「じゃ、留守番よろしくね。さゆり。」
母が玄関のドアを開きながら言ってきた。
「は?い。」
さゆりは少し不服そうに返事をした。今日は仕事が休みなので買い物にでも出かけようと考えていた矢先に、留守番をしろと命令されたのだからつまらなくもなる。
しかも、出かける理由が近所の仲間との日帰り温泉旅行では残される身としては不服なのも当然である。
「お土産買ってくるから。それじゃ!」
と言うと、母はさっさと出て行ってしまった。
「あ?あ、いいなぁ温泉。」
と、ぼやきながらさゆりは玄関のドアに鍵をかけた。それからリビングに行き、テレビのリモコンを掴んでソファに腰掛けた。色々とチャンネルを換えてみたが、さすがに平日の午前ではさゆりにとって面白そうな番組はなかった。
「つまんないの。」
と呟くと、ゴロンとソファに横になった。
今日は仕事が休みで、いい天気で、出かけるにはもってこいな日なのだが、家で留守番とはついていない。
勝手に出かけようと考えたが、何だか母に後ろめたい気がするから思い止まった。もう一度寝ようとも考えたが、それも何だか勿体無い様な気がした。
こんな時だから家に彼氏を呼びたいのだが、肝心の彼氏は前々から友人同士で遊びに行くと言っていたから呼ぶのは気が引ける。
などと色々考えながら悶々としていたら、ソファに寝そべってから既に1時間が過ぎていた。
時計を見ると午前10時だった。
(あ?、後2時間でお昼だよ?。)
と考えていたときだった。
「ピンポーン」
と玄関のチャイムが鳴った。さゆりはびっくりしてがばっとソファから起き直った。
(誰だろう?お母さんからは何も聞いてないし…。セールスとかだったらやだなぁ。)
と考えながらどうしようか迷っていると、もう一度チャイムが鳴った。
「ピンポーン、ピンポーン」
(もう、2回も鳴らさないでよ。)
と思いながら玄関に向かい、恐る恐るドアののぞき穴から外を見てみるとそこには従兄の悟が立っていた。
(あ、お兄ちゃん!)
さゆりは訪問してきた者が知人であることに安堵すると同時に悟という話し相手ができたことに喜んだ。
さゆりは直ぐに玄関のドアを開けた。
「こんにちはお兄ちゃん。今日はどうしたの?」
「今日は学校が休みだし、散歩がてら寄ってみたんだよ。」
そう言う悟は確かにジーンズにシャツというラフな格好だった。
「とか言って、ご飯食べに来たんでしょ?」
さゆりはいたずらっぽく笑いながら尋ねた。
悟は岩田家のある所から2駅程行った所のアパートに住む大学生で、親戚である岩田家にはよくご飯を食べに来ていた。
歳は21で15歳のさゆりからすれば兄の様な存在だったのでさゆりは悟の事をお兄ちゃんと呼んでいた。
それはさておき、さゆりの質問は間違いではないので、
「まあね。」
と悟は苦笑気味に答えた。
「でも残念ね、お兄ちゃん。今日はお母さんは出かけてて夜まで帰ってこないの。
 だからお母さんの手料理は食べれないわよ?それでも寄ってく?」
またさゆりはいたずらっぽく笑いながら尋ねた。
「そりゃ残念だ。でも、ケーキ買ってきたんだよなぁ、どうしようかなぁ?
 さゆりが帰れって言うなら、帰って1人食べようかなぁ?」
と、悟も慣れたもので、留守番で暇であろうさゆりに揺さ振りをかける。
「もう、お兄ちゃんのいじわる。退屈でしょうがなかったんだから私の相手してよ。一緒にケーキ食べよ。さ、入って。」
さゆりはなかなか家に入れてくれと言わない悟に業を煮やし、自ら家に招き入れた。
せっかくできた話し相手に逃げられては困るというのもあったが、何よりさゆり自身が久しぶりに会う従兄と遊びたかったのだ。
さゆりは悟をリビングへ通すと、そのままお湯を沸かしにキッチンへ向かった。
調度良く午前のおやつの時間だったので早速ケーキを食べる事にしたのだ。
「紅茶とコーヒー、どっちがいい?」
「ん、コーヒーお願い。」
「だめ、私は紅茶がいいの。」
「何だそりゃ。じゃ、紅茶でいいよ。」
「じゃ、紅茶ね☆」
と他愛も無い会話をしながら2人でおやつの準備をして直ぐにケーキを食べ始めた。
食べながらも他愛も無い会話は続いたが、主に話し手はさゆりだった。
さゆりの話は今日留守番を言い付けられた事から自分の仕事の愚痴に及んだ。
悟も始めは真面目に聞いていたのだが、適当に相槌を打ったり頷いたりし始めた。
さすがに愚痴ばかりでうんざりしてきたのもあるが、実はそれだけではない。

さゆりは悟の正面のソファにもたれ掛かって話しているのだが、
さゆりが姿勢を変える度にスカートの奥の方でピンクの下着が見え隠れしていたのだ。
始めに述べた通り、さゆりは出かけるつもりだったのだから、
格好も黒い長袖のTシャツに赤と白のチェックのミニスカートというものであり、
これに適当なジャケットを羽織って行くつもりだった。
さゆりはこの格好でソファに座り、姿勢を変え、時々足を組んだりするのだから
ミニスカートから下着がチラチラと見え隠れするのは当たり前といえよう。
また、このチラリズム全開の主があの岩田さゆりなのだから
如何に相手が親戚の15歳の小娘とはいえ、いやむしろ15歳の少女だからこそ
悟がそちらに気を取られてしまうのも無理はない。
だから、悟がこの後にあの様な行動に移ってしまったのも、
いたし方の無い事なのかもしれない。
魔が差した、という言葉があるがこのときの悟が正にそれだったろう。
いや、むしろ悪魔が乗り移ったと言うべきかもしれない。
少なくとも、さゆりの目に移る従兄は悪魔に見えたろう。
何回目かに悟がピンクの布を目にした時、悟の中で何かが切れた。
悟は急に立ち上がるとさゆりの側に移動した。
話に夢中だったさゆりは悟の異変にまだ気が付いていなかった。
急に側に来た従兄に向かって
「ねぇ、お兄ちゃん、ちゃんと聞いてる?」
