萌え体験談

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トイレ

従姉(33)のセックスを見せてもらった話

従姉との年齢差は、叔母というには近すぎて姉というには離れすぎの7歳。
小柄で丸顔、髪はベリーショートにしててあまり色気のあるタイプではない。
でもそばかす顔でいつもニコニコしてて気さくな従姉とは最初から仲がよかった。
大学を出るまで従姉の家に下宿していたので、ヒマさえあればお互いの部屋を
行き来して、呑んだりダベったりしていた(下ネタ含む)。
就職した今も、東京出張の折には宿泊地として使わせてもらってる。

その日も週末出張を終えて従姉の家に投宿、お疲れさまの晩酌を二人でしていた。
久しぶりなので話は尽きず、酒もピッチが上がってたと思う。
話題は次第にシモ系になっていき、お約束の「テル君最近どうなの?使ってる?」
「いやあ、忙しいし週末はこうして出張多いしなかなかね。テル姉こそどうなの?」
(名前の頭が二人とも同じ文字なので)
「んふふ?、心配しなくても現役バリバリで使ってるわよ。実は今日もよ」
「え?」
「いや、彼氏が夜に来んの」
「え、俺いるのに?大丈夫?」
「黙ってりゃわかんないわよ」
「隣だよ?聞こえちゃうよ」
「そうなのよ、ドキドキしない?私超ドキがムネムネだわ、あはは」
「えー、テル姉が隣でヤってるのを聞くの?変な感じ…」
「頑張るからね。隣で聞き耳立てて応援しててね。あはは」
「うーん…、じゃあいっそのこと覗いちゃダメかな」
「え?」
「ほら、ベランダに出れば窓から見えるじゃん」

はじめ従姉は渋ってたものの、レースのカーテンだけを閉めてベランダから
見えるスペースを開けておいてくれると言った。
「絶対バレないようにしてよ。窓に近づきすぎたら気づかれちゃうからね」
と何度も念押しして彼氏を迎えに行ってしまった。
俺は結構酔っ払っており出張疲れもあって、部屋で待つつもりが待てずに
ベッドに入って早々に寝付いてしまった。

夜中、物音と気配で目が覚め、一瞬「あれ、俺の部屋なのになんで物音が?」
という混乱があった後、はっと思い出し、「そうだテル姉が隣でセックスして
んだった!あの音はそれじゃん。しまった見逃した!」
焦る気持ちを抑えつつ、物音がしないようにそーっと窓を開けベランダに出る。
ベランダには従姉の部屋の明かりが洩れている。従姉が部屋の明りを点けていて
くれたのだろう。外から見えるように。
ベランダに洩れてる明りがすでに揺れていて、中で人が動いているのは明らか。
窓から距離をとってそっと中を窺うと、衝撃の光景が目に入ってきた。目の前に
チカチカと火花が散って、鼻の奥がツーンとした。ヤってる!!

従姉はサバけた話はするくせに、服のガードは固く全然肌を露出しない。
基本パンツルックだし、俺は従姉の胸の谷間さえ見たことはなかった。
その従姉が今、胸の谷間どころか真っ裸で四つん這いになっている。
白くて柔らかそうな従姉の身体、幼児体型だと思ってたけど、意外とオッパイ
もふくよかで腰もくびれがある。
その従姉の腰を持って後ろから責めているのが、大柄で腹の出た40がらみの
オッサンだった。

オッサンはゆっくりとした大きなスイングで、従姉のお尻に腰を打ちつけている。
打ちつけられる度に従姉は顔を上げ、苦痛に似た表情で天井を見上げる、
オッパイはプルッ、プルッと揺れ、オッサンの腹もリズムに合わせてタプン、
タプンと波打っている。
オッサンのピストンが段々ペースアップしていくと、従姉は突っ張っていた
腕を支えきれなくなり、ベッドに上半身を突っ伏した状態になった。
両手はシーツを掴み、顔はシーツに埋めているので表情が見えなくなった。
ただその状態でも尻だけは高く上げているので、まるで背中がネコのように
反り返っていた。

従姉は顔をマットに伏せたまま「あああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
と叫んでいた。こうしないと声が出せないのだろう。くぐもってたけど凄い大声だった。
ひとしきり大声を出すと、従姉は再び上半身を上げ、オッサンの方に振り返って
ぼそぼそっと呟いた。「もうイく…」と聞こえた。
オッサンは頷いてピストンのスピードをまた上げた。「高速ピストンウマいなあ…」
とぼんやりと考えてると、従姉の表情が段々変わってきた。
眉をひそめてくしゃみを我慢しているような表情から、切なそうな表情になり、
更に泣きそうな顔になったあと、「アッ、アッ、もうダメ!イクッ、イクッ!ダメッ!!」
とカン高い声で叫ぶと、歯を食いしばり、背中をきゅううっと丸くしてピクッ、ピクッと
震えたあと、ベッドにぺしょっと倒れこんだ。(多分オッサンはイッてない)

俺は真っ裸の従姉を目にしたときからチンコ握り締めてて、もうここで
我慢がきかなくなり、しごいて射精してしまった。ベランダに大量の精子が落ちた。
部屋の中ではオッサンが従姉を仰向けにひっくり返して正上位で入れようとしていた。
『イッちゃった後も容赦なく責められる女』という俺好みのシチュエーションだったが、
賢者モードに入ってるし酔ってるし眠いしで、ふらふらと自室に戻りベッドに入った。

目が覚めたときにはもうオッサンはおらず、従姉が朝ごはんを作って食べていた。
「おはよう、ご飯食べるでしょ」
いつもと同じような態度でほっとした。そのままメシ食ってお茶を飲んでると、
「夕べどうしたの?ずっと寝てたの?見なかったんじゃないの?」
「いや、見た見た。見たよ、すごかったー」
「え、ウソ。私チラチラ外見てたけどいなかったじゃん」
「途中まで爆睡しててさ。目が覚めてあわててベランダにでたよ」
「いつ?いつから見てた?」
「バックでヤってるとき」
「あー、ほとんど終わりかけのころじゃん。どうだった?」
「いやスゴかったって。他人のセックスを生で見るのって臨場感がハンパないよ」
「あー、あそこ見られてたのかあ。いやーっ!恥ずかしくなってきちゃった!」
「うん…スゴかった…」

俺はただすごかったすごかったを繰り返してて、従姉はもっと感想を
聞きたそうにしていた。
「ねえねえ、興奮した?ねえ見ててムラムラ来た?ねえ」
俺はそれには答えず、席をたって手招きして従姉をベランダに連れて行った。
ベランダにはまだ乾ききっていない精子がべちょーっと広がっていた。
「ほら」
「え、これテル君が出したの?あっららーこれはいっぱい出たねえ」
「いっぱいでしょ。3?4分見てたらもう我慢できんくてさ」
「てことは相当刺激的だったわけね」
「うん、そもそもテル姉の裸すら初めて見たしね」
「私の裸とか、『お粗末で申し訳ありません』て感じだけどね」
「いや、柔らかそうで真っ白でプニプニしててエロかった」
「それ太ってるってこと?」
「違う違う、おっぱい大きいけど腰ちゃんとくびれてるじゃん。意外だった」
「んふっ、まだまだ捨てたもんじゃないってことね」
「それに『イクぅ!』とか言っちゃってさ」
「あ、やっぱ声出てた?我慢するように頑張ってんだけど」
「部屋じゃなくてホテルでするべきかもね」

俺は正直起きて従姉を見た瞬間からギンギンにフル勃起してたんだけど、
今ここでヤラせて欲しいと頼んでも、昨日の今日では断られると思って
黙っていた。早くトイレに入って抜いてしまいたかった。
結局その土曜日は従姉が出かけた後、従姉の部屋に入ってベッドの上で
抜いて昼寝した。やっぱりいっぱい出た。

従姉の部屋で出した後、「はー満足満足…」とうつらうつら
していたら、用事を済ませた従姉が帰ってきた。
「ぅわっ!ビックリした!なんでここで寝てんの」
「う…あー、お帰り。寝てた」
「見りゃ分かるわよ。自分の部屋で寝なさいよ」
「ごめんごめん、疲れてるからついうとうとしちゃった」
「何、私のベッドで『テル姉ちゃあ?ん』とか?うっわキモ!」
「キモいうなよ」
「帰るの明日でいいんでしょ。ご飯食べた?晩酌しよう」
従姉は食べ物を用意し、「よし!夕べの反省会」と部屋呑みを始めた。

俺は従姉の裸を見たのが如何にショッキングだったか、従姉のオッパイ
が如何に俺の理想のオッパイだったか、従姉のセックスを見てどれだけ
興奮したかを熱烈に語った。
そして従姉がイクときの顔マネをして「こんな表情だったよ」とか、
従姉の喘ぎ声がどんなだったかを茶化しながらしゃべった。

従姉は「折角テル君が見てるからと思ってお行儀よくシてたのに
見ずにぐーぐー寝てるとか本当信じらんない」とか、「いつもイク
わけじゃないけど夕べは聞かれてる、覗かれてると思ったら興奮して
結構激しくイった」などといつにも増してエロトーク炸裂だった。

正直自分が熱弁を振るっていたときからチンコはガチガチになってた
ので、そわそわ座り方を変えていたら従姉が気づき
「何、むらむらしちゃった?」といたずらっぽく聞いてきた。
「実はそう。ほら」と股間を指差すと「やだー!襲ってこないでよ」
と身体を引かれた。
俺は直感的にそれがダチョウ倶楽部の「押すなよ!絶対押すなよ!」
ではなくて、やんわりと釘を刺すつもりで言ったのだと分かった。
多分「どうしてもお願い!」と強く押せばセックスできるだろうと
思ったけど、その後微妙な空気になりそうな気がしたので諦め、
「うん、ちょっとトイレで出してきていい?5分くらいで戻る」
とトイレに立った。

トイレのドアを閉め、チンコ握ったそのときにノックされ、
「ちょっとちょっと、テル君ちょっと待って」
「だーいじょうぶだよ、こぼさないから」
「いやいやそうじゃなくて。ちょっと戻ってきて」
部屋に戻ると従姉は正座し、「出すとこ見たい!」と言ってきた。
当然イヤだと断るも、「私のセックスは見たのに自分のは見せられない?」
「じゃあ口でして、ねえお願い」
「バカね。それじゃ出るとこ見られないじゃん」
「じゃあ手で、手ならいいでしょ」
「うーん…テル君が自分でやって。ね、お願い」
完全な酔っ払いなので、とっとと出して終わろうと諦めた。

ジャージを脱いでチンコをウエットティッシュで拭き、ベッドの縁に腰掛けた。
従姉は足を広げた俺のまん前に正座してチンコを凝視していた。
ちょっと腰を突き出せば口に届くのにと思いながら左手でチンコを掴み、
右手は従姉の肩の上に置いた。
従姉はその手の上に自分の手を重ねてくれて、なおも凝視している。
時々ちらっと俺を見上げてニコッと笑う。かわいい。

十分興奮してたので、2分も擦ってるとチンコの先がぞわぞわしだした。
「もうすぐ出そう」といいながらティッシュを手に取りチンコに添えて
しごいていると「ちょっと!見えないよ。ティッシュ邪魔邪魔」
「え、だって飛ぶよ。カーペットにもこぼれちゃう」
「うーん、じゃあここに出しなさい。ほら」
従姉は自分のTシャツの裾をびろーんと広げ、ここに出せという。
あまりにも色気がないので意を決して、
「お願いテル姉、オッパイに出させて」と頼んでみた。従姉は渋っていたが
「もう出るよ、早く早く」とせかすとTシャツを脱いでくれた。
従姉が後ろ手でブラのホックを外すと、ブラがはらりと落ちて昨日見たあの
理想のオッパイが現れた。白くすべすべぷにぷにで、薄い乳輪の色、小さな乳首。
うっすらと産毛が生えているようにも見える。

「触っていいよね」返事を聞かずに肩においてた手で従姉のオッパイを
撫でる。従姉は片目をつむりくすぐったがるように「やん…」と言いながら
肩をすくめた。同時に乳首がきゅっと収縮し固くなる。
その表情でもう我慢ができなくなり、一気にぞわぞわが高まった。両手を
従姉の肩に置き、「出るっ」と言い自然に射精するに任せた。
チンコは上下にビクンビクンと揺れながら、一発目のパルスで従姉の
アゴ辺りに精子を飛ばした。
その後も脈動するけど、手を使ってないので勢いは弱くチンコに添って
だらーんと精子が垂れた。

出し切れていない感じがして気持ちが悪かったので、苦しそうな表情で従姉に
「テル姉ゴメン、握って!」
「え、え?握るの?」
「残ってるみたいで苦しい!お願い早く!」
「こう?(むぎゅ)うわ、べとべとしてる。あっつい!びくびくしてる!!」
「もっときつくお願い!力いっぱい」
「うーん、こう?(ぎゅうううう…)」
「そうそう!それで絞るように縦にしごいて」
「よいしょ、よいしょ、よいしょ、(ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ)」
「ああ…そうそう気持ちいい、気持ちいい、気持ちい」
突然射精した。といっても汁は殆ど飛ばず、尿道が収縮しチンコが
びくんびくんと大きく律動しただけだったけど。

「うわー!何これ?何これぇ?すごい動いてる!生き物みたい!」
「テル姉、もういい。もうやめて。イったから。やめてお願い死ぬ死ぬ」
従姉ははっと手を離し、自分の手とチンコを交互に見ていた。
俺は力なくベッドからずり落ち、従姉の前にへなへなとしゃがみこんだ。
「ゴメン、かかった」
「大丈夫大丈夫」
「見えた?」
「うん見た見た。マンガとかと同じでビックリしちゃった」
「そう、それはよかった」
「しばらく夢に出て来そうよ。あはは」
「夢じゃなくてセックスのたびに思い出してよ」
「ちょっと止めてよ!そのたびにテル君思い出して我に返っちゃうじゃない!」
「昨日は俺を意識して燃えたクセに」
「もう!バカね!私これ流してくるね」
「うん」

本音を言えばその晩ベッドに誘われるかなと思ったけど、そんなことはなく
翌朝「じゃあ次の出張のときにね」「ばいばーい」と軽く別れた。
出来なかったのは残念だったが、裸も見たしオッパイも揉んだし贅沢は言えない。
なにより仲良しのイトコ同士のままでいられるのでよしとしようとオモタ。

再びの出張で従姉がベッドにもぐりこんで来た話

次の出張は一月後だった。前回の別れ際が軽かったおかげで
「来週また行くよ」という連絡も躊躇なくできたし、従姉も
「はいはーい。何時ごろ?ご飯いるでしょ?」と普段どおりだった。

従姉の家に着き手料理を平らげると、例によって晩酌が始まった。
「テル君こないだ来たのいつだっけ」
「先月」
「(夜のことを思い出したみたいで)あ、あー…そうだったね」
「うん…(こっちも気まずい)」
「あ!そうだ思い出した。テル君に文句言おうと思ってたんだ」
「何よ」
「あの夜テル君の見せてもらったじゃない?」
「うん」
「そんでテル君が『セックスのたびに思い出せ』とか言ったじゃん」
「言ったっけ(当然覚えてたけど)」
「言ったわよ!それで次のデートで彼氏とエッチしたんだけどさ」

ちょっと胸がズキッとなった。嫉妬してるのか、「また見たかった」
という感情なのかは分からなかったけど。

「彼氏がイくとき思い出しちゃったのよー」
「俺を?」
「そうそう『今彼のからはあんなふうに液が飛び出てんだ…』って」
「ふむふむ」
「そしたらテル君の顔がぱっと浮かんじゃって」
「うん」
「なんかテル君としてるような感覚になっちゃったのよ!もうやだー!」
「知らんがなー!俺のせいにされても」
「まあそうなんだけどさ。もう多分彼とはダメね」
「なんで」
「なんかもう彼とはしたくない。もともと年齢がちょうど良かっただけだし」

きっと従姉は結婚のことを意識して彼氏を選んでたんだと思う。
別れるのもそんな簡単な理由だけじゃないとは思ったが、俺が
責任を感じないように軽い感じで言ってくれてるんだと思う。
しばらく二人とも無言で呑んでた。音楽が終わったので曲を入れ替え、
戻ってきてペタッと座り込んだ従姉が、

実はあの晩ね」
「俺のを見せた晩のこと?」
「そうそう、その夜ね。本当はテル君が部屋に来るんじゃないかと思ってたの」
「……」
「それで、『もし来られたらどうしよう、拒めないかも…』と思ってたの」
「俺も思ってた」
「何を?私の部屋に来ようかと思ってたの?」
「そうじゃなくてテル姉が『おいでよ』って誘ってくれるんじゃないかって」
「バカね!私から誘うわけないじゃん!!」
「そうね」
「来て欲しかったんじゃないのよ。来たら受け入れようって思ったの!」
「あー、じゃあ行けばよかったのかあ!失敗した…」
「そうよ。テル君はチャンスを逃したのよ。一生後悔するがいいわ。うふふ…」
その後も「しまったー!」「やーいやーい」と幼稚な会話で盛り上がり、
夜中の一時過ぎに各々の部屋に入って眠りについた。

ぐっすり寝入ったころ、何か物音がしたような気がして目が覚めた。
耳を澄ませてじっとしてたが、それ以上何も聞こえなかったので
「気のせい?」と思って目を瞑ったとき

「……テル君。もう寝た?」

と声が聞こえた。物音は従姉がドアをノックする音だった。ベッドから
身体を起こし「テル姉?どうしたの?」と返事をすると、ドアをがちゃっ
と開け、従姉がずんずん歩いてきてベッドサイドに来た。

「もう!なっ・んっ・で・部屋に来ないのよ!」
「え、何々?どういう意味?」
「どうもこうもないわよ!あの話の流れだったら部屋に来るでしょ普通!」
「行ってよかったんだ…」
「もうバカ!にぶちん!!」
俺もベッドから出て従姉の前に立ち、肩に手を置いて「ごめんごめん」と
謝った。従姉は俺の胸に耳を付けるような姿勢で寄りかかってきた。
しばらくそうしていた後、キッとこちらを見上げ「もう…」と呟いた。

