萌え体験談

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自宅

婚約者・真帆【2】?同窓会の夜

  
【真帆の同窓会】
勤務先の社長の一人娘・真帆(23)との結婚式を秋に控えた夏。新生活の準備などに時間を費やしている俺(27)たちがあった。
 
 
お盆休みの最終日、真帆は同窓会に行くとのこと。
俺も、友人と呑むためにバスで駅前に出たのだが、友人に急用ができてキャンセルに。
本屋で帰りのバスまでの時間つぶしをしていると「ケンちゃん??」と聞き覚えのある声が。振り向くと、大学時代の彼女、理香だった。
「理香!!、久しぶり!!」
「時間あるの??」
「俺は暇だけど」
「ちょっと話そうか」
 
理香は、仕事でこの町に来て、今は空き時間。
理香の宿泊先である「プリンセスホテル」のラウンジかレストランで喋ろうとするが、ホテルは会合の利用客でごった返して、落ち着いて話せる雰囲気ではない。
結局、商店街の弁当屋で地元の名物弁当を買い、理香の部屋で食べることになった。
 
結婚前の身でありながら、元カノの部屋に付いてきてしまったのは、真帆や義父(になる社長)と毎日顔をつきあわせている状態から逃避したかったかもしれない。
同窓会に行っている真帆は、懐かしい旧友と過ごす時間で、俺が入り込む余地はないだろう。こちらも「二人きりの同窓会」なんてね。まあ、結婚前の大切な時期だから、Hするつもりはないけど。
  
【理香との思い出】
大学3年の夏、バイト先の結婚式場で1つ年下の理香と知り合った。
アプローチしたのはケン。理香はケンの熱愛に応え、バージンも捧げてくれた。
が、就職活動で忙しくしているとき、理香が他の男とホテル街を歩いているのを発見。
喧嘩してそのまま別れてしまった。ケンは、理香の思い出から逃れたくて、都会での就職を避けた。
 
【理香の部屋で】
シングルが満室とかで、理香は5階にあるダブルの部屋に泊まっていた。窓際のソファセットに腰掛け、弁当を広げる。町で一番の弁当に、理香は喜んでくれた。
理香は都会の大学を出た後、そのまま都会の会社に就職。ラインを視察するため、この町にある工場に来たという。俺と別れた後、交際相手の遍歴を重ね、今は特定の彼氏はいないとのこと。
俺は……大学を出た後、彼女も作らず過ごし、会社社長の娘と婚約中であることを話す。
弁当を食べ終わり、理香は酒を買いに行った。
ふと、窓の外を見る。道1本隔てた隣は「スカイタワーホテル」そう言えば、真帆の同窓会場のホテルである。お盆休みのため、殆どの客室の明かりがついている。
部屋の様子を眺めていると、俺の目線は、2つ下の階の客室で釘付けになった。
 

【スカイタワーホテルの客室の光景】
その部屋はカーテンが開け放され、二人用のソファに男女が並んで座っている。女性が着ている水色のワンピースに見覚えがある。まさか・・・・
目を凝らしてみると、体型や髪型が真帆そっくりだった。俺は、カバンの中からカメラを出し、ズームレンズを最大望遠にして部屋を見ると……
 
やはり真帆にしか見えない。
男は写真で見覚えがある。真帆の初恋相手の渡会だった。確か、奴は結婚していると聞いたのに………。
(手ぶれ防止のため)カメラを窓框に置き、オートでシャッターを切った。
意外と冷静な俺がそこにいた。信じられない。
渡会は、真帆の肩を抱き、唇を合わせ、真帆がすぐに離す。
 
渡会が耳元で何かささやくと、真帆は立ち上がり、渡会の方を向いて立つ。そして、自らワンピースの裾を捲り上げ、ほっそりとした太ももと、その付け根を見せた。渡会の目の前には、ストッキングに包まれたショーツが見えているはずだ。
真帆の陰になって見えないが、渡会に動きがあった。真帆が腰をくねらせているので、局部を触られているのだろう。
 
本当に真帆なのか……
俺は、携帯電話を取り出すと、真帆に掛けた。電話の向こうで呼び出し音が鳴る。
階下にいるワンピースを捲り上げられて腰をくねらせている真帆は、バッグがあると思われる部屋の奥に視線を向け、カバンの所に行こうとするが、渡会に腕を掴まれて止められる。
そして、渡会は立ち上がり、真帆の背中に手を回すと、ワンピースのファスナーを下ろし、ワンピースを床に落としてしまった。
電話は「おつなぎできません」と切れてしまう。呆然とした俺は、携帯の電源を切ってしまった。

真っ白なブラジャーとストッキング、真っ白なショーツだけになった真帆の股間を、渡会の指が責め、真帆はソファに崩れ落ちてしまった。
渡会は、真帆の隣に座ると背中に手を回し、ブラを外す。
Aカップのかわいいバストや小さな乳首が、婚約者の俺ではなく、他の男の前に晒されている。
 
俺は、頭の中がパニックになってしまった。
ホテルの客室は、プライバシーの固まりである。「婚約者が襲われています」とフロントに駆け込んで……、いや、あれはどう考えても襲われているのではない。フロントに行っても追い返されるだけだ。写真を撮るのが精一杯だ。
ところで、どうしてカーテンが開けっ放しで渡会はこんな事を始めたのか・・・
スカイタワーホテルは、3階から上が客室だが、道を挟んで相対する(こちらの)プリンセスホテルの4階から下は宴会場で、窓がない。渡会の部屋からは壁に描かれている電飾が見えているはず。
 
【理香とのぞき見】
と、部屋の扉が開いた。そうか、俺は昔の女の部屋にいたんだ……
「ケン、お待たせ。私好みのワインがなかなか売ってなかったのよ」
Tシャツとジーンズ姿の理香がボトルを3本も抱えて帰ってきた。部屋備え付けのグラスを出し、ワインを注いでくれる。むちむちボディの理香のTシャツは背中に貼り付き、ブラの食い込みが見える。ジーンズも尻に食い込んでいて、尻の割れ目やショーツのラインも見える。
「何見ていたの??」
「あの部屋、すごいよ。カップルが……」俺は冷静を装って理香に問題の部屋を示した。
「本当だ、男の子、おっぱい舐めてる。かわいいおっぱいね。でも、ちっちゃくてもちゃんと感じるんだね。女の子、気持ちよさそうにしているわ」理香の一言一言が胸に突き刺さる。
理香は、部屋の照明を落とすと、俺の後ろから絡みついて覗きに加わる。理香のバストの感触が背中から伝わってくる。
いつの間にか、真帆のストッキングとショーツは脱がされるが、二人は立ったまま。
渡会は胸を舐めながら股間を擦っているようだ。真帆の身もだえる姿。おとといエッチしたときの表情そのままだった。
 
「あーっ、彼氏があそこ舐めてるよ。気持ちよさそう。いいなぁ」理香が心持ち興奮した声で言う。
真帆がソファに座らされ、渡会が舐めていた。
「そうだね」俺の口の中はカラカラになっていた。
「はい、どうぞ」理香がワインを勧めてくれる。俺は一気に飲み干し、何杯もお代わりした。
気がつくと、渡会もソファに座り、真帆に自分の肉棒をしゃぶらせようとしている。
真帆はおしゃぶりが苦手で、俺自身も数えるほどしかしてもらっていない。
果たせるかな、真帆は拒否した。少しほっとする。ほっとしている場合でもないのだが。
 
「ケンちゃん、ずっと見ているね。もしかして知っている人??」理香がいたずらっぽく聞いてくる。
まさか、自分の婚約者が寝取られているなんて言えないので、
「い、いや、他人のSEX見るの初めてなんだ。最近、婚約者とはご無沙汰だし」と取り繕った。
 
「ケン、私もご無沙汰なの」そう言うと、理香は俺の前側に回り込んで、じっと見つめた。他人のエッチを見ることで興奮しているのだろう。
「…………………………」
「キスして」
これから婿養子になろうという立場の俺、普通だったら断るのだが、異常な状態の俺は、夢遊状態で理香を抱きしめ、唇を合わせた。抱きしめたむちむちの背中は脂がのっていて、真帆の抱き心地とは全然違う。
昔、ワンルームマンションで、一晩中エッチしたり抱き合って過ごしたことを思い出した。
俺たちの長い長いキスが終わり、例の部屋を覗くと、真帆はソファに手を突き、後ろから貫かれていた。
俺だけのものだった小ぶりの尻を掴み、渡会は突き立てていた。
真帆の表情は見えなかったが、髪を振り乱し、腰を振っていた。
 
俺は、涙で視界がぼやけた。「真帆」とつぶやく。
と、俺に絡みついていた理香が「あんた、まさか!!」と驚きの声を上げた。
俺は涙を流しながら頷くしかなかった。もう隠しきれない。
「ひどい……、あんた、あんな肉便器の所に婿に行くの??? やめなよ。証拠撮るね。弁護士頼んだら??」
理香は、置きっぱなしになっているカメラのシャッターを押し、自分の胸に俺の顔を押しつけ、抱きしめてくれた。
 
涙をぬぐって再び覗くと、足を大きく広げさせられた真帆がソファに横たわり、渡会が突き立てていた。
結合部は渡会の背中に隠れているが、渡会の動きに合わせて真帆の体が揺れている。
真帆は気持ちよさそうにしているのだろう。
 
と、真帆が必死に首を横に振る。何か嫌がっているようだ。
間もなく、渡会は肉棒を真帆から引き抜き、顔に掛けた。
渡会は真帆にティッシュを渡し、真帆は顔を拭っている。
 
ゴムを使った形跡はない。おとといのエッチのとき、「危険日」と言われてゴムを付けたことがよぎる。
「真帆、真帆」俺は、昔の女の前にもかかわらず、情けなさで涙が出てきた。
真帆と交際してからは身を慎んできた。真帆のこと、いっぱい愛したはずだった。
  
【理香のひとりごと】
理香は、俺の隣に座ると、再び抱きしめてくれた。大きなバストの感触が顔に感じられる。
「理香、ごめんな。久々に会ったのに」
「ねぇ、ケン。独り言言わせてもらっていい??」
「ああ」
「あの時、私、ケンに一杯愛されていた。でも、就活で愛してくれなくなって、淋しくて、バイト先の後輩に誘われてエッチしちゃったの。遊びで。もし、見つからなかったら遊んだことを一生封印して、節操を守って、ケンと一緒になりたかった。女って、それが出来る生き物なのよ」
「理香……俺は……」
「独り言だから黙って聞いて。ケンに捨てられたあと、私、自棄になってナンパされた男の人についていったこともあった。愛されるより愛さなきゃいけないのかと思って、3人の人を愛した。でも、逃げられた」
「…………」
「私、決めたの。やっぱり、私のこと愛してくれる人のお嫁さんになりたいって」
「…………」
「ケン"でも"いいんだよ。私のこと、いっぱい愛してくれたらね。」そう言うと、またワインを飲み干した。
「あ、これ、私の連絡先」とメモもくれた。
 
例の部屋は、明かりがついている。ソファには真帆の服が脱ぎ捨てられたままになっていた。ベッドで抱き合っているのか、シャワーを浴びているのか。
俺は、またワインを何杯も飲んだ。
 
【理香と】
まったりと抱き合っていた俺たちだが夜も更けてきた。
「俺、帰るよ」と立ち上がろうとしたが、足がふらついてベッドの上に倒れ込んでしまう。
「ケン、ちょっと休んでいったら」
そう言いながら、理香は俺のシャツのボタンとベルトを緩めてくれた。
「えーっ、立ってるぅ」さっきからの真帆の姿態、理香のむちむちボディの感触に、俺の逸物は立っていた。
理香は、俺のズボンだけ脱ぎ去った。
更に、自分のTシャツとジーンズも脱ぎ、ピンクのショーツとお揃いのブラ姿になった。
少し垂れている大きなバストに、少し出ているお腹。脂ののったむちむちの太ももは昔のままだ。
窓際に行き、カーテンを閉めると、ベッドに乗って、俺のパンツをずり下げた。
「懐かしいわ。このおち○ちんで私のバージン奪われたのよね」そう言いながら、逸物に唾をつけ、擦りだしたが、すぐにくわえてくれる。
 
俺は、覚悟を決めた、というよりは、どうでもよくなった。
理香の背中に手を回し、ブラのホックを外した。
「いやんっ」理香はエッチモードに入った。
おしゃぶりを中断させ、理香を横たえると、胸を揉みながら乳首を吸った。
入社してから一回だけ行った風俗を除けば、久々に揉む大きなバストだった。
「あっ、あっ、」理香が声を出した。昔より感じやすくなっていた。
 
ショーツの中に手を入れると、そこは大洪水。クリを探して擦ると
「ちょっとまって、あんっ、あんっ、ああああああああっ」とあっという間に逝ってしまった。
「やっぱり、ケンの指が一番いいわ。入れて」
「ゴムは??」
「一応安全日だけど……、外に出してくれる??」
正常位になり、理香の中に侵入した。「ああっ」
真帆と違って、少し緩いが、まとわりつくような感触が気持ちいい。
 
「ああんっ、また逝きそうよ」
「俺も逝きそうだ」
「ああんっ、逝くうううううっ」と理香はぐったりした。
俺も逝きそうになったので、ぐったりした理香の中でこすり立て、余裕を持って逸物を抜き、手で擦りながらお腹に出した。
 
「結局、ケンもしちゃったね」
「それを言うなよ、婚約者が目の前であんな事したらどうなるかわかるよね」
「うん。ケンは悪くないよ。ところでケン、あの肉便器とはどうするの??。」
「………」また涙が出てきた
「私の連絡先、持っていったよね。私『恋人募集中』だから、連絡するのなら早めにしてね」
俺は、返事の代わりに唇を合わせて長い長いキスをした。感謝のキスだった。
理香がいない状態であんなもの見せられたら、俺は自棄になって何をしていたか分からなかっただろう。
 
「ケン、送っていくよ」手早く服を着た理香は、俺をタクシー乗り場まで送ってくれた。
 

【自宅で】
自宅のアパートにつき、まず、シャワーを浴びた。冷たいシャワーがほてった体に心地よい。ベッドに横たわるが寝付けない。窓の外、道向かいのファミリーレストランへは幸せそうな家族連れが出入りしている。
真帆と結婚して、幸せな家族を作るはずだった。
だけど、真帆に裏切られた。
やっぱり、社長の婿というのが上手すぎた話だったんだ。
会社を辞め、町を出よう。
待てよ、もし、真帆が脅迫されてレイプされていたのだったら………
・・・・(そのケースだった場合のみ)悪とは戦い、真帆を守らなくてはならない。それだけが引っかかった。
 
と、アパートの裏から排気音も高らかに車の音がして、すぐに去った。間もなく
「ピンポーン」呼び鈴が鳴り、ドアを開けた。

 
【真帆登場】
「まほちゃんで?す」酔っぱらって足元もおぼつかない状態の真帆だった。
さっき、ホテルの窓越しに見えた水色のワンピースを着ていた。
「ケンちゃ?ん、お待たせ」(普段、ケンちゃんとは絶対に呼ばない)
「何しに来たんだよ、こんな夜中に」
「何しに来たとは何よ。ひどいなぁ。ケンちゃんの大好きなまほちゃんが会いに来たんだよ♪。ケンちゃん、電話した??、かけ直そうとしたけど、出なかったから様子見に来たのよ」
「同窓会は楽しかったか??、遅かったね」
 
「飲み過ぎて、ホテルの休憩室で休んで、女友達に送ってもらったの?っ」
よくもぬけぬけと!!
 