と不満を言ったときだった。
悟はいきなりさゆりの着ているTシャツの裾に手をかけると一気に捲り上げた。
さゆりを万歳のような格好にするとTシャツを両手首のところで丸めて手の自由を奪った。
さゆりは一瞬何が起こったのかわからずただ茫然としていたが、気付いたときには既に遅く、パンティとお揃いのピンクのブラジャーが悟の前に曝け出されていた。
「いやぁー、何するのよお兄ちゃん! ちょ、止めてよ!」
さゆりは驚きと怒りとそして羞恥で顔を真っ赤にして叫んだ。
しかし、悟はさゆりの言葉が聞こえてないかのように胸へ手を伸ばすと
ピンクのブラジャーに手をかけて勢い良く上部へずらした。
すると、まだ小ぶりではあるが桜色の突起のついた綺麗な乳房が現れた。
「きゃあ、やめて、見ないで!」
さゆりは羞恥で顔を歪めながら叫んだ。
雪のように白く瑞々しい肌も恥ずかしさのせいで朱に染まっていた。
「お兄ちゃん、何でこんな事するの?」
羞恥で泣きそうになりながらも、さゆりは目の前の男を睨みつけた。
悟はイヤラシそうな笑いを浮かべると
「自分の胸に聞いてみな。」
とさゆりの体を嘗め回すように見ながら答えた。
それからスカートをつまんでゆっくりとたくし上げると、現れたピンクの下着を見ながら
「さっきからこんなものをちらちら見せびらかしやがって、誘ってたんじゃねぇのか?」
とにやにや笑いながら尋ねた。
それを聞いたさゆりは顔を怒りと羞恥で真っ赤にしながら答えた。
「誘ってるなんて、そ、そんなわけないじゃない!」
「そうか?それにしては何度も体の位置を変えたり脚を組んだりしてたよな?」
「な、さっきから何処見てたのよ!変態!さいて・・・、ヒッ」
縛られている事も忘れて従兄を罵倒しだしたさゆりの前に立っていた男は
少女の膨らみに手を伸ばすと荒っぽく掴み上げた。
「痛いっ!」
さゆりが痛みでひるんだ隙に、悟はさゆりの背後に回った。
万歳の格好で両手の自由を奪われているさゆりは何も抵抗できない。
できる事といえば脚をばたつかせる事くらいだった。
「さて、それじゃ楽しませてもらおうかな。」
悟はさゆりの両脇から左右の腕を前へ伸ばした。
「いやぁ、・・・変な事したら承知しないからっ。」
さゆりは虚勢を張るがその声は震えていた。
「くくく、いつまでそんなことが言えるかな?」
悟はそう言うとさゆりの胸を両の手の平で掴み上げた。
「はぅン!」
少女の肉体がびくっと反る。
いやらしいゆっくりとした指遣いで、触るか触らないか程度に円を描きながら
乳房へのマッサージが始まった。
「あぁ、くすぐったい・・・。いや、やめて。・・・先はだめぇ。」
さゆりは激しく身をくねらせ、なんとか手の刺激から逃れようとした。
「無駄だよ。そのうち気持ちよくなってくるから、大人しくしてな。」
悟は相変わらずいやらしい手つきで、
小ぶりではあるが揉みがいのある乳房をしごきあげ、
揉みあげ、掴んではいたぶり抜く。
「ああ、どうして私がこんなことされなきゃいけないのっ。」
叫んで、身悶えしてもどうにもならない運命だった。
「く・・・ん」
十分もしごきあげていると、乳首が硬くしこり、尖り始めた。
(なんで、先が痺れるみたいな・・・。あぁ)
敏感になってきた桜色の先端に触れられる度に、さゆりの全身がビクッと跳ね上がる。
少女の全身は徐々に汗ばみはじめ、早くも髪の毛が何本か額に張り付いていた。
(やだ、わたしおっぱいで気持ちよくなってる・・・)
さゆりは自分の体の反応に戸惑っていた。
さゆりの彼氏もさゆりとする時は乳房への愛撫も行ってくる。
だが、それもさゆりと同じ15歳の少年のものだ。
悟のように執拗でいやらしく、こんなに時間をかけて弄られることは無かった。
それにさゆり自身が彼氏とのセックスの時に気持ちいいと
思う事は少なかったので、
今自分の乳房に現れた痺れる様な感じは初めてだった。
悟はいきなり乳首を両方の指でくっと摘まみ上げた。
「ヒッ!」
胸を思いっきり反らし、さゆりは後頭部を男の胸に押し付けて息を吸い込んだ。
「ほら、これでどうだ?」
悟はさらに親指と中指で摘まみ上げた両乳首をくいくい引っ張りあげる。
「あっ、だめぇ。」
小ぶりではあるが、揉みごたえのある乳房を堪能しながら、
乳首をぐりぐりと指で左右に回ししごく。
「こうすると電気が走るみたいだろ?どうだ、気持ちよくなってきたろ?」
「はぁはぁ・・・、そ、そんなこと・・・ない。」
さゆりは涙目で首を横に振りながら反論するが、さっきから乳首を弄られる度に
身体をビクンビクンとさせている。
「ふふふ、感じやすいんだな、さゆりは。」
(感じ・・・ちゃう・・・・・・うそぉ)
さゆりの全身は真っ赤に紅潮していた。心臓もドキドキしている。
「どうしてっ?」
乳首だけでなく、乳房全体が触れられる度にひりひりと感じ出していた。
それから30分、男はさゆりの胸と乳首だけをひたすら弄び続けた。
「だめ・・・、あ」
さゆりはもはや、はあはあと息をつくばかりだ。
「さて、そろそろこっちの方はどうなってるかな?」
そう言うと悟はさゆりの背後から脚の方へ移動すると、膝を掴みぐいと開いた。
「あっ。」
さゆりは抵抗しようとしたが、今までの悟からの愛撫の為か体に力が入らない。
いとも簡単に股の間に悟を迎え入れてしまった。
悟はさゆりの股間がよく見える位置にしゃがみ込むと、
スカートをめくってピンクの下着を曝け出した。
下着は目に見えるほどに濡れていた。
「い、いやぁ・・・見ないで・・・」
さゆりは拒絶の意思を口にしたが、手の自由は利かず力も入らない為、
抵抗する事ができない。できる事と言えば、顔を逸らすことくらいか。
「すっかり濡らしちゃって。パンツが透けて中身が見えそうだぞ。」
「やめて・・・見ないで・・・お兄ちゃん、もういいでしょ?
