萌え体験談

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父親

あいつのSOS

高校生の頃、俺の家の隣には同級生が住んでいた。

両親は別に仲良しじゃなかった(ちなみに俺は父親と二人)
ただ、俺もあいつも親が忙しかったからよく家を行き来した。

あいつには弟がいた。
俺は一人っ子だったから遊んでやったりもした。

あいつははっきり言えばかわいかった。

丸顔で奥二重の目が力強かった。
彼女は陸上部のエース。俺と違って人気者だった。


そんなある日、俺の父さんが結婚した。
そしたら同級生の妹がついてきた。

妹はかわいかった。
丸顔で奥二重の目が力強かった。

引越しの時に目が合った。

そして俺は我慢できず歌ってやった。
「そーうぇにゅだーりんきゃーんちゅひあみーとーざえーすおええーす」

すると妹も返す。
「はうきゃなーぃいーぶんとらーぃとーごーぉおーん」


おわり。

W不倫で寝取られ離婚しましたが・・・

私は、結婚5年で前妻を寝取られて離婚しました。
当時私32歳、前妻28歳で、3歳の娘がいました。
相手の男は妻のパート先の上司で前妻より12歳も年上で、W不倫1年半でした。
次第に幼い孫を預かりっぱなしになっていくので、心配した義母が前妻にパートを減らすよう忠告したのですが、その時には既にW不倫歴1年が過ぎ手いたそうです。
新婚時代は毎日だった私と前妻との夫婦の営みは、娘が生まれてから週1回に激減していましたが、外注していたとは気づきませんでした。

私が異変に気付き始めたのは、前妻が求めに頑なに応じない時があったからです。
普段は、仕方ない顔をしながらも裸になって股を開いてくれるのですが、応じない日は、風呂に入るところさえ見られたくないほど肌を見せることを拒むので、あまりにも不自然さを感じました。
前妻がシロであることを証明するために興信所のドアを叩きましたが、結果は真っ黒、私は、拒む妻を風呂上がりに無理やり肌を晒させ、足首や肘、乳房周りにくっきりと残る緊縛痕を発見しました。
陰核も陰裂から飛び出すように腫れていて、それは1日で元に戻るそうですが何かで吸引されたそうです。
前妻は、パート先の上司にマゾ人形に玩ばれていたのです。

私は、娘のこともあるので前妻を許し、前妻のパート先の上司に慰謝料を請求して、前妻とキッパリ別れるよう申し入れました。
しかし、信じられないことに、前妻が私との離婚を望み、親権をスンナリ私に委ね、パート先の上司を略奪してしまいました。
前妻と上司合わせて600万円の慰謝料が私に支払われましたが、おそらくは同額の慰謝料が前妻の上司の奥さんいも支払われたのだと思いますから、相当な負担をしてでも前妻はあの上司と一緒になりたかったようです。
私は、妻をマゾ人形にされて、そこから抜け出せなくなった妻に三行半を突き付けられるという惨めな経験をしました。

みなさんで、不倫が成就した方はいらっしゃいますか?
もしいらっしゃいましたら、元のご家族のことを思いだしたり、戻りたくなったりした事はありませんか?

離婚して8年が過ぎましたが、一度も前妻から連絡があったことはありません。
娘の誕生日にも、小学校の入学式にも、何の音沙汰もありません。
新しいパートナーとの幸せに浸って、元のご家族の不幸など構っていられないのでしょうか。
女性って、それほどまでにあっさりと過去を切り捨てられるのでしょうか?

私は、4年前、36歳の時に再婚しました。
相手は当時28歳の女性で、娘の幼稚園で一緒だったシングルマザーでした。
ボーイッシュで、小柄な榮倉奈々さんという感じでした。
彼女は、娘が年中組の時に年少組に入ってきた男の子の母親で、22歳で非嫡出子で男の子を出産、働きながら子育てをしていました。
なので連れ子がいても初婚でした。
私は、通勤距離が以前の3倍の20㎞になるけれども、止むを得ず実家の傍に越して両親や義姉に娘を見てもらって働いていましたが、父親が秘密の子供を産んだ彼女は実家から疎まれ、託児所に預けていました。
彼女は、疲れ果てているのがわかり、境遇が似た私が励ましたり、娘と一緒に彼女の息子を遊びに連れて行ったり、時には彼女を含めて4人で遊びに行ったりするうち、ついに男女の関係になってしまいました。
一児の母とは思えぬほど美しい陰唇で、処女解任のマリア様かと思いました。

再婚するにあたり、妻の連れ子の父親の正体を妻が明かしてくれました。
それは、妻が処女を捧げた元彼で、バイク事故で亡くなってから、妊娠がわかり、この世に父親のいないこと分かれば堕胎しろと言われそうなので、密かに彼の忘れ形見を育てる覚悟をしたそうです。
性体験人数1人、性体験期間1年という28歳のお母さんですから、陰唇が美しかったのです。

今、私は再婚して幸せに暮らしていますが、別れた前妻は、私や娘のことを何とも思っていないのでしょうか。
私は、離婚したと言ってもかつては愛し合った前妻ですから、私は、前妻の暮らしがとても気にかかっています。

Wサポで処女喰い

神アポランド2016に援交目的で登録して2日目に
「15才なんですけど、いいですか?」とメールがきた。

勿論OKだったので「30Kでいい?」とメールを返すと
「1人じゃ不安なので、友達もいいですか?」と来たので、
1人30Kで2人は厳しいので、交渉し1人25Kで会う事になった。

待ち合わせ場所に行くと、メールで聞いた通りの娘2人がいたので、車に乗せホテルに入った。

メールをくれた娘は、セミロングの栗色の髪をした由香ちゃん。
援交は2回目で、1回目は先輩と一緒に行き、
相手は父親くらいの歳のおじさんで、処女をあげたそうだ。

由香ちゃんの友達は、黒髪のロングの美樹ちゃんで処女。
2人は商業高校に通っているJKで、ライブに行くお金が欲しいとの事だった。

先にお金を渡し、先に経験がある由香ちゃんを抱き、
美樹ちゃんは横で見てる事になった。

由香ちゃんを後ろから抱き締め胸を揉みながら、服のボタンを外していった。
由香ちゃんは「んっ・・・くぅ・・・・・・」と美樹ちゃんの前で恥ずかしいのか、
声を我慢しつつも吐息が漏れていた。

服を脱がしブラを取ると、小さいながらも形の良い胸が・・・早速乳首を攻めると
「あっ、ダメ~」と身体をくねらせた。

「逃げちゃダメだよ。」と言うと「ごめんなさい。」と言いながら、
仰向けになり触りやすいようにしてくれた。

乳首を舐めると「ハァ、ハァ、気持ちいい」と感じているので、
下着の中に手を入れると、準処女とは思えないくらい濡れていた。

「かなり濡れてるよ?」と聞くと「見られて恥ずかしいしから」と言った。
下着を脱がしスカート以外は何も着てない由香ちゃんの前に立ち「舐めて」と言うと、
パンツを脱がしジュルジュルと音を立てながら、一生懸命フェラチオしてくれた。

充分固くなったので、由香ちゃんの股を開かせて、美樹ちゃんに
「この後、美樹ちゃんのここにも入れてあげるから、入るところ見て」
と近付かせると、由香ちゃんは顔を両手で覆いながら
「美樹~、見ないで~」と、美樹ちゃんは顔を少し赤らめながら見ていた。

