萌え体験談

萌え体験談、エッチな体験、投稿体験談を配信しています。

覗き

王者2

「正直に話すけど」
「まぁ話の流れ的に、あなたもうすうす気付いてたでしょ。」
「そう、私の目に飛び込んできたのは間違いなくサヤカだった。」
「裸にひん剥かれ
「ベットをギシギシ軋ませながら、寝バックの体制で龍也に激しく攻められ、
私が今までに見たことのないような悦楽の表情で喘いでいるサヤカだった。」
「すっごく激しいSEXで私が勝手に部屋に入ってきたことなんて二人とも全く気付いてなかったわ。」
「サヤカはサヤカで口では龍也との行為をダメダメ言ってるんだけど、身体は正直よ。」
「私が見る限りその顔はやっぱり完全に蕩けきった女の顔になって龍也に身体預けてた。」
「とてもじゃないけど他に彼氏がいる女の顔とは言えなかったわ。」
「その可憐な身体も龍也の激しい抽挿とスパンキングに、これでもかってぐらいよがり狂わされてた。」
「龍也に真っ赤になるまでお尻を叩かれて、
これまた口ではその乱暴な行為を拒否するんだけど、やっぱり体は快楽には正直なのよ。」
「叩かれるたびに、いっそう気持ちよさそうなエッロイ声だすの。」
「んーー!!あん!あーーああああ。。。んんーああーん、あっあっあっあっ?????!!!
って感じで。
「初めはやっぱり声をできるだけ出さない様、サヤカも我慢するんだけど、
結局、龍也の激しいSEXによって最後は快楽に負けちゃってるの。」
「龍也のSEXは本当に激しくて、ベッドはもちろんのこと、
サヤカまで壊れるんじゃないかと思ったわ。」
「でも実際はさっきから言ってるように激しくなればなるほどサヤカは龍也とのSEXに快感を感じてる様だったんだけどね...........」
「身体は完全に堕ちちゃってた。」
と言って紗子は苦しそうな顔で僕の顔を伺った。

正直今の紗子の話を聞いて、僕はますますこの話が嘘ではないかと思うようになっていた。
やはり、僕とのSEXの時のサヤカからして、
どうしても紗子の言っていることは、にわかには信じられない。
サヤカはもっとSEXに奥手のはずだし。
それに根本的にあの、しっかりしたサヤカが僕をそんな形で裏切るわけがない。
現実的にあのサヤカがそんな不貞行為を働くわけがないのだ。
それにあまりにも話が現実離れしている。
僕は紗子に呆れはじめ、
これ以上紗子の話を聞いてても不快になるだけだ
ややこしいことには関わりたくない

そうこう考え、とにかく紗子とはもう距離をおきたがったので
僕は「もう終わりか?」と紗子に告げ
一刻も早くこの席を立とうとした。

しかし、そんな僕を背に、また紗子は話し始めた

「確かに信じられないとは思う。」
「サヤカは本来そんなことをする子にはどう考えてもみえないもん」
「元気で誰にでも優しくて、正義感が強い曲がったことが嫌いなしっかりとした女の子だよ。
実際サヤカは。」
「でもこれを見て、嫌でも私の話が本当だと信じなくちゃならなくなるから。」
と紗子は自らの携帯をすぐさま僕の目のまえに突き出した。

僕は、(はいはい、もういいから)と思いながら
帰り支度をしながら、心底軽い気持ちでその携帯を覗き込んだ。

しかし、覗き込んだ瞬間
僕の
・・・・・・時が止まった・・・・・・・・・・・・・・
音や嗅覚は遮断され、今自分がどこにいるかもわからない感覚に体が急に包まれた。
完全に僕の脳は思考を停止した。
今、目の前の携帯に写ってる光景を脳が必死に奥へ奥へ追いやろうとしているのだろう。
しかし、実際は
その光景を脳が理解するのに、さほど大した時間はかからなかった。
僕の脳が完全に理解した携帯に広がる光景は無情にも
紗子の言う通り彼女の話を僕に信じさせるには十分すぎる効力を持っていた。

僕の目の前には今、
生まれたままの姿で
その健康的で美しい肢体を僕の知らない色黒の裸の男の肉体にいやらしく包まれ
その美しい乳房を、まるで彼の物のように扱われながら
僕の見たことにないような悦楽の表情を漏らす
彼女の姿が写っていた

また頭がおかしくなる
この色黒の男が龍也なのだろうか。確かに僕の何倍、いや何百倍も容姿が良い
しかし、サヤカは容姿で男を選ぶような女ではない。
ましてや僕とサヤカは愛し合っているはずだ。
辛いこと、悲しいこと、いろんなことを2人で経験した
もちろん楽しいことも、喜ばしいことも。
まず、サヤカは僕を差し置いて浮気なんてする女では絶対にないんだ。
でも、なぜこのような光景が目の前に広がってるんだ?

すると彼女は、目の前で混乱をしている僕を差し置き、僕に追い打ちをかける様に携帯の写真を次へ次へと
スライドさせていく

全裸にさせられたサヤカが龍也のイチモツを口に含んで精を受けてる写真
(サヤカの顔面が龍也の大量の精液に犯されていた。)
(しかし何故か嫌そうな顔には見えない)

龍也にコンドームに溜まった精液を口内に注ぎこまれてる最中のサヤカの写真
(龍也がカメラに向かって意味ありげにニヤついている)

龍也の口から唾液を直接口内に注ぎこまれているサヤカの写真
(なぜかサヤカは舌を全開に出し、唾液をもらい頬を赤らめている)
(きっと命令されたんだ。でもなんでサヤカも素直にこんなことしてるんだ)

サヤカと龍也が上下に重なり、
お互いの性器を愛撫しあってる写真
(ここでもサヤカは悦楽の表情を魅せていた)

サヤカが手マンで龍也に潮を噴かされ悶絶している写真
(気を失いそうになっていた、そんなに気持ちいいのか)

生なましく精液の垂れた大量のコンドームが床に散乱してる画像

など、僕の一度もしたことのない様なことが目の前の写真に納められている
AVでだけでのSEXだと思ってたことを、サヤカを相手に繰り広げられている。

僕は必死に脳内を整理した。

そうこうしているうちに、また紗子の口が動き出した。

「・・・・・・・・・・・・ごめん」
「サヤカと龍也がSEXしてるの見てたら
やっぱりどうしても自分を抑えられなくなって
私、あのとき隠れてオナニーしてしまった」
「そしたらつい興奮して、気付いたら、すごい物音立ててた」
「もちろん龍也にも見つかったわ。」
「龍也、初めは、すごい剣幕で、
不法侵入やら難しい言葉で私をとにかく追い出そうとしたんだけど」
「最終的に、ニヤっと笑ったと思ったら、許してやるから
俺とサヤカの情事をカメラに収めろって」
「もちろん断れなかった」
「言うこときかなきゃお前とはもう終わりだって言われて」
「それから一日中、サヤカと龍也のSEXを撮らされた」
「そしてこういうことになった」
「サヤカも初めは撮られることにすごい抵抗してたけど、
訳が分からなくなってしまったのか
いつにまにか、龍也の要求に従順になってた。」
「結局、私とはその日は一回もやってくれず、
夜にはサヤカも私も返された」
「帰り路、当分沈黙が続いてたんだけど、耐えられなくなって聞いた」
なんでサークルも止めて、
龍也とも関係を切ろうとしてたのに
あの場所で彼とあんなことしてたのか」
「私もしんじられなかったから、
あのサヤカが二度もあんたを裏切るなんて」
「でも実際それはちょっと違った」
「私にも責任があった」
「サヤカが初めて龍也と関係持った時、
本当は龍也の口説きに堕ちたわけじゃなかった」
「本当は私が彼氏がいるにも関わらず龍也と関係持ってることに気付いて
彼女、サークルで龍也に文句言いに行ってくれたんだ」
「でも、龍也に私に彼氏いることを既にしられちゃってたのが痛かった。
それをネタにサヤカに
俺の部屋に来ないと、
私のこと彼氏の健二にバラすって龍也に脅されて」
「結局、サヤカ友達思いだから、健二に私のことがばれない様
龍也の家に行っちゃったの」
「そこで、前にも言ったように
サヤカ、龍也の激しいSEX見せられて
堕ちちゃったの」
「そして今もずるずる」
「だからもとはと言えば私の責任なの。」
と紗子はしゃべり終えると下を向いて完全に黙った

僕は何故、サヤカと連絡が中々とれなくなったのか
紗子が健二から逃げているのか
全ての辻褄が合い、ようやく理解した。
そして何かよくわからない思いが胸をかけめぐったと思うと
気付けば
「ふざけるなぁぁぁぁ!!!!」
紗子にと思わず怒声を浴びせていた。
サヤカがこうなったのも、ほとんど紗子のせいだ。
その後も周りも気にせず紗子に罵声を浴びせ続けた。
紗子は泣いていた。

俺は紗子に
「こいつの家でサヤカに最後に会ったのはいつだぁぁぁl」
と問う

紗子は泣きながら
「その写真を撮った日と答える」

「だからいつだぁぁぁっぁぁぁぁ」と俺

「1か月前」と泣きながら紗子

その後もサヤカに対する質問をしつこく続け

サヤカと龍也との写真は紗子の携帯でとったものであり、
幸い龍也には送っていないことがわかり
すぐに目の前で削除させた

また紗子は、次、昼龍也の所に行ったらに二度と相手してもらえなくなるから
昼のサヤカのことは何も知らない。

でも夜は紗子自身まったくサヤカを龍也の部屋でまったく見ない
とのことだった。

もし1か月前が龍也と会った最後なら

サヤカのことだからもしかしたら龍也とはとっくに縁を切ってるが
俺に示しがつかないから俺に中々会おうとしないのではないかとも思えた

いや、あのサヤカだ
そうに違いないと思った。

謎が解け
僕も男だからけじめをつけるため、
さやかと笑顔でやり直すため
龍也の所に行く決意をきめた
一発かます決意を決めた
龍也には肉体的にも敵わないだろう、
でもそんなこと関係ない。
さやかに辛い思いさせた
龍也に一発いれないと
僕を待ってくれてるであろうサヤカに示しがつかない。

紗子にももちろん手伝ってもらう
こいつがほとんどの現況なんだから

紗子は初め、全力で嫌がった。
それじゃあ僕の気は100%おさまらない。
こいつが現況なんだから
結局健二のもとに連れていくといったら、
紗子も渋々、了承せざるをえなかった。

そして僕は紗子を連れ、龍也の家に向かった。
あのサヤカとの幸せだった日々を取り戻すために
絶対にサヤカは俺のことを待ってると信じて。

しかし、紗子はなぜか僕の隣で異様に震えていた





運とタイミング


GWの前半が4連休になったので、帰省してきました。
もちろん、実家で家族とのんびりすごすのが目的なのですが・・・
でも近頃では、帰省することにもうひとつの楽しみを見出してしまっている自分がいます。

私には、他人には言えない自分だけの秘密があります。
誰かに覗かれながら、人知れずに恥ずかしい感情に身を焦がす・・・
その快感に包まれるときの興奮の味を知っているのです。

私は、東京に住んでいます。
でも東京は、どこでも人が多すぎて・・・
なかなかそういうチャンスをみつけることができません。
ずるいけど・・・リスクを冒す勇気はないのです。
いつからか、そういうシチュエーションを探すことが実家に帰省するときの目的のひとつになりつつありました。

実家に戻ったその翌日には、もう『その場所』に行くつもりでいました。
ずっと心の中にあったのです。
昨年の夏に訪れた渓流沿いの露天温泉・・・
私はあのときの出来事をずっと忘れられずにいました。
1月にも帰省したのですが、そのときは雪道を運転していく自信がなくて、行くのを諦めてしまったのです。

ひととおり荷物を準備した私は、実家の車を借りて出発していました。
まだ午前中の早い時間です。
目的地は隣県ですし、遠いですからぐずぐずしていられません。
春のうららかな陽射しの中、穏やかな気分で運転していました。
天気も良くて、絶好の温泉日和です。
ドライブ自体が楽しい感じでした。

道も完璧に憶えています。
いちどコンビニに寄ったぐらいで、休憩をはさむこともなく運転を続けていました。

山道のカーブをくねくね走ります。
あるキャンプ場の近くを通過しました。
ようやく目的地が近づいてきます。
国道の途中から、目立たないわき道へと入っていきました。
車を走らせながら、懐かしさがよみがえってきます。
この辺りは、私にとっていろいろと思い出深い場所でした。
ハンドルを切って、目的地の温泉へと進んでいきます。

舗装されていない山道を走らせていくと、古びた温泉旅館が見えてきます。
1軒・・・2軒・・・
いくつかの旅館の前を通りすぎて、道路わきの駐車場に車を入れました。

(着いた。。。)
荷物をまとめました。
スポーツサンダルに履き替えます。
(なつかしい)
前回来たときから、まだ1年も経っていないのに・・・
なんだか大昔のことのように感じます。
GWだというのに、相変わらず人の気配のない鄙びた温泉地でした。
トートバッグを持って車から降り立ちます。

陽射しは暖かだけど、空気はまだ冷たい・・・
そんな陽気でした。
目指す公共(?)露天風呂へと続く歩道は、この駐車場の奥にあります。
すでに誰かの白い車が1台停まっていました。
それは、『たぶん先客がいる』ということを意味しています。

頭の中でイメージを思い浮かべていました。
私は、いわゆる変態さん(?)のように大っぴらに見せつけたいのではありません。
むしろ、相手にそういう女だと思われるのは絶対に嫌でした。
この顔・・・細身のこのスタイル・・・
外見の容姿にだけは、多少なりとも自信のある私です。
男の人にこっそりと覗かれる被害者のふりをして・・・
人知れず、心の中で恥ずかしさを味わいたいのです。

山の清々しい空気を思いっきり吸い込みました。
そして大きく口から吐きます。
緊張しそうになっている自分を奮い立たせました。
(よしっ)
期待に胸を膨らませながら、森の歩道へと足を向けたとき・・・

(あっ?)
ちょうどその歩道から、戻って来た人たちが現れました。
大学生ぐらいに見えるカップルです。

お互いになんとなく、
「こんにちは」
「こんにちは」
軽く挨拶を交わしてすれ違います。

私は振り返っていました。
すれ違ったふたりの背中に声をかけます。
「あの・・・○○湯って、こっちで合ってますか?」
初めてここに来たふうを装って、歩道を指さしました。
「そうですよ」
男の子のほうが、笑顔で答えてくれます。
仲のよさそうなカップルでした。
私が、
「混んでました?」
にこやかに聞くと、
「いや、僕たちだけでしたから・・・もう誰もいないと思いますよ」
親切に教えてくれます。

ふたりにお礼を言って、小道に入りました。
そしてすぐに立ち止まります。
その場で、耳を澄ませていました。

しばらくしてエンジン音が響いてきます。
車が走り去っていくのが聞こえました。
もういちど駐車場を確認します。
さっきの白い1台はいなくなっていました。
私の車だけが、ぽつんと取り残されています。

(やっぱり、あのカップルの車だったんだ)
ちょっとだけ複雑な心境でした。
いま露天風呂まで行っても私だけですから、望むようなチャンスはないということです。
でも、それもある程度は想定していたことでした。
もともと私も、それなりに長期戦(?)の覚悟は持って来ています。
そのために、早い時間から家を出発したのですから。

森の歩道を、ひとり歩いていきます。
片側は崖のように切り立っていました。
下を覗きこむと、木々のあいだに川の流れが見えています。
(なつかしいなぁ)
近づくにつれ、どんどんテンションがあがってくる自分を感じました。
そのうち、朽ちた表示板が見えてきます。
『○○湯→』
歩道の横から、下へと降りていく階段道が伸びていました。

崖をまわりこむように下っていく、急こう配の階段道です。
足元に注意しながら、一歩一歩足を進めていきます。
開けた視界の下に、男湯の岩風呂が見えてきました。
誰もいない無人の岩風呂を、上からひととおり見渡します。
そして、いちばん下まで降りきりました。

渓流沿いに設けられた、細長い露天温泉です。
女湯に行くためには、男湯のスペースの中を通っていくかたちになります。
いちばん奥の木戸が女湯の入り口でした。
男湯の中を突っ切るように、そちらへと歩いていきます。
「ガタッ」
木戸を開けて、石垣を折り返します。
懐かしい露天の女湯が、私を待ち受けていました。
(ああ。。。)
何もかもが以前と同じです。

無人の岩風呂を前にして、私はスカートを下ろしました。
乾いた小岩の上に、脱いだ服を次々に重ねていきます。
(いい気持ち)
大自然の中で一糸まとわぬ姿になることの開放感がありました。
全裸になった私は・・・
手おけでかけ湯をしてから、湯だまりに入りました。

(ふーっ)
熱いお湯が、何時間も運転してきた私のからだを癒してくれます。
(気持ちいい。。。)
こちら側の女湯のお風呂は、湯船というほどの立派なものではありません。
狭いスペースの真ん中に、小さな湯だまりがあるだけです。
それでも、私は格別な思いでした。
またここに戻ってきたのです。
この、恥ずかしい記憶でいっぱいの場所に。

お湯につかりながら、ひとりチャンスを待ちました。
けっこう熱いお湯なので、長湯はできません。
ときどき湯だまりから出ては、
左右に立てられた目隠しのすだれ・・・
露天スペースのはじっこの、コンクリート部分・・・
懐かしさ半分で、周りを眺めていました。
このはじっこのコンクリートの側面は、そのまま護岸(?)のようになっています。
高さは1m半ぐらいでしょうか。
身を乗り出して、下を見てみました。
護岸に沿って、川べりの土台(?)が男湯まで繋がっています。
(懐かしいな)
この『すだれ』の隙間から見知らぬおじさんに覗かれたときのことを、昨日のことのように思い出していました。

トートの中には、あのとき使ったデジカメも持ってきています。
同じようなシチュエーションで、またあの興奮をまた味わえれば最高でした。
今日も、上手くいくでしょうか。
期待に胸がふくらみます。
(誰にも迷惑かけるわけじゃない)
その思いが、私を穏やかな気持ちでいさせてくれました。
いけないことをしようと目論んでいるのに、罪悪感はありません。
むしろ、
(覗くことになる男の人は喜ぶんだろうな)
(はだかの私を目にできて、どきどきするんだろうな。。。)
まだ見も知らぬ相手の心情を想像して、わくわくしていました。

数分おきに入口の木戸から男湯の様子を窺ってみますが・・・
誰かが訪れてくる気配は一向にありません。

(ふうー)
それにしても、いい景色です。
目の前を流れている川の水は、透明に澄み切っています。
(冷たそう)
護岸の下に降りる気にはなれませんが、眺めているぶんには最高でした。
ときどき吹いてくるそよ風は、まだ幾分か冷気を含んでいますが・・・
のぼせたからだには、それも清々しいぐらいです。

(いいなぁ、ここの温泉は)
私のよこしまな気持ちは別にしても、ここは本当に秘湯という気がします。
こうしてお湯につかっていると、日頃の嫌なことなどすべて忘れてしまいそうでした。
お湯から出るたびに、木戸に近寄って男湯の様子を覗いてみます。
もう30分以上、そんなことを繰り返していました。
すでに11時をまわっているはずですが・・・
いくら待っていても、山奥のこの露天温泉を訪ねてくる人は誰もいません。
待ちぼうけの気分でいろいろ考えていました。
(時間が早すぎた?)
(さすがに、ここはマイナーすぎる?)
地元の人が来るとすれば、やはり午後でしょうか。

だんだんと緊張感を失っていました。
経験上、私にはわかっていることがあります。
こういうことの『タイミング』というのは、自分でどうにかできるものではありません。
いくら自分がその気になっても、『運』がなければそれまでなのです。

考えてみれば、こんなにいい温泉で『貸切』の状態でした。
(これほどの自然の中で、わたしひとりだけ)
しかも全裸でいるのです。
(期待してきたのとは違うけど)
ひとりで何をしようと、誰にも邪魔されることはありません。

