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幼馴染

デカチンの友人と協力してFカップでミスキャンパスの里美と3Pした体験談

デカチンの友人と協力してFカップでミスキャンパスの里美と3Pした体験談
俺と幼馴染のタクはよく3Pをしてました。
タクとは幼稚園の時からの付き合いで、初めて3Pをしたのが高校の時。
いくらなんでも幼馴染が目の前にいる状態じゃデキないだろって思ってましたが、いざやってみると想像してた以上に興奮したんです。
それはタクも同じだったみたいでした。
俺とタク以上にクセになっちゃったのは女の子の方で、それ以来月1ペースで3Pしてました。
その女の子は別に彼女ってわけじゃなくて、ただクラスメイトのライブでナンパした女の子です。
男2人に攻められる快感を知っちゃったみたいで、確か大学1年の頃までに3Pしてました。

初っ端からそんな体験をしてしまった俺とタクは、それ以降3Pにハマっていきました。
自分の彼女だけは連れてこない&絶対誰にも言わないってのが、お互いの暗黙のルールでした。
相手はそれぞれが出会い系とか合コンとかでナンパした女の子です。
初めだけは確実に抵抗はあるんですが、ほとんどの女の子は3Pを受け入れます。
しかも半数以上がまたヤリたいって言ってきます。
2つの舌で体を舐め回され上と下にチンコを入れられると、信じられないほど狂ったように興奮する子多いんです。

そんなタクとの連携で食いまくってたわけですが、中でも1番思い出に残っている女の子がいます。
仮名で申し訳ないですが、名前は里美。
当時21歳の大学生で、4年の時にはミスキャンパスになったほどの美人です。
大まかな場所も特定されると困るんで言えませんので申し訳ないです。
里美はスタイルも抜群で、Fカップの巨乳はブラ無しでもツンと上向き&薄ピンクの乳輪の持ち主。
俺とタクに出会うまで、高2で処女を卒業してから3人としか経験が無いと言ってました。
正統派美人の里美とは学祭で出会い、周りを巻き込んでの合コンから落として行きました。
明らかにプライドも高いしちょっとやそっとじゃ落ちてこないイイ女です。

どうやって口説き落としたかを書くと長くなるので端折りますが、学祭で出会ってから4ヶ月ぐらい頑張りました。
見た目が俺より数倍良いタクが表に出て口説き、俺が裏方で協力したってのが簡単な手順です。
相談相手になっていた俺にも心を開く様になってましたし、途中からはトントン拍子に事が進みました。
そしてある晩3人でご飯を食べ、小洒落た居酒屋で呑み、そのまま俺の家に連れ帰りました。
里美は襲われる心配とかしてなかったと思うし、もちろん俺たちも無理やりなんてする気もありません。
何もしないでその日は帰すつもりで連れて行き、酔った里美をベッドに寝かせて朝まで何もしませんでした。

これをキッカケに里美は安心して3人で飲むようになり、いつも最後は俺の家に来るようになりました。
4回ぐらいそんな事を繰り返したと思います。
次第に下ネタにも答えるようになっていってた里美は、見た目とは違ってMな事を知りました。
見た目はキリリとした美人なので、一見冷たそうに見えるんです。
だけど慣れてきた里美は酒を飲むとゴロニャン状態になるようになり、巨乳の谷間が丸見えになっても隠す事を忘れるほどになっていきました。
そろそろかな?とタクと相談し、とうとう決行する日になりました。

いつものように酒を飲み、酔ったまま家にきた里美。
まずは俺が酔って寝たふりをし、タクが動きました。
里美はタクと付き合うとかあり得ないと言ってたくせに、少しの抵抗は見せたもののすぐに大人しくなっていました。
「ダメだってば」「ちょっともぉ??」「ケイちゃん寝てるでしょ!起きたらどうするの?」「もうダメよ・・」
ささやかな抵抗だとバレバレの抵抗をし、気が付けばタクに抱き付いて舌を絡めるキスを堪能してました。
「久し振りのキスはどうだった?」
「やめてよぉー」
「興奮したでしょ?ケイもそこにいるし」
「うぅ?ん・・ちょっとだけね・・」
「じゃもっとキスしようよ」
「もぉ???・・・」

タクは念入りにキスをしてたようで、寝たふりもかなり疲れました。
多分30分ぐらいキスしてたと思います。
薄目で観察してたからよく見えなかったけど、タクは完全に里美の巨乳を揉みながらキスをしてました。
里美も「はぁあぁんっ」とか小声で喘いでたので、けっこう興奮してるんだなって思いました。
周りを忘れて舌を絡める行為に没頭する姿に、俺の下半身は鬼のように反応してました。
早くしろよって何度も念じてましたしねw

やっとタクがキスをやめて耳や首筋にキスをし出すと、里美は抵抗もせず目を閉じて感じています。
巨乳も揉まれ興奮してるらしく、体をクネクネ動かしながらタクの体を撫で回してました。
タクがホホにキスをした時、俺は完全にエロモードへと突入した里美を見ました。
里美はタクの顔を両手で挟み、自らキスをして激しく舌を絡め始めたんです。
先ほどとは逆で今度は里美が主導権を握っているキス。
タクの唇や舌を舐め回してしゃぶっている姿は、完全にエロい女へと変貌していました。

「目覚ましたらヤバいだろうな」
「どうする?見られたら」
「そんな事言いつつ興奮しちゃってるんだろ?」
タクはそんな言葉攻めをしながら、里美の股間に手を突っ込んでいました。
しかも俺が見やすいように、俺へ向かって大股開きさせながらです。
薄目とはいえこれにはもう耐えがたいほど興奮しました。
里美は俺を何度も何度も見ながら、「あぁぁんっ」とか喘ぐんです。
声を出さないように我慢しつつ出ちゃった喘ぎ声で、その都度俺を確認するんだから溜まりません。

その日はフレアのミニスカートだった里美は、俺へ向かってパンツ丸出しで大股開き。
しかも既にパンツの中に手を入れられているので、ピチャピチャとやらしい音まで出してました。
「だめっ」「もうだめだってば」「いやぁんっ」と小声で囁く里美を、タクは巧みな言葉攻めで攻撃していきました。
ここでタクは俺との約束通りな動きに出ます。
初めて入れるのはタクで良い。でもそれならお口の初は俺にくれ。
下の口と上の口をお互いに分け合うアホな幼馴染の俺たちw

激しめにされた手マンでグチョグチョと卑猥な音を鳴らしまくってた里美。
もうアソコは濡れまくりで、受け入れ準備はOKです。
そこに「もう俺我慢できないよ」と焦った演技をしながらタクが入れるんです。
お互いの服は必要以上に脱がないままで、ちゃんとゴムをつけて挿入する。
俺が近くで寝ている状態だから「ダメだよ」とか「入れるのはダメ」とか言っていた里美。
でも仰向けにされて足を広げられてるのを見てると、口だけの抵抗だったみたい。
タクに挿れられた直後には、首に手を回して下からキスしまくってましたし。

俺にバレないようゆっくり動く演技をするタク。
それに合わせて声を出さないよう必死に堪える里美。
タクは予定通り我慢できないって感じで激しく腰を振り始めました。
それに合わせて何度も何度もタクの唇にしゃぶりつく里美は、キスをしながら声を堪えてるっぽい。
しばし正常位を楽しんだタクは、予定通り俺へ向かせながらのバックに移行し始めた。
「起きちゃうってば」と少し抵抗しつつも、なんと俺が寝ているベッドの縁に手を付いてきたんです。
ちょうど俺の股間というか腰辺りの隙間に手を付き、バックでタクから攻められてるんです。
俺は隠そうともせず里美の目の前で勃起したテントを見せてやりました。
それに気が付いていても何も言わない里美に、「おい、コイツ勃起してんじゃん」とタク。
「あははっ、ホントだっ」
一瞬笑ったがスグに喘ぎ声を隠す息遣いに変わっていった。

バックが好きだというのを俺達は知っていたので、ここから最終手段に移る事にした。
「里美のアソコ気持ち良過ぎてヤバいよ」
「これじゃ我慢できないよ」
とやたら褒めながら続けられない事をアピールするタク。
そして思い出したかのように、オモチャを使おうと誘いだした。

「この前こいつが言ってたオモチャ使っちゃおうぜ?」
「そんなのダメに決まってんでしょ!」
「なんでだよ?使ってみたいって言ってたじゃん」
「えぇぇーそーだけどさぁ・・」
「後で言えば大丈夫だし、ちょっと使ってみようぜ」
「うぅーん・・」

タクは隠してあるクローゼットからオルガスターを出してきて、ゴムを被せてバックからオモチャを挿入した。
ちょっと怖いとか言ってたくせに、ほんの数分後には必死に口を押さえまくりの里美。
「これヤバい!ヤバい!ヤバいってば!!」
本気で気持ち良過ぎたらしい。
頭を抱えるような仕草をしたり、タクを振り向きながら必死に訴えてた。
それを良い事にタクは「アナルまでヒクヒクしてるなぁー」とか言って苛めるんです。
「そんなに声出したらバレるぞ」とケツをパシッと叩いた時「あぁんっ」と喘ぐ里美にはビックリした。
普通なら「いたっ!」とかそんな反応でしょ?なのに里美は完全に喘いだんですよw

オルガに目覚め始めた里美に、タクは絶妙なタイミングで焦らしを与えて行きます。
その焦らしにハマりだした里美は、多分無意識にオネダリまでしていました。
「ヤメないでっ」とか「もっと・・」「そこっ」とか言うんだから最高です。
酒が入ってたから気も大きくなってたんだと思うんですよね。
「おいおい、こいつまだ勃起してんじゃん、見てみ?」
「やだぁーっ・・」
「コイツのデカいの知ってる?マジでデカいから触ってみ?」
「いいーよぉー、もう・・」
「ヤメちゃうぞ?ほら・・・・触ってみな?コイツ寝たら起きないから大丈夫」
「えぇー・・・」

ここで触ってくる子はそう多くないんですが、里美は簡単に触ってきました。
スエットの上からだったけど、勃起したチンコの竿をムギュッと握ってきました。
思わずビクンと反応してしまいましたが、里美はガッチリ握っています。
「な?デカいだろ?」
「んっ・・・」
「ちゃんとシコシコしてやれって」
タクは巧みにオルガを操作していました。
気持ち良くなると手にも力が加わるのか、ムギュッと時々強く握ってきます。
軽くシコシコとシゴいていた手は、いつの間にか普通に手コキしてる状態になって行きました。

ここから最終段階です。
俺は唸りながらスエットの中に手を入れました。
その瞬間里美は手を離したんですが、俺はその代わりにチンコを露出しました。
ビロンッ勃起したチンコを露出したわけで、目の前で見てた里美はビックリだったと思います。
それを見たタクが作戦通り激しくオルガを動かし始めたようです。
また曇った喘ぎ声を洩らす里美に、「ほら、握ってやらなきゃ」と誘うタク。
何度か拒否していた里美は、諦めたのか直でチンコを握ってきました。

後から聞いた話だけど、どうやら里美は膣の奥でイクのを経験してたみたい。
オルガスターでその奥にあるポイントとクリトリスを同時に攻めると、自らケツを突き出してくるんだって。
もっとして!と言わんばかりに押し付けてくるからMAXで攻めるとアナルもヒクヒク痙攣する。
それを焦らすように繰り返すとケツをクネらせてくるらしい。
「もうイキたい?」
「んあっっんっ・・・イキたいっ」
「イカせてあげようか?」
「うんっっイカせてっっ」
もう完全に崩壊してしまった里美は、タクに何度もイカせてと懇願してた。

「じゃ?こいつのチンコ咥えながらイッてみなよ」
「やだぁーっ!なにいってんのぉ」
「イキたいんだろ?ほらほら・・」
「ちょっとっ!んっっ!!あふぁっっっぅっ」
「咥えろって」
「はぁぅぅんっっ」

こんなアッサリ咥えるとは俺もタクも思って無かったです。
普通ならこんな事を何度か試すんです。
なのに里美はイキたい一心で俺のチンコを咥えてきました。
亀頭をパクリと咥えた里美、それを見たタクは今度こそ遠慮なくオルガを動かし始めました。
猛烈な勢いで亀頭を吸い込むもんだから、堪らなく気持ちが良いわけです。
俺は今か今かと起きるチャンスを伺っていました。

タクのオルガ使いに堪らなく昇天しそうになった里美。
「イク?イクならちゃんとイクって言わないとヤメちゃうよ?」
ちゃんと里美は言われた通り言ってくれました。
「イキそうっ!んやっ!!イキそうっっ・・んぁぁぁっぅっっ!!」
咥えては喘ぎまた咥え、喘いでまた咥えて・・・今までこんな反応してくれた女の子はいませんでした。
「イクッッ・・・!!」と思いっ切り亀頭を吸い込んだ瞬間、俺はガバッと起きました。

あのスローモーションのような光景は今でも覚えています。
起き上った俺にビックリした里美は、瞬間的に亀頭から口を離しました。
俺を見上げる顔はお化けにでも出会ったかのような表情です。
スカートを捲り上げて真っ白なケツをタクの方へ突き出した四つん這い。
タクは俺に目線を向けてはいましたが、特にビックリした表情は当たり前だがない。
左のケツを左手で掴んでいたらしく、右手はもちろんオルガ。

ケーキにまつわる悲話

ケーキ入刀のとき、がちがちに緊張した新郎が新婦のドレスを踏む
→新婦が顔面から盛大にケーキに飛び込み、台の角で鼻を打って鼻血ぶー
→ケーキが倒れて、上のほうの飾りがカメラマンの頭を直撃、額から血がぶしゅー
→阿鼻叫喚の中、年寄り(90歳)が心臓発作で倒れる
→助けようとした年寄りの妻(85歳)が支えきれずに横転、足が変な方向に
→救急車呼んだら、何故か消防車が3台も着て大騒ぎ

結果:
新婦→骨に異常ないものの鼻が真っ青
カメラマン→5針縫った上に、落ちたカメラが再起不能
年寄り(90歳)→幸い、後遺症もなく退院
年寄り妻(85歳)→骨折かと思ったら何にもなってなくて、念のためシップ貼られた

いやー、ウェディングケーキって全部が食べられるところじゃなくて
上のほうは全部偽物なんですね
あんなに痛いなんて知らなかった・・・

後日談があって、この夫婦はもう一度披露宴やりました

新郎がどうしても新婦に申し訳なかったようで
新婦の怪我が治った頃にまた披露宴をやりますと
バブルの頃で景気がよかったからできたことかもしれない

治療費とカメラの弁償代は既に頂いてたのだけど
お詫びのつもりなのか、破格の代金での依頼でした
なので気合入ったけど、さすがにケーキ入刀の場面はいやな汗が出たw

自分カメラマンならそう書いとけば良いのにw
大変でしたね
結構大怪我ですよね、5針

すみませんw

男だからってかなり遠慮なく縫われた感じですね(思い込みかも知れんけど)
もう四半世紀も前の怪我なので、既にしわに隠れてみえなくなってしまいましたorz
それまで動物や植物ばかり撮らされてて、初めて頂いた結婚式の仕事なので
「やっちまった。これでもう結婚式の仕事もらえないかも・・・」と
怪我よりもそればっかり気にしてました
(結婚式ってお祝い事なので、給料よかったんです)

あーケーキって全部本物じゃないんだよね
切るところだけ本物を置いてて、他は切れない素材でできてる
しかもすかすかのスポンジかと思いきや、意外と重量がある(中に何が入ってるんだ?)
嫁弟の結婚式のとき、甥っ子(嫁兄の子3歳)が「おっきーケーキ!」と興奮してケーキに突進したんだけど
台に衝突してケーキが倒れてきたんで、慌てて甥っ子に覆いかぶさったら俺の腰の辺りにケーキ落下
ケーキの頂上に置かれた陶器の人形(重い)とガラスの細工物(角が鋭利)が頭に降ってきて
いやもう痛いのなんのww
甥っ子に直撃してたらと思うとぞっとしたよー

ケーキつながりってことで親戚の結婚式のときのこと
泥酔状態のおっさん(新郎親戚)が「デザートまだか。甘いもんよこせ」と大騒ぎしたのを
スタッフがそれとなく部屋から追い出してくれたんだけど
ケーキ入刀の写真撮影のときにどうやったかこっそり戻ってきて
「なんで俺には食わせてくれねーんだよ!」と叫びながらケーキに凸

怯えた新婦が「きゃああああ」と叫びながら大上段にナイフを振り上げて
それ見ておっさんも「きゃあああ」と悲鳴
へたり込んだところをスタッフが取り押さえて退場
新婦は新郎と介添えが取り押さえて、お色直しですって退場したけど戻ってこなかった
で、そのまま新婦体調不良のためお食事会にシフトチェンジ
新婦は剣道有段者で全国でも有名な人らしく、その大上段を真正面から見たおっさんは
さぞ怖い思いをしただろう、反省しただろう・・・と、新婦母が真顔で語ってた

おっさんは元々超甘党なのに糖質制限?(よく知らんすまん)で甘いものを食べられなくて
今日だけはと周囲の止めるのも聞かずに思う存分楽しむつもりだったらしいのだけど
デザートの前に泥酔状態になって、あの騒ぎになったとか・・・

最終的に新婦母が「あんな酒乱のいる家に娘をやれません」とぴしっと言って、入籍前だったこともあって破談に
当然、新婦は新郎に未練があったそうだけど「あんなおっさん一人抑えられない男のところに嫁ぐなんて」
との新婦母の一言で一気に冷めたそうで、その後新郎がいくら連絡を取ろうとしても梨のつぶてだったとか

ちなみに自分は新郎従妹で、新婦とは幼馴染(なので式後の話も新婦から聞けた)
御祝儀返ってくると聞いたのにいつまでも返ってこないから、他の従兄弟たちと相談して
新郎母に訊ねてみたら、なんと「新郎の傷心旅行に使っちゃったから返せません★」と
ものすごい返答があって脱力(仕事をやめて!スリランカに3か月滞在したそうだ)
自分の親も従兄弟親たちも相当怒ってたけど、縁切り代と思ってそのお金はあきらめた

>新婦は剣道有段者で全国でも有名な人らしく、
↑なんか他人事みたいになっててごめん

私は新婦とは部活が全く違ったので、剣道業界のことに詳しくなくて
ただ「新婦また優勝したんだ。おめでとう?」くらいしか知らない
でも剣道の雑誌とかに何度も出てて、テレビでインタビューされたり
警察からスカウトの話が来てたりしてた
(全国的に有名な子、というのもその辺りで聞いた)

うわぁ…新婦母の判断は正しかったね。そんな夫と夫家族じゃ絶対苦労してたわ

【寝取られ】20センチ巨根を入れられ、俺のチンポを入れる瞬間の10倍以上の声で叫ぶ彼女

巨乳の彼女は俺の短小チンポ(13cm)に満足していなかった。
友人Tの20cmぐらいある太チンをものほしそうにフェラする彼女。
友人Tが挿入した瞬間、俺とセックスする時よりも大きな声で喘ぎ、聞きたくないその後の言葉が「ああ?、大きい!」だった・・・

あれは俺が24才の頃、当時付き合っていた彼女で起こった事をここに書きます。

その頃、俺のマンションに幼馴染のTが、居候していた。
Tの実家は農家でその上、その町の地主さんでもありかなり裕福な家庭であった。
大学を卒業後、定職に付かずアルバイトをしては、溜まったお金で海外旅行へいくのがTの趣味だった。
俺の彼女とも何度も面識もあり幼馴染のTがまさか、俺の彼女に手を出すとは思ってもいなかった。

あれは、夏の夜の事です。
給料が入った最初の金曜日の夜に俺のおごりで三人で夜の街に繰り出し、二軒ハシゴをした後、俺の家でまだ飲む事になった。

コンビニで酒とつまみを買い狭いテーブルの上に広げワイワイガヤガヤ飲んでいた。
外で飲んでいた時は平常を保てていた俺だったがあまり酒に強くなく、家に帰った安心感からか、酔いと眠気が一気に襲いかかり眠くて仕方なく奥の部屋のベッドに転がりこんでいた。

遅くなったが俺の彼女は結構可愛いし俺的には美人だと当時は思っていた。
芸能人で言うと最近はテレビで見なくなったが山本梓に似ていたと今は思う。

付き合っていた彼女は当時22才、スタイルも良く、身長160センチ、胸はEカップの95cmの巨乳、揉み甲斐があって巨乳フェチの俺にはたまらない女だった。
巨乳だが、太っているわけでもなく、ウエストのくびれが、裸にすると際立ちエロい雰囲気を醸し出していて何度も抱ける女だった。

好奇心が強く、色んな趣味や免許を持っていた彼女だった。
俺の前にも数人の男と経験はあったようだが、大学卒業前のコンパで知り合ってから、2年とちょっと付き合いが続いていた。