「キスしていいんだよな…」と思いながら軽く従姉の口にキスをする。
一旦顔を離し、従姉と目と目を合わせると従姉が目を閉じたので
今度は強く深くキスし、お互い舌をチロチロと舐めあった。
割とキツ目に従姉を抱きしめていると、従姉がふうっ…と息を吐き
「私これ好きなの。ぎゅって抱きしめられるの…」というので、
従姉の腰に手を回し、背中を反るようにさせながらぎゅうううっと強く
抱きしめ、首筋にキスをした。

従姉は「はうっ!」というと、カクッとヒザの力を抜き倒れそうになった。
あわてて支え「大丈夫?」と聞くと従姉はうつむいてぶるっと震えたあと
俺を見上げて、

「……イッちゃった」

と舌を出した。ベッドに従姉を寝かせ「これはもうOKってことだよな」
と覆いかぶさってパジャマのボタンを外そうとすると、従姉は泣きそうな顔で
「テル君ごめん、今日はダメなの…」
「え、うそでしょ?この状態でまだお預けなの?」
「ごめんなさいごめんなさい、でもやっぱり最初は気にしないで済む日にしたい…」
「えええぇ…?どうしてもダメ?」
「…お願い」

俺はまさに『ズコーッ』と従姉の上にばったり倒れこんだ。従姉は
半べそかきながら「ごめんねテル君、ごめん、本当にゴメン」と頭を
撫でてきた。

結局その晩は同じベッドに寝たものの、丸まって眠る従姉を抱きしめて
寝ただけだった。チンコはおさまりついてなかったので、夜中トイレに
起き出して抜いて戻ってきた。従姉はまた「ごめん…」と言っていた。

東京転勤。従姉が「ココに住むでしょ」と打診してきた話

俺の会社は年度が替わると人員のガラガラポンをよくやる。
今年は俺もターゲットになり、生まれ育った東京に一時帰ることになった。
もうちょっと全国行脚したかったけど仕方ない。

赴任先での生活基盤を整えるための出張があったので、当然のこと
ながらその際も従姉の家に泊めてもらうことにした。
家に着くと従姉は台所に立っていた。麦茶を出されたので飲みながら
「あのねテル姉、話があるんだ」
「なあにー(トントントン…)」
「俺今度東京に転勤になるんだ」
「(ピタッ…)ふーん…いつ?」
「5月から。多分二年くらいでまたどっか異動になると思うけど」
「……」
「で、今日はアパート探したりライフラインの目処つけたりする出張なんだ」
「会社どこだっけ」
「荻窪」

実は荻窪なら従姉の家から電車で一本で通えるので、もし可能なら
学生の頃のようにここに居候したいのだが、厚かましいかもと思って
言い出せずにいた。その日はなんだか従姉も口数が少なく、あまり上機嫌
には見えなかったから。
「そんでまあ何処にしようかと思ってね」といいながらグラスを下げに
流しに行き、従姉の後ろを通りがかったとき、従姉は俯いたままクルッと
振り向き、俺のシャツの裾をつまみ「ココニスムンジャナイノ?」と早口で言った。

「え、何?」と聞き返すと従姉はキッと俺を見上げ
「な!ん!で!ここに住むって言わないの?荻窪なのに余所に住むつもり?」
「あ、いいんだ?」
「いいに決まってるでしょっ!バカね。もうっ!信じらんない」
「良かったー、どうやって切り出そうかと思ってたんだよ」
「シンジランナイワ…バカジャナイノ?(ぶつぶつぶつ…)」
「家賃入れるからね、ちょっとだけだけど」
「いらないわよ!もう…」

ここは従姉所有の物件になってて、結構稼ぎもいいのでお金は要らないとのこと。
--後日談--
お互い母親同士が姉妹のイトコなので、同居することに難色を示したのは
俺の母親だけだった。どうせ言うことなんか聞かないと分かっているので
強く反対はしなかったけど。

やっとこぎつけた従姉とのセックス。「ピル…飲もうか?」と言われた話

その晩は「引越しはいついつにしよう」とか「生活雑貨はハンズで買おう」
とか、新生活を始めるウキウキの相談をして、俺も従姉も上機嫌だった。
さて寝ようとなり、リビングから従姉が出て行くときに立ち止まり、こっち
を見てニコッと微笑んだので確信した。「今日はセックスするんだ」と。

30分ほどして従姉の部屋に行き「テル姉?」とノックすると間髪を入れずに
「…どうぞ」と返事が返ってきた。部屋に入ると従姉はベッドに腰掛けており、
部屋は暗くしてキャンドルが灯してあった。
「やっっっと来たか」と従姉はクスクス笑い。両手をこちらに差し伸べた。
従姉のそばに近づき屈みこんでキスをした。従姉はベッドに腰掛けたまま
俺の首に両手をまわして応じていた。

従姉をベッドに倒し、服を脱がせる前にきつく抱きしめた。
「う…んんっ!うふふ、テル君私がこれ好きって覚えてんのね」
「だってついこないだじゃん」
なおも身体を密着させたまま、俺は従姉の脚のあいだに自分の脚をねじ入れ、
太ももを従姉のマンコにぐいぐいと押し付けた。従姉は息が荒くなり自分の
腰をくいっ、くいっと動かして俺の太ももの動きに合わせてきた。
しばらくそうして揉み合ったあと、パジャマのボタンの間から指を入れ、
ブラの上から乳首の辺りをカリカリカリと引っ掻いた。従姉は「やん…」
とくすぐったがって身体を捻り、俺から一旦離れた。

「ねえテル姉、ブラ外すとこ見せて」
「えー、変態!」
「いいじゃん、こないだ見て感動したんだよ」
「こんなのが?ヘンな子ねえ。ふふ…」
結局はリクエストどおりブラを後ろ手で外してくれ、前と同じようにブラが
はらりと落ちてオッパイが現れた。むぎゅうと強く握りたいのを我慢し、
撫でるように柔らかさを確かめ、舌でちろちろと乳首を舐めた。
従姉はふんふんと鼻を鳴らすような切なげな吐息を漏らしている。

再び従姉をベッドに押し倒し、手をマンコの方に持っていく。下着の上から
溝をなぞり、クリトリスの辺りを爪でカリカリカリと引っ掻く。
従姉は俺の首筋にしがみつき、「うっ、うっ、うっ、んんんっ…」
と声を懸命に抑えている。今度は手のひら全体でマンコを押さえぶるぶるぶる
と振るわせる。すでに下着は溝に沿ってしっとりと湿ってきた。
また爪でクリをカリカリと責めると、従姉は腰をぎゅうぎゅうと押し付けてくる。
「やだ…もどかしい。下着汚れちゃうよ。直接触って…」と囁いて真っ赤になっている。
下着を脱がそうと手をかけると、従姉は腰をすっと浮かせてきた。なんか
そういうのがやけに嬉しい。
下着を剥ぎ取ると従姉が起き上がり、俺の手から下着をひったくって枕の下に
ねじ込み「見たらダメ」といたずらっぽく笑った。

従姉の脚を広げさせ顔を近づけると、いわゆる女の匂いがむっと漂ってきた。
マンコはもう湿ってぬらぬらと光っている。下から溝に沿ってクリトリスの方へ
つつつーっと舌を走らせる。クリに舌が命中した辺りで「ひゃっ!」と小さく
悲鳴をあげ、ぴくんと腹筋が弾んだ。
唇でクリを甘噛みしたり、舌でレロレロレロ…と叩いたりすると、それに合わせて
「あ、ああああ…ぃゃあああ・あ・あっあっ」とリズミカルに喘ぎ、それが段々
切なそうで鋭く、大きな声になっていく。このまま続けてたらイッてくれるかなと
思ったが、できることは全部やろうと指を入れることにした。

最初は中指一本だけ。マンコはぬるぬるになってて、あまりにもするっと入って
しまったので、従姉が驚き「はっっ!」と息を飲む声が聞こえた。
舌でも舐めつつ、中指を従姉のマンコの中でうねうねと動かすと
「くうぅん…くうぅん…ふうぅん…」と腰をもじもじさせている。薬指も入れる。
ボウリングの球に指を入れたような格好になり、二本の指を従姉のマンコの中で
ぐにぐにと暴れさせつつ、腕をピストンさせぐちゃぐちゃとマンコを掻き回す。

「ちょっと乱暴すぎるかな、痛がってないかな」と従姉の様子をうかがうと、
「き…気持ちいい!テル君気持ちいいよう!いいっ!激しいのいい…テルくぅん!」
と問題なさそうなので、さらに激しく掻き回し、空いてる手の人差し指でiPhoneを
タップするような感じでタタタタタタ…とクリトリスを叩いた。
「いやあっ!ダメ、イッちゃう。やめてっ!とめてっ!イッちゃうから、お願い!」
「いいよ、イッてよテル姉」
「イ…イッちゃうよぅ…テル君、イッちゃう!あ…ダメッ、イ・イクッ!ダメッ!!」
お腹がきゅううぅと引っ込んだと思ったら、腰を大きくがくっ・がくっと震わせ、
のけぞった状態で歯を食いしばり、ぶるぶるぶると小刻みに震えていた。

しばらくそうしていたあと、「ぶはあっ!」と息を吐き、従姉は肩ではあはあと
息をしつつしゃべりだした。
「私一度イッちゃうとダメなの。ドコ触られてもびくっとなっちゃうの」
「いや、セックスしてんだからイッてダメってこたないダロ」
「いやいやダメなの。しばらく私に触るの禁止ね、テル君のを口でしたげるから」
従姉はチンコに手を伸ばしてきたが、正直俺はもうぎんぎんの準備オッケー状態
だったので、口でされたらすぐ出してしまいそうだった。

「いや俺もうこんなだし。今すぐ入れたい。すぐイくと思うからちょっと我慢して」
「本当にすぐ終わる?頑張んなくていいからね」
ゴムを探して装着し、従姉にキスをしてまたベッドに寝かせた。
チンコを穴にあてがい、唾を飲み込み従姉の顔を見ると、従姉は泣きそうな顔で
俺を見上げていた。従姉も俺もついにこの時が来たかと感慨に耽ってたんだと
思う。しばらく間が空いてしまったので従姉が
「何見てんのよ、じらさないで。イジワル!」と手で顔を覆ったのがきっかけになった。

腰を従姉の脚の間深く沈める。従姉のマンコは暖かく湿った肉の壁で俺のチンコを
咥えこんでくれた。従姉はのけ反り、ボクサーのように腕を胸の前で構えている。
「入った…」「うん、入ったね」
チンコの根元で従姉のクリトリスを押しつぶすように密着し、そのまま腰を
ぐいんぐいんとグラインドさせる。チンコへの刺激が少ないので、長持ちするように。
従姉も俺の腰を迎え撃つようなリズムで自分の腰を擦りつける。そのうち従姉の
息が乱れ始め、だんだん腰の動きが少なくなってきた。その代わりに眉をひそめ、
下唇をぎゅっと噛んでのけ反っている。

しばらくぐいぐいと腰を押し付け、一旦離してまた深く突き刺してぐいぐい
というアクションを繰り返していると
「もうダメ…テル君まだ?私もうそろそろ持たないかも…」
「ちょっ、ちょっと待ってよ」
恐る恐るゆっくりとした深いピストンを始めてみる。よし、もうちょっと持ちそう。
親指で従姉のクリトリスをぐにぐにと揉みながら、慎重にピストンを続ける。
「やんやん、ダメっ!動かしたらダメ…、イッちゃうから。動かさないでお願い」
「ちょっと待って、もうちょっと。我慢して、まだイかないで」
「だって…気持ち…い、イイんだもん。…あ、ああぁぁ…イキそう…んんっ!」
「ダメだよテル姉、我慢して!まだダメ!」
ピストンを中止し、自然にくいっくいっと動いてイこうとする従姉の腰を
押さえつけて動きを封じた。

「いやっ!イジワル!止めないで、イかせてお願い。私もう我慢できない!」
ゆっくりしたピストンを再開し、従姉が絶頂を迎える寸前で止め、同じように
従姉の腰を押さえつけ動かないように固定する。これを3回繰り返すと、従姉の
口の端からよだれが垂れ、涙も流し始めた。目の焦点が合ってない。
「…もう許して、お願いこれ以上…、ダメ…お願いだからイかせて。許して…」
俺ももう我慢できなくなってきたので、従姉の腰を持ち「いくよ!」と
強く激しくピストンを始めた。
「あ、イ・イク…イクよテル君イク、イク…あああっ!イクッ!イクッ!ダメッ!」
「俺もイクよ!…ウッ!ぐっっ!!ぐっ!」
「あああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!いやああああ!!」
従姉は腰を狂ったように掻き動かし、「うっ!」とうめいてのけ反りブリッジの
ような体制で伸び上がった。その後ベッドにどさっと倒れこむとびくん・びくんと
しばらく痙攣していた。

俺はまだチンコを抜かずに従姉がのたうちまわる姿をしばらく見ていた。
ゴムが外れては大変なので、チンコを抜きゴムを外しティッシュで拭いた。
またえらい沢山精液でたなとまじまじとゴムを見てると、従姉が肩で息をしながら
「ゴム…着けたのね」
「まあそりゃマナーとしてね、当たり前」
「でも着けない方が気持ちいいんでしょ?」
「そりゃそうだけど…」
「私ね、お医者さんからピル処方しましょうかって言われてんの、婦人科の病気で」
「病気って大丈夫なの?」
「別に深刻な病気じゃないわよ。でもピルって怖いから処方断ってたの」
「そうね、副作用あるとか言うしね」
「でもテル君が望むならピル…飲んでもいいよ」
「それは…あっ!俺は別にテル姉とえっちしたいから下宿させてっていってる訳じゃ…」
「あら、じゃあもう私とはえっちしないの?」
「…する」
「ほらね」

セックスが終わっても従姉はいつものように朗らかにうふふと笑ってくれた。
その表情を見てるとああ、自分はこの従姉のことを大好きなんだなと
改めて思い知った。
二人の将来という意味ではまだ何も分からないけど、転勤後の2年間は
従姉とヤッてヤッてヤりまくりたいと思った。まだ口でもしてもらってないし、
バックもしてない。従姉は小さいから上に乗って動いてもらうのもいいかも。

臭マンピザとの3Pで童貞卒業失敗した話

あれはまだ蒸し暑い夏の頃だった
童貞の俺はとにかくしてみたいと常々思っていた
ちなみにヘルスには3回ほど行ったことがあるくらいの経験しかない
とうとう俺は出会い系に手をだした

サイトを見てみるとこれほどかというほどの女がいた
しかしそのほとんどが割り切り希望だ
大体の女がホテ別で2?2.5くらいを希望していた
そんな余裕はなかった

その中である書き込みが目にとまった
私たちと3Pしませんか☆ホテル別2でお願いしますというものだ
まさかあんなことになろうとは誰も知る由も無かった

俺はその女のプロフィールへとんだ
体系はポッチャリだったがガリガリでもな…と思いさっそくメールを送った
童貞ですがよかったら3Pしたいですという簡単なメールだ

するとすぐにホテ別2希望ですけどいいですか?との返信がきた
ホテ込みで2は無理かと答えたらあっさりokしてくれた
お分かりだとおもうが3Pを2万ですることができるなどかなりの安さだ
ちなみに相手は2人とも27才
さっそく会うことになった

数日後
俺の準備は完璧だった
ゴムの付け方も練習した
服装の確認をしてホテルの前で約束の時間の少し前にホテルの前で待っていると車が横にとまった
窓が開くと中からおばさんが声をかけてきた
「俺君ですか?」
「はい」
このとき素直に帰ればよかった

俺は18才
童貞を捨てるチャンスだと思いまあいいかと3Pすとことを決意した
車からでた二人は俺の想像を遥かにこえた巨体だった
聞くと二人とも90kgらしい
受付の男の人の視線が痛い
それもそのはずだ
デブ3人が入って来たのだから

27才といっていたが40と言われても納得するくらいの容姿だった
部屋に入ると沈黙が続いた
なんとか乗り切り風呂に入りベッドにデブ3人が横になった

本当なら幸せなはずの夢にまでみた女男女というポジションになったがそこに笑顔はない
仕方なく胸を揉み始めると「あっ///」と片方の女が野太い声をあげた
この女をA、もう片方をBとする
Aのほうが明るくBよりも痩せていた
とはいっても90オーバーだかそれでもかなりマシに思った
Bはさらに無口だったので俺はAばかり攻めた
仰向けに寝てAのあそこを触っているととうとう我慢が出来なくなりクンニをする態勢にはいった
その時にすべてに気付いた

Aのあそこからとんでもない悪臭が漂っていたのである
俺とAのあそこの距離は50?は離れていたがそれでもいままでに嗅いだことのない強烈な悪臭に襲われてイッてもないのに俺は賢者モードに突入した
我慢して入れようと思ったがもう俺のあそこはふにゃふにゃになってしまいそんな気持ちにもなれなかった
考えに考えてAのあそこと距離を取り俺は頭をさげた
「帰ってもいいですか…」
わかりました?と気まずくAが答えた

この時の俺は世界でも5本の指に入るほどダサいとおもった
それでも己の保身のためには仕方ないことだ
2人はベッドから立ち上がりおもむろに携帯をいじり始めたがここで俺の頭をある一つの考えがよぎった
まさか美人局ではないのか…
怯えた俺は勿体無いと思いながらも2万円を机に置いて何も言わず部屋を後にした
結局Bとは一言も喋らなかった

帰りの途中でコンビニに寄りペットボトルのカルピスを買った
喉が渇いていたので店を出るとすぐにそれを口にした
しかしその時気づいてしまったのである
口に近付けたペットボトルを持つ右手からとんでもない悪臭がするのだ
そう、あの女の臭いだ
幸いにもトイレの綺麗なコンビニだったために10分かけて念入りに手を洗い臭いを消し去ることに成功した俺はコンビニを後にした
男が童貞を卒業するのはもう少し先のお話である

時は経ち…

今度は失敗しないよう22才のスレンダーなギャルと会うことになった
ちなみに交渉の結果ホテル込みで2にしてもらった
女と待ち合わせしホテルに入った

3Pのことを話すと女は笑っていた
2人で風呂に入りベッドに寝た
ここまではとても順調だった
しかしいざ行為に入ると女はいきなり騎乗位でいれてきた
なんの前戯もさせてはもらえなかった

