萌え体験談

萌え体験談、エッチな体験、投稿体験談を配信しています。

高校時代

王様ゲーム1

彼女が今、高校時代に僕をいじめていた奴とキスをしている.....。

僕は大学で知り合った彼女のミキと付き合って今年で3年目を迎える。

彼女は僕と同い年で佐々木希ちゃんを少しムチっとさせた感じで明るくめちゃめちゃ可愛い。

そして、その容姿と愛嬌の良さから、異性からはすごくモテる。

だから正直、なぜその中でも僕を選んでくれたのかはわからないが、彼女は僕の優しいところが好きだといつも言ってくれていた。

彼女自身もすごく優しく、そのうえ誠実なため関係は普通に良好でラブラブだった。

彼女はその性格から交友関係も広く、外に友達と遊びや飲み会に行くことも多かったが、何も言ってないのに、どこに、誰と行ったとかを、わざわざ逐一僕報告してくれていた。

いちいち報告しなくて良いことを毎回伝えるのだが、今も欠かさず報告してくれている。

そのぐらいマメで誠実だった。

そして今朝も、ミキから連絡がいつものように来た。

内容は合コンに行かなければならなくなったとの連絡だった。

女の先輩から人数合わせにどうしても来てほしいと頼まれたらしい。

そこでミキは僕が行って欲しくなければ断ると言ってくれた。

でも、さすがにそれは悪いと思うし、彼女の性格からしても間違いが起こることは絶対にないだろうと快く彼女を送り出した。

そして授業も終わり数時間後の夜、僕は今日の晩御飯をどうしようか考えていた。

最近はミキと食べることが多かったのだが今日は合コンでいない。
どうしようか長い時間迷っていたが、結局、無難にチェーンの居酒屋にひとりで入ることにした。

そして、僕はしばらく一人で静かに飲んでいたが、入ったときから一席すごいうるさい席がある。

居酒屋なので仕方がないとは思うが、あまりにもうるさかったのでどんな人が座ってるんだろうと僕はチラッと声の方を覗いた。

僕は驚いた。なぜなら視界にミキがいたからだ。

合コンをするとは聞いていたが、まさか僕がそこに出くわすなどは思ってもいなかった。

偶然もあるんだな?ぐらいの気持ちでまたしばらく飲んでいたが、やはり彼女の方が気になる。

一体どんなやつと飲んでるんだろうともう一度彼女の方にじっくりと視線を向けると

さらに僕は驚いた。

そこにはマナブがいた。

このマナブという男は僕の高校時代の同級生で、僕をいじめていたイケメンだ。

ぼくの身体はマナブの姿を見るや否や、すぐに拒否反応を起こした。
それぐらい嫌な思い出しかない。鳥肌が半端じゃなく吐き気まで催す始末だ。

さらに周りを見渡すとミキの他に女が二人、
おそらくこれがミキの先輩だろうがこれがまたケバかった。

そして男もマナブを含めすごいチャライ奴らが3人

僕の嫌いな人種のオンパレードだ。

とりあえず見る限りでは3対3で合コンをしているようであったが、一刻もはやくミキをその場から遠ざけたかった。ミキを行かせたことを心のそこから後悔した。

こんなメンツの合コンだと初めからしっていたら絶対行かせなかった

また、明らかにマナブはミキのことをいやらしい目でなめまわすように見ている。

本来ならミキを連れ戻すことも考えるのだろうが、マナブに委縮して足が動かなかった。

僕は自分の不甲斐なさにやりきれない気持ちになったが、やはり恐怖から足を動かすことはできなかった。

そして数分後最悪な事態が発生してしまった。

王様ゲームが始まった。

ケバくてチャラい奴らの行う王様ゲーム。
普通の軽い王様ゲームではないことは容易に考えられた。

一刻もはやくミキを救い出さねばならないと頭では思うがやはり足が動いてくれない

僕は本当に情けない男だとこのとき実感した。

しかしミキが気になって帰ることもできない。
だから僕は頭を抱えながらその様子をうかがうことにした。

しかし数分後・・・・、予想に反して僕の考えている光景はそこにはなかった。
それは意外にも健全なものであった。

皆、酔っているようでミキの顔もほんのりあかくはなっていたが、幸い不健全なことは起こっておらず可愛らしい王様ゲームで心底安心した。

考えすぎだったなと、僕はそろそろ帰ろうと思っていた。

が。。。。やはりこれでは終わらなかった。
終わるはずがなかったのだ。

唐突に「キス」という言葉が僕の耳に入って来た。

一気にその言葉で先ほどまでの安心感が消え去る。

すかさずミキの席を見ると

マナブとミキの先輩がキスしている光景が僕の目に飛び込んできた。
AVで見たような濃厚なキス。
不覚にも僕のアソコは反応してしまっていた。

そしてその横には手で目を覆い恥ずかしがってるミキと
楽しそうにそのキスの光景を写メで撮るもうひとりの先輩がいた。

そこから悪夢が始まった。

僕の考えていた最悪な王様ゲームが始まったのだ。

きずけば、目の前で何回も男女のキスが行われている。
幸いにもまだ、ミキに命令は回ってきていない。

しかし時間の問題だろう。
こんな時でもマナブに委縮して止めに入れない僕は本当に糞人間だった。

そしてついにその時が来た。

「1番と3番がキス」

マナブとミキだった。

マナブのとてつもなく嬉しそうでいやらしい顔が印象的だった

ミキはさすがに抵抗したが、両端を固める先輩2人がそれを許さない。

ミキにあくまでゲームだからとキスを促す。
皆がキスをしている手前、場はキスを断りきれる空気ではもはやなかった。

マナブも「フレンチでいいから」と
ミキにキスをせまる。

ミキも数分は抵抗を続けたみたいだがついに諦めてしまったようだ。

抵抗を辞め、顔を真っ赤に染めながら素直にマナブの両手に顔を包み込まれた。

数秒後.......

「チュッ..」という音と共に
ミキとマナブの唇が重なった。

僕は何も考えられなくなった。

するとすぐに
「チュッ..チュッ.....チュ.....」
と唇が何度も重なる音」

マナブは数秒の間に何度もミキの唇をついばんだ。

キスが終わるとミキの顔は真っ赤になっていた。

先ほどのミキの先輩とのねっとりしたキスとは違い
小鳥のするような美男美女の美しく綺麗なキス。

僕はもはや何も喉を通らない

さらに、当然のことの様に、ミキの先輩は
そのミキとマナブのキスの光景を携帯に残し

ミキに「エッロ?」と直接見せつける。

自分のキスの光景を見せられたミキの顔はさらに赤くなっていた。
と同時にこの先輩に対する半端ではない怒りが僕の中にこみあげてくる。

しかし、このゲームは終わらない。

ミキが目の前で何度もキスをする。

ここで僕はあることにきずく

さっきからミキがキスをしている相手が全てマナブだということに。

おそらくミキは目をつけられマナブに仕組まれたのだろう。

何度も命令により「チュッ..チュッ..」
とミキとマナブがキスをする。

フレンチキスではあったがミキもあまりにもマナブとのキスが多いために慣れてしまったのであろうか

恥ずかしながらも、もはや抵抗なくマナブの唇を受け入れていた。

お酒や、ゲームによって
周りでもミキの先輩などがキスを何度も繰り広げていることもあり
ミキも完全に正気ではなくなっていたのだろうと思う。

普段のミキならこんなことがありえるはずがない。

何度もマナブとキスをするミキを目の前にあろうことか、さらに僕のアソコは反応していた。
僕は最悪人間だ。

きずけば命令とはいえミキとマナブは何度キスをしたのだろう。
ミキはマナブノ手が腰にまわることを許し、目の前で行われているキスは恋人同士のキスと同等の者だった。

全然関係のないあかの他人もその行為をいやらしくのぞいている始末。

そしてだんだん時間と共にゲームは過激になっていく....。

ミキの横では先輩達がその胸をチャラ男どもに
もはや王様ゲーム関係なしに揉みほぐされている。

そして、その光景を恥ずかしそうに見るミキの胸に
自然にマナブの手が伸びた。

僕はもうだめだと思ったが。

ミキは抵抗した。さすがに理性がそこまでは許さなかったのだろう。

しかし、横から先輩の「素直になりなよ、今日だけなんだから
快楽に任せて気持ちよくなりなよ」の声

居酒屋だというのに喘ぎ声が聞こえてくる。

するとさすがに周りからの苦情が入ったのか店員さんが止めに来た。

皆もさすがにやりすぎたと思ったのか、注意を素直に聞き入れ店をでる準備をしはじめた。

僕は本当に助かったと思った。

死ぬほど嫌いなマナブと僕の大好きなミキが何度も唇を重ね合わせてしまったことは本当に泣きそうになったが、最悪な事態は免れたと思った。

......が違った。
僕は彼らが店を出ると同時に追うように隠れながら後を追った。

外で何やら話している

聞き耳を立てると
ミキが返ろうとしていることが分かった。

しかしケバい先輩達が必死にそれを止める。
マナブやチャラ男もなにやらミキを説得しているようだった。

数分後、ミキは説得に折れたのか先輩たちに手を引かれ、マナブ達と行動を共にした

すると、彼女たちは、飲み直すのかまた居酒屋に入っていった。

しかし、先ほどと違う点が一店ある。そこは個室居酒屋だったのだ。

僕は後を追った。

そして何とか彼女らの部屋の隣を陣取ることに成功した。

僕はミキを救えもせず罪悪感に悩ませされながら、最悪にも耳を隣と繋がる壁に傾けるのであった。

遠距離恋愛している間彼女が喰われる話 3

21

「じゃあ果歩、バイト頑張ってね。」

「うん、じゃねぇ知子ちゃん。」

大学を終えた果歩は知子と別れて、アルバイト先のトミタスポーツへ向かった。

トミタスポーツの仕事にも慣れてきた今日この頃。

いや、慣れるというか、トミタスポーツでの仕事は今のところ受付だけで、高い時給のわりに楽な仕事。

高い時給はもちろん嬉しかった果歩だが、遣り甲斐(やりがい)という面では若干物足りなさを感じていた。

トミタスポーツの建物に着いた果歩はスタッフ用の入り口から中へ入る。

「おはようございま?す」

次々と顔を合わせる男性スタッフにあいさつをしていく果歩。

ここのアルバイトを始める時は女性スタッフが少ないとは聞いていたが、仕事を始めてみると、マッサージ室に1人と、事務に1人、そしてアルバイトの果歩、女性はこの3人だけだった。

それに他の2人は毎日いるわけではなく、週一くらいしか出勤しなかったため、実質ここのスタッフで女性は果歩だけのようなものだった。

ここでの仕事服、トミタスポーツのロゴがはいっているTシャツとハーフパンツに着替えるため果歩は更衣室へ向かった。

「お?い、果歩ちゃん!ちょっと待って!」

「え?」

遠くから駆け寄ってくる誰かに名前を呼ばれた果歩、後ろに振り返った。

「え、キャッ!!と、富田さん・・・」

駆け寄って来きたのは、ここのオーナーでもある富田だった。

果歩が悲鳴に似た声をあげたのは、富田の格好を見たからである。

プールで水泳のインストラクターをしていた富田は水着姿であった。

しかもその水着は男性用のビキニの水着のようだったが、普通のビキニタイプではなくて、いわゆるブーメランタイプと呼ばれる水着で、中学、高校時代に水泳の授業で男子が着ていた物よりもかなり際どい水着だ。

富田のその姿を一瞬見た果歩は目をそらして顔を赤くした。

「と、富田さん・・・あの・・・な、なんでしょうか?」

「ハハッ、おいおい果歩ちゃん何恥ずかしがってんの?ここじゃこんな格好普通だぜ?」

「は、はい、すみません……あの、それで?」

いぜん目線を富田の身体から逸らしたままの果歩。

「あぁ、果歩ちゃんさ、今日から受付の仕事じゃなくてプールの監視員の仕事してほしいんだけどね。」

「監視員、ですか?」

「そうそう、まぁ大して難しい仕事じゃないんだけどね。決められたルール守ってない人とかを笛を吹いて注意したり、誰か溺れたりしてないかチェックする係なんだけどさ。」

「そうなんですか……はい、わかりました。」

「そろそろ受付の仕事にも飽きてきてただろ?」

「エヘヘ、はい、ちょっと。」

果歩は悪戯っぽく笑顔をつくって言った。

確かに受付の仕事は飽きてきたと思っていた果歩、新しい仕事を与えてもらえたのは正直嬉しかった。

「よし、じゃあこれに着替えて。」

そう言って富田は手に持っていたビニール製の袋を果歩に渡した。

「あの……これは?」

「水着だよ。」

「えっ、水着になるんですか!?」

「そうだよ?プールでの仕事だから、もしかして水の中に入ってもらう事もあるかもしれないしね。」

「はぁ、そうですかぁ……でも……」

「さぁさぁ!着替えて着替えて。」

「……はい、分かりましたぁ……。」

笑顔で急かすようにそう言ってくる富田。

果歩は考える余地もなく水着の袋を持って更衣室に入っていった。

まさか今日自分が水着姿になるなんて予想もしていなかった。

・・・どうしよう・・・水着なんて・・・

・・・でもなんだか断りづらいし・・・はぁ・・・

ため息をしながら袋の中を見つめる果歩。

「果歩ちゃ?ん!着替えたら仕事の説明するから早くしてねぇ!」

ドアの向こうから富田の声が聞こえる。

「は、は?い!」

・・・んもう・・・しょうがないかぁ・・・

果歩は意を決して自分の着ている服に手を掛けた。

更衣室の前ではブーメランタイプの水着姿で富田がニヤニヤと不適な笑みを浮かべていた。

(果歩の水着姿かぁ・・・へへッ・・・どんな身体してんのか楽しみだぜ・・・それにしても・・・ありゃ押しに弱いタイプだなぁ・・・もうちょっと強引にいっても良さそうだな・・・)

ヤダ・・・ちょっと・・・この水着・・・私には小さいよぉ・・・

身に着けていた衣服をすべて脱いだ果歩はさっそく渡された水着を着てみた。

果歩は今まで夏にプールや海に行くような習慣はなかったので、水着になるのは高校時代の水泳の授業以来だ。

その当時着たのはスクール水着で、海やプールにも行かない果歩はスクール水着以外の水着はほとんど着た事がなかった。

そして今、富田に渡された水着、それは競泳用の水着だった。

こうした水着は水泳で鍛えている女性が着れば、イヤらしさなどほとんどないのかもしれないが、果歩のようなまったく水泳に縁がないような女の子が着ると妙にイヤらしく見えてしまう。

それにこの水着、果歩には少し小さいようだった。

身体が全体的にきつい感じがしたし、恥ずかしかったのは股の部分がハイレグタイプだった事だ。

結構角度が深い・・・果歩のアソコの毛は薄くて範囲も小さかったため、毛がはみ出してしまうようなことはなかったが、少しズレたら・・・と思うと少し怖い。

それにサイズが小さいためか、お尻の割れ目の部分に水着が少し食い込んでしまう。

更衣室にあった鏡で自分の水着姿を確認する果歩。

・・・あ?・・・ダメ・・・ダメだよ・・・こんなの人に見せられないよ・・・

真っ白な身体に食い込む黒い水着、そんな自分の水着姿に果歩は顔を赤くする。

他のに・・・他の水着に変えてもらおう・・・こんなのダメだもん・・・

果歩はドアに近づき、外にいる富田に声をかけた。

「あのぉ・・・富田さ?ん」

「ん?どうしたぁ?もう着替えた?」

「いえ…あの…この水着、私にはちょっと小さいみたいなんですけど・・・」

「え?マジ?いやぁ女性スタッフ用の水着それしかないんだよねぇ。あ、でも大丈夫、上からTシャツ着ればいいからさ。な?それならいいだろ?」

「Tシャツですかぁ?ん?・・・」

「大丈夫大丈夫、Tシャツ着ちゃえば水着姿なんてほとんど見えないんだから。」

「え?でも…」

「ハハ、大丈夫だって、秋絵ちゃんもそうしてたから。ね?ほら、早くしないと時間ないし。」

「ん?…わかりました…」

ガチャ・・・

それから少ししてから、更衣室から果歩が出てきた。

富田に言われた通り果歩は、渡された競泳用水着の上にTシャツだけを着た姿で現れた。

・・・はぁ・・・でもやっぱり恥ずかしいよぉ・・・

「さ!じゃあ行こうか。」

顔を赤くして恥ずかしがっていた果歩に対し、そんなことはまったく気にしていないかの様に富田はそっけなくそう言った。

「は、はい・・・」

Tシャツは着ているものの、ハイレグの股部分や、食い込んだお尻の部分がチラチラ見えてしまっている。

いっしょにプールへ向かう二人。

富田は果歩に気づかれない様に横目でそっと果歩の身体を見た。

(ハハ、こりゃおいしそうな身体してるぜ・・・)

果歩の真っ白な脚と、果歩が自分でTシャツを少し引っ張って隠そうとしている水着姿の下半身を、イヤらしい目線で見つめる富田。

(それにしても、あんな小さい水着、もしかしたら断固拒否されるかと思ったんだけどなぁ。ハハ、こりゃ先が楽しみだわ)

富田は心の奥から沸いてくるイヤらしい笑みを堪えることができなかった。

22

「じゃあ、そんな感じで頼むよ。まぁわからない事があったらいつでも聞いてもらっていいから。」

「は、はい。ありがとうございます。」

室内プールの脇で水着の上にTシャツ姿の果歩は、富田から監視員の仕事の内容の説明を受け終わったところだった。

・・・やだ・・・やっぱり恥ずかしい・・・

果歩がプールに入ってくるなり

「おぉ!果歩ちゃん今日は水着かよ、へぇ?いいねぇ!」

「おわ?、果歩ちゃん水着なの!?そのTシャツも脱いでみてよ。」

と、顔見知りの男性会員達にセクハラ紛いの声をかけられた。

今まで受付の仕事をやっていた果歩は、ここの男性会員達全員を知っている。

果歩の可愛さはこのジムに通っている男達の中では評判で、わざわざ通う曜日を果歩がいる曜日に変更する男が急増していたほどだった。

そんな短期間でトミタスポーツのマスコット的存在になっていた果歩の水着姿、男なら仕方ない事なのかもしれないが、その視線が果歩に集中している事に、さすがに鈍感な果歩でも気付いていた。

・・・もぅ・・・恥ずかしいよぉ・・・・

その大勢の男性の視線はおそらく果歩の下半身、Tシャツでは隠れないハイレグの股の部分、そして水着が少し食い込みぎみのお尻に集中しているであろう事にも果歩は気付いていた。

Tシャツを下に引っ張りながら少しでも下半身が隠れるようにと努力する果歩。

「ちょっとちょっと!男性の諸君、果歩ちゃんの方見過ぎです!セクハラになりますよ!さぁさぁ、自分のトレーニングに集中してください!」

富田が果歩の前に立って、男性達の視線を遮るようにして言った。

「じゃあさっき言った通り、頼むよ、果歩ちゃん。」

「は、はい。わかりました。」

富田の爽やかな笑顔で言ってきた言葉に果歩も笑顔で返事をした。

監視台の梯子(はしご)を登っていく果歩、その時下から冨田は果歩の下半身、お尻に食い込んだ水着を凝視していた。

(ハハッ!こりゃマジで美味そうだわ・・・あんま長いこと我慢できねぇな・・・ま、今日の果歩の様子じゃそんなに時間は掛からないかもしれねぇけどなぁ・・・。)

