萌え体験談

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39歳崖っぷち女に迫られて

去年、本社から地方にある支部へ飛ばされた。
憂鬱な気分で新天地へ向かい、居住する事になったアパートの引っ越しを終え、隣近所に挨拶しに回っていると、2つ隣の部屋に中村という中年女性が住んでいた。
「こんにちは、今日から引っ越してきた高野です。これよかったらどうぞ」
「どうも…」
粗品のタオルを手渡し、その場を後にしようとしたが。
「よかったら、上がってかない?」
「じゃあ…せっかくなんで…はい…」
他にも回る部屋が残っていたが、隣人の親切を無碍に出来ないと思い、仕方なく彼女の家に上がった。
「まあ、ちょっと散らかってるけど、気にしないでね」
「は、はい…」
そこは大変ゴチャゴチャしており、食べ終わったカップ麺の容器が山積みされ、洗濯前と思われる下着が脱ぎ捨てられているという状況で、よくこんな部屋に人を呼べるなと思えてくるほどだった。
「あんた、若いね、いくつ?」
「来月で31ですけど」
「へー、てことは…下の弟と同い年か」
「弟さんがいらっしゃるんですか?」
「うん、まあ2人いるけど…もう、どっちも結婚しててね…姉弟の中で売れ残りはあたし1人になっちゃった…」
失笑しながら自虐を続けていたが、この部屋を見て、当然の様に思えてきた。
「それでなんだけど…あんた、今彼女とかいる?」
「いませんけど…」
「じゃあ、あたしを嫁にもらってくれない?」
「……いくらなんでも……そんな……」
恋人がいるかどうか質問された段階で、まさかとは思っていたけど、まだ出会った数分しか経っていない相手に結婚を申し込むほどガサツだとは。
「家事の事なら安心して近くに住んでいる母親がやってくれるから」
「そうはいわれても…」
「じゃあ、断れなくさせてやる」
そういってその場で服を脱ぎだした。
「何やってるんですか?」
「何って、既成事実作ろうとしてんの」
「ふざけないでください、俺帰ります」
「逃げようたって、そうはいかないよ」
立ち上がろうとした俺を押し倒し、そのまま俺の上に馬乗りになってきた。
「せっかく見つけた獲物を逃がしはしないよ」
「獲物って…あんた…自分で何言って…」
「あたしね、来年で40なのだから絶対30代のうちに結婚しようって決めてたの。だから、あたしと結婚しなさい。じゃないと、今この場で大声出しすよ。そしたら、あんたの人生終わるよ」
「他の男にすればいいじゃないですか?何で俺が…」
そんな俺の叫びも虚しく、その場で強引に関係を結ばれ、後日半ば脅された形で両親に紹介され、そのまま結婚した。
それからというもの彼女の両親の早く孫の顔を見たいという強い希望で、毎日の様に子作りをさせられたが、結果子宝に恵まれる事なく、彼女は今年閉経を迎えた。
ですが今となっては、子供のいない彼女との2人きりの生活も悪くはないと思っています。

23年目のさようなら

俺は22歳の頃に大病を煩い半年間の入院生活の後、山間の町の療養所で過ごした。
そこは病院よりも広々としていて、隣のベッドとの間隔も2m近くあり、カーテンで仕切ればプライベートもある程度保たれた。
療養所には40代後半から50代の女性がいて、身の回りの世話をしてくれていた。
俺達の部屋の担当は、先崎さんという47歳の美しく年齢を重ねた女性だった。

夜9時になるとベッドのカーテンを閉めにやってくるのだが、彼女は男の生理を理解していて、週に何回か俺のパジャマの上から股間を触って勃起させると、下半身を露出させて扱きだすのだ。
それはそれは上手な扱きで、亀頭を優しく竿を強く、3分と経たずにティッシュに搾り取られた。
そのティッシュを丸めてポケットに入れ、ニッコリ微笑んで去って行くのだ。
時々、隣の50歳近いおじさんも、ハアハアした後ウッと聞こえるので、先崎さんのお世話になっていることがわかった。

6月、梅雨のジメッとした時期になると部屋の廊下側のドアと窓が開け放たれた。
すると、女性部屋の中が廊下から見えて、そこにハイティーンの純朴そうな少女を見つけて、心が躍った。
たまにロビーで彼女が本を読んでいるのを見かけても、おじさん、おばさんばかりの療養所で唯一の若者2人が恥じらって会話もできないでいた。

あるとき、午前3時ころ目が覚めた。
尿意をもよおしたので用を足してトイレから出たら、あの少女が立っていた。
少女は私の手を取ると浴場へ向かい、脱衣場の長椅子に座って目の前の私の股間に頬を寄せた。
思わずムクムク勃起した私は、少女のパジャマを脱がし全裸にした。
純朴少女は細身のやや寸胴でペチャパイ、ロリ心をくすぐった。
股間にむしゃぶりつき、ツーンとした臭いのワレメを舐めた。
約2年ぶり2人目の女体に興奮して、鼻息荒くなって濡れたらすぐに入れた。
弾けた感覚の後ズブッと入ると、
「ヒッ・・・」
歯を食いしばり、俺が腰を動かすとそれを押さえつけるように抱きついた。
処女喪失・・・俺は興奮と少女の締め付けにたえきれず射精しそうになったが抱きつかれて男根を抜くことができず、少女の女穴の中にドクドクと放出してしまった。
「あ、あの、中に・・・」
「うん。ありがとう。大好きです。」
少女は微笑むと血に染まった股間を洗い流しに浴場へ入っていった。

夢のような出来事の一週間後、また午前3時ころ目が覚めた。
もしかしてと思いながらトイレに行くと、また少女がいた。
脱衣所で交わり、また少女の中に射精した。

その後も週に3回ほどの午前3時の逢瀬が2週間ほど続き、少女も男根の挿入に快感を覚えてきた頃、目を覚ました3時ころあることに気が付いた。
俺のベッドは一番西端で隣が窓で、長い遮光カーテンが締まっていたのだが、寝ぼけ眼でふと足元を見ると、カーテンの下に白いサンダルが見えて「先崎」と書いてあった。
ああ、俺は午前3時に起こされていたんだとわかった。
少女は俺に抱かれて腰を使うようになり、甘い吐息で喘ぎ声を必死で抑えていた。
約3か月、少女と本気で愛し合った。

10月になったら、午前3時の起こされがなくなり、少女の姿を見かけなくなった。
でも、先崎さんに正面切ってきくこともできず、落ち込みがちの毎日を送った。
そして12月、俺は医師から自宅療養に切り替えるよう言われ、療養所を出ることになった。
療養所最後の夜、午前3時に目が覚めた。
先崎さん?・・・いなかったが、トイレから出ると先崎さんが立っていて、俺の手を取り浴場の脱衣所へ入り全裸になった。
脱衣所はストーブが焚いてあった。
母親と変わらぬ年齢の女性の裸に男根がそそり立った。
股間にむしゃぶりつき、生のまま入れた。
「はあ、はあん、は、は、あはーん・・・」
「先崎さん、出そうです。」
「中に、いいわよ。」
ドクドクドクーーっと先崎さんの女穴の中に精を放った。
あの彼女はもしかして妊娠してしまったのではないかと気になり、先崎さんに彼女の事を尋ねた。
「あの子、容体が悪くなって病院へ戻ったのよ・・・これ、彼女の形見・・・先月、亡くなったわ。天国で会ったら、お嫁さんにしてと伝えてと言われたのよ。」
ペンダントを手渡された。
悲しそうに微笑む先崎さんに、彼女の面影を見たのが不思議だった。

その後、俺は療養所と実家の中間の町の生協へ就職し、そこであの彼女に似た女の子と知り合い結婚した。
純朴そうな妻は細身でやや寸胴のペチャパイ、生き写しだった。
心優しい妻は俺に全てを晒して、恥ずかしさをこらえながら快感に酔った。
武者震いするほど可愛かった。
幸せな日々が過ぎていった。

先日、先崎さんの訃報を知り、告別式に出向いた。
「23年前に亡くなったお嬢さん、別れた旦那さんと暮らしてて、先崎さんが母親だって知らずに逝ったんだって。今頃、天国で名乗ってるかもね。」
俺は、空を眺めて先崎さんと彼女に、いつか天国に行っても結婚はできないと言った。
俺の愛する女は、妻だけだから、23年目にしてさようならを告げた。

15歳の姪っ子と

もう10年近く前の話です。
私は当時41歳。
妻とは早くに離婚し、もう5年以上も独身生活を続けていた私は、体を壊し会社を退職し、しばらく失業保険で食いつないでいました。
結婚時代に借りていた3LDKのマンションに住んでいましたが、収入が途絶え家賃が払えなくなったため、1DKの小汚い和室アパートに住むようになりました。
会社を辞めてからは健康状態もよくなったものの、なかなか再就職先もみつからないまま、失業保険の給付も途絶え、ローソンでバイトをしながらかろうじて生活をしていました。

そんなある日、職場で購入した弁当とビールをぶら下げて帰宅途中、東京にいる弟から電話がかかってきました。
「もしもし?あ、兄ちゃん?」
「なんだ?珍しいじゃないか。忙しい東京のビジネスマンがなんの用だ?」
「実は俺、福岡に2ヶ月ほど出張中なんだよ。さっき嫁から電話がかかってきて、長女の真奈美が家出しちゃったっていうんだ・・・嫁が電話しても携帯がつながらないらしくて。」
「ああ?真奈美ちゃんが?俺も真奈美ちゃんとは小さいとき以来会ってないな。いくつになったんだっけ?」
「中3だよ。15歳。そんなことより頼みがあるんだ。」

どうやら話を聞くと、弟の嫁と真奈美ちゃんは犬猿の仲で、ことあるごとに母娘ケンカが耐えなかったらしく、仲裁役の弟、つまりお父さんがいないためにエスカレートして取っ組み合いの喧嘩になり、真奈美ちゃんは家を飛び出したらしいのです。

「で、真奈美ちゃんはどこにいるんだ?警察に届けたのか?」
「いや、嫁からの電話の後、俺が真奈美に電話したら、すぐ繋がったんだ。それで居場所はだいたいわかってるんだけど・・・」
「うん?それで?」
「真奈美は、しばらく家に帰りたくないっていうんだ。かといって俺も福岡だし・・・」
「まわりくどいなあ・・・俺になんかやれっていうのか?俺にできることがあるならさっさと言えよ。」

「うん、済まないけど、兄ちゃん一人暮らしだろ?ほとぼりが覚めるまで真奈美を泊めてやってくれないか?2~3日もすれば落ち着くと思うから。」
「それはかまわんが、真奈美は埼玉に帰ってきてるのか?」
「ああ、今は小学校時代の友だちんちにいるらしいんだけど、その子んちも複雑な家庭らしくて、そこに泊めてもらうのは無理らしいんだ。」
「でも俺んちから東京の学校には通うのは無理だぞ。」
「今は夏休みだから大丈夫。頼めるかな?兄ちゃんちの住所、詳しく教えてくれないか?」

まだ真奈美が幼かった頃の記憶しかない私は、やっかいごとがひとつ転がり込んできたなあ、くらいの感覚しかありませんでした。
なんせこの狭いボロアパート、部屋はひとつしかないし、俺が2~3日ホテルにでも泊まるか、とか、どっちにしろ大掃除しないといけないなとか、頭のなかでは「めんどくせえなあ」という思いしかありませんでした。

その日は18時すぎに帰宅し、掃除を終えて時計を見るともう21時前になっていました。
そしてそれと同時に「ピンポーン」とチャイムが。

「ごめんください、真奈美です。」
と、ドアの向こうから真奈美の声が聞こえてきました。

(お、来たか。)

ガチャ

「おお、真奈美ちゃんか!ずいぶん大きくなったなあ・・・弟から話は聞いたぞ、とりあえず中に入りな。」

・・・・・ん?
んん?

つづく

【寝取らせ・寝取られ】彼女を50代男性に貸し出したら輪姦調教されてた

どうも、前回(『【寝取らせ】彼女に50代と40代のおっさん2人と3Pさせてみた【寝取られ】』)、
前々回(『予期せぬ種付け』)に続いてのみーちゃんのお話です。

いつもどおりスペックから

年齢は27歳で黒髪ロング。身長は160cmないくらい。で、年齢なんですがすみません。前回までも27歳といってましたが、

当時は26歳でした。すっかり書き込んでる時の年齢で計算してました。で、今回は誕生日後なので27歳ですね。

体重はわからないが太ってない。痩せすぎってわけでもない。

足の肉付は個人的に好き。

美人というわけではない(どちらかといえば可愛い系)、イメージは学生で言うなら図書委員とかやってそうな感じというか雰囲気。

ちなみにパイパン。で、胸はAカップの貧乳。

前回、前々回の話は今年(2014年)の2月くらいから5月くらいの間の話なので話題は貯まってるんです。

今回は夏くらいにあった話。

で、今回は前回の終わりに書いたとおり、

あの3Pのあと彼女が一応名目上というか設定上、彼氏(自分ですが)に内緒でAさんの妻として呼び出されてるときの内容になります。

全部が全部ビデオを貰ってるというわけでもなく、
当然撮ってる日もあれば撮ってない日もあるのでこれで全てというわけではないのですが、

とりあえずは“彼氏にはバレないように内緒で貰った”というそのビデオの中でも【びっくりした+興奮した】内容の物をまず一つ綴ろうかと。

このビデオを彼女から出させるまでにも紆余曲折あったんですけど、それはまた別の話。

Aさんのスペックも判ってる範囲で紹介(前回の3Pでわかったことも追加)
○Aさん
・年齢50代後半(彼女と同い年くらいの娘さんがいるらしい。奥さんとはかなり以前に離婚してる)
・一人暮らし
・体型は中年太りというか普通に太ってる。
・ハメ撮りが好きで3P経験もある。
・アレは太く長さは平均くらい
・超が付くほどの絶倫(前回は休憩を少し挟んだとはいえ2時間で9回ほど彼女に中出ししてる)
・精液自体も粘度と量もかなりあるらしく、彼女曰く「お風呂入って洗ったのに、次の日にもたれてきた」とか。


