萌え体験談

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年下

不倫されて全てを失った

流れ豚切りスマン。
俺の場合、元妻の言動がおかしいなと思い携帯を覗いてみた。
ロックかかってがいろいろやってるうちに解除。
元妻の会社のお偉いさん(×1)とのラブラブメールがたくさん出てきた。
前の年の誕生日の話題とかあったから少なくとも1年半は続いてる模様。
ただ肉体関係をほのめかす内容がない。至って普通の恋人みたいな感じ。
ここで興信所とかつければいいものを元妻を問い詰めてしまった。
元妻は逆切れして子供連れて実家に帰ってしまった。

相手の男に話を聞こうと思って俺の上司に相談した。
元妻の会社は俺の会社の取引先、事実上の親会社みたいなもん。
会社からすれば元妻の会社は生命線だ。当然上司の答えはNG。
とにかく家庭の事だから穏便に済ませろと。
やめとけばいいものを俺一人で相手の男に突撃。
相手の男は肉体関係は否定するものの、
極めて親しい関係だという事をニヤニヤしながら言う。
言いがかり付けると取引中止だと。

殺してやりたかったが証拠も何もない。数日後に窓際に移動させられた。
すぐに元妻からは離婚の訴えを起こされた。ある事ない事喚き立てる。
元妻の親どころか俺の親まで洗脳して俺は一人で応じた。
元妻の会社からはこれまで考えられない程のクレームが来る。
俺の担当ではなかったけど担当の奴は毎日謝罪に行ってた。
みんな言わなかったけど俺が原因なのは分かってた。
俺は鬱を発症してもうギブアップ。戦えなかった。

半年かかって離婚成立。親権は当然元妻。慰謝料と養育費は俺が払う。
子供には会わせてもらえない。子供が俺に会いたくないと言ってるそうだ。
んなわけない。あんなに仲良かったのに。
俺と息子二人で休みの度に早起きして一緒に釣りに出掛けてたのに。
会社も辞めた。

今はボロアパートに住み、バイトの掛け持ちで10万の養育費と慰謝料を払い続ける毎日。
40過ぎてバイトだとよ情けねえ。疲れ切った顔は隠せないな。
若い子は口も聞いてくれない、年下の店長には相談乗るよと嫌味を言われる。
元妻は再婚こそしてないが相手の男と同棲してやがる。
一度見に行ってみた。高級マンションだ。

今年、男と元妻と子供の四人で写った年賀状を俺の実家に送ってきやがった。
妻を寝取られて借金抱えて子供の写真すら手元に4枚しかない。
ボロボロになってしまった写真見ながら酒かっくらって何とか眠るだけの毎日だ。
飯はネカフェで食う。家にいると気が狂いそうだからな。
何だこの人生。
笑うしかねえのか。アハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
バイト行ってくるわ。

536だ。
どうにも出来なかった。
俺は小さな会社で残業代も出らず
財産と言えるのは子供の為に貯めておいた100万ぐらいの金。
それも元妻が実家に帰る時持っていった。
興信所頼むなんか到底出来なかった。
元嫁は弁護士つけてきたんだ。
男の金だろうがね。
そんな状態で興信所で調べても何も出なかったかもな。
執拗な脅しと嫌がらせと会社のプレッシャーに負けた。
心がついていかなかった。
オマエらから見れば糞みたいな人間だろうよ。
確かに生きてる価値はない。
でも息子達ともう一度会いたい。
半分浮浪者みたいな俺見てどう思うかわからんがな。

536だ。
天誅なんか無理だ。
元妻と離婚で揉めただけでさんざんやられたんだ。
下手して俺だけぶっ殺されるならいいが
親兄弟に何かあったらどうする。
連れ子である息子達に何かあったらどうする。
それが一番怖い。
とりあえず息子達が成人するまでは
人に迷惑掛けずに生きてくわ。
何があるかわからんからな。
笑いたければわらえ
邪魔したな。バイトに戻る。

536だ。
暴力に出るしか手はないのか。
俺はそれで気が済むかもしれんが
親兄弟や会社の人間はどうする?
前以上の嫌がらせを受ける。
子供達も心配なんだ。
みんなは脅しを受けても
立ち向かえる勇気があるのか?
俺はどうなってもいいが
周りの人間が怯えるのは辛い。

言い方が悪かった。
親が元妻の言ってる事を信じたのは最初だけで
後で誤解は解けたよ。
会社の人間には何も罪はないからな。
倒産して路頭に迷われるのも後味が悪い。
みんな強いんだな。
俺には向かっていく勇気がない。
理不尽だが勝ち目がない。
残ってるのは暴力だけだ。
息子達の事を考えるとそれだけはしたくない。

俺の行動に人の人生が掛かっているとまでは思わないが
かなりの恐怖を与えたのは事実。
今俺が何かしたらもっと恐ろしい目にあうかもしれん。
みんなそういう世界とは無縁なんだ。
俺も含めてね。怯えるしかないんだよ。
生活は苦しいが養育費はこのままでいい。
息子達の為だ。
金には困ってないだろうが唯一俺が息子達に出来る事。
俺もこうなる前まではこんなクズみたいな事思わなかったろうと思う。
でも現実は厳しいよ。
向こうのほうが上手だった。
理不尽な圧力の前には手も足も出ない。
話を聞いてくれて嬉しかったが
気を悪くする人のほうが多いので消える。
笑ってくれ。

後輩の嫁に・・・

もう、数年前のことですが・・・

ある年の冬、俺はスノーボードをしていて、大怪我をしてしまった。
腰と片脚の付け根と右肩を怪我してしまい、とても帰れる状態でなかったため、スキー場近く(といっても遠いが)の市民病院での入院を余儀なくされた。

いたって健康だった俺は始めての入院。
しかも寝たきりで動けない。
勝手がわからない俺にベテラン看護婦さんが小便、大便の仕方を教えてくれた。

小便は「尿瓶」、大便は「差込便器」というものを看護婦さんに股の間に入れてもらってその中にするとのこと。
そして恥ずかしいことに、その尿瓶の口にち○ぽを差し込むのだが、怪我してない左手を使おうとしても腰と背中に激痛が走るため、結局看護婦さんに差し込んでもらわなくてはならないのだ。

説明してくれた看護婦さんが出てった後、なんだかおしっこするの恥ずかしいなあと思っていたが、人間不思議なものでそう思うとしたくなってしまうのだ。
しばらく躊躇していたが、やっぱどうにも我慢できない。
まあ、引き伸ばしてもいつかはしなければならない。
そんで意を決して(大げさだが)看護婦さんを呼ぶことにした。

そしたら、ドアを開けて入ってきたのは説明してくれたベテラン看護婦さんではなかった。
もっと若い看護婦さんだ。
しかも、どっかで見たことが・・・
なんと大学時代の後輩の嫁さんじゃないか!

俺:「あれ? Tちゃん?」
T:「あれ? Kさん?」

どうして後輩の嫁がこんな田舎の病院にいるんだ・・・。

Tちゃんは後輩Sの嫁。
卒業後も、俺とSは職場が近かったのでよく会ってて、当時Sの彼女だったTちゃんともよく遊んでいた。
そして程なくして、SとTちゃんが結婚。
俺も結婚したが、その後も家族ぐるみで度々会っていた。

しかし、子供が生まれてしばらくしてSが「転職したい、田舎で林業がやりたい」とか言ってこの病院のある田舎の市へ転職&引越しをしたのだった。
そして、彼らが引っ越してからは俺は彼らに一度も会っていなかった。

俺:「そうか、SとTちゃん、今この辺りに住んでんるんだ・・・。」
T:「そうなんです。それで最近、子供預けて私もまた働き出したんです。」
俺:「なるほどね。そうだったのか・・・」
T:「で、Kさんはここで何やってるんですか?」
俺:「何やってるって、ボードで転んじゃってさ。」
T:「あー Kさんだったんですね。スノーボードで大怪我して運び込まれた人って・・・」

Tちゃんは後輩の嫁だが、姉さん女房で俺より年上。
当時、20台後半か30ちょうどくらいだったと思う。
しかし、旦那の先輩ということで俺のことはK「さん」と呼び、ちょっと敬語で話してくる。
俺は後輩の嫁ということでT「ちゃん」と呼ぶ。

T:「ところで、何でした?」
俺:「いやいや。おしっこしたくなって・・・。でも、自分でできないんだ。Tちゃんだと恥ずかしいから。他の人呼んでよ」
T:「あっ、そうですか。わかりました。すぐ呼んできますね」

するとベテラン看護婦が飛んできた(泣)
まーそれはいいです。

しばらくはそんなこんなで、特に何もなく入院生活を過ごしていたのだが・・・

ある夜、どうしてもおしっこがしたくなり、ナースコールを押した
すると、珍しく夜勤だったTちゃんが来た。

俺:「あの、おしっこしたいんだけど。誰かいないかな。」
T:「あっ、でも今私と婦長しかいなくて」
俺:「そうか・・・ じゃあいいよ、まだ我慢できそうだから。また、後でいいよ。」

Tちゃんは「我慢できなくなったらまた呼んでください。でもあまり我慢してはダメですよ」って言って戻っていった。

がしかし、そうは我慢できない。

もう、他の看護婦さん来たかな。
婦長さんはやってくれないのかな。
何て考えていたら、入口のドアからTちゃんが顔を出した。

T:「大丈夫ですか? あのぉ、婦長に頼んだんですけど。それはアンタの仕事でしょって言われちゃって・・・もしあれなら・・・」
俺:「いいよ。まだまだ大丈夫だから・・・」

しかし、言葉とはうらはらに俺はもう限界だった。
もらしては困るので、帰ろうとするTちゃんを呼びとめた。

「ごめんTちゃん。やっぱ無理。もう出そう・・・」

すると、Tちゃんは少しニコッとして「いいですよ。ちょっと待ってくださいね。」って言った後、どっかに戻って行った。

俺はいろいろ考えた。
(Tちゃんにち○こさわられる・・・。いいのかこれは・・・)
(いや、Tちゃんだって普段から仕事でしてるんだ。何も恥ずかしがることはない・・・)
(しかし、コレは大学の仲間内で笑いのネタになってしまうな・・・)
(俺の嫁が仮に看護婦で後輩にち○こ触って小便させたって別になんてことはないか・・・)

しかしいろいろ考えてるうちに、異常事態が発生した。
Tちゃんは結構かわいくてキレイだ。
綾瀬はるかによく似てて、身長はもう少し小さめ。笑った顔は本当に綾瀬はるかにそっくりだ。
後輩の嫁で友達感覚があるとは言え、そんなTちゃんにち○こを触れられると想像したら、俺のジュニアはムクムクと頭を上げ始めたのだ。

あー やばい やばい
これだけおしっこがしたい状態で勃起なんてするんだとある意味感心していたが、すぐにTちゃんが戻ってきてしまった。

俺:「あー やっぱいいわ。なんかしたくなくなった。」
T:「本当ですか? 別に遠慮しなくてもいいんですよ。恥ずかしいんですか?」
俺:「いやいや、違うんだ。本当にしたくなくなったんだ。長く我慢してたからかな・・・」

そりゃうそもつく。
さすがに勃起したところを触られるのは恥ずかしい。
ましてや、それを後輩に話されたら、恥ずかしくてしょうがない。
俺は勃起していることをひたかくしにして断った。
Tちゃんは「じゃあ、またしたくなったら言ってくださいね」と言い部屋を出て行った。

しかし、しかしだ。(長くてすみません・・・)
何度も悪いが、やっぱり我慢できない。
もう、いっそのこともらした方がいいのではないか。
いやいや、それこそ恥ずかしいぞ。
なんて、考えていたら、Tちゃんがまた部屋に来た。

T:「どうですか?まだしたくないですか?」
俺:「いや、まあ出そうかと言われれば・・・」
T:「とりあえず出しちゃったほうがいいですよ。膀胱炎になったら私も困りますし。Kさん、私は看護婦です。大丈夫ですから・・・」
俺:「わ、わかったよ。じゃあ頼みます・・・」

俺はジュニアが通常状態に戻ったこともあり、そしてもうこれ以上の我慢は無理と思い承諾した。

俺は怪我してない少し動く方の足の膝を立てた。
Tちゃんが股の下に尿瓶を置く。
そしていよいよトランクスを開け、Tちゃんが俺のち○ぽをつまむ・・・

細い指。
たまらない。
おばさん看護婦と違って触り方もソフトだ。

しかし、下腹部に乗ったち○ぽはなかなか尿瓶の方には向かなかった。
そう、また勃起し始めててしまったのだ。

そして、持ち上げて尿瓶の方に持ってっては、ビタンって下腹部に戻ってしまうのを繰り返していたら。
完全に勃起して、カチンコチンになってしまった。
もはやおしっこなんて出来ない。

・・・・・・

「Kさん?」
足のほうから俺の顔を覗き込み、ちょっと笑いながらTちゃんは言った。

「さっきの、こういうことだったんですね・・・」

「はははは・・・」

俺は笑うしかなかった。

Tちゃんの小さな手、細い指でさわられると、ほんとに気持ちいい。
うちの嫁の手は大きくゴツイ方だし・・・
こりゃしょうがない。

しばらく沈黙の後、Tちゃんはイスに座ってとんでもない事を言った。

「出しますか?」

俺:「えっ?出しますって・・・ おしっこ・・・じゃないよね・・・」
T :「この状態じゃおしっこもできないし、つらいでしょう」
俺:「でも出すって・・・」
T:「私の手でいいなら。もちろんSには内緒にしときますよ♪」

・・・

俺:「・・・・ じゃあ・・」
T:「じゃあ、出しますね」

するとTちゃんは体制を変えた
そして、おもむろに細く指でぼくのち○ぽをそっと包んだ。
やさしく包みこむような触れ方。

それだけで、十分MAX状態になった。。

そして、ゆっくりと上下させたあと、亀頭をなでなでする。
それを繰り返す。
恥ずかしながら、もう先走り汁全開だ。

そしてTちゃんはかわいい左手を俺の内ももに置き、右手でだんだん、はやくしごき始めた。
大量の先走り汁のせいで「ジュっ ジュッ ジュっ」と音が鳴る。

恥ずかしくて目をつむる俺。
気持ちよすぎる・・・
足の付け根のケガはほぼ治っていたが、腰はまだ痛い。
しかし、この気持ちよさに比べたらどうでもいい痛みだ。

「ジュっ! ジュッ! ジュっ!」

手の動きがどんどん早くなる。
俺はもう我慢の限界だ。

「どうですか?」とTちゃんが聞く。
「あ あー」と俺の言葉は言葉になってない。

Tちゃんは一旦握るところを変えたが、そこはカリがよく刺激されて最高の場所だった。
こりゃたまらん。

「ハア ハア」

だんだん息が荒くなってくるが自分でもわかる。
すると、Tちゃんは俺がイキそうだと判断したのか、ち○ぽを左手に持ち替え、右手で俺の手を握った。

そして、より音をたて、激しくしごきながら

「出そう?」

と俺に聞いた。
なぜかこの言葉だけは敬語ではない。
疑問形のやさしい小悪魔的な、とてつもなくかわいらしいその言葉に俺は、明らかに後輩の嫁に女を感じてしまった。

俺はTちゃんの右手を強く握る。
それに合わせTちゃんも俺の手をギュッと握って、左手はさらにスピードを上げる。
さっきまで、ニコッとしていたが、今はTちゃんも真剣な顔だ。

「もうダメだ」

「出る!!」

俺は今までにない最高の発射をした。
出る瞬間、Tちゃんは俺の手を離し尿瓶をとろうとしたが、タイミングが送れ取ることができず、大量の白い液体を自分の手で受け止めた。

Tちゃんはゆっくり絞りだすようにち○ぽを持つ手を上下させた後、俺の方を見てニコッと笑った。

そして、ベッドにまでついてしまった精子を処理しながらTちゃんは

「Kさんって以外とかわいいんですね。前は下ネタばっかで豪快な感じだったんだけど、今日はなんかかわいい年下に思えちゃった。って年下でしたね」
と言った。

「そうだね。Tちゃん年上だったね・・・」
そんなことどうでもよかったが・・・

それからはまた元通りに、別の看護婦さんがおしっこの処理をしてくれた。
そして、怪我も治ってきて、自分でおしっことかもできるようになった。

退院する前の夜、Tちゃんがふと現れた
T:「もうおしっこはいいんですか?」
俺:「何言ってるの?もう自分でできるよ」
T:「そうですね。じゃあおしっこはいいとして、今日が入院最後だし、この前のしてあげましょっか?」
俺:「したいの?」
T:「されたくないの?」
俺:「・・・なわけねーじゃん・・・」

ってなことで、おしっことは関係なく、もう一度抜いてくれた。
その時は勢いあまってTちゃんのおしりとかさわりまくってしまった。
俺がナース服の上からTちゃんの体をさわったとき、一瞬可愛くムッって感じで口を結んだ後、ニコッって笑ってわざわざ触りやすいとこに動いてくれたのがなんだかとても可愛く感じた。
そして、触られている時のなまめかしいTちゃんの顔はセクシーで可愛かったな・・・。