「ゴムないとダメ?」と聞くと「生理前だから大丈夫だと思う。」と言ったので、
由香ちゃんの性器に一気に突き刺した。

由香ちゃんは「ひっ!ぐっ・・・い、痛い!」と言ったが、
締め付けがたまらなくて最初から腰を激しくピストンし
「腟内に出すね!」と言って、一気に射精した。

由香ちゃんを見ると、目に涙を溜めながら「ハァ、ハァ、痛かった・・・よ・・・・・・」と言ったので
「ごめん、気持ちよ過ぎて・・・」と頭を撫でて上げた。由香ちゃんは
「シャワー浴びてくる。美樹ちゃんには優しくしてあげてね」と言って、シャワールームに行った。

美樹ちゃんを見ると、小さく震えていたので
「優しくするから、おいで」と言うと、隣りに着て座った。

早速全裸にし、乳首とクリを中心に愛撫をすると「ハァ、ハァ・・・」
と吐息が漏れて少しだけ湿ってきた。

この濡れ方だとかなり痛いし入らないかもと思い、自販機でローションを買い、
美樹ちゃんの性器と自分のモノに塗った。

「美樹ちゃん、ちょっと早いけど、もう入れちゃうね?」と聞くと
「途中で止めたりしないで下さい」との事。

処女を早く卒業したい為に由香ちゃんの誘いに応じたそうだ。
性器にモノをゆっくり入れて行くと「い・・・痛い・・・・・・くぅ・・・・・・」

そのまま、奥まで挿入し、ゆっくりピストンを始めると、美樹ちゃんは涙を流しながら、
歯を食いしばって、シーツを掴み耐えていたので「美樹ちゃんも中にあげるね」と言い
ピストンを速めて、肩を掴んで一番奥に突き刺し射精した。

美樹ちゃんからモノを抜くと、少し血が出てきた。
美樹ちゃんの性器を拭いてると、由香ちゃんがシャワーを終えて出てきて
「美樹、おめでとう」と言うと、美樹は苦笑いしながら、シャワーを浴びにいった。

その後、由香ちゃんが「また2人とかいい?」と聞いてきたので「勿論いいよ」と言うと
「今度は2回目だから今日みたいに焦ってしないでね。痛いの嫌だし。」
と次回会う約束をして、2人とメアドを交換し、次会う日(安全日を希望してる)を決めている。

JKも20代もあまり変わらないと言う友達もいるが、
あのきつい締まりと肌は20代では多少劣るだろう。

行為中は気持ち良さでいっぱいでした。
神アポランド2016は援助が多いけどこんな援助なら大歓迎www

26歳の主婦ですが、近所の男の子としたら・・・

 皆様、はじめまして。
 今月半ばには出産予定の26歳の主婦の由香里です。
 お腹の中に女の子がいます。
 女の子の本当の父親は・・・近所に住む小学校5年生の一樹君です。
 結婚して今の住所に来たのですが、一樹君はそのとき小1でよく家に遊びに来ていました。
 一樹君は私を「お姉ちゃん」と呼んでくれていました。
 一樹君のお母様は病気がちで、私がよく面倒を見たりしていましたので一緒にお風呂に入ったりしていました。
 一樹君のおちんちんは小学生とは思えないほど大きくてご両親が普段から剥いて洗っていたせいか簡単に剥けるような状態でした。
 そしてお風呂から出た後、二人で「お医者さんごっこ」をしていました。
 昨年の5月の連休、お医者さんごっこしていたときに一樹君が「この前、おちんちんから白い液が出た」と私に打ち明けました。
「赤ちゃんの作り方、知ってる?」
「おちんちんを女の人に入れて白い液が出たら赤ちゃんができるんだよね」
「おちんちん、私に入れる?」
「うん、お姉ちゃんに入れたい」
 それがセックスの始まりでした。
 一樹君は私の裸を一生懸命愛してくれました。
 そして一樹君を私は受け入れました。
 一樹君が入ってきたとき、鳥肌が立つような快感を感じました。
 一樹君は私に入ってきた後、私にしがみついて
「お姉ちゃん、お姉ちゃん・・・」とつぶやくように言っていました。
腰の動かし方も知らないのでポリネシアンセックスになっていました。
 一樹君が「お姉ちゃん、出ちゃう」と言った直後、私の中に勢いよく射精が始まっていました。
 私は男性経験があまりないのですが、体験したことのない射精感でした。
 その年の夏休み、主人は長期主張で家にいなく、一樹君と時間があればセックスをしていました。
 一樹君もテクニックを覚えてきて私は一樹君なしではいられないほどでした。
 一樹君は私に挿入したまましがみついて眠ったり、私が裸エプロンで朝食を作っていると後ろから入れてきたりしました。
 10月ごろにつわりがあり、産婦人科に行ったら「おめでた」でした。
 子宝に恵まれなかったせいか主人はたいそう喜んでくれ私は戸惑いました。
 主人と一樹君の血液型は同じですので何とかなりますけど。
 一樹君には「赤ちゃんがお腹にいるからセックスはお預け」と言っています。
 一樹君は自分の子供が生まれるのを楽しみにしています。
 主人は「次は男の子がほしいな」って言っています。
 なので長女が生まれたら、一樹君とすぐに子作りをする予定です。

26歳の主婦ですが、近所の○学5年生の男の子としたら…

皆様、はじめまして。
今月半ばには出産予定の26歳の主婦の由香里です。
お腹の中に女の子がいます。
女の子の本当の父親は・・・近所に住む○学校5年生の一樹君です。
結婚して今の住所に来たのですが、一樹君はそのとき小1でよく家に遊びに来ていました。
一樹君は私を「お姉ちゃん」と呼んでくれていました。
一樹君のお母様は病気がちで、私がよく面倒を見たりしていましたので一緒にお風呂に入ったりしていました。
一樹君のおちんちんは小学生とは思えないほど大きくてご両親が普段から剥いて洗っていたせいか簡単に剥けるような状態でした。
そしてお風呂から出た後、二人で「お医者さんごっこ」をしていました。
昨年の5月の連休、お医者さんごっこしていたときに一樹君が「この前、おちんちんから白い液が出た」と私に打ち明けました。
「赤ちゃんの作り方、知ってる?」
「おちんちんを女の人に入れて白い液が出たら赤ちゃんができるんだよね」
「おちんちん、私に入れる?」
「うん、お姉ちゃんに入れたい」
 それがセックスの始まりでした。
一樹君は私の裸を一生懸命愛してくれました。

そして一樹君を私は受け入れました。
一樹君が入ってきたとき、鳥肌が立つような快感を感じました。
一樹君は私に入ってきた後、私にしがみついて
「お姉ちゃん、お姉ちゃん・・・」とつぶやくように言っていました。
腰の動かし方も知らないのでポリネシアンセックスになっていました。
 一樹君が「お姉ちゃん、出ちゃう」と言った直後、私の中に勢いよく射精が始まっていました。
 私は男性経験があまりないのですが、体験したことのない射精感でした。
 その年の夏休み、主人は長期主張で家にいなく、一樹君と時間があればセックスをしていました。
 一樹君もテクニックを覚えてきて私は一樹君なしではいられないほどでした。
 一樹君は私に挿入したまましがみついて眠ったり、私が裸エプロンで朝食を作っていると後ろから入れてきたりしました。
 10月ごろにつわりがあり、産婦人科に行ったら「おめでた」でした。
 子宝に恵まれなかったせいか主人はたいそう喜んでくれ私は戸惑いました。
 主人と一樹君の血液型は同じですので何とかなりますけど。
 一樹君には「赤ちゃんがお腹にいるからセックスはお預け」と言っています。
 一樹君は自分の子供が生まれるのを楽しみにしています。
 主人は「次は男の子がほしいな」って言っています。
 なので長女が生まれたら、一樹君とすぐに子作りをする予定です。

