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同僚

短小包茎の彼氏を持つ女の子を1年半かけて寝取り俺のデカチンでイカせまくった体験談

短小包茎の彼氏を持つ女の子を1年半かけて寝取り俺のデカチンでイカせまくった体験談

先週末、とうとう念願の寝取りを実行できたので書いちゃいます。

優子と出会ったのは、1年半ちょっと前のバーベキュー。
会社の同僚たちとのバーベキューで、人数合わせで社員の女の子が呼んで来た友達。
期待してなかった俺は、優子をひと目見て気に入ってしまった。
26才でほんわかした大人しそうな外見。
顔は全員一致で「堀北真希」似。
最近のというか少し前の幼い堀北真希に似てる。
痩せてもいないし太ってもいない普通体型。
愛嬌もあって明るい性格で、自虐的なギャグも自らしちゃう子。

性格もイイし可愛いから、当然のごとく彼氏がいた。
それを聞いて同僚達が一気に引いたので、中盤から何気なく喋る事が多かった。
正直おれは運が良かったんだと思う。
優子を連れてきた子は、辞めていった元同僚の元カノだったんですよ。
なのでその子も加わって、3人で喋る事ができた。
2人じゃ会話が続かなかったと思う。

ちなみに元同僚の元カノって子は、それはもうビッチ過ぎるほどのヤリマン。
別れた後に聞かされた話だと、どうやら当時セフレが2人いたみたい。
元同僚を含め3人と、毎日のようにセックスしちゃってた子。
しかも別れる間際に携帯を盗み見たら、ハメ撮り画像やムービーがテンコ盛り。
実はその中の1つをこっそり貰ったんですが、それがマジで最悪なムービーだった。
男2人との3Pをしてるムービーでして、ゲラゲラ笑いながらチンコを咥え、アソコにも入れられてるアホ過ぎるムービー。
俺がそこまで知ってるとは気が付いて無いようで、今でも仲良くしてくれてる子なんです。

俺はこのビッチを利用する事にした。
優子はバーベキューをとにかく気に入ってたので、彼氏も連れてきて良いからまた行こうよ!ってビッチも含めて誘っておいた。
すぐに4人で行く事が決まり、初めて彼氏とご対面。
溜息が出るほど「負けた」と痛感した。
俺も身長は低くは無いが、彼氏は185cm越えでソフトマッチョ系。
顔はDragonAshの降谷建志に似てるんだから勝てるわけも無い。
ビッチですらメロメロな態度に変貌してたし。

初めて2人を見た日、彼氏が超束縛男だと知った。
ビッチが言うには、自分のモノを取られるのがイヤ、らしい。
他の男に取られる云々ではなく、自分の所有物を取られるのがイヤなんだとか。
自分の思い通りにさせたくて、まぁ単なるワガママってやつですな。
今まで女に苦労してきてないから、彼が望めば彼女は応えてくれてたんだと思う。

優子は自分の所有物だから、俺と2人で会話してると嫌な顔をする。
自分はビッチと仲良く喋ってても。
焼いてる肉とかの皿を俺に手渡すだけでも嫌な顔するレベル。
彼氏がトイレに行った隙に「束縛大変そうだねぇw」と言ってみた。
優子は「それも愛情表現だから嬉しいよ?」なんて言う。
こりゃダメだと諦めるしかなかった。
でもその後も優子がやりたいというので、2ヵ月に1回ぐらいでバーベキューをやってた。
その全てに彼氏もやってきてたのは言うまでも無い。

何度も顔を合わせてるのに、彼氏は妙に俺を避けてる感じがした。
俺みたいなブサイクとは仲良くしたくないってか?と聞きたくなる。
「彼女が呼ばれてるから来てるだけで、アンタとは仲良くなりたくない」
そういうオーラが出まくりだった。まぁビッチもそんなような事言ってたし。
そんな態度だから余計燃えちゃって、いつか優子を奪ってやる!なんて思った。

初めて彼氏が来なかったバーベキューの日、初めて優子の猥談を聞いた。
キッカケはやっぱりビッチで、その時だけは「ナイッス!ビッチ!」と褒めてやりたかった。
優子は今の彼氏以外では2人としか付き合ってないようで、セックスは彼氏で2人目。
自他共に求めるドMみたいで、ぶっちゃけエッチは大好きなんだとか。
激しさよりもねっとり時間を掛けてやる濃厚なエッチがお好み。
なのに彼氏は短時間で終わる早漏君だと言う。
前戯もチョチョイしかしないし早漏だしで、エッチに関してはダメダメだって笑ってた。

遅漏の俺はここぞとばかりにアピール。
前戯を含めて3?4時間はするとか、入れても普通に1時間以上はヤルとか。
初めて本気で食い付いてきてくれたので、帰るまで猥談にふけってた。
ちなみに車を出してた俺は、1人だけ全く酒を飲んでない。

彼氏は接待で、昼間はゴルフ、夜は飲み、っていう予定。
これはチャンス!と思ったので、戻ってからもうちょっと飲もうと提案した。
俺が飲んでないので可哀想だと思ってくれてたので、全一致で即OK。
車を置いてウチから近い居酒屋で飲む事にした。

店に到着した時点で、俺以外は普通に酔っ払ってる。
だからスタート時点から楽しかった。
終始Y談ばかりになって、優子のガードもユルユル。
いつもは彼氏がいてキッチリとガードされてた胸元から、がっぱりと谷間が丸見え。
思ってた以上に巨乳なんだな?と思いつつ、前屈みになる度に谷間をチラ見した。
しかも酔ってフラフラしてたお陰で、その巨乳に触れる事までできた。
トイレからの帰りに優子とはちあい、細い通路だったから避けながら隣を通過しようとした時、フラついた優子が腕に抱き付いてきたんです。
まるで谷間に腕を挟む様な感じで。
すぐに体が離れていったけど、あの感触は俄然ヤル気を出させてくれた。

あの日、勢いで突っ走りたかったが、そう簡単じゃなかった。
Y談をしてはいるものの、仲の良い友人が集まった楽しい飲みっていう雰囲気で。
酔った勢いでどこかに連れ込むなんて隙は皆無だった。
イジらしい気持ちのまま飲みはお開きに。
でもそれからは、バーベキューの後は飲みに行くのが恒例になった。
お陰で優子とは格段に仲良くなり、ドMでフェラ好きで襲われ願望のある実は隠れドスケベだという事も分かっていった。
もちろん彼氏がいる時はY談はご法度。

全く付け入る隙が無いまま時間だけが過ぎ、一緒に飲めるだけでもイイやって思い始めてた。
だけどやっと、本当にやっとですが、念願の大チャンスが到来しました。
それが先週末です。
ここまでの前置きが長くて申し訳ありません。
それだけ時間を掛けて狙っていたという事で許して下さい。

いつものように日曜日の朝、バーベキューで集まりました。
この日は同僚とその友達を含め、総勢8人でのバーベキューでした。
手短に書きますが、この中にビッチが気に入った男がいたんです。
目の色変えてモーション掛けまくりだったので、全員が悟ってたはずです。
案に「協力しろよ?」というオーラを出してくるので、別にビッチも嫌なヤツじゃないから協力してあげてました。
それはイイんです。
問題は優子と彼氏。

集まった時点から2人は険悪なムード全開でした。
聞いてみると前日彼氏が合コンに行ってたらしい。
「俺が行かなきゃ女が来ないって言うから行っただけ」と自信満々の彼氏。
「じゃーなんで電話に出なかったのよ!」と怒る優子。
「酔っ払ってて寝ちゃってただけだろ」とスカす彼氏。
「21時過ぎからずっと寝てたわけ?」と睨む優子。
要するに彼氏はほぼ浮気してたって話です。

ビッチの事を思って穏便に済ませようと頑張りました。
なのに終わって居酒屋で飲み直してた時、彼氏が最悪な事を口走ったんです。
「うるせーんだよ!お前は俺の言う事だけ聞いてたら良いんだよ!」
浮気疑惑をかけられてる男の言うセリフじゃないですよね。
周りも全員ドン引きでした。
苛立ってたのかいつもよりもハイペースで飲む彼氏は、終盤からグデングデンです。
帰る頃には1人じゃ歩けないほど酔ってて、俺が肩を貸して送る事になりました。

それをチャンスだと思ったのはビッチ。
お気に入りの男を引き連れ、彼氏を送るのに付いて来やがったんです。
「心配だから」とか言いながら、ちゃっかり男の手を握ってるビッチ。
タクシーに分乗して、彼氏を家に送っていきました。
俺・彼氏・優子と、ビッチとお気に入りの2台で。
ワンルームマンションの中に彼氏を運び、ベッドに寝かせてやりました。
優子は律儀にも手紙を書いてテーブルに置き、4人でマンションを出ました。

出た直後にビッチが「飲み直そう!」と提案。
どこで?アンタんちで!はぁ?無理だよ!良いじゃん!1人暮らしだし!
ビッチの変な目配せがあったから、渋々ウチで飲み直す事にした。
妙に楽しそうな優子は「エッチなDVDとかある?w」なんて言ってる始末。
酒を買ってウチに招き、飲み始めると優子と彼氏の話になっていった。
「あんな言い方されてイイの?」キッカケはビッチの一言。

そこから2時間、もう時計は2時半を回ってた。
俺は気付いてたけど、ビッチは見えないように男と指を絡ませてる。
邪魔者は消えてもらおうと思った俺は、煙草を買いに行くと言って男を連れ出した。
女2人を部屋に置いておくのは気が引けたけど、そうするしかなかったから。
コンビニへ歩いている時、ビッチお気に入りの男とぶっちゃけ話をした。
どうやらビッチの事は嫌いじゃないが、彼女にしたいとは思って無いという。
「でも誘えばヤレるよ」と教えると、そうするって事に決まった。

部屋に戻って買い忘れた物があると俺が言い、今度はビッチと男で行ってくれと。
ビッチも分かったようで、喜んで出ていった。
気が付いて無いのは優子だけ。
2人が出ていった直後に「シャワー浴びてもイイ?」と確認。
バーベキュー行ってたしね・・・なんて言い訳し、そそくさとシャワーを浴びた。
出てくると優子はさっきまで話題になってたAVを1人で見てた。
「おいおい・・・オナってねーだろうなぁ?w」
「ちょっ!!そんな事するわけないじゃん!」
「あれ?マジ?焦り過ぎなんですけどw」
「してないってば!wホントやめてよ!w」

顔を赤らめてたので、マジでもしかしたらしてたかもしれない。
でもそれは置いといて、2人が帰ってこないねぇ?とか言いながら飲んでた。
彼氏の話を聞いてやりながら、彼氏の味方になりつつ慰め続けた。
ウルウルした目を見ながら聞いていた時、ちょっとした沈黙が出来た。
数秒間互いに見つめ合うような沈黙。
ここだ!と思った俺は、近寄ってキスをした。
「だめっ」優子は軽く身を引いたが、腰を抱き寄せて再度キス。
「いやっん、だめっ」
優子は口では嫌がりつつも、舌を入れるとちゃんと絡めてくれた。
そこから念願のセクロスがスタート。

キス好きなのに彼氏はほとんどしてくれないとボヤいてた。
それを思い出して、焦らず時間をかけてキスをする事にした。
初めこそ遠慮がちだった舌使いも、中盤からはかなり積極的に動いてた。
舌を入れればしゃぶり付いてくるし、俺の口の中にまで舌を突っ込んでくる。
唇が少し離れたまま舌だけレロレロしたりすると、より積極的になってた。
後ろから手を回して肩をガッチリ抱き、片手は優子の手を握り続けた。
キスに没頭し始める頃には、俺の指に指先を絡めてくれてたのが嬉しかった。

終盤なんてキスしながら「はぁぅん、はぁぅん」言いながらキスしてくる。
完璧に俺へ体を預けちゃって、胸には柔らかいオッパイが押し付けられてた。
興奮し過ぎてたけど、焦って胸を触らずに、キスにだけ集中。
互いの唾液を交換するような濃厚なキスが、かれこれ10分以上は続いた。
やっと唇を離すと、優子の顔はトロンとして物欲しそうな表情になってた。

「俺キス好きだからもっとしてイイ?」
「えっ・・・でも・・・んぐぅっ・・」
返事が途中でしたが、またキスを再開してみた。
そしたら優子も「待ってました」と言わんばかりに舌を絡めてくる。
今度はもう少し手を出してみる事にした。

握ってた手を放し、パンツの上から太ももを撫で撫で。
体がクネクネ動くだけで拒否反応は無し。
太ももの内側を撫でてみると、背中を弓なりにさせたりして良い反応。
一通り太ももで焦らした後、お腹や腰を撫でていき、やっと上半身に到達。
わき腹の方から乳房の外側辺りを指先でツーッツーッと優しく触れた。
ただそれだけなのに、優子は口を半開きにしてハァハァ言ってた。
乳房の形を確かめるように、輪郭だけに優しく触れて撫でていく。
下乳や横乳をフワッと触るようにすると、しゃぶってた舌を離して「はぅっ」とか言う。
実際ここまで時間を掛けて愛撫したのは人生で初めてです。
キス・太もも・お腹や腰・乳房の輪郭だけで、30分以上かけてましたから。

舌を突き出してレロレロしてた時、至近距離で優子と目があった。
切なそうな苦しそうな目がエロく、我慢できずに下乳から持ち上げるように揉み上げた。
少し強めが好きって聞いてたから、遠慮しないでぐわんぐわん揉みまくった。
そしたら完璧にスイッチが入ったのか、俺に抱き付いてきて必死に舌をしゃぶってくる。
そのまま押し倒して床の上で両乳を揉み倒した。
俺の首に手を回して自ら頭を持ち上げてキスをしてくる優子。
太ももを股の間に入れてアソコを圧迫してやった。

スイッチが入った女ってのは本当にエロいですよねぇ。
あんなに可愛くて彼氏もいる子が、俺の太ももにアソコを擦り付けてくるんですもん。
必死に舌をしゃぶりながら、腰をクネらせて擦ってくる。
着てたロングTシャツを捲り上げて、ブラの中に手を入れて乳首をダイレクトに摘まんだ。
その瞬間、体がビビビビッと高速で痙攣。
ちょい強めに摘まんでコネクリ回すと、またしても高速で痙攣してた。
この時は絶対彼氏の事なんて頭に無かったと思う。
そう思ったら嬉しくて愛撫にも力が入るってなもんですw

乳首をコネクリ回し、アソコを圧迫し出して少しした頃でした。
「やったぜぇーっっ!!」と心の中で叫びたくなる動きがあった。
優子自らが勝手に俺の股間を触り始めたんです。
少し遠慮がちだったけど、モッコリしたパンツの上から優しく撫でてくれました。
焦ってチンコを出して触らせるのは早いと判断し、そのまま放置して俺は俺の愛撫に没頭。
ギンギンに勃起してたから、恐らく撫でただけで形が分かったと思う。
何も言わないでいると、今度はたどたどしく握ってきた。
ギュッギュッと何度か優しく握られ、その後は指先で裏スジをツーーッツーーッとされた。
こいつエロ過ぎるじゃねーか!とゾックゾクした。

優子はタイトなパンツを穿いてたので、どう脱がそうか考えながら愛撫してた。
ベルトはしてないからまずはTOPボタンを外してみる。
するとチンコを触ってた手が俺の腕を掴んできた。
「これ以上はダメ」と言わんばかりに。
だからボタンは外したけど、そのままお腹を撫でる事にした。
しばらくそうしてたら掴んだ手が離れ、またチンコを触り出す。
相変わらずキスは続いてたので、頭の中は大混乱してましたw
キス・胸・下半身の攻防・・・あ、それから触られてたチンコの感触も。

何度もチャレンジするしかなかった。
背中や腰を撫でながら、今度はジッパーを降ろしにかかった。
途中で腕を掴まれたが無事に降ろす事に成功。
でもまた「分かりましたよ」と言わんばかりに、腰や背中を撫で続ける。
警戒しているようで、少し手を動かすと腕を掴もうとするからちょっとウケた。
それでもちゃんとチンコをニギニギしてくれる本当にエロい子です。
意表を付くしかないと思ったので、少し激しくキスをしてみました。
俺にあわせて激しく舌を絡めてくれる。
キスに集中したなと思った瞬間、お腹から一気に手を突っ込んでいきました。

優子の手は少し遅れて俺の腕を掴んだが、時すでに遅しです。
本当はパンツの上から触ろうと考えてたけど、偶然にも手はパンツの中へ突入。
モジャった陰毛を超えた直後の絶壁の下には、驚くほど濡れた陰部がありました。
そこに指先が到達した頃に腕を掴まれたわけで、優子は「やぁぁっっ」と腰を引いた。
でもパンツの中ですから、そう簡単には抜けません。
むしろ抜けまいと指を引っ掛けるようにしたせいで、膣入口に指先が少し入った。
こんなにも濡らしてる女に出会ったのは初めてです。