 もうこんなこと止めて。」
悟の言葉に、さゆりが目に涙を溜め訴える。
「そうだな、もう十分だな。」
悟が笑顔でそう答えた。さゆりはそれを聞いて安堵した。
が、それも束の間、次の瞬間悟はさゆりの股間を下着の上からなぞり上げた。
「ヒゥッ・・・  え?お兄ちゃん、どうして?」
さゆりが困惑と絶望の表情で悟を見つめる。
「おっぱいの方は充分弄ったから、次はこっちを弄くってやるよ。」
悟は下卑た笑顔で言下に答えた。
悟はさゆりの抵抗が薄れたのをいいことに、下着の上からさゆりの股肉の感触を楽しんだ。
濡れた部分を中心に、ときには上下になぞり、ときには指をぐりぐりと押し込んだり、さらには回りの肉を揉み込んだりなどして弄り回した。
「ふぅ・・・クゥ・・・あ・・・ん」
その度にさゆりは体をびくつかせ、はあはあと荒い息を漏らす。
(どうしよう、体が痺れているみたいで、逆らえない。)
胸部への執拗な愛撫で体中の感覚が敏感になっていたせいか、乳房に感じた痺れる様な感覚が腰の回りにも広がり始めていた。
「じゃ、そろそろ見せてもらおうか?」
悟はさゆりの腰に手を回すとピンクの下着に手をかけ、一気に引き下ろした。
「あぁ・・・やぁ」
さゆりが腰回りの感覚に翻弄されている隙に、さゆりの股間は外気に晒されてしまった。
左右に広げられた真っ白なむっちりとした脚の間のおんなのしるしが、
開き始め、赤い肉を覗かせていた。
「ダメェ・・・見ないで」
既に抵抗ができなくなっているさゆりは、赤くした目元を逸らして横を向き、唇をぐっと噛み締めた。
ぬるんと中指でワレメを擦り上げると、少女はのけぞった。
「いやっ」
男は女の抗議など聞こえなげに淫裂を擦り上げる。
「だめっ!そんなところ触らないで・・・許して!」
「さゆりをもっと気持ちよくさせてやるよ」
「いっ・・・やぁ。」
悟はまたさゆりの背後に回りソファに腰を下ろすと、さゆりをその腰の上に乗せ、少し後方に傾斜をつけた。
悟は少女の脚をさらに左右に開くと、ピンク色の可憐な肉裂に手を伸ばした。
「や・・・さわらないで」
震えながらつぶやくさゆり。
あどけない少女の顔は火照って汗ばみ乱れた髪がかかっていた。
呼吸の度に動く胸部にはピンと乳首が勃っていた。
「指で犯してやる」
「ま、待って!」
悟はあわてる少女を押さえ、左手の中指をゆっくりと15歳の中心にずぶずぶと埋め込み始める。
「あ、あ、あ」
少女は口を開くが、突然の異物の侵入に動揺して、言葉も出せない。
悟は暴れる肩を右手で抱え込みながら、中指を進めた。
先程までの執拗な愛撫のせいか意外とあっさり、根元まですっぽりと入り込んで止まった。
「さゆりの中、すごく熱いぞ」
(入れられちゃった・・・)
絶望するさゆりの心とは裏腹に、秘裂の中は熱くうごめき、内壁がふくらみ、男の指を引き込むようにぐいぐいと締め付ける。
悟はゆっくりと指を引き出し始めた。
「う、う、う」
少女は真っ赤に上気した顔をのけぞらせ、腰を痙攣させる。
途中で指を止め、中の粘膜を上、下、左、右へと押し込むように広げ、膣壁を擦り上げるとその都度腰がびくつく。
「指がさゆりの中に全部入ってるぞ」
彼氏でもない男に無理矢理愛撫されているというのに、
少女の肉体は官能に目覚め、男を受け入れ始めている。
「これからもっと良くなるぞ」
「・・・もう、やめ・・・て」
さゆりは涙目で哀願するが、その言葉に抵抗の意思はもうほとんど感じられない。
悟はほくそ笑むと、いったん指を抜いて、
今度は二本指にしてゆっくりとまだ狭い膣に差し込んでいく。
「くっ・・・はぁ!」
さゆりは体内に挿入された指が二本に増えたことにうろたえ、
腰を浮き上がらせた。
「いやぁ、だめ。・・・そんなに入れちゃだめぇ!」
狭すぎる少女の膣なのに、スムーズにぬるぬると中指と薬指が根元まで埋まる。
しばらく指を動かさずにじっとしている。
(あ?・・・・・・・・・)
串刺しにされたまま、少女は腰をもじもじさせ始めた。
「どうした?」
悟が熱い内壁を指で探りまわすと、さゆりは目をつぶる。
指が動くたびに頬がさらに赤くなり、きゅっと唇を噛みしめる様子が見えた。
悟はそれから指をゆっくりと少女の陰唇を巻き込むように引き出していく。
さゆりはある地点で目を見開いた。
「ああっ?」
「この辺が気持ちいいんだな?・・・いいんだぜ、感じちゃったら思いっきり声を出しても。」
悟は指を途中で止めて少女に話しかける。
少女の頬は火照りきっているが、懸命に首を横に振る。
「ち、ちが・・・」
少女が堕ち始めていることを確認した悟は、指を挿入しては引き抜く、ストロークプレイを始めた。
「ちょっ、ちょっと待って!」
「ほうら、もう出し入れしても大丈夫だ。」
身悶えする少女の股間に、指が打ち込まれる。次第にそのスピードは上がっていく。
「や!やだあ!・・・変になっちゃうぅ!!」
指の出し入れの度に、くちゃん、くちゃんと淫水の飛び散るいやらしい音をさせながら、さゆりの秘芯は二本の指を雑作もなく呑み込んでいく。
少女は指を打ち込まれるたびに、腰を跳ね上げる。
「だめっ・・・こんなの・・・おかしくなっちゃう!」
悟は蜜汁にまみれた少女の淫裂にヌッチャ、ヌッチャと激しい指の出し入れを繰り返すたびに、生きのいい海老のようにのけぞるさゆりの耳元にささやく。
「気持ちいいんだろ?俺に入れられるのは初めてなのに、こんなにイヤらしく全部指が入っちゃうなんて・・・15歳なのになんてスケベなやつなんだ!」
真っ赤な顔をしたさゆりは首を振っていやいやをする。
「違うっ」
その間も指は止まらず、クッチャ、クッチャ・・・とぬるつきを増し始めた淫裂への抜き差しを繰り返す。
「こんなに濡れちゃって・・・さゆりのオマ◯コがいやらしい音を立ててるよ」
「どうしてぇ・・・そんな・・・」
ささやくと、さゆりは感じきって頬を火照らせた可愛らしい顔を見られまいと、なんとか逸らそうとする。