俺が奥の部屋に入ってベッドに寝転んだときも、甲斐甲斐しく「大丈夫、お水持って来ようか?」と優しい言葉かけてくれていたが、俺が次に目覚めた時には、彼女の異常な喘ぎ声に『しまった!』と思った。
まだ頭はフラフラしていたが、気配をけしながら、襖に近づき気付かれない様に静かに開け隣を覗いた。

俺と彼女が座っていた二人掛けのソファーにTが彼女に覆いかぶさりキスをしていた。
彼女は胸を生で揉まれているところだった。
言葉では嫌がっている素振りをしている彼女だが、本気の抵抗には見えず、俺が悪戯して胸を揉んだ時と変わらない抵抗だった。

この時「なにやってるんだ!」と止めに入れば良かったのかもしれないが、なぜか、この後はどうなるのか!?
隣で俺が寝ているのに、まさか、最後までするのか?確かめたくて、息を殺して覗き見していた。

あろう事かこの先を想像して俺のチンポは痛い程勃起していた。
Tはキスをしていた口を彼女の服を捲り上げ、ブラジャーのホック外しこぼれ落た乳房が俺の目に飛び込んで来た。
Tは躊躇無く乳首に口を付け舌先で転がりしたり舐めはじめた。
「あっ、ダメよ、あっ、ダメ、ダメ、ダメだって!?」と、彼女は言うが、抵抗どころかTが乳首を愛撫するところを眺めているだけだ。
「あっ、あ?」彼女は、乳首を交互に吸われ、優しく両方の乳房を揉まれて感じていた。

なぜ感じていると解るかと言えば、彼女は、胸を愛撫され感じると、内側の太ももをすり合わせる仕草をするのだ。
今Tに愛撫の受け、脚がその動きをしている。
Tの動きが止まり、彼女のTシャツとブラジャーが取られ、彼女は上半身は、裸だ。
恥じらう様に腕で大きな胸を隠そうとするが、優しく両腕を開けられ乳首にまた口を付けるT、
愛撫を続けながら彼女のジーパンのボタンに手を掛け外そうとしていた。

「ダメ、ダメ、これ以上、ダメだって!」
言葉では抵抗しているが、ボタンは外されチャックが全開に開けられた。
だがピチピチのジーパンなので、Tが脱がそうとするが、そう簡単にはいかなかった。

Tが「好きなんだ、お願い、一度でいいから」と彼女の手を取り自分のはち切れそうな股間に押し当て「もう、我慢できない、一度でいいから」といった後、「嘘、なに?」
彼女の驚いた声が部屋に響き、Tが俺が覗いている部屋に目を向けた。

Tも焦ったのか「ちかちゃん、声が大きいよ」と小声で注意した。
「だってこれ」と、しっかりTのチンポを握りしめビックリした表情をしている。
「好きなんだ、お願い、一度だけでいいからさ?」
甘える様にTが手を合わせてまた言うと、信じられない言葉が、彼女から飛び出した。

彼女がズボンの上からチンポを握りしめながら「これ…見せて」といったのだ。

俺は『え?!』て、心で叫び、酔いも吹っ飛び、ショックでその場にへたり込んだ。
Tも一瞬、困惑の表情で「え!・・・ うん、いいよ」
ズボンを脱ぎ捨てゆっくりと脱ぎだした。

ズボンを脱ぎ捨て、異様に前の盛り上がっているボクサーブリーフをゆっくりと脱いだ。
ちかの目の前にTのチンポが、さらけ出された。

ちかの第一声の「凄い大きい!」と言う言葉に誇らしげに自分のチンポを見せつけているTに苛立ちを感じたが、その大きさは余りにも俺の物とかけ離れていた。
腹に付きそうなほど、勃起し、なだらかに反り上がった陰茎、太い血管を浮き上がらせた太い陰茎の先には、亀頭のカリが立派に張り出していた。

長さはたぶん20センチぐらいあるだろう、それも凄いがそれよりも、太さが際立って凄すぎる。
ちかの目は、それを物欲しそうに見つめていた。

いつか、きっと

男「まだ結婚を考えるには早いけどな」

幼馴染は病弱だった。

側にいたのは僅か15年。
懐かしい日々が頭をよぎる。

些細なことで笑い合ったこと。

互いの友人同士集まって遊んだこと。

そして、彼女と結ばれた日のこと。

心臓に欠陥を持ち、生まれながらに長くは生きられないと宣告されていた幼馴染は、こちらの願いとは裏腹に、呆気なく18年という短い生涯に幕を下ろした。

急死だった。

残されたのは、悲しみに暮れる彼女の家族と、呆然と立ち尽くす憐れな男の姿だけ。

時が経ち、人間とは現金なもので、日常生活で笑えるまでには心の傷は癒え、彼女のことを想う時間も減っていった。

恋人ができた。
歳の離れた幼馴染の妹だ。

新しい恋なんて綺麗事は言わない。

昔の女に縋るなんて滑稽だと思われるかもしれないが、彼女の面影を残す妹に、他人とは思えない感情を抱いた。

妹もきっと同じなのだろう。
姉の愛した人として興味を持ち、そして私を憐れんだ。

自分を通して、今は亡き姉の面影を探る私を『可哀想』とでも思ったのだろう。

姉の代わりと納得したうえで、私に愛される道を選んだのだ。

……私は、優しい情けをかけられたのだ。

やがて結婚し、子供が出来た。

女の子だ。

はじめての孫に両家の親は過保護なくらい接した。

女の子の名前は幼馴染と同じにした。

家族には辛い名前だと思うが、「今でも大切に想ってくれるなら、あの娘と同じ名前にしてください」と、彼女の両親から頼まれたのだ。

私や妻に反対の意思はない。

それどころか、きっと溺愛してしまうだろうなと苦笑する有り様だ。

それから18年の時が過ぎ――

42歳となった私は、立派に成長した娘がもうすぐ一人立ちする日を夢見ながら、同時に恐怖した。

娘は幼馴染と瓜二つの……まるで生き写しのようだった。

いつか幼馴染の姿をした娘が、仲の良い彼氏を連れてくるのかと思うと、耐えられそうにない。

娘は不思議と異性と付き合う様子を見せなかった。

「一生結婚しないから安心して」なんて冗談を口にすることもあった。

私が跳び跳ねるくらい嬉しかったことを、娘はほんの僅かでも気づいたろうか?

顔色を隠すのは得意だ。

絶対に心の内を悟られてはいけない。

自分の娘に恋をした中年なんて……救いようがないだろ?

思えば人生の大半で恋をしていた。
君と離れて24年。
断じて邪な思いではない。

ただ、もう一度話したい。

君と同じ姿をした少女に、あの日できなかった……言えなかったことを告げてしまいたい。

胸が熱くなる。

娘は君じゃない。

言っても無駄だ。困惑させるだけだろう。

もう一度、あの日に戻れるのなら……

きっと、その願いが叶うことはない――

進学が決まった娘が、とうとう家を出ることになった。

妻は「いつまで経っても過保護ねぇ」と、私の心情など見抜いたうえで、それでも私を立ててくれる。

見捨てないでくれて、ありがとう。

それでもふと思うんだ。

妻と結婚していなければ、

幼馴染と同じ顔の娘が生まれなければ、

私はきっと全てを忘れ、新しい恋人と結ばれ、新しい人生を笑って過ごしていただろう、と。

これは呪いなのかもしれない。

死後も監視されているような、解けない呪い。

妻の満面の笑顔を見ると考えずにはいられない。

一生を縛られているのは誰なのか、と。

娘が家を出る日がきた。

娘「ねえ、男」

娘が私の名前を呼ぶ。
はじめてのことだ。

娘「もう、平気?」

言っている意味がわからない。

娘「ずっと辛そうだから」

男「そんなことないさ」

娘「私といて……幸せだった?」

男「……ああ。当然だ」

娘「そう」

娘「……急にいなくなって……ごめんね」

男「……いいさ。大学、楽しめよ?」

娘「……ずっと苦しんでいたんだね」

男「……?」

娘「私を想って……」

男「!?」

違和感が確信に変わっていく。

娘「「「いつか結婚しようね、私たち」」

娘「そう言うと貴方は、恥ずかしそうに「まだ結婚を考えるには早いけどな」と流していたね」

男「な……っ!」

覚えている。

忘れるはずがない。

だってそれは、彼女が亡くなった日のやり取り。

そして、私の後悔の証。

男「……幼馴染……なのか?」

娘(幼)「うん。久しぶり」

男「「……変わらないな、幼は」」

声が震える。

幼「男は……うん、かなり老けたね」

昔と同じ微笑み。

男「ああ。お前がいないから、こんなおじさんになっちまったよ」

幼「ごめん。でも老けても男はかっこいいよ」

男「お世辞はいい」

幼「ははっ」

夢に見た時間。
もっと気の利いたことを言え!
最後かもしれないんだ。
奇跡の時間を無駄にするな。

幼「妹を幸せにしてくれてありがとね」

男「…………」

卑怯だ。
何も言えない。

幼「いや、怒ってないから!……私こそ勝手にいなくなって、男に文句言えるような立場じゃないって」

男「……知ってんだろ?」

幼「妹が私の身代わりだって?」

男「ああ」

幼「それでもきっと、男の妹への愛は……本物だから」

男「……ああ」

幼「だから……男を解放してあげる」

男「?」

幼「いつか結婚しようね、私たち」

あの日の後悔。その再現。

そうさ。いつだって、私のそばには優しさがあった。

あの日、言いたくて
言えなかった台詞――

『ああ。結婚しよう』

男「悪いな。他に大切な奴が……できちまったらしい」

優しさは罪だ。誰も幸せにはならない。

男「だから……今生では無理みたいだ。もし……生まれ変わったら……そんな都合のいい世界があったとしたら……わた…俺と……」

男「俺と、結婚してください」

幼「はい。よろこんで」

幼馴染の満面の笑顔。その瞳からは涙が零れて――

幼「これは夢。貴方を縛っていた悪い魔女は……もうすぐ消える……」

男「いやだ!まだ……まだ行かないでくれ……」

幼「貴方は弱さを受け入れて、それでも未来を選べる人。今大切にしてるものを守って?」

幼「私に情けない顔は見せないで。ね?」

男かっこいい

幼い頃の思い出が甦る。

好きだよ、男

やれやれ
いくつになっても
かっこつけたい時があるって――

男は一生子供だ。

男「またな!」

俺は変わらない。
あの日から根本は何一つ。

バカだからな、俺は

愛に捧げる人生も……悪くない――

幼「また会えるから」

男「当然だ。俺たちは来世の夫婦なんだから」キリッ

これが、おっさんになってしまった俺の、精一杯のかっこつけ。

男「他の男と結ばれたら許さないからな!」

幼「男がそれ言う?」クスクス

男「娘も嫁にやらない!」

幼「うわ、最低の親だ」

男「俺は親バカだからな!」

幼「もう大丈夫だね」

慈愛に満ちた表情。

これが今生における最後の時間ってやつなのだろう。

奇跡のような一瞬の夢。

男「俺を誰だと思ってる!お前の未来の旦那だぜ?」

幼「ありがとう。男に出会えて、恋をして。短い人生だったけど、私は幸せでした!!」

俺というちっぽけな存在が、少しでも幼馴染の救いとなったのなら――

俺の人生は無駄なんかじゃなかった。

男「こちらこそ、ありがとう!」

虚空に向けて。

娘「父さん?泣いてるの?」

男「……長い夢を見ていたんだ。長い長い夢を」

娘「うん?」

涙を拭う。

男「母さんと久しぶりにデートでもするかなー」

娘「うわ、ずるーい!私もどっか連れてってよ?」

男「よし!3人でデートすっか!」

娘「……犯罪の香り」

守るもののある俺は、まだそちらには逝けないけれど。
胸を張って君と再会するために。
今は精一杯生きるよ。

バイバイ

幼馴染の女の子との淡く切ない恋

俺の名前は浩二。ぶっちゃけ本名だ。漢字は違うけど。
本当は偽名使ったほうが良いんだろうけど、ちょっと名前が重要な話なんで変えれなかった。
俺には幼馴染の女の子が居た。というか居る。
親同士が仲良くて物心が着いた時から一緒に居た。
記憶には無いけど一緒にお風呂にも入ってたらしい。
小さい頃のアルバムは殆ど彼女と一緒に写ってる。
家が隣で朝起こしにくる。なんてことは無かったけど、それでも家はほぼ真向かい。

正直可愛い方ではない。
ただ決して不細工でも無いとは思う。
100人に聞いたら、90人くらいは「まぁ……普通」って言う感じ。
うっすらそばかすもあるし、眉毛も太い眼鏡で野暮ったい地味な女の子だった。
その所為で実は奥二重なぱっちりした瞳の存在はイマイチ知られていなかった。

彼女の名前は別にどうでも良いや。恵子にしておく。
恵子は昔から俺に「こーちゃんこーちゃん」と言っては、まとわりついてくる奴だった。
幼稚園くらいまでは妹みたいで、それなりに可愛がってた記憶がある。
でも小学校の低学年ころから、まぁ定番の展開。
「女子と遊んでる?」と馬鹿にされるのが嫌で、小学校時代はそれ以降少しづつ疎遠になってった。
一緒に帰ろうと誘ってくる恵子に、邪険な態度を取る俺。
肩を突き飛ばして「あっち行け!」とか。
その度恵子は「何で?何で?」と言い泣きじゃくってた。
それでも毎日「こーちゃん帰ろ?」と懲りずに誘ってきたが。

流石に小学校高学年になるころには、人前では寄ってこなくなった。
週末なんかは必ずお互いの部屋を行き来して、二人で遊んだりもしてたけど、この頃にはもう無かった気がする。
それでも互いの家族同士で旅行に行ってたりはしてたけど。

そんな感じになっても、恵子は毎年俺の誕生日、クリスマス、そしてバレンタインには、必ず手作りで何かくれてた。
マフラーやチョコ。
いつも不器用で下手糞の出来だったけど、毎年少しづつ上手くなっていくのが手に取るようにわかったし、そして何より技術の拙さを手紙や包装なんかの懲りようでカバーしようと、一生懸命作ってる恵子の姿がありありとわかるものばかりだった。
俺は親に言われて仕方なく、小遣いを渡されて適当に買って渡してた。
高学年になると、買って渡したと嘘をついて、その小遣いを自分のにするようになった。

それでも恵子は何も口にはしなかったけど、誕生日なんかはちらちらと寂しそうにこっちを見る視線は感じてた。

小学5年くらいだったか。
バレンタインのチョコをいつもどおり、放課後、家の前で貰った。
恥ずかしいから絶対学校でそういうの渡すなよって言ってあったから。
恵子は俺のそういう勝手な言い分も、寂しそうな笑顔で了承してくれてた、
それでその時は、偶然クラスメイトが遠くの曲がり角に見えた。
別にこっちを見ていた確証は無かったけど、俺は咄嗟に手を突き出し「いらない」とだけ言って帰ろうとした。
恵子は「え?なんで?」と悲しそうに目を潤わしたけど、俺は逃げるように家に帰っていった。
部屋に戻って外を見ると、まだ元の場所に突っ立ったまま、泣いている恵子がいた。

次の日当然女子達につるし上げにされた。
恵子はずっと俺をかばってくれてたが、とある女子の一言
「恵子ちゃんは浩二君と結婚したいって言ってたんだよ!」
勿論小学生の戯言だけど、幼稚園のころは、恵子からそういう事を直接よく言われたことを覚えてる。

でももう小学5年生で、そんなことを休み時間に教室で言われて男友達から冷やかされていた俺は逆上した。
「うっせーブス」と恵子に向かって悪態をつくと、恵子は膝から崩れ落ちてむせび泣いた。
当然それから疎遠になった。
恵子の親も、それを聞いたんだろう。
その年から家族同士の付き合いもなくなった。
別に親同士の仲が悪くなったわけじゃないし、俺が恵子の親から嫌われたわけでもないが。

中学の3年間は、一度も口を利かなかった。
毎朝登校時、必ずといっていいほど家の前で顔を合わせたが、気まずそうにお互い視線を逸らしていた。

高校も一緒になった。
しかも一年の時一緒のクラスになり、そこで漸く数年ぶりに言葉を交わした。
掃除の班が一緒になり、たまたま二人でゴミを出しにいかなければならなくなった。
気まずい雰囲気の中、俺はずんずんと歩いていった。
後ろからは恵子がとてとてと一生懸命ついてくる足音が聞こえていた。

ゴミ捨て場について、ゴミ捨てて、そんでさっさと帰ろうと踵を返すと、「ごめんね」と後ろから声がかかった。

俺は首だけ振り返って、でも視線は合わさず
「は?何が?」
と答えた。
「こーちゃんがここ受けるって知らなかったから……」
「別に俺の許可要らないだろ」
「……本当?じゃあまた話しかけたりしてもいい?」
「別に」
そんな会話の後、恵子は泣いていた。
その時だけちっちゃかった頃に戻った感じ。
頭撫でて、鼻水拭いてやった。
俺もずっと罪悪感が残っていた。
なんて幼稚だったんだろうと。
でも仲直りのきっかけがずっと掴めなかった。
嫌われてると思ってたから。
俺から話しかけて、無視されるのがずっと怖かった。
でも恵子は、そんな俺のしょうもない虚勢を張った冷たい対応にも、泣いて喜んでくれた。

それからの俺と恵子の高校生活は、周りの友人から
「付き合ってるんでしょ?」
といつも言われるようなものだった。
といってもお互いの都合が合えば、ときどき一緒に登下校する程度だったけど、それでも誕生日やクリスマスのプレゼント交換も復活した。
テスト前には互いの部屋で一緒に勉強する。
そんな程度。

恵子の見た目は相変わらず野暮ったかったけど、それとなく指摘すると、徐々に変化していった。
それも眉毛を整えたり、白の無地の靴下から紺のハイソックスに変えたりとかその程度だけど。

それでもやはり素材は決して悪くはなかったんだろう。
2年になるころには結構男子とかに話しかけられるようになって、さらにはバイト先では他校の男子に生まれて初めて告白されたと俺に相談してきた。
一人で街にいるとナンパもされるようになったと、いちいち俺に報告してきた。
そういうのを聞くたびに、俺は興味無い感じで
「ふーん。良かったじゃん」
と流していたが、本当は内心危機感でいっぱいだった。
その頃には、俺は恵子が好きになりかけていた。
それは昔の行いによる罪悪感も手伝ったのかもしれない。
それでも俺は、いつの間にかその地味で野暮ったい女の子が、本当に少しづつだったけど、女性になる様子を一番間近で見ていき、そして幼馴染を異性として意識していった。
出来れば恵子のことをそう思いたくなかった。
妹同然の存在だったから。
クラスメートの男子から
「恵子ちゃんって彼氏いんの?」
と聞かれる度に焦燥感が湧き上がり、やがて俺は恵子が好きなんだと自覚した。

でも俺はそれを恵子に伝えることが出来ずにいた。
今更…という気持ちと、今の関係を壊したくないと打算があったから。
でも自惚れとかではなくて、恵子も俺の事をそういう風に見てくれてたと思う。
告白なんかは全部断っていたし、恵子の友人なんかからも、
「早く付き合ってあげなよ」
みたいな事をよく言われた。
一度恵子からも
「こーちゃんは好きな人とかいないの?」
と聞かれた。
恵子の部屋で、恵子が作ってくれたお菓子を食べてたと思う。
恵子は見てて気の毒なくらい顔が真っ赤だった。
俺はどうにも照れてしまい
「そんなん興味ないから」
と硬派ぶってしまった。
恵子はどちらかというとほっと安心したように
「そっか」
と笑っていた。
しつこいくらい
「こーちゃんはモテるからいつでも彼女できるよ」
とも言ってきた。
実際これっぽっちもモテてなどなかったが。
一応補足しておくと、会話は照れてぶっきらぼうだったけど、恵子のことをちゃんと大切にしていた。
初めてのバイトの給料は、恵子に高いオルゴールをプレゼントした。
渡した時ずっとぽろぽろ泣いてたのを今でもはっきり憶えてる。

なまじっかそんな感じだったもんだから、俺は特に焦らずその内自然に付き合えるようになるだろうと、タカを括っていた。

大学も一緒のとこに進学した。
どちらからともなく進路を相談しあい、ごくごく自然に一緒のところに行こう、と約束して実際そうなった。

大学でも一緒のサークルに入った。
同級生は勿論、先輩達にも
「付き合ってるんじゃないの?」
と冷やかされた。
俺が「旦那」で、恵子が「嫁」とあだ名をつけられた。
あくまで付き合ってはいなかったけど。

入学して半年ほど経ったころだろうか、サークルで飲み会があった。
俺と恵子がいたサークルは珍しく(?)他人に酒を無理強いする雰囲気が一切ない飲み会をするサークルだった。
俺と恵子はそれまで酒なんて飲んだ事が無かったので助かっていた。
流石に二十歳まで飲むのは控えよう、なんて考えていたわけじゃない。
ただ二人とも好奇心が旺盛があまりない、保守的な性格だったってだけ。
ただその日は、少しくらい飲んでみようか、と二人で話していた。
別に理由は無い。なんとなく。
誤算だった。
初めてだったって事もあったと思う。
俺と恵子は、ものすごく酒に弱かった。
いや一口飲めば卒倒するくらいの弱さなら、逆に良かったんだろう。
怖がりながらチビチビ飲んで、少し気が大きくなってっていうのを繰り返し、限界がわからずチビチビチビチビ飲み続けていた。