11歳で父親に=相手は友人の母36歳

2013/06/16(日)
11歳で父親に=相手は友人の母36歳・ニュージーランド
15日付のニュージーランド紙ニュージーランド・ヘラルドは、最大都市オークランドに住む男子小学生が、友人の母(36)と性的関係を持ち、妊娠・出産させ、11歳にして父親になっていたことが分かったと報じた。
成人女性による男児への事実上のレイプではないかと責任を追及する声が出ており、コリンズ法相は調査を約束している。
ただ、ニュージーランドの法律では、強姦罪は男性にだけ適用され、女性による「性的暴行」は刑期も比較的軽い。
同紙によると、男児は2012年、通っていた小学校の校長に対し、学校の友達の母と性的関係を持っているが「やめるべきですね」と相談、事態が発覚した。
現在12歳になった男児は、福祉当局の保護下にある。

「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 序章

     
はじめに
    
 もう50年以上も昔の話になりましたが、今でも当時のことは鮮明に記憶しています。
何しろ私の女性遍歴の中では初めての女性であり印象が鮮烈で今でも、ありありとおぼえているのです。当時、私は福井県の越前大野の町に住んでいました。そこは九頭竜川に沿って開けた越前松平氏と土井氏が治めた小さな城下町です。昔から絹織物が盛んで、私の生家はそこで代々、大きな機屋を営み、昔は大野藩の藩士の身分だったということです。 
私が生まれましたのは大正14年で昭和に切り替わる前年のことです。これからお話しするのは私が小学校から中学へ入るころのことで、ちょうど昭和の始め頃、日華事変が始まり世間がそろそろきな臭くなってくる頃のことです。とは言いましても田舎のことですから全くのんびりしたもので、私もまだまだ田舎の大きな機屋の倅として何不自由なく豊かに暮らしていたのでございます。
 当時、父親はすでになく、家業及び家屋敷一切を母親が仕切っておりました。もともと女系家族で父は婿養子で母が気丈にすべてを仕切っていたという訳です。
そんな中で、私は女兄弟の中で唯一の男子として生まれ、それは大切に育てられたのです。とは言っても、母は大きな家と家業一切を仕切るのに忙しく子供を育てるのはもっぱら乳母と女中の仕事でした。私も大切に育てられたとは言ってもやはり母の手ではなく、すべて乳母と女中の手で育てられたのです。ですから母はあまり親しみは感じず、気丈で男勝りに下女や女工を追い使う怖い存在でした。
    
 私はそこで中学を卒業するまで暮らし、高等学校と大学は京都の同志社に進みました。大学の途中で一時、戦争に取られて舞鶴の海軍予備士官学校へ行きました。幸い戦争は程なく終わり、私は無事大学を卒業して再び越前大野に戻って、家業の機屋を継いで生活しています。まあ、田舎ですが、それなりの資産がある生活で戦争の被害も無く、暮らしに困ることも無くまあまあ豊かに暮らしてまいりました。田舎ですが一応、名士のはしくれでもあり家業の関係で出入りの女性も多く、私も普通の男子として、いやそれ以上でしょうか、世間並みに女性関係もそれなりに経験しています。そんな私にとって、忘れられない初めての女性がこれからお話しする、福田久との関係です。
    
 久は家の女中をしていており私の身の回りの世話をしてくれた女性でした。そして私の初体験の相手でも有り、半ば夫婦のように過ごした相手です。それは何と私がまだ小学6年生から中学を卒業するまでの年齢で言えば十二歳から17歳までの多感で性に目覚める頃の5年間の事です。久は確か私より二周りも年上で母と同じ位の年齢だったと思います。そんな女性と夫婦として暮らしたのですから、今から思えばやはり異常な経験です。しかし当時の私にとっては全く自然で楽しい生活でした。今ではもう久もこの世になく、当時のことを知る人も少なくなって、まあ、時効と申しますか洗いざらいを語っても良い頃だと思って筆を取った次第です。
   
    
 (以下 『 「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」1 』 へと続く) 
     
   
 北村幸作 著 
「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 抄録
    
       

   

「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 7

     
十四 夫婦の契り その三
    
 生まれてはじめての本物の性行為はあっけなく終焉を迎えた。
私は興奮に包まれたまま呆然として体の力を抜いて久の腹の上に圧し掛かっていた。
チン○は湯のように熱く海綿のように柔らかな久の膣に埋めたままだった。
久はそんな私の体を優しく慈しむ様に抱きしめてくれていた。
暫らく私は何も言えず身動きも出来なかった。
まさに陶然として、ぼんやりとたゆとうような夢心地だった。
   
 久も同じだったのか心地よさそうに目を閉じてじっと動かなかった。
暗い中でそんな久の表情を確かめるようにじっと見つめた。
それに気づいたのか、久が恥ずかしそうに、イヤッと言う仕草をした。
それは心底からいとおしさを感じさせる仕草だった。
久が自分より二十五も年上の女だとは全く思わなかった。
ただただいとおしい、可愛い嫁だった。
    
 私は久の頭を腕に抱えて口を重ねた。
久もすぐにそれに答えてくれた。
満ち足りた幸福感の中で私たちは愛に満ちた口付けを交わした。
しっかりと体を繋げあったまま舌を絡め合い唾液を吸い合うのは、とてつもなく深く互いの体が一つになっている感じがした。
そうして口付けを交わしているとまた腹の底からの欲情が込み上げてくるのだった。
私は久の口を吸ったまま、ゆっくりと腰を動かした。
久は、口を塞がれたまま鼻から、ふっふっと熱い息を吐きながら、きつく私にしがみつき両足を巻きつけて抱きついてそれに応えた。
 私は久の体に包まれたまま口を吸いながらゆっさゆっさと体を揺すり立てこすり付けた。初回とは違って流石に少しはゆとりがあって動きは性急ではなく、ゆっくりしたものになっていた。
 そのときだったと思う、確かに久の体がきゅっと私の性器を締め付ける感覚が有った。何となく手で握られたときのような感じで、あっと不思議に思った。
今まで柔らかな海綿のようだと思っていた久の性器の中が、急にきつく狭くなってチン○に絡みついてくるようだった。抜き差しすると粘っとした感じがして、まるで口の中で舌を絡めて吸われている時の様な感触だった。
 しかしもうじっくりとそれを楽しんでいるゆとりは無かった。
私は二度目の終焉を向かえ、激しい快感の中で一気に精を放っていたのである。
   
 流石に二度立て続けでの行為の後は全身から力が抜けるような脱力感だった。
私は久の腹の上に圧し掛かったまま再び呆然としていた。
久も全く同じ様子で、何も言わずただただ、優しく私の体を抱きしめて、子供をあやすように背中をさするのだった。
私は下敷きになった久が重いだろうと早く体をどけようとした。
しかし久が、「イヤッ」と小さく呟き私の体をきつく抱きしめた。
それで私は性器をしっかりと埋めたまま動かなかった。
   
