萌え体験談

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陰毛

屈辱の診察(3)

先日、どうも足の付け根あたりがかゆくなり、皮膚科に行ってきました。

とりあえず、足の付け根周辺だったので、短パンでいきました。

もともと、その医者では以前に胸と背中のあたりにニキビのようなものがたくさんできたことがあり、通っていた病院でした。

前回通院してから、半年以上経過していたため初診表に再度書いて受診することとなりました。

待つこと数時間。
で、いざ受診ということで診察室に入りました。

先生と看護婦さん4人くらいがいました。

まず先生が「シャツを脱いで先日のできものの状況をまず見せてください。」
と言われ、とりあえずそそくさと脱いで見てもらいました。
で特に問題なかったようで、
「じゃ、次に今かゆいところを見ますので、ズボンを脱いでベッドに横になってください。」
といわれ、横になりました。

先生が来られたので「このあたりです。」とトランクスで股のあたりを指をさすと、「少し赤くなっていますね。もう少しみたいので少しパンツをおろします。
 看護婦さん、ちょっとおろしてあげて・・・。」
というと看護婦さんが近づいてきて、ためらいなく「スコン・・・。」
とパンツをとってしまいました。
(この段階で全裸状態です・・・。)

おまけに
「股下も一応見ておきたいので、少し股を広げます。看護婦さんお願いします。」
というと若くてかわいい看護婦さんが来て僕の足を持ち上げました。
そして「ちょっと一人じゃ広げられないから手伝って・・・」といってもう一人看護婦さんが補助にきました。
僕は両足を看護婦さん二人に持ち上げられ、一人は先生の横、もう一人は遠くからこちらを見ている状況になっていました。

看護婦さんの前で全裸で自分の息子とおしりの穴を見られていて、恥ずかしくて、恥ずかしくて。
でまた、こういう体制になっていると息子は元気になってしまって・・・。
びんびんになっていました。

先生はこの状況下で診察を行い、
「薬を塗って様子を見ましょう。」と看護婦さんに薬を塗るように指示を出すと机に向かってカルテに書き込み始めました。

そして2人がかりで看護婦さんが塗り薬を、もも・おしり・股下と塗っていき、最後に息子にまでぬられました。・・・・。
と、そのうちの一人が「ちょっとガーゼを持ってきて・・・ちょっと、汁が出てきているから。」というと
すこし離れていた看護婦さんがガーゼを取りに行った瞬間、薬を塗っていた看護婦さんの一人が
「元気だね・・・。」
と微笑みました。と、その瞬間にベットで横になっている自分と先生の間に立ち、僕の息子を高速でこすり始めました。

そして薬を塗っていたもう一人の看護婦さんにまでも見守れながら、完全に勃起し
気持ちが良くなってすぐに「ぴゅっ」とででしまいました。白衣にも飛び散ってしまいました。
そのときガーゼを取りに行った看護婦さんが戻ってきてのぞき込み、
「えっ、白いほうのが出ちゃっているじゃん。ガーゼが足りないじゃん。ベッドもなんかぬれてるし」
といって、倉庫にガーゼとシーツを取りにいってしまいました。

「これじゃ、薬とれちゃうじゃん、もう一度塗り直さないと」といい、
お客さんが混み合っている時間帯であったということもあり、
持ってきてくれたガーゼではなく、焦っていたのか近くにおいてあったガーゼで
大事な息子をふいていたのです。すると若い看護婦さんが
「あっ、さっきの患者さんの使用済みのガーゼを間違えてそこにいれてしまって・・ごめんなさい。」といわれ、
先生が「さっきの患者さん、ケジラミだったよね・・・。」

「わー。」と看護婦さんが騒ぎ出し、ちょっとベットから降りてくださいと看護婦さんに指示され、
「とりあえず、洗いましょう」といわれ、手を引っ張られて洗い場につれて行かれることになりました。
ただ見回しても診察室には、水の出そうな場所はなく、「処置室にいきます」と手を強引に引っ張られました。
ですが、僕はまだ全裸だったので息子もぶらぶらしており、「このままでいくのですか・・・。」と話しかけたのですが無視され、
診察室から引きずり出されてしまいました。

処置室と診察室に行くには、待合室を通らなければならなく皆さんに全裸をさらけ出すことに・・・。
(おまけに受付からも丸見え・・・。開放感にあふれる病院で・・・。)

処置室に到着すると看護婦さんに、「ちょっと消毒用石けんをもってくるので待っていてください。」といわれ待つことに。
ただし処置室の手洗い場のところで、待たされていた関係でカーテンも何もなく、また座る場所もなかった。
おまけに、処置室には、処置待ちの人が数人待たされており、
中には小さい子がいて「お母さんなんでパンツはかない人がいるの? なんか棒もくっついているよ?」といわれみんなにくすくす
笑われてしまいました。

看護婦さんが戻ってきて、ちょっと洗うから、「股を開いて、ここにちんちんだして。」と言われ、あらい始めました。。
とそのとき、おばさんの看護婦さんがやってきて「ケジラミがうつるといけないから、陰毛を剃っておいた方がいいかも。」と爆弾発言。

看護婦さんはベットに、ビニールシートを引き、
「じゃ、陰毛剃りますので一度ベットに仰向けに横になってください」と言われ
仰向けに寝っ転がりました。息子もまだ元気なようで立ち続けておりまして看護婦さんに握りしめられて剃毛されました。

そして仰向けの状態でそり終わると、
「一度、両膝を抱えて足を開いて、おしりの穴まで見えるように開いてください」といわれ仕方なく指示通りに。さらには
「きれいに剃り切れていないので、一度四つんばいになって、足を肩幅に開いて、おしりをつきだしてください。」
といわれ、ちんちんがぶらんぶらんさせて、なすがままにして、毛を剃られました。
(なんか全てを看護婦さんにさらけ出してしまって恥ずかしさでいっぱいでした。)

そして今度はおばさんの看護婦さんに、手洗い場のところに連れて行かれ再度、石けん(?)をつけられ、
息子を中心に股のあたりを洗い始めました。「なんか子供みたいになっちゃったね。」と言われ、
しっかりとサキッチョもむき出しにされました。そして息子が元気になり始めたところで、
「あなたの手が汚れるといけないから、手を後ろで組んでおいて。」といわれ、後ろに手を回した瞬間、腕をつかまれ、
「せっかくだから毒を出すか」と突然、おばさんが自分の後ろに回り込み、僕の息子をぎゅっと握り、無理矢理回れ右をさせ
処置室全体に見えるように、
「射精ショーをはじめるよ!」
「これにより私がこの手で、この子の病気の元になっている身体の毒の白いウミを排出させます。」
と叫びました。顔があつくなりました。
見回すと、部屋には数人の子連れの親子と女子高生がいました。

体格の非常にいい(太った)看護婦さんだったので抵抗できず、
「人間の生理現象だから、我慢しちゃだめだよ。体の中の毒も出しておかないと・・・。」と耳元でささやかれ、
なすすべなく、息子をしごかれて、我慢できず、とうとう射精してしまいました。
そして、なぜかみんなに拍手されました。

とそのとき若い看護婦さんが入ってきて、「こんなところで出してはだめじゃないですか。」
でもおばさんの看護婦さんが「身体の毒出しだよ。治療するのが医者と看護婦の役目だよ。」と言い放ちました。
すると「私も、少しその瞬間見てみたい。」といい、今度はその若い看護婦さんが、
僕の息子を握りしめ、再びしごかれ、射精してしまいました。「おー」「若いねー。」と周りの患者に言われました。

そして僕の息子は、力尽きたのですが、息子がひりひりして・・・。息子の皮と中が裂けていました。
「ちょっといたいのですが・・・。」というと、看護婦さんが再び息子を剥いてみると、
多少息子本体と皮が裂けてしまっており、多少血が出ていました。ということで再び薬を塗ることになり息子とその周辺にようやくきちんとした薬をぬってもらうことができました。

ただし全裸で処置室まで来てしまったので、再び診察室まで取りに行かなければならず、「いこっか。」と看護婦さんに再び手を引っ張られて診察室にいくことになりました。

診察室では、先生が「処置に時間がかかっていたような気がするが・・・。」といいつつ、僕の股下をみて「えっ。毛がないじゃん。」ときょとんとしました。
看護婦さんがすかさず「ケジラミがうつるといけないので陰毛をそりました」といい、先生は「そこまでしなくてよかったのに・・・ごめんね。」といいました。
そして「また来週くらいに一度みせにきてください。」

と言われ、その日は病院を後にしました。

その後は、順調に回復しました。
(ただし完治するまで毎回状況を確認するため、先生に見てもらうたびに息子が剥かれることになってしまいましたが。)
ただし行くたびに看護婦さん・受付の人は顔を合わせると「にこっ」としますが。
(たまに「あら、いらっしゃい!」と言われる始末でした。)

滅多にない体験をさせても

屈辱の診察(2)

脱腸の手術で入院した時の事です。明日が手術という日に看護婦さんがきて、「陰毛と足の毛をそらなければならないので、陰毛はご自分でお風呂に入ったときに剃ってください。足のももの後ろは、自分で剃れないので私がそりますね。病室で剃りますか?それとも、処置室で剃りますか?」と聞くので、2人部屋だったので「処置室にしてください」といいました。僕は、剃毛は看護婦さんにしてもらえると、かすかに期待していましたので、たいへん残念でした。聞くところによると剃毛は、看護婦さんがおちんちんを触ってしてくれると聞いていたので、自分で剃るのか、せっかく久しぶりに女房以外の女性におちんちんを触ってもらえると期待していたので、手術をそっちのけにしてワクワクしていたものでした。そして夕方になり、その看護婦さんが迎えに来たので処置室について行きました。処置室に入ると、その看護婦さんは、カーテンを閉めてから「パンツを膝のところまでさげて、うつぶせになってください」といわれました。僕はそこで、おしりだけかと思い、パンツを下げる時は、なるべく彼女におちんちんが見えるようにしましたが、彼女は職業柄かチラッとも見もせずに準備をしていました。そして、うつ伏せになった姿勢のおしりとももの部分を剃り始めました。僕は、ああ?、やっぱり自分で剃るのか、いくら看護婦さんでも陰部は避けるのかな、しょうがないな、あきらめよう」と思い普通の患者の気持ちに戻っていました。そして、何事もなく、おしりとももの後ろの部分の毛を剃ってくれました。そして、作業も終わり彼女は「はい、終わりました、今タオルで拭きますね」といいタオルでおしりを拭いてくれました。そして僕は、期待してた半面、かなりがっかりしましたが、後は自分で剃るのか、どの辺まで剃るのかな?と思い、彼女に確認のため「看護婦さん、足の前のところはどの辺まで剃ったらいいのですか?」と聞いたら、看護婦さんは、「そうですネエ?、膝の上くらいまでですね」と言うので、僕はなんだかあいまいな感じだなと思い、なにげなく「それじゃ、足もすいませんが剃っちゃってくれますか?」と言うと「はい、わかりました。それじゃ陰毛も剃りましょうか?」というので、諦めていた分、僕はびっくりしてしまい、喜びととまどいで上ずった声で「お願いします」と答えました。ただ確認のために聞いただけなのに、とんだ展開になり、久々にワクワクドキドキしたものでした。そして、「どうすればいいですか?」と聞くと「上向きになって、下着を膝くらいまでおろしてください。」と言うので、若い女性に自分の性器をさらすのは久しぶりでしたので、天にも上る気持ちでパンツを下ろして、仰向けに横になりました。そこで彼女は、石鹸を塗り剃り始めました。慣れてないらしく剃るたびに痛いのです。むすこは、10年前だったら勃起したでしょうが、そのときは、我慢できました。半分立たせたいい持ちもありましたが、そのとき、緊張のためか、勃起しませんでした。それでも、若い女性に自分のあそこを凝視されているという状態は、たまらなく興奮したものでした。おちんちんは直接触らないように、タオルで包んで触るようにしていましたがそれでも、個室でその部分を凝視されるのは、ドキドキものです。剃り終わった後、彼女はタオルを持ってきて、「石鹸で痒くなりますから、よく拭いてくださいね」とタオルを渡してくれました。拭いてくれればいいのにと思いながら、そこまではいえませんでした。そして剃毛も無事終わり、楽しみはこれで終わりかと思ってベットで寝ていると、その夜彼女が来て「すみません、私、陰茎の部分は剃らなかったので、お風呂に入ったときその部分をご自分で剃ってもらえますか」と言うのです。なんだここまでやってくれたら、もういちど剃ってくれればいいのに!」と思いながらも、そうも言えず風呂場で自分で剃りました。つぎの朝その看護婦さんがきて、「今日は浣腸しますからトイレに来てください」というので、一緒にトイレに入いりました。若い女性とトイレに入るなんて、それも下半身丸出しで、と思うと少なからず興奮したものでした。「どうすればいいのですか?」と聞くと、「足を開いておしりを出してください」というので、パンツを脱いでおしりを出しました。すると彼女が僕の前を覗き込み、「ちゃんと剃れました?」とあそこをを見るのです。そして「ああ!よく剃れていますね」といい浣腸を始めました。彼女は、、「なるべく我慢してくださいネ」といい、出て行ってしまいました。部屋に戻り、手術を待っていると、なんとまた彼女がきて「すみません 陰毛は、袋の部分も剃らないといけないのですって!もういちど剃りますね!」といい、今度はベットで陰茎をつかみながら、タマタマの毛を剃り始めました。でも、今日手術ということもあり、勃起しません。とても残念でした。チャンスなのに。
手術も無事終わり、朝の検温の時、当番の看護婦さんが「幹部を見せてください」と言うのですが、普通はパンツをおちんちんの根元の部分まで下げ、見せます。これは医者が患部の包帯を変える時もそれですみます。
しかし僕は剃毛の時の看護婦さんが当番の時は、わざとパンツを全部下ろし、おちんちんを見せるようにしていました。でもその看護婦さんがいつ来るかわからないので、勃起はしません。そこで、大体のローテーションを見て勃起させるように準備していました。
とうとう、その看護婦さんの順番になった時、勃起させるのに成功しました。
そして、彼女が近くに来るまで手でしごき、勃起させておき、いざ彼女が「患部をみせてください」と言ったら、即座にパンツを下ろそうと用意していたのです。しかし、長い入院での禁欲生活もあってパンツを下ろすと、なんと射精してしまったのです。その時彼女は、びっくりした顔をしていましたが、同室の患者もいるので黙ったまましばらく見ていましたが、僕がバツの悪い顔をしているのにきずき、黙ってティシュで拭いてくれました。
それからというもの彼女は僕のところへ来ると、ニコッと意味ありげに笑うようになりました。
これが僕の恥ずかしいようなうれしいようなドキドキ体験です。もう一度剃毛されたいと思う今日この頃です。

忌むべき日常行事_2

翌日の夜半、お実は寝間着姿のまま母屋を抜け出した。
 その夜は満ちた月が南東の山稜から昇り、一帯は蒼い月明かりに照らされていた。本格的な梅雨入りまでまだ間があるこの時期、夜の空気は寒さを感じるほどに冷え込んでいる。
 畑を抜けたお実は月明かりを頼りに裏山の小道を歩いていた。小道から外れた杉林の闇の中に、ポッとほのかな明かりが灯っている。その光を見つけたお実は小走りに駆け出した。
 永田家の若旦那である虎男が大木の根元であぐらをかいていた。浴衣の上に半纏を羽織り、寒そうにしながらせわしなく煙草を吸っている。ほのかな明かりの正体は脇に置いた提灯だった。
「遅かったじゃねえか」
「す、すみません」
 お実は小声で謝り、慌てて浴衣の帯に手をかけた。虎男は吸っていた煙草を揉み消し、提灯をお実の足元に置いた。月明かりの届かない林の中で、提灯の明かりのみがお実を照らし出している。
 お実は帯を緩めて肩を剥き出し、そのままストンと浴衣を足下に落とした。提灯の明かりがお実のぬめるような裸体に妖しい陰影を作っている。伸びやかでいながら出るとこは出て、しまるところはしまったその肉体は、やはりロシア人の血を引いているためなのか圧倒的に艶めかしい。
 虎男は食い入るようにお実を凝視している。全裸になったお実はその場で二度三度、ゆっくり裸体を回してみせた。はちきれんばかりに実った乳房やお尻をくまなく虎男に見てもらうためだ。これは虎男に抱かれる際の儀式でもあった。
「……いい眺めだ。おまえ、今年で二十一だったな。二十を超えてからめっきり色っぽくなりやがった」
「ありがとうございます。若旦那様」
 ポッと頬を染めたお実は虎男の前に跪き、彼の股間に手を伸ばした。
「いや、待て。もっとおまえの身体が見てみたい。十間ほど下がって、また戻ってこい。ゆっくりだぞ」
「はい」
 お実はたわわな乳房を揺らして立ち上がると、虎男に背を向け、闇へ向かって歩き始めた。象牙の輝きを放つ脚は長く、しかもたまらない肉付きをしている。脚も素晴らしいが尻はもっと素晴らしい。
 その尻が右に左に揺れている。巨大だが垂れておらず、後ろからでも淫裂の膨らみが垣間見えるほどツンと上を向いているのだ。
 十年の月日をかけ、丹精込めて育て上げた尻だ。鑑賞するだけで股間が疼いてしまうほどの官能に満ちている。日々淫らさを増すお実の尻は、今後十年は存分に愉しめるだろう。それを思うと虎男の股間はますます膨らむのだった。
 そのお実の尻が闇の中に消えた。代って現われたのは双臀に勝るとも劣らない淫らさ満点の双乳だった。スラブ民族の血を受け継ぐその白い乳房は、大きく実っても乙女の頃の美しい線をまったく失っていない。
 さながら中身がしっかり詰まった肉の果実だ。頂にある乳首もみっちり肉が詰まり、男に吸われ、唾液をまぶされるのをいまかいまかと待っているようだ。
 ああ、と内心虎男は呻いた。類稀なる乙女だったお実は十年の歳月を経て極上の妖婦へと変貌を遂げている。何度見ても見飽きることのない裸体だった。
 虎男の元に戻ってきたお実はその場に跪き、再び彼の股間に手を伸ばした。取り出した男根はあらためて舐めるまでもなく、臍につかんばかりに反り返っている。それでもお実は玉袋を左手でそっと包み込み、コチコチになった陰茎は右手で支え、唇を寄せて服従のくちづけをした。
「うっ!」
 虎男の背筋がピクンと跳ねた。お実は上目遣いで虎男を見ながら、カリの付け根に舌先を這わせる。次いで裏筋を丹念になぞってからパクリと食いつき、唾液をたっぷりまぶしつつ喉の奥深くまで飲み込んだ。
「うっ! うっ! うっ!」
 虎男は全身で反応している。お実は目を細め、ズルズルと音を立てて男根を吸い立てた。口の中では左右に振った舌先でピチピチと裏筋を叩いている。二重、三重の攻撃に虎男は早くも達していまいそうになり、慌ててお実の肩を押した。
「も、もういいい。立って、ケツをこっちに向けろ」
「はい」
 お実は立ち上がると陰毛の付着した唇を拭い、丸々とした尻を突きつけるように虎男に向けた。見上げる位置にある臀部は提灯の柔らかい光を浴び、いまにも落ちてきそうな重量感がある。
「よし、脚を開いて前屈みになれ」
「はい」
 お実は肩幅をやや超すくらいに両足を開き、深いおじぎの姿勢をとった。肛門から淫裂まで丸見えになった。陰毛は薄く、手入れの必要がないほどにすっきりしている。十年間も使い込まれたにしては、肛門はおろか陰唇も楚々としたものだった。
 ただ、薄い大陰唇に比較し、小陰唇がかなり発達しているため、開いた肉溝から肉びらが派手にはみ出してしまっている。提灯の揺れる光を浴びたそこは、南国の不思議な果物のように見えた。
 いつまでたっても初々しさを失わないお実の女性器に、虎男は満足げだ。虎男の方でも新鮮な感動をいつまでも味わえるからである。
「よし、マンズリして見せろ。ケツの穴にもマン汁を塗るんだぞ」
「はい」
「どこをいじって、どれくらい感じたか。説明しながらやるんだぞ」
「はい」
 はやる気を落ち着かせるため、虎男は煙草を取り出して一服つけた。お実は前屈みのまま開いた股間に両手をあてがい、まずは左手で淫裂を大きく割ってから、右手の二本指でコリコリの小陰唇をそっと撫で上げた。
「オ、オマンコを開いて、肉びらに触っています」
 お実の声は羞恥で震えている。それがまたいいのだ。お実が永田家へ女中奉公にきたのは十歳の春だった。その一年後、虎男の妻が四人目の子供を孕んだとき、虎男は前々から狙っていたお実を手籠めにかけたのだった。
 十一歳の小娘ながら、すでに乳と尻を大きく膨らませていたお実は遅かれ早かれこうなる運命にあったのだろう。抱いてみてから父親もお実に手をつけていたと知った虎男だったが、図らずも穴兄弟となったふたりは穏やかに話をつけ、偶数日、奇数日で彼女を分かつことになった。ちなみに偶数日が虎男の番である。
 そんなこともあって、実に十年にも渡り奉公先の旦那と若旦那に抱かれ続けたお実だったが、不思議と媚びることもなく、いつまでも初々しくふたりに奉仕するのだった。奉公人としての節度が男女の馴れ合いを排し、その結果いつまでも恥じらいを忘れないのだろう。
「オ、オマンコが少し濡れてきました。じんわりと痺れるようで気持ちいいです……」
 お実は肉厚の小陰唇を摘まんだり、引っ張ったりしている。確かに淫裂は濡れ始めており、指先のぬめりが提灯の明かりを反射している。お実は右手の二本指を膣口にあてがい、ズブリと挿入した。
「あふっ……。い、いま、オマンコに指を入れました。人差し指と中指です。中は熱くなっています。ドロドロです。と、とっても気持ちいいです……」
 ついに指の抜き差しが始まった。さきほどまで陰唇を開いていた左手がせわしなく動いている。後ろからははっきり見えないが、どうやら陰核をこすっているようだ。
「……ああ、オマンコが勝手にヒクヒク動いています。おつゆがどんどんあふれてきます。あっ、ああ……。いいです。とってもいいです」
 虎男が煙草を揉み消して、すぐに新しいのをくわえ直した。
「お、おい。左手はなにをしている? ちゃんと報告しろ」
「す、すみません。ひ、左手はオサネに当てています。中指でオサネをいじっています。オ、オサネもとってもいいです。あああ……。オ、オサネが一番いいです……」
 お実の尻にプツプツと玉のような汗が浮いている。しっとりした内腿には早くも汗の筋を作っていた。
「あっ、あっ、ああ……。オサネをこすると膝が折れそうです。そ、それくらいオサネで感じています。オ、オサネがとってもいいので……。あっ、オ、オマンコの穴もヒクヒク動いています……。ああっ、あああっ……」
「よーし、こっちを向いて、オサネを見せるんだ。右手はケツの穴だ。すぐに入れてやるからちゃんとほぐしておけよ」
「は、はい」
 お実が両手で股間をいじりながら、上体を反り返してムンと蒸れる裸体をこちらに向けた。さらに大きく両脚を開いたので、股間を虎男の鼻先に突きつける格好になっている。
 淡い陰毛はほんのお飾り程度で、股間の肉構造をなにも隠してはいない。むろん、満遍なく生えてはいるがほんの産毛程度なのだ。お実は左手の人差し指と薬指で陰核包皮の裾野を引っ張って剥き上げ、中指の腹でプックリ膨らんだ陰核をグリグリ押し込むようにしてこすっていた。
「あっ、あああっ……。あああっ……。オ、オサネが、オサネが弾けそうです……。あああっ……」
「へっ、さすがに名前がお実と言うだけあって、立派なオサネをしてやがる。よし、そのままオサネでイッてみろ。ケツの穴も忘れるなよ」
「はっ、はいっ!」
 お実は両脚を踏ん張り、後ろに回した右手で濡れた淫裂と肛門を交互にいじりながら、オサネを潰す左手にさらに力を加えた。陰核は瑞々しい桃色そのままに小指の爪ほどに膨らんでいる。男の虎男が見ても、相当の快楽が納得できる見事な勃起だった。
「あああっ! いいいっ! オサネがいいっ! オマンコもおしりもいいっ! あああっ! ああああっ! イキそう! イキそうですう!」
 にわかにお実の喘ぎ声が昂ぶり、もはや絶叫じみていた。あまりの快感に立っていられないようで、反り返ったまま前後にフラフラ揺れている。虎男は煙草を投げ捨てて立ち上がるとお実の両肩を支え、クルリと彼女の身体を回転させてから杉の幹に寄りかからせた。
「あああんっ! あ、ありがとうございますう! 若旦那様あ! あああんっ!」
 支えを得たお実は安心したのか股間いじりに集中し、白目を剥かんばかりによがり狂った。乳房や太腿の柔肉がブルンブルンと震えて汗をまき散らしている。
「も、もうイッてもいいですかあ! 若旦那様あ!」
「おう、いいぞ! 派手にいけ!」
 お実の足元に座り直した虎男は、彼女の指先が弾く淫水が顔にかかる距離まで近づき、肥大したオサネが爆ぜるのをいまかいまかと待っている。あふれた淫水が内腿を濡らし、汗と交じって何本もの筋を描いた。
「いっ! いいいいっ! ああああっ! いっ、イキますう! い、いま、イキますう! ああああっ! イッ、イクうううううっ!」
 お実の絶頂を告げる声が杉林中に響き渡った。
 お実は激しく達したあとでも股間をいじったままだ。汗で濡れた裸体を大きく波打たせ、喘ぐように息をしている。立ち上がった虎男がお実の濡れた乳房や太腿を丹念に撫でさすり、上擦った声を出した。
「よ、よし。よかったぞ、お実。いい、イキっぷりだった。褒美をやる。今度はケツの穴でイッてみろ。どうだ。うれしいか、お実?」
 虎男に耳元で囁かれたお実は、薄目を開けてトロンと潤んだ瞳を彼に向けた。
「……は、はい。若旦那様。お、お実のお尻を存分にかわいがってください」
「よ、よし。このままケツをこっちに向けろ。いまぶっといのを入れてやる」
 お実はふらつきながらも木の幹に両手をつき、気をやったばかりでムンムン淫らな匂い発している尻を虎男に向けて突き出した。パックリ割れた尻肉の奥でトロトロにとろけた淫裂と肛門がひくついている。
 虎男は慌ただしくズボンを脱ぎ下ろし、お実の背中に覆い被さった。コチコチに勃起した男根がお実の尻肉に触れたそのとき、背後から怒鳴り声が飛んできた。
「そこまでだ!」
 空耳にしてはあまりに鮮明なその声に虎男は硬直し、一度深呼吸をしてから恐る恐る振り返った。振り返らざるを得ない、なにか危険な兆候を感じたのだ。振り返った先に見たのは、十数人からなる男たちの群れだった。男たちが構えている小銃が提灯の明かりを鈍く反射している。
 虎男の背筋に冷や汗が伝った。粗末な身なりの男たちは警察や軍隊であるはずがない。また猟師であるわけもなく、まず間違いなく山賊だろうと虎男は思った……。

