その晩、富田が食事に連れて行ってくれたのは焼肉店であった。

焼肉店と言ってもそれぞれの席が個室になっていて、店内には大きな揃ったワインセラーまで完備しているという高級焼肉店だ。

アルコールは取らなかったが、富田と山井は本当によく肉を食べる。

一皿何千円もする高級肉を次々と口に放り込んでいく2人の食欲に、果歩は驚きの表情を見せていた。

そして食事を終えると、3人は富田のマンションへと向かった。

山井 「ご馳走様でした富田さん、いやぁマジ美味いっスねぇあの店。」

果歩 「ほんとに美味しかったです。でもまたご馳走になっちゃって…。」

富田 「いいんだよ。あの店はうちのオヤジが融資してる店だからな。」

果歩 「はぁ、そうだったんですか。」

富田の車内に小さい音で流れるジャズミュージック。

果歩はこれから富田の部屋で起きる事を想像せずにはいられなかった。

山井 「そういえば果歩ちゃん、昨日までずっと富田さんの部屋にいたんだって?」

果歩 「ぇ・・・?」

山井は後部座席から前に乗り出すようにして果歩に聞いてきた。

山井 「長い間富田さんと何してたのかなぁ?」

果歩 「・・・それは・・・」

富田 「ハハッ!それは決まってるよなぁ果歩?」

果歩 「・・・・・。」

山井 「あらら、果歩ちゃん顔赤くしちゃって、相変わらず可愛いなぁ・・・でももう富田さんといろんな事しちゃったんだろ?」

果歩 「・・・山井さん・・・」

山井の言葉にただただ顔を赤くする果歩。

富田 「果歩、今日はどうして山井がいるのか、それがどういう意味かわかるか?」

果歩 「・・・・・・。」

顔を赤くしたまま黙り込む果歩。

それは富田の言っている事の意味が果歩には何となく分かっていたからだ。

富田 「フッ・・・どうやら分かっているみたいだな?」

山井 「へへ・・・果歩ちゃん、今夜はいい夜になりそうだね。」

果歩 「・・・でも・・・私・・・」

富田 「不安か?きっとそんな不安はすぐに吹っ飛んじまうよ。」

富田の部屋に到着した3人。とりあえずリビングのソファに座った富田と山井に、果歩はお湯を沸かしてお茶を入れた。

山井 「果歩ちゃん、ここの部屋の物の扱いに慣れてるんだねぇ、さすが1週間近く居ただけの事はあるなぁ。」

果歩 「・・・あの、熱いですから気を付けてください・・・」

昨日までずっとここに居たのに、山井がいるというだけでなんだか緊張してしまう果歩。

富田 「果歩、先に山井とシャワー浴びてこいよ。」

果歩 「えっ!?」

山井 「よ?し果歩ちゃん!果歩ちゃんの身体は俺が綺麗に洗ってやるよ。」

果歩 「えっ!?あ、あの・・・ちょ、ちょっと待ってください、あの・・・山井さんと・・・入るんですか?」

突然の富田と山井の提案に慌てふためく果歩。

山井 「え??果歩ちゃん嫌なの?俺と風呂入るの。富田さんとはもう入った事あるんだろう?」

・・・ある。

それどころか富田とは浴槽内でセックスもした。

果歩 「・・・でも・・・」

富田 「果歩、もう山井にはお前の裸見せた事あるじゃねぇか。そんなに恥ずかしがる事ないだろ?」

富田の言うとおり、果歩は富田と初めて交わったあの日、山井には裸どころか潮を吹くところも富田とSEXしているところも見られていた。

しかしそれでも、山井と2人で裸になってお風呂に入るなんて事は果歩には恥ずかしい事なのだ。

山井 「ささっ!そうと決まれば行こう行こう!」

山井は張り切った様子で果歩の腕を掴み、浴室へ向かおうとする。

果歩 「ちょ、ちょっと山井さんっ・・・そんなの恥ずかしいですっ・・・」

そう言うも、山井に半ば強引に連れていかれる果歩。

富田 「ハハッ、まぁゆっくり楽しんでこいよぉ。」

富田は山井に連れてかれる果歩を眺め、笑いながらタバコを吹かしていた。

浴室の着替え室に着いた山井と果歩。

山井 「ささっ!脱ごう脱ごう!」

山井はそう言いながら身に着けている服を次々と脱いでいく。

果歩はといえばそんな山井に背を向けて立ちすくしていた。

そうこうしている内にあっという間に全裸になった山井。

山井 「あれ?果歩ちゃん、どうしたんだ?服脱がないと風呂は入れないよ?」

果歩 「・・・山井さん・・・先に入ってていいですよ・・・。」

山井 「え?!ダメだよ、いっしょに入れって富田さん言ってただろ?」

果歩 「あ、あの・・・入ります・・・いっしょに入りますから・・・先に入っていてください・・・。」

山井 「あ、そういう事?ハハ、も?果歩ちゃん焦らすの好きだなぁ。わかった!中で待ってるよ。」

ガチャ・・・

そう言って山井は浴室に笑顔で入っていった。

果歩 「・・・・・・。」

果歩が裸を見せる事を山井に許すのは富田の指示だからだ。

言う事を聞けと命令された訳ではないが、何度も富田と交わるうちに、果歩の中で富田の指示に従うのは当然のことのようになっていた。

ドキドキ・・・・

果歩の胸の鼓動は高鳴る。

果歩 「・・・・・。」

果歩は目の前の鏡に映る自分の姿を見つめた後、ゆっくりと服に手をかけていった。

(97話)

