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いたずら

女子大生 果歩 1

1     


「え?留学?どこに?」

「オーストラリアだよ。ダメ?」

大学近くのカフェ、果歩は恋人である友哉の切り出した話に少し驚きの表情を見せていた。

「ダメじゃないけど・・・。」

「語学留学したいって、前から思ってたんだよ。バイトで留学資金、やっと貯まったんだ。」

友哉はまじめな性格だ、留学資金は親には頼らず自力で何とかしようと思っていたのだろう。

「そういえば友哉、最近デートもしないでず~っとバイトしてたもんね~。」

果歩は少し怒ったようにほっぺたを膨らましてみせた。

「ごめんごめん、そのくらいバイトしないと貯まらなかったから・・・。そのかわり、向こう行く前に果歩の行きたいところに遊びに連れて行ってあげるからさ。」

その言葉を聞いて果歩の目が輝きだした。

「え?ホント?やった~!どこにしよっかなぁ。」

「果歩の好きなところでいいよ。」

留学の事を果歩に話すのには少し不安があった友哉だが、今の果歩の表情を見てひと安心だ。なにせ長い期間会えなく・・・。

「でも、友哉えらいね。自分だけでお金貯めて1人で留学だなんて・・・。私1人で海外なんて行けないなぁ・・・。」

割かし社交的で行動力のある友哉に比べ、普段は大人しく、人見知りもする方である果歩にとっては留学して外国人と交流して・・というのは少々ハードルが高く感じていた。

「最近は留学する人も少なくなっているみたいだけどね、でもやっぱり外国で生活していろんな人と交流できればこれからの考え方も視野が広がると思うしね。」

コーヒーを飲みながらそう語る友哉の姿は、果歩には非常に頼もしく見えた。

「しっかりしてるなぁ、友哉は。」

「じゃあ果歩、俺が留学するのOK?」

「うん、もちろん!友哉がいなくなるのは寂しいけど日本から応援してるよ。」

果歩のその言葉を聞き友哉の顔はパァっと明るくなった。

「ありがとう、向こうに行ったら毎日メールするから・・・よかった、果歩嫌がるかなぁって思ったけど、安心したよ」

「私そんなに心狭くないよ~だ。楽しんでおいでよ、私もこっちで何かにチャレンジでもしようかなぁ・・・。」

「俺がいなくても大丈夫か?果歩、結構抜けてるとこあるもんなぁ・・・。」

「え~!大丈夫だよ、友哉がいなくてもちゃんとやっていきます。」

「じゃあいつもみたいに大学のレポート手伝ってぇ!ってメールしてくるなよ。」

「あ~それはちょっと困るかも・・・フフ・・・も~大丈夫だよっ。」

友哉からの留学発表も終わり、注文したケーキを食べながら2人は今度どこに遊びに行くかを楽しそうに話していた。近頃は友哉がバイトで忙しかったのもあり、こうして2人でゆっくり話すのも久しぶりだ。

そんな中、果歩がふと思い出したように友哉に質問する。

「友哉、ところでどのくらい向こうにいるつもりなの?」

「ん?1年かな・・・。」

「え~!!!1年も!?」


付き合い始めて1年近くなる友哉と果歩、お互いに異性と付き合うのは初めてだった。

好きになったのは友哉の方からで、互いに大学生になりたての出会った当初は、果歩からすれば友哉はひょろっとした外見からなんとなく頼りない印象であったが、いざ話してみれば友哉は外見の印象とは異なり、しっかりとした芯のあるまじめな性格と、周りの人たちにも気を配れるやさしさを持った男性なんだと、果歩の中で友哉の印象は変化していく。

そして果歩はそんな友哉に惹かれていった。

友哉は女性にアプローチするのは苦手だったが、不器用なりにも果歩には気持が伝わっていたようだ。

友哉と果歩が付き合いだした事で周囲に驚く者が多かったのは仕方のない事かもしれない、外見が可愛らしく性格もやさしい果歩には言い寄ってくる男は結構いた、一方友哉は頭もいいし性格もよく友達が多かったが、男性にしては小さい身体と決してかっこいいとは言えない顔立ちであったため全く異性からはモテなかった。

しかし、しっかり者の友哉と可愛くてやさしいけどちょっと天然の入っている果歩の組み合わせはいつしか学部内ではお似合いのカップルになっていた。



「はぁ・・・行っちゃった・・・もう向こうに着いてるかな。」

1人暮らしをしているアパートの自分部屋で写真を見ながらため息をつく果歩。その写真の中には楽しそうにミッキーマウスの横で笑っている友哉と果歩の姿がある。

(楽しかったなぁ・・・ディズニーランド・・・)

友哉がオーストラリアに行く前の最後のデート、2泊3日のデートは果歩にとって実に充実したもので、友哉といっしょにいるのが幸せだと再認識したデートだった。

(寂しくなるなぁ・・・一年か・・・。)

今の時代、携帯電話やパソコンでいつでもメールはできるが電話はお金がかかるからめったにできないし、長電話もできない。
一年くらい別に平気だと思っていた果歩だが、友哉が海外に発ってから急に寂しさを感じ始める、最後のデートが楽しかっただけにそれは想像してたよりも大きなものだった。

夕日が差し込むシーンとした自分の部屋で果歩は友哉と撮った写真をしばらく眺めていた。


「そっかぁ、友哉君もう行っちゃたんだぁ、果歩寂しくなるね。」

「うん・・・でもメール毎日するって約束したし。」

大学の食堂、果歩とランチをしながらそう話す相手は友達の知子だ。

「でも心配よねぇ、1年だもんねぇ」

「え?なにが心配なの?」

果歩と知子は卓球サークルで出会った仲のいい友達、よくこうして大学の食堂でランチを食べたり、大学以外でも買い物に行ったり食事に行ったり、恋愛の相談もよくする仲である。

「浮気よ、向こうの学校って日本人も結構いるって聞くじゃない?あ、相手が日本人とは限らないか、すっごい綺麗な金髪の子とかいたりして・・・フフ・・・。」

「う、浮気なんて!浮気なんて・・・友哉がするわけないよ・・・もう!何言ってるの知子ちゃん。」

知子は冗談のつもりだが果歩は結構動揺した様子。

「冗談冗談!フフッでも、友哉君みたいなまじめな人が意外と・・・だったりして、フフッ」

悪戯っぽく笑う知子、こうやってなんでも真に受けてしまう果歩をからかうのが好きなのだ。

「も~ないよ、友哉に限って・・・それより知子ちゃん、私バイト増やそうかなって思って・・・友哉は1年いないし、こうなったらいっぱいお金貯めようかなって思って。」

「へぇ、でもたしか今果歩がバイトしてる雑貨屋さんってあんまり給料良くないんじゃなかった?お店は可愛いけど。」

果歩は大学に入ってからは前々から気に入っていた可愛らしい雑貨屋で週三日アルバイトをしていた。

「うん、でも雑貨屋さんのバイトは続けたいから他の3日間に別のバイト入れようかと思って・・・。」

「え~!じゃあ果歩週6日もバイトするの?きっついよ~。大丈夫?」

確かに大学生の中にはバイトのし過ぎで大学の勉学と両立ができなくなっている学生もいる。

「ん~でも友哉もいっぱいバイトしてたけど頑張って大学と両立させてたし・・・私もなんか頑張ってみたいの・・・ねぇ、知子ちゃんどっかいいとこ知らない?できれば給料のいい・・・」

「ん~いいとこねぇ」

腕を組んで考える知子。

「ん~まぁ果歩は可愛いしやろうと思えばすっごい稼げる仕事はあるわよねぇ・・・フフ・・・日給何万ももらえる仕事・・・」

知子はまた悪戯っぽく笑みを浮かべて言った。

「え~すごいね!あ・・・でもそれってすっごく如何わしくない?」

「フフ・・・意外と果歩はそういうの向いてるかもねぇ・・・果歩ムッツリだし・・・フフ・・・」

知子のその言葉を聞いて果歩は顔を赤くする。

「ち、ちがうよ!・・・もっと普通のバイトでだよ・・・もぉ・・・。」

「フフ・・・冗談よ。でも動揺してるとこ見るとムッツリは図星でしょ?」

「違うってば!!」

顔を真っ赤にして怒っているのか照れているのか・・・そんな表情の果歩。

そんな会話をしていた2人に近づいてくる人物がいた。



「いいバイトならあるわよ。」

ふとその声のする方に顔を向ける果歩と知子。

「あっ!秋絵先輩!」

そこには知子と同じく卓球サークルで知り合った先輩の秋絵がランチプレートを持って立っていた。

秋絵は大学内では有名な美貌の持ち主で、それでいて勉強もでき、しっかりしていた。

そのため秋絵を慕う後輩も多く、果歩と知子にとってもそんな秋絵は尊敬や憧れの対象になっていたのだ。

「ここいいかな?」

「はい、どうぞ」

知子はそう返事をして奥の席に移動して、手前の席を秋絵に譲った。

「ありがとう。・・・相変わらず仲良しね、知子ちゃんと果歩ちゃん。」

「秋絵先輩が食堂なんて珍しいですね。」

果歩は溢れんばかりの笑顔で秋絵に聞いた。

果歩の秋絵へ憧れの念は結構なもので、自分はドジでおっちょこちょいな所があると自覚がしている果歩にとって、秋絵のようにしっかりしていて完璧に見えるかっこいい美人は大きな目標でもあるのだ。

もちろん果歩もルックスでは大学内の男子学生に人気はあった、しかしそれは秋絵のように「かっこいい」「美人」というタイプではなく「可愛らしい」というタイプだろうか・・・。

「今日はちょっと朝寝坊しちゃって・・・お弁当作る時間がなかったのよ。」

「え~秋絵先輩でも寝坊とかするんですね。」

知子は意外といった表情で言った。

「でもでも、毎日お弁当作ってるなんてやっぱりすごいですね!秋絵先輩。美人で頭も良くてスポーツもできて、料理もできて。」

尊敬の眼差しで目をキラキラさせながら話す果歩。

「お弁当といってもいつも簡単なものよ。」

「私たちなんて毎日食堂で済ませちゃってるし、果歩に限ってはお寝坊は日常茶飯事だしね~。」

知子はまた悪戯っぽく笑いながら言った。

「も~知子ちゃんイジワル~・・・確かにそうだけどぉ・・・。」

そんな果歩と知子のやりとりを秋絵はニコニコしながら見ている。

「あ、そうそう、果歩ちゃんアルバイト探してるの?」

思い出したように秋絵が話をきり出した。

「え・・・あ、はい!今は週3日バイトしてるんですけど、他の3日で別のバイトしようかなって・・・。」

「週6日アルバイトかぁ、頑張るね。それで・・・実は私の知り合いでスポーツジムを経営してる人がいるんだけど、その人が今ちょうどアルバイト欲しがっているのよ。そしたらちょうど今知子ちゃんと果歩ちゃんがアルバイトの話してるの聞こえたから、果歩ちゃんどうかなって思って。」

「スポーツジム・・・ですか、スポーツジムのバイトってどういう事するんですか?」

あの秋絵が紹介してくれる所だ、きっとちゃんとした所なんだと思った果歩だが、スポーツジムと聞いて少
し不安になったのは、果歩は運動神経にはあまり自身がない、それに重いものを運んだりするのは非力な自分には向いてないと思ったからだ。

「うん、詳しくはわからないけど、多分受付とかだと思うけど。女の子に重いもの持たせたりって事はないと思うわよ。トミタスポーツっていう所なんだけど・・・ちなみに時給結構いいわよ。」

その話を聞いて果歩の顔がパァっと明るくなる、時給がいいに越した事はない。

「わぁ!そうなんですかぁ!ん~どうしようかなぁ・・・。」

「やってみなよ果歩、秋絵先輩の紹介だし、時給いいなら申し分ないし。それに、スポーツクラブならかっこいいインストラクターいっぱいいるかもしれないよ。」

「それは別にいいけど・・・。やっぱりお金貯めるなら時給高い所の方がいいよね、もうひとつのバイトは好きなことやってるし。」

「それじゃ果歩ちゃん、このアルバイトの話前向きに検討してくれるかしら?」

「はい、あの・・・あ、じゃあそういう方向で考えたいと思います・・・。」

まだ少し迷いはあるもののせっかく秋絵からもらった話だ、とっさに果歩は承諾の方向で返事をしてしまった。

「じゃあ私先方に伝えとくから、詳しい事はまた近いうちに連絡するわね。」

「は、はい。よろしくお願いします・・。」

「それじゃまたね。」

そう言って秋絵は食べ終わったランチプレートを持って席を立った。



「よかったね果歩、バイト早々に決まったじゃない。」

昼食を終わらせ、大学の中庭のベンチに果歩と知子の2人は座って話をしていた。

「なんかトントン拍子に決まっちゃって・・・よかったのかな・・・。」

「秋絵先輩が紹介してくれた所なんだから大丈夫でしょ、きつかったら辞めればいいし、バイトなんだから。」

そう言う知子に果歩は少し困ったような顔をする。

「秋絵先輩が紹介してくれたんだからそんな簡単に辞めれないよ。・・・でも・・・うん!頑張ろっ!友哉もきっと頑張ってるだろうし。」

「その意気その意気!スポーツジムなんだから逞しい身体したイケメンも多いかもしれないし、ムッツリの果歩には目の保養になるわよきっと。」

またからかうような笑みで知子が言った。

「ち、ちがっ!私そんなんじゃないよ~!」

「だってさっきその話した時うれしそうだったじゃない?」

「ち、違うってば!も~!」



【こっちはホームステイ先の家族との生活が始まって、今日はその家族に羊のステーキをご馳走になってすごいおしかったよ。1ヶ月後には一人暮らしの部屋を見つけるつもり、バイトは近くのレストランですることになったし、明日からはこっちの学校も始まるし何かと忙しくなりそうだよ。果歩の方はどう?変わりな
くなく元気でやってる?】

夜、雑貨屋でのバイトが終わって自分の部屋に帰ってきた果歩は早速パソコンを点けてメールをチェックした。

そこに友哉の名前を見つけた果歩はとてもうれしそうな顔をしながらメールを開いて読み終わるとすぐに返信メールを打ち始めた。

【え~羊さんかわいそ~!でもおいしそ~(笑)ホームステイ楽しそうでいいなぁ、でも友哉すっごい忙しくなるんだね、がんばってね。私はなんだかそんな忙しい友哉に影響されてか新しいバイトを始めます、友哉がいない間にいっぱいお金貯めるぞ~!】

順調に海外の生活をスタートさせた友哉のメールを見て、自分も何か頑張らないといけないという気持ちになりながら果歩はメールを書いていた。

(お金貯めて・・・どうしようかなぁ・・・私も1年は無理でも数ヶ月留学して英語の勉強でもしようかなぁ・・・)

大学生活2年目の果歩、しっかりと目標を立ててそれに向かって努力している友哉のように、まずは目標を立てなくては・・・。

(はぁ・・・とりあえずバイトよね。頑張らないと!)


数日後・・・

「え~っと・・・ここだよね・・・。」

果歩は大学の先輩である秋絵に紹介されたバイト先、トミタスポーツを訪れていた。

その建物の外観はまだ建てられてからそんなに経っていないのか、ガラス張りのオシャレで綺麗な建物だった。

それはまるでどこかの美術館かと思ってしまうほどで、スポーツクラブと言えばなんだか汗臭いような感じのイメージを抱いていた果歩にとっては、その外観はいい意味でそんなイメージを打破してくれた。

同時にこれから始まるバイトに大きな期待を膨らます果歩であった。



『それじゃ先方には私から連絡しておいたから、明日大学が終ったらトミタスポーツに行ってくれる?一応面接みたいなのするって言ってたけど大丈夫、私の紹介だし果歩ちゃんなら絶対合格だから安心して。場所は・・・わかるわよね?』

『はい、場所は調べて確認しました。秋絵先輩ありがとうございます、本当になにからなにまで・・・。』

『いいのよ、だいたい最初にバイトお願いしたのは私の方からだし、引き受けてくれてありがとうね。それじゃ明日からよろしくね。』

『はい、頑張ります!』

果歩は昨日の秋絵との電話の話を思い出しながらトミタスポーツの建物の中に入っていく。

元々人見知りもするタイプの果歩、アルバイトの面接とはいえ多少緊張していた。

入ってすぐ入り口付近に受付のカウンターがあった。

(まずはあそこで聞けばいいかな・・・)

「あ・・・あの・・・今日ここのアルバイトの面接に来たんですけど・・・。」

「あ、アルバイトの面接の・・・、それじゃ奥に面接するところあるんで、今からそちらに案内しますね。面接はここのオーナーがする事になっているんで。」

受付をしていたのはハーフパンツにTシャツ姿の男性だった。

その人の後ろについて行きながら周りを見渡す果歩、ここにはプールもあるのだろう、塩素の消毒の匂いがする。

(それにしても外観もそうだったけど中も綺麗な造り・・・この辺は高級住宅街もあるし、お金持ちさんが来るような所なのかなぁ・・・。)

果歩がそんなことを考えているうちに部屋のドアの前に着いていた、どうやらこの部屋で面接するみたいだ。

ドアをコンコン・・・と、その男性がノックすると部屋の中から「どうぞ~」という男性の声が聞こえる。

案内人の男性とともに部屋の中に入ると、椅子に深々と座った上下ジャージ姿の男性がいた。

部屋には立派なデスク、その前には黒い革でできたソファとテーブルがあり、どこかの会社の社長室といったような雰囲気だ。

しかしそんな部屋とここにいる男性のジャージ姿が果歩にはミスマッチに思えた。

「あ、水野果歩さんですね?どうぞどうぞ、そこの椅子に座って。」

「あ、はい!失礼します。」

やはりスポーツクラブだからであろうか、この部屋で待っていた男性も、ここまで案内をしてくれた男性も、身体は大きく肌がこんがり焼けていて、いかにもスポーツマンといった感じだ。

「ここのオーナーの富田です、よろしくね。果歩ちゃん」

デスクの椅子から立ち上がり、果歩の座ったソファとテーブルを挟んで向き合うように置いてあるソファに富田は座った。

果歩は初対面であるにも関わらず、いきなりのちゃん付けに少々驚いた。

「は、はい。こちらこそよろしくお願いします。」

このオーナーだという富田という男性は果歩の目にはかなり若く見えた。まだ20代後半くらいだろうか・・・。

それになんだか良く言えば気さくな印象だが、軽い男にも見える。とにかくこんな立派なスポーツジムのオーナーには見えない。

「いやぁ、秋絵ちゃんにかわいい子だって聞いてたけど、ほんとかわいいねぇ。」

「い、いえ・・・そんな・・・」

こんなセリフは40代や50代の男性が言えばいやらしく聞こえるかもしれないが、富田が若く見えるためだろうか・・・果歩はそれほど不快には感じなかった。

きっとこれが普通・・・富田さんにとってはこれが普通のあいさつなんだろうなぁ・・・と果歩は思った。

「聞いてるかもしれないけど、秋絵ちゃんは俺の大学の後輩でね・・・って事は果歩ちゃんも俺の後輩なんだけどね。」

「そ、そうだったんですか・・・聞いてなかったです。」

(でも秋絵先輩と知り合いという事はやっぱり富田さん若いのかなぁ・・・)


富田の年齢は30歳、このスポーツクラブの系列の会社、トミタグループの社長の息子だ。

高校卒業後、2年浪人生活をした後大学に入った。大学生活はほとんど遊びほうけており、一度留年を経験している。
それでも大学院まで通って、果歩の1年先輩である秋絵と出会ったのはその頃だ。

富田は27歳の大学院生で秋絵は18歳の新入生の頃だ。

翌年、果歩が大学に入学する年に富田は大学院を卒業。

相変わらず遊んでいた富田は就職活動もろくにせず、結局父親のコネで今のトミタスポーツに就職した。

インストラクターとして1年働いた富田は、やはり父親のコネですぐにトミタスポーツのオーナーになった。

オーナーと言っても実質その業務をやっているのは会計士や他のスタッフだ。

富田はオーナーとなっても今までどうりインストラクターをしているだけ、それどころか遅刻や突然の欠勤は日常茶飯事、まさにやりたい放題。
それでも給料はここの誰よりも高かった。



「じゃあ、面接と言ってもたいした事じゃないんだけど、いくつか質問いいかな?」

「はい。」

「それじゃ、とりあえず果歩ちゃんが週どのくらいここでバイトするか希望を聞きたいんだけどね。」

「はい、あの・・・週3日希望なんですけど。」

「3日?結構少ないんだね・・・こっちとしては人手が足りないからもっと出てほしいんだけどねぇ・・・。」

そう言って冨田は少し困ったような顔をした。

「すみません・・・あの、実は今もうひとつ別のアルバイトを週3日してるんです。」

「そうなのかぁ、それじゃ仕方ないね・・・。ちなみにどんな所でバイトしてるの?」

「雑貨屋さんです、○○駅の前の・・・。」

「あ~あそこの可愛らしい店ね、あそこ好きな女の子多いよねぇ、店員も可愛い子ばっかりだし。それにしても週6日もバイトなんて結構大変だよ、金貯めてなんかやりたい事とかあんの?」

「いえ、特には・・・まだ決めてないんですけど・・・。海外にホームステイとかしたいなぁとか少しは考えてるんですけど・・・。」

「へぇ・・・でもそんなにバイトしてたら彼氏と遊ぶ時間もあんまなくなっちゃうでしょ?果歩ちゃんくらい可愛かったら彼氏ぐらい当然いるんでしょ?」

「は、はい。でも彼は少し前から海外に留学してるんです。」

「へぇ・・・海外留学かぁ、じゃあ果歩ちゃん寂しいでしょ?ちなみにその彼氏って果歩ちゃんにとっては初めてできた彼氏?」

「え・・・はい、あの・・・そうですけど・・・。」

アルバイトの事とは関係ないとは思ったが、別に聞かれて困る事でもないし、果歩はありのまま答えた。

「やっぱりそうかぁ!ハハッ!やっぱり大学生活、恋人くらいいないと楽しくないもんなぁ。それじゃ果歩ちゃんその彼氏とはもうどのくらい付き合ってるの?」

「え・・・え~っと、1年くらいです。」

果歩のその言葉を聴くと富田はニヤっと笑みをつくった。

「へぇ・・・1年ねぇ・・・じゃあもう果歩ちゃんはヤッちゃったんだ?」



果歩は一瞬何を聞かれているのかわからなかった。

あまりにも突然の質問ですぐにはその言葉の意味を理解することができなかったのだ。

「え・・・あ、あの・・・それって・・・どういう・・・」

どう答えていいのか分からず果歩は顔を赤く染めた。

まじめで恥ずかしがりやで大人しい果歩も年頃の女の子だ、富田の言う「やっちゃった」の意味がわからないわけでもなかった。

しかし、今目の前にいる新しいアルバイト先のオーナーである富田の言っている事が冗談のつもりなのかどうかがわからなかったのだ。

「あ、いや冗談冗談!今のは冗談だから!ハハッ、果歩ちゃんは真面目なんだねぇ。いやぁごめんごめん、ハハッ」

「はぁ・・・いえ・・・そんな・・・。」

果歩はまだ顔を赤くしていて、動揺して困ったような顔をしていたが、これは富田の冗談だったんだと理解した。

「ごめんねぇ、オーナーはいつもこういう下ネタの冗談多いから、あんまり引かないであげてね。」

と、立っていたここまで果歩を案内をしてくれた受付の男性が言った。

「はい・・・すみません、ちょっとビックリしちゃって・・・冗談だったんですね・・・。」

「オーナーもあんまりそんな事言ってると果歩ちゃんアルバイト引き受けてもらえなくなっちゃいますよ。」

「いやぁ、ごめんごめん、いやぁいつもの癖でねぇ、果歩ちゃんがあまりにも可愛いから。」

富田はいやぁまいったね、といった様子で頭をかきながら言った。

「果歩ちゃんもこれからはオーナーの下ネタは無視していいからね。」

「フフッ・・・はい、わかりました。」

果歩はそう笑いながら答えた。

一瞬富田の印象を悪く考えそうになった果歩だが、冗談だとわかって安心していた。

それになんだか案内人の男性とオーナーの富田がツッコミとボケでうまくバランスが取れているように思えて面白い人達なんだなと、むしろ果歩の中では富田は好印象になっていた。

「それじゃ質問に戻るけどいいかな?果歩ちゃんは週3日は何曜日にこっちのバイトに来れそう?」

「あの、雑貨屋さんのアルバイトが月水金なので、火木土をできたら希望したんですけど・・・。」

そんな風なやりとりが続き、時々富田は冗談も入れ、そのたびに果歩の笑いをとり、終始なごやかな雰囲気で面接をしていた。


「・・・うん、じゃあOK!果歩ちゃんは採用ってことで。」

「わぁ、ありがとうございます。」

その言葉を聴いて果歩の顔がパァっと明るくなった。秋絵には大丈夫と言われていたが、こうやって早々にアルバイトが決まったことに、果歩の顔には安心とうれしさが表れていた。

「それじゃ、最初は受付の仕事からだな。しばらく果歩ちゃんの教育係はそこにいる山井が担当するから、仲良くしてやってね。本当は俺が果歩ちゃんにいろいろと教育してあげたいんだけど。」

案内してくれた男性は山井というらしい、富田もそうだが山井もさっきから話は面白く果歩には好印象だった。

「うち、女性スタッフ少ないからむさ苦しい職場だけど、よろしくね。」

「いえ、こちらこそよろしくお願いします。」

(女の人は少ないんだぁ・・・)

雑貨屋でのバイトは逆に女性しかいなかったので、男性ばかりというのは少し不安にもなったが、富田も山井も好印象だったので何とかやっていけそうだと、果歩は思った。

「それじゃ、仕事は来週からってことで。今日はそうだな・・・俺が果歩ちゃんに、ここの施設をぐるっと周って一通り説明してあげたいんだけど、果歩ちゃんいい?今日まだ時間あるよね?時給もサービスでつけてあげるから」

「わぁ、いいんですか?よろしくお願いします!」

富田の提案に果歩は喜んでのった、見学だけで時給が貰えるのだから。

「じゃあさっそく行こうか果歩ちゃん。」

「はい」

笑顔で元気のいい返事をした果歩は富田の後についていった。


まず最初に連れて来られたのはジム、ランニングマシーンや身体を鍛えるための多種多様な機械が並べられ、今日も多くの逞しい身体をした男性達が汗をかきながらトレーニングしていた。

「どう?果歩ちゃん、ここには最新のトレーニング機器が揃えられているんだよ」

「はぁ・・・なんだか皆さん真剣に取り組んでいて、すごいですね。」

果歩の言うとおり、ここでトレーニングしている者は皆黙々と自分のトレーニングに集中していた。

「うん、トレーニングにはこういう集中できる環境が大事なんだよ。時には友達とおしゃべりしながらって人もいるけど、そういう時はスタッフが注意するんだよ、スポーツジムにも規律やマナーはあるからね。」