【真帆、白状する】
「ウソつくな、真帆!!、ふざけるのもいい加減にしろ」俺は声を荒げた。
「ケンちゃ?ん、怒っちゃだめよ。待ってたでしょ。今からハメさせてあ・げ・る」
真帆のテンションは最高だった。相当酔っているに違いない。
 
俺は真帆を殴りたくなったのをこらえ、震えながら言った。
 
「真帆、見ていたんだ。お前、スカイタワーホテルの3階客室で何していたんだ。」
「何のこと?」
「お前の匂い嗅いでいいか??、男の匂いか石けんの匂いがしたら只じゃ済まないから。渡会と何をしていたんだ???、顔に白いものが付いているぞ(これはウソ)」
 
真帆は、少しはっとしたが、
「ごめんなさーい」とおどけたように謝った。
「しちゃったの?っ」
「…………」俺は唖然とした。
「渡会君に声かけられて、いっぱい呑まされて、同窓会が終わった後『休憩しながら、二人で同窓会の続きしよう』って誘われたの」
唖然としたまま何も言い返せない。
「部屋に入って、『真帆の太もも見せて。昔プールで見せてくれたよね』と言われて、懐かしくなっちゃって太もも見せたら、アソコをさっと撫でられちゃった。酔っていたから気持ちよくって。ぞくぞくしちゃった」
「…………」
「『だめよ、私、結婚するのよ』と言ったら『結婚前の記念にボクとの思い出を作ろうよ』って誘われて、おっぱい触られて、気持ちよくなって……。酔っていたんだもん」
「それで、したのか。バックから」
「うん、ごめんなさい。でも、気持ちよかったよ。あなた以外のおち○ぽ、初めてだったから」呂律が回らない口調で答える。
「危険日に生で??」
「うん、でも、『中で出したい』というのは断って、外に出してもらったよ」
「それでもひどくないか??」
「大丈夫よ、シャワーでよく洗ったから。洗いっこしてたら、渡会君、また立ってきたから手で抜いてあげたんだよ。私、ケンのおかげで手コキは上手いんだから。ねえ、シャワー浴びてきれいにしてきたから、今からHしようよ。やっぱりケンのおち◎ぽの方がずっといいわ。欲しいよぉ?」真帆はベッドに腰掛けたまま喋っている。今にもワンピースを脱ぎ出しそうな感じ。
 
レイプや無理矢理ではなかったようだ。が、俺の体の中で何かが弾けた。
 
【ケンの怒り】

「この大馬鹿女!!」

そう言うと、平手で3発、握り拳で1発、真帆を殴った。倒れたところを腹に蹴りを入れた。
口から血が出ている真帆はやっと気がついたみたいで
「ごめんなさい、ごめんなさい、許して」
 
「もういい、帰れ!!今、タクシー呼ぶから」俺は怒鳴った。で、タクシーを呼ぶ。
「お願い、説明させて、謝るから。ほんの遊び心なの」
「うるさい。いいから、靴を履け」
真帆を引きずるようにアパートの階段を下ろし、配車場所のファミレス駐車場へ。
真帆は、しゃがんで泣いていた。通行人がじろじろと見ている。
 
「○○にある農協倉庫の向かいの大きな家までお願いします。回りに他の家はないので、すぐ分かります。すみませんがこの女がなんと言っても絶対に行き先は変更しないでください。行き先??、この女の自宅です。お金は先に渡します。おつりはチップと言うことで」と、真帆をタクシーに押し込んだ後、そんなに遠くない距離ではあるが、運転手に5000円札を渡し、見送った。
 
深夜にもかかわらず、家族連れでにぎわうファミレスを尻目に、俺は思った。
真帆を殴ってしまった。結婚話は破談になり、会社もクビになるだろう。
今度は、どの町で暮らそうか。ポケットの中に手を入れると、理香からもらったメモがあった。
 

【真帆の父親】
自宅に帰って間もなく、真帆の父親、真一郎氏から電話があった。カンカンに怒っている。
「ケン君、真帆が泣きながら帰ってきた。口から血を出していて、君に殴られたと言っている。説明したまえ」
「お義父さん、本当に申し訳ありませんでした。殴った理由は真帆さんから聞いてください。今、私からは言いたくありません。社長さんには長い間大変お世話になりました。ご恩に報いることが出来なくて申し訳ありません。お嬢さんによろしくお伝え下さい」
「ケン!!、どういうことだ!!」電話口で吠えている真一郎氏の話の途中で電話を切った。
 
電話線を引っこ抜き、携帯の電源は切ったままなのを確認し、睡眠導入剤(※)を服用して床につく。
あのフィルム、どうしようか。確か、現像装置を個室で使わせてくれるレンタルラボというのが東京にあるから、ネガをプリントしてきて、それを見せて慰謝料もらおうか。でも、撮影場所を追求されたら困るなぁ………(専門家が調べれば、誰が利用していた部屋から撮影したのかすぐに分かってしまう)
 
撮影場所といえば、再び理香の事を思い出した。
理香は、『愛してくれれば一緒になってもいい』と言ってくれた。理香と一緒に知らない町で暮らそうか………
でも、俺より経験人数多いなんて、ちょっと引くなぁ。ナンパされてついていくような女になってしまったし。でも抱き心地はよかったな。
……理香のちょっと太ってはいるが、むちむちの姿態を思い浮かべ、薬が効いてきた俺は寝入った。
 

婚約者・真帆【3】?結婚式への道

【前話のあらすじ】
同窓会に出かけた婚約者の真帆が、シティホテルの一室で昔の男とエッチしていたのを偶然発見した。その後、俺のアパートにやってきた真帆は酩酊状態だった。 
俺は、怒りのあまり真帆を数発殴ると、タクシーに押し込んで家に返した。
真帆の父で勤め先の会社社長・真一郎氏から抗議の電話が入るが、「殴った理由は真帆に聞いてください」と言い捨てて、電話線を引っこ抜いた。
これで、会社もクビになり、結婚話も破談になるだろう。
町を出て、再会したばかりの元カノと一緒になってやろうか、と考えながら寝入ってしまった。
  
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【嵐の翌日、会社で】
翌朝、頭が割れるように痛かったが、今日は大切な商談がある。
営業部を出し抜いてのこの商談、まとまれば、怠け癖の多い営業部にカツを入れることができる。
製品部全体が固唾を飲んで見守る商談だった。夜更けまで資料を一緒に作るなど、今まで苦楽を共にしてきた同僚たちのことを思うと、俺が退職届を出すのはこの話がまとまってからか?、クビになってしまえば話は別だが・・・
というわけで、俺は重い足取りで会社に向かった。
商談がなければずる休みできたのに。
会社に着くと、真帆と社長は急用で休んでいるとのこと。特に変な噂も広がっておらず、少しほっとする。

商談相手を待っていると、JRの事故のため、2時間ぐらい遅れると先方から連絡があった。
暇になった俺は、机の整理を始めた。今までの仕事内容は分かりやすくまとめてファイルし直し、机の中もすっきりとまとめた。
「山本係長、いきなり机の中まとめてどうしたのですか?」技術係の後輩が聞いてきた。
「商談が遅く始まるから、暇つぶししているんだ」……辞めることは商談がまとまってから言おうと思う。
「ふーん、手伝いますか??」
「ありがとう。じゃあ、あのファイルもきれいに並べ直そうか」
わいわいと突然始まった大掃除。楽しそうに働く仲間たちを捨てることになるのがいたたまれない。
 
午後の商談は無事にまとまり、機嫌良く応接室を出ると、事務員の女の子が廊下で待ちかまえていて「山本係長、すぐに社長室まで来てもらえますか」
キタ─────────────ッ
「後で行くと言ってよ。今忙しいから」
「すぐ連れてこないと、私が怒られます。お願いします」ぺこりと頭を下げた女の子は俺の手を掴み、自分の脇に挟み込むと、引きずるようにして社長室へ。気が重かった。叫びながら逃げ出したかった。
 
社長室には、社長の弟の勇二郎さんが居た。勇二郎さんは、市内で大工を営む職人で角刈りが似合うガテン系の男である。社長じゃなくてほっとする。
「ケン君、ついてきてくれないか」その手には、デスクから持ち出されたと思われる俺のカバンが握られていた。勇二郎さんは、事務員の女の子に声を掛けると、タイムカード打刻も着替えも済んでいない俺をトラックに乗せた。
 
「ケン君、何があったかは兄貴から全部聞いた。本当に申し訳ない。身内としてお詫びするよ。兄貴も相当参っていて、まあ、話だけは聞いてやってくれないか」と勇二郎さん。
考えてみると、朝から社長や真帆の側から何も接触がない。ちょっと不気味だった。
カバンの中に手を突っ込み、潜ませた退職届と○○○にそっと手を当てる。
 
勇二郎さんのトラックが社長の家に着き、勇二郎さんの奥さんが迎えてくれた
「ケンちゃん、お仕事しているところごめんね」そう言いながら、客間に案内される。
俺は胸が爆発しそうだった。これからどんな展開が………
 
 
勇二郎さんが「おーい、兄貴、お連れしたぞ」と言いながら、襖(ふすま)を開けると
 
3人の男女が、土下座をしていた。
「ケンくん、この度の事は本当に申し訳なかった。真帆のことを許してやってほしい」
「ケンさん、真帆は心から反省しています。今回だけは許してあげてください」
「ケン・・・ごめんなさい、うっ、うっ」

俺は唖然として3人を見下ろしたまま「何ですか、これは??」
勇二郎さんは「ケン君、座ってくれないか」とふかふかの座布団をあてがう。真帆たち親子は座布団を当てていないのに。
俺と勇二郎さんが座り、しばらくして、3人は顔を上げた。まず驚いたのが、真帆の父・真一郎氏の頭。丸坊主だった。
青ざめた顔をした真帆はロングからセミロングに。結婚式では、ヘアアレンジをするのを楽しみにしていたのに。
 
「こんなふしだらな娘の所に(婿に)来てくれ、とはおこがましいが、ケン君、真帆を許してやってくれ。この通りだ」
「本来なら真帆が丸坊主になるところですが、ケンさんとの結婚式を控えているので、主人が代わりに髪を切りました。親としてだらしない娘が本当に恥ずかしい。」ひっく。真帆ママは泣き出してしまった。
 
勇二郎さんも「真帆さんもお父さんも、そこまでしてケン君にお詫びをしている。ケン君の要望や条件があったら何でも聞こう。だから、会社を辞めたりここを出ていくことは思いとどまってくれないか。そもそも結婚というのは家と家との結びつきでもあり、君のご両親とも挨拶も済んでいるし………(延々と説得された)………」
会社で俺がオフィスの大掃除をしたことも伝わっていて、俺に退職の考えがあることがわかっていたのだ。
 
「いきなりそんなこと言われても、結婚前の大切な時期にああいうことされたら、普通は破談ですよ。」
(自分のこと棚に上げてよく言うよ。それを見た後の事がバレたら、それこそ婚約解消だ・・・自分で苦笑するが、そんな様子はおくびにも出さない)
「真帆への愛情が冷めたのか。中部の姓が嫌なのか??。真帆を嫁にやる形でもいい」「そうではありません、自分は、嫁とか婿とかいう結婚の形や今の姓にこだわっているわけでもないし、エンジニアとして生きていけるのなら、将来の社長なんてどうでもいいんです。ただ、愛のある結婚生活がしたかっただけなんです。昨日のことで、真帆さんが自分のこと、好いてくれているかどうか。信じられなくなったんです。地位と家柄だけの上っ面の結婚生活なんてしたくありません。」
「ううっ」3人はうなだれて黙ってしまった。真帆はすすり上げている。
 
「ケンちゃん、ちょっと来てくれる??」勇二郎さんの奥さんが俺を台所へ連れだし、ダイニングテーブルに向かい合って座った。
「私、真帆ちゃんに頼まれて……」午前中、一緒に産婦人科に行ったという。そこで女医先生に事情を話し、局部の洗浄と緊急避妊薬の投薬をしてもらった。
局部洗浄の間、「ケンさん、ごめんなさい」と診察室の外まで聞こえるような大声でわんわん泣いて、「先生、もっときれいに洗ってください」と叫んでいたという。さらに、緊急避妊薬はホルモンに作用するため、吐き気などの激しい副作用を伴うことがある。(他には頭痛、胸の痛み、だるさ、下腹部の痛み、めまい) それらが真帆にも出てしまったが、耐えているという。
 
真帆が自宅に帰ると、丸坊主の父の姿を見て、再び号泣。美容院に走っていって、薬の副作用である吐き気に耐え、わんわん泣きながら、自分もカットしてもらったという。(さすがに、美容師が機転を利かせて、結婚式に支障のない長さで止めたらしいが)
 
勇二郎さんが台所に入ってきた。
「ケン、君の思っていること、何でも言って欲しい。ただ……」
「???」
「あのプライドの高い兄貴が丸坊主になり、家族の前で土下座したんだ。従業員200人の会社を一代で築き上げた男が、一人娘を嫁にやってもいいとも言った。相当な覚悟があると思ってくれ」
(それって脅迫???)
 
「真帆ちゃんは、昔から人が良すぎる子だった。まっすぐに育ちすぎたのよ。本当に何も知らないウブな子だから、だまされちゃったけど、でも、懲りたはずよ。あれだけ苦しい思いしながらケンちゃんのこと好きって言っているの。いい奥さんになるわよ」と奥さん。
「兄貴も真帆ちゃんも一途だからなぁ……」勇二郎さんはため息をついた。
 

【俺は負け犬??】
30分ぐらい沈黙の時間が流れる。勇二郎さんの奥さんは台所と客間を行ったり来たりして落ち着かない。
俺は色々なことを考えていた。真帆が渡会に貫かれている姿や、一緒に旅行に行ったことなど。
 
結局、気がついた。勇二郎さんの車に乗り込んだこと、いや、会社に出社した時点で俺の負けだったのだ。
会社など行かず、商談をすっぽかして、ひっそりとこの町を出るべきだったのだ。
俺は負け犬なのだ・・・それしか選択肢はなかった。
「わかりました。勇二郎さん。真帆のことは今回は許します」
 
「ありがとう、ケン君、今なら君の望むことが何でもかなうぞ。重役の座でも高級車でも豪邸でも。そうそう、前に俺と飲んだときツーリングに行くときに使えるようなベンツのミニバン欲しいって言ってたな。兄貴に言って用意させようか??」
「そんなもの要りません。」
「???」
「幸せな私たちのことをぶちこわした奴が許せない。真帆が二度とこのような気を起こさぬよう、それ相応の後始末をしたいのです。」負け犬の遠吠えだった。
「後始末??」
「自分は家庭持ちのくせに、婚約していることを知っていて真帆を誘った奴にきっちりと落とし前を付けたいのです。軽はずみに男の誘いに乗ると、相手がこうなるということを真帆に知らしめてやりたい。あなた方の対応が手ぬるければ、寝取られた男として私が刺しに行きます」と、カバンから軍隊用のナイフを取り出して見せた。もともとは、話の進み具合で、真帆の目の前で振り回す覚悟で朝、衝動的にカバンに入れたものだ。
「ケン君、君がそんなことをしてはいけない。それ仕舞って。俺たちが何とかするから」
 
勇二郎さん夫妻は、真帆親子の待つ客間へ行き、俺はリビングで待たされた。
真帆と、真帆の母が号泣する声が聞こえる。
 
真一郎氏がリビングに入ってきた。
「ケン、ありがとう。ふしだらな娘だが、君への思いは一途だ。よろしく頼む」
「はい、社長」
「お義父さんと呼んでくれ」
「それは、式が終わるまでお預けですよ」
「わはははははは」

と、真帆が入ってきた。フローリングの上でまた土下座する。
「本当にごめんなさい、、ううっ」
「真帆??」
「こめんなさい、気持ち悪い。苦しい。助けて……ケン」
「ケンちゃん、行ってあげて。」何で俺なんだ??。ふうっ。
俺は真帆を抱えるとトイレへ。真帆は便器を抱え込み、もはや胃液と呼べるような水のような内容物を吐いている。
真帆の母が用意してくれた濡れタオルで真帆の口を拭くと、そのまま真帆の部屋へ連れて行く。ベッドに寝かせ、部屋を去ろうとすると
「ケン………本当にごめんなさい」
「真帆、もう休みなよ。俺、帰るから。今度ゆっくり話そうよ」
「ケン待って、帰らないで!!そばにいて!!……お詫びに、私、一つ約束する」
「ん??」
「あなたが浮気しても、私、怒らないから(※)」
「真帆!!!」
「私のこと、許してくれる??」
「ああ、もういいよ。真帆の気持ちはよく分かった。でも、奴は絶対に許さない」
「渡会・・・くんのこと??」
「『くん』なんて付けるな!!。そうだ。奴がどんな目に遭うかをお前の目で見届けること。それが君へのペナルティだ」
「はい」

(※)後日、素面の時に再び同じ事は言われたが、「家庭や会社を壊さない、相手の嫌がることは絶対にしない」という条件がついていた。

しばらくすると、真帆は安心したように寝入ってしまった。
部屋を出ると、真一郎さんと勇二郎さんは客間で酒盛りを始めていたが、それに加わる気にはならず、勇二郎さんの奥さんに会社の駐車場まで送っていってもらう。
「あんた、えらいわ」車中で言われた。
「何がですか??」
「あれだけひどい目に遭っているのに、真帆ちゃんのこと気遣ってタクシーで送り届けたり、部下のこと気遣って会社に出ていくんだもの。娘が悪い事した、と裸足のまま床屋に飛んでいった義兄さんとは大違いね」
………「違う、俺はヘタレの負け犬なんだ。」 そうつぶやいたが、機嫌良く喋っている奥さんの耳には入らなかったようだ。
 

【課長昇格】
翌日、社長室に呼ばれた俺は、課長昇格を告げられた。
もう逃げられないこと改めて思い知らされた。
 
今までの製品部製造課を、製造課と技術課に分割し、初代の技術課長になるという寝耳に水の話。
入社以来指導を賜り、お世話になった製造課長に報告に行くと、わがことのように喜んでくれた。(製造課長は課の分割話は知っていたらしい。新課長の名前までは分からなかったそうだが)
醒めた俺とは違い、部下たちは大騒ぎしていた。殊に技術係の部下たちは、独立した課になると言うので大喜び。それを見てちょっとだけ和む。
女子社員たちの見る目も変わった。もともと、福利厚生がしっかりしている我が社。シングルマザーやバツイチの女性スタッフも多いのだが、中には明らかに誘惑してくる者も出てきた。
あるシングルマザーと資料室で一緒になったとき、「私のおっぱい、形が変じゃないですか」と制服をまくられて胸を見せられたときは仰天した。
でも、結婚式までは身を慎まないと・・・
 
(ちなみに、真帆は1週間欠勤するそうだ。吐き気が続いていることもあるが、自宅謹慎の意味もあるらしく、外出禁止にしたとのこと。まあ、俺もそんなに真帆とベタベタする気にはならないから丁度良かった)
  
