萌え体験談

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性器

2人の妹と先日の美少女4

俺の友人は例の美少女とホテルデートして彼女の容姿や優しい性格、綺麗な女性器が

大変気に入ったそうだ。性経験数も殆どないし自分好みの女に染められると交際を

申し込んだのだそうだ。いつもヤリコンでヤリマン達とセックスしていれば彼女は

無垢な天使にみえた事だろう。彼女は「お兄様になって下さるなら」と受け入れた

そうだ。彼は女好きのタフなテクニシャンで彼女も好き者と言う事で性的相性が

バッチリあっている。それで何と彼女まで家出してお兄様の部屋に転げ込んで同棲を

始めたそうだ。驚いたのは大人しい彼女のご両親。どうやって連絡先を知ったのか

うちの妹達の実家に相談しそうだ。実家は「親のいう事を全く聞かない不良娘が

素直で女らしい成績も優秀な優等生になった」サクセスストーリーを語ったそうだ。

それで実家の忠告を受け入れて荷物を取りに一時帰宅した娘に生活費などを与えて

婦人科に同行してピルの処方まで受けてくれたそうだ。「時々帰ってきて顔を見せて」

と言われて「はい。心得ていますわ。お母様」と彼女は答え親御様を驚かせたそうだ。

俺は真面目で責任感が強くて賢い彼なら彼女の成績を急伸させるに違いないと思った。

2人の妹と結局青姦

妹は高2の秋から猛勉強を始めたので高1の教科に穴と言うのか勉強漏れが結構有る。

この春休みは問題集を使ってそれをしらみつぶしにしようと言う勉強をしている。

その補足の勉強も殆ど終わり高3の予習もかなり済んで多少余裕が出てきた。

そこで夕方からしていたセックスを午後からに繰り上げようと言う事になった。

昨日簡単に縛ってレイプごっこしたら妹は2人共「とっても良かった」と気に入った。

俺はレイパーだが単純に縛って犯した経験は殆どない。Mの御姉様から習っただけだ。

その記憶を頼りに別の縛り方を2人にかけてスカートに手を入れショーツを下げた。

「あん、犯されちゃう」「お兄ちゃん、早くレイプして」「待て。物には順番がある」

クンニしようと先発の妹の股間に入ったら何もしていないのに女性器は濡れていた。

ズビズビといやらしい水音をたてて吸ってやった。「きゃぁ。恥ずかしいの」と顔を

赤くした先発の妹からペニスを入れて彼女の膣内急所をカリでこすった。大きな乳房を

制服からはだけて固く立った乳首をこねた。間もなく甲高い声をあげて妹はイッた。

ペニスをもう一段深ざししてゆっくりと妹の膣奥に精液をタップリ注込んでやった。

後発の妹の女性器を舐めていたらペニスが立ってきたので同様にさして膣内急所を

ついてやった。妹は2人なので性感帯は完全把握している。カスタムセックスだ。

妹は苦しい息で何とか「私にもたくさん出してね」と言ったのでご要望に応えた。

「しかし今日は天気も良いのに昼間からカーテン閉めてセックス三昧になるのだ」

と俺が言うと2人は声を合わせて「それなら青姦しましょう」と準備を始めた。

まあそんな訳で今から出かけてくるつもりだ。3人いると1人が見張りにたてるので

安全な青姦が楽しめる。もう公園から家族連れは帰る時間なのでちょうどいい。

2人の妹とホワイトデー

今朝は早くから起きた妹達に待ちかねたように「14日になったわね」と言われた。

「NHKラジオ英語講座のテキスト発売日か」とぼけると「ホワイトデーよ」と

言い返さた。俺は今日に備えて都内でも美味しいと評判のお店のクッキーを

2セット買い込んであったので早速妹達に手渡して「いつもありがとう」と言った。

朝食のトーストを食べた後で、妹達は喜んで紅茶を入れてクッキーを食べた。

パテシエールを目指す妹達は自分たちもこの位は焼けないとプロになれないと言った。

俺も1枚貰って食べてみたが評判通りの美味しい品で安心した。クッキーを片付けると

妹達は一斉に俺の股間を見つめて「ホワイトデーは白濁液が本来の贈り物じゃない?」

などと言い出した。仕方が無いので今日はセックスデーにして精力の続く限り妹達に

白濁の劣情液を注込むことにした。俺は精力的にタフではないので2人で吸われるのは

厳しい。休み休み1日セックスをして行こうと妹達と決めた。いま2人と1回ずつ

セックスして一休みをしているのでこれを書いている。今日は厳しい日になりそうだ。

困ったことに妹達はセックスが大好きでタフだ。

ところで妹達は昨年11月にうちに転げ込んだ。どなたかがハメ撮りの話を書いて

おられたので当時のセックス動画を見てみた。うちは妹が2人いるので交代で撮影を

している。驚いたことに当時の彼女らの顔立ちはロリロリしていて「お兄ちゃん」と

これで甘えられたらロリな俺はひとたまりもないなと思った。今は顔立ちが大人びて

美人になっている。それと乳房が大きくなったと思う。女子高生は短期間のうちに

容姿が変わるので驚いてしまう。今日もあとでセックス動画を撮影しようと思う。

以前の騎乗位の動画では腰使いが分からずクリトリスを俺の体に擦り付けている。

今は上手にペニスを飲んで腰振り出来る様になった。その辺も記録しておこうと思う。

しかし女子高生の女性器は不特定多数の男とセックスすると崩れて着色してしまうが

特定のパートナーと毎日決まった回数だけセックスすると綺麗な状態を保てるなあと

思った。

「幼き非処女」を拝読して

最初に感じたのはプレティーンはもう無毛ではない場合の方が多いという事。

多分このお話はもう少し年下の女の子の話ではないのかなと。

小2の女の子と亀頭と膣口をくっつけあう所から1年かけて処女を奪った

経験から言わせてもらうと、彼女たちはちゃんと恋が出来るし性快感も

感じる。いやな事や気持ちの良くない事をすれば泣いて逃げかえる。

そして破瓜の痛みに耐えさせるのは恋心だろう。

彼女たちの人格を無視してはいけない。対等の恋人として交際する

必要がある。そして彼女が思春期に差し掛かった時に

「自分は汚れている。もうダメだ。」と自己嫌悪させない愛情で

包む必要がある。とにかく愛情が中心だ。調教や幼い女性器は

問題ではないと思う。

「女性器の神秘」を拝読して。

こんばんは。まずはご結婚10周年おめでとうございます。

奥様を高2の処女で得られたとの事。私もエリを高2の処女レイプで得ました。

奥様は6歳年下。私もエリは5歳年下です。結婚には運命が有るのでしょうか。

エリと出会うまでは女子大学のヤリコンに大学名でガンガン参加していました。

1晩に8名という平均ですが30回は出ているので2百名以上女子大生をヤリました。

それで思いました。女性器の形は皆違う。ペニスの差より激しい差だ。という事です。

カリビアンコムが「オマンコ図鑑」なる裏ビデオを配信しているくらいです。

形状や色を述べられています。位置で性交体位が変わるので私は重要視しています。

私は土手高上付き陰毛が薄く性交しやすいのが一番だと個人的には思います。

ピアスは金属アレルギーの元なので私はピアスしない女性を探しエリに出会いました。

女性は美人度と性器の綺麗さは反比例との事。そういう世界もあるとお考えください。

お嬢様の世界では貞操の大事さを教え込まれるので美人の処女がゴロゴロいます。

婚外交渉を禁じられるキリスト教のような場合も有ります。エリが処女の理由です。

エリは芸能界にもいないくらいの美少女です。それでは奥様とこれからもお幸せに。

私も無事に社会に船出してエリと結婚したいです。それでは失礼致します。

「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 7

     
十四 夫婦の契り その三
    
 生まれてはじめての本物の性行為はあっけなく終焉を迎えた。
私は興奮に包まれたまま呆然として体の力を抜いて久の腹の上に圧し掛かっていた。
チン○は湯のように熱く海綿のように柔らかな久の膣に埋めたままだった。
久はそんな私の体を優しく慈しむ様に抱きしめてくれていた。
暫らく私は何も言えず身動きも出来なかった。
まさに陶然として、ぼんやりとたゆとうような夢心地だった。
   
 久も同じだったのか心地よさそうに目を閉じてじっと動かなかった。
暗い中でそんな久の表情を確かめるようにじっと見つめた。
それに気づいたのか、久が恥ずかしそうに、イヤッと言う仕草をした。
それは心底からいとおしさを感じさせる仕草だった。
久が自分より二十五も年上の女だとは全く思わなかった。
ただただいとおしい、可愛い嫁だった。
    