忌むべき日常行事_1

朝のお見送りは、お実にとって忌むべき日常行事だった。
 屋敷の玄関前に旦那様の永田巌、若旦那様の虎男、お嬢様の枝美、そして三人の男の子が並んでいる。彼らを見送るのは奥様の稲、若奥様の豊子、そしてお実を含む三人の使用人だった。
 お実は枝美お嬢様の晴れやかな女学生姿を見るのが嫌だったのである。カトリックの女学校に通う十七歳の枝美は、抜けるような白さのブラウスと色鮮やかな紺碧のスカートを身にまとい、大きな臙脂色のリボンで髪を結っている。足元を飾る黒革の靴は、昨晩お実が磨いたものだ。
 一方、お実はと言えば手拭いの姐さんかぶりで、着ている服は色あせた絣の着物とつぎはぎだらけのモンペなのだ。むろん、奉公先のお嬢様とそこの使用人となれば当然の対比で、お実も身のほどをわきまえてはいたが、どうしても我慢ならないことがひとつだけあったのだ。
 お実を見下す枝美の視線である。まるで家畜を蔑むかのようなその目つき……。
(なにもそこまで見下さなくてもいいではないか)
 お実は常々思っているのだが、枝美のその傾向は女学校に通い始めてから顕著になり、日増しに強まっているようなのだ。
 原因を探せばお実にも見当たる。二十一歳のお実が美し過ぎるのだ。枝美も鄙には稀な乙女だったが、お実はさらにその上をいっており、四歳分の色香を差し引いても枝美が生涯追い越せそうにないほどに、その差は歴然としていたのである。
「いってまりいます」
「いってらっしゃいませ」
 送り出す側の住人たちが波打つように頭を下げ、送り出された側は当主の巌を除いて町中の方へ歩いて行った。子供たちはバス乗合所へ、虎男は所長を務める村の郵便取扱所へ向かったのだ。
 村長職にある巌は、お抱え運転手付きのオースチン・セブンに乗り込み、なにか大きな懸案でも抱えているのだろうか、いかめしい顔で出勤して行った。
 オースチンが見えなくなるのを待って、奥様と若奥様が母屋に引っ込み、お実たち使用人は勝手口に回った。六月中旬にしては少しばかり蒸し暑く、お実が薄曇りの空を見上げていると、使用人仲間のお里婆さんに袖を引っ張られた。
「はい?」
「雨が心配かい?」
 身の丈がお実の胸元までしかないお里婆さんがなにやらニヤニヤ笑っている。
「ええ、お坊ちゃんたちの洗濯物が多いんです」
「洗濯、早めに終わらした方がいいよ」
「はい、そうします」
 そう言ってお実がもう一度空を見上げた。するとお里婆さんがしわだらけの顔を下品に歪めて、お実の背中をポンポンと叩いた。
「そうじゃないよ。旦那様からお呼びがかかったんだ。昼過ぎに一本松の前で待ってろってさ」
「は、はい……」
 顔を朱に染めたお実は目を伏せ、お里婆さんの脇を足早に通り抜けた。
「真っ昼間からなんてうらやましいねえ。あんたが変にかわいいもんだから、こっちは仕事が忙しくてやんなるよ。まったく……」
 お里婆さんの当てこすりが背中に突き刺さっても、お実にはそれを払いのける気力もなく、隠れるように勝手口へ逃げ込むのだった。その様子を見ていた、お里婆さんの連れ合いの源爺が口をへの字に曲げている。
「おい、あんまりお実をいじめるんじゃない。仕事はしっかりやってるだろう」
「なんだい。あんたまでお実の肩を持つってのかい? まったく、男ってやつは女の尻しか頭にないのかね。ああ、いやだ、いやだ……」
 お里婆さんがぶつくさ文句を垂れながら勝手口に消えると、源爺が吐き捨てるように呟いた。
「……キリの女がなにぬかすか。馬鹿たれめ」
         *
 わらじを履いたお実が野中の一本道をトボトボと歩いていた。お実は背が高い。なによりも腰が高く、太腿が長いのだ。その上、顔は小振りで髪は栗色、肌は雪よりも白い。
 瞳こそ黒色だったが、お実は異人の血を引いていたのだ。かなり薄まっているとはいえ、一目でそれと分かる。長崎や神戸ならさほどめずらしくないのだが、ここ東北の寒村では奇異の視線を集めてしまうことになる。
 屋敷から歩いて半里ほどの沿道に、ポツンと一本だけ松が立っている場所がある。その昔、旅人の道標に植えられたと伝え聞くがいまではそれも定かでない。
 どんよりした雲が低くなっている。松の根元に立ち、不安げに空模様を見上げていたお実に遠くから声がかかった。
「おー、さー、ねー、さーん!」
 走りながら手を振っているのは、永田家の小作をやっている日比野青年だった。日焼けした顔に笑顔を浮かべ、一目散に駆け寄ってくる。お実は手を振り返そうとしてためらい、はにかんだ顔だけを彼に向けた。
「やあ、お実さん。ここでなにしてるの?」
 息を切らした日比野に笑顔で尋ねられ、お実は眩しいものでも見たように目を伏せてしまった。松の根元に立つ自分がひどく汚らわしく思え、純朴な村の青年を正視できないのだ。
「だれか待ってるの?」
「う、うん……」
「……そう」
 日比野はそれ以上は聞こうとせず、お実と並んで松の幹に寄りかかった。目を伏せているお実と対照的に日比野は空を見上げ、なにかを言い出そうとして言い出せないでいる。
 日比野はお実を好いていたのだ。その想いはお実にも届いてはいたが、そこから先に進むことはなかった。ふたりはそれぞれに重い荷物を背負っており、新たな一歩すら踏み出すことができなかったのである。
 お実が日比野を見ずに言った。
「ひ、日比野さん。お父さんの具合、どう?」
「ん、今日も朝から寝込んでるよ。湿気があるとどうもだめらしい……」
「そう。今年は天気がよくなるといいね」
「ああ、今年こそは親父を温泉に連れて行ってやりたいよ」
 遠くを見ていた日比野がピクリと身体を動かし、いましがたきた道の方へ顔を向けた。黒いオースチン・セブンがでこぼこ道を右に左に傾ぎながらこっちに向かっている。
 日比野の表情が強ばった。うつむくお実と自動車を交互に見て、後ずさるようにその場から離れてゆく。
「そ、それじゃ、また……」
「う、うん」
 お実は顔も上げられず、両手を白くなるほどきつく握りしめている。日比野を追い払った自動車が松の木の前で止まった。後部座席に巌が乗っている。巌は窓ガラスを開け、立ち去る日比野に向かって吐き捨てた。
「ふん、日比野のところの倅か。マルクスかぶれの怠け者め……。お実、奴となにを話していた?」
「あ、あの……。特に、なにも……」
「まあ、いい。早くこっちへこんか」
「は、はい」
 お実が後部座席に上がると、入れ代わりに初老の運転手が自動車を下り、松の木陰に立ってこちらに背を向けた。座席にふんぞり返っていた巌は早くもズボンからしなびた男根を取り出している。
「時間がない。口でやってくれ」
「……はい」
 運転手はもちろん、立ち去った日比野にも自分の惨めな姿を見られないようにと、お実は狭い床に膝をつき、できるだけ姿勢を低くした。お実は巌の股間へ顔を近づけ、紅い舌先で男根の鈴口をくすぐった。
「これから県庁に行くので帰りは遅くなる。今週はなにかと忙しくておまえを抱く暇がなかったから、移動のついでにと思ってな」
 巌は右手でお実の背中を撫でながら、左手でモンペの腰紐を解き、白い腰巻に包まれた大きな尻を剥き出しにした。巌が腰巻を力任せにたくし上げた。その尻は腰巻の幾倍も白く透明で、肉球の中央に穿たれた溝はどこまでも深く、中身の充実を物語っていた。
 お実は左腕一本で上体を支え、男根の裏筋に舌を這わせながら、右手で玉袋を転がしている。巌の左手がお実の股間に入り、無骨な指先が溝の奥底に息づく肉襞をまさぐった。
「あん……」
「日比野の倅め。この尻を狙っとるようだが、こんな美味い尻をおめおめと食わせてたまるものか。そうだろう、お実?」
 閉じ合わさった肉襞をコチョコチョとくすぐられ、お実の丸い尻がムズムズと動いてしまう。
「む、む……」
 お実は男根を根元までくわえ込んで上目遣いに巌を見たが、肯定も否定もせず、悲しげな瞳を潤ませるだけだった。巌の指先が肉襞を押しのけ、膣の入り口をいじり始めた。
「んむっ……、むっ……」
 股間を弄ばれながら、お実は口に含んだ男根に唾を満遍なくまぶし、チュルチュルと吸い立てた。甘美な舌技はとろけるようで、老いた男根ですら元気にムクムクと鎌首をもたげる。男根はほどなく膨らみ、お実の口腔を満たした。
「ふふふ。ホトがとろけてきたぞ。オサネがいじりやすいように片足を座席に上げるんだ」
 巌がお実の太腿にまとわりついていたモンペを足首へとずり下げた。狭い床に両膝をついていたお実は下肢をくねらせて右脚をモンペから抜き、犬が小便する格好になった。股間が直角に開いたので、湿り気を帯びてほころんだ淫裂がパックリ開陳してしまう。
 陰毛と大陰唇がはかないほど薄いため、肉厚の小陰唇が引き立っている。巌はさっそく中指で陰核包皮を剥いて、飛び出た桃色の陰核を人差し指で嬲り始めた。
「んんっ……。んっ……」
 濡れ光る桃色の肉豆は見る間に大豆ほどの大きさに勃起してしまった。指先でグリグリと押し込まれるように揉まれると、淫裂全体から内腿にかけてヒクヒク反応してしまう。その間にも、巌のもう一方の手はお実の胸元に忍び込み、豊満な乳房を鷲掴みにした。てのひらにピッチリ張りつく瑞々しさだった。
「お実のオサネが膨らんできたぞ。ふふふ、相変わらずドスケベなオサネをしているな」
「んんっ、んっ、んんっ……」
 お実は懸命に男根を吸い立てている。喉の奥に亀頭が当たるくらい深々と吸い込んだり、舌先で肉筒を螺旋状に舐めたりと仕込まれた舌技を駆使しているのだ。乳首ごと乳房をグリグリとこねられ、図らずも自身が感じてしまっても、お実は口の動きを止めずに男根を吸い続けた。
 お実の股間は早くもトロリと蜜をにじませていた。脈動のような悦楽が下半身を焼き、その火の手は乳房に及んでいる。身のしっかり詰まった乳首もコチコチに硬くなり、過敏になっていた。
「ふふふ。さあ、どっちが先にイクかな?」
 陰核を責めていた巌の二本指がほころんだ膣口を探り当て、ズブズブと侵入してきた。
「んっ! んふっ!」
 お実は自身の悦楽を紛らわすかのように、男根の吸引を強めた。
「い、いいぞ、お実。いい感じだ……」
「むふっ! んむっ!」
 巌は二本指で熱した膣をえぐりながら、親指を勃起した陰核にあてがっている。しかし、その動きが徐々に緩慢になってきた。お実の口舌奉仕にいよいよ追い詰められていたのだ。それを察したお実が限界まで吸引力を強めた。
「おっ、おおっ……。う、うまいぞ、お実……」
 ズチュル、ズチュルとお実の口から卑猥な音が漏れている。表で待機する運転手の耳にも届くほどだ。巌はめくるめく快楽に老骨を硬直させ、眼鏡を半分ずり落としている。
「で、出るぞ……。出るぞ、お実! おうっ! おおうっ!」 
 巌の腰がビクン、ビクンと跳ねて、お実の喉奥に老人の腐った精液がばらまかれた。
「ふーっ、わしの負けだな」
 男根の痙攣が収束するにつれ、巌が思い出したようにお実の汗ばんだ乳房と尻を撫で回した。それでも飽き足らないのか、姐さんかぶりの手拭いをむしり取り、お実の栗色の髪に己が顔を埋めて大きく息を吸っている。
「よーし、よーし、全部飲むんだぞ。これを飲んで、もっともっと乳と尻を大きくするんだ……」
 男根の脈動が完全に治まるのを待ってから、お実は口の中に溜めていた苦い精液を飲み込み、尿道に残留した分は時間をかけて最後の一滴まで絞り出した。最後に男根に付着した諸々の汚れを舌先で丹念に清めて、この日のお務めは無事終わったのだった。
         *
「道草しないでまっすぐ帰れよ。くれぐれも日比野の倅とは口を利かんようにな」
「はい……」
 走り去る黒いオースチンを見送って、お実はひとり野中の一本道を歩き出した。口中に嫌な苦みが残留し、半端に昂ぶった女肉がさみしく疼いている。幾度となく経験したお務めだったが、この虚無感だけは一向に慣れることはできなかった。
(こんなこと、いつまで続くんだろう?)
 追い打ちをかけるように雨が振り出し、お実は手拭いをかぶり直した。雨足が強まった。濡れた着衣がお実の豊満な肉体の線を露にしている。トボトボ歩くお実の尻がムチムチ揺れる様は、まるで気をやれなかった不満をすくぶらせているかのようだった。