【奴への制裁】
一方、渡会の勤務先A社は、我が社の取引先で、A社社長は社長の後輩。
事情を話すと、腰をぬかさんばかりに驚いたという。
 
仕事はそこそこ出来るが、女癖が悪いと評判の渡会は東京支社に転勤となった。
さらに、静岡支社を立ち上げ、軌道に乗せるまでは10年近く帰って来られないという内容。
一見すると栄転だが、奴の所は赤ちゃんが生まれ、マイホームも建てたばかり。そこにポイントを合わせた制裁であった。
 
さらに、真帆は(真一郎氏の命令で)渡会を強姦と強制猥褻で告訴した。
社長と同級生である刑事の差し金で、警察官の制服を着た刑事が乗ったパトカーが白昼の住宅街、渡会の自宅に横付けされた。奴は重要参考人として連行、取り調べを受けたのだ。
「同意だ」という渡会に対し、真帆が事件の翌日に産婦人科で局部洗浄等をした領収書と明細書を提出して黙らせる。(和姦なら産婦人科で局部洗浄するはずがない)
証拠不十分で起訴されることはなかったが、奴が警察に連行されたという事実だけで充分。
A社を辞めて地元企業に転職しようしても、まともな所はどこも採用してくれないだろう。
 
結局、渡会は東京に行くハメになった。しばらくは単身赴任という形を取ったが、生まれたばかりの乳飲み子を抱えた奥さん、近所の冷たい視線に晒されての母子生活なんて続くはずはない。
家を売って慣れない東京の狭い賃貸住宅で暮らすか、離婚するか、いずれは決断することは間違いない。
慰謝料だが、弁護士立ち会いの元、念書を書かせた上で、俺から申し出てかなり減額した。奴のためではない。奥さんと乳飲み子のためだ。
 

【真帆の決意】
真帆は家でぐったりしていた。薬の副作用は収まっているはずだが、精神的なショックで吐き気が続いているとか。
見舞いには行ったが、俺もショックから立ち直れておらず、リビングで軽く話す程度で辞去する。
 
1週間後、少し青ざめた顔の真帆が出社していた。廊下で声を掛ける。回りに人影はない。
「ケンさん、本当にごめんなさい」
「まあ、仕事が出来るまでに回復して良かったよ。今度ゆっくり話そうか」
「早速、お願いなんですけど、………今夜、泊まりに行っていい??。ママにも言ってあるし、着替え持ってきたから」
「突然、どうしたの??」
「淋しかった」
そういうと、会社であるのにもかかわらず、俺にしがみついた。
「真帆、ここは会社だよ」
「………………」真帆が泣きそうになっている。
「分かったよ、泊まりにおいでよ。片づいていないけど」
 
真帆と一体どんなことを話せばいいのか、気にしながら仕事を片づけて夕方。
真帆の車は会社に置きっぱなしにして、俺の車で会社を出る。
自宅謹慎中の話を聞きながら(母親が図書館で借りてきた家族に関する本を何冊か読み、感想を書かされたそうだ)ファミレスで軽く食べ、コンビニで買い物した後、散らかり放題のアパートへ。

 
酒とつまみを出し、ベッドに並んで腰掛ける。
真帆は、白いTシャツとジーンズという格好。白いTシャツは、体に貼り付き、腰のくびれやバストラインが見えるが、今までのように胸を揉んだりする気にはならない。
 
酒に手も付けず、ぼんやりと二人並んでテレビをみていたが、真帆から抱きついてきて、まずはキス。まだ舌は入れない。
と、真帆がズボンの上から俺の逸物を触りだした。
「ねえ、脱いで」腰を浮かせると、ズボンとパンツを下ろされる。
 
で、俺の前にしゃがみ込むと、小さいままの俺の逸物をぱくりとくわえた。
 
「真帆、汚いよ。シャワー浴びるよ」
真帆は逸物を口から出すと
「いいの、お願い、しゃぶらせて」
そう言うと、顔をしかめながら逸物をしゃぶる。少し気持ちよくなり、段々大きくなってきた。
と、真帆の歯の感触が気になるし、「うっ、うっ」と真帆がえづくのも気になる。
「真帆、無理しなくていいよ」
「あなたの精液飲みます。飲ませてください」
AV女優などと異なり真帆はおしゃぶりが大の苦手。口で逝かせてもらったことはない。
先日の奴との浮気でも、おしゃぶりだけは拒絶していた。だから、真帆にとって辛いことは分かっている。
 
「んぷっ、んぷっ」汗などで臭い逸物を真帆は吸い立てている。
「お願い、私の中で出して、私のお腹の中にあなたの精子を注ぎ込んで!!」
そう言われても、歯は当たるし、はっきり言って下手だ……
 
でも、ふと思った。この女は俺の見ている前で他の男の肉棒に貫かれ、喘いでいた。
長い髪を振り乱し、気持ちよさそうな顔を披露していた。
おっぱいを揉まれて悶えていた。
俺は、怒りのあまり、逸物に血がたぎるのを意識した。
真帆の顔を両手で掴むと、顔を前後にピストンした。
俺が急に乱暴になったので、「んんーっ、んんーっ」と真帆の悲鳴が。
「真帆、止めるか??、今日は帰るか??」と責めると、
「いやーっ、出して、止めないで、泊めて?っ」と返事。
真帆は髪を振り乱し、逸物をしゃぶり立て、ついに逝きそうになった。
「真帆、逝くぞ。飲めよ?」ううっ、どくっ、どくっ、
真帆の口の中に大量に放出した。

「んーっ」真帆は必死で飲み下そうとしている。
「真帆、吐くか??。吐いたら帰ってもらおうかな」
顔をしかめて首を横に振り、飲み下した。

「飲んじゃったよ。苦かった」真帆は口の端から白濁液を垂らしながら、俺に微笑んだ。
「真帆、ありがと」俺は真帆を抱きしめた。

「お風呂入るね」
「その前に服を脱いで」
さっきのイマラチオで興奮した俺は、残酷な気持ちになっていた。今日は徹底的に…
「は、はい」
真帆は、Tシャツとジーンズを脱ぎ、真っ白なブラとショーツ姿になった。
「全部脱げよ」
一瞬ためらった後、ホックを外し、ショーツを下ろす。先日、隣のホテルから見た姿態がそこにあった。
「ケンさん……脱ぎました」
「じゃあ、オナって」
「えっ」
「奴の前では自分からスカート捲って触らせたんだから、それ以上のことやってもらわないと。とてもエッチする気にはなれないね。前にオナったことはあるって言っていたよね」
「ええ、でも、人前では……まだ………でも……はい、………オナります。お願い、明かりを……」
俺は苦笑すると、枕元の明かりと スケベ電球だけにした。
真帆はベッドに横たわると、足をM字形に開いた。足元から覗き込むのはかわいそうなので、顔を覗き込んだ。
「ケン、恥ずかしいよう、本当にオナるの??」そう言いながらも息が荒くなっている。
最初はぎこちなかく股間をいじっていた手も、段々動きが早くなり、胸を揉みながらクリをこすり立てて始めた。俺は股間に移動し、覗き込んだ。
「あんっ、あんっ、ケン、恥ずかしいっ、いやっ、いいっ」
………………………
「ケン、ああっ、ケンのおち◎ちんほしいよ、だめ??」
「だめ」
………………………
「あああああああああああっ」
真帆は腰を振り立てながら逝ってしまった。
俺は真帆にキスをして抱きしめた。

「ケン、恥ずかしかったよ。ねえ、これでエッチしてもらえるの??」
「ああ、真帆の姿を見て興奮してきたよ。シャワー浴びるか」
 
風呂場が狭いので、交代でシャワーを浴び、真帆は持参のパジャマを着て、ベッドに潜り込んだ。シングルサイズのベッドなので、体は自然と密着する。
乳首をまさぐり、Aカップの胸を揉むとあっという間に真帆は濡れた。
俺の方も臨戦態勢。尻を突き出させて挿入すると
「ああっ、やっぱりケンのがいい。太いわ、奥まで当たる?っ」
 
「ああーっ、恥ずかしい、いやー、逝くーっ、ちょっとまって」
「???」
「ケンの顔見ながらしたいよ?っ」
体位を変えて正常位。
「あんっ、あんっ、あんっ。気持ちいいわ」
真帆の喘ぎ顔を見ながら、腹に出した。
「ケン、やっぱりあなたがいい」
「?????」
「この間、本当は怖かったの。抱きしめて」……本当かよ。まあ、信じよう。
服を整え、明かりを消し、抱き合ったままベッドへ。
胸元ですすり泣きが聞こえたかと思うと、寝息に変わった。
 

後日、理香の所にお礼と報告を兼ねた電話をかけた。
「……そう、ちょっと期待していたのに。でも、あれはあれで気持ちよかったわ。ありがと。真帆さんのしているところ覗き見していたのって、二人だけの永遠の秘密ね♪。幸せになってね」と言ってくれた。

 
【結婚式】
10月。結婚式は、駅前にある「ダイアモンドホテル」で行った。
先着した真帆と義母を追うように、俺と義父・真一郎と勇二郎叔父さんは会場に到着した。義父の髪は何とか見られる位には伸びていた。
と、他の披露宴会場から、真っ赤な顔をした"渡会"が出てきてトイレに向かった。ダークスーツに派手なネクタイ。その会場の披露宴に友人として出ているのだろう。
(A社社長は「この土地に来るな」と言ったらしいが、さすがに友人の結婚式となると認めざるを得なかったのか・・・)
義父は俺と勇二郎さんに目配せした。俺に異存はない。
 
奴がトイレに入った瞬間、「おい」と声を掛ける。振り返った瞬間、顔面に拳骨を食らわせた。
「いてーな、この野郎・・・あっ、あんたは」渡会が俺たちを見て驚愕の表情を見せた。
「お前、自分のしたこと分かっているのか」
「あれは、真帆さんの方から誘われて仕方なく・・・1回だけの遊びだから・・・ごめんな。慰謝料受け取ったろ?。俺だってカミさんや弁護士からグダグダ言われて大変なんだよ。何も殴ることないだろ」
「カネやごめんで済むか」と俺は胸ぐらを掴んだ。(何が『真帆から誘われた』だ、奥さんが『グダグダ言う』だ)
 
「ちょっと、待ちなさい」
「叔父さん・・・」
「やめとけ、顔を殴ったら後が大変だぞ。おい兄貴、やるか」
「ああ、勇ちゃん」
義父は奴を後ろから羽交い締めにして、勇二郎さんは強烈なパンチを腹部に何発も見舞った。
このふたり、こういう事は慣れているらしい。殴っている勇二郎さんは顔色一つ変えないのに、渡会の顔は苦痛に歪み、青ざめていった。
義父が手を離すと、奴は床に倒れ込んだ。
 
「おい、行くぞ」勇二郎さんが俺を促した。
「待ってください」
俺は、倒れたままの奴の股間に何回か蹴りを入れた。
こいつの腐れち○ぽが・・・・
「おい、ケン、止めよう。そろそろ人が来るぞ」
俺は、奴の腹に体重をかけて思い切り踏みつけてやった。
  
と・・・・・
奴が「ううっ」とうめくとズボンの股間周辺の色が変わり、辺りに液体が染み出て、臭くなった。
小便と下痢うんこもらしやがった
 
 
義父たちと別れ、新郎新婦控室に入る。衝立の向こうでは衣擦れがしている。真帆がウェディングドレスを着ているのだろう
「ケン、遅かったね。どこに行っていたの??」と、衝立越しに真帆。
「昔の知り合いに会ったから、お義父さんと一緒に喋っていたんだ」
「ふーん」
 
俺は、髭を剃り、美容師に頭を整えてもらい、タキシードを着る。
真帆のドレス姿もできあがった。小柄な真帆、スタイルを生かしたマーメイドラインのドレスがよく似合う。髪は当初予定していたストレートのロングヘアから、編み込みに変更されたが、よく似合っている。
浮気相手にはぎりぎりのタイミングで制裁を加えた直後でもあり、「きれいだ」と素直に言えた。
真帆は顔を赤らめる。
 
写真室へ移動する途中、ホテルの制服である水色のスーツを来た男二人とすれ違う。
一人が辛そうにしているもう一人に肩を貸しながら歩いている。抱えられている男はもちろん渡会だった。奴のスーツは糞尿まみれになったので、ホテルの制服を借りたのだろう。
ホテルのスタッフが渡会にささやいたようだ「新郎新婦様のお通りですので、道をお開け下さい」と。
渡会は俺と真帆に気が付くと、バッタの如くのけぞって左側の壁(真帆の側)に貼り付いた。
俺が睨み付けると、奴はこそこそと視線をそらす。
すれ違う瞬間、真帆は奴に冷たい視線を送り、奴と俺だけが聞こえるような小声で「ばーか」と吐き捨てた。少しして、後ろで人が倒れる音がしたが、関係のないことだ。
 

【披露宴開式】
チャペル挙式の後、披露宴に移る。学生時代、バイト先の結婚式場で数多くのカップルを見てきたが、自分がこの立場になるのは照れくさい。
列席者の4分の3は新婦側関係者。
新郎側の席で小さくなっている両親を見ると、ちょっと胸が痛む。小さくなっている両親の隣で気丈に振る舞ってるのは俺の弟。兄が婿に行くので、跡取りとしての自覚に満ちている姿が凛々しく見える。
 
お色直し、余興と進み、花束贈呈と挨拶に入る。
婿養子なので、俺が両親への感謝の気持ちなどの挨拶をする。大学まで通わせてもらって、(長男が)婿に取られたのは気の毒だが、弟を通じて親孝行することを誓う。
俺の両親は「よろしくお願いします」と簡単に済ませる。
次いで、真帆の父の挨拶
「このような、至らぬ娘の所に来ていただいて……」というところで、男泣きしてしまった。よく見ると、真帆の母と真帆も泣き崩れているので、列席者は怪訝そうな目で見ている。嫁にやるのならともかく、婿をもらう方が・・・・・
親戚の席を見ると、(事情を知っている)勇二郎さんの奥さんもハンカチで目を覆っていた。
 
 
【終章】
こうして、婿養子となった俺は、新しい人生のスタートを切った。
新居は、とりあえず2DKの賃貸マンションを借りた。俺が1ヶ月前に引っ越しを済ませていて、真帆は最低限の生活用品を持ち込むだけにする。
義父の家の隣にマイホームを建てている所だからだ。(名義の関係で、結婚してから建築の契約をするようにしたため)
ハネムーンから帰ると、夫婦で働く日々。
製造課と技術課が分かれたことで業績が向上して業務量も増え、事務員が足りないと言うので、真帆は事務員の手伝いのような仕事をしていた。いずれは誰か入れないと・・・・

彼女との思い出

今から1年以上前の話だ。文章がうまくないので箇条形式で書いてみる。

とあるバイク系ミーティングで初めて彼女と会った。
 ミーティング解散間際に後ろから女性の声、どうやら俺を呼んでる様子。
  振り返ると、本当に俺に呼びかけていた。
   「何です?」と俺。「あのー」と女性。ちょっと恥ずかしそうにうつむき加減に。
    「何か落としました?」と俺。「あのースミマセン。け、携帯の番号教えてくれませんか?」
     後から考えると、この発言は彼女にとって一世一代の大勝負だっただろう。

ちょっとビックリしたものの、妻子がいるわけでもない俺は軽い気持ちで彼女に電話番号とアドレスを教えた。
 2、3日後、早速その女性からメールが入った。
  「暇な日ありますか?」  「今週末なら暇だけど」
   実は女性側から積極的にアプローチされるなんて今まで無かった。少し不信感を抱いていた。
    
それから数日たち、約束の週末がやってきた。
 待ち合わせの場所。
  いかにも女性が好みそうな可愛い250CCバイクで彼女はやってきた。
   「どうしたの?」と俺。「暇なので・暇なので・・」恥ずかしそうにそればかり言う彼女。
    「とりあえずどうするの?」と俺。「山かどこか景色のいいところ行きたい」と彼女。
彼女は女性でありながら運転は上手なほうだった。ちゃんと俺の後ろについてくる。
 ついてくるけど時々いなくなる。俺はスピードを調節すると、彼女は追いついてきた。少し笑っているように見えた。
  そして、俺が良く通うお気に入りの場所へと案内した。
   小高い丘の上、周りに建物は無く、人気も無い。周りは林が囲い、眼下には小さくなった町並みに細い川が流れている。川をたどっていくと海が見える。
彼女は俺の横に立った。少し肌寒い季節。彼女の体温を感じた。
 バイクに乗る彼女。一生懸命俺についてこようとする彼女。追いついた時に俺に見せた彼女の笑顔。
  いつしか、彼女に対する不信感は影を潜め、逆に少しずつではあるが愛おしさにも似た感情が芽生え初めていた。

このとき彼女の目を始めて見つめた。
 どちらかというと人付き合いが苦手で、人と目を合わせることが苦手だった俺。
  「どうしたの?」と彼女。「イヤ、何でもないっす」とできるだけ平常心を装う俺。
    「あの、そろそろ引き返そうか?」本当はもっとこうしていたいのに、その気持ちとは違った言葉が出てくる。
      なんで、いつも俺はこうなんだ!?

