萌え体験談

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絶頂

続・新妻絶頂

前編:新妻絶頂
電話が鳴ったのは、一週間分溜った洗濯物を干し終わった時だった。
よく晴れた土曜日である。美佳の銀行も健介の会社も週休二日だったが、健介は仕事が残っているからと言って午前中に出かけてしまっていた。
今日はどうしても家にいて欲しかったのだけれど、そういえば婚約したばかりだった去年の夏も、健介は土日返上で働いていた。
年に一ヶ月のことだから、仕事だけなら我慢しなくてはいけないのだろう。
しかし今日はその上、学生時代の先輩の結婚式の二次会があるとかで、帰りが遅くなるという。
美佳はそれだけでも欠席して早く帰ってきて欲しいと頼んだのだが、健介は例によって柔和な口調で拒んだ。
「そうもいかないよ、なるべく早く帰って来るようにはするけど。ごめんな。」
「でも毎日遅くて疲れてるんだし…。」
「ああ、大丈夫だよ。ずいぶん実家にも帰らせてもらってるし。」
「そんなにここに帰るのが疲れるの?」
「そういうんじゃないよ。仕事は遅いけど、寝る時間はきちんと取ってるから大丈夫、ってこ と。」
「そう…じゃあ、できるだけ早く帰ってね。」
そう言って一応納得した美佳だったが、かなり不満の残る表情をしていたはずだ。健介も少し気になったようだったが、そのまま出かけていった。

電話はその健介からだと思って、美佳は明るく受話器を取った。
「はい、武田でございます。」
無意識に時計を見ると、午後の二時を過ぎていた。
「ふふふ…美佳か。」
健介の声ではない。
「…え…あの…」
一瞬、背筋がぞくっとした。
「どちら様ですか?」
「俺だよ、『ブルージュ』のマスター。」
「あ…」
どうしてここの電話番号がわかったのだろう。
(住所も、名字も知らないはずなのに…。)
電話の向こうにマスターの不敵な笑みがあるのを美佳は思った。

悪夢の中でのことのような喫茶店での出来事から、三日が経っていた。
あの夜、二度の絶頂に達した美佳は動くことができなかった。
ソファーに全裸のままぐったりと横たわっていた美佳に、マスターは、「また今度な。」とまるでもう自分の恋人に対してのように言った。
美佳は気だるそうに頭を少しだけ持ち上げ、小さく首を振った。
「もう、来ません…。」
怒るかもしれないと思ったけれど、マスターはただ笑っていた。

翌朝、目が醒めたとき、美佳はそれが本当に悪夢の中のことであったような錯覚に囚われた。
あまりにも現実から遠すぎる出来事だったために、事実として認識することができなかった。美佳は普段通りに勤め先である銀行に出勤した。
その夜に、健介は帰って来た。
彼は前日の電話でのことを詫び、美佳も素直に謝った。
健介はいつものように美佳に優しくキスをして、抱きしめてくれた。
その日こそすぐに二人は眠りについたが、翌日の夜には健介も比較的早い時間に帰って来てくれ、二人は抱き合い、愛し合った。
そして美佳はあの悪夢のことなど忘れてしまうことができるように思っていた。

がその悪夢の世界へ美佳を引き戻す電話が突然にかかってきた。
美佳の心臓は高鳴った。
「今から店に来ないか。」
マスターはあの時に美佳が言ったことなどまるで忘れてしまっているようだ。
「もう行かないって言ったと思いますけど。」
美佳はできる限り感情を抑えて言ったが、うまく呼吸ができず息苦しい。
「まあ、そんなに冷たくしなさんな。旦那さん、留守なんだろう?」
「ど、どうしてそんなこと…だいたい電話番号だって…。」
一つだけ、思い当たった。
「尾けたんですか?」
声に思いきりの非難を込めた。
「ははは、そんなことはしないさ。狭い町だからね。」
「と、ともかく、行きません。行くわけがないじゃないですか。」
「へえ…。旦那さんにこの前のこと、話してもいいのかい?」
「そんなこと、あの人が信じるわけありません。」
美佳は毅然として答えた。
私達は愛し合い、信頼し合っている、という自信がある。
美佳が必死に否定すれば、健介が町の喫茶店のマスターが言うことなど、信じるわけがない。
そもそも、美佳に媚薬を飲ませて犯したマスターの行為は立派な犯罪である。
マスターだって、健介に知られては困る筈だ。

「ははは、試してみるか?…」
だがマスターはどこまでも余裕がある。
美佳は気押されて黙った。
そして次の瞬間、美佳は衝撃のあまり受話器を取り落としそうになった。
マスターの短い沈黙の後、受話器の向こうから信じられない音が聞こえたのである。
『マスター…お…犯してっ…!』
『…気持ちいい…どうかなっちゃいそう…!』
『私…こんなの初めてっ…!』
それは媚薬を飲まされ、マスターに凌辱された美佳が思わず発した、あられもない喘ぎ声だった。
「最初から最後まで、全部きれいに撮れてたよ、ビデオにね。」
「ビデオ…?」
「あの部屋にはね、カメラが仕掛けてあるんだよ。ちょうどあのソファーが映るようにね。クックックッ…思い出すだろう…ぐしょぐしょに濡らして…」
「やめてっ!やめて下さい…。」
「じゃあ、待ってるから。ちゃんとお粧しして来るんだぞ。」
電話は一方的に切れた。

(…そんな…)
美佳はその場にしばらく呆然と立ちつくしていた。
定かでない記憶を懸命にたどっていく。
あの夜、あのソファーの上でマスターに命じられるままにしたこと…。
服を剥ぎ取られ、後ろ手に縛られ、大きく脚を開かされて…。
(あそこを舐められて…それから…マスターの…)
唇にマスターのグロテスクな性器の感触がよみがえる。
背筋に冷たい悪寒が走り、同時に今、電話で聞いたマスターの言葉の意味がわかった。
わあん、という耳鳴りが襲ってくる。
(…ビデオ?…あんな姿をビデオに撮られてた…ってこと…?)
脚を開いた全裸の姿。
震えていた腰。
マスターの男根をしゃぶった唇。
その男根を迎えるためにきっと光るほどに濡れていたであろう蜜の泉。
そしてマスターを求めて口走った言葉…。
今まで夫にも見せたことのない恥態であった。

というよりも美佳自身が、感じたことのない大きな快感の渦の中で自分を失い、乱れてしまった。
それだけではない。痴漢に触られて感じてしまったことや、家に帰ってから自慰に眈ったことまで、告白させられてしまった。
(た、大変だわ…!)
そんなビデオを健介が観たら…。息が止まりそうだった。
「返してもらわなきゃ…。」
美佳は決心して服を着替え始めた。
だがTシャツを脱ぐとじっとりと汗ばんだ肌が気になって、美佳はバスルームに入った。
シャワーを浴び、髪を洗った。
(落ち着かなきゃ…。)
まだ心臓の鼓動が速く、どきどきする。

美佳は犯されたのだ。
それも媚薬を飲まされ、縛られて辱しめられた。
そして今それをネタに脅迫されている。
店で美佳が来るのを待っているマスターはきっと、あの逞しい体でまた美佳を犯そうと思っているのに違いない。
それが美佳にとって何よりも恐怖だった。

マスターの愛撫は、若い健介の仕方とは、まるで違っていた。
初めて体験した『愛のないセックス』は、美佳にとってあまりにも衝撃的な出来事だった。
健介の前に一人だけ、学生時代につき合っていた恋人と美佳は結ばれている。
だがその恋人もまた学生で、自分が達すればそれでいいというやり方だったし、まだ充分に快感というものがわからなかった美佳には、多少苦痛を伴うものでさえあった。
その後、美佳はデートのたびに求めてくる恋人が疎ましくなって別れている。
そんな美佳が、初めて知った大人の男、そして生まれて初めて本当の女の悦びを教えてくれた男。
それがあのマスターだったのだ。

(もう一度マスターに抱かれたら…)
自分はどうかなってしまうかもしれない。
(なんとか、それだけは…)
でもどうすればいいかわからなかった。
シャワーを浴び、88-58-90の見事なプロポーションを鏡に映しながら美佳は思いを巡らせた。
ビデオを渡して欲しいと必死に頼めばそれで渡してくれるだろうか。
そんな相手ではないと思った。
こんな郊外で喫茶店をしている人が何を考えているかなど、美佳にわかるはずがない。
たとえ返してくれるにしても、マスターはビデオとの交換条件として、きっと美佳の体を要求するのだろう。
美佳はマスターの愛撫を思い出した。
マスターに貫かれた瞬間の悦びを思った。
薬のせいとはいえ、美佳は失神しそうになるくらい感じたのだ。
(やだ…)
美佳の中に、もう一つの思いが広がった。
今、心地良いシャワーに包まれているこの白い裸身に、夫以外の男の手や舌が這い回ったのだ。
あんなことをされるなんてもう二度といやなのに、心のどこかでそれを望んでいる気もする。
淫らな記憶に体の芯がポッ、と熱くなった。
体を洗っていると、まるで身を清めているような気分にもなってくる。
(私…どうしちゃったんだろう…)

バスルームを出て、火照った体をバスタオルに包む。
頬が紅潮し、妖しい胸の高鳴りが抑えられない。
現実の世界から淫夢の中に、美佳は引きずり込まれようとしている。
「ちゃんとお粧しして来るんだぞ。」
電話の最後にマスターが言った言葉が、耳の奥に残っている。
下着を替えようとして、何気なく新しいものを出していた。
ショーツもブラも純白のものを選んだ。
細かい刺繍の入った上下セットのブランド物で、ブラはフロントホック。
ビキニのショーツは極端に布地が薄く、腰の部分は紐のように細い。
ストッキングも新しいものにし、クローゼットの中からは何故か一番セクシーで膝上は20センチ以上もある白いワンピースを出した。
スカートの丈が短かすぎると言って健介が喜ばなかったものである。
健介は美佳が男心をそそるような服、丈が短かったり、胸元が開いていたり、体の線がわかるようなものを着ることをひどく嫌った。
美佳はずいぶんそのことに反感を抱いたりもしたものだったが、最近ではむしろ夫と仲たがいをすることの方が煩わしく、おとなしく言うことを聞くようにしていた。
ベッドの上にそれを広げて、美佳は大きく深呼吸をした。

化粧台の前に座った。瞳を潤ませた自分がいる。
ドライヤーで髪を乾かし、ファンデーションを塗った。
結婚してからは滅多にすることのなかったアイシャドーを薄く引く。
(抱かれに行くみたい…)
マスターの鳶色の瞳に見つめられたい。
口紅を塗りながらもマスターにキスされている情景がフラッシュバックのように脳裏をよぎっていく。
ともするとマスターの爬虫類のような生殖器のイメージが瞼の裏に再生され、顔が熱くなる。
(だめ、いけないわ…!)
美佳は何度も大きくかぶりを振った。
妙な妄想は断ち切らなくてはいけない。
ずるずると言いなりになんかなったら、もっと大変なことになる。
たとえすべてを健介に告白しなくてはいけなくなったとしても、最悪の場合は警察を呼んであの男の企みを潰してしまわなくてはいけない。そう思った。

前開きのワンピースのボタンを止め終えるのと同時に、再び電話が鳴った。
「もしもし…」
「どうした?来ないのか?」
マスターの声だった。別に怒っているようでもない。
「今から行きます…」
それだけ言って受話器を置き、美佳は家を出た。

『ブルージュ』の扉には「本日休業」の札が掛かっていた。
中には電気もついていないようだったし、扉にも窓にもカーテンが閉められていた。
美佳は周りを見回して誰も人がいないのを確かめてから扉に近づいた。
おそるおそる押してみる。
鍵はかかっていなかった。
扉は音もなく内側に開いた。
店の中は冷房が効いて、ひんやりとしていた。そして暗かった。
夏の日差しが溢れる外を歩いてきた美佳には、すぐには何も見えなかった。
「鍵を閉めて。」
奥からマスターの声がする。
美佳はその声を無視した。
店の中は真っ暗というわけではないから、じきに目が慣れてくる。

マスターはカウンターの中にいたが、ゆっくりとした動作でフロアの方に出てきた。
「ハッ…」
カウンターの中から出てきたマスターを見て、美佳は悲鳴を上げそうになった。
マスターは上半身にこそ白っぽいTシャツを着ていたが、下半身には何も着けていない。
剥き出しの股間には、どす黒い男性自身がだらりと垂れ下がっていた。
呼吸が止まりそうになって、美佳はすぐには何も言えなかった。
マスターが近づいてくる。

機先を制されて愕然とする美佳の前まで来ると、マスターは何も言わずに美佳の背中に手を回して抱き寄せた。
「うっ…」
すぐに唇を奪われ舌を絡めてきた。
一瞬の出来事に美佳は何故か逆らうことができなかった。
舌を絡まされると頭の中がじーんと痺れる。
抱きしめる腕に力を入れるマスターとは対象的に美佳の体からは力が失われていく。
「いやっ!」
やっとの思いでマスターの体を押し返したが、腕を掴まれたままだった。
「会いたかったよ。奥さんは本当に美しい」
美佳の抵抗など気にも止めない様子で、マスターは存外優しい声で言った。
「やっぱりこのくらいはお洒落をしている方がいいな。一段ときれいだ…。」
マスターの視線が、美佳の頭から足先までの間を往復した。
美佳はたじろいだ。
美佳の頬に手をやり、その手を少しずつ下げる。
胸に触れる。
「胸だってあるんだし…。」
ワンピースの上から、グッ、と握る。
それから、手は胸からお腹へ降りていく。
「ウエストは細いし…。」
さらに下の方に、手の平がワンピースの上を滑っていく。
「脚もきれいだ。」
太腿に優しく触れる。腰に手を回し、その手でヒップの双丘になぞる。
「なによりお尻が素晴らしい。」
そしてスカートをまくりあげてストッキングの上からアソコを丹念に撫で回す。
「なんだもうここは熱くなってるじゃないか」

マスターは美佳が気押されているのをいいことに美佳の肢体をさんざん撫で回し、それから手を取って店の奥の方へ導いた。
「ここに座って。」
フロアの真ん中にぽつんと椅子だけが置かれている。
美佳は素直にそこに腰をかけた。
マスターは美佳の目の前に立った。
目のやり場に困った。
マスターのそれは早くもTシャツの下から首をもたげ始めていた。
美佳はそれを見ないようにするためにマスターの顔を見上げた。
マスターの鳶色の瞳が美佳を見つめていた。
美佳はその目をじっと見た。

「ビデオを…返して下さい。」
気力を振り絞って、美佳はようやくそう言った。
「ああ、いいよ。そのつもりだった。」
マスターはあっさりと美佳の要求を承諾した。
しかも美佳が拍子抜けするほどに、涼しげな声色だった。
「だけど、ただで返すわけにはいかないな。」
当然のように付け加える口調にさえ、悪びれた様子はない。
「警察を…、呼びます。」
美佳はマスターを睨んだ。
「毅然とした表情もいいな、きれいな顔だ。脅えてる顔も、恥ずかしそうな顔も良かったけど…。」
マスターはとぼけているような、平穏な顔をしている。
(その手には乗らないわ…)
マスターはわざと平然とした表情を装って、自分のペースに美佳を乗せようとしているのに違いない。
脅迫されて、言いなりになる筈の女が、警察を呼ぶとまで言っているのだから動揺していないわけがないのだ。
「また変なことをするのなら、今すぐ帰って警察に電話します。」
「そう…。それは困ったな。で、なんて言うつもりなんだ?」
「あなたに、変な薬を飲まされて、無理矢理…」
「ムリヤリねえ…。まあ、いい。無理矢理どうされたって言うのかな?」
「レ、レイプされた、って言います。」
「なるほど。ビデオが証拠になるわけだ。お巡りさん達もあんな強烈なビデオが見られたら嬉しいだろうな。」
美佳の顔がカーッと熱くなる。
「でもビデオを見ればわかるけど俺は美佳が入れて、って言ったからコイツを突っ込んだんだぜ。憶えてるだろ、腰を揺すっておねだりしたの。」
マスターは自分の分身を指でつまんで、ぶらぶら揺すってみせた。
「そ、それは…あの変な薬を飲まされたから…」
「変な薬ね、警察が来てこの店を調べて、もし薬が出て来なかったらどうする?」
「それは…」
言葉に詰まった美佳の頭に、マスターは手を置いた。
小さな娘に説法でもするように、優しく髪を撫でる。
「まあまあ、落ち着きなよ。いいか、考えてみな。お巡りさんだって男だ。あんなビデオ観たら興奮するし、美佳の乱れようを見て、エッチな奥さんだと思うだろうよ。家帰ってから美佳の体を思い出してシコシコ励む奴だっているだろうし、証拠として押収した物がダビングされて署内で回されるなんて話だってよく聞くだろう。」
「そんなっ!」
美佳は飛び上がった。
マスターが話す間にも、あの時の記憶が頭の中を駆け巡ってしまう。
それがマスターの狙いなのだとわからないこともなかったが、どうしても記憶の方に思考が引きずられてしまう。
「そ、そんなこと…、ありません。」
「ハハハ、美佳みたいな善良な市民ばかりだったら日本は平和だろうな。」
マスターはかがんで、美佳の顔をまっすぐに覗きこんだ。
「あんな姿を他の人に見られるのはいやだろう。証拠のビデオが残るより、あれは持って帰って消してしまった方がいい。あんな物が世の中にあるより、すっきりと忘れてしまったほうがいいんだよ。そうだろう?…俺は何も五百万円持って来いとか、銀行の金をくすねて来いとか、そういうことを言ってるわけじゃない。俺は美佳のことが気に入ってしまったんだ。だから、あともう一度だけ、君を抱きたい。それだけなんだよ。」
とうとう、美佳には反論の材料がなくなった。
心に絶望が広がって、涙も出てこない。

黙りこんだ美佳を見て、マスターは立ち上がった。
美佳の顔に向かって腰を突き出し、欲望の象徴を鼻先に突きつける。
「さあ、舐めて…」
マスターの静かな声。美佳は黙ったまま視線を落とした。
目の前にあるそのグロテスクなものはまるで違う生き物のように、静かに眠りから醒めようとしていた。
「わかりました。そのかわり…きっと返して下さいね…。」
「ああ、返して上げるよ。だから、早く…」
美佳は観念した。
たしかにマスターの言う通りだった。
あんな恥態を他の人に知られるくらいなら、もう一度だけ我慢してこの男の言うことを聞いた方がましだと思った。
ゆっくりと顔を近づけていく。
唇が触れる。
頼りないほどに柔らかい。
生臭さが立ち昇ってくる。
美佳はそれの先端を舌ですくうように舐め、口に含んだ。

「お…う…」
マスターが大きく息を吐いた。
唇と舌でゆっくりと優しく刺激してやると、それは震えながら硬く、大きくなっていく。
その反応は健介のものと変わらない。
「かわいいよ…美佳…」
マスターの息使いがさらに荒くなる。頬にかかってしまう髪を指先で押さえて、美佳の顔を覗き込む。
(いや…見つめないで…)
目をつむっていても、マスターに凝視されているのがはっきりとわかる。
あの鳶色の瞳が、きっと真っすぐに美佳の表情を見つめているのだ。
(ああ…変な気分になっちゃう…)
美佳は洋服を着たままで、ただ相手の欲望に奉仕させられている。
しかもその相手とは三日前に自分を犯し、今は脅迫者に変貌した、本来ならば憎しみを抱くべき男なのである。
だが美佳はその屈辱的行為に不思議な陶酔を覚えてしまっていた。
媚薬を飲んで抱かれた、あの夜の感覚がよみがえっていた。
下着の奥が熱く潤み始める。

「口でイカせてくれたら、それ以上は勘弁してやるぞ。」
征服者の勝ち誇った声音で、マスターが言う。
(え…)
口を犯されるだけで済むならば、それに越したことはないはずなのに、迷う気持ちがあった。
このまま、マスターを射精の高みまで導かずにいたら、組み敷かれ、犯される。
(それはだめ…)
もう一度この体を貫かれたら、美佳はこの男から離れられなくなる。
そう思った。
どうにか、唇と舌とで、マスターに絶頂を迎えさせてやらなくてはいけない。

「舌を使って…もっと吸って…そう…いいぞ…」
マスターが腰を前後に動かし始めた。
喉元までそれの先端が入ってくる。
美佳はむせ返りそうになりながら夢中で舌を使い、男根をしゃぶった。
それは健介のものよりもわずかに短いように思うが、はるかに太く思えた。
「唾を出して、ベトベトにしながら舐めるんだ。」
美佳は口を大きく開き、唇で挟むようにしながら、そして舌を絡ませるように舐めた。
唾液を舌先で塗りつけるようにすると、チュプッ、という卑猥な音が出る。
マスターの肉棒は更に硬さを増す。
(ああ…マスター…)
美佳の舌の動きに、ビクン、と感じてくれる肉茎が愛おしい。
美佳は首を揺すり、唇でその表面をしごくようにした。
全身が熱くなる。
うっすらと目を開ける。
逞しく、浅黒い肌と、ごわごわとした陰毛が、近づき、また遠のく。
マスターの剛直が、深く浅く、美佳の口を犯している。
こんな濃厚な口唇奉仕を、健介にはしたことはない。
健介のものを舐めてあげることがあっても、それは愛の表現であって、猥褻な行為ではない。
(ああ…でも…)
その猥褻行為に美佳は酔っている。
愛撫されたわけでもないのに、ショーツがぐっしょりと濡れてしまっている。
「ん…んうっ…ん…」
鼻にかかるような甘い吐息を漏らしていた。
マスターの息使いも荒い。
この勃起が引き抜かれ、乱暴に押し倒され、裸に剥かれ、そして貫かれるのを、美佳は待っていた。
だが、マスターの怒帳は限界まで張りつめ、まさに爆発の時を迎えようとしている。

「美佳…イクぞっ…」
マスターはさらに息を荒げ、腰の動きを速めた。
「うっ…!」
マスターが低く呻いたの同時に、それは美佳の口の中でびくんっ、と震えた。
ほろ苦く生臭い液体が破裂して、口一杯に広がった。
「美佳、飲むんだ…」
マスターは両手で美佳の頭を自分の股間に押しつけていた。
健介のものでさえ精液を飲んだことなどなかったが、美佳はそれを飲みこんだ。
喉でグクッという音がした。
夫にしたこともない淫らな奉仕行為だった。
口の中いっぱいに広がったマスターの強い雄の匂いに、眩暈を感じた。
それから美佳は、射精の終わった性器を舌で清めさせられた。
異臭に耐えながら舌を伸ばし、マスターの男性器を濡らしている液体を拭うように舐めた。
音を立てるように命じられ、ピチャピチャと淫猥な音が出るようにした。
しばらくしてマスターの呼吸が静まっていった。

「よし…もういい。」
マスターは乾いた声音で言い、美佳から離れた。
傍らの椅子にあった下着とスラックスを履き、グラスに水を注いで美佳に渡した。
美佳はそれに口をつけて喉の奥の粘っこい不快感を流した。
グラスはすぐに空になった。
マスターはグラスを受け取ってカウンターの上に置き、それから美佳の手を握って立たせた。
マスターの手を握ったまま、美佳は先日の小部屋に連れて行かれた。
美佳は素直に従った。
マスターは部屋に入ると明りをつけた。

「はっ…!」
美佳は、部屋の中を見て、驚きのあまり呼吸が止まりそうになった。
美佳がマスターに抱かれたソファーに、一人の若い男が座っていたのである。
二十歳前であろうか。
長めの髪は茶色く、色白でニキビが多い。
細い眼と薄い眉が軽薄そうで、美佳があまり好きではないタイプだ。
痩せた体躯に、不良っぽい派手な柄のYシャツ。
細いジーンズ。
耳にピアスが光っている。
「うちのアルバイト。孝一っていうんだけどな。」
マスターは美佳の狼狽などまるで気にかけてくれない。
「どうも、孝一です。」
男は美佳に向かってぺこりとお辞儀をした。
まだ少年のような高い声だった。
「なんだ、寝てたのか。」
「ええ、ちょっと、ウトウトっと…。」
「この人が昨日話した美佳さんだ。」
美佳はどきりとした。
話したとはいったい何の話をしたんだろう。

「美佳、こいつとしばらく留守番しててくれ。約束の物、取って来るから。」
ビデオを本当に返してもらえるとわかって美佳は、ほっとした。
「一時間くらいで戻って来るから。」
マスターは美佳を孝一の隣に座らせた。
「じゃあ、俺は行くから。頼んだぞ。」
「あ…」
美佳に何も言う時間を与えず、マスターは部屋を出て行った。
事務室のドアが閉められ、次にカチッという乾いた金属音がした。
「この部屋、外から鍵が掛かるんだ。」
黙っていた孝一が突然言った。美佳が顔を向けると孝一はニタニタと薄気味の悪い笑いを浮かべている。

「そんなに固くならなくてもいいよ。」
マスターがいなくなった途端、孝一は急に態度が大きくなった。
「美佳さん、人妻って本当?」
せめてと思い、左手の指輪ははずして来ている。美佳はどう答えていいかわからず、ただ黙ってうなずいた。
「ふーん、奥さんか。歳はいくつ?」
落着きはらっている孝一に美佳は戸惑った。
まだ二十歳になったかならないかという若者とは思えない。
虚勢を張っているのかもしれないが、それにしてもこの横丙な口のきき方や生意気な態度はどうだろう。
「ねえ、歳いくつって訊いてんだけどな。」
「…二十六…。」
「やっぱり大人って感じだよなあ。」

孝一は美佳のワンピースの胸元に視線をやっている。
健介が顔をしかめたワンピースは丈も短いが比較的ぴったりとして体の線がよくわかるデザインになっていた。
今までは特に意識したことがなかったが、こうあからさまに見られるとやはり恥ずかしい。
美佳は今さらながらこの服を着てきたことを後悔した。
「ねえ今さあ、オレがどこまで知ってるのか不安に思ってるでしょ。」
孝一は視線を美佳の太腿のあたりに移しながら訊いた。
事実考えていたことを言われて美佳の胸の鼓動は高鳴った。

「全部知られてたら困るの?」
いたずらっぽい口調が耳に障る。
「…そんなこと…」
「ねえ、マスターとどういう関係?」
孝一の質問に美佳は少しほっとした。
(知っているわけではないんだわ…)
うまくごまかしてしまえれば、それに越したことはない。
「マスターは何て?」
慎重に質問を返す。
「知り合いって言ってたけど…。」
「そうよ、ただの知り合い。」
孝一はしかし薄笑いを消さない。
「でもただの知り合いが呼び出されて来るかなあ。」
「それは…お店がやってると思ったから。」
苦しまぎれの嘘とわかっていながら他に答えようがない。
「なるほど…、まあいいや、そんなこと。ねえ奥さん、マスターと寝たの?」
孝一は見上げるような眼つきで美佳の顔を見た。
「え…?まさか…」
出来の悪い生徒を持った家庭教師のような心境になってくる。

「ふーん。で、寝たこともないのにあんなことしちゃうんだ。」
「えっ…!」
「覗いてたんだよ、今。凄かったなあ、興奮しちゃったよ。」
「そ、それは…」
美佳はあまりのことに口をつぐんだ。
「あはははは」
孝一は声を立てて笑いだした。
孝一の手が後ろから肩に回って抱き寄せられる。
すぐ目の前に孝一の愉快そうな顔が迫った。
「知ってるよ、全部。ビデオ見たんだから…。奥さんがヤラしく悶えてる顔見ながらオナニーだってしたし。」
美佳の肩を掴んだ孝一の手に力がこもり、片手が胸に伸びてくる。

「あっ…」
精神的な衝撃が大きすぎて、美佳に隙があった。
その隙を衝かれた。
唇が奪われた。
すぐにざらっとした細い舌が挿し込まれ、口の中がかき回される。
「いやっ!」
美佳は力を込めて孝一の体を押し返し、顔を背けた。
「マスターにヤラれた時はあんなに感じてたじゃない。」
孝一は美佳の耳に唇をつけて、いやらしく言う。
胸を揉んでいる手が荒っぽい。
(あれは…違うわ。薬を飲まされて…)
思うことが口に出なくなっていた。
耳を舐められ、背筋がゾクッとする。

「さっきだってマスターのオチンチン、おいしそうにしゃぶってただろ?」
熱い息と一緒に耳に吹きかけられる露骨な言葉に、思考が奪われそうになる。
(違うわ…仕方がなかったのよ、脅かされて…)
心の中で、懸命に反論する。
「ほんとはマスターにまたヤッて欲しくて来たんだろ?」
孝一の手がワンピースのボタンを上から二つ外した。
美佳はとっさにその手を抑え、引き離した。
こんな男に、いいようにされるのは我慢ができない。
ドアを破ってでも、逃げようと思った。
孝一に体当りするようにしながら腕に力を込め、孝一の体を押しのける。
マスターほど大柄でない孝一の体は、美佳の不意討ちに遭ってよろめいた。
美佳はドアへ走った。
ノブを握り、引っ張ったが、ドアはびくともしない。
手に力を込め、勢いをつけて、もう一度引っ張る。
しかし、やはりドアは動かなかった。

後ろから肩を掴まれた。
振り返ると、孝一が立っていた。
薄笑いを浮かべている。
逃げ場を探して、部屋の反対側に視線を動かした瞬間、パーンと音がして目に閃光が走った。
「あ…」
頬を張られた、とわかった瞬間に痛みがやってきて、膝がガクッと崩れた。
痛みはさほどでもなかったけれど、脚の力が奪われた。
美佳は床に倒れた。
「逃げちゃだめだよ、美佳さん。」
孝一はかがんで、美佳の上体を抱き起こした。
張り手を見舞ったことなど、気にしてもいない様子だった。
だが抵抗しようとしていた美佳の意志は、その一発の張り手であっけなく奪われた。
心が絶望に支配されていく。

「クックックッ…」
背後から美佳の細い肢体を抱きすくめて、孝一が楽しそうに笑った。
前のはだけたワンピースをかき分けて、孝一の手が入って来る。
指先がブラの布地をくぐって乳房に触れた。
「へっへっ…オレ、奥さんのことよく知ってるんだぜ。」
片手で胸を揉み、指先で乳首をコリコリと刺激しながら、片手でワンピースのボタンを外していく。
「旦那とエッチしてるとこ、よく覗くからね。」
「…えっ…?」
すぐには何を言われたのかわからなかった。
「エッチする時はさ、カーテン締めた方がいいよ。」
(なんてことなの…!)
美佳は愕然とした。健介と抱き合っている時、カーテンが開いていることがある。
それはわかっていたけれど、美佳達の部屋は二階なのだし、部屋の下はキャベツ畑が広がっていて、近くに民家がない。
覗かれる心配なんてないと思っていたのだ。
「オレのうち、奥さんのマンションがよく見えるとこにあるんだ。駅前の大きなマンション。四階だからね。天体望遠鏡で覗くと奥さんの顔なんてアップで見えるよ。ヘヘ…まあ、顔だけじゃないけどさ。」
孝一は、美佳がマスターに犯されて感じてしまったことを知っているばかりではなかった。
あろうことか、美佳と夫とのことまで知っていたのだ。
衝撃で気が遠くなる。
貧血の時のように、目まいがした。

ワンピースが肩から剥ぎ取られる。
あっ、と思ったときには両手首が取られていた。
背中の後ろで交差させられる。
(縛られる…!)
抵抗する隙もなく両手首は背中に押さえつけられた。
「あっ…やっ…!」
すばやい手つきで縛られる。
マスターといい、この孝一といい、こうまで慣れた手さばきで縛ることができるというのは、いったいどういう人達なのだろう。
もがいてみても、手の束縛は解けそうにない。孝一が使ったのはベルトではなく、ロープのようなものだった。
「縛られるの、好きでしょ?奥さんのために用意してきたんだ。」
「い、いや…!」
「旦那にも縛ってもらって、感じてるじゃない、いつも。」
「はっ…」
美佳の心に戦慄が走る。
三ヶ月ほど前だったろうか。
ある夜、本当に何気ない、ふざけ合いのようなことをしていて、健介に手首をタオルで縛られたことがある。
未だ体験したことのなかった、自由を奪われる感覚があり、美佳は震え、感じた。
不思議な思いだった。
健介に抱かれながら、美佳は思わず腰を振っていた。
健介は美佳の乱れように驚いてはいたようだが、やはり美佳が感じるというのは嬉しかったのだろう。
それからときどき、手を縛ったり、目隠しをしたりすることがあった。

「引っ越してきた頃から覗いてるけど、美佳さん、どんどんエッチになってるよねえ…。」
はるかに年下の男の、からかうような口調に、激しい羞恥を感じる。
「部屋の明り灯けたまんまで見せつけられてさ、いつか襲ってやろうと思ってたんだ。でもマスターに先越されちゃって。口惜しかったなあ…」
ブラの上から、乳房が両手で荒々しく揉まれる。
ブラのフロントホックが外され、小さな乳首が露わにされる。
肩紐が肩から引き下ろされて、ブラは縛られた腕の途中に引っかかった。
「今日だってマスターに犯されたくて来たんでしょう?」
豊かな乳房が孝一の手で様々な形に揉みしだかれ、尖った先端が指先でつままれ弄ばれる。
(…違うわ…ビデオを返してもらうために…)
あまりのことに声が出ず、かぶりを振った。

「そんなツラそうな顔しないでさ、楽しもうよ。」
孝一は美佳の体を軽々と抱き上げた。
「あっ、やっ…!」
投げ出されるように、ソファーの上にうつ伏せに押し倒された。
力ずくの行為に、美佳はなすすべがなかった。
腰のところに引っかかっていたワンピースが剥ぎ取られる。
孝一は美佳の足の方を向いて、背中の上にまたがった。
孝一の体重がかかって、一瞬息ができなくなった。
尻と脚とが撫で回される。
馬乗りになった孝一が美佳の尻の二つの山をギュッと握るように揉み、ストッキングの上から尻の谷間に指をくい込ませる。