しかし、悟には大股開きで指を差し込まれた紅い淫裂と、尖りきった乳首がよく見えていた。
「彼氏でもない俺にこんなことされて、オマ◯コ濡らしちゃって、ものすごくイヤらしいな、さゆりは」
少女は目をつぶってぶんぶん首を振るが、股の間のいやらしい水音はますます激しくなっている。
「待って・・・待ってぇ!」
無理矢理されているという嫌悪感と、しかし初めて味わう快感とがさゆりの感覚を狂わせていく。
悟はピチャン、ピチャンと液体を飛び散らせながら、手のひらを股間に打ち当てるほどに指を挿入する。
「はんっ!  だめ・・・だめ・・・」
さゆりの腰がぐぐっとせりあがってきた。
大きな瞳を潤ませながら、口を開けてはっはっと規則的な息を吐く。
「イキそうなんだな?・・・さゆり」
「なんか変・・・身体が変になっちゃうっ」
「それをイクというんだよ。もういつでもイッていいぞ」
少女はぼんやりした頭を懸命に振り、耐えようとするが、口が開いて声にならない喘ぎを漏らしているばかりだ。
その時、中指の腹がさゆりの膣の上側のざらつきを探り当てた。
「はあああ!!」
その時極限まで反り返らせた柳腰が、陵辱者に完全な勝利を予感させた。
(だめぇ・・・!!!!)
指の間からは液体がしぶきを上げてまき散らされ、ソファの回りを点々と濡らした。
痙攣を続けた後、どさっと尻からソファに落ち、15歳の少女は長距離走の後の様な激しい呼吸で、余韻に震えていた。

指プレイで難なく二本指を呑み込み、潮まで噴いて絶頂に達したさゆり。
時間はまだ正午になる少し前だった。
全身が痺れてしまう様な絶頂を極めたさゆりは、はあはあと荒い息遣いを繰り返しながら、美しい顔を悟の胸にもたせかけていた。
「何で・・・」
それまでは身体が触れるのを避けようと背中を離したがっていたが、身体の力が抜けてしまっては、身を委ねるしかない。
「イッちゃったな、さゆり」
満足した様子の青年は、脚を開きっぱなしで喘ぐ少女の拘束を解いてやった。
それから、ぐったりしているさゆりの腰に絡み付いていたスカートを手早く抜き取った。
悟は念には念を入れておくつもりだった。
乳房の上に引っかかっているピンクのブラジャーを掴み取ると、悟は隠し持った荷造り用の紐で少女の手を後ろ手に縛り直していった。
「どうして!?」
もう終わりだろう高を括っていたさゆりだったが、気付けば一糸纏わぬ姿でまた拘束されていた。
悟はさゆりをソファにもたせかけると開きっぱなしの脚の間へと移動し、グッショリと濡れた恥毛が貼り付いたさゆりの秘裂を、目をランランと輝かせて見つめた。
「お兄ちゃん、何をするつもりなの?」
身体がずり下がっていく気配に、さゆりが怯えて問いかける。
「心配することないさ。もっともっといい気持ちにてやるよ」
悟は、クックッとくぐもった笑いをもらして、すっかり力の抜けたさゆりの両脚を、いっそう大きく割り裂いた。
そこだけムッチリと脂肪ののった両の太腿を肩に抱え上げる。
さゆりは「イヤッ・・・」とかすれた喘ぎをもらした。
悟の巧みな愛撫にすっかり身体から力が抜け、人形のようになすがままになっているのだ。
最も恥ずかしい部分に息がかかり、さゆりは不安に身体が震えた。
「や、やめて!そ、それだけは・・・」
「ん?何をやめるんだ?」
しれっと聞く従兄に、さゆりは顔から火が出るのではないかと思うほどの羞恥に見舞われた。
される前から股間を舐めないでなとと言えるわけがない。
悟は、そんなさゆりの恥じらいに満ちた表情を満足げに見やると、からかうように言葉を継ぐ。
「フフ・・・もしかして、オマ◯コを舐めて欲しいってことか?・・・やだなぁ、そんなイヤらしいこと言って。」
悟はべっとりと指に絡み付いてくる恥毛を愛おしげに梳き上げる。
それにともなって、愛蜜に濡れそぼった繊毛はひとたまりもなく、秘裂を露わに曝け出す。
最初は縦筋の割れ目だけだったさゆりのオマ◯コは、男の陵辱によって充血した淫唇を開き、男を誘い込む様な濡れた感じで光り始めていた。
それから悟は、薄紅色の肉唇を両手の指で無残なほどこじ開けた。
「いやあっ!」
さゆりがたまらず恥辱の悲鳴をあげた。
少女の股間には、後から後から滲み出す愛液でヌルヌルにぬめった媚肉が、生き物のように蠢いていた。
さゆりの媚肉は、悟の指でさんざんにこねまわされ、艶かしい姿に変わっていた。
愛液にまみれた鮮紅色の肉襞は、日光に反射してキラキラときらめき、紅の輝きをいっそう際立たせる。
無臭だった淫裂からは、ツンと酸味のある淫らな愛液の香りがしていた。
さゆりが快感にむせび、悲鳴をもらすたびに、甘酸っぱい香りが匂い立つ。
さゆりが感じれば感じるほどその匂いが濃くなり、淫靡さを増してくるのだ。
悟の舌が獲物を前にした肉食動物のように唇をペロリとひと舐めした。
「いやっ・・・ああ、待って!・・・いやあっ!」
危険なものを感じてさゆりは悲鳴をあげ、腰をばたつかせて逃れようとする。
その途端、舌は期待にたがわず長く伸び、指先で大きく割り開かれた花唇の間にするりと滑り込んだ。
「きいっ・・・ヒイイッ!」
舌はまるで生き物のようにうねうねと蠢き、敏感な果肉を舐めさする。
その度にさゆりは耐えきれないように状態をのけぞらせ、食いしばった歯の間から押し殺した悲鳴をもらした。
普段のアイドルとしてのイメージいからは想像もできないほど淫らな大股開きで、痴態をさらしているさゆり。
一糸も纏うことを許されず、奴隷の様な格好で両手を後ろ手に縛り付けられている。
悟の舌の動きがいっそう激しくなり、さゆりの股の間からペチャペチャと淫靡な音がしてきた。
男が少女に聞こえる様にわざと音を立てて少女の泉を啜っているのだ。
「い、いやっ・・・そんな、ああっ!」
自分の恥部から淫らな音が発していることに耐えきれず、さゆりは綺麗な眉を苦しげに歪め、首を左右に振り立てる。