富田の真面目な顔で話す言葉を、果歩はうなずきながら聞いていた。

それと同時に富田の事を(ホントは真面目な人なんだ)と、果歩は思っていた。

さっきまで冗談ばかり言っていた富田とは別人のようなギャップを感じたため、余計にそう思えたのかもしれない。

次に果歩が連れて来れれたのはプールだ、広々とした50メートルプール、他には綺麗で清潔感のあるシャワールーム、サウナ、それに専門のマーサージ師がいるというマッサージ室まであるらしい。

「どこも清潔感がありますね、ここなら皆さんトレーニングに集中できますね。」

「ハハッそう言ってもらえるとうれしいよ。ちなみにここのスタッフはいつでも無料でここの施設を使える事にしてるんだ、果歩ちゃんもプライベートでもいつでも来て使ってくれていいんだよ。」

「え、ホントですかぁ!わぁうれしい~!ダイエットとかでも来れますね。」

「ハハッ、でも果歩ちゃんはダイエットなんて必要ないんじゃないんじゃないか?」

そう言いながら富田は果歩の身体を下から上までジーっと舐めるような視線を向けた。
果歩は富田のその視線にはまったく気づいていないようだ。

「あれ・・・あの、ここの部屋はどういった部屋なんですか?」

この建物の一番端の部屋、中は広々としていて、側面と天井は全面が鏡になっている。下はビニール製のマットが敷き詰められていて、部屋の四隅にはそれぞれ大きなスピーカーのような物が置いてあった。

「ここ・・・エアロビックスとかそういうのに使うんですか?」

「いや、そんなんじゃないけどね、ここは・・・。まぁ今は使ってないんだけど、たぶん近々毎日のようにトレーニングで使う事になると思うけどね・・・。」

「へぇ・・・そうなんですか。」

その時の富田がつくっていた不敵な笑みの意味に、果歩は気づくわけもなかった。



その日、施設内の見学と、富田による一通りの説明を聞き終えた果歩は、ひとまず帰る事になった。

本格的なアルバイトの仕事を始めるのは来週からだ。


アパートに帰宅した果歩はすぐにパソコンのスイッチを点けた。

もちろん海外との遠距離恋愛中の彼氏、友哉から届いているはずのメールをチェックするためだ。

友哉が発ってから約2週間、アパートについてからすぐにメールをチェックするのは、はやくも果歩の習慣になっていた。

【今日はホームステイ先の家族に俺が腕をふるってお好み焼きを食べさせてあげたよ。それがすっごい好評でさ、親父さんは5枚も食べてくれたよ!日本に帰ったら果歩に食べさせてあげるわぁ!】

そのメールをうれしそうに読む果歩、すぐに返事を打ち始めた。

【わぁ~喜んでもらえてよかったねぇ。そういえば友哉の手料理って私食べた事な~い!絶対帰ってきたら食べさせてね。私の方は今日バイトの面接行ってきたよぉ、来週から新しいバイト始まるからね。私も忙しくなるかなぁ・・・お互い頑張ろうね!】

メールを打ち終えた果歩は、一日の汗を流すべくお風呂場に入って行った。


「果歩ちゃん想像以上可愛かったっスねぇ!」

果歩が帰った後のトミタスポーツジム、果歩が面接をした部屋に二人の男の姿があった、富田と山井だ。

「あぁ、ありゃかなりの上物だな。ハハ、こりゃマジで楽しみだわ・・・へへ・・・」

そう言いながら不適な笑みを浮かべる富田の表情は大好物の獲物を前にする獣ようだ。

「でも富田さん、果歩ちゃんってかなり真面目そうな感じじゃないッスか?大丈夫っすかねぇ?」

「フフ・・・まぁあれは今までにないくらい純なタイプだな・・・しかも彼氏に一途でなかなか難しいかもなぁ・・・。」

「そうっスよねぇ・・・こりゃ今回ばかりは今までのようにはいかないかもなぁ・・・。」

そう言って山井は残念そうな顔をした。

「まぁ俺に任せておけよ、時間はたっぷりあるしよ。」

「え~俺そんなに我慢できないッスよ富田さ~ん」

「俺だってそんなに我慢するつもりはねぇよ。ま、こっちには強力な助っ人もいるし、意外と早いうちになんとかなるかもな・・・。」

富田は自信ありげにまた不適な笑みを浮かべていた。

夜のスポーツジムの一室で、昼間はさわやかなスポーツマンの顔をしていた男達が、目の色を変えて練っている計画に、果歩は気づく予知もなかった。



「じゃあ受付の仕事とマニュアルはこんな感じで、さっき練習した通り接客は笑顔でね。」

「はい、わかりました。」

トミタスポーツでのアルバイト初日、果歩はトミタスポーツのロゴの入った白のTシャツと紺のハーフパンツ姿で教育担当である山井に受付の仕事の教育を受けていた。

「まぁ、こんな可愛い子が受付にいるんだから、こりゃきっとお客さんも増えて忙しくなるなぁ!ハハッ!」

「そんな・・・でも、一生懸命頑張ります!」

「よし、じゃあもし変なお客さんとか来たりしたら、俺を呼んでね、やっつけてあげるから。」

「え~やっつけちゃうんですかぁ?」

「ハハッ冗談冗談!まぁホントわからない事とかあったら俺でも他のスタッフでもいつでも聞いてもらってかまわないから。」

こうして新しいアルバイトの仕事はスタートした。

しかし、始めてみると果歩にとって受付の仕事は割かし楽と感じるものであった。

それはこんな仕事内容であんな高い時給でいいのかと思うほどで、忙しく働く事を予想していた果歩は少し拍子抜けした。

それでもお客はそれなりに来るので、暇というわけではなかったが・・・。

ふと果歩は受付をしていてあることに気がついた。

(ん~・・・あれ?・・・ここの会員さん、女性がほとんどいない・・・)

受付に置いてあるノートパソコンの会員名簿をざっと目を通してみても女性らしき名前は見当たらない。

そういえば、果歩が受付に立ってから来た客は男性ばかりで女性はいなかった。

(ジムってやっぱり使ってるのは男の人ばっかなのかなぁ・・・。最近はジムに通う女の人増えたって聞いた事あったけど・・・。綺麗なとこだし、女の人にも人気出ると思うんだけどなぁ・・・。)

そんなことを考えていると、ふと女性の声が果歩の耳に届く。

「果歩ちゃん」

果歩はパソコンを見るのをやめ顔をあげると、そこには果歩がよく知っている人物が立っていた。

「秋絵先輩!?」

果歩の顔がパァっと明るくなる。

「フフッ、頑張ってる?受付の仕事だけじゃちょっとつまんない?」

「いえ、そんな・・・でもでも!どうして秋絵先輩が・・・?」

「果歩ちゃん頑張ってるかなぁと思って、様子見に来たのよ。」

「え、そうなんですか・・・わざわざありがとうございます。」

「まぁそれもあるんだけど・・・ホントはね、今日はお客として来たのよ、私ここの会員なのよ。」

「え、そうなんですか!?・・・でも・・・」

(名簿には秋絵先輩の名前はなかったような・・・)

「おぉ~秋絵ちゃんよく来たなぁ!」

ふと果歩の後ろから男の大きな声が聞こえた、オーナーの富田の声だ。

「こんにちは、富田さん。」

秋絵は上品な笑顔で富田にあいさつした。

「いやぁ秋絵ちゃん、また手伝いに来てくれたのか?ありがたいねぇ、秋絵ちゃんはホントできてる子だなぁ」

富田はこんがり焼けた顔に真っ白な歯を見せながら言った。

「違いますよ富田さん、今日はお客さんとして来たんですよ。」

果歩は二人の会話を少し疑問を持っているような顔で聞いている。

「果歩ちゃん、私ね、実はちょっと前までここでバイトしてたのよ。今でも時々富田さんに頼まれて手伝いに来てるの。今日は違うけどね。」

「え~そうだったんですか?」

富田はそんな少し驚いた様子の果歩を見て、口を開いた。

「秋絵ちゃんも最初は受付やってたからね。秋絵ちゃん目当ての男性客が増えて商売繁盛だったんだぜ。果歩ちゃんも頑張ってくれよな。」

「え~私なんか駄目ですよ・・・」

「そんな事ないわ、果歩ちゃんなら可愛いし、大丈夫よ。」

「そうそう!果歩ちゃんがちょっとお色気使っちゃえば、お客さん倍増間違いなし!ハハッ」

「クス・・・でも私お色気なんてないし。」

果歩は自分に色気なんてないと思っていた、それはきっと秋絵にはあって自分にはないだろうと。

「それがいいのよ・・・きっとお客さんたくさん来るわよ・・・・たくさんね。」

「え・・・?あ、はい、頑張ります。」

ニヤっと笑みをつくりながら秋絵が言った言葉の意味が一瞬よくわからなかった果歩だが、そこを深く聞くことはなかった。

「さて、それじゃそろそろ私はトレーニングに行くわね。」

「秋絵ちゃん、着替えたらあの部屋においで。今日はインストラクターでもある俺が特別会員の秋絵ちゃんにスペシャルトレーニングメニューを用意しといたからよ。」

「スペシャルですか・・・フフ・・・楽しみ・・・お手柔らかにお願いしますね。」

富田の言葉に秋絵は意味ありげな笑みを浮かべてそう答えた。

「ハハッ!俺がじっくり鍛えてやるから楽しみにしとけよ。」

「フフ・・・じゃあ果歩ちゃん、アルバイト頑張ってね。」

「はい、秋絵先輩もトレーニング頑張ってください。」

秋絵と富田がいなくなり、再び果歩は受付の仕事に戻った。

(でも秋絵先輩、ここにトレーニング通ってたんだぁ、だからあんな大人っぽい綺麗なスタイルしてるなかなぁ・・・)

秋絵と果歩、二人とも美人であったが、しかしまだどこかあどけなさが残る果歩。

秋絵には果歩にはない大人の女を感じさせるなにかがある・・・と、果歩は思っていた。

果歩のその考えはある意味当たっていた・・・。



「しかし・・・秋絵には感謝するぜ・・・あんなカワイ子ちゃん連れてきてくれたんだからよ。」

「ン・・・ン・・・ンハァ・・・はぁ・・・はい・・・でもこちらの誘いに乗ってくれるかわかりませんけど・・・あの子結構まじめな子ですから・・・ン・・・チュパ・・・」

トミタスポーツの建物の中の一室、周りを鏡に囲まれた部屋に富田と秋絵はいた。

ここでの富田は、果歩の前にいるときとは違い、秋絵を呼び捨てにしている。

「ハハッ!秋絵だって、出会った頃は相当まじめだったぜ・・・今の果歩以上にな。」

「ン・・・ンフ・・・ハァ・・・私・・・今でもまじめです・・・」

チュパ・・・ジュルル・・・ハァ・・・あ・・・ン・・・

下半身裸の富田は仁王立ち、秋絵はその前に一糸纏わぬ姿でひざ立ちになって、大学でも評判の美しい顔を、富田の毛深い股間に埋めていた。

秋絵の身体はまるでモデルのようだった、長くスラっとした手足。かといってやせ細っているわけではない、ふっくらと丸みを帯びた臀部、まさにそれは大人の女の尻。

胸は決して大きくはないがツンと張りのある美しい形だ。

しかし、意外にもその頂点にある乳首は少し黒ずんでいた。

秋絵の頭は長いストロークでまるで肉棒をむさぼるように激しく動く、白くてしなやかな手は富田の太ももや尻をなでるように動き回っている。

ジュルル・・・チュパ・・・はァ・・・あ・・・はァ・・・ジュル・・・チュパ・・・

この部屋の造りは音が響きわたるようにできていた。

そのため秋絵の奏でるいやらしいネットリとした音は部屋中に響き渡り、自分の耳に返ってくる。

「でも、あの頃はこんなにチ○ボ好きじゃなかったよな・・・おい、玉袋も・・・わかってるな・・・」

「・・・ん・・・ハイ・・・はァ・・・」

秋絵が咥えていたものを吐き出す・・・現れたのは男の巨大な肉棒。

それは力強く天に向けて反り返り、色は赤黒く、まるで凶器のような雰囲気を醸し出していた。

そして何よりその男根は異常に太く、長かった。

血管の浮き出た茎の部分はカチコチに硬く長い、そして不気味なほど黒い。

さらに赤黒い亀頭部分は茎よりも大分太く巨大で、エラが張り出していた。

パク・・・ジュルルルル・・・・・んぱァ・・・

秋絵は多くの毛に覆われた富田の玉袋、睾丸を毛を気にすることなく口いっぱいに含み、口の中で自分の唾液をたっぷり絡ませ、舌を使ってマッサージするように舐めあげる。

そしてやさしく引っ張るようにして口からポンっと音を立てて吐き出す。

富田の睾丸はその肉棒同様、通常の何倍もあるくらいの大きさだった。

秋絵はその逞しい男性器をまるで愛しいように音を立て舐め上げ、口に含んでいく。

「どうだ秋絵、俺の味は・・・?あ、フフ・・・そういや俺さっき小便したばっかだわ・・・」

「チュパ・・・はァ・・・おいしいです・・・オシッコの味もおいしい・・・です・・・はァ・・・」

大学にいるときや果歩の前にいる時の秋絵の顔とはまったく違う、いやらしく淫らな表情。

富田を見つめるその目はウルウルと潤んでいて、まるで富田に何かを求めているようだ。

そして秋絵がその欲求を抑える事を我慢できなくなってきていることを富田はわかっていた。

「秋絵・・・どうしてほしんだ?いつも言ってるだろ?ちゃんと口に出さないとわかんねぇだろ・・・。」

「はい・・あの・・・入れ・・・入れてほしいです・・・おち・・・。」

「何を何処に!?どんな風にしてほしいんだぁ!?いつも言ってるだろ!お前頭良いならあんまり同じ事言わすなよ。」

富田の激しくなる口調、とても偉そうで汚い言葉使いだ。

しかし秋絵がそれに反抗する事はない。

「私の・・・オマ○コに・・・富田さんのデカチ○ボ・・・入れて・・・いっぱい突いてほしいです・・・はぁ・・・」

「ハハッ!とんだ淫乱女だなぁ・・・秋絵ぇ。ほらっ!入れてほしいなら俺がチ○ボをお前の淫乱マ○コに気持ちよく入れられるような格好になれよ。」

「はい・・・・・。」

秋絵は返事をすると、この部屋の床一面に敷かれたビニール製のマットの上に四つん這いの格好になる。

秋絵はそのまま顔をマットにつけ、丸みを帯びたなんともいやらしい尻を富田に向けて突き出す。

そして両手を後ろにもっていき、柔らかな自分の尻たぶをグッと掴み、左右に広げた。

性器、さらには肛門までも富田の前に曝け出す格好になった秋絵。

富田はその秋絵の秘部に顔を近づけ、まるで軽蔑するよな目でそこを眺めた。

「おいおい秋絵ぇ、下の口がだらしないぞぉ。」

秋絵の陰裂は、はしたなく半開きになり、そこからだらしなくヨダレを垂らしていた。

「それにしても・・・秋絵のマ○コはエロくなったなぁ、ハハッこんなに色も黒くなっちまって・・・」

富田の言うとおり、秋絵の秘部は小陰唇が伸びてしまっていて、その色は黒ずんでいる。

陰核は皮がしっかりめくれて、大きく勃起いた。

一目見れば、その性器が大分使い込まれているであろう事は誰にでも容易にわかりそうだ。

富田は秋絵のフェラチオによってしっかりと勃起し、へそに付きそうなくらい上に反り上がった巨大な肉棒を手でしっかり握り、グッと下に向けその先端を秋絵の秘裂にあてがう。

「はぁ・・・ハア・・・富田さん・・・あ・・・」

「我慢できないか?秋絵。結構久しぶりだもんなぁ・・・前にヤッたのは、一ヶ月くらい前か?」

肉棒の赤黒い亀頭の先端からは透明の液体が溢れている。そのガマン汁をクリトリス塗し着けるように亀頭を擦り付け秋絵を刺激する。

「はあ・・・あっあっあっ・・・はああ・・・」

「せっかくセックス漬けの生活から開放してやったのになぁ・・・今日は呼び出しもしてねぇのに来ちまって、ハハッ!やっぱりお前には無理かぁ!俺とのセックスがない生活は!」

「はあ・・・富田さん・・・あぁ・・・早く・・・わたし・・・はあ・・」

「ハハッ!どんだけ飢えてんだよこの牝は!おら!もっとおねだりしてみろよ!」

バチ~ンッ!バチ~ン!!と部屋に響き渡るほど大きな音をたてて秋絵の尻を手の平で何度も何度も、尻が赤く腫れ上がるほどにひっぱたく。

「あああ!あぁ!ん・・・はぁ・・・あああ!・・・」

「挿れて!いれてください!チ○ボ!あああ!・・・ほしい・・・もう我慢できないです!あああ!・・・お願いします富田さん!」

「・・・・・・このど淫乱女が・・・」

まるで軽蔑するかの様にそう小さく呟いた富田は、自身の巨大な肉棒を秋絵の性器に押し込んでいく。

「はぁあああ!んあぁあ!」

たまらなく気持ちよさそうな声をだす秋絵の下の口は驚くほどの拡がりを見せ富田の肉棒を呑み込んでいった・・・。


この部屋の壁にはしっかりとした防音加工も施されていた。

そのためこの日、長い時間秋絵から口から出され続けた悲鳴のようなあえぎ声は、同じ建物内にいた果歩の耳には聞こえるわけもなかった・・・。



「あ、そういえば果歩、来週果歩の誕生日じゃない?」

急に思い出したかのように知子は口を開いた。

「え?・・・うん・・・。」

大学の食堂でいつものように果歩と知子はいっしょに昼食をとっていた。

「あ~友哉君いないもんねぇ、寂しいんでしょ?遠距離恋愛のつらいところねぇ。」

知子は窓の外へ向け遠い目をしながら言った。

「うん・・・でも誕生日の日は電話してきてくれるって約束なの。」

「へぇ・・・なんだかあんた達ってホント真面目なカップルよねぇ。」

「そう・・・かな・・・?普通じゃない?」

「なんか清く正しいお付き合いって感じ・・・ちゃんとやる事やってるの?」

「え・・・なに?やる事って・・・?」

「え~それは決まってるじゃな~い」

まったくそっち方面の話に疎い果歩、知子はそんな果歩にあきれ気味だ。

「あ~もしかして果歩、一年も付き合っててまだしてないの!?」

さすがの果歩も知子の言っている意味がわかってきたのか顔を赤くする。

「え、それは・・・・・・て、てゆうか知子ちゃん声大きいよぉ・・・。」


「今日も楽しそうね、お二人さん。」

その声を聞いて、果歩と知子は声のする方に顔を向けた。

「秋絵先輩!」

二人が声を合わせてそう言うと、秋絵はニッコリと笑顔をつくった。

「ここ、いいかな?いっしょに食べてもいい?」

「はい、もちろんです。」

秋絵はそう言って椅子に座ると、バックの中からお弁当箱を取り出した。

「あ、秋絵先輩の手作り弁当ですかぁ?」

「うん、簡単なものばっかり、詰めただけだけど。」

そう言って秋絵は弁当箱の蓋を開ける。

「わぁおいしそう!やっぱり秋絵先輩、料理上手なんですねぇ!」

尊敬の眼差しで目をキラキラさせながら言う果歩。

秋絵の弁当箱の中身は、おかずや野菜が彩り良く盛り付けされていて、実においしそうだ。

「ホント、おいしそう・・・これは私達には無理ね、果歩。」

知子は料理はまったくやらないので、手作り弁当など未知の世界と言った様子だ。

「フフ・・・案外簡単なのよ。・・・そういえば果歩ちゃん、もうすぐ誕生日なの?」

「は、はい。来週の土曜なんです。」

「秋絵先輩、果歩彼氏が海外だから今年は一人の誕生日なんですよぉ。」

「友哉君はそういえば留学中だったのね・・・それじゃ果歩ちゃん寂しいわね。」

「いえ、そんな・・・一年の辛抱ですから・・・。」

明るく振舞う果歩だが、正直誕生日を一人で過ごすのは寂しいと感じていた。

「そうだ、果歩ちゃん知子ちゃん、私の部屋で果歩ちゃんの誕生日会やらない?私が料理とかつくるし。」

秋絵は急に思いついたように二人に提案した。

「え!?誕生日会ですか!?いいんですかぁ!?わぁ・・・・・・あ、でも土曜日、アルバイト・・・」

明るくなっていた果歩の表情が一瞬曇る、土曜はトミタスポーツでのアルバイトを入れてしまっていた。

どうせ一人の誕生日、アルバイトで寂しさを紛らわして、夜友哉と電話しようと考えていたからだ。

「大丈夫よ、私がアルバイト休めるように富田さんに言っといてあげるから。」

秋絵は笑顔で果歩にウインクした。

「わぁ、ありがとうございます。秋絵先輩の手料理、楽しみですぅ。」

ぱぁっと果歩の表情が明るくなった、秋絵からの提案は本当にうれしかったのだろう。

「それじゃ知子ちゃんも、来週の土曜日大丈夫かな?」

「はい!もちろんです!それじゃ私はいっぱいお酒買って行きます!」

「知子ちゃんあんまりお酒買ってきすぎないようにねぇ・・・秋絵先輩の部屋でこの前みたいにならないでよぉ・・・。」

果歩が知子に釘を刺すように言った。
それは以前二人で食事に行った時に、知子がワインを飲みすぎて泥酔し、店や店員に迷惑をかけたという経験があったからだ。

「私の座右の銘はクジラのように飲んで馬のように食べるなの!大丈夫、秋絵先輩の部屋では加減するわよ。」

「ホントかなぁ・・・。」

少し不安そうな果歩、知子の酒癖の悪さをよく知っているのだ。

「フフ・・・それじゃ二人ともOKね。詳しい時間とかはまた連絡するわね。」

「秋絵先輩、ありがとうございます。ホント楽しみにしてます。」

果歩は本当にうれしそうにそう秋絵にお礼を言った。

(ホント秋絵先輩優しいなぁ・・・あ~なんだかすっごい楽しい誕生日になりそう!)

期待を膨らます果歩、寂しい誕生日を覚悟していた分、秋絵の提案は余計にうれしかった。


「果歩ちゃん、知子ちゃん、こっちよ」

「秋絵先輩、すみません、お待たせしちゃって・・・。」

「ううん、今来たところだから。・・・フフ・・・たくさん買ってきたわね。」

駅で待ち合わせした果歩、知子、秋絵の三人。

今日は予定通り、秋絵の部屋で果歩の誕生日会。

少し遅れてきた果歩と知子は両手に買い物袋をさげていた。

「も~・・・知子ちゃんがお酒選ぶの遅いからぁ・・・。しかもすごい量だし、重くてもう手が痛いよぉ・・・。」

「いいでしょ~好きなんだからぁ・・・せっかくの果歩の誕生日会なんだし。」

「知子ちゃんがほとんど飲むんでしょ~?」

「フフ・・・いいじゃない果歩ちゃん、今日はパア~っとやりましょ。」

秋絵はいつものように仲の良さそうな二人のやりとりを見て微笑みながら言った。

「はい!でも知子ちゃん飲みすぎてこの前みたいにならないでよぉ。」

「はいはい、わかってますって。」

三人はそんな会話をしながら駅から歩いて秋絵が住むマンションがある閑静な住宅街に入っていった。



「わぁ!秋絵先輩、こんないい所に住んでるんですかぁ!?いいなぁ!」

「ホント、すごいいい所ですね。」

秋絵が住むマンションに着いた三人、果歩と知子は驚きの声をあげた。

秋絵が住んでいるのはかなり立派なマンションだった。

そこは普通の大学生はもちろん、働いている若い社会人でも住める人は少なそうな家賃の高そうなマンションだった。

「両親が勝手に用意した部屋なのよ・・・セキュリティがしっかりしてないとだめだってうるさくって・・・。学生でこんな所に住んでるなんて逆に恥ずかしいわ・・・。」

「え~でもうらやましいです。私もこんな所に住んでみたいなぁ・・・。」

三人はマンションに入りエレベーターに乗って秋絵の部屋がある階に向かった。


「わぁ・・・すてきな部屋ですね、インテリアもオシャレですし・・・。」

秋絵の部屋にあげてもらった果歩と知子はまたも驚きと羨ましそうな声をあげた。

「なんだか、できる女性の部屋って感じねぇ・・・。」

たくさんの難しそうな本が並べられた本棚を見て知子は言った。

秋絵の部屋は、いわゆる女の子らしいかわいい部屋ではなく、シンプルでシックなデザインのインテリアで、広々とした部屋、特にキッチンは立派なもので、ちゃんとしたオーブンまで付いていて、何を作るにも不便はなさそうだ。

「それじゃ私、料理仕上げちゃうから、知子ちゃんと果歩ちゃんは座って楽にしてて。」

「あ、私も何か手伝います!」

こうして果歩の誕生日会は始まった・・・・。



「わぁ、おいしそう~。やっぱり秋絵先輩料理上手なんですねぇ!」

テーブルの上に色とりどりの料理が並ぶ。

フルーツトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ
お酒にもよく合う豚のリエットや鶏レバーのパテ
ルーコラのサラダ
魚のカルパッチョ
ボローニャ風のミートソースのペンネ

秋絵は得意のイタリア料理を前日から仕込んで当日仕上げるという手の込みよう。
そのかいあってか、果歩と知子からはおいしいおいしいと、絶賛だった。

「ほんとおいしいです、私の買ってきたワインにもよく合う。」

「そう言ってもらえると作ったかいがあるわ。」

「やっぱり秋絵先輩のこと尊敬しちゃいます、私も料理できるようになりたいなぁ。」

「じゃ今度はいっしょに作ろうか、このくらいの料理ならちょっと練習すればすぐ作れるようになるわよ。」

「え~いいんですか?わぁ、こんな料理作れるようになったら自慢できますよね。」

「果歩って意外と不器用だから、秋絵先輩、教えるの苦労しますよぉ。」

「もぉ~知子ちゃんに言われたくないよぉ。」

「私は食べる飲むが専門なの!」


しばらく話は秋絵が作った料理に集中していたが、女の子が三人集まったのだ、しだいに話は恋愛話に切り替わっていった。


まぁ恋愛話と言っても話題のほとんどは果歩と友哉のカップルの事で、秋絵と知子が果歩に聞きたい事を質問して、果歩がそれに答えるというかたちだ。

知子が「友哉君、今頃金髪のおねえさんと浮気してるかもよぉ」とからかったり、とにかく果歩は毎度の事だが、いじられ役だった。


「でもさぁ、果歩ってなんで友哉君好きになったの。言っちゃ悪いけど友哉君って外見は果歩のタイプじゃないわよねぇ?」

「ん~なんでだろう・・・?なんか気づいたら好きになってたの。友哉ってあぁ見えてしっかりしてるから・・・。頼りになるっていうか・・・。」

果歩の正直な言葉だった、外見がタイプではないというのは確かにそうだが、今の果歩にとってはそんな事は重要ではなく、とにかく友哉の事を好きというのは確かな気持ちだと思ったのだ。