「ハッ…」
薄い繊維が破かれる音がした。
ストッキングに穴が開いた。
その穴が一気に広げられる。
ビリッ、ビリッ、と孝一がストッキングを破っている。
「いやっ…!」
強く引っ張られて、ときどき脚に痛みを感じる。
だが、じきに美佳の脚を覆っていたそれは跡形もなくむしり取られて、美佳の肌の上に残っているのは、小さなビキニショーツだけになってしまった。
ショーツは、マスターへの奉仕の時に濡れたままになっている。
それを孝一に知られたくない。
太腿の付け根に、孝一の手が戻ってくる。
ぐいぐいと食い込んでくる。
尻の肉が掴まれる。
美佳は歯を食いしばって、若い男の乱暴な愛撫に耐えた。
固く脚を閉じ、敏感な部分に指先が当たるのを防ごうとした。
ショーツに触られるのが、今はとても怖い。

「素直じゃないなあ。エッチなことするの、好きなくせに。」
孝一は美佳の尻から手を離して、体を反転させた。
床に膝をついたまま、美佳の顔を覗き込む。
不敵ににやついている。
「美佳さん、これも好きなんだよね…。」
美佳の目の前に、孝一が取り出して見せたのは黒くて光沢のある、細長い布だった。
鉢巻のようなものだ。
「あっ…」
孝一はそれで美佳の目を覆った。
頭の後ろで固く結んでいる。
「目隠しされると奥さんはいやらしくなるんだ…」
目隠しをされていると相手が何をしているかがわからないし、自分がどう見えているのかもわからなくなってしまう。
視覚が奪われることによって、肌の感覚が鋭敏になるし、見えないことで羞恥が薄れるのか、健介と抱き合っているときに目隠しをされると、たしかに美佳は乱れてしまう。
孝一はそのことを言っているのだ。
美佳は震えていた。
美佳が他人には絶対に知られたくないことを孝一は全て知っている。
それが恐ろしかった。

背中で手を縛っていたロープがほどかれた。
ソファーの上で仰向けにされる。
手首が今度は顔の前で交差するように押さえられた。
再びロープが巻かれる。
「いや…」
手早く縛られた美佳の手首は頭の上に持ち上げられ、縛ったロープのもう一方の端がソファーの脚に結びつけられているようだった。
孝一が立ち上がる気配がした。
目隠しをされているから孝一がどこにいるのかわからない。
脚まで縛られているわけではないから、暴れたりすることが出来ないわけではないのだろうが、見えないということがとても恐ろしい。
さっきの張り手のショックからも、まだ立ち直れていない。

(見ているの…?)
孝一がすぐ脇に立って、美佳の裸体を見下ろしているような気がした。
純白の薄いショーツの上から、うっすらと翳りが透けて見えているはずだ。
(ああ…お願い…見ないで…)
そう思ったとき、顔を両手で押さえつけられた。
いきなり唇が重ねられ、すぐに舌が入ってくる。
美佳の舌に絡んでくる。
男性特有の臭いを強く感じた。
動物的な臭いだった。
唾液が入ってくる。
マスターへの口唇奉仕の後だから舌の感覚は鈍っていたが、目隠しをされたまま顔を押さえつけられてキスをされていると征服されている感覚に襲われる。
美佳のそんな様子を感じ取って満足したのか、孝一は唇を離した。
それからすぐには、孝一は何もしなかった。
美佳はソファーに放り出されたままになっていた。
美佳にはむしろそれが辛い。
何もされずにいると、緊張し、不安になってしまう。

ソファーの横で、孝一が着ているものを脱いでいる気配がしている。
(やめて…来ないで…)
美佳は体を固くした。今の美佳にできることはそれだけしかない。
「オレね、さっき奥さんがマスターにフェラチオしてるのを覗きながら一回出しちゃったんだ。…だからゆっくりヤッてあげられるよ。」
簡単な服装だったからあっという間に裸になれたのだろう。孝一が近くに来ているのがわかる。
「あっ…いや…」
乳首に舌が降りてきた。
美佳の体がピクッと反応する。
孝一の舌が美佳の豊かな胸を犬のようにペロペロと舐める。
熱い吐息がかかる。
乳首を口に含み、舌先で転がす。
ときどき強く吸う。
「乳首、立ってきたよ、美佳さん…」

「は…あ…」
肉体の感覚が鋭くなっている。
性感が刺激され、吐息が漏れてしまう。
孝一は執拗に美佳の白い肌を舐め回した。
胸やお腹、太腿にも、首筋や腋にも、体じゅうにくすぐったいような感触が這い回った。
肌理の細かい素肌が、ねっとりとした孝一の唾液に覆われていく。
(ああ…どうして…)
この前のように媚薬を飲まされたわけでもないのに、美佳の体は憎らしいほど素直に火照っていた。
鼓動が高鳴り、息が荒くなる。
頭の中が痺れて、体の芯に小さな官能の炎が灯もる。
腰が震え、蜜の泉が再び熱く潤み始める。
首から這い上がってきた孝一の唇が、美佳の唇に重ねられた。
乳房が鷲掴みにされ、強く揉まれる。
固く結んでいたはずの唇の合間に、孝一の舌が挿し入れられる。
「んっ…」
いけない、と思っているのに、舌が絡んでしまう。
美佳の両脚がせつなげにうごめく。

「アソコも触って欲しいだろ。」
孝一は露骨な物言いをする。
「いや…」
乳房を弄んだ手が焦らすようにゆっくりとお腹に降りていく。
ショーツの上を指先が滑っていく。
「クックッ、エッチな下着…」
形良く盛り上がった柔丘が、ショーツの上から揉みほぐされる。それからさらに下の方へと進んでいく。
「あ…んんっ!」
美佳の最も敏感な部分に指先が触れた瞬間、美佳の腰がびくん、と大きく弾んだ。
ショーツ越しに柔襞の合わせ目がなぞり上げられる。
「へへ…濡れてるよ、すごく…パンティが湿ってる。」
濡れたショーツが、ぴったりと柔襞に張り付いている。
そこを何本かの指の先でいじられる。
刺激された小さな陰芽が固く隆起して、指が触れると大声を上げてしまいそうなほどの快感がある。
(そ…そんなこと…されたら…)
美佳は必死に声を押し殺した。

孝一の手が太腿を滑って膝の裏側を掴み、持ち上げる。
美佳の脚は膝を立てた格好になった。
そうさせながら孝一は体を起こしたようだ。
美佳の足の方に移動している。
美佳の片足がソファーから床に落ちて、太腿は半開きの格好になった。
「もっと脚を開いて…。」
膝頭の辺りから聞こえてくる孝一の声は興奮しているせいかかすれていた。
美佳は羞恥に耐えながら、少しづつゆっくりと脚を開いていく。
陰部への愛撫が再開される。
孝一は濡れたショーツを美佳の一番敏感な部分に押しつけたり、指先で美佳の入口に食い込ませたりした。
(…見てるんだわ…触りながら…)
「…ああ…」
羞恥心が危険な陶酔に変わっていく。
もうどうなってもよかった。
もっと猥褻にいやらしくいじめられたい。そう思い始めていた。
「美佳さん、濡れてるだろ…。」
孝一は憎らしいほどに美佳の心理を見透かしていた。
閨を覗いていたせいなのかもしれない。
「これも脱がされたい?」
「…いや…ああ…」
いつしか美佳は鼻にかかった甘えるような声を漏らしていた。
「裸にされたいだろ?」
グッ、と指先が食い込んでくる。
美佳にはもう抗う気力がなかった。
小さくうなずく。
「じゃあ、そう言ってみて。」
「え…」
さすがに戸惑いがある。
美佳は息を吸い込んだ。
「…脱がせて…。」
「よし、それじゃあ腰を浮かせて…。」
孝一の言葉に従うと、ショーツが降ろされた。
濡れた女の部分が外気に触れて冷やりとした。
片足が持ち上げられ、ソファーの背もたれの上にかけられる。
床に落ちたもう片方の足もさらに開かれた。
美佳は大きく脚を広げ、一糸まとわぬ全裸を晒した姿にされているのだが、目が見えないと実感が湧いてこない。
「丸見えだよ、奥さん…。グショグショになってる…。」
「…ああ…」
卑猥な言葉が、美佳の妖しい陶酔を煽る。
「奥の方はピンク色だ。濡れて光ってる。」
(見ないで…!)
脚を閉じたいのに、どうしても力が入らない。
こんな格好のまま何もされないのがたまらなく切ない。
「舐めてほしいだろ。」
「い…いや…」
孝一が両方の手の平を美佳の太腿の内側に押し当てた。
そこが押し広げられる。
「美佳さんのアソコ、ヒクヒクしてる…」
「ああ…恥ずかしい…」
「すごくきれいだ。」
「おねがい…見ないで…」
「舐めてやるよ。」
「だめ…ああっ!」
孝一の舌の先端が美佳の濡れた肉蕾に触れた瞬間、美佳はたまらず大きな声を上げた。
体中に激しい快感が走った。
「あっ…ああ…ああっ…」
意識が薄れていく。
美佳は甘い声を漏らし続けた。
孝一はそこを舐め、音を立てて吸った。
美佳が腰を浮かすと、孝一は美佳の中に舌先を埋めた。
「あんっ…!」
体の奥から熱い蜜が溢れていく。
それを孝一が舌ですくい取るようにしゃぶる。

「美佳さん、アナルも感じるんだよね…。」
孝一の舌が美佳のもう一つの穴の方に降りていった。
「あっ…そ…そこは…いやっ!」
美佳はとっさに体を固くする。
孝一は舌の先でそこをチロチロと舐めた。
「フフフ…」
孝一が忍び笑いをしている。
「言っただろ、奥さんのことはよく知ってるって。旦那がしてること、全部見てるんだから…」
夫の健介が、美佳の菊門を舌で愛してくれることがある。
初めはとても恥ずかしくていやだったのだけれど、だんだんにその奇妙な感覚と激しい羞恥に性感が高まるようになった。
それを、この若い男は知っているのだ。
「あああっ!」
美佳は全身を弓なりにのけぞらせた。
腰が震え、せり上がった。

「クク…こんなに感じちゃって…」
声が近づいて来る。
次に何をさせられるのか、美佳にはわかっていた。
唇に熱く硬いものが触れる。
孝一の猛り狂った淫茎だった。
立ち昇っているフェロモンが鼻をつく。
「さ、しゃぶって。」
「ん…」
美佳はためらうことなく、それにしゃぶりついていった。
「いっつもね、奥さんがそうやって旦那のオチンチンしゃぶってんの見ながらオレは自分の奴をしごいてたんだ。でもさ、思ってたんだぜ、いつか奥さんにこいつをしゃぶらせてやる ってね。」
「ああ…言わないで…」
健介のものを唇で愛しているときのことが脳裏をかすめる。
孝一の男根を舐めながら、どうしてもその形状を健介やマスターのものと比べてしまう。
孝一のそれは美佳の知らない異様な形状をしていた。
竿の部分は細いのに、先の方が大きく張り出しているのだ。
「うう…美佳さん…すごいよ…」
孝一は呻きながら、美佳の陰部を愛撫する手を休めなかった。
乳房も揉みしだかれていた。
「あ…ん…う…」
美佳は舐めながら甘い吐息を漏らし続けていた。
孝一の異様に張り出した先端部を咥えこんだ。
断差になっている部分を舌で舐める。
刺激されたそれはときどきビクッと跳ねるように反応する。
「んう…ん…」
今にも爆発しそうなほどに硬く張りつめた孝一の肉塊のゴツゴツとした表面が、美佳の舌先に触れ、その感触が疼きとなって下腹部に伝わっていく。
淫裂の奥から熱い蜜が溢れてくるのがわかる。

「んんっ…!」
蜜壷に指が入ってきた。
浮いた腰がブルブルと震えた。
秘宮の内側の粘膜が刺激され、全身に突き通るような快感が襲ってくる。
指の細さがもどかしい。
(ああ…私…)
美佳の口を犯しているこの奇怪な肉棒を挿し込まれたい。
マスターと孝一の、強いフェロモンを嗅がされ、美佳の秘裂はもう充分すぎるほどに潤んでいる。
クチュクチュと音を立てて孝一の指がせわしく抽送を繰り返し、快感と、物足りなさとが同時に増幅される。
「たまらなくなってきたろ…」
孝一の声に、美佳は屹立を口に含んだままうなずいた。
孝一は美佳の口から男根を引き抜くと、美佳の上にのしかかった。
蜜泉の入口に、砲身が突きつけられる。
「…どうしてほしい?」
孝一はそこで、動きを止めた。
(ああ…そんな…)
この期に及んで、孝一は、まだ美佳を焦らすつもりなのだ。
「…あ…ん…お…おねがい…」
美佳の下肢が妖しくうねる。
「いじわる…あ…しないで…あんっ…」
孝一の剛直の先端が、美佳の肉蕾をこすり上げる。
「言いなよ、美佳さん。どうしてほしい?」
「ああ…い…れて…」
「もう一度。」
「ああ…恥ずかしい…」
「ずっとこうしてるか?」
「いや…ああっ…ねえ…」
「じゃあ、言って。」
「あうっ…い…入れてっ…!」
「ククッ…」
孝一は笑い声を漏らして美佳の両足を抱えると、腰を突き出した。
「んあっ…!」
濡れそぼった膣肉は、たやすく孝一の剛直を受け入れた。
孝一がしゃにむに腰を振り立てる。
深く貫かれる悦楽に美佳は、肢体を反らせて身震いした。
「あっ…あ…あんっ…」
孝一の若い性欲に責められ突き上げられるたびに、美佳は甘く泣くような声を上げた。
孝一の動きに合わせるように、腰が動いてしまう。
その腰が掴まれ、さらに深い部分に剛棒の先端が当たる。
猛々しく張りだした部分に、美佳の中の粘膜が擦られている。
豊かな双乳が揺れる。
「あああっ…だ…だめ…」
頭の中が白くなり、何度も意識が遠のきそうになる。

「美佳さん、気持ちいい?」
「あ…ん…気持ち…いいっ…!」
夢中で叫んでしまう。
愛からかけ離れた淫らな行為に、目が眩むほどの快感があるのだ。
厳しい母親に育てられてきた美佳の道徳感や倫理感は、もろくも吹き飛ばされてしまっている。
「また、させてくれる?」
「え…そ…それは…ああっ…」
いくらなんでも、そんなことはできない。
美佳は人の妻なのだ。わずかに残った理性で、美佳は首を振った。
「こんなに感じるのに?」
孝一は息使いこそ荒かったが、むしろ楽しげな声だ。
「ああっ…おねがい…それ…だけは…許して…」
美佳はすすり泣くように喘ぎながら、哀願した。
美佳を突き上げる孝一の動きが、さらに力強くなった。
美佳の秘孔深くにある敏感な部分が、孝一の雁首に抉られる。
「ああんっ…」
美佳は我を忘れて声を上げた。
「ねえ、美佳さん、いいでしょ?またヤラせてくれるよね?」
孝一はしつこく訊ねる。
絶頂の寸前まで昇っている美佳にはまさに拷問だった。
肉欲に負けてしまう自分が口惜しいけれど、理性の限界が近づいている。
(お願い…イカせて…)
美佳はあろうことか、高く上げた両脚を孝一の腰に巻きつけた。
孝一が律動を止めたのはその瞬間だった。
「あんっ…」
媚びるような甘えた声を漏らして、美佳は身悶えた。
「またヤラせるって、約束してくれたらイカせてやるよ。」
不良っぽい、ふざけているような口調で、孝一が言う。
「ああ…わかったわ…約束する…だから…」
「だめだよ、ちゃんと『またヤラせる』って言わなきゃ。」
「ま…また…させて…あげる…ああ…約束…するわ…」
「何をさせてくれるの?」
もう、何もかもわからなくなっていた。
(健ちゃん…ごめんなさい…でも…)
美佳は目隠しをされた闇の中で、湧き上がる官能の渦に抗がうことができなくなった。
「ああっ…ま…また…セッ…クス…させて…あげる…」
「へへへっ…よし…」
その美佳の言葉を待っていたかのように、孝一の律動が再開される。
「ん…ああっ…!」
美佳の細い裸身が反り返る。
もどかしさから解き放たれた淫欲が、体じゅうを駆け巡った。
決して口にしてはいけない言葉を言ってしまったことで背徳への呵責が新しい悦楽となり、最も深いところまで貫かれた肢体の中心部で燃えさかっている。
「ああっ…だめ…もう…わ…私…」
一気に絶頂の高みへと押し上げられる。
男の動きが激しさを増す。
目隠しをされた瞼の闇の中に、眩しい閃光が差し込み、体が浮き上がる。
無重力の世界に投げ出されるような不安に、全身が緊張する。
太腿が激しく痙攣し、膝も足首もまっすぐに伸びる。
「あっ…あ…あっ…イッ…ク…!」
呼吸が止まり、聴覚が失われる。
全ての筋肉が限界まで張りつめ、それから急速に脱力へと向かう。
その美佳の白い躰を、孝一の両腕が力強く抱きしめる。
五つほども歳下の男に抱きしめられ、しかし美佳は包まれる安堵感を感じてしまっていた。

「いくよっ」と男が叫ぶ。
その真意を理解した美佳が「中はだめっ」と叫び返す。
今日は安全日ではない。
しかし、美佳の恐怖を無視して男は動きを止めた。
美佳の深奥部で男性自身が律動し、熱い男の液が注ぎ込まれているのが分る。
恐ろしく長い時間のように感じた。
すぐに男から離れなければいけないと思うのだが身体が動かない。

「あ…あん…」
孝一が、またゆっくりと動き出す。
美佳は陰夢の世界に呼び戻される。
「舌を出して…」
孝一が、妙に大人びた優しげな声音で命じる。
(ああ…怖いわ…)
これ以上の快楽、そしてこれ以上の恥辱を知ることがとても恐ろしい。
だが、美佳は孝一に言われた通り、小さく舌を出した。
キスをされる。愛おしむような口づけだった。
舌先が吸われる。
その舌に絡むように、ざらっとした舌が入ってくる。

(えっ…?)
違和感があった。
美佳の朦朧とした意識の中に、大きな不安が広がった。
視覚を奪っていた黒い布が外された。
「あっ!」
部屋の中の明るさに目が慣れた瞬間に、美佳は悲鳴にも似た声を上げた。
すぐ目の前に、マスターの顔があったのである。
「マ、マスター!」
部屋を出ていったはずのマスターの手には、ビデオカメラが握られていた。
「ふっふっ…そんなに気持ちいいか、美佳…。」
マスターがビデオカメラを構える。
美佳は息を呑んだ。
「全部、撮らせてもらったよ。孝一にはまたセックスさせてやるんだって?」
「ああっ…ひ…ひどい…」
美佳はイヤイヤをするように激しく首を振った。
「さんざん感じてたくせに、それはないだろ?」
にたつきながら、マスターはレンズを美佳の下肢の方に向ける。
孝一の剛棒が、美佳の媚肉を抜き差ししている。
「いやっ…撮らないで…」
孝一が離れる。
だらしなく開かれた両脚の付け根にカメラが近付く。
脚を閉じようと思っても身体に力が入らない。
美佳の秘口から若い男の精液が流れ出す。
目まいがした。
気が遠くなる。
固く目をつぶった。
あまりの衝撃に、美佳の精神は耐えることができなかった。
「う…ん…」
美佳はそのまま、深い闇の中に落ちていった。

人妻 香苗 7

53

ギシギシギシッ……!!

中嶋の激しい腰使いで、ソファが軋む。

股を大きく広げた香苗は、中嶋の大きな身体に押し潰されるように責められていた。

グチュグチュという卑猥な音が部屋に響く。

極太の男根による激しい出し入れは、香苗のヴァギナから大量に分泌される濃厚な粘液のお陰で潤滑に動いている。

中嶋が腰を引いた時に見える、陰茎に付着した白く泡立った愛液は、香苗の身体が中嶋とのSEXで性的快感を深く感じている事の証だ。

香苗 「ハァ……はああ……ん……ァハァ……」

中嶋 「奥さん、気持ちイイでしょ?マ○コも凄く馴染んできましたし。どうやら俺達、身体の相性良いみたいですね。」

一度腰を止めた中嶋は香苗の耳元でそう囁いた。

今ではすっかり抵抗が弱まってしまった香苗。裸で繋がった2人の密着度は増し、お互いの体温が相乗的に上がる。
じっとりと掻いた2人の汗が、密着した肌の間で混ざり合う。

香苗 「ハァ……ハァ……」

中嶋 「奥さん、キスしましょうか。」

そう言って、返事を待たずに中嶋は香苗の半開きになった唇を奪い、口内に舌を入れた。

香苗 「ン……ン…チュパ…ハ……んん……」

自分の唾液と香苗の唾液を、香苗の口内で混ぜ合わせるかのようにウネウネと舌を動かす中嶋。

そしてその濃厚なキスを続けながら、中嶋は再び腰を動かし始めた。

今度は腰を前後だけではなく、ゆっくり円を描くように動かしたり、小刻みに動かして香苗の感じるポイントを責め立てたりする。

香苗 「んん?……!ンッンッンッ……!っはあ!そこ…ダメ…あっあっあっ!」

堪らず顔を横に振り、口を離して喘ぐ香苗。

中嶋 「やっぱりここ突かれるの好きみたいですね。ほら、奥さんも舌絡めてきてくださいよ、積極的になればもっと気持ち良くなれますよ。」

香苗 「あっあっ……ンッンッンッンッ……!!」

アソコがトロトロに溶けそうなくらいに熱い。

下からから突き上げてくる快感と、口内を舌に犯される感覚が交じり合う。

頭の中は快感で真っ白になりそうだが、不思議と中嶋の言葉だけはスーっと入ってきてしまう。

中嶋に言われると、なぜだかその通りに舌を自分から絡ませたい衝動に駆られる。

チュパ……ジュルル……ニチャ……チュパ……

中嶋 「ハァ…奥さん……」

香苗の肩を包みこむように抱きしめた中嶋は、口を大きく開け、さらに深いディープキスへと変えていく。

そしてそれに応えるかのように、ずっと受身だった香苗の舌がついに自ら動き始める。

香苗 「ン……ンフ……チュパ……ハァン……ン……」

何も考えられなかった。ただ、頭の中に残ったのは、?もっと気持ちよくなりたい?という本能的な願望だけだった。

最後に体格の良い中嶋の身体に強く抱き締められた瞬間、他の何もかもが消えてしまったのだ。

自分が今、友人の恋人に抱かれているという事も。

自分が今、夫の祐二を裏切って浮気しているという事も。

香苗の舌は、初めこそ遠慮気味に動いていたが、徐々に大胆にネットリと動き始める。

香苗 「ンッンッン…はああ…ん…あっあっン…アンッ!」

香苗の腕が、自然と中嶋の背中へと回る。

中嶋 「ハァハァ……奥さんやっと素直になってきましたね。その方が気持ちイイでしょう。」

香苗 「あっあっあっ…きもち……アアッ……あっ……アアアッハァァ…アッアッ……!!」

そしてあの絶頂の波が再び襲い掛かってくる事を全身で予感する香苗。

アソコの感じるポイントを、中島の硬いモノに擦り上げられる度にそれは近づいてくる。

香苗は大きな波を前にして、必死に中嶋の身体にしがみ付いた。

中嶋 「ハァ、イキそうなんですか奥さん。イく時は教えてくださいよ。」

香苗 「あっあっあっ…ああっ…ダメ……きちゃう……はああ…」

中嶋 「奥さん!俺の目を見てください。」

香苗 「えっ……あっあっンッンッンッ……ハァハァ……」

中嶋の腕の中で薄っすら目を開く香苗。

目の前には自分を見つめてくる中嶋の顔が。

欲望をむき出しにしてギラギラと光る目がそこにあった。

そして、中嶋と目を合わせた瞬間、香苗はようやく実感したのだ。
自分は中嶋とSEXをしているのだと。

自分は、この欲望に喰われているのだと。

香苗 「ハァハァ……中嶋……あっ…ンッンッンッハァァ……」

中嶋 「俺の目を見ながらイってください。分かりましたか?」

そう言って中嶋は、香苗を絶頂に導くために腰の動きにラストスパートをかける。

香苗 「ハァァ中嶋さん…あっあっ…アアアッ!ンッンッアッアッーーー!!!」

まるで釘付けになったかのように中嶋の目から視線を外せない。

中嶋に見られているという事が、なぜだか快感に変わっていくような感覚だった。

そしてその感覚が、香苗を一気に絶頂の頂へと導く。

香苗 「アッアッ…もうダメッ!イッちゃ!ああ……」

中嶋 「ハァハァ……」

香苗 「ハァァいくぅ……イッ………ンアアアアッ!!!」

54

香苗の膣壁が中嶋の男根を強く締め付ける。

ギュウっと締め付けては緩まり、また直ぐにギュウっと強く締め付けてくる。絶頂によって膣がビクンビクンと痙攣しているのだ。

中嶋 「あ?締まるなぁ……奥さん、良いイキっぷりですねぇ。」

香苗 「ァ……ハァ……ん……ハァ…ハァ……」

香苗はまだ絶頂の余韻で呼吸が乱れ、言葉も出ない様子だった。

男性のペニスによって絶頂に導かれたのは、香苗にとってはこれが初めて。

その快感は先程手でイかされた時よりも、今回の絶頂は数倍深いように感じた。

腰の中心からから脳へと突き抜けるような絶頂のあと、全身に広がった甘い快感。

堪らなかった。SEXがこんなにも気持ち良いものだったなんて。

いや、気持ち良いだけじゃない。

絶頂を迎えた時のあの、何か満たされていく感じ。

女としての悦び……。

そう、今香苗は、女として生まれてきて良かったと全身で感じている。

それは祐二と共に生きてきて感じる女としての幸せとは別の物であり、今までの祐二との生活では決して味わう事のできなかった感覚であった。

中嶋 「フッ……そんなに良かったですか?気に入ってもらえたみたいですね、俺のこれが。」

香苗 「ハァ……ああっ!ダメッ……動いちゃ……ハァ……」

中嶋が少し腰を動かそうとすると、必死にそれを制止しようとする香苗。

どうやら絶頂の余韻が冷めていない香苗の膣は、非常に敏感になってしまっているようだ。

中嶋 「あ?凄いですね、ちょっと動いただけでヒクヒクしてますよ。」

そう笑みを浮かべながら中嶋は、また少し腰を小刻みに動かしてみる。

香苗 「あっあっダメダメッ!ホントにダメェ!……ァ…ッハァ……」

中嶋 「敏感ですねぇ。」

香苗の感度を確かめるように、今度は手で肌をスーっと撫でる中嶋。

香苗 「ン……ハァァァァ……」

胸の膨らみからお腹の辺りを撫でられただけで、背中を反らせて反応を見せる香苗の身体。

中嶋 「良いですねぇ、好きですよ、こういう身体。」

中嶋はそう言って腰をゆっくりと動かし、香苗のヒクつく秘部から固いペニスを引き抜く。

まだ射精を迎えていないその男根は、引き抜いた瞬間にぺチンッ!と跳ね返るようにして上を向いた。

隆々と勃起している剛棒は、挿入前よりもさらに大きくなっているように思える。

自分の身体から引き抜かれたそれを見た香苗は、自分の目を疑ってしまう程に驚いていた。

……ハァ……こんなのが……入っていたの……

極太の陰茎部分にボコボコと浮き出た血管、巨大な亀頭。それらに少し泡立った愛液がベットリと付いていて、卑猥な光沢を放っている。

中嶋 「さて、続きはベッドの上でしましょうか。ソファじゃ色々と不便ですしね。」

香苗 「ハァ…ハァ…ぇ?……あっ……」

中嶋はさっと両腕で香苗の身体を支えると、その逞しい力で裸の香苗を軽々と持ち上げた。

所謂(いわゆる)お姫様抱っこというやつだ。

香苗 「えっ?嫌っ……降ろしてください……こんなの……恥ずかしい……」

中嶋 「ハハッ、俺達しか居ないんだから何も恥ずかしがる事ないですよ。俺がベッドまで連れて行ってあげます。」

恥ずかしがる香苗の反応を楽しむように笑いながら、中嶋は香苗達の寝室へと向かう。

香苗 「……イヤ……そんなの……」

中嶋 「ハハッ、まだ嫌だなんて言ってるんですか奥さんは。」

香苗が嫌がっているのは、恥ずかしいという事だけではない。

今中島が向かっているのが、祐二と香苗がいつも共に寝ているベッドであるからだ。

あの寝室、あのベッドは、祐二と香苗が愛を育んできた特別な場所。

そんな場所を、中嶋と今から使うなんて。

中嶋 「お?結構広いですね、寝室は。恭子の部屋とは少し間取りが違うんですね。ベッドも高級そうだ。」

そう言ってゆっくりと香苗の身体をベッドの上に下ろす中嶋。

香苗 「…ん……はァ……ダメ…ここは……」

ふと、ベッドの横に置いてある、祐二と2人で笑顔で映っている写真が香苗の目に入る。

イヤ……イヤッ……こんなの絶対嫌っ……

ここは、祐二との思い出しかない場所。

ここだけは汚したくない。

まだ絶頂の熱が抜けてない身体でも、香苗の心の中ではそういった感情がハッキリと生まれていた。

香苗はもう中嶋とSEXをしてしまっているのであるから、これは単なる悪あがきなのかもしれない。

しかし悪あがきでも、香苗はここでのSEXを拒絶したかった。いや、しないといけないと思った。

写真の中の祐二の笑顔が、欲望に流される香苗を、一瞬現実世界の方へ振り向せたのだ。

中嶋 「さぁ奥さん、まだまだ夜は長いですからね。このベッドの上で沢山鳴いてもらいますよ。」

香苗 「い……嫌っ……来ないで……」

祐二の笑顔を見てから、目の前の全裸姿の中嶋を見ると、その現実感の無い落差に改めて愕然とする。

見慣れたベッドの上に中嶋が裸で腰を下ろしている。信じられない光景だ。

中嶋 「来ないで?訳分からん人だなぁ、さっきまで悦んでたくせに。」

香苗 「ハァ……お願い……ここは嫌なの……」

中嶋 「何を言っているんですか、ベッドはSEXするための場所でしょ。それに奥さんもまだ続きしたいでしょ?」

香苗 「……嫌……もう……やっぱり…ダメなんです…。」

ベッドの上で徐々に香苗の身体に近づいてくる中嶋。香苗はそれから逃げるようにして離れようとする。

しかし逃げる香苗の腰は背後から両手でガッチリと中嶋に掴まれてしまった。

香苗 「ああ……ダメ……」

それでもなお逃げようと抵抗する香苗に構わず、中嶋は自身の固くなった肉棒の先端を、香苗の濡れた秘部にニュルっと入れる。

香苗 「イヤ……止めて……お願い……ここは嫌……」

中嶋 「そんなに不安がらなくても大丈夫ですよ奥さん。今からSEXの事しか考えられない身体に調教してあげますから。」

中嶋はそう呟くと、腰を一気に前に突き出し、肉棒を香苗の奥まで挿入した。

香苗 「はあああッ!!」

55

逃れようとしても、中嶋の大きな手に腰を掴まれていて逃げられない。

ニュルっとスムーズに入ってしまった中嶋のペニス。
先程の絶頂からそれ程時間が経っていない香苗のヴァギナは、まだ充分に潤いを保っていたのだ。

後ろから中嶋に挿入された瞬間、香苗はお腹の奥から押し出されるように声を出した。

再度あの極太の剛棒によって広げられた香苗の膣。
しかしその圧迫感は先程までとは何かが違う。

入ってきた瞬間から、大きく膨らんだあの先端部分が、香苗の膣奥の特に感じるスポットに当たる感じがした。

どうやらソファの上で正常位で繋がった時には届きにくかった場所に、この後背位の体位だとそれがダイレクトに届いてしまうらしい。

香苗 「ぅ……ァァ……」

中嶋 「あ?入っちゃいましたよ奥さん。まだヌルヌルじゃないですか。」

香苗の真っ白な尻を両手で鷲掴みにしている中嶋は、その中心にある2人の結合部分を満足そうに眺めていた。

極太の肉棒を咥え込んだヴァギナ、それにアナルまでもが丸見えである。

中嶋はこの後背位という体位を特に好んでいた。

女性にとって一番恥ずかしい場所を、目とペニスで楽しむ事のできるこの体位は、中嶋の支配欲を満たしてくれる。
そして中嶋にとって、女をバックから貫いた時が、?この女は俺のモノになった?と確信する瞬間でもあるのだ。

香苗 「ン……ァハァ……イヤ……」

挿入しても依然抵抗し、中嶋から逃れようとする香苗。

しかしそんな事に構う事なく、中嶋は香苗の腰を手でガッチリと固定したまま、自身の腰を前後に動かし始める。

最初はゆっくりと、そして徐々にスピードを上げていく。

香苗 「ンハァ……あっあっあっああ駄目……アアッ!ンン…」

ヌッチャヌッチャと卑猥な音を立てながらのピストン。

中嶋が腰を前に突き出す度に、男根に膣奥の性感スポットをノックされる。

そしてそこを突かれる度に、小さな絶頂のような快感の波が、香苗の身体を電流のように突き抜けた。

中嶋 「奥さんいい声出しますね。バックで責められるの好きなんですか?」

香苗 「あっあっあっンンッハァ待って、イヤ…これ……ハァお願い……中嶋さん…アッアッ……!」

中嶋 「どうしたんですか?もっと激しくして欲しいんですか?いいですよ、ほら、沢山鳴いてください。」

香苗 「ンッンッ…えっ?ちが……あああっ!ダメェェッ!!アッアッアッアアア!!」

香苗の願いとは逆に、腰の動きを一気に激しくしていく中嶋。

パンパンパンパンッ!!と、肉と肉がぶつかる音と香苗の喘ぎ声が部屋に響く。

腰をぶつけられ、激しく波打つ香苗の白く柔らかな尻肉。

快感スポットを激しく、そして絶妙な力加減で突いてくる中嶋の責めは香苗にとってあまりにも強烈だった。

香苗 「あああ!……アッアッアッ…ダメダメ…あっあっあっ…イッ…イッちゃう!」

中嶋の腰がピストン運動を開始してからまだ数分しか経っていなかったが、香苗の身体は早くも絶頂を迎えようとしていた。

中嶋 「ハァ…ハァ…お?もうイくんですか?ハハッ、奥さんはここが相当に弱いんですね。いいですよイっても。ただ、今度は俺もイくまで止めませんからね、覚悟してくださいよ。」

中嶋はそう言うと、香苗の尻たぶを両手で左右にグッと広げ、肉棒をさらに深く挿入できるようにして激しく責め始める。

香苗 「はああそんな……ああ……奥まで……あッあッあッ……アアッ!イクッ…イクッ!アアアッ!!」」

後背位でのSEXにあられもない声を発し、あっけなく絶頂に達した香苗。

ビクビクビクと腰を中心に身体を痙攣させ絶頂に達した事を全身で表現する。

中嶋 「あ?締まるなぁ、マ○コが。」

先程ソファの上で絶頂に導いた時と同じように、香苗ヴァギナが中嶋のペニスを締め付けた。

しかし中嶋はそれでも腰の動きを止めない。

絶頂に達して膣全体が性感スポットになってしまったかのように敏感になった香苗の秘壺を、中嶋は容赦なく責め立てる。

香苗 「ああッああッ!あっあっあっダメェ!止めて!止めてお願い!アッンッ!アッアッアアアッ!」

快感が大きすぎて苦痛になってきているのか、香苗は責めを止めるよう中嶋に必死に哀願した。

それだけ身体が快感に耐えられなくなっているのだろう。

まるで身体がバラバラになっていくような感覚に香苗は襲われていたのだ。

香苗 「ああ!…おかしくなっちゃう!おかしくなっちゃう!…アアッアアッ……」

中嶋 「いいですねぇ奥さん、そのまま壊れちゃっていいですよ。」

香苗 「イヤァそんなのぉ…あああッ!ホントに壊れちゃう…アッアッアッアアアッ!!」

あまりに過酷な責めに、悲鳴にも似た喘ぎ声を出し始めた香苗。

しかしそんな香苗の悲鳴を聞いているにも関わらず、中嶋の口元は薄っすらと笑みを浮かべていた。

まるで壊れていく香苗の姿を楽しむように眺めながら。

人妻 香苗 6

49

中嶋の指はまるで香苗の身体の事を全て知り尽くしているかのように動いていた。

自分でも知らなかった自身の性感スポットを簡単に見つけられてしまった香苗は、ただただ中嶋のテクニックに翻弄され続ける。

そして今、絶頂への予感が香苗の全身に襲い掛かってきていた。

グチャグチャグチャグチャッ……!!!