そんな恥じらいの仕草も陵辱者の嗜虐心をいっそうかき立てる。
わざと大仰な口調で言い放つ。
「いやらしいなぁ。こんな大きな音をさせて。」
「あぁ・・・はぁはぁ・・・いやあ」
意地悪な言葉に耐えきれないように、さゆりは緊縛された身を激しく悶え、なんとか下半身を悟の口から遠ざけようと腰をよじる。
だが、悟は巧みに太腿を抱え込み、いっそう激しいキスをそこに注ぎかける。
「あぁ・・・あ、あん・・・ふぁ・・・あん、あん」
少女の喘ぎに快感の色が濃くなってきた。
悟は口のまわりをベットリと愛蜜に濡らし、ニヤリと淫靡な笑みを浮かべると、なおも顔をさゆりの股間に伏せていく。
「気持ちいいんだな、さゆり。もっと感じさせてやるよ。」
「ち、違う・・・ああっ。はああっ!」
悟が唇を細く突き出し、割れ目の上の合わせ目の部分に差し出した途端、少女のよがり声がいっそう甲高くなる。
悟がさゆりの急所を吸い上げたのだ。
あのほんの小さな肉突起が、少女を狂わせるのだ。
(そ、そこはっ!)
さゆりは羞恥に身悶えした。
悟はためらいもなくさらに突起を舌で舐め上げた。
「はぅぅ!舐めちゃだめッ!」
包皮を舌で剥き上げ、肉芽をしゃぶり立て、連続してしごき上げる。
「いやぁぁっ!・・・そこはっ・・・あぁん・・・だめぇ」
さゆりの身体がゴムまりのように跳ねる。
「あんっ!・・・こんなぁ・・・はぁはぁ・・・あん!あぁん!」
繰り返しクリトリスを舐め上げ、執拗に刺激を続けると、さゆりの淫裂からはさらにぐちょぐちょと、粘度を増した愛液が流れ出てくる。
足先の指がきゅっと折り曲げられるの見えた。
「あぁっ、も、もうダメ!」
さっき指で犯された時と同じように、腰のまわりがジンジンと痺れ出していた。
「またイキそうなんだな?さゆり」
悟はさらに突起や淫唇を舐め上げる。
「でも今度イク時は必ず『イキます』と言うんだぞ」
「そんなっ・・・あぁん」
「言わないと、イカせてやらないからな」
「ううぅ・・・」
少女ががっくりと頭を垂れる。
悟はここぞとばかりに集中してクリをねぶり続けた。
クリトリスだけを執拗に責められ、抗いようもなくさゆりは昇りつめていった。
「や、やだっ、あぁん、ああああ、い、イクッ、イッちゃうぅ!」
さゆりは大声で喘ぎ、激しい痙攣の後、ぐったりとソファにもたれかかった。
さゆりは悟のクンニリングスで2度目の絶頂を迎えたのだった。

時間はまだPM00:30を回ったばかりだ。
「も、もう・・・はぁはぁ」
2度も絶頂を極め、さゆりはもはや、はあはあと息をつくばかりで、脚を開かされたまま閉じようとする努力もやめていた。
「・・・もぉ・・・許して」
首を垂れ、股間を剥き出しにされていても気にする余裕もない。
「もう限界だ」
「なに?・・・やあ!」
少女は思わず目をつぶってしまう。
悟が目の前に立ったかと思うと、穿いていたパンツを下ろしたのだ。
(なにコレ!?)
巨大な、二十センチはありそうな赤黒いグロテスクな怒張を突きつけられた。
脚の間から生えている、硬そうな棒がビクビク脈打っている。
「イヤぁ、やめて」
少女の声が震える。こんなのは見たことがない。
セックスの経験といえば今の彼氏が初めてだったし、さゆりと同い年だから当然と言えば当然だが、彼氏のはこれほど大きくはない。
悟は大きく息をついた。
少女の腰の前に膝立ちになり、両膝を掴んでM字の状態に割り開くと、カチンカチンに硬直した肉棒を右手で押し下げた。
身体がずり下がった形でソファにもたれ掛かっている為、前を向いて肉裂を開いているさゆりの股間に、ぬるんと先端を滑らせる。
「おっと」
「いやああ!」
さゆりは拘束された上半身をひねり、絶望的な抵抗で腰をくねらせ、肉棒を外そうとする。
「フフ・・・覚悟しろ」
勝利の笑みを浮かべながら、悟はずるっずるっと二十センチの剛棒の先端を濡れきったワレメになじませ、上下に滑らせる。
「お願い・・・許して・・・」
開脚された脚の間から哀願する少女だが、その肉裂は言葉とは裏腹に、洪水のようにぬるぬるした愛液を次々と湧き出していた。
悟は少女の肩をつかみ、M字にされた脚の間に腰を進める。
「さゆりを、犯してやる」
「だめ・・・」
少女は全身を桃色に染め抜き、ぽってりした唇を開いてはあはあと喘ぎながら、あらぬ方向を見つめている。
男は手で押し下げた肉棒の先端だけをゆっくりと少女の肉穴に埋め込んだ。
「アアッ!」
上半身がぐんと反って揺れる。
亀頭だけが熱いぬかるみに柔らかく包まれた。
すると早くも肉襞が肉棒を、中へ中へと誘い込むかのようにうごめき始めた。
悟は一気に肉裂を刺し貫いた。
「はあぁぁん!」
腰を浮かせて叫ぶさゆり。
「さゆり、どうだ?気持ちいいだろう?」
「・・・そ、そんな」
(違う)と言いたかったが、本当に気持ちよかった。
そしてさらに、アレを埋め込まれた秘芯のもっと奥の方が・・・疼き始めていた。
(もしそこを、アレで突かれちゃったら・・・)
「はああんッ」
男が肉棒を半分抜いて、いきなり打ち込んだ。
「くっ・・・あああっ、ああ、んん、あん」
また抜いて、びたんと打ち込む。
少女の愛液がすっかり肉棒に馴染んだのを見てとった悟は、びたんびたんと本格的な抽送を開始した。
「そうら・・・最初から中まで入ってるぞ」
「ああっ、あん・・・いやぁ・・・入れちゃ・・・全部入っちゃうぅっ」
男の腰が後ろへ下がり、赤黒い肉棒が少女の張り切った股間から抜かれて顔を見せたかと思うと、ずんと濡れ切った淫裂に埋められる。
「繋がってるとこ、見えるだろ?」
(イヤッ・・・恥ずかしい)
見たくなくても、自分の股間にぬらつき光る男のアレが出たり入ったりしている光景が視界に入ってきてしまい、さゆりは気が狂いそうになる。
男は容赦なく、少女の肉穴を規則正しく突き続けていた。
「ハァッ・・・あん、くふぁ・・・んん・・・あん、あん」
(あ・・・れ?)