中学生に寝取られた_10

 ドアの開閉する音に、朱美は浅い眠りを覚まされた。邦夫が洗面器とタオル、ミネラルウォーターを手に立っている。
「……あ、ごめんなさい。いつの間にか寝ちゃったわ」
 朱美たちは睦み合ったまま寝てしまったのだ。すでに日付は変わり、カーテン越しにも日の出が近いことがわかる。
 洗面器を置いた邦夫は、Tシャツとトランクスを脱ぎながらぼそりと言った。
「雄太が九回で、康二が十一回だ」
「え?」
「あいつらがいった回数だよ。で、あんたは七、八回ってとこか? 演技でなきゃな」
「か、数えてたの?」
「ああ、ずっと見てた。結局、成功しなかったな」
「ええ、三人同時は難しいわ……」
「それとそうと、ザーメン臭いぞ。さっさと洗えよ」
 邦夫は面倒臭そうに言って、いすに腰かけた。
「え? あ、ありがとう……」
 朱美はベッドから降りて、荒淫の跡も生々しい体を拭き清め始めた。濡れタオルで腕や脚を拭うふりをしながら、こっそり膣や直腸に指を入れて、中にこびりついた精液を掻き出す。
「く、邦夫くん。どうして四人一緒にこだわるの?」
「別にこだわってるわけじゃないさ。ただ面白そうだし、想い出にもなるし……」
「想い出? 夏休みの? それとも中学時代の?」
「うーん、ちょっと違うな。まあ、あいつらと一緒に遊んだっていう想い出かな、たぶん」
「そう、わかるような気がするわ。友達って大事だものね」
 相槌を打たれたことが気恥ずかしいのか、邦夫はぶっきらぼうに立ち上がった。
「それ、捨ててくるから、うがいもしとけ」
「あ、はい」
 そのためのミネラルウォーターだったのだ。朱美は口をすすぎながら、淫鬼の意外な一面に感心していた。
 忍び足で出て行った邦夫が忍び足で戻ってきた。
「あんた、疲れてるだろ?」
「さすがに……ちょっとね」
 熟睡している雄太たちにタオルケットをかけていた朱美がはにかむ。
「4Pは明け方にするから、それまで寝てていいぞ」
「この時間なら起きていた方がいいわ。それに邦夫くんの練習がまだだし……」
「お、おれはいいよ。雄太たちと違って、ただのフェラチオだし……」
「じゃあ、練習抜きってことでどう? いまなら二人きりよ。こっそりやりましょうか?」
「な、なんだよ、やけに絡むな……。おだててもなにも出ねえぞ」
「だって邦夫くん、お風呂を出てからら全然じゃない。もう、おばさんとやるのは飽きちゃった?」
 朱美が嫣然と笑う。画策など微塵もない、心からの笑顔だった。
「そ、そんなことないけど……。あ、でも、本当はやり過ぎで痛いんだろ? やっぱり、明け方まで休んでろよ」
「えーっとね、前の方は平気なの。伊達に人妻を十年もやってないわよ。ね、だから……」
 脚をやや開き気味にして立つ朱美は生々しい肉の塑像だった。仄白い肌の下では荒淫の気だるさと情欲の火照りが拮抗しているのだろう。そんな柔肉の危うさを見ていると、無性にしがみつきたくなる。
「しょうがねえなあ……」
 そう言いつつ邦夫は立ち上がったが、本当は二人きりになる機会を窺っていたのだ。あえて3Pに混ざらなかったのも、わざと物音を立てて朱美を起こしたのも、差しでじっくり抱き合いたかったからに他ならない。
 二人は毛布を床に敷いてベッドの代りにした。雄太たちに対する気後れから、照明を補助灯に落とす。途端に密会じみた雰囲気になり、どちらともなく笑いがこぼれた。二人は立ったまま抱き合った。
「なあ、ちゃんと教えてくれないか、セックス……」
「もう教えることなんてないわ」
「お、女が喜ぶセックスだよ」
「あら、わたしは彼女の実験台?」
「そ、そんなんじゃないよ。あんたが気持ちいいと、多分、おれも気持ちいいと思うから……」
「ふふ、それがわかっていれば十分よ」
 二人は再び抱き締め合い、朱美のリードで毛布の上に横たわった。朱美が下になり、邦夫の首に腕を絡ませる。
「……あのね、激しいセックスもいいけど、その前に必ずムードを盛り上げなければならないの。前戯をきちんとして、言葉も交わして……。後はそうね、例えばじらしたりとか」
「あー、なかなか入れなかったりする、あれか?」
「それもあるけど、例えばおっぱいを触るにしても、いきなり揉んだりしないで、周りを指でなぞったり、そっと押したり、さすったりとか……。そきときは小さな刺激から始めるの。ね、ちょっとやってみて」
 朱美は邦夫の手を取り、薄い歯形や淡いキスマークの残る乳房に導いた。邦夫はこのときばかりは神妙な顔になり、乳房の裾野をそっとなぞってみた。
「こ、こんな感じか?」
「そう、いいわよ。これはね、いろいろ応用が効くからよく覚えててね。女はね、なにもあそこだけが性感帯じゃないのよ」
「ふーん。で、順番はあるのか?」
「特にないわ。でも、あそこから遠いところから始めて、徐々に近づくようにするといいかも……。ま、これはわたしの好みだけどね」
「じゃあ、ちょっとやってみるけど……笑うなよ」
「笑わないわよ。真剣な人、わたしは好きよ」
 邦夫の鼻息が荒くなった。
「こ、子供扱いするな。いいか、あんたはおれ専用のセックス奴隷なんだぜ」
 朱美は首をすくめて見せる。
「そうね、ごめんなさい。じゃあ、あなた専用のセックス奴隷をちゃんと歓ばせてね。言っとくけど、演技はしないわよ」
「わ、わかってるって。見てろ、ひいひい言わせてやる」
 そう笑ったのも束の間、邦夫は引き締まった表情になった。まずは左の乳房を基点に、利き腕の五指だけで刺激を与えてみる。するとどうだろう。レイプまがいのセックスでは見落としていた朱美の呼気の変化、微妙な発汗、筋肉の動きが感じ取れたのだ。
(へえ、おもしろいけど、なかなか難しいな……)
 右の乳房に移った。同じ刺激にならないように注意しつつ、指先の運びを工夫する。と、邦夫の腕を握る朱美の手に時折力が入った。これはなんのサインかと考えながら、さらに愛撫を続けてゆく。
(よ、よし。これならどうだ?)
 満を持して左の乳房に戻った。乳首には触れず、乳輪にも触れず、その周囲に指先で円を描く。途端に朱美の体がよじれた。縋る手は汗ばみ、り汗ばんだ太腿を擦りつけてくる。
「か、感じてきたのか?」
「ええ、いい調子よ。続けて……」
 邦夫の指が乳輪の縁を回り出した。二度三度と回るうちに、乳首がぴくぴくしこってくるのがわかる。
(ああ、そろそろ乳首にタッチして……。摘まんでもいいのよ。引っ張っても……)
 朱美の肉の声が届いたのか、邦夫が乳首に触れてきた。乳房全体をてのひらで覆い、乳首を乳輪の中に押し込む。そうやって左の乳房をじらしつつ、右の乳房へ唇をつけた。
 邦夫の下唇が乳輪の周りをくるくる回る。何度も執拗に回り、時折舌先を伸ばしては白肌と乳輪の境界に唾を塗り込めた。
(あっ……。これ、いい……)
 唇の回転の輪は徐々に狭まり、乳首を擦るようになった。散々じらされた乳首は痛いほどに勃起し、舐め続けられた乳輪は乳房全体を引っ張るように膨張している。
「はむっ……」
「あっ!」
 邦夫が乳首に吸いついた。吸い出しては唇で挟み、舌先でちろちろと舐めて転がす。
「あ、ひっ……」
 朱美が初めて喘ぎを漏らした。それでも邦夫は気を抜かない。朱美の表情を上目遣いで確かめながら、左の乳房に置いていたてのひらをゆっくり回しす。押し込まれている乳首が、臼に放り込まれた木の実のように転がった。
「はあ……。いいわ……わかるでしょ、乳首立ってるの?」
「ああ、こりこりだ」
「ねえ、吸って、こっちも……」
 声の半分は甘い吐息だ。
「それ、演技か?」
「演技はしないって言ったでしょう……。本当に吸ってもらいたいのよ……。ね、はやく……」
「やだって言ったら?」
「お願いよ。それ、とってもいいの……」
「舐めた後、キスするぞ?」
「いいわ、キスしましょ……」
「舌を入れるぞ?」
「入れて、なんでも入れて……」
「よ、よし。そこまで言うなら、舐めてやる」
 乳首の感触の残るてのひらをどけて、左の乳首を吸い、挟み、たっぷり唾をまぶした。
「はあ……ん。いい、いいわよ……」
 身悶える朱美の乳房がふるふる震える。邦夫は左右の乳首をそれぞれ親指で封をしてから、首筋、喉元へ唇を這わせていった。舐める場所を変える度に、親指の下の乳首は転がされて、ずきずきするほどの快感を与え続けた。
「く、邦夫くん。さっきのあれ、じらしたつもり?」
「あ、みえみえだったか?」
「いいえ、合格よ……。わたし、我慢できずにおねだりしちゃった」
 微笑む唇同士が重なった。邦夫にとっては記念すべきファーストキスだ。舌を絡ませ、唾液を交換し、一度離れてまた重なる。何度かそれを繰り返しているうちに、朱美が耳元で囁いた。
「下も……ね」
「あ、ああ……」
 邦夫は左腕で朱美の肩を抱き、右手を下半身へ滑らせた。たったそれだけの愛撫で、腕の中の朱美はひくひく震えている。じらす側も自制が求められた。邦夫は焦る手を止め、まずは陰毛を撫でさすった。
「はあ……」
 次に尻をまさぐった。
「あふ……」
 臀裂の始まり──渓谷の入り口──に指を置き、沢を登るように指を進めてゆく。肛門のふくらみをわざと迂回して、泉が湧いている膣口も避けて、陰毛がまばらに生えているのり面を進む。
(い、言わせたいのね……。でも、まだ言ってあげない……)
 邦夫の指はそこから谷底を覗き込むように身を乗り出し、あわや落ちそうというところで向かい側に跳び移った。たまらないのか、朱美がひしと身を寄せてくる。邦夫は軽く口づけを交わしてから、いよいよ谷底を目指した。
(ああ、まだよ……。まだ言ってあげない……)
 谷底に降りるには幾重にも連なった肉襞を掻き分けなければならない。濡れて滑りやすい足場を確かめながら、進んだり、戻ったり、尿道口をつついたり……。だが、肝心の場所には近づこうとしなかった。
「あふうっ……」
 朱美が喘いだ。我慢も限界だ。
「な、中も確かめて……。そっとよ……優しく」
 だが、邦夫の指先はそこから立ち去ってしまった。尿道口を飛び越え、陰核包皮のつけ根に着地する。アクメの手前までじらしてやろうとの魂胆だ。
「あ、待って……」
「え?」
「そこは……いいわ。それより中を、ね」
「ああ、一番のお楽しみは最後ってわけだな」
「ち、違うの……」
 朱美の声は打って変わって神妙だ。邦夫はどこで手順を間違えたのか、頭をフルに回転させて考えた。
「あ、やっぱり、痛いのか?」
「違うの。そうじゃないの」
 朱美は左手で邦夫を押し止め、右手をそっと男根に寄せた。
「クリトリスはね、男の子のこれと同じなの……」
「あ、ああ。だから、すごく感じるんだろ?」
「そう、すごく感じるの……。でもね、感じ過ぎてだめなこともあるのよ」
 突如として始まった禅問答に、邦夫は苛立ちを隠せない。だが、朱美が大切なことを伝えようとしているのは、真剣な眼差しを見ればわかる。
「女はね、クリトリス以外でもいけるのよ」
「ああ、それは知ってる。Gスポットだろ?」
「うーん、Gスポットももちろんそうだけど、それだけじゃないのよ。どう言ったらいいのかな……。お腹全体と言うか、体全体と言うか……。うーん、子供を産むための器官、それ全体が震えるって言うか……」
「お、おいおい。それをいまやれっての? おれに? そんなのできるかよ」
 朱美は男根をきゅっと握って、むきになる邦夫を黙らせた。
「できるわ、邦夫くんなら。邦夫くんのこれなら」
「よ、よせよ。こっちが恥ずかしくなる」
「邦夫くんのこれね、夫のとそっくりなの。大きさと形が……。だから当たる場所も同じなのよ……」
「な、なんだよ。いまそんなこと言うなよ。白けるだろ」
 朱美はあくまで真剣だ。男根を握る手にも決意がこもっている。
「最後まで聞きなさい! いい、クリトリスのアクメに訓練は必要ないの。でも、中は違う。開発と言ったら大げさだけど、根気強く訓練を続けることで、中でもいけるようになるのよ。クリトリスでは味わえない、連続するアクメに」
「れ、連続?」
「そう。クリトリスのアクメは男の人の射精と同じで、回復するまで時間がかかるけど、中のアクメは連続していけるのよ」
「な、何回くらい?」
「普通は二、三回かな……。調子がいいと四、五回」
「そ、そんなに? じゃあ、いきっぱなしてやつ?」
「そう。数分間はいきっぱなしよ。でも、きみたち三人が相手なら、もしかするとその倍はいけるかも……」
 邦夫は押し黙った。朱美の真意がわからない。裏があるのかないのか、しばらく考えてから恐るおそる尋ねた。
「そ、そんな秘密を教えていいのかよ。も、もしもだぞ。もし、おれたちがあんたを手放さなかったらどうなる? しょっちゅう呼び出して、セックスを迫ったらどうするつもりだ?」
 朱美は動じるどころか、柔らかな笑みを浮かべた。
「信じてるもの、きみたちを」
「ど、どうして?」
「あなたたちに抱かれたから」
「そ、それでなにがわかるんだよ」
「優しくしてくれたじゃない」
 さもそれが当たり前のように、朱美は言い切った。その瞳は中学生の邦夫が心配になるほどに、透明で真っ直ぐだ。
「お、おれは別に優しくなんか……。でも恩に着るよ。これでいい想い出が作れそうだ」
「あ、いま恩に着るって言ったわね?」
「え? あ、言ったけど……」
「じゃあ、女の子には優しくするって約束してくれる? これからもずっと……」
 際どい話題だった。だが、朱美は邦夫の弱点を突いているのではない。ただ、切にそう願っているだけなのだ。邦夫はそう理解して、頷いた。
「ああ、約束する」
 礼には礼で返す。中学生なりの矜持だった。
「じゃあ、始めましょうか。みんなを起こさないと……」

