(ちょっと、きつく言い過ぎちゃったかな・・・・)

由紀は賢治の迸った精液の滴る蜜壷に熱いシャワーを当てながら、今にも泣きそうな賢治の顔を思い浮かべていた。

由紀は避妊の為のピルを服用していたが、入念に膣の中を洗い流している。

(・・・仕方ないのよね・・・初めてなんだし・・・)

由紀は何も言わずに賢治を一人残し部屋を飛び出した事を後悔しながら、熱く火照る全身の汗を洗い流し全裸のまま部屋に戻った。

(・・・賢ちゃん・・・まだ気にしてるかな・・・)

由紀は静まりかえった部屋のドアを開け真っ暗な部屋の中に目を凝らしたが、そこに賢治の姿は無かった。

(・・・賢ちゃん・・・)

賢治は自分の部屋に戻ったらしく、由紀の部屋に敷かれた2組の布団には賢治の温もりさえ残っていなかった。

由紀は自分の愛液と二人の汗の沁み込んだシーツを換え、疲れた身体を純白のシーツの上に横たえた。

(・・・賢ちゃん落ち込んでるのかな・・・でも、明日は賢ちゃんのご機嫌直さなくちゃ・・・今日は疲れちゃった・・・)

由紀は全身に襲ってきた気だるさと睡魔に、全裸のまま寝入ってしまった。

 

(・・・・ん・・・け・・・賢ちゃん?・・・賢ちゃんなの?・・・)

由紀は真っ暗な部屋に街灯の仄かな光が差し込む部屋に人の気配を感じて目を覚ました。

横になって寝ている由紀の背後に寄り添うように布団に潜り込んできた気配に、由紀は寝たふりを装いながら小さな寝息をたてていた。

(・・・賢ちゃん・・・元気なのね・・・またしたくなっちゃったんだ・・・)

(・・・姉さん・・・未だ怒ってる?・・・でも俺・・・我慢出来ないんだ・・・)

賢治は小さな寝息をたて起きる気配のない由紀の背後から、脇腹から尻にかけて括れた緩やかな曲線に手を這わせ、由紀の気配を伺っていく。

(・・・姉さん・・・もう絶対中に出さないから・・・いいでしょ・・・)

賢治は心の中でそう呟きながら、由紀の腰に這わせていた手を乳房に向かわせた。

賢治の遠慮がちに伸ばした手が由紀の乳房を包み込むように優しく揉み始めると、由紀の身体は敏感に反応し小さな乳首が次第に堅くなっていく。

賢治は由紀の乳房を揉みながら堅くなり始めた乳首を指先で弾くように転がし、次第に息の乱れていく由紀の気配を伺っている。

(・・・姉さん起きてるの?・・・じゃぁさっきの事はもう許してくれるんだね・・・)

賢治は横になっている由紀の肩をゆっくりと手前に引き寄せながら由紀を仰向けにすると、今まで指で弾いていた小さな乳首に舌を這わせ始めた。

「・・・ん・・・んんっ・・・」

由紀は乳首から伝わる痺れるような快感に鼻を鳴らしながら悶え始めていた。

賢治はそんな由紀の反応を上目使いに見ながら、由紀の感じる部分を探るように乳房を揉み、強弱をつけながらしこりきった乳首を転がしていた。

賢治はたっぷりと時間をかけ由紀の乳房を愛撫すると、徐々にその舌を下半身に移動させ柔らかな陰毛の茂る丘に移動させ、もじもじと太腿を擦り合わせていた由紀の脚の間に身体を割り込ませていく。