そんな富田のイヤらしい下からの視線にまったく気付いた様子のない果歩、一番上までたどり着くと、監視員用の椅子に腰を下ろした。

「よし、じゃあもし溺れてる人とか見つけたらその笛を大きく吹いてくれよ。」

「はい、わかりました。」

「じゃあ頼むわ。」

そう果歩に言って富田はインストラクターの仕事に戻っていった。

・・・はぁ・・・結構暇かも・・・

監視員の仕事は退屈だった。

もしかして受付の仕事より暇かもしれない。

一応プール全体を注意深く監視しているつもりだったが、それは最初の頃だけで、しだいに(どうせなにも起きないし)と心のどこかで思ってきてしまう果歩、集中力がなくなってきていた。

それにしてもなんだか未だに男性会員達の視線を感じる・・・。

椅子に座っているから食い込んだ水着などは見られていないと思うが、それでも果歩の椅子からぶら下っている白い脚などをチラチラ見られている気がする。

しかし、果歩はそういった視線には結構慣れていた。

というのは中学や高校時代の水泳の授業の時にも同じような視線は感じていたからだ。

最初は恥ずかしいし嫌だったが、もう果歩の中では男の人は仕方ないのかもしれないと割り切っていた。

もちろん水着姿を見られることは恥ずかしい事に変わりはなかったのだが・・・。

・・・ん?・・・あ?暇だなぁ・・・

しばらく監視の仕事を続けていた果歩だが、そのうちだんだんと、ある男性の方をチラチラ見るようになっていた。

その男性は・・・富田だった。

会員のお客に泳ぎ方の指導をしている富田。

・・・富田さんって・・・すごい逞しい身体してる・・・やっぱインストラクターだから毎日鍛えてるのかなぁ・・・

果歩が見ていたのは富田の鍛え上げられた身体だった。

なぜだろう・・・無意識のうちに富田の方に遠目から視線が行ってしまう。

それは果歩が昨日秋絵の部屋で見たDVDのあの男優の身体と、富田の身体を重ねて見てしまっていたからだった。

そう、あのDVDの女性と激しく交わっていた男の逞しい身体。

そして今朝見た夢の中で果歩と濃厚な性行為をしていた男の逞しい身体。

その体つきにそっくりな逞しい身体が今、果歩の視線の先、現実の世界に存在しているのだ。

黒く焼けた肌
厚い胸板
大きな背中
割れた腹筋
筋肉質な太い腕

そして・・・果歩の視線が止まってしまう場所・・・

富田の下半身・・・その中心部分・・・

一瞬、女性なら目を背けたくなるような水着を穿いている富田。

しかし果歩の目はしっかりとその下半身を見つめていた。

それは、もはや[チラ見]ではなかった。

ブーメランタイプの小さな水着、その中心部分の大きな膨らみに果歩の目は釘付けだった。

強引に収められているであろう富田のペニスはその膨らみから、相当な大きさのものであることは容易に想像できた。

果歩は自分の下腹部が熱くなってくるのを感じた。

昨日からずっと燻り続けていた小さな炎が今、視覚的刺激によって再び大きなものになり始めていたのだ。

大学では講義に集中したり、知子と話をしたりして忘れかけていたその感覚。

しかし、本当はずっと我慢していたのだ。昨日からずっと・・・

果歩は想像してしまう・・・。

逞しい身体に抱かれる自分を。

大きく股を開かされ、その中心に逞しい男根を挿入される自分を。

我慢し続けていたムラムラ感が、急激に果歩の身体の中で増大してきていた。

股間が、アソコがムズムズする・・・

Tシャツの裾をグッと握り締め、時折り太ももを擦り合わせるような仕草をする果歩。

あっ…

ジュワァっと熱い何かが股間の秘裂から溢れ出してきた事に気付いた果歩。

ハァ…ダメ…

ドク…ドク…ドク…

心臓の脈と同じリズムでイヤらしい粘液が生産され、秘裂から溢れ出てくる。

…ダメ…変なこと想像しちゃ…

本能的に見つめてしまっていた富田の身体から視線を外し、グッと目を瞑る。

必死に心を落ち着かせようとする果歩。

「お?い果歩ちゃん。果歩ちゃん!」

「…えっ…?」

監視台の下の方から男の人の声。

富田の声だった。

「どうしたんだよ、目瞑って下向いちゃって。」

「え?あ…す、すみません!」

「ハハッ、おいおい、まさかお眠りしてたんじゃないだろうなぁ?」

「い、いえ、寝てはいなかったですけど…。」

「本当かぁ?ハハッ、まぁいいよ、それよりちょっと来てくれないか?水質検査の仕方教えるから。」

「え?は、はい、わかりました。」

さっきまで富田の身体を見ながら想像していたことを思うとなんだか気まずい。

富田との会話だけで自分の顔が赤くなっていることがわかる。

監視台の椅子から立ち上がろうとする果歩。

その時一瞬、嫌な感覚を股間に感じた。

ハっとした表情の果歩。

そっと握り締めていたTシャツの裾をめくって水着の股部分を確認してみる。

嫌な予感は当たっていた。

果歩の水着の股部分には、自身から溢れ出た湿った粘液によって染みができていたのだ。

プールに入っていない果歩の水着は、色が黒いとはいえ、乾いた部分と濡れた部分の色の違いは結構はっきりしていた。

うそ…やだ、どうしよう…

富田を下で待たせたまま、顔を赤くして泣きだしそうな表情の果歩は、監視台から降りることができなくなってしまっていた。

23

「ん?どうした?果歩ちゃん。」

「え?い、いえ、なんでもないです。」

そんなに大きな染みじゃないし、しっかり見られない限り気付かれないかな。

富田から呼ばれているのだ、この監視台から降りないわけにはいかない。

しかたなく椅子から腰を浮かせて、監視台の梯子(はしご)から降りていく果歩。

登っていく時同様、下にいる富田にお尻を向ける格好だ。

さっきと同じように富田はジロ?っと目線を果歩の下半身に向けいる。

(ん?ハハっ、果歩のやつ、妙に俺の方チラチラ見てるなって思ったら。ハハッ、こりゃいいわ。)

富田はさっき監視台に登っていくときにはなかった染み、プールに入ってもいないのに濡れている果歩の股間の小さな染みを、富田は見逃さなかった。

その染みを見つけた時、富田はイヤらしい笑みを堪えることができなかった。

監視台から降りてきた果歩をイヤらしい笑みを浮かべながらジッと見つめる富田。

「あ、あのぉ?」

「ん?あぁごめんごめん。ハハッ、ちょっと果歩ちゃんの水着姿に見惚れちゃってたよ」

「えっ?」

その言葉を聞いて顔を赤くして恥ずかしがる果歩。

「いやぁ、うちのジムほとんど女性会員いないからさ。ごめんごめん、ついつい果歩ちゃん可愛いからさ。」

「は、恥ずかしいです…あんまり見ないでください…」

果歩はTシャツの裾を引っ張りながら水着の股部分を隠しながら恥ずかしそうに言った。

富田の見惚れちゃってたよ、という言葉、さっきから熱くなっていた果歩の身体は落ち着くどころか、そんな言葉をかけられただけでさらに身体は熱くなり、鼓動は速くなる。

「ハハっ果歩ちゃん、見ないでくださいって言ってもお互い様だろ?」

「え、お互い様ですか…?」

一瞬、富田が言ったことの意味が理解できなかった果歩。

「果歩ちゃんもずっと俺の身体見てたんだろ?」

「え?」

「さっき監視台からすっげぇ視線を感じたからよ、ダメじゃん、お客さんをちゃんと監視してなきゃ。」

顔を急激に真っ赤にする果歩。

「あ、あの…す、すみません…」

「ハハっ!いいのいいの!女の子だってそういう気分の時もあるよなぁ。ハハッ!」

「と、富田さん…」

まさかずっと富田の身体を見ていた事に気付かれてたなんて、果歩はどうしようもなく恥ずかしい思いだった。

「ハハッ!いいよいいよ、気にしないで、見られて減るもんじゃないから。」

「……。」

果歩の目はウルウルして今にも泣き出しそうな雰囲気だ。

「さぁ!水質検査の道具、置いてある場所教えるからついて来て。」

「ハ…ハイ…」

果歩は顔を赤くしたまま小さな声で返事をして富田の後についていった。

「え?っと、ここだな。果歩ちゃん、ちょっとこっち来てみな。」

「は・・・はい・・・。」

果歩が富田に連れてこられたのは、いろいろな道具が置いてある小さな倉庫のような部屋だった。

狭い部屋の中に入った2人の距離は密着しそうなくらい近くなっていた。

「ここに、水質検査の道具が全部置いてあるから。」

「はい・・・。」

道具の場所を目で確認する果歩。

しかし、その目が一瞬、富田の股間にいってしまう。

間近で見る富田の逞しい身体・・・さっき富田から指摘されたにもかかわらず、反射的に富田の股間を見てしまう果歩。

富田の臍(へそ)のあたりから股間の方へ向かって生い茂る濃い毛並みは、どこからが陰毛なのかわからない。

そしてその下にあるブーメランタイプの水着の膨らみは、近くで見ると驚くほど大きく感じた。

果歩はほぼ無意識のうちに富田に気づかれないようチラっと一瞬見ただけだったが、富田はその一瞬の果歩の目の動きを見逃してはいなかった。

(ハハ、こりゃもう確実にいけるな)

自信に満ちた富田の表情。

富田の計画が成功することが、自信から確信に変わった瞬間だった。

検査道具を持ち出し、プールの側で検査道具の使い方を果歩に説明する富田。

「ほら、そんなに難しくないだろ?」

「は、はい・・・。」

「それじゃ次回から水質検査は果歩ちゃんの仕事な。」

「はい、わかりました。」

プールの側にしゃがんでいた2人だったが、富田が急に果歩の前に立ち上がった。

その時、ちょうど富田の股間が果歩の目の前にくる位置になってしまった。

「えっ?」

しゃがんだまま顔をあげた果歩は、顔の高さと同じ、目の前にあるビキニの膨らみに一瞬、目が釘付けになってしまう。

「果歩ちゃん?どうした?」

「え!?い、いえ!なんでもありません・・・。」

動揺した様子で果歩はその場に立ち上がった。

「さて、時間も時間だし、果歩ちゃんの今日のバイトは終了にしようか。」

「は、はい・・・ありがとうございました。」

そう言って、使った検査道具をさっきの部屋へ片付に行く二人。

「それにしてもいいよなぁ。」

ふと、富田が口を開いた。

「え?なにがですか?」

「果歩ちゃん、スタイルいいよなぁ?」

「え・・・」

急にそんな事を言われてまた顔を赤くする果歩。

「いや、冗談抜きで。友達とかによく言われない?」

「い、いえ・・・そんな・・・普段水着になることもないし・・・それに私スタイルなんて・・・よくないです・・・」

恥ずかしそうにそう答える果歩。

それは正直な答えだった、果歩は自分のスタイルが良いなんて思ったことはなかった。

「ハハッいやいや、肌も白いし、凄く良いと思うよ?それにこれだけ元が良いなら、トレーニングしたらもっといいスタイルになるぜ?」

「トレーニング・・・ですか?」

「あぁ、秋絵ちゃんもやってるトレーニングなんだけどね、俺が考えた特別メニューのトレーニング。」

「秋絵先輩もですか?」

「そう、果歩ちゃんもトレーニングすればもっと大人っぽいスタイルになれるよ。」

「そ、そうなんですか。」

大人っぽい・・・確かに秋絵は大人っぽかった。

同姓の果歩でも秋絵からは何か色気のようなものを感じる。

「まぁまた休みにでも時間あったら試してみてよ、果歩ちゃんなら特別に無料で教えるからさ。」

「はい、ありがとうございます。」

大人っぽいスタイルになるトレーニング・・・それがどんなものなのか、今の果歩には想像もつかなかった・・・。

24

「ふぅ・・・ただいまぁ・・・。」

誰もいない、1人暮らしをしているアパートの部屋に着いた果歩。

部屋の電気をつけて、そのついでにパソコンのスイッチも入れる。

トミタスポーツのアルバイトを終えた果歩は、寄り道せずにまっすぐアパートへ帰ってきた。

今夜、果歩は?アレ?をする事に決めていた。

どうしても?アレ?をしたくてたまらない気持ちになってしまったのだ。

「ん?・・・あれ?友哉からメールがきてない・・・どうしたのかなぁ・・・?」

いつものようにパソコンのメールをチェックした果歩。

友哉が留学してから今まで一日も欠かさず届いていたメールが今日は届いていなかった。

いや、よく考えると、昨日秋絵の部屋に泊まったため、昨日のメールもまだチェックしていなかったのだが、受信箱には昨日の分のメールも届いていなかった。

「忙しいのかな・・・友哉・・・」

いままでずっとメールは友哉の方から届いて、それに果歩が返事をするという形だったが、今日初めて、果歩の方からメールを送信してみる事にした。

【友哉元気??昨日は私、秋絵先輩の部屋でお泊りしてきちゃってメール送ってなかったんだけど・・・今日確認したら友哉からメールきてないよぉ・・・忙しいのかな?ちょっと心配だよぉ・・・返事待ってま?す】

カタカタカタ・・・

「ふぅ・・・お風呂入ろっ・・・」

メールを送信した果歩はお風呂場に向かった。

ザーーーーー・・・・・!

湯煙でいっぱいになった浴室の中で、頭のシャンプーをシャワーで洗い流しながら果歩はある事を考えていた。

「・・・・・・・。」

それは、メールが来ていなかった友哉の事ではなく、別のことだった。

昨日から今日にかけて果歩が目にしてきた物をもう一度頭の中で想像していたのである。

秋絵の部屋で見たDVD、今朝見た淫らな夢、そして・・・富田。

今日、予期なく突然水着姿になる事になってしまった果歩。

何度顔を赤らめただろうか。

・・・はぁ・・・恥ずかしかったなぁ・・・

小さめの水着、男性会員達の視線、それに、富田の肉体に目を奪われてしまっていた自分自身。

富田の逞しい身体、あのブーメランタイプの小さなビキニの大きな膨らみ、想像しただけでなんだか体が熱くなってくる。

『果歩ちゃんもずっと俺の身体見てたんだろ?』

・・・富田さん・・・気付いてた・・・

今考えてみれば、もしかしたら、果歩が水着の股部分につくってしまっていた小さな染み、その事も富田には気付かれていたかもしれない。

・・・どうしよう・・・富田さんに変な風に思われちゃったかな・・・

そんな事を考えながらも自分の手をそっと股間にもっていく果歩。

ザーーーーー・・・!

温度が温め(ぬるめ)のシャワーを体にあてながら目を瞑り(つむり)、秘裂に指を沿わせる。

ヌル・・・・

シャワーのお湯とは明らかに違うネットリとした液体が果歩の指に纏わりつく。

アルバイトが終って、更衣室で水着を脱いだとき、水着の股部分にベットリついていた粘液と同じもの。

ハァ・・・ァ・・・・

固定してあったシャワーのノズルを外して、そのまま自分の秘部に持っていく果歩。

昼に一度帰ってきた時には中途半端に終ってしまっていたシャワーオナニー。

ザーーーー!

「ァ・・・ァ・・・・はぁ・・・・ん・・・・」

片手をタイルの壁につけ、脚を少し開いてシャワーから勢いよく出てくるお湯を股間に当てる。

「ァ・・・はゥ・・・あ・・・・あっ・・・」

昨日からずっと我慢してた、ずっと燻っていたムラムラ感をただ開放することだけに集中する。

あぁ・・・は・・・ダメ・・・立ってられない・・・

やがてシャワーによる快感で脚がガクガクして痺れるような感覚を覚えた果歩。

・・・はぁ・・・   

一旦シャワーを股間から外し、自慰行為を中断した。

・・・ガタ・・・

浴用のイスに真っ白なお尻をおいて腰掛け、そこで果歩は大胆に脚をM字に開脚させた。

そしてシャワーのノズルを再び開脚させた股の中心に持っていく。

果歩はゆっくりと目を閉じ、一息つくと、シャワーのお湯の勢いを先ほどよりも強くしてそこに当てた。

「あッ!ん??!ぁ・・・あぁ・・・・ハン・・・ぁ・・・」

先ほどよりも強い刺激が果歩の体を襲い、思わず喘ぎ声をあげてしまう。

「ァ・・・ァ・・・はァ・・・ココ・・・ハァ・・・」

しばらく続けているうちに自分のより気持ち良い場所、性感帯を見つけ出し、シャワーのノズルの角度を調節する果歩。

一番敏感なクリト○スには強くあてすぎると痛みを感じるが、丁度良い具合にあてたり離したりを繰り返すと気持ち良いことがわかってきた。

しかし、果歩が一日中、いや昨日からずっと待ち望んでいたあの感覚、あの快感の絶頂の波はまだまだ遠くにあるままだ。

シャワーオナニーは気持ち良いが、それだけでは果歩が望むあの頂には辿り着けないと、果歩は悟ったのだ。

ヴィーーーーンヴィーーーーンブーーーーー!

グチャ・・・グチャ・・・グチャ・・・・グチャグチャ・・・・

細かい振動音と粘液質な湿った音が響く部屋、その薄暗い部屋のベッドの上で果歩は白い裸体をくねらせていた。

「あっ!ンぁ・・・ぁ・・・ハ・・・・・あぁ・・・ア・・・・ァ・・・」

自らの手で紫色のバイブレーターを激しく抜き差しする果歩。

グチャ・・グチャ・・グチャグチャ・・・・

そしてその動きを徐々に速めていく。

片手はバイブレーター、もう片方の手はDカップの真っ白な乳房を揉みしだき、指は器用にその先端の勃起したピンク色の乳首を刺激している。

「あ・・・ァ・・・ハァ・・・ァ・・・気持ち・・・イイ・・・あっ・・・ん・・・」

バイブオナニーに没頭する果歩。

果歩は目を瞑り、頭の中である事を想像しながら自慰行為を行っていた。

それは、愛しい彼氏と愛し合う場面・・・ではなく、ただただ淫らな妄想、快楽だけを求める妄想・・・・

果歩が頭の中で性交をしている相手は、果歩のアソコに肉棒を抜き差し、激しい濃厚なセックスをしている相手は・・・それは、富田だった。

恋人の友哉ではなく、富田の逞しい身体をオカズにしてオナニーに没頭する果歩。

「アッアッアッ・・・・アン・・・ぁ・・・ハァ・・・富田・・・さん・・・」

ついに果歩は上気した表情で富田の名前まで口ずさんでしまう。

もうあの大きな波が、快感の絶頂の波がすぐそこまで来ている。

ラストスパートをかける様にさらに手の動きを速くして、一気に絶頂に達しようとする果歩。

ヴィーーーーーン!!!

