(賢ちゃん、まだ起きてこない・・・仕方ないか・・・昨日は凄かったもの・・・)

時計の針は既に正午を回っていたが、起きてくる気配の無い賢治の様子を伺いながら、由紀はキッチンで遅めの朝食の用意をしていた。

(私も、あんなに乱れちゃったのは初めて・・・やっぱり昔から私も賢ちゃんの事を・・・)

由紀は朝食を作りながら明方まで賢治と愛し合った事を思い出し、未だに賢治の怒張の感覚が残る子宮の疼きを抑えていた。

「姉さん、お早う・・・」

「お・・・お早う・・・」

由紀は2階から降りてきた賢治と目を合わせるのが恥ずかしかのように目を逸らし、朝食の支度に忙しい素振りを装いながら俯いたまま賢治に声をかけた。

「・・・あぁ??良い匂い・・・姉さんの作った朝食なんて何年ぶりだろ・・・」

賢治は朝食の匂いに釣られるようにリビングから由紀のいるキッチンに足を進め、俯いたまま朝食を作り続ける由紀の背後に近づいていった。

「・・・うぅ??ん・・・姉さんも良い匂いがする・・・シャワー浴びたの?」

賢治は背後から由紀に抱きつき、うなじに唇を這わせながら小さな声で呟きながら由紀の胸を弄っていく。

「・・・け・・・賢ちゃん・・・まだ、裸のままなの?・・・あ・・・あぁ??・・・賢ちゃんも先にシャワー浴びてきたら・・・」

「シャワーは後で姉さんと一緒に浴びるよ・・・今は・・・直ぐにしたいんだ・・・」

由紀に抱きついた賢治は胸を弄っていた手を下げ、由紀のスカートを素早くたくし上げるとパンティーの中に手を忍ばせ、既に完全に勃起した怒張を由紀の太股に押し当てていた。

「・・・け・・・賢ちゃん待って・・・お願い・・・卵が焦げちゃう・・・」

「・・・でも姉さん・・・もうこんなに濡らしてるじゃないか・・・」

「・・・だって・・・賢ちゃんが意地悪するから・・・」

パンティーに忍ばせた手で由紀の淫裂を弄った賢治の指にねっとりとした暖かい愛液が絡みつき、賢治はその愛液にまみれた指を由紀の口の中に押し込んでいく。

「・・・姉さん・・・欲しいんでしょ・・・」

賢治は卵を焼いていたガスの火を消すともう片方の手で由紀のパンティを下げ、由紀をキッチンの隅に両手を着かせ尻を突き出すように前屈みにさせながら由紀の両脚を開いていく。

「・・・ほら・・・姉さんが欲しくて、もうこんなに硬くなっちゃたよ・・・」

「・・・あぁ・・・お・・お願い・・・は・・・早く・・・して・・・」

昨夜の淫行から疼きの消える事のない由紀の子宮は、既に賢治の怒張を向かい入れる事に支障が無いほどに潤い、由紀のは賢治の欲求に抗う事無く脚を開き尻を突き出していた。

 

 

「・・・はぁ・・・はぁ・・・賢ちゃん・・・お願いだから・・・ちょっと休もう・・・」

「・・・はぁ・・はぁ・・・そうだね姉さん・・・俺も流石に疲れた・・・」

リビングのカーペットの上で全裸で絡みあった二人は、大きく息を切らしながらぐったりと横たわっていた。

「・・・姉さん・・・お腹空いたね・・・そう言えば昨日から何も食べてないよね・・・」

「・・・うん・・・姉さんもお腹ぺこぺこ・・・」

「姉さん、作るの面倒でしょ・・・何処か食べに行こうよ・・・」

「・・・そうね・・・そうしようか・・・」

二人は賢治が起きた昼過ぎから激しい淫行に耽り、賢治の怒張がゆっくりと萎えた時には窓の外がオレンジ色に染まっていた。

 

