まみれでした。
きょうこ嬢飲むとイクナイ!強引にちんこ触るわ、キスしようとするわ、いつも無口なのに
お喋りするわで回りは唖然。しまいにゃオーナーのちんぽ引きずり出してるww
オーナーの愛人だと思っていたりえ嬢は違うんですね、愛人はきょうこ嬢だったんだと
この日初めて知りました。

ドライバーの俺は車なので酒が飲めません。
りえ嬢とはあんまり話もせずみんなを車に乗せて出発。
そしてオーナーを降ろし、かえで、かのん嬢を降ろし、りかこ、きょうこ嬢を降ろすと
時計はもう5時過ぎ。りえ嬢は黙ったままです。
家の前につきました。沈黙は続きます。
「きーちゃん?」
「ん?」
「なんか冷たいじゃん?」
「そんな事ないよ?」
「あれからやっぱり変だよ?」

「私の事汚いとか薄々思ってるでしょ?誰でもやる女だからデリなんてやってるんだ!って」
「えっ?そんなの思ってないって!」薄々というより多少なりとも思っていた自分が居ました。
「じゃぁ今日きーちゃんとホテル行く!」
「ちょ!待ってよww今生理ww」
「ほら!嫌がってる!どーせそういう見方しか出来ない男だったんだね、がっかり」

「なに?どうしたのりえちゃん」
「もう私やめる!もう会わなくて済むでしょ!こんな汚い女と!」
ドアを豪快に開けてりえちゃんは出て行き走り去っていきましたが
その後姿はこころなしか震えてるように見えました。