「フフ・・・いいじゃない、男は外見より中身って言うし。・・・ところで、外見はタイプじゃないって言ってたけど果歩ちゃんは見た目だけならどんな人がタイプなの?」

「ん~外見ですかぁ・・・ん~どうかなぁ・・・」

少し考え込んでいる果歩を見て知子は笑みを浮かべて

「果歩は逞しいマッチョの人がタイプなんだよねぇ!友哉君とはまったく逆のタイプ。」

「え?私そんな事言ったことないよぉ。」

果歩は少し顔を赤くして慌てて言った。

「このまえお店でお酒飲んでる時言ってたじゃない、果歩覚えてないの?」

「ん~もう・・・そういう記憶だけはしっかり残ってるんだからぁ・・・。」

困ったような顔をする果歩。どうやらお酒を飲みながらそう言った事は果歩も覚えていたようだ。

「へぇ・・・それじゃ果歩ちゃんよかったわね、トミタスポーツはお客さんもスタッフも逞しい人ばっかりだし。」

秋絵もからかうように笑みを浮かべて果歩に言った。

「え~秋絵先輩までそんな事言わないでくださいよぉ!」

「ハハッ、じゃもしかして浮気するなら果歩のほうがしちゃうかもねぇ!」

「もう・・二人とも酔っ払ってるぅ!・・・・・・・あ・・・電話・・・」

♪~♪~♪~♪~

ふと果歩のバックの中の携帯の着信音が鳴った。

指定設定してある着信音を聞いて果歩にはすぐこれが誰からの電話なのかわかった。

果歩は携帯をバックから取り出した。

「・・・友哉からだ。」

携帯のディスプレイには友哉の文字が。それを見た果歩の表情は実にうれしそうだ。

「果歩ちゃん、隣の寝室の部屋使っていいわよ。私たちのことは気にしないでゆっくり話しておいで。」

「あ、すみません、ありがとうございます。」

秋絵に寝室に案内された果歩。寝室もやはり立派なつくりで、中央には大きなベッドが置いてあった。

「わぁ・・・大きなベッド・・・。」

「ベッドに座っていいからね、それじゃごゆっくり・・・フフ。」

「あ、はい、ありがとうございます。」

秋絵が部屋から出て行った後、果歩は電話のボタンを押した。


「もしもし、友哉?・・・うん・・・今ね、秋絵先輩の部屋でね・・・・・・うん・・・・」

果歩は若干浮かれ気味な様子で友哉との会話を楽しんでいるようだった。



「うん・・・じゃあ・・・うん・・・友哉も身体には気をつけてね・・・うん・・・私も・・・うん・・・それじゃあね・・・。」

電話を切った果歩は実に幸せそうな表情をしていた。

電話は30分くらいだっただろうか、国際電話は割高であったし節約を心がけている二人、そう長電話はできない。

それに気にしなくていいよとは言われたが、自分の誕生日会をしてくれている秋絵と知子をあまり待たせるわけにはいかなかった。

(友哉・・・フフ、元気そうでよかったぁ)

果歩は心の底からそう思い、また友哉の声を聴いてホントに涙が出そうになるほどうれしい気持ちになった。

きっと自分では気づかないうちに友哉と会えない寂しさを心に溜め込んでいたのかもしれないと、果歩は思った。


「んしょ・・・それにしても大きなベッドだなぁ・・・ん?あれ・・・」

電話も終わり、座っていたベッドから立ち上がった果歩は広い寝室とベッドをあらためて見渡していた。

ふと、ベッド横にあった棚に目がいった果歩、そこには横に長い長方形の紙箱が、蓋が開いた状態で置いてあった。

その棚の一番上にあるのはその箱だけだったので、なんとなく果歩の目に止まったのだ。

果歩は特に何も考えずその棚に近づき、箱の中をそっと覗いた。

中には正方形のビニール製でできた袋がいくつか束になっていて、中に入っているであろう円形のものが少し浮かびあがっている。
それが何であるのか果歩にもすぐわかった。

箱には
・・・うすうす・・・BIGサイズ・・・60個入り・・・
などの文字が書かれていた。

「・・・これって・・・あれ・・・だよね・・・?」

果歩はボソっとそうつぶやいた。顔を赤くして少し動揺した様子の果歩。

(この部屋にあるってことは、これ・・・秋絵先輩が使ってるって事・・・かな・・・?)

心臓の鼓動がドキドキっと大きく早くなっていることに気づく果歩。

(だ・・・ダメだよ・・・何やってるの私・・・人の部屋のもの勝手に見ちゃだめじゃない・・・。)

そう自分に言い聞かせて、しばらく深呼吸をして心を落ち着かせると、果歩は部屋のドアに向かった。


棚に置いてあったコンドームの箱、60個入りと書いてあったが、その中身はほとんど空で5個くらいが束になって残っているのみであった・・・。

さらに大量の破られたコンドームの袋と、もう一箱同じ紙箱が空の状態で棚の横にあったゴミ箱に捨てられていた事も、果歩は帰り際に偶然目に付き、気づいてしまっていた・・・。



「あ、果歩、どうだった?友哉君元気そうだった?」

「う、うん・・・。楽しくやってるみたい。」

さっき寝室で見た大量の使用済みコンドームの袋を見つけてしまったためか、知子と秋絵のいる部屋に戻ってきてからも、そのことが頭から離れない。

(秋絵先輩が彼氏さんと使ったのかのかなぁ・・・でも・・・あんなにいっぱい・・・)

「果歩ちゃん、友哉君とは順調なお付き合いって感じで羨ましいわね。」

そう笑顔で言う秋絵の顔を見て果歩は顔を赤くしてしまっていた。

あの大量のコンドームから、秋絵が男性と何度も何度も交わっている姿をついつい想像してしまう。

「そんな・・・あ、あの・・・秋絵先輩・・・あの・・・秋絵先輩は今付き合ってる彼氏さんとかいるんですか?」

何気ない質問だが、果歩は確かめたくなっていたのかもしれない。

いったいあの大量のコンドームを誰と使ったのだろう・・・。

果歩も今は大学生の歳だ、男女が付き合い始めればいずれ身体の関係を持つ、という事は果歩も承知していた、それに秋絵ほどの美人ならきっとそういう人もいるだろう、と。

秋絵は果歩にそう聞かれて、飲んでいたお酒の入ったグラスをテーブルに静かに置いて口を開いた。

「今はいないのよ・・・というか、しばらく誰とも付き合っていないの。だからラブラブな果歩ちゃんと友哉君が羨ましいわ。」

「え・・・そうなんですか・・・?」

意外な秋絵のその答えを聞いて果歩の頭の中は動揺し、当然疑問も浮かびあがっていた。

(え・・・じゃああれは・・・?秋絵先輩のじゃなかったのかなぁ・・・でもでも・・・ここは秋絵先輩の部屋だし・・・)

「え~秋絵先輩に彼氏がずっといないんて意外ですねぇ」

知子は少し驚いたように言った、秋絵は大学でも有名な美人なだけに、秋絵を知っている人なら驚くのは当然なのかもしれない。

「フフ・・・そんなに意外かしら、彼氏がいなくてもそれなりに楽しくやってるわよ。」

(じゃあ・・・秋絵先輩、もしかして彼氏でもない人と・・・ううん、でも・・・あ・・・私何考えてるんだろ・・・秋絵先輩のそんなとこまで詮索するのはよくないよ・・・ダメダメ・・・もうやめよ・・・)

果歩は一人で首を横に振り、もうあれは見なかったことにしようと心に決めた。

「ところでさ・・・果歩ちゃん?」

「・・・え?あ、ハイ?なんですか?」

「フフ・・・何か考え事してた?」

「え?い、いえ・・・別に・・・」

秋絵の声に気づき、ついつい顔を赤くして慌ててしまう果歩。

もうあの事は考えちゃだめ・・・

「ところで、果歩ちゃんは友哉君との付き合いは順調みたいだけど・・・フフ・・・あっちの方はどうなのかな?あっちの相性もいいのかしら?」

「あっち・・・ですか・・・?あっちって・・・?」

よく秋絵の言ってる意味がわからないのか、果歩は首をかしげている。

「あ~それ私も聞きたかったんだぁ!で、果歩、どうなの?フフ・・・」

「え・・・?あっちって?なに知子ちゃん?」

「え~果歩とぼけすぎよぉ!あれよあれ、ほらぁ・・・愛しあう男女がする事があるでしょう?もう・・・」

「え・・・あっ・・・」

知子のその言葉を聞いて、やっとその意味がわかった果歩はなんと言っていいのかわからなくなり、恥かしそうに下を向いてしまった。

「ていうか、果歩と友哉君がエッチしてるところってなんか想像できないなぁ、友哉君まじめだし。」

「も、もう・・・知子ちゃん想像しなくていいよぉ・・・」

「フフ・・・でも果歩ちゃんと友哉君も1年以上付き合ってるんだし。当然エッチはもうしたんでしょう?」

「秋絵先輩・・・・・・・・・はい・・・あの・・・エッチは・・・」

顔を真っ赤にして恥かしそうにそう答えた果歩。

普段そんな会話はあまりしない果歩だが、今日はお酒の力もあったのかもしれない、そこは素直に答えた。

「え~!やっぱり果歩もエッチするんだぁ、アハハッ、ねぇねぇ友哉君と果歩ってどんなエッチするのぉ?」

「もぉ~なんで・・・知子ちゃんすっごい酔っ払ってるでしょ?」

「だってぇ、果歩がどんなエッチするのか気になるんだも~ん。」

「もう・・・やだぁ知子ちゃんお酒飲むとぉ・・・」

果歩は恥ずかしがりながら知子からの質問に困った様子だった。

「フフ・・・でもね果歩ちゃん、エッチの相性って男女間にとってはすごく重要なのよ。」

「そ・・・そうなんですか・・・?」

秋絵は果歩にやさしく教えるような感じでそう言った。

果歩もこういった話に興味がないわけではなかった。

いや、むしろ知識が少ない分、本心では興味津々だったのかもしれない・・・。

「でも・・・エッチの相性って言われても・・・よくわからないです・・・」

「じゃあ友哉君とエッチしてて気持ちいいとか感じたことはないのかしら?」

秋絵からのストレートな質問に頬をピンクに染めながら考える果歩。

「ん~・・・・気持ちいいとかは・・・よくわからないんですけど・・・幸せだなぁとかは思ったりしますけど・・・。」

実際、友哉のセックスは淡白なものだった。

愛撫も挿入時間も短く、いつも決まって体位は正上位での行為だった。

しかし果歩にとって友哉が初めての男であり、果歩はそれが普通だと思い、友哉と過ごす時間にとても幸せを感じていたため、なにも不満に感じることはなかった。

「フフ・・・そうなの、じゃあ果歩ちゃん達は週に何回くらいエッチはするのかしら?」

「え、え~とぉ・・・2週間に1回・・・くらいかな・・・。」

「あらぁ・・・そうなの・・・」

秋絵は果歩が恥かしそうに言った答えを聞いて、少し苦笑いのような表情をした。

「え・・・普通そのくらいじゃないんですか・・・?」

果歩は少し不安そうな表情だ。

それは経験も知識も少ないため仕方ないのかもしれない、どういった男女の性生活が普通なのかまったくわからないのだから。

「果歩ぉ、それってすごい少なくない?あ~ぁ、てゆうか友哉君エッチ下手だったんだぁ。」

知子はかなり酔っているのか、なりふり構わず思ったことを言っていた。

「もぉ・・・あんまり言わないでよぉ知子ちゃん・・・」

果歩は恥かしいやら、なんだか友哉をバカにされているような気がして、今にも泣き出しそうな表情だ。

「フフ・・・知子ちゃん、あんまり果歩ちゃんをいじめちゃダメよ。」

「エヘヘ、は~い。でもそっかぁ、友哉君まじめだもんねぇ・・・フフ」


「でも・・・それじゃ果歩ちゃんはイッた事とかもないんだ?」

秋絵の質問は大胆だったが、実に自然に聞いてくるため、変な意味でのいやらしさは果歩は感じなかった。

「イッた事・・・ですか・・・あの・・・よくわからないです・・・。みんな普通そうなったりするんですか?」

女性が性交渉のときに、エクスタシーに達することもあるということは、果歩も知識では知っていた。

しかし、実際に友哉とのセックスで自分がそれに達しているのかどうかはよくわからなかった。

「ううん、そうなる子もいれば、そうならない子もいるんだけどね。フフ・・・でもね、イクと気持ちいいわよ。」

「そ、そうなんですか・・・。」

秋絵のかなり大胆ともいえるその発言に果歩は顔を真っ赤にし、同時にさっき寝室で見つけた大量のコンドームのことも思い出してしまった。

(やっぱり秋絵先輩そういう経験あるんだぁ・・・じゃあさっきのもやっぱり・・・)

ふと、果歩は自分の胸の辺りに気配を感じることに気づいた。

「え?・・・あ、キャッ!!ヤダ!アンっ・・・ァ・・・やめてよ知子ちゃん!もう酔っ払ってるぅ!」

静かに果歩の背後に周っていた知子が急に両手で果歩の胸の膨らみを服の上から鷲づかみにしたのだ。

「わぁ、果歩のオッパイ柔らか~い!フフ・・・てゆうか果歩意外に胸あるね、もっとぺチャパイだと思ってたぁ。」

知子はそう言って大胆に果歩の胸を揉むことをやめようとしない。

果歩は顔をこれまで以上に顔を赤くして知子に抵抗する。

「ちょ・・・ちょっとぉ・・・アンッ・・・ぁ・・・知子ちゃん・・・ぁ・・・やめてよ・・・えっちぃ・・・」

「あれぇ、果歩って敏感なんだねぇ、これでイッたことないなんて・・・フフ・・・」

知子は冗談ぶった感じで言って、果歩の胸を揉む手をまだ休めようとはしない。

「フフ、ホント2人は仲がいいのねぇ・・・フフ・・・。」

秋絵はそんな二人を見て楽しそうに笑っていた。

「秋絵先輩ぃ・・・ぁ・・・知子ちゃんを止めてください・・・ぁ・・・もう知子ちゃん酔っ払いすぎぃ~!」

こうして少しエッチな果歩の誕生日会の時間は過ぎていった・・・。


10


「フゥ・・・サッパリしたぁ・・・」

お風呂場から出た果歩は湿った髪の毛にタオルを当てながらベッドに座った。

「・・・・はぁ・・・・・・・・」

あれから秋絵宅での誕生日会は、女の子だけの集まりとは思えないほど、話は下のネタばかりであった。

特に、かなり酔っ払っていた知子からはエッチな質問攻めをされて、果歩もアルコールがまわっていて大胆になっていたのか、恥ずかしがりながらも正直に答えてしまった。

「・・・もぅ・・・知子ちゃんエッチな事ばっか・・・」

そんな事をを呟きながら、ふと果歩は机の上に置いておいた紙袋に目をやった。

(あ、そうだ・・・)

紙袋を手にして中を覗きこむ果歩、今日の誕生日会の終わり際、秋絵が誕生日プレゼントとして渡してくれたのだ。


『わぁいいんですか?ありがとうございます。』

『フフ・・・中身は帰ってから見てみて。遠距離恋愛中で寂しい思いしてる果歩ちゃんにはぴったりの物よ。』

『そうなんですかぁ、わぁ~なんだろう・・・楽しみだなぁ』

『フフ・・・きっと気に入るわ果歩ちゃん・・・』


果歩は紙袋から綺麗にかわいくラッピングされた箱を取り出す。

なんだろうなぁ・・・フフ・・・

果歩はワクワクしながら包装紙を破かないように丁寧に剥がしていく。

「・・・え・・・なんだろ・・・?」

出てきたのは真っ白でなにも書いていないDVDケース。
そしてもうひとつ、透明の箱に入っていたのは、何やら紫色をした棒状の物。

それを見て、口に手をあてて驚いた様子の果歩。

それが何なのか・・・果歩には大体予想がついた。

こういった事に疎い果歩でも、この棒の形が何を模っているのかはわかった。


これって・・・・・やだ・・・秋絵先輩・・・どういうつもりで・・・


そう思いながらも、箱から紫色をしたそれを取り出し、手に取る果歩。

「・・・やだ・・・いやらしい・・・」

それは明らかに男性の性器を模った物、下の方にはなにやらスイッチのようなものと、電池を入れるスペースがあった。

それは実にリアルに造られていた。

全体に反り返っている棒、陰茎はボコボコと血管が浮き出ているところまで再現されている。

先端の亀頭部分は陰茎部分よりも太く、カリのエラが張り出していた。

しばらくその男根を模ったおもちゃをボーっと眺める果歩、心臓がドキドキしているのが自分でわかる。

そしてもうひとつ・・・果歩はDVDケースに目を移した。

エッチなプレゼント・・・秋絵先輩ってやっぱりエッチなのかなぁ・・・はぁ・・・なんだろう・・・

パソコンの電源を入れる果歩。
好奇心にも似た感情が果歩の身体を動かしていた。

パソコンが起ちあがる間に、DVDケースを開ける。

中にはケース同様、何も書いていない白いDVDが入っていた。

何も書いていなくても男根の形をしたおもちゃといっ

変わっていく妻

ついにこの時が来た!

ファミレスのテーブル。僕たち夫婦の前には単独男性が座っている。
30代だが、かなり若い印象。
爽やかと言えば爽やか。多少軽いか?
まあ、遊びの相手ならこれくらい軽い方がいいかも知れない。

軽い食事をしながら、当たり障りのない自己紹介をするが、
三人ともこの後のことで頭はいっぱいのはず。
男は半立ち、妻ももう濡れているに違いない。

男性がトイレに立った隙に妻に尋ねる。
「どう?できそう?」
「ここまで来てもらって、今更断れないでしょ?」
覚悟は決まったようだ。
というより、女には言い訳が必要なんだな。

7、8年前から説得し続けて、やっと承諾した「他人棒」
「最後のチャンスだと思うよ?歳取ってからだと見苦しいよ」
という言葉が利いたようだ。

僕の望みはスワップでも3Pでもなく、
目の前で妻が他の男に抱かれているところを見ること。
他の男で妻がどんな反応をするか見ること。
他の男にイカされて乱れまくる妻を見ることだ。

ここは僕が払うからと店を出る。
ホテル代は単独さんが払うことで話はついている。

車の中でも単独さんは妻を褒め続けている。
褒められて悪い気のする女性はいないよね。

ガレージから部屋に直通タイプのラブホテルに入る。

一瞬の沈黙。
「お風呂にお湯入れてくるよ」と僕が席を立つ。
お風呂の準備をして戻っても、二人はよそよそしい雰囲気で
上辺だけの会話をしている。
数分して「まだお湯溜まってないだろうけど、シャワー浴びてくれば?」
と妻に促す。
「うん、そうする」と風呂に消える妻。

「どうですか?ぶっちゃけ、妻は」
「いやぁ、もう最高です!素敵です!素人っぽいというか、
素人だから当たり前なんですけど(笑)」
「ははは・・・今回、うまくいけば次は二人でデートもありかもしれないから」
「頑張ります!奥さんに喜んでもらえるように。そしてご主人にも喜んでもらえるように!」
なかなか心得ている単独さんです。

「お風呂、一緒に入っちゃえば?」
「いいんですか?」
「いいんじゃない?最初は嫌がるかもしれないけど。
普通に洗いっこでもすれば、うちとけるでしょ?」
「はい。じゃあそうさせていただきます!」

単独さんが入ると妻がきゃーきゃー言っている声が聞こえたが、
すぐに普通の話し声になった。
その間、僕はビデオの三脚をセットしたり、デジカメをスタンバイしたり・・・
しばらく経つと風呂場は静かになった。
もしやと思ってのぞきに行くと・・・
男性のため息が聞こえる。
ドアを開けてみると、立ちつくす男性の前にひざまづき、
妻がフェラをしていた。
ちょうど真横から見る形だ。
男性はこちらに気づいて、「どうもすいません」と照れ笑い。
妻は無言でしゃぶり続けているが、一瞬こっちを見た目が
悪戯っぽいと言うか、僕を挑発しているかのようだった。

すかさず一枚目の写真撮影。
好調な滑り出しだ。相性いいのかも知れない。

「そこで始めちゃう気?」とどちらに言うともなく僕が言うと、
単独さんが「すいません。つい、成り行きで。でも・・・気持ちよくって」
その言葉を聞くと妻の動きが一段と早くなる。
「ああ、ダメです!そんなにしたら、イッちゃいますよ!」
その言葉で妻の動きがゆるむ。
「二回や三回イケルでしょ?若いから」と僕が聞くと、
「もう奥さん相手でしたら、何度でも・・・うっ」
これを聞いて妻の動きがまた活発になる。
僕は一度イッちゃったらお終いなんで、心配したんだろう。

吸い付くように咥えながら、激しくジュパジュパ音をさせて顔を前後させ、
右手で竿をしごき、左手で玉をさすっている妻。

慌てて僕はビデオカメラを取りに行った。

ビデオで風呂の二人を撮り続けていると、
単独さんは堪えきれずに湯船の端に腰を掛けた。
今度は上下に動く妻の頭。
右手で激しくしごきあげている。
単独さんの足がつっぱる。「ああ!イキます!」
その瞬間、妻は口を離し、手でしごき続ける。
妻の首から胸にかけて放出される精子。
さすがにいきなり口内射精はダメみたいだった。

「体冷えちゃったね?ゆっくり暖まって」と言って僕はドアを閉める。
鼓動が早まり、息が荒くなっている自分に気づく。
勿論あそこは我慢汁でビショビショだ。
妻も単独さんを気に入ったみたいだし、僕の目を意識して過激に振る舞っている。
夢が叶った!至福の時だ。

ビデオカメラを三脚にセットして、デジカメの方の画像を見返したりしてると
二人が風呂から出てきた。
バスタオルを巻いているが、単独さんの手は妻の腰に回され
まるで気心の知れた恋人同士のようだ。

「じゃあ、続きはベッドでどうぞ」と僕が言うと
「はい、じゃあ・・・」と単独さんのリードでベッドに腰掛ける。
キスを始める二人。写真を撮りまくる僕。
長いキスだ。
妻の手はバスタオルの上から単独さんの股間をさすっている。
単独さんの手が妻のバスタオルをはずした。
露わになる妻の胸、そして見たことのないショーツ。
「あれ?それどうしたの?」
「○○さんがプレゼントしてくれたの・・・」
「あはは、今日のために用意しました」
単独さんからもらった下着は黒のティーバック。
その面積の少ない布の上から、単独さんの指が妻の秘所を責める。

「ああ~ん・・・」妻の口から声が漏れる。
単独さんはティーバックの横から指を滑り込ませ、
直接妻の秘所を責める。
我慢できなくなった妻がキスをやめ、単独さんの股間に顔を持っていこうとする。
しかし「今度は僕が・・・・」
と単独さんは妻を寝かせ、股間に顔を埋めようとする。
「ダメっ!やだ!恥ずかしい」
普段から妻は極端にクンニを恥ずかしがるのだ。
それでも単独さんはあきらめない。強引にショーツの上から口を押し当てる。
「や~ん・・・」
舌で刺激をつづける単独さん。
妻の声が一段と大きくなる。
どうやらティーバックをずらして直接舐めているようだ。

しばらくすると単独さんは体を離し、妻を四つん這いにさせた。
妻の熟した大きなお尻にティーバックがよく似合う。
妻はもうなすがままだ。

お尻を撫で回した後、またティーバックをズラして直接舐める。
そして顔を離すと今度は指を這わせる。
妻のアソコは濡れそぼって光っているのがわかる。
クリをいじったり、割れ目に沿って指を這わせたり、
(いい写真が撮れた。)
そして、ついに妻の中に指が吸い込まれていく。

妻は腰を振って感じている。
「ああ~、もっとぉ・・・・」
「こうですか?」
単独さんは指を二本にして、激しくピストンする。
すると・・・
「ああぁぁ~っ!」
妻の体が硬直し、その直後軽く痙攣した。
前戯で、指のピストンで妻がイったのを初めて見た。

妻はうつぶせでぐったりしている。
単独さんのモノはバスタオルを押し上げるほどに回復している。

いよいよかと思ったが、単独さんは妻を仰向けにすると
ショーツを脱がせ、また指による攻撃を始めた。
「奥さんのツボがわかりましたよ」
しばらく指による責めが続くと、
「あっ、あっ、あっ・・・」
「いいでしょ?」
「いい!ダメ!いい!なんか出るぅ!」
一段と激しくなる指の責め。
「ダメダメダメダメ!」
と言いながら、体をずらして逃げようとする妻、
でも単独さんは逃がさない。
そしてついに、妻は大量の潮を吹いた。

この単独さん、最高だ。
夫婦だと妻が嫌がり、僕も深追いしないから、ここまでの経験はなかった。
見事に妻の本当を引き出してくれた。

妻はもうぐったりとしている。
その口元に単独さんはペニスを近づける。
ほとんど無意識に、本能のように咥え込む妻。
妻に跨ってのイラマチオだ。
しかも、なんと妻は自分の指でクリトリスをまさぐっている。

モノが120%回復すると、単独さんは妻の口から抜いた。
妻はまだ自分で体を触り続けている。
声は「あ~」ではなく「う゛~」という呻き声に近くなっている。

「挿れますよ?」単独さんがゴムを付けながら尋ねる。
妻は「う~ん・・・」と返事ともわからない声を出す。

単独さんが妻の両脚を抱え込み、その間に割ってはいる。
「ああ~っ!」妻の声が一段と大きくなる。
うつろな目で妻が僕の方を見ている。
「入っちゃったね?」僕が言う。
「入っちゃった・・・あん」
「気持ちいい?」
「気持ち・・・いい!」
単独さんは味わうように、ゆっくりピストンを続ける。
「ああ、気持ちいい。あなた~、○○さんの気持ちいいよ~」
黙々とピストンを続ける単独さん。浅く、深く。段々早く。
「あなた~、嫌いにならない?こんなことしてる私・・・」
「嫌いになんかならないよ。最高だよ。素敵だよ。」
「ああ!」
「きみが感じると俺も幸せなんだよ。こんなきみが見たかったんだよ!」
「ああ!いい!気持ちいい。熱くて、硬くて、太くて・・・」
妻に密着して、動きを早める単独さん。
その背中に手を回す妻!
「ああぁぁぁ~っ!!」
妻はまたイッてしまったようだ。

単独さんはバックで突き続けている。
妻はバックからだと締まりがよく、僕はすぐイッてしまうのだが、
単独さんはさっき一度出していることもあるし、なかなかタフなようだ。

今回は見ているだけだったつもりの僕も我慢できなくなってきた。
服を脱ぐといきり立ったモノを妻の眼前に差し出す。
妻は躊躇なく咥えてくる。
単独さんの突きにあわせて妻の声が僕のモノを咥えた口の中でくぐもって響く。
「んっ、んっ、んっ・・・」
その響きが僕のモノに伝わってくる。

初回にして3Pの醍醐味まで経験してしまったようだ。

早くもイキそうになってしまった僕は、妻の口から抜く。
単独さんが「ご主人も挿れますか?」と訊く。
「いや、いいですよ。イクまで続けて下さい。」
すると単独さんは巧みに妻の脚を掴んで、体勢を入れ替え
松葉崩しの格好になった。
妻は右肩をしたに横を向いて寝ている。
その妻の頭の下に僕は左足を枕のように入れ、
そのままモノを咥えさせる。