「あぁ??食べたぁ???・・・もうお腹一杯だよ・・・」

「本当に良く食べたわね、賢ちゃん。」

二人が焼肉屋から食事を終えて出て来た時はすっかり日も暮れ、駅へと続く繁華街には酔っ払ったサラリーマンの姿も混じっていた。

二人は寄り添いながら自宅に向かい、次第に人影もまばらになる繁華街の外れまで歩いてきた。

「・・・姉さん・・・俺・・・あそこに入ってみたいな・・・」

「・・・えっ?・・・」

由紀が賢治の視線の方向に目を向けると、繁華街の脇道の奥にラブホテルの看板が二人を誘うかのように妖艶な光を発っしていた。

「・・・でも・・・近所の人に見られたら・・・」

「・・・大丈夫・・・ね・・・・」

賢治は由紀の腕を手繰りながら脇道に逸れると、人気のない脇道を足早に歩き、辺りに人影が無い事確認しながら隠れるように一軒のホテルへと入っていく。

小さなロビーは完全に無人で、空き部屋となっている部屋のボタンを押すと部屋の鍵が出てくる仕組みになっている機械の前で最上階の部屋のボタンを押し、賢治は由紀の腕を引っ張り足早にエレベータに乗り込んでいく。

何も言わずただ賢治に腕を引かれ着いて来た由紀であったが、由紀もまたこのラブホテルの雰囲気に自宅での淫行とは違う興奮に包まれ始めていた。

「・・・へぇ??・・・これがラブホテルなんだ・・・」

賢治は大きなベッドに座りながら、ガラス張りで丸見えの風呂や鏡張りの天井を珍しそうに眺めている。

「・・・姉さん・・・先にシャワー浴びてきなよ・・・」

「・・・え・・・は・・・恥ずかしいよ・・・賢ちゃん覗くんでしょ・・・」

「・・・当たり前じゃない・・・そういう部屋なんだもん・・・見たいんだよ俺・・・」

「・・・恥ずかしいから・・・あんまり見ないでね・・・」

由紀は仄かに顔を赤らめながら部屋の真ん中にあるガラス張りの大きな風呂の脱衣所に入ると、ゆっくりと服を脱ぎ始めた。

(・・・あぁ・・・賢ちゃんの視線を感じる・・・賢ちゃんに見られてると思うだけで・・・全身が熱くなっちゃう・・・)

由紀は最後の一枚となったパンティを賢治に背を向けながらゆっくりと脱ぐと、クロッチについた小さなシミを隠すように脱衣所の籠の奥に押し込み、胸と股間を手で隠しながら風呂場へと入っていく。

賢治はベッドに座りながらガラス越しに見える由紀の裸体を凝視している。

風呂場には広い洗い場と大き目の湯船があり、洗い場の脇にはマットまで用意されていた。

由紀はシャワーの前に片膝をつくと熱い湯を肩から全身に当てていく。

由紀はシャワーを出したままボディーをソープを手に取り、首筋から胸にかけて素手でその泡を伸ばし、賢治にもわかるように少し脚を開き気味ににながら泡だらけの手を股間にも伸ばしていく。

(・・・賢ちゃん・・・見てる?・・・姉さん・・・今大事なところ洗ってるのよ・・・賢ちゃんが大好きな・・・お○んこ・・・・)

(・・・姉さんが、お○んこを洗ってる・・・俺に見せつけるように脚を開いて・・・あんなにお尻を突き出して・・・)

ガラス越しに由紀を見ていた賢治は、由紀のその悩ましい姿に既に肉棒はいきり立ち、無意識のうちに洋服を脱ぎ始めていた。

由紀は背中に賢治の熱い視線を感じながら、股間に忍ばせた手で淫裂の隅々まで洗い流していく。

(・・・賢ちゃんに、舐めてもらいたいから・・・・ちゃんと洗わなくちゃ・・・・)

由紀はそんな事を思いながら淫裂に指を這わせているが、既にその指は淫裂を洗っているのでは無く、抑える事の出来ない疼きを癒すかのように蜜壷と淫核を刺激し始めていた。

由紀は股間に差し入れた手を激しく動かしながら、賢治の目にも解るように上体を仰け反らせ静かに喘ぎ始めていた。

(・・・ね・・・姉さん・・・姉さんが俺の目の前で自慰をしてる・・・)

既に全裸になった賢治はベッドから立ち上がり、股間に忍ばせた手で激しく淫裂を刺激する由紀から目を離す事無く、ゆっくりと歩き始めていた。

(・・・あ・・・あぁ・・・賢ちゃん・・・早く来て・・・でないと姉さん・・・いっちゃう・・・・)