そして次の日に俺は退院して地元に戻った。

あれ以来、俺は度々Tちゃんの指が細くてちっちゃく、とても可愛らしい手を思い出す。
俺は小さい手フェチになってしまった。

この話を思い出したのは、先日、後輩Sから電話があったからだ。
年末に帰省するので、みんな集まって飲みませんかという電話だ。

S:「久しぶりですね。そう言えばだいぶ前、先輩がこっちの病院に入院してたときも、俺出張でお見舞いいけなかったですし。」
俺:「ああ、そんなこともあったな。もー俺もボードしないし、あの時が会えるチャンスだったのにな」
S:「病院で会った嫁はやっぱりK先輩は面白い人だったって言ってましたよ。俺もまた会えるの楽しみです。」
俺:「あー、面白い人ね・・・。Tちゃんには病院でかなり世話になったな。Tちゃんは来ないのか?」
S:「嫁は仕事で帰省するのが年明けなんで・・・。また、連れて行きますよ。とにかく久しぶりの飲み会楽しみにしてます。もちろん先輩のおごりでね(笑)」
俺:「あー、俺も楽しみにしてるよ。Tちゃんによろしくな」
※途中関係ない会話は省いております。

100%ではないが、話しぶりからするとSはあのことのことを知らないみたいだ。
仲のよい二人なので、意外と笑い話として盛り上がっているかと思っていたが。
Sはあのこと知ったら怒るだろうか。
俺も随分勝手だが、罪悪感はない。
それは、Sがそのことを知ったとしても「いやあ、K先輩、嫁に変なことさせないでくださいよぉ」ってな感じで笑いながら言いそうだからだ。
ま、それは俺がいい方に考えすぎてるかもしれないけど。
当面は俺とTちゃんの間の秘密にしておこうと思う。

それにしても、「Tちゃんにかなり世話になった」ってSに言ったあと、ちょっとどもってしまった。

S、いや兄弟よ。
年末楽しみにしてるよ。

パイナップル


三年前、普通の人より一年多くかかって工業系の大学をでた俺は、

二回目の就活をするのが億劫で、学生時代バイトしていた料理屋に、

そのまま見習いとして雇ってもらった。

そこで、ウェイトレスをしていた、四つ年下の優と出会った。

初めは、元気な子だなー、くらいにしか思ってなかったが、

いつも自分なりに一生懸命で、口は悪かったけど、

何気ない世間話の中でポロっと話したような、本人ですら明日には忘れていそうな、

ちっちゃな悩みなんかも覚えていてくれる子で。

ちょうど、先が見えない時期で、

「人生ってなんだ?」

なんて、イタイことを考え出していた俺にとって、

優との、仕事中にこっそり交わすような何気ない会話が、

日に日に楽しみになっていった。

楽しみだから大事にしたくて、大事にしたいから優しくなって。

笑って欲しくて、くだらないちょっかいかけて。

二十三年も生きてりゃ、それなりに恋愛経験あったつもりだったけど、

手に入れる前から無くしたくないって思ったのが初めてで、

飯誘うのにも、一ヶ月悩んだりして。

悩んだところで気のきいたセリフなんか出てくる訳も無く、

結局、朝の仕込みの時間に、二人になるのを見計らって、

「今日、バイトあがったあと飯いかね?」

と、なんのひねりも無く、真っ向勝負。

緊張のあまり、相手の左45°に目線はずしながら返事を待つと、

「ヤダ、お金もったいない。」

とのこと。

ここでびびったのが、一ヶ月考えたわりに、断られることを全く想定していなかった自分。

もうちょいオブラートにつつんで断ってくれてもいーじゃんとかせめて三秒くらい考えろよとか

じゃあ奢るよっていうべきか?とかおうし座恋愛運絶好調なはずなのにとか

泣いちゃだめだ泣いちゃだめだ泣いちゃだめだとか

自分の心の叫びは聞こえてくるのに、相手へのセリフが浮ばない。

やっとの思いで、

「そっか・・・。」

と一言、腹の底から搾り出す。

七割がた茫然自失で、次のセリフを模索しながら、

目覚ましTVの占いなんて二度と信じないと、ひたすら心に誓っていると、

「うん。だから、材料買ってあつしさんの家いこ。作ったほうがやすいしおいしいじゃん?」

とのお言葉。クールな言い回しとは裏腹に、顔を見ると真っ赤。

四半世紀近く生きてきて、三次に初めて萌えました。

そんなこんなでバイトが終わり初デート。だが食料品屋さん。

いきなり難易度高すぎね?と思いつつも、平静なふりして、

「んで、何たべたいのさ?」

と、お伺い。

「あつしさん中華つくれる?」

「大衆向けのなら大概は。秘伝の何某とかは無理。」

「んじゃ、酢豚と春巻き!」

とのご用命。

まあ、運良く、作れるメニュー。

ぽいぽいと材料をカゴに入れる。

あー、たけのこは缶詰でいーかなー。と、のほほんと缶詰コーナーへ。

さて会計だ、とレジに向かおうとすると、

「あつしさんこれ!忘れてる!」

とのお声。

なんだと思って振り返ると、缶詰コーナーから、

パイナップル缶をもった優が、ニコニコしながら歩いてくる。

「なんでパイナップル?」

「これが入ってなきゃ酢豚じゃないでしょ?」

「普通入れなくね?」

「えー?おいしいよ?それとも・・・あつしさんこれキライ?」

「いや・・・。んじゃいれてみるか。」

「うん!」

と、強制パイナップルフラグ。

昔、妹に同じこと言われたときは、一週間口を利かない大喧嘩になったけど、

なんでだろう、今回は、それもいーか、って思えました。

んで、会計済ませて俺の部屋へ。

途中、幾度となく手をつなごうと思ったが、拒否られるのが怖くて断念したのは内緒。

玄関くぐったあたりでなぜかいきなり緊張。本当に俺の部屋に優がいる。

「意外ときれいにしてんだねー。」

「あ・・・うん。帰ってきて寝るだけだし。」

「んじゃ、つくろっか?」

と、sneg?状態に多少てんぱりながらも料理開始。

「あたし、どうしたらいい?」

俺の彼女になってくれ!と言える度胸なんてあるはずも無く、

春巻きの中身を作ってもらう。

その間に、酢豚を炒め、余ったたけのこで簡易たけのこごはんを作る。

春巻きを揚げていざ晩御飯。

作ってみたのはいいものの、どうにも箸をのばす気になれなかった酢豚の中の黄色いあいつ。

優が、それを一つ箸でつまんで、俺の目の前に差し出しながら、

「はい、あーん!」

「・・・あ、どうも。」

とまあ、間の抜けた返事しながらパクリ。

「どう?おいしいでしょ?」

「あ、うん。意外といけるかも。」

・・・味なんかわかるか!