 私は久の頭を腕に抱えて口を重ねた。
久もすぐにそれに答えてくれた。
満ち足りた幸福感の中で私たちは愛に満ちた口付けを交わした。
しっかりと体を繋げあったまま舌を絡め合い唾液を吸い合うのは、とてつもなく深く互いの体が一つになっている感じがした。
そうして口付けを交わしているとまた腹の底からの欲情が込み上げてくるのだった。
私は久の口を吸ったまま、ゆっくりと腰を動かした。
久は、口を塞がれたまま鼻から、ふっふっと熱い息を吐きながら、きつく私にしがみつき両足を巻きつけて抱きついてそれに応えた。
 私は久の体に包まれたまま口を吸いながらゆっさゆっさと体を揺すり立てこすり付けた。初回とは違って流石に少しはゆとりがあって動きは性急ではなく、ゆっくりしたものになっていた。
 そのときだったと思う、確かに久の体がきゅっと私の性器を締め付ける感覚が有った。何となく手で握られたときのような感じで、あっと不思議に思った。
今まで柔らかな海綿のようだと思っていた久の性器の中が、急にきつく狭くなってチン○に絡みついてくるようだった。抜き差しすると粘っとした感じがして、まるで口の中で舌を絡めて吸われている時の様な感触だった。
 しかしもうじっくりとそれを楽しんでいるゆとりは無かった。
私は二度目の終焉を向かえ、激しい快感の中で一気に精を放っていたのである。
   
 流石に二度立て続けでの行為の後は全身から力が抜けるような脱力感だった。
私は久の腹の上に圧し掛かったまま再び呆然としていた。
久も全く同じ様子で、何も言わずただただ、優しく私の体を抱きしめて、子供をあやすように背中をさするのだった。
私は下敷きになった久が重いだろうと早く体をどけようとした。
しかし久が、「イヤッ」と小さく呟き私の体をきつく抱きしめた。
それで私は性器をしっかりと埋めたまま動かなかった。
   
 どれほどそうしていたのか、私には分からなかった。
あまりの心地よさと脱力感で少しの間、うとうとしたのかも知れなかった。
やがて、久が私の口を吸ってきたので我に帰った。
それはもう激しい口付けではなかった。
幼い子供のように、互いの唾液を吸い合い、舌を絡ませ合って遊んだ。
舌は口中に潜む小さな小動物のように、相手を求めて追いかけあるいは逃げ回り、まるで鬼ごっこのように動き回った。
私はチン○を久の性器に突き刺しているのと同じように舌で久の口の中を突き刺しているのだと感じていた。性器が単に硬いだけで自在に動かないのに比べて舌は自在に動かせるのでより、激しく攻めているような気がした。
そして時折下腹に突き上げてくる欲情に任せて、繋げあっている性器を激しく突き動かした。私は、硬く尖らせた舌先とチン○で同時に久の体を犯しているのだと思った。
   
 何度かのそうした行為を繰り返した後、やがて久が口を開いた。
   
「若さあ、どがいですかいのう?はじめてのぉ、おそ○はぁ・・・」
「ええよ、ほんにぃ天国みたいな心地だがやぁ・・・」
「ふふふ、初めてだけどもぉ、若さあ、上手やがぁ・・どこぞで習っておいでがいねぇ?」からかうように言った。
「あほらし、初めてに決まっとろうがいねぇ・・」
「あてはまた、お清はんに習ったと思うとりましたがねぇ・・」
私は大きく横に首を振り
「あんなもん、子供やがぁ・・・」
と吐き捨てた。
「ふふ、お清さんはぁ子供がいねぇ?ほんでも、若さあより五つも上だがいねぇ!」
からかうような口調に、むっとして
「わしは、もう子供やあないんだがぁ、こうしてぇ一軒持って嫁さんまでもろうたんじゃあがぁ」
久は今度はからかいではない本気の口調で、
「ほんに若さあは立派な男子ですがいねぇ。あては、こげにええ気持ちでおそ○をされましたのは、初めてだがいねぇ。若さあのち○ち○は、きつうて熱うてそれにおっきゅうてぇ、息が止まりそうな気持だがいねぇ。」
生まれて初めての行為で年上の女からそう言われるのは、お世辞交じりにしろ嬉しかった。
   
「不思議なことだがぁ、何や知らん、若さあとは何とのう体がしっくりと合う様な気がぁしますんがいねぇ・・・」
初めての経験で良くは分からなかったが、確かに久の言うように繋げ合わせた自分の性器と久の性器は、しっくりと馴染んだように絡み合い一つになっている様な気がした。
ただ、久の体は成熟した大人の女の体だから、自分のような子供のチン○をしっかりと包み込んで気持ちよくさせたのだろうと思った。
体を重ねながらそんな普通の会話を交わしているのが不思議な気がした。
何しろ今も自分の体は温かく柔らかな久の腹の上に乗っておりチン○は根元まですっぽりと久のおそ○に包み込まれているのだった。
「ああ、気持ちええがやぁ、久のおそ○の中はぁ・・・」
「ふふふ・・・若さあ、そがいに気持ちええですかねぇ?」
「うん、口の中より遥かにぃええ気持ちで、天国みたいな感じじゃあ・・」
「あれえ、若さあ、ほんに、うまいこと言わせるがねぇ。あてもぉ、若さあのが硬とうてぇ、まるきし鰹節見てぇにこちこちで、ええ気持ちですがね。」
鰹節みたいだと言われて、ああ、確かにそうだと思った。
十二歳の性欲の塊だった私のチン○は、硬直するとかちかちの棒のようだった。
大きさも形も硬さも確かに鰹節に似ていると思った。
「ああ、本当にぃ、こんだら気持ちは初めてじゃがぁ、天国に上るような気持ちよさじゃったぁ・・・・」
「あてもぉおんなじだがいねぇ・・何とのうあんまし気持ちがようてぇ、このまんま死んでもええ、思うほどじゃたですがねぇ」
    
 それは、まさに性愛に満ち足りた後の親密な夫婦の閨の会話だった。
しかし本当は言葉すらいらなかったのだ。
きつく抱き合いながら体を繋げあい、相手の温もりと柔らかさと、息と匂いと、ああ、そのすべてを感じ、それに浸っているだけで十分だった。自分たちはこの世で一番身近で親密な繋がりだと思った。
   
   
十五 夫婦の契り その四
   
 暫らくの沈黙の後、急に久が改まった口調で口を開いた。
「ああ、若さあ、これでぇあてらは、ほんまもんのぉ夫婦ですがねぇ。なあ、若さあ、誰にも内緒の夫婦やよ。ええですかぁ。絶対に誰にも内緒やからねぇ。もしも誰かが知ったらあてはこっから追い出されるがねぇ。」
嬉しそうにそうして秘密を共有したと言うことを強調するために小声で、しかし、きっぱりとした口調で囁いた。
「うん、わしも絶対に誰にも言わん。わしは久が居んようになったら、死にたいがいねぇ。だからぁ、久、お前はほんまもんのわしの嫁さんじゃあ。」
「うれしいですがねぇ、若さあ、そがいに言うて下されたらぁほんに、涙が出るほど嬉しいですがいねぇ。」
最後のほうは鼻声になっていた。
暫らく黙って抱き合っていた。
    
「なあ、若さあ、もしも、こがいな事をしてぇ、あてにやや子が出来たらばあ、若さあ、どがいされますかいねぇ?」
久が少し遠慮がちに、ためらう口調でたずねた。
しかし真剣な気持ちが伝わってきた。
自分が試されているのだと、幼いながらも私は理解した。
それは以前に久から問いかけられた大きな問題だった。
自分が父親になると言う問いかけだった。
私はもう躊躇しなかった。
「ああ、ええよう、わしはやや子のてて親になったる。そんでぇオッカサンに許してもらうだがね。」
それは必ずしも閨の興奮した口から出任せの言葉でも無かった。
子供なりに久を可愛がり大切にしなければと思ったし責任を取ることすら考えたのである。その思いが久に伝わったらしかった。
「うれしいがねぇ、若さあが、そがいな事を言うて下さりますとは・・・・・
ほんに嬉しい事ですがねぇ・・・・・・・・・・・」
最後は聞こえないような涙声だった。
そして久は再びきつくしがみついてきたのだった。
   
 体を繋げあったままでの睦み事は長く続いた。
性欲に溢れた少年のチン○は、その間も少しも緩まずずっと硬いまま年上の大人の性器の中で息づいていた。
ときおり、どちらからとも無く腰を揺すって繋ぎあった性器を擦り合わせた。
流石にもう二度も放っているから、こんどはもう容易には果てなかった。
何度か勢い良く突き上げると久は眉に皺を寄せて苦しそうにするのだった。
私は本気で心配になり、
「久、どがいした、ええか大丈夫か?」
と声をかけた。 
「ああ、ええです、若さあ止めたらあかんがぁ、なあずっとずっとそがいに突いてやってくれんがねし。」
久は恥ずかしそうにそう答えた。
ただ、私はあっけなく終焉を迎えるよりもそのまま長く久の中に入れておきたかった。
そうしてずっと睦事を交わして居たかったから、果てる前に動きを止めるのだった。
   