その後も数回このようなことが続いていたが、そのほとんどが彼女からの誘いだった。そして、
 初めて手をつないだのも彼女の方からだった。
  バイクに乗り、少し世間からズレていて、半ば投げやりになっていた俺。自分の生活スタイルを変えることを恐れていたはずの
   俺の心を、いとも簡単に引き込んでしまった彼女という女性。
    本気で好きになってしまうかもしれないと戸惑いを覚えた頃。
     「次会うときは、一緒にお酒でも飲もうよ家行っていい?」

彼女は美人と言えるような感じじゃない。そう、犬に例えるなら柴犬といったところか。
 感情に裏表のない、誠実でまじめで、快活で、そしていつも主人の行動や仕草を好奇心のある眼差しで見つめているような。そんな感じだ。
  俺の話に笑い、そして驚く。一緒にいて気持ちよいと感じ始めた頃には、彼女の目を見て話している自分がいた。

その次の週末、教えてあった俺の住所を頼りに彼女はバイクでやってきた。
 手にはワインと缶ビール。「明日は休みだよね?飲みまくりましょうか。ハハ」

家に入り、テレビをつけて、酒を飲み始めた。
 飲んでる間色々な話をした。俺が北海道に行った話、バイクに乗り始めた頃の話。
  彼女の生い立ちや、家族構成、実はごく近所に住んでいること。
   俺は笑い、そして彼女も笑った。こんな酒飲みは何時以来だろう?
そして、不可解だった彼女との最初に出会った頃の話も聞けた。
 彼女の歳は27歳。俺より学年では一つ上であることと、結婚にあせっているらしいこと。
  つまりはそういうことだったのか。彼女自身が”一世一代の大勝負”に出たらしい理由もようやく理解することができた。

彼女は酒に強いらしく、俺は結構つらくなってきた。
 そして、最後には彼女を忘れて、気持ちよく寝てしまった。
  冬から出しっぱなしになっているコタツは心地よく、いつの間にか頭の下には折りたたんだ座布団が敷いてあった。
   
どれくらい寝てしまったのだろうか。夢の中で子供の頃の自分が母親に頭をなでられている夢を見ていた。
 人に頭をなでられる。成人してからこんなことあっただろうか。
  ふと、急に目が冷め開けると、となりの誰かが俺の髪を触っていた。酔いつぶれて彼女のことなど忘れていた俺。
   ビックリして体を横に向けると彼女と向き合うような体制になってしまった。
    「気持ちよさそうに寝ていたね」彼女が笑っていた。
酔っている俺。目の前に口に出したことは無いけども、好きになった人がいる。
 俺の中で急に何かがこみ上げてきた。  「好きだ!!」
  叫んだ俺は、彼女の顔数センチまで近づいた。
   彼女の匂いがした。何の匂いと例えればよいか分からないけど、とにかくものすごく良い匂いだ。
    瞬間。俺は彼女の唇に口を押し付けた。
     「しまった!俺はなんと言うことをしたんだ!!」
と、思うか思わない間にコタツの中で彼女の足が俺の足に絡んできた。
 彼女は俺の行動を受け入れ、口を少し、遠慮気味に、力を抜いてくれた。
   
酒に酔っていたためか、まるで俺ではないかのように積極的になっていた。
 彼女の唇、舌、歯をなめしだいた。
  彼女の吐息は次第に大きく荒くなってくる。
   彼女の腕が俺の首に巻きつく。
    半ば彼女がぶら下がるような体制で俺は彼女の口元から少し顔を離す。
     彼女の耳の下を舐め、髪の匂いと少しだけ汗の匂い。耳を軽く噛んだ。
左手を彼女の胸に、右手は腹から内股へと滑らせていく。彼女の荒いジーパンの感触を確かめた後。
 Tシャツの内側へと手を進めていった。彼女は少し海老ぞったかと思うと、俺の顔を見上げて「フフ」と小さく笑う。
  彼女の腹から入った右手はやがてブラジャーへとたどり着く。
   ホックを外し、Tシャツを少し捲り上げようとすると、彼女は起き上がり、自ら脱いだ。
俺もシャツを脱ぎ、お互い上半身裸のまま力一杯抱きしめた。暖かかった。

人の肌の温もりを素肌で感じること。こんな心地よさと安堵感を感じたのは何時頃以来だろう。
 俺は彼女を体の中に取り込みたいと思った。力一杯抱きしめる。抱きしめて抱きしめて抱きしめまくる。
  彼女にもう一度キスをした。そして、それを合図にお互いの手がベルトとボタンへと伸びる。
   ズボンを膝あたりまで下げると、俺はゆっくり彼女を横たえた。そしてまたキスをした。

俺の右手は彼女の下着へ。そして、少しきついゴム下へと手を差し入れた。湿気を感じた。
 彼女は足で俺の手を挟み込む。そして緩んだ。
  俺は差し入れた手の力をそっと抜き、揉み解す。彼女は俺の首にぶら下がり、首元に吸い付くように口を当てている。
   彼女の体は汗ばみ、石鹸の匂いとちょっとだけすっぱい匂い。生き物の匂いを感じた。
    彼女の下着をゆっくり下ろすと、また足を挟み込む。

実はここに来て、この先を俺なんかがどうこうすることに少なからず不安を感じていた。
 本当にいいのだろうか。 本当にいいのだろうか。

「いいの?このまま」俺が聞いた。
 彼女は下から俺を見上げながら、「フーン、ハハ」とため息が混じったような笑ったような声でうなずく。

そして、ゆっくり俺は俺自身を彼女の中へ差し入れた。
 彼女は初めてではなかったけれど、むしろそんなことはどうでも良かった。こんなに良い娘を
  他の男が放っておく訳はないし、それがかえって俺自身の安心へと繋がった。

彼女の息は荒く、時折俺を見つめた。俺はゆっくり体を動かす。彼女の手は俺の肘あたりを握っていた。
 俺は彼女の首元に口を近づけ、吸った。彼女の湿った髪が俺の鼻先をかすめる。いい匂いがした。
  そしてその匂いは俺を更に奮い立たせた。
   動きは更に速くなる。彼女の手は何時の間にか俺の手首へ、そして手をつなぎたくなっているようだ。

”ごぶさた”が続いていた俺は早くも限界が近づいてきた。
 彼女はその気配を感じたかどうか。
  手をぎゅっとつかまれた。そして、俺と目が合うと同時に「いいよ」と小さな声で言った。

俺達の行為が始まってから、俺は「しまった」と感じていた。
 会ってまだ日も浅い。正式に付き合ってくれとの申し入れもしていない。
  ただ、俺が一方的に好きになっているだけの女性に対して軽はずみな行為をしていること。

瞬間、俺は俺自身を彼女の体内へと放出していた。「この人と生きていきたい」漠然とではあるが
 俺の決心だった。

あっと言う間の出来事だった。
 我に返った俺は、心から彼女に謝った。謝って許してもらえることではないけれど。謝るしかなかった。
  動揺する俺を彼女はじっと見ていた。
   「責任とってくれる?」彼女はちょっと笑いながらこういった。
    本当に落ち込んでいる俺。

「もう遅いから寝ようよ」彼女は言った。
 俺は彼女の分の布団を用意して、自分のベッドに潜り込む。
  そして、明かりを消した。

「失礼しまーす」唐突に明るい声で彼女は言ったかと思うと、俺のベッドに入り込んできた。
 暗闇の中での突然の声と、彼女の膝が俺の腹に直撃したのにはビックリしたし、痛かった。
  ベッドの中で、彼女は俺の手を握ってきた。
   「○○君のだったら別に良いんだよ」
    「え?」と聞き返す暇も無く「オヤスミ?」と彼女。

それから、彼女と何度も会い、そしてセックスをした。
 この頃にはお互いが空気のような存在というか、会って、話して、笑って、セックスをする。
  まるで自分と話をしているかのように、気を使わない相方というか連れ合いというか。
   このまま俺は彼女を好きで、彼女は俺のそばにずっと居てくれると思っていたし、それを疑わなかった。
その日は、彼女と夕飯を食べに行き、そしてその後暇なので100円ショップに行くことになった。
 色々なものに目移りし、何を買おうかとウロウロしていると、向こう側の食器コーナーから彼女の声がした。
  「今度一緒に飲むときには、このグラス使わない?」 100円ショップではあまり見かけない凝ったデザインのコップ。
   お酒が好きな彼女の提案に、俺は笑ってペアでこのグラスを買った。
    
次の日、いつものように朝彼女にメールした。「おはよう、今日は休みだけど、○○君は仕事頑張ってね」
 と返信がかえってきた。
  そして昼休みになった俺は、また彼女にメールを送った。だが、返信は無い。

夜、家に帰ってからメールを送る。   返信が無い。
 いつもは1時間以内には必ず彼女からの返信があった。
  不信に思った。彼女に何かあったのではないだろうか?嫌な予感がした。

2日後、彼女からは全く連絡が無い。 
 たまらず電話をかけるが携帯の電源が入っていなかった。
  自宅の電話番号にかけてみる。一人の女性が電話にでた。
「あの、夜分すみません。□□さんはいらっしゃいますか」・・
 女性はちょっと困ったような感じで少し黙っていた。
  女性:「あの、どういったご関係の方でしょうか?」 
   俺:「友人なのですが」
彼女は俺の事や名前は全く家族に話していなかったらしい。
 女性:「あのー、すみません、、、、、ご友人の方・・・」
  女性:「そ、□□は亡くなったんです。」
   俺:「え?」

   俺:「え?」

   俺:「え?」

女は俺の事や名前は全く家族に話していなかったらしい。
この女性は何を言っているんだろう?電話は切れていた。
 俺は、前に聞いた彼女の住所を思い出した。家のドアを叩き開け飛び出す。
  俺の愛車はいつもの場所にあった。エンジンを掛ける。
   いつもは念入りに暖機運転をしていたが、今日はしなかった。

彼女の家の前に差し掛かると、玄関先には通夜の準備らしい物が並んでいた。
 俺は素通りしか出来なかった。事の真意を知りたい気持ちを抑えながらひたすら我慢した。
  「何が起こったんだ?」「なんで?」
   葬儀業者の職員が玄関先に看板を立てかけようとしている。□□の名前が書かれてあった。
    何があったのか、たまたま近所の人が道路上に居たので聞いた。彼女はバイクで交通事故に合い、亡くなった。
俺はどうやって家に帰ったのか覚えていない。バイクのキーはいつものように机の上にあった。
 そして、その横には先日二人で買ったグラスが置いてある。

夜が明けた。俺は何か「行かなくちゃ」という気持ちになった。
 だが、ご両親は俺のことを知らない。知ったら俺と□□はバイク友達だったと言うことが知れてしまう。
  ご両親の気持ちを考えれば、とても行けない。

俺は彼女の家を出た霊柩車を追いかけた。彼女と一緒にツーリングに行った同じバイク。
 斎場の隠れた場所にバイクを置き、影から見ていた。
  煙突から陽炎のような煙が見えた。
 
心のそこから好きだった女性。
 彼女の髪、やわらかい唇、俺の噛んだ耳、笑った笑顔、彼女の匂い、声。
  もう、二度と、この世には存在しない。
   俺の目から涙がこぼれた。

彼女の好きだったもの。

カワサキのエストレヤ
お気に入りのTシャツ
いつも着ていた赤いジャケット
10年飼っている猫のクロ
レモンバーム
ワイン
両親
兄弟
俺が案内した景色。

涙を流しながらフルボッコ

遅れましたが投下させていただきます。

当時のスペック
俺人・自分
マキ・彼女仮名

俺めったにキャバとか行かないんだけど、
付き合ってた子と別れたばっかりな上に当時クリスマスで寂しかったから、後輩連れて飲みにいったんだ。
後輩が「浜崎あゆみ」に似てる子いるっていうから見たくてね。
まあ、似てなかったんですよ。
そんなもんか?とか思ってた所に遅れて来たのがマキ。
始めキャバ嬢は髪の毛巻いてたり派手な化粧するイメージが勝手にあったもんだからマキを見て「えっ?」と思った。
第一印象がキャバっぽくないな?と思った。
笑う顔が可愛くて俺がじーっと見てたら、俺を見て「何ですか?」とか言って笑顔。
そこで俺やられました。

その日はそのまま帰ったんだけど、また違う日に後輩と一緒にそこの店行ったんだ。
マキがまた俺についてくれて「この前もいらしてくれましたよね」とか言ってくれてね。
そこでアドレス交換した。
俺は店に行かなかったんだけど、毎日メールしてた。
マキも長文を返してくれたりして、俺に付き合ってくれてて、ある日夜中に遊ぶ約束した。
俺んちで映画でも見ようってことになったんだ。
ムードないかもしれないけど、当時新作だった「Catchmeifyoucan」を借りて俺んちへ。

映画どころじゃなかったんだが、マキが一生懸命見てるから俺も見てた。
内容なんて覚えてません。
映画終わってから色々話したりしてたらマキが「相談してもいいですか?」と言ってきたんだ。
なにかな?と聞いてみたら、男の相談だった。
でも彼氏とかじゃなくて別れた人のこと。
何でも相手に婚約者がいるの知らなくて付き合ってたんだけど、ある日突然「俺結婚するから別れよう」と言われてしまったらしい。
でもそれから何度か会ったりしてて、抜け出せない自分がいる、と。
男の視点で、マキは遊ばれてますか?と言われた。
そんなの一目瞭然ですよ。
遊ばれてるよとそのまま言ってしまいましたよ。
そしたら涙目になったんだけど、俺どうしていいかわからずしばらく放置。
数分後マキが「そうですよね、ありがとうございます。ハッキリ言ってくれて良かったです」とあの笑顔で言ってきた。
もうもみくちゃにしたい気持ちを抑えて、「俺、マキの事好きだよ」と言ってしまいました。

その日から、マキと交際がスタートした。
俺はなんとなくマキは前の男のことまだ好きなのはわかってた。
忘れてくれたらいいな?とか思って、俺は俺なりに頑張ってたんだ。
マキを見るたびドキドキしたりして、こんな気持ち高校生以来だった。
マキはそのうちキャバを引退。
どうしてキャバで働いてたんだーって聞いたら、前の男のこと忘れたくて、一人の時間がヤだったんだと。
マキはキャバ時代も昼も夜も働いていた。
キャバ辞めてから、昼一本。
本職はインターネットで洋服売ってる店のHP作りとモデルだった。

昼一本になってから同棲を始めて、毎日一緒にいるようになりますます好きになっていってしまったんだが、
マキもそうだとその頃は思ってた。
インターネット系だから自宅でも仕事できるので、俺の休みの日に合わせてくれたりして。
そのうち結婚の話とか出てきた。
マキも俺もお互いの親に会ったり、飯食いにいったりしてたから面識はある。
お互いの親からもいつ結婚するのとか聞かれるほど仲良かった。
俺の後輩や職場の友達とかも結婚はいつだよ?とか言ってきてて、俺の中では結婚ピーク。
マキに「結婚しちゃうかー」と冗談っぽく言ったら、「嬉しい!!」と大喜びしてくれた。
その日から密かに貯金をし始めて、着実に貯まっていった。
気がつけば付き合って2年が経っていて、結婚資金もあり、同棲も続いており、お互い仕事も上手く行っていて
あとは俺から結婚するかーと言うだけだ。

ある日マキの携帯に着信があった。
電話だよーと言って画面を見たら登録されてない番号からで、マキの携帯によくキャバの頃の客からかかってくるのを
知っていたのと、マキはお皿洗ってたので、なんとなく俺でちゃったんだよ。
案の定男の声だった。
電話でてるのをみてマキがお皿洗う手を止めて何か言ってた。
俺が面白くて黙ってたら男が「マキ?今大丈夫?」とか繰り返してる。
「人の彼女呼び捨てかよ!w」とか思ってて更に黙ってた。
しかし、男の発言が何だか意味深でおかしい。

「マキ、怒ってる?」「この前はゴメン急に仕事が」「マキに会いたかった」

俺の頭の中「???なんだ???」ってなってた。
マキが皿洗いを中断して、俺のほうへやってきて「だれ?」と焦っている。

何度か電話を取り上げられそうになったので、そのままトイレに逃走して鍵をかけてみた。
電話の男がまだまだ喋る。

「聞いてる?」「明日大丈夫だから!」「会えるよね?」

明日は確か友達とご飯を食べに行くって言ってたよなあ。
トイレの外からマキがノックして「どうして電話持って逃げるの?!」とか明らかに取り乱してる。
その時は固まってしまっていて、何を言っていいかわからず、
電話の相手に「あのお?」と間抜けな声を出してしまった。
その瞬間電話が切れた。
俺もキレた。

トイレから出て「どういうことだ!!説明しろ!!」と怒鳴ってしまった…。
マキは俺の目を見て黙った後、「ゴメン」とだけ言った。
「ゴメンじゃなくて説明しろ!」
「ゴメン、前の彼氏…」
「はあ?(゜Д゜)なにが?」
俺、パニックになる。

マキの話によると、前の彼氏と最近会うようになったと。
俺と付き合ってから前の彼氏にちゃんと別れを告げて、俺と同棲した。
前の彼氏は婚約者がいたので、その人と結婚すると思っていた。
マキは俺と結婚すると思っていたが、ある日マキの店にそいつが偶然来たと。
懐かしくて話し込んだら昔の気持ちを思い出してしまって…
会うようになる。
これ4ヶ月前の話。
俺にばれる今日まで続いていたと。

その話を聞いたあとすぐに「そいつを呼べ」と言った。
まあやっぱり拒否されたから、マキの電話でまたトイレから電話してやった。
しぶとく出なかったが、観念したのかやっと出て、第一声「すみません」。