一度そんなふうに思うと、もう魔法にかかったようなものでした。
いたずら心(?)が出てきます。
(だいじょうぶ)
(誰もいない)

こういうサイトに、こうやって体験談を投稿するぐらいですから・・・
私のことを蓮っ葉な女だと思っている方も多いかもしれません。
でも、私・・・普段は本当にまともな生活をしてるんです。
実際に私のことを知る人は・・・
私に対して、たぶん真面目で控えめなイメージしか持っていないことでしょう。

スポーツサンダルを履きました。
だいじょうぶ・・・
(誰もいないときぐらい。。。)
他人から思われている自分のイメージを裏切ってやりたくなります。
(私だって本当は。。。)
羽目をはずすことだってできるんだから・・・
もういちど、周りに誰もいないことを確認します。

岩場に手をかけました。
足場を確かめながら・・・
はだかのまま、ひょいひょいと2mぐらいよじ登ってみます。
そして振り返ってみました。
大した高さではないのに、見える景色が全然ちがうような感じがします。

足場に踏ん張った両脚が全開でした。
真っ裸のまま、右手を股のあいだに持っていきます。
(私だって)
大切な部分をなぞりました。
外見は、どこからどう見たって『おしとやか』なはずの私・・・
あそこを触りながら、恥じらいもなくお尻をくねらせてみせます。
(この私の、こんな姿・・・)
もし会社の男性たちが覗き見たなら、きっと衝撃を受けることでしょう。
(どう?・・・どう?・・わたしのこの格好・・・)
指先をクリにあてがいました。
彼らの顔を思い浮かべながら、オナニーの真似事をしてみせます。

見下ろせば、清流のせせらぎ・・・
ときどき森の木々が風にざわめいています。
(私ひとりしか、いない。。。)
理性という束縛から意識がかけ離れていく感覚を、爽快にすら感じていました。
頭のどこかでは、
(この感覚、あぶない)
そう理解していながらも、
(少しだけなら)
無意識に気持ちが大きくなっていきます。

(どうせ誰も見てない。。。)
もっと何か、大胆に振る舞ってみたくなりました。
怪我しないように気をつけながら、そっと岩場から降ります。

木戸のところに行きました。
男湯の様子を窺います。
・・・相変わらず、誰もいません。
「ガタッ」
戸を開けました。
男湯に足を踏み入れます。
どきどきどき・・・
その瞬間から、心臓が爆発しそうに鼓動していました。
身につけているのは、足に履いているサンダルだけ・・・
もうここは男湯のスペースです。
(誰か来たら・・・いま誰か来たら・・・)
どうせ来るわけないとわかっていても、重圧に息が苦しくなってきます。

まるで、モデルがランウェイウォークするみたいに・・・
気取った足取りで、ずんずん歩いていきます。
階段道の下まで歩き切った私は・・・
澄ました顔のまま、真っ裸でポーズしてみせました。
くるっとターンして、もと来たほうへと戻っていきます。

(だめ)
すごい緊張感でした。
振り返りながら、後ろの階段道を見上げます。
(もうだめ)
とても平常心を保てません。
いま、もしあそこから人が降りてきたら・・・
そう思うと、いてもたってもいられなくなります。
(もうだめ、もうだめ)
最後は駆け出していました。
木戸をくぐって、女湯に逃げ込みます。

どきどきどきどき・・・
思わずその場にしゃがみこみます。
「はあ、はあ、はあ、」
どきどきどきどき・・・
自分の胸を押さえていました。
鼻で呼吸ができなくなるほどの『はらはら感』に、興奮を抑えられません。
(もういちど)
鼓動が落ち着いてくるのを、じっと待ちます。
(もういちどだけ)

立ち上がりました。
木戸の隙間から、男湯の向こう・・・階段道に人の姿がないことを確かめます。
どうしてこんなことにわくわくしているのか、自分でもわかりませんでした。
この『はらはら感』への欲求を絶ち切ることができません。
さっきまでは、あれほど『早く誰か来ないかな』と待ち望んでいた私だったのに・・・
今度は、
(お願い、誰も来ないで)
そう願っている私がいます。

再び、男湯へと踏み入りました。
誰もいない男湯で、私だけのファッションショーです。
昔テレビで観たコレクションの様子を思い出しながら・・・
そのモデル気分になりきって、まっすぐに歩いていきます。
(私が着てるのは透明のドレス。。。)
世界中が注目しています。
誰もいない観客たちの前でポーズをとりました。
ありもしないフラッシュの嵐を想像しながら、全裸のままターンしてみせます。

こんな場所で、こんなことしてる私・・・

誰が見たって『馬鹿』そのものですが、それが楽しくてなりません。
プレッシャーに心臓が破裂しそうになりながらも、すっかり昂ぶっていました。
階段道を見上げますが、そこに人の姿はありません。
(いまのうち。。。)
今度は、あそこから颯爽と降りてくる自分を想像します。
(誰もいない今のうちに)

崖沿いの階段道を駆け上がっていました。
(自分がこんなにも大胆になれている)
そのこと自体に興奮してきます。
こんなの、本当の私じゃありません。
誰にも知られてはいけない馬鹿な私になれています。
異様に高揚しながら、
「はあ、はあ、はあ」
もう崖を半分近くまで上がってきていました。
見下ろせば、男湯スペースが一望できるところまで来ています。
(私いま、ここにいる!)
心の中で、叫びたい気分でした。
(こんな格好で、ここにいるよ!)
パンツもはかずに全裸でここまで来たことの興奮が、私を昂ぶらせます。

急こう配の階段道を、
「はあ、はあ、はあ」
さらに上がっていきます。
ここまで来たら・・・
「はあ、はあ、はあ」
森の歩道が見えるところまで行ってみるつもりでした。
あの朽ちた表示板の前で・・・
大胆にポージングしてみせる自分の姿を想像してしまいます。
「はあ、はあ、はあ」
(もうすぐだ)
あと少しで、森の歩道に出ることができる・・・
最後の数段を駆け上がろうとした、その瞬間・・・

「あれ看板か?」
「なんか、すげーな」

(うそ!!!)
耳に飛び込んできた男性の声に、心臓が飛び出しそうになりました。

頭の中が真っ白になりかけて・・・
(えっ?えっ?・・えっ?)
次の瞬間には、もと来た階段道を駆け下りていました。
(うそうそうそ)
人が来てる・・・それもひとりじゃありません。
(そんな・・・そんな・・・)
まさに鉢合わせする『寸前』のところでした。
必死に階段道を駆け下りますが、
(だめだ!・・・もうだめ)
どう考えたって、女湯まで間に合うはずがありません。
(みつかっちゃう)
パニックになりすぎて、足がもつれそうでした。
(間に合わない!)

もう選択肢がありません。
とっさの判断でした。
崖沿いの階段道・・・
まわりこみながら下りる唯一の大岩・・・
その岩の陰にしゃがみこんでいました。

なるべくからだを小さくして、縮こまります。
「はあ、はあ、はあ」
あまりの出来事に、恐怖で背中が攣りそうでした。
もしあと10秒タイミングがずれていたら・・・
私は全裸であの人たちの前に飛び出していたに違いありません。
「はあ、はあ、は・・」
荒くなった呼吸を無理やり押し殺します。

「わー、すげーな」
「かしきりやんかー」

恐怖という以外の言葉がみつかりませんでした。
生きた心地がしないとは、このことです。
全裸の私がうずくまる岩のすぐ横を、男の人がひとり・・・
「はやく行こーぜ」
そしてもうひとり・・・
「景色いいわー」
それこそ手を伸ばせば届きそうな距離で、通り過ぎていきます。
本当に、『ひょい』とこっちの岩陰を覗きこまれればアウトな近さでした。
(お願い。。。お願い。。。)
あまりの恐怖に、腰ががくがく震えてきます。
(お願い。。。ほんとうにお願い。。。)

彼らは、眼下に開けた露天の景色に目を奪われているようでした。
うずくまっている私に気づくことなく、そのまま階段道を下りていきます。

私は、震えながら息をひそめていました。
本当に紙一重のところだったとしか表現のしようがありません。
下っていくふたりの後ろ姿を見送りながら・・・
もう、ほとんど腰が抜けたような状態です。
ここに本当のことを書こうかどうか迷いましたが、書きます。
私はしゃがみこんだまま、
「じょ・・・じょわっ・・・」
失禁していました。
本当に怖かったのです。
自分の意思とは関係なく、
「じゃー、じょわー」
おしっこを漏らしていました。

からだに力が入りません。
しばらくそのまま放心していました。
ふたりが男湯に降り立つ様子が見えています。
彼らは学生でしょうか。
20歳すぎぐらいの印象でした。
何を話しているのかまでは遠くて聞き取れませんが・・・
あっという間に服を脱いで、楽しそうにお湯につかっています。

(馬鹿だ)
涙がぼろぼろあふれてきます。
私はなんてことをしてしまったのか・・・
とりあえず、みつからなかったのは良かったものの、
(こんな格好で)
これではもう、身動きもとれません。
(馬鹿すぎる)

現実を突きつけられたまま、途方にくれていました。
どうすればいいのか自分でもわかりません。
生涯、これほどのピンチに陥ったことがあったでしょうか。
(もう二度としない)
(もう一生、羽目をはずしたりしないから)
だから助けて。
さっきまでの、浮かれていた自分が恨めしくてなりません。

とにかく、もしみつかったら取り返しがつきません。
このままここに隠れているしかありませんでした。
彼らが帰るまでじっと待って、やり過ごすほかありません。

岩場の陰にうずくまったまま・・・
男の子たちが温泉を満喫しているのを、じっと眺めていました。
自分で漏らしたおしっこのにおいが立ち込めています。
みじめでした。
からだも冷えて、だんだん震えてきます。
こうしているうちにも、
(もし他にも次々に人が来てしまったら・・・)
どんどんそんな不安が募ってきました。

(早く帰って)
いったいどのぐらいの時間、そうやっていたでしょうか。
不安と心細さに泣きそうになりながら、寒さに震えていました。
(早く、いなくなって)
(お願い、帰って)
それなのに・・・

湯船から出たひとりが、よたよたと奥のほうへと歩いていきます。
私は、はらはらしながらその様子を眺めていました。
悪い予感がしてきます。

『茶髪』のその男の子は、女湯への木戸に顔をくっつけていました。
向こう側を覗こうとしているのがわかります。
後ろを振り返って、
「・・〇△×・・・□×△・・」
もうひとりの『おデブ』な男の子に何か言っているようでした。
いま女湯には誰もいないのに・・・
彼らはそれを知りません。
『おデブ』も、木戸の周りに近づいていきます。

ふたりとも、なんとかして中を覗こうとしています。
私にはわかっていました。
木戸のすぐ向こう側には、石垣のような部分があります。
ですから、あの位置から覗いたところで中の女湯が見えるわけではありません。

心の中で、不安の黒い雲がどんどん広がっていきます。
さっきの悪い予感が的中しようとしているのを感じていました。

(ああ、やめて)
『茶髪』が、そっと木戸を開けています。
そして、ひとり女湯に忍びこんでいくのが見えました。
(まずい)
(まずいよ)

中には誰もいません。
彼らも、それがわかったのでしょう。
『茶髪』に招き寄せられたように・・・
『おデブ』も木戸の中へと入っていきます。
(だめ、だめ、)
(どうしよう)
上から眺めながら、もう死にそうに絶望的な気持ちでした。
私のトートバッグ・・・お財布、車のキー、脱いだ服・・・
ぜんぶあそこに置きっぱなしです。
もし、持っていかれてしまったら・・・

思わず岩陰から飛び出していました。
いまこの瞬間を逃せば・・・
(本当に取り返しがつかなくなる)
階段道を、死にもの狂いで駆け下ります。
(まだ・・・まだ出てこないで)
どきどきどき・・・
心臓が爆発しそうでした。
ふたりの姿は、まだ木戸の向こうに消えたままです。
(イヤぁお願い)
一気に階段道を下っていました。
(まだ出てこないで)
全裸のまま、男湯まで降り立ちます。
(お願い。。。お願い。。。)
そのまま横切るように突っ切りました。
どきどきどき・・・
はじっこのコンクリート部分に手をつきます。
からだを反転させながら、
(間に合った)
護岸の下に降りていました。

頭を低くして護岸の陰に隠れます。
「はあ、はあ、はあ、はあ・・・」
思わずしゃがみこんでいました。
完全に息が切れています。

なんとかみつからずに、ここまで来られました。
(なんとかなる)
光が見えてきた気がして、希望がわいてきます。
休んでいる暇はありませんでした。
荷物を漁られる前に、
(戻らないと)
護岸の下で頭を低くしたまま・・・
川べりの土台を、女湯へと這っていきます。

必死でした。
対岸は森です。
見ている人など、いるはずもありません。
そう自分に言い聞かせて、這いつくばるように川べりを伝っていきます。
(なんとかしないと)
言い訳を思い浮かべます。
どう振る舞えばいいのでしょう。
考えがまとまりません。

ついに、女湯のそばまで辿りつきました。
「はあ、はあ、は・・」
気配を殺して、耳を澄ませます。

「・・・やんか」
「おまえの・・□△○・・×・・」
彼らの声が聞こえてきています。

どきどきどき・・・
みつからないように、岩とすだれとの境目から・・・
そっと女湯の様子を窺いました。

(あっ。。。)
見たくない現実がそこにありました。
「・・・んやろか?」
「そんなはずねーじゃん」

『おデブ』が、私のトートの中を探っています。
(勝手にさわらないで!)
怒りたい気持ちをぐっとこらえます。
(あああ。。。)
『茶髪』の手には、私の下着がありました。
さっき脱いだ私のショーツを広げて、
(ばか!やめてよ)
内側をジロジロと眺めています。

やはり、ふたりとも大学生ぐらいの感じでした。
別に見たいわけではないですが・・・
ふたりの『おち○ちん』が、まる見えです。

(どうしよう)
信じがたい状況でした。
まさかの展開に、どんどん危機感を煽られます。
(どうしよう)
(どうしよう)
荷物だけあって、持ち主の姿がない・・・
彼らも、さすがに怪訝な顔をしていました。
きょろきょろと周りを見渡すその表情が、私を追い詰めます。

『茶髪』が、私のパンツを自分の『おち○ちん』にかぶせていました。
ぐるぐるなすりつけながら、おどけたように『おデブ』に見せつけています。
「はははは」
ふたりしてげらげら笑いながら・・・
『おデブ』は、私のストッキングを手に取っていました。
鼻に押し付けて、においを嗅いでいます。

(どうしよう。。。)

このまま荷物を持っていかれたら、もうおしまいです。
そう思うと、いてもたってもいられません。
(追い払うしかない)
とりあえず、私はもうここに戻ってきています。
あの子たちに、さっきまでの奇行(?)を知られたわけではありません。

覚悟を決めていました。
女湯にいま『忍び込んできている』のは、彼らのほうです。
私は、ちょっと涼みに護岸の下に降りていただけ・・・
そう考えれば、こっちに非はありません。
(だいじょうぶ)
(なんとかなる)
悪いのは向こうなんだから・・・

相手は私より年下です。
強気でいくしかないと思いました。

川べりの土台で身をかがめていた私は、
どきどきどき・・・
首だけを、そっと護岸の上まで出しました。
どきどきどき・・・
まだふたりとも私には気づいていません。

(やるしかない)
大きく息を吸って、
「ちょっとあんたたち!」
「人の荷物に何やってんのよ!」
いきなり怒鳴るように叱りつけました。

ふたりとも『びくっ』と固まって、こっちを向きました。
突然のことに仰天したようです。
呆然としたまま・・・
護岸の下から顔だけを出している私に、目を丸くしています。

「こっちは女湯でしょ!」
「なに入って来てんの!!」

私の剣幕に驚いた『おデブ』が、
「うわ」
慌てて木戸の向こうへと逃げていきます。

『茶髪』も、ばつの悪そうな表情を浮かべて・・・
何度も私のほうを振り返りながら、ようやく木戸の向こうへと帰っていきます。
「ガタタッ、ガタン」
戸を閉める音がしました。

岩場の向こう側から、ふたりの声が聞こえてきました。
「やっべぇ、あせったー」
「いるやんかー○△□・・・」
「あははは・・はは・・・は・・・・」
次第に声が遠ざかっていきます。

(よかった。。。)
その場にへたりこみそうになっている自分がいました。
(助かった)
ほっと胸をなでおろしながらも、もう立っているのがやっとです。
コンクリートに手をつきました。
冷え切ったからだが、もうガチガチです。
護岸のでっぱりに足を引っ掛けました。
勢いをつけて女湯に這い上がります。

「ざばっ」
そのまま、湯だまりに飛び込んでいました。
(熱い。。。)
お湯のぬくもりが全身にしみわたります。

(助かった)
なんとか戻って来られた今のこの状況が、まるで夢のようでした。
一時はどうなるものかと思いましたが、
(よかった。。。)
ほっとして、なんだか放心してしまいそうです。
(助かったんだ)
まさに、九死に一生を得たような気持ちでした。
もし途中でみつかりでもしたなら・・・
あのふたりの雰囲気からして、どうなっていたか想像もつきません。
そう思うと、安ど感を覚えずにいられませんでした。
同時に、
(馬鹿だった)
自己嫌悪の塊のようになっている私がいました。
『露出』だとか、『いけない自分にわくわく』だとか・・・
(くだらない)
そんなことに、うつつを抜かしていた私・・・
(もうしない)
(二度としない)
危ない橋を渡るのは、もう懲り懲りです。

お湯につかったまま、凍えたからだがほぐれてくるのを待ちました。
(本当によかった)
窮地を脱したという安心感と・・・
(危なかった)
いまだに抜けきらない絶望感の余韻・・・
相反する感情が半々で、くつろぐことなどできません。
(はやく帰りたい)
もう、その一心でした。

お湯の熱さに、おでこが汗ばんできました。
からだも温まっています。
(帰ろう)
もうここに来ることも、二度とないでしょう。
「ざば」
お湯からあがりました。
(はやく帰ろう)
トートの中からスポーツタオルを出します。
手早く全身を拭きました。

(ない・・・)
パンツとストッキングがありません。
さっき、あのまま彼らに持っていかれてしまったのです。
(もう、いい)
車に戻れば、念のため持ってきた予備の服がひととおりあります。
それに、あんなふうにいたずらされた下着なんて・・・
どうせ身につける気になんかなれません。

ブラをつけて、ニットを着ます。
下半身は・・・そのままスカートをはきました。
ひざ丈のフレアですが、
(だいじょうぶ)
とりあえず、中が見えることはありません。
早くこの場を去りたい・・・
それこそが最優先でした。

トートの中を確認します。
なくなったものもありません。
荷物は、ぜんぶ無事です。

多少のプレッシャーがありました。
帰るためには・・・
彼らがいる男湯スペースを通り抜けていかなければなりません。
「ふーっ」
深呼吸しました。
(だいじょうぶ)
私は悪くありません。
(悪くないんだから)
自分にそう言い聞かせて、
「ふーっ」
大きく息を吐きます。
「ガタッ」
木戸を開けました。

湯船につかっていたふたりが、同時に私のほうを見ました。
どちらとも目を合わせたくありません。
うつむいたまま男湯スペースに踏み出します。

ふたりが、何やら頷き合っているのが目に入ってしまいました。
その瞬間から嫌な予感しかしてきません。
『茶髪』が、湯船の中から立ち上がっています。
(関わりたくない)
(来ないで)
私は、もう帰りたいのです。
早足で男湯スペースを進みました。

こっちに近づいてきた『茶髪』が、
「あの・・・さっきは、すみませんでした」
殊勝な口ぶりで話しかけてきます。
私が無視しようとすると、
「ちゃんと謝らせてください」
行く手を阻むように、前に立ちふさがろうとしてきました。