 結局、私は朝までずっとそうして久と交わって一夜を過ごしたのだった。
覚えているだけで、七回は精を放ったと思う。
今思っても十二歳の自分は性欲の絶頂期だったのかも知れない。
何しろ嵌めたまま七回まで精を放ったのだから。
   
   
十六 新婚の朝
   
 翌朝、私は久に起こされて、目を覚ました。
明け方まで繰り返し繰り返し情を交わした。
そうして、ようやく鶏鳴の中で、うとうとと寝についたのだった。
しかし久はいつもと変わらず、すでに起き出して朝餉の支度を終え、洗濯に取り掛かっていた。久は細いけれども働き者で、若い清に比べても遜色ないほど身のこなしが軽く、きびきびとした女だった。
 眠い目を擦りながら、外の井戸に出ると、
「若さあ、おはようございます。」
と久が洗濯の手を止めて明るい声で丁寧に挨拶した。
浅黄色の櫓の着物にタスキ掛けをした、いつもの姿である。
見慣れているはずの久の姿だったが、明るい五月晴れの光の中で見ると、はっとするほどに美しかった。久は年よりも若く見える性質だったが、その日は特に若々しく輝いて見えた。朝から五月晴れの良い天気で夏を思わせるような陽気だった。
   
「ええ天気ですがぁ、若さあ、今日はお休みだがいなぁ・・」
その日は五月二十七日の海軍記念日で休みだった。
普段の休日は中学教師の家で別科補修が有り、朝から行かねばならなかったが、その日は大野中学出身の海兵生徒が母校訪問で来訪するとの事で、教師は出かけて休みになっていた。
 私は大きく伸びをして明るい日差しの中で開放的な気分に浸って、井戸端にしゃがみこんで洗濯をする久を見つめた。
ああ、この女が自分の嫁さんなんだ、とつくづくと思った。
その唇も乳房も豊かな腰と尻も、そして柔らかな下腹も・・・・
洗濯の手を止めて見上げる久をじっと見つめた。
起き抜けの意識の中に昨夜の行為が蘇った。
何となくチン○が強張ってまだ硬くしこっているような気がした。
下腹にむらむらしたものが沸き起こり硬くなった。
「若さあ、どうしただかねぇ?そがいにぃ見たらぁ恥ずかしいですがねぇ・・・・」
顔を俯けた仕草はいとおしく可愛かった。
   
 休日ののんびりした朝は、ゆったりした伸びやかな幸福感に満たされていた。
朝食は珍しく卵が添えられていた。
豊かな暮らしでは有ったが、田舎の質素な生活では卵を食べることは滅多に無く、病人が滋養をつける手段として食べる程度だったから、私は驚いて声に出した。
すると久は
「若さあには、うんと精をつけてもらわねばなりませんがねぇ。」
そう言って、可笑しそうに、クククと含み笑いをするのだった。
久はいつもの味噌汁とたくあんだけだった。
精をつけると言う言葉には含みがあった。
何しろ七回も精を放っていたから滋養をつけることが必要だった。
それに、今夜のためにもご利益があるだろう。
久がそれを暗に仄めかしていると思うと、股間がゾクッとした。
 明るい日差しの中で久と差し向かいで食べる朝食は昨日までのそれとはどこと無く違って感じられた。別段、会話が弾んだわけではなく却って二人とも無口になっていた。
しかし言葉ではない、何かが二人の間には通じ合っていた。そして昨日までとは全く違った間柄になっているのだと強く感じた。肌を重ね、愛し合うという行為が、男と女の間では特別な関係を築く最高の手段なのだと幼い私はまだ知らなかったが、それでも何とはなしに昨夜の行為が特別な意味を持っており、自分と久が特別な仲なのだと言う事を実感として感じていたのである。
   
 私は目の前の久を見ながら頭の中は昨夜の事で一杯だった。
久の熱く柔らかな体の感触。
ずっと差し込んでいたあの中の湯のような熱さと海綿のような柔らかさ。
そしてきゅっと締め付けられた感触。
そして何度も何度も放ったときのゾクゾクする興奮。
それらすべてが生々しく体の感触として残り今もまだ目の前の久の体を抱いているような錯覚がするのだった。
「若さあ、そがいにぃ見たらぁ恥ずかしいですがねぇ・・・・」
久が顔を俯けて、ぼそっと言った。
自分が考えている事を久に見透かされているようで酷くばつが悪く、何か言わねばと思って口を開いた。
「好きや、久がぁ・・・」
何も考えずに思わず口から出た言葉だった。
久が顔を上げ、知らず二人の目が合った。
「あ、あてもです・・・」
久が聞こえないような小さな声でボソッと答えた。
久の頬は小娘のように恥じらいで赤くなり慌てて顔を俯けた。
そして二人とももう何も言わなかった。
   
   
 北村幸作 著 
「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 抄録
   
    

   

「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 6

   
十二 夫婦の契り その一
   
 それから夜までの時間、私は何も手につかなった。
早く夜になって寝床に入ることばかり夢想して体が熱くなっていた。
私はもうすっかり頭に血が上っていたのである。
その夜、風呂場でいつものように私が久を抱きしめようとすると、
「若さあ、後でぇ、寝床の中でぇきっちり致しましょうがねぇ。」
と、すっと身を交わして逃げられてしまった。
私は、一瞬、久が昼間のことで腹を立てているのかと勘違いして悲しくなったほどだった。仕方なく逸り立つ気持ちを抑えて、風呂から上がると、寝床で久を待ち構えた。
   
 久はいっこうに寝床へやってこなかった。
じれて何度か呼んだが、
「若さあ、ちっとぉ待って下さえまし。」
そう言って中々姿を見せなかった。
 いい加減待ちきれなくなってから、久は六畳間の私の寝床にやってきた。
その久の姿に私は心臓があぶつような激しいトキメキを覚えた。
久は今までの粗末な綿の寝巻きではなく、エリだけが白い、全身真っ赤な緋色の襦袢に身を包み、明らかにそれと分かる白粉を塗り口に紅を差していたのである。
体からは桃の香りのような甘酸っぱい香りがかすかに漂っていた。
そんな姿の久を見るのは初めてのことだった。
普段は粗末な麻や綿の仕事着やうわっぱり姿で、無論、化粧などしたことも無く髪も無造作に後ろで束ねているだけだったから、正直、その姿に私は言葉にならない感動を覚えていた。
久は年をくってはいたが、姿勢が良く上背が有り姿は良かった。
そして色が白く凛とした整った顔立ちで昔は別嬪さんだったと噂されていた器量だったから、そうして妖艶に装うと別人のような見栄えだった。
    
 今でも思うのだが三十七と言うのは女が最後に輝く熟しきった色気の迸る年齢なのだろう。だから子を産んでいない久はその最後の輝きを一層強く放つような色気と美しさに満ちていたのだと思う。わずか十二歳の子供には全く過ぎた相手だった。今の私でもその年齢の女には食指が動くのだから思春期を迎えたばかりの子供にはもったいない相手だった。とにかく私は久に性の手ほどきを受けたことを今更ながら人生の最大の幸福だったと思っている。
    
 薄暗い30燭光の電球に照らされた部屋の中で、久の艶かしい姿は、幼い私さえゾクゾク震わせるほどの艶やかな大人の色気に包まれていた。
髪の毛もいつもと違って後ろで束ねずばらりと肩から流して艶やかに黒く光っている。
髪をそうして流すと、酷く若い様子でとても三十七には思えなかった。
   
 私は子供心にも久が本気で私に女の姿で臨んでいるのだと思った。
久は寝床の前にきちんと正座すると、三つ指を突いて私に深々と頭を下げた。
私はあっけにとられて、反射的に起き上がって正座して久に向かった。
   
 「若さあ、ほんに昼間はうれしゅうござんした。こうしてぇ、御礼致しますがいねぇ。あてみたいなぁ
出戻りの婆さんに、あげな事を言って下さるのはぁ、若さあだけでござんす。ほんにうれしょうござんした。」
頭を畳みに擦りつけながら言う久に私は返す言葉が無かった。
「若さあ、昼間もぉ申し上げんしたがぁ、あてみたいなもんは、決して若さあの嫁さんにはなれんです。だけんどもぉ、こうして二人きりで、誰にも知られんとこだけならぁ、ひっそりとぉ二人だけの秘密でぇ、若さあの嫁にしてやってくださらんがねぇ。」
 私はまだ子供だったが多くの下女や職工たちの大人の世界を垣間見て育ち、そうした大人の言葉の機微は何とはなしに理解できるのだった。だから久の言っている意味は良く分かった。
本当の嫁にはなれないのだ、それは恐ろしい母が絶対に許すはずが無かった。
しかし、こうして二人きりなら誰にも知られずに嫁さんに出来るのだ。
久はそう言っているのだった。
   