由紀は目を閉じ賢治のいきり立った肉棒を思い出しながら泡だらけの指を蜜壷に沈め、洗い場の床に滴る程の愛液をその指で掻き出していた。

「姉さんずるいよ・・・一人でしちゃうなんて・・・」

「・・・け・・・賢ちゃん・・・だって・・・賢ちゃんが早く来てくれないから・・・」

賢治は音も立てずに浴室に忍び込むと、淫裂を掻き毟りながら込み上げる嗚咽を必死に我慢していた由紀に近寄っていく。

「・・・あ・・・あれ・・・なんでこんなマットが風呂場に置いてあるの?・・・」

ラブホテルに初めてくる賢治には、海水浴に使われるマットが置かれた風呂場が不自然そのものだった。

「・・・あぁこれ?・・・これはね・・・じゃぁ・・・・賢ちゃんここに寝て・・・」

由紀は賢治をマットの上で仰向けになるように促すと、傍にあったローションを手に取り湯を入れた洗面器の中にそのローションを入れ、手で掻き回しながらそのローションを賢治の身体に塗り始めていった。

「・・・どぉ?・・・ヌルヌルして、気持ちでしょ・・・」

「・・・うん・・・でも、それだけなの?・・・」

由紀は仰向けになっている賢治に微笑みながら自らの身体にもそのローションを塗りたくり、賢治の身体を跨ぐように上になるとゆっくりと上体を前後に揺さぶり柔らかな乳房を押し付けながら賢治の身体の上を滑り始めた。

「・・・どお?・・・気持ちいい?・・・」

「・・・あ・・・あぁ・・・凄く気持ちいいよ、姉さん・・・」

由紀はいきり立った賢治の怒張に自分の恥丘を擦り付け、自らも快感貪るように激しく身体を揺さぶっていく。

「・・・はぁ・・・はぁ・・・ん・・・んんっ・・・賢ちゃん・・・・入れていい?・・・入れたいの・・・」

由紀は淫裂を擦るだけでは物足りず、激しく腰を振りながら賢治に甘えた口調で訴えかけていた。

「・・・ダメだよ姉さん・・・今度は姉さんが下になって・・・」

賢治は怒張を握り自分の蜜壷へ怒張をあてがおうとする由紀を制し、滑るマットの上で巧みに身体を入れ替えると、由紀をマットの上に仰向けに寝かせた。

「・・・賢ちゃん・・・お願い・・・姉さん・・・欲しいの・・・お願い・・・」

「・・・本物は後でね・・・」

賢治は悪戯っぽい笑みを浮かべながら、自分の怒張を握って離さない由紀の股間に手を伸ばすと、ローションに塗れた指をいきなり密壷に押し込んだ。

「あぅっ・・・あ・・・あぁ・・・い・・・いいっ・・・もっとぉ・・・賢ちゃん・・・もっとぉぉぉ??・・・」

賢治の指はローションに塗れていなくてもすんなり由紀の蜜壷に呑み込まれていたであろう程に愛液が溢れ、賢治の指を奥へ誘うかのように襞が蠢いていた。

賢治は由紀の蜜壷を掻き回していた中指を一旦抜き、薬指と中指を揃えて挿入し直し、蜜壷の天井にある由紀の快感スポットを優しく擦り始めた。

「・・・はぁっ・・・あぁっ・・・いい・・・いいっ・・・賢ちゃん・・・そこっ・・・いいーーーっ・・・」

「・・・姉さん・・・ここ感じるでしょ・・・義兄さんにはこんな事された事無かったの?・・・」

「・・・はぁぅっ・・な・・・無いわっ・・・いいっ・・・・あぁぁぁぁ・・・もっとぉぉぉぉぉ・・・」

賢治は快感に喘ぐ由紀の反応を見ながら、刺激するポイントを微妙にずらしながら由紀を絶頂へと向かわせていく。

「・・・あ・・あぁっ・・・い・・・いいっ・・・ダメッ・・・い・・・いっちゃう・・・いく・・・いくーーーーっ・・・」

賢治は激しく身体を仰け反らせようとする由紀を片手で押さえながら激しく指で責めたてると、由紀は絶叫にも違い喘ぎ声を発しながら昇天した。

(・・・あぁ・・・す・・・凄い・・・姉さんこんなに潮を吹いちゃった・・・)

蜜壷を掻き回していた賢治の手の中に、愛液とは明らかに違う透明の液体が手についたボディーソープの泡を洗い流すほどに降りかかっていた。

「・・・姉さん、沢山出たよ・・・潮・・・」

「・・・はぁ・・・はぁ・・・だって・・・だって・・・あぁ・・・」

由紀は絶頂の余韻で身体を痙攣させながら、言葉にならない声を絞り出しながら息を荒げていた。

「・・・さぁ、泡を落として・・・今度はベッドでしようね・・・」