「さっきは、本当にすみませんでした」
「もう、帰っちゃうんすか?」

神妙な顔つきで謝ってくる彼の『お○んちん』が、まる見えでした。
「ちょっと・・・」
私が困ったように目をそむけると・・・
湯船の中の『おデブ』が、向こうでニヤニヤしています。
無性に腹が立ちました。
要するに、私はからかわれているのです。
(こっちが女ひとりだからって)
人を馬鹿にしてると思いました。

(関わっちゃいけない)
「どいてください」
あくまでも無視しようとすると、
「そんな怒んないでくださいよぉ」
行こうとする前へ前へと『茶髪』が回りこんできて、
「怒った顔が、かわいすぎるんですけどぉ」
おちゃらけながら私を足留めさせようとします。

あからさまに『ムッ』としてみせる私に、
「待って待って」
「ごめん、パンツも返さなくっちゃあ」
まったく悪びれる様子がありません。
「てことはあれぇ?今は?」
その白々しい声のトーンに、内心『びくっ』としました。
ニヤニヤしながら、
「はいてないのぉ?」

このときの悔しさは、いまでも忘れることができません。
すべて一瞬のことでした。

『茶髪』の横をすり抜けようとしたときには・・・
(えっ)
もうスカートの裾をつかまれていました。
あっと思う間もなく、
「きゃ・・」
後ろから『バッ』とめくられてしまいます。

「きゃあっ!!」
慌てて前を押さえました。
必死にスカートを直そうとしますが、
「きゃっ」
どさくさな感じで、お尻を撫でまわされます。
「イヤっ、痴漢!」
「ふざけないでよっ!」
あまりのことに、なにがなんだかわかりませんでした。
焦って振り払おうにも、
(ちょっと!)
スカートをめくられたまま、離してくれません。
(イヤっ)
『茶髪』の手のひらが、私のあそこを鷲づかみにして、
「きゃあ!」
大切なところをぐにゅぐにゅ揉みまわしました。
「イヤあ!変態!!」
押しのけるように『茶髪』を突き飛ばします。

(最低・・・最低・・・)
こんなことってあるでしょうか。
トートバッグを抱きかかえて階段道を駆け上がります。
(なんでわたしが)
(こんなめに)
さすがに、『茶髪』も追いかけてまでは来ませんでした。
階段道の中ほどまで上がったところで息をつきます。

振り返ると・・・
はるか下から、ふたりがこっちを見上げています。
へらへらとせせら笑うような表情が見て取れました。
(なによ・・・最低!)
文句の一つも言ってやりたいところですが、ショックで口が開きません。
憤りをのみこんで、残りの階段道を駆け上がりました。

森の歩道を、駐車場へと戻っていきます。
痴漢されたという悔しさと、みじめな気持ちで胸がいっぱいです。
(私が何をしたっていうの)
もちろん・・・
あの子たちが来る前に私がしていたことは、咎められても仕方のないことかもしれません。
でも、それとこれとは話が別でした。
私の軽率なあの行動を、彼らに知られていたわけではないのですから。
(あの子たちにしてみれば)
自分たちを怒鳴りつけてきた女・・・
その相手にあんな悪ふざけしたのですから、さぞや胸が『すっ』としたことでしょう。
(きっといまごろ。。。)
得意げになっているだろう『茶髪』の顔が、目に浮かんできます。

ふざけないでよ・・・
(運が悪かった)
そう思うしかありません。
いえ・・・
あの程度で済んだのですから、むしろ運が良かったのかもしれません。
悔しさもみじめさも、私自身で噛みしめるしかありませんでした。

駐車場には大型のオートバイが2台停まっていました。
きっと彼らのものでしょう。

自分の車に乗り込みました。
念のため持ってきていた着替え用のショーツを、バッグから出します。
運転席に腰かけたまま、はきました。
ストッキングの予備はありません。

車をスタートさせながらも、
(最低・・・最低・・・)
無理矢理さわられたときの『茶髪』の手のひらの感触・・・
まだそのまま残っているかのような感覚があります。
(二度と、こんなところ来ない)
ミラー越しに遠ざかっていく駐車場をみつめながら、自己嫌悪でいっぱいでした。

(PS)
長くなりましたので、一度ここで切ります。
時間ができれば、このあとの続きも書くつもりでいますが・・・
忙しくなってしまうので、それがいつになるかはわかりません。
そのときは、この同じレスの中に入れるつもりです。
長文にお付き合いくださって、ありがとうございました。

一転して嫁上司が嫌味節になりだした。あ絡み酒だと思った。



未だに自分が狭量だったのか否か判断に迷う話なのだが、
人生で初めてキレた話をしてみたいと思う。
俺は小さい頃から喧嘩すらした覚えがない。
喜怒哀楽の怒の部分が欠落している人間だと自認してたんだ。
でもだから余計に始末に悪かったのかもしれない。
加減を知らないおかげで嫁にも会社にも大変な気苦労かけさせてしまった。

嫁と俺とは見合い結婚だった。
母と嫁母は同じコーラスグループに所属していてガーデニングを披露し合う仲だ。
だから嫁と知り合う前から彼女の母親とは顔見知りだった。
娘さんが俺の勤務する会社の本社に勤めていることも
何かの機会に伝え聞かされていた。

母からその友達の娘さんと会ってみないかと言われたのは
妹が出産した直後のことだった。
要するに妹が結婚出産したのに
未だに女の気配がない長男(俺)の事が気がかりという事だったんだろう。
あからさまな直球勝負を挑むところがいかにも母親らしいと言われれば母親らしいが
俺にだってプライドぐらいある。

妹が恋愛結婚したのに長男の俺が
母親のコネを利用したのでは格好がつかないだろう?
でも母は俺の口から断りの言葉が出る前に
すかさず嫁の写真を差し出してきたんだ。
シャシャ!と。
そういうところは本当に抜け目ないと思う。
いい子そうじゃない?と言われた。
黒縁メガネをかけた優しい笑顔の女性が写ってた。
確かに俺の目にもそう映った。
向こうは会っても良いって言ってるみたいよって言われた。
案外なことに向こうが見合いに乗り気らしかった。
俺は月に二回必ず本社に出向することになっている。
だからその日に軽くお茶でもという事で既に話が進んでいると言われた。
母はそういうとき必ず外堀を埋めてから攻めてくる。
断りきれない軟弱な俺の性格を熟知してるんだ。

母は「せっかく会ってみたいって向こうがいってくれてるんだから」
って言ってたけど実際は何処まで本当だったのかわからない。
母の性格からすると俺が乗り気だと向こうに伝えてる可能性は
十分すぎるぐらい考えられるからだ。
しかし何やかや言っても結局会う事にしたのは
写真の印象が良かったからなのは言うまでもない。
しかも学歴までしっかりしてるときたもんだ。
おかげで俺のちっぽけなプライドなんて何処かへ飛んていってしまった。

          

でも見合いは見合いでけっこうドキドキするものだと初めて知った。
待ち合わせの喫茶店にいくとき凄く緊張した。
喫茶店の扉を開けると窓際の席に彼女がポツンと座って待ってた。
こっち振り向くまでのインターバルが凄く長く感じたのを覚えてる。

彼女はメガネをしていなかった。
彼女なりにおめかしをして来てくれたんだと思う。
写真で見るよりぜんぜん美人だった。
笑顔だけは写真の印象そのままだった。
今思い出してみると俺はその時確かに不自然な何かを感じていた。
何でこんな美人が見合いなんかする必要があるの?という素朴な疑問。
しかし彼女の美貌を前に浮き足立った俺が熟考するわけもなく、
トントン拍子に結婚まで話が進んだ。
考えてみればそれも随分と不自然な話だったなぁと思う。
恋愛経験値が不足してたんだろうな。

結婚してすぐに彼女は子供を欲しがった。
幸いなことに彼女はすぐに妊娠し、会社を辞めた。
一児目を産むと彼女はすぐに二児目を欲しがった。
しかし一児目はあれほどすんなり出来たのに二児目はなかなか授からなかった。
聞くところによると二児目不妊症というやつらしい。
彼女はもう少し頑張りたいと言ったが俺は育休が切れる前に社会復帰を促した。
仕事を続けていても二児目が授からないと決まってる訳でもないし
内心彼女の方が稼ぎが良かったのでそれをあてにしたい気持ちもあった。
彼女は気乗りしない様子だったが、結局育休が切れる前に社会復帰した。
完全にやぶ蛇だった。

          

でも俺たち夫婦は子供が十歳になるまで
何の問題もなく円満な家庭を築けていたはずだったんだ。
喧嘩らしい喧嘩もした記憶がない。
嫁も喜怒哀楽の怒が抜けてるタイプなので喧嘩になりようがなかった。
そういう意味で俺らは似た者夫婦だと思う。

トラブルが発生したのは本社の慰安旅行だ。
本来支社勤めの俺は本社の慰安旅行に帯同したりしないのだが、
嫁の伴侶で俺自身本社の人と交流が多くなっていた事もあり、
俺も一緒に行ってはどうかと嫁上司が誘ってくれたのが成り行きだった。
嫁もそれを凄く喜んでいた。
しかし直前になって嫁が腹を壊して行けなくなった。
結果、俺一人で行くことになってしまった。
嫁の済まなそうな顔を見ると責める訳にもいかず、
つとめて喜んでる自分を演じて見せた。

実際、行ってみたら嫁上司も嫁の同僚も凄く俺に気を使ってくれた事もあって
一人でも十分楽しい時間を過ごすことができた。
雲行きが怪しくなったのは夜の宴会の時だ。
俺は嫁上司の前に座った。
いつも嫁がお世話になってますとか言って営業職らしくお酌した。
嫁上司は元ラガーマンで恰幅のいい人だった。
外貌同様性格も豪快で大きな声で笑う人だった。
次期社長の最有力候補であるらしいと嫁から聞かされていた。
それを裏付けるだけの人を引き付ける貫禄と魅力があると俺も思った。

          

確か最初は嫁上司の好きなゴルフの話とかしてた記憶がある。
お互いにお酌し合いながら色々な仕事の失敗談とか裏話とか
エピソードを交えて面白い話をしてくれた。
嫁と同期のAさんや若手のB君もその話に加わっていた。

様子がおかしくなりだしたのは
Aさんが俺と嫁の馴れ初めの話をしだした時だったと思う。
Aさんが「嫁子さんの一目惚れだったんだ?」とか、
そういう話で俺をからかいだしたとき嫁上司の酌のピッチが急に早まったように感じた。
いわゆる部下へのかわいがりという奴だ。
あ、潰そうとしてるな?と俺は思った。
でもそのとき俺はそれを意地悪でというより
悪戯心でやっているものだとばかり思っていた。
体育会系にはよくあることだ。

俺も応じるように同じピッチで嫁上司に返杯した。
普段、俺はほとんど酒を飲まないが見かけによらず飲めば一升酒ぐらいいける。
営業で飲んで俺を潰そうとしたお客さんを逆に潰してしまう事の方が多い。
酔いの勢いもあって、よし嫁上司と勝負だ!と俺だけ勝手に盛り上がっていた。
Aさんが「俺さん強いねぇ、嫁上司さん負けちゃうんじゃない?大丈夫?」と言った。
どこかの時点で一転して嫁上司が嫌味節になりだした。
あ、絡み酒だと思った。
俺の勤めてる支社は本社の天下り先だと言われた。
支社勤めはどんなに頑張っても
支社部長止まりで本社勤めにはなれないとも言われた。
そんなことは言われなくても支社の誰もが知っていた。
だから別に気にも留めなかった。

          

営業で飲むときのからみ酒は嫌というほど味わってきたから慣れていた。
むしろ次期社長候補の意外な一面を見れて興味深かった。
嫁は本社勤めだから俺とは格差だと言われた。
俺はそうですねと適当にあしらった。
そんなの屁でもなかった。
給料はいくらだと云われ400万ちょっとですと答えた。
嫁は450万以上貰ってるだろう?と言われた。
俺はハイと素直に答えた。
そこでAさんが「でも嫁子さんはそんな俺男さんに惚れてるんだもんね?」
と気遣う様な事を言った。
このときB君、嫁上司を見て、やばいという表情をしていたのを覚えてる。
営業の鉄則として、からみ酒をあしらう時に反論をしては絶対にいけない。
火に油を注ぐようなものだ。
適当にハイハイとあしらっておけばいい。

嫁上司が実は嫁が結婚する前からお互い想い合っていた
という事を話し出したのはこの時の事だ。
AさんとB君、さすがにズッコケて「嫁上司さ?ん」と呆れていた。
俺だって酔っ払いの妄言を真に受けるほど馬鹿ではない。
笑いながらそうだったんですか?全然知らなかったですと笑って聞いていた。
嫁と出張に行くとき、夜景の見えるレストランで食事をしたりよくしたそうだ。
食事ぐらいで想い合ってたなんて
嫁上司さんも意外とピュアなのね?とAさんがからかった。
B君が完全に酔っ払っちゃってますね、と俺を見ながら言った。
真に受けちゃ駄目ですよというジェスチャーだ。
手だってつないだ事もあるんだぞ!と嫁上司が少しムキになった。
B君がそれセクハラですよ?と言った。

          

嫁上司が「合意の上でだバカ」と言い返した。
Aさんがでもそれは結婚する前の話よね?
と確認するような事を言ったような気がする。
実をいうとこの辺から少し記憶が曖昧になってる。
それで嫁が子供産んで社会復帰してからも少し続いてたという話をしたのかな?確か。
2?3年とか具体的な数字を出して。
ここで俺はちょっと妄言にしては話がリアルだなと思った記憶がある。
酔っ払ってるだけに妄言がスラスラでる事に違和感を感じだした。
でも「私だって美味しいレストランだって誘われたら行っちゃうわ?」
とAさんが俺を見ながら言ったんだ。
俺をなだめようとしてくれてるのは酔いながらも理解していた。

そしたら嫁上司が満面に笑みでニン!と笑ったわけ。
その時の表情だけはいまだに忘れられない。
勝ち誇った表情というのかな。
○○事件って知ってるか?って嫁上司が言った。
俺はその事件を知っていた。
嫁が壮大に仕事でやらかした話だ。
「また嫁上司さんはそんなこと言うと嫌われますよ!」
とAさんが怒って言った。
きっと今度は嫁に攻撃対象を切り替えたと思ったのだろうと俺は思った。
違う違うそういう話じゃないと嫁上司は話をはじめた。

あれは5年前の話だと言うと
B君が違いますよ僕がした入社ときだから7年前ですと訂正した。
そうかそうかと頷きながら嫁上司は遠い目をしながら回想している様だった。
B君の記憶が正しい。
息子が三歳の頃だったと俺もはっきり覚えていた。

          

嫁が発注していたつもりのものが未発注のまま
直前まで気づかなかったという大失態だ。
大口の仕事だったから高級車10台分ぐらい吹っ飛ぶようなやらかしだった。
嫁が「私クビになるかもしれない」と言って青い顔して帰って来たから
その日の事は俺も忘れていなかった。

「結局俺が知り合いの居る他社に頼み込んで事なきを得たんだけどな」
と嫁上司が言った。
おや?と思った。
俺の記憶と齟齬が生じていると感じた。
嫁は明朝関西方面にあるクライアントに赴き謝罪と事情説明をした後、
とんぼ返りでトラブル処理に追われていたはずだった。
他社に依頼したという話は初耳だった。
しかしAさんとB君は「そうだったよね?」と
その日を思い出して感慨にふけっている様子だった。
「だから関西に行ってもやることなくなっちゃってな」と言いながら嫁上司は俺を見た。
「嫁子と観光してまわっちゃった」と嫁上司が言った。
心がズキン!と疼いた。
「嫁上司さ?ん」Aさんが咎めるように言った。
「夜になって夜景の見える所で飯食ってから港をちょっと散歩してさ」
AさんとB君が硬直して嫁上司を見てた。
場が一気に凍りついた。

          

「で、いい雰囲気になったからキスしちゃった」
酔いがまわって周囲の空気が読めなくなった上司は話し続けた。
「無理やりにじゃないぞ?向こうから舌入れてきたんだからな、ワハハ!」
もはや誰も上司の話を遮ろうとはしなかった。
止めたところで手遅れだと誰もが察していたからだ。
「それで帰りまでまだ時間があるから何処かで休憩するか?って誘ったら
嫁子が頷いたんでタクシー乗ってな、どっか休めるとこやってくれって頼んだんだ、
そしたら俺男お前、携帯に連絡入れただろう?誰から?って俺が聞いても
嫁子知らないってクビ横に振ってたけど、
俺着信でお前の名前見ちゃったからな、ガハハハ!」
止め手のない暴走列車は更に加速を続けた。
「それでホテルの前に着いたら嫁子のやつ留守電聞いて、
そしたら涙ぐみながらスイマセン!やっぱり帰ります!だってよ、
そりゃね?よな?!ガハハハ!」

そこで俺はプッツン!切れた。
闇雲に嫁上司の浴衣の袖を引っ張った。
嫁上司、お膳に足を引っ掛け少しだけよろめいた。
食べ残しの料理が散乱した。
俺は嫁上司の鼻っ面に自分の額を叩き付けた。
鼻血がボタボタと畳の床に落ちた。
周囲のざわめく声が少し聞こえたけど、もうそんなどうでもよかった。
クビにでも何でもしてくれ!という自暴自棄な気分になっていた。
でもラガーマンあがりの嫁上司はカッと俺を見据えたまま身じろぎ一つしなかった。
俺は顔面に右ストレートを見舞った。
血飛沫が舞った。
しかし嫁上司は潰れた鼻のまま俺を直視していた。
そんなの効かないよと小ばかにしたような顔つきだった。

          
続けて左ストレートを見舞おうとしたときB君が俺を羽交い絞めにして止めに入った。
「俺さん辞めてください!」と言われたような気がするが
本当のところその辺よく覚えてない。
ただAさんの「そりゃ怒るよ?」という泣きそうな声だけは聞いた記憶がある。
そのまま俺は宴会場を引き摺り出された。
ほとんど覚えてないけど俺はきっとかなり暴れていたんだと思う。
B君だけじゃ手が足りなくて他にも何人かに取り押さえられてたような気がする。
それで新人のC君に「やめろ!」とか偉そうなことを言われて
カッときて彼の腹に蹴りを見舞ったんだ。
そしたらC君に渾身の力で殴られた。
俺の人生の中で殴られた初めての経験だった。

B君はC君に「お前まで加わるな!」と嗜めた。
それでも飽き足らない俺は彼に向かって唾を吐いた、
彼にもう一発頬を殴られた。
ファイティングポーズをとって、やるなら俺がやってやりますよみたいな顔をされた。
俺は酔いとパンチの衝撃で完全に目を回していた。
気づいたら天井を見上げてた。
覗き込むAさんと常務の顔がボンヤリ見えた。
救急車呼びますか?というAさんの声と、
お前これは傷害だぞ!と言う常務のC君を嗜める声が聞こえた。
俺はムックリと起き上がり「帰ります」と一言いった。
まだ目がまわっていて少しよろめいた。
怒る気持ちも分からんでもないが、
あれは酔っ払いの妄言だ、真に受けてはいけないと常務に諭された。
確かに嫁上司は酔っ払ってはいたけど
言ってる事は妄言ではありませんと常務に伝えた。
俺は確かにあの夜嫁の携帯に留守電を入れていた。

          

息子が寝しなに嫁の事を心配して
「どうしたんだろうね?」と言っていたのを俺は覚えていた。
俺も何の連絡もよこさない嫁の事を心配していた。
しかしトラブル処理に追われてるのかもしれないとあえて連絡しなかった。
でも息子が寝付けず10時頃に
「やっぱり心配だから電話してみて」と言ったのを俺は確かに覚えていた。
呼び出し音が鳴っても嫁は出ず、
仕方ないので「お母さん頑張れ!」と二人で留守電に入れた。
そのいきさつを常務に伝えた。
みな一様に黙り込んだ。
漠然と事態を察しはじめたC君がスイマセンと謝ってきた。
俺はいいよ彼に言った。
別に殴られたことなどどうでも良かった。

