「続けて下さい。お願いします」
真島さんにそう言った俺に、嫁はビックリした顔をした。まだ、性感マッサージが始まってもいないと聞かされて、ただでさえ驚いていた嫁が、俺の言葉に本当に驚いたような感じだ。

絶対に他の人では感じない。そんなことを言っていた嫁が、たぶん、すでに真島さんにイカされてしまった……。そう思うと、歯ぎしりしたくなるほど嫉妬心がわき上がる。でも、やっぱり興奮してしまう自分もいる。

「わかりました。では、性感の方に入りますね」
真島さんはクールに言う。少しも興奮していない感じだ。でも、股間は少しもっこりしているのでは、多少なりとも勃起はしているようだ。
『は、はい……お願いします』
嫁は、少し戸惑ったような返事をする。
「では、仰向けになって下さい」
事務的に指示をする真島さん。今日は、仰向けのマッサージはなしの約束だったはずだが、嫁はゆっくりと仰向けになっていく。もう、今さらという気もするが、真島さんに嫁の胸やヘアを見られてしまったという気持ちになる。でも、すぐに真島さんは嫁の身体にタオルを掛けてくれた。

身体に対して横にバスタオルを掛けられた嫁。かろうじて胸とヘアは隠れた。でも、上乳が丸見えだし、下もほとんどマイクロミニスカートのような感じになっている。下手をしたら、全裸よりもエロい格好なのかもしれない。

そして、厚めのタオル生地越しにも、嫁の乳首がハッキリと浮いているのがわかる。他の男の手で、ビンビンに乳首を勃起させた嫁。俺は、このまま進めて良いのかな? と、不安になってきた。でも、真島さんは淡々とマッサージを勧めていく。真島さんは嫁の足元に移動すると、嫁の足の指をマッサージする。少しくすぐったそうにする嫁。でも、何となく目がトロンとしているような感じだ。
すると、真島さんはイキなり躊躇なく、嫁の足の指を舐め始めた。
『あっ、ダ、ダメです、そんな、汚いです!』
慌てて脚を引っ込めようとする嫁。
「リラックスして下さい。これも、性感マッサージのメニューですから。皆さんにしてますよ」
真島さんは、穏やかな口調で言う。すると、嫁は抵抗をやめた。多くの日本人と同じく、嫁も皆がしていると言われると、そんなものかと納得してしまったのだと思う。

真島さんは、嫁の足の指の間や、足の甲、そして足の指そのものをフェラチオでもするように舐めていく。さっきまでのマッサージと違い、舌で舐めるという行為になったことで、一気に部屋の空気も淫靡なものに切り替わった気がした。

『ん、ふ、ぅぅ、あ……んっ』
嫁は真島さんの指舐めで、足を内股にしてモジモジしながら吐息を漏らし続ける。間違いなく感じている仕草だと思う。真島さんは、とくに動きを大きくするわけでもなく、淡々と舐め続けていく。そのまま、5分、10分は経っただろうか?
『あっ、んっ、あぁっ、あっ、イヤぁぁ……』
と、嫁は顔を真っ赤にしながら、堪えきれずにあえぎ始めた。嫁の足の指が、性感帯になった瞬間だったと思う。

嫁の内股の度合いはさらに強まり、こすりつけるように動かしている。もう、触って欲しくてたまらないのだと思う。そして、タオルに浮いている乳首も、さらにクッキリとした気がする。すると、真島さんは嫁の足の指を口から出して、少し上に身体を移動させる。そして、タオルでギリギリ隠れている嫁の乳首に指を這わせた。

真島さんの指がタオル越しに嫁の乳首に触れた途端、
『んふぅ、あぁっ、うぅあぁ……』
と、嫁の口から大きめのあえぎ声が漏れた。真島さんは、嫁のリアクションが大きかったのに、とくに動きを速くしたりすることもなく、撫でるような微妙な動きを繰り返す。
『ん、んっ! ふぅあぁ、んっ! ん、あっ!』
真島さんの指が、微妙なタッチで乳首に触れる度に、嫁の口からは甘い声が漏れ続ける。もう、感じないとか感じるとか、どうでもよくなってしまうくらいに嫁はあえぎ続けている。