グチャグチャグチャグチャ・・・・!!!

「アッアッアッアッ・・・・ん?・・・あッ!!イ・・・ん・・・んあぁぁぁ!」

その瞬間、果歩の頭は真っ白な光に包まれた。

ベッドの上で白い裸体が大きく反り返る。

「あっ・・・ンーーー!」

果歩は3、4秒仰け反ったあとバタッと脱力し、身体を縮こまらせてビクビクと絶頂の余韻に反応していた。

「ハ・・・ン・・・ぁ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

ハァハァと、まるでマラソンを走り終わった後の様な息遣いをしている果歩。

果歩の股間付近は薄暗い部屋の中でテカテカと僅かな光を反射させている。

股間からお尻、太ももまでも自らの体液でベトベトに濡らしてしまっていた。

ベッドの上で裸のまま蹲る(うずくまる)果歩の目からは何故かツーっと涙がこぼれていた・・・。

25

「果歩ぉ・・・果歩?ちょっと、ねぇ果歩ぉ?」

「……え?」

いつものように大学の食堂で昼食をいっしょにとっていた果歩と知子。

毎度のようにくだらない事を知子が話し掛けるも、果歩は心ここに有らずといった様子だ。

「どうしたのよ?昼間からボ?っとしちゃって。」

「う、ううん・・・別に、なんでもないよ・・・。」

「あっ!わかった!友哉君とケンカでもしたんでしょ?」

「え?ち・・・ちが・・・」

結局昨日は友哉からメールの返事はなかった。

しかし、果歩の気持ちが暗くなっていたのはそれだけが原因じゃなかった。

『アッアッアッ・・・・アン・・・ぁ・・・ハァ・・・富田・・・さん・・・』

昨日、たまりに溜まっていた自分の欲求を開放した時、頭の中で果歩は富田に抱かれていた。

そう、恋人の友哉ではなく、あのバイト先のオーナーである富田に。

自慰行為の後、ベッドの中でなんとも言えない罪悪感を感じ、涙を流した果歩。

頼りにしていた友哉がいなくなって、すぐにこんな風になってしまった自分の弱い心が嫌だった。

このタイミングで友哉からメールが来なくなったのも、そんな心に隙がある自分の責任ではないかと思ってしまうくらい果歩はマイナス思考になっていた。

「ふ?ん、友哉君からメールが来なくなったかぁ。友哉君忙しいんじゃないの?」

「うん、たぶんそうだと思うんだけど・・・。」

「大丈夫よぉ、そんな心配しなくたって。あっそうだぁ!果歩、友哉君に電話してみたら?」

知子は明るい笑顔をつくってそう言った。

「電話かぁ・・・うん、そうしてみようかな。」

「きっと何かメールを送れない事情があったのよ。電話して声聞けば、すぐ安心よ。」

「うん、そうしてみる。ありがとう知子ちゃん。」

知子はいつも果歩をからかってばかりだが、肝心なときにはいつも真剣に相談にのってくれたり励ましたりしてくれる。

そんな優しい知子と友達になれて本当によかったと、果歩は心の底から思っていた。

その日、雑貨屋さんのアルバイトを終え、自宅アパートの部屋に帰宅した果歩。

部屋に入り、すぐにパソコンの前に行きスイッチをつけた。

もしかして帰ってパソコンをチェックすれば友哉からメールが届いていて、電話するまでもなく自分は安心を得られるのではないかと、果歩は心のどこかで期待していたのだ。

メール返せなくってごめん、という友哉からのメール。

パソコンが立ち上がるのを今か今かと、焦りにも似た気持ちで待つ果歩。

「……。」

無言の果歩、TOPページに新着メールの文字は出てこなかった。

念のため、メール受信ボックスも確認してみる。

カチッ…

マウスをクリックした音だけが部屋に響く。

「メール、きてないや……。」

ため息のような声だけを発した果歩。

小さいようで大きな期待を抱いていた事で、なんだかメールが来ていないのが余計にショックだった。

それと同時にさまざまな事が果歩の頭をよぎる。

友哉の身になにかあったんじゃ……。

しかし、正直なところ果歩の心配はそれだけじゃなかった。

昨日、頭の中でだけとはいえ、友哉以外の男性と交わってしまった事で、そのことが遠くにいる友哉に伝わってしまったのではないか。そんな事は普通はありえないのだが、どうしてもそんな風に思ってしまう果歩。

根拠もなにも無い事だが、とても悪い予感がしたのだ。

しかし、メールは来ていないから事の確認をするには電話をするしかない。

ベッドの上に座り、開いた携帯電話をじっと見つめる果歩。

友哉が無事であってほしいという気持ちが半分、そして果歩自身の罪悪感からきている不安から開放されたいという気持ちが半分。

とにかく、いつも通りの友哉の声を聞けば、いろんな意味での安心が得られるのだ。

そんな期待と不安を胸に、果歩は携帯電話のボタンを押し始めた。

番号を押し終え、携帯電話を耳にあてる果歩。

プル・・・プルルルル・・・・プルルルル・・・・・

ドキドキ・・・

なにか受験発表の時のような、息の詰まるような思いだった。

(大丈夫。きっと知子ちゃんの言ってた通りになるよ)

そう自分に言い聞かせながら友哉が電話に出るのをジッと待つ果歩。

早く友哉のあの声が聞きたい。

プルルルル・・・・プルルルル・・・・

しかし、友哉はなかなか電話にでなかった。

オーストラリアと日本はそんなに時差は無いはずだから、非常識な時間でもないはずだが。

(友哉、でないなぁ。もしかして寝ちゃったのかなぁ)

もちろんその可能性も十分あった。

(でない・・・明日、もう一回掛けてみようかな)

が、果歩がそう思って、電話を切ろうとした時だった。

プルルルル・・・・プル・・・ガザガザ・・・

突然コールする音が消え、電話が繋がったような音がした。

「あ・・・・もしもし?友哉・・・?」

『……。』

「あれ?もしもし・・・友・・・」

『もしも?し!』

「え?」

やっと聞こえた声、それは日本語を話す女性の声だった。

『もしもしぃ?どちら様ですかぁ?』

一瞬頭がパニックになる果歩。

あ、あれ、もしかして、番号間違えたのかな・・・

「あ、あの・・・友哉の携帯・・・」

『あ?そうだよぉ、友哉の携帯だよぉ。あ、もしかしてあなた、日本の友哉の友達?』

やはりこれは友哉の携帯だった。

でも、どうして女の人が友哉の携帯にでるの?

「あ、あの・・・友哉は?」

「あ?ごめんねぇ、今友哉ちょっとシャワー浴びにいってるからさぁ、電話コール長かったからでちゃ・・・」

カチャ・・・

女性の言葉を最後まで聞かずに果歩は携帯電話を閉じた。

「……。」

バタっとベッドに倒れ天井を見つめる果歩。

友哉の声が聞きたかった……。

・・・どうして・・・?

「友哉・・・・・。」

なんとも言えない思いが胸の奥から込み上がってきて、大粒の涙が溢れてくる。

シーンと静まりかえった部屋の中で果歩のすすり泣く声だけが響いていた。

スポーツ少年との再会

うはー酔った勢いで、書きまーす!w

高校時代の先輩で爽やかスポーツ少年に、10数年後に再会。
バブル時代だし業界君だし、派手に遊んでて(と、後日判明w)、
顔はちょっといいか?って程度だが、もともとスタイルは良くて。
オシャレだし、見た目からしてエロっちぃ、イイ男になってた。

田舎から上京した共通の友人と食事などし、羽田へ見送って
1杯だけ引っかける?と、タクで都内の行きつけらしきバーへ。
ちょっといい感じだ・・・とドキワクしてた。
が、20分もせずに1杯目を飲み干したところで、帰り支度!
ええ?っ? と思いながら後を追って地上に出たところで、
胸中を見透かしたかのように引き寄せられ、路上でいきなりの
ディープキス・・・これが、めちゃくちゃ良くって・・・^^;
ボーッとしたまま、再びタクに積まれて、某老舗ホテル。

部屋に入るなり、ベッドの端に腰かけた奴に手招きされて、
フラフラと・・・横抱きで、再度ディープキス。すごい上手い。
夢中になってる間に、下着とストッキングを脱がされていて、
自分も下半身ちょっと降ろしただけで、服を着たまま跨がされる。
何度か先で擦られたけど、すぐ、一気に奥まで入れられてしまい。
まあ、もう濡れまくってたkど・・・それで、腰を掴まれて
密着したまま前後に揺すられて、速攻でイッてしまいました!
実は、人生初の中イキ?^^; それなりに経験あったんだけど、
あんな抱かれ方は初体験だたしなあ。

その後は、あまりよくは覚えてないんだけど、恥ずかしくって
顔を隠そうとするたび、手をはがされて、顔を見られていたのに
めちゃ燃えた。あと、シャツの前を開けてブラずらしただけで
しゃぶられたりとか・・・というか、シチュエーションもあって、
いろいrpよすぎて、ずっとイキ&泣きっぱなしだったような。
そして、フィニッシュ時の外出しがすごく上手かったw

その後は交代でシャワーを浴びたんだけど、事後になって
改めて?服を脱ぐのは、かなり恥ずかしかったw

そして、ちょこっとソファーでイチャイチャし、再びベッドへ。
全身たっぷり舐められて、指使われて、めろんめろんになり。
最初からギンギンに勃ってるのに、なかなか入れてくれなくて。
静かなホテルなのに、あそこに舌をねじ込まれて(初体験)
声を上げちゃったり、挿入以前に、時間かけて何度もいかされた。
ようやくうしろから抱かれて、あーそういや、奴は避妊具を
常備してたらしく、いつの間にか着用してたぞwwwww

朝起こされたら、ルームサービスがテーブルに並んでますた。
素っ裸で寝てたのに! すいません、某ホテルのボーイさん。

結論。
1,身体の相性の良し悪しはある。
2,キス魔だった。今も子どもの前だろうが何だろうが、する。
3,年貢の納め時は唐突にやってくる(来た)らしい。奴の心中は
  判りませんが、理由1か、さんざん遊んだ揚げ句に同郷の女と
  まったりする気になったか、1年ほどで結婚しましたです。

もう10年ちょい経ったけど、幸せです。旦那は今もエロイです。
けっこうモテるみたいですが、娘命です。授かったの遅かったし。
うちは毎晩お風呂に入れながら、心配しておりますよーw

「あ、今が青春なんだな…」って思った瞬間

高校時代、イケてない俺が部活でグラウンドをランニングしてたら同じクラスの静かで可愛い子が「ファイト!」って言ってくれたとき
10年近く前だけど今でも思い出すと胸が苦しくなる

学園祭の前日にみんなで遅くまで残って準備したとき

部活の関東大会決勝前にみんなで円陣組んだ時。

高校時代、イケてない俺が部活でグラウンドをランニングしてたら同じクラスの静かで可愛い子が「ファイト!」って言ってくれたとき
10年近く前だけど今でも思い出すと胸が苦しくなる

学園祭の前日にみんなで遅くまで残って準備したとき

部活の関東大会決勝前にみんなで円陣組んだ時。

文化祭の準備で両手で荷物運んでる女子に
「ポケットの中に入ってるハサミ取って?」って言われて
その子のスカートのポケットに手突っ込んでハサミを取り出した時

高1の体育祭の時に
可愛い女子の先輩にツーショット要求されたとき

文化祭のあと近所の海で打ち上げ花火
部活帰りに近所の海で友達と秘密特訓
女の子に振られて近所の海で佇む

やめろ
心が痛い

友人とママチャリで淡路島一周してきた

放課後、教室に残って勉強してたら同じクラスの子が入ってきて本読み始めた
勇気振り絞って「本好きなんだ」って聞いたら、「俺君も本好きなんだよね。気が合いそう」って言われた
ヘタレな俺はそこでなんにもせずに挨拶だけして帰ってしまった

受験時期に図書室で8時くらいまで勉強して帰ろうとしたら
校門で先生に止められて「おい男なら、こんな時間に女の子一人で返さねーよな?」
って言われて、先生の横にいた子と一緒に帰ったこと

駅で他校の子に高1で一目惚れしたとき
高3になってその子と目が会うようになってお互い会釈するようになった
毎日ドキドキしながら駅行ってたけど一言も話せず何もできないまま卒業した

グラウンドに忍び込んで星の数を数えて眠ったこと

男女4人カップルなしの仲良し組で毎日一緒に帰ってた時
夏の夕暮れや秋の紅葉、冬の景色は今でも覚えてる

サークルの飲み会の途中で当時付き合ってた娘と真夜中から明け方までバス停のベンチで手繋ぎながらくだらない事話してた事かな

バイト先の気になってた人と夜に偶然街であって
そのまま朝まで神社や小学校の校庭なんかをブラブラ散歩したこと

男女でカラオケ行ったとき、俺がユーミンの「ルージュの伝言」入れた時に女の子が「一緒に歌っていい?」と言ってきてデュエットした
後日2人でハウルの動く城を観に行った

5人位の部員でコンテスト用に作ってたゲームが完成してはしゃいでた時
今思えばどこにでも居る高校生だけど あの時は俺達こそ最高のメンバーだと信じて疑わなかった

親友と流星群見ながら色んな話をしたとき

こんな俺でもモテ期があった事
そう、あったんだよ・・・それが俺の勘違いかもしれないけど
でも確かに俺が輝いてた時代は間違いなくそこにはあったんだ・・・

ねぇねぇツライからやめよう(´・ω・`)

夕日が沈んたときー

大学の軽音サークルのメンバーに誕生祝い飲み会をしてもらい、全員酔った状態で歌いながら河川敷を散歩したこと

社会人になってからだが
すれ違いざまに同僚の女からくしゃくしゃのメモ渡されて
開いたら、今日部屋に行っても良い?って書いてあった時やな
なお、人妻だった模様

ただのエロい話やんけww

かまわん、続けろ

俺の股関が熱い青春を迎えた

中学の時、吹奏楽部で同じ楽器担当の1コ上の女の先輩に、後ろから抱きつかれて腹を両手で押され「はい、腹筋!力入れて!」
小柄で顔がすごく好みな内心憧れてる先輩。
背中にちょっと硬めなとんがった二つのおっぱいの感触。
時々、ほっぺたが触れ合う。
何度かやってもらった。
この世の春だ、青春だ!極楽だ!と思った。

雪が積もった日滑って尻餅ついただけで友達と爆笑したとき。と思ったけどちょっと場違いだった。

高校の漫画研究部でみんなと競い合うように漫画を描いてたとき
部室の窓から差し込む夕陽が妙に印象に残ってる
今じゃあんなに楽しく描けないけど

文化祭の後、みんなで泊まりするべ!って言ってやっすいチューハイやら発泡酒で盛り上がってたとき。

吹奏楽部の後輩に、部活終わるまで待ってて下さい!
って言われ、終わった後告白されたとき。

インターハイ決勝の時

高1の頃、仲間とチャリこいでたら福生から埼玉を縦断して群馬に辿り着いてしまった。
道を間違ったのはわかっていたが、もと来た道を戻るのは癪で、ダメダメな勘のままに走った。
群馬かぁ?。。遠くに来過ぎた現実に白目。
河原に寝そべって空を眺めた。
「さあ、帰ろうぜ!」
その時、なんだか青春だよなと思った。

俺も死ぬ迄には青春来て欲しいな。

学校に行くのが楽しみだった時
友達数人で集まってくっだらねえ事で毎日大笑いしてたな・・・

桜並木の堤防沿いを片思い相手と桜の花びらが舞う中歩いたのは、10年たった今でも桜が咲くたび胸を締めつけて忘れられない

インターハイ2回戦で当時絶対王者と言われてた高校と当たり、終盤で背中を痛めながらも必死で試合を続け、ラスト2秒くらいでライバル視してたチームメイトからパスを受けてジャンプショットを沈めた時かな。

小6の2月か3月、学習範囲?が終わった教科の授業時間を使って
クラス全員で校庭を使って「かくれんぼ」とかして遊んでる時に
狭い場所で女の子と横並びで片寄せあって隠れてた時に
女の子が「ポルノグラフティのアゲハ蝶」を歌ってるのを聞いてた時。
数年後、当時両想いだったことを知る。

弓道部であと一本でインターハイってとこまで行った
最高に楽しかったな

青春か..
女の子にこくって断られた後気づいたらバッティングセンターに一人で行っていて、打ちまくっていたらホームラン3本出てその後で少し吹っ切れて一人でコカ・コーラを飲んだのを思い出した

オレ暗いな..
なんかワロタ

中学の体育祭の為に放課後残って友人(男)と二人パネルに絵に描きながら
「××(←自分の好きな人)彼女と別れたってよ…」
「ふーん」
「告らねーの?」
「しないよ」
みたいな恋バナを延々としてた。今思えば青春だなぁと…

版画だかなんかやってる時に女子に『袖が汚れちゃうからちょっと袖まくってくれない?手が汚れてて出来ない』
と言われて両手の袖をくるくるっと巻いてまくってあげた

高校三年生の春、
在学中の母校が甲子園でサヨナラ勝ちで優勝したとき。
あんなに誇らしげに校歌を歌ったのははじめてだった。自分以外も。
さらに、上京後付き合った同い年の女性が、
なんと、二回戦の相手校出身だった。
詳しく聞いたところ、東京で出会う前に甲子園でニアミスしていたことが判明。
なんだこの偶然、と思った。

友人の彼女を下宿に連れ込んでやってる時に友人に踏み込まれた。
友人に一方的に殴られてる俺を彼女が庇ってくれた時に「俺たちの旅」のテーマが頭の中で流れて
「あ、今が性旬なんだなー」って思った。
ちなみに彼女は処女だった模様。
その彼女が今の嫁ではない。

年齢に関わらず青春は不意に訪れる
厄介よねw いい歳こいて青春ってw

夜の歩道橋で友人と思いっきり歌い合ったときや
大学の研究室で友人が寝ている横で彼女とセックスしたとき

高二の時、横須賀基地の花火大会に男ばっか4人くらいで行ったら、
学校の女子10人くらいが浴衣姿で遊びに来ていた。
芝生にシートを敷いて、団扇でパタパタあおいでて良い風情だった。
ちょっと離れた所に大好きな子がいて、別の女子たちが「◯◯綺麗ね〜。お人形さんみたいww」と囁いた。
俺もすげ〜綺麗だなぁと観てしまったら、彼女と目が合ってしまった。
なんか怒ってるような顔で目をそらされた。
その後、近場のカップルがキチガイ爺さんに因縁をつけられてうるさくなった。
周りは空気悪〜。。って感じで、せっかくの花火大会がガッカリ。
しばらく我慢しても状況が変わらないんで俺が止めに入ったら、途端に爺さんがパニクって、捨て台詞を喚き散らして逃げていった。
ああいう時は第三者が入ると形勢が変わるんだね。
そしたら斜め後ろに彼女もいて、すごい怒った顔で爺さんをにらんでいた。
なんか、それから二人くっついて座って良い感じになった。
ほんと浴衣姿が綺麗なんだ。細い首筋とかね。
彼女の浴衣の襟や鎖骨、首筋、綺麗なほっぺたを見て、青春だぁと思った。
夏休みからずっと一緒に図書館に行って勉強して同じ大学に入って、結婚して今に至る。