俺はよろめきながら立ち上がった。
常務はどこへ行くつもりなのか聞いてきた。
帰りますと言った。
常務は財布を取り出し、俺に十万を手渡した。
真っ直ぐ帰らないでくれと言われた。
どこか別の宿を探してもいいしカプセルホテルでも良いから、
一夜を明かしてから帰ってくれと頼まれた。
冷静になってくれという意味だと俺は察した。
結局その金を受け取って家から一番近いネットカフェで一夜を明かした。
残りは手切れ金かなと考えたが
退職金と考えると随分安すぎるなぁとか思った記憶がある。

          

同じ様な体験談をネットで探してみた。
ここもその一つだった。
どれも(浮気)する気満々のエピソードばかりで何の参考にもならなかった。

そうこうしている内に嫁からメールが届いた。
確か私の愛を信じてとうような事が書いてあった。
常務から連絡がいったのだと察しがついた。
とても無機質で白々しい言葉に感じた。
既に夜が明け始めていたので俺は重い腰を上げ、家に帰ることにした。
十余年の中ではじめて家に帰りたくない!と凄く思った。
マンションのドアを開けると嫁が目を真っ赤にして立っていた。
酷い!どうしたの?と俺の腫れた顔を見て頬に手を伸ばした。
俺はその手を振り払った。
嫁は泣いた。
虚しかった。
私を信じられないの?と言われた。
それなら聞くが、あのとき君は何処でなにをしていたのか教えて欲しいと言った。
嫁は「え?」といって俺をみた。
夜8時頃、俺と息子が心配しているとき、君は何処で何をしていたの?と言った。
ひとが心配してる時、上司の汚い口の中に
君の舌を入れてたんじゃないのか?と言った。
息子が寝付けずに携帯に電話して欲しいと言ったとき、
君は何処で何をしていたの?と言った。
ひとが心配してる時、
君はホテルで上司に抱かれるつもりでいたんじゃないのかと言った。

嫁は口元を押さえながら嗚咽を漏らして泣き崩れた。
嫁は、でもあの時の二人の言葉で私は変わることができたと言った。
それまでの自分とそれからの自分は別人だと言った。
二人が私を生まれ変わらせてくれたと言った。

          

俺は真実を全てつまびらかにして欲しいと言った。
何故上司に思いを寄せていたのに俺と結婚しようと思ったのか
何故結婚して子供ができてもなお、二人で飯を喰いにいったりしたのか
その心境を教えて欲しいといった。
嫁は口元を押さえて激しく首を横に振った。
言ったら許してくれなくなっちゃうと言って嗚咽を漏らした。
真実を知ることが出来なければ
許すどころか君を憎しみ続ける事になるだろうと言った。
嫁は暫く子供の様にしゃくり上げていたが、ゆっくりと真実を話し始めた。

俺と付き合う前から嫁と上司はお互い想いを寄せていたこと、
しかし嫁は上司の家庭を壊したくないと思っていたこと、
上司もそれは望んでいなかったということ、
だからたまにご飯を食べにいくだけの関係を続けていたこと、
でもこのままだといつか間違いを犯してしまうと危機感を募らせていたこと、
そこに俺との見合いの話が舞い込んできたこと、
それを機会に会社から退こうと思っていたこと、
しかし社会復帰して再び上司への想いが募ってしまったこと、
このままではいけないと思っていたけど
食事だけならいいのではと自分に言い訳しながらズルズルいってしまったこと、
そこに例のトラブルが起きたこと、
クビ覚悟でいたのに上司が全て解決してくれたこと、
気持ちが舞い上がってしまったこと、

          

ホテルの前で「お母さん頑張れ!」という留守電の声を聞いて目が覚めたこと、
そこで私は生まれ変わったということ、
そこから七年間食事にいったことも想いを寄せることもなくなったということ、
だから今の自分とあの時の自分は違うということ、
今は俺の事しか見てないということを言われた
多分、そこに嘘はなかったと思う
しかし俺は脱力した

「やっぱりな、どうりで君が
俺なんか好きになるのはおかしいと思ってたんだよ、そういう事か」
そう言って俺は玄関の床にへたり込んだ。
「ちがう!ちがう! 優しくて素敵な人だと思ったから結婚しようと思ったの!」
「子供ができて三年も上司に想いを寄せてたって、
それじゃまるで俺はピエロじゃないか」
「でも今は違う! あなたは天が私に授けてくれた運命の人だと思ってる! 
私を生まれ変わらせてくれた運命の人だと思ってる!」
「じゃ、何で携帯に出なかったんだよ、
次期社長様とラブラブな時に支社勤めの小物が鬱陶しいと思ったんだろうが!」
「凄く葛藤してたよ!でももう手遅れだって、
汚れた私があなたの電話に出る資格なんかないって思って出れなかったの!」
「やった方は悲劇のヒロインに浸れて良いな、
裏切られ続けてた側はたまったもんじゃないよ」
いつも穏やかな嫁が涙と鼻水まみれになって泣き崩れた。
「トラブル処理は嘘だったんだろ」
「ごめんなさい」
「ひとに心配させといて、悠長に観光巡りしてたんだって?」
嫁はもう言葉も発することもできずに肩を震わせるだけだった。
「ひとをバカにするのも程々にしろよ」
蚊の鳴くような声で、申し訳ありませんという言葉を搾り出すのが精一杯
という様子だった。

         

俺は二つに一つどっちか選んでくれと言った。
え?、と嫁が顔を上げた。
君が出て行くか俺が出て行くか決めてくれと俺は言った。
嫌だ!私出て行きたくない!と嫁がヒステリックな声を出した。
分かった俺が出て行く、君の方が稼ぎがいいしな、当然の権利だと俺は言った。

待って!と言いながら去ろうとする俺のシャツを嫁が引っ張った。
暫く嫁は嗚咽を漏らしながら泣いていたが「私が出ます」と小さな声で言った。
「支度は手伝うよ、残りの荷物は僕がまとめて君の実家に送るようにするから」
「今日出てくだけなの!別れるって認めたわけじゃないの!」
嫁は子供の様に床を激しくドンドン!と踏みつけた。
玄関を出て行く間際に嫁はボソっと「7年間頑張ってきたんだけどな」
と一言漏らしながら名残惜しそうな視線を俺に向けてきた。
いろいろと話さなければならい事もあるから、また連絡するよと俺は言った、
「別れないよ!絶対に別れないからね!」
という言葉を残して嫁は我が家を出て行った。
家に一人残されると彼女の財布が
テーブルに置きっぱなしになっているのに気づき慌てて追いかけた。

遠目に嫁が公園に居るのが見えた。
携帯で誰かと話していた。
俺は反射的に公衆トイレの影に隠れて誰と話しているのかを探った。
「何で今頃蒸し返すような事を言うのよ!」
と嫁が今まで見たこともないような凄い剣幕で捲くし立てていた。
その言葉で上司と話しているのが分かった。
俺が始めてみる嫁の怒の側面だった。
暫く罵詈雑言を上司に浴びせかけていたが、
最後に「絶対に許さないからね!」と言って携帯を切った。
俺が居るのに気づくとハッとした表情を見せた。
「財布」
「ありがとう」
と言いながらも嫁はいかにも不満そうに唇を尖らせていた。
不満そうな顔のまま去っていった。
たしかその時も、7年間の自分を見て評価してほしい
というような事を言われた気がするが、その辺の詳細は失念した。

          

嫁の具合が悪くて実家に息子を預けていたこともあり、
電話で事の顛末を両親に話した。
最初に電話に出た父は、今にして思えば
随分とトントン拍子に事(結婚)が進むなと思っていたと言われた。
どうやら俺と同じ違和感を父も感じていたらしい。
母からは、二人の事だから二人で決めてくれと言われた。
ただ子供の事を第一に考えてあげてくれと言われた。
それは親権を手放せということなのかと俺が言うと、
母は泣きそうになったのか声を詰まらせていた。
悪いことをした。

一人で寝床に入ると暗闇の中であの日の事を思い出した。
玄関先で慌てふためく母親を心配そうに見送る息子の事を思い出した。
俺たちの心配をよそに嫁が上司とデートしているシーンが浮かんだ。
家族だけがが占有していたはずの優しい笑顔が
実は他人に向けられていた事を考えた。
何だか胸がギュッと締め付けられる気がした。
それから嫁と上司のキスシーンを回想した。
細身な嫁の体を上司が抱き寄せるシーンが頭に思い浮かんだ。
凄く惨めな気持ちになった。
自分が虫けらの様な存在価値にさえ思えた。
頬の痛みが消えず、起き出して鏡を見た。
眼が腫れて痣だらけの無様な自分が映ってた。
バカか?、お前なんか好きになる女いるわけないだろう、と独り言を呟いた。
アイスノンを頬に当てながら寝たが結局悶々として一睡も出来なかった。

翌日出勤前に俺の上司から電話が入った。
本社へ直行せよとの事だった。
本社へ行くと痣だらけの俺を皆が遠巻きにジロジロと覗き見た。
既に会社中に噂が流れてる事が分かった。
相手が次期社長候補だけに騒ぎが大きくなるのは当然だった。
B君とC君が駆け寄って来た。
C君にすいませんと何度も笑って答えた。
B君が、あいつ更迭になるみたいですよと言った。
じゃ、次は俺の番だなと自嘲気味に笑った。
二人はまさかという顔をしていた。
正直、どうでもよかった。

          

指示通りに応接室に行くと専務と常務が待ち構えていた。
とりあえず、一連の騒動について詫びを入れた。
そんなことより、この先どうするつもりなのか尋ねられた。
離婚の方向で話が進んでいると答えた。
途端に二人は険しい表情になった。
再構築なら俺を本社に迎える用意があると言われた。
しかし離婚なら嫁もペナルティをを免れないだろうと言われた。
離婚回避なら、嫁は不問になるんですか?と聞いた。
俺がそれを望むなら、その線で検討してもいいと言われた。
暴力沙汰を起こした当事者(俺)が何でそんな厚遇を受けるのか疑問を持った。
事情がどうでも殴った相手が次期社長候補なら
自分にも何らかの処分が下されるだろうと覚悟していただけに拍子抜けした。
いずれにせよもう少し時間をおくという事で話は収まった。

帰り際にAさんとB君に呼び止められた。
例の喫茶店で少し話した。
婚前から嫁と上司の関係を疑う人は少なからずいたのだとAさんが教えてくれた。
二人が営業先から会社に戻らず直帰が多かったたり、確信ではないけど、
ただならぬ気配を感じていたとAさんは言っていた。
B君は復帰後は完全に(嫁と上司は)切れてると思っていたらしい。
訳あり物件だったんだねと俺が言うと
訳ありじゃなきゃあのレベルの物件は市場に出回らないわよと言われた。
その通りだと思った。
俺がうかつだったんだ。

          

社長候補の妾だから手を出せない雰囲気だったという事か、と俺が言うと、
妾とまでは思ってないけど手を出し難い雰囲気はあったと思うと
B君が正直に答えてくれた。
俺への厚遇提示はどうやら(慰安旅行に)同行していたクライアントの
お偉いさんからの進言らしかった。
Aさんが常務に事情説明していたときに、えらく俺に同情してくれていたらしい。
何でもその人も平社員時に上司に付き合っていた彼女を奪われた経験があるそうだ。

結局、向こうの両親が介入してきて俺の両親の帯同も余儀なくされた。
嫁は断固として別れないの一点張りだった。
実は俺は少し悩んでいた。
やはり息子はまだ母親から離すのは早すぎるかもしれないと感じだしていた。
小4にもなると具体的な説明がなくとも
子供なりに何となくなにがあったのか察するようで、
嫁が何で家に帰ってこないのかあえて追求してこなかった。
嫁がいたときは賑やかだった居間が静まり返り、
息子は自室に閉じこもってゲームと漫画で孤独を紛らわしているように見えた。
俺が率先して話しかけようとしても、必要以上に話してこようとはしなかった。
俺には必要なくても息子には嫁が必要なのかもしれないと感じはじめていた。

しかし俺がそれを切り出す前に義母から
離婚になれば必然的に親権はこっちに来ると言われた。
気持ちが一気に冷えた。
場の空気も一気に凍りついた。
稼ぎもある、虐待をしていた訳でもない、俺は全てを失うのかと思った。
結婚してからの10年は徒労でしかなかったのかと酷く落胆した。
凄く惨めだった。

          

向こうは一人娘、姓を継ぐ長男は喉から手が出るほど欲しいだろう。
結局俺はその手伝いをしただけの10年だったのかと思った。
義母にしてみれば嫁上司グッジョブといったところだろう。
しかしこっちにもプライドがあった。
司法がそう裁くならしかたありませんねと強がった。
もう後に引けなかった。

義母は不適な笑みを漏らした。
よっしゃ!という声が聞こえてきそうだった。
義父は同性という事もあり、俺の心情を慮ってか仏頂面を崩さなかった。
そこで母が「でも嫁子ちゃんは別れたくないんじゃないの?」と反撃に出た。
義母が「でも俺男さんの気持ちが固まってるようだから」と言い返した。
俺たちのせいで二人の友情関係にヒビが入ってしまったと感じた。
そしたら嫁が「お母さんは黙ってて」と言ったんだ。
義母はちょっと驚いた表情を見せながら「でもしょうがないでしょう?」と言った。
「仲裁に入ってくれると言ったから来て貰ったの、邪魔するなら出てって」
と嫁が静かに言った。
義母がまだ何か言おうとするのを義父が「おまえは黙ってなさい」と嗜めた。
結局義父の、もう少し時間をおいてから決断を下すという提案でその場は収まった。
息子とは週末に面会という事で話はまとまった。

帰ってから俺なりに親権についても調べてみた。
たとえ嫁が専業だったとしても
殆どのケースは母方に行くようになっていることを知った。
母親のDVで親権を取るのも至難の技だと知った。
DVを受ける子供ほど母親への依存心が強くなるらしい。
だから母親が育児放棄でDVだから父親になつくなんてのも嘘だと知った。
ネットでもてはやされてる逆襲話は殆どおとぎ話だという現実を知った。
冷静に考えてみれば男女のジサツ率や平均寿命をみても
女のほうが男より遥かに強い生き物だ。
憂き目をみる殆どのケースは男と決まっている。
だからこそおとぎ話が持て囃されるのだろう。
つくずく男は悲しい生き物だなと思った。

          

週末約束とおり、嫁に息子を会わせた。
せっかくだから海に連れていった。
嫁は親権の話を一言も出さなかった。
子供でもちゃんと空気を察する様で、
嫁と俺を仲直りさせるように必死に語りかけてきた。
健気だなと思った。
俺たちは以前の様な仲のいい夫婦を装った。
無邪気に波と戯れる息子を見つめる嫁の横顔を見た。
子煩悩な優しい母親の横顔だった。
やはり息子にとって必要なのは俺ではなく嫁なのだろう
という思いが確信になりつつあった。
息子の気持ちを最優先で考えてあげなさいと言った母の言葉の重要性を理解した。
これ以上俺のエゴを通してはいけないと思い至った。
生きることは苦行だと思った。

俺はゆっくり砂浜に腰を下ろした。
そのままそこに横たわり、両手を広げて大の字になった。
静かに目を瞑った。
そうすれば大地と一体化して嫌なこと辛いこと全部忘れられる様な気がした。
しばらくそうして波の音を聞いていた。
息子が俺の胸に二つの砂山をこしらえて「おっ●い!」と言ってはしゃいだ。
俺は笑ってそのまま息子に埋め立てられていくのを見てた。

お別れの時間がきた。
あれほど無邪気に遊んでた息子が泣き出した。
やっぱり無邪気なふりを演じてたんだと分かった。
嫁は困った顔をして「また日曜日に会えるんだから」と息子を諭していた。
息子は、やだやだ!と泣きながら嫁に縋りついた。
嫁も、ごめんねと言いながら泣いていた。
不覚にももらい泣きしそうになった。
いっときの感情の波に押し流されないように、
何度も嫁と上司のキスシーンを回想しようと試みたが無駄だった。
目の前のむせび泣く母子の光景にわだかまっていた気持ちが急速に萎えていった。
嫁がやっとの思い出縋る息子から離れた。
捨て犬の様なションボリした表情で嫁が俺を見た。

          

「分かったよ」
という言葉が思わず俺の口から漏た。
嫁が「え?」と聞き返した。
「子供には俺じゃなく君が必要だってことがよくわかった」
と言いながら、息子の口数が減って
自室でゲームと漫画ばかり読んでる状況を正直に話した。
嫁は黙って俺の話を聞いていた。
「親権は譲るよ、当然養育費も払う、それでいいだろ?」
と言いながら「何だかこれじゃ俺の方がペナルティだな」と付け加えて、
思わず笑ってしまった。

嫁が、お腹の調子が悪いって言ってたのは実は嘘だと告白したのはこの時だ。
二人目を授かったという。
正に青天の霹靂の告白だった。
「俺の子?」
思わず俺は聞いてしまった。
「身に覚えあるでしょ」と嫁、さすがにキッとなって俺を睨んだ。
それは上司にもあるんじゃないのかと俺が食い下がると、
疑うんなら調べても良いと言われた。
「100%俺の子だけど」と言い切る自信に満ちた表情からその疑念は払拭された。
嫁は「何か勘違いしてる様だけど」と言いながら、
上司との体の関係は一度もない事を強調した。
「ディープキスはしたけど?」
「すいません」

嫁は「お母さん頑張って!」の留守電を聞いてからの自分は別人だと
何度も熱弁をふるった。
「じゃ、留守電がなかったらどうなってたんだろうな?」
の一言に嫁は沈黙した。

          

「お母さんを許してあげて」と息子に言われてハッと我に返った。
息子の存在をすっかり忘れて話していた事に気づいた。
しばらく気まずい時間が流れた。

熟考した後、とりあえず子供がちゃんと育つまで同居って事でどうだ…
という折中案を切り出した。
言いかける俺の言葉を遮って、
「ほんと!?本当に!?」とさっきまでの沈んだ声から一転歓喜の声をあげた。
「だからあくまで同居って事でいいなら…」
「息子ちゃん!お母さんお家に帰って来ても良いって!」
って、嫁が息子の手を取ってはしゃぎだした。
女の切り替えの早さ恐るべしだ。
俺の「いや、まだ許したってわけじゃ」って言葉なんかぜんっぜん聞く耳持たず、
こうしちゃいられないって感じで義母に電話かけはじめた。
「あ、お母さん?俺さんが帰ってきていいって!」って、呆気にとられる俺をよそに
「そ?許してくれるって!」って嫁、矢継ぎ早に話しながら小躍りした。
ていうか許すなんて一言もいってないんだが…
「だからもう今日そっち帰らないから荷物送っといて!
ごめんね!荷物着払いで良いからね!」
って、しかもきょうから戻るつもりなのかよと…

嫁、帰りの車に乗るまで俺の片腕にギュッとしがみついて離さなかった。
表情覗き込んだらまた口尖らせて怒ったような顔つきしてた。
彼女なりに必死なんだという事だけは分かった。
「訳あり物件」
「え?」
「君のあだ名」
嫁、あからさまに悲しい顔になった。
「でも、あなたが改修工事して直してくれたの、もう訳ありじゃない」
「上司とのこと、お義父さんとお義母さんも知ってたんだろう?」
「相手の事までは知らなかったと思うけど、道ならぬ恋をしていたのは察してたと思う」
嫁は、今じゃ何であんなに入れあげてたのか全然思い出せないと言った。
俺は、今でもあの日の事を思い出すと眠れないと言った。
嫁は謝りながら、今は7年の実績だけどこれから一生かけて
あの頃の、のぼせた私と別人だと証明してみせると言った。

          

女は切り替えが早い。
男みたいにセンチメンタルに過去を引きずったりしない生き物だ。
俺が嫁と分かれれば嫁はきっといつか誰かと一緒になるだろう。
そこで今回のことを教訓としてそれなりの幸せな家庭を構築していくはずだ。
指をくわえてそれを眺めているよりは、
貸しを作って再構築する方が懸命だと判断した。