由紀は乳房への愛撫で愛液を溢れさせてしまった淫裂を曝すように大きく脚を開かれたが、恥ずかしがる事もなく自ら膝を抱え賢治を迎い入れていく。

賢治は由紀の淫裂に顔を寄せ、太腿を抱えるように乳房に両腕を伸ばしながなら、由紀の感じると思われる部分を手と舌で愛撫していく。

乳房への愛撫だけで蜜壷から愛液を滲ませていた由紀の花弁は、身体の火照りとは比較にならないほど熱をもち、愛液に混じって大粒の汗が浮かんでいた。

賢治はその汗と滲み出る愛液を一滴も溢すまいと由紀の淫裂全体に舌を這わせ、音をたてて滲み出る愛液を啜り始めていた。

「・・・あ・・・んっ・・・はぁっ・・・」

賢治は乳房に伸ばした手で両方の乳首を転がし、舌先を堅く尖らせながら淫裂を上下に弄り溢れる蜜液を舌で掬うように舌を這わせ、コリコリと硬くなり始めた淫核を鼻先で突付くようにしながら、由紀の感応を高めていく。

賢治の丹念な愛撫で由紀の感応は一気に高まっていき、舌を這わせる賢治の舌先にも由紀の淫裂がヒクヒクと痙攣している密壷の様子が伺い知れていた。

(・・・姉さん気持ちいいんだね・・・さっきは俺ばっかり気持ちよくなっちゃったから、今度は姉さんに感じてもらいたいんだ・・・)

賢治はシーツを握り締めながら襲い来る快感に悶える由紀の嗚咽を聞きながら、いきり立った怒張を挿入したい衝動を必死に堪えながら由紀への愛撫を続けていた。

「・・・はぁっ・・・あぁっ・・・い・・・いっちゃう・・・い・・・いくーーーっ・・・」

賢治に淫裂を弄られながら由紀の身体が大きく弾んだ瞬間、由紀は玉のような汗を噴出しながら昇天し、反射的に賢治の愛撫から逃れるように後ずさりしていく。

「・・・姉さん・・・俺・・・また姉さんが嫌がるような事しちゃった?」

「はぁっ・・・はぁっ・・・ううん・・・違うの・・・はぁっ・・・姉さん・・・いっちゃった・・・」

「・・・き・・・気持ちよかったの?・・・」

「・・・うん・・・とても気持ちよかった・・・賢ちゃん凄く上手なんだもん・・・」

「・・・じゃぁ、もっと気持ちよくしてあげるよ・・・」

「・・・ま・・・待って・・・あぁ・・・」

賢治は肩で息をしながら全身に汗を噴出している由紀の両脚を抱え、いきり立った怒張を愛液の溢れる蜜壷にあてがっていく。

「・・・さっき、インターネットで調べてたんだ・・・女の人ってやっぱり挿入してもらった方が気持ちいいって言う人が多いんだって・・・」

(・・・賢ちゃん・・・私の為に、調べてくれてたんだ・・・)

賢治の愛撫がいきなり感じるようになった事が理解できた由紀は、そんな健気な賢治に自ら抱きついていった。

挿入する事だけがアクメに近づく事とは思っていないが、由紀はそんな賢治の自分への思いが嬉しく、強引に脚を抱えた賢治を制する事が出来なかった。

由紀が首に腕を回し抱きついてきた時には、すでに賢治の怒張は由紀の蜜壷に突き入れられる瞬間だった。

「・・・姉さん・・・」

「・・・賢ちゃん・・・う・・・あぅっ・・・んーーーーっ・・・」

由紀は賢治に抱きついた事で自ずと腰が持ち上がり、蜜壷にあてがわれた賢治の怒張をすんなりと受け入れていった。

「・・・あぁぁぁぁぁ・・・いいぃぃぃぃぃ・・・はぁっ・・・もっと・・・賢ちゃんもっとぉぉぉぉぉ??」

由紀は賢治と初めて唇を重ね、互いに舌を絡めあいながらより一層愛を深めていく。

(・・・あぁ・・・これがキスの味か・・・)

賢治は由紀の蕩けるような舌の感触と暖かな由紀の膣の感触に翻弄されながらも、由紀を悦ばせる為に柔らかな尻の肉を掴みながら怒張を繰り出していく。

「・・・ん・・・んっ・・・んんっ・・・」

由紀は賢治の怒張が子宮を突き上げる度に全身が蕩けるような快感に襲われ、今にも崩れ落ちそうになる身体を賢治の首に巻きつけた腕で必死に支えていた。

賢治の逞しい腕に抱かれた乱れ悶える由紀は、昨日まで童貞だったとは思えない賢治の怒張に完全に支配され翻弄されていく。

(・・・姉さんが感じてる・・・俺の腕の中で感じてる・・・)