オマンコをダイレクトに触っちゃってからは、もう諦めたんじゃないかと思う。
クリトリスをヌルヌルした液まみれの指先で撫で回す。
舌を必死にしゃぶったり口から放したりしながら、感じてるのを必死に隠そうとする。
少し強めにクリを擦ると、そんなあがきは無駄に終わりました。
「もうだめっ、あぁぁんっ!もうだめっっ!」
腰がウリンウリンと円を描くように動いた直後、それだけの愛撫で優子は昇天した。
頭を仰け反らせ、体を震わせながら、強く足を閉じてビクンビクンしてた。

もっと焦らそうと思ってたのに、こんなに簡単にイクとは予想外です。
まだ腕も疲れてないからそのまま継続しました。
俺の腕を掴んで「もうだめ」を連呼されたが、すぐにまた喘ぎ出してた。
そんで初めて俺に向かって「イイッ・・」と言ってくれたんです。
その直後にハッとしたのか、すぐに黙っちゃいましたけどね。

クリトリスを中心に撫で回しながら、時々アナル方向へと指先を滑らせる。
膣入口に指先が到達すると、さも入れて欲しそうに腰が前に少し突き出るのがエロい。
それでも指入れず、またクリに戻って愛撫再開。
初めにやろうと思ってた焦らしを開始すると、優子の反応は恐ろしいほど変わった。
俺の目を見て何か懇願するような表情になり、舌を出すと「あぁぁんっ」と言って咥える。
股間を太ももに押し付けると、「ゴメン!忘れてた!」とばかりに触り始める。

清楚だと思っていた妻はデパートの同僚たちとヤリまくるビッチだった

清楚だと思っていた妻はデパートの同僚たちとヤリまくるビッチだった
結婚して半年、私は毎日が楽しくて仕方がなかった。
妻と知り合ったのは、いわゆる合コンという奴だ。私がいた支店の取引先に、業界でも比較的老舗のデパートがあり、そこの経理部の男に誘われたのだ。
「俺らの業界はだめっすよお。うちの店の女のこなんて、俺らのことなんて無視っすよ、無視。将来性ないから。
Tさんがコンパきてくれたらサイコ―にモテるとおもいますよ」
彼は少し卑屈な笑い方をしながら言った。

「N銀行っつったら、最大手っすもんね。それもTさんはバリバリ出世コースだし」
最近融資をしぶるようになった私の会社に気を使ってか、彼は必要以上にへりくだっている。
大学卒業の時彼女と分かれて以来、ほぼ10年きちんとした彼女を持っていない私は、そろそろ結婚を考えなければいけない年になっていた。
妻帯者でなければ、海外赴任もままならず、なにより女性にもてないダメな男と言われるのはプライドが許さなかった。

「じゃ、自己ショーカイっす。こちらがN銀行H支店、33にして副支店長のエリート、Tさん!。」
流行のエスニック風居酒屋に集まったのは、私とその男、そして2人の女性だった。
ひとりはどうも幹事の男とかなり親密らしく、やたら体を触りあっていた。
もう一人の、栗色のショートの髪をした、顔の小さい女性が妻だった。
「かなちゃんはあ、コンパとか嫌いだからあ、慣れてないんですよお、Tさんどんどん話してあげてくださいねえ」
妻の友達らしい、派手な顔をした女が、早くも酔っているのかそんなふうに私をけしかける。その横で妻は恥ずかしそうに笑っていた。
「Sさんは、エレガなんすよ、エレガ!でもってこんなに可愛いから社内でも社外でもファンが多いのに、真面目なんすよねこのこ」
男はそう言って、照れる妻に、Tさんは大丈夫、ちょ―真面目だから、と言った。
私は彼女を一目で気に入ってしまった。派手に遊んでる、といったデパート業界への偏見も、話していくうちになくなっていった。
その後、数回デートを重ね、知り合って四ヶ月、私の隣の市への支店長としての転勤とほぼ同時に結婚式をあげた。
すぐにでも家に入って欲しかったのだが、後任が決まる春まで働かないとお店に迷惑がかかるといって、しばらく妻は働く事に決めていた。
そういうきちんとしたところも、私が彼女を妻に決めた理由のひとつでもあった。

ある日、私は前にいた支店に用事があり、妻の働くデパートの近くまで出かけた。
稟議に時間がかかり、その日はその町で夕食を一人で食べるはめになった。
妻は父親が入院することになり、一日だけ実家に帰っていたのだ。
和風のこぎれいな居酒屋で一人酒を飲んでいると、隣の個室が騒がしくなってきた。
体の大きな男達が五,六人で騒いでいる。すると私の耳に突然、妻の旧姓が聞こえてきた。

「ショックですよおー。本社研修から帰ってきたら、Yさん結婚してるんすもん。それもなんかどっかの銀行のやつですってえ?」
妻の会社の人達なのか?私はついつい聞き耳を立てていた。
「お前が全日本に選ばれるから悪いんだろ?おかげでこっちは一部守るのに大変だったんだぞ」
間違いなく妻の会社の連中だ。彼女の勤めるデパートのラグビー部は全国的にもトップレベルのチームで、有名大学から何人も選手がはいっている。
「ショック大だよなあ、、。俺すっげえファンだったのになあ、、。エレガであんだけ清楚な人もめずらしーのになあ、、。」
私が優越感に浸りかけた時、彼らが大声で笑い出した。
「Yが清楚?うはははは、、。お前ホントまだうちの店わかってないなあ。」
どういうことっすか?彼が聞いた。私も胸の鼓動が激しくなってきた。
どーもこーもないって、同期のこいつに聞いて見たら?障子ごしに言葉が私の耳につきささっていく。
「ここにいるやつら、みんな兄弟だぜ?お前以外。あいつ、、うちの部のフィジカルマネージャーだもんな」
兄弟?みんな?私の疑問を仲間はずれの男が聞いてくれた。
「マジ?マジすか?倉田、、お前も?いつからだよ?結婚する前?」
私は手が震えてくるのを押さえられなかった。そんな、、ばかな、、。

「まえっつーか、いまもっつーか、、。俺、最近練習前に屋上でするのがくせになってるけど、、」
あ、お前も?あいつめちゃくちゃフェラうまいだろ?やっぱ制服立ちバックは男の夢だよなあ、、。
信じられない会話が障子の向こうで繰り広げられる。話しはどんどんもりあがり、男の一人が妻の携帯に電話をかけ始めた。
仲間はずれの男が妻と喋っていて、あさって飲みに行く約束をとりつけていた。
私は、なにかのまちがえだ、同じ名字の同僚に決まってる。
あの、清楚な妻が…と必死で自分を納得させていた。障子の向こうから声が聞こえる。
「ま、うちのあの制服を着たYが、屋上で俺のをしゃぶってくれると思うと、俺もまだまだ現役続けなきゃって思うよなあ」
「ど、、ど、、どこうか?屋上のどこっすか?」
「お前もしてもらえるって。あの従業員用のCエレベーターをあがって、階段のぼった乾物倉庫あるだろ?あっこがナーイススポット。鍵もかかるし、ま、ほとんどつかってねーし。」
「俺、あそこでYさん後ろからしながら、ダンナさんの話聞くのすきなんすよ。」
「お前ヘンタイだって。そーいえば去年までいたクインシーが、すっかり制服マニアになって帰っていったのは笑うよなあ」
「俺はホテル使うけどな。制服よりアイツのボディ、、さいこーだって」
私は、彼らの話しが、別の女にかわってもその店を出ることが出来なかった。
二日後、家を出る妻は、今日は送別会でちょっとだけおそくなる、といって家を出ていった。
私が帰宅するころには帰っていたし、なにも変わった様子は見えなかった。私が聞いた話しはなんだったんだ…。

私はその翌日、入社以来始めて有給を取り、妻の勤めるデパートへ向かった。
従業員通路の警備員は、私の事を覚えていた。
店長やブロック長と一緒に入る事の多かった私を、彼はVIPだと思っていたらしく、すんあり中へと入れてくれた。
こんなことしてなにになる、、。私はつぶやきながらCエレベーターを探し、最上階まで行き、階段を上り右に曲がり、乾物倉庫へたどり着いた。
ドアは開いていた。私は中に入り積み上げられたダンボールに身を隠した。

こんなことして、、俺はどうしたっていうんだ、だいたい妻が浮気してたとしても、ここって決まってるわけでもないし、、
大体あの話が本当だって証拠もないし、いや、あれは連中の願望、いや妄想だ、私はそんなことを考えながらうずくまっていると、昨夜一晩中悩んだせいか眠くなってきた。
…、ガチャ…ドアが開く音で目を覚ました。自分がどこにいるのか、思い出すまでに少し時間がかかった。
俺は、、ここで、、ぼーっとしている私の耳に、聞き慣れた声が聞こえてきた。

「もー、、。誰に聞いたの?この場所の事、、。」
妻の声だった。
妻が、妻が大柄な男と2人倉庫に入ってきた。
「いや、、別に、、。男の夢っていうんですかねえ」
あの居酒屋で、ショックだよなーといっていた声だった。
「あと四十分しかないよ、昼休み。山口君のとこのチーフって金さんでしょ?あの人きびしーよお?」
制服を着た妻を見るのは、実はそれが始めてだった。エレガが好き、とか制服はいい、とか私はとても言えなかった。
知的な会話をこころがけてきたのだ。しかし、モスグリーンのジャケットにピンクのスカーフ、そして黒のタイトミニの妻は、家にいる時の何十倍もいい女だった。
「大丈夫です。あの人俺がオールジャパンってことすっげえ自慢してるらしいですし、業者に。なんか妙に気に入ってくれてて」

「山口君、おじさんうけもいいんだねえ。でも、、昨日したばっかりなのに、、猿ってるよお」
妻は笑いながら彼の足元にしゃがみこむ。それが当然のことのように。
「あんなん、メシ食って、そのあとたった一時間だけじゃないすか。ダンナさん帰る前に家にいなきゃって、かなこさん早番だっていっても、帰るの8時は、、短すぎますって!」
妻はゆっくり彼のベルトをはずし、ズボンをおろしながら話す。
「しょうがないでしょ?今年の新人は生意気だなあ、、。
悪いと思ったから、ホラ、今日は君の夢ってのをかなえてあげてるじゃない?」
トランクスだけになった彼の股間を、妻は細い手でなでまわしながら話す。
「ああ、、。マジすか、、。かなこさんって、なんでそんなエッチなんすか、、。」
「うーーんとね、なんでだろーねえ。でも、家庭とエッチはわけてるよん。ちゃーんと」
妻の手はトランクスを降ろし、とびでてきたものを軽く握る。
若いラガーのそのものは、昔のコーラのビンにそっくりだった。
妻はおの剛棒を2,3回しごくと、ためらうことなく舌を先に這わせ始めた。
私の3メートル先で、私の妻が他の男のものをしゃぶっている。私の、結婚4ヶ月の妻が。
あうう…。若い男は体を震わせている。
モスグリーンのジャケットに、小柄ながらアクセントのある体をつつんだ妻は、白い手袋をしたまま20センチ以上はある剛棒をしごきながら、舌を頭から括れ、そして根元へと丁寧にはわせている。私に気がつかず、目の前で。

「ここも全日本入りできそう」
妻は若い男を潤んだ目で見上げながら、先から根元、根元から先へと何回もその柔らかい舌を往復させる。
私は、まだ彼女にその行為を頼む勇気がなかった、、。なんて気持ちよさそうなんだ…。
「あふ、、。ああ、、ホント、、夢かないましたって感じですよお…。制服だもんなあ、、あ、、あ、ダンナさんにはいてあげるんですか?」
妻は棒の中ほどまで咥えながら、たしなめるように頭の動きを早め始めた。
「あ、、やべ、、だめ…」
男は妻の頭をつかむと、軽く下半身を震わせていた。口に、、私の妻の口に出している。
妻は少し顔をしかめると、ゆっくり搾り出すように棒をしごき、何回か喉を振るわせた。飲みこんだのだ。
「さいこーですよ、、。でも、、まだ20分ある」
若い男は妻を強引に立たせると、硬くそびえたったままの剛棒を握って、彼女の両手を壁につかせ、パンストを丁寧に、しかしすばやくおろした。
「うわ、、いろっぽすぎますって…。」
彼は妻の腰をつかむと、そのままゆっくり腰を突き出して行った。妻はくぐもった声を出しながら、彼を受け入れていた。
「うわ、、ん、、俺制服きたエレガとやってるよ、、それも、、人妻…しんじられねえ、、。」
彼は憑かれた様に腰を激しく動かしている。妻はときおり、喉の奥からくぐもった声をだしながら、快感に耐えているように顔を臥せている。
「ああ…山口君、、すごい…、。」
妻の黒いヒールは脱げそうになっている。若い男はどんどんスピードをあげて腰をたくましく動かしていた。
「ピ…ピル飲んでるんですよね、、いいですよね」
妻がうなずく。若い男は、妻の括れた腰の、細いベルトをつかみながら、低くうめくと下半身を細かく振るわせた。
中にそそぎこんでいる。私の妻の中に。彼らが倉庫からいなくなってから3時間の間、私はめそめそ泣いていた。
妻が仕事をやめるまでの2ヶ月の間、私はそのあと一回だけそのデパートへと向かい、倉庫に隠れていた。
その日も妻は来た。私に彼女を紹介してくれた男と一緒に。

彼は、あいつまじめだろ?絶対出世するし…。
広い家に住んで、買い物いほうだいだぜ?感謝しろよな、、おい、、と乱暴に妻の胸を制服の上から揉みひしぎながら、柔らかい舌の動きを楽しんでいた。
彼はラグビー部ではなかったが、、異様に大きなものを妻の口に出し入れしていた。
「あいつでも、、セックスへたそうだもんなあ、、。
お前もあいかわらずビー部の連中くいまくってるんだろ?ええ?おい?」
男は妻の顔をつかんで、激しく上下させた。妻はまったくいいなりだ。
男は妻をたたせると、壁に押し付け、胸をまさぐり、制服のタイトスカートをなでまわすと、パンストをおろし、妻の片足をもちあげ、前から挿入した。
「うちの制服は、、ん、、しめるなあ、、。マニアの中で一番人気なんだぜ?、、色っぽいモンなあ、、このスカーフも…」
男はやせぎすの体に似合わない動物的なはげしさで腰を送りこむ。
妻は男にしがみつきながら、微かに声を上げ、黒のヒールをぶらぶらさせながら、男のだしたものを中で受けていた。
今私の横で寝ている妻は、もう仕事を止め、専業主婦をしている。こころなしか少しふとってきているような気がする。
浮気もまったくしている気配がない。妻は残りの四ヶ月で充分その性欲を発散させたのだろうか。
私はあの時見た妻の姿、制服を着てひざまつき、男のものを咥えている姿、黒のタイトミニを捲り上げられ、後ろから責められている姿をどうしても忘れる事ができなかった。

職場の同僚とカラオケ

今度はカラオケの日のことです。
このカラオケ、あすか様とも一緒だったんですよ。。。
ある意味この日が、あすか様との関係のはじまりだったのかも?って思うので、書いときます?
あの。。。も、妄想ですよ。。。

妄想:「職場の同僚とカラオケ」

あの日、まよは職場の同僚とカラオケの予定だったんです。
実は数日前から変な気分になってしまってて、いけないことをしちゃおうと妄想してて。。。
ホントに実行しちゃったんです。
その時の報告です。

そのいけないことというのが、酔ったふりして同僚たちの前で脱ぎカラをすること。。。
みんなが見てる前で、裸に!までは捕まっちゃうからできないですけどw
1枚だけ残して脱いじゃうことを思いついちゃって。
どうしても実行したくなっちゃったんですぅ。。。

その日は6時ごろに仕事終わって、更衣室で着替えたんです。
朝からずっとドキドキしてて。
着替えてる時も、あぁこの服で今日は露をするんだなぁって思ったりして、すっごくドキドキでした。。。
アソコがじゅわって感じで。。。

あぁこれはダメだって思ったので、ライナー新しいのに付け直したりして。
ホントは宴会の時から外していこうって思ってたんですけど、ドキドキして絶対にいっぱい汚しちゃいそうだったから。。。

で、宴会は職場のそばの飲み屋さんで。
飲み会の席では、いっぱいお酒飲ませてもらいました。
主にはビールですけど、それ以外にも、カルピスチューハイとか、梅酒とか、日本酒なんかも。
酔ったふりしなくても結構酔ってたのかもにひひw
いっぱいおしゃべりしたはずですけど、まよはこの後脱ぐんだってドキドキで、なに話したかあんまり覚えてないw
そして、予定通りに2次会にカラオケに行くことになって。

まよは、酔ってはいるけど、実は意識はしっかりしてたのでw
まよ、お酒強いんですよねww
ホントいよいよだって思って。
すっごくドキドキしてました。。。

カラオケに行く直前に車とりにみんなで職場に行ったんですけど、トイレに寄らせてもらって。
ビデできれいに清掃?
ライナーも外して。
準備完了?w

そして近くのカラオケまで乗せてもらって移動。
でもカラオケについたら同僚男性いるし。あせっちゃいました。。。
まよ、男性に見せるつもりは無かったので、あらら。。。って感じでした。
今日はもう無理かもって思って。残念な気分に。。。
だって愛する彼がいるし、男性の前でなんて脱げないですよね。。。

どうしようどうしようって思いながら。。。
脱ぎカラ(点数しだいで脱がないといけないゲーム)を言い出せないまま。。。
仕方ないので、お酒ばかり頼みまくり。

でも夜の11時すぎぐらいに、唯一の男性が帰ってくれたんです!
「そろそろ帰らないと、午前様になって奥さんの機嫌がね」って。
周りのみんなが「え?!」って引き留めてたんですけど、こっそり心の中で「帰れ?」って思ってましたww
あっでも普段は別に彼嫌いじゃないですよ。
ただね今夜だけはダメにひひw
計画実行できなくなるもん。

彼が帰った後、仕切り直しだってなって。
あらためて乾杯?
でね、まよは提案してみちゃったんです。
「今から歌の採点で、点数低かったら脱ぎねぇ」って。

当然のように反対されたんですけど、
酔ってるふりしてるまよは、「やるの?やりたいの?やらなきゃヤなの?」ってダダこねて。
周りはうわ?酔っぱらいって感じで見られてたけど仕方ないねって感じ?