とりあえず舞台としてはAさんのアパートらしいです。

彼女曰く「Aさんが住んでるアパートではなく、Aさんが大家のアパート」で、

結構古めの木造2階建てで、全6世帯くらい?昔ながらのという感じで内装もメインの部屋は1つといった感じだそうです。

で、まず一つ、Bさんはいないそうです。まぁ当然Aさんと一緒に住んでるわけではないのでいつも行動が一緒って事はなくて当たり前ですが。

また、どうもBさんが単独で呼び出すことはあまりないらしいんです。まぁ今回はBさん関係ないよってとこだけ。


そうなるとなんでわざわざこのアパートに来たのかってところでしたが、そこからがビデオの内容。

彼女の口から直接聞きたかったのですが、
あまり彼女も言いたくないのか口を噤んじゃった上に聞くと赤くなって逃げるので、彼女のいないときに動画を再生。

映ったのは彼女に教えてもらったとおりの少し汚らしい感じの畳部屋。

パッと見、家具とか見えないので空き部屋だったのかもしれない。

それも数回見直して気付いたんですけど。最初の一回目はそれどころではなかったんです。

映ったのは裸の男の後姿というか尻。ぶっちゃけこれだけならうげぇぇモノですが、前かがみというか四つんばいにも近い体勢の男の腰から天上に向かって足が生えてるんですね。

実際には男に押しつぶされる形で下にいる人の足だけが男の両腰の脇から見えてるだけっていう。

で、この足の持ち主。彼女でした。

A「カメラセッティンングできたけど、Cさん張り切りすぎでしょ」

Aさんは多分カメラセッティングしてたんでしょう。この段階では声だけで姿は見えません。

というか、Cさんって誰やねん。お初の人です。

C「いやぁ、すまんすまん。2週間ぶりなもんだからよぉ」

やはりというか彼女にのしかかってた男性がCさんらしい。

ブチュっと、彼女のマンコから肉棒をCさんが引き抜くとダラリと精液が彼女から溢れる。

すんげぇ量。一発だけでこんなに?ってくらい。

で、Cさんがカメラに向く。と明らかにAさんより年上の風貌。

腹も皺だらけで弛んでるというか下がってる感じで、頭も禿げ上がってる。Aさんが50代だとすると60代後半くらいかな。

70代と言われても不思議は無い(彼女も正確な年齢はわからないらしい)。

C「Aさんがもっと嫁さん連れてきてくれたらなぁ」

A「Cさんも好きだねぇ。70も近い歳でそんな若い子とセックスしまくりなんだからさ。それに昨日なんかは夜預けっぱなしだったじゃないですか(笑)」

C「この歳になっても性欲があるってわりときついけどね。奥さんのおかげで助かってるよ」

どうやらAさん彼女を自分の奥さんとして紹介してるらしい。まぁ3Pの時にそういう話をしたらしいので納得といえば納得だが。あと昨日ってなんですかね?

A「もう結構な数ヤッてるけど、飽きたりはしない?」

C「全然。奥さん可愛いし、マンコも絞まりいいからね、マンコ好きなんだねぇ奥さん。チンコいれるときゅうきゅう締め上げてくるよ」

A「そいつは良かったです。このアパートにいてくれる限りはちょくちょく連れて来ますからね」

彼女もしかして、商売道具にされてる?そんな疑問。でもそれも良し。

道具みたいに扱われる彼女も可愛いと思うので。

で、その彼女なんだけど、動かない。カメラに大股開いてマンコ見せたまま動かないのはなぜ?

C「奥さん大丈夫かな?まったくDさんたちも張り切っちゃうからさ」

また知らない名前が。Dさんって?達って?

そんな疑問もあったが彼女に反応が、

彼女「…………ぃ」

聞き取れない。あまりにもか細い声。

そしたらAさんがカメラに入り込んできた。当然のごとく全裸。

で、足をつかんでそのまま一気に肉棒をつき立てる。

彼女「あ……ぎっ!」

A「たかだか一晩犯されたくらいで疲れてちゃダメだろう?ん?」

パンパンとそんな事言いながら腰を振るAさん。

Cさんもその様子を隣でニヤニヤ見てる。右手がAさんの影になってて見えないので位置的に胸でも弄ってるのかも。

そして一晩って。もしかしてこのビデオ開始する前日夜からヤラれぱなしってこと?

そんな疑問に思わぬところから肯定が。ビデオの中のCさん。

C「そんな言ってやるなって。昨日Aさんが奥さん置いてったの9時くらいだろ?それから朝方までほとんど休まずだよ」

夜の9時だと思われる。だいたい彼女がAさん達に会うときは夕方以降が多い。

それは双方共に仕事してるからだとは思うけど。

で、ビデオに映ってる時計は9時(AM)。朝方までとはいえ、ゆうに10時間くらいあったんじゃ……。

A「まだまだですよ。ほら、出すぞ、中で味わえ!」

彼女「あっ……い、イグ……っ!」

一番強い音を立てて腰を叩きつけてAさん中出し。彼女の足がピーンと伸びる。

彼女「ひぎぃ!」

彼女の悲鳴。もっとも見えるのは足とAさんの肉棒が突き刺さったマンコのみで、どんな表情かは全くわからない。

A「ふー……ようし!ほらほら!」

Aさん腰振り再開。絶倫の人って出しても抜かないで続けることが多いのかな。

彼女「あーっ! あ、や、やめっ! まっ! ひぐ……っ!」

A「ご主人様に口答えするな!そらそら!」

ズパンズパンと一回目よりも勢いよく腰を叩きつける。

C「あーあー。奥さん顔蕩けちゃって、気持ちいいんだねぇ。こっちも気持ちよくしてもらおうかな」

言いながらAさんの前にCさん移動。

Aさんの影で見えないが多分フェラ。

C「Aさん、奥さんが昨日預けられてからから何回中出ししたか教えましょうか?」

A「お、どれくらいですか?」

Aさん腰は止めない。

C「なんと30回達成だよ。」

30!?

C「DさんとEさんが張り切っちゃってねぇ。最後の方は奥さんも半狂乱に近い感じで、“もっと頂戴、いっぱい出してー”って」

A「ははは!あの2人も歳なのにやりますねぇ。おら2回目だ、子宮に注ぐぞ!」

で、Aさん2回目の中出し。

C「ちなみにDさんがヤバイね」

A「ヤバイっていうのは?」

Aさんが腰を浮かせるとマンコからまた精液が流れてくる。もう、彼女の中で作られてるんじゃないかってくらい溢れてて、すごかった。

C「奥さんにベタ惚れでさ。ハメながらずっと耳元で奥さんとの子供ほしいって言ってんの」

A「いいじゃないですか。ヘンタイ女ですからね。誰の子供孕んだって喜びますよこいつ」

C「お、じゃあボクの子供でもいいのかな?」

A「構いませんよ。ほら、Cさんそろっと復活したでしょ?」

C「おぉ、そうだね。Dさん達が仕事から帰ってくる前にヤルだけヤラんとなぁ!じゃあDさんより先に産ませられるように張り切りますか」

Aさんがビデオの枠外に移動。でCさんが彼女の足の間に。

C「ほらぁ入れるよ。奥さんチンコ欲しいでしょ?」

詳細は見えないけど、多分入り口をチンコで擦ってるのかな。

A「ほら答えなさい」

彼女「あ、やっ……ほ、欲しいですっ……。Cさんのオチンチン、おマンコに入れてくださいぃぃぃ!」

自分とのセックスでは聞いたことも無いセリフです。順調に調教されてるようです。

C「ようし!入れてやる!」

彼女「あんっ!あ、ああああ!」

C「入れただけでイったのかな?ヘンタイだねぇ奥さんは!」

で、腰振り開始。Aさんほどではないにしろ見た目の年齢からは考えられないほどスムーズで力強い。

彼女「あっ……!だ、だっめ……もうこ、壊れるぅっ!」

C「そろそろ奥さんのマンコも限界かな?」

言う割にはパンパンと腰の動きに緩みは一切無い。

C「でもなぁ、この後皆来るぞー?」

彼女「えっ、み、みんあっ!」

感じちゃってて言い切れてない。

C「そうだぞ。DさんもEさんも来るけど、他の人たちもくるぞー?アパートのみんなの物だもんな、奥さんの体は!」

最後の言葉と共にCさんの体が震えたように見える。

彼女「あっ、中ぁ……!」

A「いい顔してるじゃないか。中出しされて気持ちいいか?」

彼女「き、もち、いいです……」

A「いい子だ。まだ終わらないからな。今日はマンコ壊れてもヤリ続けるからな、心配しなくていいからな」

彼女「え、えへぇ……嬉しい、ですぅ……」

彼女言葉の意味わかってんのかな?なんて疑問に思うくらい、言葉が蕩けまくってる。

C「しかし、Aさんも強気だねぇ。アパートの住人全員で犯ってもいいだなんて」

A「いいんですよ。好きに使っていいって最初に言いましたから。こいつもセックスは好きなんで」

C「ほんと羨ましいねぇ。聞いてなかったけどさどうやってこんな子を嫁さんにしたの。前の奥さんと別れてから話無かったよね」

最後まで出し切ったのか、彼女からCさんが離れる。パックリとマンコが開き、精液だか愛液だかがグチュグチュになってる。

A「Cさんには言ってなかったっけかね。もともと他の男の彼女だったのを頂いたのよ」

C「ほー。どうやってまた」

A「今年の4月だか5月くらいにね、その男からこいつを抱いてほしいって言われてな。寝取られ趣味なんだとさ」

C「じゃあ彼氏公認って訳か」

A「いやいや、そいつは、あくまでその一回のみって事だったらしいんだけどさ」

A「こいつが俺のチンポ気に入っちゃったらしくてねぇ。ぶち込んでやったら喜ぶんですよ」

言いながらAさんがまた彼女の股に太い肉棒を文字通り、宣言どおりぶち込む。

Bさんの事は言ってないのか、会話では触れてませんでした。

彼女「あぁあああ!良いっ!!太いのぉ!」

A「ほらな。こんなもんですよ。彼氏の前で散々中出ししてやって、その後は彼氏に内緒で俺の女にしたって訳ですね」

A「その彼氏もこうなってるとは知らないだろうし、もしかしたら別れたかもね。まぁどっちでも変わらないけど」

A「むしろ寝取られ趣味なら言ったら喜んじゃうかもだからさ、あえて内緒にしてるんですわ」

いえ、別れてませんが。なんて心の中でいちおうつっこんでおく。この状況自体はなんつぅか嬉しいしそして若干の優越感。

C「うわー。Aさん流石だねぇ。ワルだね、ワル」

A「Cさんだってこうやって種付けしてるわけだからアイコだよ。ほら出すぞ!」

彼女「あっ……あぁ~……っ!」

Aさんの中出しとあわせて彼女もイったのか痙攣してる。男性二人は気にせずに会話中。ほんとにただの道具としてしか見てないようなそんな雰囲気。

C「Aさんが犯っていいって言ったんでしょう。据え膳くわねばってやつだね。まっ、この歳で風俗以外でこんな子とセックスできるのはありがたいよ、ほんと」

A「でしょう?こいつ、私と同じ以上にヘンタイだからバンバン犯してやってよ」

C「Aさんほど絶倫じゃないからそんな直ぐには無理だわ(笑)」

A「まっ、他の人たちが帰ってきたら私は撮影に回るからね。今のうちに出すだけ出しちゃいますよ」

C「自分の奥さんなんだから、家で好きなだけやれるでしょうが」

A「いやいや、人前でってのが興奮するんですよ」

C「さすがだねぇ」

まぁ、いくら妻だ、奥さんだ言っても籍はいれてないし、一緒に住んでるわけではないからCさんの考えは外れてるわけだが、
事情を知らなければしょうがないんでしょう。むしろそう思わせるほどに彼女はAさんの妻として認識されてるわけなんですが。

で、一度ここでビデオが切れて場面が変わる。

もっとも変わったのは登場人物の数だけ。小さい部屋に男が5人。Aさんがカメラ近くにいるらしいので都合6人が部屋にいて、
たった一人の女を犯しまくってる構図。

どの人も年代的には40代50代くらい。

後で彼女に聞いたら、アパートがアパートなので未婚者ばかりで結構昔から住んでる人達らしい。
(まぁさすがに一部屋だけのアパートで既婚者はないか)

言ってしまえば寡男の巣窟。で、彼女はそこに投げ込まれた体の良いエサであり道具のようなものだった。

このビデオ自体は全部で3時間くらいのものだったけど、最初の1時間がAさんとCさんの2人とやってる時ので、残り2時間Aさんを除いた男5人に輪姦されてるシーンを編集したもの。