俺は気がついたら先輩の家で寝ていた。
見事に潰れていたらしい。
恵子はどうなったかを聞くと、別の先輩が介抱してたとのこと。
携帯を見ると、恵子の家から何度も留守電が入っており、家に帰ってこないと心配する声だった。
俺はその旨を伝えようと電話すると、すでに帰ってきたとの事。
後日、恵子はすごい怒られたと言っていた。
女の先輩の家に泊められたと言っていた。
俺はその言葉を何も疑わず日常に戻っていた。

ある日、その女の先輩にふとお礼を言った。
「そういえばあの時恵子を泊めてくれてありがとうございます」
って。
でも先輩は不思議そうに
「え?あたし知らないよ?」
と言った。

その時一緒にいた別の先輩が、その先輩を肘でつつき気まずそうに視線を送っていた。
先輩は慌てて
「あ、ああそうね。うんそんなのあったね。全然大丈夫だよ」
と言った。
その雰囲気の意味は、その少し後にわかった。

それから数日後、サークルの先輩(イケメン)に話があると言われ呼び出された。
会うなり
「お前って恵子ちゃんと付き合ってるわけじゃないんだよな?」
と尋ねられ、それは何度もしつこく繰り返し念を押された。
俺はその問いを肯定すると、先輩ははぁ?っと息を吐くと
「あ?本当にそうだったんだ。いや良かったよ。実は前に恵子ちゃん酔いつぶれただろ?俺も酔ってたからさ。部屋に連れ込んでやっちゃったんだよな。いやでもそれなら良かったよ。なんかあの子初めてだったしさ。結構可愛いのにビックリしたよ。」

ひゅっ、と心臓が縮まるのを感じた。
俺はその言葉を現実として捉えられなかった。
逃げ出したいのに、先輩から目が離せなかった。
俺は無意識に
「あ、そうなんですか?」
とだけ呟いた。
勝手に言葉が口から出た。
それ以外は何も出来なかったけど。
先輩は俺と恵子が付き合ってるわけではないと知って、だいぶリラックスした様子で話をつづけた。
「お?おお。でも本当意外だったなぁ。彼氏とか居なかったのかよ?まぁ俺が最初っていうか、濡らしてバイブ突っ込んだら血が出たからびびったんだけどな(笑)」
とだけ言った。それだけ覚えてる。
気付いたらトイレに篭っていた。
絶え間ない吐き気に襲われたけど、吐けなかった。
ずっと学校のトイレに立てこもってむせび泣いてた。

それからも恵子はいつもと同じように振舞っていた。
学校でも俺を見かけると、とてとてと走りよってきて、
「こーちゃん」
と呼びながらにこにこしてた。
でもその笑顔は、やはりどことなく陰があるというか、明らかに無理をしている笑顔だった。

俺はこの件をむし返すのはやめた。
恵子のこの態度も、全て無かったことにしたいという事なんだろうと解釈した。
正直もう話は聞きたくなかったけど、イケメンの先輩にも本当に無理矢理では無かったかだけを確認した。

先輩の話では、なんとか自分一人で歩ける程度には意識はあったけど、呂律が回らない等の酔いは残っていて、服を脱がしたり愛撫されてるときも、
「駄目ですよ?」
とは言うものの、身体に力は入っておらず、どこか半分夢見心地な感じだったらしい。
出血はしてたものの、やってる時もそれほど痛がっていた様子は無く、キスをすると最初は嫌がって首を振っていたけど、そのうち自分から首に手を回してきて、舌も受け入れたとのこと。
当然キスも初めてだったはず。

やがて酒が抜けるとオロオロとしだし、それでも照れ笑いを浮かべて恵子の方から
「無かったことにしましょう?」
と提案してきたそうだ。
先輩はその態度からもう一度いけると判断したらしく、押し倒そうとしたら、頑なに拒否されたので止めた。
そして家まで車で送っていったら、その車中でぼろぼろと泣き出してしまい、ずっと俺に謝っていたらしい。
「ごめんねこーちゃん」
ってずっと繰り返してたらしい。
それで先輩が恵子に俺の事が好きかと尋ねると、しゃくり上げながら何度も頷いてたので、普段の様子もあって、それで俺達が付き合ってると思い、俺に謝罪をしてきたとの事。
その日から、謝罪した日までは一ヶ月くらい間があったけど、ずっと悩んでいたと言っていた。

後から知ったことなんだが、恵子はイケメン先輩との一件以来、サークルの部長に相談をしていたらしい。
部長は堀江貴文にそっくりだが、内面は穏やかで気さくな、リーダーシップもある頼れる部長キャラだったから、あまり男慣れしていない恵子も、入学当時からわりと親しくしていた。

恵子はずっと俺が好きで、でも他の男とそうなってしまったことで、一人で抱えきれない罪悪感を背負ってしまったとのこと。
酒が入っていたとはいえ、きちんと拒みきれなかった自分にも責任があると、深く自己嫌悪してしまったらしい。
しかし当然俺に対して相談など出来ず、その捌け口は部長にだけ向けていた。
「こーちゃんが好きだけど、あたしに付き合う資格があるのか」
といったことを毎日のように涙ながらに相談されていたらしい。
でも俺と会うときは、そんな顔など一切しないように努めて。

部長はある日俺を飲みに誘い(当然俺はもう飲まなかった)そう相談されていると教えてくれた。
俺が神妙にそれを聞いている間、部長の酒は進んでいた。
やがて顔を真っ赤にした部長は、突然俺に頭を下げて
「俺のことを殴ってくれ」
と言った。
部長の告白は続いた。
入学当時から恵子のことをずっと好きだったこと。
恵子のそんな心の隙間をついて、何度か和姦気味に押し倒した。
そして身体を重ねながら、何度も愛を伝えた。
俺が恵子に告白してから2週間後くらいのことだった。

最初は結構強引だったと言っていた。
恵子は
「それだと同じことの繰り返しになる」
と必死に拒んでいたらしい。
でも必死に自分の気持ちを伝えながら、何度も迫ったらやがて受け入れてくれるようになったと。
恵子が感じてるであろう自分への恩情を利用するような事もした、
と部長は自分で言っていた。
ただし最初の頃は、受け入れながらも、時折涙を流していたとのこと。
「これで最後にしてくださいね」
と恵子はいつも言っていたとのこと。
でもどうしても恵子が好きで、諦めずに何度も誘っては押し倒し、多少強引にでも肌を重ねて、気持ちを伝え続けていたと。

勿論今でも本気だから、と謝罪と同時に宣戦布告された。
俺はそれを聞いて、怒りよりもまず自分に失望した。
ああ、これは俺がしなきゃいけなかった事なんだな、と。
何をかっこつけていたのだろうと。
部長を責める気は一切無かった。
別に卑劣とも何とも思わなかった。
どれほど強引だったかはわからないが、少なくとも力づくで、ということではないということだったから。
ちなみにイケメン先輩は自分からサークルを辞めた

俺は恵子にもう一度気持ちを伝えた。
恵子は前回と同様の返答をした。
俺は全て知っていると伝えた。
イケメン先輩の事も、部長の事も。
それを聞いた恵子はショックを受けた様子だったけど、俺は
「それでも関係ない。お前が好きなんだ」
と何度も繰り返した。
恵子は黙ったままだった。
俺はもうなりふりかまってなどいられず、恵子を抱きしめた。
大きくなってから初めて抱きしめた恵子は、暖かくて、柔らかくて、そして何より頭がクラクラするような甘い匂いがした。

俺の腕の中で、恵子は少し身を捻る素振りをみせたが、俺は構わず抱きしめ続けた。
恵子は
「…こーちゃん…お願い…離して」
と呟いた。
女が男を拒絶する「駄目!」とか「いや!」といった感じではなく、それは静かな、まるで母親が子供をを諭すような口調だった。
俺は心が痛くてたまらず離してしまった。
しばらくずっと無言だった。
やがて恵子から口を開いた。
「これでさ、こーちゃんの事まで受け入れちゃったらさ、あたしさ、どうしようもない馬鹿な女の子になっちゃうよね……」
「ごめんねこーちゃん」
「部長さんとちゃんと付き合うね」

それからも、俺は諦めず恵子に気持ちを伝え続けた。
最初は俺の前だと、部長と話もしなかった恵子は、そんな俺に業を煮やして、俺の前で部長と楽しげに喋ったり、見せ付けるように手を繋いで歩いたりした。
それらの行動は恵子から提案されて、あえてやっていると部長本人から聞かされた。
俺に諦めてほしいからだと。
恵子はそんな事をする度に、後ですごく落ち込んでいたらしい。
それを見かねた部長から、
「もうこれ以上苦しませないでやってくれ」
と頼まれた。
俺はようやくそこで、完全に失恋したんだとわかった。

それでも俺はサークルを辞めることは無かった。
そうすると余計恵子を傷つけると思ったから。
だから普通の幼馴染として、接していけるように努力した。
恵子と部長が付き合い始めて半年ほどが経つと、部長はサークルを引退した。
俺はそれに正直安堵した。
サークルは定期的に昼休みに部会のようなものがあったのだが、付き合って半年も経つと、二人同時にそれに不参加したりしてそれを周りが
「あいつら今頃やってんじゃねえの?今日まだ学校来てないよな?」
などと冷やかすと、それを
「でも実際昨日恵子ちゃん泊ったんでしょ?」
と返す声があったりした。
それで午後から二人で手を繋いで来たりとかがあったから。
そんな二人の姿を見るたびに、俺は二人から目を逸らしていた。

一年経つと、恵子は俺のことを浩二君、と名前で呼ぶようになった。
「なんか子供みたいで恥ずかしいから」
との事だった。
それと同時期、合宿があったのだが、そこには元部長も来ていた。
夜は当然盛大な飲み会になったのだが、途中で元部長が恵子を連れて宴会場から出て行くのが見えた。
誰からが「ゴム持ってんのか?」と野次を飛ばした。
元部長はそれに対して親指をぐっと上げて答えていた。
恵子は顔を真っ赤にして、元部長の肩を叩いていた。

その頃には俺も流石に失恋を引きずっていたわけではないがどうにもいたたまれなくなって旅館から出て外を散歩していた。
帰ってくると、玄関先から、裏の方になにか人が集まっているのが見えた。
サークルの男子達だった。
先輩の一人が、無言で俺に手招きして呼び寄せた。
俺がその集団のもとへ行くと、俺に手招きした先輩がニヤニヤしながらカーテンが閉まっている一つの窓を親指で指した。
俺は言われるがままに近づくと、窓がほんの少し数cmだけ開いていた。
振り向くと、「俺がやったんだぜ」とでも言わんばかりに一人の先輩が自分を親指で指していた。

中からうっすらと喘ぎ声が聞こえてきた。
それだけじゃない。
「こーちゃん……こーちゃん……」
と切なそうに懐かしいあだ名を呼んでいた。
元部長の名前は孝一だった。
これも後から聞いた話だけど、俺がいないところでは、恵子は彼氏をそう呼んでいたらしい。
俺には先輩とか部長と言っていた。
そもそもは、彼氏がそう呼ぶようお願いして、でも恵子はそれを頑なに拒否していたらしいのだが、いつのまにか、俺の前ではそう呼ばない、という約束でそう呼ぶようになっていたらしい。

中からは断続的に「あ…あ…あん…」と甘い喘ぎ声が聞こえてきて、
その合間にも「こーちゃん……好き……」と、愛の言葉が聞こえてきた。
やがてその覗きは、他の女子に見つかり解散させられたが、その後は誰かの部屋に集まり、それぞれがどんな事を聞いたかを酒の肴にゲラゲラと笑っていた。
元部長の声は「フェラして」「乗って」とあとはふんふんと鼻息の音しか聞こえなかったとのころ。
恵子は「ゴムは……?」としきりに繰り返して口にしていて、その後元部長の鼻息が止まると「もう……」と怒るような声が聞こえたとの事だった。
俺が聞いたのは、2回戦だったらしい。

その1時間くらい後、廊下で浴衣姿の恵子とすれ違った。
「浩二君もこれからお風呂?」とにこにこしていた。
特に変わった様子が無いのが逆にショックだった。

それからは大学を卒業するまでは、もう幼馴染というよりかは、普通の友達といった感じになっていった。
俺達が卒業するころには、もう恵子は彼氏のことを、俺の前でも「こーちゃん」と呼ぶようになっていた。
俺に彼女が出来たというのもあるんだろう。
元部長とイケメン先輩のイザコザとかあったけど、最早俺は完全に蚊帳の外だったので割愛。

とにかく、卒業後は俺が遠方に就職したってこともあって、疎遠になったのだが、ついこの間、同窓会があって、そこで久しぶりに見た恵子は、相変わらずどことなく地味だったがもう立派に洗練された一人の女性だった。
綺麗だ、と思った。
大学卒業まで一緒にいた俺でさえ、少し溜息をついてしまうのに、高校時代しかしらない同級生たちは元々の印象からの衝撃ゆえか、次々と恵子の元へ寄っていってた。

恵子は俺をひと目確認すると、とてとて走りよってきて、
「こーちゃん久しぶり」
とにこーっと笑った。
それから卒業後の話を少しすると、まだ元部長と続いているらしく、俺は
「こーちゃんって言うと嫉妬するんじゃない?」
と冗談めかして言うと
「んー?大丈夫じゃない?今は『パパ』って呼んでるしね」
と言うと、左手で自分のお腹を撫でながら、
「えへへ」
といった感じで笑い、
「3ヶ月」
とだけ言うと右手でピースした。
「もちろん式は出てくれるよね?」
と昔を思い出させる笑顔で尋ねてきた。
手作りのプレゼントを渡してきた時の笑顔だった。
俺にも結婚の話がある彼女がいるが、それでも何故か、少しだけ胸が痛んだ。

幼馴染みのおかげで生きる決心がついた話

出会いは小学校低学年の時、俺が幼馴染みが住む街に引っ越してきたとき。
第一印象は「明るいけど不細工な子」だった。

引っ越してきた理由は親の離婚。物心ついた時には既に不仲で、家の中は常に険悪な雰囲気だった。
おかげで表の自分と裏の自分が周りに比べて、随分早い時期に出来上がったように思う。
これが後々問題になってくる。

そんなこんなで、新しい生活が始まったわけだが、幼馴染み…不細工な子とは家が近くて通学バスが一緒だった。(これからは幼と書くことにします)
それから話は飛んで高学年になった頃…女の子が恋愛に興味を持ち始める時期。
幼も例に漏れず好きな子が出来たらしい。

思い当たる節がある人も多いと思うが、その時期は、やれ誰が誰を好きだの嫌いだのって異様に盛り上がる。
恋愛相談とか何とか言って、放課後に男女混じってよく話をしていた。
そのなかに自分と幼もいた。
その時に幼に好きな子がいることを知った。

その子をS君としよう。
男の子にしては成長が早く、周りより垢抜けた感じの子。
第一印象は不細工だった幼も、その頃にはぽっちゃりだったものの可愛くなっていた。
高学年の時期に告白するのは大抵が女の子。

幼も告白を決心したらしく、自分を含めた周りで応援することになった。
そこでS君と仲の良かった自分が、恋のキューピッドをすることに…。
当時、携帯を持っている子は少なかったが、自分とSは持っていた。

そこで、幼なじみも携帯を買ってメールをし、仲良くなってから告白する。という作戦が立てられた。
自分がSとのメールでさりげなく幼なじみの話題を出して、二人のやりとりのお膳立てをすることに。

その為に幼なじみとアドレスを交換した。
最初のやりとりを取り持った後も、幼なじみとメールは続く事になる。
恋愛相談とかそんな内容。
自分と幼なじみには、この(メール)というツールがかなり重要になってくる。

一応書いておくと、この頃自分は幼なじみの事を何とも思っていなかった。

しばらくして二人は付き合う事に。
どういうわけか、付き合い始めても、幼なじみは自分にメールをくれた。
それも日に1、2通じゃなくて、何通も。
そのくれたメールに対して、あぁ。とか、うん。としか返信しないのにも関わらず…。

そんなこんなで、小学校卒業までもうちょっと。というときに幼なじみとSはは別れた。
ここまでの約二年間、ほぼ毎日自分とのメールのやりとりは続いていました。

さすがに二年間もメールをしていれば、自分も適当な返信はしなくなりました。

この頃です。自分が幼なじみを気になりだしたのは…。
しかし、決定的ではありませんでした。

単純に、メル友くらいの感覚です。
なのにメールが来ないと不安で、自分から送る事もありました。

人を好きになる理由としての、単純接触の繰り返し。
これが自分と幼なじみにおいては(メール)という事だったのでしょう。

そんな曖昧な感情だった自分が、好きだ!と意識したのが、小学校を卒業する三日前のこと。
学校が終わって通学バスに乗り込んだ時に、幼なじみが後ろの方の席に座って、窓の外を見ている横顔を見たときです。

あのときの、胸が締め付けられるような何とも言えない感覚…。
きっと恋をした事がある人にはわかる思います。

好きだと気付いたものの、すぐに春休みです。
引っ越してきてから、バスと学校にいる間は近くに居たのに、急に会えなくなった。

この会えない期間が、更に好きだということを自分に意識させたんだと思います。

さて、春休みが終わって中学生になりました。
幼なじみとは同じクラスに。

先にも書きましたが、自分は表と裏の違いが激しい性格です。

好きだと自覚していても、そんな気はないよ!というほんとの感情は表に出さないように接していました。
それは幼なじみに限ったことではなく、誰に対してもそう。所謂、クールぶってる感じです。

実際は、ぶってる訳ではなく、自分が周りにどう思われてるか、思ってる事を言ったら空気が悪くてなるんじゃないか?
そんな事を極端に気にしての事でした。

話は変わりますが、中学生と言えば部活です。
ある部活に入る事になるのですが、それを幼なじみに話すと、自分も入ると言います。
正直、小躍りしたいくらい嬉しかったのを覚えています。
その部活は、人数が少なく男女一緒に練習するような部活でした。

ここでも、単純接触の繰り返しになります。
家が近い事もあって、登校?下校まで四六時中一緒です。
好きな子とこれだけ一緒にいて、我慢出来るはずかありませんでした。

それはどうやら自分だけではなく、幼なじみも同じだったようです。
あるとき近所の公園に呼び出されて告白されます。
しかし、あくまでクールな自分。
所属している部活が恋愛禁止だった事もあって、ほんとは嬉しいくせに断ります。

これが中1の夏の出来事。
断ったのにもかかわらず、メールのやりとりは続いていました。

そのまま冬まで特に変化はなく進みます。
クリスマスシーズンになると、周りにはちらほらとカップルが誕生し始めます。

そんな雰囲気に当てられた自分…。
しかも幼なじみが自分の事を好きなのは明白です。

一大決心をし告白しました。
答えは勿論OK。

ですが、あくまでクールな自分。
ほんとは女々しい男のくせにです。

後から、自分のどこが好きなのかと聞くと、クールなところと言われます。
ほんとはそんな人間じゃないのに…。と思いながらも、今までだって偽ってきたんだから余裕だろ。
そう思っていました。

しかし、幼なじみと接する度に、細心の注意を払うのも限界がありました。

結局、三ヶ月弱付き合って、進級前に別れます。自分から別れを告げました。
上に書いた事も別れようと思った理由になりますが、その他にも家が貧乏だった事もあります。

離婚して、母に付いてきた自分です。母子家庭で裕福なところは限られてくると思います。

それに比べ、幼なじみの家庭は当時の自分からすれば裕福な家庭。
ピアノの習い事などもしていました。

そういった劣等感に耐えられませんでした。

はっきり言えば、逃げたのです。
明るくてニコニコしている幼なじみ…。
一方、性格がねじ曲がって貧乏な自分。
ほんとに馬鹿です。

この頃、後々関係してくる、バイクに離婚した父の影響で、興味を持ち始めます。

バイクと言っても、中高生が興味を持つ、暴走族といった類いのものではなく、サーキットを走るようなバイクです。
たまの休みに父とサーキットに行って走る。時期的にはまだ寒かったですが、どんどんのめり込んでいきます。

幼なじみとは相変わらず、学校と部活で顔を会わせますが、全く知らないふり。
嫌いになって別れた訳ではないので、かなり辛かったです。
ここで小学校から続いていた、メールが途切れます。

月に300通?もう少し多いかもしれません。そのメールがです。言葉にしがたい不安に襲われました。

ここまでが中1の話です。

ここから一気に中3の春まで飛びます。
約一年間、会話もメールもなし。ときたま幼なじみからメールが来ていましたが、一切返しませんでした。

ここである出来事がおきます。

それは、自分がサーキットで転んで入院することになりました。怪我は骨折と肺挫傷。
自分の中で、まだ好きだった幼なじみが来てくれるかな?なんて思っていたところ、同級生の中で誰よりもやはく来てくれました。
隣の県の病院にもかかわらず…。