香苗 「ああ……あっあっあっ…ンッ…ハアア!!もうっ……ああ……」

中嶋は絶頂の兆しを見せ始めた香苗をさらに追い詰めるべく、もう片方の指で香苗の陰核を同時に弄り始めた。

絶頂寸前であるために限界まで勃起したクリ○リスは皮が捲れて敏感な部分がむき出しになっている。

そこを絶妙な力加減で刺激する。

香苗 「あっあっダメェそんなのぉ!ンッアッアッ……!!」

もはやどんなに力んでみても、どんなに声を出して快感を外に吐き出そうとしても、絶頂は逃れられなかった。

……もうダメッ……ホントにイッちゃう……ああ……イクッ……

襲ってくる快感と闘う事を諦め、我慢する事を止めた瞬間、その快感の大きな波動は香苗の身体を突き抜けた。

香苗 「あっあっあっんーーー……もうダメェェ!!ンァアアアアッ!!!」

バチバチバチ!!と、まるで脊髄から脳髄まで電流が走ったかのような感覚。

頭の中が真っ白になった。

喉から搾り出すような声を漏らすと同時に、全身が強張り、背中を弓のように反らせ、快感の絶頂に達した事を表現する香苗の身体。

中嶋 「おっと!ハハッ凄いな奥さん」

中嶋は、香苗を絶頂に導いた2本の指がギュウっと締め付けられるのを感じながら、香苗の反応の大きさに少し笑いながらも驚きの表情をみせていた。

香苗 「ンーーー……ッハアア!!ハァ……ハァ……ハァ……」

全身の硬直から一気に脱力した香苗の身体は、その後もビックンビックンと絶頂の余韻に痙攣を続けている。

中嶋はそんな香苗の膣口からゆっくりと指を引き抜く。

ヌチャ……という卑猥な音。中嶋の手の平には香苗の濃厚な愛液が溜まっていた。

透明ではない、白濁した粘り気を帯びた液体が光沢を放っている。

中嶋 「あ?ぁ、ベトベト……それにしても凄い反応ですね、いつもこんな感じなんですか?」

香苗 「ハァ……ハァ……ん……ハァ……」

香苗はまだ頭を働かせる思考力が戻ってきていないのか、額に手を当てたまま目を閉じ、荒い呼吸を続けていた。

しかし頭が働かなくても、香苗は全身で感じていた。

これほど大きな快感を感じたのは生まれて初めてだと。

それは祐二とのSEXでも、オモチャを使った自慰行為でも決して届かなかった領域。

そんな今まで想像さえできなかった快楽を、香苗はこの男のたった2本の指に教えられたのだ。

中嶋 「ハハッ、余程気持ちよかったんですね。汗掻いてますよ、暑いでしょ。これも脱いじゃいましょ。」

中嶋はそう言いながら、香苗がまだ身に纏っていたブラウスやブラジャーを手際よく脱がせていく。

香苗はそんな中嶋のされるがままに、身体から衣服が外されていく感覚だけを感じていた。

中嶋 「ふぅ……ついに裸になっちゃいましたね奥さん。」

スーっと香苗の素肌の上で撫でるように手を滑らせる中嶋。

すると香苗の身体はビクビクとそれに反応を見せる。

中嶋 「こんなに敏感になって……ハメたら凄い事になりそうだな。」

そう小さく呟いた中嶋の言葉が耳に届いた瞬間、香苗の膣はキュウっと締まった。

……ハメる……

夫の祐二だったら絶対に使わないであろう表現。

その卑猥な表現から連想する展開。

中嶋のアレを、これからアソコに入れられる。

そう思った瞬間から、絶頂によって快感への欲求を解放されたはずの香苗の女性器が、再びウズウズと疼き始めた。

中嶋 「いつまでも奥さんだけ裸じゃ可哀相ですからね。」

目の前で中嶋が着ていた服を脱ぎ始める。

服のしたに隠れていた中嶋の筋肉質な肉体が、香苗の心を擽る。

夫の祐二とは明らかに違う体格。

こんな身体の人に抱かれたらどうなってしまうのだろうと、何度も想像していた男の肉体が今目の前にあるのだ。

割れた腹筋、厚い胸板、ヘソから下に向かって生え渡る体毛。その全てから?男らしさ?を感じる。

香苗 「……」

中嶋が服を脱ぐ姿を、火照った顔でじっと見つめている香苗。

ドク……ドク……ドク……と子宮に熱い血液が集まってきているの感じる。

その感覚はまるで、自分の身体がこの男に抱かれるための準備を始めているかのようだった。

50

目の前であっという間にボクサーパンツ一枚だけの姿になった中嶋。

香苗は恥ずかしそうに中嶋から顔を背けていたが、それでも横目でチラチラと何度も中嶋の身体に視線を送っている。

どうやら香苗は中嶋の股間にある大きな膨らみが、特に気になっているようだ。

中嶋 「最後のこれは奥さんに脱がしてもらいたいけど……ハハッ、まだそれは無理ですよね。」

中嶋はそう笑い交じりに言うと、自らボクサーッパンツに手を掛けて、それを一気に下ろした。

それと同時にブルンッと飛び出した中嶋の男根。

ソファに座って中島の股間にチラチラと視線を送っていた香苗は、中嶋のソレを見て、声には出さないものの、明らかに驚いている様子だった。

……イヤ……大きい……

露わになった中嶋のソレは大きかった。

今ソレは下を向いているから、恐らくまだ勃起はしていないのであろう。

しかしそれでもその大きさ、存在感は香苗に充分な驚きを与えるほどのインパクトを持っていた。

太い陰茎、そしてさらにそこよりも太く大きい先端部分。
それにモッタリと重そうな睾丸を包む袋。

全てが香苗の知っている男性器とは違っていた。

中嶋 「奥さん、別に男の見るの初めてって訳じゃないんだから、そんなに恥ずかしがる事ないじゃないですか。」

ボクサーパンツを脱いで全裸になった中嶋は、自分の股間をまるで見せつけるようにして香苗に近づく。

自分の身体に自信満々といった感じの中嶋の態度は不快だったが、その自信に相応しい男らしい肉体である事は確かだった。

そして香苗の心の中の一部分が、その男らしい肉体に引き付けれている事も確かだった。

中嶋 「それとも、俺のここは旦那さんのとは大分違いますか?」

香苗 「……。」

中嶋 「分かりますよ奥さん、興味あるのでしょう?旦那以外のチ○ボに。」

香苗 「……。」

中嶋 「いいですよ、ほら、触って確認してみてください。どんな風に違うか。」

そう言って中嶋は香苗の手を取ると、自分の股間に導くようにして引っ張る。

香苗の手はそれに抵抗する気配を見せる事無く、誘導されるがままに中嶋の股間に近づいていく。

香苗 「……あっ……」

指先が中嶋のソレに触れた瞬間、香苗は思わず声を漏らした。

中嶋 「握ってみてください、そう……。」

中嶋に言われたとおり、ペニスの陰茎部分をゆっくりと握っていく香苗。

手から伝わってくる柔らかい感触、ズッシリとくる重量感、そして中嶋の熱い体温。

中嶋 「どうですか?どんな感じですか?」

香苗 「……どんな感じって言われても……」

今はもう、横目ではなくしっかりと中嶋の股間を見つめている香苗。

中嶋 「旦那さんのと比べてどうです?違いますか?」

香苗 「……そんな事……聞かないで下さい……」

中嶋 「フッ……いいですよ、その違いは手じゃなくて、これから奥さんのアソコで確認されればよく分かると思いますから。」

……これから……アソコで確認……

中嶋のSEXを予感させる言葉は、火照っていた香苗の身体をさらに熱くさせる。

そして香苗が手に握っている中嶋の肉棒にも、ドックン…ドックン…と血液が集まり始めていた。

香苗 「……ぁぁ……」

中嶋 「はぁぁ……俺も興奮してきましたよ奥さん。」

徐々に膨らみ質量を増していく男根。

元々太かった陰茎はさらに太く、香苗の指が回らない程に。
そして先端の亀頭部分も一段と大きくなり、エラを張り始める。

香苗 「……イヤ……スゴイ……」

香苗の口から思わず漏れてしまった心の声。

中嶋 「こうやって扱いてくれませんか、そうしたらもっと大きくなりますから。」

そう言って中嶋は手を、陰茎を握った香苗の手に重ねるようにして握り、勃起し始めた自身の肉棒を扱き始めた。

中嶋 「こうやって、旦那さんにもした事あるでしょ?」

正直に言えば、祐二の性器をそれ程しっかりと触った事はなかった。フェラチオも、結婚して数年経ったが数えるほどしかやった事はない。

祐二はそこを触られる事や、口でされるのもそんなに好きでないような気がしたからだ。

祐二との交わりはいつも前戯から挿入、射精というシンプルなSEXだった。

香苗 「……はァ……」

徐々に力強さと自己主張を増していく中嶋のペニス。

いつの間にか中嶋の手は香苗の手から離れていて、気付いた時には香苗は1人で中嶋の陰茎をリズミカルに扱いていた。

中嶋 「ああ……気持ちイイですよ奥さん。」

そして中嶋の陰茎がカチコチに固くなったところで、香苗は自然と手を離した。

手を離してから改めて見てみると、そこには凶悪さを感じる程グロテスクな赤黒い男根があった。

ヘソの辺りまで伸びたそれは、若竹のように反り返り、グワっと開いた傘の部分はふてぶてしいまでの威容を誇っている。

そのあまりの威圧感に、香苗の表情はどこか脅えていた。

中嶋 「怖いですか?これから俺に抱かれるのが。」

香苗 「……。」

中嶋 「大丈夫ですよ、奥さんもすぐにこれの虜になりますから。」

香苗 「……中嶋さん……キャッ……」

再び中嶋が香苗の身体をソファに押し倒し、細い脚を掴んで股を広げさせる。

そしてゆっくりと香苗の股の間に身体を入れてくる中嶋。

しかし股を開かれ、いよいよアレをアソコに挿入されるのだと感じた瞬間、香苗の頭の中に一瞬、夫・祐二の顔が思い浮かんだ。

……はっ……祐二……

香苗 「だ……ダメッ…やっぱりダメです……」

中嶋が作り出す世界にもう殆ど流されそうになっていた香苗をギリギリの所で引き止めたのは、やはり最愛の夫、祐二の存在だった。

51

身体はさらなる快感を欲している。でも、夫以外の男性とSEXして良い訳がない。

そう、良い訳がないんだ。

……ダメ……そんな事したら……ダメになっちゃう……絶対後悔する……

たった一本の糸だけでなんとか繋がっていた香苗の理性。

その僅かな理性で、香苗は中嶋と中嶋に流される自分自身と闘う。

中嶋 「今更何を言っているんですか。俺達もう裸なんですよ、小さな事なんか気にせずに気持ちよくなりましょうよ。」

香苗 「……や、やめて……お願いです……」

一生懸命脚に力を込めて股を閉じようとする香苗。

それに対し、中嶋も力で香苗を押さえつける。

中嶋 「ったく、往生際の悪い奥さんだなぁ、さっきまで俺のを興味あり気に握ってたくせによ。」

香苗 「……ダメ……やっぱり私ダメなんです、こんな事しちゃ……ん……」

香苗は薄っすらと汗を掻くほど必死に中嶋の腕の中でもがいている。

しかし今更香苗がいくら力で抵抗しても遅かった。

この男は一度の剛棒を熱くさせてしまったら後には退かない。
発情した野獣は何としても目の前の獲物を喰わなければ気が済まないのだ。

中嶋 「おいおい、あんまり俺を梃子摺(てこず)らせないでくださいよ、いい加減さ。」

香苗 「イヤ……嫌っ……」

中嶋 「ハメちゃえばすぐにそんな迷いは消えるって奥さん、ほら、入れますよ。」

抵抗する香苗を強引に押さえつけたまま、固くなった肉棒を手で支え、その先端を香苗の秘口に当てる中嶋。

香苗 「ああ……ダメです……ホントにイヤ……」

中嶋 「……ん?ハハッなんだよ奥さん、そんな事言いながらまた濡れてきてるじゃないですか。」

パンパンに膨らんだ亀頭を擦り付けるようにして香苗の秘裂をなぞると、そこから新たな涎がだらしなく流れ出てくる。

亀頭が勃起したクリ○リスに当たる度にヒクヒクと蠢く(うごめ)陰部。

香苗の意思とは逆に、身体の方はもう中嶋の男根を受け入れようとしているようだった。

中嶋 「奥さんのイヤらしいオマ○コは早く入れてって言ってますよ。」

香苗 「イヤ……そんな事……ハァ……」

中嶋 「……入れますよ。俺もいい加減我慢の限界ですから。」

依然抵抗の言葉を口にする香苗。しかし中嶋はそれに構わず腰を前へと進め始めた。

中嶋 「あ?入ってく……ほら、入ってきますよ奥さん。」

香苗 「はぁぁ……あっ……ダメェ……ああ……」

かつてない程膣口が大きく広げられていく感覚と、圧迫感。

夫のモノとは違う、太くて大きい他人の肉棒が膣に入ってくる。

一度中嶋の手によって絶頂を迎えた香苗の性器はもう充分過ぎる程解れていたため、特に抵抗感無く中嶋のペニスを呑み込んでいく。

香苗 「はぁ……そんな……アア……入ってきてきちゃう……ん……はァァ……」

中嶋 「あ?ヌルヌルで良いマ○コですよ、結構深いんですね、奥さんのマ○コは。これなら全部入りそうだ……もっと奥までいきますよ。」

香苗 「ぁ……ダメ……ぁ……はぁあああ……」

奥へ奥へと膣を大きく広げるように入ってくる太い男根、香苗の女体はそれに対応するため自然と潤滑液の分泌を増やしていく。

肉棒が入っていく分だけ、限界まで拡げられた口からその愛液がダラダラと溢れる。

そしてついに前に進めていた中嶋の腰が、香苗の腰とピッタリと密着してしまった。

そう、驚いた事に、あれ程大きかった中嶋のペニスを、香苗の女性器は全て受けれたのだ。

中嶋 「ああ……根元まで入っちゃいましたよ奥さん。分かります?俺達が繋がってるの。」

香苗 「ハ……イヤ……これ……ハァ……ハァ……」

この時点で香苗の抵抗はすでに止まっていた。いや、抵抗したいと思ってもできなかったのだ。

まるで太い杭で身体を串刺しにされたような気分。

身動きできない程の圧迫感に、香苗は全身の力を奪われてしまった。

今の香苗の身体は中嶋の巨根を受け入れる事だけで精一杯だったのだ。

中嶋 「奥さん、膣(なか)でどんな感じですか、俺のは。」

香苗 「ハァ……ハァ……壊れちゃい……そう……ハァ……苦しい……」

……はああ……こんなのって……

まだ挿入されただけで動いてもいないのに、香苗の膣はピクピクと痙攣するように震えていた。

熱い……中嶋のモノに大きく拡げられているだけで、まるで激しく運動をしている時のように身体が熱くなってきている。

中嶋 「身体は俺を歓迎してくれているみたいですね、あ?ぁ乳首もまたこんなに固くなって……」

香苗 「ンン……痛っ……ハァアア……ンッ……ああ…ハァ……」

腰を止めたまま、指で香苗の両乳首を強めに抓る(つねる)中嶋。

鋭い痛みの後に、ジーンと溶けそうなほど熱くなる乳首。

中嶋 「本当のSEXを教えてあげますよ、奥さん。」

香苗 「ハァ……ハァ……本当の……セックス……?」

中嶋 「折角女に生まれてきたんだ。これを知らずに生きていくなんて勿体無い。」

香苗 「ハァ……ん……でも……ぁぁ……」

中嶋 「全てを忘れてしまう程気持ちよくさせてあげます。」

香苗 「ハァ……全てを……忘れるほど……」

中嶋 「そう……動きますよ、好きなだけSEXの快楽に浸ってください。」

香苗 「ハァ……ン……でも……待って…ダメ…動いちゃ……動いたら……」

中嶋 「……動いたらどうなるんです?」

香苗 「……ハァ……これ……おかしくになっちゃいそう……」

中嶋 「ハハッ、いいですよ、おかしくなっても。気が狂うほど気持ちよくなればいい。」

香苗 「……あっ……ハァ……でも、待って……私ホントに……ハァ……」

中嶋 「ダメですよ、もう待てません。」

これからどれ程の快感に襲われるのだろうという恐怖感に、香苗は目に涙を溜めていた。

しかしその一方で、祐二では決して教えてくれない本当のSEXというモノの魅力に惹かれている自分がいる。

香苗はこれから本当の女にされるのだ、この中嶋という男に。

中嶋 「奥さん、自分の膝を手で持っててください……その方が気持ち良いですから。」

香苗 「……。」

もう嫌ともダメとも言わない香苗は、ゆっくりと両手を伸ばし、中嶋に言われた通りに自分の膝を抱えた。

中嶋 「そう……股をいっぱいに広げるように……そうです。」

香苗 「……ん……」

ボロボロにされた理性の糸はもう切れる寸前で、頭の中にいた祐二の姿も、今はボンヤリと霞んで見える。

……ごめん……ごめんね祐二……

そして中嶋は香苗の細い腰をガッシリと両手で掴んで、ゆっくりと腰を動かし始めた。

香苗 「ンッ……ンハァアアア……」

52

ヌチャ……ヌチャ……ヌチャ……

香苗 「ああ……ハァァァ……んん……ああ……」

ゆっくりと長いストロークで腰を前後に動かす中嶋。

中嶋が腰を突き出すたびに、香苗は身体の奥から押し出すように声を吐き出していた。

最初はあまりの圧迫感に少し痛みを感じる程だったが、数分もするとそれはすっかり消え、今では中嶋の太いモノが膣壁を擦るたびに甘い快感だけが全身に広がる。

……膣(なか)でこんなにも感じるなんて……

隣の部屋で中嶋と交わっていた女性達が、あられもない大きな喘ぎ声を出していた気持ちがようやく今分かったような気がする。

一突ききされる度に起きる快感の波が大き過ぎて、声を我慢する事ができない。

香苗 「ンー……ッハア……ん……あっ…ハァ……」

中嶋 「段々と馴染んできたみたいですね、奥さんのマ○コ。」

香苗 「ゥア……ハァ……」

中嶋 「じゃあそろそろ激しくしていきますよ。」

中嶋はそう宣言すると、腰の動きのピッチを徐々に早く、そして激しくしていく。

香苗 「ハァ……え?……あっ……んー……あっあっあっあっ……ああダメェこれ……ああ!」

中嶋 「奥さん、我慢しないで存分に乱れてみてください。そっちの方が気持ちイイですよ。」

我慢せずとも声は出てしまうが、中嶋の言うとおりに開き直れば、自分はきっと乱れ狂ってしまう。

普段清楚に振舞っている香苗が、そこまで自分を解放するのは容易ではない。

それは自分の人格を自ら破壊する行為。女性はそれを本能的に守ろうとするものである。特に香苗のような女性は。

香苗 「アッアッアッ……!ああ……ンッンッンッンッ……!!」

しかし中嶋のSEXは、その理性を守ろうとする女性の防衛本能さえも破壊してしまう程強烈であった。

中嶋はこの瞬間が一番好きなのだ。

理性を保とうとしても保てない。女が自分とのSEXに理性もプライドも破壊され、快感に狂っていく瞬間が。

それが恋人のいる女だったら尚更良い。

恋人を裏切り、自分とのSEXに溺れる女の姿は最高だ。

恋人への罪悪感を感じながらよがり狂う女の表情。

他人のマ○コ程気持ち良いモノはない。

『お前の女はお前の知らない所で俺のSEXに溺れているよ』という相手の男への優越感。

純粋な愛で結ばれた恋人関係を破壊するという行為は、中嶋のサディスティックな心を満足させてくれる。

そしてこの香苗は、そんなサディストである中嶋にとってはこの上なく最高の獲物であるのだ。

結婚という永遠の愛で結ばれているはずの夫婦。

夫との愛を信じて疑わない人妻を自分のモノにした瞬間こそが、中嶋にとっての至高の時なのである。

中嶋は香苗を一目見た時から狙っていた。

この夫に一途で真面目な女の、夫への愛と女としての理性を、完膚なきまでに破壊したいと。

香苗 「アアッ!アッアッアッアッンン……ンッンッンッ……」

香苗は両手で自分の口を塞いで、なんとか漏れてしまう喘ぎ声を我慢しようとしている。

声を出せば出す程、快感が増していってしまうような気がしたからだ。

快楽と欲望に流されながらも、香苗はそんな風にして小さな抵抗を続けていた。それはやはり結婚という特別な関係を持っている女性の本能であるのかもしれない。

中嶋 「はぁはぁ……奥さん、まだ何か我慢しているんですか?」

腰を忙しく動かしながら、中嶋は香苗に問う。

香苗はそんな問いに対し、両手で口を塞いだまま、顔を真っ赤にして首を横に振っていた。

何を否定しているつもりなのか、恐らくこの夫ではない他の男に抱かれているという現実をどうしても受け入れられずにいるのだろう。

香苗 「んっんっんっ……ンッ……ァ…あっあっ……ンッンッ……!」

中嶋の経験上、今まで交わってきた女達はSEXを始めてしまえば皆我を忘れたように快楽に溺れていた。

香苗もそうなるのは時間の問題である事は確かだが、他の女と比べ、ギリギリの所まで理性を捨てまいと我慢しているのは、やはり夫との愛がそれだけ深いという事か。

激しいピストン運動に揺られる香苗の表情をよく見ると、目から涙をポロポロ流し始めている。

自分の価値観、今までの人生、夫との愛が崩れていくのが悲しいのであろう。

強烈な快感と罪悪感が入り交じって、自分でも感情をコントロールできずに、涙を流してしまっているのだ。

だが、それがいい。

……ああ、この泣き顔が最高なんだよ……

我慢したいのなら、我慢すればいい。

我慢すれば我慢する程、女が快楽の世界に堕ちる時の深さは深い。

……メチャクチャにしてやる……あんたの人生、俺のザーメン塗れにしてやるよ……

そんな事を思いながら、中嶋は腰の動きをさらに激しくしていった。

人妻 香苗 2

11

しかし2人からのその提案に、香苗はどうしても乗り気にはなれなかった。

香苗 「ご、ごめん私、明日朝から色々とやらないといけない事あるから……。」

恭子 「朝からって、祐二さんが帰って来るからですか?」

香苗 「う、うん、一応ね……。」

中嶋 「旦那さん想いなんですねぇ、ますます旦那さんが羨ましい。」

香苗 「そんなに大した事ではないんですけどね。」

本当の理由はそれだけではない、中嶋に対して生まれている警戒心が、早く自分の部屋に戻りたいという気持ちにさせていたは確かだった。

恭子 「そうですかぁ、でもまた何時でもできますしね。お隣同士なんだし。」

香苗 「そうね、またいつでもできるわ。」

中嶋 「次はぜひ旦那さんも。」

香苗 「そうですね。」

片付けを終えた頃には時計は0時を回っていた。

帰る香苗を玄関まで見送りに来た中嶋と恭子は仲良さげに肩を寄せ合っていて、まるで新婚の夫婦のよう。

恭子 「今日は美味しい料理ありがとうございました。」

香苗 「いえいえ、こちらこそ美味しいお酒ありがとね。」

中嶋 「奥さん、旦那さんに宜しく言っておいてくださいよ。」

香苗 「はい。今日はホントに楽しかったです、また今度やりましょう。それじゃおやすみなさい。」

恭子 「おやすみなさ?い」

軽い挨拶をして恭子の部屋を出た香苗はすぐ隣、自分達の部屋のドアを開けて中に入っていった。

香苗 「……ふぅ……」

自宅の玄関で香苗は思わず深く息をつく。

香苗はなんだか妙に疲れを感じていた。

久しぶりにお酒に酔っているからだろうか、それとも中嶋にあんな事を言われたからだろうか。

キッチンへ行き、冷蔵庫を開け、ボトルに入った冷えたミネラルウォーターを口に含む。

香苗 「……はぁ……」

アルコールで少し火照った身体がなんだかだるく感じる。

鏡に映っている火照った自分の顔を確認して、熱くなっている頬っぺたを手で触りながら、香苗は中嶋の言葉を思い出していた。

……奥さんも色々と溜まるものもあるでしょう……

……美味そうな身体してるよなぁ……

香苗 「……何言ってるのかしら……あの人……。」

今1人になって冷静に考えてみればみる程、中嶋という男が下品に思えてきた。

あのニヤけた表情。

中嶋に言われた言葉を思い出すだけで、なんだか今まで感じた事のないような変な気分になる。

不快感?嫌悪感?違う、そんなんじゃない。

……なんなのよ……

まだ今日会っただけなのだが、香苗にはどうしてあのような男性が恭子のような真面目な女性と恋仲になれたのか疑問に思えてきていた。

もちろん、ああいった男性が恭子のタイプだというだけの話なのかもしれないが。

香苗に対するセクハラ的な言葉も、もしかして中嶋にとっては日常茶飯事でごく普通の挨拶のようなものなのかもしれない。

それでもあんな事をストレートに男性に言われた事など香苗は今までなかったのだから、驚いてしまっても仕方ないだろう。

そんな事を考えると、何かちょっと、恭子と中嶋が別の世界の人間であるかのように感じてしまう香苗。

同じ男性でも祐二とは全く違う人間性を感じる中嶋、そしてその男を恋人として選んでいる恭子に距離を感じたのだ。

香苗 「恭子さんも、変ってるわよね……。」

そんな事を呟きながら、香苗はミネラルウォーターのボトルを片手に何気なくリビングから窓の外を見た。

香苗 「あらやだ!洗濯物っ!」

ランダに祐二のシャツを干したままにしていた事に気付いた香苗は、思わずそう声を上げ、慌てて窓を開けてベランダに出た。

香苗 「あ?ん、ちょっと湿気吸っちゃったかなぁ……明日もう一度陽に干さないと。」

干されていたシャツの生地を触り、残念そうにそう呟いた香苗は、洗濯物を一度部屋に取りこむために物干し竿から外そうとした。

と、その時だった。

「アッアッ……ンァ……ハァ……ダメ……ハァ……アッアッ……!」

香苗 「……!?」

何処からともなく聞こえてきた、誰かの声。

……ぇ?……

洗濯物を手で掴んだまま動きを止めた香苗は、そのままその場で耳をすましてしまう。

「ァハァ……アンッ…アッアッスゴイ……ああ……」

香苗 「これって……」

その声が女性の喘ぎ声だという事にすぐ気付いた香苗は思わず口に手を当てた。

この喘ぎ声が恐らくあの行為の最中のものである事は、大人の女性である香苗には当然簡単に予想の付く事である。

しかし香苗が驚いている原因はそれだけではない。

それは香苗がその女性の声に聞き覚えがあるという事と、その声は明らかに隣の部屋から聞こえてきていたからだった。

12

恭子さん……

この声質、それに明らかに隣の部屋から聞えてきているという事実に、この声の主が恭子のものである事は明確だった。

隣のベランダとの間にはしっかりとした壁があるので向こうの部屋からこちらの香苗の姿が見えることはないだろう。

しかし香苗はその声が隣の恭子のものだと分かると、反射的にその場に隠れるようにしゃがみ込んだ。

腕に洗濯物を抱えたまま、香苗は先程恭子の部屋で聞いた2人の会話を思い出していた。

……前までは毎日ヤリまくってたのによ、俺が一日3発は出さないと気が済まない事は知ってるだろ?……

……わかった、分かったから、後で、ね?……

中嶋と恭子は恋人同士だ。もちろん、大人の2人がこういった行為をする事は当たり前である。

それを盗み聞きするなんて常識的にやってはいけない事である事は香苗はよく分かっていた。それに恭子は香苗の大事な友達なのだから。

……ダメよ……こんなの聞いてちゃ……

そんな風に考えながらも、香苗はまるで固まってしまったかのようにベランダにしゃがみ込んだまま動けずにいた。

恭子 「ァ……ハァ……アンッ…それダメだって…イヤ…ァ…アッアッ……」

中嶋 「何がダメなんだよ……好きだろこれ?お前すっげぇ感じてんじゃん。」

いつもの落ち着いている恭子とはまるで違う切羽詰まった甘い喘ぎ声。

中嶋の恭子を責める言葉が、なんだかそれを聞いている香苗に妙に臨場感を伝えてくるようだった。

香苗 「……。」

それにしても隣とはいえ、これ程までに声がハッキリ聞こえてきてしまうなんて。

聞えているのは窓越しや壁越しに聞こえるような篭った声じゃない。まるで2人がすぐ隣にいるかのように声がクリアに聞こえるのだ。

……もしかして、窓開けてしてたり…するのかな……

恭子 「ハァ……ァ……チュパ…チュパ……」

粘着質な音と、微かに聞こえるギシギシというベッドの軋む生々しい音が聞こえてくる。

無意識の内にその音を聞く事だけに集中し始めてしまっている香苗。

集中すればする程、声や音は鮮明に聞えてくる。

グチャ…クチャ…ヌチャ…

ハァ……ハァ……

2人の息遣いまで聞えてきそう。

香苗の頭の中にはすでに裸で抱き合う中嶋と恭子の姿が思い浮かんでいた。

ドキドキドキドキドキ……

速まる鼓動。思わず飲み込んだ生唾。

初めて耳にした他人のSEX。

こんな事してたらダメ……そんな風に思いながらも香苗がそれを止める事ができないのには、明確な理由があった。

ただ今はまだ、香苗自身は自分のその気持ちに気付いていない。

無意識の内に香苗の心の奥に芽生えていた気持ち。

それは他人のSEXに対する強い好奇心だった。

香苗 「……。」

ベランダでしゃがみ込み、壁の一点に視線を向け、黙って盗み聞きを続ける香苗。

頭の中は軽いパニックを起こしていて何も考えられない。ただジッと身動きをしないで聞いている。

中嶋 「おら……早くケツこっちに向けろって。」

恭子 「ン?……」

中嶋 「早くしろよっ!」

バチーンッ!!!!!

恭子 「アアッ!!」

香苗 「えっ!?」

突然鳴り響いた何かが叩かれたような大きな音。

それにビックリした香苗は思わず小さく声を上げてしまい、慌てて両手で口を塞いだ。

中嶋 「俺を待たせるなっていつも言ってるだろ?おら、もっとこっちに突き出せって。」

恭子 「ハァハァ……はい……。」

中嶋の乱暴な物言いと、恭子の弱々しい返事。

……暴力……?

……もしかして恭子さん、中嶋さんに暴力を振るわれているの?……

なんとなく隣から伝わってくる様子で、そんな事を想像をしてしまう香苗。

そう考えた瞬間から、香苗は好奇心よりもむしろ恭子の事を心配し始めていた。

……恭子さん、大丈夫かしら……

しかしそんな香苗の恭子を心配する気持ちはすぐに打ち消される事になる。

恭子 「アッ……ハァアアア……」

中嶋 「好きなんだろ?これが。」

恭子 「アアア……ハァァ……ンァ…スゴイ……奥まで…アア……」

……恭子…さん……?

そして香苗は気付く。
恭子が上げていた声は、痛さや辛さから出ている声などではなく、悦びから出ている声だという事に。

ギシッギシッギシッギシッ……!!!