全部は書けないので掻い摘むと、

まず一切の容赦が無い。たぶんすでに何回か経験済みなんじゃないかと。

生ハメ中出しは当然。しかもAVとかであるような、膣口付近での中出しじゃなくて、完全に奥まで突き刺してきっと子宮口付近での中出し。

中出ししたと思われるあとは余韻を楽しむように少し腰を振って、さらに手でシゴいて一滴残らず彼女の中に精液を注いでる。

しかも一人がそうなんじゃなくて皆が皆同じようにしてる。

で、さらに面白いというか興味深いのが彼女の口を使って処理してる人もいるし手でシゴかせてる人もいるんだが、その中で一人やたら中出しに拘ってる人がいて、

宣言して今マンコに入れてる男性と入れ替わる形でマンコに突き刺して中で絶対に出すみたいな感じ。あとでわかるんだけどこの人がDさん。

さらに、酒でも飲んでるのか、皆口調が荒い。

正直誰が誰だかわからんので聞こえた言葉と会話を列挙すると、

「おらっ!ありがたく思え!俺の精子を分けてやってんだぞ!」

「あー、みーちゃん気持ちいいよ!」

「口休めちゃだめだろぉ」

(D)「あーイキそうだ!マンコ挿れさせろ!あぁぁーよし!中に出したぞ!一番奥で出したからな!子宮の奥までぶかかったかもな!」

なんてアダルトゲームとかAVでしか聞かないようなセリフがバンバン出てくる。どれも誇張じゃないし台本が無い辺りが凄い。

会話面で目立ったのは以下の感じですが、こうやって文体にすると改めて凄い。なんというかヤ○ザか何かと勘違いするくらい。

「Aさんには感謝だなぁ、毎日でも来て欲しいわー」

A「いやいや、私も妻と2人でしたいこともあるんで勘弁してください(笑)」

(D)「あー!出すぞー!出すぞ!……おらっ、子宮にたっぷり注いでやる!」

彼女「うっ、ああぁぁ!ひっー……ひっ」

C「Dさん犯りすぎて壊すなよー。皆のなんだからなぁ」

A「いやいや、壊しちゃって結構ですよ。今日はマンコ壊れても最後まで注ぎ込んでやるって言ってますから」

「壊れたらAさん困るんじゃない?(笑)」

A「大丈夫ですよ。まっ壊れちゃったら元の彼氏にあげましょうか」

「熨斗でもつけて?たっぷり楽しませてもらいました。壊れちゃったので返品しますとか(笑)」

「いいなぁそれ。じゃあ今日は壊れるまでAさんの奥さんで楽しみますか!次は俺なー」

さっきまで彼女のマンコに挿れてた奴(D)が抜くと代わって挿れはじめる。

A「実はですね今日辺りがいわゆる危険日なんですよ」

(D)「お、とうとうか!!いやぁこの日を待った待った」

「Dさん、ずっと奥さんのこと孕ませたいって言ってたもんなぁ」

ここで、さっきから中出しに拘ってる人がDだと判明。ついでにさっきまでハメてたのはD。

D「だってよぉ、この歳で独身の俺が子供作るにはこの機会しかないからなぁ」

A「どうぞどうぞ。私も子供がほしいですからね。種は多いほうがいいでしょう。いやぁ誰の子ができるか楽しみだなぁ」

「お、許可が下りたぞ。中出しし放題だ!やーお金もかけないでこんな若い子孕ませていいとかAさん良い男だねぇ」

「中出しし放題の許可っていまさらな気もするけどなっ!おら、孕め!」

D「孕ますのは俺だぞ!早く変われよー、危険日だってわかったら勃ってきちまった!」

「ほら、みーちゃん旦那の許可も得たからお母さんにしてあげるからな!!」

A「よかったな○○。私達の赤ちゃんができるかもしれないぞ」

(○○の部分は彼女の本名)

彼女「うっれしっ、です……あぁっ!」

Dさんが挿入。俄然凄い勢いで腰振りまくり。腰を叩きつけるというか、子宮口にチンコを叩きつけてるって勢い。

C「昨日は30回超えたもんな」

D「じゃあ今日は40回超え狙うか!(笑)」

「そんなに出るのかよ(笑)」

D「当たり前だろー、奥さんに子供産んでもらうんだ俺!明日も休日だし、玉の中カラになるまで出してやる!あー!奥さん気持ちいいよっ!」

彼女「あっあっ!ください!Dさんの精子で孕ませてくださいぃぃぃ!ひいいっ!」

好き勝手言いたい放題。そしてそんな会話中も常に誰かに犯されてる彼女の体。狭い部屋のため正上位が基本らしいが見えてる足がプランプランと力なく揺れてるのがまた壮絶。

さらに言えばたしかにこの日は危険日だったらしいです。彼女はAさんに生理の日なんかも全部言わされてたらしく、
つまりこの人たちは本気で彼女の事を孕ませてやろうとしてるわけです。

でも怒りどころか興奮しか込み上げてこない辺り自分終わってるなぁと。

2時間部分も飛び飛びで編集されてるので実際にはどれくらいの時間彼女が犯されてたかはぶっちゃけ不明。

編集は入れながらも会話シーンが入った部分を彼女に渡してるのも、彼女がAさんから言われた言葉によれば

A「お前が望んだんだ、もうお前は普通の女じゃない。俺の妻であると同時に、皆の物で、皆の精子を受け止めるだけの道具だ」

ってことらしい。彼女が自分で言った言葉で自分を縛るように仕向けてるみたい。

おかげでこっちはおいしい思いをしてるわけですね。AさんがドSでラッキーです。

で、実際にこの日どれくらいされたかは彼女も覚えてないとのこと。

最後どころか輪姦スタートの時点でもう意識が変になってたらしい。(それまでの間にAさんに犯されまくったらしい。相変わらずの絶倫具合)

で、ビデオで判る範囲で中出し回数を計算。

20回は超えてる(中出ししたか曖昧なのもある)。一人当たり3~4回は中出ししてる計算。

ほとんど全てが中出しなあたり徹底してるなぁ、なんて。

当然動画以外のところでも犯されてるだろうからそれ以上の精液を子宮に注ぎ込まれたということ。たぶん宣言どおり40発はされたのかもしれない。

しかもどの人も彼女より一回り二回り年上の男。

そんな男達に好き放題に犯され、挙句中出しまでされて孕ませてもらおうとする彼女

彼女曰く「本心じゃないの、ごめんなさい……」とは言うが、少なくともヤってる最中は本心だろうと。

まぁそれも含めて可愛いし愛おしくて仕方ないんですけど。

で、当然この後ビデオを見た後は自分も彼女とセックスという流れはデフォルトです。


そのほかにも彼女に輪姦も含めAさんとの性生活を確認。

まずAさんとの性生活

彼女に言わせると容赦ない、奥さんとしてというより性処理道具みたいな扱いとのこと(料理を作ってあげることもあるみたい)。

呼び出しをされた時は(Aさんからしたら当然なんでしょうが)セックスが目的。
場所はマチマチで、Aさんの家ってこともあれば、車やラブホ。場合によっては公園のトイレとか色々な場所でヤラされてるらしい。

で、そのセックスも中出しは当然で絶対に一番奥深くで出してくる。

セックス中は彼女に「孕ませてください!」とか「Aさんの奥さんで幸せです!」とか叫ばせてるらしい。

で、Aさんも中に出すときには呪文みたいに「孕め!俺の精液で孕め!」と言うとか。どうでもいいが、2人っきりの時は俺って言ってるらしい。

最近は一緒に住もうとか言ってきてるらしいが、やんわりと断ってるらしい。断るとその後の責めが強くなるみたいだけど。

呼び出し自体は週に2~3回くらい。

そして、輪姦について。

最初はAさんが3Pをしようと言ってCさんを呼んだところから始まり、次の3Pの時にはDさん、次はEさんと、

穴兄弟を増やして、アパート住人全員を巻き込んだらしい。

もともと古くからの付き合いある人物しかそのアパートにはいなかったこともあるし、
全員が男性で未婚ってのもラッキーだったんだろう。

で最近では週に呼び出される3回のうち1回は輪姦で。2週間に1回くらいは週末にアパートの空き部屋に入れられて泊りがけで輪姦されてるとのこと。

特にDさんって人が凄いらしく、Aさんがいない時なんかは、「Aさんと別れて、俺と結婚してくれ」とか「Aさんより幸せにできる」とか言ってるらしい。

さらに、Dさんからは個人用の電話番号とメルアドも貰ってるらしい。連絡したことは無いらしいが。

もっとも、呼び出しに関しては、自分(彼氏)との約束がある時は仕事だと嘘吐いたりしてこっちを優先してくれる。
実際にデート中に連絡来た事もあったが目の前で断ってくれた。

彼女も「○○君以外の人の子供は産みたくないからね……」って控えめながらも言ってくれる。可愛い。

おかげで、彼女とのエッチは中出しが標準になってて、「○○君が先に私に赤ちゃん作って!」とか言ってくる。凄い興奮する。

でも、彼女自体エッチは好きなので(聞けば否定はするが)他の人とはいえ犯されてる間はどうも理性がぶっ飛ぶらしいんですよね。

Aさんとはこれを書いてる今現在(2014年12月現在)も付き合いはあるし(自分は会ってないし連絡すら来てませんが)、
ここ数ヶ月(まぁ10月入った辺りからですが)前からはAさんの知り合いの飲み会とかにも連れてかれて、妻として挨拶させられてるらしい。

……一年足らずで経験人数が半端ないことになってると書いてて気付きました。すごいですね。

で、その飲み会でも何かあったらしいので、なんとか聞き出せたらなぁなんて。

さらに最近はAさんに連れてかれた公園でも何かしてるらしいんだけど、それも全然話してくれない。
彼女曰く「動画に撮ってた」って言ってるので、今度見せるように言っておきました。どんなのが来るかなぁって楽しみです。

まぁなんとなく想像はつくような気がしますけど。

今回のお話はこんな感じ。ネタは腐るほど……は無いですけどわりとあるので、混浴言った時の話とか。
またお伝えしますね。

「風俗大王」の嫁

学生時代のバイト先に「風俗大王」の異名を持つ親父がいた。推定40歳。
小学生の子供がいるバリバリの既婚者だが、無類の好き者なんだこれが。
ソープだヘルスだ性感だと、どんだけ通ってんだよって感じ。

俺も何度か「帰りにヘルス連れてってやろうか」と誘われたが、
薄給のバイトに声を掛けられてもなあ。
というか浮気したいなら素人女を口説けば済むのに、手間が惜しいのか、
わざわざ高い金払って女と遊ぶってのが理解できなかった。


そんなある日、職場の人たちと飲みに行った席で、
若手社員(♂)が大王に無邪気な質問を投げ掛けたのが事の始まりだ。
「大王さん(仮名)、そんだけ絶倫だと奥さん身が持たないんじゃないスか?」

絶倫と言われて気を良くしたのか、大王が自慢げに語り始める。

「俺ね、仕事とセックスは家庭に持ち込まない主義なの」
うわわっ、いきなり大正時代の親父テンプレ発言。

「古女房相手じゃオチンチン勃たないんだよなー。色気ないし」
その割にしっかり子供作ってるじゃん。

「うちの女房さ、淡泊っつうかセックスがあまり好きじゃないんだよね」
女の草食系?それとも年食って枯れたのかな。

「シタくないのに相手させるのも何だし、これも女房孝行だな」
う~ん、ものすごく自分勝手な言い訳の気がする。

「愛情が冷めたわけじゃないけど、身内の感覚になるっていうかさ」
飲み会の席にいた既婚親父には、この意見に賛同する人が多かった。

「まあ、お前も結婚すりゃ分かるよ」
つうか、あんたほど通ってる既婚者も珍しいんじゃね?

「ところで2次会、駅前のピンサロ行かない?」
行きません。てかその店、こないだ「地雷踏んだ」って言ってなかったっけ?

心の中で突っ込みながら適当に相槌を打ってたが、まあ女には聞かせられんわな。
男ばかりの職場じゃなきゃ、3日でセクハラ告発されてたと思う。

 ( ´ー`)y─┛ ( ´ー`)y─┛

飲み会から2~3週間後の週末、社内レクリエーションのバーベキューに参加した。
「家族みんなで」という社長の方針で、家族持ちの社員は妻子同伴。
最初は家族で固まってたが、すぐにバラけ、奥さんたちは集まってお喋りを始める。
社長命令で子供の相手をさせられてた俺は、成り行きで奥様グループに入った。

そこで初めて大王の奥さんと会ったんだが、何というか‥‥普通の主婦だった。
旦那と同年代の推定アラフォーで、不細工とは言わんが美人ってほどでもない。
強いて言えば自民党の野田聖子と同系列かもしれん。
薄化粧でラフな格好だったせいか、全体的に地味な印象。
中肉&やや小柄で、特にナイスバディーとも思わなかった。

もっとも、話した感じは悪くない。確かに華があるタイプじゃないが、
大王が主張するほど色気不足でもないだろう、と正直思った。
女性陣との会話はそれなりに盛り上がり、
奥さんたちとメアドを交換してその日はお開きになった。


それからしばらく奥さん連中と普通にメル友してたんだが、
ある日、何の気なしに大王嫁に「今度、飯でも一緒にどうですか?」とメールしてみた。
すると「昼ならいいよ。バイト休みいつ?」と返信。
そのまま話が進んで、近くのモールで昼飯を食うことになった。

正直、この時点じゃ大王嫁をどうこうしようなんて考えてなかった。
年上は趣味じゃないし。食事に誘ったのも社交辞令半分というか、軽い気持ちだった。

ランチに来た大王嫁‥‥この仮名もどうかと思うんで「聖子さん」にするが、
バーベキューの時のジーンズ&薄化粧と打って変わって、スカート&しっかりメイク。
だからって急に美人になるわけもないんだが、それなりに化けるから女って不思議だ。

「若い子とデートなんて、オバさんウキウキするわ」と嬉しそうな聖子さん。
飯は今イチだったが話は弾み、俺から見た好感度はさらにアップした。
結局その日は食事の後、買い物に付き合って終わったんだが、
翌週になって彼女の方から「ランチでもどう?」とお誘い。
まあ、断る理由もない‥‥というか誘われて少しだけ喜ぶ俺がいた。


2回目に行ったのは個室じゃないがテーブルごとに間仕切りがある店で、
昼間からワインも出た。そのせいか少し突っ込んだ会話になって、
こっちから聞けなかった大王の風俗通いの愚痴も、彼女が切り出してきた。
大王さん、隠してるつもりがバレてんだよ~。

当たり前だが、妻としちゃ風俗に通われるのは辛いし腹も立つ。
ただ、大王が言った通り聖子さんの方もセックスが苦痛な部分もあって、
夫婦間がレスなのも事実だという(年数回のペース)。
だからって風俗通いを認めるのは嫌だし‥‥と、彼女なりに悩んでるそうだ。

「だったら、夫婦のセックスが楽しくなるように工夫したらどうですか?」
「そんなこと言ったって‥‥ねえ?」

本当は倦怠期の中年夫婦に性生活を指南するビデオとか、
そっち系のサイトとか探してみたら、とアドバイスするつもりだった。
けど、少し酔った瞳で上目遣いする聖子さんを見て、気が変わったんだよな。

「じゃあ‥‥研究してみましょうよ。俺、手伝いますから」

途中のやり取りをダラダラ書いても仕方ない。
結論から言えば食事の後、少し回り道してラブホに入ったら、案外すんなりついて来た。

 ( ´ー`)y─┛ ( ´ー`)y─┛

部屋に入って、とりあえず抱き締めてキス。聖子さんが腕の中で小さく震えてる。
これだけの年齢差‥‥てか俺のほぼ2倍の年の相手は初めてだったが、
流れからして俺が主導しなきゃならない雰囲気だ。

まず2人でシャワー。聖子さん、かなり恥ずかしがってたが、
脱衣所で舌を絡めながら服を1枚ずつ脱がせると早くも興奮してきたみたい。
ついでに俺も脱がせてもらった。

バーベキューの時は『特にナイスバディーでもない』と思ったが、
実際に脱がせたら「意外とイイね~!」ってのが率直な感想だ。
やや小ぶりな胸はBくらいだが、お椀型で悪くない形だし、
ふにっとした手触りもグッド。肌が白くきめ細かいのも俺的には高得点だ。

