う○この達人


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以前、う○こを漏らして婚約者家族に慰謝料請求されたものです。
あの後ちょっとした修羅場が発生したので投下させてもらいます。
多分覚えてない方、知らない方が多いと思うので簡単に状況説明を先に。

・婚約していたA美家族の新築した家に招かれたる事になった、俺と両親。
・元々腹が弱い俺は、A美父の真面目な話の最中腹を壊し、トイレへ駆け込むも漏らしてしまう。
・それに激怒したA美と両親に婚約破棄&慰謝料請求される。
・落ち込んだ俺に親友のB男がA美と同じ職場で働く友人C助にA美の状況を聞くが思わぬ事実が発覚。
・A美には他にD朗という同じ職場の二股相手が居た。D朗は俺の存在も婚約破棄話も知ってた様子。
・事実を知って吹っ切れた俺はC助協力の下、証拠を持ってA実家族との話し合いの場へ。
・二股の事実を突きつけられ唖然とするA美と、娘の二股を始めて知ったA美両親を置いて帰る。
・A美、D朗の職場で2人が結婚詐欺をしたという噂が流れ二人は孤立。これで終ったと思っていた。
これが4ヶ月くらい前の話

・2ヵ月後、突然俺実家にA美一家が復縁を要請してくる。
・話が分からず、C助などと情報交換の末、A美一家のはちゃめちゃ行動が判明。
・俺と別れた後もD朗と交際続け、A美父もD朗と結婚させるつもりだった。
・D朗に結婚の意志なし。職場で孤立し、友人もなくしたA美はD朗に依存しATM化。
・D朗が好き放題しだし、DVも受けるようになってようやくA美逃げ出す。
・A美に泣きつかれたA美父はD朗に責任取って結婚しろとバカ発言
・それなら金出せとD朗に言われ、あれと結婚させるくらいならと俺に復縁要請。
・D朗とは俺と別れた後すぐ別れた、あなただけとのたまうA美一家に↑の真実を知ってる事を告げもう俺らに関わるなと拒否。
・その後、理由は謎だがD朗は会社を首に。俺を探しているとの情報。A美一家はD朗をDVやらで訴えるために奔走。俺にも証言依頼が来るが拒否
これが2ヶ月くらい前の話。

読みにくくてすまん。

それでこれからがその後あった話。

A美家族からの復縁要請をばっさり断ってからしばらくして、C助から慌てた様子で電話があった。
D朗が本格的に俺を探してて、いろんな所にかなりしつこく聞きまわってるらしい。
会社を首になった後、夜の仕事を始めたらしいってのは聞いていたけど、まさかまだ探してるとは思ってなかった。
念のため用心しとけよとC助に言われたけど、その時はそこまで重く考えてなかった。

数日後、実家の妹から電話があった。
妹「なんかA美から実家に電話があったんだけど、泣き喚いてうざいから切った。何なのあいつ?」と。
別にほっといてもよかったんだが、今更何の用だろと思い連絡してみた。
電話先のA美は、D朗が、D朗がとなにやら叫んでるだけで話にならない。
とりあえず、分かるように話せと落ち着かせてみると、

A美「D朗にウコン君の住所教えた!」

なんとまぁ。
まぁ脅されて仕方なかったと言ってたから責めれなかったけど。
暴力男だったのはほんとみたいだったし。
でもA美が知ってる俺の住所に、今現在俺は住んでない。無駄足だなD朗と思ってたら

A美「ウコン君の実家教えた!」
ガチャ切りしてやった。

俺「はい?どなたですか?」
?「お前がウコンか?」
俺「そうですけど?どちらさまですか?」
?「ちょっと出て来いや!」
俺「どちらさまですか?」
?「いいから出てこいや!」
俺「・・・・・どちらさまですか?」
?「D朗じゃ!出てこいや!」
ぶっちゃけ今日来るとはそこまで思ってなかったので行動力に驚いた。
これなら妹どっかに非難させとくべきだったな。

念のため妹を2階に非難させて、玄関に出た。
スーツの男が4人。玄関でタバコ吸うなよ。

俺「それで何の用ですか?いきなり怒鳴り込んで」
D朗「お前俺が会社の金使ったのチクったろ?」

俺「は??」

D朗「A美取られたからチクったんだろ?」
俺「A美と付き合ってたのは知ってますけど、会社の金ってまじで何ですか?使い込みしてたんですか?」
D朗「はぁ?お前しらねぇの?じゃ誰がチクったんだよ!」
俺「いや 分かるわけないでしょう。普通にばれたんじゃないですか?上司とかに」
D朗「んだよ!お前まじでしらねぇんだな?嘘だったら覚悟しとけよ!」
俺「逆に俺が知ってたら怖くないですか?その会社にいるわけでもないのに」
D朗「なんだよ・・・。つーかお前う○こ漏らしたんだろ?うけるわww」
俺「うん。で?」
D朗「おむつしとけよww今も漏らしてんじゃねww」
その他3人「それうけるわww漏らしてんじゃねw」
俺「うけるねー。んで何の用で来たわけ?」
D朗「はぁ?お前がチクったから来たって言ってるだろ」
俺「でもチクってなかったね?他に用事あんの?いつまでもここでグダグダ居られるの迷惑なんだけど?」
D朗「あぁ?お前ムカツクわ。とりあえずお前らちょっと車乗れ」
俺「ん?何で?」
D朗「場所移すわ」
俺「いや。これ以上話す事ないだろ。帰ってくれない?」
D朗「何?ビビってんの?笑」