「ああ、ええよぉ、わしは絶対に誰にもしゃべらん、久とわしだけの二人だけの内緒にする。そんだらあぁええがいね。」
私はようやくの思いで答えた。
「若さあ、うれしゅうござんす。ほんだらぁ、どおぉか、ふつつかなぁけどもぉ、よろしう可愛がってやってくだされぇ。」
また額を畳みにこすり付けて言った。
「ああ、わしこそぉ、どうかよろしう頼み申すがねぇ。」
私も久に習って畳みに頭をこすり付けてそう返した。
   
    
十三 夫婦の契り その二
    
 それで儀式は終わりだった。
久はつと立ち上がると天井の電灯を消して、私の寝床にそっと潜り込んだ。
二人は互いに相手の体を抱きしめ合い、口を重ねあった。
そして今までに無い親密な情愛のこもった口吸いが交わされた。
それは今までに無い本気の口吸いだった。
お互いの唾液を貪るように吸い、飲み下し、また求め続けた。
抱いている久の体からは甘酸っぱい香りと女の匂いが強く立ちこめ、いつもとは違った女を感じさせ私は異常に興奮していた。
自然にお互いに着ている物を脱がせ合い、素裸になった。
肌をきつく重ねあい、痛いほどにきつくしっかりと抱き合った。
私はたわわな久の乳房をまさぐり口で吸い、豊かな尻を抱きかかえて、大人の女の豊かな体を心行くまで堪能した。
   
 抱き合いながら、馴染んだ互いの下腹をまさぐり合った。
久はいつもと違ってすでに激しく濡れ、そこは湯のように熱く潤っていた。
そして久の手が硬直した私のチン○を優しく握り締めた。
互いに愛しい相手の性器を手でまさぐり愛撫しあった。
久はすでに息が上がってハアハアと喘ぎ声を漏らしていた。
やがて我慢できずに私が声をかけた。
「ええかぁ?」
問いかける私に久は
「はい」
と小さく恥じらいを見せて頷いて見せた。
    
 後はもう経験豊富な年上の久のリードだった。
私の体を両手で抱きしめながら上に乗るように促した。
促されるままに体を起こして久の腹の上に圧し掛かった。
久が圧し掛かった私の体を下から両手で抱きかかえ、足を開いて私の体をはさみつけた。それで小柄な私は大人の女の腹の上に乗せられて両手両足ですっぽりと包まれるような形になった。
女の体で包み込まれて抱かれることの安堵感、幸福感。
今でもはっきりと覚えているがそれは天国にいるような心地よさだった。
そうしていると、硬直したものが久の下腹に押し重なる。
どうしたものか、と思っていると、つと久の手がそれに触れて誘ってくれた。
私は両手で体を支え両足を踏ん張って姿勢を整えた。
そうして促されるままに腰をゆっくりと進めていった。
   
 先端が熱い湯の中に重なってずるっと少し埋まった。
後は一気呵成に、と逸る気持ちを裏切るように、意外にも、その先は固い壁に阻まれるような感じで、するするとは入らなかった。
いつも指で中を掻き回していたがどうも感覚が違うことに戸惑った。
子を産んでいない久の体は、やはり狭く硬さが残っており、子供の細い指で攻めるのとは勝手が違うようだった。
今思えば、久は三十七と言う年齢にも関わらず、子を産んでおらず、また離縁されてから長い間、空閨を守って来たはずで、いきなりの性行為にすぐには応接が出来なかったのだと思う。それに小柄ながら十二歳になっていた私は、すでに陰毛も生え、一人前に近い一物だったから準備の出来ていない久の体にはきつかったのかもしれない。
私はそんなことは全く思い至らず、ただただ、闇雲に腰を進めたから多少の無理があったのだと思う。無理に押すと流石に久が痛そうな表情で、眉に皺を寄せた。
   
一瞬どうしたものかと躊躇する私に、
「ええんですよそのまんまでぇ、たんだ、そっとやよぉ、なあ、若さあ・・」
久が小声でそう励まし、背中に回した手で優しく引き寄せ促してくれた。
   
 促されて、再び腰を進めようとすると、久も腰を浮かせて迎え撃つ姿勢を見せた。
女のほうがそうして積極的に動くのが新鮮な驚きだった。
なるほど夫婦の性愛は互いの協同作業なのだと久が言っていたのを思い出した。
お陰で挿入は随分とスムーズなものになった。
きつく押すと久は腰を引いた。
逆に押しが弱いと自ら腰を迫り上げて重ねてくる。
まるで互いの性器の先端同士が意思を持っているように重なり合い、押し付け合い、一つになる作業を進めているようだった。
一進一退を繰り返して、やがて私の性器はしっかりと久の性器の中に挿し込まれていた。そのまま動かず、久の両手が私の尻を抱え込んで引き寄せる。
否応無く私の性器は根元までしっかりと久の性器に埋まり、付け根の部分が痛いほどきつく重なり、ぐいぐいと押し合わさった。
そうしていると、完全に互いの性器が繋がりあったことを実感させた。
   
 久が下から私の顔を挟んで口を求めてきた。
私も腹の下にある柔らかな久の体を力の限りにきつく抱きしめ口付けに答えた。
激しく口を吸い合いながら、二人はきつく重ねた体を擦り合わせた。
下の久のお腹が柔らかく動くたびにちゃぷんちゃぷんと波打つようだった。
決して肥えてはいないが、久のお腹は柔らかく暖かい湯を入れたゴムの袋のようだと思った。
体重を乗せて体を上下に激しく動かす。
そしてきつくきつくあそこをこすり付ける。
私は夢中になって腰を使い、本能の行為に没頭していった。
久はそんな私にしっかりと合わせて従順に従った。
久はもう先ほどから打って変わって、年上の経験豊富なリード役から、素直な可愛い嫁に変わっていた。
久は年上でも決して私を蔑ろにすることは無く、常に目下の立場で私を主人として立ててくれていたし、閨の中の性愛の行為でもでしゃばることなく、控えめに私に従ってくれるのだった。
私はリード役を引き受け、腰を使った。
久もそれに合わせて腰を使い二人の体は一体となってリズミカルに上下し前後に揺れ動いた。
   
 私はたちどころに終焉を迎えた。
当然だったろう。
久の中に入れた初っ端から爆発しそうだったのである。
経験の無い初めての行為に、子供の私は我慢など出来ようはずも無く、一気に興奮の頂点に駆け上がっていった。
さ~っと激しい電流が背筋から脳天まで走りぬけ、思う存分の精を久の腹の中に放ち終えていた。
久も同時に、私の背中に爪を立て、うううううんっと嗚咽を漏らして、体をのけぞらせていた。
    
    ・・・・・  続く ・・・・・
   

「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 5

   
十 女の体
   
 久との生活は夢のように過ぎていった。
毎夜、私は風呂場と寝床で必ず二回、久の口に射精して思春期になったばかりの旺盛な性欲を満たしていた。
そうした直接的な性欲の処理以外でも久からは女と言う物を実地で教えられた。
たとえば、女の体、女特有の生理、そして女の感情などなどだった。
私は一人息子で兄弟も無くまた女姉妹も無く女については清から学んだことがすべただった。しかしそれは幼い子供の時代で、清を女として意識していたわけではなく、今、改めて久から大人の女と言うものを学び直すことになったのである。
 女の体といえば真っ先に思いつくのが生理である。
毎夜欠かさず久の体を抱いていたから、月のものについて否応無く知ることになった。
好奇心旺盛でませていた子供だったから、女の体には興味深深で久に詳しく説明させてあげくには実際に出血するおそ○を見せるように頼んだ。流石に久は恥ずかしがってそれを見せてはくれなかったが、女の体は月に一度、血を漏らすのだと言われたときには全く信じられなかった。どこからどうやって出血するのか、怪我もしていないのに何故血が出るのか?どこか悪いのではないか、血が出たら死んでしまうなどなど、子供らしい興味が山ほどあった。それに久の体が心配でもあった。久の月のさわりは子を産んでいないせいか、あるいは、四十を目の前にした年齢の関係か、傍で見ていてもつらそうだったのである。月のものが始まると久は腰巻の下に紺色の越中ふんどしのような形の晒し布を締め、小さく畳んだ手拭を股に挟んでいた。所謂丁字帯で、当時それが普通だったのかどうか知らないが今のように生理帯や脱脂綿が手軽に入手できる時代ではなかったから、そうするのが普通の過ごし方だったのだと思う。
私は久のすべてを知りたくて無理やりに嫌がるのを着物の裾をまくって見せさせたのである。そして風呂は背中を流してくれたが湯船には一緒に入らなかったし裸で抱き合うことは許さなかった。無論口で吸うのはきちんとしてくれた。寝床は一緒に入ったがふんどしを外さず、同じように口で楽しませてくれたから私としては満足だった。
月のものが始まると久の体から少し酸っぱいような体臭がしていたのを覚えている。
普段体臭が濃い女ではなかったが、どちらと言えば毛深く今と違って化粧を毎日するわけでもなく冬場などは毎夜風呂に入ることも無く誰でも体臭は漂わせていた。生理の出血はやはり独特の匂いで敏感な私はそれを感じ取っていたのだ。
ついでに言えば、腋毛は今でこそ皆剃りあげているが当時はふさふさと生やしているのが普通で久も濃い腋毛をいつも生やしており、冬場など風呂に入らない日はつんとした腋臭が匂っていた。
   