山井 「おーい果歩ちゃーん!早くしてくれよぉ、俺をどれだけ焦らせば気が済むんだぁ?」

果歩 「・・はい・・・今・・・」

・・・ガチャ・・・

山井 「おぉ?待ってました待ってました!って・・・あれ?」

ゆっくりと開く浴室のドア。

やっと入ってきた果歩の姿は、裸にバスタオルを巻いた格好であった。

そしてセミロングの黒髪は濡れないように後ろで束ねてある。

果歩 「・・・山井さん・・・あの・・・」

山井 「おいおい果歩ちゃん、バスタオルなんて要らないだろ?温泉番組じゃないんだから。」

果歩 「でも・・・恥ずかしいです・・。」

山井 「ほら、そんなの取った取った。普通風呂場にそんなデカいタオル着けないだろ?」

果歩 「・・・は・・・はい・・・。」

確かにそうだが、果歩はタオルの結び目に手を当てたまま、なかなかタオルを外そうとしない。

果歩 「あ・・・あの・・・山井さん、後ろ向いててくれませんか?」

山井 「へ?いやいや、どうせ見るんだからいいだろ?ほらぁ、早く早く。」

果歩 「はぁ・・・・恥ずかしい・・・」

果歩は恥ずかしそうにしていたが山井のしつこい要求に観念したのか、ついにバスタオルに手を掛ける。

ゆっくりとした動きで果歩の身体からバスタオルは外れる。

ついに山井の目の前で一糸纏わぬ姿となる果歩。

そして果歩の裸姿が山井の目に映った瞬間、山井の顔は喜びに満ちた表情へと変化する。

山井 「おぉ!ハハ、いやぁ果歩ちゃんいいねぇ、すげぇいいよぉ。」

果歩 「イヤ・・・あんまり見ないでください・・・」

果歩は顔を赤らめながら両手で胸と下半身の中心を隠している。

山井 「凄くいいよぉ果歩ちゃんの身体・・・ほら、手を退かして。」

山井はそう言いながら果歩に近づき、腕を掴んで強引に身体から離させる。

果歩 「・・ぁぁ・・・・」

白く肌理細やかな柔肌、ふっくらとした乳房とピンク色の乳首。
そして丸みを帯びた腰、大事なところを守るように生えた黒いヘア。

その全てが山井の男としての性を刺激し、激しく興奮させた。

2週間程まえに一度見ているとはいえ、果歩の身体はやはり魅力的で刺激的だった。

山井 「くっそ?こんないい身体を富田さんはずっと独り占めしてたのかよぉ。」

果歩 「・・・・・。」

山井は果歩のスベスベとした肩を掴みながらシャワーの所まで連れて来る。

山井 「よーし、俺が身体の隅々まで綺麗にしてやるからなぁ。」

・・・キュ・・・ザー・・・

シャワーを出して手で温度を確かめる山井。

果歩 「ぁ・・・あの・・・いいです山井さん・・・自分で洗いますから・・・。」

広々とした浴室に湯気が立ち込める。

山井は温かなシャワーのお湯を果歩の身体に掛けていく。

山井 「いいよ、俺が洗ってやるから・・・シャワー熱くない?」

果歩 「・・・はい・・・。」