「すみませんじゃなくて今から○○(ファミレスの名前)来い」
「無理です」
「俺お前の職場知ってるから明日行くわ。お前の上司に電話してもいいよね?」
「困ります」
「いいから○○に来い!来ないと明日行くからな!!」

電話を切り、マキを無理やり○○へ連れて行く。
俺達が着いて数十分後、相手の男と思われるヤツ登場。
俺の向かいに座った。
マキはずっと下を向いたまま。

「誤解されてるようですが、僕とマキさんはあなたが思っているような関係ではありません」

と何も聞いていないのにいきなり言ってきた。
何も聞いてない。まず名前を言え、と言ってようやく名乗った。
俺は名乗らなかったが。
それからまたさっきのセリフを言った。
さっきマキから全て聞いたことを言ったら男がマキの方をチラッと見ながら無言。
打ち合わせは事前にしろ。

それから男に質問攻めした。
「婚約者は?」
「今はいません」
「別れたの?」
「はい」
「俺いるの知ってたよね?」
「はい」
「お前から誘ったの?」
「はい」
「マキとは本気なの?」
「はい」

男の話を聞くと、婚約者とはとっくに別れてて、マキの事を思い出して偶然を装ってマキの職場に行った。
相変わらずなマキを見てほっとしたが、彼氏がいることが発覚。
前みたいに戻りたいと思って、彼氏と別れて俺とやり直さないか?と言ったところ、
「今は俺人がいるから、結婚するんだ」といわれた。
結婚と聞いて気持ちが抑えきれなくなり、マキに気持ちをぶつけてしまった。
マキは「あんなに必死に忘れたのに、いまさら遅いよ」と言ったが、それから毎日職場に会いに行った。
だんだんマキも打ち解けてきてくれて、そのまま関係へ。
マキが彼氏(俺人)と別れる。と約束してくれた。

「今の話全部ほんとう?」とマキに確認したところ、小さく頷いた。
その時俺の中で貯金もしてたのになー式場も心の中で決めてたのになー父や母に報告したのになーとか
色々考えてた。
「俺、マキと本気だから。俺もうマキを悲しませたりしないから。俺についてきてほしい。
俺の方がマキの事スキだ。」
相手の男が言った。
マキが涙目になっているのを見て、俺はもう何が何だかわからなくなってしまい、店の外に奴を引きずりだして、
力いっぱい殴った。
「やめてー!やめてー!」
とか叫んでたけど、完全にスイッチはいっちゃってて俺は止まらない。
悔しい気持ちと悲しい気持ちと怒りで涙を流しながらボッコボコにしちまった。

男はピクリとも動かなくなったのを見て、手を止めて「お前の荷物外に出しとく」とだけ言って車で帰りました。
帰宅して、宣言通りマキの服や化粧品やらを外に投げておいた。
あんなにボコったから、警察にでも行くのかなーと思ってたけど、誰も俺を訪ねてくる奴はいなく、その代わり
外の荷物が全てなくなっていた。

それから噂によるとマキとそいつは結婚したらしいです。
俺達はハッキリ婚約してたわけじゃないけど、俺よりあいつの結婚の約束の方が価値があったのかと思い凹んだ。

俺も今年ようやく結婚します。
ちなみにマキじゃないですw
全く違う人です。
結婚するのを機に封印していたこの話を誰かに聞いてもらいたくて投下しました。

はまった男 2

はまった男


王が起きた。寝ぼけた顔をして、僕の手を握ってくる。
こんな王の顔を見ていると、不思議と疑惑が薄らいでくる。
中国女性に、本気で言い寄り、本気で怒る日本男性はいるのだろうか?
僕は、もし王が僕のことを騙していても、本気では怒れないだろう。(たぶん)

午後4時40分、定刻より20分遅れて福州に着いた。
こちらは大連と違い暖かい。
顔立ちも北とは違う。南の中国に来たという感じだ。

王はタクシーは高いから、バスで行こうと言ったが、僕は時間がかかる上、窮屈だし、衛生的にも抵抗があり、タクシーにしようと言った。

タクシーに乗り込み、王が行き先を告げる。

福建語だ。

タクシーの運転手は「ハァ??」と大声をあげた。
王の家が遠いからだろう。王が何やら交渉している。
王が、僕のポケットからお金を取り出し、運転手に渡している。

どうやら、メーターに関係なく、目的地まで、幾らで行ってくれと交渉したらしい。

遠くに行く時は、こちらの方が安いんだろう。(高いという説もあるが)

車がスタートした。空港近くは、舗装された普通の道だったが、40分も走れば、ガタガタ道に変わった。
しばらくガタガタ道を走り、また、
舗装された道路になり、それの繰り返しだ。
周りもマンションが建ち並んでいたかと思えば、ぼろい集合住宅に変わったり、初めての体験だったので結構面白い。

途中で王がトイレに行きたい、と言い出した。

タクシーの運ちゃんが、公衆トイレの前で止まった。

田舎の公衆トイレだ。
僕もトイレに行きたかったので、車を降りた。
トイレに近づいたとき、ものすごい臭気が鼻を突いた。

頭がぐらっとするような・・・。

日本では、まず体験できない臭気だ。
僕は一度トイレを離れて、大きく息を吸いトイレの中に入った。

「・・・・・・・・!!」想像を絶する汚さ。

汚物がそこら中にはみ出している。3秒で気分が悪くなり、トイレを出た。

どうしよう、外でしようか。でも、外でしているときに王が出てきたら、軽蔑されるのかな。

トイレが目の前にあるのに、外でする奴は、いないよな。

でも、トイレの中にはもう入れない。倒れてしまう。

そうだ、どこかでご飯を食べよう。その時トイレを借りればいいんだ。

王と運ちゃんが、すっきりした顔をしている。この二人は、あの臭いが平気なんだろうか?

食事中に読まれたかた、すみません。

夜の12時頃、王の家に着いた。食事をしていたので、すっかり遅くなってしまった。

結構立派なマンションだ。

王は、はしゃぎまくって、早く行こう!早く行こう!とせかせる。

下に、若い男の子がいた。

王と仲良さそうに話す。

僕は、「こいつが王の彼氏か!?」

と思ったが、王のいとこだった。どうも、過敏になっている。いとこが、荷物を持ってくれた。

「ニーハオ」 「ニーハオ」 お互い簡単に挨拶を交わす。王の家は5階だ。

家にはいると、お母さんが王のことを軽く抱きしめ、再会を喜び合っている。

王も「マー!!」と言って甘えている。
ほほえましい光景だ。
お父さんは、もう寝てしまったようだ。
王と、お母さんは、顔がよく似ている。
「ニーハオ!」 「ニーハオ」 僕は、お母さんと挨拶を交わす。
お母さんが、中国語で話しかけてきた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

僕は、「ティン プートン(わかりません)」と答え、得意のメモ帳と、ボールペンを取り出した。
お母さんに、書いて下さいと言うと、お母さんは、唖然としていた。

お母さんが王に話しかける。「・・・・・・・・・・・・・・・」
王「・・・・・・・・・・・・・・」王が答える。
どうやら、お母さんは、「彼は中国語がわからないの?」と聞いてるようだ。

僕が本当に、中国語がわからないのが理解できると、急に笑い出した。

大笑いしている。

「言葉もわからないのに、うちの娘を好きになったんですか?」
「今まで、どう会話してたんですか?」
「そんなに、うちの娘が好きですか?」と言ってるみたいだ。

王は、苦笑いしている。

僕は、知っている中国語でなんとか会話しようと、話しかけた。

しかし、王は僕の中国語を聞いているから、理解できるみたいだが、初めて聞く人には理解不能らしい。

もっと、中国語を勉強しなくては。

お母さんが、お茶を出してくれた。福建省のウーロン茶、鉄観音茶は、日本でも有名だ。
僕は、「ハオ フー!ハオ フー!(おいしい!)」と言ったら、お母さんが笑った。

どうやら、通じたようだ。

お母さんが、王の部屋に案内してくれた。
ここが王のが育った部屋か・・・。

綺麗に片づいている。(本人がいないから、汚す人はいないのだが。)

お母さんが 「あなたはここで寝なさい。私と娘は隣の部屋で寝ます。」と言っている。

僕は、王と一緒に寝たかった。1人で寝るなんて、寂しすぎる。王も僕の方を見て何かを訴えかけている。でも、お母さんとは言葉も通じないし、どうすることも出来ない。

王が、誰かに電話している。こんな時に、誰に電話してるんだ?

王が、僕に電話を渡した。「Tさん?」 李さんの声が聞こえた。

李さんに電話をしてたのか。よし、なんとかなるかも。

僕   「あ、李さん、これから僕の言うことを通訳してくれ。僕は、あなたの娘さんといろいろ話したいし、一緒にいたい。あなたの大事な娘さんには指一本触れないので、一緒の部屋で、寝ていいですか?こう伝えてくれ。」

李さん 「それ、ホントに通訳するの?大丈夫かな・・・。」

僕   「頼むよ、1人で寝るなんて、寂しすぎる。」

李さん 「わかった、ちょっと変わって。」

お母さんに電話を渡す。

お母さんと、李さんが話している。お母さんが僕の方を笑いながら見て、電話を渡した。

僕   「どうだった?お母さん、何て言っていた?」

李さん 「ダメだってさ。うちの娘はそんな子ではありません。もっと、お互い仲良くなってからだって。」

僕   「えー?何とか、なんないかな・・・。」

李さん 「Tさん、バカだよ。一緒に寝ていいですよ、なんて言う親、いるわけないでしょ?」

僕は1人で寝ることになった。隣の部屋には、王がいる。親が寝た後、王がヒョッコリ、この部屋に入ってこないかな。

王に逢いたい。

こんなに近くにいるのに一緒にいれないなんて、拷問に近い。

僕は仕方なく、行きの飛行機で暇つぶしに読んだ、西村京太郎の推理小説を、読み始めた。犯人がわかっているから、つまらない。

2月4日、朝8時頃、僕はドアの開く音で、目が覚めた。
王のことを考えていて、よく眠れなかった。
王が部屋に入って来て、僕に抱きついてきた。

いい香りだ。僕は抱きしめ返した。

たった、一晩逢えなかっただけなのに、僕は久しぶりに抱きしめたような気がする。

僕たちは、しばらく抱き合ったままだった。

時間が過ぎていく。

突然、爆竹の音が鳴り響いた。ものすごい音だ。それも、いつまでも鳴り響いてる。
中国では、お正月には爆竹を鳴らすと聞いたことがあるが、実際に聞くのは初めてだ。
今は上海、北京、大連などの都会では、禁止されているはずだ。

僕が驚いて、窓の外を見ると、王が笑っていた。

僕は、顔を洗いに、洗面所に行った。トイレとシャワーが一緒になっていて、湯船はない。

そういえばスイスホテルでも、王はシャワーはいつも浴びていたが、湯船には入らなかった。

中国人は、シャワーだけで、湯船に入る習慣はないようだ。
顔を洗い、歯を磨いて部屋に戻る。

王が「ご飯食べよう!」と僕の手を引っ張ってテーブルに連れて行く。

男の人が椅子に座っている。王が「パパ!」と僕に紹介してくれた。

見た目は怖そうだが、どのような人なんだろう?

王は、僕のことをお父さんに紹介している。お父さんが笑い、握手を求めてきた。
簡単に挨拶を済ませ、僕は椅子に座った。お母さんは食事の支度をしている。

ベランダには、鶏(かな?)が3匹吊してあり、ちょっと残酷に思えた。
お父さんは、何か話したそうに、僕のことを見ているが、話しかけてこなかった。
お母さんから、僕は中国語がわからないと聞いているのだろう。
僕は王の部屋に戻り、メモ帳とボールペンを持ってきて「書いてくれれば、わかります。」
と言ったら、やはり、お父さんも笑い始めた。王に何か言っている。

お父さん 「お前たちは、いつも筆談で、会話をしているのか?」
王    「彼は、これから中国語を習うし、私は日本語を勉強するから大丈夫。」

こんな会話だったと思う。

朝ご飯が食べ終わり、王が、タバコをくわえて火をつけた。
お母さんが「王○!!!」と言って怒っている。
王は、舌を出し、お母さんに謝るとそのタバコを、僕に渡してきた。
お母さん、結構、厳しいな。

王が素直に、言うことを聞く。

家族の絆は強そうだ。

しばらくして、親戚のおじさん、おばさん達が、どかどか訪れた。
みんな、日本人の僕を珍しがっている。若い子もいた。王のいとこだろう。

おじさん達は、僕に名刺をくれた。名刺の住所は、上海になっている。
こっちの、おじさんも上海だ、こっちの人も・・・。
なるほど、親戚に上海の人がこれだけいるのか。王が上海語を話せる訳がわかった。

僕と、王が手を重ね合って、座っていると、おばさん達が、筆談で問いかけてきた。

ちゃんと答えられるか、心配だった。

下手なことを言って、気分を害されたら困る。

「あなたは、王のことが好き?」   「はい。」
「王のこと、愛してる?」       「はい。」
「王は、あなたのこと、愛していると思う?」 「はい。」
「王と結婚したい?」         「はい。」
「王のこと、幸せに出来る?」     「はい。」
「結婚するには、家がないとダメでしょ?」  「はい。」
「王のために、家を買ってあげる?」  「はい。」
「王は、上海か、北京に家を欲しいと言ってるよ?」 「はい。」
「上海、北京は家、高いよ?」     「はい。」
「80万元以上するけど、大丈夫?」     「はい。」

僕は、全て「はい。」で通した。下手なこと言うより、無難だったからだ。
僕が、「はい。」と答える度に、みんな大笑いしている。まるで見せ物だ。
王と、家のことばかりだ。僕のことなんて、何も聞いてこない。

王は、恥ずかしくなったのか、自分の部屋に行ってしまった。
ちょっと待ってよ、僕を1人にしないでくれ、心で思った。

僕1人になってから、家を買え攻撃が、いっそうひどくなった。

最後に、おばさん達は、「今のは、冗談です。」と言ったが、どうだろう?

家を買いなさい、と言ったのは、本気のような気がしたのだが・・・。

通訳がいないので、筆談、ゼスチャー、全て会話にしました。
あまりつっこまないで下さい。(^o^)

僕は、王の部屋に戻り、まいったよ、というような顔をしたら、王が苦笑いをして「ごめんなさい。」と日本語で言ったきた。

王  「でも、私のために、家を買ってくれる?」笑いながら聞く。

僕  「後で、考えましょう。」 僕は、誤魔化した。

中国人は、家にこだわる人が多いみたいだ。

王が、アルバムを持ってきて、僕に見せた。
大連で見た、写真スタジオで取ったものではなく、普通の写真だ。
僕の知らない、小さい頃の王が写っていた。

そこには、若い頃のお父さん、お母さんも一緒に写っている。
幸せそうに、笑っている。両親が王のことを、大切に育ててきたのがわかる。
もし、王の両親が、自分の娘が、売春をしていたなんて知ったら、ショックで寝込んでしまうだろう。

しかし、どうして王は香港で売春をしていたのか?

売春をしているカラオケ小姐たちは、いろいろ事情があると思う。

家が貧しくて、しかたなく

親が病気で、働けないから、

学歴がなく、ほかの仕事が出来ない

ただ、贅沢したいだけ

日本語を覚えたいから

多いのは、こんなもんだろうか。
どれも王に、当てはまらない。
今は、王も答えたくないと言っているが、いつかわかる日が来るだろう。

写真をめくっていくと、初めて恋人らしい男が現れた。
カッコイイ男だ。

僕 「彼は、誰?」

王「前の恋人。」

僕 「今は?」

王「もう別れた。」

僕は、その幸せそうに写っている、2人の写真を見つめた。王が恋人に抱きついている。

僕 「これ、王が何歳の時?」
 
王「19歳。」

僕 「彼は?」

王 「26歳。」

二年前か。今より、少し子供っぽい。

写真をめくっていくうちに、前の恋人が、この王の部屋で、上半身裸で写っている写真が出てきた。

この部屋で、セックスをしたのか?

僕 「彼と、この部屋でセックスしたの?」

王「・・・・・」バツ悪そうな顔をしている。

違うなら、違うと言うはずだから、したんだろう。

僕 「彼は、王が初めてセックスした人なの?」

王「・・・・うん。」

聞かなきゃ良かった。

何でこんな質問したんだろう?王だって聞かれてイヤだったはずだ。

男の嫉妬か?情けない、自己嫌悪だ。しかし、面白くない。

僕 「彼とは、どこで知り合ったの?」
  
王 「上海で。前の会社の上司だよ。」

僕 「王は、上海で働いていたの?初めて聞いた・・。今でも会ってるの?」 

王 「・・別れてからは会っていないよ。」

僕 「彼は、今、何をしているの?まだ、上海の会社にいるの?」

王 「・・・・わからない。」

上海か。この男が、電話の相手なのだろうか?少し間が空いて、王が言った。

王「私は、彼と結婚すると思っていた。」

通訳がいないので、筆談、ゼスチャー、全て会話にしました。
あまりつっこまないで下さい。(^o^)

僕 「どうして別れたの?」

王 「あなたに言っても、わからないよ。」

これは、言葉が通じないから、わかららないよ、と言ったのか?