背後から抱き締め、肩越しに唇を合わせながら乳首を指先で転がすと、
聖子さんの口から「あっ…あっ…」と声が漏れる。
乳首はすぐ硬く立ってきた。感度よーし。
片手でオッパイをいじりながら、もう片手は下半身へ移動させた。

どっちかと言えば細身の上半身に比べたら、腰回りはやや肉厚か。
本人は腿の太さを気にしてたが、ムッチリ感は悪くない。
ウエストから尻、脚のラインも、グラビアモデルとは違う
「リアルな生活感のあるエロさ」みたいなのを醸し出してる。

泡だらけで抱き合いながら全身を愛撫。尻の少し上と内股が性感帯らしい。
敏感な乳首を正面からペロペロ舐めながら、指先で性感帯2カ所を刺激すると、
効果てきめんで悶えるわ悶えるわ。
アソコに指を這わせたら、早くもベトベトに愛液が溢れてた。

濃いめの陰毛をかき分けるように指でいじると、
聖子さんは「イヤ…」なんて言いながら自分から股を開く。
指先で微妙な強弱を付けてこねくり回したら、
しゃがんだ俺の頭を掴みながら「ああぁ…」と嗚咽を漏らし、
包皮に隠れてたクリが顔を出した。

マンを持して指を挿入する。
1本‥‥2本‥‥そのたび「あんっ…」という声とともに、小柄な体に力が入る。
ぬめっとした中は経産婦の割にきついかも、と思ったのは一瞬だけで、
指でかき回すと結構広くて奥行きもある感じだ。なのに包み込むような締め付け具合。
別に俺、百戦錬磨のヤリチンじゃないが、それまで経験した女とは少し違う感じだ。

チュバチュバと乳首を吸いながら、片手で尻の性感帯を刺激し、
もう片手でアソコを愛撫。風呂の中だが太股は愛液でベトベトだ。
親指でクリをいじりながら人差し指と中指で膣内をまさぐると、
奥さん、良い声出しますねえ。
指を奥まで入れて子宮口(?)をつついたら、
そのたび「ううっ…ううっ…」と下半身をよじらせるのがまたエロ過ぎ。
どうやらクリより奥が感じるらしい。「中派」って言ったっけ。

ならばと思って、挿入した2本指の先を軽く曲げて刺激したら‥‥ドンピシャ。
指を出し入れして膣の上壁にあるスポットを擦るたび
「あ‥‥あ‥‥あ‥‥」だった喘ぎ声が「ああ…ああ…ああ…」と激しさを増す。
さらに出し入れ速度を速めたら、しまいには「あああああ~~」と叫んで潮を大噴射。
ピシャ、ピシャって感じで液体を噴き出すと、俺に抱きつくように膝から崩れ落ちた。

風呂場の床に座り込んだ聖子さんの目の前には俺の股間。
この時点で半勃起してたが、聖子さんはトロンとした表情でチンコを手に取ると、
ためらいなく口に含んだ。

フェラのテク自体は大したことないが、ジュポボっと本当に美味しそうに吸い立てる。
チンコへの愛着が感じられる‥‥という言い方も変だが、本当に好きなんだなと思った。
誰だよ、彼女がセックス好きじゃないなんて言った奴は。

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風呂場でたっぷり盛り上げてから、定番のお姫様だっこでベッドに移動。
布団に転がり込むと聖子さん、俺にしがみついて唇を重ね、舌も挿し込んできた。
よっぽど溜まってたんだな。

今も理解不能なんだが、抱き合ってディープキスしてると、
野田聖子風の中年女なのに、顔立ちも体型もやたらエロく魅力的に見えてくる。
特に声が体格の割に低めで、あれで喘がれるとたまらんのよね。
絡みながら「俺って、オバさん相手でも勃起するんだー」と自分で感心してたが、
何割かは彼女の声に興奮したのかもしれない。

風呂場でのフェラでチンコも準備万全だし、ラブホ備え付けのコンドームを装着。
正上位になって見つめ合う。「入れますね」「うん…ちょうだい…」
腰を進めてズズズズっと挿入。ハメる瞬間、両手で顔を覆いながら
「あああぁ…ん」とヨガる聖子さんの仕草が最高に可愛かった。

風呂場で指入れした時も広いのか狭いのか分からなかったが、
実際にチンコを入れると‥‥何これって状態だ。

膣自体は深くて広いんだが、やっぱり締め付けが半端ねえ。
しかも処女とか経験の浅い子にたまにいる「キツい」って感じじゃなく、
柔軟性があるけど膣圧が高いと言ったらいいのかな。
ぬめっとした粘膜がチンコ全体を満遍なく包み込む感じだ。
医学的なことは分からんが、括約筋とかあの辺の筋肉が発達してるのかもしれん。

これはたまんねー、と腰を前後させると、聖子さんも体を反らせて
「ああ…そこ…いいわぁ…」と悶えながら、俺の腰に脚を絡めてきた。
俺のチンコ、少し上反り気味でエラも大きめなんだが、
張り出した部分が潮吹きスポットに擦れて、そのたび彼女が狂ったように反応する。
もちろん俺も擦れると気持ちイイぃ~っ。

互いに一番感じる場所が当たるもんだから、
抜き挿しすればするほど気持ち良くなる「快感のインフレスパイラルやぁ~」。
ううっ、いつもより早めに絶頂を迎えそうな予感。
これはマズいと思ったが、俺の意思を無視するように腰の動きは激しさを増す。
聖子さんも「駄目…駄目…あっ…あっ」と喘いでたが、
とうとう「いやあああぁぁぁ~」と絶叫しながら全身をビクンビクンと痙攣させた。

ちなみに、射精モードに入ってから実際に出すまでの「往生際の悪さ」が俺の持ち味。
恍惚状態の聖子さんを強く抱き締めると、腰を打ち付けるペースを上げ、
さらに彼女を1回イカせてから俺もゴムの中に放出した。
ムチャクチャ気持ち良かった~。

「すごい…死ぬかと思っちゃった」

腕枕の中で聖子さんはつぶやくと、俺に体をすり寄せてきた。
いいトシして何でこんなに可愛らしいのよ。
思わず抱き締めると、彼女も俺の首にしがみついて唇を合わせてくる。
絡まる舌と舌。何というか情念が感じられるキスで、あっという間に回復して
‥‥というか出した後も萎えなかったんだが‥‥そのまま2回戦に突入した。

2回戦は片脚を抱えながらの松葉崩し。
密着度合いが増すし、さっきとは当たる場所が違って、これはこれでたまんねー。
亀頭の先に子宮口が当たると、聖子さんが「うっ…うっ」と切ない声を漏らす。
正上位に戻り、ビンビンに立ってる聖子さんの両乳首を激しく刺激しながら
腰をグラインドさせたら、「いや…いや…いやあああぁ~」と絶頂に達した。

俺も2発目を放出してぐったりしてると、
聖子さんが布団の中に潜り込んでチンコをチロチロ舐めてくる。
おお~っ、股間に血が集まってグググっと頭をもたげる海綿体。
すると彼女が布団からぬっと顔を出して「しよっ(はぁと)」。
その表情にグッときて一気にフル勃起に回復すると、そのまま3回戦に突入した。

3回戦は後背位だ。
つかみ甲斐のある尻肉に興奮して、盛りの付いたオス犬みたいにピストン運動。
松葉崩しとも違う当たり所に快感も急上昇し、ベッドから落ちそうになる聖子さん。
というか実際、最後はベッド脇で立ちバックのままフィニッシュした。

いくら若くても3連戦はキツい‥‥と横になってたら、
聖子さんが俺の体によじ登るようにまたがってチンコをペロペロ。
あんた性欲の化け物ですか。
ねっとりフェラしながら69の体勢に移行し、俺の目の前にはパックリ割れたアソコ。
これは舐めるしかないでしょ‥‥と反射的に思う俺もどうかしてるな。

口へ吸い込んだクリを舌先で転がしながら、鼻先で膣口を刺激する俺の得意技に、
聖子さんは「そこ…そこ…いいぃ~」。
喘ぎ声だけでフル勃起に回復する俺のチンコも見上げたもんだ。
彼女は腰の位置を俺の下腹部にまで移動し、背面騎乗位ってのか?自分から挿入した。

「ああっ…ああっ…ああぁっ…」とヨガリながら、激しく腰を振る聖子さん。
陰毛が摩り切れるんじゃないかと思った。途中で向きを変え普通の騎乗位になると、
俺が突き上げるのに合わせ絶妙のリズムで腰をバウンドさせる。
こいつ天才か、それとも熟練の技術か。
最後は俺に覆い被さって唇を重ねながら、2人同時に昇天した。

結局、夕方までかかって俺が出したのは4回。
聖子さんが何回イッたのかは知らんけど、
あとで聞いたら「う~ん、全部で15回くらい?」と語尾上げで答えてくれた。

 ( ´ー`)y─┛ ( ´ー`)y─┛

ハメながら当然おかしいと思った。何が「淡泊でエッチが好きじゃない」だよ?
ムチャクチャ濃厚でスケベじゃねえか!まったく大王、いい加減なこと言うよな。

しかし、考えてみたら聖子さん自身も「セックスが苦痛」と言ってた。
夫婦間でレスなのも事実らしいし。どういうことだ?

聖子さんの説明では、こういうことらしい。

①精神的不一致
大王のセックスって、とにかく「自分が出したい」が基本。
だから奥さんとする時も、まず横になって「気持ち良くしてくれ」だそうな。
で、奥さんが頑張って手や口で勃たせるとさっさと挿入。
勝手に腰振って、勝手に射精して「お疲れさん」なんだとか。

そこまで極端じゃないにせよ、少なくとも聖子さんはそう感じてるわけだ。
大王の側に相手を気持ち良くさせようって気がないから、彼女も気持ち良くない。

②肉体的不一致
聖子さんの感じるツボはズバリ「中」。
特にGスポットを擦られると潮を噴くし、奥の子宮口(?)をズンズン突かれたら
「腰が壊れそうなくらい気持ち良いの。うふふっ(←思い出し笑い)」だそうな。
突いた俺も気持ち良かったけど。

で、これは物理的にどうしようもない部分もあるんだが、
大王のモノ、聖子さんの感じるポイントに当たらないらしい。
長さや太さが足りないのか、チンコの形が彼女のアソコと合わないのか。
「旦那のサイズ?う~ん、Aちゃん(俺)の半分くらいかな」と言ってたが。

まあ、モノが届かないなら指で刺激するとかバイブ使うとか、
工夫のしようもあるんだろうが、
大王って基本的に「相手を気持ち良くする」という頭がない。
結果的に聖子さん、俺とハメて初めて「本気でイク」のを経験したんだとか。


それからしばらくは大変だった。
俺がバイト休みの前日になると聖子さんがメールで誘ってくる。
午前中に待ち合わせ、早めの昼飯を食ってラブホへ直行。夕方までハメまくった。

さすが人妻というか基礎体温はちゃんと付けてるらしく、危険日以外はナマ外出し。
安全日は中出しすることもあった。生理中以外は大なり小なり危険なのは承知だが、
彼女は中が感じるから、ナマだと快感も二乗なんだよな。

年食ってエロに目覚めた反動か、ホント飽くなき性欲って感じで俺を求めて来る。
体の相性が良いもんだから、俺も誘われるままに付き合った。
1回会えば最低3発はしたし、多い時は週5日ハメた。我ながらケダモノだったわ。

しまいには聖子さんと会うためバイトを休むようになり、さすがにマズいと考えた。
いくら大王でも、嫁がこんだけ浮気してたら気付くだろうし。
2人で話し合って回数を抑えることにしたが、その分1回がさらに濃密になった。

一度、日程をやり繰りして2人で1泊旅行したんだが、
夕方から翌朝まで食事を挟んで、家族風呂でも布団の中でもヤリまくった。
途中から数えてないけど10数回はしたと思う。
今のところ、あの夜が俺の人生のバッケンレコードだ。
最後の方は射精感だけで精液はスカスカな感じだったが、
それでもフル勃起でヤリきった俺のチンコを終わってから褒めてあげた。

 ( ´ー`)y─┛ ( ´ー`)y─┛

これだけだと「どんな淫乱女だよ」と思われるかもしれないが、
別に聖子さんが特殊ってわけでもないらしい。

実は聖子さんと会う回数を減らしてから、
バーベキューの時にメル友になった他の奥さんも何人か誘ってみた。
聖子さんと会うまで10歳以上離れた人とハメたことなかったし、
「人妻ってそんなに性欲が強いの?」と思ったわけ。

大王ほどじゃないにせよ、風俗通い常連社員の奥さんに限定。
ある程度は俺の好みも入れて、20代から40代の3人を個別に誘った。
結果、全員あっさり落ちた。若い子より簡単だったかもしれない。

しかも日ごろ溜まってるのか、3人ともベッドの中じゃ恐ろしいほど貪欲。
どの奥さんも2回戦、3回戦を求めてくるし、
1回会ったら2回目以降は向こうから誘ってきた。
性欲だけなら聖子さんを入れた4人とも、甲乙つけがたいかもしれん。

もちろん聖子さんの「締まり具合」のことも頭にあった。
「経産婦になるとアソコも良い感じになるの?」と期待してた部分もある。
まあ結論から言えば、聖子さんが特別に名器だったんだが。
でも、それ以外の3人もそれなり良かったのは事実で、
俺が年上にハマるきっかけになったな。

ちなみに念のため、ヤリチン自慢とかそういうんじゃねえぞ。
というかモデルやCAならともかく、主婦を口説き落としても自慢にならんし。

ともあれ夫婦とも性欲旺盛なのに、風俗に通う旦那と、若い男と浮気する嫁。
一見すると何だかもの凄く無駄な気もするんだが、
このズレがあるから風俗産業が成立して、若い子も経験値が積めるのかもな。

「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 7

     
十四 夫婦の契り その三
    
 生まれてはじめての本物の性行為はあっけなく終焉を迎えた。
私は興奮に包まれたまま呆然として体の力を抜いて久の腹の上に圧し掛かっていた。
チン○は湯のように熱く海綿のように柔らかな久の膣に埋めたままだった。
久はそんな私の体を優しく慈しむ様に抱きしめてくれていた。
暫らく私は何も言えず身動きも出来なかった。
まさに陶然として、ぼんやりとたゆとうような夢心地だった。
   