俺が想像していた10分ほど胸を揉み、たっぷりとクンニをした後挿入するという妄想は儚く散った
女の早く終わらせてやる感が半端じゃなかった
俺は8分ほどでイッていまい風呂に入った
結局騎乗位でも手を抑えられ胸を触ることさえ許されなかった
ホテル滞在時間はわずか20分ほどだ
時給に換算すると6万だ
これなら優しい、長い、風俗の方がコスパがいいと思いながら女に背を向け歩を進めた。
本当の童貞卒業は次ということにしようと俺は決めた

つづき

友人から聞いた話なんだが。その友人の飲み仲間Aは、大好きだった彼女を寝とられたらしい。しかも寝とった男は、同じ会社の人間。
彼女をその男に紹介した所、いつのまにか彼女と仲良くなり、寝とられる結果となったらしい。
その男は、結局彼女とは遊びで、その後別の女性と付き合い、結婚することになったらしい。
Aは彼女と一時期結婚まで考えてたから、それはそれはその男を恨んでいた。
その男の結婚式なんか行きたくもなかったが、同じ会社の手前行かざるをえなかっんで、式には渋々参加したらしい。

Aは、式で始めてその男の嫁を見たらしい。かなりの美人でスタイルも良い。だが…どこかで見た事がある顔だな、と思ったらしい。しかし、気のせいかとも思い、式の場では思い出せずにいた。

式から数日後、Aは家でくつろいでいる時、突如あの嫁をどこで見たのか、フラッシュバックできたらしい。
Aがよく購入していた、読者投稿物のエロ雑誌だった。その雑誌に写真が投稿されてる女性には、全て目線が入っている。
しかし投稿者の希望か何かで、極細目線しか入れてない写真もあるらしい。そこで極細目線で投稿されてた女性が、あの男の嫁だと、思い出したのだった。

しかし、記憶の間違いかもしれない。念のため、結婚式でその嫁の顔が大きく写っている写真を持ってきた。
そして部屋の隅に積んであった投稿物のエロ雑誌を引っ張り出して、その嫁と思われる写真を探した。
見つけるのに時間はかからなかった。こんな美形でスタイルいい女性が、この雑誌に極細目線で載るのは珍しいからだった。
そして比較的アップで出ている投稿写真と、結婚式でのその嫁の写真を見比べた。

ビンゴだった。
投稿写真の方は、極細目線が入り、喘いだり恍惚の表情のショットばかりであった。
しかし、顔の輪郭や鼻などの形、そして何よりホクロひとつひとつの位置。これらは変えようがなかった。そして、誰か見ても同一人物だと言い切れるものであった。
雑誌の中の嫁の淫れっぷりはすごかった。男性4人との複数プレイ、顔射、中出し、2穴同時挿入…。
あの男は、嫁のこの投稿写真を知っているんだろうか。いや知るはずはない。そして、この写真こそ、あの男への復讐となる。Aはそう考えた。

Aは、その雑誌の嫁の恥態の写真のページを切り取った。見開き2ページ分だった。
そして、パソコンで「OO(復讐相手の男の名前)の嫁の素性」と入力した紙も用意した。
その紙と恥態が写ったページの写真を持って、次の日会社に行き、社員が一番よく見る掲示板のど真ん中に、朝一番に貼ったのであった。

掲示板に貼ったその日、Aは1日外回りに出ていた。だからAは怪しまれずに済んだ。逆に、復讐相手が青ざめる表情が観察できないのが、残念でもあった。
その日の夕方ごろ、Aは外回りが終わり、帰社した。
さて、復讐相手の青ざめた顔でも観察してやるか。いや、もしかして会社に居づらくなって、もう帰ってしまったかな?最悪の場合、クビになってるかな?
いろんな想像をしながら、自分の席に戻った。

「A君ちょっと時間あるかな。」上司がAを呼んだ。そして会議室へ。
上司は、一枚の紙を出してきて「これは君の筆跡だよね。」そう聞いてきた。そこに書かれていたのは、確かにAの筆跡だった。
「はい、その通りですが…。」Aは答えた。
その紙には、Aの筆跡で、「トイレットペーパー、歯磨き粉、シャンプー詰替え」と、確かに書かれていた。
「この紙が朝掲示板に貼ってあってね。」上司はそう付け加えた。

なぜだ…。Aは不思議でしょうがなかった。「まあそれだけならいいんだが、問題は君が書いたその紙と一緒にこの雑誌の切り抜きが掲示板に貼ってあったんだよ。」
上司は、2枚の雑誌の切り抜きを出した。そこに写ってるのは、復讐相手の嫁の恥態…ではなかった!
男女の恥態には変わりなかったが、嫁とは全く別人の恥態だった。そして事もあろうに局部や結合部は無修正!
そして、その雑誌の切り抜きの写真にも見覚えがあった。

「あ!」Aは思わず叫んだ。「やはり君が貼ったんだね。」Aの直接の上司はAの事を知り尽くしている。そう確信したらしい。
昨日、Aは復讐相手の嫁の投稿写真を切り抜いた時、今ではレアな無修正のエグい雑誌を久々に見つけ、それも切り抜き、オナニーして寝たらしい。
で、朝の慌ただしさの中、オナニーに使った無修正物の方の切り抜きをカバンに入れ、間違いに気づかずに、朝急いで掲示板に貼ってしまったのだった。
「しまった!」愕然とし机に手をついた拍子に、Aの書いた字が書いてあった紙がヒラヒラと、床に裏返って落ちた。
そこには「OOの嫁の恥態」という文字が打ってあった。
昨日、家のパソコンのプリンターにセットしたのは、メモ用紙の裏面だったのだ。

屈辱の診察(4)

大学時代(10年近く前ですが)、友人らと鎌倉に泳ぎに行った。プールではよく泳いぐのだけど海水浴は大人になってからは久しぶり。友達のワゴン車で行き、駐車場で着替えていざ、海へ。
他の友達はみんなサーフパンツみたいな海パンだけどボクだけいつもプール泳ぐときのSPEEDのミニタイプの競泳パンツだったので、ちょっと恥ずかしかった。
でも、そんなことはその日の恥ずかしさの序の口でした。

1時間くらい泳いだ後、体が少し冷えて小便したくなり、公衆トイレを探しに砂浜から裏の道路の方に探しに行ったんだけど、なかなか見つからない。
じゃどこかで立ち小便でもしなけりゃ・・・なんて思いながら、なにげにコンクリートの階段みたいなところに腰を下ろしたところ、アイテッ!! 尻から火が出るような激痛。
見ると割れで尖ったビンみたいなもの上に思いっきり座っちゃったのでした。

海パンが尻のところでざっくり切れ、尻の割れ目のあたりから血がどくどく・・・。

回りの人たちがこっちを見てる。これが恥ずかしいの第2章でした。でも・・・まだ序の口。

ボクの異常に気づいた友達がやがて駆けつけて来てくれたけど、砂の上に血が流れて止まらないので、けっこう大怪我だと判断。タクシーを止めて「近くに病院はありませんか!」。

血で座席が汚れるのを防ぐためバスタオル何枚も尻の回りに巻いてタクシーの後部座席に横になり、病院へ。友達2人が同乗。
運ちゃんが連れてってくれたのは小さな総合病院だったけど、そのまま外科の診察室に直行。即座に検査台に上げられました。

血だらけで、しかもザックリと切れた海パンを脱がされると、海水浴中だったので他
に何も他に着てかったのだから、当然スッポッポンの全裸です。
そんな格好で、先ず俯きにお尻を広げた格好で寝かされた。しかし血は一向に止まらず、痛いのなんの。だけど痛さが先に立ち、まだ「恥ずかしい」を本格的に意識する以前の状態でした。

看護婦が何人もやってきます。医者が一目見て「こりゃひどい。縫わなくちゃダメだ」。
尻の割れ目のあたりが10センチ近くザックリ切れていたらしい。「でも良かったよ。もうちょっと横にずれてて肛門や陰嚢とか大事なところがやられてたら、大手術になったね」。
そういいながら傷の縫合準備で尻に麻酔注射を何本か打たれた。

やばいと思ったのだけど、そのとき急に思い出したのが、尿意。
「あの・・・、おしっこが溜まってまして・・・。ちょっと我慢が」
医者は少し困ったなって声で、「じゃ、ちょっと仰向けになって下さい」。
そんなこと言われても痛くてボク1人ではは動くどころじゃなかった。医者は、「看
護婦さん。患者さんを仰向けにして・・・」。
二三人の看護婦さんらによって、ボクの素っ裸の体は鯛焼きのようにひっくり返されたのでした。

全裸で上向き。そんな姿で・・導尿ということに!
カテーテルという黄色いゴム管などを看護婦さんが用意している間に、ようやく麻酔
が効いてきて傷はあまり痛くなくなった。ところが、それとひき換えに、看護婦さん
達の前に晒している我が身の姿の恥ずかしさを意識し始め、突如ペニスがモコモコ。

「こりゃまずいよ!」
そう思っても、意識すれば意識するほど、硬直は進む一方。
「あの・・・済みません。恥ずかしい・・・」「あら、いいのよ。お若いんだから」。
そんなボクのペニスを看護婦さんがしっかり握り、尿道の先端を消毒してカテーテルが押し込む。
導尿って痛いものかと聞いてたけど、ボクにとってはそれほどでもなかった。だけど、その恥ずかしさったらない・・・。カテーテルが膀胱に入る直前だけ少しチクッとしたけど痛さは大したことなく、おしっこが流れ出るのを感じた。

医者は「あ、このままの格好で縫えるね。××位でやりましょ」
××は聞き取れなかったけど、結局、仰向けのその姿のまま、足を大きく開かされて縫合が行われることになった次第。
全裸。ペニスは立ちっぱなし。カテーテルは挿入されたまま。大股開きで肛門周辺は看護婦さんの前にご開帳。こんな恥ずかしい姿で傷口の消毒やら縫合やら、ことごとくをやられたわけです。

縫合そのものは15分くらいで終わったと思うけど、そのあと、カテーテルを抜いてから、腰から腿の付け根の部分を包帯でぐるぐる巻きに。
ところが、ペニス部分だけは包帯するのを避けるので、そこだけ三角形に露出なんです。その姿のまた惨めなこと。
結局“かなり深い切り傷”だけだったので縫合だけで事は済み、血も止まったので入院は必要ないということで帰宅許可が出たのですが、気が付いたら着る物がない。みんなワゴン車です。友達が海岸まで服を取ってきてくれる間、そんな哀れな姿でずっと待つことになりました。
この日の全ての出来事が「恥ずかしい」の一言でした。でも、ここに書き込めたので何かすっとしました。

屈辱の診察(2)

脱腸の手術で入院した時の事です。明日が手術という日に看護婦さんがきて、「陰毛と足の毛をそらなければならないので、陰毛はご自分でお風呂に入ったときに剃ってください。足のももの後ろは、自分で剃れないので私がそりますね。病室で剃りますか?それとも、処置室で剃りますか?」と聞くので、2人部屋だったので「処置室にしてください」といいました。僕は、剃毛は看護婦さんにしてもらえると、かすかに期待していましたので、たいへん残念でした。聞くところによると剃毛は、看護婦さんがおちんちんを触ってしてくれると聞いていたので、自分で剃るのか、せっかく久しぶりに女房以外の女性におちんちんを触ってもらえると期待していたので、手術をそっちのけにしてワクワクしていたものでした。そして夕方になり、その看護婦さんが迎えに来たので処置室について行きました。処置室に入ると、その看護婦さんは、カーテンを閉めてから「パンツを膝のところまでさげて、うつぶせになってください」といわれました。僕はそこで、おしりだけかと思い、パンツを下げる時は、なるべく彼女におちんちんが見えるようにしましたが、彼女は職業柄かチラッとも見もせずに準備をしていました。そして、うつ伏せになった姿勢のおしりとももの部分を剃り始めました。僕は、ああ?、やっぱり自分で剃るのか、いくら看護婦さんでも陰部は避けるのかな、しょうがないな、あきらめよう」と思い普通の患者の気持ちに戻っていました。そして、何事もなく、おしりとももの後ろの部分の毛を剃ってくれました。そして、作業も終わり彼女は「はい、終わりました、今タオルで拭きますね」といいタオルでおしりを拭いてくれました。そして僕は、期待してた半面、かなりがっかりしましたが、後は自分で剃るのか、どの辺まで剃るのかな?と思い、彼女に確認のため「看護婦さん、足の前のところはどの辺まで剃ったらいいのですか?」と聞いたら、看護婦さんは、「そうですネエ?、膝の上くらいまでですね」と言うので、僕はなんだかあいまいな感じだなと思い、なにげなく「それじゃ、足もすいませんが剃っちゃってくれますか?」と言うと「はい、わかりました。それじゃ陰毛も剃りましょうか?」というので、諦めていた分、僕はびっくりしてしまい、喜びととまどいで上ずった声で「お願いします」と答えました。ただ確認のために聞いただけなのに、とんだ展開になり、久々にワクワクドキドキしたものでした。そして、「どうすればいいですか?」と聞くと「上向きになって、下着を膝くらいまでおろしてください。」と言うので、若い女性に自分の性器をさらすのは久しぶりでしたので、天にも上る気持ちでパンツを下ろして、仰向けに横になりました。そこで彼女は、石鹸を塗り剃り始めました。慣れてないらしく剃るたびに痛いのです。むすこは、10年前だったら勃起したでしょうが、そのときは、我慢できました。半分立たせたいい持ちもありましたが、そのとき、緊張のためか、勃起しませんでした。それでも、若い女性に自分のあそこを凝視されているという状態は、たまらなく興奮したものでした。おちんちんは直接触らないように、タオルで包んで触るようにしていましたがそれでも、個室でその部分を凝視されるのは、ドキドキものです。剃り終わった後、彼女はタオルを持ってきて、「石鹸で痒くなりますから、よく拭いてくださいね」とタオルを渡してくれました。拭いてくれればいいのにと思いながら、そこまではいえませんでした。そして剃毛も無事終わり、楽しみはこれで終わりかと思ってベットで寝ていると、その夜彼女が来て「すみません、私、陰茎の部分は剃らなかったので、お風呂に入ったときその部分をご自分で剃ってもらえますか」と言うのです。なんだここまでやってくれたら、もういちど剃ってくれればいいのに!」と思いながらも、そうも言えず風呂場で自分で剃りました。つぎの朝その看護婦さんがきて、「今日は浣腸しますからトイレに来てください」というので、一緒にトイレに入いりました。若い女性とトイレに入るなんて、それも下半身丸出しで、と思うと少なからず興奮したものでした。「どうすればいいのですか?」と聞くと、「足を開いておしりを出してください」というので、パンツを脱いでおしりを出しました。すると彼女が僕の前を覗き込み、「ちゃんと剃れました?」とあそこをを見るのです。そして「ああ!よく剃れていますね」といい浣腸を始めました。彼女は、、「なるべく我慢してくださいネ」といい、出て行ってしまいました。部屋に戻り、手術を待っていると、なんとまた彼女がきて「すみません 陰毛は、袋の部分も剃らないといけないのですって!もういちど剃りますね!」といい、今度はベットで陰茎をつかみながら、タマタマの毛を剃り始めました。でも、今日手術ということもあり、勃起しません。とても残念でした。チャンスなのに。
手術も無事終わり、朝の検温の時、当番の看護婦さんが「幹部を見せてください」と言うのですが、普通はパンツをおちんちんの根元の部分まで下げ、見せます。これは医者が患部の包帯を変える時もそれですみます。
しかし僕は剃毛の時の看護婦さんが当番の時は、わざとパンツを全部下ろし、おちんちんを見せるようにしていました。でもその看護婦さんがいつ来るかわからないので、勃起はしません。そこで、大体のローテーションを見て勃起させるように準備していました。
とうとう、その看護婦さんの順番になった時、勃起させるのに成功しました。
そして、彼女が近くに来るまで手でしごき、勃起させておき、いざ彼女が「患部をみせてください」と言ったら、即座にパンツを下ろそうと用意していたのです。しかし、長い入院での禁欲生活もあってパンツを下ろすと、なんと射精してしまったのです。その時彼女は、びっくりした顔をしていましたが、同室の患者もいるので黙ったまましばらく見ていましたが、僕がバツの悪い顔をしているのにきずき、黙ってティシュで拭いてくれました。
それからというもの彼女は僕のところへ来ると、ニコッと意味ありげに笑うようになりました。
これが僕の恥ずかしいようなうれしいようなドキドキ体験です。もう一度剃毛されたいと思う今日この頃です。