「おかえしはー?」

というんで、春巻きを差し出す。ところがこれが大誤算。

切ってなかったもんだから、表面冷めても中あつあつ。いやもう、必要以上にあっつあつ。

かぷりとかみつく優。

「っっっっあつっ!」

っと声をあげて、コタツの横にこてんと倒れる。

これはやばいとあせりつつ、コップに水をついで隣へ。

肩ゆすっても反応がないから、ちょっと強引にこっちを向かせる。

なみだ目でこっちをにらむ優。

「ごめんごめん。どれ、みせてみ?」

「・・・ひはい。」

といいながら、こっちみながらアッカンベー。

気付けば俺の左手は優の肩、右手はあごに。顔と顔の距離は20センチ。

あっと思って、優の目を見ると、一度俺から目線をはずした後、

向き直ってゆっくりと閉じる。

覆いかぶさるようにしてキス。

彼女との初キスは、酢豚味。ほのかに香るパイナップル。

離れて目をみると、さらになみだ目。

「舌いてぇの?大丈夫?」

「ばか。嬉しいの!」

この瞬間、理性が殉死。二階級特進。

おでこに軽くキスをして、また口に。

舌をゆっくり差し入れると、むこうもおずおずと絡めてくる。

嬉しいやら愛しいやらで、相手の後頭部をがっちりつかみながら、十分くらいディープキス。

「我慢できそうにねぇんだけど。いやだったらいって。」

「でも、ごはんさめちゃうよ?」

「さめてもうまいから大丈夫。」

「なんでそんなに自信あんのさ?w」

「料理は愛情だから。」

「ばかw」

彼女に抱き寄せられてまたキス。

「ずっと前から大好きだから。」

耳元でささやくと、首をかまれる。

「いってぇ。なんでかむのさ?」

「ごはん食べさせてくれないからw」

「んじゃ俺も。」

いいながら、キャミを上にまくり、胸に噛み付く。

「っぅん、ちょっと痛いよ。」

「んじゃこう?」

乳首を唇で軽くはさみながら先っぽを軽く早くなめる。

「っちょっ、だめっ。んっ!」

今度は、乳首の周りを、円を描くようにゆっくりとなめる。

右手は彼女の下半身へ。デニムのミニのホックをはずし、下着越しに、ゆっくりとクリトリスの周りをなぞる。

「やっ!そこやだっ!」

「すっげぇ濡れてんだけど?」

「・・・濡れてないもん。」

「へぇ、んじゃ確認すんね。」

下着を脱がせて、キスをしながらゆっくりと右手中指を彼女の中へ。

そのまま優しく、上側の壁をなぞるように動かす。

「っ、っそこっ、やっ。」

「きもちい?痛くない?」

「んっ、いっ、いたくない。気持ちいいかもっ。」

「濡れてないのに気持ちいいの?」

「やっ、あつしさんいじわるっ、やっ。」

指を入れたまま、彼女を背後から抱きかかえる体勢になって、

右手を動かしたまま、左手でクリトリスを押さえる。

左手を少し震わせながら、右手の速度をあげる。

「ちょっ、やだっ、やだっ、きもちいっ!」

「いけるならいっちゃっていーよ。見ててやるから。」

いいながら、さらに両手に鞭を打つ。

「みてんっのやだっ、あっ、ちゅーしてっ、あつしさん、っねっ?」

感じた顔でこっち向かれて、そんなこといわれたら、従うしかないわけで。

「はやっくっ、ちゅーっ、やっ、っちゃう、イッちゃうよっ、やぁっ、あっあっやあっ!」

唇を合わせた瞬間、腕の中で彼女の体がはねる。

彼女の中が、俺の指を、奥へ奥へと誘うようにうごめく。

ひとしきり震えた後、ぐったりと弛緩する体を抱きしめて、頭を撫でる。

「すっげぇかわいかった。」

「・・・イッちゃったじゃん。ばかぁ。」

そのまま抱きしめていると、不意に体を反転させて、

俺の腕に歯を立てる。

「ってぇ。だから、なんで噛むのさ?」

「彼女でもない人に、こんなことしちゃだめなんだよ?」

「っつーかそれ、分かってていってる?」

「なに?言ってくんなきゃわかんないよ。」

どうしても俺の口から聞きたいらしい。

顔と顔が五センチくらいの距離で、

不安と期待と意地悪が一緒くたになったような表情の彼女に、

はっきりと告げる。

「・・・ずっと前から好きでした。付き合ってください。」

どうやら、俺の球種は、ストレートしかないらしい。

「・・・ん。大事にしてね。」

首を傾げて微笑む優に、感極まって、抱き寄せてもう一回キス。年甲斐もなく泣きそうに。

「ってか、優は?いってくんねぇの?」

「え?大好きに決まってんじゃん。」

あっさり言われて、嬉しいけれど拍子抜け。

「即答かよ!いや、嬉しいけどね。」

「先に言ったのはあつしさんだからね。あたしの勝ち!」

「いや、勝ちとか負けとか・・・。」

「勝った人のほうがえらいんだよ?だから、あつしさんは、ずーっとあたしのこと大事にしなきゃだめなの!」

「ちょっとまて。したら、優は俺のこと大事にしてくんねぇの?」

「ううん。負けた誰かさん可哀想だから、ずっとそばにいてあげる。」

首にしがみつかれて、キスされる。

無条件に幸せを感じたのは、人生初。

胸を触ろうとすると、手を押し返される。

「だめ!今度はあたしの番なの!」

組み伏せられてそのまま馬乗りの体勢に。

キスをしながらジッパーを下ろされ、そのまま下着ごと脱がされる。

「なんでこんなにおおきくなってんの?w」

「・・・誰かさんが可愛い顔みせるから。」

「ふーん。どうして欲しいのかなぁ?w」

「・・・手で触って欲しい。」

こいつ、Sッ気もあんのかよ、と思いつつ、そう答えると、

「触るだけ?こっちのほうが気持ちいいよ?」

と、いきなり咥える。

「ちょっ、いいよ、そんなことしなくて。」

「いいの、してあげたいの!」

そういうと、唇で竿を優しくしごきながら、舌で亀頭をくるくると刺激する。

ゆっくりと顔を上下しながら、目が合うと照れくさそうに微笑む。

「・・・ひもちいい?」

咥えたまま喋らないでくれ。振動がやばい。

「・・・ん。ってか、ちょっとまって。イきそう。」

「まったなひだもん!」

そういって、ニヤッと笑うと、右手で根本をしごきながらディープスロート。

白旗あげたのに背後から撃たれた気分。抗う術無し。

「っっまった!ほんとにでるってっ!」

引き離そうと手を伸ばすものの、左手で袋を揉まれ、舌先で鈴口をグリグリと押し開けられた瞬間、あえなく撃沈。

「わりぃっ!イクっっ!」

宣言した瞬間、亀頭をストローに見立てたが如く、ちゅぅーっと思いっきり吸われる。

その間も、右手は竿、左手は袋で大活躍。

「ッッッ!」

意識が飛びそうな快感とともに射精。

ビュクン、ビュクン、と、普段とは比較できない量の精子が、優の口の中に注ぎ込まれる。

その間も、ゆっくりとやさしくだが、吸い上げるのをやめない。

ひとしきり吸い終わると、チュッと亀頭にキスをして、優が顔を上げる。

目が合うと、にこっと微笑んでから、ゴクリと喉をならす。

「飲んじゃったw・・・気持ちよかった?」

「・・・すっげー気持ちよかった。」

「よかった。感じてるあつしさんの顔、すっごくかわいかったよw」

なぜか少し申し訳なさそうな顔をしながらそう言う優が可愛くて、

キスをしようと顔を近づける。が、顔を背けられる。

「ちょっ、ちゅーするの?イヤじゃない?」

「なんで?別にいやじゃない。」

「でも・・・。ちょっ!」

抱き寄せて強引に舌をねじ込む。

多少自分の味がしたが、舌を絡められた瞬間にまったく気にならなくなる。

頭の後ろに手をまわされ、しがみ付かれる。

脳みそが、ふつふつと沸き立つような感覚。

膝を抱えて、お姫様抱っこでベットに運ぶ。

「いい?ダメだっていうなら、止める努力はしてみっけど?」

「んじゃ、だめぇw」

「ん。努力したけど無理でした。」

間髪入れずに唇に貪りつく。

「ちょっ、やっ、やめる努力は?」

右手を下半身に這わせると、すでにビチョビチョに濡れてる。

「だから、したけど無理だったって。」

さっきと違い、中をかき回すように動かしながら、首を甘がみする。

「あっ、あきらめんの、はやくっ、ない?やだっ、って、やっ、そこっ!」

「やだってわりには腰動いてっけど?だいたい、優だって、さっきやめてくんなかったし。」

「いじわる、いっちゃやっだっ、あっ、ばかぁっ!」

声を抑えるためなのか、たまに腕や肩を、かぷっと甘がみされる。

微かな痛みが、この上なく気持ちいい。

「・・・入れるから。」

いい加減、我慢できるはずもなく、指を抜いて亀頭をあてがう。

「いい?」

「ぎゅってして、ちゅうしてくれたらいいよ。」

「・・・ん。」

ご要望どおり抱き締めながらキスをして、舌を入れながら、ゆっくりと優の中に入る。

「っんっ、やだっ、あつしさんっ、ぃってくるよぅ・・・。」

奥まで入ったとたん、根元をぎゅっと握られるような感覚。

カリのあたりでは、ヒダがざわざわとうごめき、先端に、やさしく吸い付いてくる。

抜こうとすると、一転して全体が締まり、奥へ奥へと誘われる。

「ちょっ、優ん中、気持ちよすぎんだけど・・・。」

暴発しそうなのであわてて動きを抑え、ゆっくりと、先端で中をこするように動かす。

「んっ、あたしもっ、なんかっやばっいから、あっ、ゆっ、ゆっくり、ねっ?」

腰に手をまわし、持ち上げて対面座位の格好に。深く舌を絡め合う。

たまに腰を突き上げるたびに、優が浅く吐く吐息が耳にあたるのが心地いい。

射精感が落ち着くにつれ、軽く早く腰を突き上げる。

「やっ、あっ、あっ、まだっ、そんっ、うっ、ごいちゃっ、やっ、だっ、あっ、ってばっ!」

「いやだって顔してねぇじゃん。ってか、自分で腰動かしてね?」

「うっ、ごかしてっ、なっ、ないもん!ばかぁっ!」

そういって、また首をかぷっとかまれる。

いや、かぷっなんてレベルじゃない。かなり痛い。

「ちょっ、痛いって、本気でっ!」

「んっ、んぅっん?んっ、んっ!」

噛みながら喋られても、何を言っているのか全く分からない。

ので、頭の中で勝手に、「もっと!もっと!」かな?と、自己完結。

おねだりされたら仕方がないので、左手で優の体をがっちり抑えて、右手はクリトリスへ。

クリトリスを触りながら、腰を激しく突き上げる。

ちょっとつらい体勢だが、そのおかげか、こっちはまだいきそうにない。

「やっ、なっ、なんで、やだってっ、っちゃうっ!イっちゃうからぁっ!」

「ん。ちゅーしてくれたらいっていいよ。」

さっき言われたセリフをそのまま返す。

言った瞬間、しがみ付かれ、前歯がぶつかるくらいの勢いでキスされる。

「んっ、あむっ、んんっ!」

舌を絡めながら、ビクビクと体を震わす優。

体を震わせながらも、舌だけは別の生き物のように俺の口の中を貪る。

震えが落ち着くまで、抱きしめながらそっと背中を撫でる。

「・・・ヤダって言ったのにぃ。」

対面座位の体勢のまま、上目遣いでほっぺを膨らませてそうつぶやく。

「結構感じてなかった?まだ、中、ヒクヒクしてるし。」

「・・・だから、女の子にそういうことは言わないの!」

言って、繋がったままのしかかってくる。

顔が桃色なのは、余韻が残っているのか、羞恥があるのか。

「次、あつしさんのばんね!」

そう言うと、騎乗位の状態で、軽くキスをしてから、ゆっくりと腰を上下させてくる。

先ほどと違い、入り口が、キュッキュッ、と断続的に締まり、

裏筋を、ぞろりと、別な生き物に舐められているような感触。

背筋に粟が立つほど気持ちがいい。

「・・・ゆっくりな。優ん中、ちょっと気持ちよすぎる。」

「さっきあたしがそういったとき、誰かさん、言うこと聞いてくれたっけ?」

見た目だけは無邪気な笑顔でそう言うと、俺の胸に手を乗せる。

両手の人差し指を軽く俺の乳首に当てながら、大きな円を描くように、水平に腰をグラインドさせる。

ただでさえきつい優の中に、自分の意志ではなしにこすりつけられる。

「ちょっ、ちょっとまった!それっ、やばいっって!」

「んっ、じゃ、じゃあっ、こうっ?」

これまでの腰の動きが速くなり、さらに上下運動が追加される。

「ち、ちがっ、いきそうだっ、からっ、ゆ、ゆっくりっ!」

「やっ、んっ、いきそうなっ、らっ、っちゃえばいいっ、じゃんっ、んっ!」

優も感じているのか、腰の動きに規則性がなくなり、その分、予測できない刺激に快感が高まる。

このままじゃ、なす術がないままイかされると思い、せめて、ささやかな抵抗をと、クリトリスに手を伸ばす。

「んゃっ!なっなにっ?んっ、そこっ!さわっちゃっ、やだぁっ!」

ところが、これが大誤算。

触ったとたん、イヤだといいながらも、優の腰の動きがさらに速くなる。

中はすでに、ドロドロに濡れていて、俺を離すまいとするように、熱いヒダの1本1本が絡みつき、

奥へ、奥へと誘うように締め付ける。

「やっ、あっ、うんっ、き、きもちい、よっ!あ、つしぃっ!」

気づくと、俺自身も快感を貪るように、下から激しく腰を叩きつけている。

より高い快感を得るためか、いつの間にかお互いのリズムが一緒になっていて、

浅く吐く息と、ズチュッ、ズチャッ、と卑猥な音が、規則正しく部屋に響く。

腰に、ざわざわと、甘くくすぐったい、痺れにもにた感触が広がる。

このまま果てたい衝動を抑え、なけなしの理性を総動員する。

「ゆうっ、ごめっ!もうっ、イくかっ、らっ!」

どいてくれ。そう続けようとした矢先、

「うっ、んっ、いいよっ!ゆうのなかっ、に、だしてぇっ!」

そう言うと、力尽きたように俺の上に倒れこむ。

だが、中だけは、さらに奥へと誘うように、強く優しく、いっそう絞り上げてくる。

「・・・イくっ!」

・・・ここで限界。

倒れてきた優を抱き締めながら、可能な限り奥へと突き上げ、

二度目とは思えないほどの量を射精する。

「やぁっ!あっ、あぁっ!んやぁっ!」

出されたことがわかるのか、射精にあわせるように、優が声をあげる。

放出に合わせ、ぎゅっ、ぎゅっ、と優の中に絞られ、頭の中が真っ白になる。

射精が止まらず、思考回路が上手く働かない。

胸の上に感じる、優の確かな重みだけがただひたすら愛しくて、

できる限り優しく、でも、決して離れないように抱き締める。

それ以外、目を開けることすら億劫で、このまま寝ちゃおうかなーと思っていると、肩に走るあの痛み。

「・・・今度は、なんで噛むのさ?」

まだ微かに上気している顔が、拗ねた表情に変わる。

「・・・お腹すいてるの!」

「ん。じゃあ、シャワー浴びてご飯食べようか。」

体を起こし、優の中からゆっくりと引き抜き、ティッシュをあてがう。

おでこに軽くキスをする。

「へへっwなんかいきなりエッチしちゃったね。」

「あれ?ほんとは嫌だった?」

「んーん。・・・大好き!」

しがみつかれてキス。

そのまま抱え上げて、風呂に連行する。

二人でシャワーを浴びて、晩御飯。

彼女は、冷めた酢豚を食べ、おいしいね!と言って、笑ってくれた。

ロリータの責めの言葉

ささやかな それでも楽しかったクリスマスマスパーティーも終わり
彩香は自分の部屋のベッドの中にいた。枕もとに吊るした赤いソックスに
チラッと視線を走らせ、今夜体験するであろう事に思いを馳せ体が
熱くなるのを感じていた。

12月24日 イヴの夜 彩香の家では二人きりのパーティーが行われた。
彩香 11歳 小学6年生 この家の一人娘  闊達で些細な事でも微笑を
浮かべる少女 漆黒のロングヘアー 涼やかな瞳 大人になりかけの
何処か固くそれでも女性を匂わせるボディーライン 全てが今の両親の
溺愛を受けるに相応しい美少女だった。

今の両親 そう 彩香の両親 父親は彩香の本当の父親ではなかった。
5年前、母親は本当の父と離婚した。幼かった彩香には理由も告げられず
突然 本当の父親は彩香の側からいなくなった。そしてキャリアウーマンの
母親との二人だけの暮らし 収入は十分だった。母親の愛情も………

しかし今年の春 母親は彩香に新しい父親を紹介した。母親よりも7歳も
若い29歳の父親 彩香にとっては父親であると同時に兄の様に思える男。
新しい父親は年頃の連れ子である彩香に ことのほか気を使った。
そうした努力によって はじめギクシャクした親娘関係も夏を迎える頃には
最初からそうであったかの様な ごく自然な関係になっていた。

彩香が その新しい父親の異様な視線と行動に 初めて気付いたのはその頃だった。
第二次性徴が彩香の体を 目に見える形で変化させ始めた頃…その頃から父親の
視線はそれまでと違うものになっていった。食事中の彩香の口元をじっと見つめ
彩香の出た直後のトイレに駆け込み 脱衣場で不自然に彩香と鉢合わせた。
ランドセル姿の彩香を執拗にビデオに納め 運動会の為に高額なビデオカメラを
購入した。

父親の愛情 そう言うには度が過ぎていた。それがはっきり判ったのは秋のある夜だった。
深夜 両親の寝室から洩れ聞こえる淫靡な嬌声に トイレの為に前を通っていた彩香が
立ち止まった。その声がなんであるか…11歳の彩香にも即座に想像できた。男女の行為
セックス…驚きはなかった。両親はいわば新婚であるから…母親もまだまだ30代半ば…
父親は20代 当然の事と小学生の彩香にも判っていた。ただ僅かに開いたドアの向こうに
見た光景 それは11歳の彩香の想像を超えていた。

密かに覗き見た光景 それは彩香の夢想した男女の交わりではなかった。父親は仰向けに
なり母親はその上に跨っていた。騎乗位……彩香でさえそれは知っていた。しかし母親の
身に着けたもの それが彩香を驚愕させた。母親は着衣のまま父親を組み伏せていた。
年齢の通り主導権は母親にあるらしかった。その母親は……そんな服は彩香の前では一度も
身に着けた事はない……フリルのたくさん付いた、どちらかといえば彩香が着た方が似合う
そんな洋服……髪は二つ縛りにされ母親の腰の揺れと一緒に妖艶に揺れていた。そして…
最も驚いたのは母親の背中に…彩香の見慣れたもの…真っ赤なランドセルがあった事だった。

36歳の母親が 何故そんな格好をして父親をセックスで責めているのか?彩香には理解できなかった。
しかし その時聞こえた二人の会話 それが後々 彩香にもその理由を理解する助けになった。
「どう 健太? こういうのがいいの? うんと年下の女の子にいじめられるのが好きなんだ?」
「ああ 美由紀ちゃん もっと…もっと 僕を犯して…年上の僕をいじめて 犯して!」

後日 友人の話や雑誌、インターネット等で男女のそういう愛し方もあると言う事を彩香は知った。
『コスプレ』『SM』『擬似少女愛好者』…そういった知識を持ってその男、新しい父親、健太…
を見る彩香の視線も変化していった。
少女の代替物としての母親……当然だがそれ以上に少女らしさを持つ本物の少女、彩香……
健太の彩香を見る視線が、父親のそれとは違う事に疑う余地はなかった。

しかし 不思議な事にその事実を知った彩香は然程の嫌悪感を抱かなかった。健太が本当の
父親でなかった事、健太の顔かたちが彩香の理想の男性と合致していた事、そして………
この時点で彩香が既に少女でなかった事 それらの事実が彩香が健太を許容する理由だった。
(パパ……ママなんかより…彩香のほうが………好き、パパ……)
彩香の健太を見る視線と意識も娘のそれではなくなっていた。

二人きりのクリスマスイヴ 彩香と健太 母親の美由紀は2日前から海外へ出張で留守だった。
新しい父親 健太と迎えた初めてのイヴ… 彩香 娘と迎えた初めてのイヴ 
二人にとって美由紀のいない夜は 再婚以来はじめての事だった。
お互いがお互いの本当の感情…欲望を隠したままパーティーは始まった。
健太は良い父親を演じ、彩香は理想の娘を演じた。見せ掛けの父娘の会話 見せ掛けの笑い声
男女の欲望を隠したパーティー それでも十分楽しかったのはクリスマス特有の高揚感だったかもしれない。

健太は自制していた。妻である美由紀で充足させてきた『少女愛好』趣味…しかし2日前から本物の
少女 彩香と二人きりの現状 自制しなければ手に入れた幸せな家庭は崩壊するだろう。それに
健太は唯の『少女愛好者』ではなかった。少女に弄ばれたい、少女にいじめられて犯されたい…
二重、三重の捻れた欲望の持ち主だった。その欲望は決して現実の世界では叶えられない欲望だと
健太は理解していた。少女を犯すことは出来ても少女に犯される事がいかに非現実的か……
その思いが健太をして 彩香に手を触れさせないストッパーの役割を果たしていた。
せいぜい 夢の中で彩香に犯される事が健太に出来る精一杯の事だった。

彩香は待っていた。父親…しかし本当のではない、『少女愛好者』、『M男』………
おそらく健太は自分に犯されたいのだろう、妻を擬似少女としていじめられて喜ぶ男…
その男、健太がこの母親のいないチャンスに 自分に何らかのモーションをかけてくる事を…
そして それを受け入れる準備は、精神的にも肉体的にも彩香には出来ていた。後は何時、健太に
誘われるかだけだった。健太の容姿は彩香の理想の男性像そのものだったから…いや容姿だけでなく…

結局 彩香が眠るために自分の部屋に引き上げるまで 健太は彩香に何のモーションも起こさなかった。
彩香はそれが不満で不思議でもあった。しかし今夜はイヴの夜である。以前より練った作戦を実行するのに
ピッタリの夜だった。彩香は知っていた。今夜、父親の健太が再び彩香の部屋に来る事を…去年までの
母親の代わりに、聖なる使いとして、子供の望みを叶える人として、プレゼントを抱えて、サンタクロース
として、健太が彩香の枕元に立つのは周知の事実だった。
その時 彩香の本当の望みを健太は知るだろう。赤いソックスに入れられたメッセージカードを読んで…。

彩香がベッドに入って小一時間後 健太はやって来た。そぉーと物音を立てないように彩香の部屋に忍び込んだ
健太は薄闇の中で彩香の枕元に立った。吊るされた赤い可愛らしいソックスを見て、健太は幸せな気持ちになった。
ここで寝ている美少女…彩香は実のではないが、間違いなく自分の娘である。早まって淫らな欲望を満たす為の
行動を起こさなくて良かったと…そうしたらこの幸せは一瞬にして失われたであろう。彩香の寝顔を見つめそう思った。

彩香の望みのプレゼント 大きな熊のぬいぐるみを枕元に置き、その為不要になったソックスを手にしてみた。
中に何か入っているのが手触りで判った。取り出してみるとメッセージカードだった。健太は一人微笑んだ。
おそらくサンタへのメッセージ…年齢から言ってもサンタが誰であるかわかった上でのメッセージ…つまり自分と妻に
あてたお礼の言葉が書かれたカード。娘がいる生活の幸福感がじわじわと健太を包み込んだいった。カードを開く健太。
 
『パパ ありがとう  お礼に健太の望み 彩香が叶えてあげる』

カードにはそう書いてあった。健太は瞬間 見間違えたのかと思った。彩香が自分の事を『健太』などと呼んだ事はない。
それがここには書かれてあった。そして『望み』を叶えるとも…意味が理解できなかった。
ふとカードから目を離し 寝ている彩香に視線を走らせた。
「…………!?」
彩香は…目を開いていた。しっかりとした視線で健太を見つめていた。意味深な微笑を浮かべて…。

「読んでくれた?パパ… ううん、健太」
「あ、彩香…これは? それにパパを…健太だなんて…どうしたんだ?」
「書いてあるでしょ?健太の望み 彩香が叶えてあげるって フッ……」
「……?何をだ?パパの望み? 何を言ってるんだ 彩香?」

理解不能な言葉を発する彩香に健太はパニックに陥っていた。いやそれよりも今の彩香が本当にさっきまでの彩香なのかさえ
健太にはわからなくなり始めていた。それほど今の彩香が放つ雰囲気は 11歳の小学生の娘のものではなかった。
妖艶で淫靡で…全てを見透かした大人の女性の持つ雰囲気、それをこの11歳の彩香は放っていた。

「フフッ 無理してパパしなくてもいいのよ 彩香 知ってるから…健太の望み、趣味? ママで我慢してるけど…」
「……?知ってるって………まさか?」
「そう、知ってるの 健太がうーんっと年下の…そう、ロリータに犯されたい変態だって 彩香、見たの…健太とママのセックスを」
「うっ!……」
「だから、ね…今夜は彩香が 健太のその願い叶えてあげるよ 彩香が健太の事、いじめて犯してあげる 嬉しいでしょ?」

そう言った彩香は健太の手首をそっと掴んでいた。そして体を起こし健太をベッドに誘い込もうとしていた。
娘の…義理といえ…娘のそうした豹変に健太は思考停止に陥っていた。夫婦の交わりを娘に見られた。それも変態的な自分の性癖も
含めた行為を…11歳の娘に。驚いたのはその行為を小学生の彩香が正しく理解していた事だった。健太の望み…確かにそれは彩香の
言うとおりのものだった。

「あっ…待て 彩香 待ちなさい…自分がな、何を言ってるか判ってるのか?パパを…」
「パパ…でも本当のパパじゃないのよ 健太は…それに彩香を女として見てたでしょ? 健太は…違う?」
「…………そ、それは……」
「隠さなくてもいいの 彩香も 私も健太の事、男として見てるんだから フフフッ」
「き、君も? 彩香も…僕の事を…男として   そんな?小学生が…11歳の娘が?……」
「大丈夫よ 彩香 もう大人だから……健太の望み叶えられる大人の女なんだから」
「えっ?…という事は…君は…」
「うん、してるよ セックス 快感も知ってるよ……そして、男を犯した事もあるよ 健太……フフフッ」

驚愕の告白……子供とばかり思っていた彩香、その彩香が小学6年生で既にセックスを経験していた。しかも男を犯す事も…
信じられなかった。いくらなんでも……現実にセックスを楽しみ、男を犯す少女、小学生、ロリータがいるとは…それが自分の
義理の娘だとは…健太には信じられない思いと同時に、もしそうであれば……どんなに嬉しいか…そんな気持ちが湧いてきていた。

「う、うそだろ…彩香ちゃん 小学生の彩香ちゃんが…」
返事の代わりに彩香は黙って その手を健太の下腹部、股間に伸ばした。寸分の狂いもなくその手は健太の一物を捕らえた。
「あっ! や、やめて…」
「フフフッ 言い訳してもダメ ここは正直ね もうギチギチに勃起してる 先走りも出てるんじゃない 健太?」
その行動、口にした言葉……健太は彩香の言った話が事実だと確信した。

「でも、あ、彩香ちゃん 僕たちは…父娘だよ……いけないよ ぁぁ…こんな…ん…」
微妙な彩香の指使いが 健太の勃起した肉棒のウィークポイントを責める。その為、健太は最後の自制のチャンスを失ったのかも
しれない。娘……いや、11歳の小学生の熟達した指の動きに健太は喘ぎ始めていたのだから……

「ほらっ もう可愛い声 出しちゃって…これいいでしょ? ここ? ほらっ 」
「はぁはぁ…ぁっ はぁ……や、やめて…彩香ちゃん…」
「さぁ、健太 こっちに… ベッドにおいでよ 彩香が可愛がってあげるよ 今夜は 変態健太の望みを叶えてあげるんだからぁ」

