嫁の実家が大磯にあるので、夏になると良く遊びに行くんだけど、
その日は体調が悪かったので、義理の父母と嫁、子供だけ海に行かせ、
自分は一人で、むかし嫁が使っていた2階の部屋に転がってた。

お昼過ぎに、義理の妹が部活から帰ってきたんだけど、
朝は「みんなで海に行く」と言っていたから、
誰もいないと思いこんでたんだろう、
下でシャワーを浴びる音がした後、
トントンと階段を上がって隣の部屋に入ってきた。
(もともと子供部屋同士なので、仕切りはフスマだけ)

今思えば、すぐに「お帰り?」と一声かけてあげれば良かったんだが、
なんかタイミングを逃してしまったのが間違いの始まり。

フスマの向こうから、「ふ?ぅ、暑?い」と言う声と、エアコンの音、
それに続いて、バスタオルをバタバタとあおる音が聞こえてきた。
おそらく、エアコンの冷風に向けて、タオルを閉じたり開いたりしてるのだろう。
今、ここで出て行ったら絶対ハダカ見たと思われる、マズイ状況に陥った。

こうなったら、わざとイビキをかいたりして向こうに気付かせるしかないと、
タイミングをはかりつつ、息を殺して待っていると、
やっと落ち着いたのか、ベッドの上にドサッと乗っかったらしい。
ただ、タンスの音がしなかったので、まっパにバスタオルなのは確定的。
(義理の妹は元気もので、まだまだその辺の感覚がユルイ)
まだマズイと思ったオレは、更にじっとしていることにした。
ところが、事態はドンドン悪化していく。
姉夫婦が隣の部屋にいてこの数日間、気を遣うこともあったんだろう。
想像するに、家族全員がいない今が「チャ?ンス」と考えてしまったんだろうな。
...はじめちゃったんだよ、義理の兄がいる、その隣の部屋で。

ほとんど声は出さないんだけど、オカズにしてるらしき本をめくる音と、
体毛をこすってるような音が妙に想像力を刺激して、こっちも心臓バクバク。
情けないことに、隣で高校生がまっパにバスタオルでオナってると思うと、
もう「義理」とか「バレたら家庭崩壊」とか完全に吹っ飛んでしまった。
音を立てないように移動し、そっとフスマから覗き込むと、
四つんばいでオナってる姿が、目の前数メートルに飛び込んでくる。
顔を枕に押し付けるようにして、片手で向こう側に置いた本をめくりつつ、
ひざをついてやや開き気味にした脚のあいだに、もう片方の手をやっている。
バスタオルの前は、もうほとんどはだけて、背中に乗っているだけだが、
真横から見てるこっちに確認できるのは、
盛大にに太ももまでまくれあがったタオルからのぞく脚と、
おそらく全く自己処理していない、股間からのぞく長い陰毛。
それでも、生女子高生の威力か、それとも背徳のなせる業か、
中学生以来か!?ぐらいにちんこビンビン。
どのくらい覗いてたんだろうか。
もうバレても良い!と理性が切れそうになった瞬間!

ガラガラ?と玄関が開いて、「ただいま!!」という子供と嫁の声。

もう、妹は完全パニック。
バスタオルを投げ捨てると、全裸でタンスに飛びつく。
その瞬間、オレの目の前に、意外に成長してない胸と、
濡れて数本ずつ束になった陰毛がさらけ出され、
慌ててタンスから引っ張り出したTシャツかぶって、白いパンツを引き上げ、
そして顔をあげたところで...目が合った。
そこへ、嫁がトントンと階段をあがってきたので、
オレは無言で後ずさりし、何事もなかったように自分の布団に包まったが、
たぶんトラウマになってしまっただろう。
その夜の食事は、「ご飯いらない」と言って降りてこなかった。

ゴメンな義理の妹よ。