中学生に寝取られた_4

(この子も脅えているのね……)
 雄太の肌は青ざめており、薄い脂肪にあばら骨が浮き出ていた。朱美はその一本一本を確かめるように指先を滑らせてゆく。
「あっ……」
 雄太の背筋がしなり、衰えを知らない男根が大きく揺れた。朱美の乳房も腕の動きにつれてたぷたぷと震え、その先では乳首はゆっくり回っている。
「ね、ねえ……。雄太くんも触っていいのよ」
 揺れる男根を見据えたまま促すと、雄太は回る乳首を凝視して応えた。
「ど、どこを触ればいいの?」
「どこでもいいのよ。好きなところを……」
「ど、どこでも?」
「ええ、どこでも……」
 手を伸ばそうとして、雄太が目を瞬いた。眼前の乳首がぷくっとふくれたのだ。ほんのわずかな膨張だったが、瞬きを忘れるほど凝視していたので見間違いではない。
「あ、朱美さんも気持ちいいの?」
「え?」
「朱美さんの乳首、ふくらんだよ」
 朱美の頬が引きつった。
「き、気のせいよ……。さ、雄太くん。わたしばかりじゃなんだから、ね、触って」
 気のせいなどではない。沸騰した血液が乳首から去ろうとしないのだ。お椀型の乳房全体も桜色に染まり、裾野から厚みを増している。体奥の炎がいよいよ体表をも焦がし始めていた。
「あ、またふくらんだ! 色も変わってきたよ!」
 残酷な無邪気さで雄太が喚き立てる。座り込んでいた邦夫たちも、どれどれと身を乗り出してきた。
(や、やだ! 見ないでよ!)
 乳首に注目が集まれば集まるほど、皮肉にも血液がどんどん流れ込み、まるで爆ぜた木の実のようにふくらんでしまう。心臓が脈動する度にじくじく疼くほどだ。
 慌てた朱美は自分から雄太に覆い被さった。
「ゆ、雄太くん、はやく……」
「え、あの、ど、どうしたら……」
「す、好きにしていいのよ。ほ、ほら、こうやったり……」
 雄太の胸板の上で乳房がひしゃげ、勃起状態の乳首はその中に埋没した。
「あ……」
 朱美の口から甘い吐息が漏れた。演技ではない。潰れた乳首がじんじん疼き、たまらず声を発してしまったのだ。照れ隠しに雄太と目を合わせてみる。だが、雄太は心ここにあらずだった。視線は宙を泳ぎ、硬直していた。
 代わりにかぶりつきで見ていた邦夫たちが静寂を破った。
「わはは! 雄太のやつ固まってるぜ!」
「もういっちまったんじゃねえのか?」
 床を叩いて大笑いする二人だったが、目だけは笑っていない。これから起こることのすべてを見逃すまいと、彼らも真剣なのだ。邦夫がベッドの前部に、康二は後部に移動した。
「へへっ、すげえな、おい……」
 後ろに回った康二の鼻息が、朱美の臀裂と雄太の陰嚢にかかった。朱美が腰を浮かしているため、滑稽なほどそそり立った男根は中空でひくひく揺れている。亀頭が指し示す先は、康二が初めて肉眼で見る女性器だ。
 陰毛は多く、そして濃い。内腿の白と陰毛の黒、淫裂の鮮烈な薄紅色のコントラストが目に焼きつく。あれは汗だろうか? 淫裂からはみ出た肉びらがかすかに光っている。
「た、たまんねえよな、実際……」
 康二はしみじみと嘆息を漏らした。目の前で生の女性器が息づいているのだ。長躯が震える。それは掛け値なしの感動だった。
「康二、そっちの具合はどうだ?」
 ベッドの前部から、朱美の顔を覗き込んでいた邦夫が声をかけてきた。
「え、具合って?」
「おまんこの具合だよ。三十三歳人妻のおまんこはどんな感じだ? やっぱり、びらびらはまっ黒でまん毛はもじゃもじゃか?」
 朱美の双肩が強ばった。いまこの瞬間も見られているのだ。火照っているあそこを……。とにかく隠さなければと、朱美は後先も考えず雄太にしがみついた。
(きゃっ!)
 しがみついた拍子に雄太の亀頭が下腹部に当たり、朱美の尻が大きく跳ね上がった。子供のものとは思えぬ灼熱の肉塊だった。
「わ! な、なんだなんだ?」
 尻を間近に見ていた康二がつられて体を上下させる。朱美の尻はパニックに陥っていた。背後の視線から逃れようにも、尻を落とせば男根に押し戻されてしまう。
(や、やだっ! 見ないでっ!)
 朱美の尻はヒステリックに上下動を繰り返し、やがて亀頭に触れるか触れないかの位置で静止した。朱美は亀頭に触れるよりも、視線に射られる方を選んだのだった。
 朱美の膠着を待って、再度邦夫が問いかけた。
「で、どんな感じだ?」
 宙に浮かんだ美尻をうっとり眺めていた康二がはたと我に返り、その感動を伝えるべく手振り身振りで話し始めた。
「と、とにかくでかいけつだ……。でっかくて真っ白で……」
「けつは白くても、おまんこはまっ黒か?」
「あ、いや、まっ黒なのはまん毛だ。肛門の方まで生えてる……。でもあれだな、もじゃもじゃだけど、すごく柔らかそうだ……」
 康二が顔を寄せたため、荒い鼻息が直に当たった。
(う、うそよ。濃くなんかないわ。わたしは普通よ。お願いだから、変なこと言わないで……)
 朱美は剥き出しの臀裂を晒す羞恥に身悶えた。奇しくも、そのわずかな動きで雄太との間で押しつぶされた乳房がうねり、しこった乳首も転がってしまう。
「あっ!」
「うっ!」
 二人の口からほぼ当時に吐息が漏れた。互いの肌はこれまでになく密着しており、一方がわずかに動くだけで、汗ばんだ肌にちりちりと電流が走るのだ。雄太にとっては初めての、朱美にとっては十五年来の疼きだった。
 康二が上擦った声で実況を続けた。
「び、びらびらはあれだな、えっーと、乳首みたいな色だ。へへっ、けつの穴も見えるぜ。けっこう毛が生えてやがる」
(いやっ! もう言わないで!)
「痔はあるか? いぼ痔とか切れ痔とか? まさか脱肛はしてねえよな?」
「だっこう……?」
「肛門から粘膜がはみ出てるかってことだよ。どうなんだ?」
「あー、それはないな。痔もないよ。きれいなもんだ。へへっ、ちょっと毛深いけど」
「あはは、そうか。そっちは処女ってわけだな」
「え?」
 康二がきょとんとしても、邦夫はあえて無視した。いまはそれどころではない。人妻を言葉で嬲るだけで男根がずきずき脈打っている。男根が続けろと急かしているのだ。
「びらびらはどうだ? びろーんとはみ出てるか? それとも毛深くて見えねえか?」
「あー、びらびらね……。んー、どうかな……」
 康二の顔がさらに近づいたのを感じ、朱美の巨尻はおののいた。
(い、いやよ! 見ないで! 言わないで!)
「そうだな……。びろーんてよりも、ぴろって感じだな。んー、きれいな方なんだろうな……。うん、きれいなおまんこだ」
 康二はメディアで得た性知識を総動員した上で、そう結論づけた。しかし、邦夫は納得していない。ますます語調を強めては、言葉で朱美を解剖しようとする。
「じゃあ、中身は見えるか? びらびらの奥、おまんこの穴だ」
「んー、閉じてるから見えねえな……」
「ぴっちりか? ぴっちり閉じてるのか?」
(お、お願い。もうやめて……)
「んー、ぴっちりじゃないな……」
「じゃ、どんな感じなんだよ?」
「そうだな、ふわっていうか、ふやけてるっていうか……」
(えっ! うそよ! そんなに濡れてないわ!)
「お、おい。まさか濡れちゃいないよな? まだなにもしてねえのに?」
「あ、でも、なんか光ってるぞ……」
(いやあっ! だめ! 言わないで!)
 上げても地獄、下げても地獄だった。進退きわまった朱美はほんの少しでも肌を隠そうと、雄太を抱き寄せて自ら正常位の体勢に持ち込んだ。
 驚いたのは少年たちだ。瞬時に上下が入れ代わったのを目の当たりにして、これが大人のセックスかと度肝を抜かれている。雄太に至っては右手にショーツを握ったままへっぴり腰になっていた。
「ご、ごめんね。びっくりした?」
 朱美は無理に笑って、雄太の背中に腕を回した。抱き寄せようとするが、雄太は四つん這いのまま踏ん張っている。見れば、康二が雄太の下肢を押さえ、朱美の股間を覗き込んでいるではないか。
(ちょっと! やだ! やめてよ!)
 力づくで引き寄せようにもそこは男の子、びくともしない。雄太は排便を我慢しているような顔をして、懸命に四肢を張っている。
(お、お願いよ! こっちにきて! だっこして!)
 そんな朱美の狼狽を、頭上の邦夫がにやけて見ていた。
「朱美、次はなんだ?」
「え、あの……」
「前戯は省略か? このまま、ぶすっていくのか?」
「あ、いえ……」
「雄太は初心者なんだぜ。少しはリードしてやれよ」
「あ、そ、そうね……」
 そう応えたものの、朱美になす術はない。前戯に移ればあそこが濡れていることを知られてしまうし、かといって前戯を省略しても同じことだ。性知識だけは異様に豊富な彼らのこと、間違いなく「淫らな女」のレッテルを張るに違いない。
(そんなつもりは全然ないのに……。もう、どうして濡れてしまうのよ……)
「股広げろよ」
「……え」
「とりあえず股広げろ」
 朱美の耳元で、邦夫がどすを利かす。
「雄太へのリードはそれとして、ほれ、康二にもサービスしてやれよ。さっきからあんたのおまんこにかぶりつきなんだぜ」
「あ、でも……」
「おいおい、まだ逆らうのか? やっぱり、旦那を性犯罪者にしたいわけ?」
「ち、ちがいます!」
「だったら股広げろよ。股広げながらでも前戯はできんだろ?」
(くっ、なんて子なの……)
 朱美は唇を結び、眉根を寄せ、邦夫を睨みつけた。体を与えるのはただの契約──それ以上でもそれ以下でもないと、意思を込めたつもりだった。
 邦夫は一瞬顔をしかめた後、不敵な笑みを浮かべた。
「あ、そう。性犯罪者の妻になりたいわけね。キング・オブ・性犯罪者──つまり、幼女レイプ犯の妻に?」
「レ、レイプだなんて。夫はただ……」
「ただ? ただなんだって? いい年したおやじが女子小学生を裸に剥いてただ?」
 朱美は後悔した。いま目の前にいる邦夫は、妹思いの兄そのものだったのだ。
「ご、ごめんなさい。そんなつもりで言ったんじゃ……」
「ふん、まあいい。さっさと始めろよ」
「あ、はい……。ゆ、雄太くん。さ、最初はね、ほら、こうやって……」
 雄太の上半身を引き寄せて、耳元で囁いた。
「どう? おばさんの体、柔らかい?」
「う、うん。や、柔らかいよ」
「そう。じゃあ、もっとおばさんにくっついていいのよ。手で触ってもいいわ。もらろん、口を使っても……」
「う、うん」
 雄太は不自然に腰を引いている。乳房の感触だけで射精寸前なのだ。もし、男根が朱美の下腹部にもう一度触れたなら、瞬時に爆発してしまうだろう。
 雄太はからかわれることはもう平気だった。それよりも、射精に伴う交替でこの甘美な時間を奪われることを怖れていたのだ。そして、そのへっぴり腰が朱美をさらなる窮地に追い込んでゆく。
「朱美! さっさと股開け!」
 康二がベッドの枠を叩いて急かす。朱美は雄太と足を絡め、とりあえずペッティングで時間を稼ぐ作戦に出た。
 だが、ここでも朱美は運に見放されてしまった。身長差がじゃまをして脚を抜くことができないのだ。無理をすれば発情した女性器を康二に晒すことになる。
「ゆ、雄太くん。も、もっとくっついて。おばさんに抱きついて」
「で、でも……」
「朱美! 股! 股だよ!」
「ゆ、雄太くん! はやく!」
 上半身を強く抱き締めれば抱き締めただけ、雄太の下半身は離れてゆく。
(ああ、もう! 仕方ないわね!)
 朱美は力任せに雄太の両膝を弾いて、自分の両下肢を解放した。次に雄太の下肢をからめ取り、互いの腰を密着させようとする。
「わっ!」
 雄太の腰が跳ね上がった。当然、朱美の股間は剥き出しになってしまう。
「へへっ、やっと見えたぜ!」
「きゃっ! やだっ!」
 朱美の尻が暴れ出し、白磁の太腿がのたうった。雄太の腰を引きつけようにも下肢は汗でぬめり、図らずも淫靡なダンスになってしまう。
「や、やだ! 見ないで! お願い!」
 我を失った朱美が叫ぶ。ベッドは軋み、小柄な雄太は転げ落ちそうになっている。見かねた邦夫が怒鳴りつけた。
「こら! 帰るか! いますぐ帰るか!」
 朱美の抵抗がぴたりと止まった。
「雄太、もういい。性犯罪者の妻はお帰りだそうだ」
「え、だって……」
「仕方ねえだろ。無理に犯したら、こいつの旦那と同じ性犯罪者になっちまうからな。まだ中学生なのに性犯罪者にはなりたくねえだろ。性犯罪者なんぞによ」
 朱美に睨み返すだけの余力はなかった。目に浮かんだ涙は、仰向けになっていなければこぼれてしまうだろう。
「帰るか、おまんこを見せるか、好きな方を選んでいいんだぞ」
(わ、わかってるわよ。このままじゃ帰れないことぐらい……)
 自己犠牲の甘美さも、いまとなっては空しいだけだ。ここで逃げ帰れば、夫や娘に会わす顔がない。ただそれだけのことだ。
 朱美は全身から力を抜いた。雄太にすがっていた両手を解き、ぱたりと落とす。下半身は麻酔を打たれたようにゆるみ、股間をだらしなく開いてシーツに沈んだ。
(ほら、これを見たかったんでしょう。好きなだけ見ればいいわ……)
 無防備になったそこに、これまでにない苛烈な視線を感じた。陰毛の一本一本、肉襞の一枚一枚が康二の視線に焼かれている。鼻息が荒い。単に興奮しているのか。それとも、臭いを嗅いでいるのか……。
(どう、幻滅した? 女のあそこなんてそんなものよ……)
 静かな時が流れた。エアコンの送風音が耳ざわりなほどだ。
「……どうだ、康二? 人妻のおまんこは?」
 邦夫の問いに、康二が顔を上げる。紅潮した頬は半分笑い、半分引きつっていた。
「ほ、本物だ……」
「ば、ばか、本物に決まってるだろ。で、どうなんだよ? 人妻のおまんこはやっぱりまっ黒か?」
「んー、なんか、ほわってしてるな。さっきに比べてゆるんだみたいだ」
「ゆるんだ? おまんこがか? そうか、やっぱり濡れてるんだな?」
 しめたと言わんばかりに邦夫は笑い、康二の脇に移動してきた。
「どれどれ……」
 覗き込んだ邦夫は目を見張った。なんと淫らな肉花だろう。匂い立つばかりに花開いている。小陰唇の縁は水を吸ったようにふくらみ、色素沈着のない奥の粘膜部分が確認できるほどにめくれている。
 さすがにクリトリスの包皮は剥けていないが、童貞の邦夫にもはっきりとわかった。この人妻は発情している! めくれ上がった赤い内臓がなによりの証拠だ。
「そういうことかよ。たまげた奥様だぜ……」
「なんだよ、邦夫。なにがどうしたって?」
「ほら、よく見てみろ。おまんこのびらびらが濡れてるだろ? 触ってもいないうちからおまんこを濡らす女ってのはな、どすけべのど変態なんだ」
「へえ、そうなのか……。朱美はどすけべのど変態だったんだ」
(へ、変なことを言わないでよ。わたしは変態なんかじゃないわ。お、女の体ね、女の体は……)
 反論しようにも、なぜ濡れてしまったのか自分でもわからない。唯一、思い当たるのは精液臭だが、それはそれで浅ましいことだった。
「まあ、あれだな。旦那とご無沙汰でたまってんだよ。だから四六時中、おまんこがぐじゅぐじゅなんだ」
「なーんだ。朱美はたまってたのか。へへっ、おれたちと同じだな」
 濡れ光る肉襞を凝視しながら、康二が歯ぐきを剥いて笑う。
(ち、違うのよ。違うの……)
 悔しさと恥ずかしさで、朱美は顔を背けた。こぼれた涙が頬を伝い、シーツに染み込んでゆく。だが、そんな朱美の心情に気づく者はだれもいない。雄太は四つん這いのまま後ろの様子を気にしており、邦夫たちは食い入るように女の部分を見ている。
「なあ、朱美。これって前戯の必要がないってことだよな?」
「え? あ、その……」
「中も濡れてんだろ? だから、びらびらもてろてろに光ってんだよな?」
「そ、そんなこと……」
「じゃあ、中はかさかさなのに、びらびらだけてろてろなのか?」
「じ、自分ではわからないわ……」
「なら、おれが試してやるよ」
「や、やだ!」
 朱美の裸身がおののいた。なにもかも投げ出したつもりが、腰や太腿が羞恥に震え、恐怖によじれる。
「こら、じっとしてろ。指まんしてやっからよ」
「あ、だめ……」
「おまえなあ、いい加減、立場をわきまえろよ」
「あ、いえ、違うの……。む、無理に挿入すると、な、中に傷が……」
「そっと入れてやるよ。爪も切ってるし。それならいいんだろ?」
「あ、でも……」
「おいおい、おまんこ歴十ウン年の人妻だろ? 指入れたくらいで怪我すんのかよ?」
 邦夫の苛立ちが場の雰囲気を険悪にする。囚われの朱美に選択の余地は微塵もない。
「た、たぶん、大丈夫だと……」
「最初からそう言えよ。手間かけやがって……。入れていいんだな? 指をずっぷりと?」
「……あ、はい」
「じゃあ、入れるぞ。人差し指でいいか? 少しでも長い中指の方がいいか?」
 朱美が黙っていると、邦夫がわざとらしく独りごちた。
「二本、いや三本くらいまとめて入れてみるかな……」
「あっ、あの、ひ、人差し指で……」
「人差し指で?」
「お、お願い……します」
「あー、はいはい。人差し指ね、どれどれ……」
 軽口を叩く邦夫だったが、その実声は震えていた。それもそのはず、女性器に触れるのは生まれて初めてなのだ。膣口の位置を間違えて恥をかかないようにと、まずは肉溝の下端に狙いを定める。
(あ……)
 邦夫の指先が小陰唇に触れ、朱美の下半身に緊張が走った。むにっ、むにゅっと指先は肉溝に沈み、やがてゆるんだ膣口を探り当てた。
「け、けっこう熱いじゃねえか……」
 他人の内蔵をえぐる行為は暗い愉悦だった。邦夫は震える指を鎮めるように、赤い内臓の中へ埋め込んでいった。
(あ、いやあ……入ってくる……入ってくるわ……)
 悲鳴こそ上げないものの、朱美の下半身はすべての筋肉を緊張させて、侵入する異物を排除しようとした。だが、どんなに拒もうとも、たかが指一本の侵入さえ止めることができない。
(ああ……だめ……いや……)
 第二関節が沈んだところで、邦夫は一呼吸入れた。
「す、すげえな……。中でなにが煮えてんだ、おい?」
 朱美を煽ったつもりが、気の抜けたかすれ声になってしまった。傍らの康二もまったく気づいていない。邦夫は一人はにかみ、ほんの数ミリ指だけ進め、今度は大声を出した。
「ぐちょぐちょじゃねえかよ! ええ、そうだろ、朱美?」
(う、うそよ! そんなことないわ!)
 ぐちょぐちょと言ったのは当てずっぽうだったが、事実、膣を穿たれた朱美に苦痛はない。受け入れ可能なほど中はとろけてるのだ。
「よう、朱美。これだけ濡れてればオッケーなんだろ?」
「え、あの……」
 邦夫は慎重に指を前後させた。第二関節を出しては沈める動作を執拗に繰り返す。朱美の体をいたわるというよりも、膣の温もりや圧力を覚えておくためだ。
(も、もういいでしょう。お願い、はやく指を抜いて……)
「ふーっ、指が溶けてしまいそうだ……」
 何度も指を出し入れしてるうちに、邦夫の顔つきまでとろんとしてきた。わずか一本の指を動かすだけで成熟した人妻の腰は震え、太腿が蠢く。もし、勃起した男根を深々と打ち込み、思う存分抜き差ししたらどうなることか……。
「ね、ぼくもそっちにいっていい?」
 唯一、朱美の女性器を見ていない雄太がもどかしげに言った。
「ぼくにも見せてよ。朱美さんのおまんこ」
 邦夫は高らかに笑って、雄太の尻をぺちんと叩いた。
「朱美のおまんこは準備オーケーだ。まずは一発出してからゆっくり見ればいい」
「え、ほんと?」
「そうだよな、朱美? 前戯いらずのどすけべおまんこは準備オーケーなんだよな?」
「あ、あの……」
「あー、とろとろじゃねえかよ、ここ? それともなにか、まだほじくり足りねえのか?」
 人差し指をくちくちと動かされ、朱美の眉間に皺が寄った。
「あ、いえ……」
「もう、はめちゃっていいんだな?」
「あ、はい……」
 頷くしかない朱美だ。
「よーし。じゃあ、雄太をしっかりリードしてくれよな」
 邦夫がそろりと指を抜いた。指一本分広がっていた膣口はゆっくりすぼまり、ぬめ光る肉襞の中に埋もれてしまった。
 ふと、邦夫は人差し指を見詰めた。わずかの間膣に入っていただけなのに、心持ちふやけた感がある。くん、と臭いを嗅いで反射的に顔をしかめた。だが、異臭と感じたのは最初だけで、これが生の女の匂いなのだと嬉しくもなる。
「へへっ、これ、まん汁だよな?」
 康二が覗き込む。
「ああ、まん汁だ」
 康二の鼻っ面に指を突きつけた。
「くーっ、きくぜ! このまん汁!」
「あはは、人妻のまん汁だからな」
 邦夫はひとしきり笑うと、指に付着した愛液をシーツで拭った。
「よーし、朱美。おれたちのことは気にしなくていいからな。ずっこんばっこん、いつもどおりやってくれよ」
「あ、はい……」
 もうどうしようもない。二十歳も年下の少年に犯されるしかないのだ。そう覚悟を決めたとき、現実的な問題が持ち上がった。
「あ、ま、待って……」
「この、またふざけたことを……」
「ち、違うの。ゴ、ゴムをつけてくれないかしら……」
「ゴム? コンドームか?」
「ええ、わたし、持ってないのよ……」
「お、おれたちだって持ってねえよ」
「こ、困ったわね……」
「なーに、外出しすればいいんだろ? それを教えるのもあんたの仕事だぜ」
「そ、そんな……。失敗すると後が大変だし、面倒なことになるわ……」
「お、脅かすんじゃねえよ。そう簡単に妊娠するもんか」
「そ、その……。き、危険日なの……」
「危険て……排卵日ってやつ?」
「は、はい」
「……てことは、中出しすると妊娠しちゃうわけ?」
 思いやりのかけらもない邦夫の追及に、朱美は頷くのがやっとだった。
「へえ、そうか。いま生でやったら妊娠しちゃうのか……」
 童貞の中学生である自分たちが夫も子もある成人女性を妊娠させる──。それはそれで甘美な誘惑だったが、邦夫は気を引き締めた。リスクの管理を徹底する。そう決めたのは他ならぬ邦夫なのだ。
 つまり、可能な限り和姦の状況を作り上げて、朱美の陵辱はこれ一回きりにする。叶うなら毎日でも朱美とセックスに耽りたいが、快楽が大きいだけ、しっぺ返しも大きいことも予想がつく。
 土台、あの切り札を何度も使えないことは、彼らも十分理解している。大人を不用意に追い詰めてはいけない──。中学生になれば自然と体得することだ。
「仕方ねえな……。雄太、おまえが一番手なんだから、おまえが買ってこいよ」
「え、ぼく? だって、ぼく、ほら、子供だし……」
「酒じゃあるまいし、売ってくれるって。それとも手っ取り早く、かあちゃんの部屋をあさるか? 普通、たんすとかに隠してるだろ?」
「あ、じゃあ、買ってくるよ。コンビニで売ってるよね」
「ああ、悪いな」
 邦夫は雄太と一緒にベッドから降り、出窓に置いてあった朱美のバッグを手に取った。財布を探すつもりが、出てきたのはプラスチックケースだった。中身は錠剤だ。奇妙にも数字がふられている。
「ん、なんだこれ? くすりか?」
「あ、ちょっと見せて」
 ブリーフを穿いた雄太が寄ってきた。ケースを手にした途端、利発そうな瞳がきらりと輝く。雄太は錠剤にふられた数字と壁のカレンダーをしばし見比べた。
「これ、ピルだよ」
「ピルって、あのピルか?」
「そう、経口避妊薬のピル。ほら、この数字、飲み忘れないための日付なんだ」
「へえ、そうなのか……。ん、今日の分はまだのようだな」
「そうだね。毎日決まった時間に飲むから」
「おまえ、やけに詳しいな。さてはおれたちに内緒で彼女を作ったか?」
「ち、違うよ。ママが読んでる雑誌に書いてあったんだ。か、彼女なんていないよ、ほんとだよ」
「あはは、わかってるって。ちょっと貸せ」
 邦夫はピルケースを奪い取るや、ベッドの上の朱美を睨みつけた。正座して聞き耳を立てていた朱美はおどおどと目を逸らす。
「てめえ、いい根性してるじゃねえか。おれたちをだましたな!」
 歩み寄った邦夫は殴ると見せかけて、朱美の鼻っ面にピルケースを突きつけた。
「ご、ごめんなさい。うそをつくつもりはなかったの……。ただ、性病の心配とかあって、それで……」
「ばーか。おれたちが性病なわけないだろ。あ、もしかして、おまえが持ってんの? クラ……なんとかを飼ってんだ? その濡れぬれおまんこに?」
「か、飼ってません!」
「じゃあ、生ではめてもいいんだろ?」
「で、でも……」
「おまえなあ、まだ言い訳するか? その口、塞いじまおうか?」
「……ご、ごめんなさい」
「おれたちを騙した罰だ。よーく見えるように騎乗位でやれ。四股踏むようなエロっちい格好でだぞ」
「そ、そんな……。わ、わたしにだってプライドがあるのよ。ね、お願い。普通にさせて」
「てめえのプライドなんか知ったことか。いいか、これは罰なんだ。恨むならうそつき野郎の自分を恨め」
 邦夫はピルケースを机の引き出しに隠してから、雄太と康二を部屋の隅に呼び寄せた。朱美の側から片時も離れなかった康二が、半勃起した男根をぷらぷら揺すりながら寄ってくる。
「おい、いいか。あの作戦を忘れるなよ」
 押し殺した声で邦夫が念を押すと、二人の少年は神妙に頷いた。
「わかってるよ。レイプはまずいんだろ」
「それとあれだよね、ぼくらが淫行の被害者になるんだよね」
「ああ、そうだ。じゃあ、そういうことで始めるぞ」
 三人は決戦に臨むかのような顔で頷き合った。さしずめ雄太を選手とすれば、康二がコーチで邦夫は監督だろうか。
「よーし、雄太はベッドの上で大の字だ」
「う、うん」
 仲間一の男根をぶらんと揺らして、雄太がベッドに上がった。正座していた朱美を隅に押しやり、大の字になる。男根は依然勃起状態を保っており、亀頭部分は皺ひとつないほどに張り詰めていた。
「朱美は四股だぞ。わかってるな?」
「お、お願い。普通のに……」
「だーめ。おれたちを騙した罰だって言ったろ。エロっちい四股踏んで、ずぼずぼやってもらうぞ」
「ひ、ひどいわ。あんまりよ……」
 邦夫はわざとらしく大きなため息を漏らすと、雄太の男根を指差した。
「おい、このでっかいちんぽ。奥さんがおまんこに入れなきゃ、美雪ちゃんのおまんこに入るんだぞ。そこらへん、わかってんの?」
「え?」
「おいおい、何回言わせるんだよ。あんたが逆らえば旦那はキング・オブ・性犯罪者。で、美雪ちゃんはおれたちに回されるんだよ。もう忘れたのか?」
「あ、いえ……」
「つまりだ。あんたのおまんこが家族を救うんだよ、わかってる?」
 たかが中学生に因果を含められて、朱美の表情が険しくなった。そんなことは言われなくてもわかっているのだ。自分がここにきた理由はただひとつ、肉体を代償に家庭の危機を救うことなのだから……。
 ここが決め所と踏んだ邦夫は、恥ずかしいくらいの猫なで声を出して、朱美に寄り添った。
「なあ、写真とかビデオは撮らないから、安心してすけべになれよ。ここで起こったことはあんたとおれたちしか知らないんだぜ。明日の朝になればすべて終わりなんだよ。それで家族が救えるんだ。安いもんだろ?」
「ほ、ほんと? こ、これっきりにしてくれるの?」
「最初からその約束だろ。安心しろって。後であんたを呼び出したりしないからよ。その証拠にほら、さっきから全然撮影してないだろ? 脅すつもりなんてはなからないんだ。おれたちはただ初体験ができればそれで満足なんだよ」
「し、信じていいのね?」
「信じる、信じないはあんたの問題だ」
「そ、そうね。そうよね……」
 朱美は何度も頷いた。そうやって自ら退路を断つことが、背徳的な行為に身を投げ出す覚悟になる。
「そういうことだから、ま、恥ずかしいだろうけど、ひとつ頑張ってくれよ」
「わ、わかったわ。あなたたちが約束を守ってくれるなら……」
「よし、決まった。これで後腐れなしだな」
「え、ええ。そうね」
 朱美は大きく深呼吸すると、ベッドを軋ませて立ち上がった。真っ白い太腿が伸び、豊満な臀部が持ち上がる。少年たちの視線を引き寄せて止まない、筋肉と脂肪の芸術品だ。
 朱美はコイルスプリングを踏み鳴らし、雄太の腰を跨いだ。
(パパ、美雪ちゃん、ママを守ってね……)
 ついに雄太の目にも淫裂の全容が映った。密生する陰毛は陰核包皮を覆うのがやっとで、朱美が隠し通そうとした濡れた陰唇は丸見えだ。臀肉にたるみがほとんどないため、邦夫たちの位置からでも陰唇が覗ける。
 朱美が大きく息を抜いた。片手を壁に預け、雄太の股間に視線を落とす。
(す、すごいわ。さっきから立ちっぱなしなのね……)
 真上から見るピンク色の肉球はどこか痛々しい。鈴口にたまった透明な滴はさながら涙だろう。
(そんなにわたしとしたいの? 初体験がこんなおばさんでいいの?)
 朱美は巨大な臀部をゆっくり下ろし始めた。太腿が限りなく水平に、やがて一直線になる。肛門と濡れた陰唇を隠すものはどこにもない。
 朱美はもう一方の手で男根を支えた。それを自分の中心に合わせる。亀頭が視界から外れると、それだけで背筋が震えた。ほんの少し腰を落とすだけで二人は繋がってしまうからだ。
 少年たちに声はなく、瞬きもない。ぱっくり開いた肉の花に心を奪われている。だから、朱美の顔に浮かんだ変化に気づかなかった。そのとき、紅い唇をかすかに歪めて、朱美は確かに笑ったのだ。
(ふふ、教えてあげるわ。大人の女を……。でも、覚悟しなさい。あっという間よ。あっという間に終わらせてあげる……)
 亀頭が花弁に触れた。朱美の手に操られ、膣口へと導かれる。
(ほら、これが本物の女よ! さあ、恥をかきなさい!)
 朱美が黒い笑みを浮かべて、容赦なく腰を落とした。ずちっ! 淫らな音がして、亀頭ばかりか陰茎全体が一瞬にして消え去った。
「うわあっ!」
 朱美の臀部が雄太に密着している。同時に男根が子宮口を擦り上げ、快楽の静電気を発生させた。
(な、生意気よ! 子供のくせに!)
「わっ! わっ! うわあああっ!」
 悲鳴を上げるよりもはやく、雄太は達していた。朱美がわずかに一回、ほんの一度腰をひねっただけで、雄太の初体験は終わってしまったのだ。
(あら、もう終わり? やりたい盛りなんでしょ? 遠慮しなくていいのよ! ほら、これはどう!)
 子宮口を熱い精液で叩かれて、朱美のたがも外れている。
「わっ! わっ! たっ、たんま! たんまーっ!」
 朱美の腰が上下にうねった。よどみのない上下動と円運動の組み合わせだ。たったいま童貞を失ったばかりの少年にはまさに拷問だった。射精直後の過敏な男根を文字どおり貪り食われ、雄太のか細い体に痙攣が走る。立て続けに二度目の射精が始まった。
「やめてっ! もうやめてっ!」
 それはもはや快楽などではなかった。度を越した刺激で背骨が軋み、腹筋が引きつる。体が壊れてしまいそうだった。
「やめてっ! もうやめてえええっ!」
 雄太は絶叫とともに朱美を突き飛ばし、ほうほうの体でベッドから転げ落ちた。肉地獄を逃れた男根はびくんびくんと精液を噴き出し、カーペットを汚している。
 雄太の痙攣が収まるのを待って、朱美がうそぶいた。
「次はだれ?」
 呆気に取られている少年たちを威嚇するように、ベッドの上で仁王立ちになった。それは自棄でもなければ強がりでもない。朱美は確信したのだ。緒戦は自分に主導権があることを。優位を保つにはこのまま攻め続けるしかないことも。
「さあ、次はだれなの?」
 下肢の合わせ目から精液が流れ出てきた。だが、内腿を伝う精液もそのままに、朱美は少年たちをねめ回す。
「わたしとセックスしたいなら、はやくベッドに上がりなさい」
 八月の昼下がり、少年たちの筆下ろしはこうして幕を開けたのだった。