中嶋 「お前も溜まってたんだろ!?オラァ!好きなだけイケよ!」

恭子 「ハァアアア!!!アッアッアッアッンァ……!!!」

2人の行為が盛り上がり始めると、香苗は再び胸の鼓動が速くなるのを感じ、さらに自身の身体の中心がカァっと熱くなっていくのを感じた。

13

頭の中をグラグラと揺らされているような気分だった。

パンッパンッパンッ……!と柔らかな肌がぶつかる音と、激しくベッドが軋む音。

恭子 「アアアハァァン!アッアッアッンーーー……ァアッアッアッ……」

恭子の切羽詰りながらも、どこか悦楽に浸っているかのような喘ぎ声。

激しい性交音を聞く事だけに集中してしまっている香苗は、まるで自分が身体を激しく揺らされているような感覚を覚える程に、中嶋に責められる恭子にシンクロしていた。

香苗 「ハア…………ゴク…………」

半開きになった口、いつの間にか乱れている呼吸。

そんな事にも自分で気付かない程に、香苗は他人のSEXを盗み聞きする事にのめり込んでいった。

恭子 「ハァァ……アッアッアッ…ダメ…もうダメェ…ンッンッンッ!」

恭子が徐々に興奮を高めていっているのが分かる。

……こんなにも声をあげて……

香苗は結婚はしている訳だし、当然SEXは経験している。だから他の多くの人々が知っているSEXを、自身も知っていると思っていた。

新婚ではないが、まだ結婚して数年、夫婦の性生活も決してセックスレスなどではないし、夫・祐二との抱き締められながらの愛情あるSEXに、香苗は満足感を得ていたし、不満などなかった。

しかし、今耳に届いている恭子のあられもない喘ぎ声は、そんな香苗にカルチャーショックを与えていた。

なぜなら、香苗はSEXの時にそんな風に声を上げた事がなかったからだ。

我を忘れているかのような喘ぎ声。理性も何もかもを無くしているかのような喘ぎ声。

それに、このベッドの軋む音、息遣い、パンッパンッパンッ!と肌がぶつかる音。
その全てが激しいもので、今隣の部屋で行われている男女の性行為が、香苗が今まで経験してきたSEXと同じものだとはとても思えなかった。

……SEXってこんなに激しいものだったの……?

まるで未知の世界を覗き見、いや、盗み聞きしているかのようだった。

恭子 「ハァァアッアッンッンッ……!」

ギシギシギシギシッ……!!!

恭子 「アッアッ…ンーー……アッアッイクッ……イクッ……ンァアアッ!!」

……

香苗 「……。」

ベッドの軋む音が止み、恭子の荒い息遣いだけが聞こえる。

恭子 「ハァ……ハァ……ン……ハァ……」

恭子の口から漏れた?イク?という声。香苗にはその?イク?という意味に心当たりがあった。

絶頂……

女性の身体が性的快感の頂に達した時にそれを経験するという事は、香苗も知識としてはもちろん知っていた。
そう、知識としてだけは。

絶頂という感覚がどういったものなのか、まだハッキリとは知らない香苗は、自分がその絶頂を経験した事があるのかないのか、それさえもよく分からなかったのだ。

しかし恭子の反応を聞いていると、恐らく自分はそれを経験した事がないのだろうと、香苗は思った。

恭子 「ハァ……もう……やっぱり英治凄いよぉ…ハァ…」

中嶋 「へへッ、また派手にイッたなぁ恭子ぉ、隣まで聞えてたんじゃないか?お前声出し過ぎなんだよ。」

恭子 「ハァ……だって……我慢できないんだもん……あっ!やだぁ窓開いてるじゃない!」

そんな恭子の慌てたような声の後に窓が閉まる音がして、恭子達の声は聞こえなくなってしまった。

香苗 「……。」

香苗は集中して耳をすましてみたが、2人の声はやはり聞こえない。

代わりに静まり返った夜の街から救急車の走る音が聞こえる。

……や、やだ…私、何やってるのかしら……

2人の声が聞こえなくなった事でやっと我に返った香苗は、1つ深呼吸をしてから、しゃがんでいた体勢からゆっくりと立ち上がった。ずっとベランダでしゃがんでいたから、脚が少し痺れている。

まだドキドキと胸の鼓動が高鳴り続けていて、身体もまだ熱を帯びたままだ。もちろんそれは今日飲んだお酒の影響だけではない。

香苗は洗濯物を抱えて、そっと足音を立てないように意識してゆっくりと自室へと入っていき、そして窓も同様に音をたてないようにそっと閉めた。

香苗 「はぁ……」

リビングのソファの上に洗濯物を置くと、香苗はため息と共にソファの空いている場所に腰を下ろした。

香苗 「はぁ……なんか疲れたぁ……」

久しぶりのお酒、そして先程の非日常的な体験。気疲れなのか、香苗はグッタリとソファの背にもたれた。

……すごいの…聞いちゃったなぁ……

恭子の喘ぎ声はまだ鮮明に香苗の頭の中に残っている。

『ンーー……アッアッイクッ……イクッ……ンァアアッ!!』

香苗 「あ?ダメダメ、忘れよっ。」

香苗は頭を横に振りながらそう呟くと、ソファから立ち上がり、汗を流すためにお風呂場へと向かった。

……他人の生活を盗み聞きするなんて…何やってるのよ私ったら…忘れないと……忘れないとダメだわ……

そうもう一度自分に言い聞かせる香苗。

しかし、人間は一度頭の中に入ってしまった刺激的な体験を、そう簡単には忘れる事はできない。

そして今日のこの体験が、香苗の中の何かを狂わせ始める事になるのであった。

14

祐二 「それで?昨日はどうだったんだ?」

香苗 「……え?」

祐二 「昨日の食事会の事だよ、来たんだろ?恭子さんの彼氏も。」

翌朝、徹夜の仕事から帰ってきた祐二は、香苗が用意しておいた朝食を取りながらそう聞いてきた。

香苗 「うん……まぁ、楽しかったわよ。」

祐二 「ん?なんだよ、楽しかったって言う割には浮かない顔してるなぁ。恭子さんの彼氏はどんな人だったんだ?」

香苗 「う?ん…それがねぇ、ちょっと想像と違ったんだよねぇ。」

祐二 「へぇ、どう違ったわけ?」

香苗 「なんて言うかなぁ、こう真面目で堅そうな感じじゃなくて、どちらかと言うと活発でスポーツマンタイプ?みたいな感じだったのよ。」

祐二 「ふーん……いいじゃないか、真面目な恭子さんの相手ならそういう人の方が結構お似合いなんじゃないか?」

香苗 「ん?でもなんかねぇ……。」

活発でスポーツマンタイプというだけならそのイメージは良いはずなのだが、あのセクハラ紛い言葉やイヤらしい視線を向けてくる男性としてのイメージがある香苗は、中嶋に対する印象は決して良くない。

しかし香苗は自分が中嶋にセクハラ紛いの言葉を掛けられた事を、なぜか祐二には言えないでいた。

祐二 「仕事は?仕事は何してるって?」

香苗 「え?えーっと……確か株のトレーダーをしてるって。」

祐二 「トレーダー?企業の資産運用とかの?」

香苗 「ううん、個人でやってるんですって。」

祐二 「はぁ?個人で株のトレーダーって、株で生活してるって事か?」

香苗 「う?ん、たぶんそういう事じゃないかなぁ。」

祐二 「それは珍しいなぁ……珍しいっていうか普通じゃないよな、そんなのギャンブルみたいなモノだろ?」

香苗 「私もそう思ったけど、それで暮らしていけるのかしらねぇ。」

祐二 「なんか意外だなぁ、恭子さんがそういう生活してる人と付き合ってるなんて。」

香苗 「うん、意外だよね……。」

仕事は何かと聞かれて?株で生活してます?なんて、一般的にあまり良い印象はない。
昨日は仕事の話をそれ程深くまで聞かなかったが、その事も香苗が中嶋に対して疑念を抱く要因になっている事は確かだった。

香苗 「旦那さんに宜しくって言ってたわ。今度は4人で飲みましょうって。」

祐二 「あぁ、まぁ俺としては会って見ないとどんな人か分からないし。あ?でも俺仕事忙しくなりそうだからしばらくは無理かもなぁ。」

祐二の話では、職場で少し厄介な事が起きて、しばらく残業や出張が多くなりそうだという事だった。

近頃責任ある役職についたばかりの祐二。やっと仕事にも脂がのってきて、男としては忙しいけれども働き甲斐のある時期でもあった。

香苗 「そっかぁ…でも無理しないでね祐二。」

祐二 「ハハッ大丈夫だって、まだまだこのマンションのローンもあるしな、頑張り時さ。」

香苗 「昨日の夜ご飯はコンビニでしょ?これから残業長引きそうな時はお弁当作るから言ってね、栄養ある物食べないと。」

祐二 「あぁ、ありがとう……なんだか妙に優しいなぁ香苗、何かあった?」

香苗 「べ、別に私は主婦の仕事をちゃんとしたいだけよ、祐二にはいつも働いてもらってるんだし。」

実は香苗は普段あまり表には出さないが、仕事で頑張っている祐二に対して、自分の事で心配を掛けないように心掛けていたりした。それが夫を支える妻としての正しい姿勢だと思っていたからだ。

だから香苗は結婚してからは、少々の悩みなどは自分の中に閉じ込めて1人で消化していたり、少しばかり体調が悪くても祐二には気付かれないように笑顔を作っていたりしていた。

そのため一度だけ、香苗が風邪を患っていた時に、祐二にそれを隠して無理に家事をしていたためにダウンしてしまった事があり、その時は祐二に凄く怒られた。夫婦なんだから変な気は使わなくていいと。

そういうところは香苗の長所でもあり短所でもあるのだが、ある意味それが根は優しくて真面目な香苗らしい所でもあった。

香苗 「祐二、少し睡眠摂った方がいいんじゃない?寝てないんでしょ?」

祐二 「あぁ、そうだな、もう眠いわ。香苗はいいのか?昨日は遅かったんだろ?」

香苗 「え?わ、私は大丈夫よ!昨日は結局祐二と電話した後すぐにお開きになったし。」

正直に言えば香苗も眠かった。

実は昨日はベッドに入ってからも殆ど眠れなかった香苗。

その理由は、とても香苗の口から祐二に言えるようなものではない。

そう……昨日ベランダで隣の音を盗み聞きをした後、どうしようもなく熱くなってしまっていた身体を香苗は、ベッドの中で自分で慰めていたのだ。

香苗にとっては久しぶりの自慰行為であった。

思い出すだけで、香苗の頬はポッとピンク色に染まる。

祐二 「ん?どうしたんだ香苗?顔赤いけど。」

香苗 「……え?ううん!なんでもないよっ。」

恥ずかしい……余計な心配を掛けたくない……いや、それ以前の問題として香苗がそれを祐二に言える訳がないのだ。

なぜなら香苗は昨日の夜、祐二以外の男性の事を考えながら自分を慰めてしまったのだから。

15

香苗 「……はぁ……」

香苗はため息混じりに頭を抱えていた。

昨日の出来事がどうしても頭から離れない。それに昨夜ベッドの中で1人でした事も。

愛する夫以外の男性を想像しながらしてしまった事への罪悪感も香苗を悩ませていた。

非日常的な体験・記憶から早く脱したいと思っていても、ふと気付いた時には昨日中嶋に言われた事やベランダで盗み聞きした時の事を考えてしまっている。

それ程に昨日の体験は香苗にとって衝撃的で刺激的な出来事として記憶に刻み込まれてしまっていたのだ。

……時間が経てばきっと忘れる事ができる……でも、なるべく早く忘れたい…いいえ、早くこんな事忘れないといけないわ……

そんな事を考えながら香苗は日常通りの家事を続けていた。

しかし家事をする事で気を紛らわそうとしても、やはりあの記憶は頭から簡単には離れてくれない。

夜、祐二と2人で使っているベッドに入った香苗は、何かを求めるようにして横にいる祐二に身体を寄り添わせた。

祐二の仕事が特に忙しくなってからはめっきり少なくなっていた夫婦の夜の営み。

祐二が疲れているのは分かっていたが、今の香苗にはどうしても肌で感じる祐二の愛情が必要だったのだ。

香苗 「ねぇ祐二……」

横で寝ている祐二の肩を指先でツンツンと突く香苗。

祐二 「……ん?何?」

祐二がそれに反応して香苗の方に顔を向けると、香苗は少し甘えるようにして布団の中で祐二に抱きついた。

祐二 「珍しいな、香苗の方からなんて。」

香苗 「もぅ……恥ずかしいからそんな事言わないでよ。」

祐二 「そういえば最近してなかったもんな。」

香苗 「……ウン…。」

香苗のささやかな求めに応じるようにして祐二は香苗にキスをした。

香苗 「ン……ハァ……」

久しぶりに感じる夫・祐二の味。

キスをされた瞬間から、香苗は身体の奥から熱い興奮が込み上げてくるのを感じた。

ハァ……ハァ……ハァ……

自然と荒くなる呼吸。

香苗 「ン……ァ……祐二…ハァ……」

祐二の手が身体に優しく触れてくる。そして香苗の方からも手を祐二の肌着の中に入れてみる。

素肌から感じる祐二の温かい体温。心臓の鼓動。祐二の身体を弄るように手を動かす果苗。

祐二 「ハァ……今日はいつになく積極的だな?何かあったのか?」

香苗 「ン…ハァ……ううん…別に…ン……」

祐二の愛で忘れさせて欲しかった。

香苗の中にある、祐二以外の男を想像してしまったという記憶を。

香苗の中に入り込んできたあの男。

好きでも何でも無いはずの、いや、寧ろ警戒感さえ抱いている男に抱かれるところを想像してしまった事。

そう……まだ一度しか会っていないあの中嶋に抱かれるところを想像してしまった記憶を、香苗は祐二の愛で打ち消してもらいたかったのである。

香苗 「ァァ……祐二…ハァ…好き……愛してる…ハァ……」

布団の中で生まれたままの姿になった2人は、お互いの愛を確かめるように肌と肌を合わせた。

そして祐二の手はゆっくりと香苗の大事な部分へと流れていく。

香苗 「……ァン……」

祐二 「ハァ……香苗…凄い濡れてる……」

香苗 「イヤ……言わないで……」

祐二の言うとおり、今日の香苗の興奮はいつもより数倍大きなものであった。

こんなにも男の人を、祐二を欲しいと思ったのは初めてかもしれない。

恋人、夫婦として今まで何度も身体を重ねてきた事のある祐二、そして香苗自身でさえも、香苗はこういった性的な事には淡白な方だと思っていた。

もちろん男女の関係において大事な事だという認識はあったが、正直自分から求める程好きではなかったというか、生活の中で優先順位がそれ程高いものではなかったというのが、香苗の本心だった。

しかし今の香苗は違う。

こんなにも身体が疼くのはどうしてだろう……。

香苗 「ハァ……祐二……早く…ハァ……」

殆ど愛撫の必要がない程に濡れていた香苗の秘部は、すでに祐二のモノを欲していた。

祐二もいつもとは違う、香苗の火照った表情に興奮を掻き立てられる。

香苗の潤んだ目が自分を欲してくれている。

こんなに欲情している香苗を見るのは初めてかもしれない。

祐二 「香苗…ハァ……入れるぞ?」

香苗 「……ウン…」

ストレスの多い最近の生活の中ではなかったくらいに固く勃起した祐二のペニス、その先端が香苗の濡れた秘裂に当てられる。

そして祐二はゆっくりと腰を前に進めた。

香苗 「……ン……ァァ……」

自分の身体の中に祐二が入ってくるのを感じると同時に、香苗は祐二の愛に身体が満たされていくような幸せを感じたのであった。

16

祐二は隣でグッスリと眠りについている。やはり仕事で疲れが溜まっているのか少しイビキも掻いているようだ。

香苗 「……」

もう時計が0時を回ってから大分経っていて、すっかり夜中だ。

香苗もいつもなら疾うに寝ている時間帯である。

……どうしよう…寝れないわ……

子供の頃から大人になるまで、両親の教育のお陰か至って健康的な生活を送ってきていた香苗。

夜更かしなどはなるべくしないようにしていたし、規則正しい生活で夜眠れなくなる事なんて殆ど無かった。

それが昨日に引き続き今日もこんなに眠れなくなってしまうなんて、香苗にとっては珍しい事であった。

そうだ……香苗は昨日も同じように寝れなかったのだ。

身体の中に溜まっていたモヤモヤとしたモノがどうしても解消できなくて。

そして今香苗が眠れない原因も、実は昨日と同じであった。

香苗 「……はァ……」

隣で祐二が眠るベッドを抜け出した香苗は、リビングで温かいお茶を入れて口に含んだ。

……どうしてなの?……・

寝間着の上から自分の下腹部にそっと手を当てる香苗。

香苗は自分自身の身体に戸惑いを感じていた。

……さっき祐二としたばかりなのに……

そう、先程祐二と性的交わりを終えたばかりだというのに、未だに香苗の身体にはモヤモヤとしたモノが残っていたのだ。

いや、今やモヤモヤなんて生易しいモノではない。

それは昨日よりも、そして今日祐二と交わる前よりも酷くなっていたのだ。

身体が疼いて疼いてたまらない。

思わずテーブルの下で腿と腿をすり合わせてしまう香苗。

……イヤ…どうして……

祐二とのSEXに幸せを感じていたのに、満足感を感じていたはずなのに、香苗の身体はまだまだ足りないと言わんばかりに疼いている。

香苗 「……ハァ……」

どうして?と、心の中で自問する香苗であったが、それは決して香苗の本心ではなかった。

本当は心の奥にある気持ち、香苗の本心はその答えを何の疑いもなく知っている。

香苗は…もっと多くの性的快感を欲していたのだ。

そして香苗は今、逃れようのない現実にぶつかっている。

?自分は、いや、自分の身体は祐二とのSEXに満足していないと?

香苗は今、女性の身体に生まれて初めて感じているのであった。性的な欲求不満というものを。

香苗 「……ダメ……」

香苗は思わず首を横に振った。

認めたくなかったのだ、そんな風に夫のSEXに不満を抱き、身体を発情させている自分を。

そして香苗は今心の中で闘っていた。

どうしようもない程に自身の股間に手を伸ばしたくなっている自分と。

香苗 「……ァァ……」

自分の意思とは関係なく、頭の中に淫らな妄想が勝手に拡がっていく。

……イヤ……ダメよ…ダメ……

拒否すればする程、駄目だ駄目だと自分に言い聞かせる程、なぜかそれはエスカレートしていってしまう。

香苗の脳内に拡がっていく妄想は徐々に鮮明な映像に変わっていく。

そしてその映像の中に今ハッキリと1人の男の姿が現れたのであった。

香苗 「……ゴクッ……」

その瞬間思わず生唾を飲み込んだ香苗。

香苗の頭の中に現れた男、それはもちろん夫の祐二ではない。

祐二よりも大きく逞しい肉体、あのイヤらしい目付き、言葉……何かは分からないが、明らかに同じ男性でも祐二からは感じない何かを持っているあの男。

そう……それは中嶋だ。

中嶋が頭の中で香苗に声を掛けてくる。

中嶋 『どうしたんですか奥さん、そんな顔して……』

香苗 『ぇ……?』

中嶋 『へへっ……惚けたって俺にはすぐに分かるんですよ、奥さんが今何を考えているのか。』

香苗 『な…何を言ってるんですか……』

中嶋 『奥さん…ホントは凄くエッチなんでしょ?俺奥さんの顔を一目見た瞬間に分かりましたよ。あ?この女エロいだろうなぁ……飢えてるんだろうなぁ……てさ。』

香苗 『……イヤ……』

中嶋 『奥さん正直に言ってくださいよ、いつも我慢してたんでしょ?旦那との退屈なSEXに』

香苗 『……そんな事……』

中嶋 『ほら、今だって顔に分かりやすく書いてあるじゃないですか。?私は欲求不満な女です?ってさ。』

香苗 『……』

中嶋 『いいんですよ奥さん、俺の前では本性を剥き出しにして淫らになっても。』

香苗 『……中嶋さん……』

中嶋 『ほら…我慢しなくていいんです。』

香苗 『……ン……』

中嶋 『そう、手を奥さんの一番エッチな所へ……思う存分気持ち良くなればいいんです。』

香苗 『ハァ……ァァ……』

香苗は妄想の中にいる中嶋の指示通りに自ら手を寝間着の中、疼いて疼いて仕方ない秘部へと持っていってしまう。

……もう……ダメ……我慢できない……

クチュッ……

指先に感じた湿った感覚、香苗のアソコは自分でも信じられない程濡れていた。

その原因が今香苗の頭の中にいる男の存在にあるという事は、香苗自身も疑いようの無い事実であった。

香苗の身体は中嶋に濡らされていたのだ。

17

……ハァ……こんなに……

自分の愛液に濡れた指先を火照った表情で見つめる香苗。

そしてゆっくりと目を閉じ、再びその手を下へと移動させる。

明かりを消し薄暗くなったリビングのソファで、香苗は本格的な自慰行為を始めたのだ。

香苗 「……ン……ァ……ハァ……」

夜中のリビングに小さく響く、香苗の湿った声と息遣い。

中嶋 『そうです奥さん…ほら、空いてる方の手で胸も揉んでみたらどうです?俺に激しく揉まれるところを想像してみてくださいよ。』

妄想の中で耳元に囁いてくる中嶋の言うとおりに、香苗は片方の手を自身の胸の膨らみへと移動させる。

寝間着のボタンを外し、乳房を露出させると、先程祐二の前で裸になった時とは違う興奮を感じた。

それはここがリビングだからなのか、それとも妄想の中に中嶋が居るからなのかは分からない。

香苗 「……ンッ……」

白く柔らかな乳房をゆっくりと揉み始める香苗。

中嶋 『乳首も……勃起させるともっと気持ちよくなりますよ。』

香苗 「ン…ハァ……」

乳首を人差し指と親指で摘まんだり転がしてみたり、すると香苗の乳首はあっという間に固くなり勃起する。

胸と股間にそれぞれ手を伸ばし、淫らに性感帯を刺激する人妻。

夜中の薄暗いリビングで発情したメスの姿を露わにした人妻。

香苗 「ァ……ン……ハァ……」

愛液が付着しヌルヌルと滑りのよくなった指で特に敏感な陰核を刺激してみる。

香苗 「…アッ……」

触った瞬間、香苗の口から思わず声が漏れる。

香苗の自慰行為は主にその陰核への刺激によるものだった。

自分の身体の中で一番はっきりとした快感を感じられる場所であるクリ○リス。

香苗はそこを集中的に刺激し続ける。

香苗 「ン……ァ……ン……ン……」

中嶋 『へぇ?奥さん、クリが好きなんですかぁ、ヒクヒクしますよ?イキそうなんですか?』

イキそう……?

香苗は昨日聞いてしまった恭子の喘ぎ声を思い出した。

……アッアッ…ンーー……アッアッイクッ……イクッ……ンァアアッ!!……

あんなに切羽詰った声。いや、あんなに気持ち良さそうな声を上げていた恭子。

香苗は今までの人生で性的な快感絶頂を経験した事がなかった。

それは高校時代に初めて覚えた自慰行為でも、そして今まで付き合った恋人や今の夫・祐二とのSEXでも。

……イクのってどんな感じなんだろう…そんなに気持ちイイの……?

今までの自慰行為でも身体が熱くなって、何かが近づいてくる感覚はあった。

でもなんだかそれを迎えてしまう事が、頂に達してしまう事が怖くていつもできなかった。

中嶋 『イッた事がないんですか奥さん、では今日はイクところまで刺激してみましょう。』

香苗 「ハァ……ァァ……」

中嶋 『怖くないですから大丈夫ですよ、凄く気持ちいいですから。』

香苗 「……ん……」

中嶋 『ほら、手をもっと激しく動かして、乳首も少し痛いくらいに摘んで…そうです…イクまで止めちゃいけませんよ。』

香苗は妄想の中の中嶋に煽られながら、自分の身体を刺激する手をより激しく、より淫らにしていく。

身体がどんどん熱くなっていくのが、そしてあの頂が近づいてくるのが、今まで経験した事がないにもかかわらず本能的に分かる気がする。

香苗 「ン……ァ……ハァ……アッ…ン……」

寝室に祐二がいる事も忘れて、快感に浸る香苗。

夢中になっているのだろう。ソファの上で乳房を曝け出し、股も普段の香苗では考えられない程だらしなく開いている。

今自分がどれだけ淫らな格好をしているのか、香苗は気付いていない。

中嶋 『……イヤらしいですねぇ奥さん……』

ピチャピチャピチャ……

香苗 「ハァ…ンン…ン…ンー……」

ついには大量に溢れ出した愛液が指の動きに合わせて音を立て始めた。

そんなイヤらしい粘着質な音も、今の香苗にとっては興奮の材料にしかならない。

無意識の内にわざと音が鳴るように指を動かしている自分がいる。

ピチャピチャピチャ……

香苗 「ああ……ハァッ……ハァ……ンン……」

気持ちが高ぶり、声も自然と大きくなっていく。

中嶋 『もうイキそうなんですね?指は止めないで、そのままイってしまいましょう。ほら、さらに激しくして……もっとです、もっと激しく。』

香苗 「ああ……ハァン……アッアッ…ンーー…」

絶頂はもう目の前まで来ている。

初めての経験という恐怖から、一瞬指を止めてしまいそうになった香苗だったが、なぜか頭の中の中嶋の声に従ってしまう香苗は指を止める事ができない。

……ああ……もうダメ……もうダメッ……

ソファの上で目を閉じたまま身体を仰け反らせるようにして顔を天井に向ける香苗。

気持ちよすぎる快感がもうその決壊を向かえそうだ。

中嶋 『イキそうでしょ?イキそうなんだろ奥さん?イク時はイクって言うんですよ、昨日の恭子のように……言えばさらに気持ちいいですから……さぁ、思う存分イってください。』

クチュクチュクチュチュクチュ……!

香苗 「アア……ンッンッンッ…ハァァァ!」

身体の奥から吐き出すような喘ぎ声がリビングに響く。

ジェットコースターで一番高い所へ到達し、そこからグワンッと身体が一気に真下へ向かっていくような感覚だった。

身体をさらに仰け反らせ、ソファから腰を大きく浮かせる香苗。

そしてついに、

香苗 「ハァァンッンッンッ……ああ!……イッ……イクッ……アンッ!……」

ビクビクビクビクビクン……!!!!!

真っ白になる脳内、震える身体、痺れる感覚、そして…信じられない程甘い快感が香苗の全身に広がる。

こうして香苗は、妄想の中の中嶋に誘導されるようにして、人生初の快感絶頂を迎えたのであった。

18

祐二 「じゃあ、行って来るわ。」

香苗 「うん、いってらっしゃい。」

朝、仕事に向かう祐二をいつも通りに見送った香苗。

笑顔で見送ったものの、祐二が出て行くと香苗はすぐさまその場で欠伸(あくび)をしてしまった。

完全に睡眠不足だ。2日続けての夜更かしが原因である。

香苗 「……はぁ……」

そして欠伸をしたかと思えば、今度は深いため息が口から漏れる。

キッチンに戻って朝食で使った食器を洗いながら、香苗は同じようなため息を何度も出していた。

その原因はやはり、昨日夜中に自分がしてしまった事だ。

夜中に1人でリビングでした自慰行為。

昨日はなぜか信じられない程興奮している自分がいて、女性として初めての快感絶頂も体験してしまった。しかも夫・祐二とのSEXの後にだ。

身体の中心を突き抜けるような刺激的な快感。

これがイクという事なんだと、その女性だけが経験できる快楽に悦びを感じている自分がいて、そして素直にイク事は気持ちイイのだと全身をもって感じた。

絶頂の余韻に身体を震わせながらそんな事を本能的に感じていた香苗。

しかし、その後に香苗を襲ってきたのは強烈な罪悪感と後悔だった。

香苗は真面目な女性だ。

妄想の中とはいえ、祐二を裏切ってしまった自分が許せなった。

香苗は妄想の中であの男、中嶋の声によって人生初の快感絶頂へと導かれたのだから。

夫以外の男性に性的な感情を抱いてしまった自分が情けない。

自分はそんなにだらしない女だったのかと、心の中で強く自分を責めた。

その後しばらくソファの上で泣き続けた後、香苗は祐二がいるベッドの中に戻った訳だが、仕事に疲れてグッスリ眠っている祐二の顔を見ると余計に辛かったし、今朝の祐二が仕事へ向かう姿を見るのも辛かった。

……祐二は一生懸命私のため、家族のために頑張ってくれているのに……

そんな強い罪悪感と後悔を感じる中で、香苗は強く心に決めるのであった。

もうあんな裏切り行為はしたくない、いや、絶対にしない。

心の中だけでも他の男性の事を考えるなんて、そんな事はもう二度とあってはいけない。

……私は祐二の妻で、祐二は私を愛してくれてるし、私も祐二を愛してるんだから……

祐二を愛してる……それは香苗の心に確かにある揺ぎ無い気持ち。

それを再確認した上で、罪悪感や後悔が大きかった分、香苗のその決意は固いものであった。

そう……少なくともこの時は香苗の決意は相当に固いものであったのだ……この時は……。

朝の洗濯という仕事を終えた香苗は少し仮眠を取る事にした。

昼間から寝てしまうような主婦にはなりたくないと思っていた香苗だったが、今日は別だ。

少しでも睡眠をとらないと晩御飯の仕度にも支障がでそうだし、今日は食材の買出しや祐二に頼まれている銀行の手続きにも行かないといけない。

こうやってまた家事に集中できる生活が戻ればあんな事はきっとすぐに忘れられる。香苗はそう考えて気持ちを切り替える事にした。

お隣でせっかく友達になれた恭子だったが、もし次に中嶋が来るような機会にはしばらく参加しないでおこうと思った。

中嶋という男をそんな風に変に意識する事自体間違っているような気もしたが、よくよく考えてみればみる程、やはり香苗は元々あんな風にセクハラ紛いの言葉を女性に対して平気で掛けてくる男性が好きではなかった。

祐二もしばらく仕事で忙しいと言っていたし、恭子だって同じように忙しいだろう。どうせそんな機会しばらく無いとは思うが、もし誘われてもやんわり断ればいい。

そんな風に自分の中で考えをまとめ、ある程度気持ちを落ち着かせる事に成功した香苗は、目覚まし時計をセットして仮眠のためベッドに入った。

……大丈夫、すぐに忘れられるわ…ううん、もう気にしてないんだから……元に戻ろう……

ベッドの中で目を閉じ、そう何度も自分に言い聞かせる事で安心できたのか、香苗はすぐに眠りの世界へと落ちていった。

安心という感情は良質な睡眠のために絶対に必要なもの。

大きな後悔から、なんとかある種の安心を生み出す事ができた香苗は、気持ちよく眠りの世界に浸っていた。

しかしこの後、香苗は思わぬ形で眼を覚ます事になる。

19

「え?スゴ?イ!ホントにいい部屋じゃん!」

「だろ?ここ昼間は俺の自由に使えるからよ。」

微かに聞こえる、男女の声。

せっかくよく眠っていたのに、どうしてこんなに小さな声が耳に入ってきてしまうのだろう。

「いいなぁ私もこんな部屋に住んでみた?い。」

「ハハッだったら金持ってる男でも捕まえるんだな。」

どこかで聞いた事のある声。

香苗 「……」

まだ半分眠りの中、ボンヤリとした頭で香苗はその声が誰のものかを思い出そうとしていた。

……祐二……じゃない……祐二の声はもっと安心できる声だもの……

……じゃあ誰なの?……何……この感じ……

なぜかこの微かに聞こえる声に集中してしまう香苗。

香苗 「……ん……」

そして香苗はその気に掛かる声のせいでついに目を覚ましてしまう。

そっと目を開け、ベッドから顔を上げる香苗。

時計を見るとまだ昼前、あと1時間くらいは眠っている予定だったのに。

「へぇ?その人トミタで働いてるんだぁ、じゃあエリート?よくそんな人をモノにできたね。」

「そういう女程普段から色々と我慢して溜め込んでるからな。金持ってるだけじゃなくてそいつ結構いい身体してるしよ、最近の女の中じゃ1番だな。」

「え?じゃあ私はぁ?ていうか英治って最低な男ね、フフッ……」

声は微かに窓の外の方から聞こえる。

香苗 「……中嶋さんの……声…?」

隣のベランダで話をしているのか、それとも窓を開けたまま大声で話しているのか。このマンションはそんなに壁が薄くはないのだから。

声は中嶋のものともう1人、女性の声が聞こえるが、それは声質からして明らかに恭子のものではないように思えた。

……恭子さんは仕事のはずなのに、どうして中嶋さんがいるの……

そんな事を考えながらゆっくりとベッドから起きて寝室からリビングの窓の近くまで歩いていく香苗。

無意識の内にもっとその声がハッキリと聞こえる場所へと向かってしまう。

……この女性の声……誰なの?