嫁上司から書面で謝罪を受けた。
何度も書き直して、最終的に本音を書こうと決断したという冒頭から文章は始まった。
自分が既婚でなければ、もっと早くに彼女と出会っていれば、
自分のものになったのにという募る思いが、
酔った勢いで出てしまったのだと思うと書いてあった。
それは俺はもちろん女房子供にも酷い裏切り行為だった、
自分の至らなさを痛感しているというような内容だった。
仕事では自分をコントロールできるのに恋愛ではまるで制御できず、
嫁が夢にまで出る有様だったから、
いつか醜態を晒すのではと自分でも危惧していたらしい。
最後に嫁が二児目を懐妊したことで俺へのジェラシーが、
ああいう形で出てしまったのかもしれないと綴ってあった。

俺は慌てて嫁を見た。
嫁は俯きながら、俺には安定期に入ったら言うつもりだったと言った。
何で上司に先に言うんだ!と怒った。
二人育てるためにはギリギリまで働き続けたいと思っていたけど、
俺が心配して辞めさせると思ったらしい。
上司には退社の時期と復帰の時期を相談するために
早めに懐妊を告げる必要があったと言われた。

まだ面白くない俺は、
「本当に俺の子なんだろうな?」と意地悪を言った。
「だから調べてもいいって言ってるでしょっ」
と言ってまたドンドン!と地団駄踏んだ。
どうやら嫁は一連の騒動で怒の感情が覚醒してしまったらしい。
「検査したって良いよべつに、本当にあなたの子だもん」
と言いながら嫁は膨れっ面して俺を睨んだ。
俺は「分かったよ」と言うしかなかった。

          

嫁上司は結局、地方支社の役員に天下った。
見下していた地方支社勤めに自分がなり、
俺が本社勤めになるとは何とも皮肉な結果だ。
嫁の話だと上司家族は帯同しないらしい。
旦那思いの奥さんらしいから帯同しないのは
間違いなく今回の件が関係してるだろうと言っていた。
嫁が自分のせいだと言って落ち込んでるから、上司に同情してるのかと言ったら、
違う違う!奥さんとお子さんによ!って本気で怒られた。

正直、今でも離婚まで考えるべきだったのか否か自分でも判断できずにいる。

          

長すぎるにも程があるわ
       

要約
至って普通の俺が不釣り合いな嫁を貰った。
円満に生活してたが嫁会社側の慰安旅行に招待された。
行った先で嫁上司と酒を飲む。
酔った弾みに上司と嫁のラブロマンス暴露される。
離婚寸前まで行ったが再構築中。

こう言う事か。          

いかに簡潔にするかがこの類のスレの暗黙のルールだったりするかな。
確かに長文に耐性がないと嫌悪感ハンパないと思うわ。
          

意外と読みやすかったよ
でもまあ正直言って1レスで済むと思う

プライドの高い妻だったけど(4)

私は泣きながら身体中にお湯を掛け、肌が擦り切れるくらい
ゴシゴシ洗った。
どんな高級な石鹸を使っても、どんなに力強く洗ったところで
汚された身体は元には戻らない。
そんなことは分かっていた。
それでも私は夢中になって、ただひたすらに洗った。

バスルームから出ると部屋に薄明かりが点いていた。
ちょうど村松が背中を向けていたので、
素早く部屋から出ていこうと思った。
こんなところには一分と居たくはなかった。
何より痴態を演じた後だ、村松と顔を合わせるのが辛かった。

素早く鞄と封筒を持って、出口へ急いだ。
ドアノブを捻って、さあ出ようと、力を込めた、その時

「ああっあああん、気持ちいい?、気持ちいいよ?」

背後から大音量で女の喘ぎ声が聞こえてきた。
思わず、振りかえった、その瞬間
あまりの衝撃に、思考が停止した。

比較的大きめの液晶テレビには、村松に跨って腰を振る私の姿が鮮明に映っていた。

「最近の映像技術には、本当に驚かされるよw まあ、このために結構出費したんだけどね」

思考が停止したまま、口をパクパクさせる私に向かって
村松は楽しそうに話し続けた。

「この映像、さっそく高野に送ってやったら、すげえー興奮してたよw」
「あいつ、バンザイ昇天とか、うまいこと言ってたなw」

「そ、そんな!酷い!酷過ぎるわ!」

あまりの怒りに我を忘れて掴みかかった。
村松は簡単に私の手首を掴むと後ろに捩じり上げた。
痛いはずなのに、痛みなど感じなかった。

「まあ、まあ、そんなことよりさ、これ旦那に送ってみようか?」

言いながら村松はスマホの画面を私に見せた。

「自分しか男を知らないとか自慢してたし、かなりショックだろうねw」

「ヤメテください!」

必死だった。手首の痛さも構わずに
必死になって、身を捻るようにして私は村松に飛びついた。

「おいおい、俺、一応、IT社長よw」
「これ奪ったって、もうサーバーにアップしてるからw」

「そ、そんな・・・」

「内緒にしてやるよ」
言いながら、村松は乳房をギュッと掴んできた。

「まあ、その代わり、あと2発はお願いしようかなw」
「あんな淡泊なのじゃ、全然満足してないんだよね」
「もっと濃厚なの行っとこうか、濃厚なビターな男の味教えてやるよw」

私は自分の浅はかさを死ぬほど悔いながらも、頷くしかなかった。

「映像で見たとはいえさ、やっぱ肉眼じゃないとね」

「?」

「部屋を明るくして、その旦那しか知らないボディ、じっくり拝ませてもらうかw」
「ああ失礼!旦那しか知らなかっ”た”ボディかw」

「そ、そんな・・」
あまりのことに、言葉が良く出てこなかった。
それでも、部屋の明かりは、容赦なく点けられていった。

「ホテルにしちゃあ明るい方だが、一応カーテンも開けるか」

「じゃ、奥さん、カーテンは自分で開けな」

私は村松がゲラゲラ笑う中、カーテンを開けた。

眩しい・・・思わず目を細めた。
随分経ったと思っていたが、外はまだ、明るかった。

「ちゃんと全開な、で、カーテンの次は、アンタが全開だw ゲラゲラw」

「この明るみで、全身くまなく可愛がってやるか」
「旦那にも見せたことのない部分を、たっぷり見せてもらうぜw」

これから、どんな恥ずかしいことをさせられるのか想像すると死んでしまいたかった。
どうしようもなかった。悔しかった。屈辱だった。
それでも、私は、服を脱いでいくしかなかった。

「ねえ、約束して!本当にあと2回よね、それで許してくれるのよね?」

下着姿を晒しながら、私は確認した。

「どうかなぁ?脱ぎっぷりが悪いと、延長かなぁw」

「そんなっ」

私は慌てて背中に手を回して、ブラジャーのホックを外した。
部屋は煌々と明るかった。
急に初めて裸身を見せた時の夫の嬉しそうな顔が頭に浮かんだ。
堪らず涙を零しながら、一気にパンツを降ろした。

「なかなか嫌らしい生えっぷりだw」

こいつらのせいで、しばらく夫とご無沙汰だったこともあり、
全く手入れをしていなかったのだ。
そんな部分を指摘され、思わずカアっとなった。

「恥を、恥を知りなさい!女を無理やり辱めて、それでも男なの!」

「うおおおお!悔しそうな顔www最高!」
「じゃあ、顔そのまま、睨んだまま、行ってみよう!だ?いかいきゃーく!」

「どした?さ、早くやらないか、旦那に送っちゃうよぉw」

言いながら村松はスマートフォンをタップし始めた

「ま、待って!」

食いしばった歯がギリギリ鳴った。
口の中が切れ、血の味がした、それでも、私は自らを全開にさせ続けた。

村松は、そんな開ききった陰部を、覗き込みながら、馬鹿にしたような、いや?な顔をした。

「焦げ茶色のビラビラが嘘のように、中はピンクだね」

「嫌っ、言わないで・・・」

「目を閉じるなよ!ちゃんと目を開いて、自分でパカパカ開くんだ!」

ひなちゃん。

ホストやってるアキラからの一本の電話でした
「バイトやんねえ?別荘でビデオ撮影の手伝いしながらキメよーぜネタはがっつりあるよん」
そのころプーでぶらぶらしてた俺は、「おいしいじゃん」「いくー!」二つ返事でした。

約束の月曜の朝、上野の待ち合わせ場所にいくと機材いっぱいのワゴンが一台と
ホストのアキラ、893やってるケン、ケンの兄貴分の山科さん。この山科さんは中学のときの先輩なんだけど
新宿でナンパするときは、いきなり顔面に一発入れて、そのままビルの陰でブチこんで、ヤリ捨てするという
それは恐ろしい特技をもった方で、俺達の間では、きれめの山科さんみたら死んだフリするしかない
って言うぐらい怖い人。集合が早朝7時だったせいか山科さん昨日の夜からキメっぱなしの真っ赤に据わった目で
出発です。

昼過ぎには、別荘についてさっそく機材おろして準備をしてるとケンが俺に「こっち見にこいよ」と
2階の部屋に消えていきます。覗きにいくと、カーテンの締め切った部屋に、真っ裸で手首、足首を縛られてベットに
横たわってる女の子が一人。身長150ぐらいの小柄で手足が細くてすっごい色白。
体つきを見ても、あきらかに小学生ぐらいなんで顔を覗き込むと、吉川ひなのを子供にしたような美形で
潤んだ目と半開きの口元がゾクっとするくらい色っぽいんだけど、その潤んだ目は完全に社部でイッてる目でした。
ケンがニヤニヤしながら、小さな米粒みたいな乳首をつまみながら「撮影終わったらヤルしょ」と言われて
「うん。まかすわ」そう言いながら、もう僕はズボンの中はギンギンに反応してました。

夕方頃、一階のリビングで93キメて話すケンによると
2週間ぐらい前にホストのアキラが渋谷で拾った家出娘で12歳の小6らしく
先週まで、山科さんのマンションで監禁されてずっと追いうちしていたらしいです。
昨日、別荘までケンが車で運んだとき、ずっとフェラさせながら運転だったそうです。

「おーい始めっぞ」山科さんが、ひなちゃん(仮名)を小脇にかかえて降りてくると
ひなちゃんは、パンティと白い靴下だけの姿でプルプル震えながら山科さんにしがみついていました。

アキラがビデオまわし、ケンが音声マイクで拾って、僕が照明ライトでした。
山科さんがひなちゃんに「今詰め3いったんだよな、きもちいいこといっぱいしたいよな」
そう優しく言うと、うるうるの瞳で小さく「うん・・」という言葉が
聞こえました。

山科さんが、ソファに座りその膝の上にひなちゃんに跨がせて
「おまんこグリグリしてごらん」そういうと、ひなちゃんは
細くて白い腰を、前後にくねくねしながらおマンコを、膝にこすりつけて
とても小6とは思えないエロい声で鳴くのです。
そのあとのフェラ顔の撮影では、顔じゅう唾でぬるぬるにして舐めさせ
山科さんは、ひなちゃんの頭を両手でわしずかみにして前後に振らせ
高速フェラさせたり、真っ黒の山科さんのケツの穴まで
まるで、本当にキャンディでも舐めるように、ちゅうちゅう舐めるのです。

山科さんは、なかなかイカないらしく、ひなちゃんを床にころがして
「よっし交代、ケンなんかせいや」そういうと、

ケンが服脱ぎながら「しょんべんでもさせて見る?」
そう言いながら僕の方を向きました。

アキラがリビングにカメラと照明をセットしているあいだ、
ソファーに座りひなちゃんを横向きに膝の上に座らせて抱いていると
12歳とは思えないエロい顔で僕を見上げて、体をすべて僕にあずけてくるのです。

すべすべの白いお尻を触ると、かすかに「あっん」といい無意識に僕のTシャツのなかに手を入れてきて
僕の乳首を弄りだすのです。思わずひなちゃんのキスすると「はぁはぁ」いいながら僕の口の中すべてを
吸い出すように舌を絡めてきます。
口を離し抱きしめると、今度は僕のTシャツをまくりあげ乳首をちゅうちゅう音をたてて吸い出します。
気がつくと、ソファーの隣に山梨さんが座りながら「どや上手いやろ、ほっとくと一晩中なめてるで」
そういいながら、ひなちゃんの髪をわしずかみにして引っぱり「ひな、こんなときは何て言うんや?教えたやろ」
そういって髪をひっぱり顔を僕の方に向けると、ひなちゃんは僕の目を見ながら
「おちんぽ舐めさせてください」と繰り返し言いながら僕の股間を触り
、ジーパンのベルトをはずそうとします。

アキラとケンが「こっち先たのむわ」とニヤニヤしながらギンギンのちんぽをシゴきながらひなちゃんを
リビングのカメラの前に連れていきます。
僕もすぐさま、服をぬぎすてリビングに行くと、ひなちゃんがアキラとケンのちんぽを交互に
舐めるというより、しゃぶるようにフェラしてます。そのまま、僕も入り3人で順番にフェラと、
おまんこ、カメラを回しました。
ケンは、カメラ回しながらひなちゃんのさらさらの髪にちんぽを擦りつけシゴいています。
3時間ぐらいで3回づつくらい出して、一息入れた時ケンが「そやしょんべん、しょんべん」そういいながら
床にガラスコップを置き、そのうえにひなちゃんをしゃがませカメラをセットしました。

ひなちゃんが、少しかがみ気味になりうつむくとケンが「あかん、アキラちょっと」そう言うと
ケンとアキラが両側から片足づつ抱えあげ、おもいっきり股をひらかせると
ポトポトとおしっこが垂れてきました。
なん滴か垂れたあとは、いきおいよくシャーっと音をたててコップがみるみるまに溢れてきます。

ケンが、にやにやしながら僕に「飲む?」そう言いながら自分で一口「ゴクン」と飲みました。
なぜか自然に僕も口をつけました。それはしょっぱくて生温かく別にまずいとも美味しいとも思いませんでした。
ただ、目の前で12歳の少女を玩具にしているわりには、そんなに興奮していない自分がいました。

そのとき、アキラが社部のパケを振りながら「夜は長いしお前もいっとくか?」そういわれて、
山梨さんやケンの手前「ああ、そやな」と言ってしまいました。
その当時は93やMMで遊んではいましたが、社部でSEXの経験もなく
まさか自分が、変態鬼畜になるなんて思ってもいませんでした。

ハプニングバーで挿入

永年多くの女をゲットして至福の世界を味わってもらってきた俺
お金と時間がかかりすぎるのでしばらく新規開拓を止めることにした。
そして新規最後の女と出会うこととなった。
『不倫リレーション』で女性からメッセージが来た。
彼女は東京に住む20代前半のバツイチである。
俺に会いたいと言う。

手マンやクンニで逝ったことはあるが、挿れらているときに逝ったことがないと言う。
セフレのような相手はいるのもののその彼とのエッチはあまり満足ができるものではないらしい。
どちらかといえば、好きだからエッチしているといった感じである。
本来は騎乗位が好きで目隠しや手を縛られたりといったプレイも好きである。
もっと責めて欲しいと言う。
中途半端にエッチするものだから、余計に欲求不満が溜まるのだろう。
そこで俺の出番というわけだ。

俺はどうせ東京へ行くならば一日付き合って欲しいと言うと、良いとの返事。
まず、彼女の趣味から、「目隠し」「手錠(手枷)」「コスプレ」をすることに決めた。
彼女は人前が苦手なので、コスプレしてエッチできる場所を探すのが大変だった。
ホテルでコスプレをレンタルできるのが一番良いのだが、俺はいかせん東京のホテルに疎いし、彼女もあまり知らない。
ネットでなんとかコスプレのできるホテルを見つけた。
昼間からエッチできるところと言えばやはりラブホになるのだが、泊まりもするわけだし一日ラブホも芸が無い。
他に昼間もエッチできるところと言えばハプニングバーである。
昼間のハプニングバーは人も少ないので人目を気にしなくて良い。
しかも、コスプレも沢山ある。
俺は一度行ってみたいハプニングバーがあったのでそこへ行くことにした。
なんと、地下1階から3階まであるというフロア面積で言えばおそらく日本最大なのではないかと思う巨大なハプニングバーがあるのだ。
しかも、完全個室のカップルルームもあるので今回丁度良い。
昼間はハプニングバー、夜はラブホで1泊というスケジュールを立てた。
余裕があればどこかで晩御飯も食べたいと思い、彼女の好きな和食で良さそうなところを探した。
しかし、ハプニングバー→レストラン→ラブホは体力的にも時間的にもきつそうなので予約までは入れないでおいた。
俺はスケジュールを立てるのが好きである。
ハプニングバーやラブホと提携してツアーコンダクターでもやれば新しい商売ができるのではないかと思ったりした。

待ち合わせ場所につくと彼女から電話があり、お互いを確認しながら合流。
彼女はメガネをかけており服装からも教師のような雰囲気を持っていた。
肌は色白できめ細かく艶やかで俺好みの肌だ。

さて、まずは喫茶店でゆっくりすることも考えたが、早速ハプニングバーへ行くことにした。
ハプニングバーではお酒も飲めるし、そっちの方が和むと考えたからだ。
なにぶん慣れない場所のため店に電話して場所を聞きながらやっと見つかった。

店へ着くとラブホのような相手の見えない受付で入会手続きに必要事項を書き込み、身分証明を提示。他の店では女性は身分証明がいらない店もあるがこの店は女性も身分証明が必要だ。
受付は顔は見えなかったが若い感じの気さくな男性だった。
ネットのクーポンを使ったのもあり、カップルで入会金含めて6000円程度だった。
チャージだけなら3000円である。
昼間は安く入れるようになっていて、19時以降延長するならばもう3000円追加になる仕組みだ。
19時以降に入った場合は最初から6000円がかかる。
ドリンク&フードチケット3000円分(ドリンクにして6杯分)がついてくるので普通に飲む程度なら追加料金なしで楽しめるだろう。

中に入るとこれもまた若い感じのチャイナ服姿の女性がお出迎え。
靴をスリッパに履き替え、店の中を一通り案内してくれる。
1階は更衣室とロッカールーム、食事が取れる場所と仮眠室まで用意されている。
2階は主にカップルが使うスペースで和風SMの部屋、洋風SMの部屋、椅子のある休憩スペース、単独男性覗きOKの公開乱交部屋、覗きNGの乱交部屋と充実している。
3階は撮影用の完全個室である。
そして、地下1階はバーになっていて、ステージとコスプレの衣装がある。イベント時にはステージでショーが行われるらしい。
ステージは結構広い。そしてその隣には電車の車内を模したものもある。ここで痴漢気分を味わえるということか。

我々はカウンターに通される。カウンターは8席ぐらい座れるだろうか。
奥には6席ほどのボックス席もある。
カウンターにはすでに女性が2人飲んでいた。
我々が席に座ると「私も男が欲しい!」と叫んでいた。
酔っ払っているのだろうか。
昼間から酔っ払えるとは贅沢である。
女性ははっきり姿を見ていないが20代ぐらいだったと思う。
2人ともチャイナを着ている。
あとから単独男性も入ってきたが、30代半ばといった雰囲気だ。
単独男性の場合昼間の安い料金でも8000円かかる。
若い男性は入りづらいだろう。

我々も飲むことにした。
ここはなんとテキーラなら無料なのである。
つまり酔っ払っていいということか。
俺は酒が好きなのでとても嬉しいサービスだ。
彼女は俺の付き合いで最初テキーラを飲んだが1杯でダメだったらしい。
あとは普通に水割りを飲んでいた。
俺は3、4杯ぐらい飲んだと思う。
スタッフのチャイナの女性が俺に付き合って一緒に飲んでくれる。
そのスタッフも酒好きらしい。
バーでもハプニングバーでも酒好きのスタッフのいる店が一番嬉しい。
この店のことやら、酒のことやらで盛り上がった。