中学生に寝取られた_2

熱さにうだった昼下がりの住宅街を、日傘で顔を覆った朱美が歩いていた。その周りには三人の少年が貼りついている。
 夫から引き離されてはや十分、朱美の不安は心臓が破裂するほど肥大していた。見知らぬ街で、見知らぬ少年たちに連れ回される恐怖。すれ違う善良そうな住人たちは、だれ一人として救いの手を差し伸べてくれないのだ。
「あ、そうだ」
 先頭を歩く邦夫が振り返った。
「あのさあ、奥さんを呼ぶとき、奥さんでいい? それとも名前で呼ぼうか? 朱美って」
「す、好きにすればいいわ」
「じゃあ、朱美。歳いくつ?」
「せ、先月で三十三よ」
「えっ! まじかよ? おれの母ちゃんも三十三だぜ! 世の中不公平だよな」
 そう嘆いてみせたのは長躯の康二だ。短躯の雄太も驚きを隠さない。
「三組の村田先生って二十六だっけ? 村田先生に楽勝だよね、朱美さんてさ」
「へえ、ズリネタ女教師・村田より七歳も年上なのか……。ま、村田はただ単にむちむちしてるだけだろ。その点朱美はさ、まろやかっていうか、ほんわかっていうか、なんか暑苦しくないていいよな」
「うん、清楚ってやつ? でも、意外とお尻でかくない? おっぱいは小さそうだけど」
 朱美の背筋に冷や汗が噴き出した。二十も歳の離れた少年たちに品評されることの屈辱は、恥ずかしさを通り越して怒りさえ感じる。
 ふと、長躯の康二が思い出したように、日傘の中を覗き込んできた。
「あ、とすると……職業はOL、セックスは週三回ってのはどうなんだ? あんた、OL?」
「ち、違うわよ……。しゅ、主婦よ」
「じゃあ、元OL?」
「ええ、まあ……」
「お、これで一敗一分けか。じゃあ、セックスは週何回?」
「な、なによ、急に……」
「だいたいの平均でいいからさ」
「そ、そんなこと聞かれたって……」
 朱美が口ごもると、先頭を行く邦夫が聞こえよがしに吐き捨てた。
「質問に答えるのも仕事のうちなんですけど」
「あ、でも……」
「あんたさあ、自分の立場わかってんの?」
「す、すみません……」
「謝る暇があったら、質問に答えろよ」
「あ、はい……」
 子供相手に敬語を使ってしまう自分が滑稽で、朱美は泣きたい気持ちになった。
「あ、あの、その、い……」
 康二が日傘の縁をくいっと持ち上げた。
「え? なに? はっきり言えよ」
「い、一、二回かと……」
「なーにが?」
「あ、その、一週間で……」
「なーにを?」
「あ、えっと……」
 朱美の耳たぶが真っ赤になる。
「だからさ、一週間に一、二回、なにをするの?」
「セ、セ……」
「せ?」
 邦夫と雄太も耳を寄せてきた。清楚な年上の女性にいやらしい言葉を言わせたくてうずうずしているのだ。それを察した朱美の心に小さな敵愾心が芽生えた。
(こ、この程度で尻込みしちゃだめ。これからもっと恥ずかしい目に遭うのよ。尻込みすればするだけ、この子たちを喜ばせるだけだわ)
 朱美は日傘の柄を握り締め、心持ち背筋を伸ばした。
「セ、セックスよ」
 その瞬間、少年たちはしてやったりとほくそ笑んだ。
「えー、三回じゃないのか? ほんとは三回なんだろ? 毎朝毎晩するやつだっているのに?」
「わ、わたしは違うわ」
「うそだろ? 正直にほんとのこと言えよ」
 少年たちの声がにわかに大きくなる。住民の人目を引かないよう、朱美は泣く泣く折れなければならなかった。
「そ、そうね。そういうことにしておくわ」
「よーし、これで一勝一敗一分けか。辛うじて予選通過だな」
「なんだよそれ。どこの予選だよ」
「へへっ、まあ、それはそうと、パレス・ユータにご到着だぜ」
 そこは三角屋根の一戸建だった。雄太が門扉をくぐり、玄関の錠を開けに走った。そして無邪気に手招く。
「はやくおいでよ。ぼくんちは共稼ぎなんだ。家にはだれもいないから心配ないよ」
「ほらほら、入った入った」
「きゃっ!」
 邦夫に腰を押された拍子に、朱美は悲鳴を上げてしまった。それなりの覚悟はしたつもりでも、赤の他人にいざ触られると体がすくんでしまう。邦夫は強引に腕を回してきた。
「ほら、こいよ」
「やっ! だめっ! は、離して!」
 あらがった勢いで日傘が宙を舞い、ハンドバッグは地面に転がった。
「こ、この! ガキじゃあるまいし、なに照れてんだよ! あんまり騒ぐと近所中のババァが集まってくるぞ!」
 邦夫は、朱美がひるんだ隙に力任せに抱き寄せ、有無を言わさず引きずった。二人の背丈はほぼ同じなので、互いの頬がくっついてしまう。
「んー、ぷにぷにだぜ。あとでキスさせてくれよな」
「やっ! だ、だめっ!」
 汗臭い少年と密着するおぞましさに、朱美は自分の立場も忘れて暴れ出した。駄々っ子のように手足をばたつかせ、身をよじる。手を焼いた邦夫は、朱美を突き飛ばした。
「やってらんねえな! こんなくそ女、放っておこうぜ!」
 邦夫は現金入りの封筒を惜しげもなく朱美に投げつけると、仲間たちを引き連れて玄関に入ってしまった。
「それは返しとく! 恐喝でパクられたくねえからな!」
「え? あの……」
「いまから一一〇番するんだよ!」
「あ! ま、待って!」
 朱美は閉ざされたドアにすがりついた。だが、ドアノブを掴んだ右手がどうしても動かない。ドアを開ける勇気が出ないのだ。朱美は目をつむり、歯を食いしばり、大きく息を吸った。
(開けるの! 開けるのよ! 開けなくちゃならないの!)
 そう念じれば念じるほど体が硬直する。朱美は一旦ドアから離れると、路上に散らかった封筒やバッグ、日傘を拾い集めながら気持ちを整えた。乱れた髪を直しつつ、再度ドアの前に立つ。
(パパ、美雪ちゃん。ママを守ってね……)
 震える指先がインターホンのボタンを押した。
「だれ?」
「あ、わたし……です」
「あれ、帰ったんじゃないの?」
「あ、あの、さっきはごめんなさい」
「なにしにきたんだよ。用がないなら帰れよ」
「な、中に入れて」
「やだね。また暴れるんだろ?」
「も、もう、暴れないわ。だから中に……」
「おとなしくするか? じゃなきゃ一一〇番だぞ?」
「ええ、おとなしくするわ」
「命令に服従できるか? すけべな命令ばかりだぞ?」
「え、ええ」
「ほんとか? ちょっとでも歯向かったらすぐ一一〇番だぞ?」
「わ、わかってるわ。だから一一〇番だけは……」
「よーし、それなら中に入ってこい。鍵は開いてる」
「は、はい」
 朱美は体の強ばりを振り切るようにドアを開けた。湿気を含んだ外気が朱美の体臭を乗せて屋内に流れ込む。
(美雪ちゃん、ママがんばるからね……)
 少年たちは横一列に並んでいた。小鼻をふくらませて、嗅覚と視覚で朱美を出迎える。外では化粧の匂いにまぎれていた汗や皮脂の臭いが、いまは手に取るようにわかるのだ。女家族と同質の臭いでも、朱美の清楚な容姿がそれを香しい匂いに変化させていた。
 仁王立ちの邦夫が勝者の笑みを浮かべた。
「セックス奴隷になる覚悟はできたか?」
 朱美は直裁過ぎる表現に青ざめた。だが、もう後には引けないのだ。夫のため、娘のため、奴隷だろうが家畜だろうが、どこまでも堕ちる覚悟だった。
「……は、はい」
「じゃあ、二階に上がれ。そこがセックス奴隷の仕置き部屋だ」
 少年たちが行く手を開けた。朱美を先に上がらせて、臀部や下肢を仰ぎ見ようという魂胆なのだろう。すでに嬲りは始まっているのだ。朱美は絞首台に向かう女囚の面持ちで階段を上り始めた。
「隠すなよ。隠したら後でひどいぞ」
「わ、わかってるわ……」
 案の定、下からの眺めは格別だった。膝上数センチのミセス用ワンピースから、素肌のようなストッキングに包まれた太腿が覗けている。体全体は華奢な印象だったが、やはり太腿の肉づきは熟れた人妻だ。その揺れ方はまるで搗き立ての餅を思わせる。
 それ以上に少年たちを刺激したのは、ゆさゆさ揺れる豊穣な臀部だった。いまにも落ちてきそうな重量感に圧倒されながらも、少年たちは引き込まれるように後をついてゆく。
「ババァにしてはきれいな脚してるな」
「へへっ、でけえけつ」
「右の部屋だよ」
「あ、はい」
 そこは東側に面した八畳ほどの洋室だった。漫画本の詰まった本棚、壁のインテリアになっているサッカーのユニフォーム、朱美の知らない家電品の数々──。子供然とした部屋だけに、ここで嬲り者になるのかと思うと悔しさもひとしおだ。
 少年たちは朱美を部屋の中央に立たせたまま、各々いすやベッドに腰かけた。部屋の主を差し置いていすにふんぞり返った邦夫が、エアコンのリモコンを朱美に突きつけて命じる。
「さあて、セックスの夏期講習、始めようぜ」
 エアコンが動き出し、まだ冷えていない送風が朱美の汗ばんだうなじをくすぐった。
「あれれ? さっきの誓い、もう忘れたのか?」
「あ、いえ……」
「じゃあ、さっさと始めろよ」
「あ、はい」
 返事はしたものの、手始めになにをすればいいのかわからない。これは明らかにレイプだ。だが、ただのレイプではない。目をつぶっていることは許されず、自ら進んで陵辱を乞わなければならないのだ。それは目眩いがしそうなほど難しい課題だった。
「こら、固まってんじゃねえよ。いつも旦那とやってることをおれたち相手にやるだけだろ?」
「あ、はい……」
「じゃあ、雄太。場所代ってことでおまえが先発だ」
「え! ぼ、ぼく? あ、後でいいよ。やり方わかんないし……」
「おいおい、だから朱美に教わるんだろ。おれたちも後で混ざるから心配すんな。ほらほら、時間がもったいないぞ」
「う、うん……」
 雄太は顔を真っ赤にして立ち上がった。陰毛が生えた生えないで大騒ぎする年頃だ。初体験を見物されるとあっては、死ぬほど恥ずかしいに決まっている。
 雄太はうつむいたまま、朱美と向き合った。雄太の方がおでこひとつ分小さく、母親と息子という感じがしないでもない。朱美の顔も赤く染まる。
「ゆ、雄太くん。さ、最初はシャワーから……」
「う、うん」
「あ、じゃあ、先にわたしが入ってくるわね。み、みんなはここで待ってて」
 待てと言われて素直に待つ邦夫ではなかった。すかさず横槍を入れてくる。
「見学も兼ねて、一緒に入ろうぜ」
「あ、でも……」
「ん? いま、でもって言ったか?」
「あ、いえ……。じゃあ、みんなで入りましょうか……」
 歯ぎしりするほど悔しいはずなのに、朱美はぎごちなくはにかんでいた。
 洗面所の鏡にサマージャケットを脱ぐ女が映っている。
 アイボリーの半袖ワンピースを着たショートカットの女だ。頬がふっくらした小作りの顔立ちは少女のようでもあるし、光線の具合によっては気だるさを秘めた淑女にも見える。
(ひどい顔ね。殺されるわけじゃないのに……)
 鏡に映る自分に話しかけたとき、朱美は鏡越しの視線に気がついた。血走った三対の目が背後で息をひそめている。ただ一人洗面所の中に入っている雄太はぽかんと口を開けていた。いよいよ女の裸が見れるという感激に、すっかりのぼせているのだ。
 朱美は少年たちの方に向き直ると、嘲り混じりの微笑を浮かべた。そんなに女の裸が見たいのならどうぞごらんなさい、との思いだった。朱美は後ろ手でファスナーを下ろしながら、最初の相手となる雄太を見据えた。
「ねえ、雄太くんはいつまでお母さんとお風呂に入っていたの?」
「え? えーっとね、四年生までかな……」
「そう。それじゃあ、おばさんをお母さんと思ってちょうだい。そうしたら恥ずかしくないでしょう?」
 その言葉はもちろん、自分を慰めるためでもある。
「う、うん……」
「じゃあ、一緒に脱ぎっこしようか。あ、ついでだから邦夫くんたちも脱いじゃって」
 朱美が精一杯の笑みを作った瞬間、邦夫が苛立ちげに引き戸を叩いた。
「おいおい、勘違いしてんじゃねえぞ」
「え?」
「母親ぶっておれたちをガキ扱いするな。おまえはおまんこ奴隷なんだぞ。わかってんのか?」
「あ、ごめんなさい……」
 おまんこ奴隷──。その言葉の響きだけで心臓が激しく脈打ち、額に脂汗がにじんだ。このままふっと気を失えたらどんなに楽だろう。
「朱美はおまんこ奴隷だよな?」
「あ、その……」
「違うのか?」
「あ、いえ、そう……です」
「じゃあ、おまんこ奴隷らしく振る舞えよ」
「……はい」
 朱美はワンピースの襟元を開いて、白い両肩を露にした。決意が鈍らないよう、一気に腰骨まで下げる。
「おぉ……」」
 ため息を漏らしたのは康二だ。朱美の胸元は白いブラジャーよりもはるかに白く、透明な輝きさえ帯びていた。うなじから肩にかけての線は少女のように華奢でいながら、胸元から腰のくびれにかけてはしっとりした色香がある。
 朱美は腰骨に引っかかっていたワンピースを押し下げ、もっとも巨大なパーツ──双臀を剥き出しにした。みっちり肉の詰まった臀部にパンティーストッキングと水色のショーツが張りついている。
「へぇ……」
 今度は邦夫が嘆息を上げた。雄太に至っては息が止まるほど驚嘆している。
 ワンピースはさらりと音を立てて舞い落ち、少年たちの眼前に量感たっぷりの太腿が露出した。三十三歳の女体は圧倒的な肉感だった。柔らかそうでいて崩れておらず、甘く優美な線を描いているのだ。
 少年たちはそのことの意味を瞬時に理解した。ひょんなことから手に入れたこの女は単なるきれいなおばさんなどではない。童貞喪失用には過ぎる、宝物に値する美女だったのだ。
 いちはやく我に返った邦夫が呻くように言った。
「な、なにやってんだ。全部脱ぐんだよ」
 朱美はさらなる恥辱へ飛び込もうと呼吸を整えていたが、美肉に目が眩んだ少年たちは片時も待ってはくれない。
「おい、さっさと脱げ。それとも一一〇番か?」
「ぼさっとすんな、朱美。娘がどうなってもいいのかよ?」
「そ、そうだよ。朱美さんがやらせてくれないなら、代わりに美雪ちゃんがおまんこ奴隷だからね」
(ちょ、ちょっと待ってよ!)
 娘の名前が引き金となり、朱美はブラジャーを引き千切らんばかりに剥ぎ取った。白い乳房が弾んだのも束の間、すかさずパンティストッキングごとショーツを剥き下ろす。丸まった薄布を足先から抜き取ると、一糸まとわぬ全裸になった。
(ほ、ほら! 脱いだわ! どう、これで満足?)
 少年たちの驚きをよそに、朱美は背筋を伸ばし、胸を張って純白の女体を惜しみなくさらけ出した。娘に手出し無用と口にするより、こうして体を張る方が得策に思えたのだ。
 だが、少年たちの血走った目はどんな刃物よりも鋭利だった。朱美が築き上げた矜持をずたずたに切り裂き、その奥にある羞恥をえぐり取ろうとする。朱美の太腿がよじれた。
(そ、そんなに見つめないでよ。わ、わたしはただのおばさんなの……)
「さ、三十過ぎにしちゃあ、けっこういい体してるじゃねえか」
 邦夫が上擦った声を上げた。精一杯強がってみても女の裸体を見るのはこれが初めてなのだ。怒っているのか笑っているのか、判別できないほど顔が歪んでいる。
 実際、朱美の裸身には少年たちを黙らせる迫力があった。透き通るような肌はしっとりと潤いを帯び、おばさんと呼べないほどに瑞々しい。張りを失っていない乳房はいわゆるお椀型だ。乳輪と乳首の色はやや濃いが、そこがまた人妻らしく、艶めかしい。
 一方、華奢な上半身を補うように下半身は見事に発達していた。腰のくびれが大きな臀部をことさら強調し、むっちり張った太腿をも引き立てている。陰毛は手入れが行き届いていないのか、まるで下腹部を燃やす炎のようだった。
 そしてなによりも、ビデオやグラビアでは絶対伝わることのない女体の熱や匂いがひしひしと感じられる。目の前の女は本物なのだ。美しい肉体を備えた大人の女が、目の前に存在している!
 三人の少年は身じろぎひとつしない。いや、できない。百パーセントを超える勃起が楔となり、彼らの動きを封じているのだ。
「お、おい。おれたちも脱ごうぜ」
 その状況を打破すべく、邦夫が率先してカーゴパンツに手をかけると、雄太たちも腰を引き気味に後に続いた。露出した三者三様の男根は、三本とも痛々しいほど反り返っている。
 面白いことに男根のサイズは身長に反比例していた。短躯の雄太が一番大きく、優に十三、四センチはあるだろう。包皮が完全に剥けているのも雄太一人で、亀頭が淡いピンク色をしていなければ成人男性のそれと見紛うばかりだ。
「お! いいの持ってんじゃん、雄太」
「えへへ、そうかなあ?」
「さては毎日オナニーしてるな?」
「そ、そんなことないよ。邦夫くんはどうなの? 毎日?」
「お、おれはそこそこだよ。康二、おまえは?」
「え、おれ? おれはその、普通だよ。普通……」
「なんだよ、普通ってのは」
「普通だから普通なんだよ」
 三人はじゃれ合うことで緊張をほぐしたのか、ぴんと立たせた男根を揺らし、朱美と対峙した。
「ぬ、脱いだぞ。次はなんだ?」
「あ、じゃあ、お風呂場でシャワーを……」
「洗いっこか?」
「え、その……」
「洗いっこなんだな?」
「あ、はい……」
「よし、雄太。おまえが最初だぞ」
「ぼ、ぼくは後でいいよ。見てるだけでいいから……」
「おまえなあ、何度も同じこと言わせんなよ。ほら、入った入った」
「う、うん」
「朱美、おまえもだ」
「え、ええ……」
 全裸だからこそ背筋を伸ばし、朱美は浴室に入った。洗い場の広さは約一畳。邦夫と康二が加わると、さながら満員電車の趣だ。邦夫は手を伸ばせば届く美肉に触れようとはせず、康二に目配せした。
「おい。おれたちはここで見学しようぜ」
「あ、ああ」
 二人は男根を揺らして空の浴槽を跨いだ。そこは半埋め込み式のため、肩を寄せ合って座ると朱美の腰部が目の高さにくる。邦夫の位置からは炎のような陰毛が見え、康二の眼前ではこぼれ落ちそうな臀部が汗ばんでいた。
 少年たちの視線に焼かれたのか、静脈の浮いた太腿が切なそうによじれる。近くで見れば見るほど、むっちり張った肉柱は匂い立つほどに肌理が細かい。
 邦夫は乳房越しに朱美の顔を見上げた。
「お、おい。突っ立ってないで始めろよ」
「あ、はい……」
 朱美はシャワーヘッドを手にして、その場にしゃがみ込んだ。無意識のうちに左膝を立てて、邦夫たちの視線から股間を守っている。
「ゆ、雄太くんも座って。おばさんが洗ってあげる」
「う、うん」