初めて聞く声だし、それにその言葉使いなどから考えると随分と若い女性なのではないかと香苗は思った。

香苗 「……。」

香苗は窓の鍵をゆっくりと下ろして、窓を音がしないようにそっと数cmほど開けた。

寝る前にもう中嶋の事は気にしないようにと心に決めていたはずだったのに、まだ眠りから覚めたばかりの香苗は、ボンヤリとしたままそんな事は考えいなかったのかもしれない。
ただ、なんとなくこの女性の声が気になっていたのだ。

窓を開けた事で声はよりハッキリと聞こえるようになった。

中嶋 「まぁ正直恭子にも最近飽きてきたけどなぁ、でもアイツ金持ってるからなかなか捨てれねぇんだわ。」

「フフッ…ホント悪い人。」

中嶋 「へへ……でもそんなお前も俺に夢中なんだろ?」

「自惚れないでよ、英治とはこっちだけ……」

中嶋 「そんなに俺のコレが好きか?」

「……うん……」

中嶋 「彼氏のよりもか?」

「……うん……だって、英治って凄過ぎるんだもん。」

中嶋 「今までの男達と比べてもか?」

「うん…ダントツで……だから……ねぇ…」

中嶋 「おいおい、もう我慢できねぇのかよ、仕方ねぇなぁ。」

いつの間にか先日と同じように隣から聞えてくる声を盗み聞きしてしまっている香苗。

窓の近くにしゃがみ込んで耳を少し開けた窓の外へと向けている。

胸がドキドキと高鳴って、先日の記憶が蘇ってくるようだった。

……何…してるの…恭子さんの部屋で……

「うん……我慢できないよ…だって英治とは久しぶりだし……」

中嶋 「ずっと彼氏ので我慢してたのか?」

「もぅ……彼氏の事は言わないで……」

中嶋 「俺の代わりをできる奴はそうはいないからなぁ。」

「……なんかもう別れようかぁって最近思ってるし……」

中嶋 「SEXに満足できないから別れますってか?エロい女だなぁお前も。」

「……だってぇ……」

中嶋 「フッ…でも別れるなよ、これは俺の命令だ。人の女じゃないとあんまり興奮しないんだわ俺。」

「もぅ……ホント変態だよね、英治って……」

中嶋のその言葉を聞いて香苗は胸をつかれたような思いになった。

香苗 「……」

……人の女……

自分の事を言われた訳でもないのに、香苗がその言葉に反応してしまうのは、『人の女』という条件に既婚者である自分は該当してしまっているからかもしれない。

20

少し静かになって隣の雰囲気が一気に変わった事が分かった。

「ン……ァ……ン……」

微かに聞こえる女性の吐息。

男女2人が何かを始めた事は確かであったし、何を始めたのかは容易に想像できる。

香苗 「……ゴクッ……」

思わず生唾を飲み込む。

先日と同じように、またも隣の部屋の世界へとのめり込みそうになる香苗。

しかしふとした瞬間、香苗は一瞬我に返った。

……はっ……わ、私……何やってるのよ…またこんな盗み聞きみたいな事……

自分がしている他人の生活を盗み聞くという普段では考えられない異常な行動に、香苗は今再び気付いたのだ。

……ダメ……ダメよ……

香苗は何度も頭を横に振り、心の中で自分にそう言い聞かせると、そっと立ち上がり開けていた窓をゆっくりと閉めた。

窓を閉めたら殆ど声は聞こえなくなったが、よーく耳をすますと微かに聞こえるような気もする。

……もう気にしないって決めたんだから……騒音って程うるさい訳でもないし……気にしなければ聞えないはずよ……

部屋の時計を見ると、もう買い物に出掛ける予定の時間だ。

香苗はお茶を一杯飲み落ち着きを取り戻すと、出掛ける準備を始めるのであった。

香苗 「中嶋さんってやっぱりああいう人だったのね、他の女の人を恭子さんの部屋に連れ込むなんて最低だわ。」

車を運転しながら運転席で香苗はブツブツと独り言を呟いていた。

それにその様子はどこか怒っているようにも見える。

香苗 「それに恭子さんが可哀相だわ……あんな……」

?でもアイツ金持ってるから捨てれねぇんだよなぁ?

香苗 「……さいっ低!!最低っ!女の敵よ!あんな男。」

どうやら冷静さを取り戻してからは、中嶋が言っていた言葉を思い出し、それに対して怒りが収まらないらしい。

そして同時に香苗は自分自身にも腹が立っていた。あんな男の事を考えて恥ずかしい事をしてしまった自分に……考えれば考える程腹が立つ。

香苗 「恭子さんに…教えてあげた方がいいのかしら……」

恭子さん、あなたの彼氏…中嶋さん浮気してるわよ、しかも他の女の人を連れ込んでるわよ…

香苗 「……はぁ…でもそんな事簡単には言えないわ、きっと恭子さんその事知ったら深く傷つくもの。」

先日の食事会で恭子が楽しそうに、幸せそうに中嶋と話していたのを思い出すと、心が痛む。

そしてそんな恭子を裏切っている中嶋への嫌悪感がどんどん増してくる。

香苗 「どうしたらいいのかしら……友達としてほっとけないわ。」

香苗はそんな風に頭を半分抱えたように悩みながら買い物をしていた。

せっかくできた大切な友人。恭子が隣に引っ越してきてくれてどんなに嬉しかったことか。

あんなに礼儀正しくて優しい恭子…しかし、そんな恭子の相手が中嶋のような男とは、やはりどうしても納得できない。

……同じ女性として尊敬さえしていた恭子さんがあんな男に騙されてるなんて……

人は誰にでも欠点はある。

一見完璧に見える恭子も、男性を見る目はあまり無かったという事だろうか。

なんにしても、やはりこのまま中嶋がしていた事を友人として見過ごしたくはなかった。

香苗 「今夜、祐二に相談してみようかな……」

買い物を終えた香苗はマンションの地下駐車場に車を止めて、両手に買い物用バッグを抱えながらエレベーターへと向かった。

……そういえば祐二、今日も遅くなるかもしれないって言ってっけ…早く帰ってきてくれるといいなぁ……

なんとなく今日は早く祐二の声が聞きたい気分だった。

それは午前中にあんな事があったからだろうか。

自慰行為の罪悪感を感じてから、香苗の心の中では逆に夫・祐二との愛を確かめたいという気持ちが沸きやすくなっていたのかもしれない。

そんな事を考えながらエレベーターを待っている香苗。

しかしその時だった。

香苗 「………?」

ふと、香苗は背後から人の気配を感じた。

中嶋 「あれぇ?奥さん!ハハッ偶然だなぁ!買い物の帰りですかぁ?」

その声に驚くようにして振り返る香苗。

香苗 「……な、中嶋さん!?」

香苗の表情は明らかに動揺しているようだった。

しかしそれは仕方のない事なのかもしれない。
振り返った香苗の目の前には、あの中嶋がニヤニヤとイヤらしい笑みを浮かべながら立っていたのだから。

深夜の公園

小さい頃からまどかには被レイプ願望があった。
小学生のころに、男の子たちが読んでいた大人向けの雑誌。
雨にぬれ、ぼろぼろになった雑誌は糊が取れてバラバラになっていた。男の子たちはグラビアとか漫画とかそんなのに夢中。
彼女はというと、そんな男子を窘めながら、実は自分もこっそり拾い集めた小説のページに心を奪われていた。

ほんの2ページの短編小説だけどとても刺激的だった。
女の人が夜の公園で複数の人に無理やり犯されながらも感じてしまうというストーリー。
当時男女がそういうことをするということもまだ判らない頃だったが、ものすごくドキドキしたのを覚えている。

それから初めての一人エッチをするまでそんなに時間はかからなかった。もちろん男の人にむりやり奪われるシチュエーション。
それ以降も、ごみ屑のように犯され捨てられるところを想像することが多かった。
公園の隅のホームレスたちに輪姦されたり、公衆トイレで滅茶苦茶に犯されたり。

そんなことを思い出しながら、深夜の郊外の公園を酔っぱらって歩いていた。
前後不覚、あたまもボワーンとして、目を細めないと視界も定まらない。
そんな状態でフラフラと。

高校時代から5年付き合い、結婚も約束した彼に振られヤケ酒。気が付いたらこの公園にいた。

別にもう何がどうなってもいい。

公園内は案外明るくて、想像していたようなドキドキは感じられなかった。
「なぁんだ」
思わずつぶやいて、手近にあったベンチに腰を下ろす。
シルエットしか見えない奥の林を風が鳴らす。その中に煌々と光を放つ小さな建物があった。公衆トイレ。
近づいてみると最近改装されたのかまだ新しい。

ブルブルっと体が震える。オシッコ・・・。

丁度良かった。とトイレにふらふらと歩いていく。
ふと男子トイレのマークが目に入る。目の奥がジンジンしてくる。
「さすがに…誰もいないよね」

入り口のまえできょろきょろとあたりを伺う。誰もいないのを確認するとそーっと中を覗いてみる。
こんな時間に人が居るわけないのだが、それを確認すると大胆にずかずかと中に入っていく。
右手の壁に並ぶ見慣れない小便器を眺めながら、反対側の壁に並んだ個室の一番奥に入る。

扉を閉め、ストッキングとパンツを乱暴にスカートの中から引き下ろし中腰になる。
ほどなく下半身が温かい感覚に包まれる。
「ふぅ…」と息をつくと同時にチョロチョロというおとがシーンとしていた公衆トイレの中に響く。

あたし、男子トイレでオシッコしちゃってる…。新しいながらも若干に追ってくるかすかな小便臭。本能で感じる女子トイレとは違う臭いにお腹の下がキュンキュンなる。

用を足し終え立ち上がると、急激に立ちくらみが襲ってくる。急に立ち上がったのと、興奮で心臓がどきどきしたのとでお酒が回った。ぐるぐると世界が回り始める。

ヤバい…。

カギを開けるのももどかしい。扉を開けなんとか外ん出ようとするが急激に気持ち悪さが意を駆け上がってくる。
顔を突き出し大きくエヅいて、もう一度個室に戻り、便器に向かってしゃがみ込む。

「うぇえっ」と声を上げる。

何も出てこない。唾液が糸を引いて落ちる。吐きやすいように腰を上げ一度腰を上げる。直立した状態で上半身を倒し、水洗タンクに手をつく。うぇ…と声を上げる。
今度は胃から逆流して、ほとんど液体だけの吐瀉物が便器の中に放出された。パシャパシャと音を立てる。
ほとんど酒しか飲んでいないのだ。吐き出されるのは混じり物のないほぼ酒。濃いアルコール臭に包まれ、余計に嘔吐感がこみあげる。
涙があふれて頬を伝う。
「うぅえぇぇえぇ」

誰の来ないだろうと油断し扉を閉めていなかった。気持ち悪くてそれどころじゃなかったんだが―
タイトスカートから伸びる黒ストッキングをまとった足をくねらせながら、口から2回、3回とほぼ透明の液体を吐き出す。
その一種の性癖の方には官能的な姿を披露してしまっていた。

その姿を見ているひとりの男がいた。都内の一流企業に勤めながらも自分が公衆便所化してしまっている女の痴態を求めて近所の大きい公園を深夜徘徊する男。
女のみっともない姿を見るのが何よりのストレス解消だった。

彼は外の暗がりから彼女が男子トイレに入っていくところからの一部始終を見ていた。酔っぱらいとはいえ、この時間に公園の男子便所に入る女に、微塵も劣情がないわけがないんだ。
ここで何があっても和姦だ。舌なめずりする男。こんなシチュエーションに遭遇できるのは年に数回だ。心臓が跳ね心が躍る。

出てきたら後をつけて、暗がりで…そんなことを考えながら待つがなかなか出てこない。
意を決して気配を殺しそっと覗きに入ったらこのありさま。心の中で小躍りする。頭に血が上るのを感じる。

「おえぇ…」透明の液体がビチャビチャと吐き出される。こちらに突き出した尻はスカートがずり上がりストッキングのランガードまで見えている。
その足を苦しそうにすり合わせる様はなんともエロチックで、いきなり襲い掛かりたい気持ちにかられる。

彼ははやる心を押さえて彼女の後ろ姿に言葉のジャブを放つ。ここで逃げ出さなければ第一段階はオーケーだ。
ゴクリと唾を飲み込み可能な限り冷静な声を絞り出す。「大丈夫ですか?」

突然の声に飛び上がるほど驚くが、冷静を装う。
混濁している意識の中でも、さすがに男子便所でゲロを履いているところを目撃されては女として申し訳が立たない。

「だ、大丈夫です。」

「こっちの洋式のトイレのふた閉めたので腰を下ろしてはどうですか?」彼は優しく手を伸ばして私の手を取り、もう片方の手でハンカチを渡し顔を拭くように促した。
落ち着いた物腰と、線の細い男の姿に完全に油断する。促されるままに広めの多目的トイレに入る。
洋式便器に腰を下ろす。確かにこれは楽だ…と考えていると、彼も個室に入り後ろ手に扉を閉める。
「あの…」

さすがにこの状態はまずい。ふらつきながら立ち上がる。
「すみません。もう大丈夫ですから、出してくだ…」と彼を見上げる。

「何をしてた?」
何をって…気分が悪くなったからトイレで吐いていただけなのだが、なぜ男子便所で、という問いだということに気付き言葉が出ない。
「おい。変態女」
ガンと頭を殴られたかのような衝撃が全身を走る。頭に血が上り、逆に全身の体温が下がったように感じ、ゾクリとした感覚が背中を駆け上がった。
思わず腰をくねらせ太ももをこすり合わせる。
「ちが…」
その微妙な表情の変化を男は見逃さなかった。
「変態ちゃん?男便所に入っていくところからずっと見てたよ」

恥ずかしくて直視できない。怖い…。

足が震えて動くことができない。しかし体は全く反対の反応を示す。この追いつめられた感じに興奮が高まり乳首は痛いほど固くなり、蜜壷は宿主が望まない侵入者のための潤滑油を絶え間なく送り出し始め、太ももまで濡らしていた。

一歩前に出てしゃがみ込む男。
「おい。変態じゃないってんなら、ちょっと見せてみろよ。」

瞳孔が開き世界がフラッシュしたように感じた。命令される感じに脳が痺れまともな思考ができない。
暫しの躊躇いのあと、ゆっくりとスカートの裾を上げる。

「お前、こりゃ…」とさすがの男も言葉に詰まる。

まどかの果汁はストッキングの粗い生地を伝い、本人が想像していた以上に刺激的な風景を展開していた。
男は吸い込まれるようにスカートの裾をさらに大きくめくり上げ、その濡れたクロッチの部分をゆっくりと指でなぞる。
しゃがみ込み太ももを撫でまわす男を見下ろす。広い多機能トイレだけど出口までは3mくらい。
夢中になっている今なら逃げられるかもしれない。

男が太ももに顔をうずめようとしたとき、弾かれたようにその男を突き倒し扉に飛びつく。
横にスライドさせるだけのカギだがなかなか開けられない。
「っ痛」
と男が立ち上がる気配と同時にカギが開いた。ドアをスライドさせ外に転がり出る。
追ってくる男の視界に入らないように角を曲がり、桜林を抜け、背の高い植え込みの横を通り抜けた。
はぁはぁと息をつきながら、後ろに全神経を集中する。ひとの気配がないことを確認してほっと息をつく。
ちょっと余裕が出てくると周りを確認し始める。あまりこの公園には詳しくないので自分がどこにいるかわからない。
さっきいた場所より一層暗い。足元は舗装されていない。長く林の中を通る遊歩道。

この遊歩道から離れたところには街灯がところどころについている。その下には遊具が見えている。アスレチックだろうか。
今は当然静まり返っている。

ゆっくりと真っ暗な遊歩道を進み、ちょっと先に見えている立て看板に地図を期待して近づく。
看板の中に園内図を見つけてそれを見ようとしたとき、後ろから大きな手で口を覆われる。
耳元で聞き覚えのある声「酷いじゃないか。」男は開いた腕で体を抱きしめると引きずるようにまどかを遊歩道から雑木林引き込む。

足をばたつかせて抵抗するもどんどん雑木林の奥へ連れていかれる。この力の差に抵抗する気力がそがれていく。
ヤられちゃうのかなぁ…。と他人事のように考えてしまう。

雑木林からも、アスレチックのエリアからも離れ風が木々を鳴らす音しか聞こえない真っ暗な場所に放り投げられる。
「きゃっ」と思わず声が出る。
すぐに男がのしかかってきた。
「やめてください…」
男の体をどけようと両腕で必死に抵抗する。
「やめて…」
恐怖に見開かれるまどかの眼。これがさらに男の劣情をかき乱した。

もう一度「やめて!」と大きな声を上げるまどか。その言葉は最後まで発せられることはなかった。男は慌てて口をふさぐと自分の首からかけていたハンドタオルをまどかの口に押し込む。
振り回して抵抗していた手を片手でいとも簡単に頭の上に固定する。そのまままどかの腹の上に馬乗りになると、傍らに置いた男のリュックから手際よくガムテープを取り出し両手にぐるぐると巻いた。自由を奪われていく感覚に次第に恐怖が襲い掛かってくる。

押し込まれたタオルが口の中の湿気を吸い取りタオルを押し出すこともできない。モゴモゴとこもった声しか上げられない。
男は満足そうに一度腰を上げる。自由になった体を起こそうとするが腐葉土でふわふわの地面に体を取られ、さらに両腕を固定されているのでてなかなか起き上がれない。芋虫のようにのたうつだけ。足をばたつかせて抵抗しても大きな手で簡単にねじ伏せられた。

男はもう一度ゆっくり、固定された手をまどかの頭の上に万歳する形で伸ばし、シャツの裾をスカートから引き出すと下着と一緒に乱暴に押し上げる。
「???!!」
あらわになった胸にむしゃぶりつく。前戯とは違う、男の思うままの愛撫。痛いくらい乱暴にその柔らかい膨らみを押し上げ、頂点の固くなった蕾にむしゃぶりつく。
怖い。バタバタと足を上げ抵抗する。男の体臭と土の匂い。小さいころから何度も想像した通りのシチュエーションに体が反応してしまう。
男は胸にむしゃぶりついたまま「うぅんー、むぅう…」と満足そうに興奮の鼻声を上げる。両胸をめちゃめちゃに舐め揉み上げる。

男はそのまま体を滑り下ろすと、太ももの間に顔をうずめる。抵抗しばたつかせる足がこれは完全に逆効果だった。ストッキングの生地を通した柔らかい太ももの感覚が男の顔をもみくちゃに撫で上げ、結果喜ばせてしまう。すーっと大きく息を吸うと、雌の蜜の匂い。男は頭が爆発しそうなほど興奮し。「うあぁ・・ぅああ・・」と獣のような声を上げながらその密にむしゃぶりついた。ストッキングの生地を通して蜜をジュージューと音を立てて吸われる。

べろべろと粗い生地を舐めるその舌が、まどかの中心の先端に触れるたびにぴくんぴくんと腰が勝手に反応する。尻を、腿を両腕でなでまわしながらグリグリと顔を押し付ける男。名残惜しそうにもうひと撫でするとその生地をビリビリと引き裂き始めた。

男の唾液と自身の果汁でびちゃびちゃになった下着を横にずらすと毛の少ない綺麗な膨らみを帯びたクレバスが外気に触れる。
既に準備が整い、ひくひくと痙攣し侵入者を待つその秘部に男の舌がその入り口についた蜜をゆっくりとなめとる。

その感覚を敏感に感じまどかは腰を引いて抵抗する。次はもっと強く。男の舌の侵入を感じる。
「むぅうう!」気持ち悪さに上げた大きな悲鳴もタオルに阻まれてほとんど声にならない。

男は上体をずりずりと上げ、まどかの頭を抱きかかえるようにもう一度のしかかる。
中心に男そのものを押し当てると一気に腰を突き入れる。膣が押し広げられる感覚。
「むぅーーー!」
男はその一番深い場所でぐいぐいと2回腰を押し込み「うぅ」と満足そうな低い声を上げると、ゆっくりと前後への律動を開始する。

今まで経験の少ないまどかの相手をした誰のモノより太く大きい。一番奥にあたるのを感じる。

そのリズムに合わせるように「むぅ…むぉ…」と上がるまどかの声に変化を感じ、男は律動を続けたままその口に突っ込まれたタオルを抜き取る。
「ふあっ、ぁあんっ…」
甘い声が響く。自分の上げる声にびっくりするまどか。この状況で嬌声を上げている自分に気が付く前に男が激しく腰を打ち付け始める。
思考を止められ引き続き声を上げてしまう「やっ、あっあんっひゃん!!」
突然ピタッと腰を止める男。まどかは自分から腰を振っていることに気が付き、慌ててやめる。
驚いて顔を覗き込むと男はにやりと笑いもう一度ゆっくりと挿入していく。ゆっくり一番奥まで挿入される。
「ふあぁ!」
頭の中が真っ白になり軽く逝ってしまった。キュンキュンと膣全体が男のモノを締め付ける。
暫く大きくゆっくりとしたグラインドを続ける。これはとんでもない見つけモノをした…。と男は眼下で落ち葉と土にまみれながらもだえる女の痴態を見下ろす。

このままでは大きいのが来ちゃう…怖い。既にいままでのセックスでは体験したことがないほど感じている。これ以上されたら…。
「やめて…」
と懇願する。まだ果てていない男がやめるわけもなく、破かれたストッキングに包まれた足を抱きかかえるように畳み、腰を打ち付けるスピードが速くなる。その大きな掌で両胸をまさぐりその柔らかさを堪能する。
頭がまた白に支配されていく。きゅーっと締まる膣に刺激され男の声が一段と高くなる。「イク…」と呟く男。
ハッとなり「なかはだめぇ!」と声を上げながらも激しく突き上げられ快感が押し上げられる。
「きゃぁああーー!!」
ほとんど悲鳴に近い声を上げ達してしまう。こんなに激しい絶頂は感じたことがなかった。

絶頂を迎えたまどかの膣は男のモノを吸い取るように締め上げ、ほぼ同時に達した男のどくどく送り込まれてくる精を搾り取る。
男はブルブルと震えながら「うぅ…お前のここ、最高だぜ…」と満足そうな声を上げた。

男が「う」と声をあげモノを抜き取ると、唾液と愛液と精液でくちゃくちゃになったクレバスがぴくぴくと脈動しながら、行き場のなくなるほど出された男の精液をどろどろと吐き出す。

おい、とまどかの頬をぺちんと叩く。固定したガムテープを引きはがし、シャツをひっぱり露出した胸を隠してやりスカートを可能な限り戻す。せめてもの罪滅ぼし。
破かれたストッキングをはいた足がだらしなく投げ出され、ぐったりと脱力してゴム人形の体。その目には感情の光が消え失せていた。実際ほとんど意識は残っていなかった。

男はまどかをそこに残したまま暗がりに消えていった。

風が木々を鳴らす音が聞こえる。冷たい風がまどかの頬を撫でる。
「…あ。いい風…」

軽く痛みを感じ、固定されていた手首を手で摩る。そこにはガムテープはもうないが、ちょっとぺたぺたした感覚が残っている。
ゆっくりと上体を起こすと引き裂かれたストッキングからところどころノゾク地肌。

「ヤられちゃた…」

ふらふらと立ち上がり、全身をはたき土と落ち葉を払う。
それでも白いシャツは土だらけ。

「ま、いいか…」

散らばっているヒールを拾い足を突っ込みスナップを留めると遊歩道の方向に歩き出す。

それからも、あの乱暴に突き上げられる独善的なセックスが忘れられず、何度かこの深夜の公園に足を運んだ。

そのたびに彼の待ち伏せにあい襲われた。私が行くのは本当に月に1、2度だったのに毎日来ては期待して待っていたそうだ。

綺麗なリビングに置かれたソファーに腰を掛け大きくなったお腹を摩るまどか。

「ただいまぁ」
玄関に姿を現したのはあの男。男は満面の笑顔でまどかに近づくとお腹に耳をあてる。
「おとうさんですよー」

まどかは幸せそうな笑顔を浮かべる。いろんな出会いがあるけど、こういうのは珍しいんじゃないかな。
友人や家族には当然本当の馴れ初めの話をできるわけもなく。「居酒屋で気分が悪くなってるところを介抱してくれたのが出会い」と口裏を合わせている。

今でも時々、公園やオフィスビルのトイレ、高層ビルの非常階段やベランダでレイプごっこをしてしまう二人だった。

女子大生M奴隷を他人に抱かせた

以前、万引きの弱みを握られ50代のおじさんに性調教された19才の女子大生についての投稿をしたSです。

過去の投稿では、
・私と彼女の出会い
・彼女がAVに出演させられる寸前で元の主人(Kさん)さんから譲り受けたこと
・普通の女子大生だった彼女がわずか数ヶ月でKさんにM奴隷に堕とされるまでにされた調教行為
について書きました。

前回の報告から大分時間も経ち、その間にここに書くようなことはいろいろ溜まってきていますが、
今回は、11月の3連休に彼女を他人に抱かせた体験についての報告したいと思います。

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彼女をKさんから譲り受けてから、私は彼女を自分のマンションに住まわせ、基本的には朝晩最低1回は生ハメ・中出しし、彼女が生理のときはフェラチオをさせる、といった具合でセックス三昧の生活を送り、若いカラダをつま先から頭のてっぺんまで味わい尽くしました。

そのような生活を二ヶ月ほど続け、完全に彼女の心身がKさんから私へと主人の認識を変えてから、私は彼女にある提案をしました。



その提案が、彼女を他の男に抱かせるというものでした。

断っておきますが、私は決して彼女を抱くことに飽きがきたわけではありません。彼女を不特定多数の共有物にしようとするつもりもありません。

ただ、彼女を私の管理下におきながら性奴隷としてもっと堕としてやりたいという気持ちと、ご主人様以外の男に抱かれるという背徳感を感じながらヨガる彼女の姿をじっくり観察したいと思ったのです。

この話を持ちかけたところ彼女は驚いて嫌がりましたが、
ご主人様に反抗的な態度をとったお仕置きとして、後背位で挿入した状態で乳首を抓り尻が真っ赤になるまで叩き上げたところ、Kさんの元での4ヶ月と私の元での2ヶ月の調教の果てに従順なM奴隷として仕上がった彼女は、

「あいこの淫乱マンコが他の人のオチンチンを咥えているところをS様に是非見ていただきたいです!」

と自分から言ってきました。
(なお、彼女がKさんの元にいたときから主人以外との性的行為(露出プレイ、複数プレイや大輪姦)を経験済みだったことも、今回のプレイのハードルを下げていたようです。)



彼女の同意を(半ば強制的に)とりつけた後、今回のプレイの詳細な条件を以下のように決めました。

?場所と相手は、私と彼女の生活圏で相手を探すと知り合いに見つかる恐れがあったため、関東圏内ではない地方都市で、仕事帰りの比較的大人しそうなサラリーマン風の男性を探すことにしました。

?自分と彼女、そして今回のプレイの設定は、
・「短大生時代に学費を稼ぐためオジサン相手の援交するうちセックスに抵抗を無くした21才のフリーター」が、今のバイトを切られて生活費が足りなくなった。
・そこでまた援交で稼ぐことにし、その相手探しに、「寝取られ性癖がある、彼女の短大生時代の太客の一人」が協力してあげている、ということにしました。

正直に「寝取らせプレイがしたいので、私の19才女子大生M奴隷を抱いてください」とまず考えられないような依頼を口に出しては警戒されてしまい相手が見つからないことが心配されたことと、なるべく他人に真実の情報を明かしたくなかったため、このような設定にしました。

?相手には、以下の条件を飲んでもらうことにしました。
・行為の時間は60分。
・ホテル代等の諸経費の負担+彼女に2万円を支払うこと。(お金が欲しかったわけではありませんが、前述のような援交というカタチにした方が自然と思われたため)
・行為の場には寝取られ性癖のあるSも同席する。
・今回のことは一夜限りのこととし、誰にも話さず、画像や動画、文書等、いかなる形でも記録を残さない。
・NGプレイは生ハメ、スカトロ、流血を伴う傷をつける行為。



上記の条件で金曜日の19時頃から相手を物色したところ、開始後15分ぐらいで声をかけた一人目の相手で決まりました。

お相手は、40才ぐらいの少し気弱そうな男性Eさん。

流石に最初は、AVの素人参加企画ではないのか(出演がバレないか)、後で大金を要求されないか、などいろいろ心配していましたが、私に後背位でハメられた状態でカメラに向かって笑顔でピースしている画像をスマホで見せ、「相手の人選にそんなに時間をかけられないから、すぐ決めてもらえないなら別の人を探さないといけない」と言ったところ、これだけの上玉を逃すのは惜しかったのでしょう、「是非自分に相手をさせてほしい」と言ってきました。


その後、善(?)は急げとすぐラブホテルに移動し、先に部屋でシャワーを浴びさせ待機させていた彼女とご対面。

あいこ「はじめまして、あいこといいます。」

(今回のプレイでは彼女も私も偽名を名乗りましたが、報告中ではわかりやすくするためそれらを「あいこ」「S」に書き換えています)

Eさん「はじめましてEといいます。…可愛い子ですね、ホントに抱かせてもらえるんですか?」

私「大丈夫ですよ、さっきも話したように、いただくものはいただくんですしね。な、あいこ?」

あいこ「あ、はい…、よろしくお願いします…」



そうして簡単にお互いの自己紹介を済ませた後、早速プレイに突入です。

2人はベッドに移動してベッドに腰掛け、私は壁際まで離れ椅子に腰掛けて鑑賞させてもらうことにしました。

最初は見ず知らずの相手との性行為に2人とも緊張しているようで、Eさんは恐る恐る手を触れ、服の上から彼女の胸やマンコをゆっくり弄くり時たまキスをしているだけで、彼女のほうもマグロ状態でされるがままでした。

その後しばらく見ていても中々進展しないので、私がじれったくなり

「あいこ、昔はもっと激しくしてただろ?恥ずかしがらずに、もっと激しくして見せてくれ。」

と声をかけたところ、彼女は私の方をみて一瞬悲しそうな表情を見せましたが、すぐEさんの首に手を回すと、自分から激しく貪るようなキスをしました。

それでEさんにも火がつき、キスをしたまま彼女を押し倒し、彼女のシャツとブラを捲り上げ、露出した彼女の小ぶりな胸を自身の目にやきつけるよう数秒見つめると、噛み付くように乳首を口に含みます。

あいこ「ンッ…! ハアァ…!」

彼女の口から色っぽい声が漏れ出します。

それからEさんは乳首に吸い付いたまま、手探りで彼女のショートパンツをショーツ毎器用に脱がせ、マングリ返しの体勢にさせると、自分も体勢を変え、今度は彼女のマンコをまるで犬のようにペロペロと舐めはじめました。

あいこ「ヒヒッ、 くすぐったい! アハッ!」

彼女はくすぐったさから逃れようと身をヨジり脚をバタつかせて体勢を変えようとしますがEさんは彼女の両足をガッチリ抑えつけて逃がさず、そのまま数分間、レロレロと舐め続けます。

すると徐々にくすぐったさに慣れ、性的快感のほうが勝ってきたのでしょう、彼女の声が笑い声から淫靡な雌の声に変わっていきます。

あいこ「アァ??! ヤァ??ッ、ダメェ??ッ」

Eさんは、彼女が口では拒絶しながらも感じており、身体の抵抗をほとんど無くしたことを確認すると、彼女の脚を抑えていた両手を離し、乳首を責めるのに回しました。

マンコを舐められながら乳首を指で押しつぶすようにされ、性感帯を同時に責められた彼女が一気に絶頂に登りつめます。

あいこ「アァーーーーッ!ソレダメッ! ダメッ! 
     イヤッ! イクイクッ! イクゥーーーーーーーーーーッ!!」

そうして彼女はその日最初の絶頂を迎え、ベットに倒れ込みました。

Eさん「あぁ…あいこちゃん…可愛いよ…」

Eさんが愛おしそうに、イッたばかりの彼女の顔中を舐め回します。

今まで自分のマンコを舐めまわしていた舌で顔を舐めらることに抵抗を感じたのか、彼女は最初顔を背けるようにしましたが、Eさんに舐め続けられるうち興奮してきたようで、同じようにEさんの顔をレロレロと舐め返していました。

しばらくして、2人の顔がお互いの唾液にまみれた状態で、Eさんが声をかけました。

Eさん「あいこちゃん…、すごい可愛い、おまんこも、お顔も美味しかった…
    今度はおじさんのチンコでいっしょに気持ちよくなろう!」

Eさんがズボンを降ろすと、冴えない外見とは裏腹に、中々のイチモツをお持ちでした。

Eさんが全裸になりコンドームを装着し終えると、彼女も身に着けている残りの衣服を脱がして全裸にしました。
(今までは、上半身は捲り上げられたシャツとブラ、下半身は靴下のみでした。)

仰向け状態の彼女の脚を軽くM字気味に開かせると、その脚の間に自分の体を入り込ませるような体勢になります。

Eさん「いくよ、あいこちゃん」

Eさんはそう言い、彼女に覆いかぶさっていきました。

あいこ「…ゥ…ァァ…ァ…、アァンッ!」

私からは体勢的によく見えませんが、体勢と彼女の声から判断すると、挿入されたようです。

Eさん「あぁ、すごい、温かい…奥まで、入ってるのわかる?」

あいこ「アァ…、、ハイィ、、」

Eさん「よし、じゃあ動かすからね、いいね?」

あいこ「…ハィ、大丈夫です…」

彼女の同意を聞きEさんは腰を猛烈に動かし始めました。

あいこ「ハアッ!  アンッ、 アンッ ンアァッ!!」

先ほど複数個所を同時に責められるのに弱いのを見抜かれた彼女は、ピストンをされがらクリトリスや乳首も弄られています。

Eさんは最初気弱そうに見えましたが、はじめからSだったのか。
それともドMの彼女とのセックスがSにさせたのか。

どちらかはわかりませんが、Sさんが彼女を責め、彼女もそれに応じるような、淫語を連発しながらセックスが続きます。

Eさん「ねぇ!どう?奥まで入ってるよ!?わかる!?」

あいこ「ウンッ、ウンッ!当たってる! 奥に当たってるー!」

Eさん「そんなスケベな声出して! 俺のもすんなり入ったし、普段から相当ヤリまくってるね!?エッチ好きなんだ!?」

あいこ「アァ??ッ! キモチイヨォッーー! そう! あいこセックスダイスキィーー!!
     もっと! もっとオチンチン! たくさんチョーダァイッ!!」

もうここまで来ると2人の最初の恥じらいもどこへやら、フェロモン全開のセックスモードに切り替わっていました。

このような行為を見せ付けられ、私もたまらなくなりました。

ベットに近寄り、脱ぎ捨てられた彼女の靴下を片方とってくると、自らペニスをシゴくことに。


そのような行為がしばらく続いた後、彼女の口から限界宣言が。

あいこ「アンッ! アンッ! アンッ! アンッ! アァ???オッキイオチンチンキモチイッ!
     イック! モォイクッ!! イクゥーーーーーッ!!」

彼女はビクビクッと身体を震わせ背を仰け反らせると、2回目の絶頂。 

同時にEさんも「ウゥッ!」と短く声を出し、腰の動きを止めます。

私も、靴下の中に射精しました。

どうやら3人同時にイッたようです。



Sさんは見かけによらずペニスだけでなく体力もなかなかのようで、その後すぐ体位をバックに変えての挿入を希望。

激しくイッたばかりで呼吸が整いきっていないで彼女の尻を自分のほうに向けさせると、イチモツを中に沈めていきました。今度は先ほどとは違い、彼女に挿入されていくようすがはっきり見えました。