 久も同じだったのか心地よさそうに目を閉じてじっと動かなかった。
暗い中でそんな久の表情を確かめるようにじっと見つめた。
それに気づいたのか、久が恥ずかしそうに、イヤッと言う仕草をした。
それは心底からいとおしさを感じさせる仕草だった。
久が自分より二十五も年上の女だとは全く思わなかった。
ただただいとおしい、可愛い嫁だった。
    
 私は久の頭を腕に抱えて口を重ねた。
久もすぐにそれに答えてくれた。
満ち足りた幸福感の中で私たちは愛に満ちた口付けを交わした。
しっかりと体を繋げあったまま舌を絡め合い唾液を吸い合うのは、とてつもなく深く互いの体が一つになっている感じがした。
そうして口付けを交わしているとまた腹の底からの欲情が込み上げてくるのだった。
私は久の口を吸ったまま、ゆっくりと腰を動かした。
久は、口を塞がれたまま鼻から、ふっふっと熱い息を吐きながら、きつく私にしがみつき両足を巻きつけて抱きついてそれに応えた。
 私は久の体に包まれたまま口を吸いながらゆっさゆっさと体を揺すり立てこすり付けた。初回とは違って流石に少しはゆとりがあって動きは性急ではなく、ゆっくりしたものになっていた。
 そのときだったと思う、確かに久の体がきゅっと私の性器を締め付ける感覚が有った。何となく手で握られたときのような感じで、あっと不思議に思った。
今まで柔らかな海綿のようだと思っていた久の性器の中が、急にきつく狭くなってチン○に絡みついてくるようだった。抜き差しすると粘っとした感じがして、まるで口の中で舌を絡めて吸われている時の様な感触だった。
 しかしもうじっくりとそれを楽しんでいるゆとりは無かった。
私は二度目の終焉を向かえ、激しい快感の中で一気に精を放っていたのである。
   
 流石に二度立て続けでの行為の後は全身から力が抜けるような脱力感だった。
私は久の腹の上に圧し掛かったまま再び呆然としていた。
久も全く同じ様子で、何も言わずただただ、優しく私の体を抱きしめて、子供をあやすように背中をさするのだった。
私は下敷きになった久が重いだろうと早く体をどけようとした。
しかし久が、「イヤッ」と小さく呟き私の体をきつく抱きしめた。
それで私は性器をしっかりと埋めたまま動かなかった。
   
 どれほどそうしていたのか、私には分からなかった。
あまりの心地よさと脱力感で少しの間、うとうとしたのかも知れなかった。
やがて、久が私の口を吸ってきたので我に帰った。
それはもう激しい口付けではなかった。
幼い子供のように、互いの唾液を吸い合い、舌を絡ませ合って遊んだ。
舌は口中に潜む小さな小動物のように、相手を求めて追いかけあるいは逃げ回り、まるで鬼ごっこのように動き回った。
私はチン○を久の性器に突き刺しているのと同じように舌で久の口の中を突き刺しているのだと感じていた。性器が単に硬いだけで自在に動かないのに比べて舌は自在に動かせるのでより、激しく攻めているような気がした。
そして時折下腹に突き上げてくる欲情に任せて、繋げあっている性器を激しく突き動かした。私は、硬く尖らせた舌先とチン○で同時に久の体を犯しているのだと思った。
   
 何度かのそうした行為を繰り返した後、やがて久が口を開いた。
   
「若さあ、どがいですかいのう?はじめてのぉ、おそ○はぁ・・・」
「ええよ、ほんにぃ天国みたいな心地だがやぁ・・・」
「ふふふ、初めてだけどもぉ、若さあ、上手やがぁ・・どこぞで習っておいでがいねぇ?」からかうように言った。
「あほらし、初めてに決まっとろうがいねぇ・・」
「あてはまた、お清はんに習ったと思うとりましたがねぇ・・」
私は大きく横に首を振り
「あんなもん、子供やがぁ・・・」
と吐き捨てた。
「ふふ、お清さんはぁ子供がいねぇ?ほんでも、若さあより五つも上だがいねぇ!」
からかうような口調に、むっとして
「わしは、もう子供やあないんだがぁ、こうしてぇ一軒持って嫁さんまでもろうたんじゃあがぁ」
久は今度はからかいではない本気の口調で、
「ほんに若さあは立派な男子ですがいねぇ。あては、こげにええ気持ちでおそ○をされましたのは、初めてだがいねぇ。若さあのち○ち○は、きつうて熱うてそれにおっきゅうてぇ、息が止まりそうな気持だがいねぇ。」
生まれて初めての行為で年上の女からそう言われるのは、お世辞交じりにしろ嬉しかった。
   
「不思議なことだがぁ、何や知らん、若さあとは何とのう体がしっくりと合う様な気がぁしますんがいねぇ・・・」
初めての経験で良くは分からなかったが、確かに久の言うように繋げ合わせた自分の性器と久の性器は、しっくりと馴染んだように絡み合い一つになっている様な気がした。
ただ、久の体は成熟した大人の女の体だから、自分のような子供のチン○をしっかりと包み込んで気持ちよくさせたのだろうと思った。
体を重ねながらそんな普通の会話を交わしているのが不思議な気がした。
何しろ今も自分の体は温かく柔らかな久の腹の上に乗っておりチン○は根元まですっぽりと久のおそ○に包み込まれているのだった。
「ああ、気持ちええがやぁ、久のおそ○の中はぁ・・・」
「ふふふ・・・若さあ、そがいに気持ちええですかねぇ?」
「うん、口の中より遥かにぃええ気持ちで、天国みたいな感じじゃあ・・」
「あれえ、若さあ、ほんに、うまいこと言わせるがねぇ。あてもぉ、若さあのが硬とうてぇ、まるきし鰹節見てぇにこちこちで、ええ気持ちですがね。」
鰹節みたいだと言われて、ああ、確かにそうだと思った。
十二歳の性欲の塊だった私のチン○は、硬直するとかちかちの棒のようだった。
大きさも形も硬さも確かに鰹節に似ていると思った。
「ああ、本当にぃ、こんだら気持ちは初めてじゃがぁ、天国に上るような気持ちよさじゃったぁ・・・・」
「あてもぉおんなじだがいねぇ・・何とのうあんまし気持ちがようてぇ、このまんま死んでもええ、思うほどじゃたですがねぇ」
    
 それは、まさに性愛に満ち足りた後の親密な夫婦の閨の会話だった。
しかし本当は言葉すらいらなかったのだ。
きつく抱き合いながら体を繋げあい、相手の温もりと柔らかさと、息と匂いと、ああ、そのすべてを感じ、それに浸っているだけで十分だった。自分たちはこの世で一番身近で親密な繋がりだと思った。
   
   
十五 夫婦の契り その四
   
 暫らくの沈黙の後、急に久が改まった口調で口を開いた。
「ああ、若さあ、これでぇあてらは、ほんまもんのぉ夫婦ですがねぇ。なあ、若さあ、誰にも内緒の夫婦やよ。ええですかぁ。絶対に誰にも内緒やからねぇ。もしも誰かが知ったらあてはこっから追い出されるがねぇ。」
嬉しそうにそうして秘密を共有したと言うことを強調するために小声で、しかし、きっぱりとした口調で囁いた。
「うん、わしも絶対に誰にも言わん。わしは久が居んようになったら、死にたいがいねぇ。だからぁ、久、お前はほんまもんのわしの嫁さんじゃあ。」
「うれしいですがねぇ、若さあ、そがいに言うて下されたらぁほんに、涙が出るほど嬉しいですがいねぇ。」
最後のほうは鼻声になっていた。
暫らく黙って抱き合っていた。
    
「なあ、若さあ、もしも、こがいな事をしてぇ、あてにやや子が出来たらばあ、若さあ、どがいされますかいねぇ?」
久が少し遠慮がちに、ためらう口調でたずねた。
しかし真剣な気持ちが伝わってきた。
自分が試されているのだと、幼いながらも私は理解した。
それは以前に久から問いかけられた大きな問題だった。
自分が父親になると言う問いかけだった。
私はもう躊躇しなかった。
「ああ、ええよう、わしはやや子のてて親になったる。そんでぇオッカサンに許してもらうだがね。」
それは必ずしも閨の興奮した口から出任せの言葉でも無かった。
子供なりに久を可愛がり大切にしなければと思ったし責任を取ることすら考えたのである。その思いが久に伝わったらしかった。
「うれしいがねぇ、若さあが、そがいな事を言うて下さりますとは・・・・・
ほんに嬉しい事ですがねぇ・・・・・・・・・・・」
最後は聞こえないような涙声だった。
そして久は再びきつくしがみついてきたのだった。
   
 体を繋げあったままでの睦み事は長く続いた。
性欲に溢れた少年のチン○は、その間も少しも緩まずずっと硬いまま年上の大人の性器の中で息づいていた。
ときおり、どちらからとも無く腰を揺すって繋ぎあった性器を擦り合わせた。
流石にもう二度も放っているから、こんどはもう容易には果てなかった。
何度か勢い良く突き上げると久は眉に皺を寄せて苦しそうにするのだった。
私は本気で心配になり、
「久、どがいした、ええか大丈夫か?」
と声をかけた。 
「ああ、ええです、若さあ止めたらあかんがぁ、なあずっとずっとそがいに突いてやってくれんがねし。」
久は恥ずかしそうにそう答えた。
ただ、私はあっけなく終焉を迎えるよりもそのまま長く久の中に入れておきたかった。
そうしてずっと睦事を交わして居たかったから、果てる前に動きを止めるのだった。
   
 結局、私は朝までずっとそうして久と交わって一夜を過ごしたのだった。
覚えているだけで、七回は精を放ったと思う。
今思っても十二歳の自分は性欲の絶頂期だったのかも知れない。
何しろ嵌めたまま七回まで精を放ったのだから。
   
   
十六 新婚の朝
   
 翌朝、私は久に起こされて、目を覚ました。
明け方まで繰り返し繰り返し情を交わした。
そうして、ようやく鶏鳴の中で、うとうとと寝についたのだった。
しかし久はいつもと変わらず、すでに起き出して朝餉の支度を終え、洗濯に取り掛かっていた。久は細いけれども働き者で、若い清に比べても遜色ないほど身のこなしが軽く、きびきびとした女だった。
 眠い目を擦りながら、外の井戸に出ると、
「若さあ、おはようございます。」
と久が洗濯の手を止めて明るい声で丁寧に挨拶した。
浅黄色の櫓の着物にタスキ掛けをした、いつもの姿である。
見慣れているはずの久の姿だったが、明るい五月晴れの光の中で見ると、はっとするほどに美しかった。久は年よりも若く見える性質だったが、その日は特に若々しく輝いて見えた。朝から五月晴れの良い天気で夏を思わせるような陽気だった。
   
「ええ天気ですがぁ、若さあ、今日はお休みだがいなぁ・・」
その日は五月二十七日の海軍記念日で休みだった。
普段の休日は中学教師の家で別科補修が有り、朝から行かねばならなかったが、その日は大野中学出身の海兵生徒が母校訪問で来訪するとの事で、教師は出かけて休みになっていた。
 私は大きく伸びをして明るい日差しの中で開放的な気分に浸って、井戸端にしゃがみこんで洗濯をする久を見つめた。
ああ、この女が自分の嫁さんなんだ、とつくづくと思った。
その唇も乳房も豊かな腰と尻も、そして柔らかな下腹も・・・・
洗濯の手を止めて見上げる久をじっと見つめた。
起き抜けの意識の中に昨夜の行為が蘇った。
何となくチン○が強張ってまだ硬くしこっているような気がした。
下腹にむらむらしたものが沸き起こり硬くなった。
「若さあ、どうしただかねぇ?そがいにぃ見たらぁ恥ずかしいですがねぇ・・・・」
顔を俯けた仕草はいとおしく可愛かった。
   
 休日ののんびりした朝は、ゆったりした伸びやかな幸福感に満たされていた。
朝食は珍しく卵が添えられていた。
豊かな暮らしでは有ったが、田舎の質素な生活では卵を食べることは滅多に無く、病人が滋養をつける手段として食べる程度だったから、私は驚いて声に出した。
すると久は
「若さあには、うんと精をつけてもらわねばなりませんがねぇ。」
そう言って、可笑しそうに、クククと含み笑いをするのだった。
久はいつもの味噌汁とたくあんだけだった。
精をつけると言う言葉には含みがあった。
何しろ七回も精を放っていたから滋養をつけることが必要だった。
それに、今夜のためにもご利益があるだろう。
久がそれを暗に仄めかしていると思うと、股間がゾクッとした。
 明るい日差しの中で久と差し向かいで食べる朝食は昨日までのそれとはどこと無く違って感じられた。別段、会話が弾んだわけではなく却って二人とも無口になっていた。
しかし言葉ではない、何かが二人の間には通じ合っていた。そして昨日までとは全く違った間柄になっているのだと強く感じた。肌を重ね、愛し合うという行為が、男と女の間では特別な関係を築く最高の手段なのだと幼い私はまだ知らなかったが、それでも何とはなしに昨夜の行為が特別な意味を持っており、自分と久が特別な仲なのだと言う事を実感として感じていたのである。
   
 私は目の前の久を見ながら頭の中は昨夜の事で一杯だった。
久の熱く柔らかな体の感触。
ずっと差し込んでいたあの中の湯のような熱さと海綿のような柔らかさ。
そしてきゅっと締め付けられた感触。
そして何度も何度も放ったときのゾクゾクする興奮。
それらすべてが生々しく体の感触として残り今もまだ目の前の久の体を抱いているような錯覚がするのだった。
「若さあ、そがいにぃ見たらぁ恥ずかしいですがねぇ・・・・」
久が顔を俯けて、ぼそっと言った。
自分が考えている事を久に見透かされているようで酷くばつが悪く、何か言わねばと思って口を開いた。
「好きや、久がぁ・・・」
何も考えずに思わず口から出た言葉だった。
久が顔を上げ、知らず二人の目が合った。
「あ、あてもです・・・」
久が聞こえないような小さな声でボソッと答えた。
久の頬は小娘のように恥じらいで赤くなり慌てて顔を俯けた。
そして二人とももう何も言わなかった。
   