お湯を弾いていく果歩の白肌。

果歩はただその場に立ち尽くし、山井の行為を受け入れていた。

山井 「果歩ちゃん、マジで肌きれいだね。」

よく泡立てたボディーソープを果歩の身体に撫でるように付けていく。

山井の手がヌルヌルと果歩の身体をイヤらしく這いまわる。

果歩 「・・・ぁ・・・ぁ・・・・」

山井 「へへ・・・果歩ちゃん、相変わらず敏感だなぁ・・・。」

そして山井は両手で果歩の乳房をマッサージするように洗いはじめる。

柔らかな触感とヌルっとソープで滑る感覚。

そして乳房の先端は、やはりすでに固くなっていた。

果歩 「・・・ァン・・・」

山井 「あらら・・・もう固くなっちゃって・・・コリコリしてるぞ?」

果歩 「・・・ン・・・ァ・・・」

その乳首を人差し指と親指で摘んだり転がすように刺激する山井。

果歩はと言えば、抵抗する事なく目を瞑って時折気持ち良さそうな声を漏らすのみだった。

山井 「う?ん・・・もっと泡立てないとだめだなぁ・・・果歩ちゃんのココ貸してもらうぜ?」

山井はそう言うと、お湯で伸ばしたボディーソープを乗せた手の平を果歩の股間に当てる。

そして果歩のヘアを洗うように手を動かし始めた。

山井 「ここでやると凄い泡立ちいいよなぁ、果歩ちゃんも自分で洗う時こうやってする事あるだろ?」

果歩 「ン・・・ぁ・・・ヤダ・・・山井さん・・・」

果歩は身体をクネらせながらも拒絶はしない。いや、むしろ山井の行為がおかしかったのか口元には小さな笑みさえ浮かんでいた。

山井 「ほら果歩ちゃん、手上げてバンザイして。」

果歩 「・・・こ、こうですか?」

山井の言う通りに腕を上げる果歩。

すると山井は果歩の上げた腕を掴むと、鼻先を果歩の脇に近づける。

果歩 「・・・ぇ・・・ちょ、ちょっと山井さん何してるんですか!?」

驚く果歩を無視して果歩の脇でクンクンと犬の様に匂いを嗅ぎ始める山井。

山井 「あぁぁ・・・果歩ちゃんの濃い匂いがするよぉ・・・ハァ・・やべぇわ・・・」

果歩 「ちょっと・・・やだぁ山井さんっ・・・止めてぇ・・・ヤダよぉ・・・」

山井のこの行動にはさすがに赤面し拒否反応を示す果歩。

だが山井の行為はさらにエスカレートしていく。

今度は舌を大きく出して果歩の脇を舐め始めたのだ。

山井 「はぁぁ・・・果歩ちゃん・・・チュパ・・・レロレロ・・・ハァ・・・」

果歩 「ン・・・ヤダ・・・ァ・・・ン・・・」

しかし抵抗する態度とは反対に、果歩の口からは甘い吐息のような声が漏れる。

山井 「チュパ・・・ハァ・・・なんだ・・・果歩ちゃんここも敏感なのかぁ?」

果歩 「ァ・・・ハァン・・・ァァ・・・」

果歩は恥ずかしさと、脇から感じる不思議で甘い感覚に、ピクピクと身体を反応させ目を潤ませていた。

(98話)