病室に入るや否や、大泣きされて看護婦さんまですっ飛んでくる始末…。
この時ほど「後悔」をしたことは今までの人生でありません。
話しかけてくれても無視していた事、メールも返信しなかったことなど…。
それから前のようなメールのやりとりが再開します。

怪我も治って一ヶ月弱で退院。

肺と足を怪我したので、しばらくは松葉杖を使った生活。
学校に居るときも献身的に支えてくれて、母子家庭で帰りが遅かった母が帰って来るまで家に居てくれたりもしました。

これで落ちない男はいないと思われます。

しばらくして部活も引退しました。
あれから、ぐっと距離が縮まった気がして、以前のように必死に取り繕う事はしなくなりましたが、それだもまだ接する時は表の顔でした…。

この時、夏間近。
ここから、友達以上恋人未満な関係が続く事になります。

なんやかんやで、お互い好きだと伝えているものの、あと一歩が踏み出せませんでした。
この関係がお互い気楽だと分かっていたのだと思います。

そのまま冬になりました。
ここであることが判明します。

幼なじみを好きだという男が現れます。
その男をD君とします。

自分はDに詰め寄られます。
幼なじみと付き合っているのかどうか…と。

間違いなく、幼なじみと一番仲のいい異性だと自信はありましたが、付き合っているわけではなかったので、NOと答ました。

それから、Dの幼なじみへの猛アタックが始まります。

勿論、幼なじみから相談を受けます。
ですが、前回逃げたのと同じような理由で、今回も逃げます。

最初は、自分よりも良い男じゃない?付き合ったら?とかそんな感じでしたが、段々と突き放し始めます。

劣等感に耐えられず、突き放せばそのうち寄って来なくなるだろ…。
なんて、訳の分からない事を考えての事でした。

幼なじみの事を大好きなくせに。
ほんとは誰にも渡したくないのに…。
やはり馬鹿です。

これが原因で再び疎遠になっていきます。

そのまま卒業を迎え、幼なじみとは別々の高校に進学することになりました。
結局、Dとは何もなかったようですが…。

ここから約三年間は、幼なじみとの接触はほぼありませんでした。

さて、自分は16歳になりました。
当然の如く、普通自動二輪の免許を取ります。

サーキットを走っていた自分です。
暴走族ではなく、所謂「走り屋」の世界にのめり込みます。

高校の部活は帰宅部で授業中は寝ている。

早朝に峠に行ってから学校に行く。
帰宅後はバイトか再び峠に…。
晩飯を食べて高速を流す。

そんなバイク中心の生活です。

高校では相変わらず、上部だけの友達付き合いで、親友なんてものは居ませんでした。

その代わりバイク仲間…いや、走り仲間が沢山出来ます。

学校なんかの狭い世界ではなく、大人の世界です。
16歳のガキが憧れないはずがありません。

幸い、サーキットを走っていただけあって、速いねぇーと声をかけられる事が多々ありました。

16歳やそこらで、大人の走り屋を負かす。
しかも、大人が乗っているのは、そのままサーキットを走っても大丈夫なバイク。
自分は400ccのツーリングバイクで…。

当然、調子にのります。ほんとに馬鹿です。
もっと速く誰よりも速く。
それしか考えて居ませんでした。

心のどこかで、いずれ転ぶな…とは思っていましたが止められず、この生活を続けて行くことになります。

過去に戻れるなら、足を切断しててでも止めさせます…。

結局、何事もなく高3の冬になりました。
この間も幼なじみとは一切連絡はとっていません。
風の噂で、彼氏がいる事は聞いていましたが…。

あるとき、滅多に立ち寄らないコンビニに入りました。
何気なく会計をしていると、どうも聞いたことのある声が…。

そう思ってネームプレートを見ると、幼なじみでした。
マスクをしていて髪型も変わっていましたが、間違いなく…。
幼なじみは気付いていたようで、目しか見えませんでしたが、昔と変わらずニコニコしていました。
嬉しさがこみ上げてくると同時に、どうしてこのタイミングで…という思いでした。

どうして…というのは、彼氏がいると聞いていたので、この三年間連絡もとらずに、ただただ耐えていたのに…。
卒業後の進路も決まって、心機一転新しく頑張ろうと思っていたのに…。
という心境からです。

その後、バイト終わりの幼なじみからメールが来て、前ほどでは無いものの、メールのやりとりが再び始まります。

聞くとやはり彼氏がいるようでした。
付き合いは長いらしく、それを聞いて諦めがついた自分がいました。

月に2、3通程度のメールをしているうちに、卒業になりました。

それを機会に自分はアドレスを変更しました。
勿論、幼なじみには教えずに…。

これですっきりした。
そう思って新生活を始めます。
進学先は隣の県の自動車整備専門学校。

一人暮らしも始めて、意気揚々と勉強にバイトに頑張っていました。
もう、幼なじみの事なんか忘れた…と思っていました。
いや、思ったつもりでした。

そんな生活も長くは続きませんでした。
察しの言い方は予想がついているかもしれませんが、夏休みに事故を起こしまします。
いつものように、峠を走っていての単独事故です。

怪我の程度は重傷。多発外傷でICUに二ヶ月入りました。
入院期間の合計は半年をこえます。

記憶は曖昧ですが、意味不明なことを喋りながら、必死に幼なじみの名前を呼んでいたそうです。
あとから看護婦さんに聞きました。

聞いた時に思ったのが、忘れたつもりだったのか…です。

無意識下で呼ぶようであれば、確信しない訳がありません。
自分はまだ幼なじみが好きなんだと。

そう確信したのもつかの間、暴走の代償は予想以上に深刻なものでした。

骨折はかなりしたものの、時間がたてば治ります。
しかし、自分は神経をやられていました。

左足の麻痺。
こうなると、将来は真っ暗です。
生活の中心だった、極端な話、生き甲斐と言っても過言ではなかったバイクにはもう乗れません。

長い入院生活もあって、精神的に弱っていた自分は、医者に殺してくれと懇願します。

当然、殺してもらえるはずもなく…。
そこで考えたのが自殺でした。

腰椎と胸椎も骨折していた自分は、電動のリクライニングベットに寝ていました。
頭のところの手すりにシャツの袖を結びつけて…。

意識が遠のいた後に、心拍数などを図る機械が異常を知らせた為、看護師さんが来て助かります。

その後は手をしばらく拘束されました。

どうしようもなく、ただ入院生活を過ごして、松葉杖で歩けるようになったところで退院しました。
その間も死ぬことしか考えていませんでした。

今考えると、ただの甘えです。自分より不自由な生活をしている人は沢山いるのに…。
当時はそう思えませんでした。

しばらくは家で大人しくしていましたが、車に乗ることを挑戦した結果、一人で乗り降りまで出来ることが分かりました。
若干の自由を手にいれて考えた事が、幼なじみに会いに行く。でした。

そう考えたものの、連絡手段がありませんでした。
迷ったあげく、幼なじみがバイトしていたコンビニへ…。
一日、二日、三日…。しばらく通いましだが会えず、今日行って会えなかったら諦めよう。
そう思って行った日に会うことが出来ました。

店に入って姿を見つけた時に、明らかに心拍数が上がるのを感じました。

平静を装ってレジへ…。
幼なじみは気付いていないようです。
自分は、マスクをして帽子を被って、昔はかけていなかった眼鏡をして…。
当たり前です。

このまま声をかけずに帰ろうかとも思いましたが、ちっぽけな勇気を振り絞って声をかけました。

最初は、え?みたいな顔をしていましたが、目があって誰だか分かった様子。
バイトが終わるのを待って、車で話をすることになりました。
車でお互い質問攻めのあと、アドレスを交換して別れました。

この時はまだ死ぬつもりで、最後に話が出来たら良いなぁ、ぐらいのつもりでした。
再び始まったメールで、彼氏がいないことを知り、今度遊びに行くことに。
何度か遊ぶうちに、幼なじみと一緒にいたい。そう思い始めました。

ですが、以前のように自分に嘘をついて付き合うのは嫌です。
クールなところが好きだと言っていた、幼なじみに自分の素を白状しなければなりません。

女々しい自分を受け入れてもらう事になります。
それに加え、障害者という自分もです。

勝手な話ですが、小学生から好きな女性です。
付き合うなら、結婚して幸せにしたい。
親が離婚している自分は、半端な恋愛はしたくないのです。

そうなると、例えOKをもらったとしても、幸せにできるのか?障害者の自分が…。
そう考えました。

結局、悩んだあげくに全てを告白することに決めました。

呼び出して、
小学生から好きな事、
中学の時は、家庭環境の違いや、自分の自信のなさを理由に逃げ出したこと、
事故を起こして、改めて好きだと気付いたこと、
つい最近まで死のうと思っていたこと、
これからも一緒に居たいこと…。

自分でも何を言っているのか分かりませんでしたが、ただ黙って聞いてくれました。
そのあとは、彼女の方からも色々話してもらいました。
お互い胸のうちを白状したあと、二人で声をあげて泣きました。
声が出るほど泣いたのは、後にも先にもあの時だけです。

結果的にはOKを貰えました。
一度は人生を諦めましたが、彼女に「一緒に生きたい」と言ってもらい、生きる決心がつきました。

その後、ほとんど行かなかったリハビリにも通うようになり、資格の勉強も始めました。
僅かながら、将来に希望を持てるようにもなりました。

近いうちに、プロポーズをしようと思うので思い出して書いてみました。

うちの中学にはアイドルがいる

うちの中学にはアイドルがいる。
クラスのアイドル的な存在ではなく、
テレビにも出演している本物のアイドルがいる。

歌って踊って演じて笑って、
今が旬なのか彼女はとても忙しい。
だから滅多に出席しない。
来ればたちまち学校は騒がしくなる。

これがなにかの恋愛小説だったらきっと席は隣同士だ。
なんなら幼馴染だったりするかもしれないし、
秘密の関係を持っているかもしれない。

けれど僕と彼女は全くの他人だった。
僕はアイドルに憧れる一人のしがない子供でしかなく、
遠巻きに彼女を眺める一生徒に過ぎなかった。

ただ、それで言うと一つだけ自慢したいことがある。
その人気ぶりからカメラ小僧が盗撮写真を売りさばいていて、
ファンの大半はこっそりと購入している。

僕はその写真を持っていない。
そんなことが唯一の自慢だけど、僕のような奴は他にもいるのだろう。
だから特別ではないと知っているんだけど、
ちょっとだけ誇らしく思いたい。

後はクラスメイトだということだけど、
それは僕の手で勝ち得たことじゃない。
つい優越感は抱いてしまうが。

だから僕と彼女の話は始まらない。
いつまで経っても遠巻きに眺める僕と、
そんな僕を知らないアイドルの彼女がいるだけだ。

それは物語ではなく、
仮に表記するならストーカー日記という方が近い。
○月○日、今日も彼女は可愛かった。
どこどこが可愛かったと補足を付けて、そんなの誰が読むのだろう。

気弱で臆病物で内気で陰気で、
クラスに上手く馴染めない子供。

だけどそんな僕の話でも始まるらしい。
彼女のファンでしかない僕の、
彼女が交わらない物語。

だとすればその話は、
ハッピーエンドを迎えるのだろうか。

耳にしたのは偶然だった。
学校の帰りに塾に行き、
そのまた帰りに本屋に寄り、
夕焼けも越えて夜になった頃。

「そろそろだな」

やけにその声は響いて聞こえた。
本が重たくて立ち止まっていたからか。

「行くだろ?」

声は店と店の間、光のない路地から聞こえる。
僕はそういう不良めいた場所が単純に恐いから、
もちろん近寄らないように帰るつもりだった。

「アイドルの晩餐会」

そんな言葉を聞くまでは。

クラスメイトにアイドルが居るものだから、
つい気になって耳をたてる。

「あんま金持ってねえんだよな」
「でもそうそうないぜ、アイドル食えるチャンスなんてよ」

どういう意味か咄嗟に考える。
アイドルという言葉の意味を、
どうしても芸能人に結びつけてしまう。
食える、と言うのだから食物だと思い込みたかった。

「実物はかなり可愛いらしいぜ」

そんな声が聞こえたものだから打ち砕かれる。
いかに僕が子供とはいえ、
その言葉の繋がりから悪い連想を浮かべるのは仕方ないだろう。

「んー、よし、行こう」
「そう来なくちゃな」
「どうせお前は紹介料目当てだろ?」
「当たり前だ」

本当にここは日本だろうかと疑った。

路地から出てきた二人組の不良の跡をつける。
家に帰らなければいけない時間は過ぎているのに、
どうしても確かめないと気がすまない。

尾行するなんてドラマのようだけど、
到底はしゃぐ気分には遠い。
感づかれたらどんな目に合わされるのかと楽観できず、
遠く距離を離れて歩き続けた。

大通りを直進して小道に入って五分。
二人は古い廃墟ビルの中に消えていった。

ビルを前にして臆病になる。
もしかして誘い込まれてるんじゃないだろうかと。
でも、頭の中で想像が膨らむ。

クラスにアイドルが居るものだから、
そのアイドルのことが好きなものだから、
どうしても嫌な考えが拭われない。

自然と湧いた生唾を飲み込んで、
意を決して前に進んだ。
後にしてみればそこは魔窟で、
僕は地獄に踏み入れたのだ。

階段を登る音が響かないように気をつけて、
ゆっくりと慎重に登っていく。
恐怖と緊張からか吐き気がこみ上げる。
ついでに雑音が脳内で騒ぎ始めて目眩まで起きる。

それでも、それさえも恐怖が飲み込んだ。
ここで見つかれば僕はどうなってしまうんだろう。
吊るし上げられリンチを喰らって殺されてしまうんじゃないだろうか。
そんな恐怖が頭をクリアにした。

足が進む。
段々と騒々しい声が近くなる。
壁に光が反響していて、
遂にそこへ辿り着いた。

扉が閉まっていて中は覗けない。
音を立てないように耳をくっつける。
ひんやりと冷えた扉は、
女性の泣き声が震えていた。

「許して……」

僕は生涯忘れない。
その時の衝撃と、苦しみと、なによりも、
腹の底から煮え滾る悍ましい感情の正体を。

一言で解る、それは彼女だった。
僕が密かに恋心を抱いているアイドルであり、
お茶の間の人気者でもある彼女だった。

「おいおい、なにを許せって?」
さっきとは違う不良の声。
「俺はお前のためにやってんだぞ?」

芝居めいた甘い声色に鳥肌が立つ。
今すぐにでも飛び出してしまおうかと考える。
そう、考える。

「ううっ……」

考えるだけだ。
彼女の泣き声が耳に届いているというのに。
想い人の苦しみが刻まれているのを前にして。
考えるだけで足が動かなかった。

でも、もしかしたら違う人かもしれないから。
直感で彼女だと断定したくせに情けない。
それでいいのかと頭の中で声がする。

僕は立ち上がり、その階層の他の扉を開ける。
中に入り、薄暗い中で窓を開けた。
十三階ということもあって風が強い。

窓枠を越えて外側に。
少しの出っ張りに足をかけ、
壁伝いにそこを目指す。

幸い外側は繋がっていて難なく到着する。
しかし一歩間違えば強風に吹かれて真っ逆さまで、
いつから僕はこんなアグレッシブになったのだろう。
思考が現実逃避で走ってる。

光が漏れないように施された暗幕があるが、
隙間は確かにあってそこから覗く。
あわや悲鳴をあげそうになる。
落ちたら死ぬ、なんて現実よりも、
よっぽど室内は恐かった。

ベッドに縄で括りつけられた彼女は裸だった。
顔もはっきりと見えて、疑いようもなくアイドルだった。
側には体格のいい男が一人と、
僕がつけた不良が二人。

ズボンを脱いで性器を露出して、
泣きじゃくる彼女に見せつけている。

一瞬朦朧としてしまい、
自然と体が倒れそうになってしまう。

僕はさっきまで極々普通に生きていた。
学校帰りの塾、本屋、日常的な行動範囲だ。
だけど同じ世界で、同じ街で、
彼女は地獄を体験していた。

ずっと彼女を見ていたのに。
今日も彼女は笑っていたのに。
なにも気づかずに僕はただ、
彼女に見蕩れていただけだった。

「ほら、楽しめよ。でないと終わらねえぞ?」

そこから先に行われた悪魔の晩餐会は、
とてもじゃないけど思い出したくもない。

口内の肉を噛みちぎり耐えて、
それでも耳を塞がずに聞いていると、
どうやら彼女は過去に弱みを握られているらしく、
それをネタに脅されて、
アイドルとなった今も逆らうことができないようだ。

寧ろそれはアイドルになってしまったからなのか。
弱味を公開すれば一般女性以上に知れ渡り、
社会的に抹殺されてしまうことは明白だ。

少なくとも彼女の心は壊れてしまうだろう。
だけど、だからって、この光景が正しいと僕は思わない。
壊されないために必至で耐えて、
泣きながらも終わりを願う。

絶対に間違っている。
だけど彼女は誰にも助けを求められない。
このことを誰かに知られるなんて、
知られたくないからこそ従っているというのに。

悪循環が絶望を描く。
ついでに悪魔が微笑んで、
手を繋いで踊ってる。
捧げられた生贄は、
食われ終わることを望むばかり。

だけど、僕が知ってしまった。

翌日から僕は必死に良い子になった。
元々真面目ではあるつもりだけど、
主に両親の手伝いをした。
手伝いをしては小遣いをせびった。

参考書が欲しいんだ。
欲しいCDがあるんだ。
肩たたきするよ。
お皿洗うの手伝おうか?

だからといって時間はかけない方がよかった。
あまり時間をかけるとアイドルは更に多くの傷を生む。
それに紹介料と一人が言っていた。
時間と知る者が比例しているということだろう。

並行して二人のことを調べていく。
一人は紹介する仲介人。
もう一人は元締めの悪魔。

調べるのは拍子抜けするほど簡単だった。
ちょっと後をつければそれで済む。
別に向こうはあのこと以外隠してないのだから。

二ヶ月後、貯金もそれなりに溜まった僕は必要な物を購入した。
それは変哲のない痴漢撃退用スプレーや、
市販で売られているスタンガン等。
ネットで調べて改造して、
非力な僕でもなんとかなるように。

そして最も重みのある塊を手にする。
重量も然ることながらそれ以上に重い鉄の塊。

苦労して手に入れたサバイバルナイフは、
僕の悍ましさを体現するかのように鈍く光る。

決行する時がやってきた。
この日のために必死で準備した。
毎晩のように唸されるほど、
隠した憎しみは育っていた。

鏡に向かって念じる言葉。
必死に言い聞かせて弱さを覆い隠す。

僕は強い、僕は強い、僕は強い、僕は強い。

月明かりは眩いというのに、
その晩は一睡もできなかった。

学校に着いてすぐ、気分が悪いからと保健室に行く。
こうして授業を休むなんて初めての経験だ。
所謂、サボるってことを僕はした。

あの日から僕は一度も彼女を見ることができない。
二度ほど学校に来ていたけれど、
笑顔の裏に潜む悲しみが滲んでいるような気がして、
視線を向けることができなかった。

想像するだけで胸が苦しい。
目が合えば泣いてしまうかもしれない。

「先生、すみません、気分が悪くて」
「ほんと、酷い顔色ね。風邪?」
「どうなんでしょう」
「ベッドが二つ空いてるから、一つ使っていいよ」
「ありがとうございます」

先生は少し用事があるからと保健室を出た。
少しでも寝ておこうとカーテンを開くと、
三つある内の一つは誰かが使っていた。

それがアイドルだと気づくのにさほど時間はかからなかった。

驚き過ぎて息が止まる。
もう二度と見ることはないと思ったのに。

横顔しか見えないけれど、
朝陽に照らされた彼女はやっぱり綺麗だった。
どこか幻想的ですらある光景は、
絵画の世界に触れたようでもあった。

でも、そんな美しさにも不純物が紛れていると考えると、
自然と涙が頬を伝う。
彼女は苦しくても誰にも言わず、
一人で飲み込んで笑っているのだ。

「あ……おはよう、ございます」

最初それが誰の声か解らなかったけれど、
考えてみればここには僕と彼女しかいない。
うすらぼんやりと開いた目が、
確実に僕だけを捉えていた。

「おはよう、ございます」

「すみません、ベッド、使いますか」
彼女は寝ぼけているようで、
他のベッドが空いていることに気づいていない。

「使いますけど空いているんで大丈夫ですよ」
流暢に紡げた自信はない。

「すみません……あまり寝てなくって」
「なんで謝るんですか」
「私は体調が悪いわけじゃないから……」

不思議なやり取りだった。
僕が知る彼女といえば、
テレビの中の遠いアイドルと、
クラス内での明るい彼女と、
絶望を耐える強い女性だ。

だけど今目の前にいるのはどこか悲観的な、
寂しそうな目をした一人の女の子だった。

「仕事、忙しいんですよね、仕方ないですよ」
「知ってるんですか……? って、すみません。佐藤君だったんですか」

寧ろ僕が驚いた。
どうして僕のことを知っているんだろうと。

「そんな不思議そうな顔しないでください。同じクラスの生徒じゃないですか」

「僕、クラスメイトの名前全員は覚えてないですよ」
「それは多分、覚えようとしたことがないだけですよ」
「貴方は覚えようとしたんですか?」
「貴方って、他人行儀ですね……。覚えようとしましたよ。あまり出席できないから」