嫁はギュッと足を内股にして、足の指まで内側に巻き込むようにしながら、どんどん高まっていってしまっているような感じだ。もう、勝負は決した。でも、俺は止める事もなく見続けていたし、嫁も自ら勝負を降りようというつもりもない感じだ。

そんな微妙な動きが長い時間続き、嫁の顔も見ていられないくらいにとろけていく。すると、いきなり真島さんが嫁の両乳首をタオル越しに強く摘まんだ。
『んんっっ!! ふぅあぁっ!! クゥッ!!』
すると、嫁は仰向けで寝転がったまま、ブリッヂをする勢いで背中をのけ反らせながらうめいた。俺は、嫁がイッたのがわかった。さっきとは違い、イッたかな? ではなく、完全にオルガズムに達したのがわかった。

『ふぅ、ひぃ……あぁ、うぅ……』
真島さんが指を離すと、そのまま脱力したように身体を弛緩させた嫁。真島さんは、そのまま絶妙なタイミングでタオルを取り払った。嫁は仰向けで裸体をさらしているが、恥ずかしがる様子もなく、肩を揺らしながら大きな息をしている。

イッたばかりで、とろけきった顔の嫁。こんな風に離れた場所で見るのは初めてだ。それは、俺の目には不思議なほど可愛らしく映った。
そして真島さんは、脱力状態の嫁の脚を広げると、嫁のあそこに口をつけた。
『うぅあぁ、ダ、ダメぇ……』
嫁は、ろれつが回らないようなゆっくりした口調で言う。でも、まったくと言っていいほど抵抗しない。というか、出来ないのかもしれない。

真島さんが嫁の脚を広げた時、嫁のあそこがはっきりと見えてしまったが、そこは濡れすぎなほど濡れていて、お尻の方までビチョビチョで、シーツにまで染みが出来ている有様だった。
嫁は、比較的感じやすい方だとは思う。でも、あんなにしたたるほど濡れるなんて、俺とでは一度もない。

真島さんは、とくに高ぶった様子もなく、淡々と嫁のアソコを舐め続ける。それはAVビデオのような激しいものではなく、チロチロと触るか触らないかという感じの、微妙な動きだ。でも、しばらく見ていて、一定のリズムで、一定の箇所を的確に舐め続けていることに気がついた。

『うぅ、あぁっ! んふぅ……あっ! んあっ! イヤあぁぁぁ、あっ! あふぅ……あぁっ!』
嫁のリアクションは、どんどん大きくなっていく。そして、よく見ると、嫁は腰を下の方に動かし始めていた。仰向けで寝たまま、腰を左右にくねらせるようにして真島さんの方に押しつけるようにしていく嫁。
もっと激しく舐めて欲しい……。そうアピールしているようにしか見えない。でも、真島さんは一定のリズムと距離感をたまったまま、焦らすようなクンニを続けていく。

『イヤァ……。も、もう……あっ! そ、そこ……お、お願い……うぅっ! イ、イジワルしないで……』
嫁は、とうとう言葉でそれを言ってしまった。俺は、嫁の切なげなおねだりを聞いて、本当に信じられないほどの興奮に襲われていた。
それでも、真島さんは舐め方を変えようとはしなかった。でも、舐めながら両腕を上に上げていき、嫁の乳首を触り始めた。
『うぅあぁぁっ! ひぃうぅあぁっ! ダメぇ、あっ! あぁっ! あーーっ!!』
嫁は、泣きそうな顔であえぎ続ける。もう、すでに何度かイカされている感じだ。

すると、真島さんが嫁のあそこに口をピッタリとくっつけるようにした。そして、吸うような音と、ピチャピチャという舐める時の水音が高速で響く。
『うぅあぁっ! イクっ! イクっ! イッちゃうぅっ! あぁぁぁーーっ!!』
嫁は、またのけ反りながら叫ぶ。そして今度は、腰をガクガクと震わせている。