 朱美以上に緊張している雄太はイスが目に入らないらしく、直接床に尻をつけた。朱美もまた、イスをすすめる余裕がない。
「あ、雄太くん。このシャワー、どう使うの?」
「えっとね、オレンジのボタンを押してみて」
「こ、これね。ぬるめの方がいい?」
「う、うん」
 邦夫たちに一挙手一投足を監視されながら、朱美は努めて明るい口調を装った。実際は叫び出したいほど追い詰められていたが、哀れで惨めな現実から逃れるには演じ続けるしかない。
 そんな朱美のぎりぎりの気持ちを、邦夫は容赦なく言葉で打ちのめした。
「おい、立ってやれよ。それじゃあ、おっぱいもおまんこも見えねえぞ」
「え、あ……」
「言われたらすぐやる!」
「は、はい!」
 朱美は飛び上がった。反射的に立ったものの、裸になった羞恥心で膝が折れそうになる。だが、ここで踏ん張らなければ家族に明日はないのだ。朱美は強ばる顔を精一杯の笑みでごまかし、雄太の手を取った。
「ね、雄太くんも立って」
「う、うん」
 雄太の肩にシャワーを当てる。
「熱くない?」
「う、うん」
 朱美の白い指先が肩から首筋へ、首筋から背中へ滑ると、それだけで雄太は達してしまいそうになった。しかも、目の前では朱美の乳房が揺れている。追い打ちをかけるように、汗ばんだ女臭はこの上なく香しい。
 視覚は触覚を過敏にし、それに嗅覚が加わることで雄太の神経は際限なく昂ぶっていた。そしてついに、朱美の指に腰の裏側をさすられた瞬間、背筋に痛痒が走り、膝が砕けてしまった。
「わ、わっ、うわっ、うわあっ!」
「え? あっ!」
 ずん! サッシ窓が震えた。
「ど、どうした、雄太!」
「……え?」
 雄太の目は点になっている。気がつけば尻餅をついており、反り返った男根はひくひく痙攣して、尿道口から精液が流れ出ていたのだ。
「だ、大丈夫? 立てる?」
「え? あ……」
 見れば、朱美の左の乳房から臍にかけて白い精液が付着していた。どうやら、背筋に泡を塗られただけで達してしまったらしい。
「わはは! 雄太、せっかくだからちんぽを洗ってもらえよ」
「でもよ、直接触られたらあれだ、今度は失神しちまうんじゃねえか?」
「そりゃそうだ。じゃあ、シャワーだけにしてもらえ。なあ、雄太」
 悪友たちに容赦はない。雄太は憮然と立ち上がった。
「だ、だれだって出ちゃうよ。とっても気持ちいいんだから……」
「え、そうか? そんなに?」
「ち、ちんぽにノータッチでもか?」
「そうだよ。とっても気持ちいいんだから」
 途端に邦夫たちは羨望の眼差しになった。気を良くした雄太は進んで仁王立ちになる。
「朱美さん、触ってもいいよ」
「あ、はい」
 射精直後にもかかわらず、男根はほとんど勢いを失っていない。そればかりか、亀頭部分が若干ふくらんだ印象さえある。
(す、すごい。若いからなのね……)
 中二といえば十三、四歳──。今年三十三歳の朱美より、実に二十歳も若いのだ。朱美は素直に驚嘆し、自身の体に目を落とした。乳房や腹部にこびりついた青い精液から、気化した臭気が立ちこめている。
(すごい臭い。粘り気も……)
 朱美は肌を蝕む精液をシャワーで洗い流した。次いで雄太の股間にもシャワーを向ける。湯を受けた男根がぴくんとしなり、その拍子に尿道に残留していた精液がくぷっとこぼれ落ちた。
(ああ、まだ出てくるの。中にたっぷりたまっているから……)
 果ててもなお脈動する男根と、尽きることのない精液──。
 朱美はこの光景を一度どこかで見たことがあった。既視感ではない。想い出の中の記憶だ。夏の日差し、蒸した空気、こもる吐息──。
(ああ、そうよ。あの日も暑かったわ。まるで今日みたいに……)
 十五年前の夏、セックスを覚えた高三の夏休みが脳裏を過った。相手はアルバイト先で知り合った大学生──夫の利之だ。
 あの夏は、セックスに明け暮れた毎日だった。性器が腫れ上がるのもおかまいなしに時間を作っては何度も抱き合い、多い日は二桁に達することもあった。それを可能にしたのは二十歳のペニスだ。そして、その男根を挑発したのは十八歳のヴァギナ──。
(もう十五年になるのね。この子たちがまだ生まれていない昔……)
「朱美さん……? あの、手を使っていいんだけど」
「……え? あ、はい」
 目の前に雄太の男根があった。鋼のような勃起はあの夏の再来だ。
(す、すごい……。さ、触っても大丈夫かしら?)
 朱美はシャワーを当てながら、恐るおそる左手を伸ばした。指先が男根にかすっただけで、雄太の背筋が大きくしなる。
「あ、ごめんなさい。痛かった?」
「い、痛くないよ。続けて」
 そうは言っても、雄太は爆発寸前の体なのだ。困った朱美は手の中にお湯をためるようにして、腫れ上がった男根をすすぎ始めた。
「ちょっと足開いて」
「う、うん」
 過度な刺激を与えないよう、陰嚢から肛門にかけてお湯をまぶしてゆく。依然、雄太は危険な状態だが、いまはくすぐったさを感じているらしく、小さな尻をむずむずさせている。
 むずむずしているのは外野の二人も同じだ。居ても立ってもいられないのか、浴槽から大きく身を乗り出し、なにかと茶々を入れてくる。
「よう、石鹸は使わないのか?」
「せっかくだから、ソープごっこをしろよ。毎晩、旦那にやってんだろ?」
「あ、いえ……」
「うそつけ。娘の目を盗んで台所とか風呂ではめっこしてんだろ?」
「し、してません!」
 朱美は唇を噛み、ラックからボディシャンプーを取り出した。両手に泡を立てながら、とにかく娘の体を洗う要領で接しようと考える。
「へえ、やっぱり、素手でやるんだ」
「え? あの……」
 邦夫がしきりに関心するので、朱美はスポンジを手にするタイミングを逸してしまった。邦夫と並んだ康二も、そして当の雄太も、これから起こることに目を輝かせている。
(わ、わかったわよ! やるわよ! やればいいんでしょ!)
 朱美は泣きたい気持ちで、まずは首筋から洗い始めた。最初はくすぐったそうに身をよじっていた雄太も、肩口、腕、腹部と洗い進むうちに、うっとりと表情をゆるめている。
「後ろを向いて。背中を洗うから」
 と、半ば惚けていた雄太が突如として邪悪な笑みを浮かべた。
「やだ」
「え?」
「このままでも手が届くよね」
「あ、でも……」
 朱美が青ざめた一方で、邦夫たちは拍手喝采の大騒ぎだ。
「いいぞ、雄太。今日のおまえ、冴えてるな」
「それ、泡踊りってやつ? おっぱいぐりぐりの?」
「えへへ、立ってやるから立ち泡踊りかな?」
(あ、あんたたち、調子に乗るのも……)
 悔しさで奥歯が鳴る。だが、朱美は一人娘の笑顔を励みにして、雄太の背中に両手を回した。自然と乳首同志がぶつかり、次いで乳房がとろけるようにひしゃげる。
「わっ、すごく柔らかい! 柔らかいよ、朱美さんのおっぱい!」
 そう叫ばずにはいられないほど、直に感じる朱美の温もりは鮮烈だった。それでも射精せずにいられたのは、朱美の陰毛がクッションになり、暴発寸前の男根を受け止めてくれたからだ。
「うわあ! すごい! なんか溶けてるみたい!」
「あー、はいはい。それはなによりだな」
「感激ついでに漏らすなよ」
 からかう邦夫たちだったが、その顔には羨望の色がありありと浮かんでいる。無理もない。朱美が雄太の背中を撫でる度に乳房がひしゃげ、つき立ての餅のように形を変えているのだ。おそらく、押し込まれた乳首は雄太の胸板の上をころころ転がっているのだろう。
(こ、これでよしと……)
 朱美はどうにか雄太の背中を洗い終えて体を離した。子供とはいえ夫以外の異性と肌を合わせたことを恥じて、ほんのり頬が上気している。
(よかった。今度は出さなかったみたいね)
 ひと息ついた朱美はその場に跪いた。それも束の間、雄太の股間を見やり、眉根を曇らせる。
(ここを洗い終えたら、わたし、子供に犯されるのね……)
 雄太の男根は怒ったように天を衝いていたが、陰嚢は緊張のためか梅干しのように縮こまり、そこだけは少年らしさを残している。朱美が手を差し伸べると、雄太は怯えたように腰を引いた。
「大丈夫、心配しないで。優しくしてあげるから……」
 大丈夫、大丈夫、と自分に言い聞かせ、そそり立った男根を両手で包み込んだ。見上げると、雄太は目と口を固く閉じ、まるで苦行僧のような面持ちで快楽に耐えていた。
(あらあら、やっぱり子供なのね……)
 朱美の中で小悪魔が微笑んだ。少年たちに対する憎悪をほんの少しだけ、指先に込めることにしたのだ。泣いても笑っても結局は犯されるのなら、笑ってしまえとの気持ちだった。
(ふふ、おしおきよ)
 朱美は乾いた唇をちろりと舐めてから、亀頭部分と肛門周辺へ指先を滑らせた。今度は遠慮しない。泡を塗り込めるふりをして、あからさまに愛撫を加える。人妻が繰り出す指技に童貞の少年が耐えられるはずもなく、雄太の下半身は断末魔の踊りを始めた。
「わ! わっ! わわっ!」
 悲鳴もろとも、雄太が二度目の精を放った。第一波は朱美の耳をかすめ、続く第二波が肩口を打つ。もっとも量の多い第三波は乳房を汚し、以後はぼたぼたと垂れて右腿を濡らしてゆく。
「なんだなんだ! またお漏らしか、雄太? 情けねえぞ!」
「わ、わ、わ、だってよ! わ、わ、わ!」
 悪友たちのからかいをものともせず、雄太は絶頂の余韻をたっぷり味わっている。そればかりか、嘲りの笑みを浮かべたのだった。
「じゃあ、邦夫くんたちもやってみなよ。何秒保つかな?」
「な、なんだと! よ、よし。康二、次行け!」
「え、おれ?」
「雄太に負けんなよ!」
 背中をばちんと叩かれて、康二はいやいや立ち上がった。
「お、おう」
 長躯の康二は男根が一番小さい。それでも仮性包茎の亀頭を剥き出しにして、勢いのあるところを見せつけている。
(よかった。すぐじゃないのね……)
 朱美も立ち上がり、泡だらけの雄太にシャワーをかけた。雄太の男根は半勃起状態を保ったままだ。その気になればいつでも挿入可能なのだ。
(ああ、満足しないのね。たった二回じゃ……)
 あの夏の日にも似た精液臭が朱美の鼻腔を突いた。右半身にかけられた新鮮な精液が体温で蒸発しているのだ。火照った女体は精液の気化をはやめ、気化した精液は女体を火照らせる──。おぞましい連鎖反応だ。
(ああ、だめよ……だめ。しっかりしなきゃ……)
 雄太と康二が場所を入れ代わった。康二は股間をかばうあまり、ひどい猫背になっている。それでも朱美を見下ろすほどの上背だ。
「ちょっと待っててね」
 朱美は右半身に残っている精液を洗い落そうとした。このままでは強烈な精液臭で立ちくらみがしそうなのだ。
「へへっ、おれもすぐぶっかけるからよ。そのままにしとけ」
「でも……」
「あんたをザーメンまみれにしてやるよ。次は左のおっぱいがいいか? それとも顔面か?」
 子供ゆえの残酷さに、朱美は唖然とした。一体、彼らの頭の中にはなにが詰まっているのだろうか? それこそ黄ばんだ精液でも詰まっているのだろうか?
「よう、どっちがいいんだ? 顔か? おっぱいか?」
「す、好きにしなさい」
「じゃあ、どこにぶっかけてもいいんだな?」
 康二は血走った目で朱美の裸身をねめ回した。浴槽の中からは邦夫と雄太が性獣の目で朱美を見上げている。粘着質な血走った目だ。
(ああ、そんな目でわたしを見ないで……。わたしは子供だっている、三十過ぎのおばさんなのよ……)
 むせ返るような精液臭と少年たちの血走った目が、朱美の表皮をちりちりと焙っていた。その熱はじわじわと体の深部に伝播し、朱美の肌をほんのり桜色に染めている。
(ああ、お願い。空気を入れ換えて。辛いわ……。変になりそう……)
 たまらず顔を伏せると、否応なく康二の男根が目に飛び込んでくる。見るからに幼い男根だが、尿道口に欲望の雫をためた様はいっぱしの男だった。
(そんなにセックスがしたいの? わたしの体が欲しいの?)
 朱美はそこが臭気の源泉であるかのように眉をひそめ、康二の股間にシャワーを向けた。水流の刺激で桃色の亀頭は一段とふくらみを増し、射精の準備が整ったことを暗に告げている。
「うー、シャワーもなかなか……。朱美、これも夜の営みテクニックなのか?」
「ち、違います!」
 二十も歳の離れた子供にからかわれて、朱美は耳たぶまでも赤く染めた。反面、そんな自分を愛おしくも感じる。すべては家族のためなのだ。朱美は甘美な自己犠牲に身をゆだねつつ、シャワーを操ってゆく。
 手順は先と同じだ。首筋から始まって肩口、両腕、腹部を洗い、抱き合う形の背中洗いに入る。だが、童貞の少年たちにとっては、手洗でさえめくるめく愛撫なのだ。康二もまた、「背中洗い」を待たずして痙攣を始めてしまった。
「わ、わ、わ、わたっ!」
 少量ながらも勢いのある精液は、朱美の上腕をかすめて顎を襲った。
「きゃ! やだ!」
 精液が首筋を伝う気色悪さに全身が総毛立つ。いや、そうではない。鮮烈な栗の香に鼻腔を焼かれて、熟した女体は震えおののいたのだ。
(ああ、すごい臭い……。これが男の子の臭いなのね。目眩いがしそう……)
「なんだよ、康二、みっともねえな。雄太よりはやいんじゃねえか?」
「し、仕方ないだろ……。こんな美人に体を洗われてんだぜ。裸を見てるだけで勃起もんだってのによ」
 康二はそう抗弁しながらも、雄太と目が合うと済まなさそうな顔になった。
「へへっ、おまえの言う通りだったよ。すごく気持ちいいよな、指タッチ」
「でしょ? だっこされたらまた出ちゃうよ」
「そ、そうか。よし、こうなったら何発でも出してやるぞ」
(じょ、冗談じゃないわ。もう十分よ……)
 朱美は精液臭に耐えながら男根をシャワーで清め、だっこ洗いのための泡を作り直した。だが、康二の男根はしぼむどころか、肉色のネクタイが千切れそうなほどぱんぱんにふくらんでいる。
(お願い……少し我慢してね)
 朱美はそう願いながら立ち上がり、腫れ物を扱うように康二と体を重ねた。朱美の乳首が康二のみぞおちに触れる。康二の亀頭は朱美の臍を突っついた。
「ひゅっ!」
 康二が息を吸い込んだ。円くひしゃげた乳房、男根を包み込む柔らかな下腹、しっとり張った太腿が一斉に押しつけられたのだからたまらない。気がつけば、腰が勝手に痙攣を始めている。
「あっ、あっ! だ、だ、だあっ!」
 二度目の射精は舌がもつれるほどの快感だった。噴出した精液は一度目より勢いがあり、量も多く、重なった二人の間を蛇のように駆け上がってきた。
「やっ! いやあっ!」
 あまりのおぞましさに、康二を突き放そうとする。だが、感極まった康二は万力のようにしがみついて、離れようとしない。勢い朱美の下腹にめり込んだ男根がびくびく脈動し、その振動は子宮にまで達するほどだ。
「いやっ! は、離して!」
 朱美が暴れれば暴れるほど下腹の柔肉が男根に絡みつき、残留している精液がにちゃにちゃ音を立てた。
「あ! あ! きたきた! またきたああっ!」
 思いかけぬ擬似セックスは快楽を通り越した痛痒だった。康二の腰は壊れたように打ち震え、仮の子宮と化した朱美の下腹に新鮮な精液を供給し続ける。
「いやああっ!」
「くうーっ!」
 三度目の射精を存分に味わった後、康二はほつれるように朱美の体から離れ、床にへたり込んだ。あまりの気持ちよさに腰が抜けてしまったのだ。見物の二人は熱気に当てられて、野次を飛ばす余裕もない。
 唯一、朱美だけが青ざめた顔で震えていた。男根の熱さも生々しい下腹から精液がどろりと流れ落ち、股間に届こうとしていたのだ。それは陰毛にたまりながら、じりじりと垂れてくる。
(や、やだ! こないで!)
 朱美がシャワーヘッドに手を伸ばしたとき、邦夫が怒鳴った。
「だめだ! そのままでいろ!」
「お、お願い! 洗わせて!」
「だめだ! ザーメンにまみれてろ!」
 邦夫の怒号が朱美の身をすくませる。そこへ立ち上がった康二が股間を突き出してきた。立て続けに三度射精したことがうそのようにその男根は天を突いている。
「へへっ、背中はもういいぞ。これ以上出したら、ちんぽ保ちそうにないしな……」
「お、お願い……」
「どうした? 続けろよ。まだ途中だろ」
「……は、はい」
 朱美はシャワーヘッドを握り締めた。邦夫たちの粘っこい視線を感じながら、重たげな尻を落とす。
(熱いわ、あそこが……濡れてるわね、きっと……。この臭いのせいよ。頭がくらくらするもの……)
 眉間に苦悶の皺を寄せ、左脚を立てる。
(いいわ、見なさい。でも勘違いしないで。濡れているのはこの臭いのせいなんだから……)
「へへっ、ほらよ」
 右腿に足を乗せられて、朱美は我に返った。慌てて顔を上げると、男根越しに康二が笑っていた。
(まるで王様ね……)
 朱美は足先を洗い始めた。指の間にたまった垢も丁寧に落とし、下肢全体を両手で泡立てる。てのひらにためたお湯で股間を洗うのは先に覚えた通りだ。
 康二の全身をシャワーですすぎ終えたころには、朱美の全身も汗でびしょ濡れになっていた。意外に重労働だったこともあるが、換気扇が回っていない浴室内は蒸風呂状態だったのだ。
 加えて密室に充満した少年たちの汗と精液の臭いが、朱美の恥肉を疼かせてやまない。少年たちもまた、むせ返るような人妻の体臭を胸一杯に吸い込み、目をとろんとさせている。
 無論、精液臭の方がはるかに強烈だったが、人妻に自分たちの精液を浴びせ、その臭いを嗅がせるという行為に陶酔していたのだった。

妻が混浴でハンドマッサージを受ける

妻を全裸で混浴に入れたときの話です。(続き)

隣の湯船の男が話しかけてきたあと…。
そのうち、男は妻にまで話しかけてきました。

「奥さん、何才ですか?」

妻の全裸をなめ回すように見ながらの質問です。
値踏みというのでしょうか。

究極の就職面接…かもしれません。
相手の全裸を見つつ、相手について質問をする。

何も隠すことができず、相手に自分のすべての評価をゆだねる…。

そんなイメージでした。

妻も場の雰囲気を壊さないように、愛想笑いを浮かべながら話していました。

「何か健康法とか、やってます?」

この瞬間。
話題の流れが、明らかに変わった気がしました。

なぜ、そんなことを聞く…!?