鳴き声を漏らした以上、健太にはもう元に戻るすべは無かった。どの顔で再び父親に戻れただろう。
健太はただこの現実…ロリータに責められる現実がこの世に存在した事を 何者かに感謝した。それは神にか?それとも……

11歳の小学生にベッドに横たえられ 健太は静かに待っていた。彩香は今から本格的に健太を、29歳の男を弄ぼうとしていた。
「さあ 健太?どうされたい? 小学生の女の子にどんな風にいじめられたいの? 言いなさい」
「ぁぁぁぁ………も、もっと…えっちな言葉で…僕を…嬲って…お願い…」
「仕方ない子ね…自分の娘に嬲られたいの? 変態ね 大人の男のくせに…子供の女の子にねぇ…それがいいんだ?」

「は、はい………」
「あらあら…返事が敬語になっちゃったね 健太はマゾだねぇ…ロリコンでマゾ…ロリマゾだ」
「……ぁぁぁ…はい」
「ママをロリータにしてたんでしょ? どう?本物のロリータに弄ばれるのは?幸せ?」
「はい、…嬉しいです」
「情けない男ね 本当に大人なの?小学生に犯されたいなんて……ほら 夢みたいでしょ?」 
「ぁぁぁ……そう、ずっと…ずっと夢見てたんです…こういうの…でも…」
「でも?…犯してくれる小学生なんて、Sのロリータなんていないと思ってたんでしょ?  遅れてるよ 健太……
彩香は何も特別じゃないのよ…今、流行ってるんだから『童貞狩り』…私たちのクラスでもね…彩香は5人、童貞を
奪ってあげたよ 中にはいい歳した大人もいたよ その人が言うの『僕の童貞奪ってください 小学生の彩香さまぁー』って
健太も そんな人と同じでしょ? 童貞じゃないけど経験少ないでしょ?どう 正直に答えなさい」
「……は、はい……美由紀だけです…僕がセックスしたのは美由紀だけです……」
「やっぱり、ママだけしか女を知らないんだね…彩香はもう20人くらい男を知ってるよ フフフ…」
「そ、そんなに……」
「パパの方がセックス経験が少ないなんて嘘みたいな話ね…でも本当だからしょうがないよね 健太」
「…………はい」
「どっちが子供か…あべこべじゃん いいわ 健太くん 坊や、彩香ねえさんがセックスの快感教えてあげる」

嬲られ、言葉で犯され、健太の肉棒は爆発寸前だった。触れても無いのにカウパー汁は垂れ流れ 淫嚢や太腿の
内側までもいやらしく濡らしていた。琴線に触れる言葉を耳にする度、肉棒はプルプルと震え、涙を流していた。

「わぁ? 健太 このまま逝っちゃいそうね? 一回出しておく? 恥ずかしくないよ 経験少ないんだからね フフフ」
「………はぁはぁはぁ はぁはぁ はぁはぁ ぁぁ」
「ふふふ あらら 言葉だけで射精するの? 凄いねぇ 同級生でもこんなに早い子いないよ」
「あっ はぁはぁ……はぁはぁはぁ…」

「ママもよく こんな小学生並みの早漏坊やで満足してるわね 30代の熟れた女なのにね 可哀相…」
「はぁはぁはぁぁぁっぁ……」
「健太、言葉だけで逝っちゃったりしたら…承知しないわよ!まだまだ いじめてあげるんだから…いい?」
「あっぁあーーーーーー!」

繰り出される11歳 小6 ロリータ の責めの淫語に29歳の健太は我慢できず精を放出した。

「あ?あ 逝っちゃった……彩香まだ何にもしてないのに…フェラチオも、乳首責めも、アナルだって責めて
あげようと思ってたのに…こんな早漏初めてよ…幼稚園からやり直した方がいいんじゃない? 健太ぁ」
放出後も続くロリータの責めの言葉……健太は尚も興奮冷めやらなかった。
「あっ 凄い凄い また勃起してきた 何?まだいじめて欲しいの?」
「………は、はい……」
「じゃあ きちんとお願いしなさい 健太」

いつの間にか彩香の背中には真っ赤なランドセルが背負われていた。それは彩香が間違いなく小学生である事を
証明していた。仁王立ちした彩香の足元にごく自然に健太はひれ伏した。お互いの『S』と『M』がそうさせていた。

「ほら 犯されたいなら きちんと私にお願いするの」
「はい…彩香さま 僕を いじめて犯して下さい お願いします。」
「そう、ママと私 どっちに犯されたいの?偽者のロリータと本物のロリータ…どっち?」
「もちろん あ、彩香さまです」
「そう、じゃあ 今日から もう健太は彩香のパパじゃないのよ 未熟な弟ね セックスの下手糞な 坊やよ」
「は、はい……」
「これから 二人の時は 健太にセックス教えてあげる 気持ちいい事いっぱいね」
「はい 嬉しいです 彩香さま」
「11歳の娘にセックス教えてもらう父親なんて…世界中探してもいないわよね ははっははは」

イヴの夜はまだまだ始まったばかりだった。

美味しいピザ ?

今から何年か前、嫁が子供連れて出産の為里帰りしたときの話。

一人暮らしは久しぶりで最初はのびのびとしていたのだが、すぐに寂しくなった。
コンビニ飯食ってチューハイ飲んで2ch見て寝る。寂しい。

で、最初は自宅にデリ呼んだりしてたのだが、やっぱり寂しい。
折角の何の束縛もない状況なのに、1時間ちょいで帰っちゃう女の子に恋してる場合じゃない、と考え直した俺が次に目をつけたのが出会い系。

色々調べたところ、完全無料があるということだったので、その系列にぽんぽんと登録してみた。
その際に決めたルールはこんな感じ。
・年齢(当時30手前)、既婚であること、等基本的に嘘はつかない。
・嫁が帰ってきたら完全に終わらせる。携帯番号も教えない。
・¥目的の子には釣られない(お金なかったので)。

で、タゲ年齢は18?35くらい。最初から「年下は辛いんじゃね?」ってのはあったので、上まで手広く構えてみた。

一日10人くらいにメッセージを送ったところ、最初に帰ってきた子の返信が、「直メ交換しよっ!」という趣旨の文章と相手のアドレス。
少し疑念はあったが、とりあえずフリメアド送信。
すると、帰ってきたメルが「このサイトの○○ゆう名前で登録してあります、写メあるよ☆」だと。
怪しさ満載なので別に捨てアド取って彼女?のいうところの別サイトに登録。
写メは見られたけれど、TOPにもどると「○○さんのポイントは100pです」って。

大きなため息とともに捨てアドを捨て、その日は不貞寝した。

次に帰ってきたのは19歳の子。仕事終わって酒飲みながらサイトチェックしたところ、「今日は寂しいの…」とメッセ。
釣り?ねえ釣り?と思いつつメッセ交換して新宿で待ち合わせ。
当然すっぽかされるわな。だって携帯アドも聞いてねえし。
終電終わってるわな。
せめて「釣りですたwwwww」くらいの返信は欲しかったけどなんの返信もなし。
泣きながらタクシーでうちに帰る。諭吉が一人飛んで行った。

それからは業者との闘いが続く。別系列の出会い系にも登録したが、結果は一緒だった。
『やっぱ無料出会い系なんざそんなもんかね』と諦めかけていた5日目の夜。
寝ようと布団に潜ったところメッセ着信しましたと携帯にメールが。確認したところ、
「返信遅くなってすいません。まだ相手募集してます、か?」

素人キターーーーーー!!!とプロフを確認したところ。
Rという名前の子が。登録したかどうか覚えてない。うーむ。
35歳。激ぽちゃ。
うーーーーーーーむ。
『ぽちゃの子はきっと真剣だから釣れるかも』って思った記憶はある。
ぽちゃには耐性あるし、嫌いじゃないんだけど、「激」ぽちゃ、ですか。
ま、メール交換する相手ができただけでもいいか、と。
『初めまして。自分も暇だったんで寝るまでお相手しますよ☆』

それがRとのファーストコンタクト。
なんかてきとーに話盛り上がって写メ交換。
どの程度のピザだかはわからなかったけど、愛嬌のある顔だった。

基本的にストライクゾーンが広い、というか悪球打ちで定評のある俺にとっては、
『うーんおっきいヒトともこんな年上とも付き合ったことないから、いい経験になるかな☆』
と、前向きに捉えることに。
で、写メの返信は『かわいいじゃないですか!!11。実際に会えたらうれしいかも』

3日目には直メ交換して毎日メールのやり取り。
とりあえずリアルで話したかったので、『逢いたい』を前面に押し出すも、Rは自分の容姿にコンプレックスがあるとかで、なかなか踏ん切りがつかない様子だった。

「逢いたいっていわれても、私ただのデブなおばちゃんだよ?」
『写メ見てるだけだからアレだけれども、自分は貴女は充分かわいいと思いますよ?』
「かわいいっていわれたらうれしいけど、逢ったらがっかりするんじゃないの?」
『写メみていってるんだから絶対そんなことないって!貴女は逢いたくないの?』
「逢いたいけど…」

今にして思えば、何でこんなに必死なんだろう俺。

ちょっと逢う方向に傾き始めた彼女に、セクシーな写真が欲しいといってみたところ、胸ちら写真が届く。ふくよかな体にふくよかな胸。もっとたくさん見たいと返信したらこんどはトップまで写ってる写真が届く。
エロ写メなんかもらったことない俺は異常に興奮したので、『興奮します☆』みたいなことを送ったら相手も「私も興奮してる…」って。

初めてメールHしちゃった。でもあれって返信までの”間”で萎えるね。女の人はいいかも知らんけど。途中からはRの返信に合わせて上手くノセてあげて、
「いっちゃった。ありがと(はーと)」
の返信を見てほっと一息。
『これで逢えるかな…』と思うと同時に、
『この流れであったらやっぱりやっちゃうことになるよな…』
と不安になる。
メルHするまで、正直やるやらないは頭になかった。
軽く酒飲みながら話したかったんだ。

別に不倫だなんだということではない。
『萎えないかな…萎えたらかわいそうだな…』
そんな不安。

で、結局その4日後くらいに約束した。
もう出発しちゃいましたよ?降りれませんよ?と車掌に言われてる気分になった。

童貞君を・・・

はじめまして。
みなさんのHな体験談を読んで楽しんでるだけじゃ悪いかなぁと思いましたので、思い切って投稿してみたいと思います。(初体験です)

私は結婚して6年目の28歳の主婦です。ダンナは10歳年上の38歳で、4歳の子供がいます。よく不倫の話は耳にしますがまったくの他人ごとで、まさか自分がそんな事するとは夢にも思ってませんでしたけど、ちょっとしたきっかけからハマッてしまいました。
相手はパート先のバイトの高校3年生。私もさすがにビックリしたんですが、「好きです、付き合って下さい。」って告白されちゃったんです。自分で言うのも変だけど、わりと2つ、3つ若く見られるの。(自慢?)
でも、一応「あたし、25のオバさんよ」(3つサバを読んでいる)って断ったんですが、2、3日後に真っ赤な薔薇の花1本持ってきて「1度でいいからデートして下さい。」って言われて、なんかかわいくて「1回ぐらいイイかなっ!」ってOKしてしまいました。
「よくそんな気になったね?」って聞かれそうですが、「女は花に弱いのよ。それにぃ年下は嫌いじゃないしぃ・・・。」(素直に好きと言え!!)ってとこかな。顔はTOKIOの国分くんタイプで、背も高くてかわいいんですよ。んで、デートはとりあえず軽く食事して、映画見て、カラオケして帰ってくるつもりだったんだけど・・・。

一番心配してたのが話が合うかって事(誰でもそう思う)だったんだけど、彼がわりとしっかり屋さんみたいで、結構話も合って気に入っちゃったの。
だからって言ったら変なんだけど、カラオケボックスで・・・。彼の正面に座って曲を選んでいたときに、ふっと彼の視線を感じたんです。結婚して以来、ましてや10歳近くも年下の男の子とデートするなんて初めてだし、25歳ってことになってるので、がんばって若造りして、結構胸元の開いた服に持ってる中で一番短いスカートを履いて行ったもので、見えちゃったみたい・・・。
すぐにピンときて、黙ってればイイものを「あー、エッチィ」って言っちゃったの。彼、真っ赤になって否定したんだけど、どう見ても股間が大きく膨れてる感じ・・・。(そこもかわいい)それに私も飲めないクセにビールなんて飲んだものでほろ酔い気分・・・。
それがそもそもの間違いで、なんだかいじめちゃいたくなったの・・・。それとも・・・、最近ダンナはめっきり弱くなっちゃって、全然構ってくれないのが大胆な行動に走った理由なのかも・・・。今度はわざと見えるように足を組み替えたり、かがんだり、デュエットでは手を組んで彼の手がわざと胸やおしりに触れるように挑発したんです。最初は見て見ぬフリをしているんですけど、チラっ、チラっと熱い視線を送ってくるのがわかりました。
そしてもっと大胆に彼の横にピッタリくっついて・・・、「彼女いないの?」
「いない」「じゃあ、女の子と付き合った事は?」
「無い」「ウソ! カッコイイのに?」
「ウソじゃないよ。ホントにないんだもん。」 「じゃぁこんな事したことないの?」ってキスして胸に手を持って行ったの。
彼ったらカチカチの硬直状態。(かわいい・・・)
それから手を添えたまま回すように触らせてあげたんだけど、そのうち手が自分で動くようになって、私もさらにもっと大胆に「じかに、触ってみたい?」「えっ、いや、そんな・・・。」
「じゃぁ、さわらないで!」「ああっ、そんなぁー。」なんて言いながらも、彼の手を服の中へ入れてあげました。
最近の高校生は童貞君とは言え、なかなか上手なものです。思わず「そう、そう」なんて言ってしまった。ブラの上からだけど、指先で乳首を転がされた時には思わず「あん」なんて漏らしちゃった。
そのうちブラの中に指が進入して、乳首を集中攻撃されたら、もうたまんなくなって「したいの?」「う、うん。」「ココじゃぁダメだから、ホテル行く?」「うん。」てな訳で近くのラブホテルに直行してしまいました。
彼のせいにしてるけど、ホントは私がしたくなっちゃったの。

土曜日の午後なのでホテルは大入り満員、大盛況。
入れ違いで1台出て行ったので、とりあえずその部屋の駐車スペースへ。
ホテルまでの車の中、彼の手はずっと私のブラの中でした。乳首をつまんだり、コリコリしたり・・・。だから私の頭はとっくにピンクモード。
車を止めるなり、「ねぇ、ブラ取って!」「吸って!」って命令してました。服を首までたくしあげて、彼がむしゃぶり付いてきました。
ぎこちないのはたしかなんですが、最近味わった事がない激しさと、絶対スジがイイと思える舌使いで、はっきり言ってこの待ち時間がもどかしく感じました。