   
 北村幸作 著 
「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 抄録
   
    

   

「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 6

   
十二 夫婦の契り その一
   
 それから夜までの時間、私は何も手につかなった。
早く夜になって寝床に入ることばかり夢想して体が熱くなっていた。
私はもうすっかり頭に血が上っていたのである。
その夜、風呂場でいつものように私が久を抱きしめようとすると、
「若さあ、後でぇ、寝床の中でぇきっちり致しましょうがねぇ。」
と、すっと身を交わして逃げられてしまった。
私は、一瞬、久が昼間のことで腹を立てているのかと勘違いして悲しくなったほどだった。仕方なく逸り立つ気持ちを抑えて、風呂から上がると、寝床で久を待ち構えた。
   
 久はいっこうに寝床へやってこなかった。
じれて何度か呼んだが、
「若さあ、ちっとぉ待って下さえまし。」
そう言って中々姿を見せなかった。
 いい加減待ちきれなくなってから、久は六畳間の私の寝床にやってきた。
その久の姿に私は心臓があぶつような激しいトキメキを覚えた。
久は今までの粗末な綿の寝巻きではなく、エリだけが白い、全身真っ赤な緋色の襦袢に身を包み、明らかにそれと分かる白粉を塗り口に紅を差していたのである。
体からは桃の香りのような甘酸っぱい香りがかすかに漂っていた。
そんな姿の久を見るのは初めてのことだった。
普段は粗末な麻や綿の仕事着やうわっぱり姿で、無論、化粧などしたことも無く髪も無造作に後ろで束ねているだけだったから、正直、その姿に私は言葉にならない感動を覚えていた。
久は年をくってはいたが、姿勢が良く上背が有り姿は良かった。
そして色が白く凛とした整った顔立ちで昔は別嬪さんだったと噂されていた器量だったから、そうして妖艶に装うと別人のような見栄えだった。
    
 今でも思うのだが三十七と言うのは女が最後に輝く熟しきった色気の迸る年齢なのだろう。だから子を産んでいない久はその最後の輝きを一層強く放つような色気と美しさに満ちていたのだと思う。わずか十二歳の子供には全く過ぎた相手だった。今の私でもその年齢の女には食指が動くのだから思春期を迎えたばかりの子供にはもったいない相手だった。とにかく私は久に性の手ほどきを受けたことを今更ながら人生の最大の幸福だったと思っている。
    
 薄暗い30燭光の電球に照らされた部屋の中で、久の艶かしい姿は、幼い私さえゾクゾク震わせるほどの艶やかな大人の色気に包まれていた。
髪の毛もいつもと違って後ろで束ねずばらりと肩から流して艶やかに黒く光っている。
髪をそうして流すと、酷く若い様子でとても三十七には思えなかった。
   
 私は子供心にも久が本気で私に女の姿で臨んでいるのだと思った。
久は寝床の前にきちんと正座すると、三つ指を突いて私に深々と頭を下げた。
私はあっけにとられて、反射的に起き上がって正座して久に向かった。
   
 「若さあ、ほんに昼間はうれしゅうござんした。こうしてぇ、御礼致しますがいねぇ。あてみたいなぁ
出戻りの婆さんに、あげな事を言って下さるのはぁ、若さあだけでござんす。ほんにうれしょうござんした。」
頭を畳みに擦りつけながら言う久に私は返す言葉が無かった。
「若さあ、昼間もぉ申し上げんしたがぁ、あてみたいなもんは、決して若さあの嫁さんにはなれんです。だけんどもぉ、こうして二人きりで、誰にも知られんとこだけならぁ、ひっそりとぉ二人だけの秘密でぇ、若さあの嫁にしてやってくださらんがねぇ。」
 私はまだ子供だったが多くの下女や職工たちの大人の世界を垣間見て育ち、そうした大人の言葉の機微は何とはなしに理解できるのだった。だから久の言っている意味は良く分かった。
本当の嫁にはなれないのだ、それは恐ろしい母が絶対に許すはずが無かった。
しかし、こうして二人きりなら誰にも知られずに嫁さんに出来るのだ。
久はそう言っているのだった。
   
「ああ、ええよぉ、わしは絶対に誰にもしゃべらん、久とわしだけの二人だけの内緒にする。そんだらあぁええがいね。」
私はようやくの思いで答えた。
「若さあ、うれしゅうござんす。ほんだらぁ、どおぉか、ふつつかなぁけどもぉ、よろしう可愛がってやってくだされぇ。」
また額を畳みにこすり付けて言った。
「ああ、わしこそぉ、どうかよろしう頼み申すがねぇ。」
私も久に習って畳みに頭をこすり付けてそう返した。
   
    
十三 夫婦の契り その二
    
 それで儀式は終わりだった。
久はつと立ち上がると天井の電灯を消して、私の寝床にそっと潜り込んだ。
二人は互いに相手の体を抱きしめ合い、口を重ねあった。
そして今までに無い親密な情愛のこもった口吸いが交わされた。
それは今までに無い本気の口吸いだった。
お互いの唾液を貪るように吸い、飲み下し、また求め続けた。
抱いている久の体からは甘酸っぱい香りと女の匂いが強く立ちこめ、いつもとは違った女を感じさせ私は異常に興奮していた。
自然にお互いに着ている物を脱がせ合い、素裸になった。
肌をきつく重ねあい、痛いほどにきつくしっかりと抱き合った。
私はたわわな久の乳房をまさぐり口で吸い、豊かな尻を抱きかかえて、大人の女の豊かな体を心行くまで堪能した。
   
 抱き合いながら、馴染んだ互いの下腹をまさぐり合った。
久はいつもと違ってすでに激しく濡れ、そこは湯のように熱く潤っていた。
そして久の手が硬直した私のチン○を優しく握り締めた。
互いに愛しい相手の性器を手でまさぐり愛撫しあった。
久はすでに息が上がってハアハアと喘ぎ声を漏らしていた。
やがて我慢できずに私が声をかけた。
「ええかぁ?」
問いかける私に久は
「はい」
と小さく恥じらいを見せて頷いて見せた。
    
 後はもう経験豊富な年上の久のリードだった。
私の体を両手で抱きしめながら上に乗るように促した。
促されるままに体を起こして久の腹の上に圧し掛かった。
久が圧し掛かった私の体を下から両手で抱きかかえ、足を開いて私の体をはさみつけた。それで小柄な私は大人の女の腹の上に乗せられて両手両足ですっぽりと包まれるような形になった。
女の体で包み込まれて抱かれることの安堵感、幸福感。
今でもはっきりと覚えているがそれは天国にいるような心地よさだった。
そうしていると、硬直したものが久の下腹に押し重なる。
どうしたものか、と思っていると、つと久の手がそれに触れて誘ってくれた。
私は両手で体を支え両足を踏ん張って姿勢を整えた。
そうして促されるままに腰をゆっくりと進めていった。
   
 先端が熱い湯の中に重なってずるっと少し埋まった。
後は一気呵成に、と逸る気持ちを裏切るように、意外にも、その先は固い壁に阻まれるような感じで、するするとは入らなかった。
いつも指で中を掻き回していたがどうも感覚が違うことに戸惑った。
子を産んでいない久の体は、やはり狭く硬さが残っており、子供の細い指で攻めるのとは勝手が違うようだった。
今思えば、久は三十七と言う年齢にも関わらず、子を産んでおらず、また離縁されてから長い間、空閨を守って来たはずで、いきなりの性行為にすぐには応接が出来なかったのだと思う。それに小柄ながら十二歳になっていた私は、すでに陰毛も生え、一人前に近い一物だったから準備の出来ていない久の体にはきつかったのかもしれない。
私はそんなことは全く思い至らず、ただただ、闇雲に腰を進めたから多少の無理があったのだと思う。無理に押すと流石に久が痛そうな表情で、眉に皺を寄せた。
   
一瞬どうしたものかと躊躇する私に、
「ええんですよそのまんまでぇ、たんだ、そっとやよぉ、なあ、若さあ・・」
久が小声でそう励まし、背中に回した手で優しく引き寄せ促してくれた。
   
 促されて、再び腰を進めようとすると、久も腰を浮かせて迎え撃つ姿勢を見せた。
女のほうがそうして積極的に動くのが新鮮な驚きだった。
なるほど夫婦の性愛は互いの協同作業なのだと久が言っていたのを思い出した。
お陰で挿入は随分とスムーズなものになった。
きつく押すと久は腰を引いた。
逆に押しが弱いと自ら腰を迫り上げて重ねてくる。
まるで互いの性器の先端同士が意思を持っているように重なり合い、押し付け合い、一つになる作業を進めているようだった。
一進一退を繰り返して、やがて私の性器はしっかりと久の性器の中に挿し込まれていた。そのまま動かず、久の両手が私の尻を抱え込んで引き寄せる。
否応無く私の性器は根元までしっかりと久の性器に埋まり、付け根の部分が痛いほどきつく重なり、ぐいぐいと押し合わさった。
そうしていると、完全に互いの性器が繋がりあったことを実感させた。
   
 久が下から私の顔を挟んで口を求めてきた。
私も腹の下にある柔らかな久の体を力の限りにきつく抱きしめ口付けに答えた。
激しく口を吸い合いながら、二人はきつく重ねた体を擦り合わせた。
下の久のお腹が柔らかく動くたびにちゃぷんちゃぷんと波打つようだった。
決して肥えてはいないが、久のお腹は柔らかく暖かい湯を入れたゴムの袋のようだと思った。
体重を乗せて体を上下に激しく動かす。
そしてきつくきつくあそこをこすり付ける。
私は夢中になって腰を使い、本能の行為に没頭していった。
久はそんな私にしっかりと合わせて従順に従った。
久はもう先ほどから打って変わって、年上の経験豊富なリード役から、素直な可愛い嫁に変わっていた。
久は年上でも決して私を蔑ろにすることは無く、常に目下の立場で私を主人として立ててくれていたし、閨の中の性愛の行為でもでしゃばることなく、控えめに私に従ってくれるのだった。
私はリード役を引き受け、腰を使った。
久もそれに合わせて腰を使い二人の体は一体となってリズミカルに上下し前後に揺れ動いた。
   
 私はたちどころに終焉を迎えた。
当然だったろう。
久の中に入れた初っ端から爆発しそうだったのである。
経験の無い初めての行為に、子供の私は我慢など出来ようはずも無く、一気に興奮の頂点に駆け上がっていった。
さ~っと激しい電流が背筋から脳天まで走りぬけ、思う存分の精を久の腹の中に放ち終えていた。
久も同時に、私の背中に爪を立て、うううううんっと嗚咽を漏らして、体をのけぞらせていた。
    
    ・・・・・  続く ・・・・・
   

「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 5

   
十 女の体
   
 久との生活は夢のように過ぎていった。
毎夜、私は風呂場と寝床で必ず二回、久の口に射精して思春期になったばかりの旺盛な性欲を満たしていた。
そうした直接的な性欲の処理以外でも久からは女と言う物を実地で教えられた。
たとえば、女の体、女特有の生理、そして女の感情などなどだった。
私は一人息子で兄弟も無くまた女姉妹も無く女については清から学んだことがすべただった。しかしそれは幼い子供の時代で、清を女として意識していたわけではなく、今、改めて久から大人の女と言うものを学び直すことになったのである。
 女の体といえば真っ先に思いつくのが生理である。
毎夜欠かさず久の体を抱いていたから、月のものについて否応無く知ることになった。
好奇心旺盛でませていた子供だったから、女の体には興味深深で久に詳しく説明させてあげくには実際に出血するおそ○を見せるように頼んだ。流石に久は恥ずかしがってそれを見せてはくれなかったが、女の体は月に一度、血を漏らすのだと言われたときには全く信じられなかった。どこからどうやって出血するのか、怪我もしていないのに何故血が出るのか?どこか悪いのではないか、血が出たら死んでしまうなどなど、子供らしい興味が山ほどあった。それに久の体が心配でもあった。久の月のさわりは子を産んでいないせいか、あるいは、四十を目の前にした年齢の関係か、傍で見ていてもつらそうだったのである。月のものが始まると久は腰巻の下に紺色の越中ふんどしのような形の晒し布を締め、小さく畳んだ手拭を股に挟んでいた。所謂丁字帯で、当時それが普通だったのかどうか知らないが今のように生理帯や脱脂綿が手軽に入手できる時代ではなかったから、そうするのが普通の過ごし方だったのだと思う。
私は久のすべてを知りたくて無理やりに嫌がるのを着物の裾をまくって見せさせたのである。そして風呂は背中を流してくれたが湯船には一緒に入らなかったし裸で抱き合うことは許さなかった。無論口で吸うのはきちんとしてくれた。寝床は一緒に入ったがふんどしを外さず、同じように口で楽しませてくれたから私としては満足だった。
月のものが始まると久の体から少し酸っぱいような体臭がしていたのを覚えている。
普段体臭が濃い女ではなかったが、どちらと言えば毛深く今と違って化粧を毎日するわけでもなく冬場などは毎夜風呂に入ることも無く誰でも体臭は漂わせていた。生理の出血はやはり独特の匂いで敏感な私はそれを感じ取っていたのだ。
ついでに言えば、腋毛は今でこそ皆剃りあげているが当時はふさふさと生やしているのが普通で久も濃い腋毛をいつも生やしており、冬場など風呂に入らない日はつんとした腋臭が匂っていた。
   