脇を舐められるという変態的な行為を受け入れながも、果歩はその新鮮な刺激に興奮を感じていた。

果歩 「ぁ・・・・ン・・・ハァ・・・」

山井 「へへ・・・いいねぇ果歩ちゃんは、脇舐められても感じるんだからよ。」

脇に舌を沿わせながら果歩のフェロモン漂う体臭を鼻から肺いっぱいに吸い込む山井。

そのほんのり甘くて濃厚な香りは山井の脳を痺れさせた。

果歩 「ハァァ・・・もう・・・」

山井 「こっちも・・・洗ってやらなきゃなぁ・・。」

山井はそう言って両手を果歩の後ろに回し、泡の付いた手で果歩の臀部を触り始めた。

山井 「あ?柔らけぇなぁ・・・果歩ちゃんお尻もすげぇいいわぁ。」

果歩 「ン・・・山井さん・・・」

ソープの付いた山井の手が果歩のお尻をマッサージする様にニュルニュル動く。

山井 「ここは・・・特に入念に洗わないとなぁ・・・。」

山井はそう呟くと、片方の手を果歩のお尻の割れ目に侵入させた。

果歩 「キャッ・・・ァァ・・・そんなところ・・・」

山井 「へへ・・・そんなところって言っても果歩ちゃん毎日ここもちゃんと洗うだろ?」

白い尻たぶの内側に泡を擦り続けていた山井の手。

今度は指先で果歩の肛門の窄まりを触り始めた。

果歩 「ァン・・・ハァ・・・イヤ・・・」

窄まりのシワの感触を確かめるように指を押し当て、なぞる。

山井 「ハァ・・・果歩ちゃんのアナル・・・果歩ちゃんのケツの穴・・・ハァ・・・。」

果歩 「ァ・・・ン・・・ン・・・」

排泄器官である肛門を触られるという多くの女性にとっては恥ずかし過ぎるほど恥ずかしいであろう行為にも、果歩の抵抗は小さい。

それはこの行為は、もうすでに富田にされていて経験済みだからだ。

それどころか、富田には肛門を舌で舐められた事さえある。

とは言っても、果歩の顔は真っ赤だ。拒否はしないが、肛門を触られる事は恥ずかしい事に違いはないし、まだ馴れていない。

そしてその羞恥心がスパイスとなり、さらに果歩の性的興奮を倍増させる。

恥ずかしがりやの性格と、敏感な身体を合わせ持っている果歩。

だからこそ果歩は調教のし甲斐があるのだ。

山井 「ハァ・・・果歩ちゃん・・・やっべぇ俺興奮してきちゃったよ、ほら・・・。」

果歩の手を掴んで自分の股間に持っていく山井。

そして、こう状況に興奮しきって固くなっている自身の男のシンボルを果歩に握らせる。

いや、握らせるというよりは股間に近づけたら、山井の言葉の意味を理解していたのか果歩の手は自分から山井の男根を握ってきたのだ。

手の平に感じる熱い体温。

・・・大きい・・・

富田と同様、友哉のソレとは比べ物にならない程の大きさを誇る山井の肉棒。

しかし富田のモノとはやはり形も色も違う。

富田との性交で彼氏ではない男のモノを味わった果歩。そして、今はまた別の男性のモノを握っている。

自分がこんな女だったなんて・・・。

そんな考えが頭を過ぎるが、果歩の手は山井のソレを離そうとはしなかった。

山井 「アァ・・・果歩ちゃん・・・。」

果歩の手がゆっくり動き出し、山井の肉棒を上下に扱き始める。

この1週間、富田の肉棒を何度こうやって扱いたか・・・。

富田の言われるがままに全ての指示に素直に従い、男を気持ちよくさせるテクニックを教え込まれた。

そして今、果歩はそれを山井相手に実践しようとしているのだ。

クチュ・・・クチュ・・・・

果歩は馴れた手つきで徐々に扱く速度を上げていく。

そして果歩の頭が山井の鍛え上げられた胸筋に近づく。

・・・チュ・・・チュパ・・・

山井 「アァァ・・・果歩ちゃん、気持ちイイよ・・・。」

果歩のふっくらした唇が山井の乳首にキスをする。

そしてピンクの可愛らしい舌を出してペロペロと子猫の様に舐め始めた。

普段の果歩からは誰しも想像できない積極的な姿。

・・・チュパ・・チュ・・・ジュル・・・

果歩の瞳は山井の目を見つめている。

イヤらしく激しい動きをみせる舌と手とは正反対に、見つめてくる果歩の瞳は依然綺麗で純粋さを保っている。

そのギャップが山井を堪らなく興奮させた。

クチュクチュクチュクチュ・・・

手を激しく動かしながら果歩の頭は徐々に下へと移動していく。

山井の胸、腹、そしてヘソの下の辺りから陰毛へと繋がる毛も、果歩は口に含み自分の唾液で濡らしていく。

そしてついに果歩の頭は山井の股間の前で止まった。

果歩 「・・・・・・。」

肉棒を握ったまま、何かを確認するように山井を見上げる果歩。

山井 「果歩ちゃん・・・。」

山井は口で指示する代わりに、果歩の後頭部に手を添える。

山井の意図する事を理解する果歩。

そして・・・果歩の口はゆっくりと開き、男根に近づいていった。

(99話)