ここで車が車庫に入って来た。
ちなみにB男もそん時一緒に居て会話に入ってた。再現してないけど他の3人の相手してたよ。一応B男の名誉の為に。

車の持ち主は俺の兄だった。

兄「おい、ウコンお前玄関で何やってんだ。友達なら家で話せ。後、そこに置いてある車誰のだ?邪魔」
兄を見た瞬間D朗と、もう一人D朗友が固まったのを見た。
兄貴は俺と違ってガタイがでかい。おとんも大してでかくないのに兄貴だけでかい。
だからD朗達は、いきなりでっかい男が現れてちょっと面食らったのかと思ってた。
でも違ったらしい。

D朗友「えと・・・兄先輩お久しぶりです」
D朗「・・・・・お久しぶりです」
兄「んー?・・・・・誰だっけ?」
その後二人は一生懸命自分たちの事を紹介してた。
高校の後輩とかなんとかで昔世話になったとかなんとか。

んーーって2人の話聞いてたけど、結局兄貴は
「知らん」って言ってた。
兄「その後輩君がウコンの友達なんか?」
B男「A美の二股相手だった奴だよ。」
余談だが、B男と兄貴は10年間、指相撲で勝敗を競うほど仲が良い。

兄「あぁ?まじか?どれがD朗だよ?」
その瞬間のD朗は本当に顔が真っ青だった。
D朗「いや、あの、おr、俺です」
兄「お前が詐欺野朗か!」

その後はD朗とその他3人が兄貴にがっつり説教されてた。
ちなみに玄関で4人正座でね。
D朗のう○こ漏らしてんじゃね?発言をB男がリークした時は、兄の血管が切れそうなくらいやばかったので慌てて押さえたけど。
兄貴が来てからの4人はしぼんだ風船みたいだった。

ここで吐き出させてもらうけど、正直、ほんとは正直スーツの4人組にビビってたからお兄ちゃん様様だった。
兄は昔DQN満載でやんちゃばかりだったけど、俺はごく普通に育って、こういう怒鳴り込みほとんど経験なかった。ビビって当然だと自分に言い聞かせたい。虚勢張ってごめん
妹はそんな兄2人を見て、迷わず兄と同じ道を選んだわけですが・・・。

とりあえず、兄がD朗とその他3人に今度家に来たらう○こ漏らすまで怒っちゃうぞって事でまとめてた。
スーツ4人も、もう来ませんってしぼんでた。
D朗「あの・・・。ほんとすいませんでした。A美の事もすいませんでした」
俺「A美の事はもういいですよ。結婚出来なくて良かったくらいだし。後、使いこみの件はまじで知らないのでもう言いがかりつけないで下さいね?てか訴えられたりしてないんですか?」
D朗「そんなに額がないんで、返せば訴えないみたいな感じです」
俺「そうですか。じゃお元気で」

で帰ろうとしてた4人に兄貴が声をかけた。

兄貴「タバコ捨てたまま変えるのは感心せんな。ほれ掃除してけ」
ほうき渡しながら ほれ、ほれって言ってた。
結局4人は20分くらい玄関前と道路の掃除をして帰って行った。

こんな感じでD朗襲撃は終った。結局自分で解決出来なかったな。
B男も、ぶっちゃけちょっと怖かったですって言ってた。
2階に居た妹にはウコンにぃにしては頑張ったと褒められたけど。
当初はやばくなったら妹なり、俺らなりが警察に連絡するつもりだったんだけど、兄貴がタイミングよく帰ってきてくれて結果良かったかなと思う。
3人で、兄貴が帰る前に終らせなきゃねって言ってたんだけど。

A美には一応D朗の件はこっちは終ったから問題ない事を伝えた。
「あたしにも連絡してこないように言って欲しい」となにやら言ってたけどお父さんに頼めと言って切った。
そしたら次の日俺のおとんに電話して来て、D朗の件をお願いするという斜め上行動に出たけど。
おとんに「君の父親は私ではないよ。自分の父親に頼みなさい」って言われてたけど。

でも結局は、おとんが
「あの一家とはもう関わりたくないし、これで何かあったら後味悪いから、お前からそのD朗って子に釘を指しといてやれないか」
と言われ、兄貴が五寸釘並みの釘を指してたみたい。

とりあえずもういい加減A美関連は終ったと思う。
これ以上は勘弁して欲しいとまじで思う。

ちなみに後日話を聞いたC助は爆笑しながら俺も行けば良かったと言ってた。
いえいえ、将来義兄さんになるかもしれない方にそんな危ない状況に呼べるわけないだろって言っといた。
C助居たら情報源バレちゃうしね。
一応A美とA美父からはお礼の電話があったよ。D朗追っ払ってくれてありがとうって。
A美父が「やっぱりウコン君は優しいなぁ。いやぁ惜しい子を逃したなぁA美に復縁頑張るように言っとくかな。ははは」
って言ってたから「気持ち悪いんでやめてください」で切った。

以上で終わりです。
長々付き合ってくれてありがと