 どれほどそうしていたのか、私には分からなかった。
あまりの心地よさと脱力感で少しの間、うとうとしたのかも知れなかった。
やがて、久が私の口を吸ってきたので我に帰った。
それはもう激しい口付けではなかった。
幼い子供のように、互いの唾液を吸い合い、舌を絡ませ合って遊んだ。
舌は口中に潜む小さな小動物のように、相手を求めて追いかけあるいは逃げ回り、まるで鬼ごっこのように動き回った。
私はチン○を久の性器に突き刺しているのと同じように舌で久の口の中を突き刺しているのだと感じていた。性器が単に硬いだけで自在に動かないのに比べて舌は自在に動かせるのでより、激しく攻めているような気がした。
そして時折下腹に突き上げてくる欲情に任せて、繋げあっている性器を激しく突き動かした。私は、硬く尖らせた舌先とチン○で同時に久の体を犯しているのだと思った。
   
 何度かのそうした行為を繰り返した後、やがて久が口を開いた。
   
「若さあ、どがいですかいのう?はじめてのぉ、おそ○はぁ・・・」
「ええよ、ほんにぃ天国みたいな心地だがやぁ・・・」
「ふふふ、初めてだけどもぉ、若さあ、上手やがぁ・・どこぞで習っておいでがいねぇ?」からかうように言った。
「あほらし、初めてに決まっとろうがいねぇ・・」
「あてはまた、お清はんに習ったと思うとりましたがねぇ・・」
私は大きく横に首を振り
「あんなもん、子供やがぁ・・・」
と吐き捨てた。
「ふふ、お清さんはぁ子供がいねぇ?ほんでも、若さあより五つも上だがいねぇ!」
からかうような口調に、むっとして
「わしは、もう子供やあないんだがぁ、こうしてぇ一軒持って嫁さんまでもろうたんじゃあがぁ」
久は今度はからかいではない本気の口調で、
「ほんに若さあは立派な男子ですがいねぇ。あては、こげにええ気持ちでおそ○をされましたのは、初めてだがいねぇ。若さあのち○ち○は、きつうて熱うてそれにおっきゅうてぇ、息が止まりそうな気持だがいねぇ。」
生まれて初めての行為で年上の女からそう言われるのは、お世辞交じりにしろ嬉しかった。
   
「不思議なことだがぁ、何や知らん、若さあとは何とのう体がしっくりと合う様な気がぁしますんがいねぇ・・・」
初めての経験で良くは分からなかったが、確かに久の言うように繋げ合わせた自分の性器と久の性器は、しっくりと馴染んだように絡み合い一つになっている様な気がした。
ただ、久の体は成熟した大人の女の体だから、自分のような子供のチン○をしっかりと包み込んで気持ちよくさせたのだろうと思った。
体を重ねながらそんな普通の会話を交わしているのが不思議な気がした。
何しろ今も自分の体は温かく柔らかな久の腹の上に乗っておりチン○は根元まですっぽりと久のおそ○に包み込まれているのだった。
「ああ、気持ちええがやぁ、久のおそ○の中はぁ・・・」
「ふふふ・・・若さあ、そがいに気持ちええですかねぇ?」
「うん、口の中より遥かにぃええ気持ちで、天国みたいな感じじゃあ・・」
「あれえ、若さあ、ほんに、うまいこと言わせるがねぇ。あてもぉ、若さあのが硬とうてぇ、まるきし鰹節見てぇにこちこちで、ええ気持ちですがね。」
鰹節みたいだと言われて、ああ、確かにそうだと思った。
十二歳の性欲の塊だった私のチン○は、硬直するとかちかちの棒のようだった。
大きさも形も硬さも確かに鰹節に似ていると思った。
「ああ、本当にぃ、こんだら気持ちは初めてじゃがぁ、天国に上るような気持ちよさじゃったぁ・・・・」
「あてもぉおんなじだがいねぇ・・何とのうあんまし気持ちがようてぇ、このまんま死んでもええ、思うほどじゃたですがねぇ」
    
 それは、まさに性愛に満ち足りた後の親密な夫婦の閨の会話だった。
しかし本当は言葉すらいらなかったのだ。
きつく抱き合いながら体を繋げあい、相手の温もりと柔らかさと、息と匂いと、ああ、そのすべてを感じ、それに浸っているだけで十分だった。自分たちはこの世で一番身近で親密な繋がりだと思った。
   
   
十五 夫婦の契り その四
   
 暫らくの沈黙の後、急に久が改まった口調で口を開いた。
「ああ、若さあ、これでぇあてらは、ほんまもんのぉ夫婦ですがねぇ。なあ、若さあ、誰にも内緒の夫婦やよ。ええですかぁ。絶対に誰にも内緒やからねぇ。もしも誰かが知ったらあてはこっから追い出されるがねぇ。」
嬉しそうにそうして秘密を共有したと言うことを強調するために小声で、しかし、きっぱりとした口調で囁いた。
「うん、わしも絶対に誰にも言わん。わしは久が居んようになったら、死にたいがいねぇ。だからぁ、久、お前はほんまもんのわしの嫁さんじゃあ。」
「うれしいですがねぇ、若さあ、そがいに言うて下されたらぁほんに、涙が出るほど嬉しいですがいねぇ。」
最後のほうは鼻声になっていた。
暫らく黙って抱き合っていた。
    
「なあ、若さあ、もしも、こがいな事をしてぇ、あてにやや子が出来たらばあ、若さあ、どがいされますかいねぇ?」
久が少し遠慮がちに、ためらう口調でたずねた。
しかし真剣な気持ちが伝わってきた。
自分が試されているのだと、幼いながらも私は理解した。
それは以前に久から問いかけられた大きな問題だった。
自分が父親になると言う問いかけだった。
私はもう躊躇しなかった。
「ああ、ええよう、わしはやや子のてて親になったる。そんでぇオッカサンに許してもらうだがね。」
それは必ずしも閨の興奮した口から出任せの言葉でも無かった。
子供なりに久を可愛がり大切にしなければと思ったし責任を取ることすら考えたのである。その思いが久に伝わったらしかった。
「うれしいがねぇ、若さあが、そがいな事を言うて下さりますとは・・・・・
ほんに嬉しい事ですがねぇ・・・・・・・・・・・」
最後は聞こえないような涙声だった。
そして久は再びきつくしがみついてきたのだった。
   
 体を繋げあったままでの睦み事は長く続いた。
性欲に溢れた少年のチン○は、その間も少しも緩まずずっと硬いまま年上の大人の性器の中で息づいていた。
ときおり、どちらからとも無く腰を揺すって繋ぎあった性器を擦り合わせた。
流石にもう二度も放っているから、こんどはもう容易には果てなかった。
何度か勢い良く突き上げると久は眉に皺を寄せて苦しそうにするのだった。
私は本気で心配になり、
「久、どがいした、ええか大丈夫か?」
と声をかけた。 
「ああ、ええです、若さあ止めたらあかんがぁ、なあずっとずっとそがいに突いてやってくれんがねし。」
久は恥ずかしそうにそう答えた。
ただ、私はあっけなく終焉を迎えるよりもそのまま長く久の中に入れておきたかった。
そうしてずっと睦事を交わして居たかったから、果てる前に動きを止めるのだった。
   
 結局、私は朝までずっとそうして久と交わって一夜を過ごしたのだった。
覚えているだけで、七回は精を放ったと思う。
今思っても十二歳の自分は性欲の絶頂期だったのかも知れない。
何しろ嵌めたまま七回まで精を放ったのだから。
   