果歩 「ァ・・・ゥン・・・ン・・・・」

山井 「ハァァ・・・・」

自身の肉棒が果歩の可愛げな口に入っていく。

果歩との行為をずっと待ち望んでいた山井にとっては、堪らない瞬間だ。

肉棒からは果歩の口内の温かな体温と、か弱い柔らかさを感じる。

果歩 「ン・・・ゥン・・・ン?・・・」

山井 「お・・ぉぉ・・・あ?・・・。」

亀頭部分を咥え込んだ果歩、口内で舌を激しく動かし亀頭を刺激する。

果歩の舌はしばらく亀頭全体を舐めていたが、その内に舌を尖らせ鈴口に入れようとしてきた。

山井 「ぉお・・・凄いぞ・・・果歩ちゃん。」

果歩 「ン・・・ン・・・・」

いつもの大人しい果歩の性格を思うと、驚くほど激しい口淫。

果歩はピンク色の舌を、山井の尿道に侵入しようとばかりに鈴口に強く押し付け、そして震動させてくる。

その刺激に反応して山井のペニスは果歩の口の中でさらに固さを増し、大きく膨れ上がった。

果歩 「ン・・・ゥン・・・」

今度はゆっくりと頭を前後に動かし始めた果歩。

本格的な果歩のフェラチオが始まったのだ。

チュパ・・・チュパ・・・ジュル・・・チュパ・・・

イヤらしい音を浴室内に響かせながら、果歩の頭の動きは徐々に速さを増していく。

山井 「あ?イイぜ・・・ハァ・・・・」

ジュパ・・・ジュパ・・・ジュパ・・・

ふっくらと柔らかで、やや桃色に染まった頬をへこませながらの果歩のディープスロート。

・・・果歩のディープスロート・・・

普段の果歩を知っている者からすれば、なんと卑猥な言葉だろう。

唾液を塗しながら、喉付近まで肉棒を咥え込む。

鼻先に山井の陰毛が当たるのを感じながら、果歩はフェラチオをさらに激しくした後、一旦男根を口から吐き出した。

・・・ジュポンッ!・・・・

果歩 「・・・ンハァッ!・・・ハァ・・・ハァ・・・」

離した口と肉棒の間には山井の我慢汁と果歩の唾液が混ざった粘液が糸を引いている。

息を荒くしている果歩は、そのまま立っている山井の後ろ側へと移動する。

果歩のその行動を見て、山井は思わず驚きの表情を見せた。

山井 「え?おいおい果歩ちゃん、もうそんな事まで富田さんに仕込まれちゃったのかよ。」

山井の尻の後ろに頭を持ってきた果歩が今から何をしようとしているのか、富田との付き合いが長い山井は予想が付いた。

果歩 「ハァ・・・ン・・・ハァ・・・」

呼吸も整わないまま果歩は、山井の固い筋肉が付いた臀部に両手を添える。

山井 「へへ・・・いやぁまさか果歩ちゃんにこんな事までしてもらえるなんてなぁ。」

山井は嬉しそうな笑みを浮かべながら、果歩がその行為をし易いように脚を肩幅より少し広く開く。

そして果歩は山井の固い尻たぶを掴み左右に広げ、その中心をじっと見つめる。

果歩 「ハァ・・・ハァ・・・」

目の前にある山井の肛門を見つめながらも、そのまま動く事ができない果歩。

やる事は決まっている。

富田に教えられた通りだ。男性に奉仕する時はフェラチオと同様に当たり前にする行為なのだと教わった果歩。

しかし果歩は躊躇(ちゅうちょ)する。

この1週間、何度も富田にこの行為をしてきたとはいえ、まだ馴れない。

こんな事自分がする事になるなんて以前はもちろん想像を全くしてなかったし、今考えても異常であり恥ずかし過ぎる行為だ。

果歩 「ハァ・・・ハァ・・・。」

少し考えた後、覚悟を決めた果歩。

ゆっくり顔を山井の尻の割れ目に近づけていく。

そして同時に舌を出し、その先に伸ばしていく。

・・・チュチャ・・・・

山井 「ぉお・・・果歩ちゃん・・ヤベェわ果歩ちゃん・・・。」

果歩 「ン・・・ゥ・・・ン・・・・」