すると、真島さんは嫁のあそこから口を離す。そして、指も乳首から退かせると、手の甲で口周りを拭った。拭う前の真島さんの口周りは、デロデロに濡れて光っていた。

『……ゴメンね。仁君、勝てなかったよ……。だって、凄すぎるんだもん……』
嫁は、俺の方を見て泣きそうな顔で言う。
「い、いや、危なかったね。もう少しで感じちゃうところだったんじゃない?」
俺は、我ながら馬鹿げた事を言っているなと思いながら、そんな風に言ってみた。
『え? 仁君、何を……』
嫁が不思議そうな顔で言うが、被せるように真島さんが、
「そうですね。もう少しで感じてしまわれるところでしたね。あれだけやってもダメなんて、私も技術不足を痛感致しました」
と、しれっと話をあわせてくる。技術だけではなく、こんな機転も利くのかと感心した。

『そ、そんな……。仁君?』
キョトンとした顔の嫁。
「じゃあ、もっと頑張ってね!」
俺は、ぎこちない言い方でそう言った。すると真島さんは、滑らかな動きで嫁のあそこに手を差し入れた。
『あぁっ! ぬ、抜いてっ! イヤぁぁっ!』
嫁は慌てて真島さんの腕を掴もうとする。でも、すぐにビクンと背中をのけ反らせ、力なく腕をベッドに落とした。

『そこダメェっ! こすっちゃダメェッ! うぅあぁっ! イ、イッちゃうぅっ! もうイッちゃうよぉぉっ!』
嫁はあっけなくイキそうになってしまっている。真島さんは、嫁の膣中に人差し指と中指を差し込んで、上向きにこするような動きを繰り返している。やっぱり、激しい動きではなく一定のリズムで動かし続けている。

俺は、これがキモなのだと気がついた。相手が感じると、つい激しい動きに切り替えてしまう。でも、一定のリズムでポイントを外さないことこそ、究極のテクニックなのだと。

『あっ! あぁっ! イクっ! イクぅっ! 怖いぃっ! もう止めてぇっ! あぁぁーーっ!!』
嫁は、今まで一度も見せたことがない程の激しいあえぎ方でイキまくる。俺以外の相手では感じない……。嫁のその言葉を否定しながらも、心のどこかで信じて期待する俺もいた。でも、あっけなく打ち砕かれてしまった。俺以外では感じないどころか、俺とする時以上に感じる嫁。嫉妬で胸が苦しくなる。

嫁が絶叫しても、真島さんは動きを止めようとしない。シティホテルでこんなに叫んで、問題にならないか不安になる。すると、
『出ちゃうぅっ! 出ちゃうもん! イヤぁぁっ! 止めてっ! ホントにダメぇぇっ!!』
と、嫁が泣き声で叫ぶ。実際に、目からボロボロと涙をこぼしている。それでも動きを止めない真島さん。すると、嫁のあそこから透明の飛沫がほとばしり始めた。

真島さんの指の動きにあわせて、ピュー、ピューっと、かなりの勢いで透明の液体がほとばしる。俺は一瞬理解出来なかったが、すぐに嫁が潮を吹いていることに気がついた。もちろん、嫁が潮を吹く姿など見たことがない。

『あぁぁーっ! イクっ! イクっ! もうイッてるよぉっ! ダメぇっ! イィグゥッ!! おぉおおおぉおおっっ!!』
嫁は、すでにあえぎ声の領域を越えた雄叫びのような声を上げている。すると、真島さんは指の動きをピタッと止めた。
「ご主人、すみませんが、さすがに苦情が入りそうなので、奥様の口を塞いで頂けますか?」
真島さんは申し訳なさそうに言う。
『ご、ごめんなさい……。そんなにうるさかったですか?』
嫁は、耳まで真っ赤にして真島さんに謝る。でも、どこかフワフワとしたような、夢見心地という感じだ。
「いいえ、念のためです。ご主人にキスしてもらった方が、リラックスも出来ますよね?」
優しい口調で言う真島さん。
『は、はい……』
素直に返事をする嫁。俺は真島さんに促されて、嫁にキスをした。すると、すぐに嫁の舌が飛び込んできた。俺は夢中で舌を絡ませた。

すると、真島さんが指の動きを再開した。すぐに嫁がビクンと体を震わせ、
『んん〜っ!! んっ!』
と、私とキスをしたままうめき始めた。