   
十六 新婚の朝
   
 翌朝、私は久に起こされて、目を覚ました。
明け方まで繰り返し繰り返し情を交わした。
そうして、ようやく鶏鳴の中で、うとうとと寝についたのだった。
しかし久はいつもと変わらず、すでに起き出して朝餉の支度を終え、洗濯に取り掛かっていた。久は細いけれども働き者で、若い清に比べても遜色ないほど身のこなしが軽く、きびきびとした女だった。
 眠い目を擦りながら、外の井戸に出ると、
「若さあ、おはようございます。」
と久が洗濯の手を止めて明るい声で丁寧に挨拶した。
浅黄色の櫓の着物にタスキ掛けをした、いつもの姿である。
見慣れているはずの久の姿だったが、明るい五月晴れの光の中で見ると、はっとするほどに美しかった。久は年よりも若く見える性質だったが、その日は特に若々しく輝いて見えた。朝から五月晴れの良い天気で夏を思わせるような陽気だった。
   
「ええ天気ですがぁ、若さあ、今日はお休みだがいなぁ・・」
その日は五月二十七日の海軍記念日で休みだった。
普段の休日は中学教師の家で別科補修が有り、朝から行かねばならなかったが、その日は大野中学出身の海兵生徒が母校訪問で来訪するとの事で、教師は出かけて休みになっていた。
 私は大きく伸びをして明るい日差しの中で開放的な気分に浸って、井戸端にしゃがみこんで洗濯をする久を見つめた。
ああ、この女が自分の嫁さんなんだ、とつくづくと思った。
その唇も乳房も豊かな腰と尻も、そして柔らかな下腹も・・・・
洗濯の手を止めて見上げる久をじっと見つめた。
起き抜けの意識の中に昨夜の行為が蘇った。
何となくチン○が強張ってまだ硬くしこっているような気がした。
下腹にむらむらしたものが沸き起こり硬くなった。
「若さあ、どうしただかねぇ?そがいにぃ見たらぁ恥ずかしいですがねぇ・・・・」
顔を俯けた仕草はいとおしく可愛かった。
   
 休日ののんびりした朝は、ゆったりした伸びやかな幸福感に満たされていた。
朝食は珍しく卵が添えられていた。
豊かな暮らしでは有ったが、田舎の質素な生活では卵を食べることは滅多に無く、病人が滋養をつける手段として食べる程度だったから、私は驚いて声に出した。
すると久は
「若さあには、うんと精をつけてもらわねばなりませんがねぇ。」
そう言って、可笑しそうに、クククと含み笑いをするのだった。
久はいつもの味噌汁とたくあんだけだった。
精をつけると言う言葉には含みがあった。
何しろ七回も精を放っていたから滋養をつけることが必要だった。
それに、今夜のためにもご利益があるだろう。
久がそれを暗に仄めかしていると思うと、股間がゾクッとした。
 明るい日差しの中で久と差し向かいで食べる朝食は昨日までのそれとはどこと無く違って感じられた。別段、会話が弾んだわけではなく却って二人とも無口になっていた。
しかし言葉ではない、何かが二人の間には通じ合っていた。そして昨日までとは全く違った間柄になっているのだと強く感じた。肌を重ね、愛し合うという行為が、男と女の間では特別な関係を築く最高の手段なのだと幼い私はまだ知らなかったが、それでも何とはなしに昨夜の行為が特別な意味を持っており、自分と久が特別な仲なのだと言う事を実感として感じていたのである。
   
 私は目の前の久を見ながら頭の中は昨夜の事で一杯だった。
久の熱く柔らかな体の感触。
ずっと差し込んでいたあの中の湯のような熱さと海綿のような柔らかさ。
そしてきゅっと締め付けられた感触。
そして何度も何度も放ったときのゾクゾクする興奮。
それらすべてが生々しく体の感触として残り今もまだ目の前の久の体を抱いているような錯覚がするのだった。
「若さあ、そがいにぃ見たらぁ恥ずかしいですがねぇ・・・・」
久が顔を俯けて、ぼそっと言った。
自分が考えている事を久に見透かされているようで酷くばつが悪く、何か言わねばと思って口を開いた。
「好きや、久がぁ・・・」
何も考えずに思わず口から出た言葉だった。
久が顔を上げ、知らず二人の目が合った。
「あ、あてもです・・・」
久が聞こえないような小さな声でボソッと答えた。
久の頬は小娘のように恥じらいで赤くなり慌てて顔を俯けた。
そして二人とももう何も言わなかった。
   
   
 北村幸作 著 
「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 抄録
   
    

   

「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 4

      
八 男女の営みの秘密
    
 その夜も私は久と一緒に寝床に入って裸になって抱き合い、お互いの下腹を手でまさぐり合った後、いつものように久の手でしごかれて射精を終えていた。
久が枕元に用意してあった濡れ手拭で丁寧に拭き清めてくれて、再び私たちは抱き合って下腹をまさぐり合った。一度射精した後は余裕を持って久の性器をじっくりと弄り回し、今度は久を喜ばせるのが慣わしになっていた。
わずか一ヶ月だったが、毎夜の儀式ですっかり久の反応を学び、喜ばせる技巧を覚えていた。たかだか十二歳の子供にしては上出来で私が性的にませていた証拠だろう。
 私は二本指を久の膣に深く挿入してその中を巧みに掻き回し、同時に親指の先で膣の上に有る小指の先ほどの豆を刺激すると久が酷く反応することを知っていた。私はその技巧で久を喜ばせ、久の喜悦の表情を見ながら私もまた二回目の射精を久の手に放ち終えるのだった。その後、お互いに満足してまた私たちは抱き合った。
今度は大人しく、私が寝るまで一緒に添い寝してくれるのである。
その間が私と久の寝物語の時間だった。
 今でも良く覚えているが、毎夜、そうして真っ暗な闇の中でお互いに満足して心地よさの余韻を噛み締めながら、ひしと抱き合い様々な話しをするのだった。それは本当に仲睦ましい新婚夫婦のようだった。
 久は自分の生い立ちや、毎日の家事や、機織の仕事やその他、同輩の下女や出入りの職人たちの噂話を話して聞かせた。普段は大人しく無口だと思っていた久が饒舌に話すのは私に心から気を許している証拠で嬉しかった。私もまた学校のことなどを話したが、やはり大人の久の話が中心でもっぱら私は聞き役だった。そんな寝物語の中で私は最も関心のある性の話を久に求めた。
それは、男や女の体のことや、男女の関係の様々な話だった。
   
 その中で、やはり最も大きな驚きだったのは男女の性行為の秘密だっただろう。
私は男女の行為や子供がどうしたら出来るるかなどについては、全く知識が無く、久から手淫をしてもらって射精するようになった後も相変わらず子供が出来る具体的な方法は知らないままだった。何度か久に、チン○の先から出るのがおしっこではなく、子種の汁だと教えられたが、その先の具体的な性行為については流石にうまくはぐらかされたままで教えてくれなかった。久がそれをようやく教えてくれたのは、一緒に暮らし始めてもう一月近く経ったある晩のことだった。
 その夜、寝物語の中で私は前々からずっと知りたかったがうまくはぐらかされて、久が教えてくれなかった、肝心の質問を再び口にした。
   