単独さんも一時休憩か、ピストンが穏やかになってきた。
妻が自分のペースで僕のモノをしゃぶる。

クチャクチャ、ピチャピチャ・・・上と下で淫靡な音がする。

しばらくその穏やかな快感を楽しむと
「そろそろイッてもいいですか?」と単独さんがどちらにともなく尋ねる。
「どうぞ」と僕は行って、妻から離れる。

単独さんはまた体勢を入れ替え、正常位に戻った。
だんだん動きが早まる。そして深くなる。
それから単独さんは妻の両脚を抱えて、肩に乗せた。
大きく出し入れする。
妻の声が一段と高まる。
「あっ、あっ、あぁ~・・・」
「イキますよ」妻の耳元で囁く単独さん。
「来て!来て!」
ピストン運動が早まる。
「あ~っ、いい~、○○さんのチンチンいい~!来て~!」
汗だくで動き続ける単独さん。
「あっ、イク!」
「来て!あっ!」

妻に体を預けてグッタリする単独さん。
その腰に手を回して、ビクビクッと痙攣している妻。
二人同時に果てたようだ。
いや、正確には三人同時だ。
僕は自分の手でイッていた。
他人と絡む妻を見届けながら。

肉塊(にくかい)

その女は「テル」といった。
出会い系で知り合った。

プロフィールでは「激ポチャ」とあった。
おれは、まあ、普通に「太っている」のを大げさに書いているのだろうと思っていた。
好みとしては、どちらかというとぽっちゃりした女なのだ。

駅前のコンビニで待ち合わせた。
「別イチ」で話はついた。
おれは、約束の時間より少し早めに駐車場に車をつけた。
ミラー越しに、どんな女が来るのか探していた。
「あれか?」
まあそこそこ太目の女が歩いてくる。
「あれくらいなら許せるな」
しかし、その女はわき目も振らず、通り過ぎていった。
「違ったか」
反対方向から、原付に小錦が乗っかったようなのが来た。
「あ、あれかぁ」
サドルというのか座席が肉に隠れて見えない。
原付が、痛ましいくらいに思えた。
コンビニの駐輪場にすいっと止まって、肉が降りた。
おれは、逃げたかった。
ヘルメットを取るというより、覆面レスラーよろしく面を剥ぎ取るように顔があらわれる。
「痩せてれば、美人なのになぁ」
残念である。
お肉がおれの車のほうに、ためらいもなくやってきた。
「こんにちはぁ」
「あ、どうぞぁ」
ドアをあけて、テルさんが入ってくる。
「おじゃましまぁす」
ずしっと、車が傾いた。大丈夫だろうか・・・
周りの客も怪訝そうに見ているではないか。
早く出発しよう。
「じゃあ、行くね」
「はい」
車は重そうに発進した。
「南インターのほうでいい?」おれはホテル街のある場所を訊いてみた。
「まかせるわ」
「じゃ」
しばらくして、
「あたしね、逃げられちゃうことも結構あるのよ」
「はぁ」
「こんなデブ、嫌だよねぇ」
「そ、そんなことないですよ。おれ、ぽっちゃりしてるの好きだから」
限度があるっちゅうに・・・口は、しかし、適当なことをしゃべっている。
「ちなみに、何キロあります?」
余計なことを・・
「ふふ、何キロあると思う?」
大きな目でいたずらっぽく反対に訊かれた。
「そ、そうねぇ、100キロくらいか・・な」
「ブッブー」
「多かった?」
「遠慮しなくていいのに。120キロちょい越え」
あわててブレーキを踏みそうになった。

話題は豊富なほうで、おしゃべり好きだった。
これで暗い子なら、どうしようかと思った。
あけすけというか、自信を持ってるんだろうな、そういう意味で好感が持てなくはなかった。
とはいえ、どうやって「いたす」のか?
普通の体位は無理そうだった。
「まあいいや、なんとかなるやろ。何事も経験や」
そう自分に言い聞かせていた。

行きつけのホテルのノレンをさっさとくぐって、隅のほうに車を停めた。
今日は、幸いすいている。
彼女が降りると、車が伸びをしたように傾きが元に戻った。
「行こうか」
「はい」
精一杯、かわいく装っているではないか。

おれは一番手ごろな部屋を選んだ。
こういったホテルのエレベーターは狭い。
彼女が乗ってブザーが鳴りはしないかと気が気ではない。
大丈夫だった・・・

狭い間口を、おれが先に入った。
後ろから肉をこすりつつ、押し込んでくる。
靴を脱ぐシーンなど見る気もしなかったので、さっさと部屋に入った。

「ふぅ。やっと」
テルは、赤い顔に玉の汗を浮かべて部屋の間口で仁王立ち。
ひっつめ髪と濃い眉が印象的で、どこかタヒチの女を髣髴(ほうふつ)とさせた。
「ゴーギャンだね」
「あたし?言われるよ。よく」
「知ってるの?」
「絵は見たことあるわ」
少しは学があるのかもしれない。
「お風呂するわ。座ってて」
バッグをソファに置くと、テルは体をゆらして消えた。

風呂の湯が張られる間、テルとベッドにならんで座り手をもてあそんだ。
さほど大きな手ではなく、ただやはりまるっこい指で短かった。
熱いくらいの体は、触れなくても熱気を発散している。
テルは気持ちが盛り上がってきたのか、キスを求めてきた。
おれは、厚い唇に自分のそれを合わせた。
タバコの香りがする口だった。
喫煙するとプロフィールにあったっけ。
口の中は舌で隙間がないくらい詰まっている。
とにかく、肉で充満している体のようだ。
テルの手がおれの股間に伸びる。
「硬くなってるね。あたしだと立たない人もいるんだよ」
なんか、よほど好き者だと見透かされたみたいで恥ずかしかった。
「うれしいよ。あたし。こんなに硬くしてくれて・・・」
続けてそう言ってくれた。
「おれの、小さいだろ?」
「ううん、そんなことないよ。十分だよ」
低い声で、ほめてくれてもうれしくないが。
「お風呂、止まったね。入ろう」
おれは、テルから離れた。

先に入って、湯船で温まっていると、どかぁんという感じで肉塊がバスルームを侵害してきた。
裸体とは思えなかった。
何か、別のオブジェのようだった。
間接照明に照らされて、その陰影が浮かび上がる。
「シャワーするね」
どこを洗っているのか俄かにはわからなかった。
肉と肉のあいだの皺を洗っているらしい。
どこが谷間で陰部なのか?
お乳も巨乳には違いないが、胸囲なのかもしれなかった。
乳輪は濃かった。
「いっしょに入っていい?」
無理だろう。
「ああ」
足が上げられ、バスタブの縁をまたぐときに、陰毛に飾られた裂け目を垣間見た。
腰を下ろすが、湯があふれ出て、変わりに肉の風呂と変わり果てた。
おれは隅におしやられ、つぶれそうになっていた。
「やっぱり、だめね。上がろう」
いまごろ、そう言われても。

バスタオルで体を拭いてやった。
おれは、力士のしたく部屋で横綱の世話をする下っ端という感じだった。
「ありがと。助かる」
「どういたしまして」

とにかくベッドインした。
山に登る感じで、腹に乗っかった。
そしてキスを交わした。
トトロとメイの一シーンが脳裏をよぎった。
乳首に吸い付き、しゃぶった。
テルが跳ねるように身をよじらせる。
「ああん、いい」
落ちるよ・・・おれはしがみついていた。
大波のように肉がうねるのだ。
体位を入れ替えて、クンニをしてやることにした。
舐めるべき目標を見失いそうだ。
頭を挟まれたらひとたまりもない巨大な腿(もも)。
そこに果敢にも頭をつっこんだ。
きれいにしているのか、思ったほど匂いはなかった。

舌を伸ばしても届かないところに、クリがあった。「谷間の百合」だ、まったく。
「もっと足を開いて」
そういうしかなかった。
ぱっかりと開かれ、おれは楽になった。
べろ、べろと舌を大きく使って、陰裂を舐めあげた。
「うあっ。気持ちいい。いっちゃう、いっちゃうって」
吠えるような太い声でテルが訴える。
もう、登り詰めているのか?
「も、もう入れてぇ。あんたの太いの」
AV女優みたいな台詞を吐いた。
おれは、立ち上がって、薬で硬くしている自慢のペニスをぽっかり空いた洞穴に差し込んだ。
「いやぁん、入ったぁん」
粘っこい語尾でテルがよがる。
下付きなので、正常位は抜けやすい。
何度も外れた。
「ば、バックでいいかな」
「あたし、バックのほうがいい」
と、言うではないか。
テルも寝返りをうつように返り、巨大な尻をおれに向けた。
バックがいいとは言っても、この尻肉を押し広げて、腰を入れなければならない難関が待ち構えていた。
おれの粗末なペニスでは届かないんじゃないか・・・
行くしかなかった。
「来て。早く」
「う、うん」
先が膣に触れた。
もっと、押し込まねば。
何とか入った。
すっごく締まる。今まで寝た女の誰よりも。
名器だった。
「ああ、入ってるわぁ。奥まで」
お世辞かもしれなかった。
おれは、それでも、締まりを堪能すべく、ゆっくり動いた。
「あっ、あっ、いい、そこ、すごく・・」
テルの息が上がってきている。
本当に感じてくれているようだ。
じゅぶ、じゅぶとテルの穴から粘液があふれてきていた。
まだ三十半ばだと言っていた。
体は熟れて、一番いい時のはずなのだ。
おれは、肉に差し込んでいた。
動きをどんどん激しくしていった。
ペニスが痛痒くなるほどに。
それほど、テルはぎゅうぎゅうと絞ってくるのだ。
「あ、おれ、やばいかも」
「外、外にお願い・・・」
コンドームをしていなかったから、当然の要求だった。
こんなのを妊娠させたらえらいことになる。
すんでのところでおれは腰を引き、テルの背中めがけて放った。
あまりの快感に、かなり長く放出した。
テルの広い背中に二本の白い筋が走った。
「あはあ、出たぁ」
おれは、後ろに正座する形で虚脱していた。
汗まみれで。
テルはというと、べったり伸びて、枕に顔を押し付けて、ときおり、ひくっと振動していた。

回復するまでしばらく飲み物を飲んで感想を述べた。
「よく締まるいいおめこだったよ」
「そうお?」
「言われない?」
「あんまし・・・」
「彼、いるの」
「うん」
意外だった。いるのだ、こんなデブ好きなのが。
「彼、知ってるの?こんなこと」
「知らないと思う。お小遣いがいるのよ」
「わかるけど」
「あたしね、猫をたくさん飼ってるから、えさ代とかいるのよ」
やさしいところがあるのだ。
捨て猫を放っておけない性格なんだとか。
「ね、もう一回」
テルから、求められた。
「おれ、まだ小さいまんまだよ」
「なめたげる」
テルのフェラがまた上手だった。
おれは、今度は寝ているだけなので、楽だった。
肉のいっぱい詰まった口で舐められるのは最高だった。
動く膣だ。まったく。
すぐにおれは硬くなった。
「どう?」
「うまいよ。どこでそんな」
「彼に教えてもらったの」
「うらやましいな、そいつ」
「うふふ」
彼なんて、うそかもしれない。でもいいじゃないか。
「そろそろ、いいんじゃないか。口に出しちゃうよ」
「そうね」
「上に乗らないか」
われながら、無謀なことを言った。
「だめ、だめ。つぶれちゃうよ。120キロなんだから」
「そうだった」
「さっきみたく、バックからお願い」
「じゃ、そうしよう」

すばやく、テルは四つんばいになって、尻を向けた。
慣れたおれは、尻肉を左右に手で広げて、上を向いた分身を宛がった。
ずぶり・・・
簡単におれを飲み込む、やさしい怪物。
「はうん・・・」
低いうなり声が枕のほうから聞こえた。
余裕でおれは突き上げた。
少々、乱暴なほうがいいらしい。
ばんばんと肉が当たる音がするくらい、激しく打ち込んだ。
「ぎゃっ、いぐっ。いい、ああ、たまんないっ」
「ほら、ほら、どうだ」
「もう。だめ」
びくびくと肉の筒が振るえ、ペニスをつかむように絞ってくる。
未婚だからか、そんなに内部が広がっていないのだ。
太っていても、膣は普通の女と変わらない。
しかし、周りに充満した肉が絶え間ない圧力を加えてくるのだ。
やはり、名器に分類されるだろう。
デブ専は、これだからやめられない。
後ろからでは難しいのだが、できるだけ密着して腕を伸ばし、乳房をもみしだいた。
「あっ、くっ、やだ、いっくぅ」
びくびくと体を撃ち震わせて、テルが一瞬硬くなった。
おれも限界が近かった。
ペニスに集中して、腰を入れる。
ずっぽ、ずっぽ、ずっぽ・・・
「だめ、もう、だめぇ!」
「いくぞ、いくぞ」
「中は、だめよ、中はぁ」
「わかってるって」
しゅぱぁっと、ペニスを肉塊から抜きざまに薄い精液を撒き散らした。
震える尻肉に飛まつが散った。

もう、しません・・・

なおぼんの創作です。

あたし?
そんなに肥えてませんよ。
試してみる?

真夏の夜の夢[17]

 これじゃ、いくらなんでもかわいすぎるでしょ……。私はハッと我にかえりミサキを見つめる。ミサキは
まだ頭の整理がついていない様子で、瞬きもせずにそれをじっと見つめていた。私はマサルの顔とその小さ
なものを照らし合わせるように見つめ、そしてその照合が一致するとそこにあるあまりのかわいさに失神寸
前だった。初めて自分のあれが濡れるのを感じる。ああ、これならマサルが人に見せられない理由がよく分
かる……、だって太さはペンのキャップくらいはあるかもしれないけど、長さといったらその半分もないん
じゃないかしら……。
「お姉ちゃん」、その声に私はまたドキッとした。ミサキは私の方を向き、新しい生命体を発見した研究員
のような顔から、あのいたずらな満面の笑みを浮かびあがらせた。「私の勝ちね」
「え?」、私は咄嗟のことに理解できなかった。
「賭けよ、賭け。お姉ちゃんが触るのよ」、そう言うとミサキは両手がふさがれているので顎を動かし、
「早く」と合図した。
「賭け」、私はそのことをすっかり忘れていたのである。そうか、マサルは毛が生えていなかったから……、
いや、それどころかこのサイズじゃ話にならないでしょ……。「早く」とミサキがまた顎をしゃくる。どうし
よう、本当にさわっていいのかしら……。そんなことを考えながら私はそれに顔を近づける。わずかに石鹸の
匂いがする。ああ……、これはやばい……。……、よし……、触ってやるぞ……。右の掌を包むようにその上
へかざす。何というか、そこの温かさが手に伝わる気がした。少しずつ目的の場所へ下ろしてゆく。その白い
やわらかそうな物体は私の手から5センチもないところにある。そこまで下ろすと私は手を人差し指だけ出し、
さらに降下させた。2センチ、1センチ……、私の指は震えていた。
 ペタ……。一瞬だったが私の指はそれの少し膨らんだ部分に触れたのだ。咄嗟に手を引きマサルの顔を見る。
マサルは相も変わらず愛くるしい寝顔を見せていた。ミサキの「どうだった? どうだった?」というささやき
に、ちょっと待って、と答え、もう一度指を下ろす。私は触った瞬間にマサルが起きやしないか心配で、咄嗟に
離してしまったのだ。今度はさらに慎重にその上へ指をかざす。

真夏の夜の夢[14]

 私たちはまず布団を抱くマサルの腕を解くところから始めた。ベッドに片膝をつき、静かに指を一本ず
つ広げていく。マサルの手は汗ばんでいた。一本、また一本。その様子をミサキはマサルの足の方から興
味深そうに眺めている。手が布団から離れると、手首をそっと両手で掴み横へずらしていく。一瞬、マサ
ルの寝息が大きくなった気がして、二人ともその状態で制止した。その時のミサキの顔ったら、眼をまん
丸にして、子供のシーサーみたいなんで、そのせいで思わずマサルの腕を落としてしまいそうになった。
それからしばらく待ってその腕をベッドのわきにそっと置いた。
 マサルは見事に仰向けになり、両手はだらんと横に広げられている。だだ、あとは丸まった布団がマサ
ルを縦に二分するように乗せられているだけだった。ようし、そう心に呟き、私は上半身にかかる布団を、
まるで宝を覆う布を取り払うかのように、そっと慎重に持ちあげた。その間にミサキはマサルの右足に引っ
かかる布団を取り外す。私はミサキの手際の良さに感心した。そして、私たちは細長い布団の両端をそれぞ
れが持ち、それを床の上に危険物でも取り扱う業者のようにそっと置いた。私たちは一瞬見つめ合い、そし
て再びマサルに視線を戻す。
 マサルは文字通りパンツ一枚の姿でそこにいた。無防備にも片膝を曲げ、口をぽかんとあけて寝息をたて
ている。いたずらじみた八重歯がわずかに見える。それは先ほどよりもいくらか深い眠りに入っているよう
だった。あらためてマサルの体を眺めていると、やはりとても中学生の体格とは思えるものではなかった。
あどけなさが残るのではなく、まさに今この時にしてあどけない顔をしているのである。「かわいい……」、
今度は本当に小さく呟いてしまった。ミサキは私を見て満面の笑みで頷く。

母とのオーラルセックス

私が中学1年生の時、右腕を骨折した。
医者に行くとすぐにギブスをまかれた。利き腕が固定されてしまい、箸も持つのも難儀した。
当然風呂も左手1本で洗わなければならない。
ギブスにビニールを巻き濡れないようにして風呂に入る。
母は「一人じゃ洗えないんじゃないの?」と言っていた。
母は当時30代後半。父を早くに亡くし女で一つで私を育ててくれた。
小柄で可愛く優しい母が当時から大好きで、私自身は母を女としてみていることがあった。

ある夜遅く、風呂に入ろうと例によってギブスにビニールを巻いて入っていた。
相変わらず洗うのには苦労していた。すると突然風呂の外から、「○○ちゃん入っているの?洗えないでしょ。洗ってあげるよ」という母の声がした。
びっくりした私は「いいよ、大丈夫だよ」と言って拒んだ。
中学生の私には、思春期真っ盛りで自分の裸を母に見せるのは、思いっきり恥ずかしいことだった。
すると母は「だめだよ。左手だけじゃちゃんと洗えないでしょ」と言って服を着たまま、引き戸を開けて入ってきた。
私は「なんだよ、いいってば」と言って母に背を向けた。
母は「何恥ずかしがってるの、親子なんだからいいじゃないの」と怒った声で言った。
私はそれ以上言い返すことが出来ずに黙ってしまった。
母はタオルを取ると石鹸を浸けて背中から洗いだした。
もう“まな板の鯉”状態でなすすべもなかった。
母は「立って」と言って私を立たせた。実はアソコも立っていたのだがばれない様にタオルで必死に隠していた。
お尻から太ももの後ろ、要するに身体の裏の方を先に洗ってくれた。
また椅子に座ると母は前に回って首筋から洗い始めた。
胸、お腹と降りてきてこの先どうするのかと、タオルでまだ勃起している前を隠したままドキドキしていた。
母は一言「タオル取なさい」と言った。
拒んでいると「自分じゃ洗えないでしょう」と言った。
私は仕方なくタオルを取った。ピーンと上を向いたペニスを母は、チラっと見たが何も言わずタオルを置いて、手に石鹸をつけて素手で洗い始めた。
私はびっくりして腰を引いた。母は薄笑いしながら「くすぐったいの」と言いながらもやめようとしなかった。
母は優しく冠っている皮をむき、その先に石鹸を付けて優しく撫でまわした。
初めて人の手で触れられ、石鹸で撫でまわされて私はもう発射寸前までいっていた。
オナニーはしていたが、人の手で擦られたのは初めてだった。
母の顔を見ると口が半開きで、悪戯っぽい目をしていた。
危ういとところで母はそれをやめた。
身体に湯をかけて石鹸を流したが、ペニスの先から“ガマン汁”が糸を引いて垂れていた。
母はそれを見ると、「出そうだった?最後までしてあげればよかったね」と言った。
私は黙って下を向いた。
母は「髪も洗ってあげるから。でもお母さん服濡れちゃうから脱いじゃうね」と言って一旦風呂場から出て行った。

私はもう恥ずかしさはどこかに行ってしまって、嬉しさと期待でドキドキして母を待っていた。
「でもまさか全部脱がないだろうな」と思ってガラス越しに母が服を脱いでいるのを見ている。
シャツとスカートを脱ぐとブラジャーとパンティ姿になった。
これ以上はないだろう、と思っていると、手を後ろに回してブラジャーを採り、最後のパンティを脱いだ。大きな白いお尻がガラス越しに映っている。と、そのままこちらを向いた。股間に黒いものが映った。
 そのまま全裸で母は風呂に入ってきた。

私は急いで前を向いて母を見ないようにしていた。
母は「さあ頭洗うよ」というと俺にお湯を頭からかけた。当時はシャワーなどまだ無かった。
シャンプーをかけて手でごしごし洗ってくれた。
母は後ろから前に回ってきた。私は下を向いているが、上目づかいに見るとちょうどそこに母の陰毛があった。母は足を少し開いているので陰毛の下から赤黒い肉が見えている。割目からヒダらしいものが飛びだして見えた。
俺は思いっきり勃起してしまい、タオルが完全にテントを張っていた。
母は何回か頭からお湯をかけて流してくれた。

洗い終わると母は「右手が不自由じゃ出来ないでしょ」と言った。
私は顔を上げた。その時久しぶりに母の全裸の姿を見た。
細めでオッパイは小っちゃいが、お尻はプリっと大きく、陰毛も濃かった。
何のことかわからず「何が?」と言うと「このタオルの下のもの」と言うと、母はピンピンに張ったタオルを取った。
私は恥ずかしくてまた下を向いた。
「今が一番したい時だもんね」と言って母は私のペニスを握り、上下に動かし始めた。
母は「自分でするとき何を想像してするの?」と言うので「女の人が屈んだときにお尻の間から見える肉みたいなもの」というと母は悪戯っぽい目をして「へえ~、そうなんだ?」と言うと、「じゃあ母さんも髪洗うね。さっきお風呂入ったけどお前を洗っていたら汗かいちゃった。お前は湯船に入っていなさい」と言ってペニスから手を離した。
母が何を考えているのかはすぐにわかった。

母は洗面器にお湯とシャンプーを入れて泡立て始めた。私はドキドキしながら湯船に入って見ていた。
母は膝をつき前屈みになってお尻を大きく持ち上げて髪を洗いだした。
私はすぐに立ち上がってお尻に中を覗き込んだ。
私に見せるためか、大胆にお尻を大きく持ち上げて突き出していた。
母のお尻は大きく開かれ濃い陰毛に包まれた性器とお尻の穴がよく見えた。
私は我慢できなくてペニスの先を左手でしごいていた。やっぱり利き手ではないのでうまくできない。
仕方なくまた、お尻の中を覗きこんでいた。

そして母は髪を洗い終わると湯船の中に入ってきた。
自分では抜けなかった私は「さっき母さんがしてくれた続きをしてほしい」ともう何のためらいもなくそう言った。
母は「うん」と言うと「ここに腰掛けて」といって湯船の淵を指差した。
私は立ちあがって湯船に腰掛けた。ペニスは勃起状態のままになっていた。
母は黙って私のペニスを握ると勃起状態のペニスを口に含んだ。
中学生の私には口でする(フェラチオ)ということを知らなかった。
手でしてくれるものだと思っていたので、びっくりして母の顔を見ていた。
母は目を瞑り、優しく顔を上下に動かしていた。その時の母の顔がとても可愛く見えた。
なんという快感。こんな気持ちの良いことは初めてのことだった。
すぐに上り詰めた私は、「あぁ、出ちゃう」と叫んで、腰を引いて母の口からペニスを抜こうとした。
母は上下するスピードを上げながら、私のお尻を両手で抱え込み口からペニスが抜けないようにした。
次の瞬間、母の口の中に大量の精液を放出した。
私のペニスが母の口の中でドクン、ドクンと脈打っている。
母はそれを受け止め、しばらくそのままの体制でいた。
口からペニスを抜くと、大量の白い精液を両手に吐き出した。
「いっぱい出たね。可愛そうに、溜まってたんだね。手が治るまで時々してあげようね」
そう言うと母は精液を絞り出すように私のペニスを扱いた。
私はボーっと母の言葉を聞いていた。

そしてまた湯船にしゃがんで「大人はこうやってやるんだね」と言うと母は「ううん、これは前戯といって、これからがお互いがもっと気持ちよくなることするんだよ」
私は「知ってるよ、おチンチンをお○○○に入れるんでしょ」
「そう、知ってるんだ」
私は「母さんのお○○○に入れてみたい」と言った。
母は「それは親子ではできないの。でも、母さんのことも気持ちよくしてくれる?」と母は言った。私は「どうすればいいの?」と言うと湯船から立ち上がり「出よう」と言った。

風呂から上がり、全裸のまま布団が敷いてある部屋に行った。
母は「ここに寝て」と言って引いて私を布団に仰向けに寝かせた。
母はいきなり私の顔をまたいで、シックナインの形になった。
再び私のペニスが生暖かいものに包まれた。そして目の前には陰毛に覆われた母の性器があった。
初めてま直に見る女性の性器。髪を洗っているときに覗き込んで見たものが目の前にあった。
ヒダを開いてみた。黒ずんだピンクの中にぽっかりと空いた穴があった。
私は女性には3つ穴がある、と言うことを聞いていた。
そのすぐ上には小さな尿口があった。更に陰毛に包まれたお尻の穴。
母のもので確認することになった。
「早く舐めて」母はペニスを咥えながら言った。
私は夢中で性器を舐めた。
母は「あぁ~」という低い呻き声を上げた。
母の性器は生暖かい液体で溢れていた。すぐに口の中がその液体でいっぱいになった。
私は「女性も精液がでるんだ」とその時思った。
母は私の玉袋を両手で擦りながら、優しく顔を上下に動かしている。
私も夢中で母の性器を舐めた。再び母の低い呻き声が聞こえてきた。
その声がだんだん大きくなって私のペニスを口から抜くと「あぁ~イクゥ」と言ってそのまま倒れこんだ。
母の性器がピクン、ピクンと痙攣しているのが分かった。
母はしばらくだるそうにしていたが、再び私のペニスを口に含んだ。
そのまま、2回目の射精を口の中に出した。母はそれを飲み込んだようだった。
母は身体を起こすと、私に抱き着いて「気持ちよかった~」と言った。
私は母の反応に驚いていた。
「私もお前と一緒。自分でしてるの」
私は以前、母がオナニーをしているところを目撃したことがあった。
夏の夜中、トイレに行こうと起き上がると、暑いので開け放した襖の向こうの部屋で寝ている母が、暗闇の中ネグリジェを肩から外し片方のオッパイをさすりながらもう片一方の手をパンティーの中に手を入れてがゴソゴソ動かしているのが見えた。
私は女性もオナニーをすることは知っていたが、少数だと聞いていたので母がそれをしているのには驚いた。
「じゃあ、今度からはお互いにやりっこしようよ」
私が言うと母は「でも、いつかは最後までいっちゃいそうだね」