しばらくして部屋のランプがつき、いよいよお部屋へ・・。
酔っているのと、しばらくご無沙汰してるのと、さっきまでので火が付いてるのとで、部屋に入ったとたん、私から抱きついてキスしながらベッドに押し倒してしまいました。でも、普通ならここからは何もしなくてもイイんでしょうけど、彼のビックリした顔を見て、よく考えてみると、彼、はじめてなんだっけ。
私も初めての人を相手にする(筆おろしって言うんだっけ?)のは初体験。
てな訳で、どうしよう・・・。って、考えていてもしかたないから、とりあえず「お風呂に入ろう」ってことで、彼の手を引いてバスルームへ。
お互いのを脱がせっこしてシャワーを浴びました。当然、さわりっこしながらイチャイチャしてたんですが、 でも、すごい・・・。
一応私は「洗う」事を目的に来たんですが、ずーっと元気な彼を見てたら、もう我慢できなくなって、「ねぇ、ちょっとだけ・・・」なんて言いながら食べちゃいました。
「ああぁん、しあわせ・・・」なんて思いながら5、6回モゴモゴしてたら「うーーっ、ダメだー」の声と共にドバァっと発射(あれは噴射だ)されたんですが、量、勢い共にすざましかったから、全部ゴックンできませんでした。お風呂から出て、私が先にベットに入り(さて、思う存分いただこう・・・、えっ、私ってわるいおんな???)彼をご招待(?)しました。
いざベッドインすると、彼ったらコチコチにかたく(アレもさっき爆発したばかりなのにぃ、ピンピン・・・)なって、手を出してこないんですよ。
「そんなにかたくならないで・・・。」って熱?いキス。
「ここなら好きなようにしてイイよ、でも、優しくしないと女は感じないの・・・。」なんて、お姉さんしながらも、彼のしたいように任せてみました。
お約束で、まずおっぱいからコネコネ、チュパチュパされてたんだけど、多少慣れたからなのか、最近の高校生はAVなんかでお勉強(?)しているからなのか、なかなかなものです。(結構上手、拍手!)
なかなか手が下に下りてこないから「ここが1番感じる所なの・・・。」って手を持っていったんだけど、やっぱり私のからだを知り尽くしてるダンナとは違って、「そこ、そこ。」とか「そこを震わせて・・・。」とか言うんだけどなかなか当たらないの。
やっぱりAVだと肝心なところはモザイクなのでよくわからないみたい・・・。
「じゃあ、ちゃんと教えて上げるね。」って彼の前でゆっくり脚を広げて、大人の女鑑賞(?)させてあげました。
刺さるような彼の視線を浴びると、恥ずかしいんだけどダンナでは味わえない何か違った気持ちになって、もうグッショリ潤ってくるのがわかりました。(自己陶酔)「ちゃんと見てるぅ?」「うん。ピンクの・・・(ホントかなぁ?)、濡れて光ってる。」
「ヤダァ、感想はいいのぉ。」って言いながらも、ますます感じて濡れてしまう自分が恐い・・・。彼の顔がだんだん私の股間の奥に入ってきて、荒い息使いが聞こえる・・・。すると、おそるおそる触れてきました。
すぐに指が入ってきて「お姉さん、ヌルヌルしてる・・・、クチュクチュ音がするよ。」なんて、超恥ずかしい事言いながら出し入れするから(初めてのクセに生意気、でも気持ちイイ!)知らず知らずに腰振っちゃうし、自分でアソコ広げて「ここなめて。」なんて命令してました。
私もじれったくなってるから「ねぇ、イイ事してあげる。」って彼の顔にまたがって、69体勢になりました。
彼はそんなつもりは無いと思いますが、私にしてみると、すごくじらされてるみたいで、彼には申し訳ありませんが、彼の顔はグチョグチョになったハズです。
いつものように先っぽからペロペロして、パックリくわえて2、3回シコシコしたとたん、「ああぁ!」でドバァです。(刺激が強かったのかなぁ?)2発目なのに、勢いもすごいし、量もお口いっぱい。とりあえずゴックンして、彼の舌技(?)に期待しながら69体勢を続けてたんですが、彼ったら、やっぱりずっとかたいまんまなんです。
やっぱり若いからなんでしょうね。そのうち彼もコツをつかんだのか、わたしの弱いところ(やっぱり声が漏れちゃうから・・・)を集中攻撃されたらもうどうにもガマンできなくなって、さっさとゴムかぶせて、上にまたがって彼を迎えました。
やっぱりおっきい・・・。「あーーーーーーーーぁん・・・・。」なんて、情けない声が漏れてしまいます。
彼が私の中に入ってる、彼にとって私が初めての女っていうよろこびがありました。でもそのよろこびに浸っている間もなく「ああぁっ、ダメ」って3回目!ここまできたら、わたしも許さないわよ!!(1回ぐらいいかせて!!)抜かずに構わずに腰を振って、おっぱいも吸わせて、今度は彼に上になってもらってがんばってもらったんですが、あともうちょっと・・・、ってところで彼が先に爆発しちゃいました。
イクときの彼の顔がまたかわいいの。
「あぁ、イキそう、あぁ、あぁ、イッてもイイ?、あぁっ・・・。」って言いながら、しがみついてくるの。
私はイクことができなかったけど、彼がこれだけイってくれたし、かわいい顔に免じて許してあげる。
でも、抜いたときもまだ元気なままなのにも驚いたけど、わたしのアレでシーツ汚しちゃったのには驚きました。(って言うか、恥ずかしい!)

んで、「そろそろ帰ろうか。」って事になって、一緒にシャワーを浴びて、着替えてから「じゃぁ、今度また。」って、おやすみのキスのつもりだったのに、彼ったらまたムクムク大きくなってきて、結局ちょっと強引に脱がされて・・・。
私、強引なのは初めてだからなんか感じちゃって・・・、「イヤイヤ」って言いながらもぐっしょり濡れてしまって準備OKみたいな。
気が付けばカーペットに押し倒されて夢中で腰を動かしてました。一応は安全日だったんだけど、その場で2回(もちろん抜かずに)何もつけずに受けとめちゃってちょっと心配だったんだけど、アノお腹の奥にピュッピュッと当たる感触はやっぱり最高かも知れない・・・。
妊娠もしなかったし。

でも、若いってやっぱりスゴイ。帰りのエレベーターだって車の中だって彼はかたいままで、私は触られっぱなしで指まで入れられて・・・。
そんな状態だから別れ際は、私から彼のファスナーをおろして吸い取って上げましたが、さすがに少なかったですよ。(笑)

今回は初めてのデートのレポートでしたが、彼とはそれ以来、だいたい週1ペースでデートしています。2回目のデートの時にホントの事バラしちゃったけど、続いてるんです。
もう半年ほどになりますが、今ではめっきり上達してちゃんとイカせてくれます。
最初は罪悪感ありましたが、外で悪い事している分は月1か2のダンナとのHの時に誠心誠意ご奉仕して返してますし、そうする事でダンナもはりきっちゃって前より断然濃厚なHになりました。
案外、不倫って夫婦円満の秘訣だったりして。

 

白い雲のように

友達から飲まないか?との誘いを受けて、それを了承。
少し仕事で遅れてしまいつつも友達の待つ飲み屋に着いてみると、
もう既にかなり出来上がっている彼を発見。
彼は出版関係の仕事をしていて、それが上手くいかないと彼は僕を呼び出し一緒に酒を飲みながら愚痴を言う。
今回もそうだろうと思いながら話を聞いてみるとやはりそうだったのだが、酒のペースから見るに単なる愚痴酒が自棄酒にギアチェンジしているのは明白だった。

彼は自分の立ち上げた企画書を鞄からおもむろに取り出し、僕に手渡した。
それはお笑いコンビ、それもピン仕事で別々になったり、解散してしまったりしたコンビにスポットを当てて今・昔・これからを題材にした取材企画だった。
タイトル「SeparateLife(仮)」
第一回目の今回のコンビは猿岩石。

皆さんは猿岩石を覚えているだろうか?
「進め!電波少年」という番組で、世界をヒッチハイクしながら旅したコンビだ。
その二人はこれをきっかけにブレイクし、歌を歌い紅白に出たり様々な番組レギュラーを持ったりもしていた。
しかし、その人気は長くは続かず、段々とテレビ出演が減っていき、遂には解散してしまった。
そのコンビの一人有吉さんとの会談から企画はスタートしていた。

友達(以下「友」)「このたびは企画『SeparateLife』の取材に協力していただき誠にありがとうございます。本日はよろしくお願いします。」
有吉(以下「有」)「こちらこそよろしくお願いします。」
友「では早速ですが、現在の活動についてお願いします。」
有「はい、(出演番組名)とかに出ています。」
友「今の活動についてはどう感じていますか?」
有「必死に食らいついていってる感じですね。」
友「何か仕事に対するこだわりとかはありますか?」
有「別にこれと言っては・・・ああ、でも昔に比べては周りを良く観察するようになりましたね。」
友「と、いうと?」
有「ネタを創るためですね。常にアンテナ立てているようにはしています。
この前なんかは塀上に猫がいて、なんか面白い動きしているんで、目で追いながらつけていったらいつの間にか交番の中入っちゃいましてね。
お巡りさんに『何かありましたか?』と言われて、焦りましたよ笑」
友「で、どうしたんです?」
有「とりあえず、無くし物があります。といったら、紛失物登録みたいなのを書いてくれと言われまして、紛失物の欄に『ネコのネタ』と書いといたんです。
そしたら後日、それで電話掛かってきましてね。行ってみたらネコ手渡されたんですよ笑
ええ?と思ったら首輪のところにネタと書いてありました。違うんですよ?としっかり説明したら、今度からはふざけないようにと怒られてしまいました。」
友「それはそれは笑」
有「たぶん名前なんでしょうけど、ネコにそんな名前付けるセンス僕にあったら今頃もっと売れてるでしょうね苦笑」

友「次に昔の話。猿岩石の時の話を聞いていきたいと思います。まず、なんで猿岩石なんです?」
有「他所でも結構言っているんです。
同級生で評判の良くなかった女の子達のあだ名を使ったとかね。実際のところは違うんです。
猿は孫悟空のことで岩石は彼を封印していた岩を指しているんです。其れを三蔵法師が解放してあげて、それから悟空は大活躍するわけなんですが、それになぞえて大きな困難にぶつかってっも、そのつどそれを乗り越えていずれは大活躍してやるっていう結成の初志がこめられてたんです。」
友「へえ??、いい話じゃないですか。何で違うことを言ってたんです?笑」
有「笑いに走ってましたね?。今思うと迷走でしたので、ここできいてくれて助かりました。」

友「進め!電波少年で人気を博し、一躍時の人となった。その時の猿岩石はどうだったんですか?」
有「一言で言うと最高でしたね!自他共に認める絶頂期ってやつだったと思います。
きつい旅のご褒美だと思っていましたし、頑張ったんだから当然だなと、正直天狗にもなってました。」
友「当人を前に言いにくいのですが、それもその人気と共に終息を迎え、打って変わって暗い時期に突入したと思います。その時は?」
有「大変でした!変なプライドがついちゃった分余計にね。
だけどあの時期があったからこそ、芸人として頑張ろうと純粋に思えるようになりましたね。」
友「なるほど、結果として有吉さんの芸人魂に火をつけたと。」
有「そうなると思います。と言うよりお笑いが堪らなく好きだってことを再確認しただけなんですけどね。
輝く成功で眩んでた目が暗がりで直ったってことですかね。」

友「昔の〆、猿岩石解散について。相方の森脇さんとも現在は不仲説がでていますが?」
有「確かにね。悪い時に頑張れるかだと思ってた時のことですから、凄くつらかったです。
そのせいで森脇とも険悪になった時期もあります。しかし、今は大丈夫ですよ。
僕だってお笑いあきらめて定職につこうと思ってた時もありますから。気持ち分かります。」
友「森脇さんの結婚式に出なかったと聞きましたが、お祝いしたりしなかったんですか?」
有「そんなこと無いですよ。結婚式でなかったのは彼の生活や世界を尊重してだったんです。
後に電話でおめでとうと言わせてもらいましたよ。それにテレビでですけど一緒に歌歌いましたしね。」

友「最後にこれからにこれからの有吉さんについてお願いします。」
有「はい。これからも頑張って生きたいと思います。一人でも多くの人を笑わせられる芸人になりたいと思います。
なんだか型どおりですいません。」
友「いえいえ笑今日は本当にありがとうございました。」
有「こちらこそありがとうございました。」

有吉いいやつじゃないか!率直にそう思い友にそう感想を述べる。
「ああ、すごいいい人だったよ。年下の僕にもほんと丁寧に対処してくれたよ。
で、終わった後に再度突っ込んで聞いてみたんだ。」と言いオフレコ部分を語りだす友。

友「正直なところ、まだ森脇さんとの仲は戻って無いんじゃないですか?」
それを聞いた有吉は
有「それぞれの風が吹いてあいつと僕は違った道を歩みはじめたんだ。
だけどね、同じ空の下、上を向いて歩き続ける限り、猿岩石は終わらないんだよ。」
喫茶店の窓から空を見ている有吉。
それにつられて見た友の目には太陽と透き通るような雲が見えたという。

「めっちゃ、良い言葉じゃない!何でそこがオフレコ?笑」と僕。
「そうなんだよ・・・これいいじゃないですか!やっぱり使っていいですか?ホロッときますよって、有吉さんに言ったんだよ。そしたら

『僕は笑ってもらいたいんだよ』って笑いながら言ってたよ。」

この企画を鼻息荒く提出したところ、同タイミングでの大物芸能人同士の交際発覚による大幅な記事差し替えのあおりを受けあえなく没。
遂には完全に立ち消えとなってしまったのだという。

あまりにも悔しそうなので友の許可を取って僕はここにその文の一部を記載させていただいた。
皆さんの心の中にも白い雲があること願う。
最後までお付き合いありがとう。

子供の時の遊び

子供のころの話。

小さい頃にやった遊びって、
いろいろあるけど、
一時期「あなめ」っていう特殊なルールがあった。
「あなめ将棋」とか
「あなめかくれんぼ」とかいうふうに
遊びの頭にあなめって付けるんだけど、
誰が考えたのかとかはもう覚えてない。

ルールは簡単で、
負けたひとは、勝ったひとのちんこか尻をなめる、というもの。
具体的に言うと、口をつければそれでOKで、
べろってなめるときもあれば、口を付けるだけのときもある。
女の子が入ってる場合はまんこなんだけどさ。
当時はそれがどういうことか、全然知らなかったから、
男女関係なく、きったねーっていいながら相手のちんことかまんこにキスしてた。
汚いと思ってるから負けた方がなめる。
小便の臭いのが嫌なときは、お尻でもOK。なめる人が選ぶ。
勝負が決まったら、みんなで人気のない所へ行って
負けたひとが勝ったひとのちんこに口を付けるのをながめる。
それが終わったら次の勝負。
2人が罰ゲームしてる間に残りの人が次のゲームをすることもあった。

みつかったらヤバいってことは当時でもわかっていたので、
車庫のシャッターをしめたり、家族が出かけてる友達の家のなかでしたり、
あとは広くて背の高い草むらの中でとかが多かった。

例えばかくれんぼなんかは普通のかくれんぼとは違って
ものすごくドキドキしたのを覚えてる。
ちんこをなめられると金玉の奥が痺れるような感覚があったし、
相手のをなめるときは、友達に回りを囲まれながら、
ズボンとパンツを下げた相手の前に両足をひざまずいてなめるんだけど、
屈辱感のようなものがたまらなかった。
SとMの両方味わえる、そんなゲーム。

何回かやった記憶があるんだけど、
鮮明に覚えてるのは2、3回だけで
男のちんこばっかりなめた話をしてもしょうもないので、
女の子が2人いたときの話を書きます。
年齢は多分8歳とかそれくらい。

もうあまりにも昔のことなので、
経緯は覚えてないけど、自分も含めて男3人と女2人が
その中のひとり友人Aの家の車庫の中に集まってた。
ぐるっと輪を描くようにしゃがんで、
左には幼なじみの友人A、右には同じく幼なじみのC(ゆかり)。
男の友人Bはひとつ隣の町内に住む子で、やんちゃな感じ。
ゆかりの友達D(絵美)は多分Bの1つ下の妹だったと思う。

文章がうまくないのでまとめると
俺:男。8歳くらい。
A:男。幼なじみ。同い年。
B:男。隣町の友達。同い年。
ゆ:女。ゆかり。同い年。
絵:女。絵美。Bの妹。1コ下。

で夏休みの厚い中、薄暗い車庫の中であなめの話が始まる。
俺「かくれんぼでもする?」
B「んー、じゃああなめでやる?」
A「えー、見つかったら怒られるんじゃないの?」
B「見つかんないって」
俺「罰ゲームはどこでする?」
A「草むらは?」
ゆ「私はここ(車庫の中)がいい」
こんな感じで、結局その日は勝った人の指定した場所でする、
ということになった。

「あなめかくれんぼ」ルール
1.鬼は車庫の中で30数える
2.「もういいかい」はなし
3.町内を出ない
4.最初に見つかった人が、最後に見つかった人のをなめる

1回戦め
鬼:A

結果
勝:B
負:俺

いきなり男のちんこをなめることになる俺。
今思うと最悪だし、今でも誰にも言えない秘密のままな遊びだったのだが、
この時はなめること自体にはまったく抵抗がなく、
強制されてる感じが嫌だっただけで、みんな興奮してた。
この時は結局車庫の中で儀式をすることになり、シャッターを締めて車庫の奥に集まる。
Bがズボンとパンツを一緒におろし、片足を抜いて仁王立ちになる。
他のみんなはそれを囲むようにして立ち、覗き込む。
絵「ちんこでいい?」
俺「いいよ」
両ひざを付いて両手でBの腰を抱えてBを見上げる俺。
俺「じゃ、いくよ」
B「うん」
夏の暑い日、小便と汗の匂いが今でも記憶に残っている。
右手でちんこに手を添え、ぱくっと咥える。
A、ゆ、め「あはは、きたねー。ちーろりー(おまじない)」
俺「あー、もー。じゃあ次のじゃんけんねー。」
全「じゃーんけーん」

2回戦め
鬼:B

結果
勝:俺
負:絵

場所は草むら。
公園の隣にある草むら(雑木林?)
自分の背よりも高い、硬い茎の草が生い茂っていて、細い気の何本か生えている所。
広さでいうと家8件分くらい?その中心あたりに分け入り、
しゃがんで集まる5人。
俺「見られるのやだから、みんなあっち向いてて。」
A「えー、だめだよ」
B「さっき俺は出したんだぞ」
俺「じゃーちょっと離れてて」
といいつつズボンとパンツを膝まで降ろして片足を抜き、
見つからないように再びしゃがむ。
膝を開いてお腹を突き出す、お相撲さんのようなしゃがみ方。
俺「じゃあ、絵美罰ゲームやって」
絵「なめづらいなぁ」
そう言いつつ4つん這いになって近づき、顔を傾けながら寄せてくる絵美。
勝って、こうして待ってる時はいつも、緊張はしないんだけど、
ちんこがむずむずしてて、小便がちびりそうになってた。
絵「じゃあ、いい?」
俺「いいよ」
皮をかぶってる頭の部分を咥えて吸いつく絵美。
先っちょをなめ上げられて思わず腰を引く俺。
俺「うー、ぞくぞくってするー」
絵「うわー、しょっぱいー」
A「わー、きったねー」
B「じゃあ次ねー」
全「じゃーんけーん」