彼女は続ける。

「ただでさえ出席できていないのに、クラスメイトの名前を把握していないなんて、失礼だと思いません?私はこれでも、皆さんと仲良くしたいんですよ……?」

「出席できてないこと、気にしていたんですね」
「それはもう。学校、好きですから。でもお仕事も好きですし……。両立は難しいから、こうなってしまいますけど」

悔しそうに彼女が俯く。
励ましたいけど、そんな優れた心は僕にない。

眠たそうに彼女が欠伸をして、つられて僕も欠伸が出た。
そんな僕を見て彼女が笑みを零す。
そんな彼女を見て僕も笑う。

この世に神様はいないのかもしれない。
少なくともそいつは傍観者に過ぎない。
彼女の苦しみを取り除かないのだから。

でも、この時ばかりは神様に感謝した。
僕にとっては十二分の奇跡で、
括った覚悟を煽るには出来すぎなくらいだ。

「もう少しだけ眠ります。おやすみなさい」

「おやすみなさい」

そう告げて、心の裏で付け足した。
いい夢見てね、と。
それは両親から続く家の挨拶で、
人の優しさなのだとこの時に知った。

眠りから覚めると昼過ぎだった。
当然彼女はいなくなっていて、
お腹が空いたので弁当を食べる。

最後の授業に顔を出すと、
教師に重役出勤かと揶揄された。
頭を軽く下げながら入ると、
教室に小さな笑いが起こる。

僕がこんな風に注目されることなんて、
今日が初めてなんじゃないか?
いつもなら恥ずかしくて俯くだけだ。
だけど今はそんなことがない。

これからもっと恥ずかしいことをするからだろうか。
人として恥ずべきことを行うからだろうか。
要は開き直っただけってやつだ。
でも、今日はいつもよりクラスの空気が心地いい。

知らなかった。
学校って楽しいものだったんだ。

学校が終わってから塾には行かなかった。
行動を起こすにはまだ早い。
せめて夕暮れが沈んで貰わないと動けない。

まず本屋に行って、色々買った余りのお金で本を選んだ。
きっと本を読むことは暫くできなくなってしまうだろうから。

好きな作家は読み飽きてしまっている。
かといって今日という日に挑戦するつもりはない。
だから無難に童話を読むことにした。
題名は『灰色の街』。

目的地のファーストフード店で時間を潰す。
もちろん、灰色の街を読んでいた。
題名の通り、その世界は灰色だった。
色のない世界が舞台の物語だった。

灰色であることが通常の世界。
白と黒だけで描かれた景色。
誰もがそんな世界を当たり前に考えている。

とある街の中心に大きな森林公園があった。
森林公園は施錠されていて、
決して中に入ってはいけないと大人から強く聞かされていた。

けれど良い子ばかりではないので、
学校帰りに探索しようと集まった三人がいた。
主人公はその中の一人だ。

大きな柵を乗り越えて中に入る。
森林公園は街とは別世界の自然の森といえた。
そこに白い影が現れる。
太陽も落ちて光の届かない樹の下で、
少年たちはお化けと思い込み一目散に逃げだした。

だけど主人公だけは腰を抜かして逃げられなかった。
そんな彼に近づく白い影は、
なんのことない、白いワンピースを着た少女だった。

少女は言う。
ここでなにをしているの?
少年は言う。
探検に来たんだ。

ここに来てはいけないはずよ。
どうしていけないのか誰も教えてくれない。
そう、誰も知らないのね。
知らないのにいけないって言うの?

いけないことと、知らないことは関係がないでしょう?
そうかな。知らないのなら、いいことかもしれない。
じゃあ、知らないけれど教えてはならないことってあるでしょう?
そうかな。そうかもしれない。

君は知ってるの? なにがいけないのか。
うん、知ってるよ。
じゃあ教えてよ、なにがいけないの?
知りたいなら付いてきて。

二人は森の奥へと歩いていく。

ずっと昔、貴方のおじいさんのおじいさんのおじいさんの頃。人間はこれを隠したの。覗いてみて。
これ、うわ、なに? とても、綺麗だ。
これは、色。色って言うもの。貴方達が隠したもの。
どうしてこんなに綺麗なものを隠したの?
さあ、どうしてでしょうね。

こんなに綺麗なのになにがいけないんだろう。
それは私にもわからない。けれど、いけなかったんだろうね。
もしかしたらさ、独り占めしたかったのかも。
色を?
うん、色を。こんなに綺麗なんだもん。

そうね、言われてみれば宝箱みたい。
君はずっとこれを見ていたの?
ずっとこれを見張っていたの。それが私の役目だから。
じゃあ、君はずっとここにいるの? この公園に?
そう、それが役目だから。
そんなの、酷いよ。一緒に外に出よう?

駄目よ、これを見張らなくちゃ。
じゃあ、これを見張らなくてもいいようにしよう。
でもどうやって?
それは……。

「うん、いいね、童話っぽくて好きだな」
まだ途中だけど灰色の街を閉じる。
そろそろ夜が近づいてきた。
動き始めるにはいい頃合だろう。

目的のゲームセンターは目の前だ。
ここに仲介人の不良はいつもいる。
この日も特になにをするわけでもなく、
ベンチに座り込んで携帯を弄っている。

ここには友達と来ているらしく、
そいつはゲームに興じている。
だから一人になる時を見計らうのは簡単だった。

壁に隠れて胸に手を置く。
大きく息を吸い込んで、吐く。
もう後戻りはできない。
……よし。

「あの」

「あ?」
怪訝な顔つきで僕を睨む。
眼光が鋭く怯んでしまうが、
今日のために何度も頭の中でシミュレートしてきた。

「実は、貴方のことが好きだっていう女の子がいて」
「お、おお? まじかよ」
「はい。同じクラスの子なんです。声をかけたくても勇気がでないと言っていたので、僕が一肌脱ぐことにしたんです」

二ヶ月間、不良のたまり場を探っていただけじゃない。
遠くから眺めて、近くで聞き耳をたてて、
どれだけ仲介人が単純かなんて把握している。

「そいつ、可愛いんだろうな」
「とびっきり。あ、写メ見ます?」
「準備いいじゃねえか。どれどれ……うおっ、いい女じゃねえかよ」

その写メはネットで落としたインディーズアイドルの物だ。
よく見れば学生服はうちの制服じゃないけど、
やっぱりというか不良は気づかなかった。

「それでですね、会って話をして欲しいんですけど」
「いいぜいいぜ。どこだ?」
「すぐ近くに廃ビルがあるんですけど、知ってます?」
「この辺ビルだらけだからわかんねえよ」
「じゃあ案内しますよ」

仲介人は友達に事情を説明して、
実に簡単に釣れてしまった。
できることならあの廃ビルで事に及びたかったけど、
流石にそれは勘ぐられてしまうだろう。
まともに立ち会ったら僕に勝目なんてない。

「お前いい奴だな、そうだ、ジュース奢ってやるよ」
思わず紹介で稼いだ金で? と口を突きそうになった。
この不良を前にして平常心を保つことが難しい。

結局、コーラを買ってもらったけど口に付けず、
歩いて五分の近い廃ビルに誘導する。
事前に鍵を壊しておいた七階の扉を開ける。

「ここです、お先にどうぞ」
「どこだ、かわいこちゃん。っていねえじゃねえか」
「そうですね」

既に鞄から取り出しておいた改造スタンガンを浴びせる。
ぎゃっと悲鳴をあげた仲介人が奇妙に倒れた。

「お、おめ、ないすんが」
痺れて舌が回らないのだろうか。
けれど動く舌があるなんて贅沢だ。
スタンガンを舌に付ける。

「やっ、やえでぐれえっ!」
「黙れ」

改造スタンガンの威力は充分だったようで、
萎縮した不良は泣きだした。

「泣いてるのか? お前が? ふざけるな」
思いの丈を込めて空いた手で殴りつける。
あまり痛がってないようだった。
こっちの手の方が痛い気がする。

馴れないことはやめとこう。
そう思って、僕は仲介人の目の淵に人差し指を突き入れた。
別にこれも初めての体験だけど、これなら間違いなく痛いはず。

「た、たす、けて」
「彼女は助けてと言ってなかった? 泣きながら許してと言ってなかった?それでお前は許したのか。許さなかったんだろう?」

勢いよく眼球をほじくりだす。
がらんどうの室内に形容し難い悲鳴が響く。

「わかるか? お前は今、彼女のことで責められてるんだ。彼女って、言わなくても解るよな?それとも、解らないくらいに数が多いか?」
「あ……あい、どる、の?」
「そうだ。だからちゃんと謝るんだぞ、わかったな」
「わかり、ました。ごめんな、さい」

それでようやく僕の気は済んだ。
仲介人に対しての憎しみがうっすらと晴れていく。
だけど首謀者の方はこう簡単に行きそうがない。
奴は不良のリーダーでもあるらしく、
一人になる時が極めて少ないのだ。

一人になっても仲介人ほど簡単にやられてくれるかどうか。
それでも僕はやると決めている。

「謝ったか?」
「は、い?」

「心の中で彼女に心底謝ったかって聞いてるんだ」
「はい! 謝り、ましたあっ」
「そっか」

それを聞いて僕は安心し、スタンガンを鞄の中に仕舞い、
胸に巻いたホルダーから殺意の塊を取りだした。

「なっ、ひいっ」
「困るんだ。あの事に深く関わった奴が生きてるのは」
「ゆる、許して! 助けてっ!」

両手で柄を握り締めて、
倒れた仲介人の背中に刃を突き刺す。
断末魔が轟いても無関係に、
抜いて刺してを幾度も繰り返した。

何度目で死んでいたのだろう。
少なくとも目の前には死体があった。
息を止めて力を失くした肉の塊がそこにあった。

引き返せないことは解っていた。
後戻りできる道なんて途中で失くなっていた。
それでも僕は胃の中の物を全て吐き出した。

想像を大きく越えて呆気なく訪れた。
人生は終わりを迎えたのだ。

死体の残る室内にはボストンバックがある。
段取りをしていたので着替えなどもそこにあった。
返り血がべっとり付いてこれでは外を歩けない。

ジャージに着替えた僕は外に出て、自販機で水を買って飲み干した。
喉が焼けてひりひりと痛む。
ついでに足が今にも崩れ落ちてしまいそうだ。

仲介人の携帯を使って首謀者にメールを出しておいた。

『アイドルの件でヤバイことになってます! いつものビルで待ってるんで、至急来てください!』

文面はその前のメールを参考に書いた。
アイドルの件、と銘打てばきっと来るだろうと踏んでいる。
不味いのは来なかった場合だ。
その時は意地でもこちらから出向かなければならない。

寝首をかこうにも奴はいつも仲間と群れている。
といっても、一人で来る保証なんてないんだけど。

あの日以降も晩餐会はあのビルで行われた。
僕はそれをこの日のために見逃すしかなかった。
それもこれも今日のため。
全てを今日、終わらせるためだ。

先にビルへ入って十三階の別の部屋で待ち構える。
入ってきたら解るように、一日で仕掛けた罠がある。
それをすれば警戒されてしまうだろうけど、
どの道警戒されるだろうから問題は別のことだ。

「がっ」
派手に床を打つ音が聞こえて笑いを零す。
足元に張ったピアノ線で上手く引っかかってくれたらしい。
逆上して駆け上がり曲がった所、
首の辺りに設置したピアノ線には……どうやら引っかからなかったらしい。

予想よりも冷静な悪魔だということだ。
でも、目的はそれだけじゃない。
首謀者は相当お怒りなのだろう、
扉を蹴り破っていつもの一室に踏み入れた。

「どこだ! 出てこい!」

早く踏み込んで八つ裂きにしたいけど、
もう五分だけ待ってからにしよう。

隣で首謀者は壁を蹴り置きっぱなしのベッドを蹴りご乱心だ。
化物に勝つ準備を念入りにして、
五分が過ぎるのを静かに待つ。

「ぎゃっ」
先ほどよりも一層派手に転げ落ちた音を耳にする。
やっぱり一人じゃなかったらしい。
念のため向こうも時間をずらしたのだろう。

そのタイミングを逃さずに首謀者のいる部屋に突撃する。
僕を見た不良は眉間に皺を寄せて、
比喩ではなく悪鬼の形相で構えていた。

「てめえみてえなガキが俺を馬鹿にしてんのか」
想像以上の迫力に尻込みしそうになったけど、
妙な高揚感が地に足を着けた。
その正体は既に人一人殺したという真実だろうか。

「馬鹿にはしてない。想像以上に厄介で困ってる」
「ふざけるなよガキぃ」
「ふざけてない、こっちだって本気だ」

ベッドから腰を上げて早々に突っ込んできた不良を前に、
ズボンのポケットに忍ばせていた痴漢撃退用スプレー二本を取り出し噴射する。
不良は鋭く腕を前にしてそれでも叫びながら走ってくる。

なるべく後ずさりながら少しでも多くのスプレーを浴びせた。
しかし不良の怒りは凄まじくそのまま僕に激突する。
産まれて初めて吹っ飛んで強く壁に叩きつけられた。

「こんなガキの玩っがはっごはっ」

痛みで視界がぶれていた。
それでも思惑通りに進んだことに感謝する。

痴漢撃退用スプレーは視力に影響があるだけと思われがちだが、
実際には吸い込むと器官にそれなりのダメージを与える。
他に強烈な刺激臭であったり、色付きの物だったり。
犯罪者を撃退する物なのだから侮れない。

「がっひゅぅっがはっ」
このチャンスを見逃すわけにはいかなかった。
まともに対峙して勝てるわけがないのだ。
ぐらつく足に気合を入れて、
ホルダーからサバイバルナイフを出して突貫する。

「ごはっぐっ」
油断はしていなかったけど、いけると思った。
だけど僕は不良のリーダーという存在を舐めていた。
暴力の世界で一番ということをどこかで馬鹿にしていたのかもしれない。

ナイフを胸に刺すつもりだったのに、
不良は体を回して腕で受け止める。
慌てて引き抜こうとするも、
引き抜く前に刺された腕で裏拳を顔面に打たれた。

「調子に、乗んじゃねえぞ、クソガキ!」

怒りが頂点に達したのか悪鬼は獰猛に迫ってくる。
立ち上がれていない僕に蹴りが飛んできて、
咄嗟に腕で庇うも無意味にまたも吹っ飛んだ。

人間ってこんなに簡単に吹き飛ぶのかと、
思考が上手く纏まらないのはどうしてだろう。

「ぶっ殺す!」

倒れた僕の胸ぐらを掴んで不良は軽く持ち上げる。
そのまま両手で首を絞めて、
壁に喉ごと押し込まれた。

「ひっさびさにキレたぜ糞野郎ぉ」

線の切れた人間の表情というのは、
それはそれで絵画のようだった。
きっとこいつはこいつで果てしなく鬼なのだ。
鬼に逆らった僕が馬鹿だった。

腕を振りほどきたくても力は雲泥の差だ。
苦しさと同時に首が折れそうに軋んでいる。
段々と意識が薄らいできて、
自分の行いを後悔し始める。

どうしてこんな大それたことをしているんだろう。
僕はただの気弱で臆病な陰気野郎なのに。
クラスの端っこでアイドルを眺めるだけで充分な、
将来何者にもなれないであろう人間なのに。

今だってそうだ。
僕はなんになりたいんだ。
ヒーローに成りたいのか?
成ったとしてどうする。
だって、僕の行いを彼女は知らないんだぞ?

僕はただの犯罪者だ。
人を殺した殺人犯だ。
どうしてこんなことをしているんだろう。
自分勝手な正義に酔っていたのか?

違うだろう?
そんな正義とか、綺麗な物はあの時なかっただろう?
憧れのアイドルを汚されるのを前に、
弱虫な僕はただ泣いていただけじゃないか。

僕はあの時、ただ、ただ、憎かったんだ。
憎しみがふつふつと沸き上がったんだ。
そして、今日を迎えたんだ。
そして、こんなことになってしまった。

そういえば。

そういえば、今日はとてもいい日だったな。
人生が終わってしまう日だというのに、
こんなにも素晴らしい日はなかったな。

素敵な本にも巡り会えた。
初めて学校が楽しいとも思えた。
そして、彼女と、初めて話をすることができた。

彼女が、笑っていた。
あの時、彼女も笑っていた。
僕が、遅れて教室に、入った時。
彼女も笑って、いたんだ。

その、その笑顔の裏に、
お前みたいな鬼が潜んでいるのが、
僕は、許せないから、だから。

「が、ああっ」

力の入らない腕で上着のポケットから取りだした物を、
あらん限りの憎しみを糧に鬼の喉元に沿える。

「し、ね」

改造されたスタンガンのメモリを最大にして、
スイッチを入れた電気の炎は火花を散らして唸る。

「があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああっ」
鬼の命が燃えていく。
ようやく開放されて自然に咳き込んだ。
天国がちらついていた気がする。行けるわけがないのに。

少し呼吸が楽になったので、
床に倒れて痙攣している不良に再度電流を浴びせた。
ピタゴラスイッチのようなものか鳴き叫ぶ。

十秒も経たない内に電流が途絶えた。
改造スタンガンの最高値だからもう壊れたのか。

「お……おおごお……」
「まだ生きてるのか」

化物だ。体の芯から心の奥まで化物だ。
腕に刺さりっぱなしのナイフを抜いて、
柄を握り締めて振り被る。

「どうして殺されるか解っているな」
仲介人と違ってこいつは助けを乞わない。
許してとも言わなければ泣きもしない。

それがどうにも腹立たしい。

「解ってはいるよな、馬鹿でも。だから僕はお前を許さない。だからお前は僕みたいな奴に殺される。恥だろ? 僕みたいに弱い人間に殺されることが」

不良は答えない。
答えられないのか、答えないのか。

「いいか、彼女に謝るんだ。ごめんなさいと這いつくばって、許してくださいと泣き叫べ」

それでも不良は答えない。
口は閉ざしたまま、目は見開いたまま。

「くそ……くそっ」

時間をかけるわけにはいかなかった。
下手をすればこの化物はまた動き出してしまう。
だから、僕は、目的を達成できないまま、殺意を鬼にぶちまけた。

顔面を幾度も貫かれて、
それでも鬼は僕を睨み続けていた。

息絶え絶えだけど、あと少しでこれも終わる。
そう思うと不思議と力が湧いてきて、
でも、なぜだか途中で抜けていく。

きっと鬼の呪いだと思った。

僕は結局奴を屈服させられなかった。
最後まで彼女に謝らせることができなかった。
そんなもの彼女には届かないのだから、
僕の自己満足でしかないのだけど。

それでも、果たしたかった。

「くそ……」

悔し泣きというのを初めてした。
今にして思えば、僕は初めて本気でなにかに立ち向かった。
喧嘩もしたことなかったし、
勉強でも競争心が沸かなかった。

人殺しでそれを学ぶなんて皮肉だけど、
僕は初めて本気で生きたと言えるのかもしれない。

男の携帯はポケットに入っていて、
スタンガンを長時間浴び続けたせいか壊れていた。
仕方なく僕の携帯で電話をする。

「もしもし」

その相手に、
例のことを知ってるぞ。
外に出て近くの公園に来い。
そうとだけ告げて電話を切る。

夜の公園は風が心地よくて清々しかった。
あと少しでセミが合唱を始めるのだろうか。

それを僕はどこで聞くのだろう。
聞けるのだろうか。

不思議と感傷に浸ってしまっている。
もう終わりが近い。

「電話したの、君?」

相手は電灯に照らされていて確認できた。
反対に僕は木の影に隠れている。
きっと彼女は僕の望みを叶えてくれるだろう。

「そう、僕だ」
「例のことって、なに?」
「例のことといえば例のことだ」
「それじゃあわからない」
「またまた。わかってるくせに」
「本当にわからないの」
「わからないなら無視すればいいだろ?」
「それは……」

相手は口ごもる。
女性を虐める趣味はないけど、
今回ばかりはどうしようもない。

「あの、こと?」
「ほら、わかってる」
「でもどうして君があのことを」
「色々あって……僕の言うことを聞いてもらう」
「脅す気?」
「そうだ」
「……最低」
「貴方に言われたくないな、委員長」