僕 「今は、僕が恋人でしょ?じゃあ、以前の恋人は忘れよう。」

王 「そうね。」

僕は、自分で以前の恋人のことを聞いておいて、勝手に話を終わらせた。

自分に都合の悪い話は、聞きたくない。

勝手な男だ。

王のいとこが、2人部屋に入ってきた。なにやら、王と話している。
3人とも、1000元ずつ出しあい、封筒に入れた。

僕 「そのお金、どうするの?」

王 「おばあちゃんに、あげるの。」
王は、更に1000元取り出して、

王 「これは、お父さんと、お母さんの分。」

僕 「王は、いつも両親にお金をあげているの?」
 
王 「お金があるときはね。」 笑いながら答える。

中国人は、家族の絆が強く、親を大切にすると聞いていたが、
お金をあげているとは、思わなかった。

日本で、21歳の女の子が、両親にお金をあげたりするだろうか?

全て、自分で使ってしまうだろう。

男だって家にお金を入れているかどうか。

いとこが、部屋を出て行った。お金を渡しに行ったんだろう。
僕は、バックを取り出し、中身を見た。

元は、4000元近くある。

そのうち、3000元を取り出し、

僕 「日本じゃ使えないから、王にあげる。」

王 「いいよ、悪いから。」

僕 「じゃあ、両親に渡して。ホテル代、食事代。」

王 「私の両親は、受け取らないよ。」

僕 「じゃあ、やっぱり王にあげる。」(本当は、欲しいんでしょ、無理しないで)

王 「・・・・ありがとう。」(日本語で言った。)

僕 「無駄使いはしないでね。」

王 「わかってる。ありがとう。」

少し、間があいて

僕 「香港には、もう行かないで。」

王 「・・・・・・・。」

僕 「もし、お金が必要だったら、僕に言って。」

王 「・・・・・・・。」

僕 「僕の気持ち、わかるでしょう?カラオケの仕事はもうやらないで。」

王 「・・・・あなたの、パスポートを見せて。」

僕 「え??」

王 「私に、パスポートを見せて。見せたくない?」(なんだろう、何を見るんだ?)

僕は、バックからパスポートを取り出し、王に渡した。
王は入国、出国のスタンプの日付を見ている。

僕は、2001年2月に初めて大連に行き、その後、5回ほど、大連に行っている。
そのうちの1度は3ヶ月の長期滞在だ。
ほかの都市に行ったことはあるが、全て大連経由だ。

王 「大連は、仕事で行ったの?それとも、恋人に逢いに?」

僕 「・・・・仕事だよ。」
(これは、ウソだ。以前、大連に好きな女性がいた。)

王 「本当に?ウソついてない?」

僕 「王にウソはつかないよ。」

王 「うん、信じる。」

王は、にっこり笑い、そして、自分のバックから何かを取り出した。
香港の通行許可書だ。パスポートみたいな形をしている。王は僕に見せた。

香港に入った日付が記されている。王が、日付を指さした。

2005年1月11日に香港入り 2005年1月27日に香港を出ている。

後にも、先にもその日付しか記されてなかった。
一度しか香港に行ってないのだ。

そして、僕は2005年1月11日に、初めて香港に行き、12日に王と知り合った。

王は、メモ帳に「縁」という文字を書いて、僕にキスをした。

晩ご飯はみんなで、外に食べに行くことになった。
全員で16人、すごい人数だ。

僕がバックを持っていこうとすると「危ないから、家に置いていきなさい。」、と言われた。

福建省の田舎は、治安が悪そうだ。

王が、「1人じゃ危ないから、はぐれないで。」と言っている。
僕のことを、何歳だと思っているんだろう?

レストラン(??)に入る。テーブルも床も汚い。こんなところで食事をするのか?

王が、僕の手を引っ張り、「食べる物を選びに行こう!」と、食材があるところに連れて行った。(・・・・・・・こんなモンが食べられるの??)というような初めて見る食材が、沢山あった。

僕は、無難なところで、野菜ばかりを選んだ。
王は、なにやらグロテスクな食材を選んでいる。

みんなが、お茶碗に、ポットに入っている熱湯をかけている。
不衛生だからか?大連では、見ない光景だ。

料理が運ばれてきた。
ほとんどが炒め物で、王が選んだグロテスクな食材がどれに入っているかわからない。

みんな、すごい勢いで食べているが、僕は食欲がわかなかった。

王が、僕の茶碗によそってくれた。これは、何だ?肉か?魚か?

せっかくよそってくれたのだから、無理してでも食べないと悪い。

やっと食べ終わるとまた、王がよそいはじめた。

ニコニコしながら「たくさん食べてね!」と言ってる。

また、無理して食べ始めた。
噛むと気持ち悪いので、ほとんど噛まずに飲み込んだ。

空になったお茶碗に、また、王がよそり始める。

僕 「もういいよ、たべられない!」 
王 「え?もういいの?」
中国人は、痩せているのに、よく食べる人が多い。

ぼくは、中華料理には、幾らか慣れたつもりだったが、田舎の(福建省の中ではではそこそこ都会だが・・)料理は、慣れるまで時間がかかりそうだ。

田舎には、都会では体験出来ないことが沢山ありますよ。

ここには書ききれないので飛ばしますが、是非、皆さんも中国の田舎に行ってみて下さい。

あっという間に、日にちが過ぎて、2月6日大連に戻る日が来た。
一緒に大連に、戻るのかと思ったのだが、王は福建省に残ることになった。
今日で王とお別れか・・・。もう一日、一緒にいれると思っていたので残念でしかたない。

王の自宅では、一緒に寝ることも出来なかったので別れる前から、もう会いたくなっている。

王の誕生日まで、1ヶ月ちょっと。

きっと長く感じるのだろう。

王が、空港まで送ると言い出した。両親は反対している。空港まで行って、また自宅まで戻ってくるんじゃ、大変なので、親としたら当然だろう。

でも、僕は王に来てほしかった。

王も、空港に行くと言って聞かない。

両親も諦めて、空港に行くことを許してくれた。

お父さんが、果物と福建のお茶とおみやげに、たくさんくれた。優しい両親だ。今度来る時は日本から、おみやげを持って来るようにしよう。

タクシーに乗り、みんなに手を振る。みんなが見えなくなると、王は抱きしめてきた。

僕も王を抱きしめた。空港までの約4時間、ずっと抱き合っていた。

空港に着き、最後のお別れだ。王は泣くかと思ったが、笑ってサヨナラを言ってきた。
なんか、思っていたのと違うな。

まだ、会って2回目だからかな?

泣いてくれたりでもしたら、嬉しかったんだけど・・・。

2月7日、日本に帰る日だ。王と恋人同士になれたのか?なれなかったのか?
王の誕生日に来たときには、もっと仲良くなれれば、よいのだが。

電話が鳴った。でると李さんからだった。眠そうな声をしている。
李 「あ、Tさん?今、王さんから電話があって、気を付けて日本に帰って下さい、日本に着いたら、必ず電話して下さい、って言ってたよ。」

僕 「わかった、ありがとう。今回は李さんにも、ずいぶんお世話になっちゃって・・。」

李 「気にしないで。」

僕 「李さん、今どこにいるの?」

李 「自宅だよ。どうして?」

僕 「飛行機の時間まで、まだあるから、食事でも一緒にどう?」

李 「いいよ、どこにいけばいい?」

僕 「じゃあ、パパスにしようか。」

李 「OK、1時間くらいで行く。」

先に僕が着き、しばらくして李さんが来た。

李 「福建省どうだった?」

僕 「うん、面白かったよ。王のお父さん、お母さんにも会えたし。」

しばらく福建省の話をした。そして

僕 「ねえ、李さん、ちょっと聞きたいんだけど・・・。」

李 「何?」

僕 「李さんは、香港の恋人と付き合っているでしょ?遠いからなかなか会えないけど、寂しくないの?ひと月、ふた月に一度会う位で、平気なの?」

李 「平気だよ。私、以前からそうだったじゃない。」

僕 「李さんは、強いから・・・・。王が、寂しかったら、かわいそうだな・・・。」

李 「彼女は・・・・どうだろうね・・・・。」

僕 「王は、寂しさから浮気しないかな?」

李 「浮気?どうだろうね。私は、別に寂しくないけど、彼氏いるけどね。」

僕 「え?彼氏?香港の恋人以外に???」

李 「うん。」 李さんは、あっさりと答える。

僕 「・・・・・そのこと、香港の恋人は知っているの?」

李 「まさか、知れたら、怒られちゃうよ。」

僕 「そうだね、怒るよね。」(お金も貰えなくなっちゃうしね。)

しかし、あっけらかんと言う李さんは、通訳をやってくれている李さんと違って見える。

僕 「ひょっとして、S社長と付き合ってた時も、彼氏いたの?」

李 「どうかな?想像にまかせるよ。」

恐らく、いたんだろう。今頃S社長はクシャミでもしているんじゃないか?

僕 「ねえ、李さん、ちょっと聞きたいんだけど・・・。」

李 「なに?」

僕 「中国の女性って、恋人がいても平気で、ほかに男をつくったりするの?」

李 「人によるんじゃない?でも、カラオケで働いている子は、彼氏いる子が多いよ。上海で働いている子は、平気で騙す子が多くて、ひどかったよ。」

僕 「王は、どうかな?」

李 「え?」

僕 「王は、彼氏いると思う?」

李 「え・・・?だって彼女・・・・。」

少し間があって
李 「彼女さあ、私とTさんの前で恋人と電話してたじゃない。それが答えなんじゃない?」

僕 「その、電話の男だと思うんだけど、以前、結婚を考えた男がいたのは、王も認めてるんだ。その上で、僕のことを愛してると言ってくれたんだよ。これは、間違いなく、僕のことを愛していると思うんだけど・・・・。」

李 「でも、彼女、2月13日上海に、電話の男に会いに行くんだよ?」

僕 「それは・・・たぶん、男の方が、王に未練があって、しつこくしているんだよ。王は、迷惑だけど、今まで付き合っていたから、仕方なく会ってあげるんだよ。」

李 「それは違うよ。一度別れたら、好きな男じゃなかったら、女は会わないと思う。好きでもない男に会いに、わざわざ上海まで行くと思う?私だったら絶対に行かないよ。それに、彼女、電話の男と、上海で一緒に泊まるかもしれないんだよ?」

僕 「なんだよ、李さん、王のことカワイイって言ってくれてたじゃん。どうしてそんな冷たいこと言うの?王は、僕のために日本語を覚えてくれると言った。好きじゃない男のためにそこまでやると思う?

李 「確かに、彼女はカワイイと思うよ。でも、口じゃ、幾らでも言えるからね。Tさんのために日本語を覚えるのと、他に恋人がいるのとは、別のことだよ。」

僕 「意味わかんないよ。どういう意味?」 

李 「今は、Tさんに好意を持っているのは、間違いないけど、しばらく会わなければ電話の男に戻っちゃうよ。Tさんが大連に来たときは、Tさんのことが好き。お金も貰えるしね。Tさんが日本に帰ったら電話の男が好き、その繰り返しだよ。」

僕 「李さんは、そんな女友達しか、いないからだよ。王は絶対に、そんな女じゃない。」

李 「二回しか会ってないくせに。」

バカにしたような口調だ。

僕 「回数は、関係ないよ。お互い好きなんだ。」

李 「じゃあ、こんな話すること無いじゃない。お互い好き同士。それでいいじゃない。」

僕 「・・・・・・・・。」

李 「彼女のこと信じていれば、こんな話、しないでしょ?何でするの?」

僕 「・・・・・・・・。」

李 「本当はTさんが、彼女のこと、信用してないんじゃないの?」

僕 「そんなことない、僕は王を信じている。」

李 「おめでたい人。」

またバカにしたような口調で言った。

遠距離恋愛している人は、みんな彼女のことを信用しているのか?

それとも、浮気は当たり前だと、割り切って付き合っているんだろうか?

僕は、話題を変えた。

僕 「若い人って、1ヶ月どの位お金が必要なの?」

李 「生活に必要な、お金のこと?」

僕 「そう。僕は、王に1ヶ月、4000元(5万円)渡そうと思っているんだけど。」

この時、1万円=約800元だった。今は680元くらいかな?

李 「贅沢しなければ、大丈夫じゃない?私だったら無理だけど。」

僕 「李さんは、贅沢しすぎだよ。」

李 「でも、ちゃんと彼女にお金あげるんだ。へえー。」

僕 「カラオケの仕事、もうしないでくれって言ったんだ。僕の言うことを、聞いてくれればその位のお金は、あげようと思っている。そりゃあ、本当はあげたくないよ。お金目当てで、付き合っていると思うと、いい気分しないし。」

李 「そうね。でも、彼女だって、お金が必要で、カラオケで働いていたのに、Tさんのために辞めてくれるんだったら、その位のお金は、あげないとね。」

僕 「どうして、王はお金が必要なんだろう?家は、貧乏とは思えなかったけどなあ。」

李 「若いから、物を買ったり、遊びに使うお金が欲しいんじゃない?」

僕 「そうなのかな・・・・。」

飛行機の時間が迫ってきたので、僕は、李さんと別れて空港に向かった。

1人で空港に向かうのは、少し寂しい。

空港に着いた。お別れを惜しんでいる、日本人と中国人のカップルが何組かいる。

目に涙を浮かべている女の子もいる。

こっちが貰い泣きしそうだ。

王の誕生日に、会いに来たとき、あの女の子みたいに、泣いてくれるんだろうか?

つぎに大連に来るのは、1ヶ月ちょっと先か。3月は幾らか暖かくなっているんだろうか?

日本に帰ってきてから、何日か過ぎた。その間、お互い何度か電話をした。

王と李さんも、連絡を取り合っているみたいだ。どうしても伝えたい事は李さんにお願いしているので、李さんから、電話がくるときもある。

そういえば今日は2月13日だ。

王が電話で、上海に行くと、言っていた日だ。

今頃、電話の男と会っているんだろうか?

夜になり、電話をしてみたが、パワーオフでつながらない。

何度、電話してもそうだ。僕は心配になったが、どうしようもない。

明日、もう一度かけてみよう。

僕は会社で寝ることにした。自宅と会社が隣なのでよく、会社で寝泊まりする。

王は、明日は電話にでてくれるのだろうか?

次の日の夜、李さんから電話があった。

李 「あ、Tさん?今、男の人から私の携帯に電話があったんだけど・・・・。」

僕 「どうしたの?」

李 「その男が、いきなり、「お前は誰だ!?」って言ってきたのよ。だから私、「電話してきたのは、あなたなんだから、自分から先に名前を言ってくれ」って言ったの。」

僕 「それで?」

李 「そうしたら、「俺は王の旦那だ!」って言ってたわ。」

僕 「え・・・・・?」

李 「「どうして私の電話番号がわかったの?」って聞いたら、「王の携帯にあんたの番号が入っていて、知らない名前だから電話した」って言ってるのよ。」

僕 「・・・・・・・・・。」

李 「王さんの携帯に、私の名前は、Tさんの友達ってメモリーされてるじゃない。」

僕 「そうだ、李さんの名前じゃなくて、T朋友で、メモリーされてるよ。」

李 「それで、電話の男が、「あんたは、王と、どういう関係なんだ!」って、しつこく聞いてくるから、何て答えたらいいのか、わからなくて。」

僕 「・・・・・・・・・。」

李 「「Tは誰なんだ?」とも、聞いてきたわ。」

僕 「そうなんだ・・・・・。で、李さんは、何て答えたの?」

李 「「私と王さんの、日本人の男友達」って、言ってやったわ。まずかったかな?」

僕 「本当のことだから、別にまずくないよ。」

李 「それで、私、すぐ王さんに電話をしたのよ。「今、あなたの旦那って言う男の人から電話があったけど、彼は誰なの?」って。」

僕 「そしたら?王は、なんて言ってた?」

李 「以前の恋人で、今は、ただの友達って言ってた。でも、王さん、すごく話しずらそうで、すぐ電話を切っちゃったわ。近くに、電話の男がいたみたい。」

僕 「そう・・・・・。その電話の男、本当に、ただの友達かな?」

李 「どういうこと?」

僕 「ただの友達が、王の携帯を勝手に調べて、李さんに電話するのかな?」

李 「ただの友達じゃないよ。間違いなく、王さんの恋人だよ。」

僕 「でも、王は、今は、恋人いないって言ってた・・・・。」

李 「Tさん、いい加減にしなよ!ただの友達が、勝手に人の携帯電話のメモリーを見たりする?ただの友達が、勝手に、メモリーに入っていた電話番号に電話をする?T朋友じゃ、男か女かもわからないんだよ?それなのに、電話してきたって事は、嫉妬深い、恋人としか考えられないじゃない。ただの友達じゃなくて、恋人だよ。以前の恋人じゃなくて、現在の恋人だよ!」

僕 「でも、王は・・」 僕の話の途中で

李 「いいよ、別に。王さんの言ったこと、信じてれば?とにかく、こんな電話は私は迷惑だから、王さんに、メモリーを消してもらうのと、二度と電話してこないでくれって、言うから。」

電話が切れた。李さん、怒っているみたいだ。

僕に対してか?王に対してか?

それとも、電話の男に対してか?全員に対してかもしれない。

王が、男といたのは間違いない。李さんの電話番号をメモリーしたのは、この間僕が大連に行った時だ。それ以降に会ったことになる。

やはり、上海で、電話の男と会っているんだろう。

王が、カラオケクラブでもう働かない、日本語を覚える、と言ってくれたときは僕は、恋人のつもりだったが、どうやら、ほかにも恋人がいるのは間違いない。

王は、一度に2人の男と付き合えるのか?