3回戦め
鬼:俺

普通の鬼ごっこなら、どんどん見つけていくのだが、
この時はすでにこの遊びにも慣れてきていて、
当時俺はずる賢い子だったのかはよく覚えてないけど、
誰を勝たせて誰を負けにするか考えながら見つけるようになっていた。
まず隠れている場所を把握しておいてから好きな順番に見つけていく、
というやり方。
探すのなんておまけみたいなもんで、組み合わせを考える方が楽しくてしようがなかった。
他の友達がこのやり方を実践してたかわからないけど、
もしBがこれを知ってたとしたら、ものすごいマニアック。
「なめくじ」をやったときに、Bが毎回妹の絵美になめる役をやらせて
泣かせたことがあるのも忘れられない。

※なめくじ
「あなめくじ」のこと。この遊びは良くやったし、結構覚えている。
つくしとか、クローバーを取ってきてくじを作り、当たりを引いた人が勝ち。
その人が、なめる人、なめられる人を指定する。
(王様ゲームやん…)
はずれたひとは「お願い、お願いっ」と言って自分を指名しないように懇願する。
このゲームのせいで、俺は「なめくじ」って単語を聞くとものすごくエロいものを想像してしまう。

2人とも、覚えてたとしたらこの思い出はトラウマだろうなぁ。
で俺はと言うと、AとBは男友達なので、
ゆかりと絵美に罰ゲームをさせてやろうとかいう考えで動いてた。
で、絵美は年下で、ゆかりは同い年。

結果
勝:絵美
負:ゆかり

絵美の選んだ場所は車庫の中。
女の子2人の回りを囲む男3人(今思うと犯罪の匂いが…)
絵「え、やだ。そっとしてね」
ゆ「うん」
スカートの絵美はパンツを少しだけ降ろして、前を両手でめくる。(ゆかりはズボンだった)
めくるっていうよりは、少しだけ空間をつくってゆかりにだけ見えるような格好にしたので、
俺とBでしっかり両手を上げておくように片手ずつ支える。
(鬼畜や…)
絵美は直立で膝をあわせて立っていて
このとき、多分男はみんな無言で見つめてたと思う。
俺は「ちんこがない」っていうのを、当時何ていうか「中に埋まってるんだ」と思っていて、
「窮屈そう」みたいなイメージを持ってた。
外に出てるのが男で、中に埋まってて出せないのが女。
…馬鹿やなぁー。
みんなが見つめる静寂の中、ゆかりはひざまづいて絵美の左脚に右手をそえつつ、口づけした。

このときの罰ゲームが気に食わなかったため、ルール変更
(1回め、2回めと違って盛り上がらなかったからだと思う)

新ルール
1.1番、2番に見つかった人が負け、3番目、4番目が勝ち
2.組み合わせは鬼が決める

4回戦め
鬼:A

結果
負:絵、ゆ
勝:俺、B

組み合わせ
絵ーB
ゆー俺
Bは車庫にするというので、俺は草むらに。
このときだいぶ涼しくなってきていて、
日が暮れてしまうと嫌なので、いっぺんにやっちゃおうということに。
A「じゃあ、ただし僕が両方見終るまでやめちゃだめね」
絵、ゆ「えー、やだー」
A「じゃあ、じゃんけんして勝った方から先に見る」

結果
勝:絵(+B)
負:ゆ(+俺)

草むらの外で話し合っていたので、A、B、絵は移動、俺とゆかりは3人を見送って草むらの中へ。
ちなみに草むらと車庫は、今となっては大した距離でもないけど、
当時は結構遠くに感じてたので、この時「行っちゃったー」ってちょっと思ってさびしくなった。
俺「ゆかりが負けるから長くなっちゃったじゃん」
ゆ「なめくじにすればよかったかなぁ」
俺「なめる回数増えたら嫌じゃん」
ゆ「うん」
2人きりになって興奮も冷めてきたので
トーンの落ちた会話が続く
俺「あのさ、女ってちんこ出るの?」
ゆ「え?」
俺「中から出てくることってある?」
ゆ「どういうこと?」
俺は中にちんこがあると思ってるし、
ゆかりはちんこがないことはわかってただろうしで
噛み合わない話が続いたと思うんだけど、
結局「見てみよう」ってことになって、お互いパンツを脱ぐことに。
ゆ「この中(ちんこの皮の中)ってどうなってるの?」
俺「何かつるつるした気持ち悪い中身が見える」
ゆ「え?見せて」
俺「痛いからやだ」
ゆ「痛いの?」
俺「うん。ゆかりのも見てみようよ」
ゆ「痛いのはやだよ?」
そう念は押したものの、多分興味があったんだと思うけど、
自分から草むらに仰向けになり、膝を曲げたまま足を開くゆかり。
このときは、何とも思ってなかったが、
このシーンは思い出す度にもう1回人生やり直したいと思うし、
今でもおかずとして度々登場する。
ゆかりの股の間にあぐらをかいてちんこを出したまま座り、
親指で割れ目を押してみる。
表面はぐにぐにしてるんだけど、すぐ骨に当たる。
ゆ「やだー」
俺「これって俺みたいに開くのかな?」
ゆ「無理だよー」
ゆかりの言ってることはほとんど無視して、
割れ目を両手の人差し指で広げようとする。
ゆ「痛っ。やだ。ちんちんなんてないからやめて」
俺「えー、付いてるのが普通じゃん」
ゆ「そんなことないよー」
俺「普通だって。ないほうがおかしいって」
ゆ「絶対そんなことないよ」
俺「ほれこんな感じでさぁ」
そういってゆかりのまんこをつかんで人差し指を出して、
ちんこに見立てる俺。
ゆ「っ…」
俺「ほら、ちんこが付いたらこんなんなんだって」
そいうって人差し指を振って見せると
ぶるぶるって震えて固まるゆかり。
俺「え、大丈夫?」
ゆ「わかんない、わかんない」
俺「…」

何かそれで気まずくなったのと、
少し肌寒くなって来たので、
A達の様子を見に行くことにした。
空はすっかり夕日で真っ赤。
歩いて車庫に着くとシャッターが下りていて、
Bと絵美もまだ終わってないのかと思って
シャッターを叩いてもしばらく反応がなし。
2人で下からのぞいてみたら車が止まってた。
「お父さんたちが帰ってきたんだね」ってことで
俺とゆかりも帰ることにしてその日はお開き。

ちょっと特別な感じの遊びだけど、
それだけやっててもつまらないので、
次の日は普通に別の友達とキャッチボールとかしてたと思います。
よくわかってないので、罪悪感とかもなし。
無邪気って恐いなぁとちょっと思います。

おわり
長くてごめんなさい。

はまった男  5

はまった男  4


王のことは忘れようと思っていても、王の写真、手紙、ハンカチ、アルバムなどが、忘れようとする心を邪魔する。

忘れようと思いながらも、王の写真は、必ず見ている。

僕は、机に写真を置いたまま、会社で寝た。

(前にも書きましたが家と会社は、隣です。僕は会社で寝泊まるする方が多いです。(^^)/)

次の日、社員達が、「社長の大連の彼女って、香港のカラオケの女だったんですね。」と言ってきた。

写真を見られた。でも、今更バレたって関係ない。

僕  「そうだよ、ウソついてたんだよ。もう彼女とは別れたから、その写真捨ててきて。」

社員 「そうなんですか?思い出として、取っておきましょうよ。大連で、散々僕達に自慢していた彼女じゃないですか。」

そうだ、自慢したくなるような、可愛い、可愛い女の子だった!

僕は、仕事に手がつかない。

このままでは、僕はおかしくなる。どうしたら、いいのか?

遠距離恋愛をして失恋した男達は、みんなこんなに苦しむのだろうか???

10月16日、S・K社長から、電話がくる。

23日から、大連に行くそうだ。

僕は、一緒に行きたいといった。

少しは気分転換になるかも知れない。しかし、社員達は文句を言ってきた。

当然だ。この間、香港から、帰ってきたばかりなのに。

僕は、今回はS・K社長と、仕事で大連に行くと、言って、社員達を説得したが社員達は、S・K社長と一緒なんて、余計に怪しい、どうせ女遊びをするだけだ!と言っている。

S・K社長は、信用度ゼロだ。結構立派な人なのだが・・・・・。

僕は、1週間休みを取った。

これにも社員達は、大ブーイングだった。

休みが長すぎる!どうせ、大連には仕事など無いくせに!!と言っている。

文句があるなら、お前ら、やめちまえ!と言い返した。

しかし、冷静になって考えてみたら、王は、もう大連にはいない。

今更、大連に行っても、しかたないのは、わかっているのだが・・・・・・。

僕と、S・K社長は23日、大連に飛び立った。

今思えば、この行動は大正解だ!!

僕とS・K社長は、今回は南山ホテルにした。静かで、良いホテルだ。

S・K社長は、早速、新しい女をホテルまで呼んでいる。李さんのほうが遙かに美人だ。

この人は、どうして女をコロコロ変えるのだろうか?

僕は、大連に着いたことをS君に知らせた。

S君、李さんには、通訳で散々お世話になった。この二人には、今でも、中国に着いたら、会えなくても、必ず電話をしている。

僕  「あ、S君?今、大連にいるんだ。用は無いけど、一応電話だけしておこうと思って・・・・。」

S君 「そうですか、大連にいるのですか・・・。北京には、来る用事は無いのですか?」

僕  「北京かァ。S君には会いたいな。お礼もしたいし。でも、今回はS・K社長も一緒だからなあ。そういえば、S・K社長がS君にお願いをして口説いた女ってあまり可愛くないね・・・。」

S君 「僕が通訳した女の子は、北京にいますよ。そのコではないと思いますが・・・。」

S・K社長は、ホントに女好きだ。大連に北京、まったくしょうがないな。

僕  「そういえば、王は今北京にいるんだよね、元気かな?」

S君 「・・・・・・・・・」

僕  「あれから、王から連絡あった?もし、連絡あったら、よろしく伝えておいて。」

S君 「あの・・・・・・」

僕  「何?どうしたの?」

S君 「いえ、なんでもないです・・・・・。」

僕  「どうしたの?一度言いかけたんだから、話してよ。」

S君 「あの、王さんから、Tさんに連絡は無いのですか?」

僕  「あるわけ無いじゃん。王は、電話番号変わっちゃったし、引っ越しちゃったし。僕達は、もう終わったんだよ。」

S君 「でも、王さんは、Tさんのことを、まだ愛していると思います。」

僕  「そんなわけないよ、電話来ないし・・・・。」

S君 「それは、Tさんが、王さんに冷たくしたから、電話をかけられないんですよ。」

僕  「だって、ほかに男がいるんだから、しょうがないよ。
その男とうまくいっていれば、いいんだけど・・・。」

S君 「その男は、本当に王さんの彼氏ですかね?Tさんは、その男の存在をどうやって知ったのですか?」

僕  「どうしたの?今更、関係ないじゃん。僕と王は、もう終わったんだから。」

S君 「ちょっと気になって。その男を、どうして知ったのですか?教えてもらえませんか?」

僕は、香港で食事をしていたときの会話、香港のラマダホテルでの会話を話した。

上海の元彼氏のことを、知っているS君に話すのは、少し恥ずかしかったのだが。

僕  「・・・・・と言うわけで、王には、福建省にも、彼氏がいたんだよ。」

S君 「Tさん、それは、とんでもない勘違いですよ。勉強不足です。やっとわかりました。」

僕  「何がわかったの?」

S君 「どうして、香港のラマダホテルでの会話を、教えてくれなかったんですか?どうして、王さんのウソを、教えてくれなかったのですか?」

僕  「だって、弟なんていないのに、弟と話していたなんてウソ、恥ずかしくて・・。」

S君 「王さんは、まだ日本語が上手くないんですよ!Tさんも勉強するべきです!」

僕  「意味がわかんないよ。」

S君 「Tさん、今回は、仕事で大連に来ているのですか?それとも遊びですか?」

僕  「S・K社長と一緒に来てるんだよ?遊びに決まっているよ。」

S君 「王さんのこと、まだ愛していますか?逢いたいですか?」

僕  「そりゃあ・・・・逢いたいよ、今すぐにでも逢いたい・・・。」

S君 「一昨日、僕は王さんと会いました。」

僕  「え?!!王にあったの?!!どこで?!!」

S君 「北京のKTVです。王からは、Tさんには言わないでくれ、内緒にしてくれと言われたのですが・・・・。」

僕  「・・・・・・・・・」

S君 「遊びだったら、大連にいる必要はないですよね?北京に来られませんか?」

僕  「・・・・・今日行く。すぐに行く。」

S君は、夜のガイドも、やっている。

毎日のように、夜のガイドを頼まれている・・・・。

20時30分、北京に到着した。大連から、約1時間、近いもんだ。

S君と再会の握手を交わし、タクシーに乗り込む。

僕  「王がKTVで、働いているのは、本当なの?」

S君 「働いていると言っても、今月終わりまでの、何日間かですよ。」

僕  「そう・・・。お客に、持ち帰りとか、されてるのかな・・・・・。」

S君 「それはないです、大丈夫ですよ、安心して下さい。」

S君は僕を安心させるように、にこやかに言う。

僕  「どうして大丈夫なの?わからないよ。持ち帰りされているかも知れない。」

S君 「大丈夫です。そこのKTVは、お持ち帰りのコは、黒いスカーフをしているんです。王さんは、スカーフをしていませんでした。福建省に帰る間の、軽いアルバイトみたいなもんですよ。」

S君は、北京の夜の世界に詳しい。僕は少し安心した。

僕  「S君が言っていた、とんでもない勘違いって、何のこと?」

S君 「王さんが言った、おとうと、と言うのは彼氏じゃないです。間違い有りません。」

僕  「どうして、そんなことわかるの?」

S君 「年下のいとこ、年下の知人のことを、おとうと、と言ったと思います。王さんはまだ、日本語が下手なので、うまく説明出来なかったんでしょう。だから、おとうと、おとうと、と言ったんだと思います。」

僕  「・・・・・・・・・」

S君 「王さんに、直接聞けば、わかることです。」

僕  「王に聞かなくても、その男の携帯番号を知っている・・・・。」

王の携帯の発信履歴から、男の番号をメモリーしてある。

S君 「それなら、話は早い。僕が電話をするので、番号を教えて下さい。」

僕は、番号を読み上げた。S君が電話をし、流暢な中国語で話す。

僕は、緊張しながら、S君のことを見ていた。

話し終わり電話を切る。

S君 「やはり、思った通りです。彼は恋人ではなく、王さんのいとこです。Tさんのことも、知っていました。「お姉ちゃんの恋人でしょ?」と言っていましたよ。」

僕  「・・・・・・・・・・」

S君 「彼は、誕生日が10月3日だそうです。」

僕の誕生日の1日前だ。

だから、王は、誕生日プレゼントを買った、と言っていたのか・・・・。

僕は、バカだ!香港で、王を無理矢理食事に誘い、イヤな思いをさせた挙げ句勝手に、いとこを恋人と勘違いをし、王に冷たくした。傷つけた。

王は、悲しかっただろう、辛かっただろう。

謝って許してくれるだろうか?

僕  「王は、僕のこと、許してくれるかな・・・・。」

S君 「大丈夫ですよ、王さんは、まだTさんのことを愛しています。」

僕  「どうしてわかるの?もう、嫌いかも知れない。あんなヒドイことをして。」

S君 「一昨日、日本人のガイドをして、KTVで、王さんと会いました。」

僕  「・・・・・・・・・・」

S君 「王さんは、僕の顔を見るなり、驚いて、走って部屋から、出て行きました。」

僕  「・・・・・・・・・・」

S君 「僕は、「今、部屋から出て行った女の子を呼んで!」と言い、王さんが僕の隣に着きました。王さんは「Tさんには、絶対に内緒にして下さい!お願いです!」と何度も言いました。Tさんには、知られたくなかったのでしょう。」

僕  「・・・・・・・・・・」

S君 「ガイドをした、日本人が、「あなたは、恋人いるの?」と王さんに聞いたらハッキリと、「わたしは日本に恋人がいます。わたしのことを、とても愛してくれています。」と答えました。」

僕  「・・・・・・・・・・」

S君 「ガイドした日本人が、「なかなか逢えなくて、寂しいでしょ?」と言ったら、「今、彼は忙しくて、なかなか逢えませんが、お互い愛し合っているので寂しくありません。」と言ってました。」

僕  「・・・・・・・・・・」

S君 「だから、大丈夫です。王さんはTさんのことを、まだ愛しています。」

僕  「・・・・・・・・・王は、今、どこにいるの?」

S君 「おばさんの家にいます。さっき、僕は王さんに、ウソを付きました。「王さんが引っ越したので、住所がわからないから、僕の会社に、Tさんから、手紙が来ました。Tさんが、王さん宛に書いたものです。夜、おばさんの家に、持って行きたいのですが、いいですか?」と聞いたら、「持ってきて下さい、わたし見たいです!」と言っていました。」

僕  「王は・・・・可愛いね・・・・・。」

S君 「とても可愛い女の子です。Tさんを連れて行けば、ビックリしますよ!喜びますよ!もうすぐ、おばさんの家です!」

S君って、どこまで良い奴なんだろう。

王のおばさんの家に、着いた。

僕はドキドキしながら、階段を上った。

王のおばさんの、家の前に着いた。S君が扉をノックする。

僕は、階段の陰に隠れていた。王は驚くかな?喜んでくれるかな?

扉が開く音がして、王の声が聞こえる。

懐かしい、すぐそこに王がいる。

S君と王が話している。早く飛び出して、王に逢いたい!抱きしめたい!