中学生に寝取られた_終

ベッドを見やった朱美は小さく叫んで、肩をすくませた。雄太たちがベッドに座り、にやにや笑ってこちらを見ていたのだ。遅れて振り向いた邦夫もぎくりとする。
「い、いつから見てたんだよ!」
「舌を入れるぞってところから、えへへ」
「あ、この、笑ったな!」
 邦夫は弾かれたように朱美から離れ、動揺を鎮めるためか、部屋中を歩き回り始めた。五周目でやっと立ち止まり、照明を元の明るさに戻す。
「よ、よし。なら話ははやいな。さっそく始めるぞ」
「え? なにを?」
 朱美の白い裸体に見とれていた雄太たちが、すがめた目を邦夫に向けた。あの3Pが4Pに向けた練習だったことを、すっかり忘れているようだ。
「よ、4Pに決まってんだろ!」
「あ、そ、そうだよね」
 慌てて相槌を打ったものの、その表情はさえない。結局のところ、三人同時の絶頂すら成功していなかったのだ。
「で、でも、難しいよね……
「わかってるよ。だから、朱美が知恵を貸してくれたんじゃないか」
「あっ! そういうことか!」
 察しのいい雄太は気づいたようだ。
「え、なに? なんのこと?」
「あのね、朱美さんはね──」
 耳打ちしてもらっても、康二は半分も理解できなかったようだが、連続アクメと聞いて目を輝かせている。
「へへっ、連続アクメかあ……」
「まあ、そういうことだ。とりあえず、シーツを替えようぜ」
 夜明けが迫っている。中学最後の夏休みは残すところ数時間──。クローゼットにシーツの替えがなかったため、少年たちは新しいタオルケットを代用にして、神聖なるベッドを整えた。
 雄太は自分が4Pの要とばかりに、さっそく大の字になった。と、朱美が済まなさそうに声をかける。
「あ、ごめんね。体位を変えた方がいいと思うの。後背位じゃなく、正常位に……」
「あ、そうか。いつも旦那さんとやってる体位だね?」
「ええ、正常位だと、あの、ちょうどよく当たるの。だから、雄太くんは、その、お口で……」
 新しく膣担当になった邦夫も、心底申し訳なさそうだ。
「わ、悪いな、雄太」
「いいよ。ぼく、たくさんしたから」
「ま、そりゃそうだ」
「ふふ、じゃあ、みんないい? おばさんがこつを教えるわ」
 まるで降臨した性の女神のように、朱美はその一言一言で少年たちを驚かす。本人もその辺りを自覚しているらしく、真剣な物言いながら目が笑っていた。
「大事なのは最初のアクメなの。だから邦夫くんの責任は重大よ」
「お、脅かすなよ……」
「ふふ、ぶっつけ本番ね」
 二人は手を取り合ってベッドに上がった。朱美の体を横たえて、邦夫が寄り添う。雄太たちは正座といかないまでも、床の上にあぐらをかき、「儀式」の成り行きを見守っている。
「ちょっと照れるわね」
「ま、まあな」
 見詰め合った後、邦夫は朱美の肩に手を回して、包むように抱き締めた。首筋に唇を這わせつつ、内腿を撫でる。中断があったにも関らず、朱美の体はほとんど冷えていなかった。汗ばんだ肌に触れるだけで、体奥の熱が感じられるほどだ。
 もしやと思い、邦夫は乳首に触れてみた。
「あっ……」
「こりこりだな……」
「そう、ずっと疼きっぱなし……」
 潤んだ瞳に急かされて、邦夫は恥裂に指を滑らせた。じらしのテクニックなどくそ食らえだった。そもそも、その必要がないほどに朱美の溝は蜜で溢れていた。肉びらを開くだけで、くちゅくちゅと音が漏れる……。
「とろとろだな……」
「ええ、自分でもびっくりするくらい……」
 おでこを寄せた朱美はそう囁き、邦夫の太腿をなでさすった。
「……もうじらさなくてもいいのよ」
「あ、ああ……」
 邦夫は唾を飲み込んだ。4P達成の鍵を握っているだけに緊張もひとしおなのだ。それを察した朱美が自ら進んで両脚を開く。さらに邦夫の肩に預けんばかりに下肢を持ち上げた。
「ふふ、いつもこうしてるのよ。ね、手で持って」
「よ、よし」
 朱美の両足首を掴むことで、互いの性器が上を向いた。濡れ光る朱美の肉溝はふっくらとほつれ、ごくわずかな収縮を繰り返している。誘っているのだ。邦夫は意を決し、朱美の両脚を肩に担いだ。女性器はさらに起き上がり、薄紅色の膣口が真上を向く。
「い、いいか?」
「ええ、きて……」
 荒淫で芯までとろけた女性器に、瑞々しい男根が押し当てられた。
「あ、あん……」
 灼熱の亀頭が膣口を押し広げ、肉襞をなめすように埋没してゆく。邦夫の背に回った朱美の手に力がこもり、爪が食い込んだ。担がれた下肢は引きつり、つま先が宙を掻く。
「は……あん」
 夫と寸分違わぬ形状の男根で膣が満たされた。肉襞の一枚一枚がぴたりと吸いつき、少し動いただけでも膣鳴りがするほど密着している。
「ああ、そう……。そこがいいの……」
「よ、よし……」
 歯を食いしばり、邦夫が動き出した。担いだ下肢をばね代わりに、ゆっくり、深く、緩慢な抜き差しを繰り返す。互いの性器は夫婦のように馴染んでいるが、唯一の違いは邦夫の若さだ。
「くっ! で、出るぞ!」
「あ、あんっ!」
「うー、まだまだ……」
 勢いあまって一分も持続しない。だが、終わりは始まりなのだ。朱美の中で男根は見る間に復活し、さらに持続力を増強させて挑んでゆく。それが二度三度と繰り返され、朱美の体内に精液の海が生まれた。
「あん……ああっ、いいっ、いいわ……あっ」
 たまった精液は抜き差しの度に掻き出され、その一部は子宮の中に押し込まれた。発情した子宮が下りてきて、亀頭の突き上げに当たりやすくなっている。朱美の体は連続アクメの準備をすでに終えていた。
 邦夫が四度目の射精を迎えたのを機に、朱美は担がれていた下肢を自分で外した。
「ねえ、康二くんに入ってもらって……」
「い、いけそうなのか?」
「ええ、いけるところまでいってみるわ……」
 邦夫はしがみついてくる朱美を抱き寄せ、一時的に対面座位の形をとった。
「康二。いいぞ、入ってくれ」
「お、おう」
 長躯の邦夫がのそりと立ち上がり、ベッドに這い上った。男根をくわえ込んだ朱美の巨尻は圧倒的な量感だった。結合部からあふれた大量の精液と愛液が、タオルケットに大きな染みを作っている。
 結合部分のすぐ上ではすみれ色の肛門がひくひく蠢き、康二を誘っている。散々繋がった肛門だ。何度も精を注ぎ込んだ直腸だ。康二は自分の所有物であることを確かめるように、朱美の排泄器官を覗き込んで唾をなすりつけた。
「あん!」
 指で探るまでもなく、そこは男根を待ち望んでいた。
「へへっ、まずは3Pだな」
「きて……康二くん」
 康二は腰のくびれを鷲掴みにした。男根に付着したままの蜜が乾いてごわごわしていたが、どうせすぐとろけるのだ。一気に突き入れる。
「あふっ!」
 のけ反った朱美のあごから汗が落ちて、邦夫の頬を濡らした。
「あっ! あっ! あっ!」
 康二の本格的に抜き差しが始まった。雄太と組んで十一回もアナルで達した康二だ。その腰使いは堂に入っている。
「あん! あん! あん!」
 朱美はのけ反り続けている。
「こ、康二、とりあえず下になってくれ」
「わ、悪い。一発抜いときたいんだ。このけつを見ると、どうにも我慢できねえよ」
「わ、わかった。続けてくれ」
 直腸担当の康二は下になれば思う存分動けなくなる。だからこそ、邦夫は好きにさせた。もっとも、よがる朱美を見上げているだけでも楽しいし、一体化した三人の腰は快感を共有している。邦夫にとってもありがたい休憩だった。
「康二くん、どう? 気持ちいい?」
「ああ、最高だ……やっぱいいわ……あんたのけつは……」
「ほんと? うれしい……もっと動いていいのよ……」
「お、おう! こ、これでどうだ?」
「そう、そうよ……はやく……ふかく……」
「おっ! うっ! はっ!」
 三十秒と保たず康二が精を放った。同時に朱美も叫ぶ。
「く、邦夫くん、始めて! い、いまならいけそうな気がするの!」
「よ、よし! 康二、そのまま横になれ!」
「お、おう!」
 邦夫は朱美を抱えて起き上がった。康二を敷き布団に見立てて、その上に朱美を押し倒す。もちろん、三人はひとつに繋がったままだ。邦夫は朱美の両足首を支え持つことでバランスを保ち、康二に負けじと膣への抜き差しを始めた。
「あんっ! いいわ……そこ……そうよ! 手前を擦るように! そう……もっと深く!」
「こ、こうか? ここか?」
「そう、そうよ! そのまま突いて! どんどん突いて! ああっ、子宮に当たってる! そこがいいの!」
「よ、よし! わかった!」
 朱美の腰が小刻みに動き出した。膣はぐちゅぐちゅ鳴っている。邦夫はV字に開いた下肢を縦横に操り、最適な角度で渾身の一撃を加えていった。
 朱美の尻に敷かれた康二も役割を心得ていた。朱美の上体を支えながら乳房を揉み立てて、ときおり乳首をきゅーっと引っ張っている。腰を思い通りに動かせない分、指先で乳房の堪能し、うなじを舌で味わい、赤い輪ゴムをくわえてはぱちんと弾いている。
 朱美は顔を真っ赤にして雄太を呼んだ。
「ゆ、雄太くんもきて! お、お口で! お口でしてあげる!」
「う、うん!」
 喜び勇んでベッドに飛び乗ったものの場所がない。すると、朱美は片手で上体を支えながら、雄太の股間に手を伸ばしてきた。陰嚢をそろりと撫で上げて、呼び寄せる。
「ゆ、雄太くんは、よ、横からきて!」
「う、うん!」
 朱美は突き出された男根を握り締めた。いよいよ視界に桃色の膜がかかり、なにかにつかまっていないとどこかに落ちてしまいそうだ。薄れつつある理性の中、少年たちにはっぱをかける。
「み、みんな! わ、わたしがおかしくなっても、び、びっくりしないでね!」
「お、おう!」
「あ、あなたたちが満足するまで、や、やめないでね!」
「わ、わかった! まかせとけ!」
「あ、朱美さん! 痛いよ!」
「ご、ごめん! は、始まったの! お、大きいの! す、すごく……大きいの!」
 そう叫ぶや、朱美は雄太の男根にむしゃぶりついた。
「うむぐくくっ!」
 朱美のくぐもった喘ぎとともに、ついに4Pが始まった。数時間前に処女を失ったばかりのアナルには康二が入ってる。膣には夫の分身ともいえる邦夫が収まっている。そして、中学生ながら夫をしのぐ巨根の雄太に口を塞がれている。
(ああっ! ぜ、全部なのね! 全部塞がれたのね! すごいわ! これって、すごいわ!)
 口を塞ぐ雄太、アナルに入っている康二に動きはない。無理に動けば男根が外れてしまうからだ。その分、邦夫が奮闘しなければならなかった。正常位で横たわる朱美の膣の奥深く、降りてきた子宮口を狙って三人分の打ち込みを続ける。
(ああっ! あ、当たってるわ! ちゃんと当たってる! すごい! 邦夫くん、すごい!)
 桃色の膜がすべてを覆い尽くした。もう朱美に理性はない。快楽しかない。
「むふっ! むごっ! むぐううううっ!」
 桜色の女体の至る所から粘っこい汗が噴き出した。それが朱美のアクメだった。連続アクメが始まったのだ。膣の収縮が暴走した。肛門括約筋にも連動し、朱美の下半身が制御不能になる。
「あぐうっ! あぐぐぐぐっ!」
「は、始まったぞ! 康二! 雄太! お、おまえらはどうだ! いけそうか! 合わせられるか!」
 そう尋ねた矢先、邦夫は達してしまった。大声を出して持ちこたえようとしたが、うねる膣にまるで歯が立たなかったのだ。射精の痙攣をやり過ごしてから戦列に戻ると、今度は康二が果てていた。
「わ、悪い! おれ! 出しちまった!」
 残るは雄太一人。仲間の視線が集まる。
「ごめん、ぼく、まだ……」
 そのときだった。朱美が掴まれていた下肢を振りほどき、邦夫の腰に絡めてきた。白目を剥いたまま、狂ったようにぐいぐい引き寄せてくる。アクメの深淵に落ちながらもなお、少年たちを導こうとしている。
「よ、よし! 続けるぞ!」
「お、おう!」
「うん!」
 雄太は朱美の頭をがっしり抱えて、猛烈なイマラチオを開始した。
「ふごっ! ふぐっ! むごごっ!」
 朱美の喘ぎが高まった。フェラチオに手が回らないおわびにと、吸引を極限まで強めている。ずぽっ! ずちゅる! その音はまるで肉の管楽器だ。
「こ、康二! おれが引いたら、おまえが突け! 逆に出し入れするんだ! 抜けないように注意しろよ!」
「お、おう!」
 朱美の下半身を満たす二人の肉棒も動きを再開した。邦夫が大きなストロークで打ち込めば、康二が小さなストロークで引く。それを毎秒一往復繰り返す。
「おごっ! むぐぐぐっ! あがががっ!」
 朱美は泡を噴かんばかりのよがりようだ。邦夫の腰に巻きついていた下肢もすでに外れ、宙に向かって一直線に伸びている。邦夫は再び足首を掴むと、4P同時アクメを叶えるため、決死の抜き差しを繰り返した。
 少年たちに声はない。とにかく限界まで持ちこたえようとの一心で、互いの昂ぶり具合を確かめ合う余裕すらない。そんな最中、朱美ただ一人だけが奇跡の予兆を感じ取っていた。
 朱美だけが三本の男根と一体化しているのだ。連続アクメで理性が消し飛んでいても、それぞれの男根が時同じくして射精の準備に入ったことがわかる。朱美の生殖器がそう告げている。
(く、くる! くるわ! ひとつ! ふたつ! みっつ! みっつも!)
 こんなことは初めてだった。アクメの深淵でのたうっていたのはわずか一秒前。気がつけば空高く舞い上がっていた。光に包まれて、光に満たされる。
(一緒に! わたしも! わたしも連れてって! ああっ! あああっ! ああああっ!)
 アクメがアクメを迎えた瞬間だった──。
(あら、いやだわ……)
 赤い輪ゴムに気づいたのは、駅のトイレでルージュを引いているときだった。慌てて外したが、捨てる理由もなく、ポケットに落とした。
(ふふ、三キロは痩せたかしら……)
 鏡の中の自分にウィンクをして、朱美はトイレを後にした。綿のように疲れた尻をくっと持ち上げ、コンコースを闊歩する。
 背筋を伸ばし、柔らかく微笑んで、夫と娘の待つわが家に帰るのだ。

■終

中学生に寝取られた_8

「せっかくだから、サラダも持って行きなさい」
 雄太の母が盛りつけているのは、具がたっぷりのチキンカレーだ。
「本当はご飯どころじゃないんだよ。お腹が空いたら勝手に冷蔵庫をあさるからさ、心配しないで」
「もう、だから言ったじゃないの。お盆前に終わらせなさいって」
「ぼくはやったよ。でも、ほら、あの二人がね」
 意味深に笑って、雄太はキッチンを後にした。手にしたトレイにはカレーライスが三皿とコップとスプーンが三つずつ。小脇にミネラルウォーターのペットボトルを抱え、軽い足取りで階段を上がってゆく。
 足音に気づいたのか、中から邦夫がドアを開けてくれた。Tシャツ、ハーフパンツ姿の雄太に比べて、邦夫は全裸だ。
「おまたせ。あ、家に電話した?」
「ああ、きちんとお礼しとけって言われた」
「康二くんも?」
 同じく全裸の康二は、床に散らばったティッシュを摘まみ拾いしていた。半端じゃない量のティッシュがくずかごに山を作っている。
「おれも言われたぜ。お礼しとけって」
「あはは、どこの親も言うことは同じだね」
 三人はトレイを囲んで車座になった。コップにミネラルウォーターを注いで、いざ乾杯となったとき、ふと雄太がベッドの方を見た。
「朱美さんもお腹空いたでしょ?」
 全身の筋肉を弛緩させた朱美が、ぴくりとも動かずにベッドに伏している。乱れたシーツは四人分の体液を吸って、まるで濡れ雑巾のようだ。
 返事のない朱美を心配して、雄太が寄ってきた。脂汗に滑る肩を揺する。
「ねえ、ぼくの分、半分こしようか?」
「……ありがとう。でもいいわ」
 朱美は突っ伏したまま、眼球だけ動かした。
「……飲み物、ある?」
「うん、ちょっと待ってて」
「おい、雄太。ちょっと耳貸せ。康二も──」
 邦夫が目配せした。そのまま三人は顔を寄せ合い、なにやら談合を始める。
「──な、面白そうだろ?」
 邦夫は机に向かい、引き出しの中から没収していたピルを一錠取り出した。それをコンパスの針でみっつに砕き、一粒ずつ仲間に手渡した。次に、三人のは横一列に並んだ。雄太が脱衣するのを待ち、邦夫が朱美に声をかける。
「おい、朱美。喉が乾いたんだろ? 飲ませてやるからこいよ」
 朱美がのろのろと頭を上げた。横一列に並んだ少年たちは、それぞれあぐらをかいていた。先頭が雄太、次に康二、邦夫と続いている。朱美は嫌悪に顔を歪めた。
「……おしっこなら、いらないわよ」
 一番奥の邦夫がミネラルウォーターの入ったコップを振って見せた。
「ばーか、おれたちはそこまで変態じゃないって。ほらこれ、ここまできたら飲ませてやる」
「断れば……輪ゴムを引き千切るの?」
 首に食い込む四本の輪ゴムを摘まんで、朱美が自嘲気味に笑う。
「もちろん。でも、それだけじゃないぜ。おれたちのちんぽをよく見ろよ」
「え?」
 それぞれの男根の先に小さなかけらが載っている。ピルだ。正直、やられたと思った。普段、朱美は昼食時にピルを飲んでいた。陵辱は明日の朝まで続くから、いまピルを飲んでおかないと妊娠の危険性が高まるのだ。
 ごていねいにも、ピルのかけらは奥へ行くほど大きくなっていた。ここまでお膳立てをされては笑うしかない。朱美はため息を漏らし、のろのろとベッドから降りた。
「四つん這いだぞ」
「ええ、わかってるわ」
 最初は雄太だ。その表情からこの悪戯に乗り気でないことがわかり、朱美もいくぶん心が安らぐ。朱美は心配そうにしている雄太に「大丈夫よ」と笑いかけてから、しなびた男根を頬張った。まずはひとつめのかけらを嚥下する。
 と、雄太の腰が切なげによじれた。筆下ろし早々、朱美が覚えているだけで五度──実際はその倍──も挑んできた男根は、ずる剥けさながらに腫れ上がっていたのだ。
(まあ、こんなになるまで……)
 朱美は離れ際に優しくキスをした。だが、次に移った康二はさらに重傷だった。粘膜が腫れ上がるどころではない。亀頭と包皮の境目に小さな水泡すらできている。
「康二くん、大丈夫?」
「だ、大丈夫だ。ちょっと休めば……」
 朱美に挑んだ回数は雄太と同じだが、力任せに腰を使った分、男根に無用の負担をかけてしまったのだろう。おぼろげながら、朱美も康二の責めが一番力強かったことを覚えている。朱美はそっと男根を咥えた。
(そう、痛いのを我慢してまでわたしが欲しかったのね……)
 康二に対する嫌悪感は払拭できないが、それを補って余りある愛おしさを感じる。ピルのかけらを嚥下した後も、薬を塗布するように唾をまぶすのだった。
 最後は鬼門の邦夫だ。人妻監禁陵辱を仕組んだ恐るべき淫鬼──。この少年によって、朱美は生涯忘れることのない性地獄に堕とされたのだ。憎くないと言えばうそになる。だが、いまの朱美には別の懸念があった。
(きみを男と見込んだのよ。約束は守ってね)
 朱美は疲労困憊の巨尻を振り、邦夫の股間に進んだ。男根はだらりと垂れ、先が床を向いている。さっきまでそこにあったピルが見当たらない。よくよく探すと、鈴口の部分に付着しているのが見えた。おそらく唾液で貼りつけたのだろう。
(よくもまあ、いろいろ考えるわね……)
「どうした? はやく飲めよ。妊娠したって知らないぞ」
 朱美は上目遣いに睨みつつ、舌先だけでピルのかけらをすくい取った。精一杯の反抗だ。邦夫は怒るどころか笑っている。
「おれだけフェラチオサービスはなしか。嫌われたもんだな。ま、それはそうと、ごちそうさまを忘れてるぞ」
「ご、ごちそうさまでした」
「白目剥くほどまわされたら、けっこう素直になったじゃねえか。後半戦もその調子で頼むぜ、朱美」
 邦夫は約束通りコップを与え、自分はカレーライスの残りをかっ込み始めた。朱美はコップを両手で持ち、ちびりと唇をつけた。
(美雪ちゃん、きちんとご飯を食べたかしら? あ、そうそう、水着の洗濯……。パパ、ちゃんとやれたかしら?)
 気がゆるむと家族の顔が脳裏に浮かぶ。娘と夫の幻影がはやく帰ってきてと呼んでいる。
(待っててね。明日の朝に帰るから。大丈夫よ。ママ、がんばれそうだから……)
 朱美はミネラルウォーターを一気に飲み干した。口腔と咽喉に残留していた精液が溶け出して、朱美の胃を満たしてゆく……。
 食事が終わる頃、階下から声が掛かった。
「雄太。パパが帰ってきたわよ。先にお風呂に入っちゃいなさい」
 部屋の隅で丸くなっていた朱美がはっと顔を上げた。助けを求めるためではない。汗と精液にまみれた体がエアコンの冷気にさらされて乾き、不快この上なかったのだ。雄太に目線のサインを送ってしまう。
 サインを受け取った雄太は、リーダーの邦夫に同じく目線でお伺いを立てた。邦夫は鷹揚に頷いた。
「よーし、みんなでひと汗流すか」
「うん、そうだね」
 全裸の雄太はドアを半開きにして、首だけ外に出した。
「みんなで入るから長くなるけど、いい?」
「いいわよ。はやく入っちゃって」
 邦夫と康二も調子に乗り、ドアの隙間に首を並べる。
「おばさーん! カレー、ごちそうさまでした!」
「おじさーん! おじゃましてまーす!」
「やあ! 宿題がんばれよ!」
「はーい!」
 人妻を全裸に剥いて監禁しておきながら、その声はあどけない。その反動からか、ドアを閉めるなり邦夫たちは浮き足立った。
「ふりだしに戻って、お風呂で洗いっこパート2ってやつだな」
「へへっ、おれたちのちんぽはパワーアップしてるんだ。覚悟しろよ、朱美」
「ねえ、パパたちがいるんだから、ほどほどにしてよね」
「おれに言うなって。よがるのは朱美なんだからよ。それはそうとはやく行こうぜ。風呂から上がったら、朝まで乱交パーティだからな」
「えへへ、乱交パーティか……。いい響きだね」
「へへっ、しかも徹まんだぜ。うー、もうちんぽがずきずきしてきやがった」
 どうせすぐ裸になるからと、少年たちは朱美にTシャツだけを与え、自分たちはパンツ一枚の姿で部屋を後にした。