ひとしきり盛り上がったところで、彼女にコスプレを着てもらう。
一緒に選ぶ。
沢山あるコスチュームの中でナース服を選んだ。
更衣室へ移動して着替え。
再びバーへ戻ってしばらく飲んでいた。
他に女性客が3人いたがみんなコスプレをしていた。
コスプレを見ながらの酒はなかなか良いものだ。
だんだんと酔っ払ってきた彼女は二人きりになりたいと言った。

我々は2階にあるカップルスペースへ移動した。
個室は乱交用になっているので10畳ぐらいはあろうかという広さだ。
昼間で客が少ないので誰も使っていない。
我々の貸切状態だ。

一面にはマットが敷いてある。
照明は赤くエロティックである。
すでに二人は甘いムードに包まれていた。
目隠ししてほしいというので荷物を取りに行って、目隠し、さらには手枷をはめた。
ナース姿の彼女が一人ゴロンと横たわっている。
さて、どのように責めてやろうか。
まずはスタンダードに責めるのがいいだろう。
俺は彼女とともに横になって、耳元で囁きながら、手で全身をなで上げながら、彼女のツボを探りあてていく。
「これはどう?」と聞きながら耳たぶを舐める。
また「これはどう?」と聞きながら首筋に指を這わす。
彼女は首筋が感じるらしく息を荒くした。
だんだんと胸に近づくとさらに息が荒くなっていった。
俺は徐々に指を乳房へ近づけていく。
彼女は「乳首が感じるの」と言う。
俺は「じゃあ、まだだ」と言って触らない。
乳首を素通りして太ももを撫でる。
ナース姿は暑いらしくじっとりと汗をかいていた。
コスプレのまま責めたくもあったが、服を脱がすことにした。
いっそうのこと全裸にしてしまおうと、ブラもパンツも剥ぎ取った。
目隠しと手枷はつけたままだ。

今度はお待ちかねであろう、乳首を責めることにした。
「乳首が好きなんやろ?じゃあ今度は乳首しか責めないからな」と言って、
乳首を撫でたり舐めたりして他の場所は一切触らず乳首だけを責める。
彼女はあえぎ声をあげながら体全身をよじりながら快感に耐えているようだった。
彼女は「噛んでほしい」という。
俺は「こうか?」と聞きながら乳首を軽く噛んだ。
彼女は「あぁ!」と息を漏らして感じた。
俺は抓ったりもして乳首に強い刺激を与えた。
千切れるんじゃないかと思うほどの強い刺激を一瞬だけ与える。
その度に彼女は息を荒げた。
かと思うとやさしく舐めたりもする。
その繰り返しで存分に乳首を楽しんだ。

彼女は入れて欲しいという。
しかし、まだだ。
あそこへの愛撫もしてないではないか。
俺は一転して彼女の下半身を覗き込んだ。
すでに愛液でぐちゃぐちゃである。
俺は「凄い濡れてるね」と楽しむように彼女にあそこの状態を教えてあげた。
俺はまず指でクリを撫でた。
彼女はまた激しくあえいだ。乳首より感じているんじゃないだろうか。
俺はそのあえぎようが楽しくてしばらくクリを撫で続けた。
そして、次第にま○この方も刺激していく。
徐々に指を入れていく。
そして、Gスポットを刺激する。
俺は経験上ここかと思う部分を刺激してみたが違うようだ。
女性によってGスポットの感じる場所は違う。
彼女は穴の随分手前が感じるようだ。
他の場所と反応が違うので分かるのだ。
「ここが気持ちいいんやろ?」と聞くと彼女は激しくうなずいた。
いずれにせよ、感じるツボが分かればあとは簡単だ。
激しく責める必要はない。軽く撫で続けるだけ良い。
撫で続けると彼女は「逝く!」と言っていってしまった。
あそこが激しく絞まり指が動かせないほどだった。
逝ったあともドクドクとあそこの中が波打っているのが分かった。
この絞まりは凄い。

今度はいよいよ俺のモノを入れることにする。
穴が狭いのかなかなか入らない。
俺はたっぷり自分の唾をつけてやっと挿入することができた。
しかし、入り口がきつく彼女は痛がった。
俺のち○こは人より一回り大きく、その中でもカリが一番太い部分なので、相手によっては入れるときに痛いときがあるのだ。
入れてしまえばあとは問題ない。
正常位で軽く突く。
軽く突くだけでも彼女は激しく喘いだ。
奥の方を突くと痛いと言う。
俺はなるべく手前を刺激するように調整した。
彼女の喘ぎようは凄い。
すぐに逝ってしまうのではないかと思っていたら、案の定あっさりと逝ってしまった。
ただ、逝くときに上にずり上がりなら逃げるように逝く。
そして股も閉じてしまうので、スポっとち○こが抜けてしまうのだ。
逝く寸前で抜けてしまうので「逝ったのか?」と聞くと分からないと言う。
俺はおかしいなあと思って再び挿入した。
しばらくするとまた逝くのだがやはり逝く瞬間抜けてしまう。
彼女が騎乗位が好きなことを思い出して騎乗位に体位を変える。
しかし、俺のち○こが奥に刺さりすぎて辛いようだった。
対面座位を試してみるとこれは気持ちいいようだ。
しばらく対面座位を楽しむ。
しかし逝くまでは至らず、やはり手前の刺激が与えられる正常位がよいようだ。

実は俺は過去に同じようなケースでち○こを押し出してしまう女性がいたことを思い出した。
俺は当時を思い出して再びチャレンジした。
逝く瞬間相手の肩をぐっとつかんで抑える。
しかし、やはり抜けてしまう。
しかし、彼女は実際は逝っているようだ。
逝ったあとはしばらく放心状態になっているからだ。
しかし、さらに刺激するとまた感じ始める。
彼女は何回逝ったか分からないぐらい逝きまくった。
ここで店のスタッフが7時になることを知らせに来た。
7時からは夜の部で追加料金になるからだ。
我々は十分ハプバーを堪能したこともあって店を出ることにした。
俺は結局ハプバーでは一度も逝かなかった。

このあと、彼女が和食が好きだというので、和風の居酒屋へ行く予定をしていたが、多分疲れていて食事どころではないだろうからホテルへ直行することにした。
なかなかオシャレな良い店であったが次の機会にしよう。
ホテルでもさらに激しくセックスすることになる。
やはりこの至福の世界は辞められない今年いっぱい不倫リレーションを続けて見よう。

とめられない気持ち?


(続きです)

気づいたら、ホテルの自分の部屋の前まで来ていました。
(オナニーしたい)
したくてしたくて、たまりません。
キーでドアを開けた私は・・・
ベッドに倒れこんでいました。
(ああん、恥ずかしい)
タレ目さんのニヤニヤ顔が、脳裏に浮かびます。
(恥ずかしい)
(恥ずかしいよ)
Tシャツをたくしあげている私がいました。
中のパンツごと、ジーンズを下ろしてしまいます。

(ああん、最高。。。)

あそこに指先を伸ばすと・・・
もう、びちゃびちゃになっていました。

興奮が冷めやらず、オナニーしたい自分を抑えられません。
でも・・・
(どうせなら)
(どうせならあのプールで)
いまにも快感の頂点を呼び起こしたい気持ちを必死に我慢します。

(屋上のプールに行けば)
(どうせ今なら誰もいない)

買ってきた白の水着からタグを外しました。
一生懸命に頭を働かせて・・・
必要な荷物を、トートバッグに詰めます。
デジカメも忘れずに入れました。
ただのコンパクトなデジカメですが、それでもかまいません。

一昨日から考えていたのです。
(無人のプールで写真を撮りたい)
(真っ裸でポーズする自分を撮ってみたい)
そんなことしたって、何かがあるわけじゃありません。
(でも)
真っ青な空の下・・・
照り付ける陽射しの下で、セルフタイマーのカメラに向き合う私・・・
ひとけのない無人のプールで、たったひとりの私・・・
その場面を想像するだけで興奮できました。

(できる)
いまの私なら・・・
(自分自身に酔いながら、写真を撮れる)
うぬぼれてポーズをとる恥ずかしい自分を・・・
(かたちに残して興奮できる)

タレ目さんのおかげで、気持ちに火がついています。
部屋を出た私は、最上階にあがりました。
エレベーターの扉が開くと、左右に廊下が伸びています。
左に行くと、エステ・・・
右に進めば目的の屋上プールです。

つきあたりで男女別の更衣室に分かれます。
女性側に入って、そのまま中を通り抜けました。
(たぶん、誰もいない)
ほとんどの人は、ビーチ沿いのメインプールに行くはずです。
こちらは、ホテルの設備としていちおうまだ残っているだけという感じの・・・
古くて面白味のない、まるで忘れられた存在(?)みたいなプールでした。
しかも、
(この時間なら)
わざわざここに上がってくる人なんて、誰もいなくて当然です。

更衣室の奥の出口を抜ければ、そこが屋上のプールでした。
様子を見ようと顔を出しかけて・・・
(あ。。。)
(人がいる。。。)

ドアの隙間から、そっと様子を窺いました。
(3人・・・)
白人の男性が3人、プールの中でばしゃばしゃ遊んでいます。
(うーん)
(これはだめだ)
ちょっと途方にくれました。
人がいる以上、写真は諦めるしかありません。
それにしても、
(なんでこんな時間から)
ついてないとしか言いようがありませんでした。

(どうしようか)
とりあえず、買ったばかりの白の水着に着替えます。
サイズは問題ありませんでした。
裏地は、やっぱりゴワゴワします。
(カメラは諦めるにしても、また人前で恥ずかしいことする?)

オナニーしそこねたことで、気持ちは昂ぶっていました。
私はひとりです。
周りに邪魔する人はいませんでした。
そういうことをするのに、チャンスなのは間違いありません。
でも、頭は冷静でした。
さすがに3人相手ではリスクが高すぎます。
(しかも外国人)
相手がどんな人間なのか、見当もつきません。
私の性格では、関わることすら『ぜったいに無理』でした。
とりあえず彼らのことはスルーです。
考えるまでもなく結論が出ていました。
たとえ、なにかをやるにしても・・・
時間をおいて、次の巡り合わせを待つしかありません。

水着姿になった私は、荷物をすべて持って屋上に出ました。

3人が、いっせいに私を見ます。
が・・・、それも一瞬のことでした。
自分たち以外にも人が来た、というだけのことにすぎません。

ここのプールは、ひとつだけです。
ひょうたん型と言うか、落花生の殻のような形のプールが真ん中にありました。
その中央には、水面ぎりぎりの高さでゆるいアーチ状の架け橋通路がかかっています。
幅は1mぐらいでしょうか。
プールの外周をまわりこまなくても、そこを渡れば反対側へと渡れるようになっていました。
周辺には、3か所にパラソルが立っています。

(まさか先客がいるとはね)

とりあえず、この人たちがいなくなるのを待つしかありません。
どうせ部屋に戻ったって、ひとりでやることもないのです。
持久戦(?)の覚悟でした。
1日じゅう、ここでチャンスを待ったってかまいません。

一番近いパラソルの下に入りました。
ビーチチェアに腰かけます。
トートバッグからドリンクを出しました。
水分を補給しながら、彼らを観察します。

そして・・・
意外と、彼らが若いことに驚きました。
こうして近くで見てみると、22?23歳ぐらいに見える男性ひとりと・・・
17?18歳ぐらいに見える男の子ふたりです。

話している言葉は英語ではありませんでした。
(スペイン語?)
(ポルトガル語?)
正直なところ、よくわかりません。

年長の男の子は、すごく顔が整っていました。
日本に来ればそのままモデルにでもなれるんじゃないかと思うような顔立ちで、
(かっこいいな)
思わず目を惹かれてしまいます。
ブラウンの瞳に、長いまつ毛が印象的でした。

若い子のほうのひとりは・・・
ソバカスいっぱいで愛嬌のある顔をしています。
もうひとりは、顔がしゅっと長くて涼しい目をしている子でした。

『ソバカスくん』と『面長くん』が、ふたりではしゃいでいて・・・
『ブラウン君』が、静かで落ち着いている感じといったところでしょうか。
3人とも、遊びながらときどきチラチラ私のほうを見ています。
もの珍しそうなものを見ているときのような視線を感じました。
ここにひとりでいる自分が場違いな気がして、すごく気後れしてしまいます。

その場にいることに引け目を感じながらも、のんびりすごしているふりをします。
(けっこう暑いな)
水面に反射する陽射しの光を見ながら、しばらく時間をつぶしていました。
ぼーっとプールを眺めていると・・・
どうしても、ブラウン君の顔ばかりに目が行ってしまいます。
(整った顔だなあ)
(どうしても見ちゃう)
でも、もし目が合ったら気まずいし・・・
(サングラスを持って来ればよかったな)
ひとりでビーチチェアにいる私・・・
彼も、ときどきこっちをチラチラ見ています。
水着の私に対する『視線』を、それとなく感じていました。

ソバカスくんと面長くんは、
「※※※※!」
「※※※※※!!」
ふたりで架け橋通路の中央に立って、プールへの落とし合いをしています。
まるで子どもでした。
笑顔を弾けさせながら、楽しくてしょうがないという感じです。

しばらく経って・・・
はしゃぐふたりをよそに、ブラウン君だけが水からあがりました。
こちらのほうへと歩いてきます。

彼と目が合いました。
どんどん近づいてきます。
(どきどき)
内心、ちょっと緊張しました。

「Hello」
「Hi」

「CanIsithere?」
「Sure」

カタカナ英語の私なんかより、はるかに流暢です。
ブラウン君が、私の隣のビーチチェアに腰かけました。

(どうしよう)
相手のほうがはるかに若いとわかっているのに、どんどん固くなってしまいます。
(しゃべれない)
私はすごく緊張していました。

「Doyounotswim?」

「Idon’t」

「Why?」

本当は泳げるのに、思わず嘘をついてしまいます。
「Iキャンナット、swim」
恥ずかしそうに答えてみせました。
うわずった自分の声に、ますます緊張してしまいます。

彼は、私と話したそうでした。
目の前の東洋人の女に、興味津々という感じです。
「Where※※※※※・・?」
けっこう早口で、最後まで聞き取れません。
でも、聞きたがっていることはわかります。

「IcamefromJapan」

(いきなり歳を聞いたら失礼かな)
でも・・・私も尋ね返してみます。
「WouldyoumindifIaskyourage?」

「15」

(え?)

いまこの子は『fifteen』と言いました。
(え?・・・・15歳なの!?)
私の中で、ちょっとした衝撃でした。
欧米人は大人っぽく、日本人は幼く見えるとはいいますが・・・
(この子が15歳だなんて)
日本でいえば、まだ中学生です。

あとのふたりのことも聞いてみます。

「They’re13」

(うそでしょう)
顔にこそ出しませんが、内心では驚きを隠せませんでした。
(まだ子供じゃない)

「andyou?」

ブラウン君がニコニコ尋ねてきます。

正直に言うべきか一瞬考えて、
「Youguess」
にっこり微笑んでみせました。
彼が、私の顔をみつめながら考えています。
その澄んだ瞳に、意識を吸い込まれそうな気がしました。
(この子が15歳。。。)

「twenty?」

(え!?)
また、心地よく衝撃を受けていました。
(20?)
この男の子の目には、私が20歳に見えているのです。
くすぐったいような気持ちになりながら、
「Bingo!…awesome!!」
一発で当てられたかのようなふりをして、目を丸くしてみせました。

お互いに顔を見合わせて、
「Huhuhu」
楽しげに笑い合います。
なんとなく、目に見えない壁がなくなったような気がした瞬間でした。

朝よりも、さらに気温が上昇してきています。
時間がゆっくり流れるような、南国に独特の空気感がありました。
外国の男の子とみつめ合いながら、なんだかとても幸せな気分です。

ふたりでおしゃべりしながら、ビーチチェアに座っていました。
(相手は少年)
頭ではそうわかっていながらも、
「Youlookverybeautiful」
(もしかして、ナンパしてる?)
「Areyouseeinganyone?」
(私のことを口説こうとしてるの?)
一生懸命にこっちの気を引こうとする男の子に、自尊心をくすぐられます。

そして・・・
ちゃんと気づいていました。
彼は、私のビキニ姿をけっこう意識しているのがわかります。
目線の動きにそれが現れていました。
からだは細くてグラマーとは言えませんが・・・
それでも、日本人なりに顔には多少の自信がある私です。
「Youdon’tgooutwithyounger?」
この子には悪いけど・・・
(いい気分。。。)
嘘をつきとおすことに決めました。
15歳の彼は、私のことを20歳のおねえさんだと信じているのです。

(それにしても)
(ほんとうに整ったきれいな顔・・・)

こんなことを言ったら申し訳ないけど、さっきのタレ目さんとは大違いです。

(どきどきどき)

胸の中で、ふつふつと衝動がわきあがっていました。

(私のことが気になる?)
(おねえさんのこと、好き?)

トートバッグの中から、デジカメを取り出します。
少し唐突かもしれないと思いましたが、
「picturewithme?」
にっこり微笑みかけました。

「Surething」

手招きして、ブラウン君を自分の横に座らせます。
カメラを持った右腕を前に伸ばして・・・
彼の肩を、抱くように引き寄せました。
顔と顔を寄せ合って、
「one…two…three…」
シャッターを押します。
「ピピッ」
手元でカメラを引っくり返しました。
ふたりで液晶画面を見ます。

「onemoretime?」

「ok」

カメラを自分たちのほうに向け直して、また腕を前に伸ばしました。
思い切って、今度は彼のほっぺたに自分の頬をくっつけてしまいます。
「ピピッ」
いちど離したほっぺたをまたくっつけて、
「ピピッ」
「ピピッ」
何回かシャッターを押していました。

「Thankyou」

にっこり微笑んでみつめると、
「that’sok」
ブラウン君の顔が、ふわっと赤らんでいます。
「どうしたの?」
意地悪して、その顔を覗き込んであげました。
さっきまであんなに積極的に話しかけてきていたくせに、
「・・・・。」
すっかり照れて、まともに私と目を合わせられなくなっています。

彼のシャイぶりが、ちょっと意外でした。
少年とはいえ、外国人です。
こういうスキンシップには慣れているのかと思ったのですが・・・

(かわいい)
こんな子の前で恥をかいたら・・・
(最高に興奮しちゃう)

「※※※※※・・・」
私たちの様子を見ていたのでしょうか。
いつのまにか、
「※※※※・・・」
「※※※※※・・・」
13歳コンビのふたりも近づいてきています。

私のことを見ながら、
「※※※※・・」
「※※※※※※・・!」
すっかりテンションの高い口調でした。

「※※※※※」

3人とも楽しそうな笑顔があふれています。

「※※※※※・・・」

ソバカスくんが、私に話しかけてきました。
「※※※※※※※・・・」
何を言っているのかわかりません。
「※※※※!」
私の手を取って立たせようとしてきました。
面長くんも、きらきらと瞳を輝かせています。

「※※※※」
「※※※※※!」

彼らの表情から感じ取っていました。
いっしょに遊ぼうぜ!と、誘われているのです。
(本当に?)
私としては、願ってもないようなチャンスでした。
(すごい)
心の中で、躊躇う気持ちなど消し飛んでしまいます。
(だいじょうぶ)
(この子たちなら、だいじょうぶ)
やろう・・・

「なあに?・・あっち?」

ビーチチェアから腰をあげました。
彼らの後について、プールサイドを歩いていきます。
架け橋通路をみんなで渡って行くと・・・
途中でソバカスくんとブラウン君の、プールへの落とし合いが始まりました。

(よしっ、いい展開)

「※※※※!!」
力比べのように、ふたりがお互いに腕をつかみあっています。
「※※※!」
もつれあうようにして、
「ざっぱ!」
ふたりともいっしょにプールに落ちていました。
それを見ていた面長くんが、私のほうを振り返ります。
(来るっ)
にこにこ顔で、私に組みついてきました。

「きゃっ!」
力でかなうはずがありません。
「ちょっとお!」
その場にうずくまって抵抗する私・・・
「きゃあ!」

あっという間に、
「じゃっば!」
プールに落とされていました。
「ぷは」
水から顔を出した私を見て、
「※※※※※!」
「※※※!」
先に落ちたふたりが楽しそうに笑っています。