一度もないけど?なんなのみんな。

クラスマッチで応援サボって空き教室で好きなまんこと2人きりになってたとき
なお

おまえら普段は「俺は根暗のお宅です」って言ってるのに
こういうスレでマジレスしちゃうの嫌い。
そういうエピソード持ってる人大嫌い。

中学からずーっとヒキだったから青春はなかったな…
羨ましい…
よし、エロゲをやろう

夏休み、花火大会の時に、うるさい花火の音を聞きながら、隣にいた好きな女子に告白したけど、フラれて一人で
屋台のラムネを飲んでたときかな。あの先輩今でも元気かな。

コミュ障だったが、見た目は良いほうなので下級生の中で噂になっていた。でも、コミュ障で高卒なので彼女なんてのは出来なかった。
今は、頭も薄くなりただのおっさん。
でも今は、かみさんと娘がいる。娘はまだ赤子だが、かみさんとのいいとこ取りで美人になりそう。
そうゆうのでいいと思う。

ひと夏の激しい体験

アラフォーの平凡な主婦です。主人には絶対言えない秘密があります。
といっても不倫や浮気じゃなくて、私の「初めて」の話。
オバさんの初体験なんて興味ない、と仰る方は、遠慮なく次の話へ進んでください。

私は小さい頃からおとなしいというか、地味で暗い子でした。
モテないくせに自意識過剰なのか、男の子に話しかけられると身構えるタイプ。
友達に彼氏ができたとか、初体験を済ませたとか聞くと、
内心うらやましいな、と思いながら、私には縁のない世界と考えてました。

高校2年の夏休みのことです。私は文化部所属で、休み中は基本的に暇。
かといって、毎日遊び歩くほど交友関係が派手でもありません。
そろそろ受験のことも考えなさいよ、と親はプレッシャーをかけてきます。
そんなこんなあって、休みの日中は近所の図書館で過ごすようになりました。

幸い本は好きでしたから、勉強道具を抱えて涼しい図書館の隅に陣取り、
勉強に飽きたら本を読んで、また思い出したように参考書を開くことの繰り返し。
うーん、確かに暗い子ですね。

図書館に通い始めて3日目くらいでした。

借りてた小説2?3冊をカウンターで返却してたら、隣にいた男の子が
「あっ、その本、あなたが借りてたんですね」と話しかけてきました。

初めて見る子です。たぶん私と同年代。

その子、同じ本を読もうと思ったら貸し出し中で、
カウンターで返却予定日を聞こうとしてたようです。

「へえ、○○さんの本、お好きなんですか?」

私は何の気なしに聞いてみました。その作家、父の趣味で私も読み始めたんですが、
どっちかというと中高年に愛読者が多いイメージ。自分を棚に上げて何ですけど、
高校生が読むなんて珍しいな、と思ったんです。

「母が好きなんです。オバさん向けと思ってたけど、意外と面白いですよね」
「あっ、やっぱりそう思います?」

後から考えると、この時点でもう普通じゃなかったんですよね。
いくら好きな作家が同じだからって、初対面の男の子と気安く話すなんて、
人見知りするいつもの私じゃ考えられないことです。

ところが、その日の私は違いました。自分でも驚くくらい自然な会話。
彼の方も違和感を覚えなかったらしく、閲覧室わきの喫茶コーナーに移動して、
ひとしきりその作家の話で盛り上がりました。

男の子は「慎一郎」と名乗りました。私と同じ高校2年生。
東京に住んでて、夏休みを利用して祖父母宅に遊びに来たそうです。

「この図書館、よく来るの?」
「あ、うん。だいたい毎日…」
「じゃあ、また会えるかもね」

慎一郎君の優しい笑顔に、私は思わず真っ赤になってしまいました。

帰宅してからも、ずっと慎一郎君のことが頭から離れませんでした。
食事中もボーッとして、母に「惚けるには早いわよ」と笑われたり。

慎一郎君は、別に人目を引くようなハンサムじゃありません。
むしろ見た目は地味で、今の感覚ならフツメンと分類されるんでしょう。
好きだった俳優に似てるわけでもないんですが、何と言ったらいいのか、
ずっと昔から知ってるような、不思議な親近感を覚えました。

私が小さい頃に憧れた従兄のカズキさんに、少し似てたせいかもしれません。
従兄は私より8歳上ですが、20代半ばで落ち着いてしまった当時の彼でなく、
小学生だった私が思いを寄せた高校時代のカズキさん、という感じです。

翌日、開館時刻を待ちかねるように、私は勉強道具を抱え図書館に行きました。
当時の私は普段からノーメークでしたが、お気に入りのワンピースを着て、
髪もいつもより念入りにセット。自分でおかしくなるほど気合いが入ってます。

朝一番の図書館なんて、いるのはお年寄りと受験生ばかり。
誰かが閲覧室に入ってくるたび、ハッとして入り口を見る自分が滑稽でした。

「また会ったね」

慎一郎君が来たのはお昼前。彼の顔を見た瞬間、
心臓がドキドキして頬がカーッと熱くなるのが分かりました。

前日と同様、閲覧室で並んで読書してから、喫茶コーナーで少しお喋り。
「お腹すいたね」という彼の提案で、近くの喫茶店でランチを取りました。
同年代の男性と2人で食事なんて初めて。舞い上がって味も覚えてません。

食事後、慎一郎君が「街を見たいな」と言い出して、2人で市内を散策。
地方の小都市で有名な観光地もありませんが、川沿いの遊歩道はきれいです。
誰かの歌じゃありませんが「これはデートなの?」と自分に問いかけながら、
まるで雲の上を歩くようなフワフワした気分でしたね。

日が傾いた頃、自宅近くまで送ってもらい、
近所の公園のベンチに並んで腰掛けて、いろんな話をしました。
テンションが高かったせいでしょう。自分でも驚くほど饒舌でした。

慎一郎君は穏やかな笑顔で、私の取りとめない話を聞いてくれます。
今にして思うと、普段おとなしいんだから、もう少しおしとやかに振る舞えば、
と恥ずかしくなりますが、彼ならどんな話も受け止めてくれそうに思えました。

「じゃあ僕、そろそろ帰るよ」

彼がこう言った時は、真剣に『もうちょっと一緒にいて!』と思いました。
私の泣きそうな表情がおかしかったのか、慎一郎君はニコッと微笑むと、
私の肩に手を置きます。笑顔が近づいてきました。

えっ…?

ちょっと遅めのファーストキスでした。心の準備が出来てなかったのもあって、
頭の中はプチパニック。唇を重ねたのは10秒かそこらだと思いますが、
私は完全に魂を抜かれたように、しばらく呆然とその場に立ち尽くしてました。

慎一郎君の「じゃあ、また明日。図書館でね」という声が、
いつまでもいつまでも耳の中に残ってました。

出会ってたった2日で、私は完全に「恋の病」を患いました。

それまでも気になる男の子はいましたが、今回はもう次元が違うって感じです。
寝ても覚めても慎一郎君の笑顔を思い浮かべ、柔らかな唇の感触を思い出しては
お風呂でも机の前でも独りニヤニヤ。完全に変な女だったと思います。

そして翌日、やっぱり開館時刻から図書館で慎一郎君を待ちました。

彼が来たのは前日と同様、お昼ごろです。近くのファストフードで昼食を取り、
前の日とは違う方面を散策。2人並んで歩きながらずっと手をつないでくれて、
私はもう地上3センチくらいを漂ってる気分でした。

この日、帰りに寄ったのはうちの近所にある小さな神社。
もう随分前から神職は不在で、私が幼い頃から遊び場にしてた所です。
無人の社務所には1カ所だけ鍵のかからない窓があって、奥は物置のような部屋。
忍び込んだのは5年ぶりくらいでしたが、私にとっては「秘密の隠れ家」でした。

畳敷きの小汚い部屋に、お祭りの時に使う神具の類が置いてあります。
幼い頃は親に怒られると、ここに隠れてほとぼりが冷めるのを待ったものでした。
もっとも、暗くなると気味悪くて、怒られるの覚悟で家に戻ってましたけど。

「へえ、こんな場所があるんだ」

慎一郎君は珍しそうに、神具や部屋の隅にある小さなお神輿を見て回ります。
閉ざされた空間に彼と2人きり。その事実だけで私の胸は高鳴りました。
緊張を見透かしたように、慎一郎君は私の隣に来ると、そっと肩を抱きました。

前の日よりも熱いキス。口の中に舌が侵入してきます。
慎一郎君は硬直する私の体を抱き、優しく畳の上に横たえました。

あとはなすがまま。下着を脱がされ股間をまさぐられた時は、
自分でもびっくりするくらい濡れてました。
慎一郎君は、私の体を知り尽くしたかのような巧みな指使い。
自分で慰めるのとは比べものにならない快感に、私は何度も絶頂に達しました。

「大好き…だよ」

囁くような声と同時に侵入してきた彼のモノは、熱くて硬くて大きかったです。
初体験を済ませた友達から「鉄の棒か何か突っ込まれる感じ」と聞いてましたが、
下半身全体が裂けるというか、壊れてしまうような錯覚を覚えました。

もちろん痛かったし、少しですが出血もしました。
でも、それ以上の幸福感に満たされてましたね。
陳腐な表現ですが「愛する人と一つになれた悦び」というやつです。

私が初めてと知って気を使ったのか、慎一郎君はそれほど動きません。
強く抱き締め、耳元で「大丈夫だよ」と何度も囁いてくれて、
最後の方になって慣らすようにゆっくり出し入れした感じでした。

私の方は痛みと緊張と幸福で頭が一杯。いつ彼が終わったかも覚えてません。
終わってから、彼が血の滲んだ私の股間をティッシュで優しく拭き、
いつまでも強く強く抱き締めてくれたのは、強く記憶に残ってます。

それからというもの、デートの帰りは毎回、神社に立ち寄るようになりました。
もちろんセックスが目的。今も信じられませんが、いつも誘うのは私の方です。

2回目の時はまだ鈍痛が残りましたが、それでも気持ち良さが勝りました。
3回目になるともう完全に快楽の虜。初体験が遅かったせいか、
それまでの鬱憤を晴らすかのように、ひたすらのめり込んだ感じです。

初めてだし比較もできないんですが、慎一郎君は…凄かったです。
まるでずっと前から私の体を熟知してるように、着実にポイントを刺激。
毎回、指先と口で何度も何度も絶頂に導かれました。本当に上手でした。

そして、子宮の奥深くまで貫くかれるような強烈な挿入。初めはゆっくり、
やがて徐々に激しさを増して、途中でグラインドさせるように動かしたり。
その間も両手と舌で乳房やら首筋やら、私の弱いポイントを攻めてきます。

恥ずかしい話、毎回のように失神するまでイカされ続けました。
大好きな人の前なのに、気付いたら失禁してたことすらあります。
終わるたび、脳味噌がトロけそうな快感と疲労感でぐったりしたものです。

近所の人がたまに参拝するだけの寂れた神社です。
参拝者も奥の社務所までは立ち寄りませんから、見られる心配はありませんが、
耳を澄ましたら私の喘ぎ声が外まで漏れてたかもしれません。

慎一郎君との密会は2週間、毎日続きました。

その間、座位、騎乗位、バックと体位もいろいろ試してみました。
どれも死ぬほど気持ち良かったですが、私はやっぱり正常位がお気に入り。
強く抱き締められたまま、耳元で「素敵だよ」「大好きだ」と囁かれると、
このままどうなってもいい、と思えるほど幸せでした。

8月の半ばです。1週間ほど九州にある本家に行くことになりました。
私としては、家で留守番して慎一郎君との逢瀬を続けたかったんですが、
うちの一族は毎年お盆に本家へ行くのがしきたり。私に決定権はありません。

出発の前日、1週間ほど家を空けると伝えたら、
慎一郎君は「そうか、しばらく会えないんだね」と少し寂しそうな表情。
その日はいつにも増して、激しく私を求めてきました。

2度、3度と気を失うまでイカされ、ぐったりした私の耳元で彼が囁きます。

「ねえ、中に出していい?」

当時の私は、もちろん基礎体温なんてつけてませんし、
危険日も安全日も雑誌で読んだ程度のあやふやな知識。
ところが私は、ほとんど無意識のうちに「出して」と懇願してました。

なんであんなことを言ったのか、今でも理解できません。
ですが私は、慎一郎君にしがみつきながら何度も「出して」と叫んでました。

それまで経験したことないほどの激しいストロークに、
快楽にまみれどこかへ落ちていくような感覚。薄れゆく意識の中で、
体内で熱い液体が発射されたのをはっきりと感じました。

終わってからも後悔はなかったですね。それどころか、愚かと言っていいのか
「もし妊娠してたら、絶対に産むんだ!」と固く決心してました。

別れ際、普段よりずっと熱いキスを交わしながら、このまま慎一郎君が
どこかへ行ってしまうんじゃないか、という漠然とした不安に襲われました。
泣きそうな表情を見て、彼は優しく微笑みます。

「大丈夫。また会えるよ」

結論から言うと、それが慎一郎君を見た最後でした。
といっても死別したわけじゃなく、会う機会がなくなっただけですが。
ちなみに本家に行ってる間に、幸いにも生理は来てくれました。

自宅に戻った私は翌朝、開館を待ちかねたように図書館へ。
しかし、いくら待っても、閉館時間になっても彼は姿を見せませんでした。
次の日も、その次の日も同じ。夕方にはあの神社で彼を待ち続けました。

携帯電話もメールもない時代です。教えてもらった電話番号は不通。
彼からも電話が来ないとなると、高校生の私に連絡を取る手段はありません。
夏休みが終わるまで、私は絶望的な思いで図書館へ通い続けました。

しばらくは慎一郎君のことを思い出しては、毎晩のように泣き明かしました。
あまりの落ち込みように、両親や友達はかなり心配したようです。
一番の親友だった女子にだけは、慎一郎君のことを打ち明けましたが、
彼女は「言いにくいけど、遊ばれたんじゃない?」と気の毒がるだけでした。

2学期に入って、なぜか学校で男子2人に相次いで告白されました。
それまでだとあり得ないことです。ほんの短期間ですが慎一郎君と交際して、
男性に対して構えてた部分がなくなったからかな、という気もします。

ですが、私はどっちの申し出も断りました。自分では絶対に納得できない形で
慎一郎君と離れ、とても他の人とお付き合いする気になれなかったんです。

結局、高校時代は独り身で過ごし、ちゃんとした彼氏ができたのは短大生の時。
お相手は少し遊び人風の大学生で、なかなかのハンサムガイでしたが、
言動が荒っぽくてあまりいい思い出はありません。
セックスも乱暴で苦痛。結局、交際1年ほどで別れてしまいました。

就職して2年目、友人の紹介で出会ったのが今の主人です。
10歳上で、当時の私から見たらとてつもなく「大人」に感じましたが、
包容力ある人柄に好感を抱き、2年の交際期間を経てゴールインしました。

その頃には、さすがに高校時代の心の傷は癒えてました。

だけど主人の笑顔って、どこか慎一郎君の面影があるんですよね。
彼があのまま30代になったら、こんな大人になったのかな、という感じ。
もちろん内緒ですが、無意識のうちに初恋の人の影を追ってたのかもしれません。

「女の恋は上書き保存」というのがどこまで本当か知りませんが、
主人と交際するようになって、慎一郎君のことを思い出すこともなくなりました。
ほんの5年前というのは今の感覚で、若い頃の5年間て大きいんですよね。
結婚2年目、25歳の時には長男にも恵まれ、今じゃ平凡なお母さんです。

主人とのセックスは快楽というより、落ち着いて愛を確かめ合う感じですね。
サイズの違いもあるけど、慎一郎君みたいに全身を揺さぶる激しさはありません。
何度もイッて気が遠くなることはありませんが、精神的には満たされますよ。
こういうのって、やっぱり比較の問題じゃないと思います。

主人の年齢もあって最近はすっかりご無沙汰ですけど、別に不満じゃありません。
性的に満たされない主婦が不倫に走るなんて話をよく聞きますが、
私とは無縁の世界。もともとそっち方面は淡泊なのかもしれません。
高2の夏休みの激しい2週間は、特殊というか異常な時期だったんでしょう。

息子は高校1年生。どっちかと言えば、主人に似てるかもしれません。
近眼まで主人に似て、小学生時代からメガネです。それでも優しい子に育って、
反抗期らしい反抗期もありませんでした。親ばかですが、素直な良い子ですよ。

それでも中学に入った頃から、色気づいたのか髪を長く伸ばすようになって。
本人はアイドルタレントばりのロン毛を気取ってるようですけど、
何だかヘルメットみたい。いい加減、切りなさいと言ってるんですけどね。

この夏、3年ぶりに実家へ帰りました。

主人の都合が付く期間と、息子の部活の合宿が1日だけ重なったんですが、
主人が気を使ってくれて、私だけ先に里帰りさせてもらいました。
両親は70代ですが健在。久しぶりに親子水入らずの楽しい時間を過ごしました。

帰省2日目、生まれ育った近所を散策しました。
新しいビルが建ったり街はそれなりに変わりましたが、川辺の遊歩道はそのまま。
懐かしい気分に浸って家に戻る途中、ふと神社の鳥居が目に入りました。

高2の時、あの激しい夏を過ごした思い出の神社です。
導かれるように、という言い方も変ですが、深く考えず足を踏み入れました。

境内は昔と同じ。社務所もかなりボロくなってましたが、そのままです。
1カ所だけ鍵の掛からない窓もあの頃と一緒。思い切って忍び込んでみました。

奥の部屋は、さすがに畳は交換したらしく少し新しくなってましたが、
神具が雑に置いてあるかび臭い雰囲気は、二十数年前と全く変わりません。

ここで処女を失い、性の悦びを知ったんだと思うと、少し恥ずかしい気持ち。
とはいえ、落ち着いて思い出に浸れるのも、月日が経ったせいなんでしょう。
懐かしくてボーッとしてると、いきなり携帯が鳴りました。息子からでした。

『今、お爺ちゃん家に着いた。どこにいるの?』
「近所の○○神社って所。お爺ちゃん家から歩いてすぐよ」
『神社? 行っていい?』

息子に神社の場所と、ついでに社務所の鍵の掛からない窓も伝えました。
こんな汚い物置部屋、子供に見せても仕方ないんですけどね。

それから5分後、窓がガタガタと開く音がして、息子が入ってきました。

「うわっ、きったねえ部屋。母さん、こんな所で何してんの?」
「うーん、ちょっと思い出にね…」

振り向いて息子の姿を見たとき、私は言葉を失いました。

「へへっ、驚いた? 髪切らないと合宿に参加させないって、先輩に言われてさ」
「‥‥‥」
「ここまで短くしたのって、小学校のとき以来だよね。なんか涼しくなった」
「‥‥‥」
「ついでにさ、メガネもコンタクトに変えたんだ。練習の邪魔だったし」
「‥‥‥」
「度が合わなくなったって言ったら、父さんが買ってくれたの。似合う?」
「‥‥‥」
「母さん、どしたの? 何か変だよ」