そしたらAちゃん(あすか様w)に、
「じゃ、まよちゃんだけ95点以上で他は60点ならいいよ」って言われてしまって。。。

え!そんな高得点!って思いましたけどw
まよは「うん。うん。いいよ?。なんでもこいだよ?」って。
Aちゃん「え!マジで言ってるの」って感じでしたけどw
まよは「じゃはじめる?」って、一番乗り。

点数低くて計画通りに脱ぐことになって。
てか、95以上ってふつうなかなか無理ですよねw
AちゃんにもKちゃんにも「ほらほら脱ぐんでしょ?」って言われて。
「脱ぐ。脱ぐ。でもその前にトイレに行ってくる」って、トイレに。
Mさんに「あっ逃げた?」って言われながら。

そしていよいよだって思いながらトイレで、ニットの下に着てたタートルネックのヒートファクトとシャツとを一気脱ぎw
今思うと、なんで2枚いっぺんにって感じですけど。
だってもう時間があんまりないかなって思ってたので。
急がないとってその時は思ってて。

トイレで下着姿でドキドキ。。。
ニットの下は下着になって部屋に。
移動の廊下が、かなり恥ずかしくてドキドキ。。。

部屋に戻って。
まよは「ほらほら脱いできたでしょ?」って言って。
Mさんに「本当に脱いでるの??」って言われたから。
ほらって、ニットの隙間からチラって下着を見せて。
すっごくドキドキ。。。

で、みんなで順番に歌ってても誰も、60点以下になんてならなくて。
60以下も普通に歌ってたら難しいですよね。。。
で、またまよの順番が来て、みんなの前で歌って。
でも当然また95以上なんて出なくて。
まよ「まただよぉ;;」って言いながら、悔しそうに(ホントはドキドキしながら)席に戻って。。。

誰も脱いでとか言わないけど、なんか見つめられてるから。。。。その場で手をニットの中に入れてブラ脱いで。。。。
みんなも何だか変な雰囲気になってきてるかな?って感じで。
まよはもっと酔いたくなっちゃって。

ノーブラなのにお酒をさらに追加注文。
Mさんに「もうw飲みすぎじゃないの」って言われたけどw
お酒持ってきてくれた店員さんの前でノーブラにニットだけ。
すっごくドキドキ。。。

また、まよの順番が来て、ももクロの「サラバ、愛しき悲しみたちよ」を熱唱!
もうドキドキ興奮してるし、テンションあがりまくりで。
すっごくノリノリで踊りながら熱唱!
なんと95点!!
まよ的には「あれれ;;」でしたけど。
周りは「脱がなくて良かったね?」だって;;

次の歌こそ下手に歌うぞって思ってたんですけど、夜の12時ぐらいにそろそろ終わりにしようかってなって終了?ってなってしまって。
まよは結局脱げず仕舞いでいけず仕舞い;;
もんもんとしたまま帰路についたのでした;;

帰りの車の中でも、「もっと遊びたいなぁ。。。」って言ってたんですけど。
「もうまよちゃん飲みすぎやで」、「また今度いこ?」って感じでした。
家の前まで送ってもらって、バイバイして。

欲求不満なままだったから、家のトイレでしてしまいました。
でもホントはみんなの前でしたかなったなぁ。。。って、思ったりしちゃいました。。。
無理ですけどねw

でね、これには後日談があって。。。

あの後、とってもとってもびっくりすることが。

それは一緒に行ったAちゃん(あすか様)から、下のメールと写真が来ちゃったこと・・・
「まよちゃん、おつかれさまー。昨日は楽しかったね♪
でも昨日は酔っ払い過ぎ(笑)
昨日さ写メ撮っちゃった。
まだほかにもっとすごいのあるよ。
どうして欲しい?
みんなに見せちゃおかな(笑)」

なんて返事したらいいんでしょぉ。。。
まよはどうしたらいいんでしょう。。。
すっごく悩みました;;
まよは全然気づいてなかったんですけど、だいぶ見えてたみたいですぅ;;
結構はだけてたみたい。。。

確かにボタンとれちゃうんで何度か直したような気はしてたんですけど。。。
まだほかにもあるよって。。。
もっとすごいのあるよって。。。すごい怖くなって;;
他のはどんなのがあるのかすごく気になって;;

Aちゃん(あすか様)とは仲良くしてるし、勇気を出して。
メールに返事を出したんです。
「こんばんはぁ。メール見てびっくりしたよぉ;;
みんなには内緒にしといて?言わないで?お願いしますお願いします。
まよね、昨日のことさっぱり覚えてないんだよねぇ。。。
こんなことしてたんだがーんってかんじでぇ。。。
ホントごめんなさい;;
うみゅ?あせる飲みすぎは危険だよねぇ。
ところでさ、悪いんだけどさ、他の写メもあったら送ってもらいたいんだけど。
よいですかぁ?
どんなことやっちゃってたかさ、知りたいからさ。
お願いします?」

こんな感じに返事出してみたんです。
返事が来るまで、すっごく怖くてなってて。
しょんぼりしてました。。。
次の日に職場に行ったら、まよの写真貼り出されてたりしたらどぉしよぉ。。。
どうしたらいいんだろう。。。
まよ、職場でさらし者になっちゃうぅ。。。って。あせってました。。。

写真禁止って言っておけばよかった。
って酔ってるからそんなこと頭回らない。
てか、撮ってるの気づいてなかったし;;
って感じで、すっごくすっごく動転・・・

そして、Aちゃん(あすか様)から返事が来て。
「メール返事こないから、みんなに見せちゃうとこだったよ。
あと30分遅かったらきっと見せてた(笑)
本当に覚えてないん?
なんか普通に意識あったみたいに見えたんやけどー
全然覚えてないん?
他に撮ったのも送るね。
ブラとっちゃうから、結構見えてたし。
歌いながら踊ってパンツ見せるし(笑)
酔っぱらいやんって思ってたよー
そんな恰好なのに、ビール頼むし。
店員さん持ってきてくれたときさ、こっちが恥ずかしかったよー。
本当に全然覚えてないん?
あと、帰る前のトイレすごい長かったやん、なにしてたん?覚えてないの?」

って。。。また写真と一緒に送られてきて。。。
うわうわ?うみゅ?;;
まよ見せすぎてるぅぅ。。。
こんなんだったんだぁ;;
こんなにも見せてたんだ。。。
ってすっごくびっくりで。。。

まさかこんなに見せてるなんて思ってなくて。
ホントびっくりで。
恐怖で;;
それなのになぜか、
「すごい。。。」
「もし、時間があって下着全部脱げてたら、もっとすごいことになってたかも。。。あぁ?」
みたいなこと考えちゃったりもして。。。

困ってるはずなのに、何でかドキドキラブラブしちゃってる自分もいて。。。
どうしたらいいでしょう?どうしたいんだろう?
自分がわからない????
って感じでした。

でもとりあえず、消してくださいってお願いしないといけないって思って。
だって顔もわかっちゃうから。。。
送られてきたのには全部写ってたから。。。

まよ、Aちゃん(あすか様)になんて返事を出したらいいかホント悩んで。
ホント恐怖で!
なのにドキドキで。。。
ぶるぶる震えちゃってて。。。
それなのにキュンってなってる感じで。
わかってもらえませんか?
なんかすごい複雑な感じで。
もうホント返事に悩んで。。。

そしたらまよが返事を出さないうちに。
Aちゃん(あすか様)から、さらにメールが来ちゃいました。。。
「返事無いよー
おーい。まよぽーん。
生きてるー?
あっ怒ってなんかないんやからね(笑)
すごい楽しかったし。またいこね。
明日ちゃんと仕事おいでよ。
昨日のメンバーみんなホント楽しかっただけで、怒ってなんかないんやから。
まよちゃん盛り上げてくれてありがとうって感じやからね」
って。

そのメール見て、ホント安心しましたぁ^^
Aちゃんは怒ってないみたいってわかって。
とりあえずまよは、
「返事が遅くなってごめんね。。。
ちょっと晩御飯の準備してた。
まよさ、全然記憶なくて、こんな恥なことしてたんだぁ。。。
恥ずかしい。
ホントごめんなさい。。。
昨日のメンバー以外には内緒でお願いしますぅ。
あと写メ消してください?
お願いしますぅ。
お代官さま?
お願いします。お願い?」

ってメールして、Aちゃん(あすか様)の様子をうかがってみて。
ほっとしたら、その日のことまたあらためてドキドキしてきて。
すごいことしちゃってますよね?

カラオケで、3人の前で、ほぼストリップしちゃったんだって感じで。
ホント、ドキドキ。。。
今でもこのときの写真見たり、想い出すとすごいドキドキします。
Aちゃん(あすか様)、写真撮っててくれてありがとうって感じでしたw

まよの中では、ここまではできてなかったって思ってたのに。
服着たままで全然見られてないって思ってたのに。
意外とすごいことまでしちゃってたんだって感じでした。

それからまたAちゃん(あすか様)から返事が来て。
「えーーーーー
だってせっかくの貴重な写メだよ。
消すなんてもったいないやん。
ムリ。
ところで、本当の本当で、記憶無いん?
飲んで記憶ないとか、やばいやん(笑)
本当はちょっとは覚えてるんやないの?」
って。。。

まよはその返事に、
「そんな貴重なものじゃないやんw
ただ恥なだけだよ?
消してよ?
だってウィルス感染とかして流出したら怖いやんかぁ。。
お願いしますお願いします土下座
記憶は・・・・
怒ってないんだよねぇ?
絶対怒らない?内緒にしてくれる?
実は・・・
ってホントはやっぱ覚えてないんだよね?」
って返して。

そしたらまたAちゃん(あすか様)から返事が来て。
「だって消したらもう見られないし。ヤダ(笑)
ぜーったいヤダ(笑)
明日また見せたげる。まだこんなのもあるんだよー
ウィルスとか大丈夫だよー
怒ってないけど、嘘は嫌だよ。
だってさ、うちらのなかやんか。
本当は覚えてるんでしょ?」
ってまた別の写真付きで送られてきて。

いったい何枚撮ったんだろぉ??。。。って感じでした。
そんな感じで、その日は、見られちゃった見られちゃった!ってずっとドキドキしてました。
写真消さないって言ってるけど、あの後、顔が写ってるのは消してくれたんです。
良かった。
それより、まよが記憶があること疑われてるみたいで。。。
そっちのが心配でした;;

ばれちゃったかも。。。きっとですよね?
まよがそういうの好きな子だって。。。
きっとばれちゃいましたよね?ってドキドキしてました。

そして次の日、ドキドキしながら出勤して。
3人に相談したんです。
そしたら、Aちゃん(あすか様)、Kちゃん、Mさんとも、まよが脱いでたことは秘密にしてくれるって約束してくれましたぁ^^良かった^^

写真も顔が写ってるのは消してくれるってことになりました。
それ以外のだったら、まよも別に心配することないし。
ホント良かった?^^って感じでした。

その時は、まよ、実は、めっちゃ酔ったら脱いじゃうみたいってことにしました。
ホントは少しは記憶があって、後でやばいなって思ってたことにしました。
Aちゃん(あすか様)、「やっぱそうなんやー(笑)」ってw
「前から、そう思ってた」ってw
Aちゃん(あすか様)は、密接な付き合い長いし、ちょっとそう思われてたみたいですw

みんな全然怒ってなくて。
面白がられてるみたいです。
また酔わせて脱がそうって思ってくれたのかな?みたいな?w
そしてまだこんなのもあるんだよって。
Aちゃん(あすか様)に撮ったの全部見せてもらって。
まだ送ってもらってなかった分も送ってもらったんです。

やっぱりって感じで。
まよの下着なんか完全に見えてるし。。。
やっぱり胸の先端まで見せてたみたいです。。。
まよの大きくて醜い!乳輪も写っちゃってました。。。

そりゃぁこんなんじゃ、お開きにしたがられるのもわかるって感じですよねぇ。
これ以上してたら、お店の人に怒られるって思っちゃったみたいです。Mさん。
Mさん、まよと違って精神的にも大人だからw
でも、良いよって。いつもの優しい顔で許してもらえました。
もうこんなことまでしちゃってるんだから。
これで彼女たちの前だったら、脱いでも大丈夫ってことですよねぇ?
上手くいったって感じでしたw
またいつかドキドキさせてもらおって思ってますw
って、当時は思ってたんですけど、結局、その後は脱ぎカラしてないんですけどねw

それにしても、当時はホントびっくりでしたけど、写真撮っててくれたこと、今にして思うとホント嬉しかった。ラッキーでした。
まよやっぱ酔ってるから、完全には覚えてられないんですよね?
写真だと証拠が残って、またドキドキできちゃいますよねw
それに他の人から見たら、こんな風だったんだってわかるしw

送ってもらった写真、宝物w
Aちゃん(あすか様)ありがとうって感じでした。
それにしてもこんなに何枚も撮られてて気づかなかったなんて;;
てか、最近みんな普通に携帯(スマホ)もって使ってるから。
写真撮ってても気づかないですよねぇ。。。

はぁ。。。
でも結果オーライですぅ。。。
またいつか、今度は最後までしてみたいですぅw
って妄想ですけどねw

感想お待ちしてます?^^
よろしくお願いいたします。

弱みを握られた美女

父の親友である正和オジサンは、俺が通っているテニスクラブの理事長をしている。

三度の飯より将棋が好きだというオジサンは暇さえあれば我が家に指しに来ていた。

聞いたところによると将棋同好会時代から、オジサンが唯一勝てるのが、父だったのだそうだ。

大抵は父と二人でパチッパチッとプロも顔負けするくらい良い音を響かせているのだが、時々、俺も相手をさせられることがあった。

「ねえ、オジサン!新しいコーチって未亡人って聞いたけど、旦那さんとは離婚したの?旦那さんって、どんな人だったの?」

「そんな個人情報をぺらぺら教えられるわけないだろ」

「オジサン、さっきの”待った”で何回目だったっけ?」

「なに、今日はずいぶん気前が良いと思ったら、そういうことだったのか?」

「あはは。ケイが他人に興味を持つなんて珍しいなw正和、そのコーチって美人か?」

「重田ゆずり選手だよ」

「え?あの?そりゃあ、とんでもない美人だわw」

「てか、大丈夫なの?そんな人を雇って?」

「そ、そんな人?お父さん、それ、どういう意味?」

「い、いや、それは・・・」

あのコーチの旦那が、少女に悪戯したって?

