クォーターの幼馴染
俺には幼稚園の頃から仲が良かった、エリカという幼馴染の女の子がいた。
エリカは父方の祖父がアイルランド系アメリカ人であるクォーター。
透き通った白い肌に光り輝く茶色い瞳、腰まで届く茶色混じりのロングヘアが特徴で、大きな二重瞼と薄い唇、筋の通った高い鼻の綺麗な顔作り、子供の頃から周囲の大人達から美人と評されていた。
俺とエリカは共に一人っ子で家も近所だったので、小さい頃からよくお互いの家を行き来してた。その過程で非常に仲睦まじい関係になり、いつしか結婚の約束までしていた。

エリカも外国の血筋を引いてる為か、発育が旺盛で小学校高学年の頃には胸がかなり膨らみ、持ち前の長い脚や細い腰も相まってグラマラスな体型に成長していた。
そんな悶々とした感情を抱いていた6年生の夏休み。俺は宿題を一緒にやる事になりエリカの家に訪問した。
「いらっしゃい、タツヤ(俺)」
「おう、上がらせてもらうよ」
自宅の為か、ボーダー・ノースリーブにデニムのミニスカートというラフな格好で出迎え、二階にある自分の部屋まで招き入れてくれた。
「ちょっと、待っててね」
麦茶とお茶菓子を取って来るといい、エリカは退出し一階まで降りて行った。
一人になるのを確認すると、前々から気になっていたタンスの中を開けてみた。
入っていたのは綺麗に陳列された色彩豊富な下着の山だった、しかも全てレース入りの大人向けのものばかりだった。
一番手前に並べてあった白いブラジャーを手に取り、タグを見てみるとD65と書かれていた。
小学生離れしたDカップという事実に驚きながらも、エリカの乳房を包んでいたカップの内側の乳臭い香りやパンティのクロッチ部分に付いた黄色いシミの匂いを嗅いでいた。
階段から足音が聞こえ、俺は慌てて無造作にタンスに下着を突っ込んだ。
「お待たせ・・・あれ?、どうかしたの?」
「・・・い、いや・・・別に」
「あっそ」
一瞬疑惑を持たれたが、何事もなかったかの様に平然を装う。
宿題がやり始めるが、俺の視線はテーブルを挟んで対面に座るエリカの胸元に泳いでいた。
エリカの乳房は布を押し上げ鮮明に輪郭が現し、胸元から覗かせる深い谷間は少しでも動くと小刻みに揺れ動き、乳頭の形が薄っすらと浮き出ている事に気付き、自然と息子が半勃ち状態になる。
俺は両足を動かしてそれを誤魔化そうとしたが。
「寒いの?エアコン消そうか?」
エリカはリモコンを取ろうと四つん這いになり、ミニスカートの間から大きな尻に綺麗に食い込んだ白いパンティが露わになる。
「あれ、消えないわね」
エアコンを消そうとするエリカの尻が
無防備なエリカが放つ女性フェロモンが、息子を容赦なく刺激しフル勃起状態にまで膨れ上がり、両手で必死に股間を抑え込む様にして蹲る。
「タツヤ、どうしたの大丈夫?」
俺の異変に気付き四つん這いのまま転回し近づいて来たが、下に垂れ下った二つの豊かな膨らみが互いに激しくぶつかり合い、タプンタプンと瑞々しく弾ける音が聞こえ凄い迫力だった。
遂に理性が吹っ飛び衝動的になる。
「エリカァァァァァァ!」
「きゃぁぁぁぁぁぁ?」
エリカの両肩を掴み床に押し倒して、彼女の両腿の上に馬乗りになる。
そこから見える聳え立った双乳に手を添え、鷲掴みにすると指の間からから溢れ出て、食い込んだ指や掌には早熟ながらも瑞々しく蕩ける様な柔らかさが伝わる。
「や、柔らけぇ!」
「イヤァァァ?」
必死に手足をバタつかせて、逃れ様とするエリカの両手を抑え付け、深い谷間に顔を埋める。
「ちょ、ちょっと?」
顔を左右に動かすと頬が、溶けそうになる位に豊満な乳房の柔らかさと温もりを感じ、鼻には少し汗の匂いの混じったエリカ特有の甘酸っぱい体臭が噎せ返る程に流れ込んできた。
「ああ、良い匂い・・・最高だ」
「いやぁ・・・ねぇ、もうやめてよタツヤ」
「好きなんだ、お前の事が好きでしょうがないんだ」
半泣きになりながら訴える抵抗を無視し、俺は左手でエリカの両手を彼女の頭の上で抑え付け、右手をキャミソールの下縁を掴み思いっきり捲り上げた。
強引に引っ張り上げるとたわわに実った果実が、ブルンッとダイナミックに弾け、桃色の乳頭が元気良く動いていた。
「イヤァ、見ないでぇ」
右手を揺れ動く豊乳に手を沈み込ませると、さっきとは比べものにならない瑞々しい弾力に包まれる。
汗ばんで粘り気のある乳肌と乳頭の感触も非常に気持ち良く、人差し指と親指で乳頭を挟み込み転がすと徐々にコリコリと硬化していく事が分かった。
俺は片乳を揉みしだくだけでは物足りなくなり、肥大化した乳頭を口に吸い込んだ。
口内に乳臭い汗の味が広がり、硬くなった乳頭が舌の上を転がる。