   
十一 夫婦の情
   
 やがて季節は若葉の香る五月になり遠くに霞む白山の山々にも雪が解け始め、青さが増して来た。私と久の離れでの生活はすでに三ヶ月を経て、ずいぶんと慣れた自然なものになっていた。私はもういっぱしの主人気取りだったし、久も従順な妻のように振舞ってくれた。私たちは二十五歳も年の離れた大人と子供の関係ではなく、世間並みの夫婦のような関係になっていた。無論、表向きは主家の嫡男とその使用人の下女の関係に過ぎなかったが、私と久の気持ちは「夫婦」そのものだったと思う。
 たかだか十二歳のまだ小学生の子供と三十七歳になる大人の女が夫婦と言うと、全く正気には聞こえないかも知れないが、私は今でもあれは夫婦の関係だったと思っている。
一つ家に暮らし、一緒に食事をし、一緒に風呂に入り、一緒に寝床に入って寝ていた。そして、私たちは毎夜、裸で抱き合い、お互いの性器をまさぐり合い、射精していたのである。それは本来の性行為ではなかったが、いわゆる夫婦の夜の生活と言えるものだった。 そして何より私がそれを夫婦の関係だと思うのは、私たちの間には、徐々にだが、普通の夫婦の間のような恋愛感情に近いものが芽生え始めていたのである。
私は久を本心から好きだと思っていた。しかし、それは必ずしも、久が女であり性的な好奇心の対象であるためだけではなかった。一人の女として私は久を好きになっていた。
今振り返ると、大人の恋愛感情とは少し違っていたがそれでも、それは異性に対する愛の感情だった。最初は清を失った代替的な愛情、つまり母親や近親の年上のものに甘えるような感情だったと思う、しかし、徐々にそれは男と女の愛情に変化していったのである。十二歳でも私はいっぱしに?恋愛をしていたのだと思っている。
   
 私はもともと家族の愛情には恵まれては居なかった。兄弟は無く、両親は疎遠だった。父は家に居る事自体がまれで影が薄く私に関心を示すより、他の女の尻を追いかけているほうが遥かに多かったのだろう。私は父親としての愛情を覚えることは全く無かったし内心密かに軽蔑しており大嫌いだった。そして母もまた、家業に専念しており私に愛情を注いではくれなかった。母は甘えるどころか近寄るのさえ怖いような男勝りで冷たい印象しかなかった。私は前にも記したように、幼い時から乳母や下女に育てられ本当の家族愛と言うものを知らずに育ったのだった。だから、清を失った自分には、代わりの久が、唯一の自分の本当の味方であり、親身になってくれる相手であり、幼いなりにも自分の中に沸き起こる愛情をぶつける対象だった。また愛情を求める対象でもあったのである。
 そんな私の気持ちを久は良く分かってくれていたように思う。
久は優しかった。そして我がままを聞いて甘えさせてくれる唯一の親身な相手だった。
その上、久は私の性的な好奇心と欲望を満たしてくれる相手だった。そんな久に愛情を覚えたのは全く自然な成り行きだったと思う。
 私は毎日学校が引けると飛ぶようにして帰ってきた。そして中学教師への家に行かない日はずっと家の中で過ごした。それは久が一緒に居てくれるからだった。私は久の匂いをかぎ、久の声を聞き、久と話をするのが楽しみだった。何も無くても一緒に居たかった。近くに居てくれるだけで満足だった。そんな私に久は少しも嫌な顔をせずに付き合ってくれた。そしてふざけて体に纏わりつくのを嬉しそうに受け止めてくれたのである。
   
 ある日のことだった。その日は夏に近いような陽気で朝から熱いような日差しだった。私は学校から帰ると早速、裏で洗い張りをしている久を呼び寄せた。忙しそうにしていても久は私が呼ぶとすぐに「はあ、若さあ」と返事をしてきてくれるのだった。
久はもう夏のような櫓の薄い着物を着ており額にうっすらと汗が滲んでいた。
六畳間に入ってきた久を私は抱き寄せた。それはいつも学校から帰ったときの習慣だった。抱きしめた久の体からぷんと汗のにおいと、酷く艶かしい女の匂いが立ち上っていた。私はそれで一気に欲情が昂ぶり久の体を畳みの上に押し倒した。
「あかん、あかんてぇ若さあ、離してがいねぇ~、昼間っからそがいな事したら、忙しいのにぃ~」
久はそう口では言っても私の体をはねつけなかった。
私は畳みの上に押し倒した久の胸元から手を差し込み乳房をまさぐりながら、久の口を吸った。
   
 暫らく前から、私は久の口を吸うことを好むようになっていた。
他人の息や唾液は汚いものだという気持ちが強く、それまでは考えたことも無い行為だったが、久に教えられ私はそれを好むようになっていた。そうすることが、酷く卑猥で親密な男女の間の密かな行為のように思えた。単に体を弄り回すだけでなく、もっと何か別の精神的な繋がりさえ感じさせる親密な行為に思えたのである。
私は心底から、久ともっと親密になりたいと思っていた。
今や久は私にとっては絶対的な存在だった。
それを深く確かなものにするのに口吸いは必要な行為だと思った。
舌を絡め合い、唾液が混ざり合う。
混ざり合った唾液が溢れそうになるのを私は音立てて飲み下した。
少しも汚いとは思わなかった。
大好きな久の唾液ならいくらでも飲むことが出来た。
その気持ちは久にも伝わったのだと思う。
久もまた混ざり合った唾液を飲み下した。
唾液は飲んでも飲んでもいくらでも溜まって口から溢れそうになった。
私たちは競うようにして相手の唾液を飲み込み、二人で互いの口の周りがべたべたになるのを面白がった。それはまさにじゃれあうような行為で、性器を弄り精液を放つこととは違った特別な楽しみだった。
   
 そうしていると互いの気分が高まってきてそのまま下腹に手を這わせて互いの欲しい物をまさぐりあうこともしばしばだった。
その日の私は何時に無く欲情しており当然のように久の着物の裾をまくって手を忍ばせた。そして散々弄った後で私は久の股の間に体を割り込ませて硬直した性器を久の下腹に押し付けていた。
「あかん、あかんがねぇ、若さあ、そがいな事はあかんですがねぇ、なあ、はようあてが吸ってあげますがねぇ」
いつもならそれで私は久の口で吸われて射精して終わるのだった。
しかしその日は何故か酷く昂ぶりそれだけでは満足できない気分だった。
「なあ、久、ええがや、なあ、いっぺんだけ、どうしてもさせて欲しいんやがぁ」
私は本気で哀願した。
しかし、久は、
「あかん、あかんがねぇ、そんだけは堪忍してぇなあ」
といつもの言葉を繰り返すだけだった。
「なあ、どうしてもあかんがかぁ?なあ、わし、やや子が出来てもええと思うとるんじゃぁ、なあ、本当にわしはええんだがぁ」
それは本音だった。
幼い私は一途に、もう久のためなら何物も代え難いと思うようになっていた。
「あんれえ、若さあ、そんだらぁ、あてはここにおれん様になりますがいねぇ、そんでもええんですがいねぇ?」
「いいや、久は置いてやる、わしがおっかあに掛け合ってやる、なあ、久、わしの嫁になったらええんだがぁ、なあ、そしたら、ずっとずっと一緒におれるがねぇ」
それは思いつきでは無かった。
暫らく前から私はそれを子供なりに真剣に考えていたのである。
大好きな久とずっと一緒にいられるためには祝言して本当に夫婦になってしまえば良いのだ。幼い私は大人の世界を知らなかったから単純にそう思ったのである。無論、怖い母の承諾が絶対に必要だったが、何としても押し通すつもりだった。
   
「なあ、久、わしのことが好きか?なあ、わしは死ぬほど久が好きじゃぁ、そんだで、わしはおっかあに頼んでやる、わしは久と一緒になりたいんじゃあ、そんで、やや子を作るんじゃ、なあ、ええじゃろうがぁ?」
久は、あっけに取られている様子で暫らく何も応えなかった。
代わりに、
「ああ、若さあ、そがいな事言うてくれたら、あてはなんぼうかうれしゅうて、涙が出ますがねぇ。」
実際にその声は鼻声になっていた。
   
「そんでもぉ、こがいな婆さまあだでねぇ、若さあぁの嫁にはなれませんがぁ、なあ、若さあ、堪忍やがねぇ・・」
悲しそうな答えだった。
「あほらし、わしは久が好きじゃと言うとるんだがねえ、久はわしを嫌いなんかぁ?」
「ううん、そがいな事はあれせんだがぁ、あても若さあのことがいっち、好きだがねぇ」「そんだら、ええがねぇ、嫁さんになってくれぇ、なあ、久、ええがねぇ?」
暫らく久は何も言わなかった、そして久は小さく肩を揺すってしゃくりあげていた。
本気で泣いているのが伝わってくる。
何が悲しいのか?
幼い子供には理解できない事だった。
・・・・・・・・・・・
久はいきなり畳みに正座した。
慌てて私も正座して向かい合った。
久はそんな私の顔をじっと見つめてから頭を畳みに擦りつけた。
   
「若さあ、あてのような出戻りの婆さんに、そがいな事を言ってくれるがいなぁ、ホンにうれしゅうごぜえます。何かぁもう身が縮むような気持ちですがいねぇ。」
久の言葉は実のこもったしみじみしたものだった。
そして、改めて頭を下げると、
「若さあ、そがいなまでぇ言うてくんさるんだらぁ、あても覚悟をば決めましたがぁ。
あてもぉ、若さあのことはいっち好きだがねぇ。そやからぁ一緒に風呂へ入ったり寝床に入ったりしておりますがね。あてみたいなもん、若さあの嫁にはなれんです。そんでもぉ、好きやからぁ、もし若さあがしたいんならぁ、好きにしてもろうてもええです。」
そして、こう続けた。
「だけんどもぉ、少し待ってくだされ、こんなぁ、まっ昼間じゃあ、誰かにい見られるかも知れんし、やっぱしぃいかんがいねぇ。なあ、今晩、寝床できちんと致しましょうがいねぇ。」
流石に私はそう言われてはもうそれ以上無理押しは出来なかった。
「うん、久、きっとやがね、今晩、寝床でするんだがねぇ?」
久は答える代わりに私の体を抱きしめ、口を吸ってきた。
私もそれに必死に答えた。
その口吸いは今までにない親密で情のこもった長くて濃厚なものになった。
   
   
    ・・・・・  続く ・・・・・
   

「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 3

     
六 手淫の誘い 
「若さあ、起きんがいね。」
次の朝、私は久の声で目覚めた。
まだ寒さが残る、しかしよく晴れた明るい早春の朝だった。
昨夜のことが一瞬に蘇った。
あれから久は自分の寝床に戻り私もまた力尽きてすっと眠りに落ちてしまったのである。下腹に手をやるとかすかに何かの気配が残っている。
しかし、それだけで普段の朝と少しも違わなかった。
久はすぐに朝餉の支度をして、私たちは昨夜と同様に六畳のちゃぶ台で向かい合って差し向かいの朝食を摂った。
    
 お互いに昨夜のことは一切口に出さなかった。
確かに自分は久の体を抱き、乳房を吸い、下腹をまさぐったはずだった。
しかし、それは本当だったのか?と思うほど久は全く何事も無かったそぶりだった。
ただ、一つだけ何となく違っていたのは、久と自分の間のぎこちない空気がなくなっている事だった。昨日はまだ一緒の部屋に二人きりでいるぎこちない空気があったが、それがすっかり無くなっている。言葉では言えないが、何か微妙な親密さが生まれているのだった。別に久は馴れ馴れしくするわけではなかったし、私も普通の下女を相手にするのと変わりなかった。しかし、何かが二人の間の空気に親密なものを生じさせていた。
子供なりにそれは感じていた。
   
 その日から私は近くに住む中学教師の家に勉強を見てもらうために通い始めた。
昼は家に戻って久の準備した昼食を食べた。
夕方、戻ると、久はずっと家の中で家事をしていた様子で、嬉しそうに
「若さあ、お帰りなさいませ。」
とまるで妻のように玄関で三つ指をついて迎えてくれたのだった。
    
私は心底満足だった。
離れで独立した生活を始めていっぱしの大人になった気分だった。
小なりとも言えども、一家の主だった。
そして何よりも大きかったのは、久の存在だった。
確かに久は「妻」のようだった。
自分だけのためにこうして家事をして待っていてくれる。
そうして、夜はまた一緒に風呂に入り、一つ布団で抱き合うのだ。
そう思うと、もう勉強どころではなかった。
中学教師の家でも頭の中は久のことがいつも溢れて勉強に身が入らなかった。
    
 その夜も当然のように私たちは一緒に風呂に入った。
そして同じように私は久の背中を流した。
違っていたのはそこからだった。
私は久を立たせて裸の久の体を正面から抱き寄せたのである。
久は抗わなかった。
二人は暗い洗い場で裸の姿でしっかりと抱き合った。
そして私は昨夜布団の中でしたように久の下腹を手でまさぐった。
久も当然のように硬直した私の性器を握り締めた。
二人はお互いの性器をまさぐりながら長い時間そこで抱き合っていた。
痺れを切らしたのは私のほうだった。
久の性器の中を指先でいじりまわし、久がそれに応えて硬直をしっかりと握り返すのを楽しんだ。
そして・・・・
私は精液を久の手の中に放った。
    
 風呂場は後始末には好都合だった。
久は嬉しそうに微笑んで、
「若さあは、悪いお人じゃがねし・・」
そう言って丁寧に洗い清めてくれたのだった。
風呂から上がって布団に潜り込むと私は久を待った。
そうして「おやすみなさいませ」
と挨拶する久の手を握って布団に抱きいれた。
もう久は拒まなかった。
逆にそれを待っていたかのように、すっと自ら体を布団の中に滑り込ませてきたのだった。
   
 昨夜とは全く違っていた。
私はすでに一回放ち終えてすっきりしており、落ち着いて久の体を抱いた。
逆に久のほうは風呂場での行為の続きになったから、酷く敏感になっている様子が分かった。
最初から私は久の寝巻きを肌だけさせて乳房を吸い下腹をまさぐった。
久もまた私の硬直を握り締めた。
私は落ち着いて久の反応を伺いながら久の性器をいじった。
そして久が酷く敏感に反応する部分が有ることを理解した。
偶然そこに触れたときだった、久は体をビクッと震わせて私の性器をぎゅっときつく握り返したのである。
私は夢中になってその秘密の箇所を探った。そしてここらしいと言う場所を探し当てていた。案の定、そこを攻めると久は立て続けに体を震わせて私の体にしがみつくのだった。そうして、思ってもいなっかたのだが、久の性器は熱く熱を帯びべっとりと濡れているのだった。おしっこ、だと思っていた私は、興奮して大人の女はおしっこを漏らすのだと思った。しかし、ぬるっとしているから、普通のおしっことは違う気もした。
多分、自分が漏らしたように何かの汁が久の性器からも漏れ出しているのだと思った。
でも自分のは子種の汁だと教えられたから、女の汁は一体なんだろう?
久の体を抱きながら、そんな事を考えるゆとりさえ有った。
   