   
十一 夫婦の情
   
 やがて季節は若葉の香る五月になり遠くに霞む白山の山々にも雪が解け始め、青さが増して来た。私と久の離れでの生活はすでに三ヶ月を経て、ずいぶんと慣れた自然なものになっていた。私はもういっぱしの主人気取りだったし、久も従順な妻のように振舞ってくれた。私たちは二十五歳も年の離れた大人と子供の関係ではなく、世間並みの夫婦のような関係になっていた。無論、表向きは主家の嫡男とその使用人の下女の関係に過ぎなかったが、私と久の気持ちは「夫婦」そのものだったと思う。
 たかだか十二歳のまだ小学生の子供と三十七歳になる大人の女が夫婦と言うと、全く正気には聞こえないかも知れないが、私は今でもあれは夫婦の関係だったと思っている。
一つ家に暮らし、一緒に食事をし、一緒に風呂に入り、一緒に寝床に入って寝ていた。そして、私たちは毎夜、裸で抱き合い、お互いの性器をまさぐり合い、射精していたのである。それは本来の性行為ではなかったが、いわゆる夫婦の夜の生活と言えるものだった。 そして何より私がそれを夫婦の関係だと思うのは、私たちの間には、徐々にだが、普通の夫婦の間のような恋愛感情に近いものが芽生え始めていたのである。
私は久を本心から好きだと思っていた。しかし、それは必ずしも、久が女であり性的な好奇心の対象であるためだけではなかった。一人の女として私は久を好きになっていた。
今振り返ると、大人の恋愛感情とは少し違っていたがそれでも、それは異性に対する愛の感情だった。最初は清を失った代替的な愛情、つまり母親や近親の年上のものに甘えるような感情だったと思う、しかし、徐々にそれは男と女の愛情に変化していったのである。十二歳でも私はいっぱしに?恋愛をしていたのだと思っている。
   
 私はもともと家族の愛情には恵まれては居なかった。兄弟は無く、両親は疎遠だった。父は家に居る事自体がまれで影が薄く私に関心を示すより、他の女の尻を追いかけているほうが遥かに多かったのだろう。私は父親としての愛情を覚えることは全く無かったし内心密かに軽蔑しており大嫌いだった。そして母もまた、家業に専念しており私に愛情を注いではくれなかった。母は甘えるどころか近寄るのさえ怖いような男勝りで冷たい印象しかなかった。私は前にも記したように、幼い時から乳母や下女に育てられ本当の家族愛と言うものを知らずに育ったのだった。だから、清を失った自分には、代わりの久が、唯一の自分の本当の味方であり、親身になってくれる相手であり、幼いなりにも自分の中に沸き起こる愛情をぶつける対象だった。また愛情を求める対象でもあったのである。
 そんな私の気持ちを久は良く分かってくれていたように思う。
久は優しかった。そして我がままを聞いて甘えさせてくれる唯一の親身な相手だった。
その上、久は私の性的な好奇心と欲望を満たしてくれる相手だった。そんな久に愛情を覚えたのは全く自然な成り行きだったと思う。
 私は毎日学校が引けると飛ぶようにして帰ってきた。そして中学教師への家に行かない日はずっと家の中で過ごした。それは久が一緒に居てくれるからだった。私は久の匂いをかぎ、久の声を聞き、久と話をするのが楽しみだった。何も無くても一緒に居たかった。近くに居てくれるだけで満足だった。そんな私に久は少しも嫌な顔をせずに付き合ってくれた。そしてふざけて体に纏わりつくのを嬉しそうに受け止めてくれたのである。
   
 ある日のことだった。その日は夏に近いような陽気で朝から熱いような日差しだった。私は学校から帰ると早速、裏で洗い張りをしている久を呼び寄せた。忙しそうにしていても久は私が呼ぶとすぐに「はあ、若さあ」と返事をしてきてくれるのだった。
久はもう夏のような櫓の薄い着物を着ており額にうっすらと汗が滲んでいた。
六畳間に入ってきた久を私は抱き寄せた。それはいつも学校から帰ったときの習慣だった。抱きしめた久の体からぷんと汗のにおいと、酷く艶かしい女の匂いが立ち上っていた。私はそれで一気に欲情が昂ぶり久の体を畳みの上に押し倒した。
「あかん、あかんてぇ若さあ、離してがいねぇ~、昼間っからそがいな事したら、忙しいのにぃ~」
久はそう口では言っても私の体をはねつけなかった。
私は畳みの上に押し倒した久の胸元から手を差し込み乳房をまさぐりながら、久の口を吸った。
   
 暫らく前から、私は久の口を吸うことを好むようになっていた。
他人の息や唾液は汚いものだという気持ちが強く、それまでは考えたことも無い行為だったが、久に教えられ私はそれを好むようになっていた。そうすることが、酷く卑猥で親密な男女の間の密かな行為のように思えた。単に体を弄り回すだけでなく、もっと何か別の精神的な繋がりさえ感じさせる親密な行為に思えたのである。
私は心底から、久ともっと親密になりたいと思っていた。
今や久は私にとっては絶対的な存在だった。
それを深く確かなものにするのに口吸いは必要な行為だと思った。
舌を絡め合い、唾液が混ざり合う。
混ざり合った唾液が溢れそうになるのを私は音立てて飲み下した。
少しも汚いとは思わなかった。
大好きな久の唾液ならいくらでも飲むことが出来た。
その気持ちは久にも伝わったのだと思う。
久もまた混ざり合った唾液を飲み下した。
唾液は飲んでも飲んでもいくらでも溜まって口から溢れそうになった。
私たちは競うようにして相手の唾液を飲み込み、二人で互いの口の周りがべたべたになるのを面白がった。それはまさにじゃれあうような行為で、性器を弄り精液を放つこととは違った特別な楽しみだった。
   
 そうしていると互いの気分が高まってきてそのまま下腹に手を這わせて互いの欲しい物をまさぐりあうこともしばしばだった。
その日の私は何時に無く欲情しており当然のように久の着物の裾をまくって手を忍ばせた。そして散々弄った後で私は久の股の間に体を割り込ませて硬直した性器を久の下腹に押し付けていた。
「あかん、あかんがねぇ、若さあ、そがいな事はあかんですがねぇ、なあ、はようあてが吸ってあげますがねぇ」
いつもならそれで私は久の口で吸われて射精して終わるのだった。
しかしその日は何故か酷く昂ぶりそれだけでは満足できない気分だった。
「なあ、久、ええがや、なあ、いっぺんだけ、どうしてもさせて欲しいんやがぁ」
私は本気で哀願した。
しかし、久は、
「あかん、あかんがねぇ、そんだけは堪忍してぇなあ」
といつもの言葉を繰り返すだけだった。
「なあ、どうしてもあかんがかぁ?なあ、わし、やや子が出来てもええと思うとるんじゃぁ、なあ、本当にわしはええんだがぁ」
それは本音だった。
幼い私は一途に、もう久のためなら何物も代え難いと思うようになっていた。
「あんれえ、若さあ、そんだらぁ、あてはここにおれん様になりますがいねぇ、そんでもええんですがいねぇ?」
「いいや、久は置いてやる、わしがおっかあに掛け合ってやる、なあ、久、わしの嫁になったらええんだがぁ、なあ、そしたら、ずっとずっと一緒におれるがねぇ」
それは思いつきでは無かった。
暫らく前から私はそれを子供なりに真剣に考えていたのである。
大好きな久とずっと一緒にいられるためには祝言して本当に夫婦になってしまえば良いのだ。幼い私は大人の世界を知らなかったから単純にそう思ったのである。無論、怖い母の承諾が絶対に必要だったが、何としても押し通すつもりだった。
   
「なあ、久、わしのことが好きか?なあ、わしは死ぬほど久が好きじゃぁ、そんだで、わしはおっかあに頼んでやる、わしは久と一緒になりたいんじゃあ、そんで、やや子を作るんじゃ、なあ、ええじゃろうがぁ?」
久は、あっけに取られている様子で暫らく何も応えなかった。
代わりに、
「ああ、若さあ、そがいな事言うてくれたら、あてはなんぼうかうれしゅうて、涙が出ますがねぇ。」
実際にその声は鼻声になっていた。
   