通路の上にひとり残って、
「※※※※!」
勝ち誇ったように、はしゃぐ面長くん・・・
「Hahahaha…」
「Ahahaha…」
プールに落ちた私たち3人も、顔を見合わせて笑いました。

見た目は大人びていて日本人の感覚と違っても・・・
彼らは、やっぱり『子ども』です。
楽しそうなその表情は、日本の小中学生と変わりません。

(見てる)
ブラウン君が、笑顔の私を見ています。
目の前の『おねえさん』をみつめるこの子の表情・・・
完全に、私のことを意識しているのがわかります。
(最高)
こんな子の前で水着が取れちゃったら・・・
(恥ずかしすぎて)
(わたし、死んじゃう)

心の中の密かなたくらみは、決して表に出したりしません。
私は、この子たちと仲良く遊ぶエキゾチックな『おねえさん』です。
楽しくてしょうがないという顔で、
「あの子も落とせー」
架け橋通路に立つ面長くんを指さしました。

テンションの高いソバカスくんが、
「※※※※!」
大きくうなずいて、私に同調します。
水を掻き分けるようにして、目の前を行こうとする彼の背中・・・
(ようし)
「わー、おんぶー」
私は、ふざけて飛び乗るふりをしました。
「ざば!!」

「※※※※※!!」
黄色い悲鳴をあげながら・・・
でも、おねえさんをおんぶしたソバカスくん・・・
女の人にしがみつかれて、
「※※※※※!」
彼も、まんざらではなさそうです。

(落として)
もう私の計算は始まっていました。
彼らに、この『おねえさん』のかわいさをアピールするのです。
(よし、いいかんじ)

わざと振り落とされたふりをして、
「ざぱ!」
頭まで水の中に入れました。
そして、
「ぷっは」
水にぬれた顔を、子どものように手で払ってみせる私に・・・
「Ahahahaha…」
彼ら3人とも、大笑いしています。

「あー、笑ったなぁ?」

拗ねたように口を尖らせて・・・
次の瞬間には、また笑顔を振りまいてみせました。
ぽおっと私をみつめるブラウン君の視線を受け流して、
「ゆるさないぞー」
ソバカスくんへのいたずらの手をゆるめません。

水中で勢いをつけて、一気に通路の上に這い上がろうとするソバカスくん・・・
彼の上半身が通路に乗り出したところで、
「えいっ」
その水着のトランクスを引っ張りました。

「※※※!!!」
やめろーと言っているのでしょう。
きゃあきゃあ叫びながら、必死に這い上がろうとします。
本当はお尻まる出しにずり下げようと狙ったのですが、
(固い)
ウエストにひもが通っているのか、できませんでした。
「ざば、ざば・・・」
ブラウン君も、すぐ後ろまでついて来ています。

(よし)
ようやく這い上がったソバカスくんを追うように、
(いまだ)
私も通路の上に手を置きました。
水の中で、ぴょん、ぴょん、と勢いをつけて、
「ざっば」
思い切って通路に上半身を乗り出します。
・・・が、自力では這い上がれませんでした。
面長くんとソバカスくんに、引っ張り上げてもらう私・・・
ブラウン君が後ろから見ています。

すでに興奮していました。
ビキニの水着姿で、じたばた這い上がろうとします。
ようやく架け橋通路に立った私は、
「えいっ」
面長くんをプールに落とそうと、彼の腕をつかみました。
「※※※※・・!」
慌てた面長くんと、私に加勢してきたソバカスくん・・・
(いましかない!)

きゃあきゃあ言いながら、もつれ合う3人・・・
どさくさまぎれに、私は自分の腰の横ひもを引いていました。
そして、
「きゃあっ!」
ほどけた水着を股に挟むような格好で、その場にしゃがみこみます。
外れないように手で押さえながら、ひざまずいた私・・・

真っ先に反応したのはソバカスくんでした。
「※※※※※!」
すべて私の計算通りです。
さっきの仕返しとばかりに、
「※※※!※※※!!」
外れかけたボトムをつかんで引っ張られます。

「あん、だめ!」

必死で、股のところで水着を押さえるふりをする私・・・
すでにお尻がまる出しでした。
(ああん見て)
架け橋通路の高さは、水面よりほんの少し高いだけです。
真後ろに、まだプールの中のブラウン君がいることを計算済みでした。

「こらあ、離してよ!」
私はニコニコ笑いながら、ソバカスくんに抵抗していました。
間違っても怒った顔を見せたりはしません。
男の子たちの悪ふざけに応じている年上のおねえさんになりきりました。
ブラウン君にむき出しのお尻を向けたまま、
「※※※!※※※※!」
嬌声をあげて水着を引っ張るソバカスくんと戦います。
「だめだってば、とれちゃうよお」
引っ張り合いに負けそうなふりをして、
(ヤああん、見て)
ひざをついたまま、前のめりにうずくまってみせました。

「※※※※※!」
強引に抜き取ろうとするソバカスくんの手・・・
「だめだってばあ」
陽気に悲鳴をあげながら、
「見えちゃうよお」
通路のはしで両足を踏ん張る私・・・
お尻を後ろに突き出して、必死に耐えてみせます。

(ひいぃい)
(恥ずかしい)

自分の下半身をお披露目しているようなものでした。
あのかっこいい男の子の顔が、すぐ真後ろにあるのです。
(ああんだめ)
彼に、私の『縦の割れ目』がまる見えでした。
顔が『かーっ』と熱くなります。
(どうせ日本語は通じない。。。)

「見ないでえ」

ソバカスくんと水着の引っ張り合いをしながら、

「(私の本名)の恥ずかしいとこ、みないでぇ」

こんなかっこいい子の前で、とんでもない赤っ恥です。

(泣いちゃう)

開ききったお尻を突き出して、『きゅうっ』と鼻の奥に涙がこみ上げてきます。
(もうだめ)
引っ張り合いに負けるふりをしました。
(泣きそう)
押さえていた水着から手を離して、わざと力を抜きます。

「きゃっ!」

そのまま、
「じゃぼん」
プールの中に落ちてみせました。
「ぷっは!」

ソバカスくんが、通路の上で私から取った水着を振り回しています。

「もおおおお」

泣き笑いの微笑みを3人に向けながら、さりげなくプールの入口に目をやります。
(まだ大丈夫)
相変わらず、他の人が現れる気配はありません。

「こらー、返せぇー」

水を掻き分けて、通路に近づいていきます。
ブラウン君と目が合いました。
(ああ、馬鹿。。。)
あんなにシャイだったはずの、彼の口もとがニヤけて見えます。
気づかないふりをして、
(来て、こっちに来て)
通路の上に手を置きました。
水の中で、ぴょんぴょん・・・
そして、勢いよく上半身から這い上がろうとします。

「んーっ」
両ひじまでは上がれるのですが、やはりひとりでは無理です。
(早く来て)
そう思うまでもなく、
「ざば、ざば、ざば」
ブラウン君が助けに来てくれました。
(見る気でしょ?)
私には、ぜんぶお見通しです。
後ろから抱えるようにして私を持ち上げてくれる彼・・・
上半身まで乗った私をさらに押し上げようと、
(ああん、やっぱり)
今度は、手がお尻に来ています。

鷲づかみにしたお尻を、思いっきり開かれながら・・・
(ああん)
半ば強引に押し上げられていました。
(イヤぁあ)
痛いぐらいに全開になる私のお尻・・・
肛門まで剥き出しになっているのが自分でもわかります。

私は、脚を開いていました。
恥部をまる出しにして、大股を開きます。
なんとか片足の先を通路のふちに引っ掛けたところで、
(ヤぁあん)
また彼がお尻を押し上げてくれました。
恥ずかしいところを思いっきり開かれながら、
(ひぃいぃ)
なんとか通路に這い上がります。

(ああん)
もう羞恥心を抑えきれません。
プールで顔が濡れていなかったら、あふれ出た涙に気づかれてしまうところでした。
でも・・・
ニコニコ顔をつくって振り返ります。
「Thankyou」

次の瞬間には、
「こらあ」
「私のパンツ返せえ!」
勢いよく立ち上がって、目の前のソバカスくんにつかみかかっていました。

「※※※※!」
嬉しそうに悲鳴をあげながら、彼が水着を渡してくれます。
その場でしゃがみこんで、手早く横ひもを結びました。

「もうー」
「あっかんべーだ」

限界でした。
すぐそこにいるブラウン君・・・
彼にすべてを見られてしまった恥ずかしさに、
(あああん)
本当は今にもこの場で泣き崩れそうです。
そんな気持ちをごまかすために、必死に演技していました。

「あっかんべー」

何度も指で目尻を下げて、舌を出してみせます。

「Hahahaha」

最後まで陽気なふりをして、その場をあとにしました。

ビーチチェアに戻ってトートを持ちます。
振り返ると、彼らがこっちを見ていました。
満面の笑みで、
「ばいばーい」
手を振ってあげます。

男の子たちに背を向けて歩きだす私・・・
もう振り返れませんでした。
涙があふれて止まらなくなったからです。

逃げるように駆け出したくなる気持ちを抑えて、
(させて。。。オナニーさせて。。。)
落ち着いた歩調で歩いていきます。
更衣室のドアを開けて中に入った私は、シャワースペースに飛び込んでいました。
声を出さないように唇を噛みしめて、思いっきり股をいじります。
(ああん)
ブラウン君にお尻を広げられた感触を思い出しながら、
(見ないでぇ)
(そんなとこ、見ないでぇ)
指先でクリの先端をこすっていました。

きれいな顔のブラウン君が、口もとをニヤつかせて・・・
その表情が、何度も脳裏を横切ります。

(あ・・・あ・・あ・・)
気持ちいい・・・
あまりの快感に、ずっと涙がとまりませんでした。
クリを弄る指先の動きを加速させます。

(あ・・ああああ・・)
あっという間でした。
頭からシャワーを浴びたまま、絶頂を迎えます。

はあ、はあ、はあ、はあ・・・

頂点に達した私は、しばらく動けずにいました。
しゃがみこんだままで、全身のびくびくが収まるのを待ちます。
からだが重くて動かなくて・・・
でも、
(立たなきゃ)
ようやく戻ってきた理性が、頭の中でそう言っていました。
こんな状態のときに、誰かが来たら困ったことになってしまいます。

きちんとシャワーを浴びました。
快感の余韻にひたりながら、満足感でいっぱいです。
ブラウン君、ソバカスくん、面長くん・・・
あの子たちに出会えたという偶然の巡り合わせに感謝していました。

きちんと服を身に着けたところで、後ろ髪を引かれるような思いにかられます。
(まだいるかな)
せめて最後に・・・
(ひとめだけでも)
ドアの隙間から、そっと彼らの姿を覗きました。

遊び疲れたのか、3人ともビーチチェアに寝転んでいるのが見えます。
それぞれの顔を目に焼きつけました。
(さようなら)
二度と会うことはありません。
(ありがとう)
静かにドアを閉じました。

(PS)
ほんの半月ほど前のことなのに・・・
年末年始の休みを、ずっと昔のことのように感じてしまいます。
あっというまにもう1月も後半かぁ・・・
時間が経つのは早いですね。。。

お泊り合宿、テントの外でテントを張る

小学校のとき、プールの授業の着替えは男女別でした。
ただ、やっぱどうしても同級生の裸が気になるわけで・・・・
体育の着替えは一緒だったからふくらみかけの胸とか見てたし、
どうしても全裸が見たい、という欲望の元、
教室の隅にある掃除用具入れの中に隠れてた。
ただ、直感のするどい女子がいて、即効でばれてしまった。
隙間から見てて女子がこちらにだんだんと近づいてくる緊張感。
人生で一番心臓が止まると思えた瞬間だったね。

で、隠れてた俺は見事ばれた。
「きゃー」とか「信じられないーー」という声の元、
そそくさと俺は教室を出た。
小学生だったから、先生にちくられないか、とか考えたが
結局、別にちくられてはいなかったわけで胸をなでおろしたものの。
ただ、覗こうとした、という変態男のレッテルを張られ、
クラスの女子からは一線を引かれてしまった。
女子と会話をしてても「覗こうとしてたよね?」みたいなことを突っ込まれつつ。
「見てねーよ」とか反論しても、
一度張られたレッテルは破れないため、
俺も開き直って「またチャンスがあったら覗いてやる」とか
女子に宣言してた。

その覗き未遂事件から数週間後に6年生のお泊り合宿みたいなのがあった。
学校の運動場にテントを張って、
夜はみんなでカレーを作ってテント内で寝るだけの行事だったのだが。

カレー食って、キャンプファイヤーみたいなことをして、
テント内で男子同士話してるうちに他のやつはみんな寝てた。
なんとなく枕は替わると寝付けなかった俺は、
テントの外に出て学校の滑り台で一人たそがれていた。

すると同じく寝付けなかったのだろうか、
同じクラスのY(女子)がやってきた。
時間はわからないが、たぶん深夜とかだったと思う。
「覗き君じゃないーーーー」
いきなり直球で突っ込まれて少しうろたえたが、
俺は「やあ」とか返したと思う。
「眠れないの?」
「いやー、どうもこういうところにくるとねえ」
「あたしも一緒なんだ」
そう言うとYは滑り台で座っている俺の後ろにやってきて座った。

背中に膨らみかけの胸を背中に感じる。
Yは俺の肩にあごを乗せてささやくように言う。

「なんで覗こうと思ったの?」

直球の続く奴だ。
ただ、俺はこの状況をおいしいと感じていた。
体育の着替えのときにYの胸をチラ見していた。
俺らの学校は小学5,6年と同じクラスだったので
5年の半ばぐらいから膨らみ始めていた、というのは知っていた。
「悪い?」
いまさらながら、という話題だ。
もう俺が覗こうとしていた事実は消せやしない。
「見たいんなら言ってくれればよかったのに。」
Yがそうつぶやいた。

「じゃあ、見せてよ」
俺はかなり軽いノリで言った。
さきほども書いたように、もはや開き直りの境地。
親に隠れて「11PM」を見てたような小学生だったから。
Yの返事は思いの他、想像を超えるものだった
「うーーん、見せてもいいけど。ただM(俺)のも見せて欲しいな」

俺は恥ずかしながらたじろいだ。
このときから2ヶ月前の修学旅行、
風呂場で確認したが毛の生えている男子は少数だった。
恥ずかしい、そういう思いが際に募って。
しかも押し付けられた胸の感触に勃起している。

「じゃあ、Yから先に見せてよ」

これを言うのが精一杯だった。
純だった。

静寂が続く。
正直、Yは俺をいじって遊んでる、と思ったぐらいだった。
Yは言う。
「私が見せたらMもちゃんと見せてよ」
そう言ってキュロットパンツを脱ぐY。
目の前にブルマが現れた。
体育のときにいつも見ているブルマだったが、
今はなぜかまた違った景色に見えた。
なんていうか、堂々と見せている体育の際のブルマと
隠されててそしてあらわれたブルマとは違う。
俺は胸がドキドキしていた。

そして次はブルマを脱ぐ。
6年生にもなると生パンなど見ることはない。
スカートをはいてても、皆、下には必ずブルマをはいてた。
今、目の前に白い、今思えば少し大きめのパンツがあらわれる。
「あんまり見ないでよ
Yは恥ずかしがっていた。

「M脱いでよ」
Yは俺にうながす。
正直、俺はたっていた。
テントの張ったブリーフなど見せられやしない。
でも、空気は張り詰めていた。
今、この一瞬、異次元の世界に迷い込んだようだった。
リクエストがあるならば、俺は脱がねばならない。
開き直りとは違う、感情が俺にはあった。

俺ははいていたジャージを脱いだ。
見事にテントの張っているブリーフがYの目の前にあらわれた。
Yは少し驚く。
でも、表情だけで言葉はない。
ふと頭をよぎる考え。
これをネタに女子たちに馬鹿にされるのではないかと。
Yはそのための行動者ではないかと。

しかし、想像は現実に打破された。
Yは言う。
「じゃあ、あたしも脱ぐね。」

Yはパンツを少し下ろした。
だがやっぱり恥ずかしいのだろう。
パンツはへその下を少しいったところで止まった。
それからまた少しばかり時が流れる。
周りは暗闇で、そして明かりはというとほぼない。
どこかでセミが鳴いている声だけが聞こえる。
汗ばむ。
俺はもう少し、という感情のまま、
実際それを感じていたかわからないが、それでも異次元に迷い込んでいた。
もう引き返せない。
時は流れる。
進展は何もない。
思わず、俺はYのパンツに手が伸びていた。

「いや・・・・」
声は出せど、抵抗の行動はしない。
Yのパンツは足首まで下ろされた。
ふと視線を上に上げるとYのスジマンが目の前に見えた。
そしてスジの上のほうには申し訳なさそうに毛がちょろちょろと生えていた。
俺は思わずつぶやく。
「生えてるんだ・・・・」
Yはそれを聞いて手でスジを隠そうとする、
ただ、俺はもう止まらない。
手をどけてYのスジをじっくり見ていた。
Yももはや抵抗はしない。

「あんまり見ないでよ・・・・」
Yはつぶやく、かなり弱弱しい声で。
火のついた俺にはもはや関係はない。
両手を使ってYのスジを開く。
「やめてよ・・・・・」
相変わらず声は消え入りそうなほど弱い。
俺の耳にはそんな言葉は入らなかった。

ピンク色した内部が見える。
女のマンコを開いたのははじめてだった。
正直、綺麗だとは思わなかった。
グロいと思った。
でも、毎日顔を合わせてじゃれあっている女子が、
今まさに恥ずかしがりながらもすべてを見せている姿に俺は興奮した。

「Mも脱いでよ・・・・」
搾り出すような、消え入りそうな声でYは言う。
ためらいはない。
俺は立ち上がってパンツを脱ぐ。
たっているだとか、もはや関係はない。
学校の片隅の滑り台で、下半身裸の男女が向き合う。
それだけでかなり異常な光景ではないか。

完全に反り返った俺の息子を見て、Yがつぶやく。
「え・・・・・何・・・・・?」
これが男たるものだ、これが現実。
なんてことは小6の頭にはないものの。
ただ、俺は興奮していた。

言葉はない。
深夜にも関わらず、セミの鳴く声が増す。
もはや理性だとかそういうものは関係ない。
俺は思わずYの上半身も脱がしにかかる。
Yは抵抗をしない。

Tシャツを脱がしたなら、Yのスポーツブラがあらわれた。
小6とはいえど、男の欲望は消えはしない。
そのスポーツブラも剥ぎ取った。
プルン、というほど膨らんではいなかった。
ただ、いつもチラ見していたYの胸が目の前であらわになった。
「恥ずかしいい・・・・・」
それでもYは抵抗をする。
すべて意味がない。
月夜の物語。

俺は全裸になったYを見て。
俺もTシャツを脱いだ。
お互い全裸になって。

俺はYを抱きしめる、Yも特に抵抗はしない。
触れ合う素肌と素肌。

しばらくたってからYは少し離れて俺の息子をいじり始めた。
触ってみたりだとか、少ししごいてみたりだとか。
男子に少し知識があるように、女子にも知識があったのだろうか。
ただ、俺も負けはしない。
Yの手を振りほどき、Yのスジを開いたりしていた。
ピンク色。
他人から見たら何をしているかわからないような光景だっただろう、
でも今は違う。
二人は世界に入り込んだ。

当時、セックスというものを俺は知らなかった。
知っていればやっていたことだろう。
コウノトリが子供を・・・・なんて話を信じていたわけではないのだけれども。

お互い触りあいをしているうちに俺は果てた。
Yはそれを見てそそくさと服を着て
秘密の夏の夜は終わった。
Yは「みんなには内緒ね」とか言いながら・・・・・

それから相変わらず俺は覗き魔のレッテルを張られたまま。
ただ、違うのはYが俺に対して突っ込みを入れなくなったこと。

中学になって同じ学校に進学する。
俺は中2のときにYに告白された。
「実は小学5年のときから好きだった」と。
結局、中2の春に俺はYと初体験をすることになる。
昔のことを笑いながら、緊張だけでなくて温かい雰囲気の中で。
「実はあのとき、されてもいいと思ったの」
そういった告白もされながら。