そしてその3日後に、母と初めてのSEXをした。

真夏の夜の夢[8]

「あれ、ユー姉はミサキと一緒にお風呂入らないの?」
 しばらく二人でサッカーのハイライトシーンを見ていたが、ふざけたコマーシャルが映るとマサルは話し始めた。
確かにいつもミサキと入る私が今ここにいるのは少し不自然だったのかもしれない。
「今日はサッカーを見たかったの」、私は懲りずにまた下手な嘘をついてしまった。マサルも不思議がってこちらを
振り向く。
「ユー姉、サッカーに興味あったっけ?」、マサルは疑っていると言うよりも、むしろ私をからかうようにニヤっと
して言った。本当に小学生の低学年を思わせる笑みだった。口の両脇からはいたずらっぽい八重歯が見え、眼をクリ
クリさせている。こいつはしゃべらなければかわいい弟だ、なんて思う。タオルが床に落ちたがそれを気にする様子
はない。私は咄嗟にオレンジジュースを飲みほしたせいで喉にオレンジ特有の苦みを感じる。私が飲み干してどうす
るんだか。しかし、マサルもそれにつられたのかテーブルのジュースに気が付きそれに手を伸ばす。
「あれ、これ飲んでいいの?」
「さっきミサキが入れってったでしょ? ほらさっさと飲んで寝ちゃいなさい」
 マサルはそのグラスを手に取り、再びテレビの方を向いた。私からはマサルの小さな後ろ姿しか
見えない。肩まで少し日焼けしていたが、背中は真っ白だった。髪から垂れる水滴が背中をつたい、
そのきめの細かい肌で弾くように流れ落ちる。テレビからは番組のエンディングが聞こえていた。
その音は私の鼓動にかき消されそうなほど微かに、私たちの沈黙の間を埋めている。マサルの右肘
が持ち上がり、頭が上がる。そしてうなずくようにまた元に戻る。飲んだ……、ついに飲んだ。

母は家庭教師

高校受験を真剣に考えるようになって、頭の良かった母は、家庭教師代わりに
僕に個人指導。
わからないところを訊ねると、後ろに立って丁寧に教えてくれる。
柔らかいおっぱいが背中に当たっても、彼女は平気な顔。
当たり前といえば当たり前だけど、おかげで僕は勉強になんか集中できなかっ
た。
隣に座りながら勉強を教えてもらい、わからないところを鉛筆で指していく
と、ぐいっと身を乗り出してきて、参考書の文字を目で追っていく。
開いた胸元から、ブラジャーがわずかに見えて、それが見たくて何度も、参考
書に線を引いた。
落とした消しゴムを探す振りをして、スカートの中をのぞいていたら、しっか
りとばれて、頭をコツンとやられる。
「減るもんじゃないんだから、見たっていいじゃん!」
唇を尖らせたら、その唇を思いっきりつねられた。
さすがに外では気がひけるらしく、そんな姿は見たこともないけれど、家の中
では、いつだってミニスカート姿。
母曰わく、「可愛いんだから、いいじゃない。」
確かにまだ若くて、十分可愛いんだから、別に若ぶらなくてもいいと思うけれ
ど、彼女は自分の容姿に自信があるから、老けてみられるのをひどく嫌う。
童顔の母は、とてつもなく可愛くて、それがさらに可愛くなってくれるんだか
ら、僕としては文句もない。
けれど、見てください、と言わんばかりにそんな短いスカートを穿いてるんだ
から、少しくらい見せてくれたって言いじゃん。
それが、僕の主張だった。
なんだかんだ言っても僕が可愛いらしくて、勉強だけはみてくれる。
どうせだったら違う勉強もみてもらいたいんだけど。
さすがに口にすることはできなかったから、その代わり態度で示してやった。
真剣に悩んだ振りをして、ノートを鉛筆で叩いていると、母が身を乗り出して
くる。
顔が目の前まで近づいたところで、おもむろにキスをする。
ちょっと狙いがはずれて、ほっぺたに近かったけど、取りあえず意思表示完
了。
母は、あきれた顔で僕を見ていたけれど、怒って立ち上がるわけでもなく、睨
みつけているだけ。
「今度したら、お父さんに言いつけるからね。」
愁傷にうなずいたけれど、そんなこと言えるはずがない。
「ここ、わかんないんだけど。」
再び神妙な顔をしながら訊ねたら、また身を乗り出して顔を近づけてくる。
この人、学習能力がないのかな、と思ったら、ちょっとおかしかった。
今度は、しっかりと狙いを定めて、唇をゲットした。
すごいあきれた顔と、大きなため息。
「勉強する気あるの?」
あるよ。違う勉強だけれど。
もう、しないって固い約束をして、勉強再開。
それから30分くらいは、おとなしくしてた。
また難問に当たった振りをして参考書を鉛筆で叩いていく。
「どこ?」
今度は警戒して、顔を近づけてこなかったけど、ちょっと油断した隙に、また
唇を奪いにかかる。
もう、怒る気力もなくなったらしくて、ため息もつかなかった。
「どの問題?」
母は、参考書に目を落としているだけで、相手もしてくれない。
なら、いいや、とばかりに、ほっぺや唇の周りにキスをしまくった。
文字が見えないと言わんばかりに、母が手で顔を押してくる。
こちらも負けじと、顔を押しつける。
「彼女いないの?」
すごく気の毒そうな母の顔。
いないよ。自慢ですが、それが何か?
全然悪びれた様子のない僕を見て、さすがに母もあきらめたらしかった。
「母さんが、好きなの?」
えさを欲しがる子犬のように、大きく首を縦に振ったら、途端に母が悪戯っぽ
い目になった。
「じゃあ、これが解けたら、キスしてあげる。」
思わぬサプライズに、俄然やる気になったのは言うまでもない。
それこそ、脳みそをフル回転させて問題を解いた。
「正解。じゃあ、いいよ。」
母が、唇を突き出して目を閉じてくれる。
いや、あらたまってそうされると、すごく恥ずかしいんですけど。
でも、千載一遇のチャンスを棒に振っていいわけがない。
ゆっくりと顔を近づけて、柔らかい唇の感触をじっくりと確かめた。
俄然やる気になったのは脳みそばかりじゃない。
「見て見て!」
元気いっぱいに膨らんだ股間を指さしたら、すぐにほっぺたをつねられた。
「変なこと考えるんだったら、もう、してあげないよ。」
はい、すいません・・・
「じゃあ、問題を一問解くごとに、キスしていい?」
「いいよ。」
あっさりとした返事に、それこそ死ぬ気になって、問題を解いていった。
問題を一問解くごとに、母にキスをして、唇を重ねている時間がだんだんと長
くなっていく。
何度目かのキスは、もう、唇がはなれなかった。
自然と手が母の胸に伸びて、柔らかなおっぱいを手のひらに包んでも、母は怒
らなかった。
服の上からだったけど、絞るようにおっぱいを掴んだら、母の口から切なげな
吐息が漏れて耳に聞こえてくる。
脳みそが破裂寸前になって、そのまま胸元から手を差し込もうとしたら、途端
にするりと、母の体が逃げていった。
「もう、だめよ。」
母は、何事もなかったかのように、体の向きを変えて、ノートに目を落として
しまう。
無理強いを許さない冷たいバリアのようのものがあった。
ほんとうは、そのまま続けたかったけど、妙な圧力に僕は負けていた。
それでも、キスだけは許してくれて、勉強をしてる合間にも、僕は何度も母に
唇を重ねていた。
夜も11時を過ぎた頃になって、母が手にしていた参考書を閉じて立ち上が
る。
股間のものは、俄然やる気になっていて、そのまま放っておかれたら、気が
狂って死んでしまいそうだった。
「ねぇ、手でいいから手伝ってよ。」
腕を取って、縋るように頼んだ。
返ってきたのは、母の冷たい目。
「わたしの下着があるでしょ。それで我慢なさい。」
しっかり、ばれてた。
「じゃあ、今穿いてるやつ頂戴!」
「ばか!」
母は、無情にも背を向けてしまう。
ハァ、と大きな溜息をついていたら、部屋の入り口のところで母が振り返る。
「今度からは、ちゃんと教えてね。きれいな下着穿いてくるから。」
母は、そう言って僕の部屋を出て行った。
取りあえず、脈はあるらしい。
僕は、これからの展開に期待しながら、ベッドの下に隠してある母の下着を取
り出して、胸一杯に吸い込んだ。
もう、匂いもほとんどしなかったけれど、これからもっと新しい匂いがかげる
かもしれないと思ったら、妙に嬉しくなって、自然と笑いが込み上げていた。

喉が渇いて、キッチンで麦茶を飲んでいたら、脱衣所の扉がわずかに開いてい
るのが見えて、中には着替えている母の姿。
別に初めて母の裸を見るわけじゃなかったけれど、なぜかその時だけは、金縛
りにあったように目がはなせなかった。
ひどくくびれた背中のライン。
お尻の頂点にわずかに引っかかっているだけのような小さな下着。
おっぱいは、そんなに大きくもなかったけれど、すごく形が良くてきれいな
フォルムを描いていた。
何よりも、体がひどく小さく見えて、僕のものにできるかもしれないと、ふっ
と邪な考えが頭の中をよぎったのはその時。
それからは、寝ても覚めても、母を裸にして組み敷いてる夢ばかり。
僕の中に、淫らな母が棲みついてしまった。
絶対に叶わない夢だとわかっていたけれど、どうしても我慢なんかできなかっ
た。
どうすれば母をその気にさせることができるのか。
僕は、そればかりを考えていた。

お風呂から上がって、部屋に戻った頃には9時になっていた。
もう、そろそろかな、と思って待っていると、下から軽やかに階段を上がって
くる足音。
扉が、開かれて待ち望んでいた顔が現れると、たちまち胸の中の不安が消えて
いく。
今夜も来てくれた。
一日のうちで、何度も母とは顔を合わせている。
家族なんだから、そんなこと当たり前。
でも、この部屋にやってくるときだけは別。
ここで母に勉強を教えてもらう時間は、僕にとってかけがえのないひととき。
母に悪さを企む、スリルと興奮に満ちた時間。
ほっと安堵に、ため息さえ出る。
「きれいなの穿いてきた?」
隣に座った母に、すかさず訊ねると、鼻であしらうような仕草。
返事もしてくれずに、昨日言ったことなんか、まったく知らないといった素振
り。
「ねぇ、昨日のルールは、今日も継続ね。」
とぼけられる前に、こっちから切り出した。
「いいわよ。でも、今夜からはこっちね。」
そう言った母は、新しい問題集を僕の前に置いていく。
中を開いて目が点になる。
まったく覚えのないような問題ばかり。
問題の下には括弧書きで有名どころの高校名がずらり。
ちょっと待て、僕の受けるのは名もない平凡な県立なんですけど。
始める前から力尽きた。
「これって、おかしくない?」
「なにが?」
「だって、こんな難しいの試験に出ないでしょ。」
「そんなことわからないわよ。」
してやったりの母の表情が、すごく憎らしかった。
そんなに僕が嫌いなわけ?
何とか問題を解いて、ご褒美に授かろうとしたけれど、解法が思い浮かばな
い。
悩んでいる僕を見て、母が丁寧に教えてくれる。
母は、教え方がすごくうまい。
と言うよりも、きれいな声だから、すんなりと耳に入ってきて、僕のふやけた
脳みそを活性化してくれる。
この声が、乱れたところを聞きたかった。
ようやく一問目の正解に辿り着いたのは、問題に取りかかってから30分も過
ぎた頃。
これじゃ、うまくいっても4回しかキスできないじゃん
そんな計算だけは、頭の中で素早く弾いたりする。
もう、一問目からぐったり。
恨めしげな目を母に向けていると、すごく悪戯っぽい目で笑う。
「ご褒美はいいの?」
いいわけないじゃん。
すごく欲しかったけど、なんか釈然としなかった。
「ねぇ・・・こんなに難しいの出すんだから、僕も条件上げていい?」
「なあに?」
「次のは、自分でやるから、もしできたらおっぱい見せて。」
今日の母の装いは、洒落たブラウスに、チェックのミニスカート。
ブラウスの生地の向こうに、わずかに透けて見えるブラジャーのラインが、た
まらなく悩ましく見えてならなかった。
母は、困った顔をして、しばらく思案顔。
「中学生にもなってママのおっぱいが欲しいわけ?」
意地悪なことを言って、あきらめさせようとしたんだろけれど、そんなんであ
きらめるわけがない。
大きくうなずくと、渋々「じゃあ・・・いいわよ。」と言う返事。
持っている限りの知識をフル動員して問題に取りかかった。
「参考書、見てもいい?」
「いいわよ。」
「こっちの参考書見てもいい?」
「いいわよ。」
「答え見てもいい。」
「だめ!」
やっぱり、ひっかからなかった。
それでも何とか答えを出して、時計を見てみるとすでに10時過ぎ。
僕ってバカすぎる。
ぐったりと疲れて、机の上に突っ伏した。
母が問題集の回答欄をのぞき込む。
「良くできました。正解。」
参考書の助けは借りたけど、何とか自力で障害排除。
そのまま、まんじりともせず母の顔を眺めていると、母も困ったような顔をし
て困惑気味。
「約束だからね。」
ひどく苦労させられて、これでとぼけたりしたら力ずくで、なんて気持ちにも
なっていた。
「わかってるわよ・・・。」
母が、渋々ブラウスのボタンを外していく。
途中まで外して、ブラジャーのフロントホックに手を掛ける。
薄い水色のブラジャーが、可愛らしい母の顔によく似合っていた。
パチッて音がして、ホックが外される。
僕を見つめながら、小さな溜息をはいた。
すごく恥ずかしそうな顔。
見ているだけで、こっちがたまらない。
「はやく。」
「わかってるわよ。」
なかなか踏ん切りがつかないらしく、フロントホックに手を掛けたまま動かな
い。
ブラウスを大きくはだけた悩ましい姿を見ているだけでも楽しかった。
覚悟を決めたように、母が大きく息を吸い込む。
パッパッと前が開かれて、きれいなおっぱいが見えたのは、ほんの一瞬のこ
と。
「それは、ないんじゃない?」
「見えたでしょ。」
そりゃ、見えたけどさ。
苦労の割りには、少ないご褒美。
母は、いそいそと仕舞いこんでしまう。
ひどくあどけなくて、可愛らしい母だった。
そんな母だったから、力ずくというのを、どうしても最後には僕に躊躇わせ
た。
僕が描く未来絵図の中で、母はいつも笑っている。
苦しむ姿が見たいわけじゃない。
仕方がないかと、あきらめて、もう一つのご褒美をねだりにいった。
顔を近づけていくと、母が驚いた顔をする。
「なに?」
「もうひとつの方」
ああ、と気付いたらしく、母が目を閉じてくれる。
ゆっくりと唇を重ねていった。
すごく柔らかい母の唇。
甘い匂いがたくさん鼻の中に飛び込んでくる。
舌を入れてみたかったけど、やっぱり怖かった。
今は、まだその時期じゃない。
長いキスをして、唇を話すと、目の前に赤い顔。
それを知られたくないように、「じゃあ、次の問題ね。」と、何事もなかった
かのように母は振る舞う。
ほんとうに可愛いひとだった。
「今度は、わたしが言うのをやってね。」
へっ?
問題集をパラパラと捲って、中身を吟味していく。
「じゃあ、これ。」
彼女が指さしたところには、見たこともない記号。
おい!
これは中学生の問題か?!
可愛いなんて思った僕がバカだった。
結局11時を過ぎても、その問題を解けず、時間切れ終了で再試合。
母のしてやったりの表情がひどく恨めしい。
それでも頑張った僕に最後のご褒美。
「がんばったね。」
チュッと軽くキスをしてくれて、ミニスカートのポケットから丸めた小さなも
のを僕にくれる。
広げてみると、可愛らしい下着。
「じゃあね。おやすみ。」
母は、軽やかな足取りで部屋を出て行った。
ほとんど進展らしいものもなく、プライベートレッスン二日目終了。
まだまだ道のりは長そ。
でも、収穫はあった。
母のくれた新しいおかずを顔へと当てていく。
鼻を拡げて大きく息を吸い込むと、清潔感あふれる洗剤の香り。
・ ・・・・・
母さん、違うって・・・。

オールド・ボーイ。
韓国の映画。
知る人ぞ知る、悲しくも美しい物語。
デジタル放送で流されたのは、2週間ほど前の金曜の夜。
仕事で父が遅かったり、出張でいなかったりする週末は、カラオケやゲームセ
ンターに僕を連れてって、一緒に遊ぶのが母の楽しみ。
勉強ばかりじゃ、脳みそも腐る。
たまには息抜きだって必要。
だから、その夜も母は、晩の食事を終えると、カラオケに行こうと僕を誘って
くれた。
僕は、なんとしてもこの映画が観たかった。
いや、見せてやりたかった。
渋る母を何とか口説き落として、居間のソファにふたり並びながら、大きなテ
レビで映画を観た。
母は、映画もすごく好き。
でも、彼女が好むのは、もっぱらメジャーどころの映画ばかり。
さすがに、この映画のタイトルには覚えがなかったよう。
B級映画と思いこみ、初めはつまらなさそうに画面を眺めていたけれど、テン
ポのいい展開に、そのうちグイグイと惹き込まれていく。
主人公オ・デスとミドの濃厚なラブシーンがくると、気まずそうに立ち上が
り、キッチンの中へと消える。
復讐者ウジンの手下の歯を折っていくシーンでは、僕の腕にしがみつき、細い
体を震わせていた。
やがて、明らかにされる復讐の真の意味。
そして、オ・デスとミドの関係。
映画が終わったあとも、魂を抜かれたように、母は、しばらくぼんやりとテレ
ビを眺めていた。
「あんなことって、ほんとにあるのかしら?。」
あきれたような、大きなため息。
なんだか、釈然としない顔。
ラストに明かされた、衝撃の事実。
きっとそれまでは、言葉として知っているだけで、近親相姦なんて、自分とは
縁遠い夢のような世界の出来事でしかなかったに違いない。
15年も人間を監禁する理由にしては、母の中で希薄すぎた。
天真爛漫な母。
彼女の中に、そんな世界は存在しえない。
「以外と、多いんじゃない?。」
事もなげに、僕は答えていた。
「そうかしら?」
それでも、納得できないような顔。
言葉の意味を知ってても、その世界を知っているとは限らない。
でも、確かにその世界は、身近なところに潜んでいる。
手を伸ばせば、すぐ届くところに相手はいる。
教えてやりたかった。
「でも、わからなければ、きっと大丈夫よね!。」
胸のつかえを払拭するかのように、母が明るい声を出す。
物語の最後。
自ら舌を切りとり、声を失ったオ・デスは、自分に催眠術をかけた女に再び催
眠術をかけてもらい、すべてを知っている自分を殺して、実の娘ミドと、今ま
で通り恋人として生きていく道を選ぶ。
「わかってたって、僕は平気だよ。」
彼女の隣に座りながら、さりげなくつぶやいた。
目は、テレビに向けたままだった。
一瞬、息を飲んだ母の気配。
まともに母の顔を見る勇気もなくて、僕は耳だけで、母の様子を探っていた。
どんな返事が返ってくるのか。
ひどく顔が熱くなって、心臓が痛いほどに鳴った。
結局、母はなにも答えてくれず、気まずい空気が、ふたりの間を静かに流れた
だけだった。

母が、僕の思惑に、はっきりと気付いたのは、たぶんそのあたり。
ベッドの下には、洗濯前の汚れた母の下着。
一緒に並んでいるのは、母なんかよりずっと老けたおばさんたちの熟女シリー
ズ。
意外と鋭い母。
見つけたのは、たぶんずっと前。
それでも、僕を傷つけまいと知らない振りをしてくれた。
僕は、はっきりと口にした。
これで気付かなければ、天真爛漫というよりも、天然。
もっとも、母には、その要素も十分に備わっていたけれど。
その日を境にして、母は、あきらかに僕を意識した態度。
なにげに目があったりすると、慌てて逸らしたりする。
でも、僕の前では、冷静をよそおって何食わぬ顔。
今夜も、彼女は危険な檻の中。
自分の足でやってきた。
横には、ふたり並んで寝るには狭すぎるけれど、重なるにはまったく問題のな
いシングルベッド。
体重が40キロにもならない母は、きっと力では僕にかなわない。
身長は、とっくに母の背丈を追い抜いていた。
閉ざされた狭い部屋の中で、成長した飢えた野獣が、虎視眈々と狙いをつけて
いる。
それでも、母はこの部屋にやってくる。
自分を狙う野獣がいると、知っているのに。
しかし、この野獣、ちょっとだけ頭がバカだった。
いや、ちょっとどころか、ものすごくバカだった。

ようやく2問目を解いたところで、すでに小休止。
時計を見ると、10時過ぎ。
脳みそから湯気が出て、今にも耳から流れてきそう。
冷たい机に頬を当てて、ちらっと横を覗くと、母の楽しそうな顔。
「嬉しそうだね。」
ちょっとだけ、厭味。
「別に・・・そうでもないわよ。」
顔が笑ってるって。
「すごくない?。」
得意げに言ってみた。
今夜は、参考書も見ずに自力でバスワード解除。
「うん。」
ほんとに嬉しそうな笑み。
母が、今一番気に病んでいるのは、真ん中あたりで上がったり下がったりを繰
り返す僕の成績。
狙いの高校には、かろうじて引っかかる程度。
何とか状況を打開しようと、母は一生懸命。
僕だけが、ちょっと不真面目。
何よりも彼女には、僕のやる気が一番のご褒美。
そして、今夜の僕のご褒美は、おっぱい。
見るんじゃなくて、触らせてもらう。
条件は、昨日の問題ともう一つをすべて自力でやること。
頼りにしていいのは、一番頼りにならない僕の脳みそだけ。
ハードルは高かったけど、うまくいけば、そのままなし崩しにいける可能性
だってある。
昼間のうちに、頭のいい友達に解き方を教えてもらっていた。
「お前、こんなのやってるの?」
すでに彼の目指すのは、一流と誉れ高い名門大学。
僕なんて、彼にはとっくにアウトオブ眼中。
ライバルとも思われていないおかげで、以外と丁寧に教えてくれた。
解答欄を眺めていた母が首を傾げる。
「答え、間違ってるわよ。」
「えっ!」
そんなはずはない。
「二つとも?!」
「うん。」
母は、あっさりとうなずいたりする。
そんなわけはなかった。
答えを見ないように、母は問題集を持って帰ってしまう。
だから、記憶した問題を彼に教えた。
ひとつは、そんなに自信もないけれど、あれほど苦しめられた昨日の問題まで
間違ってるはずがない。
母が、式を写した僕のノートに目を落とす。
「どうして、ここでこんな公式使うのよ!?」
へっ?
「これ、オームの法則じゃない!」
おーむ?
それって、理科で習ったような・・・。
でも、これは数学の問題ですが・・・。
「ほんとにやる気あるの!?」
いつになく怖い顔。
「いや、ちょっ、ちょっと待って!」
わけがわかんなかった。
「もう、知らない!」
あれっ?
母は、今にも泣きそうな顔で問題集を奪うように手に掴むと、立ち上がってし
まう。
振り返りもせずに、ものすごい勢いで部屋を出て行った。
あらっ?
オームって・・・・・・・・・・・・?
あの野郎!
心ある友人の暖かいアドバイスのおかげで、プライベートレッスン三日目終
了。
試合は、延長にもならずコールドゲーム。
再試合はあるのか?
進展どころか、逆に退いた感じ。
アイツ、必ず殺してやる!