我が耳を疑った。

「女子小学生を公園の隅に連れ込んで、胸や脚を触ったって話だ」

「重田信明・・・有名な選手だったんだぞ。

日本が誇る世界ランカーだったんだ」

「それが、

 まだプロに成り立てだった、ゆずりさんと

 突然、結婚した時は、みんな驚いたものだ」

「だが、もっと驚いたのが、

 女子小学生への痴漢容疑だ、日本中が騒然となった」

「たしか、ウインブルドンへ行く壮行試合の後だったよな」

「そうだ。サインをねだる女子小学生をテニスの森の公園に連れ込んだんだ」

「ほ、本当のことなの?その人も罪を認めたの?」

「いや、本人は認めなかった。

 俺だって信じなかったよ。ノブがそんなことするわけねぇ!」

『痣があった。少女の腕に青あざがあったんだ。

 良く見ると脚にもあった。それで服を脱がしたんだ!』

「最後まで、そう弁明していた」

「最後って?」

「世間が許さなかったんだよ」

「小学生に悪戯って言えば、キングオブ性犯罪だ」

「ウインブルドンも、輝かしい功績も、未来さえも何もかも失って、

 走ってきたトラックに飛び込んで、、、終わりだ」

「ゆずりさんのお腹には赤ちゃんがいたのにな」

「大きなお腹を抱えて、実家に勘当されて、、、それでも毅然としてたな」

「夫を信じて、本当によく闘っていた」

「なのに・・・本当に可哀想だったよ」

「そ、そんな・・・」

「当時はまだオヤジが理事長で、

 
 俺は名前だけの常務理事だったが、ノブはうちのクラブの誇りだった」

「合コンでもよく自慢してたもんなw」

「まあなw その恩返しって訳じゃないが」

「ゆずりさんがこの街に戻ってきていると聞いてね、

 
 様子を見に行ったんだ

 そうしたら、スーパーのパートで苦労してるのを見かけてな。

 
 知らんぷりもできないだろ。

 家計の足しにでもなればと、コーチの話を持ち掛けた」

「問題になったりしないのか?かなりのスキャンダルだろ?」

「14年も前の話だぞ、誰も覚えてやしないよ。

 それに俺はノブの無実を信じている」

「そうだよ!オジサン!まったくその通りだよ!

 仮に有罪だったとしたって奥さんには何の罪もないだろ!」

思わず力が入った。

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”冴えない奴”だな

健太が転校してきた日、最初の感想がそれだった。

案の定、クラスでも最下層グループの一員に落ち着き、

その中でさえも浮いていたところを底意地の悪い米山に目をつけられて、、、

きっかけは微妙なイントネーションだった。

本人はなんとか標準語で話してはいるつもりだったのだろうが

東北訛りが抜け切れていなかった。

最初は発音を笑われ、そのうち真似されるようになり、

そして、健太は、ほとんどしゃべらなくなった。

あとはお決まりのような虐めの始まりだ。

そんな健太と親しくなるのは、非常に簡単なことだった。

「なあ、ゲーセン行かない?」

「え?、え?」

挙動不審にキョロキョロした後で、健太は自分の顔を指さして

目を大きく見開いた。

ゲーセン、カラオケ、ボウリング。

あえて他の奴らとは距離を置いて、健太とだけ、二人だけで遊ぶようにした。

狙いは、健太に、俺の1番の友が健太であると思わせること。

また、他の奴が健太と親しくなることを防止することだ。

当然のことだが、俺と一緒に居るようになった健太を虐めるやつなど誰もいやしない。

健太を一番虐めていた米山は

父親が俺のオヤジが経営する会社の役員だということもあり、

子供の頃から一緒に育った兄弟のような間柄だ。

俺のやることにケチを付けることなどあり得ない。

半月も経つと

健太は、ウザイくらい俺の傍にいるようになった。

毎日毎日

健太とつまらない会話をした。

しかし、目的のことを思うとそれも苦痛ではなかった。

「なあ、健太、遅くなってきたし、うちで飯を食っていけよ」

「え?でも・・悪いから」

「悪くないよ、友達だろ」

「う、うん!」

ちょうど2回程

健太をうちに連れてきて、飯を食った後だった。

テニスクラブの後で、コーチから声を掛けられた。

「田島君、いつもありがとう。

 
 健太がお宅でご馳走になったみたいで」

ドキッとした。

とても美しい笑顔だ。

「あれ?田島君?どうしちゃった?」

ぼうっと見惚れていると、コーチは顔を近づけてきた。

や、やめろー

俺は真っ赤になった顔を悟られないように即座に逃げ出した。

ふ、ふざけろ!

なんなんだ、この様は!

あまりの無様さに

自宅に帰ってからも、いいかげん自己嫌悪が続いた。

そんな時

今時珍しく家電に電話がかかってきた。

コーチからだった。

「田島君ちみたいに、豪勢にはいかないけど、
 
 一生懸命作るから、明日食べにきて!

 お母さんのご了解は貰ってあるから!」

これが、初めてガッツポーズをした瞬間だった。

俺はすぐにパソコンの画面に向って、

計画一覧表の一番上にある項目、手料理の欄に”済”という文字を入れた。

次の項目は・・・

ゆずり

そう、お前を名前で呼ぶことだ。

一度、手料理をご馳走になると

それが、まるで自然の流れであるかのように、

俺は健太の家で度々夕食をご馳走になるようになった。

「なあ、健太、やっぱさ、お前の家で、コーチって呼ぶのは変だよな?」

「うん、変だよ」

「なんて呼べばいいんだろ?」

「名字の重田だと僕と同じだから、紛らわしいし、やっぱ名前じゃない」

「じゃあさ、コーチの前で言って貰えないかな?」

その日の夕食中

俺は健太の足を軽く蹴った。これが合図だったからだ。

「ねえ、お母さん!

 お母さんのこと田島がいつまでもコーチって呼んでるの変じゃない?」

おい!どんだけ棒だよ!

「え?そうねぇ。確かにテニスクラブじゃないんだから変よね」

「名字だと、僕と同じで紛らわしいから、やっぱ名前だよね?」

「そうね、田島君!私の名前知ってる?ゆずりって言うの」

コーチの名前が「ゆずり」ということなんて、、、

もちろん知っていたさ。

俺はいつも自室で「ゆずり、ゆずり」と叫びながら、身もだえているのだから。

この日から、俺はコーチをゆずりさんと呼ぶようになった。

元々抜群に人気が高いゆずりさんだ。

俺が”ゆずりさん”と呼ぶようになると、

テニスクラブの生徒たちも皆、”ゆずりさん”と

親しみを込めて呼ぶようになった。

そのこと自体は想定内であり、問題はなかった。

ただ一つを除いて・・・

皆にワイワイ♪囲まれているゆずりさんを

邪な目で見つめる顔があった。

その顔には、嫉妬からくる下卑た笑みが浮かんでいた。

清水コーチは、

20代の独身男で、ゆずりさんが来る前の俺達のコーチだ。

テニスクラブでは主に奥様連中を相手にしているせいか、

言葉つきも妙に甘ったるく嫌らしい。

何処にでもいる頭の軽そうなスポーツマンだが、

プライドの高さだけは一流だった。

女子を露骨な視線で見ているという悪評から、

俺達の担当を外された彼にとって、

後釜であるゆずりさんが、

生徒たちから慕われているのは、プライドが許さいのだろう。

ちなみに

清水の悪評をクラブ中に広めたのは、この俺なのだが(笑)

たが、けっして事実無根というわけではない。

事実、レッスン時に嫌らしい手つきで触られたという女子も少なくはなかった。

その清水が、ゆずりさんの美貌に目を付けない訳がない。

全ては想定した通りだった。

ただ、それ程まで早く清水が動くとは思わなかった。

見張らせていた庄司から、

清水がゆずりさんを連れて、ラウンジを出て行ったと聞くと

俺は一目散に走った。

当然、場所にも見当がついていた。

「俺と付き合わないか?」と清水に突然求められて

ゆずりさんは困惑の表情を浮かべていた。

無理もない。彼女にとっては青天の霹靂のはずだ。

「はい?」

「だから、付き合おうって言ってんの」

清水の奴、興奮で息を切らしているようだ。

「どうやら、本気で言っているようですね」

ゆずりさんの声音を聞いて、はっとなった。

清水の勢いに威圧されているのではないかと

若干不安だったが

杞憂だったようだ。

ゆずりさんは、はっきりと言った。

「申し訳ありませんが、お断りします」

この返事を聞いて

それまで自信満々に唇に笑みを浮かべていた清水が

急に血が沸き立つかのように目を剥いた。

「元プロか何か知らんが、お高く止まりやがって!

 知ってんだぞ、俺は!
 
 お前の死んだ旦那、痴漢なんだろ?卑劣な性犯罪者じゃないか!」

ゆずりさんはキッと見つめ返した。

「何の証拠があって私の夫を侮辱するのでしょうか?」

「職場で女を口説く貴方ではあるまいし、下種な勘繰りは止めてください。
 話がそれだけでしたら、、失礼します」

全く動揺する素振りも見せずに言い放つ。

毅然としていた。

夫は無実だ、何も恥ることはない!

ピンと伸びた姿勢の良い背中が、そう語っているようだった。

その背中に、いきなり手が伸びてきた。

清水は、腕ずくでゆずりさんを抱き寄せようと肩を掴むと、

そのまま逆上に瞳を輝かせた顔を寄せていった。

「なにをするの!」

ゆずりさんは、夢中で清水を振り払う。

しかし

「バラすぞ!クラブ中にばらしてやるよ!お前の破廉恥夫のことを」

このセリフで、抵抗していたゆずりさんの動きが、ピタリと止まった。

ほくそ笑む清水の下卑た面が、遠目にも良く分かった。

「なんだよw なんだかんだ言って、バラされるの嫌なんじゃないかw
 黙っててやるよ。その代り、素っ裸になって詫びて貰おうか。 
 そうだなぁ、土下座が見たいなぁ、形の良い土下座、、見せてよw」

なにぃっ!あの野郎!調子に乗りやがって!

「どうした?なんとか言えよ!
 変態を夫にした自分の見る目の無さを全裸を晒して悔やむんだな。
 最初から俺みたいな男にしとけば・・・ 」

ビッシャンッ!!
骨まで響くような乾いた音が俺のところまで聞こえてきた。

「痛っ」

ゆずりさんは、凛とした美貌を引き締めながら、
刺さるような視線で清水をじっと見据えていた。

「下劣な男、吐き気がするわ」

清水は何も言い返さずに、驚愕の表情で口をパクパクさせている。
明らかに、たじろいでいた。

あの射抜くような大きな瞳は、俺も味わったことがある。

「一応、貴方も同僚なので、もう一度だけ警告しておきます。
 同じことを何度も言わせないでください。
 夫は無実です、バラされて困るようなことは何もありません!では、失礼」

堂々とした良く通る声で、そう告げると
ゆずりさんは颯爽とその場を去って行った。

後に残された清水は、平手打ちされた頬を抑えながら、
茫然自失という具合で、ぽかーんとしていた。

しかし、すぐに口元を怪しく歪めた。

「あの女・・・ いまに見てろよ。

 いずれ、その生意気な口で、たっぷりとサービスさせてやる」

一部始終を見ていた俺は、緊張していたのか、心臓がきゅっと痛くなっていた。

弱みを握られた絶世の美女2

伏し目がちに下を向く恥ずかしげな顔が

堪らない。

自らスカートをたくし上げて

太腿も露わに、下着を晒す

ゆずりさん。

その日も

米山から没収した

ゆずりさんの画像をネタに

シコシコと独り仕事を終えた後だった。

もう何度も見ているというのに

見る度に、股間が激しく疼く。

なぜ、今更?

既にゆずりさんの全裸さえ、

存分に見た後だというのに。。

なぜ?ただのパンチラを毎日のネタに

しているのだろうか。

そんなことを考えていると、

ふと閃くものがあった。

そういえば

かつて

そう遠くない過去に

同じような感覚に陥ったことがあった。

そう

あれは、

コーチの清水が

ゆずりさんを無理やり口説いてるのを

見た時だ。

清水に肩を抱かれ

唇を強引に奪われそうになった

ゆずりさん

そう、確かに、あの時も非常に興奮した。

いや、違う

それよりも、もっと俺を興奮させたのは

『バラされたくなかったら、

 素っ裸になって謝罪してもらおうか』

そうだ!

あのセリフだ。

心臓を鷲掴みにされたような異様な感覚だった。

あの後、俺は

清水の前に屈服したゆずりさんを妄想して

何度も何度も激しく自分を慰めたのだ。

だとすると

米山から没収した画像で激しく興奮するのは

画像の中のゆずりさんの恥じらう表情や

太腿の艶めかしさが理由ではなく

米山や庄司によって脅迫されて

ゆずりさんが辱められてることが理由なのではないだろうか?

まだ疑問の残る段階ではあるが、

ただ、一つだけ確かなことがあった。

清水の下品な脅迫台詞を思い出して

俺はフル勃起になっていた。

まだヌイタばかりだというのに。。。

寝取られスキー

『自分の好きな異性が他の者と性的関係になる状況

 そのような状況に性的興奮を覚える嗜好』

これか?

俺も寝取られスキーなのか?

全く分からない。

どうしたら良いのだ!

真剣に悩んだ。

真剣に悩んでいた。

そんな時、清水が事件を起こした。

その日

テニスクラブへ行くと事情通の庄司がすっ飛んできた。

「おい、田島!面白ぇことになったぞ!」

「何が?てか、唾が飛ぶからw」

「清水の奴、やらかしたよ」

「だから、何を?」

「ゆずりさんとテニスの試合をするらしい」

「は?」

「いや、だからコーチの座を賭けて

 テニスの勝負をすることになったんだ」

「は? なんで、そんなアホらしいことに?」

「清水の奴、前々からゆずりさんのこと狙ってただろ?」

「まあな」

「また言いだしたらしいんだ、
 痴漢した夫の妻が子供たちに教えるのはおかしいって」

「またかよ!こりない奴だw」

「そうだよな。で、それだけなら、ゆずりさんも一蹴するんだろうが、

 どうやらテニスの腕もたいしたことないとか言ったらしくてさ

 ゆずりさん、ああ見えて、割とプライド高いだろ?」

「まあな、プライドを持って仕事をしているな」

「そう。それで、じゃあ勝負しますか?ってなったわけよ」

「なるほど。

 それで、清水が、”負けたらコーチを辞めろよ!”とか言いだしたわけか」

「そうそう。そういうこと!」

「アホらし・・馬鹿か」

とんでもない程、バカバカしいことではあったが

ゆずりさんと清水がコーチとしての去就を賭けて

テニスの勝負をすることになった。

「ゲーム!セット!」

審判の声がひときわ大きく響く。

「マジかよ、ゆずりさん落としちゃったよ」

「なあ、ゆずりさん大丈夫かな?」

「やっぱ、女が男と対等に試合するなんて無理じゃないか?」

うまく言葉が出てこない

いくらブランクがあるとはいえ

ゆずりさんは元プロだ。

庄司の言うように男女の力の差は

どうにもならないのだろうか。

いや、そんなはずはない

勝算のない勝負を

ゆずりさんが受けるとも思えない。

第2セットが始まった。

第1ゲームはゆずりさんのサーブからだ。

入った!

目の覚めるような鮮やかなサーブが

清水の左前方に決まった!

清水動けない、全く動けない。

15-0

しかし、喜びもつかの間

激しいラリーの末

15-15

そして

15-30

15-40

次々とゆずりさんはポイントを落としていった。

「ゆずりさん、大分揺さぶってるようだね」

突然背後から声を掛けられた。

「あ、オジサン!」

周りの大人たちが

ざわつきながら近寄ってくる。

「これは、理事長!」

「理事長!本日は如何致しました?」

「ああ、この子に面白い試合があると聞かされてね」

試合中の清水とゆずりさんも手を止めて挨拶に来ようとする

「ああ、構いません!どうぞ続けてください」

オジサンは右手を前に出して「どうぞどうぞ」と。

「どうやら、この勝負に負けた方が、

 退職されるらしいですね」

オジサンの言葉に、清水が僅かに身を震わせる。

試合が再開されるとオジサンは再び言った。

「ゆずりさん、かなり揺さぶってるな」

「え?」

「分からないか。ベースラインだ」

「え?」

「良く見てな。ゆずりさん

 ベースラインから全く前に出ていってないだろ」

「ほ、ほんとだ!」

「そろそろだな。相手の方は完全に足にきてる。

 体がデカいだけで勝てるほどテニスは甘くないんだよ」

ゲームセット!ウォンバイ 重田!

オジサンの言った通りになった。

第2セットの途中から

清水はヘロヘロになって

この勝負、結局はゆずりさんの圧勝で終わった。

自信満々で自分から勝負をふっかけ、

女性と対等な条件で戦い

そして、見事に敗れた清水。

ブザマにコートに膝をついたまま項垂れる清水に向かって

「退職の件は無かったことにしましょう!」

良く通る爽やかな声が響いた。

そして、いつものポーズ。

ゆずりさんは腰に手をあて、胸を僅かに反らす。

「ですが、二度と変なことは言わないと誓ってください」

「できれば、仕事上必要なこと以外は話しかけないで頂けますか?」

無言のままの清水に向かって

観客席から怒鳴り声が聞こえ始める。

「おい!清水!返事は?」

「何無視してんだよ!負け犬が!」

「男のくせに!情けない奴!」

このタイミングかな、と思った。

「ねえ、正和オジサン、

 ちょっと理事長の威厳ってやつを見せて欲しいな」

「高くつくぞw」

そう言ってから正和オジサンは立ち上がった。

「ナーイス!ゲーム!」

そこそこ威厳のある声だった。

この一言で観客席からの声がピタリと止んだ。

「良い試合でした!

 清水君、どうです?