 濡れたTシャツを体に貼りつかせて、朱美が一人洗い場に立っている。
 一方、朱美に体を洗わせた少年たちは、浴槽の中でぎゅうぎゅう詰めになりながら、荒淫の疲れを癒していた。
「素っ裸もいいけど、こういうのもいいよな。チラリズムってやつ?」
「へへっ、朱美はよ、太腿が色っぽいんだよなあ。でかいけつもそそるしよ」
「あはは、乳首が透けちゃってる」
 好き勝手にのたまう少年たちを、朱美は恨めしげに睨んだ。
「いいわね、きみたちだけすっきりして」
「あれ、朱美もすっきりしたいの?」
 また難癖つけられると朱美は身構えたが、すぐに肩の力を抜いた。延べにして二十回近く男根を突き立てられたこの体だ。いまさら凌辱を拒んだどころでさほど意味はない。なにを言われても素直に従うつもりだった。
「え、ええ……」
「じゃあさあ、ポーズはおれたちが指定するけど、それでもいいか?」
「ポーズ?」
「体を洗うときのボーズだ」
「い、いいわよ」
「恥ずかしいからパスってのはなしだぞ?」
「こ、このままでいるよりはましよ」
「よーし。じゃあ、Tシャツを腰のところで結べ」
「え?」
「ばかか、おまえ! けつとおまんこがよく見えるようにTシャツをめくるんだよ!」
 怒鳴る邦夫の脇腹を、雄太が小突いた。
「く、邦夫くん、声大きいよ」
「あ、悪い悪い。朱美があんまりばかだからつい……」
 ばかと言われては朱美もむきになる。いびるのが目的の邦夫の期待を削ぐように、あえてあっけらかんとTシャツをめくり上げ、ついでに頼まれていない乳房までも露出して、脇の下で絞ったのだった。
「次は?」
 もちろん、邦夫もむきになる。
「よ、よし。じゃあ、ここに足を乗せろ」
 朱美は微塵も躊躇することなく、右足を浴槽に縁に載せた。だが、心根はそこまで図太くはない。その証拠に、しっとり脂肪の乗った内腿はひくひく痙攣している。
「つ、次は?」
「おまんこの中のザーメンを掻き出せ」
(が、がまんよ、がまん……)
 さすがにこの命令には即応できなかった。朱美は目を逸らし、ひと呼吸置いてから、いまだ精液をたたえている膣に人差し指を入れた。
「もう一本」
(くっ……。こ、これでどう!)
 輪姦は今日が初めてだったが、性経験の長さが幸いしたのか、膣壁は目立った炎症を起こしていない。
「さっさと掻き出せよ。一回ごとに見せるんだぞ」
「そ、そんなの見て、楽しいの?」
 そう口にしてから、朱美は後悔した。考えるまでもなく、邦夫は羞恥を煽ることが楽しくて仕方ないのだ。案の定、邦夫の目は暗く輝いている。
「ああ、すごく楽しいよ。中学生になってから、いまが一番楽しいぜ」
「……他人の不幸は密の味ってわけね」
「まあ、そういうことだ」
 反論するだけ無駄と、朱美は引き抜いた指をかざして見せた。ぬめってはいるが、目立った付着物はない。何度かそれを繰り返したが、粘液以上の発見はなかった。
「ふーん、おまんこって、ザーメンを吸収しちまうのか?」
「し、知らないわよ」
「へへっ、子宮に入ったんじゃないのか? よお、子宮に指を入れてみろよ」
 康二が的外れなことを言う。唖然としている朱美に代わって、耳年寄りの雄太がたしなめた。
「あはは、ばかだなあ。子宮は膣の上にあるんだ。指じゃ先っぽしか届かないよ」
「ば、ばかで悪かったな! じゃあ、なにか? おまえのでかちんぽなら子宮の中を掻き回せるってのか?」
「そ、そんなつもりで言ったんじゃ……」
「じゃあ、どんなつもりなんだよ! おれのちんぽが小さいってことか?」
「おいおい、いい加減にしろよ。せっかく朱美と楽しく遊ぼうってのによ」
 リーダーの一喝で、どうやらその場は収まった。もとより、楽しく遊ぼうに異論があるはずがない。
「あー、朱美。体を洗っていいぞ。Tシャツは脱いじまえ」
「え、もういいの?」
「なんだよ。すけべな命令を期待してたのか?」
「あ、いえ、別に……」
 朱美は乳房の上で絞ったTシャツを照れ臭そうに脱ぎ、そそくさと体を洗い始めた。少年たちの視線を気にしながら、陰毛にまで染み込んだ精液を根気よく落としてゆく。
「おい、まだか?」
「お、終わったわ。つ、次はなにをすればいいの?」
「おまえもこっちにこい」
 しかし、浴槽はすでにぎゅうぎゅう詰めだ。
「あ、後でいいわ」
「いいから入れよ。一生に一度の肉風呂ってやつだ」
 手を引かれては、浴槽を跨ぐしかなかった。辛うじて邦夫と雄太の間に右脚を入れたが、それ以上の隙間はどこにもない。開いた股間をだらしなく晒し、朱美は狼狽した。
「あ、やっぱり後で……」
「いいからこいよ」
 腰を引いた朱美を、邦夫が強引に引き寄せた。
「きゃっ! 危ない!」
「わっ!」
 朱美の体が反転して、巨大な臀部が康二の顔面にめり込んだ。両脚は邦夫の肩に乗り、背中の下では雄太が潰れている。
「ご、ごめんなさい!」
「むがっ! むぐぐっ!」
「あ、そこ、踏むな!」
「いててっ!」
「きゃっ! やだっ!」
 四人はひとしきりもつれ合い、やがて少年たちが器に、朱美は具になる形で落ち着いた。密着度がこの上なく高い反面、朱美の体をまさぐることもままならない。
 だが、童貞を捨てた少年たちにはそれで十分だった。荒淫の疲れを癒すような、ゆったりした不思議な時間が流れる。
 ふと、邦夫が言った。
「これ、記念にしようぜ」
「なんだよ、これって?」
「4Pだよ、4P。なんかさ、この格好4Pみたいだろ?」
「あ、そう言えば……」
「記念の4Pはただの4Pじゃないぞ。四人で一緒にいく4Pだ」
(な、なにを言い出すかと思えば……)
 突拍子もない提案に、朱美は目眩いすら感じている。
「でもよ、難しくないか? 四人一緒にいくなんて……」
(そ、そうよ。そんなの無理よね)
「難しいからこそ挑戦するんだよ。ただはめまくるより、目的を持ってはめた方が後々の想い出になるだろ」
「うん、それってすごいことだよね!」
(ゆ、雄太くんまで……)
「よーし、そうと決まったら──」
 思い立ったが吉日で、邦夫は朱美を抱えて浴槽を出た。
「きゃっ!」
「朱美、けつ上げろ。まずは浣腸だ」
「え?」
 4Pから浣腸へと話が飛び、朱美は呆気に取られている。
「部屋に戻ったらアナルの特訓をするんだ。きれいにしておかないと、ちんぽにうんこがついちまうだろ」
「う、うそ……。ね、冗談でしょう?」
 朱美の顔から見る間に血の気が引いてゆく。
「ばーか、アナルなしにどうやって4Pするんだよ! おしっこの穴じゃちんぽ入んねえだろうが!」
「く、邦夫くん、声大きいよ」
「あ、悪い、悪い……」
 てへへと笑って、邦夫は朱美の耳元に口を寄せた。
「心配すんな。アナルはほれ、康二が担当だからよ」
(そ、そういう問題じゃないのよ! 浣腸は嫌なの! 絶対に嫌なの!)
「よーし、じゃあ始めるか。えーと、道具は……お、これなんかいいな」
 邦夫はこともなげに、蛇口に繋ぐ水ジェット湯垢取り器を手にした。
(な、なによそれ! そんなの入るわけないじゃない!)
「うーん、ちょっと大きいかな……」
(あ、当たり前じゃないの! 馬だってそんなの入んないわよ!)
「なあ、雄太。これ、外していいか? ホースだけなら入ると思うんだ」
「えー、ママに怒られちゃうよ。それに水道の水を直接入れるのは危ないんじゃないかな。冷たいし、お腹こわすし……。あ! あれなら大丈夫かも」
 賢そうな瞳を輝かせて、雄太が浴槽から飛び出した。
「おい、あれってなんだよ?」
「待ってて。いま取ってくる」
(ちょ、ちょっと! 雄太くんまでなに言ってるのよ! 浣腸したって面白いことはなにもないのよ!)
 朱美の必死の思いも、雄太を止めることはできなかった。その傍らでは、邦夫がすのこをどけて排水溝のステンレスぶたを外し、ここがおまえのトイレだと言わんばかりに笑っていた。
 朱美はこの難局を乗り切る方法を猛然と考えた。
(ああ、どうしよう。浣腸よりも楽しいこと……。気持ちいいこと……。この子たちが夢中になること……)
 だが、ひとつも考えが浮かばないうちに、雄太が戻ってきてしまった。
「えへへ。これだよ、これ」
 それは昆虫採集セットについてくる小さな注射器だった。針の部分が外してあり、長さは十センチにも満たない。
「うーん、これって小さ過ぎないか? 入れるとき漏れるだろ、これじゃ」
「筒ごと入れればいいんだよ。指を引っかけるところ、ちょうどストッパーにもなるし」
 おお! と唸って、邦夫が注射器を受け取った。よくよく見れば、人差し指と同じ長さ、太さだ。これなら筒ごと挿入すればいい。
「ね、そうでしょ」
「でかしたぞ、雄太!」
 浣腸の手段を得た少年たちは、一斉に朱美を見た。
(う、うそ……。冗談でしょう? ほ、本当にやるの?)
「よーし、朱美。けつ上げろ! ぶっとい浣腸をしてやる! って、そんなにぶっとくもないか、あははは!」
「く、邦夫くん、こ、声……」
「あ、悪い悪い……。朱美、ほら、はやくしろ」
「ほ、他のことならなんでもするから……」
「あのなあ、おれたちは浣腸が目的じゃないんだぞ。ちんぽにウンコがつくのがいやなんだ。わかる?」
「あ、それなら、コ、コンドームをつければ汚れないわ」
「買ってくるのが面倒臭い。それに中出しでなきゃ、つまんないだろ」
「そ、そんな……。 ほ、他のことならなんでもするから! しますから! ね、お願い!」
 朱美は恥も外聞もかなぐり捨てて、その場に土下座した。タイル地におでこを擦り付ける。軽いパニックに陥っているのだ。このままでは騒ぎかねない。邦夫の手が輪ゴムに伸びた。
「あっ!」
 朱美がはっと顔を上げる。首に手を当て何度数え直しても、残りの輪ゴムは二本──。
「他にご意見は?」
「あ、いえ、その……」
「じゃあ、四つん這いだ」
「あ、あの、後でおトイレに行かせてくれるんでしょう?」
「トイレはここだ」
 非情にも、邦夫は排水溝を指差した。
「そ、そんな。あんまりだわ……きゃっ!」
 さらにもう一本、輪ゴムが引き千切られた。
「あ、ああ……」
 これで残りは真っ赤な輪ゴムが一本だけ──。茫然自失の朱美の傍らに、邦夫がしゃがみ込んだ。
「娘の美雪ちゃんがまだ小さい頃、うんちぶりぶり漏らしてたろ? そんとき、美雪ちゃんは恥ずかしがってたか?」
「え? あ、いえ……」
「そうそう、そういうまっさらな気持ちになれば、なにも恥ずかしいことなんてないよな?」
 無茶苦茶な因果だったが、「美雪」というキーワードが効いて、朱美の瞳に光が戻った。だがそれは、絶望に彩られた仄暗い光だ。
(子供って……やっぱり残酷ね)
 唯一洗い残した直腸を清めてもらうために、朱美は少年たちに美尻を向けた。タイル地にひれ伏し、四つん這いの姿勢を淫らに強調する。女の矜持と尊厳を投げ出した絶望で、豊かな臀部が小刻みに震え出した。
「そうびびるなって。この注射器、どう見たってうんこより細いぞ」
(そうね。そういう前向きな考え方もあるわね……)
 浣腸器を知らない朱美ではない。邦夫がかざして見せたそれは、乳幼児用の中でも一番小さな一〇シーシー浣腸器にそっくりだった。だが、これは医療行為ではないのだ。朱美を辱める性的虐待に他ならない。
(邦夫くん、震えているのはプライドなのよ。女のプライド……)
 洗い場に下りた雄太と康二が、洗面器にボディソープを溶かした浣腸液を作っている。潤滑剤のつもりなのか、邦夫は注射器全体にボディソープの原液を塗り始めた。
 朱美は背後の物音のひとつひとつに怯えながらも、叱られることを怖れるあまり、尻をじりじりと持ち上げていた。その尻を見ていた康二がぽつりとこぼした。
「大きさから言って、おれなんだろうなあ……」
「え?」
「アナルセックスだよ。やっば、おれだなよ?」
「ああ、そうなるな。嫌なら……」
「全然嫌じゃないよ。朱美のアナルなら、最高の想い出になる」
「じゃあ、アナル担当者ということで、おまえが浣腸しろよ」
「え、いいのか?」
「担当者が責任持つのは当たり前だろ」
「へへっ、そうか。悪いな……」
 注射器を受け取った康二を中央に据えて、三人は朱美の尻を取り囲んだ。あらためて命じなくても、朱美の尻は上がり、肛門が天井を向いている。下肢の開き具合も申し分ない。赤いチョーカーと化した輪ゴムの威力はてきめんだった。
「康二くん。はい、浣腸液」
「お、おう」
 ちゅ、ちゅと音を立てて、康二が即席の浣腸液を吸い上げた。容量にして約一〇シーシー。奇しくも少年三人、三発分の射精量に等しい。
「じゃ、やるぞ」
 康二は両隣の二人に目配せしてから、注射器の小さな嘴管部分を朱美の肛門にあてがった。朱美の巨尻がひくっと動く。
「ま、丸ごと入れていいんだよな?」
「うん、ゆっくり入れれば大丈夫だよ。朱美さん、お尻を楽にしててね。深呼吸するといいかも」
「あ、は、はい……」
 体の向きが上下逆なことを除けば、まるで分娩の再現だった。その意味で雄太のアドバイスは的を得ている。深呼吸を始めると肛門がひくひく息づき、括約筋の緊張もいくぶん和らいだようだ。
 康二は自分の呼吸を朱美に合わせつつ、注射器を押し込んだ。
「ひっ!」
 白い美尻がおののく。一度侵入を許せば、括約筋を締めたところでもうどうしようもない。つるつるの表面とボディシャンプーの潤滑剤が功を奏し、注射器は根元まで埋まってしまった。
「い、痛いか?」
「だ、大丈夫……です」
 注射器を摘まむ康二の指が、臀裂の底に触れている。康二は注射器を持ち替えて、指当ての部分が密着するまで押し込んだ。ピストン底部に指を乗せる。ごくりと喉を鳴らしてから、くっと押し込んだ。
「あっ!」
 一〇シーシーの洗礼を受けて朱美の尻が弾む。
「んっ……」
 注射器がちゅるんと抜き取られた。目立った固形物は付着していない。少年たちはほっとしながらも、どこか残念がっている。
「よ、よーし。康二、どんどん行こうぜ。このでかいけつにたっぷりぶち込んでやれ」
「お、おう!」
 康二は半ば陶然としながら、新しい溶液を吸い上げた。
「へへっ、おかわりだぜ。ほれ」
「あっ……」
「そら、美味いか?」
「ひいっ……」
「そら、もう一丁」
「んっ……」
「まだまだいくぞ」
「あはっ……」
 こつを掴んだ康二は、ねちねち語りかけながら朱美の尻を浣腸液で満たしてゆく。淀んだ空気の中、溶液の注入は十回を数えた。
「へへっ、こんなもんかな……」
 合計一〇〇シーシーともなると、腹にずしんとこたえる。朱美は下腹部一帯に広がる圧迫感に脅えていた。今日はまだ排便していない。つまり、丸一日分の大便がずるずると直腸へ降りてきているのだ。
(ああ、もうくるの……。もうきちゃうの……。心の準備をさせて、お願い……)
 朱美は自分の肉体を呪った。性欲はおろか便意さえも自分の意に反する、この忌まわしい肉体を──。
「もう二、三本、いけるんじゃないのか?」
「ん、そうか?」
「ま、待って……。も、もう、十分よ」
 朱美が逼迫した声を上げた。高く掲げた尻が、迫りくる便意で少しずつ沈み始めている。
「もう十分てことは、うんこしたくなったのか?」
 朱美は沈黙でそれを肯定した。
「よーし、そうか。じゃあ、うんこはほれ、そこの朱美専用トイレに出すんだぞ」
 這いつくばっていた朱美が顔を上げると、邦夫は例の排水溝を指差していた。
「……あ、は、はい」
 一々反発している余裕はもうない。朱美は一旦膝立ちなり、もはや大便袋と化した尻を排水溝の上に移動させた。少年たちの視線が痛い。濡れた性器を見られたときの何倍、何十倍も辛かった。
(ああ、もうだめ! 見られちゃう! 見られちゃうわ!)
 排水溝は直径十センチに満たない。朱美は糞便をまき散らさないように、また崩壊の瞬間を隠すために、自分の排泄口をそこに密着させた。
「あ、こら! それじゃ、出るところが見えないだろ!」
「邦夫くん、声、声!」
「わ、わかってるよ! 朱美! こら! けつ上げろ!」
 朱美は尻をでんと落として、動こうとしない。いや、崩壊がすぐそこまで迫り、邦夫の声が耳に入らないのだ。邦夫は唯一残っていた輪ゴムを摘まみ、ぐいっと引っ張った。
「切れたらどうなるかわかってるな! わかっててやってんのか!」
「あっ! やっ!」
 赤い輪ゴムは朱美の首に食い込み、ピンク色になるほど引き伸ばされた。それでもなかなか切れないのは、邦夫が朱美の尻を覗き込みつつ、片手で引っ張りあげているからだ。
「朱美! 切れるぞ! いいのか!」
「ひっ! やっ! いやあああっ!」
 大腸と直腸がぎゅるぎゅる鳴っている。決壊のときがついにやってきた。朱美の血流は肛門括約筋に集中し、頭の中に白い靄が立ちこめる。そして、伸び切った輪ゴムは糸のように細い──。
(み、美雪ちゃん……?)
 白い靄の中に小さな人影が見えた。その刹那、まずは放尿が始まった。次いで肛門括約筋が力尽きて、肉のすぼまりがぐわっと盛り上がる。
(み、美雪ちゃん!)
 決壊と同時に朱美は尻を浮かせた。水便が噴き出している。まるでロケットの打ち上げだ。ぶぶぶぶっ、ごごごごっ! 排水溝を震わせる水便の音だ。少年たちの歓声も打ち消されている。
(美雪ちゃん……。ママ、がんばったよ……)
 朱美は天井を仰ぎ、目を閉じた。その直後、滝のような水便に固形物が混じり始めた。ぶびびびびっ、ぶばばばばっ! 肉の破裂音が浴室内に響き渡った……。