さゆりは何度も膣穴を突かれるたびに、じんじんとするような・・・確実に微妙な感覚が腰の奥で生まれ始めていることに気付いた。
こんな感覚は彼氏とのセックスでは味わったことがなかった。
(なに・・・これ)
少女の歪められた眉は明らかに苦痛によるものではない。
秘穴にずんと埋められるたびに、口が開いてしまう。
「くはっ・・・あん、ああん・・・」
「感じちゃってるね、さゆり」
(どうして)
突かれているうちに、さゆりの顔がさらに真っ赤に染まり、自然に腰が動き始めた。
(これ以上されたら、もう・・・)
奥にたまった感覚は本物だった。
少女の腰の疼きは大きな痺れに変わり始めていた。
悟はいったん動きを止めると、腰を回し始めた。
「こうすると、もっといいだろう?」
「うぁ・・・こ、こんなのぉ」
クリトリスが股間と股間の間で押しつぶされ、ジンジンとした腰の痺れがさらに大きくなる。
さゆりは自分の腰が自分とは別物のように男の肉棒を追って、クイクイ動くのを感じていた。
「さゆり、お前は、なんていやらしいんだ!」
「だめ・・・回しちゃだめ・・・」
(あ、あそこが気持ちイイ・・・・・・!)
もはや隠しようもない快感に瞳を潤ませた少女は、しっとりと汗ばんだ腿で男の腰を、無意識のうちにきゅっと締め付けた。
もはや完全に、挿入で感じていた。
悟は回転を止めると、いきなり先端ぎりぎりまで肉棒を抜き、膣奥へ向けて叩き込み始めた。
「はぅ!やん!・・・あ、あん!そんなに突いちゃ・・・だめっ!」
少女の膣穴と男の腰の間で、愛液がびちゃびちゃと飛び散りだした。
「凄い濡れ方だぞ、さゆり」
「あぅ!そんなあ!はぁはぁ・・・あん、ち、違うの!・・・」
完全に男を受け入れるための穴と化したさゆりの肉裂はぬるぬるに濡れ切りながらも、抜こうとする肉棒を名残惜しげに締め付けて離さない。
恥ずかしい水音はますます高く部屋に反響する。
「く!なんていいオマ◯コなんだ!」
悟にも耐えがたいほどの締め付けだったが、さらに繰り返し深い打ち込みを続ける。
「さゆり・・・こんなに簡単に入って恥ずかしくないのか!?」
「あ・・・あん・・・うそっ・・・」
さゆりは串刺しにされるたびに、腰が痺れる様な快感がどんどん高まってくるのを感じていた。
全身は汗まみれで、紅潮しきった顔を左右に振る。
息がはあはあ上がる。
「あう!くふぁ!あん、あん!・・・奥まで入っちゃう!」
もう何を口走っているのかわからない。
セックスでこんなに声を上げたことはなかった。
悟は乳首を摘み上げながら、ひたすら肉棒をさゆりの秘芯に打ち込み続けた。
「そらっ!・・・強く突いても平気だろう?」
「やん・・・あん・・・痺れちゃう!」
乳首からも痺れを送り込まれ、さゆりは痙攣する。
男の打ち込みをオマ◯コで受け止めながら、腰に今までの十倍ぐらいの熱い塊が溜まるのを感じていた。
「はうぅぅん!」
両脚を引きつらせ、真っ赤な顔をのけぞらせながらさゆりはついに叫んだ。
「もうダメ!腰が・・・変になっちゃう!・・・イッちゃう!イッちゃう!」
少女は全身を紅潮させ、後ろ手に緊縛されたまま男のピストンを受け止め続ける。
悟は激しく腰を少女の股間に叩き付けた。
「イクゥ!イキます!」
「出すぞ!さゆり!お前の中に流し込んでやる!」
少女は腰を思いっきり持ち上げて男の肉棒をくい締めた。
その途端、悟はドッと大量の射精を開始した。
(ああっ・・・またイッちゃう)
さゆりはビクビクと激しく腰を痙攣させた。
そして中では、流し込まれる男の精を受け止めていた。

時間はまだ午後1時になっていない。
絶頂のショックが覚めやらぬさゆりから、悟はずるずると肉棒を抜き出す。
「はぁぁ・・・」
ため息をつく少女の中心で、開き切り、無残に陵辱された穴から大量の白濁駅が流れ出る。
悟はぐんにゃりした少女の身体を起き上がらせ、膝に乗せる。
「よく頑張ったな。でも、気持ち良かったろ?」
力なく首を振るさゆり。
「も、もういいでしょ?お兄ちゃん?」
「ん?何言ってるんだ、さゆり。まだまだこれからだぞ。」
そういう悟の怒張はまだ天を貫かんとそり立っている。
それから悟はさゆりの肩を抱き、腿に乗せた少女の乳首をつまみ、引っ張る。
先を引き出すたびに少女の身体はビクンと反応し、アソコからじゅわっと液を滲み出していた。
(どうしてぇ・・・こんな・・・感じすぎちゃう)
「そら、さゆりの好きな格好だ」
「えぇ?」
赤い顔のさゆりを後ろから抱え直し、両膝を掴んで脚を思いっきり左右に開かせた。
もはや、はあはあ荒い息をするだけで抵抗しない。
少女の足が、男の腿からぶらんと床へ下がる。
「はぅん」
悟は左手でさゆりの乳首をいじり始めた。
(また・・・痺れてきちゃう)
乳首を弄られるたびに秘部がじんと疼いてしまう。
さゆりは、陵辱者の執拗な愛撫で淫らになってしまった自分の肉体に動揺しきっていた。