 何も辞めることはないでしょう」

「は、はい!理事長(涙)」

「結構。では、勝者である重田さんからの提案を
 受け入れますか?」

「・・は、はい・・」

「では、もう一度、ナイス!ゲーム!」

パチパチパチ

オジサンに続いて、一斉に拍手が沸き起こった。

激しい拍手喝采の中

清水は肩を落としたまま、スゴスゴと歩き出した。

俺は密かに清水を追いかけた。

更衣室で独り俯く清水。

俺が入ってきたことにも

全く気づかない程の落ち込み具合。

自業自得とはいえ、

自分の教え子や同僚たち

大勢の前で、赤っ恥をかかされたのだ

しばらく立ち直れないのも

仕方のないことかもしれない。

だが、立ち直って貰わなくてはならない。

俺はそのための魔法の呪文を持っている。

俯く清水の耳元で、そっと

囁きかける。

「なあ、俺の言う通りにすれば、

 アンタの望み、簡単に叶うよ」

言いながら

スマホの画面を清水の目の前に突きつける。

「なっ!こ、これは!」

「俺の言う通りにすれば、アンタの望み、

 叶うよ」

清水の目が怪しく光るのを確認してから、

俺は横柄に頷いて見せた。

「何でしょうか?」

それは暗に話しかけないで下さいと言わんばかりの

軽蔑しきった眼差しだった。

「話があるんだよ」

「私にはありません。失礼します」

「ちょっと待てよ!健太クンのことで話があるんだ」

「え?」

突然出てきた愛する息子の名前に

去りかけていた足を

思わず止めるゆずりさん。

その表情を見て

清水の口元がいびつに歪んだ。

「ここじゃあ話しにくいんで場所を変えよう!」

有無を言わさずに背を向けて歩きだす。

これも俺が清水に教えた作戦だ。

返事も聞かずに歩き出せば、

健太の名前が出てきた手前、

ゆずりさんは必ず清水を追いかけるはずだ。

案の定、

ゆずりさんは、清水の後についていった。

そして、清水の後に続いて、

俺の準備した場所に入って行く。

俺も裏口から入って、良く見える場所に移動する。

凍りついて驚愕の表情を浮かべる

ゆずりさん。

清水の奴、俺の言った通りに、

即座に画像を見せたのか。

それで良い。

「ど、どうして、この画像を・・・」

画像を見せられて絶句するゆずりさんに

清水は、さらに畳み掛ける。

「全部、聞かせてもらったよ、全部ねw」

含みを持たせた妙な言い方に、

それまで強気な態度だった ゆずりさんに

微妙な変化が現れる。

その変化を、清水は抜け目無く見逃さなかった。

「健太クンだよね?お前の息子の名前」

「そ、それが何でしょうか?」

ゆずりさん、明らかに動揺している

「大事な大事な息子さんのために、

 テニスの教え子達の前で

 ストリップしたんだって?」

「なっ! 」

「あのガキどもの前で、

 おっぴろげたらしいじゃんw」

「い、いわないで!」

耳をふさいでも、清水の長広舌は止まらない。

清水には、もっと大きな切り札がある。

だが、ゆずりさんの動揺する姿が物珍しくて

愉しいのだろう。

なかなか言い出さない。

社員旅行で山梨の温泉に行った時のこと

4年前の話。

おれが会社に入社して5年目の時、短大を卒業したばかりの由紀子がうちの課に配属された。
まだ二十歳そこそこの由紀子は、男ばかりの職場にとって花のような存在だった。
顔は普通よりちょっとかわいいくらいだったが、スタイルが抜群によかった。
特に大きい胸と、くびれたウエストのギャップがたまらなかった。

当然彼女はチヤホヤされた。
競争率は高かったが、おれは猛烈にアタックした。
その甲斐あって、2ヶ月ほどしておれと由紀子は付き合うことになった。

ただ、一つだけ由紀子には心配な事があった。
というのも、彼女は酔うと場の雰囲気に流されやすくなる性質だったのだ。
本人も「飲むとHな気分になる」と言っていた。
初めて由紀子を抱いた時も、二人で飲みに行った帰りだった。

もちろん本人もこれじゃいけないと自覚しているらしく
「信用できる人以外とは飲まない」
と言っていた。
実際会社の飲み会でも、酒は一切口にしなかった。

ちなみに由紀子の体は想像以上だった。
若くて白い肌、仰向けなのに形の崩れない乳房。
しかも由紀子は感度もよかった。まあ酒の力もあったと思うが。

しばらくすると、おれと由紀子は社内で公認の仲となった。
隠す必要もなかったし、なによりもおれが安心したかった。
結婚もお互いに考えていた。仕事も顧客がついてきたし、
何もかもが順当にいっていた。と、思っていた。

というのも、この頃からうち課の木沢部長が、
由紀子に対してセクハラまがいの行為をしていたのだ。
(木沢はがっちりとした体躯に浅黒い肌をしていた。昔、柔道をしていたらしい。
そして、42歳という若さにして部長職に就くほどのやり手だった。)

当然おれはこの事を知らなかった。
まあセクハラと言っても、せいぜい肩に手を置いたりする程度で、
あとは「食事にでも行かないか?」ぐらいのものだったから、由紀子も油断をしていたらしい。

由紀子が入社して、半年がたった初秋。その事件がおきた。
それは社員旅行で山梨の温泉に行った時のことだった。
旅行当日、3台の観光バスで現地に向かった。
気の抜けたような名所めぐりを終えると、旅館でお約束の宴会が待っていた。
総勢60人ほどの宴会だったので、場も騒がしかった。
おれは宴会場に入ると、由紀子の姿をさがした。
(おれと由紀子は別々のバスに乗り込んでいたから、まだほとんど話をしていなかったのだ。)

すぐに末席にいる由紀子を見つけた。浴衣姿が色っぽかった。
しかし彼女は困ったような顔をしていた。周りで騒ぐ男連中が原因だろう。
それを見て一瞬胸騒ぎをおぼえたが、その連中も、由紀子とおれが付き合っている事、
そして彼女が酒を飲めない事を知っていたので、無理にすすめる奴はいないだろうと思っていた。
おれも次々に酒を注がれて忙しく、なかなか由紀子の方に行けなかった。
そうこうするうちに旅の疲れも手伝い、あっという間に酔いがまわってつぶれた。

おれは気づくと自分の部屋で寝ていた。
時計を見ると午前1時を回っていた。
まだ、頭がグラグラしていた。そばで同僚が麻雀をしていた。

「おー復活したか」「お前もやるか?」と声をかけられたが、断った。

そのままぼーっとしていると、ふいに由紀子の事を思い出した。

「由紀子とかもう寝たのかな?」

同僚に聞くと、

「ん、由紀子?そういえば途中で気持ちが悪くなったとか聞いたぜ。」

「めずらしく飲んでたからな。」

と返ってきた。

「あいつ、酒飲んでたの?」

一瞬ドキリとした。
でもその後、旅先だし、普段、あまり会うことのない課の女子事務員がいるから、
付き合いでちょっと飲んだんだろうと考えた。
だが一応心配になったおれは、由紀子の部屋に向かった。
(うちは女子事務員が少ないので、彼女たちは一人部屋を与えられていた。)

部屋に着くと、鍵がかけられていた。
やっぱり寝てるのか・・・と思った。
だがこの時、ちょっとムラムラしてたおれは

「起こしてやっちゃおうかな」

と思い、しばらくノックを続けていた。
すると、隣の部屋のドアがガチャリと開いた。
そこにいたのは木沢だった。

「何時だと思ってんだ?うるせーぞ」

と怒られた。そして

「もう由紀子寝てんだろうし、お前も寝ろ」

と言われた。
さすがにバツが悪かったおれは、謝ったあと部屋に戻り、やる事もないのでそのまま寝た。
もし、木沢が由紀子にセクハラをしてると知っていたならば、無理やりにでも木沢の部屋に入っただろう。
だがこの時はそんな事思いもよらなかった。
部長だから一人部屋なのもおかしくないし、それが由紀子の部屋の隣だとしてもたまたまだろう。

この時のおれは、まさかその部屋に、由紀子がいたとは夢にも思わなかったのだ。

次の日から由紀子の様子がおかしかった。
話しかけても生返事だし、すぐに他の事務員のところに行ってしまう。
なんかよそよそしかった。

それでもこの時は、
「昨日ロクに相手もしなかったしすねてるのかな?」
位にしか思ってなかった。

だが、旅行が終わったあともその態度は続いた。
それはよそよそしいというか、ハッキリ言えば避けられている様な感じだった。
食事に誘っても断られ、仕事以外の事は一切話さない。
そんな状態が一週間も続いた。
いよいよおかしいと思ったおれは、

「最近様子おかしいぞ?今日の夜、おまえんち行くから。いろよ!」

と、半ば強引に約束をした。
しばらくの間があった後「・・・分かった」と由紀子が返事をした。

夜、おれは取引先から自分の家に直帰し、支度をして由紀子の部屋に向かった。
9時頃つくと、由紀子の部屋は明かりがついていた。
チャイムを押すと、由紀子が出てきた。やはり様子が変だった。
とりあえず部屋に入ると、単刀直入に聞いた。

「・・・あのさ、なんかあった?」

すると、思いがけない事を言われた。

「・・・わたしを、振ってください。」

そして由紀子はペタンと座って泣き出した。
まったく意味が分からなかったおれは、

「なに言ってんだよ?」

「全然意味わからねーよ」

と言った。由紀子は

「わたし、あなたの彼女の資格、ないです」

「別れてください」

と泣きじゃくるだけだった。
この時のおれは、最悪な事を想像していた。いや、実はうすうす気づいていた。
最近の様子を見て、たぶんあの日、由紀子の身に何か起きたのだろうと。
おれは何があっても動揺しないよう自分に言い聞かせた。

小一時間もすると、由紀子はポツリポツリと話し始めた。
それは、あの旅行の晩、木沢にされてしまったという内容だった。
覚悟していたとはいえ、相当ショックを受けた。
おれの由紀子が?あの木沢に?
凄まじい怒りがこみ上げてきたが、由紀子の手前、ぐっと堪えた。
そのあとおれは、

「由紀子を愛してるし、結婚もしたいと思ってる。この気持ちはどんな事があっても変わらない。」

「だから、どうしてそうなったか全部聞かせてほしい。」

と言った。
何度も何度も「一回だけの過ちなら、気にしない。」と繰り返した。
気にしないというのは嘘だけど、由紀子を失いたくないと言う気持ちは本当だった。
最初は首を振るだけだった由紀子が

「木沢が知っていておれが知らないというのが我慢できないんだ」

「おれの事を好きだと思っているなら、教えてほしい」

「・・・覚悟はできている」

と言うおれの言葉に、徐々にだが、あの晩のいきさつを話し始めた。
それは要領を得ないしゃべり方だったが、詳細をまとめると以下のようになった。
(最初に断っておくと、下に書かれている内容の半分以上はこの日ではなく、後日聞きだした。)

 
 
 あの日、宴会でたくさんお酒を飲まされた。特に部長がすすめてきた。

 しばらくすると気分が悪くなった。部屋に戻ろうとすると部長が介抱してくれた。

 歩いていると、さらに酔いがまわってきた。部屋に着くとトイレで吐いた。
 その時も部長が背中をさすりながら「大丈夫か?」「飲ませすぎて悪かったな」と声をかけてきた。

 吐き終わると、今度は頭がクラクラしてきて、ベットに倒れこんだ。
 よく覚えてないけど、ベットまでは部長が運んでくれた気がする。

 「苦しくないか?苦しくないか?」としきりに聞く部長に「大丈夫です、大丈夫です」と答えてた。

 気づくと浴衣の前がはだけていて、オッパイがでていた。Tシャツとブラがいつのまにか上にずらされていた。
 「こうしたほうが苦しくないだろ?」と部長に言われた。
 とっさにそれを隠そうとすると、押さえつけられた。

 そして無理やりキスをされた。

 頭がぼーっとしてたから分からなかったけど、しばらくして裸にされてた。
 自分でも信じられなかった。

 部長がしつこくオッパイを揉んできた。
 形が変るくらい強くされて、痛かった。

 いつのまにか下のほうを指で愛撫されてた。すごく抵抗すると、またキスされて、もっといじくられた。
  
 部長が足首を掴んできて、むりやり足を広げられた。そしてアソコを舐めてきた。抵抗したけれど力では全然敵わなかった。
 ずっと舐められてるうちに、頭がボーっとしてきて、何がなんだか分からなくなってきた。

 いきなり部長が上にのしかかってきた。
 びっくりして押しのけようとしても「いいから、いいから」と取り合ってくれなかった。
 そして、部長が入ってきた。
 何回も「いや!」って抵抗したけど、その度に強く突かれた。
 それを何度も繰り返されてるうちに、抵抗できなくなってた。

 「腰を動かせ」って言われた。ぼーっとしてて、ちょっとだけ動かした。
 部長はさらに興奮したみたいだった。

 しばらくすると、部長がいっぱい動き出した。頭が真っ白になった。なんにも分からなくなった。
 気づいたら、部長が私にくっついたまま動かなくなってた。

 ちょっと恐くなって「・・・(コンドーム)つけてますよね?」って聞いたら、「出しちゃったよ、中に。」って言われた。
 
 パニックになって部長の下で暴れた。だけどやっぱり押さえつけられて、唇をふさがれた。
 そのうちに入ったままだった部長が膨らんできて、またはじまった。

 されてるうちに、また頭にモヤがかかってきた。 
 だんだんどうでもよくなってきた。

 その時ドアを叩く音がした。
 部長が私の口を押さえると「そのまま」って言った。
 しばらくして「やっぱり寝てるんじゃない?」「起こしちゃ悪いよ」ってドアの外から声が聞こえてきた。
 多分、○○さんと××さん(他の女子事務員)だったと思う。
 これで私の意識がハッキリしてきた。
 
 その声が遠ざかると「部長、もうやめてください。この事は内緒にしておきますから」って言った。
 すると「一回も二回も同じだろ。それに、ばれて困るのは由紀子も同じなんじゃないの?」って言われた。
 その時、あなたの顔が浮かんできた。本当に申し訳ないと思った。

 「約束する。今晩だけだ。今晩だけ、おれの女になってくれ」って部長が言った。
 わたしが返事をする前に、また動いてきた。
 何度も何度も突かれて、その度に「いいだろ?いいだろ?」って言われた。
 何にも考えられなくなって「・・・本当に、今晩、だけですか?」って答えてた。どうかしてたんだと思う。
 「本当だよ」って言われて、キスをされた。
 
 「でもここじゃ落ち着かないな」っていうと、部長がわたしから抜いた。
 そして「おれの部屋に行こう」「角部屋だから静かだしな」って言われた。
  
 浴衣を着るとき、アソコから部長の精子がでてきて「取り返しのつかないことになった」って改めて思った。
 
 そして「もう後には戻れない」とも思った。
 
 浴衣を着てたら強引に引っ張られて、部屋を出た。
 廊下に出たら、帯がほどけて浴衣の前がはだけた。下着もつけてなくて、浴衣の下は裸だった。
 気づくと部長がじっと見てた。そしてわたしのアソコに手を伸ばしてきて、指を入れてきた。
 ”もし誰かにみられたら”って思って、部長の手を両手でおさえた。
 でもびくともしなかった。そのまましばらくいじられてた。
 そして耳元で「”わたしを抱いてください”って言えば離してやるよ」って言われた。
 いやだと思ったけど、誰が来るか分からないから「部長、私を抱いてください」と言った。
 言った後に、お腹の中がじわっとした。
 わたし、いやらしい女だなって思った。
 
 部長が自分の部屋を開けると「先に入れ」って言った。
 中に入ると暗かった。
 後ろで鍵のしまる音がした。
 玄関でなのに、そのまま浴衣の後ろをまくられて、立ったまま挿れられた。
 後ろからオッパイを揉まれて、いっぱい突かれた。
 たぶん、声が出てたと思う。
 しばらくそのままされてたら、部長がいきなり首筋を噛んできた。そのとき、膝がガクガクして立てなくなった。
 部長に「イッた?」って聞かれてうなづいた。
 
 「浴衣を脱いで、ベットに仰向けになれ」って言われた。
 言われたとおりにした。そしたら部長が部屋の明かりをつけた。
 とっさにオッパイとアソコを隠したら「その手どけろ。足も開け」って言われた。
 ためらってたら「はやくしろ!」ってちょっと怒鳴られた。ドキっとして、そうした。
 そのまましばらくなにもされなかった。
 目をつぶってたから分からないけど、たぶん、わたしの裸を見てたんだと思う。

 その後オッパイを強く握られた。
 先っちょ(由紀子は乳首を先っちょという)も吸われた。
 しばらくして、アソコに指を入れられた。

 何回も出し入れされた。 
 「腰を動かせ」って言われて、動かした。
 だんだん指の動きが激しくなってきて、わたしもいっぱい動かした。
 軽くイキそうになった時、指を抜かれた。
 