僕は、3月王の誕生日、大連に行く気が薄れてきた。

李さんから電話が来た次の日、僕は王の誕生日に、大連に行こうかそれとも止めるか、迷っていた。

昼ご飯時、僕は社員に話しかけた。

僕  「なあ、1月に香港に一緒に行ったじゃない。」

社員 「はい。」

僕  「お前の選んだ子、可愛かったよな。」

社員 「可愛かったですね。また行きたいですね。」

僕  「その子のこと、好きになったりしないの?」

社員 「え?だって、彼女は売春婦ですよ?」

僕  「いや、僕の知り合いに、売春婦を好きになった人がいてさ。」

社員 「そうなんですか?中国人の売春婦をですか?」

僕  「そうだよ。本気で好きみたいなんだよ。」

社員 「中には、そういう変わり者もいるんですかね?」

僕  「変わり者かな?」

社員 「だって、彼女たちは、売春婦ですよ?」

そうか、割り切って遊ぶにはいいかもしれないけど、本気になる人は変わり者か・・・・。

でも、はまってしまう男もいるんじゃないのか?

僕は、日本でも、中国でも風俗遊びはしたことがある。

でも、王みたいに好きになった人は、いなかった。遊びと割り切っていたからだ。

王には、はまってしまった。

これは、いけないことなんだろうか?

李さんは、王は間違いなく恋人がいると言っていた。

普通の人はそう思うだろう。

王に、恋人がいて、その男と仲良くしているのだったら、僕は王にとってどんな存在なんだろう?ただ、お金をくれる、都合のいい男なのか?

社員にウソをついて会社を休み、お金をかけて会いに行く、そしてお金を渡す。

王は、僕と会っているときだけ、恋人のふりをする。

そして僕が日本に帰れば中国の恋人に逆戻り。

ほかの人から見れば、僕は、馬鹿な男だろう。

まるで、ピエロだ。

僕は、3月の王の誕生日に、会いに行くのを止めることにした。

これ以上はまらないようにしよう。でも、どうやって断ろうか?

「あなたには、恋人がいるから、もう、僕たちは終わりにしよう。」、とでも言おうか?

でも、王は恋人はいないと、何度も言っていた。当然、今回もそう答えるだろう。

僕は、夜、飲屋街を歩いた。

呼び込みしている中国の女の子を捕まえて、

「ちょっと、通訳してほしいんだけど。通訳が終わったら、
 お礼に、君のお店に飲みに行くよ。」と頼んだ。

女 「誰に通訳するの?」

僕 「知り合いの女の子にさ。君は、僕の友達と言うことにしてくれ。」

僕は、国際カードを取り出し、王に電話をした。

王が出て、はしゃいでる。

女に電話を代わり、通訳してもらった。

僕 「3月、王の誕生日は、仕事の都合でいけなくなった。」

王 「え?あ、そう。・・残念だけど、しかたないね。じゃあ今度、いつ来られるの?」

僕 「わからない。」

王 「そう・・・。じゃあ、この間の写真だけでも送って貰える?私、早く見たい。」

僕 「わかった、写真は必ず送る。」

王 「・・・・誕生日逢いたかった。なるべく早く逢いに来て。」

僕 「ごめん、たぶんもう逢えないと思う。」

王 「え?どうして?」

僕 「僕は、日本に恋人がいるんだ。王とは遊びだった。もう、ウソはつけないから逢わないことにしよう。」

王 「・・・・え?あなた、日本に恋人がいるの?ウソついていたの?」

僕 「そう。結婚も考えている。だから、もう逢えない。」

王 「いきなりそんなことを言われても・・私、なんて答えればいいの?」

僕 「・・・・・・・・・・・・」

王 「どうして、この間、言ってくれなかったの?どうして、私の両親に会ったの?」

僕 「・・・・・・・・・・・・。」

王 「もういい!私、明日から香港に行く!もう、電話してこないで!!」

電話が切れた。

イヤなウソだ。

王が、かわいそうになったが、しかたない。

女 「通訳しづらかった。こんな事言ったら、彼女かわいそうだよ。彼女、明日から香港に行くって言ってたけど、どういう意味??」

僕 「いいんだ、ゴメン、ちょっと用が出来たから、君のお店に飲みに行けない。」

僕は、通訳のお礼に、千円渡してその場所から去った。

きっと王は、二度と僕に、電話をかけてこないだろう。

僕も、王には、もう電話を出来ない。

僕は、家に帰る気がしなくて、飲屋街を歩いていたら、携帯が鳴った。

通知不可能で、かかってきている。電話にでたら、驚いたことに、王だった。

王は、友達に代わって!友達に代わって!と、言っている。涙声だ。

僕は、友達はもういない、と言っても、友達に代わって!と繰り返している

僕は、明日電話をする、と言って、電話を切った。

あの、必死になって言っていた涙声を、僕は今でも覚えている。

次の日、家に帰ると、中国から手紙が来ていた。王が、日本語で書いてくれた手紙だ。
消印は4日前、ずいぶん早く届くもんだ。

懐かしい、もう1年以上前のことに感じる。この手紙を大連で見たときは大感動した。

下手くそな字だが、なんとか読める。王に逢いたい、でも、昨日あんな電話をしたから、今更逢いたいなんて言えない。

でも逢いたい。

僕は我慢が出来なくなり、以前通訳をしてくれた、中国クラブのママに電話をした。

僕 「あ、ママ?今日は仕事、何時から?」

ママ「8時からだよ。」

僕 「じゃあ、仕事行く前に、ご飯をご馳走するから、付き合ってよ。」

ママ「そのあと、店に来てくれるなら、付き合ってあげる。」

僕 「しっかりしてるな、それでいいよ。」

僕は、ママとご飯を食べながら、僕と、王のことを相談した。

ママ「それは、絶対、Tさんが悪いよ。」

僕 「え?どうして??」予想外の返事だった。

ママ「だって、王さんは、恋人がいるのに、Tさんが勝手に好きになったんでしょう?」

僕 「王は、恋人はいないと、何度も言ってたんだよ。僕は、何回も聞いたんだ。」

ママ「うちの店に来るお客さんだって、奥さん、恋人がいても、いないって答えるよ。うちの女の子もそう。彼氏がいても、いないって答える。そんなの、当たり前だよ。」

僕 「ママのお店で働いている女の子と、王は違うよ。」

ママ「とにかく、彼氏がいても、いないって答えるのが普通だよ。そんなの、ウソのうちに入らないよ。騙された訳でもなんでもないよ。」 

僕 「えー?そうかな??」

ママ「で、Tさんは、私にどうしてほしいの?王さんと仲直りしたいの?」

僕 「昨日、ウソの通訳してもらって、王が泣いちゃったんだ。カワイソウでさ・・。」

ママ「じゃあ、王さんに誕生日、会いに行くのね?」

僕 「逢いたい、でも、昨日あんなこと言っちゃったから・・・。」

ママ「大丈夫、私が上手く言ってあげる。」

僕は、王に電話をした。王が、元気のない声で出た。

ママ「あ、王さん?私、以前通訳をした、Tさんの友達だけど、覚えている?」

王 「・・・・覚えている。あの時はどうもありがとう。」

ママ「昨日、通訳の女の人と、何を話していたの?王さんが怒って電話を切ったからTさん、心配しているよ?」

王 「Tさんは、私にひどいことを言った。私にウソをついていた。バカにした!」

ママ「だから、何を話していたの?通訳の女は、王さんに何て言ったの?」

王 「Tさんは、日本に恋人がいる、私とは遊びだった、そう言ったのよ!許せない!」

ママ「ハハァ、だから、王さん怒ったのね?」

王 「当たり前でしょ?そんなこと言われたら誰だって怒るよ!!」

ママ「ちょっと待って、今、Tさんに聞いてみる。」

ママが僕に話しかけてきた。

ママ「私、ここからウソを言うから。」

僕 「?????」

ママ「いま、Tさんに聞いたけど、Tさん、そんなこと言ってないって。」

王 「Tさんウソついている!!昨日の、通訳の女が、Tさん、結婚を考えてる女がいるって言ったもん!!」

ママ「いいから、Tさんの言ってることを聞いて。昨日の通訳の女は僕のことが好きなんだ。だから、僕と王に、ヤキモチをやいて、ウソの通訳をした。」

王 「・・・・・・・・・。」

ママ「僕は早く王に逢いたい、王の誕生日プレゼントも用意してある。早く会って渡したい。」

王 「本当に?昨日の通訳の女がウソついていたの?」

ママ「Tさんは、そう言っているよ。Tさん、いつも王さんの写真を財布に入れているよ。Tさんが王さんを、好きじゃなければ、写真だって持っていないと思うよ。」

王 「じゃあ、昨日の通訳の女が、ウソついたのね!ひどい人!許せない!!」

ママ「まあ、いいじゃない。王さんの誕生日には、Tさん逢いに行くんだから。」

王 「私はすごく傷ついた。どうしてくれるの?」

ママ「そうよね。」

王 「私は、ショックで、ご飯も食べられなかった。悲しかった。どうしてくれるの?」

ママ「Tさんも、心配だって。僕は王のことを愛しているから、安心してたくさん食べてって。」

王 「・・・・・・・・・。」

ママ「王の誕生日には、美味しいものをたくさん食べよう。王が食べたいものがあったらどこでもいいから、食べに行こう。北京でも、上海でも、広州でもだって。」

王 「・・・・Tさん、カワイイ。」

ママ「飛行機のチケットが取れたら、また、電話するだって。王さんは何か言うことある?」

王 「もっと、電話をしてほしい、あと、私をもっと大切にして。」

ママ「わかった、Tさんに伝えておくね。」

電話を切った。王とママは、何を話していたんだろう?ママに聞いてみた。

僕 「え??そんなウソついていたの?昨日の通訳の女の子かわいそう・・・。」

ママ「いいじゃない、もう会わない女なんだから。」

僕 「まあ、そうだけど・・・・。」

ママ「Tさん、はっきり言うけど、王さんに恋人がいても、本当に好きだったらその恋人から王さんを奪う気持ちぐらいじゃないと、ダメだよ。そのぐらいの気持ちがなければもう逢わない方がいいと思う。どっちを選ぶか、王さん次第だよ。恋人のいる女の子を好きになった、その女の子を自分のものにしたい、ただ、それだけでしょ?」

僕 「・・・・・・・・・・・。」

ママ「王さんの電話の対応からすると、Tさんのこと、愛していると思うよ。ガンバッテね。あと、王さんに誕生日プレゼントを買いなよ。私、もう用意してあるって言っちゃったから。あと、財布の中に、王さんの写真も入れておいてね。」

僕 「わかった、いろいろありがとう。」

ママ「別にかまわないよ。じゃあ、そろそろ、私の店に行こうか。」

さすが、日本で10年いるだけあって、ウソも上手い。このママは大したモンだ。

でも、やはり二股をかけられているのは、騙された気分だ。

僕と付き合うんだったら僕1人にしてほしい。もし、今度恋人の影が見えたら、ビシッと言ってやろう。

3月、王の誕生日に大連に来た。大連の王の家には、王のお母さんとおばさんがいた。

僕は、王のおばさんは苦手だ。

福建省で、さんざん、王のために家を買えと言われたからだ。

今回も、家を買えと言ってきた。

僕は、まだ結婚もしていないのに、家を買うのは早いと言ったのだが、結婚していようが、していなかろうが、まずは家がないと始まらない、とにかく家を買えと、メチャクチャなことを言っている。

どうして、中国の人は家にこだわるんだろう?不思議だ。

僕は、王に誕生日プレゼントをあげた。

赤いルビーの付いているネックレスだ。

このネックレスは、ヤフーオークションで買った物だ。

市場小売価格12万円の物を3万円で落札した。ただ、市場小売価格というのは、かなり高く設定されていて、店頭で売っている価格は3分の1から4分の1だ。(僕は知らなかったが・・・。)

王は最初、綺麗!と喜んでいた。
「このネックレス、幾らしたの?」と聞いてきたので、僕は定価の「12万円。」と答えた。

とたんに、王は怒り始めた。

王 「高すぎる!Tさん、バカだ!こんなの中国で買えば1500元だよ!」

僕 「え?そうなの?」

王 「このネックレス、いらないから、日本に行って返してきて。お金で頂戴。」

僕 「返品できないよ。僕の気持ちなんだから、身に着けてよ。」

王は、ぶつくさ言いながら、身に着けた。

よく似合っている。カワイイや。

しかし、プレゼントをして怒られたのは、今までで初めてだ。

王は、ほんの少し日本語が出来るようになった。

僕も少しだが中国語を勉強している。

お互いが少しずつ話せるようになるだけで、ずいぶん会話が出来るもんだ。

今回は、王と仲良くできた。

お母さんも、僕が王に、何もしないという条件付きで王と僕が、一緒の部屋で寝ることを許してくれた。

電話の恋人の影も、今回は見えなかった。

これから王も、もっと日本語を覚えて、もっともっと仲良くできたらいいな。

王は、仕事はまだ見つからないと言っているので、今回は6000元渡した。

無駄使いしなければよいのだが。

次に逢うのは、5月の約束をして、僕は日本に戻った。

今思うと、今回が一番仲良くできた。この先は、こんなに仲良くできた時はない。

ネタであって欲しい

投下します

携帯電話もWindowsもプレステも無かった遠い遠い昔。
本社勤務だった俺は突然営業所開設と新規市場開拓を命じられて某地方都市へ
転勤しました。
それから毎日が激務の連続だったけど何とか営業所を立ち上げて顧客も獲得し
売り上げもそれなりに順調に伸びて利益が出るようになった頃、仕事関連で
地元の若い女の子と知り合い一年程度の付き合いを経て結婚しました。
結婚と同時にそれまで住んでいたアパートを引き払い、一戸建ての借家を借り
引っ越して結婚生活を営んでいたのですが・・・・・・

問題は結婚して3年程度経った頃発生しました。

ある朝いつも通り営業所に出勤し入口ポストの新聞と郵便物を取って事務所に
入り事務机の上にそれらを置いた時、無地の封筒に(○○様)と書かれた私宛
の手紙があるのに気づきました。
早速口を開け読んでみましたがその内容は私を驚愕させる内容でした。

簡単に言うと
「あなたの奥さんは日中あなたがいない時間、自宅に若い男をにしょっちゅう
連れ込んでいますよ」
と言う内容だった。
(実際にはもっと詳細に時間帯や男の容貌等が書かれていた)

驚愕した私でしたがそう言われてみると確かにちょっとばかり気になっていた
点がありました。
(寝室に置いた小物の置き場所が変わっていたり私が使っていない男性整髪料
らしき匂いが室内で微妙にしたりとか)

驚愕した私ですが驚いてばかりいられませんので興信所にでも頼んできちんと
事実はどうであるが調査しようと思ったのですが、人口の少ない地方都市の為
か信用できそうな興信所が見当たりません。電話帳で調べても分からず人に聞
ける問題でもなく仕事関係以外の知り合いもいない環境下で途方に暮れました。
やむを得ず密告の手紙には男が自宅を訪れる時間帯なども詳しく書いてあった
ので自分自身でまず妻にトラップを仕掛けることにしました。
帰宅後妻に対して「来週2日間○○へ出張になったから」と伝えその後は異常
を気取られぬように普通の顔で過ごしておりました。

嘘の出張予定を告げていた当日、普段と変わらぬ顔で出張かばんを手に家を
出てから数時間の間、家が遠くに見える場所に営業車を停めて家を見張って
いました。
車の中から家を監視している間、時間が経ってくると
「本当かどうか分からない事に時間を潰している俺って、実は馬鹿?」とか
「もし手紙が本当だったとしても簡単に一日で尻尾をつかめるとは思えない
もう数日かかるんじゃないのかな」とか
色々な考えが湧いてきて監視しているのが嫌になって来ました。
が、監視を始めて反日程度経った時見つけました、やってきました。

自宅に誰か若い男が入ったのを確認、それから30分程度経っても出てくる
気配がありません。営業車を自宅裏に移動させ台所脇の裏口から家にそっと
入りました。
家に入りましたが1階に人の気配はありません、確かに居るはずだと思いな
がら耳を澄ませると2階からかすかに声が聞こえてきました。
それから階段をソロリソロリと気づかれないように登り、2階にある寝室の
前に立った瞬間全てを察しました。中から聞こえてくるのは明らかに妻の
喘ぎ声でした。

その瞬間自分の頭の中で凄まじい何かが弾けました。
怒りと言うか憤怒と言うかなんとも形容しがたい感情でした。
上着を脱ぎネクタイを外してから寝室入口のドアを蹴飛ばして中に入りました。
ベッドの上で妻と若い男が凍り付いていました、私は「お前ら何やってんだ!」
と大声で叫び二人のそばに突進。
妻は現場を押さえられたのにもかかわらず「違うの、違うの」とか言っていた
様子でしたが頭に血が上った俺には届きません。
まずは性器を萎れさせて青い顔をしている若い男を掴まえてそのまま持ち上げて
階段の上から投げ飛ばします。
(私は一応柔道の有段者です)

2階階段上から1階まで投げ落とされたどこの誰だか知らない若い男は階段下
で呻いていましたが、1階に降りていった私にその後も何度か投げられ蹴られ
殴られすると半ば痛みのために失神してしまいました。
2階に戻ってみると女房が服を着て逃げ出す用意?をしていました。
それまで私は女房に対して殴るどころか声を荒げたことも無かったので今回の
事についてかなり驚愕している様子で顔色も真っ青でした。
理由を聞きだす前にまず往復ビンタを数十回程度食らわせました。