 「なあ、久、あの子種の汁で子を作る話だがぁ、どうやっておなごの腹ん中に汁を入れるんかいなあ?なあ、どうするんや?久はちっとも教えてくれんがぁ」
「ふふふ・・・・、若さあ、そがいに知りたいんがねぇ、ほんにまあ、若さあはまんだ小学生だのにほんまにい、ませてござるがねぇ・・・・・」
もういっぱしの大人のつもりになっている私は小学生の子供だとからかわれて、むっとした。
「そんでも毎晩わしらあこうして裸で抱きおうて、ここんとこを弄っとるがやぁ・・」
それは大人の証左だと言いたかった。
「それわあ、あてが若さあの事が好きやから特別のことですがね。そんでなかったらばあ、こんだらやらしいこと絶対にさせるもんかいな。なあ、若さあだけやよ、特別だがねえ。」
久が自分の事を好きだと言ったのはそれが始めてのことだった。
好きだから特別に許してくれると言う言葉が嬉しく
「わしも久のことが大好きだがぁ・・」
と返した。
「あれえ、若さあうまいこと言って、大人をだまくらかいたらあかんがねえ。」
「いやあ、違う本当のことだがね。わしは嘘はつかんがねえ。」
久は返事をする代わりに唇を重ねてきて私の口を吸った。
口を吸いあうのは、何となく気恥ずかしく毎夜抱き合っていながら滅多にしなかった。
私も久の口を吸った。
互いの舌を絡め合い溢れる唾液を飲み込んだ。
暫らくじゃれあうように口を吸いあい、夫婦の愛を確かめ合った。
口吸いを終えると、今日こそは誤魔化されないぞと私は食い下がった。
    
「なあ、さっきの事やけど、ええがやぁなあ、けちけちせんと教えてくれぇ・・」
「ふふふ、あれまあ、若さあ、ほんまにしつこい事やなあ・・・」
久は焦らすように、くくくと笑っている。
「なあ、久、ええかぁ、ちゃ~んと言わんと、もうここを弄ってやらんぞ。」
久の性器をいじりながら、ふざけて言った。
「あれまあ、若さあ、そんだらあ、あても若さあのをいじってあげんがね~」
久もまだ手にしっかりと握っていたチン○を、じゃけんに払いのけた。
「あかん、あかん、それはあかん。ちゃんと握ってくれぇ・・」
私は甘えて久の手を取って握らせた。
それはささやかな夫婦のじゃれあいだった。
「なあ、久、教えてくれてもええがぁ」
私はしつこく食い下がった。
「ひょっとしたら、尻の穴から漏斗で流し込むんかいなあ?」
半ば冗談で口から出任せを言った。
すると久は、クククくっと堪えきれない様子で笑い声を上げた。
    
「ああ、若さあ、本気でそがいに思っとりんさるがいね?」
私は、うんと大きく頷いた。
再びくくくと可笑しそうに笑いながら、ようやく
「若さあには、久は負けます。そがいなあほらし事を信じとるんわぁあかんがいね。
それに若さあはもう立派な男子じゃからあ、ちゃんと知っとらないかんがいね。
仕方ないがぁ、先生のあてが教えてあげますがいね。」
久が気どった口調で言った。
   
「若さあ、本とはなあ、何でもない、いっち簡単な事ですがね。男しの硬うなったち○ち○をば、おなごしのおそ○に嵌めるんやがね。」
「嵌める?どうやって?」
「ほらあ、今、若さあがいじっとるところへ、チンチ○を重ねて、ずんと突き刺すんだけだがねぇ。」
私は内心、あぁそうなのか、と思った。
それは半ば予想していたとおりの答えだったが、そうして改めて言われると、やはり半信半疑だった。
一体チンチ○をそんなところへどうやって挿すのだろうか?
本当に挿せるのだろうか?
それに挿したら自然に汁が出るのだろうか?
手でしごかずに汁が出るとは思えなかった。
再び広がった疑問をそのまま久にぶつけてみた。
   
「若さあ、硬いち○ち○は簡単に濡れて湿ったおそ○に突き刺せるんだがね。
なあ、指が二本も入るんやから、硬いち○ち○ならすっと根元まで入りよるんよ。」
言われてみればそのとおりだった。
指で弄っているからそこが柔らかく、意外に奥が深い事は良く知っていた。
だから、チン○が全部入るのは容易に想像できたし硬い棒のようになったチン○なら突き刺すのは容易だろう。
「そんでもぉ、ち○ち○をおそ○の中に入れたら、手でこすれんがやぁ?こすらんかったら、汁が出やんがね。」
「あれまあ、若さあ、ほんま何も知らんがねぇ。入れたらおそ○で擦るんだがね。せっせと擦ったら、すぐにち○ち○が気持ち良うなって、勢いよお、汁を飛ばしますがね。」
「ふ~ん、おそ○の中で擦るんかいなあ?そんで、ほんとに気持ち良おなるんかいなあ?」まだ半信半疑
だった。
何しろ、今までずっと久の手でしごかれて射精していたから、手で擦るのが最も気持ちがよいのだと信じ込んでいた。
ただ、ち○ち○をおそ○の中に入れると言うのは本能的に良く分かったし、想像するだけで、ぞくっとするような興奮が有った。
自分の硬く強張ったチン○を、今、手で弄っている久のおそ○の中に入れる?
そこは、ぬるぬると粘って膣道の中は熱く、ぐちゃぐちゃとした柔らかな海綿のようだった。ここに、チンチ○を入れる?
女の大切な所にこのチンチ○を入れる?
思っただけでも興奮でぞくぞくしてくるようだった。
そう思うと、もう二回も射精し終えていたがまたち○ち○が棒のように硬く反り返ってきた。
「あれまあ、また若さあ、こんなに・・」
久が感に堪えたように言った。
私はもう妄想の虜で頭に血が上っていた。
「ああ、わしぁ今から久のおそ○に突き刺しとうなった、なあええがやぁ?」
私は身を乗り出して久の上に圧し掛かろうとした。
「あかん、あかん、若さあ、そがいなことはあかんです。」
久はきつい口調でぴしゃっと言い、圧し掛かろうとする私の体を押しのけた。
「なあ、そんだけは堪忍してやってくれんがね。若さぁの汁をあてのおそ○の中に出したら、やや子が出来ますがいね。なあ、若さあ、そいでもええんかいなぁ?」
私は一瞬、ドキンとした。
流石に赤ん坊が出来ると言われて私はその意味を改めて理解したのだった。
   
「まあ、若さあ、そうなったら、若さあはやや子のてて親じゃあ、大旦那はんと同じになりんさるがいね。」
大旦那とは死んだ私の父のことだった。
私が父親になるのだと言う久の言葉に、流石にそれ以上何もいえなかった。
「なあ、若さあ、それだけは堪忍してやってくれんかね。なあ、若さあの事は大好きやけんどぉ、もしもやや子が出来たらあてはここにおられんようになりますがね。なあ、久がいっつもこうして手でしてあげますがいね。そんで、若さあは気の済むまであてのとこを弄ったらええですがね。なあ、堪忍してやってくれんかねぇ・・・」
久の言葉はもう笑いは無く本気の哀願の言葉だった。
   
 私はその時はそれで引き下がったが、実は心の中では諦めては居なかった。
自分のチン○を久のおそ○に突き入れて擦り合わせる事は想像しただけで背筋にぞくぞくした快感を覚える強烈な行為だった。
そして禁じられたことでますますその興奮は強くなり、その日から一時もその妄想は私の頭の中から離れずにいつか絶対にしてやると心の中で誓っていたのである。
   