 その後「もっと足を開け」って言われて、足を開いた。
 そしたら指でアソコを開かれて、中を見られた。
 すごく恥ずかしかった。
 しばらくしたら、部長が耳元で「”おれのペニスを入れてください”って言ってみろ」って言った。
 
 なんか、言いづらくてだまってた。
 そしたら恐い感じで「はやく言えよ」って言われた。
 
 「部長の、ペニス、入れてください」と言った。
 
 またお腹の中がじわじわした。
 言い終わったら、一気に貫かれた。
 いきなり奥に当たって、お腹の中がしびれた。
 奥にあたるたびに気が遠くなった。
 また膝ががくがくした。
 声も出した。なんか自分の声じゃないみたいに感じた。
  
 「もっとほしいんだろ?」って言われて
 
 「もっとください」と繰り返した。
 
 そのあと激しくされて、イキそうになった。

 「中に出すぞ」って言われた。
 
 「中に出してください」と答えた。

 もうどうでもよくなってた。
 一応安全日だし、さっきも出されたし。
 部長のペニスが中で膨らんできたのが分かった。
 「もういいから早くユキコの中に出してください。」って思ってた。
 
 この時、わたしの部屋のドアをノックする音が廊下から聞こえてきて、部長が動きを止めた。
 そのまましばらく様子を伺ってたけど、
 
 「ちょっと見てくるから静かにしてろ」

 って言われた。
 その後部長が浴衣を着て玄関まで行った。
 
 なんかこの時、急に醒めてきて、現実に戻された気がした。 
 恐くなって布団をかぶって耳を塞いでた。
 
 ちょっとしたら玄関から部長が戻ってきて「四つん這いになれ」って言った。
 さっきまでの気持ちなんて吹っ飛んでて「もうやめましょう」って言った。

 でも聞いてくれなくて、無理やり後ろ向きにさせられて、挿れられた。
 そのままいっぱい突いて来た。
 わたしは早く終わらせて、自分の部屋に戻ろうと思って、動きを合わせた。
 声を出せって言われて「ユキコで早くイってください」って言った。
 でも部長なかなかイカなかった。
 ただ、何回も何回も突かれただけだった。
 そしたら・・・ごめんなさい、わたしのほうがまたボーっとしてきて・・・。
 結局、わたしバカなんです。
 
 そのあと、すごい大きい声で「もっと尻あげろ!」って言われた。
 びっくりして、お尻をあげた。
 そしたらお尻を掴まれて、奥まで入れられた。
 
 頭が真っ白になって、いっぱい声をだしたと思う。
 すごく激しくされて、イッた。
 その後、部長のペニスが由紀子の中でビクビクンって跳ねた。

 (中に出されちゃってる・・・)

 って思った。

 部長は出した後も後ろから、オッパイをしつこく揉んだり、キスをしたりしてきた。
 その後仰向けにされて、足を開かされた。そしてお腹を押された。アソコから精子がドロってでてきた。
 部長が何か言ってたけど、よく聞こえなかった。ただ呆然としてた。
 しばらくしたらシャワーの音がしてきて、部長がいないのにはじめて気づいた。
 足を閉じたら、また出てきて、悲しいとか後悔とかそういうので、泣いた。
 
 しばらくして部長が出てきた。
 そして「シャワー浴びる?」って言われた。
 無視してたら「悪かったよ」「機嫌直してよ」って言ってきた。
 もう何も聞きたくなくて、布団にもぐりこんでうつぶせになった。
 しばらくいろいろ声をかけてきたけど、そのうちに黙り込んだ。
 わたしは布団の中から「部屋に戻ります」って言った。

 そしたら無言で下の方だけ布団をはがされた。お尻が表に出た。
 それをグイって持ち上げられて、突き出すような形になった。
 頭を持ち上げようとしたら、布団ごと手で押さえつけられた。
 またやるのかって思った。
 後ろから部長がが挿れてきた。絶対感じるものかと思って布団を噛んだ。
 でも、悔しいけどまた響いてきて、感じてしまった。
  
 布団を全部はがされて、後ろからオッパイをギューって掴まれた。
 痛くて「やめて、やめてください」って言ったら、
  
 「それじゃ言うとおりにしろ」って、掴まれたまま起こされた。
 部長に背中を向けて抱っこされてるような形になってた。
 
 その後「動け」って言われて、部長がオッパイを掴んだまま上下させた。
 そのままだとオッパイが痛いから、夢中で自分の体を上下させた。
 そしたらまた感じてきて、声をだしてた。
 部長も下からいっぱい突いて来た。
 
 「おれの、女になれ!女になれ!」
 
 部長が苦しそうに呻いた。
 でも、それだけは絶対ダメだと思って、
 
 「ダメ!ダメ!」って言った。
 
 しばらく部長は「いいから言え!」ってしつこかったけど、そのうちあきらめたみたいで、
 わたしの腰を掴んで激しく動いてきた。
 その後、やっぱり中に出された。

 終わったあと、
 
 「もうちょっといろ」
 
 って言われた。
 でも今度は部長がぐったりしてたから、浴衣を着て部屋に戻った。
 そしてシャワーを浴びようと思ってバスルームに入った。
 鏡を見てショックを受けた。
 髪とかぐちゃぐちゃだし、オッパイとか青アザついてたし・・・。
 特にアソコがひどくて、部長の精子がいっぱい出てきた。
 それをみて「妊娠したらどうしよう」って恐くなった。
 シャワーを浴び終わって、ベットに転がった時、あなたの事が浮かんできた。
 本当に申し訳なくて、自分が情けなくて、いっぱい泣いた。
 そして、別れてもらおうって思った。捨ててもらおうって思った。
 そしたら少しだけ気が楽になって、いつのまにか寝てた。

 
 「・・・そして、今に至ります」

と、由紀子は締めくくった。
また泣き出すかと思ったが、全部話をして楽になったのか、意外と普通の顔をしていた。
おれはまず最初に

「・・・(妊娠)検査、しないとな」
 
と言った。すると
 
「・・・昨日(生理)来たから、大丈夫・・・」

と答えた。
これでちょっと安心したおれは

「すごいショックだったけど、でも、よく話してくれたね」
 
と言った。

「わたし、すごいバカです」

と、うつむいた。
おれはユキコを抱きしめて聞いた。

「もう、二度とこんなことないだろ?」
 
「絶対にしない!」

顔を上げておれに言った。
それでもう、今回は終わりにしようと思った。

「だったらこの件は、お互い全部忘れる事。いい?」

由紀子は返事の代わりにまた泣き出した。
おれは彼女の髪をなでながら、大事な事を思い出し、付け加えた。

「あと・・・おまえ、絶対禁酒な。」

自慢の妻が

私は33歳の社内SEです。
関東の農機具会社に転職したばかりです。
妻は今年で28歳になり大手企業の受付をしていましたが2年前に私と結婚し退職しました。
自分で言うのもなんですが妻は中々の美人で、口数も少なく清楚という雰囲気の私の自慢の妻です。
私はこれまでは世界的IT企業でエリートとして認められてきましたが、社内SEに転職してからは
なぜか営業の方々のカバン持ちとして
トラクターやそのほかの機械を買ってもらうために毎日農家に通う毎日です。
この新しい会社で認められようと必死で働いていますが
優等生で育ってきた私には、粗暴な言葉遣いの若い農家の人たちが怖く、なかなか馴染めず、
また営業の方がたに認められようと卑屈になるため、ほとんど舐められまくりの毎日です。
年下の農家の人たちに、呼び捨てにされて、ほとんど小間使いのように農業の手伝いまでさせられている始末です。
また会社の中でも、現場を知らないという気後れと、みんなとうまくやらなければならないとの思いから必要以上に気を使い、
結局は高卒の若い社員にまであごで使われるようになってしまいました。

そんな中、会社が企画した農家のお客様たちを招いての焼肉パーティーが開催されることになりました。
その接待パーティーの接待に会社の女子社員だけでは満足してもらえない
(女子社員は19歳と20歳のコギャルみたいのと45から50歳くらいの太ったおばさんが3人)と考えた営業部長が、
社内SEなど管理部門の社員の妻を応援に出せといってきたのです。
私は会社での惨めな姿を妻に見られたくないという思いから、
なんとか許してもらおうと部長に頼みましたが、仕事ができないくせに俺に意見するのか!と怒られ
結局は承諾せざるを得ませんでした。

私は妻の恵美に会社の行事だからと、出席をたのみました。
素直な性格の妻は「会社の行事なら私もがんばらなきゃね。」と承諾してくれましたが、不安そうな顔をしていました。

当日は快晴で、夜6時からの焼肉パーティーのため4時くらいから、準備をはじめました。
場所は会社の駐車場を特設会場にした、野外パーティーです。
営業社員や先輩社員などは仕事が忙しく、社内SEである私と、元ヤンキーっぽい若い高卒の事務員たちで準備を進めました。

若い社員にとっては、今回の焼肉パーティーも面倒な行事の一つでしかなく、
「まったく営業部も余計なことしやがって」「ほんと毎日残業なのに何でこんなことまでやらされなけりゃーならねーんだよ!」と全員が文句たらたらの状態でした。
そのうち矛先は私に向けられ、「こんなのいつもまともな仕事してないんだからオメーが準備しろよ!」と私一人に準備を押し付け、彼らはタバコを吸いながらサボっていました。

定刻近くになると、お客様である農家の方々や会社の上層部の皆さんも会場にこられ、社員の妻たちも会場に詰め掛けました。
そして私の愛する妻も膝丈くらいのクリーム色のワンピースにカーディガンを羽織った服装で会社に到着し、
私は妻を連れて会社の同僚たちに挨拶をして回りました。
会社の同僚たちだけでなく顧客達も、私の妻が美人であることにびっくりし見とれているようで、
私は妻のおかげでひさしぶりに優越感に浸ることができました。
しかしその優越感は木っ端微塵に打ち砕かれることいなるのでした・・・・

営業本部長である常務の挨拶で宴は始まりました。
基本的には各営業マンのテーブルに自分の顧客を案内することになっており、
それぞれのテーブルに会社の上層部が張り付きます。
私達管理部門の人間は、まだ当社との取引が少ない見込み客で、特に若い農家達のテーブルに付きました。
私のテーブル担当の上層部は総務部の山崎という部長でした。
私は、汗だくになり肉や野菜を炭火で焼き、妻も皆さんにビールや焼酎を注いで回りました。
山崎部長といえば、普段顧客と接していないせいか対応がわからないらしく、
卑屈な笑顔で挨拶をしてまわり、私に対して「オイ、肉が足りないぞ!もっとジャンジャンやかなきゃだめだろ!」と上司っぷりをアピールしていました。

ほかのテーブルを見回すと、古くからの当社の顧客が多く、年配の方も若い方も紳士的な感じでそれぞれが楽しんでいました。
みなさん、最初だけは初対面である私の妻に緊張していたせいか、おとなしかったのですが、
「いやあ、石川さんにこんな綺麗な奥さんがいたとはな」「オメーもなかなかやるな」だんだん打ち解けてきました。
妻は少し照れながら、「そんなことありません、今後ともよろしくお願いいたします」といいながら酒を注いでまわりました。
そのうち「奥さんも飲めるんだろ?」「オラ、飲めよ!」などと言われ、少しびっくりして私の顔をみましたが
私がうなずいたため、勧められるままに酒を飲んでいました。
宴は進み酒もかなり入り、私のテーブルは私が恐れていた状況になりつつありました。
「アンタの旦那、ホント使えねーんだよな。機械の事あんまりわかんねーし」
・・・お客さんたちが、こぞって妻に私の無能ぶりを語ると、
社内の先輩たちまで
「システムエンジ二アだからって、現場知らなくて良いとでも思ってんのか?SEなんざ、うちにはいらねーんだよな、ギャハハ」
妻に私の無能ぶりを自慢するかのように話し出しました。
妻も愛想笑いを浮かべながら、「そうなんですか、すみません。主人をよろしくお願いします」などといいながらも、
皆さんの話を必死にきいていました。
私はいたたまれなくなって、席をしばらくはずし、会場のみなさんにお酒をついで回ったりしていました。
2時間ほどたち、営業部長の挨拶で宴は終了しました。
私は自分のテーブルに戻ると、12人いたメンバーのうちの5人が私と妻を入れてカラオケスナックに2次会に行くことになっていました。
私は後片付けもあるので、許してほしいといいましたが、「お前がいないから、奥さんと約束したんだ。お前は片付けが終わってから来い!」といわれました。
妻は少し不安そうな顔をしながら、「お願い、早く着てね。」と言い残し、彼らと消えていきました。

妻と元カレが運命的な再会をして……

妻とは、結婚してもう14年経ちます。二人とも今年40歳で、子供も二人います。中学2年生の息子と、小学6年生の娘がいて、二人とも私ではなく妻に似てくれて、美男美女です。
妻はぱっちりした二重まぶたで、日本人離れしたエキゾチックな顔の美人です。ハーフとかに間違えられることも多いですが、100%日本人です。

そんな妻と私なんかが付き合うようになったきっかけは、当時私がバイトしていた先の、同僚の女性の紹介でした。
当時、妻は付き合っていた男性に浮気をされて、その上捨てられてしまって酷く落ち込んでいたそうで、そんな妻を元気づけてあげてと、バイトの同僚の女性に紹介されました。

初めて妻に会ったとき、あまりの美しさに言葉を失いました。そして、私が彼女と付き合えるはずもないなとあきらめました。

なので、私は本当に、単に彼女を元気づけようと行動しました。一緒に遊びに行ったり食事をしたり、下心なく、ただ元気づけようと明るく振る舞いました。
そんな風に過ごしているうちに、いつの間にか恋人同士になれました。付き合い始めたばかりの頃は、元カレの影が色濃く感じられましたし、ため息をつく彼女を見ては、私も胸が痛かったです。忘れられないんだろうな……そう思うと、私は自分がとても無力に感じました。

でも、そんな影もどんどんなくなっていき、妻は明るさを取り戻していきました。そして数年後、何とか結婚までこぎ着けました。その頃には、もう元カレの影は完全に消えていました。そして、私もそんな事は気にもしなくなっていきました。
その元カレは、間違いなく私よりもいい男だったと思いますが、私が彼女と一緒にすごした長い時間が、私に力を与えてくれたのだと思います。

今は、私は独立して自営で仕事をしていて、妻には経理の仕事を自宅で手伝ってもらったりしています。仕事も何とか順調で、今年家を建てることも出来ました。

仕事で疲れて家に帰ると、庭からリビングの様子が見え、家族が楽しそうにリビングで集っているのを見ると、本当に心から幸せだと思えます。
『おっかえり?』
ドアを開けると、妻の元気な声が響きます。妻は昔から、黙っていると冷たい印象がしてしまうくらいに整った顔の美人でしたが、中身は本当に可愛らしい子供みたいな女性でした。
結婚して長いのに、いつも玄関に迎えに来てくれて、無邪気で屈託のない笑顔で迎えてくれます。
そして、少し遅れて子供達も、
『パパお帰りなさい!』
「お腹空いたよ! 早く食べようよっ!」
と、玄関まで来てくれます。

私は、疲れが溶けていくのを感じながら、私がこんなに幸せで良いのかな? と、自問してしまいます。あの時、彼氏に振られた直後で、自暴自棄になっていた彼女の弱みにつけ込んだだけだったのでは? 卑怯なやり方だったのでは? 私ではなく、他にもっと彼女を幸せに出来る男がいたのでは? そんなネガティブな気持ちを持ってしまいます。

私は、彼女を幸せにするため、彼女にふさわしい男になるため、全力を尽くしてきたつもりです。でも、幸せを感じれば感じるほど、どうしてもそんなネガティブな気持ちが出てきてしまいます。

そんな思いは押し隠し、楽しく食事を始めました。
『ママ、何かご機嫌だね。良い事あったの?』
娘が妻に聞きます。
『わかる? 良い事あったんだ?』
ご機嫌な様子で答える妻。確かに、今日はいつも以上に明るい気がしました。

「なにがあったの?」
息子も、興味がわいたようで聞きました。

『ないしょ?。でも、生きてて良かったわ』
ニコニコとしながら答える妻。

『なになに!? 教えてよぉ?!』
娘は、そんな風に食い下がります。
『えっとねぇ、長年喉に刺さってた魚の骨が取れたんだよ』
と、笑いながら答える妻。
「なんだよそれ」
『ちゃんと教えてよぉ!』
子供達に言われても、はぐらかす妻。でも、本当に楽しそうで、何があったのかはわかりませんでしたが、私まで嬉しい気持ちになりました。