背筋がゾクゾクするような快感が山井を襲う。

ついに果歩は山井の尻の割れ目に顔を埋め、その奥にある山井の肛門を舐め始めたのだ。

ぺチャ・・・クチュ・・・ぺチャ・・・

鼻から感じる山井の匂い、そして舌先に感じる山井の肛門の窄まりのシワ。

肛門の周りの毛が果歩の口や舌に纏わり付いてくる。

それでも果歩は舌の動きを止めない。

それどころか亀頭の鈴口を責めた時のように舌を尖らせ、今度は肛門に突き刺すように刺激してくる果歩。

山井 「アァァ・・・果歩ちゃんが俺のケツの穴舐めてるよぉ・・・すっげぇわ・・・。」

果歩 「ン・・ンフ・・・ゥ・・・ン・・・」

そしてそのまま果歩は片手を山井の腰の前に回し、まだ勃起したままだった山井の肉棒を掴み激しく扱き始める。

山井 「すげぇ・・・ァァ・・・気持ちイイわ・・・果歩ちゃん上手すぎ・・。」

果歩からのアナルとペニスの同時責めに、山井は思わず声を上げる。

クチャクチャクチャ・・・

ぺチャぺチャぺチャ・・・

果歩 「ン・・・ゥン・・・ハゥン・・・ン・・・」

まだ富田をこれで射精に導いた事はない。

しかし今ここで果歩は、富田に教えられたテクニックを全て使って初めて男性を快感の絶頂、射精に導こうとしていた。

山井 「ア・・・ハァァ・・果歩ちゃん・・・そろそろイキそうだ・・・。」

果歩 「・・ハァ・・・」

山井の言葉を聞き果歩は、再び山井の前に戻り、すぐにいきり立った肉棒を掴み、口に咥えこんだ。

ジュパジュパジュパ・・・

再び始まった果歩のディープスロート。

しかも先程よりも数段激しく頭を動かしている。

山井を射精に向かわせるため、ラストスパートを掛けているのだ。

山井 「ァアア・・・マジすげぇ・・・出そう・・・出そうだよ果歩ちゃん・・・口に出していいの?」

山井の問いに、肉棒を深く咥えた込んだまま眉間にシワを寄せながら苦しそうに数回頷く果歩。

ジュッパジュッパジュッパ・・・!

山井のつま先に力が入る。

山井 「あ?イク・・・あ?出る・・・出すぞ果歩ちゃん・・・う・・・出るっ・・・!」

ドク・・・ドッビュビュ!!!・・・ドッビュ・・・ドッビュ・・・

果歩 「ンッ!・・・ン・・・ン・・・・」

ついに射精を迎えた山井。

果歩は一瞬ビクッっと反応したが、肉棒は口から離さずに手でソレを強めに扱き続けた。

果歩の口内に次々と発射される山井の生温かい精液。

山井 「ハァ・・・フゥ・・・」

しばらくしてやっと射精が止まった頃には、大量のザーメンが果歩の口内に溜まっていた。

射精の余韻を感じながら山井はゆっくりと果歩の口から肉棒を引き抜く。

山井 「はぁ・・・すげぇ気持ちよかったよ果歩ちゃん。」

果歩 「ン・・・ムゥ・・・ン・・・」

口に山井のザーメンを含んだままの果歩、鼻で呼吸をする度に生臭いその匂いを感じる。

山井 「果歩ちゃん・・・口開けて中見せてよ。」

山井に言われた通り、山井に見えるように上を向きながら口をゆっくり開いていく果歩。

山井 「おぉ・・・いっぱい出たなぁ・・・へへ・・・」

果歩の口の中に見える大量の白濁液は相当濃厚なもので、所々白いゼリー状の塊があるようだ。

山井 「へへ・・・いつも富田さんのザーメン飲んでるんだろ?」

精液がこぼれないように口を閉じた果歩は、山井の問いに小さく頷いた。

山井 「じゃあ・・・俺のも飲んで。」

果歩 「・・・・・・。」

果歩は少し考えた様子を見せた後、目をグッと閉じて・・・それを一気に飲み込んだ。

・・・ゴクッ・・・

果歩 (・・・ぁぁ・・・・)

ドロっとした精液が喉を通るのを感じながら、同時に果歩は自分の下腹部がどうしようもないほどムラムラと熱くなっていくのを感じていた。