受付嬢とのこと

史織が妊娠したらしいと聞いたので思い出を買いてみる。

自分は某複合施設に勤めていて、史織はそこの総合受付にした。
色白でたれ目気味、おっとしたお嬢様という感じだった。その年の四月に勤務を始めて、半年以上はこれといって接触があるわけではなかった。朝には挨拶を交わす程度で、必要があれば来客の案内を頼むくらい。何人かいる受付嬢の中で特に目立つ存在ではなかった。

ことが動いたのは年末近くなってから。退勤して帰ろうと思ったら、従業員の通用口に史織がいて、たまたま帰るときに一緒になった。
「途中まで一緒に帰ろうか?」なんて軽く誘ってみたら、意外にも喜んでくれて、受付の愚痴やらを聞きながら歩いた。
「ところで史織ちゃんは彼氏いるの?」
「あ、はい?、います…」
別に狙ってたわけでもないけど、チッ、なんだよと正直思った。
「でも最近、ちょっと微妙なんですよね?」
「へー、そうなんだ。俺でよかったら相談乗るよ?」
史織は素直に喜んでくれて、その場でメールアドレスを交換した。

実はその時、自分には付き合ったばかりの彼女がいたので、史織と深い関係になるとかは全然考えてなかった。ヒマつぶしのメル友程度になればいいなと思ったくらいだった。

数日後、史織は自分の家に来て、全裸になっていた。
どういう流れで史織を脱がせたのか、もううろ覚えなんだけれど、肌がきめ細かくて真っ白で、むっちりしていてどこを触ってもいやらしく気持ちよかったのは覚えている。
「濡れやすいんです」と言いながら、ソファまで汚していた。足をМ字に開かせながら、内ももに何度もキスして、そのたびにビクビク震える史織の反応にS心がゾクゾクした。

「彼氏とヤッてないの?」
「最近会ってないんです」
「いつもこんなに濡らすんだ」
「恥ずかしいです…あ、また濡れちゃう…」
「ソファ汚れちゃったね。このままにしといていい?」
「やめてください、恥ずかしい」

着痩せするのか、思ったよりむっちりしていて、胸も大きかった。

「おっぱいおっきいね、何カップ?」
「え…C…とDの間くらい」

乳首が陥没していて、それを指摘すると顔を真っ赤にしていた。
きつめに吸いだしてあげるとピンと硬直した乳首が出てきて、
「吸われるとジンジンする…ああっ、また…」と喘ぎ続けていた。
経験が少ないのか、白状した通り彼氏とご無沙汰なんだろうと思った。ゆっくり指を入れ、入り口あたりでわざど音が出るように掻き回してみる。跳ね上がるように腰を動かすのがやたらとエロくて、フェラもさせずに挿入した。

「えっ…ゴム…ああっ、入ってるっ」
「いいでしょ、別に」
「あっ、やだ、ほんと、妊娠しちゃう、ああ」
まさに口では嫌がってても身体は正直な状態。史織の腰はうねるようにして、絡みついてくる。
「私、妊娠しやすい体質だと思うんです、だから…」
「いいから黙れって」
濡れやすい膣内の具合をさんざん楽しみ、一番奥から入り口まで楽しんでから、ゴムをつけて中で出した。見つめ合って、唾液を交換してお互いの顔をぐちょぐちょにしてからね。

これで訴えられたらレ●プで捕まっちゃうかなーなんてちらりと思ったけれど、力ずくではヤッてないし、極めてジェントルに犯してるつもり。
その証拠に、またしばらくして史織は再びうちに来た。
お菓子持ってきました、なんて言うのでじゃあお茶飲もうかーなんて言ってるうちに、史織はブラのホックを外されていた。

「ダメです、こんなんじゃないんです」
「いいから」
「怖いです…」

そんな強引にしてないつもりなんだけどなーと思いつつ、四つん這いにしてお尻あげて、と言うと、史織は従順に従った。真っ白でむっちりしたお尻を向けるので、がちがちになったモノをゆっくり、ゆっくり突き入れる。

「あああっ、奥まで、…」
「気持ちいいね、史織ちゃんのおま●こ」
「やめてください、ああっ、あっあっ」
「彼氏にごめんなさいしないとね。ほら、言ってごらん」
「やだ、もうダメ、気持ちいい」

完全に堕ちた。けど、俺も堕ちたんだと思う。
それから数度、史織はうちに来た。もちろん、職場でも顔を合わせるわけで、そんな時は思い切りムラムラして堪らなくなった。メールでもエロい会話が増えて、今すぐ犯したいとか、中に出したいという話題が増えた。史織におっぱいやま●この写メも送らせた。
何にも用がなくても受付の前を通って、目配せしたり。
いつでも切れる火遊びと思ったけれど、現実はそうじゃなかった。

彼女と同棲することが決まり、自分の家を引き払うことが決まったときも、史織は引っ越し前日までうちに来ていた。苦手だったフェラも好きになり、「口の中いっぱいに入れると、濡れてくる」とか言っていた。

史織との関係は何度もやめようとしたし、向こうも「彼氏に悪いのでやめたい」とも言ってきたけれど、ずるずると続いてしまった。メールアドレスを消しても、どちらかが結局送ってしまう。これじゃダメだねと言いつつも、何週間か逢わないで久しぶりに密会すると、ものすごく燃えた。

部屋がなくなってからはネットカフェの個室でセックスしていた。
ペアシートっていうかヤリ部屋でしょ?という感じの密室で、防音、
防犯カメラも探したけれど見あたらなかった。ただし狭いので派手な動きはできない。
入るなり服に手を突っ込んで、DからEにサイズアップしたおっぱいを揉みまくる。陥没乳首は完全に治っていて、敏感でいやらしいおっぱいに成長していた。全裸にはできないので、下を脱がして指で掻き回す。潮こそ吹かないけれど、すぐに濡れて挿入可能になるエロま●こ。そう言うとますます濡らして、腰ガクガクさせてた。
狭いソファでは対面座位が基本。窮屈だけど、肉感的な彼女の体を味わうには最高だった。ぐいぐいと腰を押しつける史織のクリに指を当てながら下から突き上げると、きゅうっと中が締まるのを感じた。
やはりはじめは生で、イきそうになったらゴムをつけて。

「ナマ気持ちいい、ナマすごい」
「気持ちいいだろ?」
「うん、すごい固い、ナカがいっぱいになってる」

お互いに完全に狂ってたと思う。背徳ってこういうことを言うんだろうな。ものすごい燃えて、突きまくって、射精した後は罪悪感。しばらくそれが続いて、やめようと思うけれど、また職場で目が合うとムラムラする。
まさに「身体が離れられない」。自分だけでなくて史織もそうだと思うと余計に興奮した。

終わりは唐突で、彼女にバレた。
彼女には必死になって謝った。史織も彼氏と終わらせる気はなかったらしい。

もうネットカフェも使えなくなったので、最後の密会は公園のトイレだった。
自分たちらしい最低な終わり方だと思った。
誰もいない夜の公園のトイレで、服を着たままきつく抱き合って、舌を絡ませて、腰を擦り合わせて、
「離れたくない、好き、好き、愛してる」と史織は言った。
下着を乱暴にずらして、胸もお尻もめちゃくちゃに犯して、ナマで立ちバックのまま突っ込んで、彩最後は史織の顔を掴んだまま口にぶち込んだ。
終わりだと思うと、切なさと欲望と狂気が爆発したみたいに、有り得ないくらいの精液が史織の口と顔を汚した。

それからほどなくして自分も異動になった。
史織とはまったく連絡を取っていない。
一年以上経って、史織が妊娠して結婚・退職すると人づてに聞いた。
本当に妊娠しやすい体質だったんだ、と思った。
自分ではない誰かが史織の膣をえぐって、射精をし、自分のものではない精液で史織の子宮を満たし、
妊娠させた。
もし間違っていたら、それは自分の精液で、自分の子どもだったかもしれない。

もうあんなふうに熱狂したセックスをすることもない。

高校のとき好きな子が、いろんな男の性欲処理器だったことを知った


高校のとき好きな子がいた。その子はモテるのに堅くて清純な女の子だった。と
俺は思ってた。だけど卒業してからツレに聞いた話でかなりへこむことになった
。彼女の元カレがキャプテンでイケメン&女好き揃いのバスケ部で共有の女にな
ってたんだ。
好きな子の名前はチエ。元カレとチエは同中で中学んとき付き合ってた。
そいつは顔も頭もよくてスポーツも
できるモテ男だったから厨房の時にすぐ別の女に乗り換えたんだけど、チエは未
練があったから同じ高校入って二番でもいいからって言ってまた彼女にしてもら
ったらしい。要はセフレ。てかほとんど性欲処理器みたいなもんで昼休みに男子
トイレでフェラチオしたりしてたんだって。(そういえばチエは昼休みに弁当も食
わずどっか行ってたから何してんだろうって思ってた↓↓)

それからY(元カレ)は
部活終わりにチエを部室に呼ぶようになった。初めはみんな帰ったあとに部室で
エッチしてたんだけど段々エスカレートしてきて女好きの部員たちの前でチエに
フェラチオさせるようになった。さらにはストリップもさせるようになって何回 
目かのストリップショーのときにとうとうオナニーまでさせた。それまでは部室に
呼ぶのはたまにだったんだけどこの頃になるとほぼ毎日呼んでたらしい。チエは
大学の学費のために家の近くでバイトしてたんだけどそれを学校の近くの店に変えて
部活が終わる9時くらいまでバイトしてまた学校に戻ってバスケ部の奴らを楽しませる
っていう毎日だったみたいだ。そんな日々が続いて、Yはそれまで他の奴がチエに触るの
は許さなかったんだけど、他の部員も我慢できなくなって、Yも徐々におかしくなったん
だろう、紅白戦で一番点を取った奴にフェラチオさせてやるってことになった。でもそれ
だと大体いつも同じ奴だから紅白戦で勝ったチーム全員にフェラすることになった。

そこまでくればもう行くとこまで行く。本番は暗黙の了解で無しな感じだったんだけど
高2の夏の大会でめっちゃ活躍した奴がいて、Yはご褒美にチエとやらせてやるって言った。
その日だけはみんな部室に入らずそいつとチエのふたりだけでたっぷりやらせたらしい。
それからは本番のハードルも低くなって練習試合で得点王のやつ、紅白戦で得点王っていう
ようになっていって結局チエはほぼ毎日セックスしてた。それでもゴムは必ずつけてたらしい。
でも、ある日そいつの姉ちゃんのピルを持ってきた奴がいてそれをチエに飲ませた。それからは全員中出し。
たまにぶっかけたりごっくんさせたりっていう感じだった。ここまでくると残ってるのは
輪姦だけだった。そんでバスケ部の連中は高2のバレンタインデーに今日はみんなにプレゼントしろ
って言って5人で姦したらしい。基本的にはチエの体力を考えていつも1人だったけどその日から試合 
の日とかは複数でやるようになった。

高3になって部活も終わって受験勉強がはじまるとそういうこともだいぶ減ったらしい。
相変わらずYは男子トイレでフェラさせてたらしいけど。
この話をした俺のツレは不細工だけど何かと目立つ奴でバスケ部の連中とも仲が良かった。
だから高3のときのこいつの誕生日にYがチエとのことをばらしてツレにチエとやらせて
やったんだって。こいつは前に俺の目の前でチエのことを妄想しながらオナニーしたような
やつだからめっちゃうれしそうに語りやがった。チエの巨乳のやわらかさ。フェラの上手さ。
そして、万個の色と締まり。挿入してるときのチエのあえぎ声。そんで中出しの気持ちよさ。
チエの万個から流れる自分のザーメンの様子。卒業するまで誰にも言うなって口止めされてた
から卒業式のすぐ後に我慢しきれない感じで俺に話してきた。
俺は2年のときからずっとチエが好きで何度か告ったけどあっさりふられた。一緒に遊びにも行って
もらえなかったからこの話を聞いたときショックで頭が真っ白になった。ツレを殺してやりたくなった。
でも興奮してる自分もいて・・・・マゾの悲しい性ですww

暇なので社内恋愛の話でもかく

二人とも法人相手のルート営業。部署は違う。一緒になったこともない。
そんなに大きい会社ではないのでお互いの存在くらいは知っていた。

彼は社内ではイケメンの部類に属していて、上からも可愛がられ下からも慕われるタイプの人間。
チャラいという噂もあった。
一方私は同期からは浮いていたが、
中身が女らしくないので扱いやすいとオッサン共からは可愛がられており、
どうやらそれなりに社内で名は通っていたらしい。

スペック
私25歳入社4年目
顔は水川あさみだのユッキーナだの色々言われる。
化粧後の評価なので文句は受け付けない。

彼30歳入社8年目
櫻井翔に似てるとよく言われるらしいが私が思うに全く似てない。
社内でイケメン扱い(疑問)

当時は私23歳で2年目、彼は28歳で6年目だったよ。

うちの会社は個人業績を競うコンテストが半年毎に開催されていて、
彼は入社以来そのコンテストを落とさず取り続けるトップセールス。
それとは別で開催される海外旅行が報奨のコンテストも入賞常連。
とにかく売れてる人だということは知っていた。
そして私の同期にマンツーでOJTする先輩社員ということしか知らなかった。