でも、それは私が考えているようなことではありませんでした……。

それを知ったのは、本当に偶然でした。子供達と同じで、妻に起きた”良い事”が気になっていた私は、妻がSNSをやっていたことを思い出しました。
音楽グループのファンクラブ的なコミュニティに入るためにやっていたはずで、オフ会みたいなものにも何回か参加していたはずです。といっても、女性しか興味を持たないようなグループのコミュニティなので、変な心配はしていませんでした。実際、オフ会の時の写真も見せてもらいましたが、女性しか映っていませんでした。

私は、薄い記憶を手がかりに、彼女のアカウントページを探しました。そしてそれはすぐに見つかりました。そこにある日記みたいなものを読んでも、そのグループの活動のこと、曲の感想などしか書いてありませんでしたが、あのご機嫌だった日の書込みに、意味のわからないモノがありました。

”最後まで面倒を見てくれて、天国に見送ってくれてたこと、本当に、本当に感謝!”
一ミリも意味がわからない書込みでしたが、多分これがご機嫌の理由なんだなと思いました。そして、特に怪しい感じもしなかったので、ここで調べるのを止めました。
何となく、プライベートを覗き見るのは、夫婦であっても良くないなと思ったからですが、今思えば失敗でした……。時間を戻せるのなら、この時に戻したいです。

そして、日々は何も変わらず流れていきました。でも、私にもう少し注意力があれば、妻の変化に気付くことが出来ていたのかもしれません。妻は、ダイエットして体重を落としたり、適当な安い美容室から、子供が出来る前に行っていたようなオシャレな美容室に変えたりしていました。
元々が充分に綺麗な妻なので、そんな変化に気がつけなかった私は、夫失格なのかもしれません。

あのSNSを調べた日から、数ヶ月経ったある日の日曜日、
『ママ、綺麗になったね。髪もツヤツヤになった!』
と、娘が言いました。
『そう? もともと綺麗でしょ?』
と、笑いながら言う妻。
「ホントだ。何か、肌も若返った? て言うか、痩せたでしょ!」
と、息子も言いました。

この言葉で、私は妻の変化に気がつきました。
「本当だね。どうしたの?」
私は、気の利いた言葉も言えず、そんな事しか言えませんでした。
『今さら? パパも綺麗な私の方が良いでしょ? 頑張ったんだから!』
と、少しすねたような顔で言いました。でも、そんな表情も可愛いと思いました。
そして、その夜は、本当に久しぶりに妻と愛し合いました。と言っても、子供が二人もいるので、声を殺しながら、音も立てないように気をつけながらの行為で、ムードも何もなかったですが、
「真希、愛してる、愛してる」
と、何度も小声で言いながら、静かに愛し合いました。

終わった後、妻は抱きついて甘えてきました。もともと甘えん坊の妻ですが、ここ1年以上……下手したら2年近くセックスをしていなかったので、こんな風にイチャイチャするのも2年ぶりだったのかもしれません。

そっと髪を撫でると、妻は気持ちよさそうに目を閉じ、キスをせがんできました。私は、やっぱりたまには二人の時間を作らなければなと、深く反省しました。
しばらく抱き合っていましたが、何となく妻の様子が変で、顔を見て見ると目の端に涙みたいなものが見えました。私は、
「ど、どうしたの? 何か、痛かった?」
と、慌てて聞きました。
『うぅん……。なんか、幸せだなぁって……。パパ、愛してる……愛してる!』
と言って、キスをしてくれました。でも、何となく、妻は自分に言い聞かせるようにそんな事を言った気がして、私はドキドキしてしまいました。もしかして、誰か好きな人でもで来てしまったのでは? そんな不安にさいなまれました。

でも、それは一瞬で終わり、妻はすぐにいつもの明るい笑顔に戻りました。そして、その日はそのまま抱き合って寝ました。真夜中にふと目が覚めると、妻が泣いていました。声を殺すように泣いていて、私はどうして良いのかわからず、そのまま寝たふりをしてしまいました。涙の理由にまったく心当たりがなく、私は何かとんでもない事が起きているのではないかと、不安な気持ちでいっぱいになりました。

声をかけようか迷っていると、妻が私に抱きついてきました。私が寝ていると思っているみたいで、起こさないようにそっと抱きついてくる妻。
『愛してる……』
小さな声で言う妻に、私は少しだけホッとしました。そして、気がつくと私は寝ていました。

朝起きると、いつも通りの良い匂いに包まれます。ベッドから抜け出し、キッチンに行くと、エプロンを着けた妻が朝食を準備していました。
『パパ、おはよっ! 昨日はありがとう♡ 愛してる♡』
そう言って、私の頬にキスをしてくれました。昨日の夜の不安が、一気に消えました。ただの思い過ごし……。そう思えました。

でも、妻の明るい顔に、時折影が差すように思えてしまいました。
不安が高まってしまった私は、とうとう妻のパソコンを調べてしまいました。

私は、朝家を出て会社に行った後、タイミングを見計らって家に戻りました。この日は、午前中は妻は銀行に行ったり、郵便局に行ったりしているので、チャンスでした。

私はすぐに彼女のノートパソコンを立ち上げ、SNSのアカウントにログインして中身を見て見ようと思ったのですが、それはあっさりと出来ました。妻のノートパソコンにはパスワードの設定もなく、ブラウザを立ち上げると、ブックマークにSNSの管理画面の登録もありました。
クリックすると、自動ログインであっさりとログインできてしまいました。まるっきり無警戒で、私が調べることなど考えてもいないのだろうなと思いました。
そして、そんな風に私を信頼してくれているのに、こんな風に覗き見るのは許されるのだろうか? そんな風に思ってしまいました。

でも、結局私は心配と不安に勝てず、彼女のアカウントの中身を見始めました。

それは、想像以上の悪いものでした。
SNSの会員同士がメッセージのやりとりを出来る機能があり、その中を見ると、妻は元カレとメッセージのやりとりをしていました。
“昨日は、本当に夢のような時間だったよ。まさか、もう一度真希ちゃんに会えて、抱きしめることが出来るなんて、嬉しすぎて泣きそうでした(^^) 
俺、やっぱり真希ちゃんのこと好きだわ……。こんな事言っちゃダメってわかってるけど、あの頃とまったく気持ち変わってなかった!
困らせるつもりはないけど、どうしても言いたかった。ゴメンね。忘れて下さい<(__)>じゃあ、またメッセージ待ってるね!”
いきなりこんなメッセージを見たとき、私は倒れそうでした。会って抱きしめた? 昨日の妻の様子がおかしかったのは、このせいだったんだ……。そう思うと、私はパニックになりました。そして、パニクりながらも、二人のやりとりした一番最初のメッセージを探しました。

“お久しぶりです。高橋です。高橋悠一です。偶然、あの人知りませんかの掲示板を見つけ、読みました。迷いましたが、メッセージさせてもらいます。
あの時は、本当にゴメンなさい。ずっと謝りたいと思っていました。あの時の俺は、本当にバカでした。
俺も、あの時が一番楽しい時間でした。ウソでもなんでもなく、毎日あの時のことを思いだしていました。
そして、真希ちゃんが何をしているのかな? 幸せになっているのかな? と、ずっとずっと気にしていました。
ブログを見て、結婚して子供もいることを知り、本当にホッとして安心しました。俺も、結婚して子供が二人います。今は、実家に帰って家業を継いでいます。俺は、元気で幸せに過ごしています。
気にしてくれて、本当にありがとう。あの書込みを見て、涙が止まりませんでした。
でも、こんな風にまた真希ちゃんと繋がりを持てて、こうして謝ることが出来て、本当に胸のつかえが取れた思いです。ありがとう。あの時の日々は、一生忘れません。真希ちゃんも、幸せに暮らして下さい。

ちなみに、タマちゃんはあれから5年後に、天国に行きました。最後に真希ちゃんに会わせてあげられなかったのが、心残りです”
こんなメッセージが最初でした。そしてこのメッセージは、何ヶ月も前のものでした。思い返せば、妻がハイテンションでご機嫌だった日のような気がします。喉の魚の骨が取れた……。そんな事を言っていた日だと思います。

私は、すぐに妻の返信を見ました。
“メッセージしようかどうか迷ったけど、メッセージします! 本当にビックリしました! まさか本人からメッセージ来るなんてねw 20年、あっという間だったね。
でも、良く見つけられたね!このSNSやってたの? それとも、誰か探してたのかな?w
私も結婚して今は二人の子供がいます。すっごく幸せな毎日だよ。心配してくれてありがとう! でもね、あの頃は本当に一番楽しかったよ! ずっとそれが続くと思ってたんだけどなぁ&#12316; まさか裏切られるとは……
今は実家にいるんだね。私は名古屋にいるよ。悠一さん←この言い方、すっごく懐かしいw も、幸せなんだね。本当に良かったよ。

ずっと忘れずにいてくれてありがとう。私も、ずっと忘れられずにいたよ。なんか、嫌なこともケンカしたこともあったのに、悪いことは全部忘れちゃったw 浮気されたこともねw 楽しかった日々だけが、ずっと私の胸にいます。

タマちゃんのことは、本当にありがとう。悠一さんと別れるよりも、辛かったかもw でも、天国に見送ってくれたんだね。本当に、感謝します。
もしも、イヤじゃなかったら、またメッセージください。
20年前に浮気されて捨てられた真希よりw”
私はそのメッセージを見て、全身から力が抜けていきました。もう、すっかりと忘れていたと思ったのに、妻は忘れていなかったんだ……。
そう思うと、私は足元の平和な世界が壊れていくように感じました。このメッセージだけでは、ただ過去を懐かしんでいるだけに思えます。でも、妻はこの前元カレに会ってしまった……。

私は、メッセージをヒントに、妻の書き込みを探しました。それはあっけなく見つかりました。
あの人知りませんかの掲示板には、妻の書き込みがありました。
“20年くらい前、エルトリート名大前店でバイトしているときに知り合った悠一さん。
バイトが終わった後、よく明け方までドライブに行ったりしてましたね。1年半くらい付き合って、同棲もしてました。
別れの時は、私が裏切られたみたいな形でとても悲しかったですが、私にとっては一番楽しい時間だったので、今頃どうしているんだろうと思い出しています。
実家に帰ったのかな? それともまだ東京にいるのかな?
何か知っているという方、連絡ください!”
こんな未練たっぷりの書き込みでした。

高学歴女の末路2

「●●薫さんのお母様ですか?薫さんの入園試験のことで、折り入ってお話があるのですが、、、」

男は名前も告げずに、そう切り出した。

「失礼ですが、どなたでしょうか?」

「ああ、失礼致しました。私(わたくし)、入園試験を担当しております高野と申します。
●●薫さんの面接にも立ち会っていたのですが、覚えていらっしゃいませんか?」

5人居た面接官のうちに
高野と名乗る男が居たかどうか私の記憶は定かではなかった。
しかし、相手が薫のお世話になるかもしれない学園の職員を名乗っているのだから、
自然と受話器を持つ手に力が入る。

「●●さん、実はですね。あの、、えっとですね、、、」
「面接で真中に座っていたのが、当学園の理事の一人でして、それでですね、、」
「●●さんもお気づきになったかもしれませんが、、理事と●●さんは、、」

男の話す内容は、一向に要領を得ず、最初に感じていた緊張感は、次第にイライラに代わっていった。

「すみません。恐れ入りますが、要件をおっしゃって頂けますか?」

「ああ、失礼。そうですよね。では率直に申し上げます。実は、●●薫さんは、このままですと、当学園に入園することは難しい状況です。」

「は?」
あまりにも唐突に話が飛んだので、思わず聞き返してしまった。

私は話し方や言葉の選び方などから判断して、即座に高野を取るに足らない人間だと見下していた。
しかし、そんな彼の話す内容は、私の記憶に一生残るものとなった。

「ですから、薫さんは、不合格なんです。まだ正式に決まったわけではありませんが、このままでは間違いなく不合格です」

ふ、不合格?
聞いた瞬間は流石に動揺してしまった。
しかし、すぐに、その持って回ったような言い方に気づいた。
”このままでは”
要するに、まだ決まったわけではないってことだ。

「それは、このままにしなければ、合格できるって意味でしょうか?」

「は、はい!そういうことです。さすが、理事がおっしゃっていた通りの頭の回転が速いお方だ!
 それで、ですね、その辺りを詳しくお話したいので、時間を作って貰えますか?早い方が良いので明日は如何でしょうか?」

「明日ですか?」

一瞬迷ったが、薫の合否が決まると言われれば、断るわけにはいかない。
ただ、日時などを相手の言いなりになるのは、交渉の面で不利になる。
私は少し意表を突いてやることにした。

「そうですね。おっしゃる通り早い方が良いと思いますので、では、今からお会いできませんか?」

「え?い、今からですか?」

高野の奴、明らかに動揺してる。

「はい。高野さんがおっしゃったのでしょ?早い方が良いと。私、明日は都合が悪いのです」

「わ、分かりました。では2時間後にウェスティンのラウンジでは如何でしょうか?」

実際に高野と会ってみて、やっと面接の時に隅っこに居た冴えない中年男だと気づいた。
これで本当に学園関係者であることは証明されたわけだが、
それにしても、高野の話は電話での印象と同様、予想の範疇を超えない実に下らないものだった。

要するに、先に寄付金を払えば、裏口入園できるというのだ。

寄りによって、この私に裏口入学の話を持ってくるとは・・・
普通なら鼻で笑い飛ばすところだが、愛娘の将来が掛かっているとなるとそうも行かず
即答は控えることにした。

自宅に戻ってから真剣に考えた。
正直、私には幼稚園など何処でも良いという気持ちがあった。
しかし、●●家にとっては、有名幼稚園へ行くことは決められたコースであり、
万が一、薫が不合格ということになれば、責められるのは、当然私ということになる。
夫の親戚中から、何かにつけて育ちが悪いと陰口を言われている身だ
薫に対しても家庭内での教育が行き届いていなかったと言われるのは、もはや必然だった。
そうなれば、苦労してやっと良い関係になってきた義母からも、当然疎んじられるようになるだろう、
何かにつけて味方になってくれる義父でさえ、孫の将来のことになれば、私をどう思うか知れたものじゃない。
夫だって、同じ幼稚園を受けた上司や同僚の娘さん達の手前、気まずい思いをすることになるだろう。
何より、この私自身が、、、
お金を払えば合格できたかもしれないのに、それをしないで
薫が落ちた時、一生負い目を感じて生きることになるのではないだろうか。。。
色々考えていると、
500万という金額で本当に合格できるのならば、安いものなのかもしれないと思うようになっていた。

結局、私は翌朝一番で高野に連絡してしまった。

振込先を尋ねると、高野は
「記録が残ると後々面倒ですので、手渡しで頂きたい」と、お見事と言って良いくらいの手際だった。
恐らく、私達の様な環境の者から、今まで何度も金銭を受け取っているのだろう。

それから合格発表までは、緊張感で押し潰されそうな毎日だった。
薫の合格が決まった時は、流石の私も取り乱して義母と抱き合いながら飛び跳ねてしまったくらいだ。
その日、夫が帰宅してきて、残念なことに、上司の娘さんも、同僚の娘さんも
落ちてしまったと聞かされると、
改めてお金を払っておいて良かったとしみじみ思った。

入園式も終わり暫く経った頃
再び、高野から電話があった。
二度と聞きたくはない声に、私らしからず声が震えた。

「な、なんでしょか?」

「実は、例の件ですが、、」

「れ、例の件?」

「お忘れですか?貴女の娘さん、薫さんの裏口入学の件ですよ」

「や、やめてください!、そんな言い方はやめてください!」

「失礼。実は大変なことになってしまって、、、お知恵を借りたいのです」

「大変なことですか?」

「ええ、貴女に500万渡された時、人目が無いと思って、堂々と枚数を数えていたじゃないですか?」

たしかにそうだった。あんな所で止めて欲しいと心底思ったものだ。

「その時、写真を撮られてしまったらしく・・・」

「え?ほ、本当ですか!!!」

「はい。こともあろうに、その写真はうちの理事の手元にあるようなのです。
 写真を撮った誰かは、私のことを見知っていたのでしょう、それで上司である理事に渡したのでしょうな」

「そ、そんな!!」

「とりあえず、話を聞きたいそうなので、理事に会って頂けますか?」

「会ったところで、私は知らないと言うだけです」

「いえ、それが、、、実はもう、貴女からお金を貰って、薫さんを合格者名簿に入れたこと、白状してしまっているんです・・・」

「は?何故ですか!!貴方が自分のお金を数えていただけって言えば良かったじゃないですか!!!」

「いえ、写真には貴女もばっちり写っていましたよ。お金の包みを私に手渡すところまで、はっきりと」」

「なっ・・・」
あまりのことに言葉が出なかった

「ただ、まだ望みはあります。いえ、だからこそ私も貴女に相談しているわけです」
「貴女と理事は大学時代の知り合いらしいじゃないですか?昔馴染みとして見逃してもらえないか頼んでもらえませんか?」

昔馴染み・・・全く記憶に無かった。
「たしか面接で真中に居た方ですよね?私には全く覚えがないのですが・・・」

「そうですか。。でしたら諦めるしかありませんね。明日にも記者会見を開く予定の様ですが、、」

「き、記者会見?」

「はい。そうなれば、私も、貴女の家も、、そして薫さんの将来も、お終いですね。残念ですが、、、」

「ま、待ってください!!とにかく連絡してみます。連絡先を教えてください!」

「そうですか。是非よろしくお願いします。ただ、連絡してアポを取って・・・などという悠長なことはしていられない状況ではないですしょうか
 これから学園へ向かいましょう、私も同行いたします」

学園に着くと、なぜか理事長室に案内された。

「おお!やっぱり、あの美佐さんだ、久しぶりだね」

「?」

「僕のこと忘れちゃったかな?サークルで一緒だったフェラ松だよ」

「え?む、村松くん?あの村松君なの?」

「そうだよ。あの村松。宴会で君にソース飛ばしてしまって、その罰で、皆の前で先輩の汚いチンコしゃぶらされた村松だよ」

「・・・」

「おい!高野!てめえ!何笑ってんだあああ!!!」

ガシャーン。全く笑ってなどいない高野の足元に灰皿が飛んでいった・・・

「む、村松くん、待って、あれは私のせいじゃ・・」

「分かってるよ。美佐さんのせいじゃないよ。君は汚物でも見るような目をして、早々に自室に引き上げて行ったもんね」

言いながら村松は机の上に写真を何枚か並べた・・・

見た瞬間、息が詰まった。
「なっ・・」
声がうまく出て来ない。
どう考えても言い逃れができるような内容ではなかった。

「ねえ、妖怪ウォッチって知ってる?子供達の間で流行ってるんだけど?美佐さんみたいな賢い人の家庭では見ないかな?