今日は、朝からものすごく不機嫌な顔。
じっとりとした目つきで僕をにらむだけで、母は、話しかけたところで返事も
してくれない。
僕なんかまるで無視して、彼女は、キッチンの中。
洗った皿を拭きながら、ときどき僕をにらみつけたりしている。
二重まぶたの大きな瞳。
柔らかそうな髪の毛は、肩の辺りまでしかなくて大人の女性というよりは、ほ
とんど同級生のよう。
今夜は、ミニスカートじゃなくて華やかなキャミソール。
ひらひらとした可愛らしいギャザーフリルが、一段と母を幼くみせていて、そ
んな母に、にらまれたところで全然怖くなんかない。
やっぱり、夕べのことは怒っているみたい。
僕だって、努力はしてるのさ。
でも、こればっかりはね・・・。
すぐに頭が良くなるんなら、誰も苦労なんかしないよ。
怒る気持ちもわからないではないけれど、仕方がないじゃん。
でも、ほんとにそれだけ?。
小さな溜息を何度も吐いては、ひどくつまらなさそうな顔をする。
思い出したように僕に目を向けては、にらみつけてくる。
はいはい、わかりました。
がんばります!。

机に向かって、ひたすら鉛筆を走らせた。
今の僕にできることは、可能なかぎり頭に詰め込むことだけ。
それ以外、他にいい方法も思い浮かばない。
苦手な教科は後回しにして、自分の得意科目を伸ばしていく。
理数系は、苦手だけど文系なら昔から得意の僕。
社会も、歴史ならそれなりに自信はある。
社会の問題集に目を落としていると、下から階段を上がってくる足音。
今夜は、父が遅くに帰宅してせいで、時計を見ると、すでに10時すぎ。
半分あきらめてもいたけれど、今夜も母は、来てくれた。
彼女が、部屋に入ってくるだけで、パッと部屋の中が明るくなったような気が
する。
甘い香りが鼻に届いて、それだけで下半身がむずむず。
途端に、いけない妄想が頭の中に渦巻いていく。
僕の開いている問題集を見て、母が、おやっ、とした顔をする。
「数学は、いいの?」
「あんな難しいのやっぱり無理だよ。苦手な数学とかは、そこそこあきらめ
て、得意なのやることにした。」
さっきまでの不機嫌な顔は消えて、なんだか心配そうな目つき。
さっそくの方針転換を打ち出してみたけれど、母は納得できなさそうな顔。
「大学なら、それでもいいところはあるみたいだけれど、やっぱり、高校入試
は、平均的にできないとだめなんじゃない?」
「でも、あんな難しいのやるだけ時間の無駄なような・・・。」
「そんなことないよ。ちゃんと勉強したらできたじゃない。」
「そりゃ、時間をかければできるかもしれないけれど、もう、そんな時間もな
いよ。それに・・・。」
「それに?。」
「ご褒美が少ないと、やる気にもならない。」
きっぱりと言い切って母の顔を見つめると、母は、とても困った顔つき。
「ご褒美が多かったら、やる気にもなるんだけれど。」
昼間無視されたことを根に持って、ちょっと意地悪く言ってみた。
「どんな・・・ご褒美ならいいの?。」
なんだか今夜は、ひどく仕草が可愛らしい。
頬をほんのりと朱色に染め、母が、のぞき込むように下から見上げる。
気のせいか、いつもより唇が濡れ光っているように見えた。
「エッチがしたい!。」
おとなしいのをいいことに、思いっきり言ってみた。
「できるわけないでしょ!。」
途端に手が伸びてきて、唇のあたりをつねられる。
「じゃ、じゃあ、途中まで!」
それでも負けじとがんばった。
また、手が伸びてこようとするのをかわして
「じゃあ、おっぱいまで!。」
このしつこさを勉強に向けろ、と自分に突っ込みたくなる。
あきれたような大きなため息。
「そのしつこさを勉強に向けられないわけ?。」
みんな、そう思うよね。
でも、こんな自分が僕は好き。
「ご褒美くれたら、しつこく勉強する。」
また、手が伸びてくると思って構えていたら、母が、クスクスと笑い出す。
「ほんとにしょうがない子ね。」
もしかして、勝った?
「ほんとに、しょうがないわね・・・。」
つぶやくようにぽつり。
次の言葉を息を呑んで待っていると、母は、なにかを吹っ切るように大きく息
を吐く。
そして、すごい目で僕をにらみつけたかと思うと、「母さんに、変なことした
ら承知しないわよ。」と、今までに見たこともないような顔ですごんできた。
思わずたじろぎもしたけれど、次の瞬間、僕の時間は止まっていた。
母の顔が目の前にあった。
僕の頬を両手に挟み、母が唇を重ねてくる。
唇を強く押しつけてきて、とても濃厚なキス。
思わず固まっていると、口の中にヌルリとしたものが入ってきて、胸がハッと
なる。
ひどく甘い香りが、鼻の中で暴れ回った。
夢が現実かわかりもせずに、反射的に僕は目を閉じた。
確かだったのは、僕の舌に絡みついてきた母の滑らかな舌の感触。
まるで生き物のように動いて、それは僕の舌を何度も追いかけてきた。
自然に母の背中を抱いていた。
強く抱きしめようとして、不意に唇が離される。
目の前には、すごく赤い顔。
心なしか、瞳がわずかに潤んでいた。
今にも泣きそうな目つきで見つめられ、なんだか、ひどく悪いことをしたよう
にも思えて、僕は、まともに母の顔を見ることができなかった。
母は、何も言わず、じっと僕を見つめたまま。
心が激しく動いて、何をすればいいのかもわからなかった。
何も言えず、ただ俯いていると、母の手がそっと頭に置かれ、優しく撫でてく
る。
「しょうがない子ね・・・」
遠くを懐かしむような声。
ふと、その時になって、目の前にいる女性が母親なのだ、という実感が生まれ
た。
いざとなると、やっぱり僕は意気地がない。
なにをすることも、なにを言うこともできなかった。
不思議なことに、あれほど想っていた母が、なぜか遠い存在のように思えてな
らなかった。
どれだけの時間、そうしていたかわからない。
「今夜は、もう遅いから、明日からね・・・。」
つぶやくように言って、母が立ち上がる。
思わず、母の手を掴んでいた。
そのまま、母が消えてしまいそうで怖かった。
泣きそうな顔に向けられる、優しい笑み。
「もう、ちょっと・・・我慢してね・・・。」
そっと僕の手をはがし、母は立ち去ろうとしたけれど、急に思いとどまったよ
うに立ち止まると、彼女は背中を向けたままキャミソールの裾の中に手を入れ
ていった。
足先からピンクの下着が抜き取られ、僕の目の前にかざされる。
「今夜は、これで我慢してね・・・。」
おずおずと受け取った僕に寂しそうな笑みを向け、母は、静かに部屋を出て
行った。
プライベートレッスン四日目終了。
ひどく生暖かい下着を手にしても、なぜか不安だけが胸に残る、気まずい夜
だった。

身を切るような木枯らしの中を、肩をすくめてしょんぼりと歩いた。
頭の中に浮かぶ、ひどく寂しそうな顔。
やっぱり、無理なのかな?
すごく欲しいけれど、彼女の苦しむ姿は見たくない。
いつも笑顔だけを見ていたい。
あどけなくて可愛らしい母。
笑ったままで、「いいよ。」って、言ってもらいたかった。
すごく贅沢な望み。
親子でそんなのあるわけない。
それでも、一生懸命僕の身体にしがみつかせたかった。
あのきれいな声で「もっと。」って、言わせたかった。
あの可愛い顔がどんな風に歪んでいくのか・・・。
目の前で見たかった。
想像したら、それだけでバカチンが元気になった。
お前のせいでな!。
恋人が右手だけじゃ、やっぱりこいつも可哀相。
だめなお父さんを許しておくれ。
顔を見る勇気もなくて、今朝は逃げるように家を出た。
おかげで午前中の辛かったこと。
お腹の虫は、まだ治まりきらず。
腰を屈めながら、とぼとぼと歩いていくと、いつの間にか玄関の前。
想像しただけで、口から漏れてくる大きなため息。
どんな顔をすればいいのやら。
木枯らしに背中を押されるように、玄関の扉を開ける。
「今夜もお父さん帰ってこなぁい!。遊びに行くわよ!。」
僕の顔を見るなり、元気いっぱいの声。
へっ?。
いつもと変わらない明るい笑顔。
いつもと変わらない若々しい粧いで、母は、洗濯物を両手に抱えてパタパタ。
いつもと変わらない我が家の風景がそこにあった。
どうしてそんな笑顔ができるかな?
まだ生々しく残っている滑らかな舌の感触。
耳に残る切なげな吐息の余韻。
僕を悩ませ続けた、あの寂しそうな笑顔はいったい何だったのさ?
「今日は、いいよ。」
なんだか、すごく馬鹿らしくなって、投げやりに答えていた。
今夜も父は遅いらしい。
父のいない週末は、僕を連れて遊びに行くのが母の楽しみ。
行くのは決まってカラオケかゲームセンター。
観たい映画がかかっているときは、映画館にも行く。
「どうして?」
立ち止まって振り返り、母が不思議そうな顔をする。
愛くるしい大きな瞳。
ほんとうにやわらかそうな唇。
守ってやりたいナンバー1の母。
頼むから、そんな顔で見ないでもらえます。
「いや、勉強も遅れてるしさ・・・。」
急に弱気になってしまう僕。
「まだ大丈夫よ。たまには脳みそも休ませてあげないと、ほんとにだめになっ
ちゃうわよ。もう、半分くらいだめになりかかってるんだから。」
それが親の言うセリフか!
「だからね・・・一緒に行こ。」
取り込んだばかりの洗濯物をテーブルの上に置いて、甘えるように腕を組んで
くる。
いまだ成長期の僕。
母の顔は、ちょうど肩の辺り。
ひどく可愛らしい笑顔。
つぶらな瞳に見つめられて、無意識に顔を重ねていた。
ゆっくりと顔を離すと悪戯っぽい瞳。
「ねっ!」
屈託のない笑顔がたまらなかった。
所詮、すべては母の手のひらの中。
さしずめ僕は孫悟空といったところ。
飛んでいく先には、いったいどんな世界が待っているのやら。
さっさと着替えておいでと、お尻を叩かれる。
階段を上りながら、ほっと安堵に胸をなで下ろす。
情けなくなくたっていいさ。
母が笑ってさえいてくれるなら。

いつもやってくるアミューズメントにたどり着いたのは7時頃。
その前にご飯を食べて、意味もなく乾杯。
母の提案だった。
「何に乾杯するのさ?。」
「いろんなこと。」
ほくそ笑むだけで、なんにもわかりゃしない。
しこたま食べて、となりのアミューズメントへ。
建物の中は、週末ということもあって、けっこうな人の入りようだった。
一階がゲームコーナーで、二階がカラオケボックス。
カラオケボックスの待ち時間を確かめたら30分待ちということで、それまで
の間、ゲームでもすることに。
下手なくせにクレーンゲームが好きな母。
さっそく目当てのぬいぐるみを狙いに行く。
今夜の母の粧いは・・・。
なんて言うのかわかんない。
とにかく可愛らしい格好であることは間違いなかった。
さすがにミニスカートじゃなかったけれど、それでも可愛らしいキュロット
姿。
頭には、これまた可愛らしいハンチング。
トータルファッションって言うんですか?、とにかく上から下までチェックの
お揃いで決めていて、たぶんひとりだったらナンパする不届き者もいるのでは
ないかと思える格好。
とても30過ぎの女性には見えなかった。
あれやこれやと時間は瞬く間に過ぎていく。
母は、狙った獲物を手中にできず可愛らしい雄叫び。
「ほら、行くよ。」
コインをさらに投入しようとする腕を掴んで引っ立てる。
名残惜しそうな母の手を引いて、カウンターへと向かう。
係の人に案内され、上の階に。
階段を上る途中、なんだか後ろの様子がおかしくて、振り向くと赤い顔。
「どうしたの?」
怪訝な顔で訊ねたら、「ううん、なんでもない。」と赤い顔で嬉しそうに笑
う。
変な奴。
手をつないだままだった。
ああ、と合点がいって思わず笑みがこぼれる。
いつまでたっても女の子のままの母。
係の人に案内されて、暗いブースの中へ。
どうしてカラオケボックスって、こう暗いのかな?
瞬く間にいけない妄想が頭の中に渦巻いていく。
でも、どこに仕掛けてあるかわからない監視カメラ。
そんなに悪さもできやしない。
係の人がオーダーを訊ねてくる。
取り敢えず脂っこいものを2,3品とコーラを頼む。
「まだ、食べるの?。」
大きな口を開けて、母は呆れ顔。
「そういう年頃なの!。」
どんな年頃さ?。
自分でもわからないけれど、とにかくお腹が減ってならない。
それでも標準的なスタイル。
いったい、どこに入ってんだろ?。
ふたりで5,6曲歌っていると、注文の品がやってくる。
マイクを置いて、脇目もふらずに食す。
ガツガツと食べていると、いつの間にか静かな気配。
かすかに聞こえてくるのは、外のざわめきだけ。
ふっと横を見ると、母が、嬉しそうな目でじっと見つめている。
「なに?」
頬は膨らみ、口の中はどんぐりを運ぶリス状態。
「大きくなったなあ、と思って。」
しみじみといった声。
アソコも大きくなったよ。
さすがに、それは言わなかった。
じっと見つめられているのが恥ずかしくて、顔を伏せながら食べていたら、静
かに母の手が伸びてくる。
口もとのあたりをそっと指で撫で、その指を口の中へと運んでいく。
見せつけるような仕草。
頼むから、やめてもらえます?。
よそ行きの顔には、薄いピンクのルージュ。
濡れた唇が、たまらなくいやらしかった。
もう一回そんなことしたら、襲うからね。
部屋に入って、すぐに可愛らしいコートを脱ぎ、今は、洒落たブラウス姿。
ブラウスの薄い生地に、はっきりと浮き出るブラの模様。
すぐにでも引き裂くことができそうだった。
そんなことをする勇気もないけれど。
母は、嬉しそうに目を細めたまま。
「となりに、来ない?」
恐る恐る誘いをかけてみたら、すぐに斜め前の席から移動してくる。
ものすごく身体を寄せてきて、やわらかな圧力に思わず手がうずうず。
ナプキンで口を拭ってから、なにげに肩に手を回す。
なにげに払いのけられる。
ちぇっ!
なんて思っていたら、肩の辺りに心地よい重み。
母の頭が乗せられていた。
「えっちなことしちゃ、だめよ・・・。」
気持ちよさそうに目を閉じながら、しっかりと牽制球。
どうすればいいのさ?
そのまま、ずっと眠ったように目を閉じたままで、何を言うわけでもない。
過ぎていく時間の長く感じたこと。
行こうか行くまいか、僕の手は落ち着きなく右往左往。
母が、クスクスと笑い出す。
「なにがしたいの?。」
なんだか許してくれそうな雰囲気。
おっぱいが触りたかった。
でも、口から出たのは違う言葉。
「キスしたい。」
まだ、はっきりと残る艶めかしい舌の感触。
もう一度、確かめたかった。
それでも母は、目を閉じたまま。
なにも言ってくれない。
どうしようかと迷っていると、肩の重みが消えていく。
目を向けると、すごく悩ましげな目が僕を見ている。
「ちょっとだけよ・・・」
ゆっくりと近づいてくる母の顔。
肩を掴まれて、唇が重ねられる。
ひどく肩を掴む手に力がこもっていた。
もう、なにも考えたくなかった。
おもいっきり母の身体を抱きしめた。
それでも離れなかった彼女の唇。
今夜は、僕の方から舌を送り込んだ。
ちゃんとやわらかい舌が受け止めてくれる。
夢中で絡めた。
耳に聞こえてくる苦しげな吐息。
そのまま押しつぶしてしまえば、きっと小柄な母は、何も出来ない。
どこにあるかわからない監視カメラの目。
それだけが、僕の理性をかろうじてつないでいた。
何も聞こえなかった。
聞こえてくるのは、母の口から漏れる吐息だけ。
ひどく大きく耳に聞こえてならなかった。
たぶん、母はもう僕のもの。
僕もやっと気が付いた。
ゆっくりと顔を離すと、今にも泣きそうな顔。
「えっちしたい。」
さりげなく口から出た大胆なセリフ。
答えたのは、母のやわらかい唇。
すがるように唇が押しつけられる。
躊躇いもせずにキュロットの裾の中に手を入れていく。
すごく滑らかな肌。
夢にまで見た母の太もも。
もっと奥へ。
これくらいなら監視カメラも黙っている。
すっと手を潜りこませようとすると、逃げていく母のお尻。
「だめ・・・。」
赤い顔で俯きながら、やるせない答え。
「どうして?。」
我慢なんか、できるはずもなかった。
もう一度母の身体を腕の中に入れて、キュロットの中に手を滑らせようとし
た。
「だめ!。」
にべもない答えを繰り返される。
「どうしてさ!?」
「・・・女の子だから。」
へっ?。
「今日は、女の子だから!。」
おんなの・・・子?
・ ・・・・・
ああ!
それじゃあねぇ。
納得はしたけど、狂いたってる僕のバカチン。
「じゃあ、おっぱいだけでもいいから!。」
「今日は、やだ!。」
今日は?
「じゃあ、生理が終わったらいいの!?」
期待感満々で訊ねたら
「いやよ。」
だって。
女って、どんな生き物なの?
そそくさと、乱れた裾を直して、母は怒ったような顔。
わけわからん!
「今夜は、もうおしまいね。」
何事もなかったかのように歌詞カードを開いていく。
プライベートレッスン五日目終了。
今夜は、無情な強制終了。
股間のバカチンが可哀相すぎる。
それでも、ふたりで手をつないで帰った夜道。
きっと、一生忘れない夜。

週末の休みは、特にこれといった用事を入れるでもなく、家の中でごろごろし
ながら、まったりと過ごすのが、最近の僕のマイブーム。
クラブをしていた頃は、土日も関係なく走り回っていたけれど、引退して、ご
隠居様になってからは、サッカーにもそれほど興味がなくなった。
ほんとに、ご隠居様になって、家の中でぐうたら。
夕べ遅くに帰ってきた父は、昼近くになって母と一緒にお出かけ。
「一緒に行く?」
母に誘われたけれど、丁重に断った。
たまには、父さんとのんびりしてくれば。
どこに行くのかは知らないけれど。
父とのお出かけに、母は念入りにお化粧直し。
そんな顔も出来るんだね、と艶っぽい化けっぷりに、素直に脱帽する。
めずらしくモスグリーンを基調にしたシックなロングのフレアスカート。
粋なブラウスを見事に着こなして、その上には、たいそう豪華そうな毛皮の
コート。
首のあたりに、きらりと光っていたセンスのあるネックレス。
きっと父があげたんだろうな。
夫婦仲は決して悪くないふたり。
まったく嫉妬がないかといえば嘘になるけれど、やっぱり、父はそんなに嫌い
じゃない。
なんてったって頼れる人。
それに母が好きになった人。
ごつい顔のわりに、細やかな気遣いの持ち主。
あまり受験について、口やかましく言わないあたりが気に入っている。
母の背中に腕を回して、「じゃあな。」と、出掛けにウインクかましてくれ
る。
はいはい、母さんは、あなたのものですよ。
小学校から大学まで、ずっと柔道漬けだった父。
焼き肉を食べに行けば、当たり前のように今でも5人前。
いったい、どんな顔をして母は帰ってくるのやら。
家の中では、ごく普通の会話だけ。
ふたりの間に性的な匂いを感じたことは一度もない。
でも、父が休みの日には、ふたりで仲良く出かけることもしばしば。
帰ってくれば、母は、すごくご機嫌そうな顔。
あっそ!
もう、子供じゃない僕。
どんな匂いをさせているのか、スカートの中に顔を入れたくなる。
生理だなんて言ってたけれど、それだって本当かどうか。
それにあの人なら、生理だってかまわず襲いそう。
父が勤めていた会社の地下の喫茶店で、母がアルバイトをしていた頃に知り
合ったふたり。
その頃、母はまだ高校生。
「いつ、学校にばれるんじゃないかと思って、冷や冷やしたのよ。」
笑いながら、母が話してくれたことがある。
神経が細やかなわりには、意外と手の早かった父。
母の高校卒業と同時に籍を入れ、すぐに僕が生まれた。
父が我慢できなかった気持ちも、わからないではない。
その顔でよくやった、と褒めてさえやりたくなる。
ほんとうに、可愛らしい母。
相当凄いんだろうね。
今でも、母は父が好きみたい。
あの父とまともにやり合ったら、瞬殺ほぼ間違いなし。
いつもみたいに、笑って許してくれないかな?。
そんなわけないよな・・・。

何もしない時間ほど、あっという間に過ぎていく。
ほとんど勉強もせずに、丸めたティッシュを何度かゴミ箱に放り投げ、また懲
りもせずにティッシュをベッドの上に広げていると、玄関の開く音。
時間は、すでに夕方近く。
帰ってきたな、くらいに思っていたら、すぐに階段を駆け上がってくる足音。
あららららら。
コンビニに行ったばかりで、ジーパンを穿いたままだったのがまずかった。
ノックもせずに母が思いっきりドアを開けたときには、まだジーパンは膝のあ
たりで、僕は中腰のまま。
ベッドの上には、母がくれたばかりの新しいおかずと広げたティッシュが、そ
のまんま。
「あ、ごめん。」
少しは、驚けよ!。
慌てたというよりは、何気にごめんなさいといった感じの母。
1分もしないうちに、またドアが開けられる。
「おみやげ、買ってきたよ!。」
嬉しそうにおみやげの入った袋を見せつける。
頼むからデリカシーってもんを持ってくれよ!
にこやかな母とは対照的に、ベッドの下に手を入れたまま時間の止まる僕。
あまりに情けなくて、涙が出そうだった。
ティッシュを捨てる暇もなかった。
慌ててジーパンのベルトを締めていると、母が、ベッドの上のティッシュをつ
まんで僕の目の前でひらひらさせる。
右手には、おみやげの入った袋。
左手には、目的をなくした哀れなティッシュ。
すごく悪戯っぽい目を向けながら、無邪気な笑み。
可愛らしく首を傾げて
「元気で、いいね。」
だって。
開放的な家族はいいけれど、開放しすぎだって!
どうせなら、違うところを開放してくれよ!
丸めたティッシュが山になっているゴミ箱を見て「最近は、ティッシュも高く
て、ばかにならないのよ。」なんぞと、のたまってくる。
そう言う年頃なんだから、仕方ないじゃん!
母が許してくれれば、このティッシュは減るのか?、それとも増えるのか?。
下の様子が気になって、開けっぱなしになっているドアに目を向けている
と、「パパ、打ちっ放しに行っちゃったよ。」と楽しそうに笑う。
どうやら、母を玄関先におろして、父はそのままゴルフの打ちっ放しに行った
らしい。
取り敢えず、父がいないことがわかってほっと安堵にため息。
2階では、吉本ばりのショートコント。
父に気付かれでもしたら、目も当てられない。
「いっしょに食べよ。」
母が、おみやげの入った袋を机の上に広げていく。
買ってきてくれたのは、美味しそうなタイ焼き。
まだ湯気が出ていて、暖かかそうだった。
「はい。」と、母がひとつ摘んで僕にくれる。
ふたり仲良くベッドに並んで食す。
甘い舌触りと、いつにも増して鼻の中に飛び込んでくる甘い香りに、頭がクラ
クラ。
父のために念入りに化粧をしていった母。
いつものあどけない表情とは打ってかわって、ひどく大人びた顔。
大きく開いた胸元に、きらりと光るネックレス。
いつもは、光り物をほとんど身につけない彼女。
父のために着飾る姿は、微笑ましいというよりも、ちょっぴり憎らしい。
僕のために化粧をさせたい。
僕のためにネックレスをつけさせたい。
僕のために着飾らせて、その服を恥ずかしげに脱いでいくところをじっくりと
眺めたい。
中途半端に待ったがかかって、まだ、うずうずと疼いている僕のバカチン。
そんなことを考えてたら、すぐに硬くなった。
身体の変化がはっきりとわかるジーパン。
母が気付いて、とてつもなく悪戯っぽい瞳。
じゃあ、悪戯してよ。
許してくれそうで、許してくれない母。
小出しにしては、いつまでも淡い期待を抱かせる。
お尻の下は、ふかふかのベッド。
すぐとなりには、欲しくてならない小さな身体。
「変なことしたら、だめよ。」
じっと、横顔を見つめていたら、すかさず投げられた牽制球。
エスパーですか?
きちんと背筋を伸ばして、壁の方を向きながら、母は、ひたすら口をモグモ
グ。
襲われるとわかっているのに、足繁く通ってくる僕の部屋。
たぶん、僕のことを嫌いじゃない。
自分の子供だから?。
それだけじゃないって、わかってる。
でも、無理矢理奪う勇気もない。
誰よりも大事で、大切にしたい人。
無邪気で、あどけなくて、とてつもなく可愛らしい母。
苦しむ姿だけは、絶対に見たくない。
知らず知らずのうちに漏れるため息。
何度か繰り返していたら、とんとん、と肩を叩かれる。
振り向くと、いきなり近づいてきた母の顔。
押しつけられた柔らかい唇。
だいぶ慣れてきたね。
キスだけは、普通に許してくれるようになった。
舌を入れたら、送り込まれてきた柔らかいもの。
口の中に広がっていく、上品な甘さ。
これが、したかったわけ?
小悪魔のような瞳が見つめてくる。
やっぱ、だめ。
抱きしめて、押し倒した。
「こら。」
口では怒りながら、素直に横になってくれる彼女。
思いっきり乗っかって、貪るように唇を奪いにかかった。
もう、半分くらい野獣。
あたり前のように、手はスカートの中へ。
「だめだってば・・・」
さすがに、太ももをきつく閉めてくる。
かまわず、そのまま手を股間に。
お出かけのために穿いていたストッキング。
ざらざらとした感触の上から、ぐいと股の間を手で押すと、すごく硬い感じ。
「生理だって、言ったでしょ・・・。」
なんだかすぐには破れそうもない絶対防御態勢に、一気に熱が引いていく。
それでもあきらめきれない僕。
甘えるように胸に顔を埋めてぐずぐず。
股間では、情けないご主人様に怒り狂ってる僕のバカチン。
ほんとに、狂い死にしそう。
哀れむように母の手が、僕の頭の上に。
「我慢できないの?・・・」
そっと撫でながら、優しい声。
我慢できるはずがないでしょ。
気持ちを伝えるように、身体を重ねつづけた。
すごく柔らかい身体。
守ってやりたくなるほど細くて華奢な肢体。
日は傾いて、部屋の中はどんどん薄暗くなっていく。
そのまま、母の身体の上で甘えつづけた。
どうやって、この状態に決着をつけようか?。
そればかりを考えた。
頭の中に浮かんでくるのは、絶対にかなうはずのない妄想ばかり。
先に、動いたのは母。
静かに僕の胸を押してくる。
あきらめて母の身体から下りた。
やっぱり僕は、意気地がない。
もの言わず、母が身体を起こしていく。
手の甲で顔を覆いながら、仰向けになっていると、耳元でささやかれた甘い
声。
「今日だけよ・・・。」
何を言ったのかわからなかった。
カチャカチャとベルトを外す音。
きつめのボタンが外されて、そのあとに続くジッパーの下がる音。
熱いものに触れてきた、冷たい指。
急にお腹のあたりが重くなり、得も言われぬ開放感。
すぐに、ヌルリとしたものに包まれた。
うわ・・・。
もう、目を細めなければ、何も見えないほどに薄暗い部屋の中。
聞こえてきたのは、母の苦しげな息づかいと、いやらしい音だけ。
目は閉じていた。
開けば、すぐにでも夢は終わる。
そんな気がして、ならなかった。
濡れた唇が、ずっと根本の方まで下りていく。
股間に押しつけられる母の顔。
大きなものは、怖いくらいに喉の奥。
こむら返りになりそうになるほど、足を突っ張らせた。
何度も繰り返される、同じ動き。
我慢なんて、出来るはずもなかった。
なんの前触れもなく、母の口の中へ。
唇を締めて、母が受け止めてくれる。
まるで壊れた蛇口状態。
思う存分吐き出したあとにやってきたのは、途方もない罪悪感。
嬉しかったけど、それよりも怖かった。
口にくわえたまま、母がポンポンとお腹のあたりを叩いてくる。
見れば、なにかを求めるような手つき。
ああ、ティッシュね。
枕元の箱を掴んで、母の手に。
勢いよく4,5枚抜いて口もとにあてていく。
こぼさぬように器用に唇が離される。
ティッシュを広げて、その中に吐き出す。
足りないらしくて、また2,3枚抜いていく。
丁寧に口を拭いながら、「ああ、びっくりした。」と、小さな声でつぶやく。
そんなに多かった?
暗い部屋の中に見えるのは彼女の影だけ。
床の上にお尻をつけて、ぺたりと座り込んでいる。
顔はこっちを見ているようだけど、どんな表情をしているのかわからない。
何を言えばいいのかも、わからなかった。
気付いたように、またティッシュを抜いて、濡れたバカチンを拭ってくれる。
ふうっ、と大きなため息。
ゆっくりと身体を起こして、母を見つめた。
暗がりの中に、はっきりとわかる大きな目。
母も、じっと僕を見つめている。
どうして何も言わないのさ?
なにか言ってもらいたかった。
「生理が終わるのは、いつ?」
先に仕掛けたのは、僕。
すぐに欲しがる、性懲りもない性格。
「もう、ちょっと・・・。」
あやふやだけど、ちゃんと答えてくれる。
「終わったら、何する気?」
声の質が変わる。
「すごく、いやらしいこと。」
ごまかすように、おどけて言ってみた。
「ばか・・・。」
よくは見えないけれど、笑ってくれたみたい。
「ぜったいに、無理よ。」
母は、ため息をつきながら、窓の方に顔を向けてしまう。
もう一度大きなため息を吐いて、静かに立ち上がった。
「そろそろご飯作らなくちゃ。」
乱れた裾を気にする仕草。
腕を掴んで引き寄せた。
なんの抵抗もみせずに、素直に腕の中に入ってくる。
あごを掴んで、唇を重ねた。
どこにも行かせたくない。
乱暴に舌を絡めると、ちゃんと受けとめてくれる。
夢中で吸って、絡めた。
もう、ぜったいに離せない。
胸を掴みにいくと、その腕を優しく掴まれる。
「もう、だめよ・・・。」
するりと、逃げていく小さな身体。
そのまま部屋から出て行こうとして、母が入り口のところで立ち止まる。
「無理だけど・・・楽しみにしてる・・・。」
暗くてよくわからなかった表情。
僕も楽しみにしてる。
階段を下りていく足音を聞きながら、ベッドに横になった。
プライベートレッスン六日目終了。
焦らないのは、わかっているから。
いずれ、彼女は僕のもの。
はっきりと確信した今日。