畳の部屋に立っていたのは、二十数年前に見た慎一郎君そのものでした。
息子…いえ慎一郎君は、あの日と同じ笑顔で、ゆっくり私に近づいてきました。

岩風呂で起きたこと

去年の夏、仲の良い夫婦4組で温泉に行ったんだ。
俺を含む男4人は学生時代からの仲?で、どいつも30代後半。
4組とも子供がいないこともあって、結婚後も家族ぐるみで付き合ってる。

行き先は有名な温泉地でもないし、泊まったのは古くて小さな宿。
たまたま改修直前だったせいか、俺たち以外の客は2?3組だけだった。

軽く風呂に入り、安っぽい夕飯を済ませたら、男4人は部屋で麻雀。
女4人はビールを飲みながら、楽しそうにお喋りしてる。
この4組でたまに旅行するんだが、だいたい夜はいつもこんな感じだ。

麻雀の前に、ロビーの自販機でビールを調達する。やっぱりこれがないとな。
ついでにタバコを一服してたら、宿泊客らしき若い男3人組が通りかかった。

「岩風呂って、この奥?」
「たぶんそう。宿のおじさんがロビーの奥が入り口って言ってたし」
「この表示じゃない? うわっ、字が小っせえ!」

3人とも中学生か、せいぜい高校に上がったばかりくらいだろう。
そういや、宿の前に自転車が並べてあったのを思い出した。
夏休みに友達で連れ立ってサイクリングか。うーん、青春だなぁ。
そんなオッサンを気にすることなく、3人はそのままロビーの奥へ向かった。

部屋に戻ると、嫁さんたち4人が手拭いを持って出掛けるところだった。
風呂は夕飯前に入ったが、せっかくの温泉だからまた行ってくるという。

部屋は4組一緒で、夫婦ごとに寝床用の間仕切りがしてある。
すぐ脇でジャラジャラやられたら、落ち着いてお喋りもできないんだろう。

半荘を何回やったかな。ジャラジャラし始めて2時間は過ぎてたと思う。
連続でラスを引いたりと流れが悪かったんで、俺の提案でいったん休憩。
験直しにもう1回ビール買ってくるか、と部屋を出たところで、
さっきの男の子3人組とまたすれ違った。湯上がりほやほやの火照った顔だ。

「ここの岩風呂、最高だったよなー」
「あーもうダメ。俺、足腰立たねーしw」

へえ、今出たとこか。男のくせに、という言い方も何だが、えらい長風呂だな。
熱燗で1杯やってたわけでもないだろうに。まあ、男でも風呂好きはいるしな。

「なあ、明日の朝、また行く?」
「あったり前だろー」

男の子たちの声を背中で聞きながら、ロビーの自販機で再びビール調達。
ついでにタバコを一服してると、奥から嫁さん4人が出て来た。

「なんだ、今まで入ってたんだ?」
「うん、岩風呂が気持ち良かったから長湯しちゃった♪」

うちの嫁、普段から風呂は長い方だが、4人だと拍車が掛かったらしい。
どの奥さんも心から満足した様子。まあ、これも温泉の楽しみなんだろう。

一服を終えて部屋に戻ると、女4人は化粧水をつけ、早くも就寝モードだった。
ここで再びジャラジャラやり始めるのは、さすがに気が引ける。
負けが込んでた俺としては、もうちょっと頑張りたかったが、
時間もかなり遅かったんで、とりあえずお開きにした。

牌を片付け、寝る前にもう一風呂。今度は男4人で繰り出す。

「なあ、ロビーの奥に岩風呂があるらしいから、行ってみようぜ」

俺の提案に、友人3人は「いいねえ」と従った。

岩風呂は奥まった場所。改装中のせいか、明かりは裸電球がいくつかあるだけだ。
想像したよりこぢんまりしてて、狭い脱衣所が1カ所に、浴場が1カ所…。えっ?

「ここって…混浴だよな?」
「んー? 俺たち以外、客なんてほとんどいないんだし、関係ねーだろ」
「よーしっ、おまえ、どっかから巨乳の女子大生を調達してこいw」

馬鹿なことを言い合いながら、友人たちはドヤドヤと風呂へ。俺も続いた。
浴場の中もかなり小さく、大人5?6人も入れば満員になりそうだ。

「おいっ、ここタオル禁止だってさ」

湯船に浸かろうとした俺に、友人が声をかける。見ると確かに、浴室の壁に
「タオル・手拭い等は湯につけないでください。変色します」と書いてある。

湯は透明っぽいが、何かの成分が含まれてるんだろう。
まあ、長い付き合いだし、恥ずかしがるような相手でもないけどな。

洗い場もスノコが何台か置いてあるだけの貧相な造り。
湯自体は悪くないけど、薄暗いし、2時間もいる場所じゃないよな。
第一狭い。独りなら風情があっていいかもしれんが、4人じゃ…

ここで思い出した。そういや、あの男の子3人組も岩風呂に行ってたんだよな。
ここ以外に風呂がないってことは…まさか、嫁たちと混浴してたのか?

部屋に戻ると女4人はもう就寝中。起こさないよう、嫁の隣の布団に潜り込む。

出るときにもう一度確認したが、他にそれらしい風呂はなかった。
というか、ロビーから出入りできるのは岩風呂だけだったし。

嫁たちも男の子たちも、岩風呂に行ったのは麻雀を始める少し前。
どっちも出たのは中断する少し前だろう。ということは丸々2時間、
あの狭い浴場に7人一緒にいたのか? タオルも手拭いもなしで?

嫁は34歳。そりゃ20代の頃と比べたら少し弛んできた気もするが、
胸はかなり大きいし、まだまだソソる体の持ち主だと思う。
他の嫁さん3人も嫁と同年代のはず。もちろん裸は見たことないけど、
3人とも均整の取れた、それなりのプロポーションだ。

まあ、男子中高生から見たら、30代半ばの女なんてオバさんもいいとこ。
至近距離で全裸になられても案外平気なのか。俺の高校時代もそうだっけ?

いや、至近距離どころじゃない。あの狭い風呂だ。
さすがに7人一緒に湯船に浸かるわけにはいかんだろうけど、
普通に入浴しても、体の接触があって不思議じゃないよな…。

隣にいる妻は、俺の思いも知らず満足そうな寝息を立ててる。
気になり始めると、浴場のすえた臭いも、スノコが妙にネトついたことまで
変に思えてくる。悶々としながら、いつの間にか俺も眠りに落ちていた。

翌朝、女4人がガヤガヤと部屋に戻って来る物音で目が覚めた。
もう9時を回ってる。麻雀疲れか、男4人はすっかり寝坊したらしい。

「まだ寝てたの? 宿の朝ご飯の時間、終わっちゃうじゃない」

向こう側の布団では、友人が奥さんに叩き起こされてた。

「おまえら早いな?、何時から起きてたんだよぉ…」
「7時起きよ。みんなで朝風呂行って来たんだから」

何というか、こういうときの女の行動力、俺はついて行けんわ。
眠い目をこすり、朝飯を食べに行く。他の客はとうに済ませたようだ。

「朝風呂って大浴場?」
「岩風呂よ。気持ち良いから今朝も2時間入って来ちゃった♪」

友人夫婦の会話を聞きながら、昨夜の男の子たちの
『明日の朝、また行く?』『あったり前だろー』という言葉を思い出した。

3人はもう出発したらしく、宿の前に並んでた自転車はなくなってた。

引っ掛かりは取れないが、岩風呂で何かあったのか、今も聞けずにいる。

塾講師をやっているんだが、JKに手出しした話をする

スペック
俺…某地方国立大2回生、フツメン、19歳、身長180ちょっと、彼女はいたことはあるが童貞だった
相手…仮にMとする。高3、17歳、顔は中の上、雰囲気は吉高由里子みたいな。結構頭いい

大学1年のときに、大学受験時代に世話になった予備校の先生に憧れて個別指導のバイトに応募し、採用された
そのときは正直年下には一切興味なかったし、高校時代に付き合ってた彼女とも別れた直後だったから恋愛には関心がなかった

で、採用されて半年以上経ったころに任された生徒がM(当時高2)だった
Mはそれまで任された生徒の中では一番頭が切れる子で、間違えることが多かったものの、着実に成績を伸ばしていた
そんなMの頑張る姿に高校時代の自分の姿が重なったのか知らんけど、他に任されてる生徒以上に熱心に指導した

最初は結構ぎこちなかったが、段々互いに打ち解けてきて勉強以外のことも話すようになってきた
Mは吹奏楽部に所属していて、学校では生徒会役員を務めてるらしい(今は会計だったかな?)
最初の頃は質問待機に「あのー」とか「すみません」とかよそよそしく話しかけてきてたけど、しばらくしたら「俺先生質問!!」と元気に(?w)来るようになった

そんなこんなで一年くらい経ったある日(といってもつい一週間前だが)、夏期講習が終わった後に
M「俺(最近はあだ名で呼んでくる)先生、ちょっと相談があるんですけど」
とMから話しかけられた
勉強についての相談は多々あったから、また勉強のことかな?と思ったらそうではなかった
どうもMの母親が勤務先の慰安旅行に出掛けるため、M母がいない間、俺の家に泊めてほしいとのことだった

当然最初は断った
頼むにしても友達や他の女の先生や親戚に頼めば済む話で、なにも異性の俺の家に泊まる必要はないし、俺も生徒を家に泊めるのは抵抗があった
もちろんバレれば即解雇、訴訟もあり得るという旨を伝えた
しかしMは友達に頼んでも親御さんに急すぎて無理だと言われたし、女の先生は嫌い(俺も嫌いですw)だから、頼れるのは俺先生しかいない
と言って来た

今にしてみればバレバレの嘘だが、そのときの俺にはもしかしたら無意識に下心が芽生えていたのかもしれない
最初は何が何でも断るつもりだったが、
話を聞いているうちに段々泊めるだけならいいかな?と思い始めた
最終的にはこっちが折れ、2日間泊めることにした

こっからは無駄な背景は省くが、簡単に流れだけ言うと、
家に呼ぶ→プチ勉強合宿→胸チラで軽く勃起、が何もせず→夕食
で夕食後から書く
ちなみに夕食はMが作りましたw

夕食後、テレビを観ながら駄弁ってた
俺は大学のレポートを作りながらだったが、トイレにたって戻ってきたら、開いたまんまのパソコンをじっと見つめてるMの姿があった
「何みてんのw」って声かけて画面を見た俺は硬直した
昔(今でもたまに)よくお世話になっていたエロ動画をみていたのだ

M「・・・・・・・・・」
俺「(唖然)・・・・・・・・・」
パソコン「ハァン!!イクぅ!!」
M「・・・・・先生もこういうの観るんだ・・・」
俺「・・・んー・・・まぁね・・・」
パソコン「(フェラシーン)」
俺「てかなんで勝手に観てるの?w」
M「・・・ごめんなさい」
ここで気まずさもあったため、パソコン切って風呂場に向かった
俺「先風呂入るね」
M「・・・・・・・・」

風呂場でシャワーを浴びながら、かなり焦った
というかこれを機に今後の授業とかで気まずくなったらどうしよう
とか考えすぎて、気づいたら頭3回くらい洗ってた
その反面、「Mもああいうの観るのか?」とかちょっと興奮してたw

そしたらふいに、
M「先生」
とドア越しにMが話しかけてきた
俺「な、なに?」
M「さっきは勝手にパソコン観てごめんなさい・・・」
俺「あぁ、別にいいよwこっちこそごめんね、あんなの持ってて・・・」
M「先生は別に悪くないよ」
俺「そっか・・・」
M「・・・・・・・・・」
俺「・・・・・・・・・」
ここでしばらく沈黙が続いた

M「・・・先生」
俺「ん?」
M「私も一緒に入っていいですか?(ちょっと震え声)」
俺「!?」
このとき一瞬Mがなにを言っているのかサッパリわからなかった
一緒に入る?何に?てか誰と?みたいなw
俺「え、いやあの一緒にって・・・」
M「嫌・・・ですか?」
俺「嫌じゃないけどさ・・・

この後のくだりはちょっと長いから割愛
流れだけいうと、Mに告白された→いろいろ考えたけどOKした→Mが風呂場に入ってきた

Mが風呂に入ってきたあたりから書く

スペックに書いたが、この頃の俺はまだ童貞だったし、Mも俺も結構シャイだったから
お互いに背を向けてた
M「体・・・洗ってあげますか?」
俺「・・・お願い」
と背中のほうから洗ってもらった

背中を洗ってもらっている間、沈黙が続いていた
風呂場には体を洗うゴシゴシという音と、かすかに滴り落ちるしずくが落ちる音しかなかった
そして背中と首の両方を洗ってもらった
M「前・・・洗います」
俺「・・・うん」

このとき初めてMの体を見ることができた
いつも制服姿のMをみていたが、かなりスレンダーだった
その割りに胸はまぁまぁ大きく、肌も透き通るような色白できれいな色をしていた
このときMの顔はまじまじと見ていなかったが、顔を真っ赤にしていたのは覚えてる

胸、足、腕と洗い終わり、ついに俺のそそり立つ愚息に取り掛かった
Mが愚息を握った瞬間、「アツい・・・」とつぶやいた
手のひらで転がすように愚息を洗っていたが、正直雰囲気とそれで今にもイってしまいそうだった

最初は普通に洗っていたMだったが、段々手古希のようなうごきになってきた
M「先生の・・・固い・・・」
という一言で俺の理性は完全に崩壊してしまった
俺「今度は俺が洗うから、交代しよ」
M「・・・うん」

まずは腕と足と背中を簡単に洗って、早速胸のほうに取り掛かった
後ろから抱きかかえるように両手でホールドすると、一瞬ンっ・・・て声をだした
そこから手のひらで優しく、木津つけないように胸を洗っていた
乳首に指が触れるたび、あっ・・・あっ・・・と感じていたようだった

そしてついに下のほうに到達した

Mのあそこは驚くほどに濡れていた
俺「スゴイ濡れてるね・・・」
M「そんなことっ・・・ないよ・・・あっ・・」
俺「いつも触ってるの?」
M「触って・・・ないもん・・・」

ここで完全に第二の理性がとんだ

俺「M・・・横になって」
M「うん・・・」
俺はMを床に寝かせた
Mは恥ずかしそうに胸を腕で隠しながら寝転んでいた

俺の愚息はMAX状態になっていて、いつでも準備万端だった
Mのあそこは完全にぐしょぐしょに濡れていて、前儀は必要なかった

俺「イクよ」
M「・・・うん」

愚息を入れた瞬間、「イタっ」と声が聞こえた

俺は入れる床間違えた!?と思ったが、そうではなかった
M「・・・初めてって・・・結構痛いね・・・」
以前Mには彼氏がいたと聞いていたため、てっきり処女ではないと思っていた
が実際はまだ処女貫通していなかった

このとき俺は大いに焦っていた
俺「痛い?やめる?抜こうか?」
と聞くと、
M「ちょっとそのままでいて」と涙声で返事をした

しばらくその状態で抱き合っていたが、
M「いいよ・・・動いて」
の声とともにゆっくり動かした
Mのあそこはかなりの締りで、動かすのにも一苦労するほどだった
浴室には肌がこすれあう音と、Mのんっ・・・んっ・・・というあえぎ声が響いていた
そんな俺にもすぐに限界がきた

俺「M・・・逝きそう・・・」
M「うん・・・んっ・・・」
次の瞬間、俺は愚息をぬいてMの体の上に写生した

時間にしてはわずか10分足らずのはずだったが、俺にとってはかなり長い時間に思えた

Mはその後しばらく放心状態だったが、ふいに起き上がってわんわん泣き出したw
俺はMが泣き止むまでの間、しばらくMの手を握っていた

Mが泣き止んだ後風呂から上がり、合計3回戦まで行った

2日目は昼過ぎから2回、夜に2回の4回をして3日目の朝に帰しました
gdgdで申し訳ないが、これで以上

34歳の女性と当時18歳だった俺が寝た話

当時俺は高校生になると同時に親から塾に通わされた
その塾は個別指導だったおかげで、先生と話す機会がたくさんあった。
俺が習っていた教科は英語、担当の先生は身長の高い若い女性だった。

頻繁に塾に通ったためわりと仲良くなりプライベートのこともだんだん話すようになった。
勉強はもちろんのこと、勉強以外の相談もするような仲になった。
学校でも英語の成績はぴかいちだったため、俺は先生(以下お菊)のことをものすごく信頼していた。
それにこたえる位の成績を自分の中ではとれてるつもりではいた。

授業の休憩中などに、お菊に恋愛相談をすることが増えていった。
俺は人並みに恋をし人並みにお付き合いをし人並みの経験をしていたつもりだ。
他人の誇れるのは英語力のみで他は普通かそれ以下という感じだった。
時間がたつにつれお菊の恋愛話を聞くことも増えていった。

お菊「私の恋はいつもこうなの?、笑っちゃうよねー」
お菊「昔彼氏こういうことされたことあるけどひどいよねー?」
お菊「やっぱ男はこうじゃないと?」

色んな話をしてくれた。しかしある違和感を覚えた。
お菊の口からでてくる男の名前が全てカタカナなのである。
最初のころはあだ名か何かだと思っていたが、あるときついに疑問をなげかけてみた。

お菊「あだ名じゃないよ、全員本名!アメリカ人と付き合うことが多いんだー」

どうやらお菊は収入のほとんどを海外旅行に使っているらしい。
海外放浪癖は大学生あたりからついていたらしい。
詳しい理由は忘れたが高校時代にアメリカに魅力を感じお金をため、
大学時代にたまったお金で旅行をしはまったらしい。
勘違いしてほしくないが、このはまったというのはアメリカ人にはまったわけではなくアメリカの文化にはまったという意味だ。

お菊「私には夢があってそのために今働いているんだー」
俺「なんですか?その夢って。」
お菊「・・・うーん。秘密。」

お菊は教えてくれなかった。確かにお菊の恋愛話はおもしろかった。
そういう話をしてくれるということは俺に心を開いてくれているのだと思っていた。
しかし違ったらしい、俺に夢を教えてくれなかったからだ。
少し悲しんだが悲しみは一時のもので、もはやそんなことも忘れ塾に通っていた。
俺は高校3年生になった。

志望校をお菊と一緒に決め、お菊に勉強を教わり、常にお菊は俺を見守っていてくれた。
アドレスと番号を教えてもらい家でもわからないことを聞いた。
俺はお菊にとても感謝していた。
そんな中模試の結果で良い結果がでたので、喜んでもらえると思いお菊に見せにいった。