自分でいうのもなんだが私もまた売れていた。
新人の頃から業績コンテストも連続入賞し、
報奨旅行も毎回参加していた。

業績コンテストに入賞すると、表彰式と銘打った昼から飲んだくれるパーティーに招待され、
報奨旅行に入賞すると、旅費や宿泊費、食事代を全て会社が持ち、
特別休暇扱いで人が仕事してるのを尻目に海外に行けるご褒美がある。

私と彼はお互いに「あの人もいつもいるな」という印象だった。
2年前のハワイ旅行にも、例のごとく彼はいた。

その頃の旅行コンテストのルールはチーム入賞がメインだが、
成績が顕著な営業は個人入賞で招待されることもあり、
私はチームで入賞し、彼は個人入賞で来ていた。

報奨旅行では必ずウェルカムパーティーがあり、
あのときのハワイ旅行のパーティーはホテルのプールサイドで開催された。
だいたいチーム毎にテーブルについて盛り上がるものなのたが、
若手の女子が少ないので社長のテーブルにつかされ、私はチームのメンバーと離れてしまった。

社長のテーブルには個人入賞枠のメンバーがおり、そこに彼もいた。
そのときは意識もしていないし興味もなかったので、
はっきりいってほとんど覚えていない。
部署も同じになったことはないし、絡んだことも今までなかったから愛想笑いで一言二言交わしたくらいだと思う。
円卓だったのだが、席もちょうど反対側で遠かったし、みんなで盛り上がる話以外で個別で話すことはなかった。

覚えていることといえば、仲のよい先輩も同じテーブルにいたので、
「彼氏とはうまくいってんの?」的な感じで恋愛話を振られたときに、たまたま出国前日に破局していた話をしたこと。
私は当時、学生時代から4年以上付き合っていた人と旅行の直前にマンネリを越えられずに別れていた。
その話をしたときに「彼氏今はいないんだ?」みたいなことを言われたことはなんとなく記憶にある。

旅行から帰国して半月ほどすると、
今度は成績優秀者表彰式で彼と再開した。
表彰式は15時くらいからホテルで3時間ほど立食パーティーを行い、
それが終わると個別で二次会、三次会、四次会‥と終電までひたすら盛り上がる。
何次会だか忘れたが、あの仲いい先輩に誘われて私はカラオケに行った。
そこに彼もいた。部屋には多分15、6人いた。

カラオケでは機材が故障するハプニングがあったが、場が冷めないように彼はバカやって盛り上げていた。
イケメン扱いの男共はEXILEとかコブクロとか歌うのに、彼は矢島美容室をドヤ顔で歌った。しかもでかい声で。
そのとき初めて、「この人こんな人なんだ、面白い。売れてるのに鼻にかける感じはないんだな」と思った。

その日の帰り、ホームで電車待ちしてたら声をかけられた。
どうやら同じ路線だったらしく、私より二駅先に住んでいた。
同じ路線の人も何人かいたので、みんなで話しながら終電を待っていた。

その路線利用の仲いいメンツで度々飲んでいるとかで、今度からそれにおいでよと誘われて、
そのときごく自然にさらっと連絡先を聞かれた。
さすがチャラいだけはあるな、と思ったが、他の人がいる前で堂々と聞いてきたし、
チャラ男に抵抗ある処女とかでもないので別に気にはならなかった。

翌日彼から初めてのメールがきた。
どさくさ紛れに連絡先聞いてごめんね、
今度よかったら遊びにいかない?
とかそんな感じの。
私も適当に社交辞令で返した。
彼氏とは別れたばっかで新しく作る気もさほどなく、
ただいろんな男性を知りたい、遊びたいという気持ちはあったが、
デートが実現するとは思っても見なかったし、一人暮らしでいつも暇なんで誘ってください的な返答をした。
先輩社員だし当たり障りなく返しとくか、ということだけ考えていた。

それから毎日のように1日数件のメールのやり取りをした。
たまに電話もきた。
わかったことは、彼も一人暮らしだということ。彼女とは数ヵ月前に別れたこと。
最近姪が生まれたので、毎週のように土日は車で2時間の距離の実家まで帰っていること。
実家に帰らないときは、家電が好きで電器屋によくいくこと。
噂のチャラ男という印象はあまり感じられなかった。

ある日、「紅葉を見に行きたいんだけど一緒にどう?」と誘われた。
遠足かよ!と思ったけど、それはそれで田舎育ちの彼の良さが滲み出ているような気がした。

OKするとすぐに「じゃあ今週末行こう!」と若干カカリ気味なのも面白かった。やっぱこいつチャラ男なのか?

「どこか行く宛があるんですか?」と聞くと、
「詳しくないから調べとくね!決まったらまた連絡する!」とのこと。
そうして初デートは紅葉狩りになった。

当日は朝10時に待ち合わせし、彼の車に乗せてもらって出発した。
車に乗るなり彼はなにか紙を手渡してきた。
旅のしおりだった。まじで遠足w
ツボった。小学生以来の旅のしおりに衝撃を受けた。
旅程表と立ち寄り先のWebサイト情報、地図が載った手作り感満載のものだった。
A3に割り付けてプリントアウトし、ご丁寧に製本してあった。

仕事中これ作ってたんですか?と聞くと、バレないかヒヤヒヤだったよ?と笑っていた。

二人きりで過ごすのは初めてで、普段緊張しない私もさすがに少し緊張した。
元彼との付き合いも長かったし、こういう恋愛前の距離詰めのデートは5年近くしていなかったのでちょっとドキドキした。
しかも相手は一緒に仕事したこともないし勤務地も違う他部署の先輩。
私のことをどう思ってるのかもまだわからない。
お互いかなり探り探りだった。

しばらく走って高速のインターにさしかかり、ETCゲート越えた瞬間に彼が急にテンパ出した。
「え!!これ右?左?どっち!?」
用意周到にしおり作ってきたのにわかんねーのかよw
行き先的にどう考えても選択肢一つだろ!と思ったけど、
先輩だしもともと仲良かったわけでもないのでツッコめず、誘導するしかできなかった。
仕事のできるイケメン先輩社員が、重度の方向音痴だと知って萌えた。

車の中では仕事以外の話を色々した。
家族の話、学生時代の話、続けてたスポーツの話。
結婚のけの字もなかった彼の地元の友達が、ここ最近立て続けに結婚しだしたこと。
誰も聞いてないのに、「あっ!でも俺は別に結婚焦ってるとかではないんだけど!取り残されたけど!」といちいちテンパるのも見てて面白かった。

彼は先輩風を吹かせる様子もなく、ドヤ感もなく、これを計算でやってるとすれば相当な強者だが、
社内で言われているチャラ男疑惑がだんだん薄れてきた。

まあ当時の私にとって本当にチャラ男かどうかなんてどうでもよかったんだ。
別にお互いフリーだし。
社内でそういう噂がたつほど目立つ人だったってことだろうな。

デートはというと、彼の方向音痴が炸裂して旅のしおり通りには行かず、
昼飯も昼時に食べられず、予定していた場所は閉まっており、
こう書くとまるで散々なように思えるが、そういうハプニングも含めて結構楽しかった。

夜も更けてきた頃、また彼が急にテンパり出した。
何事かと思ったら、ガス欠しそうだヤバい!!とのこと。
これ泊まりの流れなのか?とも思ったが、知らない地なのでとりあえずコンビニで近くのガソスタを聞くのはどうかと提案し、クソ寒い中エアコン切って走り出した。
私は基本的にどうにでもなるだろうという楽観的な考えの持ち主なので、
本当にガス欠するとは思わなかったし、
彼の車の燃費考えたら、1リッターあれば8キロ走るんだからなんとかなりますよ、と励ました。

結局無事に給油はできたものの、その時点で既に22時近くになっていて、
自宅に帰るには2時間程度はかかるだろうし、
これはもう完全に泊まりがけだなと思っていたのだが、
彼は本当にごめんね、初めて二人で遊ぶのにこんな遅くまで連れ回して、と申し訳なさそうに言って車を出し、
きちんと家まで送ってくれた。

しおりがきちんと役目を果たせないまま初デートは終了したが、
私としては久々のデートで相当楽しかったし、また二人で会いたいと思った。
デート中も「次は◯◯に行きたいね」「あの映画見たいね」「◯◯もしたいよね」とかなり盛り上がった。

次の誘いは鍋パだった。
スーパーで材料を買い込んで、彼の部屋にお邪魔した。
手伝おうとしたが断られ、リビングでテレビを見ながら待っていた。

久々の鍋は相当うまかった。
一人暮らしだと早々鍋することもないし、人と夕御飯食べるとやっぱりなんでも美味しいなと思った。

楽しい時間はすぐに過ぎていって、気がつくと結構遅くなっていた。
その日も彼に迎えに来てもらった私は、送ってもらわないと帰る足がないのに、
なかなか帰りたいと言い出せなかった。

そろそろ帰らないと明日も仕事だしまじやべーなとか思ってるところに、
「ごめん、そろそろ送らないといけねいよね」と切り出してくれて内心ほっとした。

そうはいいながら彼は話を変えた。
「こないだドライブしたときにさ、彼氏はいらないって言ってたけど、今は全然恋愛する気ないの?」
そういえばそんなこと言ったな。
何の気なしに、そんな受け答えをしたことは覚えていた。
確かに元彼と別れたときは、自由を謳歌しようとか、合コン行きたいなとか考えてて、
特定の彼氏を作る気はあまりなかった。
でももしこの人が本気で私を彼女にしたいなら、面白そうだからいいかもしれないと思った。
でも別れたばっかだし、誰でもいいから彼氏ほしいとかいうのとは違うし、
何て答えていいか分からなかった。
完全に彼を意識し出していた。

「いや?どうでしょう、いい人がいれば気が変わるかもしれません」
とかなんかそんな感じで答えた。

少しの沈黙のあと、また彼が喋りだした。
「こないださぁ、次はどこいきたいとか色々話したじゃん。
あの日俺すごく楽しかったし、これからもいろんなとこでかけたり、色々したいんだけど‥」

「彼女でもないのにデートとかすんの悪いしさ!」
と緊張してカミカミで言ってきた。
なんて真面目!付き合ってなくてもデートくらいあるだろ!と思いつつも、
やっぱりチャラ男じゃなかった、と再び萌えた。

それだけ真面目発言しておきながら、
肝心の「付き合ってください」というフレーズは照れ臭かったのかなんなのか、
社内用語でふざけて告ってきた。
「代替していいですか?」的な意味合いの社用略語。
どっちかっつーと新規契約だろと思って
思わず笑ってしまったけど、私はとても嬉しかった。
社内で人気の先輩は、いま私に夢中なんだと思ったらなんだか優越感すら感じた。
彼の言葉によろしくお願いしますと返したら、
「だめだ?我慢できないゴメン!」といいながらキスしてきた。

それが彼との初めてのキス。
ただの会社の先輩から彼氏になった瞬間だった。

彼の家とは偶然にも車で10分ほどの距離だったのもあり、
仕事帰りに毎日のように家に来るようになった。
通勤は電車なので、自宅に帰ってから車で私の家に来て、
二人でご飯食べて寝て、早朝に自宅に戻ってまた電車で出勤。
そんな訳のわからん生活をしばらく続けていた。

休みの日はいろんなデートスポットにでかけた。
地元の友達が都内に遊びに来ているからと紹介されたりもした。
全く知らない友達に彼女として紹介されるのは初めてで、すごく嬉しかった。

彼は競馬が好きらしく、初めて競馬場に連れて行かれて、
生でジャパンカップを見た。ブエナ速かった。降着したけど。
競馬なんて興味なかったし、廃人のいく場所だという先入観があったけど、
府中はとても綺麗で家族連れやカップル、若い子達も多くて意外だった。
私は未だに賭けはしないけど、競馬という私がいままで知らない世界を見せてくれた。

クリスマスは出掛けたりプレゼント交換こそしなかったけど、
美味しいと評判のケーキ屋でピスタチオのムースを頼んでくれていたので、
ちょっといつもより手の込んだ料理を作り、
お酒を飲みながら家で二人で過ごした。

年末年始はお互い地元での恒例行事があるのでそれぞれ実家に帰省し、
付き合ってからほぼ毎日一緒にいたのに初めて一週間以上離れて過ごした。

離れている間と言えば、
私は大学の友達とのオール飲み会やら、小学校からの友達と毎年行ってるボードやら、
はたまた親とも雪山に行ってみるやらで休暇を満喫し、
彼もまた小学校からの同級生で旅行行ったり姪にデレデレしたりなんだりで、
お互い充実した休みを過ごした。

年末年始休暇も終わり、仕事が始まってしばらくすると、
彼に昇進試験のチャンスが舞い込んだ。
うちの会社の昇進試験は、これまでの業績やプロセス面の評価条件を満たし、直属の上司に推薦してもらうことから始まり、
課題に則した論文を事前に用意して、人事に提出後に役員との面接で判断するというもの。

この論文が結構厄介で、みんな過去の先輩たちの論文を参考にして書くのだが、
業務とは関係ないので就業時間中は書いちゃダメ(当たり前だけど)、
セキュリティ厳しいのでPC(うちの営業はみんなノート)持ち帰っちゃダメ、
おまけに一時提出が短納期なので夜中までサー残および金にならない休日出勤せざるを得ない。
苦労して書いても何度も提出前にダメ出しを喰らいまくった挙句、
酷ければ全部書き直しという地獄。

要領のいい人や文章能力の高い人ならば
まあ内容的に楽じゃないとはいってもなんとかなるのだろうが、
残念ながら彼は作文がド下手すぎる。
普段のメールでも、そんなとこに句読点いらねーよ!と思うほど
句読点のオンパレードで、
もし声に出して読んだら肥後が真似る森本レオ並に話が先に進まないレベルで句点を打ちまくる。
その上文章にメリハリがなく、表現も同じものを使いまくるので、
◯◯でした◯◯でした◯◯でしたと、
韻でも踏みたいのかと言わんばかり。
論文の内容の良し悪しについては、私は上司でも人事でも面接官でもないので判断できないが、
年下の私でも国語の誤りは指摘できる。

就業時間中に取りかかるのは原則禁止とは言われていても、
何だかんだみんな多少は手をつけたりしているが、
生真面目な彼は仕事は仕事できちんとこなし、
業務が一段落してから毎晩遅くまで一生懸命論文を書いた。

そしてある程度書き上がるとそれを印刷してこっそり持ち帰り、
なぜか上司より先に私に見せてくるので、
例によって例のごとく怒濤のダメ出し。

もちろん内容には一切触れないが、
「ここ日本語おかしいよ」
「こんなに句点いらない」
「句点打たなきゃ違和感あるなら、こういう表現使えば句点いらないし同じ内容伝えられるよ」
と、それはまるでカテキョのように(カテキョしたことないから知らないけど)
昇進しない私も毎晩手伝った。

私が手直しする前に上長に見せると何だか微妙な反応をされた箇所も、
翌日私のアイディアを取り入れて書き直すと好評をもらえたらしく、
若干不服そうな顔で帰ってきたりしたが、
そんな日でも結局私に添削を頼んできた。

そうして頭を悩ませながら毎晩日を跨ぐまで論文を少しずつ書いていた。
ある日も一生懸命書き足したり手直ししたり、夜中まで明け暮れていたところ
いつのまにか私の誕生日になっていた。
あーでもないこーでもないやってるうちに日付が変わり、
それに気づいたときには彼はテーブルに突っ伏して爆睡。
コイツ忘れてやがる。
しかし私の誕生日よりも、いまは目前に迫った昇進試験の方が彼にとって大事なわけだし、
終わったら祝ってもらえばいいやと思ってその日は寝ることにした。

翌朝早く、いつものように彼は自宅に戻った。
私もいつものように彼を送り出したあとに出勤の支度をし、仕事に出掛けた。
同僚やその日訪問した客にはとりあえず誕生日アピールして、
昼御飯おごってもらったり
缶コーヒーとかコンビニのケーキとかをもらったりして満足していた。

誕生日おめでとうのメールをくれる友達もだんだん減り、
そういえば去年は有休とってTDSにいたな?とか物思いに耽っていたが、
肝心の彼からは一向に電話もメールも来ない。
付き合ってから初めての誕生日なんだけど!と若干ムカついた。

そして仕事を終えてアパートへ帰宅したのだが、
玄関を開けてすぐ暗い部屋に違和感を覚えた。
誰かがいるとかそういう気配ではない。
しかし玄関マットの位置が5?くらい右にずれている。
携帯のディスプレイの明かりでマットを照らした。

マットの上に紙。変な楕円形の紙。
ボール紙を適当に切り抜いたやつ。
なんじゃこれ?と玄関の明かりをつけてみると、
その変な紙に一言。

「こたつの中を見てごらん」

えっw
見覚えのある字に思わず一人言をこぼして吹いてしまった。
いう通りにしてやんよ、とニヤニヤしながら部屋に入ってこたつ布団をめくるとまたも紙。丸い変な紙。

「ウソだよ。ホントはトイレのふたのウラ」

チキショウwww
コートも脱がないまま部屋に仕込まれた変な紙に踊らされて鼻息荒くする私。
よりによってトイレかよ、と思いながらもその変な紙にまたも従う。

ていうかトイレのふたのウラって何?
トイレのドアを開けたが変わった様子はない。
ふたの裏側に小細工された様子もない。

何だよ、と思いながらおもむろに蓋を閉めると、
開いていた蓋とタンクの間に出ましたあの変な紙。

ハサミで適当にきりましたみたいな変な形の丸い紙。

「れいぞうこの中見てごらん」

そして冷蔵庫を開けると、そこにはなんとケーキの箱が入っていた。
私が出掛ける前には当然入ってなかったもの。
こんなサプライズは初めてだったので、驚きと喜びで挙動不審になった。
まだ仕事中であろう彼にすぐお礼のメールをした。
本当は昼間誕生日おめでとうと言ってしまいそうだったらしいが、
忘れてしまっている風を装うために言わないでいたらしい。
もう、なんてかわいいやつ。年上だけど。
めちゃめちゃ嬉しかった。