今度は、ズン、ズンと斜め上から体重をかけ、彼女をベットに押し付けるようにピストン運動をします。

彼女はまた、快感を与えられ「アンッ! アンッ!」と可愛い声で喘ぎだし、
ピストンが早められると、「オチンチンスゴイ!」「オマンコキモチイ!」「セックス大好き!」などと淫語を叫ばされ、また激しくイカされていました。

(なお、このバックでハメているとき、Eさんから、彼女が特定されない範囲で、ハメているところを撮らせてほしいと要望があったため、彼女が顔をベットに埋めている状態(彼女の顔が見えない状態)で、Eさんのスマホで一枚だけハメ撮りをしてあげました。)



そうして行為開始後50分ほど経ち、もうそろそろ約束の時間になろうかという頃、Eさんから、「少し時間をオーバーするかもしれないが、最後はあいこちゃんといっしょにシャワーを浴びたい」という申出が。

私は「シャワーもちょっとぐらいの時間オーバーも、彼女さえよければ大丈夫ですよ」と言ってやりました。


それからEさんがシャワー室の様子を確認するため彼女から離れた少しのスキに、私は彼女に近寄り、

・シャワールームでEさんと2人きりになったら生ハメをしたがるかもしれないが、基本的には断ること。
・ただし、断りきれない場合はあいこの判断で、生ハメさせてもいい

と言っておきました。

それからEさんがすぐ戻ってきて、フラフラになった彼女の手をとって経たせ、シャワールームに連れていきました。

私は流石に中にまでは入れないので、室内で待っていることに。

とは言ってもやはり気になるので、

こっそりシャワールームに近寄り耳をそばだてておくことにしました。

2人が入ってすぐは、ボソボソと2人で話す声が聞こえましたが、その後シャワーの水音がして話声はほとんど聞こえなくなってしまいました。

それから中の様子がわからない状態で数分経った頃、中から、彼女の「アァンッ!」という喘ぎ声がはっきり聞こえました。

はっきり聞き取れる大きな声はその一回だけで、その後また声が聞こえなくなりましたが、少しすると、今度は、

「ム??!」とか「ン??!」といったように、くぐもった彼女の声が聞こえ始めました。

それからは声が消えたりまた聞こえたり、そのうち時折「パンッ!」と人肌を叩くような音が聞こてくるようになり、

私は中で行われている行為を想像しながら、彼女のもう片方の靴下を使い自慰にふけりました。



結局2人が出てきたのは、2人がシャワールームに入ってから30分以上経ってからでした。

Eさん「いやぁ、あいこちゃんにはOKもらったんだけど。Sさんのこと待たせちゃってすみませんでした。
    2人で会話が盛り上がっちゃって。ね?」

あいこ「あ、ハイ…」



それから、Eさんと彼女はバスローブからそれぞれ着て来た服に着替えました。(私が自慰に使ってしまった彼女の靴下は当然使えないため、ホテルに捨てました。)

着替えながらEさんが
・シャワールームで彼女にも話したが、今回のプレイの延長料金を払わせてもらうことにした。
・ただ、今持ち合わせがないのでコンビニのATMでお金を卸したい
というので、

着替えが終わってから三人でいっしょにホテルを出て、近くのコンビニに向かい、そこでEさんから封筒に入ったお金を彼女が受け取り。

Eさんと別れた後で彼女にシャワールームで起きた話を聞くと、案の定、中ではセックスの続きが行われていたそうです。

シャワー室に入ってすぐ抱きつかれ、「中には出さないから、お金は約束の倍払うから!」と生ハメを熱望され、最初は彼女も
「今日安全日というわけじゃないから」(本当は彼女にはピルを飲ませているので安全日とか関係ない)
「Sさんともゴムをつけてしかしない。今日もゴムはするっていう条件だったし、Sさんが嫉妬するから」
と言って断っていたようですが、

「Sさんには内緒で!お金は約束の3倍払うから!」と言われ詰め寄られて、
断ると何かされるかも、と少し怖くなり、私から指示があったこともあり、それで生ハメに同意したそうです。

生ハメは、ユニットバスの部分に手をつかされた体勢でバックでされたのですが、最初の挿入でつい大きな声が出てしまい、それで小さめのタオルを口に噛まされることになり、その状態で今日一番激しく突きまくられ、イッてしまったそうです。
Eさんは、射精寸前でペニスを抜いたのですが、意図的かわざとかわかりませんが、完全には間に合わず、膣口付近で少し出てしまったかもしれないとのこと。
(Eさん曰く、「精液はさっきまででほとんど出尽くしてる。中で出たとしても薄いヤツだから大丈夫」とのこと)

それからEさんの申出でカラダを洗ってもらったそうですが、
お尻を洗われる時止める間もなくアナルに指を入れられ、すんなり指が入ったことでアナル開発済みなのがバレ、今度はアナルへの挿入を熱望されたそうです。

最初の生挿入は仕方なく、といった感じで受け入れた彼女も、この時は今しがた突きまくられたことで気持ちよくなり蕩けてしまっており、今度はロクに抵抗も出来ないで、されるがままにさせてしまったようです。

なお、アナルへの挿入の際にはローションの代わりに備え付けのボディソープを使われ、時折尻を平手で叩かれながらヤラれたそうです。(私が聞いた「パンッ!」という音は、尻を叩く音だったことがわかりました。)
しかも、今度はEさん最初から尻中で出すつもりだったらしく、ペニスを抜くことなくイッたそうです。



彼女は一通りシャワールームであったことの説明を終えた後、

「ご主人様の許可無くアナルセックスまで受け入れてしまってごめんなさい!何でもしますから許して!」

と、半泣きで私に抱き付き、自分の股間を私の股間に押し当てながら、許しを請うてきました。

その日は予め予約していたその県の温泉宿に泊まりましたが、そこで今日のことをネタに、彼女に対し激しく苛めるようなセックスをしたことは、言うまでもありません。

出会った人妻は、まさかの・・・

人妻は雅子という28歳の方でした。

いつものように人妻クローバーで2週間ほどメールのやり取りをして、
お互いスケジュールの合う日に待ち合わせをしました。
特別、エッチをするという話はしていなかったのですが、
軽く昼食を取ってからホテルへ行くような流れになりました。

彼女は、化粧っ気のない少し地味な感じで、メガネをかけているせいか
リクルートスーツが似合いそうな真面目な印象の女性でした。

旦那さんとは4年ほど前からセックスレスらしく、
欲求不満を解消するためだけに月に1度ほど
人妻クローバーを使って適当に男を探して済ませているようでした。

部屋に入るとエッチモード全開で、
舌を絡めるような濃厚なディープキスをしてきました。

ポッテリとした唇を押し付けてきて、ヌルっと舌を入れて絡めてきました。

彼女は、お互い舌を出して舐め合ったり、唾液を交換したり、
吸い合ったり、貪り合うような激しいキスを求めてきました。

僕もそれに応えるように舌の動きを合わせました。

ベッドに押し倒されるとズボンの上から股間を撫でて、
ギュっと握ってからチャックを下ろすとすぐにしゃぶり付いてきました。

大量の唾液を塗りつけるように手でシゴきながら
亀頭やカリを舌先でレロレロしてきて、

チュッポンチュッポン、ジュルリジュルリ
といやらしい音を立ててしゃぶりました。

僕は、もうすでに限界に来てしまい
「そんなにされたら出ちゃうよ」と言うと
「あん、飲ませて。1ヶ月ぶりの精液飲ませて」と潤んだ瞳で見つめてきました。

彼女は早くイカせようと、亀頭を咥えて舌を絡め、
唾液塗れの右手でサオをシゴいて、左手は玉を揉んだり、
アナルの辺りを撫でたりしてくるので、僕は彼女の口の中に発射してしまった。

彼女は、うっとりとした表情を僕に見せてから
ゴクリと音を立ててザーメンを飲み込んでから
唇や手を舐めました。

その表情がすごくエロくて萎みかけた僕のチンチンは再び固くなってボッキしたままでした。

彼女の服を脱がせて彼女の乳首を重点的に舐めるながら
アソコを避けるように全身に指を這わせて愛撫しました。

わき腹や内モモを舐めている時に我慢出来なくなったのか、
自分でワレメを開いて「ここも舐めて、お願い」と僕の頭を押さえてきました。

赤く充血したワレメから白みかかった愛液が止め処も無く溢れ出ていました。
それを指ですくってからクリトリスに塗って指で擦ると堪らなさそうな表情でずっと僕の目を見ていました。

しつこく擦っているうちに彼女は
「ダメ、イッちゃう。イッちゃうよ」
と僕に抱き付いてきて、そのまま絶頂しました。

「はぁはぁ」と呼吸を荒げている彼女の中にチンチンを挿入しました。

生で入れていたのは分かっていたようで僕の腰の動きが早くなると
「外に出して、外に出してね」と何度もキスをしながら言いました。

1度イッていた僕は余裕があったので、激しく突き続けました。
「あん、おかしくなっちゃう、おかしくなっちゃうよ」と叫びながら、
ハメながら何度か絶頂したようでした。

イク度に、チンチンをギュッギュッと締め付けてくるので、
さすがに限界に来たので「どこに出して欲しいの?」と聞くと
「中だけはダメぇ?」としか言わないので
化粧直しに時間がかからないだろうと思って顔にかけさせてもらった。

セックスには満足したようだったが、それからちょっとした事件が起きた。
別に怒られたとか、金を請求されたとか、怖いお兄さんが出てきたとかではなく、
顔を拭いて上げようとメガネを外そうとした時に

「ダメっ!」

と激しく抵抗した拍子にカツラがずれてしまったのだ。
黒髪の中からは今風の少し茶色味かかった髪が現れました。

変装している女性は、たまにいますが、ここまで本格的な女性は初めてでした。
しかも彼女、何と知り合いの奥さんだったのです。

知り合いの結婚披露宴の時などに
2?3回会ったことがある程度だったので、
全然気付きませんでした。

彼女は、話しているうちに気付いたようでしたが、
黙ってればバレないだろうと思って早く済ませて帰ろうと考えていたようでした。

でも、逆に知り合いとセックスしてると思うと
異常に興奮して何度もイッてしまったそうです。

僕もそれを聞いてからチンチンが再びボッキしてきましたが
「今日のことはお互い内緒ね」
と言って、早々にホテルから出て行ってしまいました。

少し悶々としてしまい、彼女のことを想像しながら
久しぶりにオナニーしてしまいました。

長年、人妻クローバーをやってて何十人もの女性に会ってきましたが、
知り合いに会うなんて初めての体験でした。

もうビックリです。

出会い系で不倫してます

私は37才のごくごく普通の主婦です。
優しい主人と3人の子供たちに囲まれて平凡ですが幸せな毎日を過ごしていました。
結婚して16年・・主人とのSEXは今でも 週1ペース。
でも そのSEXで私が絶頂に達することはほとんどなくそれどころか濡れることさえ困難な状態です。
なのに 求めていくのは いつも 私。
そんな女として満たされない思いを 隠しながら過ごしていました。
自分が求めている物が 何か・・それに気がついているのに。

そして子供たちもそれなりに大きくなり 自分の時間がもてるようになった今・・私は癒し妻新空間に足を踏み入れてしまいました。

そこで 知り合った彼は 私の住んでいるところから目と鼻の先。
近所というだけで恐怖を感じた私・・でも“単身赴任”という文字にためらう気持ちよりも“彼がここにいる間だけ何もかも忘れて女の喜びを感じたい”そんな気持ちで彼とメールのやりとりがはじまりました。

私がずっと長い間、抑えていた欲情は 二人の距離を縮めるスピードをどんどんどんどん早くしていきました。
まずは 彼の姿を見てみたくて・・。
レンタルビデオ屋さんで待ち合わせて顔だけ確認し合おうということになりました。
【ダークグレーのスーツ。メガネをかけている】
私はお店に入るなり彼を見つけました。
そして 笑顔で 初対面。
彼はとてもステキな人で私はほとんど一目惚れ状態。
それだけで帰るつもりが店内には私たちしかお客はいない・・
私たちは店の奥の方へ。
そこで言葉を交わしました。誰かに見られたら・・そう思うと長い時間そこにとどまってはいられません。帰り際 ごく自然に彼が握手の手を差し出してきました。
私もごく自然に手を差し出し握手・・すると彼はその手を強く握り私を引き寄せ 顔を近づけてきました。
驚いた私は 軽く唇が触れたところで彼から離れ彼の目をじっと見つめてからお店を出ました。

その夜は彼がステキな人だったことがうれしいのか、彼にいきなりキスを求められてドキドキしたからか、それともあのキスが物足りなかったからか、なかなか眠れませんでした。

翌日そのことを メールに書いて送りました。
すると仕事の都合をつけてくれた彼が少しだけでいいから逢いたいと言ってくれて逢うことになりました。

そして待ち合わせ場所の駐車場の車の中。
もう抑えることが出来なくなった私は“あのキスじゃ物足りなかった”と激しく唇を重ねて舌を絡ませ合い唾液を吸い合いました。

そして私の手は彼のズボンの中へ。
久しぶりに触る主人以外の物・・
それは今まで私が手にした物の中で比べようがないほどの大きさ・・。
色も形もとても卑猥。
まじめな私をどんどん大胆にさせるような・・
なんのためらいもなく私は彼の大きい物を口に含みました。

“私の求めていた物がやっと手に入ろうとしている”
私の身体はその喜びで溢れかえっていました。

“触って欲しいの?”彼の言葉に 首を縦に振りました。
こんなになってる自分に少し恥じらいながらも。
“もうビショビショになってるじゃないか・・”
今すぐここで入れて欲しい・・でも時間もないしそれ以上進むことは出来ませんでした。
“欲情”を我慢しながら帰途に就きました。

その夜メールで 我慢できない・・と
お互いを求め合うメールを交わし合いました。

そして翌日、逢う場所と時間の約束をしました。

私はどんどんどんどん大胆になっていきました。

「これで三日連続、逢いましたね・・」
彼とこんな会話を交わしながら身繕いをしていた私は“現実のしがらみを忘れたただのひとりの女”になっていました。

レンタルビデオ屋さんでの初対面・・・唇が軽く触れただけのキス。
その翌日、車の中・・・・・・・・激しいディープキス、久しぶりに触った主人以外の物。

そして そのまた 翌日・・・
私は彼と同じベッドへ・・。

その日は私のほうが先に待ち合わせ場所に着きました。
じきに彼がやって来 私は彼の車に乗り込みました。
彼の顔を見るなり私は自分のからだが急激に熱くなるのを感じました。

そして ホテルの部屋へ・・。
彼が仕事の電話をしている間に私は先に軽くシャワーを浴びてベッドの中へ。
冷たいシーツにくるまって彼を待ちました。
ドキドキドキ・・自分の鼓動を聞きながら。
そして彼がベッドの中へきました。

まずは“どうしても 早くこうなりたかった・・”と
はげしく唇を重ね合いました。
お互いの口の中で絡み合う舌と舌・・
唇を離して目を見つめ合ってはまた吸い合って・・
そして彼の唇は私の耳へ・・
耳を舐められるのなんて何年ぶりだったでしょう・・
ぁぁぁ?思わず息が洩れてからだの力が抜けていきました。

私の乳房に彼の手が・・
そして乳首を吸う・・乳首を摘む。

『とてもいい色・・いい乳首だ・・』
彼の言葉は私の女心をくすぐります。
私の右手は彼の物を握りしめています。
そして昨日の続き・・彼の物をお口に含みました。
ホントに大きい・・そう確かめるように口を動かし 舌で舐めあげていきました。
口を離すと『ゆうのも 見せて・・』と
私の恥ずかしいところを覗きこむ彼の顔・・
『もう こんなになってる。
そんなに欲しかったのか・・』
そんなことを言いながらそこに彼は顔を近づけていきました。

熱くなってるところに冷たい舌を感じるのも久しぶりで・・
喜びに溢れかえる私のからだ・・
「もう・・入れてほしいの・」
うつろな目で彼に訴えました。
そして私の上に身体を重ねようとする彼に私は
「上になりたい・・」
そういって 彼の上に跨り彼の物を私の中に・・・

あぁ?スゴイ・・・
改めて彼の大きさをからだで感じた瞬間。
それから私はクリトリスを擦り付けるように腰を動かしました・・

私は久しぶりにホントに久しぶりに深い絶頂に達しました。
そしてもう一度私の好きなように腰を動かしているとまた・・・・
そのあと彼は私の上へ・・

彼に「まだいかないの?」
と聞くと
『そろそろいきそうだョ・・どこに出そうか・・』
「口の中に出して・・」
彼はストロークを早めながら『イクょ・・』
彼は私から離れると小さく開けていた私の口の中に射精。

私は口の中で溢れ出ている彼の精液をためらうことなく、ごっくん!と飲み干しました。

そのあともまだまだ出てくる精液を舌でペロペロ舐めながら幸せな気持ちに酔っていました。
ホテルの鍵は彼が閉めた。
私はまず
「シャワー浴びましょうか?」と聞いた。
『いいじゃないか、そのままで・・』彼は答えると
立ちすくんでいる私を後ろから抱きしめてきた。

その腕に力がこもっている。
服の上から胸を触る手に私は自分の手を重ねた。
彼の唇は 私の右の耳へと這っていく。
右肩のほうから力が抜けていく。
私は振り向き彼の唇に唇を重ねる。
何度目かのキス・・余裕も出来た。
彼の舌を私の口の中に導き自分の舌で彼の舌をなぞる。

“彼の舌ってこんな形だったんだ・・・”
服を脱がせあってベッドへ・・・
冷たいシーツに二人思わず苦笑い。
そして力強く抱き合う。
もう一度優しくて激しいキスをする。
少しためらい気味にペニスを触る。
ホントは彼の車に乗り込んだときから触りたくてたまらなかったのに・・・
あぁ? 今日も大きい・・・
お口でくわえたい・・
しゃぶりたい・・
“フェラチオしたい”と目で訴えかける。

彼が『どうしたいの?』と意地悪そうに言う。
「お口に入れたい・・」
『お口に入れてくださいだろ?』
「お口に入れてください」
彼のペニスを口に含む。

口を離してじつくり眺める。
亀頭も大きい。きれいなピンク色をしている。
眺めてはしゃぶりつく・・・
愛しくてたまらなくて息が洩れる。
ずっと欲しくて思い出してはおまんこを濡らしていた。
ご飯を食べていても子供と遊んでいてもこのペニスが頭から離れなくて・・
もう・・おまんこは欲しくてたまらない。
愛液はアヌスにまで流れている。
彼にまた目で訴えかける。
また彼が言う・・
『どうしたの?』
「・・入れて・・」
『ちゃんと言え・・』
「おまんこにこのペニスを入れてください」
『もう入れて欲しいのか?
我慢できないのか?
じゃあ入れてやろう・・』
そういうと彼は私の上に乗りおまんこの入り口にペニスをあてがい、くちゅくちゅくちゅとまさぐっている。
“あぁ?ズブッと早くぶち込んで・・”
少し焦らせてからズボッ!と大きなペニスは私のおまんこに・・

彼は私の手を取り・・触らせる。
“ペニスが私のおまんこに入ってる。”
クリトリスが大きくなってる。
「クリトリスを触って・・」
挿入したままで彼がクリトリスを弄くる。
『クリトリスがこんなに大きくなってるぞ。
すごく勃起してる・・』

私のおまんこの中に入って愛液まみれのペニス・・
それに手をあてがい興奮は高まる。
『ゆうはドスケベな女です・って言え』
「ゆうはドスケベな女です。」
『毎晩このペニスを私のおまんこに入れて欲しいです?』
「毎晩このペニスを私のおまんこに入れて欲しいです」
私の中の“M”が 騒ぎ出す・・

『そろそろいってもいいか?』と彼。
うなずく私。
『今日はどこに出そうか?』
精液は飲みたい・・
でも顔に出すのもいい・・・
「口・・顔・・」
『どっちがいいんだ?』
恍惚とした顔で彼が聞く。
「顔・・」
すると彼は私から離れた。

ドロッとした精液が頬から口元に・・かかる。
舌でそれを舐める。
ペニスの先を舐める。
このときの私の顔はとてもエッチなんだろうなぁ?と
思いながら。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

夕方
家族と楽しい団らんのひととき。
子供たちの笑顔が心にしみる。
私はみんなを裏切っている・・
罪悪感から自己嫌悪。

“もうやめよう”そんな気持ちになった。

私はホントにそう思ってるのだろうか・・
いつまでこの気持ちが続くのかわからなかった。

夜になり、ひとりでお風呂に入った。湯船に浸かっているとまた思い出してしまう。
ついさっき彼が噛んだ乳首を弄くりながら。
陰毛に目をやるとそこに入って愛液が絡まってべちょべちょになってたペニスを思い出す。
彼とセックスをしながらの卑わいな会話を思い出す。
セックスが終わったあとの楽しい会話を思い出す。

“もうやめよう”やっぱり癒し妻新空間はやめられそうにない・・。

妻が接待で体験した超肉食絶倫3Pセックス 完結

天野と近藤、2人の男の手によってあっという間に絶頂に達してしまった菜穂は、身体を大きく仰け反らせた後、足腰をガクガクと震わせてカーペットの上に崩れ落ちるようにして座り込んだ。

「ハァ……ハァ……」

菜穂は自分でもあまりに早くイッてしまった事に驚いていた。

――本当に、私の身体じゃないみたい――

以前までの自分の身体とは明らかに違う。

身体全体の感度が急激に上がっているように感じる。

2人相手とは言え、手でされただけなのに、たった数分で身体の奥から熱いものが沸き上がってきて、そのまま達してしまった。

絶頂後はアソコだけではなく、乳首からも快感の余韻が広がっている。こんなイキ方をしたのは初めて。

全てが変わってしまった。天野とのセックスを経験したあの日から、セックスに対する価値観も、この身体も。

?淫乱?という言葉が頭を過る。

今イッたばかりなのに、もうアソコが疼いてきていて、一度イッただけでは満足感を得られなくなってしまっている自分に気付いた。

異常なほど溢れ出てくる性欲。

そしてその欲求から、思わず天野と近藤の股間をチラっと見てしまう菜穂。

すると、それに気付いた2人はニヤニヤと笑みを浮かべて、菜穂の目の前でズボンのベルトを外し始めた。

「ハハッ菜穂ちゃん、そんな切ない顔でここを見るなよ。」

「分かってますよ奥さん、これが欲しくて欲しくて堪らないのでしょう?」

そして天野と近藤はズボンもパンツも脱ぎ去ると、菜穂の目の前に勃起したペニスを見せつけた。

――ああ……やっぱりスゴイ……――

2本の逞しい男根に、菜穂の目は釘付けになった。

隆々と上に向かって反り返った、硬そうな巨根。

改めて見ても、そのペニスの存在感は圧倒的だった。オスの象徴を見せつけられると、自然と自分のメスの部分がカァっと熱くなり、惹きつけられる。

ペニスを見つめたまま、またゴクリと喉を動かしてしまう菜穂。

「ハハッ、菜穂ちゃんチンポ見過ぎだって。」

「余程これが好きになっちゃったみたいですねぇ奥さん。」

そう言って天野と近藤は股間を見つめる菜穂の口に男根を近づけていった。

「いいんですよ奥さん、これを貴女の好きなようにしてみてください。」

「好きなように……」

「そうです。」

――はァ……この匂い……――

濃厚なフェロモンに引き寄せられるようにして、菜穂の手がそっとペニスに伸びていく。

そして菜穂は両手でそれぞれ、天野と近藤の陰茎を握った。

「……スゴイ……」

思わずそう声を漏らす菜穂。

太くて硬くて熱い。ドクドクと脈打つ血管。それを両手から感じる。

「ほら、口が寂しそうじゃないですか。今日は2本ありますからね、たっぷり味わっていいですよ。」

「たっぷり……」

もう目の前の男根に完全に心を奪われてしまっている菜穂は、自身の欲望を抑える事ができなかった。

味わいたい。口いっぱいに男の人を感じたい。

顔をペニスに近づけて、口を開ける菜穂。

「はァ……ん……」

まずは天野のペニス。

菜穂はペニスをその口で咥え込むと、すぐにそれを味わうように頭を前後に動かし始めた。

「ん……ん……ゴク……ンはァ……ンン……」

まさに貪りつくような菜穂のフェラチオ。

唾液がどんどん出てくる。男のペニスのこの匂い、この味わいに、菜穂はずっと飢えていたのだ。

「これまた随分と美味しそうにフェラしますねぇ奥さん。」

「菜穂ちゃん、俺のもやってよ。」

そう言われ、今度は近藤のペニスを咥える菜穂。

天野とは少し違う匂いと味。夢中になって味わう。

「菜穂ちゃん、もっと下の方も舐めてよ。チンポの下の玉袋もさ。」

「はァ……袋……」

「そう、キンタマ入ってるところ。」

言われた通りに舌を伸ばして玉袋を舐め始める菜穂。

近藤に教わりながら袋の中の睾丸を口に含み、ハムハムと唇と舌でマッサージするように積極的に舐め上げていく。

そして次は天野の玉袋も同様に。

空いた手は陰茎を扱き、交互にペニスを咥え込んでジュパジュパと音を立てながら激しいフェラチオを続けた。

口の中でさらに硬くなっていく男根に、菜穂の興奮もさらに高まっていく。

「いいですねぇ奥さん、私達も興奮してきましたよ。」

「ん……っはァ……」

一旦ペニスから口を離して、天野の顔を見上げる菜穂。

「じゃあ、そろそろオマンコにチンポを入れて3Pしましょうか。」

?3P?という言葉に、また胸が熱くなる。

菜穂にとってはもちろん初体験だ。

「3Pなんて経験できる女性はなかなかいないですからね。」

1人相手でもあれ程沢山イかされてしまったのに、2人でされたらどうなってしまうのだろう。

想像もつかない。もしかして感じ過ぎて頭と体が壊れてしまうかもしれない。

でも、それが途轍もなく気持ち良さそうだと思えてきてしまう。

滅茶苦茶にしてほしい。家族を持つ人妻として、いけない事をしている私を、壊れるくらいに滅茶苦茶にしてほしい。

「……。」

もう一度2人のペニスを見つめる菜穂。

素直に欲しいと思った。

またセックスがしたい。激しくされたい。

2人のペニスを、両方ともアソコで味わってみたい。

理性よりも欲求が勝ってしまっている菜穂の頭の中には、もうそれを拒む理由が微塵も残っていなかった。

42

菜穂がゆっくりとベッドに上がると、天野と近藤は菜穂がまだ身に纏っていた肌蹴たブラウスと、ブラとパンツを脱がし、裸にさせた。

そして天野達も上に着ていたカッターシャツを脱ぎ去り、全裸になる。

一糸纏わぬ姿になった男女が3人、ベッドの上に。

2人に同時に裸を見られる恥ずかしさと、男達の逞しい肉体を目の前に、気持ちが昂揚してくる。

そして開放的なベッドの上で、また天野と近藤が裸の菜穂を挟むようにして身体を触ってきた。

ふっくらと丸みのある尻と乳房を2人に同時に揉まれながら、今度は近藤と濃厚なディープキス。菜穂はそれを拒む事無く舌を絡めていった。

「ん……チュパ……ン……」

短い間に2人の男とキスをするという異常感が、菜穂の頭を狂わせる。

そしてそんな菜穂に天野が後ろからこう囁いてきた。

「奥さん、挿れてほしいですか?」

菜穂はその問いに対して少し考える間を空けてから、小さく頷いた。

「じゃあ奥さんが大好きなバックで挿れてあげますから、四つん這いになってください。」

言われた通りにベッドの上で四つん這いになる菜穂。

そして、まるで早く下さいとでも言うように、菜穂は白い桃尻を天野の方へ突き出すように向けた。

「この後ろからの眺め、何度見てもイヤらしくて良い身体ですねぇ。」

笑みを浮かべながら嬉しそうに菜穂のくびれから腰のラインを撫でる天野。

?これでもうこの女は完全に私の物になった?と言わんばかりの満足そうな表情だ。

そして天野は膨れ上がり硬くなったペニスの亀頭を菜穂の膣口に押し当てた。

――ああ……くる――

ゆっくりと膣口を広げながら、天野のモノが入って来た。

「ン……はァァ……」

一週間ぶりに膣にペニスを挿入され、菜穂の口から甘い声が漏れる。

この太さ、この硬さ、膣が大きく広げられていく。まさに男根という名に相応しい膣の中での存在感。

まだ挿れられただけなのに、腰がガクガクと震えるほど気持ち良い。

「ふぅ、奥さんのオマンコは相変わらずよく濡れてよく締まりますねぇ。まるで女子大生のオマンコのようですよ。」

「はァァ……」

天野の言葉に反応するように菜穂の膣壁がウネウネと蠢き陰茎を締め付ける。

「おお、また締まりましたよ、オマンコが喜んでるんですかね?ハハッ、どうです奥さん、チンポを入れられて嬉しいですか?」

「ぁぁ……そんな事……聞かないで……」

菜穂が弱々しくそう言葉を漏らすと、天野は菜穂の尻を力いっぱい手の平で叩いた。

バチーンッ!

「きゃっ!!」

「近藤君から教えてもらいましたよ、奥さんはケツを叩かれるのが好きだって。」

バチーンッ!バチーンッ!

「ああっ!イヤっ!天野さん、あアンッ!」

「チンポを入れられてケツを叩かれて、嬉しいですか?ほら、貴女は私の秘書なんだから、私に聞かれた事にはちゃんと答えなさい。」

言葉こそ敬語を使っているが、天野のスパンキングの仕方は近藤よりも激しい。

菜穂の白い柔尻もあっという間に赤く腫れ上がってしまった。

「ほら!早く答えないと綺麗なお尻に痣が沢山できてしまいますよ!」

バチーンッ!バチーンッ!