しかし、その疑問はすぐに氷解しました。

★1

男は言います。

「手とか凝りません?」

「は…? は、はぁ…。まぁ…」

突然の質問に、もちろんそう答えるしかありません。
体の一部、特に手が凝ってないと言い切れる人間なんていません。

すると男は、つとめて好青年のような口調で言ってきました。

「自分、ハンドマッサージできるんですよ。良かったらやりましょうか?」

ハンドマッサージ。
今から思えば、もっとも無難に、体に触れる方法を提案したのかもしれません。

さすがに「ボディマッサージ」であれば、引かれると思ったのでしょうか。

また妻は、何かを言われると断れない性格ではあります。
それに今回、「手が凝ってる」というようなことを言ってしまった手前、さらに断りづらくなっています。

妻はチラッと自分の方を見ました。

ま、まぁ…。
自分は考えます。
ただでさえ、全裸を見られているんだし、手…手くらいであるならば…。
そう考えてしまったのが、間違いだったかもしれません。

いずれにしても、自分はそのとき、明確にNOと言えませんでした。

「ほら!」

男は妻に再度言ってきます。

★2

「は、はぁ…」

妻も、手くらいならいいか…と思ったのかもしれません。

軽く手を差し出しました。

★3

男は隣の湯船ですので、ちょうど男が手を伸ばし、妻も手を伸ばし、それでやっと二人の手がつながる距離です。

男は妻の手を握ると、マッサージを始めました。
たとえ手とはいえ、全裸の妻の体に触れられたことに、無意識にショックを感じてしまいました。

「あ、結構、凝ってますねー」

「そ、そうですか…?」

もっともらしいことを言いつつ、男は手をマッサージします。
自分のカンですが、凝ってるといえば、さらにやめにくくなる…。そんな狙いがあったかもしれません。

そして、すぐ後です。

「片手だとやりにくいんで、もうちょっと、こっちに来てもらってもいいですか?」

「えっ?」

「ちょっ…」

自分がそれに反応する前に、男は妻の手を引っ張りました。

★4

「えっ、えっ…?」

妻はそのまま引っ張られ、座っていた体勢が浮きます。
予想しておらず、止める間もありませんでした。

★5

おそらくあちらには、前屈みの体が見えてしまっていることでしょう。

今まで、妻はある意味、ヨコからのアングルからしか、体を見せていませんでした。
しかし今回、男は前面から見ているのです。

あとから聞いたところ、「ハンドマッサージのために手は見ていたけど、チラチラ体を見てた気がする」とのことでした…。

★6

「左手もどうぞ」

男はさらに左手も、マッサージをします。
自然、体全部を向けることになりました。

体も強制的に浮く形になるので、こちらにはお尻が…。
いえそれ以上に、性器が丸出しになりました。

★7

それだけではありません。

このとき、客は我々だけではなかったのです。
ちょうど、自分たちの後ろにも、男性客が来ました。

「ぅぉっ…!」

明らかにそんな声が聞こえました。
間違いなく、妻の丸出しの尻、そして女性器を見られています。

今から考えると、妻も湯船の中に入れば良かったようにも思えますが、これもあとから聞いたところ、

「最初の体勢を崩しにくかったし、それ以上、あの人と距離が近づくのもちょっと、と思って…」

と答えました。
何にせよ妻は、この不自然なポーズを、ずっと取らされてしまうことになったのです。

★8

男は、そのあともじっくりマッサージを続けます。
あとから思えば数分レベルだったんだと思いますが、そのときは数時間にも及んでいるような気持ちでした。

そのときも、後ろからの視線をチラチラと感じます。

これは男としての本能でしょうか…。自分自身も、妻の女性器から、目を離すことができなくなりました。
見慣れているはずの妻の性器ですが、それでもこの状況では意味合いが違います。

確かに今、この性器は、マッサージをしている男からは見えません。

しかしながら、だからこそ、逆に。
後ろにいる男たちに、そして何より、夫である私自身に。

「ほら、この女のマ●コ、見たいんだろ? タダで好きなだけ見せてやるぜ? 俺のオゴリだ、オゴリ! なぁ?」

とまで言われ、見ることを許可されているような気持ちになりました。

さらに男が手を動かすたびに、女性器も揺れ…。
そしてほんの少しだけ、中の赤い部分が見えました。

日中にも関わらず、これだけのショーが行われる…。

劇場の支配人は、この男。
妻は強制的に、裸の踊り子。
夫である自分は、それを見ることを許された観客…。

そんな情けない気持ちになりました。

そして何より、この体勢。
ある意味、妻が男に、全裸で土下座をしているのと変わりありません。

裸で、必死に許しを請う妻。
そしてそれを、何もできず見ているだけの夫です。

結局、手以外を触られることはなかったようです。

しかし、それ以上の屈辱を受けた気がしました。

★9

ちなみにこれは別の温泉の写真です。
前屈みのポーズで、そのときの状態を、再現したような形になります。
蛇足かもしれません。

男がマッサージをしながら見ていたのは、こんな風景。
胸も陰毛も…すべてが見えています。

重ねて長文で失礼しました。
読まれた方、ありがとうございました。

混浴に、妻をノータオルで入らせる罰ゲーム。

ジャンル 寝取られ体験談
タイトル 混浴に、妻をノータオルで入らせる、罰ゲーム。
あなたのトリップ
本文
(萌えた
コピペ) 妻が自家用車をぶつけてしまった罰で、混浴にノータオルで入らせました。

最初はちょっとした罰ゲームのつもりでした。

しかし、今は後悔しています。

そこにいた男の一人が、ジロジロとこちらを見始めました。
隠すものもなく、妻のオッパイが、白日のもとに晒されています。

自分は妻と出会ってから、ブラを外してこの胸を見るまでかなりの期間を要しましたが…。
この男は、出会って5分もかからずに、妻の胸も、乳首までも見てしまってんだ…と思うと、情けない気持ちになりました。

妻に罰ゲームをさせているはずが、自分が罰ゲームを受けている気分になります。

そんな中。
男は図々しくも、すぐ真横の湯船に移動してきました!
さらに男は、我々に話しかけてくる始末。

「どこから来たんですかー?」

など、他愛もない話が続きます。
たぶん我々がどこから来たかとか、正直興味ないよね君。

そう思いますが、話しかけられては、そうカンタンに移動することもできません。
困りつつも話を続けているうちに、妻が身につけているタオルに手を伸ばしました。

………そうでした!

男の前では、可能な限りタオルをつけない。
そう指示していたのを忘れていました。

いや、だからといって、こんな男の目の前で!
こんなギリギリの距離で、タオルを外さなくても!

それに最初から裸ならまだしも、これではストリップと同じじゃないか…。

そう思いつつも、言葉にできません。

あっと思うまもなく、妻はタオルをはずし、湯船のワキに、置いてしまいました。
妻の体を隠すものがまったくなくなり…、男の目の前で、全裸になってしまいました。
出会って数分の男の前で、タオル一枚だけのストリップショーが行われてしまったのです…。

早く別のところに移動しよう…と思ったとき、男はさらにニヤニヤして、質問を投げかけてきました。

「よく温泉来るんですか?(笑)」

この会話が終わるまで、妻の裸を隠せない。
そう思いながら、軽い絶望と悦びを感じていました。

さらに男は、湯船のこちらサイドに、ズズッと寄っかかってきました。
たぶん距離は1メートル前後になっていると思います。

そして私にたいして、さらにエンドレスで会話を始めました。
「どこから?」
「○○には行ったことありますか?」
「ここは何回目?」
など、他愛もない会話ばかりです。

聞かれたら、答えないわけにはいきません。
それゆえに、移動することもできません。
特に多少なりとも会話で関係性ができると、なおさら動きづらくなります。
またそんなに広い温泉でもないため、移動はよりしづらいです。

そのまま、10分くらい、ずっと会話をしていました。

そのあいだ、真ん中に挟まれた妻は、全裸を晒しっぱなしです。
罰ゲームもあり、体を隠すこともできていません。
自分の指示ではあるんですが、こうして見ると、かわいそうだったかもしれません…。

妻の陰毛と男が真横にならんでいます。
ある意味シュールな光景です。

そういえば昔、アダルトな深夜番組で、二人の男が、トップレスの女を真ん中にして、サブカルトークをする番組がありました。

女の必然性はないんですが、ある意味、「会話のサカナ」みたいなものだったかもしれません。
男たちはそれを見て、ニヤニヤしながら会話をしており、一種オトナの世界だと思った記憶があります。

今の構造は、それと一緒でした。

ただ違う点が二つ…。
それは、女がトップレスどころではなく、全裸であるところ。
胸だけでなく、局部まで含めて、晒しています。

そしてそれ以上に、その女が、自分自身の妻であること。

目の前の男は、夫である私の前で、その妻の全裸をサカナにして、のうのうと夫と会話をしているのです。
大切な妻の全裸は、ただ場を盛り上げるための、ツマミに過ぎないように思えました。

言いようのない劣等感でした。

途中、男が言った言葉が、今も記憶に残ってます。

「実は自分、彼女がいるんですよ。
でもこういう混浴に、彼女連れてこれないじゃないですか」

妻は、それを聞いて、少し引きつった愛想笑いを浮かべました。

この男が、彼女を連れてこられない混浴に。
妻は、全裸で入っている。
この男に、すべてを見られながら。

「いい奥さんで、うらやましいなぁ」

その目からは、決して羨望などではなく。
いやらしさと優越感、そして嘲笑が感じられました。

ひとつ屋根の下

学校を卒業して、とあるゼネコンに入社した。
今から約20年ほど前のことだ。
具体的に言うと、500円硬貨が出回った年だ。
最初本社で3ヶ月の業務研修があり、
その後同期入社約80名は全国7ヶ所の各支店に配属となった。

俺は大阪支店勤務を仰せつかり、ご他聞にもれず、
現場配属となったわけだが、最初の物件は神戸の山奥の町にあった。
その現場は始まったばかりで現場事務所もなく、
向かいのアパートの一室を借りて仮事務所としていた。
俺は吹田市にある会社の独身寮に腰を落ち着けて、
月曜の朝に現場まで行き、
平日は仮事務所のアパートに泊まり、
土曜日の夜に寮に戻るという生活サイクルだった。

そのうちプレハブの現場事務所がアパート隣の空き地に建てられ、
それまで仮事務所としていたアパートは社員用宿泊所兼宴会場となった。
現実には、所長は週に2日ほどしか顔を出さず(泊まるときはみんなで飲みに行く)、
工事主任は神戸近郊に住んでいたので毎朝通勤(たまに泊まる)、
事務主任は週一日の出勤(他にも現場を掛け持ちしていた)であり、
実際に住んでいたのは俺だけ。
とはいっても荷物はすべて吹田の寮にあるので、週末は寮に帰っていた。

そのうち工事が忙しくなると週末もアパートに詰めるようになり、
寮にはなかなか帰れない日々が続いた。(片道2時間はかかる)
そこで、それまで雑魚寝状態だったアパートの2階の6畳間を、
俺専用にあてがってもらい、
荷物を運び込み、本格的に住む準備を整えた。
ベッド、机、椅子、テレビ、洗濯機、冷蔵庫等備品は会社のものか、会社でレンタル。
光熱水費はすべて会社持ちなので個人の出費は衣食費と遊興費のみ。
新入社員で貧乏な俺は調理器具一式を支店の倉庫から持ってきてもらい自炊していた。
学生時代、寮にいた俺は半分自炊していたようなものだったので、料理はなんとかやれた。
昼は仕出しの弁当なので問題はなく、朝夜と休日の食料を近所のスーパーで仕入れていた。

宿舎となったアパートは、2階建てで4戸入り。
2階建ての一戸建て住宅が4軒繋がっているような形状。
1階に台所と居間、風呂とトイレ。2階に8畳と6畳の和室が二つ。
一番東の空き室だった4号室を借りて宿舎にしており、
残りの3件はごく普通の家族が住んでいた。
うちの隣は3号室。30代の夫婦、子供2人。
その西側は2号室。30歳くらいの奥さんで子供なし、旦那の顔は見たことない。昼は留守がち。
いちばん奥は1号室。40代の夫婦、子供3人。近々新居を建てて引っ越す予定だとか。

さて、発端は7月の週末前日、炎天下の中、アパートの物置の片づけを始めたときだ。
中身を全部出して分別し整理していたとき、突然背後から声がかかった。
「こんにちわ、暑いですね。」
振り返るとすぐ後ろに普段あまり見かけない2号室の奥さんが立っていた。
間近で見ると見事にスマート。
髪はショートカットで、白いノースリーブのワンピースを着ている。
歳の割にかわいい感じ。
突き出た胸とくびれた腰が目を引く。
一目見て好感を持った。
こちらも汗をぬぐいながら答える。
「こんにちわ、お出かけですか?」
「いいえ、今帰ってきたんです。夜勤明けで。」
「看護婦さんですか?」
「ええ、駅前の○○病院にいるんですよ。それ大工道具ですかあ?」

俺が並べていた工具類を見て奥さんは尋ねた。
「私が実際に大工仕事する訳ではないんですが、
細かな補修や手直しなんかはどうしてもやらなきゃなんないもんで。」
「実はね、こないだ買った書棚があるんだけど、まだ組み立ててないんだよね。
うちの主人は単身赴任だし、週末に帰ってきても、その手のことがまるっきりだめで。」
旦那が単身赴任で奥さんが看護婦、そりゃあ滅多に出くわさないわけだ。
ここはひとつ近隣サービスに努めなければなるまい。

あえて言うが、このとき下心が全くなかったと言えば嘘になる。
だが、20歳の俺にとって30歳は「おばさん」であった。
「おばさん」は余程のことがなければ性の対象にはなりにくい。
ましてや社名を背負っているのだ。滅多なことはできない。
「夕方で良かったら組み立ててあげますよ。」
「これからひと眠りしますから、夜でもいいかしら?」
「ええ、かまいませんよ、7時でも8時でも。」
「お願いしますね。」
そう言うと奥さんは汗を拭きながら家に入っていった。
細い足がちらりと見えた。きれいなふくらはぎだ。

その夜、仕事を終えて約束どおり2号室を訪ねた。
もちろん下心はない。
なぜなら仕事の延長だからだ。
とりあえず必要と思われる工具道具を抱えていた。
表札には「○島 ○○夫 優子(仮名)」と出ている。
ベルを押すと「は?い」と返事が。
「4号室の○○建設です。」とインターフォンに向かって告げる。
「いま開けますね。」ガチャリとかぎを外す音。
ドアが開けられ、そこに優子さんが立っていた。
彼女は一糸まとわぬ裸体で・・・なんてあるわけがない。
黄色いTシャツにグレーのショートパンツ、すらりと伸びた綺麗な素足、髪は洗い立てなのか濡れていた。
これでも十分に股間を刺激するが、驚いたことに化粧のないスッピンの顔。

だが、見とれている訳にはいかない。
「すいません、仕事が遅くなってしまって。」
「いえ、こちらこそ、夜分にごめんなさい。」
「それで、組み立てるのはどちらに?」
「どうぞ上がってください。2階にあるんです。」
6畳和室に置かれていたのは梱包も解いてない書棚。
高さ1.8m、幅80センチ、奥行25センチのもの。
こんなものはドライバーだけで組めるだろう、普通は。
部屋の中はエアコンが効いていて涼しい。

ここは書斎らしい。机があり、書籍が乱雑に積んである。
隣の8畳間は寝室らしい。取り込んだ洗濯物がちらりと見えた。
梱包を解き、てきぱきと30分ほどで組み上げ、奥さんを呼んだ。
「できましたよ、どこへ置きますか?」
エプロン姿で上がってきた優子さんと二人で本棚を部屋の隅に設置した。
「ありがとうございます。ご飯食べてってくださいね。」
組み立てに神経を使っていたので、下から漂うカレーの臭いに気づかなかった。

ここで気を遣って遠慮するつもりは無い。
どあつかましくも御相伴にあずかることにした。
優子さんは大きい皿にカレーを山盛りにして出してくれた。
食事中、いろいろと話をした。
出身地(北海道)のこと、
今年入社したばかりの新人であること、
明日は土半で午後から吹田に帰ること、
その帰宅経路を聞くと優子さんはちょっと顔を曇らせて言った。
「遊びに行くのはいいけど、病気には気をつけてね。」
その時は何のことだかわからなかったが、
後日、主任に途中の乗換駅の上にソープ街があると教えられた。
優子さんはそのことを言っていたのだ。

食事も終わり(ずうずうしくもお替りした。彼女が勧めてくれたからだが)、
そのお礼に本を移動して棚に収めた。
その日は何事もなく、
10時には帰宅し、風呂に入り、
優子さんの姿(とくに足)を思い浮かべながらオナニーし、
眠りに落ちた。
その日以来、優子さんは俺のオナペットになったのだ。

さて、強烈に暑い夏の最中、お盆の連休がやってきた。
土曜日から木曜日までの6連休である。
(この頃は土休が定着しかかっていた時期なので、まだ現場では半ドンすら無かった。土休は初めてだった。)
給料の使い道が限られている上に残業代がかなり支給されたので懐は結構暖かい。
ただ故郷に帰るのも煩わしい上に、帰省は正月だけにしておこうと決めていた。
問題は、吹田の社員寮に行くか、このアパートに留まるかである。
外気温はこのアパートの方が涼しい。
ただ、仕事の延長みたいでなんかくつろげないのと、
吹田の寮にメインの荷物を置いているので、一度は帰らなければならない。

そこで前日はここに一泊し、連休初日にあちこち道草食って吹田に帰ることにした。
梅田に寄って映画も見たいし、
模型屋や画材屋も寄りたいし、
家電屋や紀伊国屋書店にも行きたい。
さらに例のソープ街にも寄ってみようかと考えたが、
ぼったくりに合うのもいやなので、
ここは地上に出ないで素通りすることに。
いろいろ買い物プランを練るのも結構楽しい。

そして、連休前日、金曜日なのに所長も主任も俺も早上がり。
このあたり現場の裁量でどうにでもなるのだ。
「あとは頼んだぞ?、あんまりはめ外すなよ。」
「おつかれさまでした?。」
俺は午後からアパート中の掃除をし、洗濯をして、
さらに米以外の食材を使い切るべく(米は保存できるので)、晩飯の準備を始めた。
手っ取り早くシチューを作り始めたが、野菜がちと多すぎる。
今夜と明朝で食いきれる量ではない。
5日も留守にするので冷蔵庫は空にしておきたい。
吹田に持って帰るのも面倒だ。
だいたい吹田の寮には冷蔵庫がない。
そこで隣近所にお裾分けすることにした。

ところがだ、
いざ野菜を抱えて隣の3号室に行ってみると、
すでに留守である。
さらに1号室も留守。
2号室に行くと優子さんが出てきた。
あいかわらず綺麗な足にどぎまぎしたが、
気を落ち着けて話を聞くと、
1号室は帰省し、
3号室は旅行で両方とも今日から不在らしい。
夫婦2人で賞味期限内に食いきれるかどうか不安だったが優子さんに野菜を託した。
旦那さんは明日の夜に帰ってくるそうだ。
「ちょうど棚を付けたかったんだけど、どうも上手くできなくて、やってくれません?」
「お安い御用です。夕方で良いですか?」
「ええ、どうせならうちで夕食を食べたらどう?」
「そうですね、シチュー抱えてお邪魔します。」

その夜、シチュー鍋と大工道具を持参して2号室を訪ねた。
出迎えた優子さんは白いTシャツとベージュのショートパンツ姿。
前回とあまり変わらない服装だが、
今回は歩く度にオッパイが揺れている。
しかもうっすらと乳首が透けてるよぉ。
ひょっとしてブラジャー着けてない?
俺の意志とは無関係に股間は勃起。
今夜は珍しく薄化粧している。
前回スッピン顔を見られて恥ずかしかったのか?

