地方や経済状況、身分によって内容は違うのでしょうが、
男子が精通を迎える頃(だいたい13歳くらい)に「ふんどし祝い」というのがあり、
母親に渡された晒木綿の反物を持って母方の親族の女性宅に行き、
ふんどしに仕立ててもらうというものです。
    
このときに母方の親族(母親の姉妹など、本人から見ると叔母・伯母にあたる)から、ふんどしの付け方、床入りの際のしきたりを教わるそうで、
このふんどしのことを「オバクレフンドシ(おばさんがくれたふんどし)」といいました。
このときに実際に筆下ろしする。