「いやっ!ああンっ!……うれしぃ……嬉しいです……ああんっ!」

?痛いから止めてください?とは、菜穂は答えなかった。

嬉しいと心から思っている訳ではない。

でも赤く腫れが上がった尻肌がジンジンと熱くなってきて、それが気持ち良いと身体が感じていたから?嬉しい?とつい発してしまったのだ。

「ハハッ、いいですねぇ。どうやら奥さんは私の想像以上に淫乱マゾとしての素質を持っているようだ。」

?淫乱マゾ?という言葉に全身がゾクゾクと反応する。

「さて奥さん、チンポは入れましたよ、次は何をして欲しいんですか?」

菜穂が今望んでいる事はもちろん1つだ。

ペニスを挿入されたままの膣がさっきから疼いて疼いて仕方なかった。

「はァ……天野さん……ン……」

「何ですか?ハッキリ言ってください。」

「……動いて……ください……」

「何を動かしてほしいんですか?この前も言ったでしょう、ちゃんと私に分かるように言うんですよ。」

「はァ……お、オチンチン……動かしてください……」

「ハハッ、だったら、前にいる近藤君のチンポも口で咥えてあげなさい。そしたら3Pセックス始めてあげますから。」

そう言われて、菜穂は前にいる近藤の顔を見上げる。

すると近藤はニヤニヤと笑いながら頷いて、菜穂の顔の前に腰を突き出した。

菜穂は3Pセックスの事を全く知らない訳でない。映像や画像をインターネットなどで見た事くらいはある。

前後から口と性器の両方にペニスを入れられながら身体を売る女性の姿を見て、同じ女性として?どうしてこんな事ができるのか?と信じられない気持ちだった。

でも今、自分がそれをやろうとしている。

なんて淫らなんだろう。なんてイヤらしい女なんだろう。

しかも菜穂はこの状況にかつてない程の性的興奮を感じてしまっている。

――私……本当に淫乱なんだわ……智明……ごめん、私、我慢できないの――

「はァ……」

菜穂は大きく口を開けると、目の前にある近藤の勃起ペニスをゆっくりと咥えた。

「ン……」

そしてそれと同時に、バックから挿入していた天野が腰を動かし始めた。

43

「んっンッはァ…んっ……ンッン……」

天野が腰を動かしピストン運動を開始すると、菜穂は近藤のペニスを口に咥えたまま、くぐもった喘ぎ声を漏らし始めた。

「奥さん、ただ咥えてるだけじゃ駄目ですよ、しっかり近藤君にフェラチオをしてあげなさい。」

「そうそう、しっかりしゃぶってよ菜穂ちゃん、3人で一緒に気持ち良くなるのが3Pなんだから。」

2人にそう言われた菜穂は、ペニスを咥えたまま頬を凹ませて、積極的に口の中で舌を動かしフェラチオを始めた。

2人の男、2本のペニスを前と後ろで同時に味わうのは、不思議な気持ち良さがあった。

口の中に広がるペニスの味と匂いを感じながら、もう1本のペニスには膣を掻き回されている。

そしてそれを続けている内に興奮はさらに高まり、快感も大きくなってくる。

性感や五感が高まり、フェラチオも奉仕と言うよりは、口でセックスをしているような感覚に変わってきた。

フェラチオがこんなにも気持ち良いなんて……まるで口が性器になってしまったよう。

これが3Pの快感なんだと、菜穂は実感していた。

前も後ろも信じられないほど気持ち良い。

男達のフェロモンを全身に浴びながら、菜穂はその快楽に夢中になっていった。

「ンン……アアッ……んァ……んっんっ…ぁン…」

フェラチオをしながら、もっと欲しいと言わんばかりに腰もクネクネと動かしてしまう菜穂。

「奥さんノッてきましたね、もっと激しくして欲しいですか?」

菜穂はペニスを咥えたまま首を縦に振った。

すると天野はその菜穂の欲求に応えるように腰を激しく振って責め立てた。

「んっんっんっン゛ーーー!!!んはァ!あっあああああっ!」

バックからのあまりの快感に思わず口に咥えていたペニスを放して喘ぎまくる菜穂。

「ああああっ!ぃ…いくぅ!イっちゃうっ!イクっあっンァァアアッ!!」

天野の責めであっという間に絶頂に導かれた菜穂の身体が仰け反り、ビクンビクンと痙攣する。

――ああ……やっぱり全然違う……凄い…気持ちイイ……――

過去にした夫とのセックスや、自慰行為で得ていた快感、手でイかされた時の快感とは、次元が違う。

やはり天野や近藤のような男が持つ逞しいペニスに絶頂に連れていかれる時が一番気持ち良い。

これだけの快楽は、絶対に他では得られない。

「はァ……はァ……ん……」

「いい顔してますねぇ奥さん、もうセックスの事しか考えたくないって顔ですね。いいですよ、今日は奥さんが望むままに、腰が立たなくなるまでセックスしてあげますから。」

腰が立たなくなるまで……その言葉にゾクゾクする。

したい。もうどうなってもいいから、死ぬほどセックスしたい。もっともっと気持ち良くなりたい。

「じゃあ次は近藤君のチンポにイかせてもらいましょうね。」

そう言って2人は場所を入れ替え、今度は近藤が男根を菜穂のヴァギナに挿入する。

「ン……あああ……」

「奥さんどうですか?私のチンポを挿れられた時と、近藤君のチンポを挿れられた時では違いますか?」

そう聞かれ、小さく頷く菜穂。

天野も近藤も巨根だが、やはりそれぞれ形も反り返り具合も違うから、刺激されるポイントが変わってくる。

近藤が腰を動かし始めると、また新たな快感が広がってきた。

「ン……あっあっン……」

「私と近藤君のとではどちらが気持ちいいですか?」

「ンァはァ……どっちも……どっちも気持ちイイ…です……あっあっ……」

すっかり快楽の世界に浸かってしまっている菜穂の蕩けた声を聞いて、近藤は苦笑していた。

「エロいなぁ菜穂ちゃん。小溝が菜穂ちゃんのこんな姿見たらどう思うかねぇ?まぁ小溝は今この瞬間も俺と菜穂ちゃんがハメハメしてるなんて夢にも思っていないだろうけどな。」

「ンァはぁ……近藤さん、意地悪……言わないで……」

家族の事を聞かれた菜穂は、イヤイヤと首を振って拒絶した。

今は智明の事、子供達の事は考えたくない。

しかし近藤は腰を止めてさらに菜穂に聞く。

「意地悪じゃないさ、俺は事実を言っているだけだよ。なぁ菜穂ちゃん、その辺の所、実際どう思ってんだ?こんな浮気セックスばっかりして小溝や子供達に悪いと思わいないのか?」

「それはだって……天野さんや近藤さんが……」

「ハハッ、俺や部長が悪いって言うのか?」

「今のは私も聞き捨てならないですねぇ奥さん。奥さんはもしかしてご自分が被害者だとでも思っているんですか?それではまるで私達が無理矢理奥さんを犯しているみたいじゃないですか。」

「……だ、だって……」

「これだけ気持ち良くしてあげて、尚且つ夫である小溝君の本採用までしてあげた私を犯罪者のような目で見ていたという事ですか?」

「……天野さん……でも……」

「いいんだよ菜穂ちゃん、この秘書の仕事、やりたくないなら断れば。菜穂ちゃんが嫌なら、ここで終わりにしても。」

そう言って近藤は挿入していたペニスを腰を引いて抜こうとした。

「ああ、ま、待って……」

ペニスを抜こうとする近藤を咄嗟に止める菜穂。

まだ身体は快感を欲している。ここで中途半端に終わられたら……とても耐えられない。

菜穂のメスとしての本能が、セックスの中断を拒んでいた。

「ハハッ、そんなにチンポを抜かれるのが嫌ですか。やはり奥さんは私達を欲しているのですよ。だから秘書の仕事も引き受けた。そうでしょう?」

「……」

「どうやら奥さんはまだ私の秘書になるという事の本当の意味を理解していないようですねぇ。分かりました、じゃあそれも含めて身体にしっかり叩き込んであげますよ。」

44

「あっあああっ!イクっ!またイッちゃう!ンァああっ!」

菜穂はベッドの上で天野と近藤の激しいセックスによって何度も何度も昇天させられていた。

絶頂に達する度に、天野と近藤が入れ替わって挿入してくる。

菜穂のくびれた腰をガッチリと掴んで、時には力強く激しく責め、時にはゆっくりネットリと膣内を掻き回すように刺激してくる。

「奥さんイキまくりですねぇ。こんなに敏感になって。」

天野に素肌を撫でられるだけでビクンビクンと全身が反応してしまう菜穂の身体。

「はァ…はァ……天野さん……はァ…ん……」

絶頂に次ぐ絶頂で、全身汗だくになった菜穂の額や頬には、艶やかな髪が貼り付いていて、
湯気が立ちそうな程火照った表情も、快楽に浸りきって蕩けていた。

そして脱力してベッドに横たわるそんな菜穂の裸体は、これ以上ない程、大人の女の色気を漂わせていた。

成熟した人妻というのはここまでエロくなれるのかと、天野達も少し驚くほどだった。

「奥さんはセックスをすればする程美しくなりますねぇ、実に素晴らしいですよ。」

そう言って天野はまだ射精していないギンギンに勃起した男根を菜穂のヴァギナに挿入した。

「っああ……」

菜穂の脚を掴み、股を大きく広げさせ、極太のペニスを根本まで埋める天野。

「子宮がしっかり降りてきてますね。私のが当たっているのが分かりますか?」

そして天野は、男の精液を欲しがるように降りてきた子宮の入り口を、亀頭で押し上げるようにして刺激した。

「あっんァ…ハイ…あんっ……」

「奥さんはここが一番好きなんでしょう?」

そこは女性によっては痛みを感じる場合もある。

しかしすでに性感が開発されている菜穂の身体は、そこが一番の快感スポットになってしまっているのだ。

少し刺激されただけで全身が震え、脳みそが溶けてしまいそうになるほどの快感が広がる。

「どうなんです?好きなんでしょう?」

そう言って天野は腰小さく引いて菜穂の快感スポットを軽く一突きした。

「っはああっ!!」

「ほら、答えなさい。」

さらにもう一突き。

菜穂の身体が仰け反る。

「んあっ!はァ…はァ……す……好きです…」

「どうされるのが好きなんですか?」

「はァ……奥……奥突かれるの……好き……ああ……」

「沢山突いて欲しいですか?」

「はァ…ハイ……突いて……下さい……あっあっんあああ!」

欲求を抑えれきれない菜穂の声を聞いて、天野は深く繋がったまま、子宮口に刺激与えるように小刻みに腰を振り始めた。

「こういう突き方はどうです?堪らないでしょう?」

「あっあっんっんぁぁ…いっいっあっあん……」

子宮が振動し、今までとは異なる、身体がバラバラになってしまいそうになる程凄まじい快感が菜穂を襲う。

「アアッ!はァァアア!これっダメッ、あああ!スゴイィいっいっンッあっアンッ!」

「気持ち良いでしょう?もう何かもどうでもよくなるくらいに。そのまま快楽に気を任せて貴女の本性を剥き出しにしなさい。」

「はァあっアンッこれ……感じ…あっんっ過ぎちゃう……あっああっ!」

「快感に抵抗しちゃダメですよ、全てを受けれるんです。ほら、またイキそうだ。」

「ああっ!あっアンッあああっああっ!イク…はァァいっくぅぅぅ!!ァアアッ!」

菜穂が再び絶頂するも、天野は腰の動きを止めない。

「まだまだ、もっと乱れた奥さんを見せてください。」

「はァあっアンッ!壊れちゃぅ、あっあっハァァアアッ!ああっイク……イク…ああああん!」

子宮から全身に突き抜けるような快感に、間を空けずに連続で絶頂してしまう菜穂。

「はァン…ンハァあっン…もうダメ……もうダメ……もう止め…んああ……」

菜穂は泣きそうな顔で天野に訴えた。

休む間もなく与えられる度を越えた快感が苦痛に変わってきていたのだ。

しかし菜穂が辛そうな表情を見せても、天野は止まってはくれない。

「少し苦しいですか。でも大丈夫ですよ、またじきに頭がぶっ飛ぶくらい気持ち良くなってきますから。」

そう言って天野は、小刻みに振っていた腰を大きく引き、今度は長いストロークで腰を振り始めた。

「んっハァああっ!ンッんっんァ……!」

「ほ?ら、段々良くなってきたでしょう?」

天野の言う通り、菜穂は自分の身体の中で異変が起きているのを感じていた。

強過ぎる快感による苦痛が、徐々に消えていく。

度重なる痙攣で硬くなっていた全身の筋肉から、力がスーっと抜けていく。

「あああっ……」

まるで大きな山を越えたように苦痛が消え、頭の中で張り詰めていた糸がプッツンと切れたのが自分でも分かった。

そしてその瞬間、菜穂の身体の中で眠っていた何かが爆発し始めたのだ。

「ダメ……これスゴイの……きちゃう……ハァハァ…ヒィッヒイッ!フゥッハァッあ゛ーーー……あっあっヒィッヒイッハッハァッ!」

突然、菜穂の呼吸の仕方や喘ぎ方が一変する。

「どうやらキマってきたみたいですねぇ奥さん。さぁここからですよ、本当の快楽を味わうためにはまずは今までの自分を破壊しないといけない。それを私がやってあげます。」

そう言って腰の動きを一気に激しくする天野。

「あ゛ーーーー!!!ンァァアアッ!ハァッハァッヒイッヒイッアアァッ!アッアッアッ!!」

天野の責めに、身体を大きく弓なりに仰け反らせながら狂ったように喘ぎまくる菜穂。

天野のピストンに身体を揺らされてながら、焦点が合っていない目は白目になりそうなっていて、だらしなく開いた口からはダラダラと涎を垂らしていた。

その姿に普段の清楚な雰囲気の菜穂は微塵も残っていなかった。

「ハァッハァッヒイッヒイッアアァッ!アッアッアッ!!」

天野と近藤の前でこれ以上ないほどのアヘ顔を見せてしまう菜穂。

「どうですか奥さん、狂っちゃうでしょう?気持ち良いでしょう?」

「あああっ!!気持ちイイッああッ!スゴイ気持ちイイ!こんなぁアアんぁああッ!」

「おおー締まる締まる。ハハッ奥さん、私達とセックスできて幸せですか?」

「ハァンァンアア、ヒィヒイイあっはいっし、幸せですっあっあああっ!」

快楽で真っ白になった頭がグルグルと回っているように感じて、訳も分からず?幸せ?だと菜穂は天野達の前で口走っていた。

それが自分の本音なのかどうのなのかさえ、菜穂には分からなかった。

でも、これだけ夢中になってセックスをしている今、自分の中の何かが満たされている事は確かだった。

こんな淫乱な娼婦のような事をやっているのに……。

智明はこんな私を見たら、なんて思うだろう。

両親はこんな私を見たら、なんて思うだろう。

このセックスは破壊行為だ。

今までの自分が壊れていく。

でもそれが気持ち良い。

頭が馬鹿になっていくのが気持ち良い。

口元から涎が垂れていくのさえ気持ち良い。

夫意外の男達にお尻を叩かれるのも、?淫乱女?だと罵倒されるのも気持ち良い。

もうどうでもいい。

だってこんなに気持ち良いんだから。

そして菜穂は、ついに取り返しのつかない言葉まで発してしまう。

「奥さん、これからもずっとして欲しいですか?これからもずっと、このチンポを奥さんのマンコに挿れて欲しいですか?」

「ハァハァ……んあ、ああ…ハイ……ああ……欲しいです……ずっと欲しいです…んああ……」

菜穂のその返事を聞いて、天野は一旦腰を止めた。

「ああ……イヤ…止めないで……ハァ……」

思わずそう声を漏らしてしまう菜穂。

天野の手によって淫乱の性が完全に開花してしまった菜穂にとって、セックスを途中で中断されるのは拷問に近い。

「おやおや、少し止めただけなのに我慢できないんですねぇ。だったら奥さん、ここで宣言するんだ、私達の?性奴隷?になると。」

「はァハァ……性……奴隷……?」

「そうです、私の秘書になるという事は、私達とのセックスを最優先にして生きていく性奴隷になるという事です。そうすれば毎週貴女を快楽の世界に連れて行ってあげますよ。どうしますか?」

――性奴隷……毎週……してもらえる……――

性奴隷という言葉にゾクっとする。

社員旅行で初めて天野と身体を重ねたあの日から、ずっとセックスの事ばかり考えてきた。

夫とでは決して味わえない異次元のセックス。
こんな全身を支配されるような圧倒的なセックスを味わってしまったら、もうこれ無しでは生きていけない。

また何年も男性に抱かれない生活に戻るなんて、考えられないし、そんなのもう……絶対耐えられない。

菜穂の今の頭ではそれくらいの思考しかできなかった。

家族の事、子供達の顔さえ思い浮かべる事はできなかった。

だから快楽に支配されている菜穂の口は、欲求に従い自然と動いた。

「ハァ……なり…ます……ハァ……」

「私との関係を最優先、その意味は分かっていますね?性奴隷になるという事は、私の命令には絶対に従うという事ですよ。それでもいいんですね?」

「ハァ……ハイ……いいです……ああ……いいですから……もう…早く動いて…ハァ……」

セックスを止められたままなのが我慢できない菜穂は、あまりの快感欲しさに自分の方から腰を動かし始める。

「イヤらしいですねぇ奥さん。でもダメですよ、腰を止めなさい。」

「ハァ……ぁん……」

「命令ですよ、止めなさい。」

「ハァ……ハイ……ん……」

菜穂が切なそうに動きを止めると、天野は続けてこう言った。

「ちゃんと言うんですよ、?私は天野部長の性奴隷になります?と。」

これは天野との正式な契約だ。

精神的には、その言葉を言った時点で、菜穂は今までの自分を完全に破壊する事になる。

「ハァ……天野さん……」

「ちゃんと宣言できたら、ご褒美に子宮に直接たっぷり精液を流し込んであげますよ。」

子宮にたっぷり精液を……想像するだけでもゾクゾクする。

ピルを飲んでいるから妊娠の心配はない。

だったらしてもらいたい。中で、出してもらいたい。

「さぁ、奥さん。」

「はァ……あ、天野さん……ハァ……性奴隷……になります……ああ……」

「誰の性奴隷になるんですか?ちゃんと言わないとチンポ抜いちゃいますよ。」

「ああ…イヤ…言います、ちゃんと…ハァ…わ、私は…私は天野部長の性奴隷になります……ハァ……」

「じゃあ奥さんの身体は、今日から私の物ですね?」

「ハァん……ハイ、天野部長の物です……ああ……」

「契約成立ですね。じゃあ約束通り、たっぷりイカせて中出ししてあげます。」

45

射精に向けて天野がゆっくりと腰を動かし始める。

「ハァ?んあああ……」

膣壁を擦られる快感にうっとりとした声を漏らす菜穂。

焦らされた後だからなのか、余計に気持ち良い。

「奥さん、私がしっかり奥で中出しできるように自分で股を開いていてください。ほらこうやって。」

天野の指示通りに、自分の腕を膝裏に通して、限界まで股をM字に開き、そして早く欲しいと言わんばかりに膣をキュッキュッと締め付けてみせる菜穂。

「ハハッ嬉しいですよ、奥さんが素直に私の物になってくれて。私は貴女を一目見た瞬間から分かっていましたよ。貴女の目は、ずっと刺激を欲していた。そうでしょう?」

「ハァ……ン……」

「これからは刺激的な幸せを私が奥さんに与えてあげますからね。」

刺激的な幸せ……

天野に出会わなければ、それを知る事はなかった。

いや、それどころか菜穂の人生は、夫とも殆どセックスをしないまま年老いていくだけだったに違いない。

何の刺激も無い生活。

家族はいるけど、本当はどこか物足りなかった。そんな気持ちから目を背けて生きてきた。

人間として、女としての欲求を抑えて生きてきた。

――それを、天野さんが変えてくれた――

――女としての私の身体を欲してくれる、刺激を私に与えてくれる――

――そして私も男の人を欲して、刺激を欲してる――

――欲しい……もっと男の人が、もっと刺激が欲しい……もっと女として男の人に求められたい――

――私は?刺激的な幸せ?が欲しい――

もはや菜穂の頭は完全に天野に洗脳されていた。

麻薬のような快楽のせいで、菜穂は過剰な性欲と自己愛だけが剥き出しになってしまっているのだ。

「ンァハァ…天野さん……あっあっ…んあぁああっ気持ちイイッ……あああっ!」

興奮した声でそう口走る菜穂。

天野はそれに答えるように腰の動きを激しくしていく。

「あっあっあっ……あああっ!スゴイ……ハァアアこれ…ああっいいっああ」

「どこが良いんですか?ほら、私の性奴隷らしくしっかり言いなさい。」

「ハァあああっんっお、オマンコ、が、気持ちイイです…あああっあっ!」

「オマンコだけですか?」

そう言って腰を振りながら菜穂の乳首を摘まんで痛いくらいに強く抓る天野。

「んあああっ!!ち、乳首、乳首も気持ちイイですぅあああっ!もうっああっ!全部っ全部気持ちイイ!あああっイクッイクッ!んあああっ!!!」

頭が真っ白になる。

全身が性感帯になってしまったかのように気持ちいい。

そして菜穂はそこから再びスイッチが入ったように喘ぎ狂い、絶頂のスパイラルに入っていった。

「あああっ!イクッ!いぐっ!!ああああっ!!また止まらなくなっちゃう!あああっイクイクイクイクッ!!!んああああっ!!!」

グチャッグチュッブチャッズチュッズチュッ!!

2人の結合部からは菜穂の白く泡立った愛液が卑猥な音を立てている。

激しいピストンによって擦られ続けているヴァギナは溶けそうな程熱くなり、そして射精寸前の天野の男根もまた、熱く大きく膨れ上がっていた。

パンパンに張った巨大な亀頭と太くて硬い陰茎が、ラストスパートを掛けるように菜穂のヴァギナを責め立てる。

「奥さん!そろそろ私も出しますよ、しっかりその身体でザーメンを味わうんですよ。」

「はァあっあんっあんっああ、出して、ください、中にっあっあっいっぱいっあんっ!ああっ私もまたイッちゃう!ああっんっまたスゴイの、きちゃうっ!あああっ!」

「ハァ、よし、出すぞ奥さん!」

「ああんっ!きて!んあああっ!イクッ!いくぅぅぅ!っああああああああああああっ!!!!」

頭の血管が切れそうな程最後に顔を真っ赤にして絶叫する菜穂。

そして菜穂が絶頂するのと同時に、子宮口まで深く挿入された天野のペニスは、射精を始めた。

ドビュビュビュビュビューーーーーッ!!!!!

それは凄まじい量と勢いのある射精だった。

「はァああああ………」

久しぶりの中出し。

もう何年も前、夫とした子作り以来の膣内射精を受ける菜穂。

しかし夫・智明にしてもらうのと天野にしてもらう中出しは全く感覚が違った。

智明の時は菜穂がイク事はもちろんなかったし、いつ出したのか分からないほど何も感じなかった。

でも天野は違う。

ハッキリとわかる。

大量の精液が子宮付近に直接ビュッビュッと勢いよく打ち付けられるのが。

――ああ、こんなに沢山……あ、凄い、まだ出てる……ああ…これ……気持ちイイ……――

――セックスってこんなに気持ち良くなれるんだ……これが本当のセックスなんだ……――

――はァ……嬉しい……幸せ……――

菜穂は大きな快楽の海の中、薄れていく意識の中で、それだけを思っていた。

中出しをされて、全身に広がる甘い幸福感に包まれながら。

46

「小溝、今日は定時で上がれよ。」

「え?なんでですか?」

「知らん、上からの指示だ。お前残業のし過ぎじゃないのか?」

その日、智明は突然上司から定時退社するよう命じられた。

まだ今月はそれ程残業時間は溜まってないのに……と不思議に思いながら智明は帰り支度をしていた。

とは言え、この会社に勤め始めてからはずっと働きづめだったから、定時帰宅は素直に嬉しかった。

「久しぶりに子供達と晩御飯が食べられるな。菜穂ももう家に帰ってきてる頃かな。」

今日から菜穂は天野部長の秘書として働き始めている。

――菜穂はちゃんと秘書の仕事をこなせたのだろうか――

元々関連企業のOLだったとは言え、結婚、家事、育児でブランクは長い。

だから智明は菜穂の事を少し心配していた。

――あまり無理をしてなければいいけど――

すると智明が会社を出ようとした所で菜穂から電話がかかってきた。

「もしもし、菜穂?どうした?」

『……ん…はァ……』

「ん?菜穂?」

『……ご、ごめん、智明。』

『どうした?何かあったのか?』

電話越しの菜穂に急に謝られて少し驚く智明。

『……智明、近藤さんから聞いたんだけど……今日定時なんだよね……?』

「あぁ、そうだよ、だから今日は家族で久しぶりに晩御飯を」

『ごめん智明……あのね、子供を迎えに行ってほしいの。』

「え?菜穂はまだ家じゃないの?」

『……うん、まだ仕事があって……』

「まだ仕事?4時か5時には終わるって言ってなかったっけ?」

『そうなんだけど、やっぱり初日は色々と覚えないといけない事があって……もうちょっと時間が掛かりそうなの……だから……』

「そうか、大変だな……分かった、幼稚園には俺が迎えに行くよ。」

『うん、ごめんね。』

「そんな謝ることないよ、夫婦なんだからこういう事は協力してやってかないと。菜穂もこの前俺にそう言ったろ?」

『……うん…ンァ…ハァ……ダメ……』

「え?」

『……う、ううん!……ハァ、なんでもない……じゃあ子供達の事…お願いね』

「ああ、子供達と家で待ってるよ。」

『うん……ハァ…じゃあ後で…』

ブツンッ……プープ―……

「菜穂っ……あ?切れちゃったか。」

智明は電話越しの菜穂の声が少し疲れているように感じていたが、それを聞く前に電話は切れてしまった。

――軽い雑用をさせられるだけかと思ってたけど、秘書の仕事も結構忙しいのかもな。帰ってきたら菜穂に聞いて、あんまり大変そうだったら近藤に相談してみよう――

そんな事を考えながら智明は会社を出て駅へと向かった。

「それにしても子供を幼稚園に迎えに行くのは随分と久しぶりだな。お母さんじゃなくてお父さんが迎えに来たら、喜んでくれるかな。」

電車の中で我が子の笑顔を思い浮かべて、1人微笑む智明。

そして智明は窓の外の景色を眺めながらここ数年の事を思い出していた。

会社の倒産、そしてなかなか決まらなかった再就職。

今までの人生で一番辛い時期であった事は確かだ。

少し前までは全く心に余裕が持てていなかった。

それが打って変わって今はこんな穏やかな気持ちでいられる。

今は働く事も、家族といる時間も、全てが楽しくて幸せだった。

――それもこれも、今の会社を紹介してくれた友人の近藤と、天野部長のお陰だな――

智明は心から天野と近藤に感謝していた。

2人共自分をどん底から救ってくれた恩人だ、と。

しかしまさか今、その天野部長と近藤に、妻の身体を弄ばれているとは、智明は知る由もなかった。

「ハァ……んっんっあっあっ……」

「奥さん、小溝君は何と言ってました?」

「ハァ、子供を迎えに行ってくれるって……あっンァ…」

「それは良かった、じゃあ今日はもう少し楽しめそうですね。それより奥さん、近藤君にチンポを挿れられながら旦那さんと電話するのは、どんな気分でした?興奮しましたか?」

「……」

「ほら!答えろよ!」

バックの体位で繋がっていた近藤は、そう乱暴な言い方をすると、菜穂の尻を強く手で叩いた。

バチーンッ!!

「ああんっ!!」

菜穂の尻に近藤の手の跡がハッキリと残る。

「興奮してたんだろ?電話してる間もマン汁垂らしてチンポ締め付けてたしよ。」

「ハァ……ハイ……んァ……」

「ハハッ、奥さんは罪悪感でも興奮してしまうんですか?いやはや、これはどうしようもない淫乱マゾですねぇ。」

「ハァン……はァ……」

「おお、今またオマンコが締まったな。天野部長に淫乱マゾって言われて感じちゃったのか?」

「……」

「フハハッ、奥さん、やはり貴女は素晴らしい。これだけの美人で、素晴らしい家庭を持っていながら、本物のド変態なんですから。こちらとしても遣り甲斐がありますよ。これからもっともっと調教してあげますからね。」

「ハァ……調教……」

「そうですよ。奥さんの身体の穴と言う穴全て、全身を調教して、性欲処理専用の身体に変えてあげますからね。」

?全身を……穴を全部……?

天野の言葉に、身体がゾクゾク反応する。

「おお、また締まった。ハハッ、こりゃいいや。天野部長、これなら?あの方達?も気に入ってくれるんじゃないですか?」

「そうだね近藤君、きっと?あの方達?も喜んで下さるでしょう。秘書としても性奴隷としてもこれほど優秀な女は過去にいない。初日からよく頑張ってくれましたね奥さん。ほら近藤君、ご褒美にまた中出ししてあげなさい。さっきから奥さんの腰が突いて欲しそうにクネクネ動いてますよ。」

「ハハッ、了解しました。おい菜穂ちゃん、また中出しして欲しいのか?」

「ハァ……近藤さん……」

「あれほど身持ちが堅かった君が、まさか俺に中出しを強請る日が来るとはねぇ。へへ、さぁたっぷり突いてやるから沢山喘げよ!」

そう言って近藤は腰を激しく振り始めた。

「あっあっんああああっ!!!!!」

「チンポ気持ちイイか?マンコ気持ちイイか?」

「はァあああっ!!!近藤さんっああんっおチンポ気持ちイイです!!!オマンコっあっあっ気持ちイイですっあああああ!!」

ホテルの一室に、菜穂のあられもない声と、肉と肉がぶつかる音が鳴り響いていた。

この日菜穂は、1人の女として、人妻として、母親として、落ちて所まで落ちてしまった。

我欲に溺れた人間は、そのまま人生の下り坂を転がるようにして落ちていく。

菜穂は天野と出会ってから、短期間でここまで足を踏み入れてしまった。

それは、今まで自分でも気づかない内に心の奥に溜め込んでいた不安や不満が、あまりにも大きかったからなのかもしれない。

長年のセックスレス、夫の失業……

しかしどんな理由であれ、一度転がり落ちてしまえば、途中で止まる事は難しい。

なぜならもはや菜穂は、その落ちていく自分にさえ酔い痴れ、快楽を感じているのだから。

47

菜穂が天野の秘書として働き始めてから1ヶ月が過ぎようとしていた。

当初は週に3?4日の出勤という話だったはずだが、それがいつの間にか平日は毎日、時には土日にも菜穂は天野に呼び出されるようになっていた。

そしてその度に、菜穂は天野や近藤に身体を捧げていた。

まさにセックス三昧の毎日。

そして天野と近藤による調教で、菜穂の身体はすっかり過敏体質に変わり果ててしまっていた。

乳首や陰核など、元からの性感帯だけではなく、背中や腕や脚を触られただけでも感じてしまう。

もっと言えば、菜穂は天野の顔を見たり声を聞いたりするだけでアソコをグッショリと濡らしてしまうほどに調教が進んでいた。

天野の調教は身体だけではなく、頭の中、脳にまで及ぶ。

天野に対しては絶対従属、命令は必ず守らなければならないと、菜穂はマインドコントロールに近い形で脳を支配されてしまっていた。

当然、それだけの事をしておいて、ほかの生活に影響が出ない訳がない。

菜穂が帰りが遅くなったり休日に天野に呼び出される度に、育児は夫の智明にやってもらっていた。

その替わりに智明は会社からの指令で定時帰宅の日が多くなったものの、智明がそれに対して何も思わない訳がない。

菜穂の秘書としての給料はかなり高い。だから智明の残業時間が減って給料が多少下がっても、菜穂が働いている分、寧ろ家計の収入は倍増している。

しかし家族で過ごす時間は極端に減っていた。

「菜穂、ちょっと話したい事があるんだけど、今いいかな?」

ある日の夜、家で智明は菜穂にそう声を掛けて話し始めた。

「菜穂の仕事の事なんだけどさ、最近ちょっと働き過ぎじゃないか?」

「……」

「なんとなく元気がないようにも見えるし、疲れてるのかなぁって、ちょっと心配でさ。」

「……そんな事ないわ。大丈夫よ、心配しないで。」

「本当に?それに菜穂さ、最近ちょっと痩せたんじゃないか?秘書の仕事で何かストレスが溜まるようなことやらされてるんじゃ……」

「ううん、そんな事ないし、ストレスはないわ。天野部長は本当に私に良くしてくださってるの。それに働き始めて分かったんだけど、私、専業主婦よりも外に出てた方が気持ち的には楽みたいなの。」

「そ、そうか……でもさ……」

「智明は私に家に居てほしいの?正直私、家に籠りっぱなしじゃ腐っちゃいそうなのよ。」

どこか機嫌が悪いような菜穂の言い方に、智明は慌てて笑顔を作ってフォローを入れた。

「いや働くのは全然良いんだよ。菜穂がそんなに今の仕事に遣り甲斐を感じているなら尚更。でもさ、出勤日数が多すぎやしないか?ほら、最初は週に3日くらいって話だったろ?それが最近は毎日じゃないか。」

「……。」

「それにさ、最近晩御飯も惣菜屋で買ってきたものばかりだろ?ほら、菜穂は料理が好きだったじゃないか。子供達にもさ、やっぱり母親の温かい料理を食べさせた方がいいじゃないかな。」

「……それは……仕方ないじゃない……今の世の中そんな家庭は沢山あるわ。
ねぇ智明、これから景気がどうなるか分からないし、また前の会社みたいな事になる可能性だってゼロじゃないと思うの。家のローンだけじゃなくて、子供達はまだ小さいし、大学卒業までは沢山お金が掛かるわ。だから私も働ける職がある内に沢山働いておいた方が良いと思うのよ。」

「ま、まぁ、それはそうだけどさ……」

「私……先が見えない、あんな辛い想いはもうしたくないの。智明だってそうでしょう?」

「菜穂……」

それを言われたら智明は何も言い返せない。

確かに菜穂の言う通り、もうお金の事で苦労はしたくはない。今の内に将来のために貯金を増やしておく事は大切だ。

しかしそれでも智明は心配だった。

お金は大切だが、今のままでは家族がバラバラになってしまいそうで不安だったのだ。

なんとなく、以前までの菜穂なら「お金なんかよりも、毎日手作りの料理を家族に食べてもらう方が大切だと思うわ」と言っていたような気がする。

なんだか菜穂の性格が少し変わってしまったように感じるのは、自分が職を失って菜穂にあんな苦労を掛けたからなのだろうかと、智明は責任を感じていた。

そしてその翌日……

「そうですか、やはり小溝君が聞いてきましたか。で、菜穂は私が指示した通りにちゃんと説明したんでしょうね?」

「ん…はァ…はい……将来のためにお金が必要だから…またいつ景気が悪くなるか分からないからって…天野部長には良くしてもらってるから大丈夫って…ハァ……」

「よしよし、そうやって菜穂は私の言った通りに対応していればいいですからね。そうすれば小溝君に菜穂が秘書としてどんな仕事をしているかはバレる事はありませんから。」

「はい…ん……チュパ……」

菜穂にフェラチオをさせながら笑みを浮かべる天野。

菜穂の事を呼び捨てするその様子から、この2人の従属関係がさらに深まっている事が分かる。

「しかし、このままではいずれ小溝君には勘付かれてしまうでしょうねぇ、小溝君も馬鹿ではないでしょうから。」

「そうなったら少し面倒臭い事になりますよ。天野部長、ここは早めに何らかの対応をしておくべきです。」

横にいた近藤が天野にそう言った。

「そうだねぇ、折角菜穂が私の物になったのに邪魔をされては不快だからなぁ。近藤君、君に何か考えがあるのかね?」

「はい、簡単な事ですよ、小溝にはしばらく遠くに行ってもらうんです。邪魔者にはややこしい事はせずに消えてもらうのが一番ですから。」

「あーなるほどねぇ、確かにそれが手っ取り早いのかもな。菜穂、お前はどう思う?今夫が居なくなったところで別に困らないだろう?」

「はァ……いなく……なるんですか?」

「そうさ、お前も小溝君に私達の関係を邪魔されたくはないだろう?」

「……はい……」

「ハハッ、そうだよなぁ、お前には私がいるんだから本当はもう夫なんていらないはずなんだよなぁ。よし、ではすぐにそのように手配しよう。」

菜穂は天野のその言葉を聞いて、複雑な表情をしていた。

「大丈夫だよ菜穂、子供達の事は家政婦でも雇って任せればいい。金は私が全て払ってやる。」

「……ハイ……。」

「そのかわり、これからはもっと忙しくなるからな。なんせ我が社の取引先には、お前のその淫乱な身体を味わいたがってる人間が大勢いるんだ。この前連れていったパーティーでも菜穂は大人気だったからなぁ。」

「……」

「私がたっぷり調教してやった身体だ。それを存分に使って私や会社の利益に貢献するんだぞ、菜穂、分かったな?」

「……」

「おい菜穂!ちゃんと答えんか!」

「は、はいっ!私……会社のため、天野部長のために…これからも一生懸命働かせてもらいます……」

「そう、それでいいんだよ、菜穂。お前の身体はもうお前の物じゃない、意思なんて持つ必要はない。ただ私に従っていればいいんだ。そうすればそれ相応の金と快楽と女としての幸せをこれからも与えてやる。フフフッ、分かったな?」

「……はい……」

天野の言う事にそう素直に答える菜穂の瞳は、輝きを失っていた。

智明と結婚した時の喜び、2人の子供を出産した時の喜び、幸福感。

家族への豊かな愛情を持っていた菜穂の優しげな瞳は、もうすでにそこには無かった。

それらを、菜穂は全て天野のセックスによって破壊されてしまったのだ。

麻薬に手を出した人間の生活や人生が破壊されていくのと同じように、菜穂は大切な物を失ってしまったのだ。

そして菜穂の夫、智明に海外転勤の指令が出たのは、それから数日後の事であった……。



妻が接待で体験した超肉食絶倫3Pセックス 5

早朝、菜穂は家族のために1人早起きして朝食を作り、夫のネクタイやカッターシャツを用意する。

そして夫と子供達を起こし、家族皆で一緒に朝食を食べる。

「ほら、お腹空いてなくても朝ごはんはしっかり食べなきゃ駄目よ。一日のエネルギーになるんだから。」

食卓の席に座ってもまだ眠そうな子供達。

でも夜は、まだ夫の帰りが遅い日が多い事もあって、一緒に食べられないから、一日の内で一家団欒を楽しめるのは、この朝食の時だけなのだ。

そして時間になれば、まずは最初に仕事に向かう夫の智明を見送る。

「今日もちょっと遅くなるかも。」

「うん、ご飯用意して待ってるから。」

「あぁ、じゃあ菜穂、行ってくるよ。」

「いってらっしゃい、気を付けてね。」

夫を送った次は、小学校に上がったばかりの長男だ。

「忘れも物ない?昨日やった宿題ちゃんとカバンに入れた?」

「うん。」

下に弟ができて、最近は兄としての自覚も芽生えてきたのか、長男は随分としっかりしてきた。

「じゃあ車に気を付けてね。」

「うん、行ってきまーす。」

「いってらっしゃい。」

そして最後は幼稚園に通っている次男。

送迎バスが来るまで2人で家の前で待つ。

次男はまだ甘えん坊さんだから、家から出る時よく母親の菜穂から離れたくないと言って泣いてしまうのだが、今日はそんな事はなかった。なんでも最近幼稚園でとても仲の良い友達ができたのだとか。

「お母さん行ってきまーす!」

「フフッ、いってらしゃーい!」

バスに乗った次男に笑顔で手を振る菜穂。

少しずつだが、子供達の成長を感じて菜穂は微笑ましかった。

こういう毎日の小さな発見、子供達の成長、元気に仕事に向かう夫の姿を見る事が、菜穂にとっての幸せ。

その幸せさえあれば、他には何もいらないはず。

そう、そのはずなのに……。

家族を見送った後は、洗濯と掃除に、夜ご飯のための買い出し。

それが終われば、幼稚園から次男が帰ってくるまでは1人の時間ができる。

パートタイムの仕事は智明に「もう今の給料なら菜穂が働く必要はないよ、2年間頑張ってくれたし、今は少しでもゆっくりする時間作ったら?」と言われ、その言葉に甘えて先日辞めてきた。

優しい夫に感謝しながら、午後の静かな時間を過ごす菜穂。

リビングのソファに座って、テレビをつける。

「……。」

しかし番組の内容が全く頭に入ってこなくて、すぐにテレビは消してしまった。

落ち着かない。

どこか心が休まらない。

なんだかモヤモヤする。

社員旅行から一週間以上が経っていたが、菜穂の頭からあの忌まわしき記憶は消えてはいなかった。

そして一人の時間になるといつも思い出してしまう、あの男の声。

?今日は奥さんのオマンコに私のチンポの形をしっかり覚えてもらいますから、覚悟しておいてくださいよ?