「そんでもぉ、こがいな婆さまあだでねぇ、若さあぁの嫁にはなれませんがぁ、なあ、若さあ、堪忍やがねぇ・・」
悲しそうな答えだった。
「あほらし、わしは久が好きじゃと言うとるんだがねえ、久はわしを嫌いなんかぁ?」
「ううん、そがいな事はあれせんだがぁ、あても若さあのことがいっち、好きだがねぇ」「そんだら、ええがねぇ、嫁さんになってくれぇ、なあ、久、ええがねぇ?」
暫らく久は何も言わなかった、そして久は小さく肩を揺すってしゃくりあげていた。
本気で泣いているのが伝わってくる。
何が悲しいのか?
幼い子供には理解できない事だった。
・・・・・・・・・・・
久はいきなり畳みに正座した。
慌てて私も正座して向かい合った。
久はそんな私の顔をじっと見つめてから頭を畳みに擦りつけた。
   
「若さあ、あてのような出戻りの婆さんに、そがいな事を言ってくれるがいなぁ、ホンにうれしゅうごぜえます。何かぁもう身が縮むような気持ちですがいねぇ。」
久の言葉は実のこもったしみじみしたものだった。
そして、改めて頭を下げると、
「若さあ、そがいなまでぇ言うてくんさるんだらぁ、あても覚悟をば決めましたがぁ。
あてもぉ、若さあのことはいっち好きだがねぇ。そやからぁ一緒に風呂へ入ったり寝床に入ったりしておりますがね。あてみたいなもん、若さあの嫁にはなれんです。そんでもぉ、好きやからぁ、もし若さあがしたいんならぁ、好きにしてもろうてもええです。」
そして、こう続けた。
「だけんどもぉ、少し待ってくだされ、こんなぁ、まっ昼間じゃあ、誰かにい見られるかも知れんし、やっぱしぃいかんがいねぇ。なあ、今晩、寝床できちんと致しましょうがいねぇ。」
流石に私はそう言われてはもうそれ以上無理押しは出来なかった。
「うん、久、きっとやがね、今晩、寝床でするんだがねぇ?」
久は答える代わりに私の体を抱きしめ、口を吸ってきた。
私もそれに必死に答えた。
その口吸いは今までにない親密で情のこもった長くて濃厚なものになった。
   
   
    ・・・・・  続く ・・・・・
   

「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 4

      
八 男女の営みの秘密
    
 その夜も私は久と一緒に寝床に入って裸になって抱き合い、お互いの下腹を手でまさぐり合った後、いつものように久の手でしごかれて射精を終えていた。
久が枕元に用意してあった濡れ手拭で丁寧に拭き清めてくれて、再び私たちは抱き合って下腹をまさぐり合った。一度射精した後は余裕を持って久の性器をじっくりと弄り回し、今度は久を喜ばせるのが慣わしになっていた。
わずか一ヶ月だったが、毎夜の儀式ですっかり久の反応を学び、喜ばせる技巧を覚えていた。たかだか十二歳の子供にしては上出来で私が性的にませていた証拠だろう。
 私は二本指を久の膣に深く挿入してその中を巧みに掻き回し、同時に親指の先で膣の上に有る小指の先ほどの豆を刺激すると久が酷く反応することを知っていた。私はその技巧で久を喜ばせ、久の喜悦の表情を見ながら私もまた二回目の射精を久の手に放ち終えるのだった。その後、お互いに満足してまた私たちは抱き合った。
今度は大人しく、私が寝るまで一緒に添い寝してくれるのである。
その間が私と久の寝物語の時間だった。
 今でも良く覚えているが、毎夜、そうして真っ暗な闇の中でお互いに満足して心地よさの余韻を噛み締めながら、ひしと抱き合い様々な話しをするのだった。それは本当に仲睦ましい新婚夫婦のようだった。
 久は自分の生い立ちや、毎日の家事や、機織の仕事やその他、同輩の下女や出入りの職人たちの噂話を話して聞かせた。普段は大人しく無口だと思っていた久が饒舌に話すのは私に心から気を許している証拠で嬉しかった。私もまた学校のことなどを話したが、やはり大人の久の話が中心でもっぱら私は聞き役だった。そんな寝物語の中で私は最も関心のある性の話を久に求めた。
それは、男や女の体のことや、男女の関係の様々な話だった。
   
 その中で、やはり最も大きな驚きだったのは男女の性行為の秘密だっただろう。
私は男女の行為や子供がどうしたら出来るるかなどについては、全く知識が無く、久から手淫をしてもらって射精するようになった後も相変わらず子供が出来る具体的な方法は知らないままだった。何度か久に、チン○の先から出るのがおしっこではなく、子種の汁だと教えられたが、その先の具体的な性行為については流石にうまくはぐらかされたままで教えてくれなかった。久がそれをようやく教えてくれたのは、一緒に暮らし始めてもう一月近く経ったある晩のことだった。
 その夜、寝物語の中で私は前々からずっと知りたかったがうまくはぐらかされて、久が教えてくれなかった、肝心の質問を再び口にした。
   
 「なあ、久、あの子種の汁で子を作る話だがぁ、どうやっておなごの腹ん中に汁を入れるんかいなあ?なあ、どうするんや?久はちっとも教えてくれんがぁ」
「ふふふ・・・・、若さあ、そがいに知りたいんがねぇ、ほんにまあ、若さあはまんだ小学生だのにほんまにい、ませてござるがねぇ・・・・・」
もういっぱしの大人のつもりになっている私は小学生の子供だとからかわれて、むっとした。
「そんでも毎晩わしらあこうして裸で抱きおうて、ここんとこを弄っとるがやぁ・・」
それは大人の証左だと言いたかった。
「それわあ、あてが若さあの事が好きやから特別のことですがね。そんでなかったらばあ、こんだらやらしいこと絶対にさせるもんかいな。なあ、若さあだけやよ、特別だがねえ。」
久が自分の事を好きだと言ったのはそれが始めてのことだった。
好きだから特別に許してくれると言う言葉が嬉しく
「わしも久のことが大好きだがぁ・・」
と返した。
「あれえ、若さあうまいこと言って、大人をだまくらかいたらあかんがねえ。」
「いやあ、違う本当のことだがね。わしは嘘はつかんがねえ。」
久は返事をする代わりに唇を重ねてきて私の口を吸った。
口を吸いあうのは、何となく気恥ずかしく毎夜抱き合っていながら滅多にしなかった。
私も久の口を吸った。
互いの舌を絡め合い溢れる唾液を飲み込んだ。
暫らくじゃれあうように口を吸いあい、夫婦の愛を確かめ合った。
口吸いを終えると、今日こそは誤魔化されないぞと私は食い下がった。
    
「なあ、さっきの事やけど、ええがやぁなあ、けちけちせんと教えてくれぇ・・」
「ふふふ、あれまあ、若さあ、ほんまにしつこい事やなあ・・・」
久は焦らすように、くくくと笑っている。
「なあ、久、ええかぁ、ちゃ~んと言わんと、もうここを弄ってやらんぞ。」
久の性器をいじりながら、ふざけて言った。
「あれまあ、若さあ、そんだらあ、あても若さあのをいじってあげんがね~」
久もまだ手にしっかりと握っていたチン○を、じゃけんに払いのけた。
「あかん、あかん、それはあかん。ちゃんと握ってくれぇ・・」
私は甘えて久の手を取って握らせた。
それはささやかな夫婦のじゃれあいだった。
「なあ、久、教えてくれてもええがぁ」
私はしつこく食い下がった。
「ひょっとしたら、尻の穴から漏斗で流し込むんかいなあ?」
半ば冗談で口から出任せを言った。
すると久は、クククくっと堪えきれない様子で笑い声を上げた。
    
「ああ、若さあ、本気でそがいに思っとりんさるがいね?」
私は、うんと大きく頷いた。
再びくくくと可笑しそうに笑いながら、ようやく
「若さあには、久は負けます。そがいなあほらし事を信じとるんわぁあかんがいね。
それに若さあはもう立派な男子じゃからあ、ちゃんと知っとらないかんがいね。
仕方ないがぁ、先生のあてが教えてあげますがいね。」
久が気どった口調で言った。
   
「若さあ、本とはなあ、何でもない、いっち簡単な事ですがね。男しの硬うなったち○ち○をば、おなごしのおそ○に嵌めるんやがね。」
「嵌める?どうやって?」
「ほらあ、今、若さあがいじっとるところへ、チンチ○を重ねて、ずんと突き刺すんだけだがねぇ。」
私は内心、あぁそうなのか、と思った。
それは半ば予想していたとおりの答えだったが、そうして改めて言われると、やはり半信半疑だった。
一体チンチ○をそんなところへどうやって挿すのだろうか?
本当に挿せるのだろうか?
それに挿したら自然に汁が出るのだろうか?
手でしごかずに汁が出るとは思えなかった。
再び広がった疑問をそのまま久にぶつけてみた。
   