「あうぅ!」
男が左手で乳首を摘みながら、右手の指でクリトリスをとらえ、ひねり上げた。
少女の腰が浮き上がる。
悟は後から後から粘液を滲み出す秘裂にぐっと中指を挿入した。
「ほうら、また入っちゃったぞ」
「あああん!」
さらに持ち上がる腰に合わせ、指ピストンを再開する。
「あぅ!指が!・・・入れちゃだめぇ!」
蜜汁が打ち込みの度に溢れ出し、肉裂の入り口はぬるみ、淫唇が濡れ光る。
指を呑み込んだ果肉がヌチャヌチャと大きな音を立て始める。
「あ・・・あん、あん・・・だめぇ!イクゥ!」
腰の上でさゆりの身体がバウンドする。
開いた両脚を突っ張り、震える。
白い足指が内側にぐううっと折り曲げられた。
「クリを弄っただけでイッちゃったのか?・・・ちゃんとイキますと言わないとだめじゃないか」
さゆりはぐったりと真っ赤な顔をもたせかけ、肩で息をするだけだった。
「さ、もう一度本番だ」
悟はさゆりの腰を両手で持ち上げて回転させ、今度は向かい合わせに腿の上に座らせた。
いわゆる、対面座位の格好である。
少女が足を全開にしてまたがっている。
紅色のワレメが、股の間の白い肌に刻まれた様子が見える。
「いくぞ、さゆり」
15歳の少女は大きな息をついて、目を閉じた。
からませた右手で腰を持ち上げ、左手でギンギンに勃ち切った肉棒を支えて狙いを定める。
内に潜んだ欲望の虜にされてしまった少女は、なすがままに大きく足を広げ、無意識のうちに男を迎え入れる準備を整えていた。
悟はさゆりの身体を引きつけると同時にゆっくりと落とし、潤みきった肉裂を欲棒でズブズブと貫いた。
「ああぁぁ!」
「また全部入っちゃったぞ、さゆり」
一気に根元まで差し込まれ、さゆりは身体をぐんとのけ反らせた。
悟は余裕を与えず深突きに入る。
「あぅ!・・・やん!・・・あぁん、あん・・・突いちゃ・・・あはぁん!・・・」
大股開きのままで男にいいように肉棒を突き込まれる屈辱。
ぐちょぐちょに濡れきった少女のオマ◯コは、いとも容易く二十センチの棒を呑み込んでいく。
「ここがいいのか?・・・どうだっ!」
「はぁん!・・・うぅん・・・あん・・・そ、そこはぁ!・・・」
腰を支えながら剛直を突き上げると、少女のしなやかな肢体がバネのようにビクンと跳ね上がる。
「こんなに締め付けて、なんていやらしいんだ、さゆりは!」
「あぁん!こすれて・・・だめぇ!・・・ああぁ・・・あん、イッちゃうよぉ」
後ろ手に緊縛され、対面座位で貫かれ続けるさゆり。
被虐の表情さえ見せ始めたさゆりに、悟はなおも激しい突き込みを続けた。
(こんなことされてるのにっ・・・あたし、あたし)
突き上げられながら、頭の芯までピンク色に染まっていくようだった。
「はんっ・・・あんっ・・・あぁん・・・はぁん!」
悟は、さゆりの膣内の肉襞に慣れてきたのか、既に二十分近く、少女を貫き続けていた。
その間にもう二回も絶頂を極めたさゆりは、全身を真っ赤に染めながら、充実した腰で健気に男の欲望を受け止めている。
「さゆり・・・気持ちよさそうだな」
「あん・・・そ、そんなこと・・・はぁん・・・ない・・・」
これだけ激しい陵辱を受け、愛液をとめどなく垂れ流し、ソファをびちょびちょに濡らしながら、襞の締め付けは変わらなかった。
肉棒の先端は完全に子宮の入り口をとらえている。
ぐりぐり回し、付け根でクリトリスを擦り始めると腰が狂ったようにひくつき出す。
「さゆりはこれがいいんだな?」
「いや!あ、あぁん・・・だめぇ!・・・そこだめ」
急所をとらえられ、口を開いて背中をぐんと反らしたさゆりは、下半身全体が急速に痺れ始めるのを感じていた。
「どうだ?俺とのエッチは気持ちいいだろ?」
「イヤ・・・」
少女は反り返りながら喉をぶるぶると震わせる。
「本当にイヤなのか?」
「ううっ・・・」
少女が恨めしそうな瞳で男を見る。
「相変わらず素直じゃないな、さゆりは。じゃあ、こうしたらどうして欲しい?」
そう言うと、悟はピストンのペースをゆるやかにし、剛棒をぬちいぃーっと根元から先端まで抜き上げた。
カリの部分がうねる肉襞を擦る。
「あ!・・・くふぅ・・・」
感じる部分を擦られ、さゆりの腰がびくんとする。
「アアッ・・・そんな」
今までのハイビートの打ち込みから、今度はゆっくりと入り口まで抜き上げ、ゆっくりと根元まで挿入する長くゆるいストロークの動きに変わったのだ。
「うううっ・・・あはぁ・・・あ、そこ」
行きはずるずると肉襞を擦り上げられ、帰りはくちゃくちゃの媚肉を巻き込みながらずちいぃーっとずり下ろす。
感じはするが、もどかしい動きにさゆりは「もっと・・・もっといっぱい突いて!」と言いそうになり、あわてて口をつぐむ。
男はニヤリとした。
「ん?どうして欲しいんだ?」
(もっと突いて!奥まで突いて!)