 今度は痺れを切らしたのは久の方だった。
繰り返し敏感なところを攻める私に久は焦れたように、
「若さあ、ね、あんましそこをいじったら嫌・・」
と拗ねたような鼻声を漏らした。
それは今まで一度も経験したことの無い女の甘えた物言いだった。
清が時々ふざけて甘えた声を出したがそれは全く子供の声に過ぎず、女の言葉ではなった。私は面白がってかえってそこを集中して責め続けた。
「いや、いや、イヤッ・・・」
久が勘に耐えたように小声で恥ずかしそうに呟いた。
しかし久は決して離れようとはせずにますますきつく私に抱きついてくるのだった。
久は、お返しにきつく私の性器をしごきにかかった。
そしてあっけなく、私は久の攻めに陥落した。
    
 久は昨夜と同じように丁寧に私の汚れた性器を拭き清め、寝床から離れようとした。
「あかん、久、もう少し一緒に居てくれんがねし。」
久の体を抱き寄せて引きとめた。
「あんだ、若さあ、まんだするがいね?」
「ううん、違う。たんだ一緒にいるだけでええがねし。」
「はい、若さあの気の済むまで一緒にいますがねし。」
久は従順に頷いて私の体を抱き返してくれた。
黙って二人は抱き合っていた。
お互いの体の温もりで次第に眠気が襲ってきた。
深い満足と幸せに中で私は幸福な眠りに落ちていった。
    
   
七 性の手ほどき 
   
 春休みはあっと言う間に過ぎていった。
やがて越前大野にも遅い春がやってきて城址公園には満開の桜が彩を放った。
私と久との離れでの生活は全く何の不自由も無く満点の生活だった。
それは十二歳の子供と三十七歳になる女との奇妙な「夫婦」生活だった。
 六年生の新学期が始まり私は離れから学校に通うようになった。
学校から帰ると週に二回、中学教師の家に勉強を見てもらうために通うのだった。
もともとあまり外で活発に遊びまわる子供ではなかったから、放課後はすぐに家に帰っていたし教師の家に行かない日は大抵六畳の部屋で本を読んだり趣味の模型を作って時間を過ごすことが多かった。離れで暮らすようになって、そうした子供らしい生活が少し変化していた。
 離れには常に久が一緒に居り、二人きりになるのだった。無論、久は下女として繕いやら夕餉の支度やら風呂の支度やら家事で忙しそうに立ち働いていたが、私は久の事が頭から離れず、少しでも一緒にいようと口実を作っては久を部屋に呼びつけた。そうしてふざけて久の体にちょっかいを出したり抱きついたりするのだった。久は決して嫌な顔をせず家事の手を休めて相手をしてくれるのだった。
 久は口数が少なく、大人しい女だった。そして他の下女とは違って、背が高く、すっとした見栄えで、子供の目から見ても、凛とした雰囲気を持ったいかにも士族の出だと思わせる女だった。しかしそうした大人の女の近寄りがたさや冷たさは感じさせず、優しく柔らかでふくよかな温かみを感じさせる女でもあった。
私は久が本当に好きになっていた。
それは所謂大人の恋愛感情ではなかったが、自分ではそれに近い、ときめきの対象としてとらえていた。そんな大人の女が自分の下女として一緒に暮らすことに、私は嬉しく毎日がそれだけで楽しかった。
   
 私たちは毎夜、一緒に風呂に入りそして布団を並べて一緒に寝た。無論、私は久を自分の布団に誘い久は私が寝付くまでの間必ず一緒に寝てくれた。そうしてお互いの体を抱き合い、手でお互いの性器をまさぐり合い、私は久の掌に精を漏らして寝につくのだった。それは私にとっては最も大切な毎夜の行事になっていた。
   
 久は毎夜の寝床の中で少しずつ、私に性の手ほどきをしてくれた。
後に久から聞いたことだが、実は母が久に私への性の手ほどきを頼んでいたらしかった。私は離れで暮らすまで清に世話を見てもらっていたが、一緒に風呂へ入ったり、一つ布団に寝たりして、そろそろ性的に目覚める年頃の私を心配したらしかった。もし若い下女の清と間違いが有って、赤ん坊でも出来ればやはり困ったことになる。そして、母は私が父親譲りの女好きの性癖を持っていることを見抜いていたらしかった。
 清を遠ざけるのは良いが、放って置けば私は他の下女に手を出していただろう。実際、下女の入浴を盗み見たり、厠を覗いたり女中部屋に忍び込んで着替えを盗み見たりしており、母はそんな私を心配していたのである。そして、思い切ってきちんと「嫁」を持たせて大きな間違いが起きないように監視させ、かつ性の手ほどきをさせてしまおうと考えたようだった。
 久は従順で性格も良く士族の出で育ちも悪くない。それに二度も離縁された身を拾われた恩も有ったから無理を頼みやすかったのだろう。もっと大切なことは、久が夫婦生活の経験のある年増の女であり、なおかつ子を産めない体だったことだと思う。要はまかり間違って何か有っても子は出来ず、大切な嫡男の性の手ほどきをさせるにはまたとない存在だったのだろう。今、振り返ってみれば、その母親の作戦は見事に成功したと言ってよかった。
   
 私は初めて接する大人の女に夢中になった。そして母の狙い通り、私は女というものを学んだのだった。ただし、他の女に手を出して問題を起こさせないと言う点に関しては残念ながらあてが外れたと言って良かった。かえって私は自信をつけて他の女にも手を出すようになったのである。だから、中学でも勉強は下から数えたほうが早いほどの成績で、当時入学試験が簡単だった同志社の予科にもぐりこんだのだった。しかし私は今でも久に感謝しているのは性のあれこれの知識を実地に教えてもらったことだった。もとより性教育など有り得ようも無い時代で、普通なら若集宿で知ることも私は無縁で、正しい性の知識を得る機会は全く無かった。男子にとって女子を良く知ることは大切なことであり、それも年上の経験のある女性から手ほどきを受けるのが最良の方法だと私は思っているが、まさに私はそれを受けたのである。久を通して私は女というものを学び、その後の人生で女を相手にするのに本当に役に立ったと思っている。
    
    
    ・・・・・  続く ・・・・・

「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 1

 
一 馴れ初め
 今思えば私と福田久との関係は単なる女中と主家の息子という関係ではなく、ありていに言ってしまえば要するに「夫婦」の関係だったと言っても良かった。
まだ小学6年の十二歳の子供と三十七歳になる女が夫婦と言うのは全く常識を外れた事だが、やはりあれは夫婦としか表現しようの無い関係だった。
無論、表向きは私は主家の大切に育てられた嫡男で、福田久は単なる使用人の女中にすぎなかったし、当時の私にとって久と「夫婦」だと言う意識は露ほども無かった。
  
 私は中学受験を控えた小学6年に上がると、母から昔ならもう元服の年なのだから、一人で寝起きするように言われ、母屋から離れた奥のこじんまりした離れ屋敷で一人で生活するように命じられた。それに、中学受験のために静かな離れ屋敷での生活が必要なのだとも言わた。それまでは大勢の家人や住み込みの下女や女工の暮らす騒然とした母屋の中で落ち着いて勉強が出来なかったのは確かだった。
昔からの広い藩士の屋敷の中に母屋や機工場などが立ち並び、その中にこじんまりした離れ屋敷が有った。以前は年老いた祖母が生活していたが今は空き家になっている小さな一軒家で母屋から切り離されたひっそりした家で、勉強にはもってこいの場所だった。
  
 母の命令は絶対だったし、私は多くの女中や女工さんの出入りする喧騒な母屋が好きではなったし、何よりも恐ろしい母の目から離れられるから、その家で一人で生活することは、寂しいと思うどころか、却って自由で放縦な生活を送れると言う期待も手伝って願っても無いことだった。
 それまで私には清という若い娘が私専任の下女として付いており、当然、離れには清が付いてくると思っていたが、嫁入りの話があり、代わりに福田久が選ばれたのだった。この点だけは私は酷く落胆し、悲しかった。清は若い娘だった(確か私より5歳ほど年上だったと記憶している)が、私が物心着く前からずっと私のお守りで、全く母の愛情に接していなかった私にとっては唯一気が許せる家族で私は心底なついていたから別れる事は身を切られるような辛さだった。
 代わりに私の専任の下女となる福田久は、母方の遠縁の血筋で、当時三十半ばを過ぎた年かさの女中の一人だった。奥だけで何人も女中がいたし、私には清が仕えていたから、他の女中の事はほとんど知らず、久についても顔を知っているくらいであまり接する機会も無く良くは知らなかった。同じ家の中で暮らしていたとは言っても、まだ小学生の子供にとって大人の世界で働く女中たちは全く無縁の存在だったから、それは当然のことだった。
 久も越前大野の生まれでそこそこの藩士の家柄だったらしいが、二度嫁入りの経験があり、そのいずれも、子が出来ずに離縁されて出戻っていたのだった。母がそんな遠縁の久を不憫に思ったのか下女として引き取ったらしい。久は住み込みの下女でたくさん居た機織の女工さんの世話係だったと言っていた。その久が離れで私の面倒を見るために一緒に生活するようになったのである。母屋からは独立した生活だから、当然、食事も洗濯も風呂も別で、久がそれら一切の家事を行い私だけの下女として離れで寝起きを共にすることになったのである。
 母から久の事を告げられたとき、私は清と別れた寂しさが急に薄らぎ、代わりに心の中に何かもやっとした、ときめくような浮き立つ気分を覚えたのだった。顔は見知っていたがほとんど話をした記憶も無い下女だった。それでも久は武家の育ちで立ち居振る舞いが凛とした、色の白いどことなく気品の有る存在で、下女には珍しいと大人たちが話すのを何度も耳に挟んだことがあり少なからぬ興味を持っていたのである。だから私は久の名前が出たときは少しも否やは無く、逆に密かなときめきを覚えたのだった。
 久は三十半ばを過ぎ、まだ十七の娘である清とは全く違った完全な大人の女だった。清にはなついていたが、年も離れておらずまだ幼さの残る清は、母親というよりもどちらかと言えば、優しい姉のような存在で時として同年代の仲間のような、自分と同じ世界の人間に過ぎなかった。その点、久は全く一人の大人の女だった。私にとっては母親やその他の、機工場や母屋で働く大人の世界の住人だった。
清は有体に言えば自分と同じ子供で一緒に風呂に入っても一つ布団で寝ても、ときめきは無かったし、女を意識することも無く過ごしていたのである。十二歳と言う子供から少年に移り変わる微妙な年齢に差し掛かっていた私は、ちょうど性に目覚め始めたばかりで、同じ子供ではなく本当の大人の女に興味を持ち始めていたのだった。そんなおりだったから、その大人の女が離れの屋敷で自分と一緒に寝起きすると言われて密かなトキメキを覚えたのも自然な成り行きだった。私は清を失った悲しさよりも新たに手にした、一人の大人の女を、自分だけの下女として一緒に過ごすことに酷く興奮を覚えていた。正に心ときめく新たな生活の始まりを予感させるものだったのである。
  
  
二 新居での生活
 久との二人だけの離れでの生活は春休みの最中の三月のお終いの頃に始まった。
離れの屋敷は母屋と機工場に隔てられた、小さな生垣と大きな欅の木が影を作るこじんまりとした平屋の建物で完全に母屋からは独立した一軒家だった。玄関を入るとすぐに土間になっていて勝手場が有りその奥に厠と風呂場が有った。部屋は玄関の上がり框に続いて、三畳と六畳の畳の部屋が有るだけの広さで、まさに小体な隠居所そのものだった。しかし私と久だけの二人の生活には十分すぎる広さだった。
 夜具や勉強道具や身の回りのものを運び、引越しを終えて新しい我が家に収まり、六畳の机の前に座った私は、完全に独立した家屋に主として生活するのだと言う気構えが沸き起こり、何か急に一人前になったような気がして、子供なりに嬉しく、しっかりするんだと自分に言い聞かせて身を引き締めた。
   
 私は奥の六畳に座り机を置き、そこで日中は勉強をし、夜は寝床を敷いて寝ることにした。また、翌年の春に控えた中学受験のために、近所の中学の教師に勉強を見てもらうべく毎夜通うことになっていた。
 久も同じようにその日から母屋の女中部屋から越してきてそこで生活を始める準備を終えていた。一応、三畳の部屋が久の部屋という形になって小さな柳行李と化粧台が持ち込まれた。それが酷く大人の女を意識させるもので私は小さな姫鏡台に艶かしいものを感じた。離れはもともと祖母と女中が暮らしており、小ぶりな箪笥やちゃぶ台など一通りの所帯道具は揃っていたから生活するのには何も不自由は無かった。
そこでいよいよ、十二歳の私と三十七歳の福田久の新居での生活がスタートしたのだった。
 荷物を片付け終えた昼過ぎの一時、私は引越しを終えてわくわくするような気持ちで、机に座ってぼんやりしていた。そこに襖を開けて久が茶を出してくれた。
小さなちゃぶ台に湯飲みを置くと、久は深々と頭を下げて、
「ふつつかなけども、どうか叱って追い使ってやって下さいませ。」
と丁寧に両手を突いて正座して挨拶をした。
自分より二周りも年上の、母親同様の年齢の大人の女性だったが、そこは下女と主家の嫡男の関係で、久はきちんと使用人としての態度で接してくれたのである。
私は、慌てて正座をすると
「ああ、久はんがいね。あてこそ、よろしうお頼みもうすがいね。」
と、いっぱしの大人びた態度で応じていた。
一家の主としてしっかりしなくては、と心に誓ったばかりの子供には、まさに最初の気構えを示す絶好のお披露目の場になった訳である。
地味な紺色の麻半纏と絣の着物の女中の姿だったが、それが却って清楚な気品を感じさせるようだった。久は間近で見ると抜けるように色が白く肌理の細かい肌をしており、細面で整った顔立ちは雛人形を見るような、ろうたけた美しさだった。その時が久と直接対面する始めての場だった。私は顔を上げた久をまじまじとは見られず、盗み見るようにして見ただけだった。とにかく必死に主人としての体面を取り繕うつもりの子供にとっては、初めて二人きりで交わす挨拶は酷くドギマギしたぎこちない見合いの場のような感じだった。無論私はそう意識したわけではなかったが、どれは確かに夫婦として暮らすことになる女性との初めての見合いの場だったのである。
    
    ・・・・・  続く ・・・・・
   



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