「私が委員長なの、知ってるのね」
「そりゃクラスメイトだから」
「そう、クラスメイトなの。知らなかった」
「それが普通だよ」

「それで、なにをすればいいの?」
「簡単なことだ。謝ってほしい」
「なにを?」
「しらばっくれる気? 彼女を貶めたことをだ」
「なっ……なんの、ことかしらね」

「僕も意外だった。あの鬼みたいな不良。あいつと親しく喋る委員長を見た時は」
「誰のこと?」
「……まあいいけど。ずっと昔から恨んでたみたいだね、彼女のこと」
「だったら、なに?」
「今度は開き直り? 図々しい」

「聞けば彼女と委員長は幼馴染らしいね。昔は共にアイドルを目指した仲だとか。でも、世の中そう上手くはいかない。アイドルになれたのは彼女だけだった。その頃からか知らないけど、君は彼女を憎んだ。表面上では仲良くしておいて、裏では不良に弱味を作らせた。自分の体と金を使って。そこまでして彼女を貶めたいなんて狂気の沙汰だ。でも、そこまでしてしまうっていうの、今なら解る」

「見てきたように言うのね」
「聞いた話を繋げたらこんな所だろ?」
「そう、そうね……そのとおり。ふふっ、ざまあないわ。あの女、一人だけ持て囃されて。いい気味なのよ。夢も、男も、なにもかもあいつは一人占めして。どうして私だけが不幸にならなくちゃいけないの?おかしいでしょ、そんなの。だから、これは正常な防衛なのよ!」

「凄い理屈。自分を正当化するために必死だ。そんなの、正常な防衛な訳が無い。防衛だとしても過剰が過ぎる。それにさ……これは言い切れるけど、絶対に彼女は一人占めしていない。そんな性格の人だとは到底思えない。本当にそうだったのか?」

僕の問いかけに委員長は黙り込んだ。
沈黙は答えなりというが、
この場合も当て嵌めていいのだろう。

「彼女は真っ直ぐ委員長のことが好きだと思う。だって彼女は言っていた。学校が好きなんだって。仕事も大好きでこんなことになってるけど、学校が好きだって。その学校で仲が良いのは、僕が知ってる限り委員長だけだ」

「でも、だって……それじゃあっ」
「それじゃあ、私がしたことはなんだったのかって?さあ、なんだろう。間違えたんだろうけど、僕にはわからない。とにかく委員長。僕の言うことを聞いてもらう」
「どうすれば……いいの?」

仰げば月がすっぽりと雲に隠れていた。
それが天啓なのかどうか、やっぱり僕にはわからない。
困った時の神頼みは通じない。

「彼女に二度とこんなことをしないでほしい。彼女にしたことを忘れないでほしい。彼女の想いに答えてほしい。彼女とずっと仲良しでいてほしい。だって、彼女はテレビの中で笑ってる時より、歌を歌って踊ってる時より、委員長と話してる時が一番素敵に笑ってるんだから」

僕の想いの寸分の一でも伝わったのか、
委員長は声をあげて泣き崩れた。

背後に隠したサバイバルナイフは、
姿を見せることなく鈍く光っているのだろう。

「あとそうだ、言い忘れた。脅しってのも嘘じゃないし、もう一つ。僕と今日話したことは内緒にしてくれ」

委員長は不思議そうに首を傾けるが、
木の影から出て光を浴びた僕を見て、
怯えたように首を振った。

いや、怯えていたのだろう。
僕の服はまた血まみれだ。
でも替えがなくてそのままだ。

ビルからここまで捕まらなくてよかった。
本当に、よかった。

その日、僕の人生は終わった。
人を二人も殺した重罪人として、
にへらにへらと笑いながら、
警察署に出頭したからだ。

そういえば、灰色の街をどこかで落としてしまった。
まだ全部読んでなかったんだけど。

「君はどうして人を殺してはいけないか知っているかい?」
白衣を着た男が僕に問う。
どうやらこれはカウンセリングの一部らしい。

警察に出頭して事は思うように運べた。
警察官に問われたことを答え、
その度に価値観の相違を訴えた。

あくまで精神の異常を見られないようにして。
そんなことをしてしまっては罪を償えないから。
償ったとしても、償いきれないだろうけど。
例え殺されたのがゴミだろうとクズだろうと、人は人だ。

結局、精神鑑定の必要有りと見られ今に至るらしい。
僕はここで精神に異常がないことを示さなければならない。

「法律とか、道徳とか、ですか?」
「うん、そういうことだね。でも君は人を殺してしまった。聞かせてもらってもいいかな?」
「だって先生、人を殺したら人が死ぬなんて、誰が決めたんですか?」
「殺したら死ぬのは生物の宿命だよ?」
「でも、人間が生物だなんて、殺してみないとわかりませんよ」
「ふむ、そうか……」

その後もいくつかの質問を受けた。
その度に医者はカルテにメモをしていく。
やけに作業的だと感じた。

そもそも、人を殺した時点で一定の異常者なのに、
どうして異常かどうかを判断する必要があるのだろう。

異常なら正しくて、
正常なら間違ってて、
それって本末転倒のような気がする。

結果的に僕の思う通りに進んでよかった。
それはひとえに勉強の甲斐あってのことだ。
ここ二ヶ月、ネットで殺人鬼に関する情報を調べまわった。

結局、僕は精神に異常はなしと判断された。
ただし常識的な概念が不足していると。
それを補うために今回の犯行に及んだのは、
極めて正常な思考能力だと。

これでいい。
それでいい。

判決を受けた僕は外に出るや否や沢山のマスコミに囲まれていた。
目も眩むフラッシュに暴風のような質問。
中には野次も混じっていて、死ねだなんだと口うるさい。

僕が今回のことで謝らなければならないのは、
両親に対して他ならない。
多分、引越しせざるを得ないはずだ。
というか離婚してしまうかもしれない。
その後も生きづらいと思う。

謝っても許されないことだ。
世の中には、そういうことだってある。
だから僕は後悔していない。

手錠をされた僕は警察官に引っ張られて進む。
頭に深くかけられたコートは未成年のうんたら、だっけ。
ここまで注目を浴びるとは予想外だったけど、
なにがそこまでセンセーショナルなのだろう。

「どうして二人も殺したんですか!? 死体は酷い有様だと聞いてますよ!」
記者の声が一つ聞こえた。
どうして? どうしてって、それはもちろん。

「殺したら!死ぬのか!知りたかったんだ!」

当たり前だけど、僕はすぐに取り押さえられた。

■五年後

「お世話になりました」
深く頭を下げて感謝を言う。
この五年、想像以上の過酷さに自殺すら考えた。
だけど、なんだかんだで生きている。

生きてしまって、いるんだろうか。

監獄の外は吹雪いていた。
当然、出迎える人なんて一人もいない。
この先どうやって生きていこうか。
頼りにしてみるといいと言われた人を訪ねてみるか。

真冬の寒さで耳も切れる。
五年ぶりの外は、真っ白な世界だった。

「あの」

声がしたので辺りを見回す。
どうやら俺しかいないらしい。
こんな辺鄙なところで迷子だろうか。
振り返って、一目で誰だかわかってしまった。

「佐藤さん、ですよね」
「違います」
「でも、今日出所されるって、聞きました」

誰に聞いたのか、教えた人を問い詰めたい。
どうして彼女がこんなところにいるのだろう。
ろくな考えが浮かばない。

「……どなたですか?」
「私です。中学の頃、同じクラスで、芸能活動していた」

伏し目がちな表情にぐっとくる。
覚えてないわけがなかった。
名前も忘れたことがない。
忘れられるわけがない。

「さあ、覚えてないですね」
「そう……ですか」

でも、それを知られては意味がない。
なんのためにサイコパスを演じたことか。

「でも、言いたいことがあるんです」
「はあ」
「ありがとうございました」

それほど胸に突き刺さる言葉はなかった。
なんらかの方法で知ってしまっているのか。
或いは、想像して行き当たってしまったのか。

考えてみれば単純なのだ。
一般的には理由もなく殺された二人。
けれど、彼女にしてみれば二人は見知った人物だ。
その二人が一日で殺された。

しかも一人はあの廃ビルで。
なんて馬鹿なことを。
今にして考えればあの廃ビルを使えば、
知られてしまうようなものじゃないか。

それでも。

「なんのことです?」
「……わからないなら、いいです」

「佐藤さんに渡したいものがあるんです」
さっさとこの場を離れてしまいたい。
すぐにでも逃げだしてしまいたい。
だけどそうもいかないだろう。

「まず、これ」
「これは……写真? 仲が良さそうですね」
「はい。友達に頼まれました。会うなら渡してきてほしいと」

そこには仲良く肩を並べ合い、
ピースを作る二人の女性がいた。
もちろん、聞かなくてもわかる。

「あと、これ」
「……これは」
「友達に貰ったんです。佐藤さんが持っていたものだって」

それはどこかで失くしていたと思っていた『灰色の街』だった。
ということはあの日、公園に置いてきてしまったのだろう。
それにしてもなんでこれを彼女に……。

「友達は言ってました。彼は悪くない、って」

そういえば、確かにそんな約束はしていない。
だけど気持ちを汲むとかそういうことをしてくれても……、
いや、当時は中学生だったのか。
そんな考えには至らないかもしれない。

「佐藤さん、この本の結末がどうなるか知っていますか?」
「はい」

獄中で読んだ。
少女のために少年は色を世界にぶちまけた。
そこは童話らしく、ペンキをぶちまけるように。

たちまち世界は色づいて、少女は晴れて自由の身となった。
しかし少年は禁忌を破ったとして捕まってしまう。
少年は、こんなに綺麗な世界なのになにがいけないんだと怒鳴りつけた。
大人たちはそれに答えられなかった。
いけないことの理由を知らないからだ。

少年には極刑が与えられるが、少女の手によって脱走する。
そして二人は色の煌く世界で虹の架け橋を渡り、
二人だけの居場所を求めて旅に出る。

「なんとも言えないラストでしたね」
「そうですか? 私は好きですよ。二人が手を取り合って、世間の目を知りながら、生きていこうと決意して」

それがどういう意味なのかと勘ぐってしまう。
だからこそ必然的に沈黙が流れた。
本の言葉を借りるなら、俺の世界はもう灰色なのだ。

「それより、過去の人達がどうして色を封じたのか。佐藤さんはわかりました?」

それこそがこの本の問いかけだ。
なぜ、綺麗であるはずの色を封じなければならなかったのか。

「綺麗な物があるのなら、汚い物もあるからでしょう」

彩れば世界は綺麗になる。
しかし代わりに浮き出るのは汚い物だ。
光が差せば影があるように。
世界は綺麗事ばかりじゃない。

彼らはそれらを封じ込めた。
綺麗な物よりも、汚い物を目にしたくないから。

「それなら、正しかったのはどちらでしょうか」

そして、これが『灰色の街』の命題といえた。

「正しい、というのは相対的なものですから。どちらが正しいかといのなら、どちらも正しいんじゃないですか?」
「煙に巻かないでください」

意思の強い瞳が俺を捉える。
そういえば彼女は強い女性だった。

「そうですね……」

どちらが正しい。
それは確かに相対的だ。
決してさっきの答えは間違いじゃない。
だけど彼女はそんなことを聞いていない。

俺という一個人にどちらが正しいのかと聞いている。
正しさは相対的でも俺は個人だ。
だから、俺はどちらかの正しさを持ち合わせている。

「きっと、正しかったのは……」

ちらりと見やると彼女は震えていた。
これだけ寒いのだ、息も凍える。
それでも真剣に耳を傾けている。
それでも俺は真剣には答えない。

答えてしまえばボロがでる。
張り詰めた線が切れてしまう。
これは交わらない物語。
俺と彼女が交わってはならない物語。

ふと俺と彼女に糸が繋がって見えた。
言うまでもない、灰色の糸だ。
手繰り寄せれば近づくかもしれない。
距離が永遠に失くなるかもしれない。

「大人達ですよ。パンドラの箱と同じ原理。そこに詰まっているのは希望だけじゃなく、問題なのはリスクの大きさなんですから」

それでも俺は、僕は、糸を優しく切り裂いた。
鬼を殺した呪いのナイフで。

俺の答えに満足したのか、彼女は返事をしない。
俯いた瞳になにが写っているのだろう。
降り積もる雪になにを見出しているのだろう。

長い時のようで短かった、
曖昧で公平な時間が過ぎて、
顔を上げた彼女は満面の笑みだった。

頬が濡れているのは、きっと雪のせい。

「頑張って、芸能活動を続けます」

声がしわがれているのは、きっと寒さのせい。

「本当に」

視界が滲んでいるのは、きっと……。

「ありがとうございました!」

それは交わらない物語。
僕はアイドルのファンに過ぎなくて、
彼女を眺める一人の人でしかない。

ハッピーエンドには程遠いけど。
そんな僕にも物語があって。

僕の世界は灰色で。
きっと彼女の世界は虹色で。

彼女の虹になれたのなら、
まあいいんじゃないかなと。

彼女のファンである僕の、
それが唯一の自慢だ。

どんっと人にぶつかったから、
大丈夫ですか? と声をかけた。

その女性は雪に溶け込む髪をしていて、
鬼の形相で僕を睨んでいた。

体の自由が効かなくなって不意に前へ倒れこむ。
腹部の呪いが一層増して痛みの中で憎悪が叫んでいた。

憎しみは黒く蝕んでいて、
流れる血もやはり黒い。

それなのに、
雪に染みたそれはどうにも、どうにも。

「……きれい、だな」

僕が彼女の虹となれたなら、
彼女は僕の虹だったのか。

相対的なものだから。
あれも、これも、どれも、かれも。

そうして世界は閉じていく。
そうして物語は幕を下ろす。

僕の交わらなかった物語に。
真っ赤な幕が下りていく。

幼馴染とセクスした話wwwwww

スペック
俺 
高2
フツメンでありたい
バトミントン馬鹿wwww
ちょい痩せてる

幼馴染のスペック
同い年
背は160くらい
セミロングの黒髪
華奢 
Cカップくらいの胸
顔は結構かわいい 
アニメも見るらしい
仮に愛奈と呼ぶことにする

去年の夏の話なんだが
俺は高校1年の夏休みを満喫していた。
友人と遊んだり、バカみたいに騒いだりしていた。
女なんか今まで部活が忙しくて出来たこともなく。
S●Xなんかしたことも無かった。
同じ高校にいった近所の友人と遊んだりしていたのだが。

ある日、転機が起こる。
幼馴染が俺の携帯にメールを送ってきた。

幼稚園のころは俺と幼馴染だから遊んでいたのもあって
「結婚して!」とか言うのも日常茶飯事だったが、
小学校に上がると、恥ずかしさからそんなことを言うのは無くなり。
それから卒業まで喋ることはおろか、会うことも無くなった。

俺は小学校を卒業して、中学校に進学した。
田舎なので、同じ中学に入学した。
中学校では俺は今まで続けていたバトミントン部に入り、地元じゃ結構な強豪校だったので、練習量も半端なかった。
夏に毎日10km走らされてクタクタになるのも普通だった。

ほかのヤツに聞くと、愛奈は美術部に入ったらしい。
もうバトミントン部の練習についていくのがやっとで愛奈のことなんか気にも留めていなかった

俺はいきなり来た幼馴染からのメールに戸惑いながらも返信をした。
愛奈は商業系の高校に行き、俺は工業系の学校に進学したからパソコンを直してもらえると思ったらしい。
授業ではまだパソコンなんかに触れてはいなかったが、俺は自作パソコンを組んだりしてたので何とか出来そうだったから快諾してやった。

真夏の午後を回ったころに俺は自分の足で、愛奈の家へ向かった。
小さいころは毎日のように一緒に歩いた道もいつの間にか土からコンクリートに変わり、照り返しの熱が体に響いた、
小さなころには背よりも断然高かった塀も今や下に見ていた

コンクリートの道を2.3分ほど歩くと。愛奈の家の前に立っていた、
二階建ての一軒家。結構な広さの家だと久しぶりに見て気づいた
外には車が無かったので家には愛奈一人だと思った
俺は幼馴染の家のインターホンを押す

ファミリーマート入店時の音が流れ、少しの沈黙の後
玄関の扉が開いた。そこには……
通っている高校のジャージを来た華奢な愛奈がいた。
幼いころの面影が見える愛奈の顔に笑顔がこぼれた。
「やっぱり俺君は昔と変わらないねwwwww」
笑顔も昔と変わらないくらいに可愛かった。

そんな顔を見せる愛奈に俺は何も言えなくなってしまったwwwww
「パソコンの調子がおかしいんだって?wwww見せろよwwwww」
確かこんな事を言ったような気がしたwwwwコミュ障はつらいぜwwww

「……」
愛奈が何も言わなくなってしまった。
「ごめんwwwあのころの俺君を思い出しちゃったwwww」
俺と同じことを考えていたwwwwww
そんなこと言いながらも愛奈の部屋へ。
二階の角の部屋が愛奈の部屋だった。
愛奈の部屋は小奇麗にまとまっていてショボーンぬいぐるみやねんどろいどミクさん
の近くにパソコンがあった NECのノート、
俺は愛奈にどうしてそうなったのかを聞いた。
どうやらパソコンを机の上から落としてしまって
HDDを壊してしまったようだった。

俺は家に戻り。前に使っていたノートを分解して、何とか使えるようにした。
HDDはフォーマットしたので、linuxを入れておいた。
コレで一応パソコンは使えるようになった頃には夕焼けに空が染まっていた。
俺はもう帰ろうとしていたが、
「ありがとう、今ジュースもって来るね」
との愛奈の一言でもう少し愛奈の家にいることとなった

俺は愛奈の部屋で一人になった。
俺は考えていた。
俺は小さな頃は一緒に愛奈と遊んだ、あの頃は好きだった。
小学校や中学校では顔も合わすことも無くなり。俺はバトミントン一筋
俺は思ってみたら女子なんか考えたことも無かったと
部屋の扉が開き、サイダーを持った愛名がいた。
サイダーを飲みながら愛名が俺に言ってきた。
「懐かしいねwwwこんな事wwwあの頃は大好きとか言ってたのにwwww」
笑いながら言っていた。もう懐中の笑い話にもなっていた。

「本当にあの頃は好きだったのにwwww」
俺はこんな話をしたのは幼稚園以来だったから何を話していいかわからなかった。
しかし俺は愛奈の次の発言で意表を突かれた
「俺君って……彼女とか…いるの?」
俺はこの通りのバトミントン馬鹿で彼女なんかいた事も無い。

「いねーよwwwww」
あっさり言ってやったwwww
「そうなんだ……私はね、彼氏とかいないけど好きな人はいるんだwwww」
と言った。俺は何故か感傷的になってしまった。
小さい頃は俺のことが好きといっていたが
もう他の人が好きになっていて、子供のままではないと。
俺は今まで幼稚園の頃の幼馴染と思っていた愛奈を大人だと思った。

俺は愛奈に聞いた。
「お前の好きな―」
これから先は言えなくなっていた。
俺の口の中に微かなサイダーの甘い味が広がった。
いきなりの出来事だった。愛奈の唇が俺の唇に重なったのだ
「好きな人は俺君だよwwwwwwww」
エロゲー廃人の俺は夢かと思ってしまったwwww
こんなのが現実にあるのかwwwwしかしこれは紛れも無い真実。

実際に俺の前には赤い顔をして座っている愛名がいる。
俺の初恋の人だ、ファーストキスを奪った犯人でもある。
「いきなりなんだよ!」
そういうと再び愛奈がキスをしてきた。
愛奈の薄い唇が俺の唇に重なった。これは相手が離すまでは
離さないと思った童貞の俺は洛陽に包まれた愛奈の部屋で
唇を重ねたまま、時が経つのを忘れていた。

時間にしては1、2分だがその時だけは1時間くらいに感じた。
愛奈が不意に笑った。なぜ笑ったのかその時は分からなかったが
次の瞬間に判明した。

舌を入れてきたのである。ぬるっとした感触の物体が俺の口腔を
蠢いていた。俺も友人宅で見たAVから得たわずかながらの事を
実行し、愛奈を抱きかかえ舌を愛奈と絡めた。
愛奈の髪のシャンプーのいい香りが鼻をくすぐる

ディープキスを終えると、愛奈はおもむろに服を脱いでいた。
外ではもうほとんど太陽は入り、ほとんど光は無かった。
電気がついていない愛奈の部屋の中ではわずかに残る太陽の光に照らされた。
愛奈の裸体が妖艶な雰囲気を醸し出していた。

愛奈の身体はもう成長しきっていて。昔の面影などは無くなっていた。
俺は愛奈の成長した姿に息を呑んでいた。
見ない間に心も身体も成長して。初恋の相手を一途に思っている愛奈
俺はもう我慢が出来なかった。
「俺は、愛奈の事が好きだ。」
そう言った俺は愛奈をベットに押し倒し。
今度は俺からディープキスをした。
その間にも俺は愛奈の胸に手を添えて。揉んでいた。
小ぶりだが弾力があり、いい形だった。