妖怪ウォッチ?
場違いな言葉に、項垂れていた顔を上げると村松は真っ直ぐ私を見つめていた。

「知らないの?」

「し、知ってます、それがどうしたんですか!」

「ほう。じゃあ、主題歌のゲラゲラポーの歌は知ってる?この間、歌たったら子供達が喜んでね」

は?何をいってるの!この男は

「高野、美佐さんに、ゲラゲラポーの歌を教えてやってよ」

元カレと再会した妻は、一瞬で昔に戻ってしまった

主婦が、同窓会で昔好きだった人と再会して燃え上がるとか、元カレと偶然再会して火がついてしまったとか、テレビなんかではよく見る話ですが、まさか現実に自分の身に降りかかってくるとは、夢にも思っていませんでした。

嫁の有美とは、結婚して5年です。子供はまだいなくて、来年お互いに30歳になることもあり、そろそろ作ろうと話していました。
有美は、取り立てて美人というわけでもないですが、愛嬌のある顔だと思います。
背も150cmくらいと低く、幼い顔立ちから、いまだに女子大生なんかに間違えられたりします。そして、唯一のウリかもしれませんが、痩せているわりに巨乳です。ウエストとのギャップが大きいので、際立って胸だけが大きく見えます。

有美とは、職場の同僚の紹介で知り合いました。紹介と言っても、私が同僚と食事していたときに、たまたま同じ店で有美が友達と食事をしていたという、偶然みたいな感じでした。
その時、テーブルを一緒にして4人で食事をし、私は有美を、同僚は有美の友達を気に入り、それからもよく一緒に食事をするようになりました。有美と私の同僚は、大学時代のゼミが一緒だったという関係で、付き合っていたわけでもなんでもないとのことでした。

最初は4人で食事をしていましたが、徐々に同僚とは別行動というか、有美と2人で遊ぶことが増えました。
彼女と共通の趣味もあり、すぐに仲良くなり、付き合い始めるまでにも2か月程度しかかかりませんでした。

有美と私の共通の趣味はテニスで、実際にやってみたら腕はほぼ互角でした。週末にテニスをしたり、会社終わりに食事をしたりしているうちに、自然と結ばれました。

有美は、童顔でどちらかというと清純というか純情な印象でしたが、セックスは情熱的なものでした。背が低い女の子はエッチと言いますが、それは本当だったんだなと思いました。

『エッチな女は嫌い?』
情熱的なセックスが終わり、裸で抱き合っていると、有美は心配そうに聞いてきました。私は彼女を抱きしめ、好きだと答えました。
『よかったw じゃあ……もう一回……してくれる?』
有美は顔を真っ赤にしながら、そんな風におねだりをしてきました。私は、うっすらと汗に濡れた彼女のなまめかしい身体に、むしゃぶりつくように覆いかぶさりました。

彼女にキスをすると、すぐに可愛らしい小さな舌が、私の口の中に飛び込んできます。そして、私の舌と混じり合って溶け合うくらい激しく舌を絡めてくれます。

私は、イッたばかりなのにすでに臨戦態勢でした。そして、コンドームをつけようとすると、
『……今日……大丈夫な日だから……。イヤじゃなかったら、つけないでして欲しい……ダメ?』
私は軽いショックを受けながらも、興奮しきっていたので、そのまま挿入しました。私は小心者ということもあり、避妊なしで女性とセックスをしたのは初めてでした。

まとわりついてくる生の膣肉の感触に、腰が抜けそうなほどの快感を感じ、思わずうめいてしまいました。
『うぅあぁ、翔さん、気持ち良いよぉ&#9825;』
有美は、さっきのコンドームありのセックスよりもとろけた顔で私に言いました。

私も、最高に気持ち良いと言いながら、腰を振り続けました。薄いゴムがないだけで快感が倍加して、腰を振り始めてすぐにイキそうになってしまいました。
『あ、あっ&#9825; アンッ&#9825; 気持ちいい、気持ちいいよぉっ! ク、クリ……触って……』
有美は、恥ずかしくて耳まで真っ赤にしながらも、さらにおねだりをしました。付き合い始めて初めてのセックスなのに、こんなに積極的に快感を求める有美に、私は少し引きながらも猛烈に興奮していました。

そして、私は限界を迎えて、
「ダ、ダメだ、イク……」
と、うめきながら、腰を引き抜こうとしました。
すると、
『このまま! 翔さん、来てぇっ! 好きっ! 翔さん好きぃっ!!』
と、有美がしがみついてきました。私は、マズいなと思いながらも理性が保てず、そのまま彼女の中に射精しました。

私が射精すると、とろけた顔でキスをしてきた有美。私は、今までの人生で一番の快感を感じながら、有美を固く抱きしめていました。

『ゴメンなさい……。引いちゃったよね? エッチでゴメンなさい……』
元気なく言う有美。私は、そんな事ないと言いながら彼女を抱きしめました。

でも、内心は引いていました。有美は、今までもこんなセックスをしてきたのだろうか? そう思うと、私では手に負えないのでは? と、引け目も感じてしまいます。

でも、彼女は私に抱きつき、何度も好きだと言ってくれました。

こんな、エッチと言うか淫乱と言ってもいい彼女ですが、セックスの時以外は、恥ずかしがりで控えめな、真面目な女の子でした。

彼女の大学時代を知っている同僚に話を聞いても、”有美ちゃんって、処女だったんじゃない?”と、逆に私に聞いてくるくらい、大学時代はウブだったそうです。彼氏がいたという話も聞いたことがないと言っていました。私はそれを聞いて胸をなで下ろしましたが、同時に、有美は誰に処女を捧げたのだろう? と、疑問も持ちました。

そして、お互いに結婚を意識して、そろそろプロポーズをしようと思っていた頃、彼女の過去のことを聞きました。それまでも、何度も聞こうと思いながらも聞けなかったことを、思い切って聞きました。

有美は、恥ずかしそうに顔を赤くしながら、素直に答えてくれました。

有美は、大学時代に3年間付き合った男性がいる。そして、その彼に初めてを捧げた。別れた理由は、一つ上の彼が先に卒業して、就職してニューヨークに入ってしまい、自然消滅した……。そう言うことでした。

「じゃあ、まだ好きなの?」
私は、嫌いになって別れたわけじゃないというのが気になりました。
『そんなわけないじゃん! 翔さんが100%だよ&#9825;』
と、有美は可愛らしく笑いながら言ってくれました。

でも、それを聞いて以来、有美が元カレと生セックスをしている姿ばかりを想像するようになってしまいました。そして、想像すればするほど嫉妬で燃え、激しく有美を抱きました。

有美も、何となく私が元カレに嫉妬している事に気がついているみたいで、自分がエッチをしたくなると、それとなく、
『今度USJ行こうよ! 翔さんって、行ったことあるんだっけ?』
「え? まだないよ」
『そっか、私は元カレと2回くらい行ったかなぁ』
と、こんな会話をしてきます。私はそれに敏感に反応し、彼女を押し倒すように抱き始めます。
そして、嫉妬に狂ったような激しいセックスになり、大きな快感を感じながらも、有美にコントロールされてるなぁ……と、内心思ったりしていました。

でも、有美はエッチが好きでも、貞操観念は高いとわかり、そこは安心しました。簡単に、誰とでもセックスをする……そんな事はないと確信を持てました。そして、そんな確信を持ったからこそ、プロポーズをして、結婚に至りました。

彼女との新婚生活は、本当に満ち足りたものでした。ただ、週に4&#12316;5回のセックスだけは、ちょっとだけ重荷に感じましたが、贅沢な悩みだと思いました。

結婚後、彼女は主婦をしながらパートをするという生活になりました。料理もメキメキ上達し、言うことのない妻になった彼女ですが、退屈したり、寂しくしてないか心配でもありました。でも、パート先でも友人が出来たようで、少し安心しました。パートは、化粧品関係のパートで、職場にはほぼ女性しかいない環境だったので、変な心配もしていませんでした。

実際、パートの仲間との飲み会に妻を迎えに行ったとき、私もちょっとだけ参加したことがありますが、全員女子で、年齢も幅広かったです。

そんなある日、偶然が私を襲いました。
有美がパートの仲間と飲み会に行った日、有美と飲んでいるはずのパート仲間達が、小洒落た居酒屋に入っていくのを見かけました。その店は、私が聞いていたところとまったく違う場所でしたし、そこに妻の姿もありませんでした。

私は、妻が体調でも悪くして家に帰ったのかと思い、急いで帰宅しましたが、妻はいませんでした。

私の中に、一気に疑念が湧きました。私にウソをついて、どこにいるんだろう? 私は、心配のあまり彼女に電話をかけました。すると、電源が入っていない状態で、私は嫌な汗が出るのを感じました。

それから、何度か電話をかけましたが、ダメでした……でも、22時前に、妻から電話がありました。
『ゴメンなさい、お店地下だから、電波入らなかったみたい! 何だった?』
特に慌てた様子もなく、怪しい気配もない妻。私は、乾電池がどこにあるか聞きたかったとウソをつきました。そして、もう見つかったからありがとうと答えました。

『よかった。じゃあ、今から帰ります&#9825;』
有美は、隠し事をしている気配もなく、可愛らしい声で言いました。本当は、今誰といるんだろう? そんな心配で胸が張り裂けそうでした。
でも、考えてみたら、さっき見かけたパートの人は、私が知っている全員ではありませんでした。もしかしたら、別グループで、別々に飲んでいただけなのかも知れない……そう思うと、少し疑念も薄くなりました。

そして帰宅した彼女は、少し酔ってはいますが、いつも通りの妻でした。
『ゴメンね、遅くなっちゃって。ありがとうございました』
と、上機嫌で言う妻。私は、注意深く彼女を眺めましたが、特に怪しいところもありませんでした。

そして、変な想像をしていた私は、嫉妬で強烈に欲情してしまいました。風呂に入ろうとする彼女に抱きつき、そのままキスをしました。すると、いつもは舌を絡めてくる彼女が、慌てて離れるように動きました。
『ダメだよ、まだ歯磨きしてないよ! お酒臭いでしょ?』
と、慌てて浴室に行く有美。

私は、胸の中が不安で染まっていきました。キスしたとき、一瞬ですが確かに煙草の臭いがしました。私も彼女も煙草は吸いません。でも、あれは確かに煙草の味というか、臭いだった気がします。
不安で固まる私。でも、有美はすぐに戻ってきてくれて、私に抱きつきキスをしてくれました。いつも通りの情熱的なキスをされながら、私は嫉妬で狂ったように彼女を抱きしめ、抱こうとしました。

『翔さん、どうしたの? すっごく興奮してるねw でも、ゴメンなさい……生理、来ちゃったの……』
申し訳なさそうに言う彼女。私は、素直にあきらめました……。

こんな事があって以来、私は有美を疑いの目で見るようになってしまいました。そして、これから子供を作ろうと思っていた矢先だったので、私は白黒ハッキリさせなくてはいけないと思い、探偵事務所に依頼をするという思いきったことをしてしまいました。

そこで私の担当になってくれたのは、意外にも女性でした。まだ若い彼女に、正直大丈夫かな? と、不安も覚えましたが、話をして不安は消えました。とても聡明な印象と誠実な印象を受けた私は、その日のうちに正式に依頼しました。

『夫からの依頼だと、8割方は黒なので、ある程度の覚悟はしておいて下さい』
彼女にそう言われて、私はすでに泣きそうでした。でも、2割は白なんだ……と、そこに希望を持つことにしました。

でも、10日後にもたらされた報告は、黒でした……。
あまりのショックに、彼女の説明もほとんど頭に入らないまま、報告書を手に事務所を出ました。

私はフラフラと歩き、公園のベンチに腰掛けました。そして、震える手で報告書の中身を取り出しました。
相手は、元カレでした。2人で手を繋いで歩く写真。そして、ラブホテルに入っていく写真……それを見たとき、私の中で何かが爆発したように感じました。でも、それは怒りや絶望ではなく、激しい嫉妬と激しい興奮でした。

ホテルから出てきた写真などは、有美は腕を組んで楽しそうに笑っていました。そして元カレは、イケメンとかそういう感じではなく、温和そうな男性でした。優しげな顔をした彼と、楽しそうに笑う有美。どう見ても不倫している2人ではなく、お似合いのカップルという感じでした。

そして、こんな現実を突きつけられたのに、怒りよりも興奮している私は、衝撃が大きすぎて精神が壊れてしまったのだろうか? そんな気持ちでした。

報告書には、この関係がいつからかはまだ不明。ただ、所見としてはまだ日が浅そうだと書いてあった。

そして、証拠能力はないとの前置きが書いてありましたが、録音した音声がSDカードに納められていました。私は、どこでそれを聞こうか迷いましたが、たまに行くネットカフェに行きました。そして、パソコンにカードを挿し、ヘッドフォンを装着して再生を始めた。

『懐かしい……良く来たよね! ラブホテルなんて、すっごく久しぶり!』
思っている以上に鮮明な有美の声がしました。私はその声を聞いて、やっぱりこれは現実なんだなと思い知りました。

「覚えてた? 何かここ好きだったよね」
聞いたことのない男の声が響きます。
『覚えてるよ。シュウちゃんとのことは全部覚えてるよ』
何とも言えない声で有美が言う。
「ゴメン……」
『なんで謝るの?』
「俺がニューヨークなんて行っちゃったから……」
『しょうがないよ。それに、意地張って私も連絡しなかったんだから、お互い様だよ』
「ホントにゴメン。なんか、有美の口から別れ話を聞くのが怖かったんだと思う……」
『なにそれw シュウちゃんの方が私に飽きただけなんでしょw』
有美は、無理に明るく言っている気がする。

「そんな事ないって! 今だって……ゴメン、変なこと言っちゃったよ……」
『変なことじゃないよ。嬉しいよ。だって、私もだもん!』
「え? 俺のこと、まだ好きって思ってくれてるの?」
『そうじゃなきゃ、こんなところにホイホイついてこないでしょ? あっ、でも、違うからね! 今日だけだから! 私には、最高の旦那様がいるんだから!』
こんな状況なのに、私は有美の言葉に嬉しいと思ってしまいました。浮気は浮気ですが、私から離れていくというわけではないと知り、ホッとしていました。

「そっか……でも、良いの? 旦那さんいるのに、こんなこと……」
『こんな事って、シュウちゃんが連れ込んだんじゃん!』
「ゴメン……」
『もう謝るの禁止&#12316;w』
楽しそうな会話が続く。そして、この会話を聞いて、この日が初めての肉体的な浮気をした日なんだなと知りました。

「あぁ、ゴメン……」
『もう! んっ……』
そして、音声が消えた。ボリュームを上げると、かすかに水音が聞こえてくる……。キスをした……。有美が元カレとキスをした……。
私は、信じられないと思いながらも、信じられないくらいに興奮していた……。妻が元カレとキスをしてるのを聞き、興奮する夫がどこにいるんだろう……。私は、自分が本気で壊れてしまったと、怖くなってきた。

『いきなりキスしないでよ! ビックリしたじゃん!!』
「ゴメン……」
『また謝ったw ……もう一回……して』
そして、また音声が消えた……。


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