私の態度に驚愕したのか妻は意外に素直に白状しました。
「あなたが仕事ばかりで構ってくれなくて寂しかった」
「あの男の子は地元の大学生、ちょっとしたきっかけで知り合ったの」
「付き合いだして肉体関係を持ってから1年程度」
「こんな事をして悪かったです、あの男の子とはすぐ別れます」
「お願いだから離婚は勘弁してください」
等々。

今から考えるとその時の私は明らかにおかしかった、と言うか一時的に発狂
していたのではないかと思います。
全てを白状した妻をその後階段から1階に突き落とし、物置にあったに行き
結束バンドを取り出しました。その後二人が倒れている所へ戻って2人とも
手足をきつく縛り上げました。
若い男も妻も足を折ったらしく泣いて許しを請いながら痛みに呻いている様子
でした。
男「御免なさい御免なさい本当に御免なさい、もうしませんから許して下さい」
妻「ただの遊びだったのよ、これからは心を入れ替えるから許して」

2人ともあまりにも煩くて神経に障る気がしましたので洗面所のタオルを
縦に切って猿轡にし2人とも黙らせました。

それから数時間後の世も更けた頃、一人ずつ抱え上げて車庫へ運び車のトランク
に押し込みました。
2人ともかなり抵抗しましたので一度床に下ろし何回か腹部に蹴りを入れてから
大人しくさせて収納し、深夜のドライブへ出発です。

当時住んでいた家から車で20分程度走ると山岳観光道路があり、途中で間道に
入り、しばらく未舗装の谷間の山道を走っていくと巨大鉱山の廃墟が奥地の山裾
に広がっていました。

廃墟マニアでもあった私は巨大鉱山廃墟を何回か探索したことがあり、廃墟の
隅々まで把握していました。
巨大廃墟の精錬場跡らしき建物の中まで車を進入させ深さ3m程度の円筒形の
穴の前で車を停め二人をトランクから下ろしました。そして妻に対して

「今まで俺みたいな仕事だけのつまらない男と一緒に暮らしてくれて有難う、
でも君にとって私は相応しくなかったみたいだね。この彼とこれからは幸せに
暮らして下さい」

と、最後の別れを告げました

それから地面の上を引きずっていって2人とも穴の中に蹴り落としました。
2人を蹴り落とした後2人の靴、バッグ、バンドを切るためのカッターナイフ
なども落としてその後夜道を延々と走り家に帰りました。
帰宅後は泥のように眠り込みました。
休暇を取っていたのでその後2日間はひたすら眠り、起きると酒を飲んでまた
眠り、充分寝た後は散らかっていた家の中をきれいに掃除整頓しました。
休暇明けには精神的ダメージもそれほどなく会社に出社しました。

一時的に狂っていたと思われる精神が回復してくるにしたがって自分がやって
しまった事をまともに考えることが出来るようになった来ました。

「妻とあの男は穴からきっと出てくる、出てきたら警察に通報するはずだ、
そうしたら俺の社会的な地位も何も全て終わりだな」と。

しかしながら不思議な事にその後何日間経っても警察が私を逮捕に来ること
はありませんでした。何ヶ月経っても年々経っても。

一時は逮捕される覚悟を決めていた私でしたが未だに逮捕はされておらず
それどころか妻も若い男もまるでこの世から消えてしまったかのように
私の前には二度と現れませんでした、何年経っても。

その後妻の化粧台を調べた際、男と様々やり取りしていた手紙や写真等の
様々な浮気証拠が出てきました。
妻がどこかへいなくなったと聞き妻の両親が自宅を訪問した際、それらを
全て妻の両親に見せました。そうしたら納得した様子でそのままお帰りに
なりました。

その後どうやら私は
《女房を若い男に取られて逃げられた哀れな夫》
であると周りから思われてしまったようです。

その後何年か経って転勤辞令が出て違う営業所に移動して引っ越しました。
女房がいなくなって暫くの間、同情や哀れみの目で周りから見られるなど色々
ありましたが今となっては当時起こったことが全て夢のようです。

あの当時は筋肉質で引き締まっていた私の体も今ではすっかり衰え脂肪ばかりが
目立つようになりました。
黒々していた頭も完全に真っ白で年月を感じさせます。

転勤が決まった際、どうして何も起きないのか不思議に思い転勤前に一度だけ
巨大廃墟を再訪しました。
延々と山道を走っていきましたがなぜか細い道路が拡張されています。ダンプ
も大量に走り回っています。

現地に着いたら、何もかも消えていました。
鉱山跡も精錬場跡も全てきれいに消えうせて土地造成の真っ最中でした。
立っていた看板を見ると高級リゾートホテルが建設される様子で、その為に
全てが消え去り整地作業が行われていたのでしょう。

全ては完全に消えうせていました。

あの二人は本当はどこに行ってしまったのか、あの若い男は誰だったのか
なぜ妻らは訴えなかったのか、今となっては全て遠い時の彼方へ完全に
消え去ってしまいました。
もう真相は未来永劫完全に判らないままでしょう。

遠い昔の幻をここに記す。

2007年7月3日

運転手

大人数じゃなくて俺と二人の女だけど。

俺、人妻専門デリヘル運転手19歳彼女なし。
女1、35歳のぽちゃで普通
女2、38歳の痩せでちょいぶす

こんなんだけど、暇なんで書いておきます。
その日、9時くらいに仕事が入り三人のおばさんを乗せてラブホに送るとその後は客足も無く暇でした。

ワンルームマンションを待機場兼事務所にしてまして、待機してるのは1と2と俺でした。

AVでもある様にこの業界の面接はフェラで始まるのですが、それは上の人達だけで俺みたいなシタッパにはおこぼれはないです。

俺からすると、こんなおばさんをお金出して買うなんて有り得ないと思っていたのでソファーでだらだらする1や2のパンチラ見ても何とも思ってなかったです。

そのうち1と2が、仕事に行っている他の女の悪口を言い始めました。

これも慣れっこで適当に相槌うちながら聞き流していました。

で、定時報告やオプション品(玩具等)の在庫チェックを済ませて現場の三人を迎えに走りました。

回収前に店長に入り具合の確認があり、その日は閉めることになったので、三人をそのまま自宅付近に送りました。

事務所に帰ると1と2に今日は終わりだと告げると飲みの誘いがありました。
で飲みの会話は省略しますが、愚痴からテクニックの会話になって何故か俺が判定をする事になりました。
提携してるラブホに撮影と言う名目で部屋を借り三人で入りました。

俺はおばさんじゃたたないし無理とか思ってたんだけど、酒のせいもあり1も2もむきってます。

まずじゃんけんで先攻になった1のフェラです。
カリの周りを唇が当たるか当たらないかの柔らかい感じで舌はチロチロと先っぽを舐めてます。

目つぶってれば気持ちいいものてす。
おばさんのテクも悪くないなと思ってたら1が俺がいってからだと公平じゃないと言い出し交代です。

1のフェラはやたらじゅぼじゅぼ音を立てるタイプです、ただ口よりも手の握り具合と玉の撫で方が気持ちよく、これも目つぶってればいいものでした。

正直テクは引き分けだと思いました。
両方1にしちゃったミス勘弁、まあどうでもいいとは思うが。

で引き分けだと思うと伝えると第二回戦になりました。

普段、彼女たちがこんな事をしてるのかと驚きましたが、2はローションを使い始め俺のチソコをぬるぬるにすると先ほどより強めに握り始めた。

ローションのお陰と擦り具合がマソコよりも気持ちよく思わず声が漏れました。
機嫌がよくなったのか2は素股の体勢で擦り続けてくれました。

すると1がローションはオプションでずるいと言い始めてまた交代です。
1は自分の手をベトベトにすると左手でテコキしながら右手でアナル攻めをしてきました。

と言っても指を入れる素振りを見せて、俺がケツ筋閉めるとアナルを撫でるみたいな感じでした。
尻に意識が行くのでチソコが我慢できなくなり果ててしまいました。

1が優越感に浸たる中、俺は二人に何がどう気持ちよかったか説明させられ、二人の実験台にさせられました。

いったとは言え舐められたり擦られたり堪りません、しかもいちいち気持ち良いとこの報告を求められ、実践なのです。

俺は空いている手で二人の乳や尻を触りたかったのですが、簡単に却下、本番も却下でした。

二人同時攻撃は無かったけど代わる代わるやられて三度いきました。

結論として和食と洋食どっちも美味しいしよさがあるみたいな結論で納得してもらいました。

ただ俺は思いました。

他人が舐めたチソコをすぐに舐めれる彼女達、しかもローション付きでも平気で…

その後は何もなかったし、俺は昼の仕事に変わりました。
相変わらず運転手ですがね。

担任が私の部屋へ来て


こんにちはー。
先生と生徒物いきまーす。
そんなに長くないでーす。

私は中学2年生の女の子です。
自分で言うのもなんですが体はもう大人の女になっています。
よく、学校の男子からもスタイル良いから興奮するって言われて、その時にはなによお。って
ごまかしています。でも、本当は襲ってほしい。体を見せたいし、触ってもらいたいんです。
いつも痴漢に襲われることを夢見てオナニーしてます。
この前、私が悪いことをして自宅謹慎になっていたとき担任の先生が家に様子を見に来ました。
本当はどっさりある、罰の宿題をやらなくてはいけなかったのに手を付けていませんでした。
はっきり言って、その先生はちょっと気持ち悪い系のおっさんってかんじです。でも、痴漢願望
がある私にとってはすっごく興奮するタイプなんです。
だから先生が来るって分かってて、その時間にミニスカートと、ノーブラで乳首の形が分かるよ
うなシャツをきていました。そして少し、ボタンをあけて、かがむと胸が見えるようにしておきまし
た。
担任が私の部屋へ来て、「おい、何やってんねん宿題ひとつも減ってへんやんけ。こんなこと
やったら自宅謹慎といてあげられへんなーー」っていいました。

私は少し胸が見えるように先生の前でかがみ、パンツが少し見えるかどうか位あしを広げました。
先生は「おいおい、そんな格好したら興奮するやんか。」と、はじめは冗談ぽくわらっていました
が、私が「先生エッチしたい」っていうと、少しびっくりしてましたが、私が服を脱いで胸を見せる
と、もう、男の顔になっていました。「なんや、おまえ、どうしてほしいんや、」といいながら胸をさ
わり、乳首をくりくりしてくれました。「おっまえ、ええ体しとるなあ。ごっつい興奮するわ。ほんま
にええんか??はあはあ、ちゅぱちゅぱクリクリ」もう先生は私の乳首をクリクリなめたり、はあ
はあ言ったり、それだけで、私のあそこは濡れまくってました。
右の胸も、左の胸ももんでいっぱいなめてもらった後、スカートをはいたまま、パンツの中に手
を入れてきました。指でびちょびちょのオマンコをかき混ぜるように上からなぞり、時々クリトリ
スをはさみました。私はもういきそうでした。すっごいエッチー!先生にエッチなことしてもらって
るって考えただけですっごく興奮してました。

「お前セックスしたことあるんか?」私は首を振りました。「初めてか?ほんなら入れられへんな、
なめてあげようか」私は「うん、なめてほしいし、いれてほしい。」といいました。
先生は無言のままパンツの上からと、直接オマンコをなめ始めました。ぐちゅぐちゅ音がして舌
を奥まで入れてもらうと、すっごい感じてしまって、「あん・・やだ、もっとして・そこそこ・・そこが
いい・・はあはあ」って腰をくねくね動かしてしまいます。先生はそれをしっかり押さえながら
「もっとか、こうか、どこがいいんや ちゅぱちゅぱぺろぺろずるずる」ってエッチな音をいっぱい
たててオマンコをなめまわしてくれました。
そのあと、先生のびんびんになったちんちんを入れられました。私はまだおちんちんを入れて
もらったことはなかったんですが、自分でいつもオナニーしてるのでおちんちんくらいの大きさ
のものは入れたことはありました。

もう、じぶんでオナニーしてる時より最高に感じました。先生は最初はゆっくり、でも、本当にす
っごく感じてたみたいで、おおーーはあはああ・・いくいくいく!!って言って5分くらいでいっちゃ
いました。お腹の上に白い精子がでてました。ちょっと気持ち悪かったけど、エロい気持ちにな
ってたので、それがすごく感じました。
親は働いてるので、まだ時間があったので、親が帰ってくるまでおっぱいを触ってもらったり、
おまんこをなめてもらって、口でなんかいもイカせてもらいました。さいっこうだった。
自分の担任の先生とやったなんて、もう、最高にエッチですよね。でも、もう一回やってもらい
たい。今度、またエッチしたくなったらどうしたらいいか、先生に相談したところ、学校終わった
後5時以降に、教室に残っていなさいといってくれました。こんどはどんなエッチができるかた
のしみです。

以上>600-603先生と生徒編(・∀・)デシタ!!

やる夫の現実逃避

     ____
    /    \
   / _ノ ヽ、_ \
 / o゚⌒   ⌒゚o \ 今日もまた自宅で窓の外を眺めるだけの仕事が始まるお…
 |    (__人__)    |
 \   `⌒´  /

          、-‐-'´ー-、._
          、、'::、:-'´:::::::\
       /:::/::::::::::::\
       /:/:/:::、::::::/:::::::ヽ
     !':::/::/;.、=7;、イ;i::|::::、:ヽ
      !::/'::'´;|'iァz;、、'ト|::/;イ:::}:il
       !:::::::{ `''゛'`!/'´/イ;ィ:/:リ'!
      ';::::;|ヾ     、ィ')y'/;ィ:/
       ヽ:|';:{ヘ  _ ゝ./!'´!'   そうやって  
       /'ヽ!、   ´、.ィ':i/      嫌なことから
      _、、..../   /`‐'´l/リ゛      逃げているのね

女子高生二回イカせる

先週の事、いつものようにタ?ゲットはいるかな・・等と考えつつ自宅から
駅についた所、何と激込みで滅多に女性がいない先頭にJKを一人発見!
しかも身長165位とかなり背が高くスカ?トもミニスカ?トなので簡単に手を
入れられそうな感じです、僕は興奮気味に迷わずそのJKの後ろに並びまし
た。その際Jkが僕の方をちらりと確認したのを僕は見逃しませんでした、痴
漢暦の長い僕に「OK女だ!」・・そう感じさせる視線でした。
電車が来るとJKの後ろにぴったり密着しながら乗車、同時にお尻に手を密着
させ「痴漢ですよ・・」の合図、OK女でなければここで反転したりして抵抗
する事が多いのですがそのまま素直に乗車、この時点で予感はほぼ確信
へ・・電車が動き出すとゆっくりとお尻を撫で始める、背が高いので簡単に
手はスカ?トの中へ、生足の太ももから撫で上げるようにパンティへ・・こ
こまでで約30秒、全く抵抗は無し・・久しぶりの超OK女です!

次の駅に着くと暫くはこちらのドアは開かない、勝負は次の駅を過ぎてから
だな・・等と考えつつ暫くはゆっくりとパンティ?の上からお尻の感触を楽
しんでいました。
と、ここでハプニング発生!次の駅で何とJKの友達が乗り込んできたのです。
会話の感じから全くの偶然のようですが僕はせっかくのOK女だけどさすがに
二人組みじゃまずいよな・・と躊躇してしまいました。
でも良く見ると乗り込んできたJKもかなりおとなしそうな感じ、これなら大
丈夫かな・・僕は慎重に再び痴漢を開始しました。
僕のまん前に背を向けて痴漢されてるJKが一人、その子を挟んで僕と向かい
合うように友達のJK・・こんなシチュエ?ションです・・
手をスカ?トに押し当てゆっくりタッチ、他愛も無い会話をしながらJKは無
反応&無抵抗、手をスカ?トの中へ・・全く抵抗無し!!

こうなれば行くしかありません。両足の間に手を入れ指を奥へ、背が高いの
で少しかがめば中指が前に届きます。僕は少しかがんで中指でパンティ?の
上から割目をなぞります、するとさすがに僕の不自然な動きに気付いたのか
目の前のJKが視線を下へ・・「気付かれた!」一瞬体が硬直!・・しかし目の
前のJKは一瞬戸惑った後無言でうつむいいてしまいました。
二人とも完全に抵抗できないようです、僕は今度は目の前のJKにはっきり分
かるように肩を落とし、JKの顔を見つめながら両足の間に手を差し込みまし
た。パンティ?の間から指を挿入するとなんと割れ目は既に洪水状態、陰毛
まで濡れてしまっています!!中指でクリトリスを数回はじいてやると足を
ガクガクっと震わせ10秒くらいでいってしまいました。

目の前のJKも友達がいかされたのに気付いたようで真っ赤に顔を赤面させな
んともいえない表情をしています。
まだ人がすく駅までは3分位、一度いったあとなのでゆっくりとお尻をなぜな
がら時々クリトリスを刺激してやります、敏感になっているようでクリトリ
スを刺激するたびに体が反応します。
そして残りあとわずかという所に差しかかった時、もう一度激しくクリトリ
スを攻めると今度も10秒たらずであっという間にいってしまいました。
今まで生マンは何回かゲットした事ありますが二回もいかせたのは初めてで
す、最高の痴漢体験でした。



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