愛奈の息遣いが荒くなり、俺は口を離した。
俺の下の物もすでにビンビンで、臨戦態勢に入っていた。
愛奈のアソコは毛が薄く小さかった。
俺は「ゴムない?」
と愛奈に聞くと、愛奈が机の引き出しの中から
ゴムを出してきた。
俺がゴムをつけようとした時、愛奈は俺のアレを
咥えていた。俺のアレは愛奈に舐められ、恥ずかしくも
すぐに逝ってしまった。愛奈の顔に俺の精子が付いていた。
愛奈は部屋にあったティッシュで精子を拭いて言った。
「早いねwwww俺君wwwww」
早漏れですwwwwwwwwwwwwww

愛奈はそういう間に俺にゴムを付けていた。
俺は少し邪険な考えをしてしまった。
俺は愛奈を捕まえ、愛奈のアソコを舐め始めた。
仕返し変わりにク●ニをしてやったwwww
愛奈は息を漏らし、感じていた。程なくして愛奈も逝ってしまった。

「そろそろやろうよ……虚ろな目をして愛奈が語りかけてきた。」
俺はいよいよ愛奈に挿れる時が来た。
童貞は今日でおさらば、愛奈のアソコに俺のアレをあてがった。
窪んだところがあり、そこに向けて俺はアレを挿れた。
しかし愛奈は痛がっている。やはり初めてなので痛いのだろう。
俺は少しずつゆっくりと挿れて行った、そうすると奥まで届いた。
「ゆっくり動くよ…」
愛奈の身体をいたわり。ゆっくりと動いていった。
「…うぅ……はぁ…」
押し殺したような声が部屋に響く、もうすっかり日も暮れて外は漆黒の闇と化していた。

愛奈も痛くなくなってきたようで。俺はスピードを早めていった。
愛奈の中は熱く、俺のアレに絡み付いてきて、最高だった。
俺はフィニッシュに向けてスピードを早くしていった。
突然俺の身体に電気が走るような快感が走った。
愛奈もほぼ同時に逝ったらしく。俺のほうを見ていた。

最後に軽くキスをした。 
俺はもう愛奈を幼馴染としてではなく、彼女と思うようになっていた。
俺が童貞を捨てた話でした

幼馴染の妹と付き合ってたのに姉でDT卒業してしまった…

スペック

幼馴染
19大学2回生
155あたり
顔はかなり可愛いな

幼馴染の妹
18高3
160cm
姉には劣るが普通に可愛い
桐谷美玲に似てる
姉とはあんまり似てない
Bカップ


19大学2回生
178cm
顔はどうだろう
最近似てると言われたことがあるのはうっちー

綺麗な話ではないですが良ければ聞いてくだされ

一応名前つけとく
幼馴染(あおい)
幼馴染の妹(みれい)

でよろしく

俺とみれいが付き合ったのはみれいが高1で俺が高2の時だった
受験勉強を頑張るみれいに教えてあげるうちにすごく仲良くなっていった
んでみれいは見事高校に合格し、入学したみれいにある日俺は告白され、付き合いはじめた
あおいはあっそうなんって感じの反応だったかな

それから普通に3人でも遊びにいったりしたし、みれいとも沢山デートした
テスト前は一緒に勉強したりして楽しかったなぁ

みれいと少しうまくいかなかったのは受験の時だった
全然遊べなくなったし、俺の家にあおいが勉強しにくることが多くなった
同じ受験生だったし、話は合うし少しみれいの愚痴を言うことも度々あった
でもあおいはなんでも優しく聞いてくれた
あおいとは普通にずっと仲は良かった
あおいが推薦入試で秋に一回落ちたことがあった
俺んちで号泣してて思わず抱きしめたこともあったな
そっから本当にお互い励ましあって頑張ってた

受験が終わって俺とあおいは見事大学に進学
めっちゃ嬉しかった
みれいも喜んでくれた
みれいにはたくさん我慢させてしまったし、春休みは沢山遊んだりした
寂しかった寂しかったってずっと泣かれた日もあって正直心が痛かった
大切にしようって思った

まぁ一年違いの俺達だからさ、次はみれいの番なんだよな
でも俺はすっげー応援した
勉強も教えてあげたり、しんどくなったら遊びに連れていってやったりね
ちゃんと好きだったはずなんだよ

でもある日あおいに彼氏ができたことをあおいから聞いたんだよな
あおいにはずっと居なかったってかあおいからそんな話聞いたことなかったから複雑っていうかなんかよくわからない気持ちになった
可愛いし、モテるはずなのに今まで聞かなかったのもおかしいんだけどさ。
なんかあおいが気になって気になって仕方なかった

どんどんみれいへの気持ちは離れていってた
俺自信も辛かった
あおいをみても辛かった
多分もう俺はあおいを好きになってた
でもみれいは受験生だし絶対受験終わるまでは邪魔しないって決めてた
そんな中あおいは彼氏と別れた
理由は知らない
んで12月31日みれい、あおい、俺で初詣に行くことになった
あおいはたまたま家にいたみたいでみれいが誘った
んで初詣、みれいは嬉しそうに楽しそうでずっと俺の手を繋いでた
トイレ行く時あおいと2人になったんだよな
なんか寂しそうでそん時俺から手握った
なんでそんなことしたのか俺もわからんかったけどなんか握ってあげたかった
あおいはなにっ??ってすっごい顔でビックリしてた
俺は寒そうやったからとか意味わからんことゆってたな
そのまま幼馴染の家にみんなで帰った
まだ幼馴染の家族はかえってきてなかった

みんな順番に風呂はいって俺はみれいを寝かしつけてた
ぎゅーってしてきて可愛いやつやった
寝かしつけたみれいを見てやっぱ悲しませたらあかんなって思った
内緒で神社でかった合格御守りをみれいの枕元に置いた
んで俺はトイレいって寝よって思ってとりあえずトイレに行った
んでトイレ終わって戻ろうとしてんけど台所のある部屋が光ついてた
俺はお母さんたち帰って来たんやって思って一応挨拶しにいった
そしたらそこにおったんはパジャマ姿のあおいやった

あおいは俺見てめっちゃビックリしてた
普通に夜遅かったから急に人が入って来てビックリしてたって感じかな
あおいは麦茶をのみながら
あ「ビックリしたよ、どうしたん?」
俺「いや、お父さん達帰ってきたんやとおもってん、寝られへんの?」
あ「ん?わからんw喉乾いたから。」
俺「そか?」
あ「みーちゃんは?」
俺「寝たよ」
あ「そっかぁ」
あ「そろそろ寝よっかな」
俺「そやな」
んであおいの部屋の前へ、
あ「じゃあね、」
俺「あのさ」
あ「ん?」
俺「少しだけ入ってもいい?」
本当何言ってんだよ俺って思った
あ「え、うん…なんにもないけど笑」
俺「すぐ戻るし!」

んな感じであおいの部屋に入った

あおいはベッドの上に寝転び、俺は床に座った
俺「あー、、電気消しとくわ。眠くなったら気にせんと寝ていいからな」
あ「あ、うんwありがと」
俺「なんか、久しぶりに入ったかも」
あ「そうだよね…」



俺「少し変わった?」
あ「ん?少し変わったかもw」
俺「あ、机の位置とかやな?」
あ「うんw変えたw」

とかたわいない話をしてた

んで少し沈黙があった

俺「あおい?………ねた?………」

………

そっとベッドに近づく
ドキドキするような可愛い寝顔があった

あ「も?」あおいは俺の反対を向いた
俺「なんや起きてたんや」
俺はベッドに座って枕を握ってるあおいの手をそっと握った

あ「何、やめて」
でも追い払われた
俺「寒いやろなって思って」
またわけのわからんことを俺は言う
あ「寒くないから」
俺「隣、寝ていい?」
あおいは何にも言わなかった
俺「寝るで?」
何にも言わず反対側をあおいは向いていた

俺はあおいの方を向いてそっと横になる
あおいの髪の毛からはシャンプーのすっごい良い匂いがした
少しシーンとしてた
俺「今年何お願いしたん?寝た?」
あ「内緒」
俺「そっかぁ」

そしたら少し身体を動かしてあおいは枕に顔を埋めつつも俺の方を見てきた

俺「ごめんな、眠い?」
あ「…」
俺「…」
あおいは眠そうな目をしてた気がする
俺はまた手を握った
あ「だから、やめてって」
俺「やめたくない」
俺はあほなことを言って恋人繋ぎにした

あ「もう意味わからへん、俺はなにがしたいん?」

俺「好きやねん…」

あ「は?俺おかしいで?」

俺「あおいが好き」

俺はあおいの手をギュッてした

あ「…………」
あおいはなんにも言えなさそうだった
俺はそっとあおいにキスをした
少し逃げようとしてたけど俺はキスした

あ「ずっと好きやったんはこっちやねんで?ずるいいつもずるい」

俺は全然気付いてなかったんや…
どんどんどんどん涙目になっていくあおい

またそっとキスをする
もう苦しくて苦しかった
なんの苦しさなのかはもう全然わからなかった

俺「ごめん、ごめんな」

俺あおいの手を握ったままあおいを抱き寄せる

俺「上向いて?」
あ「…」
俺「あおい?」
あ「…」
俺はあおいのあごを優しく上げてまたキスをした
優しく優しく唇を包んだ
好きって何回か言ってたと思う

そっと舌を入れる…
あおいも少しずつ息が荒くなりはぁはぁ言っていた
俺「した…出して…」

そしてお互い絡ませあった
あ「はぁはぁはぁはぁ…すき…はぁはぁ」
俺はこれを聞き逃さなかった
もっと激しく熱いキスをした
もう気付いたらお互い身体動かせて足絡ませて激しく身体こすり合わせてた

俺は激しくキスしながらあおいのTシャツの中に手を入れる

柔らかいものをそっとそっと手で包み込む
さきっぽを触れるか触れないかぐらいで優しく触るとあおいは身体をねじらせアッと声を漏らした

キスから耳に舌を這わせ、耳の中を舌の先で優しく舐める
そのまま舌を這わせあおいの胸へ
優しく優しく咥える
少し強く吸ったり優しく舌先でなめたり…
あおいはその度に声を絶えていたが漏らしたりしてた

そしてキスをしながらズボンに手を入れる
俺は優しく太ももに触れる
パンツは熱くてズボンの中は熱気がすごかった
あおいのクラッチの部分はヌルヌルに濡れていた
その上からあおいのクリに触れるとアッて声を漏らした
俺は何回も触った
あおいは声を絶えて絶えて苦しそうな顔をしていた

そしてズボン、パンツを脱がせあおいのヌルヌルのアソコに指を入れる
優しく手マンをした
たまにクリを触るとすごく身体をねじらせた
それが凄くエロかった
俺は服を脱いで急いでゴムをつける

あ「俺…うちしたことない」

俺は正直ビックリした
もう経験済みやと思ってた
俺だって童貞なのに…

俺「俺も。大丈夫、痛かったらすぐゆうてな」
あおいはうなずく。
少し乾いたあおいのアソコを再び優しく触る
そしてゆっくりゆっくり少しずつ少しずつあおいの中へ入れていった
あおいの中はものすごい熱かった
ねっとりキュッてしめてきて正直すぐにも逝きそうだった
あ「はぁッアッアッ」
あおいは頑張って声を堪えていた
俺「はぁはぁ……好き、好きやで」
奥までいったとき今までにないくらい強く強く抱きしめあった
本当に好きって思えた
あおいにも好きだよって言われた

そのまま裸で抱き合ったまま寝た
朝、あおいに起こされ服を着る
夢?か現実かわからなかった

あ「昨日のことはぜーんぶ嘘!」
笑いながらゆってきた

俺「え?」
あ「嘘やの。まぼろしw」
俺「どういうこと?」
あ「嘘ってこと、もうそういうこと」

俺が、理解に苦しんでると、
あ「もう、はやく行ってよ、起きないうちに。」
多分みれいのとこって意味だよな
俺「ごめん」
あ「いいかーらー!」
俺「あおい、待っててな。俺はうそじゃなくて本当だから」
あ「わかったらはやく行って!」
俺「おう」
んであおいの部屋をあとにした

まさかあおいと卒業するなんてな…
罪悪感いっぱいでみれいの部屋へ向かった
みれいはスヤスヤ寝てた

それからみれいの受験がおわるまであおいとは
ほとんど関わらなかった
受験が終わり、落ち着いたころ俺はみれいに別れを告げた
あおいが好きなことも伝えた
みれいとは数ヶ月会わなかった
それで今はあおいと付き合ってます

あおいによると一時期はみれいとクソ仲悪かったらしい
でも何ヶ月か経ってなんにもなかったようにふっきれたように普通になったらしい
俺に対してもそうだったかな
みれいに別れを告げた時は凄く大変やったし、正直修羅場だったしあんなみれい見たことなかったな。
今は新しい彼氏もいるみたいだよ
でも3人でも遊びにいったりするようになれたよ

一時期幼馴染と変な関係になったこと話す

友達に浅野いにおのうみべの女の子を借りて見てみたら昔を思い出したので書く
突発的なので書き溜めはないですすみません

スペック
自分 女 当時高2 帰宅部 
幼馴染 男 同じ歳 帰宅部 目つき悪い

漫画みたいだと言われると思うが、本当の話

幼馴染とは家が横で、小さいころから仲が良かった

家と家の間は結構あったんだけど、自分たちの部屋は隣同士(意味分かるかな)
にあったので、
鉄製のはしごを1つ部屋と部屋の間にかけておいて、
一回はしごで地面まで降りる→はしごを相手のベランダの方にかける→のぼる
ってかんじで部屋に行き来したりしてた

部屋にいったら一緒に宿題してゲームしたり二人だけで人生ゲームしたりしてた
時々夜(っつっても8時くらい)に部屋暗くして怖い話大会とかした

まあよくある話だけど、毎日一緒に登校してたのが小学校高学年になると自然と無くなった
普通に部屋には行き来してたけど

で、部屋に行くのも中学生になると急激に減った
だから2週間に一回くらいどっちかの部屋に集まるのがすごい嬉しかった
ゲームもあまりしなくなってて、だれだれはあの子が好きとかそういう話ばっかりになった

中学校時代の私たちは、
私 派手でも地味でもない普通な感じ、バスケ部のマネージャー
幼馴染 派手グループに属してるけどそんなチャラチャラはしてない 
    帰宅部だけど、校外のバスケクラブに所属
って感じ。

二人とも3年の夏に部活とクラブを引退。

で、受験シーズン

私たちが住んでるところの近くにある私立高校があって、大概の人たちは
そこに専願で行くか、電車で30分くらいの遠い公立を受ける

私は近くの私立高校の制服がださくて嫌だったので公立、幼馴染は最後まで悩んで、結局あみだくじで公立。

秋になると部屋に行き来するのはほとんどなくなって、二人とも勉強に専念した

そんで受験。二人とも無事合格。私はギリギリだったけど

結果発表の日は私の家に小さいいとことかおじさんとか来てたから、
幼馴染家と一緒にバーベキューした。超楽しかった

ふつーに肉食いながら幼馴染と話してるときに、唐突にこう言ってきた

「そういや俺●●に告られたw卒業式にw」

相当びっくりした。
恋バナはしていたが、お互い自身のそういう話はしていなかった。
幼馴染はそういうのに興味がないのかなあって思ってた。

私は友達とかっこいい先輩を裏できゃーきゃー言ったりするけど、
好きな人、っていうのはできていなかった

私「うそ!!!!!まじ!???なんで言わないの!???」

幼馴染「はずかしかったしwおれもびっくりしたー」

私「付き合ってんの!?」

幼馴染「なわけねーだろ話したことないもん」

ここで自分ほっとしてることに気付いた
で、その後、よく漫画で見る表現みたいに、幼馴染の目を見ることができなかったり、
誰か他の人と話したりすることに集中できなかったり、幼馴染のことぼーっと考えたりして
バーベキューどころじゃなかった

で、ああこれ幼馴染のこと好きだわと気付いた
いつから好きだったかは謎だけど。

その日からずーっと意識してて、今まで普通に接してきた幼馴染をそういう風に思う事が気持ち悪かった

だけど自分のベランダの方からはしごがかかるガンッて音がしたら
ドキーッってしてやばいやばい来る来るって思ったり、
自分からあっちの部屋に行く時「よーし行くぞー普通に話すぞー」って思ったり、
すごいめちゃくちゃ恋してた。

そんで入学式。
お互い不安だからって小学校以来初めての一緒に登校。
めっちゃ嬉しかった

電車は満杯だったけど、あいてるところ座らせてくれた
もう、めっちゃキュンッってした
そんな優しい男になってたんだなー!って感動もした

ちなみに中学校学ランだったんだけど、高校はブレザーで
始めてみるブレザー姿がかっこよすぎて(好きな人補正あると思うけど)一緒いるときずっとドキドキしてた

高校では朝の通学とかにも時間かかるからって理由で
二人とも部活は入んなかった

ちなみに違うクラス

だから放課後電車で同じ時間になると一緒に帰った
嬉しかった
マックで勉強見てもらったりもした

周りの人から付き合ってるんでしょ!?って言われることが多かったけど、
別に付き合ってるわけじゃなかった
だけど友達とも何か違った

でまあ、普通に高校生活送ってて、一年の2月、幼馴染のお母さんが事故で死んだ
小さいころからよくしてもらってたし、うちの親が仕事で二人ともいないときとか預かったりしてもらってて
本当親みたいだったから、悲しかった。めっちゃ泣いた。

幼馴染は葬式の時茫然としてる感じで、全然泣いてなかった

葬式の間、どう声かけていいか分かんないでずっと見てるだけだった。

で、骨焼く間の時間に、「大丈夫?」って話しかけた。それ以外思いつかなかった。
幼馴染は、「んー、実感ない。分からん」って行った。

私にとっても大事な人だと思ってたけど、やっぱり血のつながった親となると、
簡単には事実を受け止められないんだなって思った

その後は「そっか」としか言えないで、隣に座って無言でずっとお菓子食べてた

葬式が終わった次の日、私は普通に学校に行ったけど幼馴染はしばらく休んだ
家に帰ってからも、普段は空いてる幼馴染の部屋のカーテンがしまってたから
部屋にも行かなかった。

で、2週間くらいたってやっと登校してきた
親戚とかに挨拶に回ってたらしい

登校してきた日は普通にやってるように見えた
だけど、次の日から幼馴染は学校に来なくなった

私が学校から帰ってきて幼馴染の部屋を見てみても、カーテンはずっと閉まってた

来なくなって結構経ってから、私は熱を出して早退した
部屋に入ってベッドに倒れこんで、ふと幼馴染の部屋を見てみると、カーテンが開いていた

しばらく幼馴染の顔を見てなかったからすごく嬉しくなって、ベッドから身を乗り出して部屋を見た

そしたら、幼馴染オナヌーしてた

ぎゃあああああああああああああああってなってすぐベッドに転がった
一瞬しか見てなかったけど確かにこすっていた
心なしか顔もこう、きつそうな、切なそうな顔してた。かわいかったけど

で、幼馴染もやっぱそういうのするんだなーって感心した
6時ごろの私が普段家に帰ってくる時間に見てみると、カーテンはもうしまってた

次の日も学校休んで、こっそり幼馴染の部屋を見てみるとカーテンは空いてた
幼馴染は机のいすに座って携帯触りながら何か食べてた

その後もちょこちょこ見たけど、しこってるところは見なかった
だから相当幼馴染運わりーなーと思ってそういうとこ見てしまってごめんって心の中で謝っておいた

幼馴染が言うには、一回お父さんと口論になって、殴られたたらしい
お父さんに殴られるのは初めてだったし、あっちも殴ったことに驚いてたと。

それ以来会話が無くなって、学校に行けって言われることも無くなって
幼馴染が起きてくるころにはお父さんはもう会社行ってて、夜遅くに帰ってくる、と。

学校の時間はネットしたり漫画読んだり考え事したり寝たり。
馬鹿にならないように時々教科書読んだりしてるらしいけど、意味あるのそれ

なんていうか、幼馴染は前と違う人みたいだった
暗いっていうか、闇を背負った人間みたいになってた

全快して学校行って、授業中幼馴染のことを考えた

やっぱお母さん死んで悲しいのかな、と思って気つかってメールも控えてたし、部屋に突撃するのもやめてたのに、
自分が必死に勉強してる間にあんなことしてるとか何だよ、って怒りが沸いてきた

でその日、家帰ってきて部屋に突撃した

幼馴染びっくりしてた
久しぶりに見たら心なしか痩せて、髪が伸びてた
それと、私に対して冷たくなってた。
びっくりした後に、「・・・何」って言われて、えーって思った

「なんで学校来ないの?」って聞いたら行きたくないって言われた

以下会話

私「やっぱ悲しいよね(食い気味に)」
お「うん、まあ、うん」
私「○○(共通の友人)とか心配してたよ」
お「今はあいつらと会って大騒ぎする気おきん」
私「あー、まあ、そうだよね。お父さんは?」
お「父さんとは全然話してない」