劇的な出来事!
なんてことはなくて、のんびりとした日曜日が始まる。
父は、本当に久しぶりの2連休。
起きたときには、居間のソファに座って、せっせとゴルフのクラブ磨き。
多彩な趣味の人だけれど、特にゴルフをこよなく愛する父。
腕前は、よく知らないけれど、母が、「すごいのよ。」と教えてくれたことが
ある。
その父が、一度だけ一緒に母をゴルフに連れて行った。
帰ってきたら、すごく不機嫌な顔。
晩の食事時、不機嫌な理由を訊ねてみたら、父が教えてくれた。
ゴルフを知らなかった僕。
ルールを聞いて大笑い。
1ラウンド18ホールを72打で回ればいいと言う。
「ハーフで200だぞ!。200!。信じられるか!?」
ハーフは18の半分だから9ホール。
母は、9ホール終わるのに200回打ったらしい。
それって、ものすごいこと?
ものすごく時間がかかって、後ろの人に謝るのに大変だったと、父はぼやくぼ
やく。
母は、テーブルの隅っこでお箸を口にくわえながら、泣きそうな顔で小さく
なっていた。
頭はいいけれど、運動神経はそうでもない母。
それからは、父が母をゴルフに誘うことはなくなった。
それでも仲がいいのは変わらないふたり。
母がすねてる姿を何度か見かけたことはあるけれど、大きな声でケンカをした
ことなんて一度もない。
まったく理想的な夫婦。
そこに割り込もうとしている僕。
起きがけの僕を見て、人なつっこい笑みが向けられる。
「頑張ってるか?」
近頃それが父の口癖。
「うん。」
何食わぬ顔で答えたけれど、微妙に顔が引きつる。
確かに頑張ってます・・・。
間男に・・・。
最近は仕事が忙しくて、いっしょにいる時間も少なくなったけれど、小さな頃
は、よく遊んでもらった。
自転車の乗り方を教えてくれたのも、この人。
中学に入学した日に、父からもらった腕時計。
電池が切れて、針は止まったままだけれど、今も大事に箱に入って、机の引き
出しの奥にしまってある。
やっぱり嫌いになれない父。
裏切ること心苦しい限り。
でも、どうすることも出来ない激しい衝動。
好きになってはいけない人を、好きになってしまった。
そんな気持ち、父さんならわかってくれる?
わかるわけ・・・ないか。
小学生から始めた柔道は4段。
面とまともに向かっていったら、必ず殺られる。
やっぱり、深く潜行していこう。
好きになっていけない人はどこかと探せば、洗濯機の前。
歯磨きがてら洗面所に。
「おはよ。」
声をかけても「うん・・・。」と、しごく味気ない返事。
股間には、まだはっきりと残っている彼女の生々しい舌の感触。
歯ブラシをくわえる前に、隙を見つけて、さりげなくキスをした。
返ってきたのは、じっとりとした目つき。
壁一枚をはさんで、後ろには父の影。
ふくれたような不機嫌な顔が向けられる。
はいはい。気をつけます。
むすっ、とした顔をしながら、母は、洗濯物をかごの中に詰めていく。
鏡に向かっていたら、すれ違い様に頬に押しつけられた、やわらかい唇。
何食わぬ顔で、彼女は2階へトントントン。
女って、よくわかんない。
そのまま、午前中は何事もなく終わる。

夕方近くになって、父は、またゴルフの打ちっ放しに。
夕方の方が、空いてるんだって。
しっかりと、玄関を出て行く姿を見届けてから、母のいるキッチンの中へ。
母は、せっせと晩の食事の下ごしらえの真っ最中。
後ろに立っても、まったく反応なし。
背後から、そっと抱きしめた。
「なに?」
目元は、まな板の上に落としたままで、振り向きもしてくれない。
実に素っ気ない態度。
それでも声に険はなかった。
わかってるくせに。
今日も、とてもイケてるミニスカート姿。
ゆったりとした大きめのシャツのお腹あたりに、可愛らしいフリルのついた白
いエプロン。
上から覗くと、広く開いた胸元から、胸の谷間が見えそうで見えない。
そんなにおっぱいの大きくない母。
触った感じも、小さそうだった。
でも、形がいいのは確認済み。
もうすぐ、僕のものになる。
夕べのことが頭にあっただけに、余裕があったのは確か、
でも、調子に乗りすぎた。
後ろから抱きしめながら、硬くなったものを母のお尻に。
こんな大胆なことが出来るようになるなんて、まるで夢のよう。
しばらくは、何も言わずにされるがままだった母。
お腹に回していた手を、おっぱいに持っていこうとしたところで、急に振り返
る。
目の前に突きつけられた、包丁の切っ先。
「調子に乗らないの。」
はい。
思わず両手を挙げて、ホールドアップ。
調子に乗りすぎました。ごめんなさい。
素直に反省。
でも、それはないんじゃない?
股間で喘ぎまくってる僕のバカチン。
家の中では、いつも手軽なスウェットにパーカー姿。
見事に伸びきる、やわらかい布地。
母は股間に一瞥をくれただけで、知らん顔。
また、せっせと包丁を動かしていく。
夕べのことが忘れられない僕。
懲りもせずにまた彼女を腕の中に。
しつこいのだけが信条。
甘えるように後ろから頬ずりを繰り返した。
「ねぇ・・・。」
大きくなったものを、彼女のお尻に押しつけて、もじもじ。
ハァ、と母の口から漏れた大きなため息。
「いい加減にしなさい。」
荒々しくはなかったけど、はっきりと怒気の込められた声。
夕べは、してくれたでしょ?
一度覚えてしまった禁断の蜜の味。
忘れろというのが、無理というもの。
それでも、しつこく母の身体を離さなかった。
何とかその気にさせようと、後ろから唇を重ねていった。
煩わしげに、顔を背けられる。
こんなことだけは、しつこくあきらめない僕。
何度も母の顔を手で戻して、唇を目指す。
とうとう、あきらめたらしくて母の顔が動かなくなる。
でも、正面を向いたまま。
こっちを向いてはくれない。
不自然な形で唇を重ねていると、わずかに揺れていく細い肩。
あれっ?と、思っていたら急に視界から消える。
足元にうずくまっていた。
怯えたように肩を抱いて、小さな身体が震えている。
「もう、やだよ・・・。」
子供のような、涙声。
わけがわからなかった。
「どうしたのさ?」
なんで、泣いてるのさ?。
てっきり、母もその気になってくれているのだと、思いこんでいた。
身体に触れようとすると、邪険にその手を払われる。
両手で顔を覆って、泣いているばかり。
どうしていいか、わからない未熟な経験値。
震える肩を、眺めているしかできなかった。
どん、と僕の身体を押しのけて、母は、泣きながら2階へと駆け上がってい
く。
茫然自失。
まさに、こんなことを言うんだろうな。
心配になって2階に。
わずかに扉の開いていた、両親の寝室。
薄暗くなった部屋の中をのぞき込むと、大きなクイーンサイズのベッドの上に
小さな膨らみ。
ゆっくりと近づいて、ベッドの端に腰を下ろした。
頭から被った布団の下から聞こえてくる、母の咽び泣く声。
そっと、布団をはがすと、そこには涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔。
身を守るように、母は、小さな身体を丸めながら、嗚咽を堪えるように握った
手を口に当てていた。
「もう、怖いよ・・・どうしていいのか、わかんないよ・・・。」
僕を見ようともしてくれない。
そんなに、辛いの?
決して見たくなかった顔。
でも、心の中にあったのは不思議な気持ち。
からかわれているわけじゃなかった。
ちゃんと、苦しんでくれていた。
なぜか、ほっとする複雑な幼い心。
「もう、普通に顔も見れなくなっちゃうよ・・・」
次々と溢れていく、きれいな涙。
「どうして?」
「だって、そんなこと出来るわけないでしょ!」
「どうして?」
「だって、親子なんだよ!」
「親子じゃ、だめなの?」
「当たり前じゃない!」
「誰が、決めた?」
思いのほか、はっきりと口から出た声。
母が、一瞬言葉を詰まらせる。
誰かが勝手に決めただけ。
僕たちの知らない誰かが。
人を好きになる気持ちに、決まりなんかない。
身体が欲しいだけ?
そりゃ、欲しいよ。
でも、それだけじゃない。
ちゃんと心だって欲しい。
じゃなければ、とっくに襲ってるって。
何度、力ずくでと思ったことか。
辛うじて踏みとどまらせたのは、心の底から嬉しそうに笑う、あなたの笑顔。
ずっと僕に向けられていた無邪気で可愛らしい笑み。
失いたくなんてなかった。
ずっと一緒に、となりにいて欲しかった。
ゆっくりと、ゆっくりと時間をかけて、あせらずに僕の中へ入れていったつも
り。
でも、やっぱり最後は、泣かせてしまった。
返す言葉が見つからないように、じっと見つめてきた、涙をためた大きな目。
ひどく頼りなげで、あどけなかった。
泣いてる姿も、やっぱり可愛らしい。
不思議なくらい余裕があったのは、きっと彼女の気持ちを知っていたから。
どんなにいやらしい事をしても、必ずやってきてくれた僕の部屋。
キスをしながら、切なげに吐いた甘い息。
とうとう、最後は口でしてくれた。
親子でそんなのって、ありえなくない?
我慢なんか知らない僕。
そりゃ、怖いよね。
僕だって、怖いよ。
でも、諦めたりなんかしないさ。
諦められるんなら、今頃母さん、泣いてないって。
親なんて意識はまるでなくて、子供をあやすように彼女の頭を撫でていた。
「僕が嫌い?」
柔らかい髪を撫でながら、訊ねた。
母は、見つめるだけで黙ったまま。
ゆっくりと、顔を近づけた。
「答えて・・・。」
唇と唇の距離は、ほんのわずか。
「・・・好きだよ・・・。」
鼻水をすすりながら、すねたような顔。
当たり前じゃない、といった声。
父さんより?
それは訊かなかった。
訊けば、母が苦しむだけ。
「僕も、母さんが好きだよ。」
思わずこぼれた笑み。
笑った僕を見て、母が不思議そうな顔で見つめる。
ほんとに好きでならない。
欲しくて、ならない。
かすかに唇が触れる。
「絶対に、あきらめないよ・・・。」
想いを込めて、重ねていった唇。
逃げなかった母の顔。
大きな瞳をしずかに閉じてくれる。
言いきかせるように強く唇を押しつけた。
躊躇いがちに背中に回された細い腕。
すぐに聞こえてきた、切なそうな吐息。
段々と背中を掴む手に力が込められて、引き込まれるように彼女の上に。
はばかることなく荒い息を吐きながら、母の顔が何度も向きを変える。
互いを確かめるように、いやらしくもつれ合う舌は、もう、止まらなかった。
布団の中に潜りこんで、何百回と口づけを交わす。
床の上に落とされた僕のシャツの上に重なる、母のシャツ。
乱暴に奪ったブラは、どこかに消えてしまう。
やわらかい乳房を、しっかりと手のひらに握りしめ、口に含んで、放たれた細
い声。
小さかったけれど、温かかくて、どこか懐かし匂いに夢中で吸っていた。
強く握りしめたら、「乱暴にしちゃ、いや・・・。」と、今までに見せたこと
のない表情。
絶対に最後までやってやる!
意気込んではみたけれど、やっぱり堅かったガード。
硬い下着に手をかけたら、「だめ・・・。」と、途端に逃げていく小さなお
尻。
「今日は、だめだよ・・・。」
躊躇いがちに、僕の胸を押してくる。
我慢なんかできるはずないじゃん!
汚れてもかまわない!
血なんか全然平気!
今できなかったら、死ぬ!
それでも無理に脱がせようとしたら
「パパに、わかっちゃうよ・・・。」と、泣きそうな声。
父と一緒に寝るベッド。
まだ、女の子の日が続いている母。
一瞬、脳裏に浮かんだごつい顔。
熊のような大きな手。
「それでも、いいの?・・・。」
確かめるように、僕の顔をのぞき込んできた。
うーん・・・。
急に弱気になってしまう僕。
究極の二者択一。
生を選ぶか?このまま欲望に任せて死を選ぶか?
1年生の終わりの頃に訪れた反抗期。
いつまでも子供扱いの母に、思わず吐いた汚い言葉。
すぐさま横から伸びてきた、父の太い腕。
軽々と僕を持ち上げて、両足が宙に浮いた。
それでも、いきがっていたら、にやりと笑って襟を絞られた。
あっという間に頭に血が巡らなくなって、たちまち僕はシャットダウン。
次に目が開いたときに目の前にあったのは、母の泣きそうな顔。
その後ろから豪快に聞こえてきた笑い声。
すぐに終了、プチ反抗期。
後にも先にも父に逆らったのは、あのときだけ。
絶対にかないません!
勝負にもなりません!
生きていればチャンスもあるさ。
「じゃあ、生理が終わったら絶対にするからね!。」
観念しろと言わんばかりに、思いっきり唇を貪った。
顔を離すと、恥ずかしそうな顔。
「うん・・・。」
じっと僕を見つめながら、はにかむような笑み。
よしっ!!!
心の中で、思いっきりガッツポーズ。
言葉だけでも許してしまえば、あとは、したい放題させてくれる。
さすがにアソコは許してくれなかったけど、うつ伏せにしたり、足を持ち上げ
たりして、身体中にキスしまくった。
「すっごく気持ちよくしてくれなかったら、許さないからね。」
「うん。」
「何十回も、するからね。」
「うん。」
「泣いたって、絶対に許してなんかやらないからね!」
「うん!」
夢中で唇を奪いながら、しがみついてきた母の腕。
耳の中に吹き込まれた、切なげな熱い吐息。
擦るように硬くなったものを何度もアソコに押しつけていたら、小さな身体が
布団の中に潜りこんでいく。
手のひらに握って、チュッと先っちょにキスしてくれる。
すぐに、ヌルリとしたものがあてられた。
昨日とは打ってかわって、熱のこもった舌使い。
上から下まで、丹念に舐めてくれる熱い舌。
すいません・・・もう、我慢できません。
我慢なんかとっくに限界を超えて、だらしない汁を、匂うほどに滲ませていた
僕のバカチン。
たまらず、少量こぼしてしまう。
歯を食いしばって、必死に堪えた。
汚れても、かまわず口にしてくれる。
舐め取るように母の舌が動く。
もう、限界。
伝えるように、母の頭に手を置いた。
根本まで、柔らかいものに包まれる。
苦しげな息を吐きながら、大きく上下していく母の顔。
力の込められた舌が、いじらしいくらいまとわりついてくる。
柔らかい髪をまさぐりながら、母の頭を抱えていたら、すごく征服した気持ち
になって、たまらず押しつけてしまう。
同時に、腰を突き出した。
怖いくらいに呑み込まれた僕のもの。
何も考えられずに、そのまま勢いよく噴き上げる。
さっきまで泣いていた母。
今は、一生懸命僕のものを口の中で愛してくれている。
こんな素晴らしいことがあるなんて、信じられない。
自然と仰け反った背中。
頭の中が白くなって、意識さえも薄らいだ。
最後の一滴まで絞り出して、ようやく呼吸するのを思い出す。
息をすることさえも忘れてしまう夢のような世界。
昨日ほどの罪悪感は、感じなかった。
浅い呼吸を繰り返していると、すぐに布団の中から、母が顔を出す。
あれっと、思っていたら、口を閉じてない。
たまらなくおかしそうに向けてくる無邪気な笑み。
ティッシュ・・・いらないの?・・・。
すぐに僕の上に重なってきた。
悪戯っぽい笑みを見せながら、触れてきた唇。
すごく濃密なキス。
「気持ちよかった?・・・」
僕の鼻の頭を撫でながら、訊ねてくる。
はい。とっても。
答える代わりに抱きしめた。
とても細い身体。
自然と撫でていた小さなお尻。
もう、全部僕のもの。
そのまま、何度もキスを繰り返した。
「パパには、内緒よ・・・。」
ちょっとだけ陰った瞳。
当たり前じゃん!
「勉強もちゃんと、するのよ・・・。」
わかってるって!
「パパがいるときは、絶対に変なことしないでね・・・。」
努力します・・・。
「上手に、してね・・・。」
うん!
母を抱きしめながら、広いベッドの上を転げ回った。
薄暗い灰色の世界でさえ、すべてがバラ色に見えてならなかった夕暮れ。
プライベートレッスン七日目終了。
ふたりで探した母のブラ。
下着を着けていく姿をじっと眺めていても、恥ずかしそうに笑うだけで、怒ら
なかった母。
もう、怖いものなんて何もない。
父以外は・・・。

激動の一週間が終わり、また新しい一週間が始まる。
なんだか今朝は、すごく快適に目が覚めた。
枕元の時計に目をやると、まだ5時半を少し過ぎたところ。
楽しみがあるってわかってると、身体まで浮かれて勝手に動き出したくなるら
しい。
いつもなら、ベッドの中でいつまでもグズグズ。
気持ちが萎えて、何をする気も起きなかった。
ほんとにくだらない世界。
次から次へと理解もさせてくれないで、詰め込むことだけしか教えてくれない
学校。
僕たちを高校に入れることだけに必死な先生たち。
そして、ひっそりとだけど確実にあるクラスのイジメ。
幼稚園から一緒だった奴もイジメてる側のひとり。
普段は、ほんとに気がよくて楽しい奴。
でも、イジメをしているときだけは別人のように思える。
イジメられてる奴も、小学校から一緒だった。
3人で夢中で仲良く遊んだのは、もうずっと昔のこと。
どうして、こんな事になっちゃうんだろ?
関わりたくなくて、僕は知らん顔。
そんな自分がほんとに情けなくて、たまらなく嫌でしかたなかった。
うわべだけで、心を許しあえる友達なんていない。
世界中に僕ひとりだけ。
どんなに明るい太陽が出ていても、灰色に見えた世界。
朝起きるのが、日ごとにつらくてなっていった。
でも、自分から変わっていけば、この世界が明るくなっていくことを知った。
そして、決してひとりなんかじゃないってことも・・・。
耳をすませて階下の様子をうかがうと、忙しそうに立ち回る足音。
通勤に時間のかかる父は、もうすぐお出かけ。
じっと耳をすませていたら、玄関の開く音がかすかに聞こえて、「いってらっ
しゃい。」と、母の清んだ声。
よっしゃ!と勢いよく布団を跳ねのける。
目が覚めてから、父の出かけていくまでの時間の長く感じたこと。
その間、股間のバカチンは狂いまくり。
ちょっとは行儀よくできないのかい?
まあスウェットの穿きずらいこと。
焦る気持ちを抑えながら、階段を下りた。
足音に気付いて、母がこっちに目を向ける。
僕の顔を見て、意外そうな顔。
でも、その後に向けられたのは、いつもの可愛らしい無邪気な笑み。
すぐに、わかったみたい。
「おはよ。」
いつもと変わらない普通の態度。
母は、キッチンの中で僕のお弁当をつくっている真っ最中。
素知らぬ顔で、また、まな板の上に目を落としていく。
一目散にキッチンに向かって、後ろから母を抱きしめた。
硬くなったものを思いっきり母のお尻に。
我慢できなくて、肩越しに唇を奪いにいく。
全然嫌がらなくて、僕のしたいようにさせてくれる。
顔を離すと、じっと僕を見つめて、今度は母の方からチュッとキスしてくれ
る。
すごくホッとして、身体中から一気に力が抜けていった。
また、しゃがまれたらどうしようって、内心では不安でしかたなかった。
欲しくて欲しくてならなかった母。
どうすれば、僕のものにできるか必死に考えた。
繰り返した悪戯。
結局泣かれてしまったけど、ちゃんと僕のものになった。
あきらめることなんてできなかった。
暗い灰色の世界を明るく照らしてくれる人。
こんな馬鹿な僕でも、有り余るくらいたっぷりと愛情を注いでくれて、いつも
笑顔で迎えてくれる人。
無邪気であどけなくて、とてつもなく可愛らしい母。
あきらめないで、ちゃんと手に入れた。
「おはよ。」
返ってきたのは、悪戯っぽい瞳。
どうしてそんなに可愛いのさ?
もう、何があっても手放せない大事な宝物。
思わず抱きしめて、荒々しく唇を貪った。
身体の向きを変えて、母が正面から受けとめてくれる。
遠慮がちに背中に回された腕に次第に力がこもって、唇を塞がれながら吐き出
す甘い声。
僕は、遠慮なんかする気もなくて、今朝も着ていた可愛いミニスカートの裾か
ら手を入れる。
いやらしくお尻を撫でなわしたり、グイッてつかんだり。
まだ穿いていた堅いガードパンツ。
でも、そんなことかまわない。
お尻を触っても、母が怒らないってことが大事。
母の身体をシンクに押しつけて、キスをしながら硬くなったものを母のアソコ
に押しつけていたら、聞こえてきたクスクスという笑い声。
唇を塞がれながら母が笑ってる。
何が、そんなにおかしいのさ?
わからなくて顔を離すと、もう母はおかしくてならないって感じで止まらな
い。
「なに?」
こっちは、こんなに一生懸命なのに、笑われてちょっとムッとした。
「大きな赤ちゃんだなぁって、思って。」
悪戯っぽい目で見上げながら、目許に溜まった涙を指で拭って、チュッとして
くるやさしいキス。
赤ちゃんじゃありません。
赤ちゃんは、こんなすごい武器持ってません。
股間で狂いまくってる僕のバカチン。
早くしろ、とヤツに急き立てられて、もう一度抱きしめようとしたら母の手が
胸に当てられる。
「朝は忙しいから。ね。」
あら?急に母親の顔?
そんなの許さないもん。
夕べは泣きながら僕にしがみついてきてくせに。
裸のままで抱き合いながら交わした固い約束。
もう母は全部僕のもの。
絶対に反故になんかさせない。
かまわずキスしようとしたら、恥ずかしそうに顔を俯かせる。
下から追いかけて、逃げていこうとする唇を強引に奪う。
おっぱいだって触ってやる。
柔らかい膨らみを手のひらの中に。
どんなにいやらしく揉みしだいたって、母はされるがまま。
信じられないような柔らかさ。
我慢なんかできるはずがない。
「ねぇ、口でして。」
抱きしめながら、耳元でささやいた。
「うん・・・」
向けられた困ったような恥ずかしいような、とても複雑な表情。
そっと手を伸ばして母が、キッチンに置いてあったティッシュの箱をつかんで
くれる。
手を引かれて、居間に。
居間の灯りを落としてソファに座らされる。
まだ薄暗い窓の外。
カーテンを閉め切っているから灯りを落とすと部屋の中は、ほとんど真っ暗。
でも、キッチンの光が射し込んで、ちゃんとわかる母の表情。
僕の足元にひざまずいて、ズボンに手をかけてくれる。
パンツごとおろすと、勢いよく弾けて顔を出す僕のバカチン。
もう、先は濡れてて、はしたない匂いがほんわか漂ってくる。
すぐに口にしてくれるかと思ったら、滲み出すところを指で撫でながら、僕の
膝の上に腕を組んで、母は、その上に頬を乗せていく。
ほっそりとした指で弄りながらぼんやりと眺め、いつまでもそうしてた。
そんなに弄ったら、あきまへんがな。
嫌がってるってわけじゃなくて、なんだか感慨深そうな顔つき。
そんな母を不思議そうに見つめていたら、視線に気付いてにんまり。
「悪戯っ子になっちゃったね。」
僕が?
それともこいつが?
たぶん両方の意味。
「すぐにイッてね。」
思い出したように背筋を伸ばして、上からパク。
いまだに信じられない光景。
こんなに綺麗な人が、僕のものを口にしてくれている。
きっと彼女が赤の他人だったら、僕は尻込みして声をかける事もできなかった
に違いない。
ましてや彼女は、絶対に僕を受け入れてくれないはずの人。
ねっとりと絡んでくる、滑らかな舌。
僕のものをはさむ赤い唇の、なんといやらしく目に映ること。
ふんわりとした柔らかな髪の毛。
さりげなく頭を抱え込んで何度も撫でていたら、いきなり目の前に伸びてきた
母の腕。
僕のものを口にしながら、手のひらで顔を押してくる。
見るなってことね。
見たいからだめ!。
何度も僕の顔を押そうとしてくる手をかわして、母の頭を撫でつづけた。
あきらめて、すぐに大人しくなった母。
でも、僕もそろそろ限界。
なんて言うのかわからないけれど、胸元のあたりが大きく開いてる薄手のシャ
ツ。
屈んでいると胸元が広がって、さっきから可愛いブラがチラチラ。
なにも遠慮することなんかない。
裾をつかんで引っ張っていくと、素直に両手を上げてくれる。
薄いピンクのブラもすぐに外して、柔らかいおっぱいを手のひらの中に。
ちょっとボリュームは足りないけど、すごく形がよくてキレイなおっぱい。
母は、またすぐに僕のものを口の中にしてくれる。
熱心に繰り返される同じ動作。
おっぱいを触りながら見つめていたら、不意に見上げてきた大きな瞳。
僕のものを口にしながら、母がじっと僕を見つめてくる。
すごく悩ましい目つき。
どこでそんないやらしい目つき覚えたのさ?
すごく可愛らしい顔。
していることは、すごくいやらしい事。
ときどき漏れてくる切なそうな吐息。
イキます!。
我慢なんかできるはずがない。
「いくよ・・・」
小さな声で伝えた。
早くなる母の顔。
一緒に動く細い指。
風船みたいに膨らんで、すぐに勢いよく噴き上げた。
母の頭が止まって、受け止めてくれる。
馬鹿みたいにビクビクと跳ねる僕のバカチン。
何だか溶けてなくなっていくみたい。
すごく気持ちよくて、気がつくと呻いてる。
カッコ悪。
男が呻くのって、何だかカッコ悪い。
最後の一滴まで母の口の中に。
途端におそってくる罪悪感。
これって何とかならないのかな?
すごく欲しくて、それが叶って、後悔なんかしてないけれど、やっぱり終わっ
た後はどんな顔をすればいいのかわからない。
母は、まだ口にくわえたまま。
ふん、ふん、って鼻で息してる。
喉が動いてるよ。
ゆっくりと離された唇。
ふぅ、って大きなため息を吐いて、母はお尻を床にぺたり。
上半身は裸。
何だか、そんな事も忘れちゃってるみたいに虚脱した顔。
何度か唇を噛みしめたあと、すねたような目を僕に向けてくる。
「こんなにひどい事されるんなら、生まなきゃよかったな・・・」
唇を尖らせながら、ポツリ。
えっ!?
ティッシュを2,3枚抜いて、僕のものを拭ってくれる。
また僕の膝の上に腕を組んで頬を乗せながら、白い指で力なく萎れていくバカ
チンを弄り「すごく痛かったんだよ。」と、訴えるような声。
何がですか?
「もう死んじゃうくらい痛くて、二度と子供なんか産まないって思っ
た・・・」
独り言?
「パパは、二人目を欲しがったけど、もうあんな痛い思いしたくなくて。だか
ら、子供はひとりで十分って思ってた。」
大きな独り言ですね。
「その代わり一杯一杯可愛がってあげようって思ってたのに・・・」
のに・・・なに?
僕のものを愛しそうにさすってから、不意に向けてきた怒ったような顔。
勢いよく身を乗り出してきて、僕の膝の上に跨った母。
目の前には、すごくキレイなおっぱい。
頬を両手にはさまれて、顔を持ち上げられた。
勢いよく押しつけられた唇。
荒々しく舌が入ってきて僕の口の中で暴れ回る。
舌を尖らせて唇の裏を舐めていく。
丹念に唇を舐めた後、頬を両手にはさんだまま母がじっと僕を見下ろした。
「こんなに悪い子になるなら、産んであげなきゃよかった・・・」
また強く押しつけてきた唇。
「こんなにひどい事する子になるなら、可愛がってあげなきゃよかっ
た・・・」
腕が首に回され、息をするのもできないくらい濃密なキス。
「どうして、こんな事になっちゃったのかな?・・・」
「僕が好きだから・・・でしょ?」
額をくっつけたまま、見つめ合った。
どちらともなく顔をほころばせ、もう一度寄せあった唇。
何度も何度も繰り返した甘いキス。
プライベートレッスン八日目2分の1終了。
2回目を迫ったら、学校に遅れるって、けんもほろろに拒否された。
その代わり、帰ってきたらもう一度してくれる約束を。
願ったら、必ず叶うって証明してね。かあさん。