   
九 妄想の虜
   
 その夜から私の頭から久のおそ○にチン○を突き刺す妄想が離れなくなった。学校にいるときも放課後もいつもそのことが頭から離れなかった。もう勉強どころではなかった。相変わらず、毎夜、一緒に風呂に入っていたし寝床の中で裸で抱き合い、手でお互いの性器をいじり合い久の手で精を放っていた。それでも私はもう満足できなくなっていた。所詮、手の中でするのは本物ではないのだと思うといっそう腹立たしかった。
私は久に邪険に当たるようになっていた。執拗に拒む久が憎らしかった。
私は気に入らないことがあると大声でわめき散らして、久に手を上げることさえあった。一人息子で我がまま放題で育った弱さで、自制心が弱く思い通りにならないことに腹が立って仕方が無かったのである。
久は本当に申し訳なさそうに、
「堪忍してやってくれんがねぇ、あてが悪うございます・・・」
とひたすら謝るのだった。
そして、ある夜のことだった。
いつものように私は風呂場のすのこの上で裸の久を抱き寄せて、ぐいぐいと体を押し付けていた。大抵そこでお互いの性器を弄りあい、一回手の中に放ち終える慣わしになっていた。私は乱暴に久のおそ○を弄り、そのまま硬直したち○ち○を重ねた。そうして本能に背中を押されるまま、久の腰を抱えて風呂桶に押し付けた。そのまま立ったままの姿で股を広げさ無理やりにでも、チン○を入れてしまおうと頭に血が上っていたのである。
   
「あかん、あかん、若さあ、なあ堪忍して・・・」
久は本気で抗った。
流石に女でも大人の体で私よりうわ背があり本気で跳ね返されれば勝てなかった。
私は押し返されて、腹立ち紛れに久の下腹をコブシで殴った。
うっと、久はその場に痛そうにしゃがみ込んだ。
そして、「堪忍して、堪忍して・・」と肩を震わせて嗚咽するのだった。
流石に気がとがめた。
拒絶される理由は分かっている。
しかし頭ではわかっても体は別だった。
やり場の無い激しい性欲に私は捉えられ、その久の頭を手で殴った。
すると、久が堪忍してと泣きじゃくりながら、しゃがみ込んだ姿勢で私のち○ち○を手にとった。
そして何とそれを口に含んだのである。
それは思っても見なかった行為だった。
あっと思ったが私は久のなすままに任せていた。
ち○ち○が生暖かい口の中にすっぽりと根元まで咥え込まれていた。
そして、暖かな口中で、ねばっとした舌が絡みつき硬直したものに絡みついた。
それは、何とも言えない、ぞくぞくするような心地よさだった。
堪らない快感が背筋を伝って来る。
そんなものを口に含むなど汚い・・・と言う思いは有ったが心地よさで拒絶できなかった。久は口に含んだものを舌を絡ませて音を立てて吸った。
それは手でする行為とは全く異なるぞくぞくする快感だった。
たちどころに興奮の頂点を迎えて、いけない、と思ったときはもう遅かった。
一気に久の口の中に精を勢い良く放ってしまった。
久はそれをしっかりと口で受け止めてくれたのである。
荒い息遣いでがっくりして、蹲ったままの久の肩に手を載せて呆然としていた。
久が口の中で丁寧にそれを清め終えると、ゆっくりと口を離した。
「なあ、若さあ堪忍してやってくれんかね、いつでもあてがこうしてあげますがねぇ。」私は心地よさでもうおそ○へ入れることをすっかり忘れていた。
それからは、もう決して手では満足できずいつも私は久に口でするようにせがむようになった。
   
    ・・・・・  続く ・・・・・
   

「思い出は降る雪のごとく遠く切なく・・・」 3

     
六 手淫の誘い 
「若さあ、起きんがいね。」
次の朝、私は久の声で目覚めた。
まだ寒さが残る、しかしよく晴れた明るい早春の朝だった。
昨夜のことが一瞬に蘇った。
あれから久は自分の寝床に戻り私もまた力尽きてすっと眠りに落ちてしまったのである。下腹に手をやるとかすかに何かの気配が残っている。
しかし、それだけで普段の朝と少しも違わなかった。
久はすぐに朝餉の支度をして、私たちは昨夜と同様に六畳のちゃぶ台で向かい合って差し向かいの朝食を摂った。
    
 お互いに昨夜のことは一切口に出さなかった。
確かに自分は久の体を抱き、乳房を吸い、下腹をまさぐったはずだった。
しかし、それは本当だったのか?と思うほど久は全く何事も無かったそぶりだった。
ただ、一つだけ何となく違っていたのは、久と自分の間のぎこちない空気がなくなっている事だった。昨日はまだ一緒の部屋に二人きりでいるぎこちない空気があったが、それがすっかり無くなっている。言葉では言えないが、何か微妙な親密さが生まれているのだった。別に久は馴れ馴れしくするわけではなかったし、私も普通の下女を相手にするのと変わりなかった。しかし、何かが二人の間の空気に親密なものを生じさせていた。
子供なりにそれは感じていた。
   
 その日から私は近くに住む中学教師の家に勉強を見てもらうために通い始めた。
昼は家に戻って久の準備した昼食を食べた。
夕方、戻ると、久はずっと家の中で家事をしていた様子で、嬉しそうに
「若さあ、お帰りなさいませ。」
とまるで妻のように玄関で三つ指をついて迎えてくれたのだった。
    
私は心底満足だった。
離れで独立した生活を始めていっぱしの大人になった気分だった。
小なりとも言えども、一家の主だった。
そして何よりも大きかったのは、久の存在だった。
確かに久は「妻」のようだった。
自分だけのためにこうして家事をして待っていてくれる。
そうして、夜はまた一緒に風呂に入り、一つ布団で抱き合うのだ。
そう思うと、もう勉強どころではなかった。
中学教師の家でも頭の中は久のことがいつも溢れて勉強に身が入らなかった。
    
 その夜も当然のように私たちは一緒に風呂に入った。
そして同じように私は久の背中を流した。
違っていたのはそこからだった。
私は久を立たせて裸の久の体を正面から抱き寄せたのである。
久は抗わなかった。
二人は暗い洗い場で裸の姿でしっかりと抱き合った。
そして私は昨夜布団の中でしたように久の下腹を手でまさぐった。
久も当然のように硬直した私の性器を握り締めた。
二人はお互いの性器をまさぐりながら長い時間そこで抱き合っていた。
痺れを切らしたのは私のほうだった。
久の性器の中を指先でいじりまわし、久がそれに応えて硬直をしっかりと握り返すのを楽しんだ。
そして・・・・
私は精液を久の手の中に放った。
    
 風呂場は後始末には好都合だった。
久は嬉しそうに微笑んで、
「若さあは、悪いお人じゃがねし・・」
そう言って丁寧に洗い清めてくれたのだった。
風呂から上がって布団に潜り込むと私は久を待った。
そうして「おやすみなさいませ」
と挨拶する久の手を握って布団に抱きいれた。
もう久は拒まなかった。
逆にそれを待っていたかのように、すっと自ら体を布団の中に滑り込ませてきたのだった。
   