「若さあ、硬いち○ち○は簡単に濡れて湿ったおそ○に突き刺せるんだがね。
なあ、指が二本も入るんやから、硬いち○ち○ならすっと根元まで入りよるんよ。」
言われてみればそのとおりだった。
指で弄っているからそこが柔らかく、意外に奥が深い事は良く知っていた。
だから、チン○が全部入るのは容易に想像できたし硬い棒のようになったチン○なら突き刺すのは容易だろう。
「そんでもぉ、ち○ち○をおそ○の中に入れたら、手でこすれんがやぁ?こすらんかったら、汁が出やんがね。」
「あれまあ、若さあ、ほんま何も知らんがねぇ。入れたらおそ○で擦るんだがね。せっせと擦ったら、すぐにち○ち○が気持ち良うなって、勢いよお、汁を飛ばしますがね。」
「ふ~ん、おそ○の中で擦るんかいなあ?そんで、ほんとに気持ち良おなるんかいなあ?」まだ半信半疑
だった。
何しろ、今までずっと久の手でしごかれて射精していたから、手で擦るのが最も気持ちがよいのだと信じ込んでいた。
ただ、ち○ち○をおそ○の中に入れると言うのは本能的に良く分かったし、想像するだけで、ぞくっとするような興奮が有った。
自分の硬く強張ったチン○を、今、手で弄っている久のおそ○の中に入れる?
そこは、ぬるぬると粘って膣道の中は熱く、ぐちゃぐちゃとした柔らかな海綿のようだった。ここに、チンチ○を入れる?
女の大切な所にこのチンチ○を入れる?
思っただけでも興奮でぞくぞくしてくるようだった。
そう思うと、もう二回も射精し終えていたがまたち○ち○が棒のように硬く反り返ってきた。
「あれまあ、また若さあ、こんなに・・」
久が感に堪えたように言った。
私はもう妄想の虜で頭に血が上っていた。
「ああ、わしぁ今から久のおそ○に突き刺しとうなった、なあええがやぁ?」
私は身を乗り出して久の上に圧し掛かろうとした。
「あかん、あかん、若さあ、そがいなことはあかんです。」
久はきつい口調でぴしゃっと言い、圧し掛かろうとする私の体を押しのけた。
「なあ、そんだけは堪忍してやってくれんがね。若さぁの汁をあてのおそ○の中に出したら、やや子が出来ますがいね。なあ、若さあ、そいでもええんかいなぁ?」
私は一瞬、ドキンとした。
流石に赤ん坊が出来ると言われて私はその意味を改めて理解したのだった。
   
「まあ、若さあ、そうなったら、若さあはやや子のてて親じゃあ、大旦那はんと同じになりんさるがいね。」
大旦那とは死んだ私の父のことだった。
私が父親になるのだと言う久の言葉に、流石にそれ以上何もいえなかった。
「なあ、若さあ、それだけは堪忍してやってくれんかね。なあ、若さあの事は大好きやけんどぉ、もしもやや子が出来たらあてはここにおられんようになりますがね。なあ、久がいっつもこうして手でしてあげますがいね。そんで、若さあは気の済むまであてのとこを弄ったらええですがね。なあ、堪忍してやってくれんかねぇ・・・」
久の言葉はもう笑いは無く本気の哀願の言葉だった。
   
 私はその時はそれで引き下がったが、実は心の中では諦めては居なかった。
自分のチン○を久のおそ○に突き入れて擦り合わせる事は想像しただけで背筋にぞくぞくした快感を覚える強烈な行為だった。
そして禁じられたことでますますその興奮は強くなり、その日から一時もその妄想は私の頭の中から離れずにいつか絶対にしてやると心の中で誓っていたのである。
   
   
九 妄想の虜
   
 その夜から私の頭から久のおそ○にチン○を突き刺す妄想が離れなくなった。学校にいるときも放課後もいつもそのことが頭から離れなかった。もう勉強どころではなかった。相変わらず、毎夜、一緒に風呂に入っていたし寝床の中で裸で抱き合い、手でお互いの性器をいじり合い久の手で精を放っていた。それでも私はもう満足できなくなっていた。所詮、手の中でするのは本物ではないのだと思うといっそう腹立たしかった。
私は久に邪険に当たるようになっていた。執拗に拒む久が憎らしかった。
私は気に入らないことがあると大声でわめき散らして、久に手を上げることさえあった。一人息子で我がまま放題で育った弱さで、自制心が弱く思い通りにならないことに腹が立って仕方が無かったのである。
久は本当に申し訳なさそうに、
「堪忍してやってくれんがねぇ、あてが悪うございます・・・」
とひたすら謝るのだった。
そして、ある夜のことだった。
いつものように私は風呂場のすのこの上で裸の久を抱き寄せて、ぐいぐいと体を押し付けていた。大抵そこでお互いの性器を弄りあい、一回手の中に放ち終える慣わしになっていた。私は乱暴に久のおそ○を弄り、そのまま硬直したち○ち○を重ねた。そうして本能に背中を押されるまま、久の腰を抱えて風呂桶に押し付けた。そのまま立ったままの姿で股を広げさ無理やりにでも、チン○を入れてしまおうと頭に血が上っていたのである。
   
「あかん、あかん、若さあ、なあ堪忍して・・・」
久は本気で抗った。
流石に女でも大人の体で私よりうわ背があり本気で跳ね返されれば勝てなかった。
私は押し返されて、腹立ち紛れに久の下腹をコブシで殴った。
うっと、久はその場に痛そうにしゃがみ込んだ。
そして、「堪忍して、堪忍して・・」と肩を震わせて嗚咽するのだった。
流石に気がとがめた。
拒絶される理由は分かっている。
しかし頭ではわかっても体は別だった。
やり場の無い激しい性欲に私は捉えられ、その久の頭を手で殴った。
すると、久が堪忍してと泣きじゃくりながら、しゃがみ込んだ姿勢で私のち○ち○を手にとった。
そして何とそれを口に含んだのである。
それは思っても見なかった行為だった。
あっと思ったが私は久のなすままに任せていた。
ち○ち○が生暖かい口の中にすっぽりと根元まで咥え込まれていた。
そして、暖かな口中で、ねばっとした舌が絡みつき硬直したものに絡みついた。
それは、何とも言えない、ぞくぞくするような心地よさだった。
堪らない快感が背筋を伝って来る。
そんなものを口に含むなど汚い・・・と言う思いは有ったが心地よさで拒絶できなかった。久は口に含んだものを舌を絡ませて音を立てて吸った。
それは手でする行為とは全く異なるぞくぞくする快感だった。
たちどころに興奮の頂点を迎えて、いけない、と思ったときはもう遅かった。
一気に久の口の中に精を勢い良く放ってしまった。
久はそれをしっかりと口で受け止めてくれたのである。
荒い息遣いでがっくりして、蹲ったままの久の肩に手を載せて呆然としていた。
久が口の中で丁寧にそれを清め終えると、ゆっくりと口を離した。
「なあ、若さあ堪忍してやってくれんかね、いつでもあてがこうしてあげますがねぇ。」私は心地よさでもうおそ○へ入れることをすっかり忘れていた。
それからは、もう決して手では満足できずいつも私は久に口でするようにせがむようになった。
   
    ・・・・・  続く ・・・・・
   

「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 3

     
六 手淫の誘い 
「若さあ、起きんがいね。」
次の朝、私は久の声で目覚めた。
まだ寒さが残る、しかしよく晴れた明るい早春の朝だった。
昨夜のことが一瞬に蘇った。
あれから久は自分の寝床に戻り私もまた力尽きてすっと眠りに落ちてしまったのである。下腹に手をやるとかすかに何かの気配が残っている。
しかし、それだけで普段の朝と少しも違わなかった。
久はすぐに朝餉の支度をして、私たちは昨夜と同様に六畳のちゃぶ台で向かい合って差し向かいの朝食を摂った。
    
 お互いに昨夜のことは一切口に出さなかった。
確かに自分は久の体を抱き、乳房を吸い、下腹をまさぐったはずだった。
しかし、それは本当だったのか?と思うほど久は全く何事も無かったそぶりだった。
ただ、一つだけ何となく違っていたのは、久と自分の間のぎこちない空気がなくなっている事だった。昨日はまだ一緒の部屋に二人きりでいるぎこちない空気があったが、それがすっかり無くなっている。言葉では言えないが、何か微妙な親密さが生まれているのだった。別に久は馴れ馴れしくするわけではなかったし、私も普通の下女を相手にするのと変わりなかった。しかし、何かが二人の間の空気に親密なものを生じさせていた。
子供なりにそれは感じていた。
   
 その日から私は近くに住む中学教師の家に勉強を見てもらうために通い始めた。
昼は家に戻って久の準備した昼食を食べた。
夕方、戻ると、久はずっと家の中で家事をしていた様子で、嬉しそうに
「若さあ、お帰りなさいませ。」
とまるで妻のように玄関で三つ指をついて迎えてくれたのだった。
    
私は心底満足だった。
離れで独立した生活を始めていっぱしの大人になった気分だった。
小なりとも言えども、一家の主だった。
そして何よりも大きかったのは、久の存在だった。
確かに久は「妻」のようだった。
自分だけのためにこうして家事をして待っていてくれる。
そうして、夜はまた一緒に風呂に入り、一つ布団で抱き合うのだ。
そう思うと、もう勉強どころではなかった。
中学教師の家でも頭の中は久のことがいつも溢れて勉強に身が入らなかった。
    