S君が、僕のことを呼ぶ。僕は、努めて冷静に、王の前に姿を現した。

王の、驚いた顔が、目に入いる。少しの間、お互い見つめ合ったままだ。

僕 「逢いたかった・・・・」

この言葉を言い終わる前に、王は僕を睨み、力一杯突き飛ばした。

王の、思いがけない行動に、僕はよろけて床に手を着いた。

S君は、唖然としている。

僕は、立ち上がり、呆然と王を見つめた。

王は扉を閉める。

S君は、扉の中だ。僕1人だけ、家の外に置き去りだ。

王は、S君に怒鳴り声をあげている。

S君も、いつもより激しい口調で話している。何を話しているんだ?王の口調は、明らかに怒っている。やはり、怒っていたのか。

当然だ、僕は王にひどいことをした。王を苦しめた。

とにかく、話だけでも聞いてもらいたい。王に、謝りたい!

王の泣き声が聞こえた。泣きながら、S君に怒鳴っている。

僕は、扉を叩き、中にいるS君に

僕  「S君、聞こえる?王は何て言っているの?」

S君 「いや、その・・・王さんは、興奮していて、その・・・・。」

僕  「ハッキリ言って。王は何て言っているの?」

S君 「いや、なんというか・・・帰ってくれと言っています・・・顔も見たくないと・・・・」

僕  「そうか・・・・・・。」

S君 「しばらくすれば、落ち着くとは思うのですが・・・・。」

あれだけ傷つけたのだから、王の気持ちは、よくわかる。

一方的に勘違いをし、一方的に別れようと言った。

王の言い分を、聞こうともしなかった。

王が、必死になって訴えていたのに、僕は耳も傾けなかった。

顔も見たくない、か・・・・。そう言われて当然だ・・・・。

再会の喜びは、王には無かった。

僕は、王にとって憎しみの対象だ。

僕は、とにかく話だけでも聞いてもらおう、とにかく謝ろう、そう思い

僕  「王、聞こえる?本当にゴメン、話だけでも聞いて。S君、扉越しに通訳してくれ。」

S君 「わかりました。」

王の返事は無い。

僕 「僕は、大変な勘違いをしていた。王が電話で話していた相手を勝手に恋人だと思っていた。本当にに申し訳ない。」

王 「・・・・・・・・・・」

僕 「言い訳になるけど、王は最初、「お母さんと話していた。」と言ったでしょ?僕は、その言葉を聞いて、またウソを吐いている!と思った。」

王 「・・・・・・・・・・」

僕 「その後に、「おとうと、と話していた」って言ったでしょ?でも、王は一人っ子、弟はいない。だから僕はまたウソを吐いた!恋人と話していたんだ!と勘違いをした。」

王 「・・・・・・・・・・」

僕 「日本では、年下のいとこや、仲のいい年下の知人を、おとうと、とは言わない。でも、中国では言うみたいだね。僕は、中国のことを知らなすぎた。勉強不足だった。」

王 「・・・・・・・・・・」

僕 「王のことが好きだから、余計に怒りすぎた。好きじゃない女だったら僕は怒りはしない。日本に帰ってからも、王に逢いたくて、逢いたくて仕方なかった。」

王 「・・・・・・・・・・」

僕 「王の些細なウソと、僕が王のことを信じられなかったから、こんな結果になったけど僕は、まだお互い愛し合っていると、信じている。王、扉を開けて。王の顔が見たい。」

王 「・・・・・・・・・・」

扉は開かない。

僕 「僕が馬鹿だった。王のことを苦しめた。でも、王もまだ僕のことを愛しているでしょ?」

やっと、王の言葉が聞こえ始めたのだが・・・・

王 「・・・・・あなた、おかしい。」

僕 「え・・・・?」

王 「わたしは、あなたのことは好きでもないし、愛してもいない!」

僕 「・・・・・・・・・・」

王 「わたしは、もう恋人がいる!日本人の恋人が!だからあなたは、帰って!」

僕 「・・・・どうしてそんなウソを吐くの?」

王 「ウソじゃない!日本人の恋人が出来たの!早く帰って!!」

僕 「・・・・じゃあ、その人の名前を言ってみて。」

王 「・・・・・・・・・・」

僕以外の名前を、言えるわけが無い。王は日本人の名前など知らない。

僕 「ウソは吐かないで。王の顔が見たいんだ。扉を開けて。」

しばらく沈黙が続いた。

僕はタクシーの中で、S君から、王がまだ僕のことを愛している、と聞いた。

だから、元の仲に戻れるのは、簡単だと思ったのだが・・・・。

王 「あなた、わたしのこと、まだ愛しているの?」

僕 「もちろん、愛しているよ。」

王 「・・・・・・わたし、もう騙されたくない。」
 
僕 「・・・・・・・・・・」

また、沈黙が続く・・・。

しばらくして、扉が開いた。
王は、黙ったまま僕のほうを見つめている。

王 「・・・・あなたは、私に逢いに来てくれたの?」

僕 「・・・・当たり前でしょ?」

王 「そう・・・・・ありがとう。・・・・・。」

王の目に涙が浮かぶ。声を詰まらせた。

王 「・・・・・あなた、私のことをいつも心配してくれた。」

僕 「・・・・・・・・・・」

王 「・・・・・いつも遠くから逢いに来てくれて。」

僕 「・・・・・・・・・・」

王 「・・・・・お正月、逢いに来てくれたとき、感動した。この人はウソを吐かない、信じられる、わたしはそう信じていた・・・・。」

僕 「・・・・・・・・・・」

王 「・・・・・あなたの勘違いは、本当かもしれない。私に逢いに来てくれたのも本当かもしれない・・・・・。」

僕 「・・・・・・・・・・」

王 「でも・・・・・・・・」

僕 「・・・・・・・・!」

王の大きい瞳から、涙がこぼれ始めた。

王は、怒って泣くときは、声を上げるが、心の底から悲しいときは、声を上げずに、涙だけがこぼれる。

僕は、ダメか・・・・、と半ば諦めた。

王は、声を詰まらせながら、苦しそうに
王 「・・・あなたのことを、もう信じることはできない。」

僕 「・・・・・」

王 「・・・あなたとわたしは、こうなってしまった以上、仕方ないでしょう?」

僕 「・・・・・」

王 「・・・・・」

僕と王は見つめあったままだ。

王は黙ったまま、涙だけが落ちている。

上海の元恋人と、別れた時と同じだ。

今度は僕が捨てられる番だ・・・・・。

しばらく、3人とも黙っていた。僕は言葉が出ない。
王は涙が止まらない。

S君はチラッと王を見て

S君 「王さんは、今パニックになっています。少し考える時間をあげましょう。」

僕  「王とは・・・もうダメみたいだね・・・・。」

S君 「とにかく、王さんに時間をあげましょう。」

僕  「でも、もう二度と逢えなくなっちゃうかも・・・・・。」

S君 「大丈夫ですよ、心配ないです。」

どこが大丈夫なんだ?

僕は、もう捨てられる寸前じゃないか!

気が気でない。

S君が話しかける。

S君 「Tさん、行きましょう。」

僕は、少しでも王と話したくて

僕 「・・・・・もう、僕のことは好きじゃない?」

王 「・・・・・・・・」

返事は無い。

僕 「僕は何日間か中国にいる。北京にいるか、わからないけど、僕に逢いたくなったら、電話をして。」

王 「もう、電話番号忘れた・・・。」

僕 「・・また、ウソを吐く。あんなにたくさん、僕に電話をくれたでしょ?ちゃんと覚えているでしょ?僕は、前の王の番号覚えているよ。」

王 「・・・・・・・・・・」

そういえば、今の王の番号は知らない。後でS君に教えてもらわないと。

僕はバックからお金を取り出し、

僕 「これ、少ないけど使って。」 

お金を渡すのも、最後になるのかな・・・・。

王 「・・・・・いらない。もう大丈夫。」

僕 「約束は約束だよ。」

僕は無理やり渡した。

S君 「Tさん、行きましょう。」

王  「どこに行くの?泊まるところはあるの?」

S君 「知っているホテルを予約してあります。心配しないで下さい。」

王  「そう・・・・どこのホテル?」

S君 「京広新世界飯店です。」

王  「すぐ、そこのホテル・・・・・。」

王は、少し穏やかな表情になった。

本当は、ホテルの予約など、まだしていない。

どうやらS君は、ウソを吐いて、おばさんの家から近くのホテルを言ったようだ。

僕とS君は、おばさんの家を離れホテルに向かった。

京広新世界飯店は高い建物で立派そうに見えるが部屋は狭かった。

これが5つ星ホテル?と感じるほど。

荷物を置き、食事をすることにした。

食欲は無かったが、S君が、安くて美味しい北京ダックの店に案内してくれた。

そういえば僕は、本場の北京ダックを食べるのは、初めてだ。

王が一緒なら、美味しさが何倍にもなるのに・・・・。

僕はS君に話しかける。

僕  「S君、さっき「大丈夫、心配ない」って言ってたけど、どうして?」

S君 「中国の女性は、面子を重んじます。王さんは面子を潰されたことが許せなかったのでしょう。冷静になれば、気持ちは変わりますよ。」

僕  「そうなの?あんなに怒っていたのに?僕を突き飛ばしたんだよ?」あんなに泣いてたんだよ?気持ちが変わるかな??」

急にS君が笑い始めた。

僕 「どうしたの?何で笑っているの?」

S君「あ、すみません・・・・・。」 まだ笑っている。

僕  「・・・・・・・・・・」

S君 「・・・・王さんの、小さな体でTさんが倒れるものなんだなって。」

僕の顔が赤くなる。

S君 「王さんは、小さいのに、すごいパワーですね。」

僕  「あれは、いきなりだったから・・・。」

S君 「王さんは、Tさんだから突き飛ばしたんですよ。そこまで出来る仲はそうはいません。」 

まだ笑っている・・・・。

僕  「それって、褒めてるの?馬鹿にしてるの?」

S君 「いや、すみません。とにかく、ホテルの名前を言ったとき、王さんはホッとしていました。Tさんのことが心配だし、近くのホテルだから安心したのでしょう。」 

僕  「僕もそう思った。これからどうしよう、どうしたら王、許してくれるな?」

S君 「そうですね、少し様子を見ましょう。王さんはTさんを愛しています。間違いありません。ただ、面子が・・。素直になってくれるといいんですが。」 

僕  「様子を見るって言っても、どの位、様子を見ればいいの?なんか、S君のほうが、王のこと詳しいみたい・・・。」

S君 「いえ、そんなことないですよ。」

あわてて言う。

S君 「そういえば、広州のおみやげのガラス細工、まだ貰ってないですね。王さん、今持っているんですかね?」

僕  「どうなんだろ?」

S君 「聞いてみましょうか?」

僕が頷くと、S君は電話をかけた。話し終わり、

S君 「福建省に、ほかの荷物と一緒に、送ってしまったようです。今は持っていないと・・・。」

僕  「そう・・・。」

S君 「もし、王さんが持っていたら、会う口実になったのですが。」

僕  「そうだね。残念だなあ。」

S君 「Tさんは、逢いたがっているから、王さんが逢いたくなったら、連絡を下さい、と言っておきました。とにかく、王さんからの連絡を待ちましょう。」

はたして、連絡が来るのだろうか?

本場北京ダックの味が、わからないまま、僕は食事を終えた。

10月24日、S・K社長から、早く大連に戻って来いと、電話がある。
しかし、僕は今、大連に用は無い。

王の連絡待ちは、ツライ。こっちからは連絡できないなんて。
北京まで来て、すぐ近くに王がいるのに、なんで逢えないんだ?

S君も自分の仕事があるから、僕にばかり、構っていられない。

仕方ないので、昼間は1人で観光に行った。

つまらないなあ。

夜、S君が気を遣って、北京のKTVに案内してくれた。

北京は、とにかく中式KTVが多い。S君のKTV巡りは、女の子を見て、気に入った子がいれば、店で飲む、というやり方なので、気に入った子がいなければ、すぐ店を出て、お金もかからない。

僕1人だけだったら、いったい幾ら取られていただろう?

チップ100元の所から、300元の所まで、15件くらい廻ったが僕は、気に入った子がいなかった。一店に80人位女の子がいたので1000人以上見たのだが。

レベルは大連より、断然、可愛い子が多い。

僕も王がいなかったら、ほとんどの女の子を、気に入ると思うのだが・・。

S君が言った。

S君 「じゃあ、とっておきの所に行きましょう。政府の人間が利用する高級KTVです。中国全土から、可愛い子が集まるので、絶対に気に入る子がいます。」

その店は、確かに店の造り、女の子、値段、どれも大連では味わえないほどの高級KTVで、部屋代だけで3000元以上する。

女の子のチップが400元で、給仕の女の子、ママのチップも400元だ。合計で、ものすごい値段になった。
(ちなみに、お持ちは3000元からだそうです。高い!)
(唸るような美女揃いですよ!機会が有ったら、行ってみてください!)

今思えば、こんな高い飲み代を使うなら、王にあげたほうが、よっぽど良かった。

確かに美女揃いだが、王に比べたら、みんなカボチャに見える。一応、指名はしたがあまり話は、盛り上がらなかった。

店を出て、ホテルに戻る。

S君 「Tさんは、王さん以外の女の子は、目に入らないみたいですね。」

僕  「そうなんだよ。なんで、あいつはあんなに可愛いんだろう?」

僕は、意味不明なことを口にした。

今日、連絡が無かったな・・・。

10月25日の昼、S君の携帯に、王から連絡が入った。

僕の携帯が鳴る。

S君 「Tさん、喜んでください!王さんは、今日、福州に帰るそうです。Tさんによろしく伝えて欲しい、と言っていました。」

僕  「何?それ。僕が、どうして喜ぶの??かえって、悲しいじゃない。」

S君 「王さんが、もし時間があったら、来年のお正月も福建省に遊びに来てください、みんなで楽しく過ごしましょう、と言っていましたよ!」

僕  「ホントに!?」 僕は急に明るくなった。

S君 「早く、広州のおみやげも渡したいです、と言っていました。」

僕  「・・・・何時の飛行機だろう。空港まで行きたいな。逢いたい。」

S君 「18時50分発です。まだ、時間はあるので、聞いてみましょう。ちょっと待っていてください。」

しばらくして

S君 「空港に15時に来て欲しいそうです。「Tさん、わたしのこと怒っていませんか?」と聞いてきたので、王さんに逢いたくて、苦しんでいる、と言ったら「わたしの気持ちが、わかってくれましたか?わたしも苦しみました。」 と言っていました。王さんは、やはりTさんに逢いたいんですよ!」

僕  「素直じゃないね。でも、お互い様かな・・・。」

空港で見た王は、少しよそよそしかったが、次に逢うときは、以前の仲に戻れるだろう。

お正月、逢いに来てください、S君も良かったら一緒に来てください、と言っている。

僕は、きっとお正月まで待てない、もっと早く、逢いに行く!と言った。

王は、笑っている。

王は、僕に謝ってきた。

僕も謝った。

これからは、お互い信じあいましょう、と約束をして王は福建省の福州に飛び立った。

いつもは、王が空港まで、見送りに来てくれたが、今回は逆だ。

空港での別れは、どちらも辛いものだ・・・。

夜、王から電話が来た。僕の携帯電話に、王から電話が来るのは、久しぶりだ。
福州空港に着き、「これから実家に向かう、あなたに早く逢いたい」と言っている。

僕だって早く逢いたい。北京に来たのに、王に逢えた時間は2、3時間くらいか?

僕は、近いうちに、必ず逢いに行く!と言って、電話を切った。

さっきまで、近くにいたのに、王が素直じゃないから、まったく・・・・。

しかし、暇だ。王に逢いに来たのに、王はいない。KTVに行く気は起きない。

S君はガイドの仕事で、忙しい。僕はあまりにも暇なので、李さんに電話をした。

李 「ウェイ?」

僕 「あ、李さん?Tだけど」」

李 「こんな時間にどうしたの?」

僕 「ごめんね、今、1人で暇でさあ・・・。」

僕は、簡単に今までのことを話した。李さんが呆れている。

李 「Tさん、よっぽど王さんのことが、好きなんだね。」

僕 「そうだよ、王に、はまっているんだ。早く逢いたいよ。」

李 「じゃあ、福建省まで、逢いに行けばいいじゃない。どうせ暇なんだから。」

僕 「・・・・・・・・・・」

李 「せっかく中国に来ているんだから。」

僕 「・・・・・そうか!僕が福州に逢いに行けばいいんだ!簡単なことだ!」

李 「私は彼氏に会いに香港に行くから、一緒に行ってあげてもいいよ。」

僕 「ホントに?いつ、来れるの?」

李 「いつでもいいよ。私も暇だから。」

僕 「僕は、早く逢いたい。明後日とかでもいい?」

李 「ずいぶん急だね。べつにいいよ。」 李さんが呆れながら言う。

僕 「福州から、香港まで、どの位時間かかるの?」

李 「福州から深センまで、たぶん、1時間かかんないよ。」

僕 「近いね、じゃあ、福州空港で待ち合わせしよう。本当に来てくれるの?」

李 「旅費、ホテル代は、全部Tさんが持ってよ。通訳代も頂戴ね。」

なんか高くつきそうだ。でも前回、福建省に行ったとき言葉が通じなくて大変だった。

僕 「それでいいよ。また後で電話する。」僕は電話を切った。

でも、李さんから、彼氏に逢いに行くときもあるんだ。何か意外だ。

S君が、ガイドの仕事が終わり、僕の部屋に来た。

僕は、明日、王に福州に逢いに行くと言った。

S君 「福州と、広州は、近いですね。僕も一緒に行きましょうか?」

僕  「広州に近いって、何か関係があるの?」

S君 「広州に知人がいるんですけど、彼の会社の仕事もやっているんですよ。」
(この、広州の人は、結構有名です。知っている人もいるのでは?)