吹き抜ける風はまだ冷たくて、歩いていても自然と背中を丸めてしまう季節。
でも、心の中はすごく暖かくて、家路に向かう足取りもスキップしたくなるく
らい弾んでしまう帰り道。
「なんか最近楽しそうだね。」
浮かれた気持ちがどうしても顔に出てしまうらしく、3時限目の終わりの休み
に、となりの女子にそう言って声をかけられた。
もう半年以上もとなりに座っている女の子だけれど、そんなに話をした事もな
い同級生。
結構可愛い子で、母の魅力に取り憑かれるまでは、その子をおかずにしてた頃
もあった。
「そう?」
気持ちが浮かれていたからか、それとも多少なりとも女性の体を知ったから
か、いつもは緊張しまくりなのに、思った以上に上手に回った僕の舌。
昼休みにもその子に声をかけられて、何だかちょっといい雰囲気。
別になんの約束をしたわけでもないけれど、ふたりの距離がちょっとだけ縮
まったのは確か。
ごめんね、母さん。
でも、可愛い子を気に入るのは、男なら当たり前なんだよ。
だから、こんなに母さんが好きでならないんでしょ。
授業の合間も自然とその子に目がいって、頭の中で母と比べてた。
軍配が上がるのは、決まっていつも母。
やっぱりその子がどんなに可愛くたって、母の可愛らしさには全然かなわな
い。
角を曲がると、もうちょっとで僕の家。
見慣れた我が家だけど、そこに可愛い母が待ってくれていると思うだけで、自
然と嬉しくなって走り出してしまう。
息を切らして玄関の扉を開ける。
外は木枯らしの吹く寒々とした灰色の世界だけど、目の前に広がるのは、灯り
なんかついてないのに、ひどく明るくて暖かい世界。
「ただいま!」
玄関で待っていると、やってきた小柄な身体。
後光が差してるみたい。
「おかえり。」
ちょっと恥ずかしそうに照れながら、向けられるやさしい笑み。
泣きたくなるくらいホッとして、乱暴に靴を脱ぎ捨てると、母を目指してまっ
しぐら。
小さな身体をしっかりと腕の中に入れて、どうしようもなく幸せ。
「こ、こら・・・」
突然抱きつかれて、さすがに母は慌てまくり。
かまわず頬に手のひらを添えて唇を重ねていった。
かすかに僕の胸を押した母の腕。
離すつもりなんてなかった。
我慢なんかできるはずないじゃん。
すぐに腕から力がなくなって、母は背伸びをしながら、口から甘い声。
調子に乗ってお尻を触りにいったら、その手をそっとはがされた。
「手ぐらい、洗ってきたら?」
じろって睨んできた大きな目
はーい。
洗面所で手を洗っていたら、「ちゃんとうがいもするのよ。」と、聞こえてき
たしっかり母親してる声。
どっちも同じ母。
そして、僕はどっちの母も好き。
タオルで手を拭って居間に向かうと、母はかしこまってソファに座ってる。
ねぇ、近づく距離が相手を想う距離だって知ってる?
どん、とぶつけるみたいに、母のとなりに。
倒れそうになる母の肩に腕を回して引き寄せた。
さりげなく胸に手を置いて、首筋に唇を寄せていこうとした
ら、「ちょ、ちょっと・・・」と、僕の肩を押さえながらお尻を退いて逃げて
いく。
なんだかすごく心配そうな目つき。
「あのね・・・」
この期に及んでお説教ですか?
嫌な気配を察して、すかさず唇を尖らせ睨みつけた。
僕の目を見て、二の句が継げず母は困ったような顔。
すねたみたいに母も唇を尖らせて、アヒルさんの口。
僕も真似してアヒルさんの口。
そのままチュッとキスしてやった。
やっと笑ってくれた母。
やっぱり笑った顔が一番可愛いよ。
ふぅっと大きなため息を吐いて、指を絡ませながら母はもじもじ。
「ちゃんと勉強してる?」
しばらく躊躇うようにうつむいた後で投げられた、予測もしなかった危険球。
思わず身体が傾いでずっこけた。
してる!
かな?・・・。
そう言えば、ここ所まったくしてないような・・・
授業にもあんまり身が入ってないし、大丈夫なのか?
頭で考えてる事がすぐに顔に出る素直な性格。
「ちゃんと、勉強するって約束したわよね。」
僕の顔色を見て、急に母は勝ち誇ったような態度。
「するよ。」
「ほんとに、大丈夫なの?」
「母さんが、もっと素直になってくれれば勉強もはかどると思うけど。」
ここで負けたら主導権を奪われる。
必死に抵抗を見せる僕。
返しようのない答えに、母が言葉を詰まらせる。
「素直に・・・なってるじゃない・・・」
耳たぶまで真っ赤にして、すごく赤い顔。
「じゃあ、勉強するから2階に行こう。」
手を引いて、立たせた。
そのまま連行するみたいに、2階に。
俯きながらだけど、素直について来た母。
部屋に入って、すぐにカーテンを閉める。
ずいぶん傾いたけど、外にはまだ明るい太陽。
カーテンを閉め切って振り返ると、母はベッドの上に小さくなって座ってる。
僕のベッドなら汚れてもかまわないんだよな。
ちょっとだけそんな事を考えた。
無理にする気なんかない。
ちゃんと母が「いいよ。」って言ってくれるまで、我慢する。
となりに座って柔らかい髪を指で梳きながら、ほっぺにキス。
照れながら首をすくめて、母は、まんざらでもない表情。
ここは僕の城。
母を捕まえるための野獣の檻。
扉は閉めてあるし、母はもうどこにも逃げられない。
朝と同じ格好で、可愛らしい白のミニスカートに、なんて呼ぶのかわかんない
けど、胸のあたりまで首周りが大きくカットされた薄手のシャツ。
首筋をついばむように唇を這わせながら、そのシャツの裾から手を潜りこませ
たら、ちょっとだけ背中を丸めて腕で胸をかばうような仕草。
でも、そんなに抵抗するわけでもなくて、難なく左手はおっぱいに。
初めはブラの上から。
すぐに柔らかさを確かめたくなって、ブラの隙間から手を滑り込ませた。
まったく僕とは違う質感の肌。
同じ人間なのにどうして女の人のおっぱいって、こんなに柔らかいんだろう?
包んでいると手のひらに当たる小さな突起。
何も考えずに自然と指でつまんでた。
クイって捻ったら、「んっ!」って、顔をしかめて可愛らしい呻き声。
たまんなく可愛くて、声を聞きたくて、何度もつまんでちょっとだけ意地悪。
薄暗いけれど、はっきりとわかる母の表情。
見事なくらい真っ赤な顔。
下唇を噛みしめて、俯きながら母はギュッと固く目を閉じているだけ。
ほんとに可愛くってしかたない。
「生理が終わるのって、いつ?」
指で弄びながら訊ねた。
もっともっと欲しくなる。
全部が欲しくてしかたがない。
「あと、5日くらい・・・」
ためらいがちに返ってきた小さな声。
さば読んだでしょ?
ネットで調べた女性の生理周期。
一般的な女性で、5日から7日くらいが正常なんだって。
母が女の子を宣言したのは、3日前。
今日で少なくとも4日以上になるはずだから、多くてもあと3日以内には終わ
るはず。
8日以上続くようなら病院に行った方がいいらしいよ。
そんなに僕としたくないわけ?
「ほんとに生理なの?」
ちょっとだけ、虐めてみたくなった。
「ほんとだよ。」
慌てたように向けられた大きな目。
「確かめてみようかなぁ。」
返事も待たずに唐突に母の前にしゃがみ込んで、膝小僧に手をかけた
押し開こうとしたら慌てて身体を倒してきて、足を閉じながら母は必死に抵抗
の構え。
「ほんとだってば!」
もう半分くらい泣きそうな顔。
「嘘つくから悪いんでしょ?」
「嘘じゃないもん!」
「あと5日ってのは嘘でしょ?」
途端に黙った母の口。
唇を結んで口惜しそうな顔。
「嘘じゃないもん・・・」
まだ言ってる。
「じゃあ、毎日確かめるからね。」
「やだ、そんなの。」
「じゃ、ほんとのこと言って。」
「ほんとうだよぉ・・・」
「じゃあ、毎日確かめる。」
すごむように睨んだら、じわじわと歪んでいったあどけない顔。
「ほんとだってばぁ・・・」
大きな瞳にうっすらと涙が滲んでいく。
「わかってるんだからね。正直に言わないと、本当に今すぐ確かめるよ。」
鉄は熱いうちに打て、っていうからね。
ちゃんと今のうちから素直になるようにしておかなくちゃ。
母は、身を守るように身体を倒したまま、赤い顔で僕を見つめるだけ。
そのうち唇が震えだして、大粒の涙がぽろりと落ちていった。
次から次へとこぼれていった大粒の涙。
「だって、やっぱり怖いんだもん・・・」
顔をぐしゃぐしゃにして、ものの見事に子供の泣き顔。
また泣かしちゃった。
もう、しょうがないねぇ。
虐めたことをちょっとだけ反省。
となりに座って頭を撫でてやったけど、泣きやまない彼女。
ずっとグスグス泣いている。
あごをつかんで、うつむく顔を持ち上げた。
やさしくキスをして、流れる涙を舌で何度も拭ってやる。
すがるように僕の胸の中にゆっくりと顔を埋めてきた母。
静かに頭を撫でながら、耳元でささやいた。
「ほんとは、終わるのいつ?」
そんなところだけは、しっかりしてる僕。
「・・・・くらい。」
小さすぎて聞こえなかった。
「ちゃんと言って。」
ほっぺに何度もキス。
「・・・明日・・くらい・・・」
うつむいて鼻水をすすりながら、子供みたいな涙声。
母を泣かしてまで、ようやく辿り着いた答え。
「じゃあ、明日は記念日にしようね。」
抱きしめながら、つぶやいた。
何も言わなかった母。
「学校から帰ってきたら、絶対にするからね。」
「・・・・・・」
「どんなに泣いたって、許してやらないからね。」
「・・・・・・」
「やさしく、大事にしてあげるよ。」
「うん・・・。」
小さな声が耳に届いて、ようやく胸のつかえが取れていく。
プライベートレッスン八日目2分の2終了。
リハーサルじゃないけれど、母を下着一枚だけにして、ベッドの上で思う存分
貪った。
泣きながら、可愛い声を出しまくってた母。
何度もキスをして、何度も僕に誓わせた。
明日は、ふたりとも生まれたままの姿になる。
ここまで、ようやく辿り着いた。
今夜は、ゆっくり眠れそう。
・・・・・・・・・・・
寝ちゃだめだって・・・。
勉強しなくちゃ。

あの日以来母の生理が終わるのを、1日千秋の思いで待っていました。
しかし、母のブルーデイが終わってからも、すぐに僕のハッピーデイー
とはなりませんでした。

学校から帰ると、家事をしている母を家中追いまわし
イチャイチャとお尻や胸をさわりながら、お願いをくりかえしましたが
「まだダメ!」
の一点張りでした。
「約束がちがうー」
なんて粘りますが
「女には気持ち整理が必要なの・・・」
などとはぐらかします。
ただ以前と違うのは、キスを求めてもまったく拒否しませんし、
ディープキスをしながら体のあちこちを撫でたり触ったりしても、
まったく嫌がりません。

むしろ、目を閉じて、可愛い唇を半開きにして
感じていてくれる様子の母
小柄で色白小顔の母が、目をつむってあごをあげている時の様子は、
まるで若い娘のような感じ、
僕はますます母が可愛く見えて抱き締めたくなります。

従って、日延べされても以前みたいにヘコミはしませんでした。
夜もイタズラされるってわかっていながら、毎日、狼の待つ部屋に
家庭教師としてやってきます。
そして以前と同じように、問題が解けるたびにご褒美の
ディープキス。
時にはミニスカートの中に手を入れることも許してくれます。
「早く次ぎの問題・・・アーもう・・・」
と言いながらも、僕の手を強く押しのけたりしません。
スベスベの太ももを撫でまわしながら、さらに手を奥へ、
パンティの上からあそこをさわろうとする僕。
母はギュっと太ももを閉じて、指先の侵入を阻止します。
それでも、無理やり指をクニュクニュさせてクロッチの上あたり
をおさわり。
クロッチの中心部はすでに湿りっ気をおびています。
「もー、なにやってんの、はい次々」
パッと大きな目を開いて僕をにらむと、次の問題をやらせようとします。
仕方なく次の問題へ、
でもチョッと悪戯こころを起こし、母のあそこを触っていた
指先を鼻に持っていって匂ってみます。
わざと母にみせるように。
母の汚れが染みたパンティと同じ匂いがします。
「母さん、たまんないよー」
「もー変態!」
「早く次の問題始めなさいよ! もー!」
仕方なく、ない脳味噌をふり絞って悪戦苦闘。
目の前に人参をぶら下げられた馬状態。
必死で人参を追って走ります。

そんなことが続いた金曜日の夜でした。
母が帰り際に、ついに言ってくれました。
「明日はお父さんゴルフに行って、1日居ないわ…」
「てっことは明日はOK?」
母は笑いながら黙っています。
「いいんだね?」
「そんな返事、女の子にさせる気?」
ヤッター!!です
「・・・でー・・・心配があるんだけど」
「あのー・・・避妊のことだけど・・・」
僕は以前、母が生理中に約束してくれた日から気に
なっていたことを質問しました。
「あなたは心配しなくていいの、母さんは上手く避妊してるの」
ずいぶん後で母から聞いた話だけど、母は若い頃(今でも
十分若いけど)から生理の周期が安定してて、オギノ式とか
いう避妊方法をやってるそうだ。
朝起きぬけに体温を測ることで、危険日とか安全日が判る
仕組みだそうだ。
危険日に父が迫ってくる時以外は父も、すべて生だしだそうだ。
でも最近の父は1ヶ月に1度くらいしか迫ってこないそうだ。
最近は口で測る電子体温計をつかっているので、とても簡単
だと言っていた。
「フッフ、中学生なのに、まるで大人みたいな
心配してるのね・・・少し安心したワっ」
母は笑いながら、スカートの中に手を入れスルスルと薄いブルーの
パンティを脱ぐと僕に、
「今夜はこれで我慢してね・・・」
「今日のは朝から履いていたのよ。変態さんはこれが
いいんでしょ!」
と大きな右目でウィンクして、ドアを開けて階下に下りて行った。
変態と言われたのは悲しい(事実だけど)。
でも、汚れた下着をくれるまで。僕のことを許して
くれてるのは凄くうれしい。
無理せず時間をかけて、ここまできたかいがある。
もう一息だ・・・と思いながら、母の汚れたパンティを鼻に押しあてる。

いよいよ明日だと思うと、天にも昇る気持ちです。
明日はあの可愛い母の○○ンコに僕のバカチンを・・・。
僕のバカチンも天に向かって昇っています。
今夜は1回だけで我慢しなくちゃ、明日のためにセーブしなきゃ。
しかし、母の染みタップリのパンティの誘惑に勝てず結局二度も昇天してしま
った僕。
結局その夜は興奮のためなかなか寝付けませんでした。
そのせいか目が覚めた時は、とっくに父もゴルフに出かけ、かなり太陽が高く
なった時間でした。

パジャマのまま眠い目をこすりながら階下に下りていくと、
母は台所で洗い物をしているようだった。
白地に花柄のブラウス、レモンイエローのショートめのフレアスカート、そし
てピンクのエプロンだった。
そこにパッと花が咲いたような明るい服装だった。
いつ見てみ若々しい娘のような母である。
「おはよう」
「サンドがあるから食べなさいよ」
「うん」
母は僕の方を見ずに言った。
僕も何故か目を合わせづらかった。
今から起こることを考えると、もうお互いに意識が始まって
いる感じ。
母が冷蔵庫からサンドイッチとジュースを出してくれた。
食卓に座って食べながらチラチラと母に視線をやるが、母は流し
の方ばかり見てて、まったく僕の方は見てない。
やがて食べ終わって、皿とコップを持って立ち上がり
それらを流しに置き、そのまま母の背後にまわり胸に
手をまわした。
「ああん・・・」
母が小さく声を上げた。
僕の行為に、いつもはあえぎ声をかみ殺し気味の母が、
こんなに素直に声を上げたのは初めてだったので驚きだった。
調子にのってエプロンの中に手を入れ、
ブラウスのうえから左右のおっぱいを揉み始めた。
「ちょ、ちょっとぉ・・・ダメよ・・・
洗いものしてるんだから・・・」
と言いながら母は僕を押しのけるように、尻を前後左右に振った。
その振られた尻が僕の勃起しかけたバカチンを刺激し、
パジャマの中で一気に起立した。
僕はかまわず母の胸を揉みながら、うなじに唇を押し付け
ツツーッと舌を這わせた。
さらに柔らかい耳やほっぺにチュッ、チュッとわざと
音を出しながらキスをした。
「・・・ダ、ダメっ・・・」
母は小さな声をだしたが、されるがままで本気で僕に
止めさせようとはしない。
なんとも言えない柔らかなおっぱいも、小さいけどむっちりとした
尻も、まだ見たことないアソコも、もう少しで僕のものになる。

そう考えると一気に興奮し、僕はビンビンになったバカチンを
背後ら母の尻に押し付けならが、
両手で母のおっぱいの感触を楽しんだ。
「母さん早く始めようよ・・・」
「あぁ・・・まだダメょ・・・アン・・・・」
と口では言うものの、母の呼吸はあきらかに乱れ、
可愛いあえぎ声を漏らす。
まったく以前の母とは違い、乱れた様子を隠そうとはしない。
母は完全に許す気になっている。
僕は我慢できなくなり、右手を下ろしスカートのスソから手を入れ
母の吸い付くようなスベスベの太ももなでまわし、さらに手を上げ、
パンティの上から母のアソコの膨らみをさすり刺激した。
「ちょっとぉ・・・、お願い・・・やめて、あっ・・・あん・・
ね・・ね・・後でお部屋に行くから、先にシャワー
して待ってて・・・ね・・・」
母はたまらず、僕に懇願した。
シャワーということは、いよいよか。
「じゃあ待ってるから早くね!」
と僕が耳元でささやくと母は目を閉じたままうなずいた。
僕はまだ母を触っていたかったが、シャワーにいくため
やわらかい尻をなでいた手をスカートから抜いた。

僕は部屋を出て、そのまま熱いシャワーで体を念入りに洗った。
とくにバカチンは念入りに。
その後、二階に戻り、すぐに脱げるようTシャツとトランクスに着替え
ベッドに寝転び母を待った。
母はすぐには上がってこなかった。
時計が止まったように時間がたたない。
しばらくすると階下からザーッというシャワーの音が聞こえてきた。
母も体を洗っているらしい。
いよいよだ。
トランクスの中で一気にバカチンが頭をもたげてきた。
母はどんな格好で部屋に来るんだろう?
シャワーを使っているってことは、ドラマのシーンみたいに
濡れた体にバスタオル1枚で・・・当然下着は無しの丸裸・・・。
などとHな思いをめぐらせていた。
やがてシャワーの音も止まり。それから10分くらいが過ぎた。
この10分が1時間くらいに感じられた。
やっと階段を上ってくる母の足音が聞こえてきた。
やがてドアが開いた。

初めてのお義母さん

会社の飲み会で遅く帰る義妹を、妻が駅まで迎えに行く事になった。

俺は、酔っ払ってる義母を部屋まで運んで、ベッドに寝かせる。
普段 気が合い話しが合う愉しい義母・・・酒を飲むと一段と愉しい。

こんな事は、今までにも何回か有り 何も気にならずに世話をして来たのに
今回は、妻も義妹も居なくて、家には義母と俺だけと思う所為か、
義母を抱き抱えた時のオッパイの感触や体の温もりが気になった。
「抱き合っている」っていう感じがして、ドキドキした。

義母に肩を貸して、抱き抱える様に義母の部屋まで行き、
ベッドに仰向けに寝かせる為に、お嬢さま抱っこで抱き上げたら 
義母がふざけて『降ろしちゃダメ~』と、首に抱きついてきた。
ベッドに降ろしても手を放さないので、俺も一緒にベッドに倒れ込み
覆い被さって抱き寄せて、シャツの上からオッパイを揉む・・・ 
義母は『コラ』と俺の手を抑えるが軽くオッパイに押し付けてるだけ…
抱き締めてそのままオッパイを揉むと義母も抱き返してきた。

唇を吸い合いながら、義母のズボンのベルトを外すと
義母が、口では『バカ ー』って言いながらも、脱がせ易い様に腰を上げた。
ズボンとパンティーを脱がせ、シャツを開けてブラジャーも外し
俺も下半身裸になって、義母に覆い被さって抱き締める。

オッパイを揉み、その手をだんだん下に這わせていき
花びらを撫で、かき分けて指を挿し込むと ゥッ と力が入っている。
指先を動かしているとグッショリ濡れてきて、指を締め付ける。
膣から撫で上げ指がクリトリスに触れると、全身が ピク ッと反応する。
そっと触れる程度に、撫でたり抑えたり・・・軽くツマムと
堪え切れなくなった義母が、脚をすぼめ『ネェ・・・もう来て』
しがみついて甘えた様な仕草が可愛い~

憧れの義母と、初めてのエッチに感動・・・
もう濡れ濡れの花びらを広げ、ムスコを押し当てると ゆっくり差し込む…
義母の中へジワ ジワ‐ッと入り込んでいく感触が何とも言えない。 
温かい義母の膣が、俺を包み込んでくれる様な感じだった。
一番奥まで挿し込んだ所で義母を抱きしめ 『お義母さん』・・・
義母も、力強く抱き返して『健さん…』・・・ 
 
突き始めると、最初の内は俺にやらせてるだけだった義母が
だんだん俺の背中にまわした手に力が入ってきた。 
その内に激しく突くと、義母の動きも早くなり激しく腰を突き上げ
『 ァ~ッ 』・・・『 ィャ ~~~ 』・・・『 ァ~~… 』喘ぎ声を上げる。 
次第に呼吸が荒くなり動きが激しくなったと思ったら『健さん』 ・・・ 
思いっきり体を仰け反らせて『 ァーッ… イック~ッ 』と、しがみついてきた。

義母は、イッタ後も抱き付いたままで、時々膣をキューッと締めつける。
『 恥ずかしいぐらい 凄くヨカッタ・・・』
しばらく抱き合って口を吸い合い、快感の余韻を味わっていたら、
義母が耳元で『 私は酔っ払って、夢を見てるのよね~』
いたずらっぽい目で俺を見ながら キュッと膣を締める仕草が可愛い。 

抱き締めて唇を吸いオッパイを揉んでいる内に気分が盛り上がってきて
2回目を突き始めたら、義母はビックリしていたが
快感の余韻に浸っていたら、妻たちが帰って来た車の音がした。

義母は『あらあら、アンタの奥さまがお帰りになったわよ…』と
慌てもせずに抱き締めている。 
俺も『もっと ゆっくりして来れば、もう1回出来たのに~・・・』と
義母にしがみ付き口を吸い、ギュッと強く抱き締めて
名残りを惜しんで、深く2~3回突いてから体を離す。

義母は、ティッシュで俺のムスコを拭いてくれながら
『 私ゃ 酔っていて、何も知らんかったからね・・・オヤチュミ 』と 
ムスコにだけ チュー して、さっさと布団に潜り込んでしまった。

布団の中から『ねぇ 私まだ裸よ、もう一回来てもいいよ~』
『ねぇねぇ、今度は 2人が裸の時 お嬢さま抱っこ してネ』
言いたい放題の事を言ってる、愉しい義母・・・
布団をめくって『お義母さん大好きですよ、おやすみ~』チュッ
『まだ居るの?早く帰らないと、バレちゃっても知らないよ』
『ねぇ、バレたら私も一緒に逃げてあげようか~? アッハハ~』

それからは、家族の目が届かない所で、抱き合ったり、キスしたり
すれ違う時に指でオッパイをつっ突いたり、後ろから抱きついたり、 
家の中でも、密かに恋愛気分を愉しんで…今 青春真っ盛り・・・

兄に毎朝悪戯されて

私が小学4年ぐらいから始まり6年の途中ぐらいまでその悪戯はされ続けました
それはお兄ちゃんは朝は早起きして私の部屋に来て私の布団を捲ると私の穿いているズボンとパンツを脱がしてしまいます
そして私のアソコを弄くりまくられて私は声を押し殺しお兄ちゃんがすることを必死に我慢して耐えるのみでお兄ちゃんは私のことをお構いなしに無言のままで続けられ次第に尿意が増してきて私はとうとう我慢の限界が来て漏らしてしまいました
私が漏らすとお兄ちゃんは何事もなかったように私の部屋から出て行きました
私は濡れた布団でいつも涙をこらえながら濡れたズボンとパンツを穿いてリビングに向かいます
お兄ちゃんはリビングでテレビを見ていて普通に挨拶をしてきます私も親に気付かれたくないのでごく普通に接します
でもパジャマが濡れているのでママには「またおねしょしたのね」と言われます
私は「うん ごめんなさい」と言いいつもお風呂に入り着替えますがそれでも私は本当のことを隠して生活してきて小6の途中でやめてくれたことには安心しました

私が高校生になってもそのことは頭から離れません



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