さて、棚の取り付けを終えて、またしても他人妻と二人で夕食。
出してくれたビールで乾杯。
俺の作ったシチューはおいしいと喜んでくれた。
「今晩からこのアパートに一人だけになるかと思って、すっごく怖かったの。○○君がいて助かったわ。」
「そんな大げさな、夜の病院の方が怖そうですよ。」
「それは仕事だから平気だし、もう慣れてるわ。」
「でも旦那さんがいない時は一人でしょ。今日が特別という訳じゃないでしょうに。」
「えっ?知らないの?台風が来てるのよ。」
「げっ!俺、台風に直面するの初めてなんです。あんまり役に立たないかも。」
「男手があるだけで違うものよ。」

さて食後、ソファーに移り飲み直すことに。
優子さんはいろいろな副食(つまみ)を出してくれた。
その中でも一番気に入ったのは旦那さんの実家から送ってきた辛子明太子。
初めて食べた。美味である。
二人で酒を飲みながらいろいろと話した。

優子さん自身は栃木県の出身だそうで、
東京の看護学校に進み、
栃木の病院に勤め、
そのとき医療機器メーカーにいた旦那さんと知り合ったそうだ。
その後旦那さんの神戸転勤を期に結婚退職し、
ここに来て新婚生活を始めた。
いずれ一戸建てを買うためにと、
駅前の病院でパート勤務で看護婦を再開したものの、
いつのまにか本採用になり、いまや古株。
しかも旦那さんは姫路支店開設のため単身赴任。
ここ2年ほど変則的な生活が続いているそうだ。

優子さんの身の上話や愚痴を聞いているうちに、
時間は過ぎ、
心なしか外の風音が大きくなったような気がした。
「なんか、本格的に荒れてきたんですかねぇ?」
「これぐらいでは、まだまだ本格的じゃないよ。」
「なんか怖いような、わくわくするような、変な感じです。」
突然激しい雨音が聞こえた。
二人して天井を見上げる。
ここは一階なのに聞こえてくる雨音。
かなりの土砂降りなのであろう。

しばし沈黙の後、優子さんがいきなり言った。
「あなた、弟みたい。」
「えっ、弟さん、いるんですか?」
「ううん、いないけど、もしいたら○○君のようなかわいい弟が欲しいな、と思ってね。」
こ、こ、これはひょっとして誘いの言葉か?
普段なら恥ずかしさが先に立っていささか突慳貪な返事を返すのだが、
今回は酒が入っていて大胆に(どあつかましく)なっていた。
「俺も姉はいないけど、奥さんのような姉さんが欲しいですね。」
「女の子の兄妹はいないの?」
「すぐ下に弟が、かなり下に妹がいます。11歳はなれてるんで妹というより娘に近いかな。」
「ねえ、今日だけ弟になってくれない?」

優子さんの瞳がなんか変。酔ってるのか?
「旦那の留守に知らない男の子を家に入れるのは変だけど、弟なら問題ないよねぇ。」
なんか、無理に自分を納得させてませんか?。
「ところでさ、○○は、どうやって性欲の処理してる?」
いきなり呼び捨てになった。
弟扱いされるのは嬉しいけど、
いきなりどぎつい質問を浴びせられた。
しかも一番答えにくい質問だ。
まさか優子さんをオナペットにしてると本人には言えない。
「そ、そりゃあ、まあ、・・・自分で・・・相手もいませんし。」
しどろもどろで答える俺の反応を楽しんでませんか?。
「なにしろ彼女を作る・・・暇もないです

「そうなの?若いのに可哀想ねえ・・・なんなら私が相手してあげようか?」
今さっき、姉弟って言ってたのに、優子さん、矛盾するほど酔ってますね。
「いいわ、今夜だけ○○に添い寝してあげる。なんたってお姉ちゃんだもんね。」
飛躍した理論を展開しながら俺の横に座り直し、
ぴったりくっついて、さらに俺の太股を撫で始めた。
勇気を出して(ほろ酔いも手伝って)、
優子さんの手を握りながら俺は言った。
「添い寝だけですか?俺、溜まってるんですけど・・・」
「・・・私の中に射精したいの?」
いきなり専門用語で問いかける優子さん。
瞳には怪しい光が。

その言葉だけで俺の股間は激しく勃起した。
「そりゃあ、もちろん、空になるまでぜひ射精したいです!」
「うふふ、今夜だけの関係だよ。」
優子さんは俺の手を取り、自分の胸にあてがった。
それだけで股間ははち切れそうに勃起しているのに、
さらに俺の手のひらを乳房に押しつけて重ねた自分の手を動かす。
初めて揉むふくよかで柔らかな乳房。
ノーブラなので乳首の感触がダイレクトに伝わる。
俺の手で包みきれないくらい大きいオッパイだ。
おもわず指をぎこちなく動かす。

「どう?気持ちいい?」
「は、はい。感激してます。」
指の指の間からむにゅっとはみ出すような柔らかなオッパイを右手で揉みながら、
左手を彼女の肩に回し顔を近づけた。
「キスしてもいいですか?」
「んふっ、順番が逆ね。でもいいわ、ん?。」
彼女は自分から唇を求めてきた。
ぎこちなく唇を重ねながら、
ここまできたら、今夜ここで筆卸しができる、
と確信した。

俺の股間はもうぎんぎんに勃起している。
優子さんの唇を貪りながらふくよかなオッパイを揉んでいると、
股間に何かを感じた。
優子さんが手を伸ばし、俺の股間を撫でている。
「ファスナー降ろして、おちんちん出してみて。」
乳房を揉む右手を一旦離し、
ジーンズのファスナーを降ろし、
トランクスの前からペニスを露出させた。
堅くなった俺のペニスは直立している。
優子さんはソファーから降りると、
俺の前に跪ずき、
両手でペニスをしごき始めた。
ああっ、はじめて他人に愛撫される俺のペニス。
上気した優子さんの顔が、ううっ、たまらん。

優子さんはやおら立ち上がり、
ショートパンツを脱ぐと、
俺の眼前に股間を持ってきた。
薄いレースの白パンティー。
陰毛が透けて見える。
左手を彼女のむっちりとした尻に回して、
右手でパンティー越しの股間をまさぐる。
なんか暖かい。

両手でパンティーを下げると柔らかな陰毛が出現した。
今になって考えると、あまり濃い方ではない。
剃っていたのかどうかは記憶がさだかではない。
だが、俺の目は陰毛の下にある亀裂に釘付けとなった。
初めて見る成熟した女性器。
しかし、優子さんは両手で俺の頭を陰部から遠ざけ、
そしてパンティーを上げた。
でも上げきらず陰毛がはみ出している。
もんのすごくエロチック。
当時はまだヘアー解禁ではなかったので、これだけでも大興奮。
「だ?め、ここは、お・あ・づ・け

「奥さん、俺、もう止まりません。」
「まずあなたのおちんちんが先よ。さ、立って。」
立たせた俺のズボンを脱がせ、トランクスを下げる。
それに引っ張られて一旦下を向いたペニスが、
トランクスから露出したとたん上に跳ね返り、
ぱちんと下腹に当たった。
「すっごい元気、若いからだね。」

優子さんは正座するといきり立った俺のペニスに指を絡めてゆっくりと撫で回していた。
まるで弄ぶように。
「うわ?、すごく堅いのね。」
「奥さん、あんまり触らないで、出ちゃうかもしれない。」
「先っぽ、きれいだね?、ひょっとしてまだ使ったことないんじゃない?」
「(うっ、鋭い!)そ、そうです、俺、初めてです。」
「そっか・・・じゃあ、私がはじめての女(ひと)になるのね、ふふふ。」
優子さんはそう言うと亀頭をぱくっとくわえてしまった。

初めてのフェラが気持ち良かったのかどうか覚えていないが、
しかしそれ以前に、
憧れの優子さんが俺のペニスをフェラしている現状を目のあたりにして、
興奮は最高潮に。
「ああっ、奥さん、いきそうです。」
「んごんごんご・・・」

一旦亀頭を口からだして舌先でぺろぺろしながら右手でペニスを握っている。
さすが人妻、慣れてる。
「がまんしないで、出したくなったら出してね。まだ若いんだもの何回でもできるわ。」
そう言うと再び亀頭を口に含んだ。
右手は茎をしごき続けている。
収縮する優子さんの頬がなまめかしい。

「ああっ、だめです、いきます!出ちゃいます!」
「出しなさい、たくさん出しなさい。」
亀頭をくわえたまま優子さんは看護婦口調で言った。
俺は両手で優子さんの頭を撫で回しながら絶頂を迎えた。
「優子さぁん、優子さぁん、あぁ??!」
はじめて「優子さん」と呼びながら、
そしてその事実に気づき興奮したのも手伝って、
俺は激しく射精した。

何もない空間に向かって射精するのは慣れていたが、
物が詰まった空間の内部に射精したのは初めてだった。
しかも直立したままである。
おびただしい量の精液が優子さんの口に流し込まれた。
ややしばらく射精感が続いていたのに、
優子さんはその精液をすべて口で受け止め、
そのまま飲み干した。

「いっぱい出たね?、どう?すっきりした?」
「まだ出し足りないです。」
「そうね、若いんだものね、ベッド行こう。」
優子さんは立ち上がって俺の手を取り2階の寝室へ連れて行った。
優子さんが先導して階段を登る。
目の前に優子さんのプリンプリンとしたお尻が揺れている。

端から見ると、Tシャツとパンティーだけの女と、
下半身を露出しナニをぶらぶらさせた男が手をつないで歩いている、
という、まことに変な状況なのだが、
再び発情している俺はパンティーに包まれた優子さんのお尻に見とれていたのと、
初めて入る男女性愛の場である寝室の雰囲気にのまれ、
客観的な視野などは眼中に無かった。

寝室は8畳間の和室だが、ダブルベッドが置いてあった。
優子さんは照明をつけた。
よかった、優子さんの裸体をじっくり見られる。
もっとも人妻なのだから明るいのに慣れているのか。
ベッドの横まで来たら、
優子さんはくるりと振り返り俺に抱きついてきた。
「抱いて。」
俺は優子さんを抱き締め激しいキスを交わした。

まだ優子さんの口には俺の精液が残っているはずなのだが、
そんなことはどうでも良くなった。
舌を絡めたり吸い付きあったりしているうちに、
俺のペニスが再びむくむくと鎌首を持ち上げ始め、
優子さんのお腹にこすりつけている形になった。
だが一度射精したので多少は余裕を持てた。

無性に彼女のオッパイが見たくなり、
彼女のTシャツの裾をそろそろと上げた。
「オッパイ吸いたいです。」
「いっぱい吸ってね。」
(シャレじゃないよ。)
優子さんのTシャツを頭から脱がせた。
きれいなオッパイが飛び出してきた。
動くたびにぷるるんと揺れている。

乳雲は茶色で500円硬貨くらい、、
乳首はすでに大きく堅くなっていた。
(もともとの大きさを知らないから半分推測だが)
多少垂れているがまだ十分に張りがある。
優子さんはそのままベッドに腰掛け上体を寝かせた。
オッパイが自重でつぶれむにっと横に広がった。

俺はシャツを脱いで全裸になると優子さんの右側に座り、
パンティー1枚となった彼女の胸に手を伸ばした。
右手で左のオッパイを揉みながら、
左手で右のオッパイをつかみ乳首を口で吸う。
もう夢中だった。
ややしばらく揉んで吸ってを繰り返した。
優子さんの口から言葉にできないような熱い吐息が漏れだした。

ふと、亀頭に柔らかな感触を感じた。
優子さんが手を伸ばし俺のペニスを撫でている。
先ほど射精したばかりなのに彼女の手の中で大きくなっている。
「うわ?、また堅くなったよ。」
目を閉じて気持ちよさそうな顔のまま、
優子さんはペニスをつかんで言った。

俺は右乳首の上に舌を転がしながら、
右手を乳房から離し、おなかを撫でてみた。
ちょっとたるみ始めたお腹だが、ぷにぷにしてて気持ちよい。
女性の柔らかさというものを実感した。
そのまま右手をパンティーの上にはわせた。
陰部の火照りが布地越しに解る。これが濡れているということか。
「中に入れてみて。」

ためらわずにパンティーの中に手を入れた。
思ったよりも柔らかい陰毛の感触が気持ちよい。
「あぁん、もっと下。」
最大限に手を伸ばし陰部のあたりに手のひらを密着させる。
むにゅっとした何かが指の間からはみ出てきた。
多量の粘液が指に絡みつく。
陰部を揉みながら乳首から口を離し、彼女の口に近づけた。
「優子さん、ここ見たいです。」
「優しくね。」
一旦彼女の上から離れ、両足の間に膝をついた。
そして両手でパンティーを降ろし、脱がせた。
これで二人とも全裸になった。

露出した陰部は先ほどよりもぬめぬめと光っている。
凝視している俺の視線を感じたのか、
優子さんは足を閉じて両手で股間を隠した。
「足ひらいてください。」
「いや?ん、エッチ。」
優子さんは少し恥じらいながらも綺麗な足をM型に開いた。
そして陰部を覆っていた手をお腹まで上げた。
露わになった股間が愛液で光っている

知識では知っていたが、女性器の現物を見るのは初めてだった。
おそるおそる指でまさぐり陰裂を開く。
褐色のグニョグニョが愛液の糸を引きつつ左右に別れ、
ピンクの内部が露出した。
どこが何だかわからないまま、頭に血が上っていた俺は、
思わず性器全体に口を付けてもぐもぐしてしまった。
食べたいという感情を実行してしまったようなものだ。

そのとき優子さんが両手で俺の頭をつかみ自分の顔に引き寄せた。
これは挿入してほしいという意思表示に違いない。
だけど中に射精してもいいものか?
とりあえずペニスを優子さんの股間にあてがって聞いてみた。
「このまま入れていいんですか?中で出ちゃうかも?」
「う?ん、大丈夫。初めてなんだから、中に出さなくちゃ。」
どういう理屈か解らなかったが、とにかくありがたかったのは間違いない。
俺は上体を起こしてペニスをつかみ、目視確認して優子さんの性器にこすりつける。
「入れますよ。」
「ゆっくりね。」

いきり立ったペニスをつかみ、
ぬるぬるぐちょぐちょの部位に亀頭をあてがったが、
気持ちは良いものの入り口がよくわからない。
最初にフェラで射精させられた意味が解った。
あのとき射精していなかったら、この時点で、挿入する前に射精してしまっただろう。
それでも亀頭をこすりつけて入り口がわからずにぐずぐすしていると、
じれたのか優子さんは右手の人差し指と中指で優しく亀頭をはさんで、入り口に誘導した。
さすが人妻、慣れてる。

ぬるぬるぐちょぐちょの中にちょうど亀頭の先が収まる窪みがあり、
優子さんの指がそこに亀頭を押しつけた。
俺もそれに引っ張られるかたちで腰を押しつけた。
にゅるん、とした吸い付くような感触があり、
亀頭の先端が優子さんの中に吸い込まれた。
その瞬間、
「くっ!」
優子さんの顔がゆがんだ。
痛いのかと思い腰を引いたら、指で亀頭を引っ張りながら、
「だめ、そのまま中に入れて。」
と叱るように言う。

再び挿入開始する。ぬるぬるの肉壁に絡まった亀頭を入り口にあてがい、
肉壁を押し分け、そろりそろりと膣口に挿入。
グニョグニョの何かを無理矢理押し広げるような感触があり、
亀頭がそこを通り過ぎるとカリの部分が何かに引っかかる。
遮二無二カリを突入させると、ぷちんと何かがはじけ、
カリの後ろで閉じようとして茎を締め付ける。
(このへん記憶が錯綜してます。)
同時に柔らかな肉壁が四方八方から亀頭を包み締め付ける。
「入りました!入りましたよ!」
「あ?っ、入ってる、○○が入ってきてるよ。熱い、熱いよお!」
「優子さんの中、暖かくて気持ちいいです、最高です。」

俺の眼下で優子さんが悶えている。たわわな乳房が揺れている。
優子さんの上に覆い被さり、肩を抱く。
俺の胸でつぶされたオッパイの感触が心地よい。
すこし体を揺らしてペニスを動かしてみる。
狭い優子さんの中で弄ばれる俺のペニスに激しい快感が走る。
先っちょだけでこの有様。全没させたらどうなるか。
それを知ってか知らずか優子さんは足を俺の腰に絡ませて言った。
「全部入れて、奥まで入れて。すごく堅くて大きいわ。

早くも射精したくなった。このまま中に出しちゃいそうだ。
「優子さん、俺もうだめです、出ちゃいます。」
「まだよ、もう少し我慢して。奥まで入れて、奥までよ。」
腰に力を入れてペニスを全没させる。何かが亀頭の先に当たっている。
「ああ?、すごい、届いてるよ。」
「優子さん、我慢できません、出ちゃいます。」
「いいわ、出して、いっぱい出しなさい。」
俺は優子さんの唇を求め、彼女もそれに答えて激しいディープキス

そのままの状態で亀頭を一旦戻し、
激しい勢いで彼女の奥底に突入。
ぬるぬるぐちゅぐちゅがペニス全体を締め付けた。
ここに至り、妊娠の危険性など頭から吹き飛んでいた。
亀頭の先に熱波が溜まり、
我慢できなくなった俺は一気に射精した。
「うぐぐぐぐ、ぐはっ!」。

最初の射精とはまた違った快感が亀頭を包む。
一度出していたはずなのに、どくどくと精液が噴出する。
そのまま優子さんの上に突っ伏した。激しく唇を貪りあう。
優子さんの中にあるペニスは、俺自身の噴出した精液と、
彼女の愛液が絡まりぬるぬるぐちょぐちょ状態。
ああ、これで俺も童貞卒業だ。うれし?!
優子さんの首筋に熱い吐息を吐きかけながらぐったりしている。
「もう・・・出ちゃいました。」
「またいっぱい出たね、若さの特権だね。奥まで届いたよ。」
繋がったまま俺の頭をやさしく撫でながら、優子さんは気持ちよさそうに言った。

射精後の快感に浸りながらも、俺には一抹の不安が。
「中に出しちゃって良かったんですか?」
「えへへっ、・・・あなたの赤ちゃんを産んであげる。きっと元気な子よ。」
「ええっ!?」
「うそよ。看護婦なんだもの、自分の排卵日くらいチェックしてるわ。」
「あ?、びっくりした。」
「ねえ、もう一回しよう。あなただけ行ってずるい。私も行かせて。」
優子さんはそう言って俺を抱きしめた。

俺のペニスはまだ彼女の中にある。
ゆっくりと抜き差しすると、粘液だか精液だかわからないぐちゅぐちゅしたものが漏れてきた。
一旦抜いて拭き取らないとまずいかな。
「だめ、いいの、そのまま入れててね。味わっていたいわ。」
そう言って身もだえする優子さんの中で、俺のペニスはまたまた鎌首をもたげてきた。
このまま夜明けが来ないでほしい、
このまま優子さんの中で一生を終えたい、
本気でそう思った。
繋がったままの二人を雨音が包み、ゆっくりと時間が流れていく。

この夜、明け方近くまで何度もセックスをした。
上になったり下になったり、
後ろから横から、
優子さんは色々と教えてくれた。
俺の精液は完全に抜き取られたような疲労感だった。
俺も彼女も一夜の関係と割り切っていたから、
この時ばかりは遠慮無く雄雌と化し、お互いの体を貪っていた

その朝、別れ際に優子さんを抱きしめて俺は言った。
「はじめての女(ひと)って一生忘れないといいます。俺も一生、優子さんを忘れません。」
「うれしいわ、ありがとう。」
激しいディープキスをして2号室をあとにした。
そして、宿舎(4号室)に戻って洗い物をして片づけをし、一路吹田へ。

休暇が終わって忙しい日々が続くと、優子さんと顔を合わせる機会はまったく無かった。
そして10月、俺に転勤辞令が出た。
京都支店への転属である。
優子さんにもう会えないと思い、挨拶に行ったが留守だった。
もちろん、2号室だけ行くと怪しまれるので、全部の部屋を回ったのだが。
「お世話になりました。○○」名刺にそう書くと2号室の郵便受けに入れた。

その後、建物自体は立派なマンションとなって翌年に完成していた。
2年ほど後、見に行く機会があり、宿舎だったアパートを訪ねたが、2号室の表札は変わっていた。
一戸建住宅を買って引っ越したのか、
それとも旦那さんと一緒に姫路へ行ったのか、
優子さんがどこへ行ったのか俺は知らない。
いや、優子さんとの楽しく激しい記憶があれば、
彼女の行方は知らない方がいいのだ。
そう自分に言い聞かせた。

 * * * *

でも、もう一回やりたかったなあ、ってのが本音だったが。


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