僕  「じゃあ、S君一緒に来てよ。李さんより、S君のほうがいいな。」

S君 「いいですよ、じゃあ、李さんは、断ってください。」

僕は、明日電話をすればいいと思っていたのだが・・・・。

10月26日の朝、僕は李さんに電話をしたが、つながらない。

昼にもう一度かけてみよう。僕は1人寂しく、朝食をとった。

昼過ぎ、李さんから、電話が来た。
李 「航空券、1210元だった。後でちゃんと頂戴ね。」

僕 「・・・・・・・・・・」

李 「もしもし?聞こえてる?」

僕 「・・・・・聞こえてる。何時に福州に着くの?」

李 「午前の11時10分。出発は7時50分。」

僕 「早すぎる!!なんで、そんな飛行機を選んだの!?」

李 「こっちのほうが安かったのよ。安いほうがTさんいいでしょ?」

僕 「それはそうだけど・・・・。」

李さん、気を使ってくれたみたいだ。贅沢好きな李さんが。

しかしまいったな。

S君が一緒に行ってくれるから、李さんは断ろうと思っていたのに。

でも、今更、断れない。かといって、S君を断るのもなあ。どうしよう・・・。

10月27日の朝、僕とS君は、北京空港にいた。考えた末、S君、李さんと3人で王の家に行くことに決めた。人数が多いほうが、王も喜ぶだろう。

お金は、ずいぶんかかるなあ。日本に帰ったら、仕事頑張って、稼がないと!

S君 「李さんという方は、どのような女性ですか?」

僕  「美人で、いい人なんだけど、気が強い。。」

S君は、李さんと電話で話したことはあるが、会うのは初めてだ。

S君 「そういえば、王さんには、今日行くことを、伝えてあるのですか?」

僕  「いや、言っていない。」

S君 「え???言っていない??」

僕  「そうだよ。だって、「来ないで!」、なんて言われたらイヤじゃない。だから何も伝えないで、王の家に行く。」

S君は呆れながら

S君 「そんなことして、もし王さんに逢えなかったら、どうするんですか?」

僕  「それもそうだなあ。じゃあ、王が福州にいることだけでも、確認しよう。」

S君 「わかりました、電話してみます。」

僕  「僕達が、今日行くって言っちゃ駄目だよ。」

S君が王に電話する。僕も話したかったが、我慢した。

S君 「王さんは、友達の親がやっているお店で、今日から働くそうです。」

僕  「何のお店だろう?まさか、KTVじゃないだろうね?」

S君 「それは無いですよ。服の店と言っていました。」

王は勝利広場でも、服を売っていた。それにしても、一昨日の夜、実家に帰ってもう、働くのか。何日間かは、休むのかと思ったのだが、結構、真面目なんだな。

僕とS君は、福州に飛び立った。僕は今年の2月(もう去年になりました)以来福州に行くのは、2度目だ。王と知り合ってから、中国のいろいろな所に行く。

海南航空なんて、聞いたことも無い会社の飛行機だったが、11時20分、ほぼ定刻どおり、無事福州に到着した。

今回は、今までで、一番安心できる旅になりそうだ。

何と言っても、S君、李さん、二人の頼りになる通訳がいる。

李さんのほうが、早く着いている筈だ。僕とS君は、李さんを探した。

李さんを見つけ、S君を紹介した。S君は、中国語で挨拶する。

李  「あなた、本当に日本人なの?すごく中国語上手い。」

僕  「ちょっと、日本語で話してよ。僕がわからない。」

S君は日本語で話す。

S君 「有難う御座います。李さんも、日本語が上手いと聞いています。李さんは、すごい美人ですね。」

僕  「そうかな?王のほうが、可愛いよ。」

S君が笑う。

S君 「まあ、Tさんにとっては、そうですが・・・。」

李  「どうする?食事でもしていく?」

僕  「王に早く逢いたいから、食事は王の家に着いてからにしよう。」

李  「機内食、ほとんど食べなかった。私、お腹空いている。」

僕  「我慢してよ。タクシーで4時間、かからないから。」

S君 「え?そんなに遠いんですか?」

李  「王さんも素直じゃないね。Tさん、これから苦労するな。」

僕  「王が素直じゃなかったのは、僕のせいなんだ。王は悪くないよ。」

S君 「面子を潰したのは、確かに悪かったと思いますが・・・・。」

李  「だって、王さんが素直だったら、わざわざ福州まで来なくても北京で逢っていれば、よかったじゃない。」

僕  「それは、王を悲しませた罰だよ。王は僕を許してくれた。それだけで満足だよ。」

李さんが呆れた顔をしている。

とりあえずタクシーに乗り、王の家に向かった。

舗装された道とガタガタ道が、交互に現れる。2月、来た時と一緒だ。

S君が、中国語で李さんに話しかける。李さんは、なぜか日本語で答える。

S君の中国語に対抗しているのかな?このへんは李さんの、気の強さが出ている。

僕は李さんに「S君の中国語は、李さんの日本語より、遥かに上手いから、中国語で話なよ。」

李さんは、機嫌が悪くなった。ムッとしている。

李さんは、日本語にかなり自信を持っているので、プライドが傷ついたのかもしれない。

僕は、李さんの機嫌を直してもらいたくて

僕 「ねえ、李さん。僕とS君は、北京で一番の高級KTVに行ったけど、李さんより美人の小姐はいなかったよ。李さんは今でも、カラオケ小姐になったらNo1だね。」

李 「・・・・・・・・・・」

余計に機嫌が悪くなった・・・・・。

後で聞いたのだが、カラオケ小姐と比べられたことが、頭にきたらしい。

そういえば、以前王も、「日本人クラブで働けば?」、と僕が言ったら、大激怒していた。

「カラオケ小姐」、この言葉は、しばらくタブーにしておこう。

「あ!!!」 僕は思わず大声を上げた。

S君、李さんが驚いて、「どうしたの?」、と聞いてくる。

僕 「公衆トイレだ!懐かしいな!」

S君 李 「?????」

僕と王が入った公衆トイレだ。僕は、あまりの臭さと汚さで、結局、用を足せなかった。

しばらく走っていくと、僕は、また「あ!!!」と叫んだ。

S君、李さんが、「今度はどうしたの?」、と聞いてくる。

僕 「ここで食事をしたんだ。ここでトイレを借りたんだ。懐かしい。」

S君 李 「?????」 二人とも不思議がっている。

早く逢いたい、もう、あと何時間かで、王に逢える!

16時前、王の家に着いた。3人で階段を上る。王の家は5階だ。

S君がノックをする。僕は心が溢れていた。早く!早く!

扉が開いて、王のお母さんが、顔を出す。

お母さんは、僕とS君を見て驚いている。S君が何か中国語で話している。

お母さんは頷いて、「よく来てくれました。」と歓迎してくれた。

李さんと、王のお母さんは、初対面だ。
お母さんも、李さんのことを「綺麗なかたですね。」、と言っている。

綺麗でも、李さんは、幸せなのかな?

香港人に中国人の彼氏、でも結婚は考えていないみたいだ。

もう、28歳なんだから、幸せになってもらいたい。

家にあがり、お母さんがお茶を出してくれた。王の家のお茶は、最高に美味しい!

僕  「王は、今どこにいるんですか?」

母  「娘は、仕事をしているんですよ。」

S君 「どちらで働いているのですか?」

母  「ここから、歩いて15分位の所ですよ。」

僕は、早く逢いたくて、「王の仕事場に行こう!!」、と言った。

お母さんは、「17時過ぎには、帰ってくると思うから、家で待っていて下さい。」

と言ってくれたが、僕は少しでも早く、王に逢いたい。

お母さんが、場所を教えてくれた。

僕は、S君と李さんの、手を引っ張り、外に出た。

早歩きで、王の働いている店に向かう。

王、驚くだろうな、今度こそ喜んでくれるかな?

完全に、舗装されていない道路なので、李さんは、歩きづらそうだ。

李 「こんな所に、私が泊まるホテルがあるの?」

S君 「ぼくも、今日は、どこに泊まればいいのですか?」

僕  「ホテルが無かったら、王の家に泊まればいいじゃない。」

李  「みんな、泊まれるの?王さんの家、そんなに部屋あったっけ?」

僕  「S君は、台所で寝て。李さんは、王の部屋で、僕と王と3人で寝よう。」

S君 「Tさん、それはないですよ。」

李  「私、絶対にイヤだからね!」

こんな会話をしているうちに、王の仕事場の店に着いた。

僕は、ガラス越しに、王を見つけた。

接客している。

店に入りたかったが、仕事の邪魔をしちゃ悪い。

今はガラス越しに、見ているだけで充分だ。

しばらく見ていたが、僕は我慢できなくなり、ガラス窓をノックした。

王が気がついて、僕を見る。王は、口に手を当てて驚いている。

香港のマクドナルドで、王と初めて会い、カラオケの店で、再会した時も王は、口に手を当てて驚いていた。

あの時と同じ顔だ。

王は僕を見つめている。S君、李さんは、王の目には映っていないだろう。

ガラス越しに、僕だけを見つめている。

僕は、何か買えば、問題ないだろう、と思い、店に入っていった。

王は抱きついてきた。北京で、僕のことを突き飛ばした王は、もういない。

王  「どうしたの?どうしてあなたが、ここにいるの?」

僕  「王に逢いたかったから、来ちゃった。」

王  「ウチには、行ったの?」

僕  「さっき、お母さんと会ってきた。お母さんに、ここを聞いたんだ。」

王  「どうして連絡をくれなかったの?もし逢えなかったら、どうするつもりだったの?」

S君 「僕が朝、王さんに電話したのは、王さんが福州にいるのを確かめたんですよ。」

王  「どうして、S君と、李さんもいるの?」

李さんは、上海語で
李 「Tさん最初、私に通訳を頼んだくせに、S君にも御願いしてたのよ。失礼しちゃう!」

と言ったらしい。

僕とS君が、わからないように、言ったみたいだ。

さっき、僕が「李さんの日本語より、S君の中国語のほうが遥かに上手い」と言ったので、そのお返しかもしれない。

僕  「S君でも、上海語は、わからない?」

S君 「お手上げです。所々、わかる言葉はありますが・・・・・。」

S君のような、プロの通訳でも、わからないのか。

李 「王さん、私、お腹が空いた。どこか美味しいところない?」

王 「あそこの店は美味しいよ。もう少しで終わるから、先に行って待ってて。」

僕達は、王の教えてくれた店に入った。ここは・・・・・・!

お正月に来た、あのグロテスクな食材が、たくさんあるところだ。

ここで食べるのか・・・。
S君と李さんは、大丈夫かな?と思ったが、余計な心配だった。

S君、李さんは、楽しそうに食材を選んでいる。僕は、またも野菜ばかり選んだ。

僕達が先に食べていたら、王が、お母さんを連れて、やって来た。

王は、手になにか持っている。

今回は、S君と、李さん、二人の通訳がいるから、言葉にはまったく不自由しない。

王も、お母さんも、安心してベラベラ話す。

王は、手に持っていた物を、僕に渡した。

広州のおみやげのガラス細工だ。

王 「あけてみて。」 僕は箱を開けた。

鶴のガラス細工だ。

僕 「綺麗・・・。ありがとう、嬉しい。」

王は少し悲しそうな顔をして
王 「あなたは、冷たかった。わたし1人、広州に行かせて。」

僕 「いや、だからそれは・・・・。」

王 「わたしを、沢山傷つけた。わたしは悲しかった。騙されたと思った。」

お母さんが、「Tさんは、娘を騙したんですか?」、と聞いてきた。

僕はあわてて

僕 「違います、騙したりしません。王のことは愛していますよ。本当です。僕の単なる勘違いです。些細な勘違いだったんですよ。」

母 「それなら、いいですけど・・。娘から、いろいろ聞いて、心配で・・。」

王は、お母さんに相談していたらしい。

1人娘だから、お母さんも心配なのだろう。

僕 「僕のほうこそ、王に騙されたのかと思った。ほかに恋人がいるのかと。」

王 「あなたが、勝手に勘違いしたんじゃない。」

僕 「まあ、そうなんだけど・・・。その前に、上海の男のこともあったし・・・。」

王 「それは・・・・・。」

僕 「まあいいや。これからは、信じあいましょう。」

王 「うん!」

王が、僕の手を握ってくる。

王 「わたし、あなたに騙されてから、ご飯が食べられなかった。」

僕 「だから、騙した訳じゃなく・・・・・・。」

王 「毎日悲しかった。あなたの夢を見た日もあった。」

僕は黙って聞いた。

王 「もう、逢うことはないと、諦めていた・・・・でも・・・・・。」

しばらくして
  
    「騙されたのに、まだ好きだったの!」

                                完。

不倫相手を寝取られてーその後?ー

この体験は私ながら本意ではない出来事なので興味の有るかたのみ読んでいただければ幸いです。興味のない方は無視していただいて結構です。

実は私はこの投稿をきっかけに、現在の美沙子はどういう生活をしているか、どうしても気になり始めて、ついに電話をしてしまったのです。
2人とも現在はいい中年で、今会っても容姿は前とはかなり違うはずで、やめとけばいいものをどうして容姿を見てみたい衝動や、逢って話をしたくなり連絡してしまったのです。
私はあの後年下の女性と無事結婚したのですが、1年程まえに離婚してしまって今はフリーの身であることを電話で美沙子に話し、彼女のほうも今は子供とは別居で、1人で生活をしているとのことで、お互いフリーで気軽な気持ちで再会することになったのです。

美沙子は永代橋近くの超高級高層マンションに、亡くなった親が残した遺産相続の残金で買って住んでいた。1LDKながら70平米近くあり、しかも20階以上の高層階での暮らし、昼はパート、夜は友人のスナックで平日のみ働いていて、私から見れば悠々自適な生活に感じられた。奴ら二人からも解放されてから、もう何年も経っていて、やっと平穏無事な生活を手に入れたのである。

門前仲町のイタリアンレストランで6:00に待ち合わせをし、まあちょっと遅れて行ったのだが、入り口窓際席から映る彼女の姿を見て一目で過去にスイッチした自分がいた。そうあの自信に満ち溢れた美沙子の姿だったのだ!さすがに少しフックラしたようにも見えたのだが、髪の毛は長く、いまふうのやや茶髪で化粧もナチュラルな感じで、昔よりも自然な感じでファッションは残念ながら往年の美しい脚が隠されたパンツルックだったのだけど、その生地の下には間違いなく一級品の美脚が存在することは誰が見ても一目瞭然と思える容姿だった!

私がこういうことを書いているのは実は1カ月も前の出来事で、この後私はやってはいけない禁断の行動を起こしてしまったのだけど・・俺は悪魔か極道かと思うぐらい今現在は自分の隠された悪の部分に思い知れされているわけであるのだけど、それもこの世に動かされている運命なのかと勝手に思っている現在なのだが・・

食事をしながら思っていたのは美沙子を今すぐ抱きたい!その一念だった。いい年だというのに昔と変わない若く美しい美沙子を目の前にしてそのことしか思えなかった。本当は積もる話もあったのだけど、今すぐ彼女の脚を開き自分の一念を全うさせること以外に思えないほどの美貌だったのだ。

私は流れにまかせるまま近くで彼女のマンションに招待され無言のまま久々に彼女との行為に移っていった。彼女は自分から服を一枚ずつ脱いでいったのだけど、その脱ぎ方一つ取っても最高の女として生きてきた証を感じるほどの存在感で、興味があったその脚は昔と勝るとも劣らない長く美しく、一時奴らに陵辱され精気を奪われた頃からは完全に復活したプロポーションを見せ付けていた。
話では水泳と散歩でシェイプアップしてスタイルを維持しているとのことだが、これは言い方が悪いかも知れないが、腐っても鯛と思えた。
その晩は結婚相手にもしなかった抜かずの2発をこの年で達成し久々に女の中に溶けた感じで満足していた。
翌日は土曜日で起きると朝食も用意されていて、まるで天国のような世界が展開された。そしてまた近くに逢うことを約束し、マンションを後にしたのだった。

問題はその後である!彼女が田嶋氏を探して欲しいのとか、それは貴方にしか言えないし、できないことなのよという夢を毎日見るようになったのである。
無意識のうちに俺に田嶋を探してほしいということを自分の肉体を使ってでも伝えたかったのかと本心で思うほど翌日の夜からその美沙子の思いは感じるようになっていった。

確かに年を重ねながら完成した美沙子の完璧な肉体を持て余すことなく満足させられるのは、あの田嶋という最高の雄ということは自分でもわかっていたのだけれども、それをエスコートしてしまうと本当に人の道に外れたことをしてしまうと思われ心の中は逢わせて見て見たい、いやそんなことはできない、との葛藤だった。

そして彼女を抱いた5日後あの田嶋氏を探す自分がいた。何日後には見つからなければ探偵にお金を使ってでも探してみせると思う自分がいて本当は俺が誰かに動かされているのかと言う運命じみたものを感じたりして何しろ田嶋を探した。
そして結局その道の人に金を使い探してもらい、田嶋氏を発見したのである。



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