お菊「あれー?今日塾ないよー?」
俺「模試の結果が届きましたのでそれを見せに参りました。」
お菊「わざわざありがとー、おーずいぶんのびたねー」
俺はなぜか違和感を感じた。めでたい話なのにどことなく声のトーンが低く感じた。
俺「ありがとうございます、お菊先生のおかげです。・・・もしかして疲れてますか?」
お菊「あー、うん。ちょっとね、実は言ってなかったことがあるんだ」

お菊「受験直前で申し訳ないんだけど、塾やめるんだ」

深く聞くところによるとこの話は4月の時点で決まっていたらしい。
お菊は塾長にしかいっておらす、それ以外の人たちに言おう言おうと思っていたけど言えなかったらしい。
転職するのなんてお菊の自由だ、別になんも不思議なことではない。
しかしずいぶんと前からやめることを決めていてしかも区切りが悪い。
俺は察した、夢のためにやめなければいけないのだ、と。

お菊はついに夢について語ってくれた。
音楽関係の仕事に就きたいのだそうだ。
よく理解できなかったが、アメリカの音楽のリズム(?)だったかテンポ(?)だったかに魅了されたらしい。
音楽家として大成するためにこの時期にやめなければいけなかったのだ、と。

お菊「私はここで人に英語を教えていたけど、それは夢ではないんだ」
お菊「夢をかなえるための手段であって私が本当にやりたいことではない」
お菊「でももちろん楽しかったよ、色んな人と触れあえたし」
お菊「はい、あなたにお手紙があるの」
お菊「何かわからないこととか悩み事とか、なんでもいいから連絡頂戴ね」

お菊はアメリカにいった。俺は悲しかった。
お菊に対して抱いていた感情は尊敬や憧れ、感謝などではなく好意だったことに気が付いた。

俺は考えた、連絡してもいいものなのか、と。
普通に考えて連絡してもらったほうがあっちも喜ぶと思ったのだが、このときの俺はそうしなかった。
受験に受かったらこの手紙を開封し連絡をしよう、そう思った。
俺は、受験に合格し手紙を開封した。

手紙の内容の殆どは俺に対する励ましの言葉だった。
とてもうれしかったが、その手紙の最後に書かれたps、付け足しを読んで目がとまった。

p.s.
あなたの英語力には目を見張るものがありました。
大学生になったら、いえ大学卒業したあとでもいいです。
アメリカに留学しにきませんか?宿などは心配しなくてもいいです

大学生1年生の夏休み、語学留学という形でアメリカに向かった。
お金がなかったため、お菊の家に居候させてもらった。

お菊「まさか本当に来てくれるとは思わなかったよ、凄くうれしい、ありがとう・・・」

話は飛ぶがベッドの上での話になる。

(未成年の飲酒などについては多めに見てほしい。)
その日は二人でお酒を飲んだ、お菊も俺もほろ酔い程度だった。
アルコールの力かわからないがお菊がとてつもなく美しく感じる。
なおかつ、渡米してきてからずっとお菊と一緒だったこともありとてもたまっていた。
お菊が無防備にソファに横になっている。
お菊からチラリとみえる下着やブラが俺を興奮させる。
お菊の寝息までもがかわいらしい。
化粧をとったスッピンのお菊、30過ぎというのがびっくりするくらい綺麗な肌。
無駄な脂肪もほとんどなく、出るところは出ている理想的な体。
お菊の全てがかわいい、お菊の全てが美しい、俺の頭はお菊でいっぱいになった。
あぁ、お菊とキスがしたい。

お菊の唇は柔らかかった。堅い唇などないとは思うがそれでもとても柔らかい。
むさぼるようにお菊にキスをする、何度も何度もキスをする。
お菊の口全体をなめまわすようにキスをする。
寝ているのか起きているのかわからなかった。
ばれてもいい、怒られてもいい、追い出されてもいい、俺は何度もキスをした。
鼻息が恥ずかしかったため呼吸を我慢していたが限界に達した。
俺が息継ぎを始めた瞬間、お菊が起き上がる。

お菊「続きは向こうでしよー・・・?」

俺たちはベッドに向かった。
お菊のTシャツをはぐ、お菊のブラジャーをはぐ。
大きく膨らんだ胸を、もんだ。
お菊の口から洩れるあえぎ声。
もう我慢できそうになかった。

お菊「濡れてるから、もういいよー」

俺は挿入した。

ほんでピストンしてたらだんだん萎えてきて中折れした
そっからきおくがない
この日以降だんだん仲が悪くなってきて留学終了までなんも進展なかった
日本にもどってからは音信不通
以上みてくれた人ありがとう

あれから月日が1年くらい経っただろうか
巷でスマホというのが流行りだし俺も流行りに乗っかり入手した
ラインというものが便利だということを聞いていたので、はじめてみることにした
一応ラインについて説明するが、アドレスを知っている友達同士または専用のIDを教えあった者同士で、
メールより円滑なやり取りをしたり高音質(以前は糞)な通話が無料でできるアプリだ。
アドレス帳とラインを統合、という項目があったため俺はそのボタンを押した。
懐かしい友人が友達として登録されていく、旧友の写メができて懐かしくなる。
俺はその中にお菊の名前があることに気がついた。

俺は意を決してお菊にラインを送ってみた。
ものの数秒で既読がつく、お菊から返信がすぐに届いた。

お菊「お久しぶり!まさか話しかけてくれると思わなかった!うれしい!」
俺「お久しぶりです、アメリカでの生活にはそろそろなれましたか?」
お菊「あー、今アメリカじゃなくてブラジルにいるんだよね」

俺は怖くなって返信するのをやめそっとブロックした、終わり

妹とまったり休日

の続き

旅行から帰り、ちょっと経った土曜日。
連休のツケでかなかフルで休めない週末が続いたが、今回は珍しく土日とも休める。
特に予定も無かったが、休日らしい事をしようと思い車のエンジンをかけた。
その音を聞いてか、妹が慌てて家から出てきた。
何だ?と思い助手席の窓を開けてやる。
妹「おーい、お兄!今日出かけるんだっけ??」
と窓から覗き込んできた。

俺「んー。何だ?車使いたかったか?」
妹「ううん、このコ洗ってあげようと思ってたんだけど。」
そう言えば、晴れた週末も久々だったかもしれない。
マメな奴だ。
俺「あー、俺もコイツのオイルでも交換しようと思ってな。」
妹「オイル交換?」
こういう知識はまだまだだな・・・て女ならこんなもんか。
しかし、洗車に対する拘りは俺以上なんだよな。
俺「オート○ックスに行くんだよ、お前も来るか?」
妹「・・・行こうかな。」

妹は準備するためにいなくなった。
さて何分かかる事やら・・・
エンジンを切り、一旦居間に戻った。
親父たちは既に出掛け、シーンとした居間で新聞を読む。
待つこと5分。
妹「はぁ、はぁ、お待たせ!」
息を切らした妹を車に乗せ出発。

俺「しかしお前、5分は早くないか?」
妹「え?何?」
俺「フツー女だったらもう少し準備に掛かるんじゃないか?」
妹「・・・着替えただけだし。」
俺「顔塗ったのかよ。」
妹「塗ったとかゆうな。少しはしてあるの!」
俺「少しかよ。」
妹「何よ?、別に良いでしょ。お兄と歩くんだから。」
俺「俺は良いけど、結構混んでると思うぞ、店。」
妹「多分知ってる人に会わないし、大丈夫!」
俺「何だその自信、つーか女子としてそれ終わってねーか?」
妹「うるさい!」
そうは言っても俺から見ても普段の妹と変わらない。
10代恐るべし・・・
それでも、いつもはジーンズとかパンツ系が多いのにスカートを穿いてきた。
一応気はつかっているようだけど、…単に暑いだけなのかもしれない。
高校時代、やけに短い制服スカートを毎日のように履いていたことを思い出した。
髪をあげたら中学生になってしまいそうだ・・・と思ったが言わない。

妹は場所を知らないため、行きは俺の運転だ。
俺「たまには開けてみるか…」
妹「お、良いねぇ?。」
屋根を電動でトランクに格納する。
過去の旅のときは荷物の関係で屋根を空けれなかったが、今日は問題ない。
秋ではあるが直射日光を浴びると暑いくらい。
気温もそれほど低くなく、頬をたたく風も心地よい。
・・・が妹の髪がメデューサになりかけたので両サイドのウインドウは立てた。
それともう一つ。
おそらく初めてスカート姿で助手席に乗ったのだが・・・太ももがエロい。
日の光に照らされたことで白く強調され、ついついチラ見の頻度が増えてしまった。
俺「・・・」
妹「・・・見るのは構わないけど、事故んないでよ。」
バレテイタ。が・・・
俺「自意識過剰だ。そんなヒラヒラした物履いて風でめくれない様に気を付けろな。」
妹「やっぱ見てんじゃん。スカートの中見たいの?」
ウリウリとスカートの裾を掴む。
俺「わかってねーなぁ。見せられるより、見えるほうがそそるんだよ。」
妹「?」
俺「ワザと見せられるより、偶然見えたほうが良いって事だ。」
妹「そんなもんスか。」
俺「そんなもんスよ。ところで珍しくスカート穿いてるのは何かアピールか?」
妹「今日はちょっと暖かいから・・・変な意味はないから。」
俺「俺に見られて女を磨け。」
妹「・・・パンツ見る?」
俺「あほ。」

途中割と長い信号にはまった。
隣の車線に大型トラックが停車する。
普段は気にならないが、屋根を開けてるとかなりの迫力・・・と言うかウルサイ。
(タイヤでけえな・・・)と隣を見ると、トラックのおっさんが携帯を向けている。
(お、やっぱカッコいいか俺の車。)
自分で言うのも何だが屋根開けたコイツ、軽の癖にカッコいい・・・と俺は思っている。
ちょっと越に入りながら気づかないフリをした。
あえてチョイワルっぽい仕草をしたりして・・・
しかしオッサン、一点を食い入る用に見ている。
視線の先は・・・コイツ(妹)の方か!
俺は妹の股間に手を置き・・・
妹「ちょ!何すんスか!」
おっさん、「おっ」とリアクションし俺と目が合う。
思いっきり睨み付けた。
ギョッとしたおっさん、何事も無かった様に前方に視線を移した。
ふう・・・。
そして刺さるような視線を真横から。
妹「・・・何?」
俺「あー、やっぱチンチン無いな。」
妹「生えてて欲しいの?」
俺「いや、絶対いらない。(さすりながら)異物が無い、スッキリとしたフォルムだ。」
妹「・・・もっとマシな言い訳無いの?猿兄?」
俺「俺の宝物が、こんなのに負けた・・・」
妹「?」
俺「その上、猿と呼ばれるとは・・・」と目頭を押さえる。
妹「??」
信号が変わった。
オープンカーで出掛ける姉様方。
トラックやバスの並びは要注意だぞ…

そうこうしながら、バックスに到着。
馴染みの店員(・・・と言っても前回の交換時世話になっただけ)を探し、
オイル交換を依頼した。
レジで精算、約30分待ちだそうだ・・・と妹が居ない。
トイレか?と思い待合所で缶午後ティーを啜っていると、レジ前に立つ妹を発見。
何やら買い込んでいる様子・・・
まさか花とかフサフサのギャルアイテムでは!と心配に思う内にこっちに来た。
妹「何処にいたんスか!探したっス!」
俺「その後輩言葉やめろ、恥ずかしい。」
妹「マジッスか!」
俺「うぜーよ。それより何買った?」
妹「私専用に洗車道具一式。」
俺「あぁ?家にも在るだろ。」
妹「おとーさんの車のでしょ。あの子専用がいいよー。」
俺「だからってバケツもかよ。」
妹「これ全部セットだよ。」
俺「へー。・・・早速この後洗車するか?」
妹「そのつもりッス!」
俺「はぁ。じゃー俺も買い物するか・・・」
前から気になっていたワックスとクロスを買って、
程なくして作業完了の放送がなった。

店を出てある場所に向かう。
妹「あれ?帰るんじゃないの?」
俺「あ?洗車だろ?」
我が家から程近いコイン洗車場に到着。
妹「初めて来た・・・」
俺「まあ家でも良いんだけど、折角出掛けたからな。」
俺たち以外に3台、ここはいつもガラガラだ。
そこが良いところなんだがな。
俺「じゃあ俺は車を流してくるから、買ったセット使って洗剤液作ってろ。」
妹「ういっっす。」
俺「あそこに水道あるだろ。泡立てて待ってろ。」
妹「・・・あそこね、りょーかい。」
妹と洗車セットを降ろし、洗車ブースに入る。
洗車機に硬貨を投入しスタート。
時間内に全体を流さないと!と思うもこの車の大きさではあっという間。
水圧と戦いながらグリルやタイヤハウスを念入りに流す。
妹の方を見ると、シャンプーの裏を食い入る用に見ていた。
・・・
・・・
水洗時間が終了し車を妹の所に戻す。
俺「準備できたか?」
妹「めいいっぱい泡たてておきましたぜ!」
俺「よし!お前の出番だ。心置きなく泡と戯れろ!」
妹「おーし、やるかー!」
俺は少し離れた場内の自販機で紅茶を2本買い、その1本を啜る。
みるみる泡まみれになっていく愛車。
妹はニコニコしつつ何か呟きながら洗っている。
とても楽しそうだ。
まー今更だが、洗車向きの服装では無かったな。
前屈みになるとパンツ見えそうだ。
完全に見えるわけでは無いんだが、見えそうで見えないのが実に良い。
何だろう・・・泡まみれの車と女の子の組合せ、すごくエロくみえる。
思いがけず新ジャンル開眼した気分だった。
これでモデルが実の妹でなければ健全なんだがなぁ。
妹「おーい、終わったよ。」
俺「おー今行く。」
スタスタと近づく。
妹「また紅茶飲んでるの?私の分は?」
俺「へいへい、これやるよ。」
妹「ありがと・・・て無糖じゃん!どーせならミルクティー買ってよ。」
俺「俺はストレートしか飲まん。じゃあ買って飲んでろ、俺泡流すから・・・」小銭を渡す。
俺「釣りはイラン。」
妹「・・・60円で何買えと。」
俺「わがままな泡姫だなぁ、ほらっ」
妹「なに?姫って?。」
(こいつ喜んでやがる?・・・流石にまだ判らんか)
俺「いやほら、車傷つけないために柔らかいスポンジで洗っただろ。」
妹「うん。」
俺「だからおっぱいに泡つけて洗う人の事。」
妹「・・・え?車を?」
俺「いや、何でもない・・・忘れてくれ。」
妹「?」
俺「あーそれと、仕上げにこれ使ってみてくれ。」
妹「さっき買ったやつ?」
俺「ムラになるのが怖くて俺もやったこと無いけど、
  お前なら大丈夫だろ。」

再び洗車ブースで泡を落とす。
その間、真剣に取説と睨めっこの妹。
俺「流し終わったぞ?。やれそうか?」
妹「ん、大ジョーブ!」
その後、拭き取り。
思った以上に時間が掛かったが、ワックスをかけて完了。
まーほぼ妹がやったんだが。
しかし、年頃女の前屈みってイイもんだな。
後ろから見ればパンチラ、前から見たら胸チラが拝めそうだ。
先ほどのトラックドライバー、胸チラ見てたのかもな・・・
また暖かいうちに来よう。
まあ、その時は他のおねーちゃん目当てだけどな。

妹「ツヤツヤ、スベスベ・・・」
俺「なんか、触り方がエロいぞ。」
妹「エロいゆーな!」
俺「さてどうしようか。」
妹「午後の予定あるの?」
俺「ああ。」
妹「なんだ、このままドライブ行こうと思ったのに。」
俺「家でまったりするんだ。」
妹「…休み勿体ない。」
俺「だから休むんだろ。」
妹「じゃあイイよ、お兄寝てて良いから。」
俺「いやいや、この車寝心地悪いから。」
妹「じゃあイイよ、家によって降ろすから。」
俺「一人で行くのか?」
妹「うん、お兄どうせこのコ使わないでしょ。」
俺「それはそうだが…」

それはそれで不安である。
腕は認めるところだが、とんでもなく遠出して帰って来ない事があるからだ。
流石にこの時間から無理はしないと思うが。
俺「いやたまには家でマッタリしようぜ。」
妹「えー。」
俺「俺の部屋で遊んで良いから。」
妹「…珍しいね、お兄からそんな事言ってくるなんて。」
俺「まあ、普段は絶対入れないけどな。お前に見せたことないゲーム機あるぞ。」
妹「え、どうせ最近のでしょ。」
俺「いや、古いぞー。ファミコン迄はいかないけどサターンよりは。」
妹「へぇー。…つまらなかったら出かけちゃうよ。」
俺「いいだろう…。その水色下着で出かけるがよい。」
妹「っ、うるさい!なんで知ってんの!」
俺「いや、洗車中にチラチラと。上下お揃いは外出用だな。」
妹「見えてんなら教えてよ!」と小声で怒る。
俺「いや、楽しそうだったし、チラリズム良かったし…」
妹「もういい!早く車に乗れ!」
と、お怒りなので素直に乗り込みドアを閉めたとたん、
妹「もぅ、他にも男の人いたでしょー!」
…怒ってるけど弱々しい。ちょっと可哀想になった。
俺「いやいや、俺しか見てねーよ、…多分。」
妹「…はあ、最悪。」
俺「お前のガードが緩いんだよ。てかスカートなんて履いて洗車しねーだろ普通。」
妹「お兄が連れてきたんでしょ!…お兄含めて4人か。ここで始末しないと。」
俺「こえぇって。…俺もかよ、俺はいくら見ても別に良いだろ。」
妹「見せるのと見られるのは違うの!」
俺「そんなモンすか。」
妹「…むかつく。」

この後、俺は見ず知らずの3人と自分を守るため昼飯を献上した。
飯を食って妹の運転。
何がどういう作用がしたのか助手席に座ったとたん猛烈な睡魔が・・・
眠り浅かったのだろう、夢をみた。
父の実家で、妹と従兄弟達と隠れんぼをしている。
妹と一緒に隠れている最中、猛烈な便意が・・・
それを伝えると妹に猛烈に罵倒された。
夢なので具体的には覚えてないが・・・家族に向けて使う単語では無かったな。
キレた俺は叫んだ。
俺「ウンコしてもいいじゃねーか!」
妹「え゛。」
俺「・・・ん?」
妹「え、したの?マジで?何で?」
俺「・・・ふあ?ぁ。・・・ふう。」
妹「ちょっ、コンビニ!あ、ウチの方が近いかな・・・」
俺「・・・何が?」
妹「クンクン・・・」
俺「?、夢を見たな・・・懐かしい」
妹「・・・って寝言かー!」