 昨夜とは全く違っていた。
私はすでに一回放ち終えてすっきりしており、落ち着いて久の体を抱いた。
逆に久のほうは風呂場での行為の続きになったから、酷く敏感になっている様子が分かった。
最初から私は久の寝巻きを肌だけさせて乳房を吸い下腹をまさぐった。
久もまた私の硬直を握り締めた。
私は落ち着いて久の反応を伺いながら久の性器をいじった。
そして久が酷く敏感に反応する部分が有ることを理解した。
偶然そこに触れたときだった、久は体をビクッと震わせて私の性器をぎゅっときつく握り返したのである。
私は夢中になってその秘密の箇所を探った。そしてここらしいと言う場所を探し当てていた。案の定、そこを攻めると久は立て続けに体を震わせて私の体にしがみつくのだった。そうして、思ってもいなっかたのだが、久の性器は熱く熱を帯びべっとりと濡れているのだった。おしっこ、だと思っていた私は、興奮して大人の女はおしっこを漏らすのだと思った。しかし、ぬるっとしているから、普通のおしっことは違う気もした。
多分、自分が漏らしたように何かの汁が久の性器からも漏れ出しているのだと思った。
でも自分のは子種の汁だと教えられたから、女の汁は一体なんだろう?
久の体を抱きながら、そんな事を考えるゆとりさえ有った。
   
 今度は痺れを切らしたのは久の方だった。
繰り返し敏感なところを攻める私に久は焦れたように、
「若さあ、ね、あんましそこをいじったら嫌・・」
と拗ねたような鼻声を漏らした。
それは今まで一度も経験したことの無い女の甘えた物言いだった。
清が時々ふざけて甘えた声を出したがそれは全く子供の声に過ぎず、女の言葉ではなった。私は面白がってかえってそこを集中して責め続けた。
「いや、いや、イヤッ・・・」
久が勘に耐えたように小声で恥ずかしそうに呟いた。
しかし久は決して離れようとはせずにますますきつく私に抱きついてくるのだった。
久は、お返しにきつく私の性器をしごきにかかった。
そしてあっけなく、私は久の攻めに陥落した。
    
 久は昨夜と同じように丁寧に私の汚れた性器を拭き清め、寝床から離れようとした。
「あかん、久、もう少し一緒に居てくれんがねし。」
久の体を抱き寄せて引きとめた。
「あんだ、若さあ、まんだするがいね?」
「ううん、違う。たんだ一緒にいるだけでええがねし。」
「はい、若さあの気の済むまで一緒にいますがねし。」
久は従順に頷いて私の体を抱き返してくれた。
黙って二人は抱き合っていた。
お互いの体の温もりで次第に眠気が襲ってきた。
深い満足と幸せに中で私は幸福な眠りに落ちていった。
    
   
七 性の手ほどき 
   
 春休みはあっと言う間に過ぎていった。
やがて越前大野にも遅い春がやってきて城址公園には満開の桜が彩を放った。
私と久との離れでの生活は全く何の不自由も無く満点の生活だった。
それは十二歳の子供と三十七歳になる女との奇妙な「夫婦」生活だった。
 六年生の新学期が始まり私は離れから学校に通うようになった。
学校から帰ると週に二回、中学教師の家に勉強を見てもらうために通うのだった。
もともとあまり外で活発に遊びまわる子供ではなかったから、放課後はすぐに家に帰っていたし教師の家に行かない日は大抵六畳の部屋で本を読んだり趣味の模型を作って時間を過ごすことが多かった。離れで暮らすようになって、そうした子供らしい生活が少し変化していた。
 離れには常に久が一緒に居り、二人きりになるのだった。無論、久は下女として繕いやら夕餉の支度やら風呂の支度やら家事で忙しそうに立ち働いていたが、私は久の事が頭から離れず、少しでも一緒にいようと口実を作っては久を部屋に呼びつけた。そうしてふざけて久の体にちょっかいを出したり抱きついたりするのだった。久は決して嫌な顔をせず家事の手を休めて相手をしてくれるのだった。
 久は口数が少なく、大人しい女だった。そして他の下女とは違って、背が高く、すっとした見栄えで、子供の目から見ても、凛とした雰囲気を持ったいかにも士族の出だと思わせる女だった。しかしそうした大人の女の近寄りがたさや冷たさは感じさせず、優しく柔らかでふくよかな温かみを感じさせる女でもあった。
私は久が本当に好きになっていた。
それは所謂大人の恋愛感情ではなかったが、自分ではそれに近い、ときめきの対象としてとらえていた。そんな大人の女が自分の下女として一緒に暮らすことに、私は嬉しく毎日がそれだけで楽しかった。
   
 私たちは毎夜、一緒に風呂に入りそして布団を並べて一緒に寝た。無論、私は久を自分の布団に誘い久は私が寝付くまでの間必ず一緒に寝てくれた。そうしてお互いの体を抱き合い、手でお互いの性器をまさぐり合い、私は久の掌に精を漏らして寝につくのだった。それは私にとっては最も大切な毎夜の行事になっていた。
   
 久は毎夜の寝床の中で少しずつ、私に性の手ほどきをしてくれた。
後に久から聞いたことだが、実は母が久に私への性の手ほどきを頼んでいたらしかった。私は離れで暮らすまで清に世話を見てもらっていたが、一緒に風呂へ入ったり、一つ布団に寝たりして、そろそろ性的に目覚める年頃の私を心配したらしかった。もし若い下女の清と間違いが有って、赤ん坊でも出来ればやはり困ったことになる。そして、母は私が父親譲りの女好きの性癖を持っていることを見抜いていたらしかった。
 清を遠ざけるのは良いが、放って置けば私は他の下女に手を出していただろう。実際、下女の入浴を盗み見たり、厠を覗いたり女中部屋に忍び込んで着替えを盗み見たりしており、母はそんな私を心配していたのである。そして、思い切ってきちんと「嫁」を持たせて大きな間違いが起きないように監視させ、かつ性の手ほどきをさせてしまおうと考えたようだった。
 久は従順で性格も良く士族の出で育ちも悪くない。それに二度も離縁された身を拾われた恩も有ったから無理を頼みやすかったのだろう。もっと大切なことは、久が夫婦生活の経験のある年増の女であり、なおかつ子を産めない体だったことだと思う。要はまかり間違って何か有っても子は出来ず、大切な嫡男の性の手ほどきをさせるにはまたとない存在だったのだろう。今、振り返ってみれば、その母親の作戦は見事に成功したと言ってよかった。
   
 私は初めて接する大人の女に夢中になった。そして母の狙い通り、私は女というものを学んだのだった。ただし、他の女に手を出して問題を起こさせないと言う点に関しては残念ながらあてが外れたと言って良かった。かえって私は自信をつけて他の女にも手を出すようになったのである。だから、中学でも勉強は下から数えたほうが早いほどの成績で、当時入学試験が簡単だった同志社の予科にもぐりこんだのだった。しかし私は今でも久に感謝しているのは性のあれこれの知識を実地に教えてもらったことだった。もとより性教育など有り得ようも無い時代で、普通なら若集宿で知ることも私は無縁で、正しい性の知識を得る機会は全く無かった。男子にとって女子を良く知ることは大切なことであり、それも年上の経験のある女性から手ほどきを受けるのが最良の方法だと私は思っているが、まさに私はそれを受けたのである。久を通して私は女というものを学び、その後の人生で女を相手にするのに本当に役に立ったと思っている。
    
    
    ・・・・・  続く ・・・・・



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