友人から聞いた話なんだが。その友人の飲み仲間Aは、大好きだった彼女を寝とられたらしい。しかも寝とった男は、同じ会社の人間。
彼女をその男に紹介した所、いつのまにか彼女と仲良くなり、寝とられる結果となったらしい。
その男は、結局彼女とは遊びで、その後別の女性と付き合い、結婚することになったらしい。
Aは彼女と一時期結婚まで考えてたから、それはそれはその男を恨んでいた。
その男の結婚式なんか行きたくもなかったが、同じ会社の手前行かざるをえなかっんで、式には渋々参加したらしい。

Aは、式で始めてその男の嫁を見たらしい。かなりの美人でスタイルも良い。だが…どこかで見た事がある顔だな、と思ったらしい。しかし、気のせいかとも思い、式の場では思い出せずにいた。

式から数日後、Aは家でくつろいでいる時、突如あの嫁をどこで見たのか、フラッシュバックできたらしい。
Aがよく購入していた、読者投稿物のエロ雑誌だった。その雑誌に写真が投稿されてる女性には、全て目線が入っている。
しかし投稿者の希望か何かで、極細目線しか入れてない写真もあるらしい。そこで極細目線で投稿されてた女性が、あの男の嫁だと、思い出したのだった。

しかし、記憶の間違いかもしれない。念のため、結婚式でその嫁の顔が大きく写っている写真を持ってきた。
そして部屋の隅に積んであった投稿物のエロ雑誌を引っ張り出して、その嫁と思われる写真を探した。
見つけるのに時間はかからなかった。こんな美形でスタイルいい女性が、この雑誌に極細目線で載るのは珍しいからだった。
そして比較的アップで出ている投稿写真と、結婚式でのその嫁の写真を見比べた。

ビンゴだった。
投稿写真の方は、極細目線が入り、喘いだり恍惚の表情のショットばかりであった。
しかし、顔の輪郭や鼻などの形、そして何よりホクロひとつひとつの位置。これらは変えようがなかった。そして、誰か見ても同一人物だと言い切れるものであった。
雑誌の中の嫁の淫れっぷりはすごかった。男性4人との複数プレイ、顔射、中出し、2穴同時挿入…。
あの男は、嫁のこの投稿写真を知っているんだろうか。いや知るはずはない。そして、この写真こそ、あの男への復讐となる。Aはそう考えた。

Aは、その雑誌の嫁の恥態の写真のページを切り取った。見開き2ページ分だった。
そして、パソコンで「OO(復讐相手の男の名前)の嫁の素性」と入力した紙も用意した。
その紙と恥態が写ったページの写真を持って、次の日会社に行き、社員が一番よく見る掲示板のど真ん中に、朝一番に貼ったのであった。

掲示板に貼ったその日、Aは1日外回りに出ていた。だからAは怪しまれずに済んだ。逆に、復讐相手が青ざめる表情が観察できないのが、残念でもあった。
その日の夕方ごろ、Aは外回りが終わり、帰社した。
さて、復讐相手の青ざめた顔でも観察してやるか。いや、もしかして会社に居づらくなって、もう帰ってしまったかな?最悪の場合、クビになってるかな?
いろんな想像をしながら、自分の席に戻った。

「A君ちょっと時間あるかな。」上司がAを呼んだ。そして会議室へ。
上司は、一枚の紙を出してきて「これは君の筆跡だよね。」そう聞いてきた。そこに書かれていたのは、確かにAの筆跡だった。
「はい、その通りですが…。」Aは答えた。
その紙には、Aの筆跡で、「トイレットペーパー、歯磨き粉、シャンプー詰替え」と、確かに書かれていた。
「この紙が朝掲示板に貼ってあってね。」上司はそう付け加えた。

なぜだ…。Aは不思議でしょうがなかった。「まあそれだけならいいんだが、問題は君が書いたその紙と一緒にこの雑誌の切り抜きが掲示板に貼ってあったんだよ。」
上司は、2枚の雑誌の切り抜きを出した。そこに写ってるのは、復讐相手の嫁の恥態…ではなかった!
男女の恥態には変わりなかったが、嫁とは全く別人の恥態だった。そして事もあろうに局部や結合部は無修正!
そして、その雑誌の切り抜きの写真にも見覚えがあった。

「あ!」Aは思わず叫んだ。「やはり君が貼ったんだね。」Aの直接の上司はAの事を知り尽くしている。そう確信したらしい。
昨日、Aは復讐相手の嫁の投稿写真を切り抜いた時、今ではレアな無修正のエグい雑誌を久々に見つけ、それも切り抜き、オナニーして寝たらしい。
で、朝の慌ただしさの中、オナニーに使った無修正物の方の切り抜きをカバンに入れ、間違いに気づかずに、朝急いで掲示板に貼ってしまったのだった。
「しまった!」愕然とし机に手をついた拍子に、Aの書いた字が書いてあった紙がヒラヒラと、床に裏返って落ちた。
そこには「OOの嫁の恥態」という文字が打ってあった。
昨日、家のパソコンのプリンターにセットしたのは、メモ用紙の裏面だったのだ。