家に着くと着替えもせずに俺の部屋についてきた。
俺「おいおい、着替えて来ないのか?」
妹「その間にいろいろ隠すんでしょ。」
(ちっ、感づいたか)
俺「ちげーよ。ゲーム準備すんだよ。」
妹「まーまー、手伝うから。」
諦めて部屋に入る。
妹「こんちわー。」
俺「うるせーよ、さっさとドア閉めれ。」
早速、キョロキョロ周りを見渡す妹。
まあ、先週片付けたばかりなので、そんなには散らかっては無いが。
エロ関係もPCの中だしな。
そしておもむろに、PCを立ち上げようとする妹。
俺「おい、何しているか?」と肩を掴む。
妹「兄の性癖チェッ・・・」
俺「せんでいい。つーかパスワードかけてる・・・」
PC「ようこそ」
俺「何で知ってるんだよ!」
妹「私とお兄の誕生日なんて単純すぎ…」
俺「とにかく、そいつから離れろよ。」
妹「何かやましいものが・・・」
俺「有るから、離れなさい・・・」殺意全開で肩を掴んだ。
妹「・・・すみませんでした。」
俺「ったく。・・・あ。」
妹「何?」
俺「いや、取りあえず着替えてこい。」
妹「え?、いいよこのままで。もうPC触らないから、ね?」
俺「おいおい、そのスカートであぐらかく気かよ。」
妹「何今更。んじゃあ、こう座ればイイじゃん。」
と、テレビ前の座布団に女の子座りでペタっと座った。
あら、可愛い。
俺「・・・じゃなくて物臭するなよ。ほら!」
妹「もう、めんどくさいなぁ。」
渋々、立ち上がり部屋から出て行った。
俺「あーブラ着けて来るなよ、暇なとき揉むから。」
妹「うるさい、私の胸はケータイか!」

妹が自室のドアを閉めたのを確認し、素早く動いた。
(気づかなかっただろうな・・・)
棚に飾ってあったプラモを引出しの中に隠した。
これは愛車と同車種のプラモを偶然見つけて購入し、
約1週間掛けて同色に塗装したもの・・・力作である。
普段プラモを買っても、あまり塗装までした事は無かった。
でも過去何度か塗装まで頑張ったことがあるが・・・
高校時代に作成したシャ○用ズゴックが妹の部屋にある。
経緯は・・・想像にお任せしよう。
代わりに適当なものを置いて・・・
妹「何隠したの?」
俺「っおい!急に声掛けんな!」
妹「ほほう、この棚にエロ本が・・・」
(バレてないな・・・)
俺「おいおい、何ならお前の部屋を家探ししてもいいんだぜ。」
妹「いいよ、別に・・・。お兄自分の部屋には誰も入れないくせに、
  私の部屋は自由に出入りしてんじゃん。」
俺「ぐっ、・・・まあまあ、ゲームだろゲーム。」
俺は別の棚から一式入っている箱を取り出した。
妹「何その箱?結構大きいね。」
俺「本体もだが、ソフトもデカいからな。っておい・・・」
妹「何?」
俺「今度は高校のジャージかよ、しかも俺の。」
妹「イイじゃん、ちゃんと洗ってあるし、今日は洗車しちゃったし。」
こいつは、掃除、洗車時はたまに母校の学校指定ジャージを着る。
俺「何だろう、遠まわしに部屋が汚いって事か?」
妹「まあ掃除は甘いようだけど、そんな意味じゃないって。」
俺「ブラしてんじゃねーか。」
妹「当たり前、って覗き込むな!」
俺「いいけどよ、さて何からやる?」と箱を開ける。

妹「わ、デカ!なに?このでっかいファミコン?」
俺「ネオジオ・・・て知らんか?」
妹「え、ゲーセンのヤツ?」
俺「ん、それ。アレそのもの。」
妹「あー!ガロスペの!挑戦ででてた!」
(あ?、あ・・・そっちで知ってんのな。)
俺「ガロスペもあるそ。・・・やる?」
妹「やるやる!」
テレビに接続して・・・と。

このマシンは大学時代の友人から譲り受けたもの。
かなりの格ゲーマニアだったが、就職を機に手放す事となり、
実家住みの俺が引き取ったもの。
それから今まで箱を開けた事は無かったが・・・
(100メガショックって、モノラルかよ・・・)

セット完了、スイッチオンで無事稼働。
コントローラーは1つしか無いので、
俺「ほれ、やってみな。」
妹「えー、対戦できなんじゃん!」
俺「まあまあ、エンディング見てみろよ、難しいぞ。」
妹「お兄は?」
俺「寝る。」
妹「・・・まあいいや。」とガチャガチャ始めた。

俺はそのまま自分の布団に横になり・・・あーウルセー。
レバーの操作音もさる事ながら、「ぐわー!うわー!」の声。
それでも一時間位か・・・うとうととしていると、耳元でバイブが。
妹「にー!電話鳴ってるよー。」
俺「わかってるよ」と手に取る・・・げ、会社じゃねーか。
上司から・・・要は来れるならちょっと来いの連絡。
俺「・・・最悪、呼び出しだ。」
妹「・・・お疲れさま。あれ?そのまま行くの?」
俺「客先行かないし、すぐ終わりそうな内容だしな・・・。」
妹「夕飯何て言っておけば?」
俺「そんなにかからん、帰ってから食う。飽きたら電源切っとけよ。」
妹「了解っす!」

携帯と財布のみ持ち、愛車で出勤。
普段は電車だが、こんな時は車は楽でいい。
(車貸してなくてよかったぜ。)
上司は客先から連絡が入ったらしく、すでに作業に取り掛かっていた。
急な見積もり。
普段なら半日相当のボリュームだったが、何とか2時間で片付け
コンビニに寄り帰宅した。

秋にしては暑いくらいの1日だったが、やはり11月。
時間はまだ17時前だが結構暗い。
家に帰ると親父達はまだ帰っていないらしく真っ暗だ。
(夕飯までひと寝入りするか・・・)
と自室に戻った。
部屋は暗く、ゲームも切ってあった。
(ああ、飽きて部屋に戻ったのか?)と思ったが、気配はする。
奥に人様の布団を占拠している馬鹿一匹が寝息を立てていた。
(おいおい・・・)
俺は服を脱ぎTシャツとパンツのみとなって強引に布団に潜り込んだ。
妹は違和感を感じた位の反応で、こちらに背を向けると
また元のとおり寝息を立て始めた。
(コイツ、マジ寝かよ(怒))
蹴飛ばしてでも起こしてやろうか、とも思ったが
寝返りうったおかげで俺の寝るスペースは確保できた。
とは言っても、シングルサイズの布団に大人二人はやはり狭い。
必然と体は密着する。
(まあコイツもワックス掛けまでやって疲れたろうし)と思い、
強引に起こす事はせず・・・寝る事にした。
まあタダ寝るのもつまらないんで、乳だの尻だの触っていると、
ある事に気づいた。
(こいつ高校ジャージ着てるって事は、高校時代の同級生の
 あの時のあの娘と・・・同じ触り心地じゃねーか!)
早速新しい楽しみ方を試みる。
目を瞑り当時(高校時代)を思いだし、ジャージの上から
尻を撫で回したり、胸をもんだりしてみる。
下着の感触が、余計リアリティを増してくれる。
ただ触っても反応の無かった自分の股間に変化が・・・
(これも一種のコスチュームプレイだろうか・・・)と思っていると
妹「何してんの?」と冷めた声がする。

俺「しっ!喋るな。」
妹「えっ何?」
俺「振り向くな!・・・俺の世界が崩壊する。」
妹「・・・それは別に良いんだけど、何してんの?」
俺「ああ、気にするな。お前の首から下は○川17歳(当時)だ。」
妹「は?」
俺「イメージが崩れるから少し黙っててクレナイカ・・・うっ」
妹「ちょっと!気持ち悪いことすんな!」と踵で蹴ってきた。
俺「イッテーな。なんだ、ヤキモチか?」
妹「違う!」
俺「何だよ、俺の事嫌いか?」
妹「・・・・・・嫌いじゃないけど・・・何でそんな話になんのよ!」
俺「俺は、お前のこと・・・」
妹「・・・」
俺「・・・」
妹「・・・な、」
俺「・・・嫌い。」
一瞬の間の跡、ガンガン蹴ってきた。
俺「お、おい、痛っ、弁慶はやめろ!」
妹「離せ、離れろ!どっか行け!」
俺「こら、暴れんな!・・・力で勝てると思うなよ!」
と、暴れる妹を両手両足で力いっぱい抱き固める。
妹「くっ、ちょっと!」
俺「・・・でも一番大事なモノだ。」と耳元で言ってみた。
動きが止まる妹。
妹「・・・」
俺「・・・」
妹「はあ?キャラじゃないよ、お兄。」とため息混じりに言われた。
俺「やっぱり?」
妹「苦しいし、アレあたってるし・・・離してよ。」
俺「あ、あーすまん。・・・お前も濡らしてやろうか?」
力を抜いた途端に、首を絞められた。
ひと暴れして完全に目が覚めた俺たちは、
親父達が帰って来るまで100メガショックの他のソフトを堪能した。

翌日日曜、大型リサイクルショップを巡りコントローラーを入手。
家に帰って対戦、今回は完全に妹をボコった。
まー俺、ガロスペはアーケードでリョウを出した事あるし・・・
そして月曜日、俺の部屋からネオジオ一式が消えた。
来週には立場が逆転してそうだが・・・

浪人生の俺が図書館で女の子に声をかけた


年齢:20代後半
見た目:170cmくらい。中肉中背。
フツメン(だと思いたい)

今は会社員。仕事の出来ない低能サラリーマン。
上司の罵詈雑言を浴びるために会社にいる。

今でこそ、アニメ、ゲームにどっぷりのオタクだが当時はオタクにもなれず、スポ根も嫌いで、帰宅部の、読書好きネクラ非モテ変人高校生だった。
もちろん彼女いない歴=年齢の童貞だった。

余談だが、当時のケータイはモノクロ液晶が当たり前でクラスの半分くらいしか持っていなかった。
当然、俺は持ってなかった。

話は俺の大学受験浪人時代の話だ。
昔話だが続けて良い?取り敢えず、プロローグ的に浪人までの経緯を書く。

某年3月、俺は大学受験に失敗した。

まあ、本命一本に絞り滑り止めも受けなかった単なる自信過剰君だが当時はそれがカッコイイと思っていた。
で、惨敗したわけだ。

受験失敗した高校生の3月なんて、本当にやることない。
パーッと遊ぶ気にもなれないし予備校探すのも気が重い。
予備校のパンフレット見ながらゴロゴロと遊んでたわけだ。毎日。

高校時代、「耳をすませば」みたいな恋愛に憧れ恋焦がれたにも関わらず全く浮いた噂もなく、クラスの女子からの評価は「俺君って・・・いいお父さんになりそうだよね!(苦笑)」だった。
自転車二人乗りして帰る同級生カップルのパンチラを期待するだけの毎日だった。
当時は女の子が立って後ろに乗るのが流行ってて制服のスカートがよくめくれてた。

暇でゴロゴロ遊んでた卒業式までの試験休み。
電話が鳴った。もちろん家の電話だ。

「もしもし。俺です。」
「あ、俺君?」

声を聞いて混乱した。

電話の主は高校2年の時にラブレターを渡して撃沈したクラスメイト・・・
能年玲奈に似てるから玲奈としとこう。

俺:
「はあ、母なら出かけてますが・・・」

玲奈:
「いや、お母さんに用じゃなくて(笑)」

俺:
「はあ?」

玲奈:
「俺君元気?」

俺:
「ん?ああ、まあ元気だよ。浪人決定したからルンルンって
わけじゃないけど」

玲奈:
「私も全滅だよ?一緒に浪人だね!」

俺:(一緒?ええ?なに?)
「予備校とか決めなきゃな・・・今年はまったく遊べないな」

玲奈:
「そうだね。予備校パンフレットすごい来てる。まあ、私は
自宅浪人でもいいかな?って思ってる。」

俺:
「ああ、宅浪?ま、結局勉強するのは自分だしな。」

こんな他愛もない会話はそれからも数回続いた。
で、卒業式から数日たったある日、俺は彼女を映画に誘い生まれて初めてデートをして、玲奈からの連絡はそれ以来なくなった。
ま、この上なくダサくて残念なデートだったことだけ書いておく。
甘酸っぱい思い出だ。

だが、それ以来俺の頭には「自宅浪人」という言葉が頭にこびりついて離れなくなっていた。
なんだか玲奈も自宅で頑張ってるんだって思いたかった。

予備校のパンフレットを見ながら母に言った。
「俺、予備校行かないわ。宅浪する。」

これが間違いの始まりだった。
4月から俺は朝図書館に行き、閉館時間まで勉強して自宅に帰る生活が始まった。

家と図書館の往復をする毎日。
親以外の誰とも話をしない毎日。
たった3ヶ月で俺の心は折れた。

宅浪の大変さは受験テクニックが身につかないとかの話じゃないってすぐに気がついた。
孤独感。疎外感。閉塞感。焦燥感。
高校の倫理の授業で「人間は社会的な存在」とか言われた言葉が脳裏に蘇った。
そう、人生で初めてどこの組織にも属さないという体験だった。

今考えれば浪人なんて大したことない。
だが、当時の俺にとってこの閉塞感と焦りは凄まじかった。
夜中に何度も受験会場で白紙の答案を提出する夢を見ては飛び起きた。夜目覚めると吐き気が止まらなかった。

誰かと話したい

今まで、友達付き合いなんて煩わしいさえ思ったこともある。
俺がそんなことを渇望するなんて、自分でも信じられなかった。

昼間の図書館は寂しい人間で溢れている。
寂しい人間は他人を攻撃することで寂しさを埋める。

図書館の職員に因縁つけるホームレスの男や誰彼かまわず話しかける婆さんを見るにつけ、
「俺がああなるのも、時間の問題だ」と思い、逃げるように問題を解いた。

そんな時だった。
俺は一人の女の子と出会った。

彼女は同じ高校の同学生で、クラスは違ったが話はしたことがある程度の仲だった。
彼女が俺を覚えているかは正直疑問だったが。

彼女は歴史コーナーで本を探しているようだった。
時計を見ると昼をちょっと回ったくらいだった。

(ああ、大学生か。レポートのための調べ物かな?
いいね?大学生は昼間っからいいご身分で)

と内心嫌味たっぷり毒づいた後、さり気なさを装い声をかけた。

彼女の名前は・・・チサトとしておこう。

チサトは身長160cmくらいで細身で華奢な体型。
髪は黒髪で胸くらいまでのストレートロング。
顔は武井咲に似てる感じ。

学校では制服姿しか見たことはなかったが、私服姿のチサトは無印良品の広告みたいなカジュアルな恰好だった。

俺:「やあ、久しぶり。」
チサト:「あ。俺君。久しぶり。」

俺:「なんか調べ物?」
チサト:「まあ、そんな感じかな?」

俺:「なにそれ?大学の課題かなんか?」
チサト:「ってわけでもないけど・・・俺君は何してるの?」

俺:「いや?。浪人中でね。宅浪ってやつ?
  でも家で勉強しなくてさ・・・それでさ・・・・」

久しぶりに他人と話した快感で喋り出したら止まらなくなってついに図書館の職員に注意された。
なんとなく居づらくなって二人で図書館の外のベンチに座った。一度話しだすと、まだまだ話していたくて

俺:
「ああ、ちょっと飲み物買ってくるわ、なんか要る?」

チサト:
「いや、大丈夫だよ。俺君勉強に戻らなくていいいの?」

俺:
「あ、俺は大丈夫。ごめんね。これからどっか行くとこだった?」

チサト:
「まあ、どこっていうのもないんだけどね。」

なんかココまでの会話で引っかかるものを感じていた。
質問への答えがいつも曖昧なのだ。

だが、この時の俺はそれに気づかなかった。
いや、気づかないことにしたのだ。
目の前に話し相手になってくれる絶好のチャンスがあったから。

俺:
「じゃあ、ちょっと話していこうよ。」

チサト:
「(クスクス笑いながら)うん。まあ、今日はけっこう暇だし。」

それから夢中で喋った気がする。
何を話をしたかはハッキリ覚えてないけど、高校時代のクラスメイトのうわさ話とか、行事の思い出とか話題はいくらでもあった。
とにかく俺は会話に飢えていた。

気がつくと周りはすっかり日が落ちて図書館には閉館の曲が流れていた。
急いで荷物を取りに行くと彼女は申し訳なさそうに「ごめんね。勉強の邪魔しちゃったんじゃないかな?」と聞いてきた。

俺:
「いや、こんなに人と話せたのは浪人始まって以来初めてだよ。あ、そうそう。この図書館よく来るの?」

また、話がしたいって思ったんだ。

チサト:
「うん。最近よく来るかな。そういう時期だし。」

なんか今ひとつ理解できなかったが、彼女がこれからも図書館に来る可能性があることに俺は狂喜した。
その日は家に帰ってからも何だか嬉しくて眠れなかった。

次の日、俺は期待して図書館に出かけたが彼女はいなかった。
勉強を15分おきぐらいに中断しては図書館中を徘徊して彼女を探した。
いない。

それから2週間ほど経ったある日の夕方いつもの用に徘徊していた俺は彼女を見つけた。

俺:
「おお、また会ったね。」

チサト:
「俺君、本当に図書館に毎日来てるんだね。」

俺:
「他に行くとこないしな。」

チサト:
「あたしも似たようなものかも・・・」

俺:
「え?」

チサト:
「ああ、気にしないで」

その頃からだ。
何か彼女の影を感じ始めたのは。
会話の端々に現れる違和感。

それから僕らは図書課の近くの公園のベンチで話し込むのが日課になっていた。
季節は夏に向かっていた。
初夏のベンチで缶コーヒーを飲みながら僕らは日が暮れるまで話続けた。

その晩、ケータイの番号とメールアドレスを交換して別れた。
ケータイは浪人した時に買った。アドレス帳に登録してある名前を見ると友達がいるって実感できて安心した。

ケータイで連絡取り合うようになってから彼女と会うのは楽になった。

俺メール:
「今日も図書館来る?」

チサトメール:
「今日は18:00くらいに行くかな」

もう、夕方から夜まで公園のベンチで話すのは日課になっていた。
雨の日はコンビニの軒下や公共施設で話し込んだ。

しかし、彼女について俺はあまりにも知らないことが多いことに気がついた。
家族構成、住んでる所、昼間なにをして過ごしているのか自分のことは一切話そうとしなかった。

だんだん、話す時間が長くなって22時を過ぎても話し込んでた。
不審に思った俺の親から携帯に電話があって

母:
「お夕飯冷めてるよ。図書館閉まったでしょ?何やってるの?」

俺:
「ああ、ちょっと友達と会ってさ。久しぶりだから遅くなる。夕飯は温めて食べるよ。」

親は俺が他人と話したくてノイローゼ気味になってたの知ってたから友達と話してるって言ったら急に優しくなった。
で、その時ようやく気づいたのだ。
彼女の親は心配しないのかと・・・