乳頭から口を離し、エリカの穿いているミニスカートの中に手を忍び込ませる。
白いパンティの上縁に手を掛け一気に引き下ろし、閉じきった両足を擦り抜けて足首から抜き取る。
恥毛が鮮少に生えた恥部が露わになり、ガバッと両脚を開脚させる。
「いやぁぁぁっ?」
「うるさい!今からお前は俺の女になるんだ」
ズボンとパンツを脱ぎ捨て、窮屈そうにしていた息子が飛び出し、見事な反り返りを見せる。
「タ、タツヤちょっと!」
動揺するエリカをお構いなしに陰部に亀頭を押し当てると、限界にまで達していた亀頭から溜まりに溜まった精子が一気に放出され、彼女の下腹部に降り注ぐ。
「クスン、う・・・う・・・う」
部屋には横向けになり、両手で顔を覆い隠したエリカの噎び泣く声が響く。
ここで漸く我に返り、自分の仕出かした罪の重さに気付き、身体中から血の気が引く。
欲望任せに生まれて初めて好きになった、大切な女の子を汚してしまった事。
今まで築き上げてきた関係を一瞬でぶち壊した事。
彼女に一生癒えない心の傷を負わせた事。
「ごめんエリカ、本当にごめん」
床に手を付き何度も謝ったが、エリカは泣くばかりで何も答えてくれなかった。
そんなエリカの姿を見て心底悪い事をしたと思った。
次の日からエリカと口を交わす事がなくなった。

夏休みが明けて学校が始まり、教室や廊下で何度も顔を合わせたが、すぐに目を背けられてしまった。
一方でエリカの家を通る毎に、顔を合わせるエリカの母は優しく俺に話し掛けてきた。
「どうしたの?エリカと喧嘩でもしたの?仲直りしてまた遊びにいらっしゃい」
こんな感じで、どうやらエリカは例の事件を誰にも言わなかった様だ。
そんな気まずい雰囲気が卒業まで続き、俺はエリカの事で頭がいっぱいになっていた。
エリカに対する愛おしさと憂いさ、罪悪感に苛まれて自分の犯した行動を死ぬほど後悔する日々を過ごした。
そして卒業式の日、式を終えた俺は春から入学する中学校の制服で下校し、気付けば俺の足はエリカの家の前で止まっていた。
「タ、タツヤだよね?」
「エリカ?あれ、友達と話してたんじゃなかったのか?」
「いや、みんなもう帰っちゃってさ・・・タツヤは家に何か用なの?」
不意に背後から聞こえた声に振り替えると、同じ学校のブレザーを着たエリカが立っており、どこか嬉しそうな様子で俺の顔を窺っていた。
「あのさ、俺・・・どうしてもあの時の事をもう一度謝りたくて来たんだ」
「・・・・・・」
「ごめん、あんな酷い事してお前を傷付けて、本当にごめんな」
誠心誠意の謝罪だった、頭を深く下げてエリカに許しを請いた。
俺は許してもらえるとは思わず、それでも誠意が少しでも伝わればそれでいいと考えた。
しかし、待っていた答えは意外なものだった。
「・・・もう怒ってないよ、顔を上げてタツヤ」
「えっ?」
顔を上げると視界いっぱいに目を瞑ったエリカの顔が映し出され、俺の唇を塞いできた。
エリカの厚い唇の柔らかさが伝わり、口の中には彼女が使っているリップクリームの甘い香りが漂ってきた。
「これでおあいこだね」
「・・・エ、エリカお前、俺の事を恨んでないのか?」
「うん、恨んでないよ。それにずっと待ってたんだよ・・・タツヤの事」
満面の笑みで答えるエリカに俺は質問を続けた。
「何で?あんな酷い事したのに・・・」
「確かにあの時は、怖いし嫌だったけど・・・それよりもタツヤと仲直りしたいなと思って」
「いや、でもだからって・・・いきなり、キスってのはちょっと」
「私のキスじゃ不満だった?」
恥ずかしそうに手で口元を抑え、俯きながら上目遣いでチラチラと俺の方を見るエリカを見て、彼女の言わんとしている事の意味が分かった。
「エリカ、お前俺の事好きだったのか?」
「・・・うん、タツヤの事ずっと好きだったのよ。でなきゃ、キスしたりする訳ないじゃん」
俺は感極まり彼女を抱きしめた。
「エリカ、ごめん、ごめんよぅ」
「ううん、私の方こそタツヤの気持ちに気付いてあげられなくて、ごめんね」
抱きしめているエリカの身体から温もりを感じ、何時までも泣きながら謝り続けた。
そんな時間が心地良く幸せに思えた。
彼女を強姦しそうになった時よりも、ずっと・・・ずっと。
俺は、彼女を、エリカを一生大切にしようと思った。
この掛け替えのない天使の様な存在を一生失いたくない、ずっと俺の傍にいて欲しいと思った。
こうしてこの日、長年募らせた想いが遂に実を結び俺達は恋人同士になった。
そして十年後の一昨年、俺とエリカは入籍して夫婦になった。去年にはエリカ似の娘も生まれ、一生二人を養うつもりです。