?自分に正直に生きないと辛いだけですよ。毎日でも欲しがりそうなこんなイヤらしい身体を持っているのに、セックス無しの生活なんてありえないでしょう?

?あっああっ!ハァンッ!それ…んぁ!ダメェッ!あっあっあんっあんっ!ハァッ!?

?このくらい激しい方が好きでしょう奥さん!?

――……ダメッ!――

菜穂はハッとして我に返った。

あんな事、早く忘れたいのに、忘れなきゃいけないのに。どうして忘れられないの。

嫌な思い出のはずなのに、どうしてまた、身体が……。

?奥さん、これを挿れてほしいですか?セックスしたいですか??

?どうですか奥さん、久しぶりのチンポは、気持ち良いでしょう??

――ああ、また……どうして頭の中に勝手にあの人の声が……――

「ハァ……もうダメ……!」

我慢できない。

菜穂はソファから立ち上がり、リビングのカーテンを全て閉めた。

そして菜穂はスカートの中に手を入れると、下着のパンツを下げた。

「ああ、こんなに……」

愛液が糸を引くほど下着のクロッチ部分がグッチョリと濡れている。

身体が疼いて疼いて仕方なかった。

ソファに座り直し、脚をM字に開いて、すぐに自らの手でアソコを弄りだす菜穂。

「ン……はァ……」

まだクリトリスがヒリヒリする。

バスで3時間もの間天野に責められ続けた場所。

でも今でもここが赤く腫れてしまっているのは、それだけのせいではない。

あれから毎日のように、菜穂が自分でここを刺激していたからだ。

痛いのに、その痛さが気持ち良くて、止められない。

そして膣の方にも菜穂は指を挿入する。

指はなんと3本も。根本まで全て入れる。

クチュクチュ……

しかし菜穂の指は天野の指のように長くはないから、あの奥の快感スポットには全く届かない。

だから菜穂は同時にクリトリスを強めに刺激して快感を得ることしかできなかった。

そして頭の中で想像するのは、やはり天野とのセックスと、そしてバスの中でのあの運転手の視線や社員達からの視線だった。

「ああ、ンッ……はァ、見られてる……見られてるのに……私……ハァ……」

ソファの上で大胆に股を開き、激しいオナニーをする菜穂。

普段の菜穂からは想像できない程卑猥な姿だ。

駄目だと思っていても止められない。毎日してしまう。

しかし、勝手に身体から溢れ出てきてしまう性欲を処理をするためには、この昼間の1人だけの時間が、今の菜穂にはどうしても必要だった。

今はこうやってガス抜きをして、いつか性欲が治まってくれるのを待つしかない。

夫とするのとは違う、全く別次元のセックスで知ってしまったあの快楽を忘れるために。

こんな事は誰にも相談できない。だから自分でなんとか処理するしかなかったのだ。

だがその日、菜穂が1人の時間を過ごしている家に一歩ずつ近づいてくる男がいた。

「ここだな……。」

そしてその男は家の門の前で立ち止まると、インターホンの呼び出しボタンを押した。

32

突然インターホンの音が鳴り、菜穂は自慰行為をしていた手を止めた。

「ハァ……ぇ、誰かしら……。」

ソファから立ち上がり、下着のパンツを慌てて穿き直す。

そして菜穂は、インターホンのモニターを確認した。

「はい、どちら様でしょうか……あっ」

『菜穂ちゃん?近藤です。』

「こ、近藤さん!?ちょっと待っててください、今行きます。」

こんな平日の昼間に突然訪ねてきた近藤に少し驚きながら、洗面台の鏡で身なりをチェックする菜穂。

――やだ……顔が赤くなっちゃってる――

先程までオナニーをしていたせで、顔が火照ってしまっていた。

菜穂は手で顔を扇いだり、少し乱れていた髪を整えたりした後、玄関へ向かった。

「やぁ、突然ごめんよ菜穂ちゃん。」

「いえそんな、近藤さん、先日は主人の事で色々と助けて頂いて、本当にありがとうございました。今週末にでも智明と2人でお礼のご挨拶に伺おうと思っていたのですが……」

菜穂は近藤の顔を見るなり、すぐに頭を深く下げた。

菜穂や智明にとって、今や近藤は大切な恩人なのだ。近藤がいなければ、智明の正社員採用はなかった。

「ああいや、ハハッ、そんな気なんて使わなくていいよ。それより今日は実はまた菜穂ちゃんにお願いしたい事があって来たんだよ。その事でちょっと話がしたいんだけど今いいかな?」

「お願いしたい事……?あ、どうぞ、上がってください。」

「悪いね。」

菜穂は閉めきっていたカーテンを開けて、近藤をリビングへ案内した。

「それにしても良い家だなぁ、ローン組んだんだよね?」

「はい、そうです。」

「凄いよなぁ小溝は、しっかり家庭を持って、今やこの立派な家の大黒柱って訳か。そりゃあれだけ必死にもなるわな。」

近藤はリビングから2階へ吹き抜けになっている高い天井を見上げながら、感慨深げにそう言った。

「近藤さん、お飲物どうされます?お茶かコーヒーか、紅茶もありますけど。」

「あぁ、じゃあコーヒーで。ごめんよ、気を使わせちゃって。」

「いえいえ。」

「あれ?子供さんは?確か2人いたよね。今何歳だっけ?」

「上の子は7歳で小学1年生、下の子は4歳で今幼稚園に通ってます。」

「へぇ、もう小学生なのか、早いもんだね。少し前に小溝と菜穂ちゃんの結婚式があったばかりだと思っていたのに。」

「フフッ、本当ですよね、時が経つのってあっという間で。」

菜穂は近藤にコーヒーを出すと、ソファに腰掛けた。

「あの、近藤さん、それで私にお願いしたい事って……。」

「あ?そうそう、小溝から聞いたんだけど菜穂ちゃんパートの仕事辞めたって本当?」

「はい。」

「じゃあ今は専業主婦なんだ?」

「そうですね、先週から。」

「じゃあ丁度良かった。実はある事を天野部長に頼まれてさ。」

「天野部長に、ですか……?」

天野の名前を聞いた瞬間に、菜穂は不安そうな表情になる。

そして近藤はそんな菜穂を見ると、ニヤっと笑みを浮かべてこう話し始めた。

「そう。天野部長がさ、菜穂ちゃんに部長専属の秘書になってほしいって言ってるんだよ。」

「えっ、秘書ですか……?」

「もちろん秘書と言っても正社員のようにバリバリ仕事をする訳じゃないよ、時間的にはパートタイムの仕事と同じで遅くても夕方くらいまで。出勤はそうだなぁ、たぶん週に2日か3日くらいでいいと思うんだけど。どう?」

「どうって言われても……」

天野部長の専属秘書なんて、菜穂は嫌な予感しかしなかった。

「これは凄く良い話だと思うよ、給料もその辺でパートで働くのとは比べ物にならないし、たぶん3倍か4倍は出るんじゃないかなぁ。いや、菜穂ちゃんの頑張り次第ではきっともっと貰えると思うよ。」

「3倍か4倍……そんなに……」

「そっ、良い話だろ?よし!じゃあ決まりだな!」

「えっ!?」

「実は今日はもう契約書も持ってきたんだ、それにささっとサインしてくれればいいからさ。印鑑持ってきてくれる?」

「印鑑って……ちょ、ちょっと待ってください、あの……私はまだ……」

「大丈夫だよ、怪しい契約書なんかじゃないから。」

「そ、そうじゃなくて……」

「いいから早く持ってきな。」

突然近藤に契約書を出され、印鑑まで要求された菜穂は当然慌てた。

「こ、近藤さん、そんな急に言われても……私……」

当たり前だ。こんな急な話で契約書にサインなんてできる訳がない。しかもあの天野の秘書なんて。

しかしそんな菜穂に対して、近藤は表情を一変させてこう言い放った。

「菜穂ちゃん、君と小溝のために言うが、断らない方がいいぞ。」

先程まで笑顔を見せながら穏やかに会話をしていた近藤の目つきが、人が変わったように鋭くなった。

背筋にゾクゾクと寒気が走る。

――何……?さっきまでの近藤さんとはまるで別人……――

態度を急変させてきたそんな近藤に、菜穂は恐ろしささえ感じた。

「天野部長の言う事には逆らわない方がいいって、この前言っただろ?」

「近藤さん……」

「正社員として採用されたと言っても、天野部長の気が変わってしまえば、小溝の首なんてすぐに切られる事だってありえるんだよ。あの人はそういう力を社内で持ってる。言ってる事分かるだろ?」

「そ、そんな……」

「だから君に選択の余地なんて無いんだよ。その天野部長に秘書になって欲しいと言われたんだから、素直に秘書になればいいんだよ。さぁ、印鑑持ってきて。」

近藤が菜穂に対してしてきているのは、完全に脅迫だった。

しかし、だからと言って簡単にそれを受け入れる事なんてできない。

「ま、待ってください近藤さん、せめて夫に相談させてください。秘書と言われても、仕事の内容もまだよく分からないですし……。」

「小溝に相談?そんな事する必要ないよ。それに菜穂ちゃんさ、仕事の内容も本当はもう分かっているんだろう?」

「……もう、分かってる……?」

「この前の社員旅行でも、天野部長に随分と良い働きっぷりを見せたそうじゃないか。だから智明は本採用された。そうだろう?」

「ぇ……」

――うそ……近藤さん…もしかしてこの人……――

「まだ分からない?」

そう言って近藤は席を移動し、菜穂の横に座って身体を近づけてきた。

「だったら、今ここで俺がどんな仕事かを教えてやるよ。」

33

近藤は菜穂の身体をソファに押し倒すようして抱き付いてきた。

「キャッ!!こ、近藤さん!?や、止めてください!」

「菜穂ちゃん、俺は知ってるんだぜ?君がどれだけエロい女か。あの変態の天野部長と楽しんだんだろ?」

「ち、違います!あれは……天野部長が無理やり……」

「君だけは清らかであり続ける人だと思っていたのにな。結局君も、単なるメスだったわけだ。小溝以外の男の味はどうだった?美味しかったか?」

「だ、だから違うんです近藤さん……お願いです待ってください、冷静になってください!」

「何が違うんだ?君はあの日、自分から天野部長のチンポを欲しがったんだろ?」

「そ、それは……」

「ハハッ、君は昔からそうだよな、すぐに顔に出るから、嘘を付くのが下手糞だ。」

「……近藤さん……」

「小溝と随分と長い間セックスレスだったらしいね、それも酷い話だ。まだ女盛りなのに、菜穂ちゃんが浮気したくなるのも当然だ。」

「浮気だなんて……私は……」

「セックスが好きなんだろ?男が欲しかったんだろ?」

「……そんな事……」

「またその顔だ。ハハッ、君は面白いな。現に俺がこうやって襲ってるのにあんまり抵抗してこないしな。」

「イヤ……近藤さん……違うの……」

近藤からの口撃に、菜穂は次第に反論する力を失っていった。

菜穂は近藤が言っている事を否定する事はできなかったのだ。

あの夜、確かに菜穂は男を身体を自ら欲しがった。

夫以外の男のペニスを受け入れ、積極的に快感を欲し、自分から腰を振る淫らな姿も天野の前で披露してしまった。

あの時の自分を、菜穂はまだ消し去る事ができていなかったのだ。

近藤はそんな菜穂の身体をソファに押し付けたまま、スカートの中に手を入れた。

「あっ!イヤッ近藤さん!」

「言ったじゃないか、君がこれからやる仕事を、俺が教えてやるって。」

「ああ……」

近藤の手はあっさりスカートの奥まで入り込み、菜穂の秘部を下着の上から触ってきた。

「ん?おいおい菜穂ちゃん、ここすげぇ濡れてるけど?」

「……だ、ダメ……」

そして近藤の手は、その下着の濡れ具合の不自然さにすぐに気付く。

「……なんかこれ、いくらなんでも濡れすぎじゃないか?尻の方までビショビショだぞ?」

「……」

横に背けた顔を赤くする菜穂。

「フハハッ、そうか。菜穂ちゃん、正直に言えよ?俺がここに来るまで1人で何してたんだ?」

「……イヤ……」

「オナニーしてただろ?」

「……」

菜穂は黙り込んでしまい、やはりそれを否定しなかった。

「ハハッ、やっぱりそうなのか。小溝が仕事しているこの昼間の時間に、他の男とのセックスを想像してオナニーとはね。
幻滅させてくれるなぁ。菜穂ちゃんがまさかここまで淫乱な女だとは思ってなかったよ。天野部長の言う通りだな。だったらもっと素直になればいいのに。こうやって強引にされるのも、本当は好きなんだろう?」

そう言って近藤は菜穂が着ていたブラウスに手を掛けると、それを乱暴に引き裂いた。

ビリビリビリッ!

「キャッ!止めて!」

ブラウスがボタンが飛び散り、前が開く。

そしてブラジャーを纏った菜穂の豊満なバストが近藤の前に露わになった。

「止めてじゃないだろ?感じてるくせに、この変態女が!」

罵倒に近いような言葉を浴びせながら、近藤はさらにブラジャーを鷲掴みし、上に大きくずらして菜穂の白く柔らかな乳房を露出させた。

「フッ、大人しい顔してエロい乳してるんだな。こんな身体、小溝だけじゃ持て余すのは当たり前だな。まさに淫乱に相応しい男好きのする身体だ。」

「ぅぅ……酷い事言わないで近藤さん……信頼していたのに……どうしてこんな事……」

菜穂は目に涙を滲ませながら嘆いた。

「信頼?どうしてこんな事に?ハハッ、菜穂ちゃん、これが君が自分で選んできた人生だろ?」

「……ぇ……?」

「天野部長と関係を結んだのも、君が選んだことだ。そして今俺がこうしているのは、その結果だ。恨むなら自分を恨むんだな。」

「そ、そんな……」

そして近藤は再び鋭い目つきで菜穂の顔を見ながら、こう呟いた。

「被害者ぶるなよ。小溝なんかと……小溝なんかと結婚するからこんな事になったんだ。小溝なんかを選んだ君が悪いんだからな。」

34

鼻息を荒くしながら服を乱暴に脱がせていく近藤。

そしてその近藤の目には、明らかに嫉妬や憎悪が滲み出ていた。

?小溝なんかと結婚するからこんな事になったんだ?

菜穂は昔、近藤とのお付き合いを断った事ある。それを近藤は今までずっと根に持っていたのだと、菜穂はその言葉を聞いて気付いた。

でも菜穂はそんな近藤が理解できなかった。

もうあれから何年も経っているのに、どうして今さら……。

「イヤ!止めて近藤さん……どうしてそんな……」

「俺を小さい男だと思うか?そう思うならそれでもいい。でも俺は君の身体をこうやって自分の好きにできるならそれで満足なんだ。小溝が馬鹿みたいに働いてる間に、小溝の嫁でこうやって遊ぶのが何よりも楽しいのさ。」

「な……何言ってるの?……狂ってる……そんなの狂ってます!近藤さん、お願いだから正気に戻ってくださいっ。」

「ハハッ菜穂ちゃん、俺は今も極めて冷静だよ。これは俺がずっと望んでいた事なんだ。それがやっと叶うんだから嬉しいよ。
それに誰だってこういう黒い欲望は持っているものだろ?俺も天野部長も、そして菜穂ちゃん、君もね。」

「……私も……?」

「そうさ、君だってその欲望を満たすために天野部長とセックスをしたんだろ?小溝に嘘までついてさ。」

「それは……」

「だから菜穂ちゃん、君もこっち側の人間なんだよ。金や欲に弱い人間さ。
でも大丈夫、それを恥じる事なんて全くないよ。この社会にはそんな人間は他にも沢山いるんだからな。」

「……ち、違います……私はそんなのじゃ……」

「いや、違わないさ。君はずっと誤魔化していただけなんだ。
貞操を守って平凡な毎日を過ごしていても君は満たされない。
黒い欲望を満たしてくれるもの浴びてないと君の心はすぐに干からびてしまうんだ。君はそういう人間さ。」

「……黒い、欲望……」

「そうさ。それに君はすでにそれを一度味わってしまっている。もう後には戻れないって、君自身が一番分かっているはずだ。そうだろう?」

「……。」

菜穂はそこで黙ってしまった。

確かに自分の中には黒い欲望があるのかもしれない。

でも……と、菜穂はまた思い直す。

そうじゃない自分も、まだ確かに心の中にいる。

「でも……でも私には、家族がいるんです。家族が……」

「家族がいる?だからこそ刺激的なんじゃないか。夫もいて、子供もいる君だからこそ、そういう欲望が生まれるんだよ。」

菜穂はそれに対して何度も首を横に振った。

「そんな事ない……そんな事ないです!」

「だったらそれも、俺が今日ここで分かるまで教えてやるよ。君の本性がどんなものか。」

そういって近藤は菜穂のスカートの中に手を入れて、下着を一気に下げて脱がさせた。

「きゃっ!」

そして近藤は手に取ったそのパンツの濡れたクロッチ部分を見てニヤリと笑った。

「まぁ菜穂ちゃんならすぐに分かってくれると思うけどね。」

犯される。

菜穂は本能的にその危機から逃れようと、ソファから身体を起こそうとした。

しかし近藤の腕がそれを力ずくで止める。

「嫌っ!お願い、もう止めてっ」

「いいねぇ、最初はそのくらい抵抗してくれた方が寧ろ燃えるよ。俺ってレイプが結構好きなのかもな。」

そう言って近藤は組み伏せた菜穂の陰部に手を入れた。

クチュクチュ……

「ン……ぁ……イヤ……ぁ……」

「ハハッ、オナニーでこれだけ濡れていれば前戯なんていらないよな?ありがとよ菜穂ちゃん、手間が省けたよ。すぐに気持ち良くしてやるからな。」

この時点ですでに、近藤にとって菜穂はまな板の上の鯉のようなものだったのかもしれない。

こんな時間帯に自慰行為をしているような盛った人妻を、快楽の海に突き落とすのはあまりにも簡単な事だ。

「菜穂ちゃん、本当はこれが欲しいんだろ?」

手早く自分のベルトを緩め、ズボンを脱ぐ。

そして最後に黒いボクサーパンツまでもを脱ぎ去り下半身裸になった近藤は、菜穂の目の前で猛烈に勃起した自身の男根を露出させた。

「きゃっ……ぇ……」

菜穂は近藤の股間を見て思わず目を丸くして口に手を当てた。

硬く反り返った近藤のペニスは、赤黒くグロテスクに見え、そして何よりそのサイズが大きかった。

太くて長くて、亀頭が異様に大きく傘を開いている。

菜穂はそれを見て、先日の天野部長のペニスを思い出さずにはいられなかった。

あの挿入感、あの刺激、奥を突かれた時のあの凄まじいほどの快感。

天野の怒張も恐ろしいような形をしていたが、近藤のそれも負けていない。

まるで女殺しのために存在しているような姿形。

――ああ……こんなの……私……こんなのでされたら……――

圧倒的な威容を誇る近藤の男根を前に、恐怖にも似た感情を抱きながらも、菜穂の下腹部は熱く疼いてしまっていた。

35

「さぁ、この時をずっと待っていたんだ。俺も楽しませてもらうよ。」

菜穂の両脚を持って、強引に股を左右を広げる近藤。

菜穂はなんとか抵抗しようと試みていたが、男の力の前では為す術がなかった。

「諦めな、菜穂ちゃん。」

近藤のペニスは今か今かと女性器を欲して、陰茎にボコボコと血管を浮かび上がらせている。

「イヤ……近藤さん……」

「そう言っていられるのも今のうちだけさ。」

そして硬く反り返ったをペニスを濡れた膣口に押し当てると、近藤は容赦なく一気に菜穂を貫いた。

「んっダメ……あああっ!」」

願いは叶わず、無残に串刺しにされる菜穂。

しかし充分過ぎるほど濡れていた菜穂の膣は、意思に反するようにそれをあっさり受け入れてしまった。

近藤の挿入の仕方は乱暴でも、痛みは感じなかった。それどころか、アソコを大きく広げられる感覚を喜ぶように、菜穂の膣壁は近藤の陰茎を強く締め付けていたのだった。

「おお、締まるねぇ。菜穂ちゃん、振った男にこんな風に挿入されて、今どんな気分なんだ?」

イヤイヤと首を横に振る菜穂。

そんな菜穂を見てニヤリと笑みを浮かべた近藤は、さっそく腰を振り出し、ピストン運動を開始した。

「んうぅっ、んぁぁぁっ……ム……ンン……」

こんな屈辱的なレイプのようなセックスで感じたくなんかないと、菜穂は口に手を当てて、せめて声が出ないようにと耐えていた。

しかしそれも当然長続きはしない。

単純に抜き差しされているだけでも、近藤の大きな亀頭とエラの張ったカリに菜穂の快感スポットは刺激されてしまう。

そしてその度にオナニーとは比べ物にならない程の快感が広がり、細胞のひとつひとつまでもが甘く痺れてくる。

「んっんっあっあっ……ああ、ンはァ……ハァン……」

手で押さえていた口が徐々に半開きになっていき、自然と甘い声が漏れ始めた。

菜穂が快楽に溺れ始めるまでに、それ程時間は掛からなかった。

あの社員旅行の夜、天野に散々絶倫セックスを味わわされた菜穂は身体は、すでに理性を保つブレーキを破壊されてしまっていたのだ。

――ああ……どうして…どうしてなの……身体が言う事を聞いてくれない――

どうしても流されていってしまう。

もう心にしているガードは風前の灯に等しかった。

すでに菜穂から抵抗する気配は殆ど消えてしまっている。

「もう大人しくなっちまったのか?菜穂ちゃん、やっぱり君はどうしようもないほどセックスが好きなんだな?おら、旦那以外のチンポは気持ち良いか?」

認めたくなかったが、その通りだった。

セックスが好き。

そして夫以外の男性が相手なのに、なぜか信じられないほど気持ち良い。

「んっンッ、イヤ…あっあっあんっハァァ……」

菜穂が否定してこないのを見て、また嬉しそうに笑う近藤。

「ハハッ、だったら一緒に楽しもうよ。もう家族なんてどうでもいいだろう?君は俺と同じで、こういう風に生きていくのがお似合いなんだよ。」

近藤は自分が落ちぶれた男だと自覚している。

だからこそ、菜穂も一緒に奈落の底に落ちていくのを望んでいた。

自分のモノにならないなら、一緒に引きずり落とすまで。

それが近藤の歪んたプライドを癒す唯一の方法だったのだ。

「あっあんっあっあっん……ハァン…ああんッ!」

「おら、もっと激しくしてほしいか?こうだろ?こういうセックスが好きなんだろ!?」

そう興奮気味に言いながら、近藤は猛烈な勢いで腰を激しく振り始めた。

「あっあっ、ああっ!ンァァアアッ、ダメェそんなに、あんっ、されたら……あっあンッああああっ!」

強烈な抽送で最奥の快感スポットを何度もノックされ、あられもない声を上げる菜穂。

「おら、気持ち良いって言ってみろよ!」

近藤の凶悪な男根が、菜穂の中に残っていた僅かな理性をも、無残に打ち砕いていく。

「んはァ!あっあっもうダメッ!もう……ああっ!いいッ!スゴイ……ハァ…いっ……イっちゃう…あっあっ!」

そして菜穂は早くも絶頂に達しつつあった。

一週間、ずっと自分の指だけで我慢していた。

溜め込んでいたものが、今にも爆発しそう。

「もうイクのか?さすが淫乱女だな、チンポ入れたら別人じゃねぇか。おら、だったらさっさとイケよ!」

自身のペニスによがり狂う菜穂を見下すようにして言葉を吐き捨てると、近藤はさらに乱暴に腰を振って菜穂を責めた。

「あっあっ言わない、で、ああっもうダメ……!あっあんっんっあン……はああ、イクッ……イっちゃう!……いくぅッ!!!あああああっ!!!」

36

「ハァ…ハァ……んっんっあっあっ……」

ギシギシギシ……

2階の寝室から聞こえる、菜穂の息遣いと喘ぎ声、そしてベッドが軋む音。

床には2人の衣服が脱ぎ捨てられている。

菜穂は生まれたままの一糸纏わぬ姿になり、仰向けになった近藤の上に乗って、騎乗位で腰を振りたくっていた。

「凄いな菜穂ちゃん、腰止まらないじゃん、そんなに俺のチンポ気に入っちゃったの?」

「ハァハァ……言わないで…ハァ…近藤さん……ああっ、んっんっあんっあ……」

「いいからチンポ好きか答えろって、じゃないとチンポ抜いちゃうよ?」

「ハァハァ……いいっ、好きです……好きっ、ああっ!あんっ!」

毎日夫と共に寝ているベッドで、他の男とセックスをするという異常な行為。

菜穂は最初それを拒否したが、近藤に「ソファよりベッドの方が色んな体位で思いっきりできるだろ?」と言われると、それ以上拒む事ができなかった。

近藤の言う通り、ベッドの方が開放感があって気持ち良くなれる事を、菜穂は知っていたから。

ベッドの上なら、溜まった性欲を全て発散できそうな気がしたのだ。そう考えたら我慢できなかった。

智明の匂いさえ残っているこのベッドで、最低な事をしているのは分かっている。分かってはいるけれど、その罪悪感さえなぜか心地よく良く感じてしまう。

心が痛い、痛いけど、痛気持ち良い。

夫は仕事で、子供達は学校や幼稚園にいる、この昼間の時間帯にする他人との濃厚なセックス。

その非日常感が、快楽をさらに甘美なものにするスパイスになっていた。

頭がおかしいと言われればその通り、でも頭がおかしくなる程淫らになれる気持ち良さが近藤とのセックスにはあった。

もはやここまで来たら?夫をクビにするぞ?と脅されている事など、ただの口実に過ぎなかった。

菜穂は頭の天辺から足のつま先まで、どっぷりと快楽に嵌って溺れてしまっていた。

「ハァハァ……あっあっ……ん?あぁ、ああっ、イクッ、またイキそう、ああ……いっくぅ……あああっ!」

騎乗位のまま、1人で激しく腰を振りまくりながら絶頂に達する菜穂。

「おいおい菜穂ちゃん、勝手に1人でイクなよ。」

背中を仰け反らしながらビクンビクンと痙攣する菜穂を見て、思わず苦笑する近藤。

「本当にしょーもないくらい淫乱だな君は。」

そう言って近藤は身体を起こすと、菜穂の身体を四つん這いにさせて絶頂したばかりのヴァギナにバックから男根を挿入した。

「ん、はァああ……」

ペニスが入った瞬間、菜穂の口からうっとりとした甘い声が漏れる。

「菜穂ちゃんさ、そんなに嬉しいのか?他人のチンポ入れられて。」

「ハァン……ハァ……」

「嬉しいかって聞いてんだよ!」

バチーンッ!!!

「ッああんっ!」

近藤の怒号と共に、乾いた音が室内に響いた。

近藤が手の平で菜穂の尻を叩いたのだ。

「どうなんだよ!答えろ!」

バチーンッ!バチーンッ!バチーンッ!!!

「ああっ!痛っんああっ!そんな苛めないで近藤さん、んああっ!」

「ハハッ、嘘をつけ、ケツ叩かれて喜んでるじゃねぇか、エロい声出しやがって。」

力加減無しの本格的なスパンキングに、菜穂の白い尻はあっという間にピンク色に染まり腫れあがっていく。

しかしこれも近藤の言う通り、菜穂はその痛みにさえ快感を感じ始めていた。

お尻がヒリヒリして熱くなってくると同時に、アソコから新たな愛液がジワジワと溢れ出てくる。

「淫乱で、しかも真正のマゾかよ。こりゃ天野部長の手に掛かったら、さらに化けそうだな。まぁじっくり調教してもらうんだな。」

?調教?という言葉に菜穂はゾクっとした。

天野部長の秘書になったら、毎週こんなアブノーマルなセックスをする事になるのだろうか。

「ほら、もうそろそろ子供が幼稚園から帰ってくるんだろ?」

そう聞かれると、ハァハァと息を切らせながら菜穂は頷いた。

「だったら俺が早くイクように、もっとチンポをマンコで強く締めろよ。」

「ハァ……締めろって言われも……」

「ケツの穴に力を入れるんだよ、そのくらい知ってるだろ?」

次男が帰ってくる時間まで、もうあと20分もない。早く終わらせて、近藤には帰ってもらわなければいけない。

菜穂は近藤の指示通りに肛門にキュっと力を込めて、ヴァギナに挿入されたペニスを膣で強く締め付けた。

「おお、締まる締まる。いいぞ、そのまま続けるんだぞ。」

近藤はそう言って、菜穂のくびれた腰を掴むと、猛烈な勢いで腰を振り始めた。

「あっあっあっンぐッああっすご……あああっ!」

「くっ……この吸い付いてくるマンコも、とんだ名器だな。淫乱マゾでマンコも極上、ハハッ、君は男を喜ばせるために生まれてきたような女だな。」

「あっあっあんっ、近藤さん、いっあん、あっハァんっ!」

「安心しろよな、これから君にはセックス漬けの生活が待っているんだ。存分に楽しめばいいさ。」

そして射精感が込み上げてくるのを感じた近藤は腰の動きにラストスパートを掛けて菜穂を責めた。

「おら!出してやる!菜穂ちゃんはザーメンも好きなんだろ?今日は口にたっぷり出してやるから全部飲むんだぞ!」

「あっああんっハァンッ!ああンッ!」

「おい!返事をしろ!」

「ハァン、はい、あんっ、飲みます、飲みますから早くッああっ!ああンッもうダメッ!私ぃ、ああっ!イッちゃう!」

「勝手にイケよ、このエロ女!」

「ああっイクッ!いっくぅぅぅ!あああああっ!!!!」

菜穂が絶頂したのと同時に近藤はペニスを引き抜くと、菜穂の顔の前に腰を突き出した。

「口を開けろ!」

「ハァハァハァ、んぐ……」

菜穂が素直に口を開けると、近藤はそこに強引にペニスを突っ込んだ。

「ほら、扱くんだよ、君がイかせるんだ。」

何も考えられないまま、言われるがままに、亀頭を口に咥えた状態で陰茎を握り扱く菜穂。

「あ゛ー……くっ、出すぞ!」

口の中で亀頭が一段と大きく膨らみだし、そしてついに近藤は射精を始めた。

ビュル!ビュルルル……!!!

「んー!!」

大量の精液が口の中に溢れ返ってくる。

「飲め!全部飲むんだ、一滴も零すんじゃないぞ。」

「ン……んぐ……ゴク……ゴク……」

口に溜まっていく量が半端じゃないため、菜穂は発射された白濁液をダイレクトに喉に流し込み、飲んでいった。

喉を通る、ドロリとした精液。

鼻の奥から通り抜ける、濃いザーメン臭。

――ハァ……凄い量……こんなにいっぱい……この臭いも……ハァ――

菜穂は男性フェロモンの塊のような精液を味わいながら、脳が蕩けるような快感を覚えていた。



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