俺:
「あのさ、最近毎日話してるけど、家の人さん心配しないの?」

チサト:
「さあ、どうなんだろ。(笑顔)」

俺:
「まあ、引き止めてる俺が悪いんだけどさ。あんまり遅くならない方がいいね。俺、送って行くよ。」

チサト:
「ああ・・・気にしないで。大丈夫。ホント。」

俺:
「でも・・・家、遠いの?」

チサト:
「いいから、いいから。本っ当に大丈夫だから。俺君も早く帰らないとお母さん心配するよ。」

その日俺は一人でとぼとぼ帰った。
彼女の家には何か問題がある。
鈍感な俺でも薄々気づいてきた。

8月。世間はお盆休み真っ盛りだったが、無職自宅浪人の俺はそもそも毎日夏休みなので実感が湧いてなかった。
チサトと話していたある夕方だった。

高校のクラスの問題児だったヤツの話に盛り上がっている時に気が大きくなっていた俺は

「普通の家は両親が揃ってるもんじゃん。あいつは片親だからさ。」

と、普段だったら決して口にしないような発言をした。

言葉にした途端。その言葉が凍りついて目の前に落ちてきたような気がした。
俺とチサトの間が一瞬凍りついたのだ。

チサトは笑顔で「ああ、そうだね?」とか言っていた。
でも、目が悲しそうで、寂しそうだった。

はとっさに謝った。
「あ、ごめん・・・その・・・俺の家庭がスタンダードみたいな言い方は良くないよね。」

チサトは一瞬息を吸い込んで
「俺君は謝らなくていいと思う。幸せな人は幸せのままでいいと思う。」

俺:
「・・・」

チサト:
「・・・」

その時だった。

俺はチサトの手首に切り傷を見つけた。
一瞬だったが、彼女は俺の視線を見逃さなかった。
ぱっと彼女が動くのと、俺が彼女の腕を掴むのが同時だった。

俺:
「この傷は・・・」

チサト:
「俺君は・・・知らない方が良い。」

俺:
「でも・・・」

チサト:
「世の中にはね、俺君みたいな幸せな人は知らないことがいっぱいあるの。とにかく私は大丈夫だから。」

彼女はその日は足早に帰っていった。

俺はこの頃からほとんど勉強していない。
簡単に言えばチサトを救うっていう大義名分を作って受験から逃げたんた。
夏の終わり頃になると、たまたま出会う予備校組の友達と模試の結果の話なんかになる。

友人:
「模試の結果どうよ?ようやく旧帝大あたりがB判定だよ。浪人始めた時はもっと成績上がると思ってたよな。」

俺:
「ああ・・・俺さ。なんかマーク欄間違えて、女子大とか受験科目違う学部選んじゃったりして・・判定不能だったよ。」

友人:
「お前、なにやってんだよ。それセンターでやったら終わりだぜww」

俺:
「あはは。そうだよなww」

なんか、浪人している友人たちにも置いていかれた気がした。

俺は図書館にこもっていたが、ほとんど心理学とか精神医学の本を読み漁っていた。

親が自殺した子供の家庭環境とか、リストカットする子供の心理とかメンタルヘルスなんて言葉は当時知らなかったが、完全にその分野の虜になっていた。

夕方のチサトとの会話は秋になってもずっと続いていた。
俺はよくカマをかけるようになった。
そこから彼女の心理を読み取ろうと必死だった。

俺:
「よく図書館で本借りていくけど、どんなの読むの?」

チサト:
「うーん、小説は村上春樹とかが多いかな。」

俺:
「結構借りてるじゃん、それだけじゃないでしょ?」

チサト:
「まあ、イロイロね。」

俺:
「見せてよ。俺も結構守備範囲広いから読んでみたいし」

チサト:
「趣味じゃないと思うけどな・・・」

バッグから出てきた本は
『十五歳の遺書』
『分裂症の少女の手記』
などなど・・・ヘビーなものばかり。

多重人格に関する本を一冊だけ貸してくれた。
まあ、図書館の本の又貸しはマズイんだが・・・

彼女は俺の目を見て悲しそうに言った。

「俺君は優しいから、こういうの読まない方がいいよ。
どんどん深みにはまっちゃう。」

秋の風がチサトの長い髪を揺らした。
髪を掻き上げた瞳は涼しげで電灯に照らされた彼女は本当に綺麗だった。
本を受け取った時、僕は恋に落ちた。

季節は木枯らしが吹く冬に向かっていた。
あいも変わらず、僕は図書館でグダグダして、彼女は昼間謎の活動をしては夕方になると図書館に来ていた。

変わったことといえば、僕が恋したことぐらいだろう。
僕は彼女のことが知りたくて、イロイロ聞き出そうとするけど、チサトは自分のことはいつもはぐらかして終わる。

それ以上追求したら、どこか遠くに行ってしまいそうで、俺は口をつぐむ。

街がクリスマスのイルミネーションで彩られた寒い夜だった。

チサトはポツリとこういった。
「もう年末かぁ。どこか・・・見つけないとな。」

俺:
「え?」

チサト:
「いや、なんでもない。俺君には迷惑かけられない。」

俺:
「なに?いや、俺にできることなら何でもするよ。」

チサト:
「ちょっと・・・イロイロあってね・・・年末は家にいたくないんだ。」

俺:
「どういうこと?」

チサト:
「あの人たちがくる・・・」

俺:
「誰?あの人たち?」

薄笑いを浮かべたチサトは遠くを見ながら

「洗濯ばさみってね、使い方によっては・・・ものすごいことができるんだよ。」
と意味不明なことを言った。

俺は焦った。言っていることの意味の半分も分からない。
でも、思ったんだ。

彼女を守らなきゃいけない。

俺:
「ちゃんと伝えてくれなきゃ、力になれないよ。」

チサト:
「・・・あの人たちはね・・・大勢で私を囲んで・・・・それから・・・」

急に両手で耳を塞いで頭を振るチサト

ちょっと普通じゃない。
落ち着いたチサトは
「ごめん。もう思い出したくないし。俺君も聞いてもいいことない。」
目にはうっすらと涙が浮かんでた。

それから泣きそうな顔で無理やり笑って
「こんな話、俺君にしか話したことないよ。」
と呟いた。

その時何を考えたのか、覚えていない。
俺は彼女を抱きしめた。
そしてチサトの耳元でささやいた。

「俺の家に来いよ。大丈夫。俺が君を守る。」

そして初めて女の子とキスをした。
チサトは腕の中で泣きながら呟いた。

「どうして私なの?私じゃダメなんだよ・・・どうして・・・」

チサトはずっと泣いていた。
初めてキスはしょっぱかった。

家に帰ってから俺は両親を説得した。
守りたい女の子がいる。
どうも虐待を受けているようだ家でしばらく預かりたい・・・と。

受験も間近に迫っている時期だし猛反対されると思ったが親は案外簡単にOKしてくれた。
後で聞いた話だと、チサトの親権者に訴えられて際に警察に突き出されるのも覚悟したらしい。

家は一軒家だし、広さ的には一人増えるくらいは問題なかった。
チサトと俺の共同生活が始まった。

その頃には彼女は大分打ち解けてきて、昼間はバイトをしているとか実家の大体の場所とかは教えてくれるようになっていた。
相変わらず家族については謎だったが・・・

共同生活は初めは上手くいっていた。
お互い探り合いだけど、家族もチサトも気遣いながら暮らしていた。

でも、そんなママゴトみたいな生活は長く続かない。

生活の些細なことが気になりだし、苛立ちに変わる。
他人と暮らすのは難しい。

家族の目にチサトの行動はだんだんと傲慢に映る様になった。
チサトも我が家に対して不満気な様子だった。

チサトが使った後の台所は母が使いにくいとか、風呂の使い方とか・・・些細なことだ。
そんな些細なことが積み重なって1ヶ月もすると、なんだがギクシャクしてきていた。

そんな生活で忘れていたが俺は受験生である。
しかし、夏以降全く勉強していない。

俺のストレスは頂点に達していた。
勉強していないが受験は目の前。

家の中の人間関係はグチャグチャ・・俺のせいだけど。
ギリギリの生活を続ける中、家に二人きりの時に僕らは男女の仲になった。

キスをしながら下着の中に手を入れると少し湿っていた。
何もかもが初めてで
目の前のことが信じられなかった。

俺はチサトにずっと「嫌じゃない?」と聞いていた気がする。
チサトは小さく頷いてくれた。顔は真っ赤だった。
「明るいから電気消して」って何度も言われた。

でも、消したら見えないし、どうしたらいいのか分からないから電気はつけたまま彼女の服を脱がした。

お互い初めてで、何をどうしたら良いのか分からなかった。
初めて女の子の乳首を吸った。
チサトはくすぐったいって笑ってた。

いよいよ身体を重ねることにしたんだけど、マジ?ってくらい何処に入れたらいいのか分からなくてチサトに聞いた。
チサトも「知らないよぉ」と真っ赤になって恥ずかしそうに答えるだけ。
無理やり押し当てたら。「痛い・・ちょっと待って!」と腕を突っ張られその日は挿入は断念した。

ただただ裸で抱き合ったことに興奮していた。

それを境に俺は猿みたいにチサトを求めた。
家族の目を盗んではチサトを抱いた。

季節は一気に受験生を追い立てる。
リビングで願書を書きながら俺はチサトに聞いた。

俺:
「大学にはいかないの?このままバイトで食べていくの?」

チサト:
「大学かぁ、いけるといいよね?」

しかし、もう受験は目前である。
悠長すぎるチサトを叱咤した。

俺:
「何言ってるんだよ。受験するなら、
もう時間ないよ。」

チサト
「俺君みたいに簡単じゃないんだよ。
大学行くのも、私みたいなのは」

俺:
「お金?」

チサト:
「それもあるけど・・・」

俺:
「金か・・・それなら新聞配達の奨学生とかは?」

チサト:
「調べたことあるよ。あれは条件厳しいし。無理」

俺:
「そんな簡単に諦めるなよ。」

チサト:
「不幸な人には不幸なことが重なるようにできているの。」

俺:
「それで終わらせる気?願書買いに行くぞ!奨学金制度で行ける大学だって夜間部だってある!」

チサト:
「もう、調べたよ。それに夜間部なんか行く気ない。」

俺:
「何言ってるの?お金ないんだったら、昼間働くしかないじゃん?」

チサト:
「とにかく夜間部は嫌。」

チサトの親戚にお金は出してもらえないのかと聞いた。
答えは「どうだろうね?」だった。

金はない。奨学金は嫌。夜間部は嫌。
・・・八方塞がりだ。

そんな時、彼女が一通の願書を買ってきた。
名前は当然伏せるが某有名大学だ。学費も高い。

は?なんでそんな学費が高い名門校を?

俺は親父に頭を下げた。
彼女の保証人になってほしいと・・・

親父はだまって印鑑を押してくれた。

スラスラと願書を記入していたチサトの手が止まった。
チサトは保証人の記入欄をジッと見つめてた親権者が印鑑つくのが一般的なんだろうな。
チサトは泣いていた。

「やっぱりね。私、こんな保証人頼める人なんて・・いない。」

俺:
「親戚は・・・誰も味方いないの?」

チサト:
「あのね。俺君、いたら私ここにいない。」

それもそうだな・・・

一方、俺は2浪目を覚悟した。
全然、勉強していないのに、どこにも受かるわけないと覚悟を決めた。

でも、女の子を家に連れ込んで、挙句に一年棒に降って受験しないとか言ったら一年間、タダ飯食わしてくれた両親にあまりに申し訳ないので形だけ受験した。
本命とすべり止め併せて4校くらい受けた。

試験はひどいものだった。
周り受験生がみんな賢くて眩しく見えた。
三角関数や微積分の公式なんかほとんど覚えてなくて受験会場で定理から公式を導く始末。

問題の意味など半分も分からなかった。

結果発表のシーズン

俺は奇跡的に滑り止めに受かってた。
受かると思っていなかった家族はポカーンとしていた。
いや、俺が一番ポカーンとしていた。

そんな中、チサトが合格発表を見に行って帰ってきた。

「○○大学、受かってた」

そう、例の名門大学である。
これから入学金の支払いをするという。

ちょっと待て。金ないんじゃ。。。?
てか、受かったの?
勉強してなかったよね・・・?

色んな思いが交錯する俺を尻目にチサトは面倒くさそうに「まあ、何とかなる」と行って、さっさと銀行に行ってしまった。
え?金の工面をさんざん考えた俺は何だったんだろう・・・・?

季節は春に向かっていたが、チサトは相変わらず居候だった。

チサト:
「大学行くんだったら一人暮らししたい。」

俺:
「え?あの、、お金は・・・?バイトするの?」

チサト:
「○○大学の授業はハイレベルだからバイトなんかしてられない」

俺は混乱していた。

寒空に泣いて困っているチサトを保護した気になっていた。
でも、最近のチサトはなんか違う。

別にそんなに困っていないってオーラをだしつつ家からは出ていかない。

この辺りから家族との不協和音はひどくなる。
家では表立って誰も口を効かなくなった。

外に出た時、母はポツリと言った。
「あんたが滑り止め合格で、チサトさんは名門校ね・・・で、あの子これからどうするの?」

俺:
「彼女もアパート探しているところなんだよ。そのうち見つけてくるって」

母:
「お金どうするの?」

俺:
「バイトはしないってさ・・・よくわかんない。」

母:
「(ため息)よくわかんないわね。」

俺の卒業した高校では浪人した人は進路決定後、高校に届け出る制度になっていた。
多分、電話でも済ませられたんだろうけど、懐かしさもあって高校に届出に行った。

職員室に行くと、英語教師のK先生だけ出勤していた。
ちなみにK先生は30代後半の女性教師だ。独身らしい。

K先生:
「あら、久しぶり。どうしたの?」
俺:
「進路決まったので報告に」

K先生:
「わざわざどうもね。ちょっとお茶でもどう?」

K先生は職員用の雑談テーブルに灰皿を持ってきてタバコに火をつけると、ペットボトルのお茶を投げてきた。

俺:
「あ、どうも」

K先生:
「まあ、座りなさいよ。でも良かったね。おめでとう。どこの大学?」

俺:
「△△大学(滑り止め三流大)です。」

K先生:
「ふーん。まあ、良かったじゃない。」

俺:
「不本意ですけどね。」

K先生:
「ま、受験は時の運。それよりさ・・・」

先生はちょっと目を上げて俺を見据えて言った。

「チサトさん。あなたのところに居るんでしょ?」

俺:
「え?」

K先生:
「やっぱりね。・・・あのバカ!あれだけ言ったのに。」

俺:
「あの・・・どういうことですか?」

先生はタバコの煙を一気に吐き出した。

K先生:
「今度はあなたがターゲットになったのね。すぐに追い出しなさい。」

俺:
「いや、何の話だか・・・」

K先生:
「貴方のところに行く前は私がイロイロ面倒見てたのよ。・・・あの子は私を慕っていたわ。」

俺:
「・・・」

K先生:
「俺君は知らないでしょうけど、受験の相談にも乗ってたのよ。電話でね。まあ、私が紹介した夜間学部とか奨学金制度とかは全部跳ねつけられたけど。」

俺:
「ずっと不思議だったんです。彼女、そんな贅沢言える状態じゃないと思うんですけど」

K先生:
「俺君、あの子の家族のこと知らないの?」

俺:
「いや、あえて聞きませんでした。」

K先生:
「ホント、お人好しね・・・私はあの子の親とも面談したわよ。まあ、担任だしね。」

ああ、K先生はチサトの担任だったっけ・・・とかぼんやり考えてた。

K先生は守秘義務があるから細部は話せないと前置きしてチサトの家族について説明してくれた。
もちろんここで詳細に書くことは憚れる。

大雑把に書くとチサトの家は資産家だが、いろんなゴタゴタがあってチサトは親戚に引き取られて育てられたらしい。

俺:
「あの、虐待は・・・?」

K先生:
「俺君さ。虐待されたって本人の口から言った?俺君が想像しただけじゃないの?」

俺:
「まあ、そう言われればそうですけど。」

K先生:
「それはチサトさん、っていうかあのタイプの典型的なやり方ね。思わせぶりな言動で想像させて、相手を動かすの。で、結果的には他人が勝手にやってくれたって事になるわけ。今回の俺君の件だって、どうせ俺君が俺の家に来いとか言ったんでしょ?」

俺:
「(千里眼?)・・・はい。」

K先生:
「私もね。始めはあの子の力になろうとした。親からの虐待も受けてるって信じて動いた。でもね。違うのよ。全部あの子の妄想。で、私がそのことに気がついたらサーっといなくなったわ。次は貴方のところに行ったのね。」

俺:
「なんで俺のところに居るって思ったんですか?」

K先生:
「公園で話し込んでる二人をたまたま見かけてね・・・ピンと来た。あの時、忠告すべきだったと後悔してるわ。」

俺:
「(軽く混乱)・・・あの、でも俺彼女を守りたいんです。」

K先生:
「俺君・・・彼女と肉体関係になったの?」

俺:
「・・・はい。」

K先生:
「へえ、あの潔癖な子がね。男に身体を許したか。アハハ進歩したね。君も大人の面構えになったよ。でもね。もうあの子は追いだしな。君はもう、自分の人生かけてあの子を守ったし、これ以上関わっても誰も幸せにならないよ。」

俺:
「いま、一人暮らしするってアパート探してます。でも、なかなか見つからなくて」

K先生:
「・・・貴方には酷かもしれないけど、無理やりでも追い出しなさい。あの子には帰るべき家ちゃんとあるんだもの。」

先生はやり切れなさそうにタバコの煙を吹いた。
俺は何が起きたんだか混乱しながら家に帰った。

家に帰り着くとチサトの様子がなんだかいつもと違っていた。
夕飯も早めに切り上げて、本を読み始めた。

俺:
「どうかした?」

何気なく尋ねた。

チサトは怖いくらい睨みつけて言った。

「・・・ねえ。今日K先生に会ったんでしょ?私のこと追い出せって言ったでしょ?」

寒気がした。とっさに嘘をついた。

俺:
「いや、数学のI先生とかに受験の結果報告したけど。それくらいだよ。」

チサト:
「隠しても無駄。私、分かるんだからね。」

俺:
「(寒気)いや、何言ってるんだよ。」

チサト:
「あなたも、K先生のこと信じるんだ。あなたもK先生と同じね。K先生は私の親の言う事、あっさりと信じちゃった。」

俺:
「なに言って・・」

チサト:
「どうせ、あなたも「あの人たち」の言う事を信じるんでしょ。目の前の私よりも。私がどれだけ痛いって叫んでも、辛いって叫んでも・・・私の声は誰にも届かない。」

チサトは泣いていた。ずっと泣いていた。
抱きしめたけど、拒否された。

その2日後、ずっと見つからなかったアパートが見つかった。
引越しの日取りも決まり、チサトと俺の共同生活は終わった。

今でも、俺には誰の言葉が正しいのか分からない。

チサトは虐待を受けていたのかも知れない。
K先生の言う通り、チサトの妄想だったのかも知れない。
自分の見ている世界と、他人の見ている世界は実はまったく別の世界なんじゃないだろうか?
今でもたまにそんなことを考える。

ともかく春が来た

チサトと俺は大学生になった。
止まっていた時間が動き出した。

このあと、しばらく俺とチサトの交際は続いた。
だけど、それは冷め切っていて、虚しいだけの関係だった。

数カ月後、僕達は全くの他人になった。
チサトが今どうしているのか全くわからない。
きっとこの空の下で元気でいることを祈る。


アクセスカウンター

    QRコード
    QRコード