「・・・あぁ???っ・・・いいぃ???っ・・・はぁっ・・んんっ・・んーーーっ・・・」

賢治の怒張が由紀の子宮を突き上げ、膣襞を引っ掻くように抽出が繰り返される度に、由紀の蜜壷から溢れ出た愛液が賢治の怒張を伝って真っ白なシーツに淫猥な染みを作っていく。

「・・・あぁ・・・いいっ・・・いちゃう・・・あぁぅ・・・あぁっ・・・また・・・いっちゃうーーーーっ・・・」

由紀は若さ溢れる賢治の力強い抽出に一気に絶頂まで駆け上り、賢治にしがみつきながら身体をガクガクと痙攣させた。

賢治は自分の腰の上で全身を痙攣させ、一目で絶頂に達したと解る由紀の身体を静かに横たえると、未だに突き刺さったままの怒張を再び動かし始めた。

「・・あ・・・あぁ・・・賢ちゃん・・・・賢ちゃん待ってぇ・・・お願いぃ・・・休ませてぇ・・・」

「ダメだよ姉さん・・・俺、もっと姉さんを気持ちよくさせてあげたいんだ・・・」

賢治は、昇天したばかりで全身が紅潮し息も絶え絶えに喘ぐ由紀の身体を折り曲げるように脚を開かせ、怒張を締め付けるように蠢く膣襞を、再びその大きな肉棒で擦り始めた。

「・・・ん・・・・んーーーっ・・・はぁっ・・・いいーーーっ・・・あ・・あぁっ・・・」

由紀は全身が蕩けそうな激しい快感に、いつも清楚な由紀からは想像も出来ないほどの声で喘ぎ悶えている。

「・・・姉さん・・・気持ちいいかい?・・・」

「・・・・あぁっ・・・いいっ・・・いいのぉ?・・・賢ちゃん・・・お○んこ気持ちいいーーーっ・・・」

由紀は今まで経験した事のない快感に、自我を失ったかのように卑猥な言葉を叫びそして尚も沸き起こる肉欲を満たす為に賢治の繰り出す肉棒の抽出に合わせ自らも腰を振っていた。

「・・・姉さん・・・俺・・・・そろそろイキそうだよ・・・」

「・・・賢ちゃん・・・姉さんもいく・・・またいっちゃう・・・・一緒に・・・一緒にいってぇ??・・・」

「・・・いくよ・・・姉さん・・・姉さん・・・・いく・・・いくーーーっ・・・」

「賢ちゃん!・・・お口に・・・お口にちょうだいーーーっ・・・」

賢治は放出寸前の怒張を由紀の蜜壷から引き抜くと、根元をしっかりと握りしめ大きな口を開けて喘ぐ由紀の口の中に、愛液にまみれた肉棒を押し込みんだ。

「・・・はぁっ・・はぁっ・・・んんっ・・・うぐっ・・・」

賢治の怒張が口に押し込まれると、由紀は嫌がる表情を見せる事無く自分の粘液にまみれた賢治の肉棒を音をたてて吸い、肉茎を扱きながら賢治の射精を促した。

「・・・姉さん・・・いくっ・・・」

賢治がそう小さく呻いた瞬間、由紀の口の中に納まっていた賢治の怒張の先端からほんの僅かな白濁が由紀の口の中に放出された。

「・・・あ・・・あぁ??ん・・・賢ちゃん・・・賢ちゃん、これしか出ないよ・・・」

「・・・う・・・うん・・・だって、もう5回も出してるんだもん・・・また、姉さんの中で出したら怒られると思ってさっき自分で出してきたんだ・・・」

「賢ちゃん・・・・」

(・・・あぁ・・・・幸せ・・・ずっとこのままで・・・)

由紀は健気な賢治のやさしさと、全身に漂う絶頂の余韻に眠るように意識を失っていった。