ちなみにサプライズは本来あまり得意でないらしく、
ケーキ以外のプレゼントに関しては事前に用意してるとかは一切なかった。
彼は気にしいなので、勝手に用意して気に入らなかったら‥とか考えると何も選べなくなるから、
欲しいものを一緒に買いにいこうというタイプの人間だった。

その頃PS3欲しいなとか思ってよく口にしていたので、
(別にねだろうと思って口にしたわけではない)
じゃあそれ買ってあげるとか言われたけど、
彼氏にゲーム買ってもらうのは何となく嫌だったので
後日一緒に出掛けたときにハンドバッグを買ってもらった。

もちろんそのハンドバッグも嬉しかったけれど、
あの変な紙を一生懸命並べてたのかと思うと、
ハンドバッグよりケーキより一番あの紙が嬉しかった。

そんな初めての誕生日も過ぎ、
論文提出を済まし面接も無事に終えて、
いよいよ怒濤の年度末決算のラストスパートに入ろうかという頃、
あの恐ろしい東日本大震災が発生した。

震災発生時は仕事中で、私は一人で15時アポまでの暇潰しをしていたときだった。
あの船酔いのような横揺れは、完全にめまいだと思って(よくめまい起こすタチなので)
地震と気づくのに少し時間がかかったが、
地震だとわかったときは一人きりだったので本当に恐ろしかった。
会社携帯でも個人携帯でも誰にも連絡できない。彼はTwitterもやってない。
何時間も連絡とれず安否も不明。
ワンセグもないからラジオだけでしか情報を得られず、あんなに大惨事になっているとは思いもよらなかった。

一方彼はというと事務所にいたらしく、
会社の判断で即退社命令が出たので営業車乗りあわせで帰宅していた。

私は会社からの指示も伝わらず、
震災直後の混乱で渋滞に巻き込まれなかなか事務所にすら戻れないでいた。

どうにか事務所につくと、すぐに退社しろとのことで、
電車は全て運休してしまったので会社指示で車で帰路についた。
普段なら40分で帰れるところを、3時間かかってようやく帰宅すると、やっと彼と落ち合えた。

停電しているからとどうしようもなく車で暖を取っているときに、
私の母親が新宿で帰宅難民になっていることが判明した。
そのときの私は新宿駅があんな状況になっていたことも知らなかったし、
今日帰れないからといって大したことじゃない、どうにかなると思っていた。

どうにでもなるでしょ、という私に
優しい彼が初めて語気を荒くして怒った。
「お母さんかわいそうだよ!迎え行くぞ今から!どうせ停電して何もできないんだし!」
いやいやまだうちの親に会わせたこともないのに、いきなりこんな形で初対面?
私は全力で断った。本当にあんなにヤバイ状況とは思っても見なかったからね。

地震を大変な事態だと捉えていない私に、彼はガラケーのワンセグでニュースを見せてくれた。
そこで初めて東北にとんでもない津波が来たこと、公共交通機関がダウンして都内で何百万の人が足止めを食らっていることを知った。

彼と行くだ行かないだの言い争いをしている最中、
問い合わせ連打でやっと届く母からのメールでは、
なんとかなるのテンションから、本当に帰れない、泊まるところもないとの泣きの状態に落ちていき、
彼の説得を受け入れて母を迎えに行くことに決まった。

普段なら23区内には車で1時間程度で行けるのだが、あの日は片道5時間近くかかった。
電池切れ寸前のくせにテンパってうろつく母をどうにか探しあて、
(最終的には新宿から浅草まで移動していた)
そこで初めて彼と母が対面した。

会ったこともない彼女の母親を心配して、
自ら車を運転して迎えに行ってくれた彼の優しさに本当に親子共々救われた。
そのとき改めてこの人と付き合えて本当に幸せだと思えた。

震災が起きてから、彼は朝帰って自宅から出勤という生活をいつのまにかやめて、
私の家を生活の拠点にするようになった。

スーツも革靴も私服も少しずつ増えて、彼は自宅に帰ることがほとんどなくなった。

震災から二週間後、私は初めて彼の実家にお邪魔した。
会ったこともないのにいきなり泊まりは図々しすぎるからと、近くの宿泊施設をとってくれと話したのだが、
地元は田舎で泊まれる場所なんてなかった。ビジネスホテルもスーパー銭湯もラブホもない。
生まれて初めて訪れる県。そしていきなりの二泊三日。
彼の実家に泊まって、中日には地元の友達との飲み会につれていかれることになった。

彼の実家は駄菓子屋で、デレデレの対象のクソかわいい姪もいた。
まだ一人で座れない赤ちゃん。子供嫌いなはずの自分も、気がつくとデレデレしていた。
家族の前では私のことを「しっかり者で料理がうまくて仕事もできる子だよ」と紹介してくれた。
そんな風に家族にきちんと紹介してくれた人は初めてだった。
仲間内の飲み会も、正直参加は気が引けたのだが、
まわりのみんなもそれぞれ彼女や奥さんを連れてきていて、嬉しい反面品定めされてしまうのかと内心ビビっていた。

もれなく全員スーパー天然な家族に囲まれ、
周りの友達にも恵まれて、
自然豊かなこの田舎でのびのび育って、この人はこんな風に形成されたんだと知っていろいろ合点がいった。

家族は口を揃えて、
「本当にお兄ちゃんはこんなに天然なのに売れてる営業なの?」と聞いてきた。
どう考えてもあなたたちのほうが天然ですとはもちろん言えなかったが、
確かに付き合う前まで彼に抱いていたイメージは、仲良くなると完全払拭するぐらい一人歩きした噂だということは分かった。
はっきりいって私も彼があんなにも売り上げを叩き出すとはにわかに信じがたくなるほど、
彼はシャイで天然でいろいろなことに対して無知だった。

それからというもの、GWや夏期休暇、たまの3連休など、
ことあるごとに彼の実家に行くようになった。
彼の実家には親戚もよく来るので、親戚にも紹介された。
彼のお母さんは小さい頃の写真や新聞の切り抜きをいつもたくさん見せてくれた。
私は一人っ子で母子家庭で育ったから、大家族の彼がとても羨ましく思えた。

二人でいるときには、彼は私にすごく甘えてきた。
ベタベタゴロゴロ甘えるというよりは、小学生のガキみたいな甘えかただったけど、
それがまた可愛かった。
いたずらを仕掛けて怒る私を面白がって、取っ組み合って大笑いして、本当に楽しかった。
家ではそんな人が、会社ではバリバリの営業マン。
私だけが彼のオフの姿を知っているのは優越感以外の何者でもなかった。

そして彼とは大喧嘩もたくさんした。
お互い頑固でぶつかりあったけど、
喜怒哀楽をここまでさらけ出してぶつかったのは高校の頃の恋愛以来だった。
食べ物や音楽の好みも、洋服の趣味も合うしチャンネル争いもない。
彼が競馬に連れていってくれたように、私も彼に初めての経験をしてもらいたくてライブや野音に連れていった。

付き合って一年半が経って、一緒に過ごす二回目の彼の誕生日が迫ってきた。
今回の誕生日で30歳を迎えるので、ささやかながら記念の一泊旅行を提案した。
旅費と宿泊費は全て私が私が持つよ、と話すと、
「お金が大変だろうからプレゼントはいらないよ、俺もまだあげてないし」と気を遣ってくれた。
実は彼の誕生日の二ヶ月前に、私の25歳の誕生日を迎えていて、
仕事帰りにディナーをごちそうしてくれてはいたが、
自分で考えてプレゼントを用意できないサプライズ苦手な彼は、
「欲しいものは今はなにも思い付かないからいらないよ」という私の言葉を真に受けて、
本当になにも買ってくれなかったからだ。

だから彼も何か欲しいものがあってもねだれないのだと分かっていたし、
自分がもらっていないからといって彼にもあげないなんて嫌だったので、
(欲しいものが思い付いたときにねだればいいやという考え)
私はその旅行のときに彼にプレゼントしようと思っていた。

去年の誕生日は家でケーキを食べて、彼が欲しがった財布をあげたけど、
今年は私が考えたものを贈ろうと決めて、
二人で買い物に出掛けるときの彼の動きを注視していた。

彼へのプレゼントは通勤用の鞄に決めた。
入社当時から使い込んだボロボロのポーターのナイロンバッグを、
さすがに30歳を過ぎてそれでも使い続けるのはどうだろうと思ったし、
なにより彼がいつもセレクトショップやアウトレットで、
鞄を物色していたのを見ていたからだ。

鞄は私の独断と偏見で、私の好きなブランドで選んだ。
持ち帰ると隠す場所もないし、
とりあえず支払いだけ済ませてお店にそのまま置いてもらうことにした。

仕事の合間に旅行の計画を立て、
ホテルの予約をし、目前に迫った誕生日をどれだけ満足してもらえるか、
楽しみではあったけれど正直気が気でなかった。

あくまでサプライズなので、
彼に与える旅行の情報は最低限に抑え、
ご飯はどうしようか、
プレゼントをどのタイミングで渡すのか、
何度も何度も頭のなかで計画を練り直した。
ここまで一生懸命計画したのはこれが初めてだった。

そしていよいよ旅行当日になり、
荷物をボストンバッグにつめて、
出掛ける直前で彼にあるものを差し出した。
「なにこれ?」

私が彼に渡したもの、それは旅のしおりだった。
初デートで彼が寄越してきたあの旅のしおり。
私も彼に用意して、ここぞとばかりに過去最高のドヤ顔で突き出した。

「旅のしおりじゃん!あっ!俺のアイディア真似した?!」
と笑いながらページをめくってすみずみまで眺めている彼を見て、
すごく幸せだなと感じた。

しおりに載せたタイムスケジュールには、
ところどころ「ひみつイベント」と題した空白の時間を設けていたので、
彼はそこに興味を示して、どうにか私からヒントを引き出そうといろいろ質問してきた。

まるで小学生のように
「なになになになに?!
あれ、もしかしてこれって?時間的にメシだよね?
どこいくのなに食べるの?!」
とまくし立てる彼に若干イラつきながら、
「黙ってりゃそのうちその時間来るんだよ!ウルサイ!」
と制して、いよいよ目的地に向かう電車に乗った。

いよいよ目的地に着き、まず最初にホテルに向かった。
チェックインを済ませて、部屋の鍵と一緒に辺りを周遊できるフリーパスを受け取った。
普段は車で行動する私たちだが、今回は電車とバスで回りたかったので、
二日分のフリーパスを事前にホテル側に頼んで用意してもらっていた。

エレベーターで登り、部屋の前に到着した。
受付で受け取った鍵を彼に渡し、
「荷物持っててあげるからドア開けて」
と言い、彼に解錠させた。

ドアを開けるなり、彼は目を丸くして私の方へ振り返った。
「なんか、でかい袋置いてある。なにあれ?」

私はポーカーフェイスを保てなくなり、
ニヤニヤして彼を見つめると、
「あ!!!もしかして?!
‥プレゼント?!用意してたの?」

彼はいつもの少年のような笑顔を見せて、紙袋に飛び付いた。
「開けていい?なにこれ何入ってんの?」
と、私が促すより先に梱包を解き出した。

お店に預けていたあのプレゼント、
どうしてもびっくりさせたくてホテルにお願いして事前に送り、
ルームメイクの際に部屋にセッティングしてもらったのだ。

「今回は交通費と宿泊費と食事代で精一杯になっちゃったから、
プレゼントは何も用意できないけど許してね」
と、さも何も買っていないように装っていたので、
思いもよらない展開に驚きを隠せないようだった。

黄色のリボンをほどいて、
紙袋から出てきたプレゼントを見て大喜びする彼を見て、
また私のドヤ顔が止まらなくなった。

彼はその鞄のブランドこそ知らないようではあったが、
隅々までチェックして、ペンはここに、財布はここに、携帯はここに入れようなどと、
そのデザインと機能性を気に入ってくれたようだった。

そしてプレゼントでのサプライズでジャブをくらわせ、
夕方ホテルを出て辺りを少し散歩しながら、
ディナーを予約したお店に向かった。
行列を尻目に店内に入り席について、
コースの予約はしていなかったので、食べたいものを自由に選んで食べた。

上機嫌な彼はお酒も進み、一通り料理を平らげたあとも、
ワインのみたいからチーズ頼もう、とか自由なことを言い出した。
「いやいや私ワイン苦手だから」
「お腹膨れてるからもう少し待って」
とどうにか彼の要望をかわしたのだが、
それにはポーズの言い訳とは別な理由があった。

ここでも彼には内緒で、
旅行前に席の電話予約をしたときに、
バースデーデザートをオーダーしていたからだ。
ここでワインとチーズを頼んで彼まで満腹になられては堪らないので、
私はハラハラしながら必死で回避した。

コースを頼まなかったのも、
デザートがついてきてしまうからだったので、
最初に料理をオーダーするときから、心の中では
「そんなにいっぱいメインばっかガッツリ頼むなよ!」
「おいデザートのページ見るな!まだ食事すらしてないだろ!」
とヒヤヒヤしていた。

そのお店はバースデーデザートは普段は用意していないと言われたのだが、
あるデザートがとても有名なお店だったのでどうしてもそれを食べたいと言うと、
「ではお皿の縁にメッセージを書きましょうか」と提案してくれていた。

彼がちょうどいいタイミングでお手洗いに離れた瞬間、
店員さんを呼びつけデザートをお願いした。
そして彼が戻ってきて少しすると、
呼んでもないのに急に現れて話しかけてきた店員に、
彼はかなり驚いて挙動不審になっていた。

「お誕生日おめでとうございます!!」
そういって差し出されたデザートの皿には、
彼の名前とhappybirthdayの文字が書かれており、
周りの客に見られて少し照れながらもまた喜んでくれたのがわかった。

「あぶねー追加注文してたら食べきれなかったなこれ!」
「そうだよ、だからといってバラす訳にもいかないから、無理やりこじつけてオーダーさせないように必死だったんだよ!」
そんな会話をしながら、二人でデザートを分けあってたいらげた。

この時点で彼はもうこの日これ以上驚くことは起こらないだろうと踏んでいたようだった。
ディナーを終え店を出ると、ホテルに戻ろうとする彼にしおりを見るように促した。
「まだ帰らないよ」
「ほんとだ!ひみつイベント!まだなんかあんの??」

私が用意したこの日ラストのイベントは、
クルージングバーだった。
貸し切りにすると料金が高いので、時間予約だけしていたのだが、
運のいいことに私たちの他には客が一組いただけで、
ほぼ貸し切りも同然だった。

お酒をのみながら夜景を見て、
これ男女逆だよな普通、
私まるでプロポーズしようとしてる男かというほどの用意周到っぷりだわ、
なんて我ながら思ったりもした。

一時間位の周遊中に、今日あそこを歩いたね、
あっちにも行ってみたかったね、
海上からここの夜景を見たのは初めてだね、と色んな会話をした。
春先とはいえまだ冷たい夜の潮風が吹くなか、
甲板にでて誰もいない隙にこそっとキスをして、
全部自分が段取りしたのに感動して泣きそうになった。

そんな彼との一年半を思い返して、
今この瞬間、彼の節目の誕生日を祝えることにこの上ない幸せを感じた。

翌日は翌日でサプライズは用意していたが、
特筆すべき内容でもないのでここには書かないが、
人のために一から段取りして計画する旅行ははじめてで、
主役はもちろん彼なので、彼に楽しんでもらうことが大名目だけど、
プレゼンターとして私の役目を十分全うしたであろうことに、
私は言いようもないほどの満足感を覚えた。

あの誕生日から半年以上が過ぎ、
来月頭でようやく2年を迎える。
結婚の話はまだ出ていないけれど、
彼の地元にも何度も連れていかれたし、
彼の家族との総勢8名での旅行にも行った。

母子家庭で育った私には、こんな大人数での家族旅行は初めての経験で、
とても楽しいものだった。
いい年こいてみんなでプリクラとって、
旅行先でも家族写真も撮ってもらった。
彼の両親にも、「また来年も一緒に行こうね」と言っていただけて、
旅行の翌月からは彼母の提案で来年分の積み立ても始めた。

その他にも、彼妹と一緒にライブに行ったり、彼姉と姪と遊園地に行ったりもしたし、
彼姉一家は私達が住む方にも遊びに来てくれた。
夏休みには彼の親戚の家で流しそうめんパーティーに誘われたり、
親戚一同での宴会まで参加させてもらった。

ここまで相手の家族とどっぷり仲良くなったのは初めてだし、
母、姉、妹とはメル友だし、
さすがにこれで嫁にもらわれなかったら発狂したくもなるけど、
来月からはいよいよお互いの今の部屋を引き払って、
二人で新生活を始めることも決まったから、
すぐにとはいかなくても将来的にいい方に転べばいいなと思っている。

同棲は結婚が遠退くとかもよく聞くけれど、
いまのワケわからん半同棲生活でお金のこととかその他もろもろの面倒があるなか、
それらがきちんと片付くだけでも、
私たちにとっては大きな進歩だと思う。

もちろん喧嘩もすれ違いも何度も経験した。

でも私は感情を思い切り出してぶつかる恋愛はなかなか出来るほうではないので、
そういうところも全部含めて彼で本当によかったと思っている。

全部が好きとは言えないし、
腹立つところも相容れないところもたくさんある。
それはお互い様だと思うけど、それでもこうして一緒にいて、
嫌いなところも全部引っくるめて、やっぱり彼がいいと自信をもって言える相手がいるのは、
本当に幸せだと思う。

そのぬるま湯に浸って胡座をかいて、
知らぬ間に大事なものを失わないように、ここに書き留めたかったのかもしれない。

同じ社内という、こんなに近い場所にそういう人を見つけられたなんて私は本当にラッキーだと思う。
社内恋愛はもちろん面倒も多い。気も遣う。
うちの会社は社内恋愛禁止じゃないし、社内結婚もかなり多いから理解はあるほうだ。
かといえ噂好きな人も多いし、
私達は何だか社内でも目立つタイプのようなので、
面倒を避けるため大々的にはオープンにはしていない。

社内恋愛だからこそのよさも悩みももちろんたくさんあるけど、
出会いは案外近くに転がっているものかもしれない。


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