長文になりましたが、これで終わりです。
支援の方、ありがとうございました。

いつも楚々とした母が僕のせいで・・(1)

栃木県の那須塩原の近くに父の会社の社長が保有する別荘があった。
子供の頃、毎年、夏休みになると、そこへ泊まりに行っていた。

その別荘を訪れるのが最後になったのは、小学5年生の時だった。

その年も父と母と3人でいつも通り、別荘を訪ねた。
別荘に着くと、いつもなら誰も居ないのだが、、
何故だか、その年は、たまたま総務の人のミスか何かで
既に社長とその親類達が滞在していた。

父は、「すみません」と頭を下げて帰ろうとしたのだが
社長や奥様が、部屋も余ってるし、せっかく遠くから来たのだから
と勧めてくれて
僕たちも社長の家族たちと一緒に滞在することになった。

これが大きな間違いだった。
もう何年も経つというのに、その時の出来事が今も僕を苦しめる。
恐らく一生忘れることはできないだろう。

いつも偉そうだけど、とても頼りになる父、
近所の子供達に習字を教えている美人で優しい母、
僕の大好きな自慢の両親が、その別荘では
まるで召使いだった。
料理を運んだり、皿を下げたり。
それだけだったら、まだ我慢できたのだが・・・。

別荘には、僕と同じ年の男子、カス男と
その従兄弟で二つ年上の豚男、
その弟で僕のいっこ下の糞男も滞在していた。

同年代の子供たちに、父や母が召使いのように扱われることは、
子供心にも耐えられないことだった。
特に、大好きな母が彼らにアゴで使われている姿を見ると
無性に腹が立った仕方がなかった。

母は今現在でも品の良い婦人という感じだが、
その当時は30代前半だったので、子供から見ても、かなりの美人だった。
昔からよく知人に「お前のお母さん美人で良いなぁ」などと言われる、ちょっと自慢の母だったのだ。
ちなみに社長の奥様もけっして醜いというわけではなかった。
その当時40半ばを過ぎていたので、気の強いおばさんって感じだったと思う。

当然のように
3人の悪ガキ達は、母の美貌に目を付けた。

カス男「お前のお母さん、すっげえ美人だよな」
豚男「顔も良いけど、オッパイが凄いぶらんぶらんしてるのよ」
糞男「僕、さっきお尻触わっちゃったw」
豚男「ガキのくせにお前もスケベだなぁ、俺はオッパイ行きたいなぁ」

僕「な、なに言ってんだよ!ふざけんな!」

豚男「俺、絶対に、あのオッパイ好きなように触ってやるよ」
カス男、糞男「ゲラゲラw」

中学生の豚男や小学生とはいえ、ませていたカス男達は、
自分の母親とは違う見栄えの良い大人の女に、スケベな興味を抱いたのだ。
それから彼らは何かにつけ、母の身体に触れては、卑猥なことを僕に聞かせてきたが、
僕が注意して見ていた限り、大人の目もあるからか、母の胸を触るような暴挙はなかった。

しかし、一泊した翌日、
大人達は子供を母に任せて、全員でゴルフに行ってしまった。
「じゃあ行ってくるよ」と言ったゴルフ好きの父のニコニコした顔を僕は睨みつけてやった。

当然のことだが、煩い大人の目を気にしなくて済むようになった悪ガキ達は
エンジン全開で調子ずきはじめた。

「ねえねえ、僕達、大風呂へ行くから、一緒に行ってくれない?」

別荘にはジャグジーの付いた大風呂があった。
しかし、子供には少し深い作りになっているので、子供達だけでは、絶対に入らないように言われていた。
その大風呂に母以外の大人が誰も居ないことを良いことに、カス男達が入りたがったのだ。

「お風呂なんか入りたくない!お母さんもやめようよ」

僕が泣きそうになりながら訴えると、母は少し考えるような表情を見せた。

しかし、
糞男 「だけど、僕達だけじゃ、危ないって言われてるから」
カス男「まあいいや、一応頼んでみたんだし、大丈夫だろう。俺達だけで行こう!」
そう言って奴らが背を向けると
母は慌てて
「いえ、そういうわけには行きません!」と言って、後を追うように風呂場へ行ってしまった。

それまでも召使いのように扱われてきた母だ。
奥様達に、”くれぐれも子供達のことをよろしくお願いします”と任された手前、
危険のある風呂へ子供達だけで行かせることは、どうしてもできなかったのだろう。
今の僕なら理解できる。

僕ははっきり行きたくないと言ってしまったので、一緒に行くこともできず、
様子を窺うことくらいしかできなかった。

こっそりと忍び足で脱衣場に入ると、、すぐに籠の中を確認した。
僅かな希望を抱いて、籠の上の方にあるバスタオルをどかすと、
しっかりと、母の脱ぎたてのブラジャーとパンツが入っていた。
子供たちを見張ることが目的なのだから、
せめて下着姿で入ってないかと期待していたのだが、あっさりと裏切られていた。

僕は泣きそうになった。

綺麗な母をいつも自慢に思っていた。
その母が、あいつらの前で、丸裸になってることを思うと
悔しくて、口惜しくて、僕は何もする気にならず、
ただぼうっとしていた。すると
奴らのはしゃいだような声が聞こえてきた。

「僕たちが洗ってあげるよ?♪」
「うんうん、そこへ座ってぇ」

それを聞くと、不安で不安でおかしくなりそうで、
僕は見つからないように、こっそり風呂場の扉を開けてみた。

「いえ、結構ですから・・・本当にけっこうですから・・」

と、母の小さな声が聞こえてきた

「まさか恥ずかしがってないですよねぇ?」
「ば?か、息子と同じ年の俺達のことなんか意識しないっしょ」

なんとか様子を覗けないかと、僕は頭だけ風呂場の中に入れて、身を乗り出してみた。
すぐに後悔した。

僕の目に飛び込んできた映像は、
母がカス男と豚男に乳房を撫で回されている姿だった。
嬉しそうに顔を綻ばせながら、カス男と豚男は二人がかりで母の身体を洗っていた。
そして、母の手は糞男の背中を撫でていた。

母は、息子と同年代の子供達に、恥じらう姿を見せるわけには行かなかったのだろう。

「きゃっ、くすっぐたいです」などと、母は、はしゃいだ声を出していた。

カス男達に裸体を触られているのに、なんでなの?
まだ子供だった僕は、そんな母の姿を目にして、
項垂れるように部屋に戻ると、布団に突っ伏して泣いた。

それから1時間くらいだろうか、とても長いと感じるくらい経ってから
母たちは戻ってきた。

お風呂で1時間も何をしていたのか、詳しいことは聞けなかったが、
カス男は、僕を見ると、両手を突き出すようにしてモミモミと手を動かした。
豚男は、右手で扱くようなジェスチャーをして、「気持ちよかったぁ」と笑いながら叫んだ。
その勝ち誇ったような顔を見た瞬間、僕の何かがプチっとキレた。

「お”お”まえら?!殺してやる?!」

僕は、そう叫びながら、カス男の顔面を思い切り殴りつけ、
豚男にとび蹴りを食らわした。
完全に我を失ってしまい、社長の息子を殴り、その従兄弟を蹴り飛ばしてしまったのだ。

我に返った時には、母が土下座のような格好で必死に頭を下げていた。

頭を下げ続ける母の着古したワンピースは、引力によって襟元が垂れ下がり、
彼らの目の前で、ぱっくり大きく開いていた。

その胸元を覗き込みながら、豚男はワンピースのファスナーをそっと摘まんだ。

「申し訳ございませんでした」

母は丁重に豚男の指先からファスナーを奪い返してから、声を出して謝罪した。

「その申し訳ございません、ていう台詞は、充分に分かりましたから、
 ごめんなさいの気持ちで、さっき物凄く嫌がってた”アソコ”をきちんと触らせてくださいな

 カス男もそれで良いよな? 」

「嫌だね」
カス男は、そう答えたかと思うと
鼻に詰めたティッシュを引き抜いて鼻血を啜ってから
母の耳元で何かを囁いた。

母 「そんな!子供どうしの喧嘩じゃないですか!忠志のことは、どうか許して下さい!」

カス男「人に怪我をさせておいて、たかが子供の喧嘩とはなんだよ!こいつ、俺のこと殺すとか言ってたよな?」
糞男 「うん、言ってた。言ってた。」
豚男 「まあ、まあ、カス男、許してやろうよ」

母 「カス男さん、殴ってしまったことは、謝りますので、どうか許してください」

豚男 「なあ、カス男、頼むから、許してやろうよ。とりあえずさ、なあ・・・たのむから・・」

豚男はカス男の耳元で、ゴニョゴニョと説得しているようだった。
しばらくして、渋々と言った具合に、カス男が頷くと、
豚男は丸々した顔を綻ばせながら、嬉しそうに言った。

「じゃあ、ここで、こいつの前でってのも嫌でしょうから・・・
 もう1回、風呂にでも行きませんか?」

聞こえてるはずなのに、母は項垂れたまま微動だにしなかった。
そんな母の背中を、豚男は擦りながら、優しく言い聞かせるように言った。

「絶対、そうした方が良いですって。もう、さっき一緒に行ってるんですし、
 風呂行けば、カス男も全て無かったことにするって言ってますんで」

聞いた途端、
母は顔をあげて、上目づかいでカス男を見つめた。

「それは、本当ですか?」

カス男は問いかける母に頷いてから、黙って立ちあがって、風呂の方へ行ってしまった。
その後を糞男が追いかけるのを見届けてから、
豚男は母の手を取って、「じゃあ、行きましょうか」と言って、立ちあがらせた。

「忠志、お母さん、ちょっと行ってくるから、そこで大人しく待っていなさい」

母がそう言った瞬間、
豚男は母の胸の膨らみをねちっこく見ながら、再びワンピースのファスナーに手を伸ばした。
しかし、母はさっきの様にファスナーを奪い返しはしなかった。

「さっきから気になってたんですよね。どうせ、風呂場じゃ脱ぐんだし、良いですよね?」
「怒り狂ってたカス男を説得したのは、俺なんだけどなぁ。またカス男がへそを曲げたらどうするかなぁ」
「良いですよね?、ね?」

母が軽く頷くと、豚男はスケベそうに顔を歪めた。

「まあ、どうせ風呂場じゃ脱ぐんですからねぇw」

この間、僕は金縛りにあったように、何も言うことができなかった。

母はファスナーを下されながら、僕の視線から逃がれるように慌てて歩きだした。
しかし、リビングのドアのすぐ前で、背中のファスナーは、腰のあたりまで完全に下されてしまった。

息子の目の前で、背中をパックリ開かれ、白のブラジャーを晒されてしまうと、
さすがに豚男の手を払いのけて、ファスナーを上げようとした。
豚男は、そんな母の背中を押すようにして、少し強引に歩き出した。
そして、リビングから出る直前、たぶん僕に聞こえる様に、少し大きめの声で言った。

「あっちへ行ったら、そのブラジャーも、俺に取らせてもらって、良いですか?」

母は一瞬息を詰まらせたようなくぐもった声を漏らしただけで、何も答えはしなかった。

「どうせ風呂入るときは脱ぐんだから、良いですよね?」

何も答えず黙ったままの母のお尻を、豚男はペロンと撫でてから、リビングのドアをバタンと閉めた。

イケメンで巨根の加藤さんが引っ掛けた女の子とのセックスを覗かせてもらった【人妻&携帯女編】

イケメンで巨根の加藤さんが引っ掛けた女の子とのセックスを覗かせてもらった【人妻&携帯女編】

俺がバイトをしていた本屋に、加藤さんというイケメンが入った。
俺より3つ上の大学五回生で、就職浪人をしているらしかった。
国体まで行ったらしい水球で鍛えた身体は、男の俺が見ても惚れ惚れ(アー!!)するほどに逆三角形、脚は長く身長180以上、顔は福山をキムタク方面に若干シフトした(どんなだよ)感じだった。

女のバイトどもや社員さんは、加藤さんが挨拶をした時点でざわついていたが、これだけ素人離れして完璧だと、逆に牽制しあうらしく、居酒屋で開かれた歓迎会でも、俺を含む男のバイトや店長の近くに座った加藤さんに、なかなか女性スタッフも近づかない。

加藤さんもイケメンのクセに(偏見)いいひとで、俺や店長といったもさい面子と楽しそうに話していた。
俺が調子こいて、なんで本屋でなんかバイトするんすか?と聞いたら、加藤さんはかっこいい顔で俺を見つめて、

「タカダくんは本をよく読むの?」
と聞いてきた。
「そうですねえ、人並みには」
「俺さ、昔からバカでさ、本も全然読まなくてさ。就職活動してきてわかったんだけどさ、やっぱりバカのままだとダメだと思うんだよね」

本屋で働けば、自然に読むようになるだろうと思って、とバカ、いや素直な回答をしてくれた。
何読んでいいのかわからないから教えてくれないかな、といわれたので俺は困った。
人に本を薦めるのは難しい。しかし、加藤さんがあまりにもかっこいい顔で俺を見つめるので、俺は彼のごくごく少ない読書経験から必死で分析して、あるSF作家を薦めてみた。

つぎのシフトでかぶった時に、加藤さんは凄く嬉しそうに、「おもしろかったよ!!」と言っていた。
それがきっかけになり、加藤さんは俺を可愛がってくれ、一人暮らしのマンションも遊びにいくようになった。親戚の持ち物らしい。広いマンションには驚いたが。

ある日、加藤さんの家で飲み、そのまま寝てしまった朝、家の電話が1回なって切れた。
加藤さんは、あ、しまった、忘れてた!と叫ぶと、玄関に向かい慌てて鍵を開けた。

その直後にドアが開き、女性の声が聞こえてきた。
俺は慌てて起き上がって、寝癖も治さず部屋を出た。玄関には、小柄で顔が小さい、青のタンクトップにカーディガン、Gパンを履いた女性が立っていた。
俺は軽く頭を下げ、帰ります!というとエレベーターに乗った。

気が利かないなんて思われたら嫌だしねーと、俺は独り言を言い、駅まで歩き始めた。あの女の人、なんとなく年上ぽかったな、サンダルはいてたけど、近所の人かな?
綺麗な人だったよな、などと考えていたが、改札の所で携帯を忘れてきたことに気がついた。
俺は迷ったが、もう一度加藤さんのマンションに引き返した。

オートロックのマンションの入り口でまだ迷っていると、宅配が来たのでとりあえず一緒に入った。部屋の前まで来たが、お邪魔かなあ?KY?(そんな言葉はなかったが)と悩み、ためしにドアノブに手をかけると、無用心にも開いていた。

あとから考えると、大胆、というか犯罪者なのだが、俺は静かにドアを開け部屋に入った。サンダルはあるが物音がしない。
いや。リビングのに人の気配がする。俺は魅入られたように廊下をそろそろ歩き、閉じたドアの、真ん中に入っている細いガラスから中を覗いた。

加藤さんは裸でソファに脚を広げて座っていた。男の俺が見ても惚れ惚れと(もういいって・・)する上半身だ。その脚の間には、さっきの女の人が、カーディガンだけ脱いで座り、加藤さんの筋肉バリバリの太ももに左手を置いて、右手は太いシャフトの根本を握っていた。口は先っぽを咥えている。

俺はとっさにしゃがみ、こそこそと顔だけ出してまた覗いた。
加藤さんは気持ちよさそうに時折顔をそらせて、栗色のショートカットの女の人の頭を撫でながら何か言っている。
猫みたいな顔をした女の人は少し笑って、舌を根本よりさらに太い先っぽに舌を伸ばして舐め、そのまま深く咥えて顔をゆっくり動かした。

ふと加藤さんがドアを見た。目が合った。俺も固まったが、加藤さんもしばらく呆然として俺を見つめた。しかし、何故か少し口だけで笑うと、女の人にバンザイをさせてタンクトップを脱がせ、青のブラジャーを取って、形の良い小ぶりな胸を大きな手で揉み始めた。

俺はちょうど真横から、加藤さんと女の人を見る形になっていた。胸は漠々指定タガ、どうしてもそこから立ち去れなかった。

加藤さんはゆっくり立ち上がり、女の人の頭を掴んでゆっくり動かし始めた。
しばらくして、口から太くて長くて黒い棒を抜いて、そのまま女の人の顔にかけた。
近くにあったタオルでやさしく顔を拭いてあげると、自分のTシャツで女の人に目隠しをした。

「なによ?趣味?」

加藤さんは無言で、いきなりソファを持ち上げ、俺の正面に向け、女の人を座らせた。女の人の顔は、俺と向かい合う形になった。加藤さんはジーパンと青い下着を取り、真っ裸にして脚を大きく開かせた。俺の正面にあそこが見える。

加藤さんは振り返って、俺を見るとまた口だけで笑い、脚の間に身をかがめて舐め始めた。
加藤さんは女の人の細い足首を掴んで高く持ち上げ、結構恥ずかしい格好をさせて嘗め回している。

ガラス越しにも女の人の声が聞こえるようになってくると、加藤さんは女の人の左側に座り、顔を掴んでキスをして、旨を揉みながらあそこに指を入れていじくりまわした。

「め、、かくし、、とってよ、、」

加藤さんは笑いながら無視をして、指をかき回していた。女の人の足が撥ねあがって、大きな声を上げ始めた。
加藤さんは起用に片手と口でコンドームの袋を開けつけると、女の人にのしかかった。

女の人はしがみついて声を上げていた。

そのあと女の人が上になり、加藤さんはソファに座って時々俺の顔を見ながら、またがっている女の人を下から突き上げた。白くて綺麗な背中を俺に見せながら、女の人は腰を回していた。
ぐったりした女の人を、目隠ししたままシャワーに放り込むと、加藤さんはテーブルの上の俺の携帯を手に取り、裸のままドアを開けて俺に渡した。

俺は無言でニヤニヤして、慌てて部屋を出た。シャワーの音が聞こえていた。

夕方加藤さんから電話があった。軽く俺に謝ったあと、
「正直言うとさ、あの人、同じマンションに住んでる人の奥さんなんだけどさ、結構飽きてきてたんだよね。でも、タカダ君が見てるとなんかすげえ興奮してさ」

俺はお役に立てて光栄です、としか言えなかった。

加藤さんは何回か合コンを組んでくれたが、俺のキャパではどうしようもない上玉ばっかり来るので、中々上手くいかなかった。 そんなある日、加藤さんから「覗き」の誘いを受けた。
「なんかさ、タカダ君に見られてから、普通に二人でしてもあんまりガッツが出ないんだよ。だめかな?」

俺は断りきれずに承知した。

言われた時間になったので、俺は合鍵で部屋に入り、リビングの押入れに隠れた。
ご丁寧にタオルケットまで曳いてある。ソファは俺の隠れている押入れの、ちょうど正面に陣取っている。
メールが来たので、俺はスタンバイOKの返事をした。しばらくすると、加藤さんと女の人が入ってきた。

事前に誰が来るかは聞いていた。同じテナントに入っている、携帯ショップの人だ。
目が大きくて少し大きめのアヒルのような口をしている。神はセミロングで、加藤さんがバイトに入ってから、妙に雑誌を買いに来る回数が増えた人だ。征服の上からでも、大きな胸が目立つ、いまどきの人だ。辺見エ○リに似ている(微妙?)そうか、、加藤さんもうやっちゃってたのか・・。

ピンクのニットアンサンブルに、グレーのティアードミニを履いた携帯女は、ソファに座って部屋を見回している。編タイツがたまらん・・。加藤さんはちらりと押入れを見ると、横にいきなり座った。
「彼氏に悪い?」
「さあね・・」
乱れている、日本は乱れているよお母さん、と俺がやり場のないいかりと激しい期待に心乱していると、加藤さんはすばやくキスを始めた。


アクセスカウンター

    QRコード
    QRコード