炭焼きをしていた父が亡くなった。
 私が30歳のときである。
 仕方なくその跡を継ぐことになった。
 それまで山から一歩も出たことのない私は、女の子のつきあいもなく、商売女を買う才覚もないまま、つまりその歳まで童貞であった。
 話し相手というのは、60歳に近い母と、一匹の雌犬だけであった。
 ある日、仕事を終えて、山の景色が暗くなりかけた頃、独りで欲情して、犬の花を相手にじゃれあっていると、ペニスが堅くなってきたのに気がついた。
 そこでしてはならないと思いながら、花の尻に抱きつき、花が逃げないのをいいことに、ペニスを犬のワギナに差し込んでしまった。
 気持ちがよくてそのまま射精してしまった。
 つまり私は、犬の花に遅い童貞を捧げたのである。
 終わってから、ふと気配を感じて、振り向くと、一部始終を母が見ていたのである。
 いつもより帰りが遅いので山へ上がってきたというのである。
 その日夕食をすませてから、寝ようと思っていると、母が黙って私の布団へはいてきた。
 私のペニスを掴むと、優しくしごき始めた、目を瞑ったままじっとしていると、今度は、私の股間へうずくまって、口に含んだ。
 始めての、あまりの快感にあっというまに漏らしてしまった。
 やがて母は仰向けになった。
 上へ乗れと言うのである。
 大きく広げた両足の間に凄まじいエロスが見えた。
 再び堅くなったペニスを挿入した。
 16センチの先端から根本まで、膣の襞をこすりながら入って行く快感は生まれて始めてのものだった。
 その日から、毎夜母との関係はつずいている。
 10年も。