 その夜も当然のように私たちは一緒に風呂に入った。
そして同じように私は久の背中を流した。
違っていたのはそこからだった。
私は久を立たせて裸の久の体を正面から抱き寄せたのである。
久は抗わなかった。
二人は暗い洗い場で裸の姿でしっかりと抱き合った。
そして私は昨夜布団の中でしたように久の下腹を手でまさぐった。
久も当然のように硬直した私の性器を握り締めた。
二人はお互いの性器をまさぐりながら長い時間そこで抱き合っていた。
痺れを切らしたのは私のほうだった。
久の性器の中を指先でいじりまわし、久がそれに応えて硬直をしっかりと握り返すのを楽しんだ。
そして・・・・
私は精液を久の手の中に放った。
    
 風呂場は後始末には好都合だった。
久は嬉しそうに微笑んで、
「若さあは、悪いお人じゃがねし・・」
そう言って丁寧に洗い清めてくれたのだった。
風呂から上がって布団に潜り込むと私は久を待った。
そうして「おやすみなさいませ」
と挨拶する久の手を握って布団に抱きいれた。
もう久は拒まなかった。
逆にそれを待っていたかのように、すっと自ら体を布団の中に滑り込ませてきたのだった。
   
 昨夜とは全く違っていた。
私はすでに一回放ち終えてすっきりしており、落ち着いて久の体を抱いた。
逆に久のほうは風呂場での行為の続きになったから、酷く敏感になっている様子が分かった。
最初から私は久の寝巻きを肌だけさせて乳房を吸い下腹をまさぐった。
久もまた私の硬直を握り締めた。
私は落ち着いて久の反応を伺いながら久の性器をいじった。
そして久が酷く敏感に反応する部分が有ることを理解した。
偶然そこに触れたときだった、久は体をビクッと震わせて私の性器をぎゅっときつく握り返したのである。
私は夢中になってその秘密の箇所を探った。そしてここらしいと言う場所を探し当てていた。案の定、そこを攻めると久は立て続けに体を震わせて私の体にしがみつくのだった。そうして、思ってもいなっかたのだが、久の性器は熱く熱を帯びべっとりと濡れているのだった。おしっこ、だと思っていた私は、興奮して大人の女はおしっこを漏らすのだと思った。しかし、ぬるっとしているから、普通のおしっことは違う気もした。
多分、自分が漏らしたように何かの汁が久の性器からも漏れ出しているのだと思った。
でも自分のは子種の汁だと教えられたから、女の汁は一体なんだろう?
久の体を抱きながら、そんな事を考えるゆとりさえ有った。
   
 今度は痺れを切らしたのは久の方だった。
繰り返し敏感なところを攻める私に久は焦れたように、
「若さあ、ね、あんましそこをいじったら嫌・・」
と拗ねたような鼻声を漏らした。
それは今まで一度も経験したことの無い女の甘えた物言いだった。
清が時々ふざけて甘えた声を出したがそれは全く子供の声に過ぎず、女の言葉ではなった。私は面白がってかえってそこを集中して責め続けた。
「いや、いや、イヤッ・・・」
久が勘に耐えたように小声で恥ずかしそうに呟いた。
しかし久は決して離れようとはせずにますますきつく私に抱きついてくるのだった。
久は、お返しにきつく私の性器をしごきにかかった。
そしてあっけなく、私は久の攻めに陥落した。
    
 久は昨夜と同じように丁寧に私の汚れた性器を拭き清め、寝床から離れようとした。
「あかん、久、もう少し一緒に居てくれんがねし。」
久の体を抱き寄せて引きとめた。
「あんだ、若さあ、まんだするがいね?」
「ううん、違う。たんだ一緒にいるだけでええがねし。」
「はい、若さあの気の済むまで一緒にいますがねし。」
久は従順に頷いて私の体を抱き返してくれた。
黙って二人は抱き合っていた。
お互いの体の温もりで次第に眠気が襲ってきた。
深い満足と幸せに中で私は幸福な眠りに落ちていった。
    
   
七 性の手ほどき 
   
 春休みはあっと言う間に過ぎていった。
やがて越前大野にも遅い春がやってきて城址公園には満開の桜が彩を放った。
私と久との離れでの生活は全く何の不自由も無く満点の生活だった。
それは十二歳の子供と三十七歳になる女との奇妙な「夫婦」生活だった。
 六年生の新学期が始まり私は離れから学校に通うようになった。
学校から帰ると週に二回、中学教師の家に勉強を見てもらうために通うのだった。
もともとあまり外で活発に遊びまわる子供ではなかったから、放課後はすぐに家に帰っていたし教師の家に行かない日は大抵六畳の部屋で本を読んだり趣味の模型を作って時間を過ごすことが多かった。離れで暮らすようになって、そうした子供らしい生活が少し変化していた。
 離れには常に久が一緒に居り、二人きりになるのだった。無論、久は下女として繕いやら夕餉の支度やら風呂の支度やら家事で忙しそうに立ち働いていたが、私は久の事が頭から離れず、少しでも一緒にいようと口実を作っては久を部屋に呼びつけた。そうしてふざけて久の体にちょっかいを出したり抱きついたりするのだった。久は決して嫌な顔をせず家事の手を休めて相手をしてくれるのだった。
 久は口数が少なく、大人しい女だった。そして他の下女とは違って、背が高く、すっとした見栄えで、子供の目から見ても、凛とした雰囲気を持ったいかにも士族の出だと思わせる女だった。しかしそうした大人の女の近寄りがたさや冷たさは感じさせず、優しく柔らかでふくよかな温かみを感じさせる女でもあった。
私は久が本当に好きになっていた。
それは所謂大人の恋愛感情ではなかったが、自分ではそれに近い、ときめきの対象としてとらえていた。そんな大人の女が自分の下女として一緒に暮らすことに、私は嬉しく毎日がそれだけで楽しかった。
   
 私たちは毎夜、一緒に風呂に入りそして布団を並べて一緒に寝た。無論、私は久を自分の布団に誘い久は私が寝付くまでの間必ず一緒に寝てくれた。そうしてお互いの体を抱き合い、手でお互いの性器をまさぐり合い、私は久の掌に精を漏らして寝につくのだった。それは私にとっては最も大切な毎夜の行事になっていた。
   
 久は毎夜の寝床の中で少しずつ、私に性の手ほどきをしてくれた。
後に久から聞いたことだが、実は母が久に私への性の手ほどきを頼んでいたらしかった。私は離れで暮らすまで清に世話を見てもらっていたが、一緒に風呂へ入ったり、一つ布団に寝たりして、そろそろ性的に目覚める年頃の私を心配したらしかった。もし若い下女の清と間違いが有って、赤ん坊でも出来ればやはり困ったことになる。そして、母は私が父親譲りの女好きの性癖を持っていることを見抜いていたらしかった。
 清を遠ざけるのは良いが、放って置けば私は他の下女に手を出していただろう。実際、下女の入浴を盗み見たり、厠を覗いたり女中部屋に忍び込んで着替えを盗み見たりしており、母はそんな私を心配していたのである。そして、思い切ってきちんと「嫁」を持たせて大きな間違いが起きないように監視させ、かつ性の手ほどきをさせてしまおうと考えたようだった。
 久は従順で性格も良く士族の出で育ちも悪くない。それに二度も離縁された身を拾われた恩も有ったから無理を頼みやすかったのだろう。もっと大切なことは、久が夫婦生活の経験のある年増の女であり、なおかつ子を産めない体だったことだと思う。要はまかり間違って何か有っても子は出来ず、大切な嫡男の性の手ほどきをさせるにはまたとない存在だったのだろう。今、振り返ってみれば、その母親の作戦は見事に成功したと言ってよかった。
   
 私は初めて接する大人の女に夢中になった。そして母の狙い通り、私は女というものを学んだのだった。ただし、他の女に手を出して問題を起こさせないと言う点に関しては残念ながらあてが外れたと言って良かった。かえって私は自信をつけて他の女にも手を出すようになったのである。だから、中学でも勉強は下から数えたほうが早いほどの成績で、当時入学試験が簡単だった同志社の予科にもぐりこんだのだった。しかし私は今でも久に感謝しているのは性のあれこれの知識を実地に教えてもらったことだった。もとより性教育など有り得ようも無い時代で、普通なら若集宿で知ることも私は無縁で、正しい性の知識を得る機会は全く無かった。男子にとって女子を良く知ることは大切なことであり、それも年上の経験のある女性から手ほどきを受けるのが最良の方法だと私は思っているが、まさに私はそれを受けたのである。久を通して私は女というものを学び、その後の人生で女を相手にするのに本当に役に立ったと思っている。
    
    
    ・・・・・  続く ・・・・・



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