それからまた部屋に行くの控えるようになって、幼馴染は保健室登校を始めた
進級はしたいからって

けど、それも1カ月くらいしたらまた学校に来なくなった
私はどうにかして幼馴染を元気づけたかった

もうずーっと考えてた
考えてるうちに、前みたいにてきとーな話してたら前みたいに戻るんじゃないかって思った

そうとなったら突撃。

だけど一応メールで「行っていい?」と聞いておいた。
「ん」とだけ返事がきた

2カ月ぶりくらい?に顔を見た。げっそりではないけど痩せてた

「何してんの」って聞いたら「別に何もしてないけど」って言われた

けど、冷たい返事だったけどあっちがベッドの上片づけて
(幼馴染の部屋にいるときはいつも私がベッドに座ってあっちが机のイスに座ってた)
飲み物も持ってきてくれたから、「いてもいいのかな?」って思って嬉しかった

それからまた毎日部屋に行くようになった

てきとーなこと話したり、二人でひたすら漫画見たり、
どっちかが寝てしまうこともあって、前より会話は断然減ってたけどなんとなく居心地がよかった

大体いつも私が6時ごろ学校から帰ってきて、ご飯食べて7時ごろ部屋に行って、10時ごろ帰るって感じ。

学校が終わるのが楽しみだった
お父さん友未だに会話はないみたいで、自分だけが今の幼馴染を知ってる、って思ったらなんか感動した

夏のはじめくらいだったかな、それぐらいの時。

暑くなり始めた頃だったから私は幼馴染の部屋に行く時、
ブラジャー付けてる上に前閉めたパーカー、短いズボンだった
普通だったら男の前でそんな格好しないけど、幼馴染は自分を女として見てないだろうと思ってたから気にしなかった
普通にしてたらパーカーの中見えないし

普段通り変わらず、話したり漫画見たりする日が続いた
けど、今思うと幼馴染は何か冷たくなってた気がする

ある日、いつも通りパーカー+ズボンで幼馴染の部屋に行った
幼馴染はこっちをチラっとみて、またゲームを始めた
いつものことだから気にしないで、私も漫画を読んだ

そしたら突然、「お前もう来んで」と言われた
最初何言ってるかまったく分かんなかった

で、しばらく何もいえなかったけど、何か言わなきゃ、と思って
なぜか「うん・・・ごめん」とだけ言った

そしたらあっちは何か「いやさー、そういうことじゃなくてさ」とかもごもご言い出して、
少したって「お前に色々してしまうかもしれんやん」て言った

今考えたらどういうことか分かるけど、そのときは頭こんがらがっててどういうことか分かんなかった
なぜか少し泣けてきて、涙目になってたら
「お前もうとりあえず今日帰って」って言われて、帰らされた

その日ずーっと泣いてた
やっぱずっとうざいと思ってたかなーとかもう行かないほうがいいかなーとか考えてた

3日くらいいかなくなった
もう絶対行かないって心に決めて、他に好きな人を作ろうと思ってた

そしたら、幼馴染からメールが来た
「俺別にお前のこと嫌いなったわけじゃない」ってだけ

で、結局部屋に突撃。前と同じようにパーカー+ズボンで。

「ごめんきた・・・」って言ったら、「ああ、・・・うん」って言われて、
あっちは漫画見だした。

やっぱつめてー、と思ってぼーっとしてたら、幼馴染が話し出した

お「俺が来んなって言った意味分かってる?」
私「うざいってことやろ?」

この時点で自分馬鹿すぎる、今思ったらw
っていうかうざいね

「うざいとかじゃなくてさ、お前女やん、で俺男やろ?
 だからどうしてもお前のことそういう目で見てしまうんよ。
 ・・・そういう目って、エロい目ってこと。 
 お前そういう格好だったらさ、少しかがんだだけで中見えるって分かってる?
 俺、お前に何するか分からんもん」

って、こんな感じのことを言われた。
↑の間に私の相槌とかも入ってるんだけど。

それ言われてやっと気づいて、めちゃくちゃ恥ずかしくなった
で、また泣けてきた、恥ずかしさで。

そしたらそれが幼馴染の火をつけたらしく、
「俺お前の涙目の顔すっごい好き」っつって、ベッドに軽く押さえつけられた

で、めっちゃあせってたら、幼馴染が私の顔の横?肩の上?に顔をやって、
私と逆方向見て、
「つーかその格好がどうとかじゃなく、普通男と同じ部屋に何時間もおらんやろ・・・w」
って言ってきた。

自分だって幼馴染以外にはこんなことせんわって思った

で、ちらっと見たら、心なしか幼馴染勃ってた
けど何も言わずにスルーした

しばらくそのままで、このままどうなるんだろーと思ってたら、
突然耳舐めてきた。

耳なめられるのって、ほんとやばいね、脇くすぐられるよりくすぐったい

意識してなかったけど声出てたっぽい。
めっちゃ恥ずかしくてまた涙目になってたら、頭なでられて、

「もう帰り」
って言われて、起こされて、帰った

また行くのをしばらくやめた
つっても3日くらいだけどw

だけどやっぱり会いたくなって、制服に体操服の短いズボン履いて行った。
これなら文句ないだろうと

バカだったんです。

行ったら、「わ、来た」って言われた
いつもどおりベッドに座って、携帯いじってた

しばらくは普通に何もなかったんだけど、突然幼馴染がこっち見て、
「俺何回か言ったやん、もう来んなって。
 けどそれでも来るってことは、悪いのお前やけん」
って言って、隣に座ってきた

そんでまた押し倒されて、制服の中に手入れてきた

私胸ないんですよ、Aに近いBで。
それが本当コンプレックスで、ばれるのが本当嫌だった

だから、手入れられて見られたらばれる!って思って、幼馴染の肩を押してちょっと離れさせた。

「何だよ」ってだけ言われる。目つきが怖い。

「いや、うち、ちっちゃいから、幼馴染には見られたくない、ほんと」
って言った

幼馴染は私の顔をじっと見て、また耳舐めだした。
びくってなる

そしたらまた徐々に手が入ってきた。
ブラの下にも入ってて、触られた

また泣けてきた

また涙目になってたら、それに幼馴染が気づいて、
「涙目やめたほうがいいよ」って言われた

そんなこと言われてもw

耳なめながら、触ってくる
揉むっていうか、揉むほどないからふにふにしてくる感じ

実際漫画みたいに胸触られても声ってそんな簡単にはでないんだよね
気持ちいいってより、変な感じ。どう表せばいいかわかんないけど。

胸触られるよりも耳なめられるほうが感じた。耳弱い。

一時の間それされて、くすぐったすぎて死ぬかと思った

ふっと手と顔離されて、見つめあう形になって、
「これからも来て、嫌いじゃないけん」
って言われてわーーーーーーってなった

服乱れたの直されて、その日は帰った

次の日、制服で部屋に突撃した
来てって言われたからには行くしかない

部屋に入ると幼馴染はいなかった、と思ったらトイレに行ってたらしく
すぐ戻ってきた

また昨日みたいなことされるのかな、と思って緊張がやばかった

けど幼馴染は「見て、クレヨンしんちゃん。借りて来たw」
とか言い出し、なぜか一緒にクレヨンしんちゃん見た

面白かったけどさ

何でくれしんだよ、と思ったけど、幼馴染ちょっとは元気になったのかな、って嬉しかった

その日はそのまま帰宅。
何もされなかった安心感と喪失感で疲れた
そんで喪失感感じるってことは期待してたんかい!って自分にむかついた

次の日は何か忘れたけど学校帰るのが遅くなって、
しかも疲れてたから部屋には行かなかった
家帰ってすぐ寝た

そんで一日空いて部屋突撃。

幼馴染は漫画見てて、チラっとこっち見てすぐ漫画に目を戻した

あーこりゃ機嫌悪いなと思って敢えてここは放っとこうと
携帯いじってた

そしたら、幼馴染が抱きしめてきた
ひゃーーってなって、「どうしたの?」って言ったら「何もねーよ」って言われた

どうしたらいいか分かんないでとりあえず抱きしめられておいた

抱きしめられてて、これどーしたらいいんだろー、とか思ってたら、
幼馴染が指で背中、っていうか、ブラを制服のシャツの上からなぞりはじめた

で、「お前スポブラでいいんじゃねーの」とか言ってきて、すっごいむかついたw

ペチャパイに突っ込むなw
とりあえず「うざいなー」とだけ返した。っていうかそれ以外言い返せなかった

その後抱きしめられたまま、「●●(何かの映画)見たいなー」とか、「コンビニいこっかなー」とか
どうでも言いことばっか言ってきた

とりあえず暑くなってきたから抱きついてくるのやめろと。
ドキドキするし。

しばらくどうでもいい話してて、そっからきまずい沈黙が流れた
そしたら、幼馴染が一瞬首にキスしてきて、ベッドに倒された

くれしんの件の後だから、そういう展開になるの予想してなくて
あせりすぎて逆に何も反応できなかった

見つめ合う形になって、頭なでてきてキュンってした

で、幼馴染の手がどんどん下に降りてってるのに気付いた
まじかよ展開はえーよとか心の中では思ってたけど、動揺してない風に装った

で、あとちょっとで下着の中に手入る、って時に、自分が生理中って事を思い出した
また幼馴染の肩を押さえて、「ちょ、まって、今生理・・・」って言った

幼馴染の顔が機嫌悪そうになる。怖い。

「ほんとに?嘘ついてない?」って言われて、声は出さずにうなずいた

そしたら下着の上から軽く触ってきて、ナプキンの羽を触ったか温もりか分かんないけど
「ほんとかよ」っつって納得したみたいだった

「びびって嘘ついたかと思った」って言って、押し倒してる私の上からどいた

で、また沈黙が流れて、どうしよう帰ろうかなとか考えてたら、
幼馴染が「俺寝る」って言ってベッドの上で布団かぶって寝始めた

幼馴染寝るならもういいやと思って、「じゃあ私帰るね」っつったら、
腕引っ張られてベッドの上に座らされた

「寝れば?」って言われて、それって「寝ろ」って事だろ、と思いながら
嬉しかったから同じ布団の中に入った

向い合せになって、抱きしめられた
ドキドキしてて寝るどころじゃなかったんだけど、幼馴染はちょっとしたら寝出した

緊張するわ漏れたら怖いわで大変だった

その日は結局、私は寝てるか寝てないかの境目をずっとうろちょろしてて、逆に疲れた
幼馴染は熟睡してて10時過ぎても起きなかったから無理やり起こして、腕離してもらって帰った
寝顔可愛い

その日から生理終わるまで何日か、部屋には行かなかった
っていうか、これからも行くか悩んでた
別に付き合ってるわけでもないのに、そういうことするのはどうなんだってすごい悩んでた
好きって言われたことないし、言ったこともないし。

で、最後に行った日から一週間くらいたった
生理もとっくに終わってる

学校終わって疲れてちょっと寝た
で起きて携帯見てみたら、幼馴染からメールがきてた
普段あっちからあんまメール来ることなかったから、嬉しかった

お「もうこんの?」
私「来てほしいなら行くよ」
お「来れば?」
私「寝てて汗かいたからシャワー浴びて行く」

内容はこんだけ。
細かくは違うと思うけど、こんな感じだったと思う
顔文字とかは省略ね

寝汗かいてたのは本当なんだけど、前みたいにそういう流れになった時の為に
シャワー浴びたいってのもあったw

シャワー浴びて、髪乾かして部屋に突撃

ここらへん覚えてないんだけど、部屋に入って、適当な会話してたらベッドに倒された
やばいきたきたどうしようって思った。多分生きてきた中で一番緊張してたと思う

耳舐められる。
自分本当に耳弱いみたいで、頑張って声我慢してたから漫画みたいにあんあん言ったりはしなかったけど、
時々「んっ」みたいに声が出る。
書いててはずいわw

ちなみにその時の格好は、部屋に行く前にコンビニ行きたかったからいちいち制服に着替えてた

幼馴染が、制服のボタンをはずしはじめた

前に胸を触られたは触られたけど、実際に見られたことはなかったからすごい緊張した

真ん中くらいまでボタン外されて、下に来てたキャミソールもたくしあげられて、
ブラジャー越しだけど胸を見られた

めっちゃくちゃ恥ずかしい

胸元にキスされて、ちょっと舐められて、小さい声で「ちっさいw」って言われた。むかつく
「知っとるってば」って言ったら、「怒らんで、かわいいって」っ言って身体起こされて、ブラを上にずらされた

ブラあるときはまだ隠れてたからマシだったけど、がっつり見られて色々やばかった

幼馴染は、「普通に制服着てるのに、胸だけ見えてるってやばい」みたいなこと言ってた

向かい合わせに座った状態で、幼馴染が抱きしめてきた
抱きしめんの好きだなーとか思ってた

そしたら、さっきとは逆の方の耳舐めてきた
耳弱いんだってばw

気付いたら片方の手が下に伸びてた
胸見られる時よりは緊張してなかった

触られたときに水音?が少し聞こえて、本当に濡れたりするんだなーって妙に感心したw

私生きてきてオナったことなかったから、触られた時びくってした
シャワー浴びてきてよかったって思った

下を触られてる時、幼馴染が指入れて来た
で、ちょっと痛かったけど思ってたよりはするっと入ったから
本番もそんな痛くないかも、って思った
まあ甘い考えだったわけですがw

指出したり入れたりしてくるんだけど、そんな気持ちよくなくて、
こんなもんかーと思ってた

ら、幼馴染が一瞬指で突いたところが、すごい感じてしまって、
何も考えてなかったからちょっと大きい声がでてしまった

「私やばいめっちゃえろい」
って言われて、幼馴染は味をしめたようにさっきのところを何回も指で突いてきた
声我慢できなくて、幼馴染に抱きついて幼馴染の肩で口押えた

この時はイクって感覚が良く分かってなくて、
「あ、やばい、おしっこ漏れそう」って思ってハラハラしてたw

それを感じ取ってか偶然か分かんないけど、幼馴染は指を止めた

でまた押し倒された

気付いたらいつのまにかパンツ脱がされてて、
制服は普通に着てるけど下着はつけてなくて胸のとこははだけて見えてる状態で、
幼馴染ってこういうのが好きなのかなーって思った

押し倒されて見つめあって、「もうやばい、いれていい?」って言われた
うなずいたら、幼馴染履いてたジャージだったかズボンだったかを脱ぎ始めた

恥ずかしくてそっち見れなかったw

で、下にタオル引かれた
何で?ってそのとき思ったけど血出るもんねw

「痛いかも知れん、ごめん」って行って、下に当て始めた

なんかそんな怖くなかった
あんま痛くないだろーとか思ってたし

けど、めっちゃくちゃ痛かった
裂ける裂ける裂けるって思った

我慢できないで、「どんくらい入った?」って言ったら
「まだちょっとしか入ってない」って言われてびびった

かわいい声とか出そうにない
とりあえず痛い、ほんとに

「ごめん、めっちゃ痛いやろ?」って聞かれて、うなずいた

後から聞いた時、私涙目で興奮やばかったっつってたw
Sかw

幼馴染私に気使ってすっごいゆっくり入れてくれた
長い時間かかって、なんとか入った

一回盲腸になって、それ以上の傷みとかないだろうって思ってたけど、
そんなもんじゃなかったw

ずーっと私を心配してくれて、私ばっか感じてて幼馴染に悪くなって、
「大丈夫やけん、動いていいよ」
って言ったら、幼馴染は「ごめん、ゆっくり動くけん、痛かったら言って」
って言ってゆっくり動かし始めた

まあゆっくり動かしてくれたって痛いもんは痛いんだけどw

動かれるたびに激痛がやばかった
けど、時々さっきの感じる部分にあたって、声が出た

どんぐらい立ったかは忘れたけど、どんどん動きが少し早くなってきた
幼馴染の顔見ると、きつそうな切なそうな顔してた

もう何かそれだけで満足って感じw痛いけどw

そしたら、幼馴染が切羽詰まるような声で「ちょっと我慢して」って言って、
早く動き出した

痛い痛い

で、幼馴染イった。
イクときの顔がなんていうか、可愛かったw

幼馴染が落ち着いて抜かれたんだけど、しばらくは入ったままみたいだった

別に私は何したわけでもないんだけど、すごい疲れた

幼馴染は頭なでてくれた

で、また抱きしめてくれた

その後服乱れてたの直してくれて、一緒の布団で1時間くらい寝て

11時ごろ帰った

その日以来、一週間に1回くらいはセクロスするようになった

最初のうちはほんと痛すぎて慣れなかったけど、
幼馴染が優しくしてくれたし、別によかった

一緒にお風呂入ったりもした

けど、私はずっと嫌な気持ちが心の中にあった

付き合ってるわけじゃないのに、こういうことするのっておかしいんじゃないかって思ってた
好きって言い合ったこともないし、キスも口にされたことがなかった

これってただのセフレなのかな、って思ったけど、
それを言って気まずくなって会えなくなる方が嫌だった

毎日毎日考えてるうちに、「もうこういうのやめよう」と思って行くのをやめた
カーテンも閉めて、幼馴染と距離を置いた

ほぼ毎日行ってたのが一週間あいても幼馴染からはメールも一通も来なかった
やっぱりセフレだったんだな、って悲しくなった

そしたらある日、あっちから部屋に来た
幼馴染から来るとか本当久しぶりのことだったからびっくりした

「どうしたん?」って言ったら、「何で来んと?」って言われた

それ聞いたらなぜだか知らないけど泣けてきて、幼馴染おろおろしてた

それで、思ってたことを全部言った
「口にだけはキスしてくれないし、好きって言ってくれないし、
 付き合わないでただそういうことするだけの仲ならもう嫌だと思った」
って事を伝えた

幼馴染はずっと黙って聞いてた

私が話し終えたら、沈黙が流れた
幼馴染は何か言いたげで、時々喋るけど言葉に出来ないみたいですぐ黙った

少したって、幼馴染は「あ?もう」って言って自分の手で顔を覆った
怒ってるかとおもった

そしたらゆっくり話し出した

「俺、お前が俺のこと好きって知っとったよ、ずっと。
 高校生にもなって好きじゃない男の部屋に毎日来るようなやつって普通おらんし、
 学校で会ったら嬉しそうに喋りかけてくるし」

「俺もお前のことずっと好きやった
 だからお前が部屋に遊びに来て、何か変な気分になってもずっと耐えてた」

「やけど、やっぱり耐えきれんくなってああいうことしてしまったんよ」

「で、そういうこと続けていくうちに普通に好きって言えんくなった。
 それと、俺負けず嫌いやけん、俺から好きって言うのもくやしかった」

「キスも、ちゃんとお互いの気持ちを知ってからしたかった。
 俺もずっとまずいことになったなーって思いよったんよ、これただのセフレやん、って」

って言ってきた

最初、「俺のこと好きって知ってた」って、何自惚れてんだって思ったけど、
私よく友達に「私は自分の気持ちめっちゃ態度に出るよね」って言われるから納得した

文章で書くと幼馴染の言い訳みたいに聞こえるけど、実際聞くと真剣味が伝わるというか、
すごい愛おしくなった

まあそう思ってたなら手出すのやめろって感じだけどw
そこはあえて何も言わなかった、私が簡単に部屋に行ってたのが悪いって自分に言い聞かせたw

どう返事していいか分かんないで、また沈黙。

そしたら幼馴染が、「やけん、好きって言って」って言ってきた
私は泣きそうになったけど、我慢した
後から聞くと涙目でこうふry

「うん、好き」ってめっちゃ小さい声で言った

幼馴染が、手で私の目覆って、一瞬口にキスしてきた

しばらく手離してくれないで、「ちょっと離してよw」って言ったら
「いかん、無理、恥ずかしい」っつってきてめっちゃ可愛かったw

その後しばらく手離してくれないで、離したと思ったらすぐに後ろ向いて、
「もう帰る、ばいばい」っつって帰ってった

耳超真っ赤できゅんってした

そんなこんなで、高2の秋ごろにやっと幼馴染と付き合うようになった
長いっつーの

後から聞いた話だけど、その日の夜に久しぶりにお父さんとちゃんと会話をしたらしい
「何で?」って聞いたら、「この日は何でもできる気がしたけん」って言っててうけたw

幼馴染は結局高校やめた。どっちにしろ出席日数やばかったらしいし
それで単位制の学校に編入

学校の廊下で会ったりすることはなくなるんだなーって悲しくなった
けど、またちゃんと学校に通い始めたのが嬉しかった

幼馴染、元から頭はいい方だったから普通の大学に合格できた
同じ大学行けないかなーと思ったけどさすがに無理だった

二人とも実家暮らしだから、今でも普通に付き合ってる
めっちゃ好きですw

変な関係ってのは、セフレぽい関係ってことです

幼馴染、この話のときは性格が暗くなってたけど、3年になったくらいにはほとんど元に戻った
お父さんとも仲修復できててよかった

そういえばちょっと前の話なんだけど、カップルの男性がプロポーズするドキュメンタリーみたいなの
一緒に見てたときに、
「プロポーズしたほうがいい?だけどしなくてもさ、もう分かるやろ?w」
ってさりげなく言われてすごいきゅんってした、予断ですが


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