少女は横を向いて唇を噛みしめる。
この仕草が陵辱者の嗜虐心を煽るということに、少女はまだ気付いていないのだ。
「さゆりが素直になるまで、これは止めないからな」
「そ、そんな・・・はぁぁ!・・・あん!擦れちゃ・・・うぅん!」
緩い、長いストロークの打ち込みで、びりびりとした快感を腰に送り込まれるたびに、少女がもらす喘ぎに切なさが増してくる。
「あぁん・・・も、もう許して・・・おかしくなっちゃうよぉ」
悟はいやらしく笑うと、追い込みをかけるため、さらにスピードを遅くした。
「くんっ!・・・くふぁ・・・あん・・・ん・・・ぅうん!」
ついにさゆりはよがり泣きを始めた。
「もっと突いて欲しいんだろう?」
「う、うん・・・」
悟が優しくささやきかけると、さゆりは力なく頷いた。
しかし、男はさらに意地悪く、性の経験の浅い少女を追い込んでいく。
「それじゃどっちかわからないぞ。ちゃんと何で何処を突いて欲しいか言うんだ。」
「お兄ちゃんの・・・で、さゆりの、ア、アソコを・・・つ、突いて・・・」
「よく聞こえないなぁ。それに、アソコじゃわからない。」
さゆりはあまりの羞恥に気が遠くなりそうになった。
そんないやらしく下品な言葉は口にしたことはなかったし、したくもなかった。
「ん?言えないなら、これ抜いて、やめちゃおうか?」
悟はそう言うと、ピストン運動を止め、さゆりの秘裂から肉棒を抜く仕草をしてみせた。
さゆりは涙をこぼし、いやいやをしながら叫んだ。
「いやあ、待って!ちゃんと言うから・・・止めないで!」
「じゃあ、ちゃんと言うんだ。」
そう言いながら悟は、肉棒を半分抜いたままで動かそうとしない。
さゆりは遂に、泣きながら卑猥な言葉でおねだりを始めた。
「ううっ・・・お、お兄ちゃんのお、おチンチンで、・・・さゆりのオ・・・オマ◯コをつ、突いて!」
そう言った少女の秘穴は密液の量を増し、狂おしいほどに悟の肉棒を締め付けた。
「ようし、よく言えたな。」
悟は朦朧とするさゆりのウエストを掴み直し、再びずんずんと上下ピストンで責め立てた。
「あん・・・奥に当たっちゃうぅ!」
少女の裸の内腿は、男の腰の上で痛々しいほどに左右に全開にされ、うっすらと茂みに覆われた恥丘の下の淫裂が限界まで開かされ・・・しとどに濡らして男の凶棒をぴっちり呑み込んでいる。
「擦って・・・奥まで突いてぇ・・・」
猥褻極まりない体位にさゆりの感覚は完全に狂わされ、荒い息をしながら、後ろ手に緊縛された上半身を反らせて男の動きにかいがいしく腰を合わせるばかりだった。
「ああん・・・あん・・・気持ちいいよう」
甘えるように悟を見上げるさゆり。
それでも腰の動きはやめない。
上品なお嬢様風の髪の間にのぞく、上気した顔の淫猥さは類がない。
さっきまで勝ち気で、生きのいい少女を淫欲の虜に屈服させた喜びから、悟はいっそう激しいピストンでさゆりを追い込んでいった。
「あん、あぁん・・・気持ちいいよう!!・・・お兄ちゃん、気持ちいい!!!」
「そうか、さゆり。それじゃどこがいいか言ってごらん」
悟の極限まで怒張した肉棒が少女のぬるみ切った襞肉を突き上げる。
「ああん、お、オマ◯コ・・・、オマ◯コが気持ちいいの!!!」
完全に狂わされた感覚が、さゆりに卑猥な言葉で快感を訴えさせる。
「く!・・・あん!・・・もっと、もっと突いてぇ」
二人の腿から、股間がぐっしょり濡れている証として、ぱちゅん、ぱちゅんと粘液の立てる密音が大きくなる。
「あ・・・あん・・・、お願い・・・もう」
「イカせて欲しいんだな?」
「うん・・・イカせて、お兄ちゃん」
素直になった少女の肉体は、柔軟な膣口で肉棒を今まで以上に締め上げていた。
「ようし、そら!そら!」
悟はさゆりを絶頂へ導くべく、一気に深突きに切り替え、少女の最奥を責め立てた。
「あ!あん!あぁん・・・あん、あん、あん!!!」
後ろ手に緊縛された身体が完全に痙攣し、口を開けながら反り返った。
「あああ・・・もう、だめぇ!・・・イクッ!!イッちゃうぅ!!!」
さゆりは後ろ手に緊縛された身体を男の手から飛び出そうになるほどに反り返らせ、経験したことのない爆発する様な絶頂に追い上げられ・・・そして極めていった。
「おおっ!!」
さゆりの絶頂とほぼ同時に、悟はさゆりの中へ再び自分の欲望をぶちまけたのだった。
さゆりは、経験も、想像すらしたこともない淫猥極まりない責めの連続に、完全に屈服させられていた。
「あぁあん・・・」
またも大量に精液を流し込まれた経験のない膣穴は、まだ男の肉棒で塞がれたままだった。
はあはあと息をしながら腿の上でだらしなく両足を開き、絶頂の余韻のままにぐったりと、頭を男に預けていた。
「そうだ、手、解いてやらないとな」
悟はそう言うと、さゆりの背中へ手を回し、縛っていた手を解いた。
「さて、これからどうする?もう終わりにしようか?」
繋がったままの状態で悟はさゆりに聞いた。
もちろん、男にはこのまま終わらせる気は毛頭なく、3回戦に入るつもりだった。
すると、さゆりは自由になった手を悟の首に絡ませて、甘えるように見上げて答えた。
「お兄ちゃぁん、もっとしよう。ねぇ、今度はソファじゃなくてベッドでしようよ☆」
さゆりは今までの悟の執拗な責めで、性の快楽の虜になっていた。
悟はさゆりのこの反応に少し面食らったが、またニヤリといやらしく笑った。
「よし、それじゃさゆりの部屋に行こうか」
「え?あぁん」
悟はそのままさゆりを抱き上げると、駅弁スタイルのままさゆりの部屋へ移動した。
そしてさゆりは、悪夢の闇と楽園の光の交錯した、世にも複雑にして微妙なひとときの中へと消えていった。

時計は午後2時を過ぎたばかり。
永い永いさゆりの休日は、まだまだ終わらない。