萌え体験談

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JK

補習授業

私は月曜日に補習に行ったら、理科の先生に単位が足りないからこのままじゃ留年。と言われ私は『お願いします単位下さい』と頼みました。すると先生は私の制服のリボンを外しリボンで手首を縛り犯されました。私を机に座らせオッパイをわしずかみにし、恥ずかしいことブラ外され乳首を吸われ感じてしまいました。『気持ちいいか?こっちは?』と言うとスカート中に顔を入れパンツの上から吸い付いてきます。『いい匂いだ。』とパンツを脱がしてクリトリスを吸い『オマンコすごい濡れてるぞ!あぁ美味しい』と言い吸い付いて来ました。『あぁっん?先生ヤメテ!』と言うと『今日は運動部しか部活はないし補習のヤツももぅ帰っただろうから誰も助けに来ないぞ』と言うとまた乳首を吸われ指でクリをいじられ‥クリトリスと乳首を交互に吸われ私は初めていってしまいました。すると先生は硬くて大きくなったオチンチンをオマンコに押しあてて来ました。『嫌ゴム付けて』と言っても『生のが気持ちいいんだ』と言っていっきにオマンコに入れてきました。今までで一番大きいオチンチンでオマンコが裂けるかと思うくらい。べちょべちょに濡れてるのに痛くて『痛いヤメテ‥‥』と叫んでいたのにいつのまにか『あぁ、ああっん』と喘ぎ先生に合わせて自分から腰を振りまた、イッテしまいました。すると先生は私を後ろに向かせバックから激しく突き上げ『イクッ!』と一言言って中に出されました。先生は先に帰り私は何も考えることができず、そのまま家に帰りました。昨日も補習があり、その後も先生に呼び出され、先生に連れられ理科室に行くと先生はテレビを付け、『見ろ!これ誰かわかるか?』とニヤニヤ笑いながらいいました。映っていたのは先生にオマンコを舐められ気持ちよさそうに喘いでいる私でした。『あの時ビデオ撮っておいたんだ。これをばらまかれたくなかったら言うことを聞け』と言われました。うまく編集したのか先生はほとんど映っていなくて私が喘いでいるところや出し入れしているところだけです。先生が映っていれば反撃できたのに‥先生はカーテンと鍵をしめると『服を脱げ!』っと言いためらっていると『言うことが聞けないのか?ばらまいていいんだな?』と脅してきます。あきらめて制服を脱ぎ全裸になると、『机の上で足を開いて座れ』と命令され言われたとうりにすると『オナニーをしろ!』と言ってきました。目の前にはビデオを置き『早くやれよ!現役女子高生が学校でオナニーするとこちゃんと撮ってやる』と私を見て笑っています。あきらめて左手で胸をいじり右手をオマンコいじり中指でクリトリス刺激すると『はぁっ!あっ‥』と声が出てしまいます。自分でもびっくりするほど濡れてきてお尻に垂れ流れてくるのがわかります。『変態だな脅されてそんなにマンコからいやらしい汁垂れ流して!』と責められ余計興奮してきてクリトリスをイジル中指がだんだん早く動きクチュクチュいやらしい音が響いてきます。『変態女です。犯してくださいって言え』と言われ私は『私は変態です。先生の好きにしてください。犯してください。』と汗だくになり泣きそうになりながらお願いすると、『俺に何してほしい?』と聞かれ『私のべちょべちょのオマンコをこの前みたいに舐めてください。』とお願いし自分から両手でオマンコを拡げクリを剥き出しにしました。先生は私にディープキスをし顔中を舐め回しまた私の口に吸い付いてきます。私に上を向かせ『俺の唾液飲み込んだら好きなだけ舐めやる』と唾液を垂らします。私は夢中で先生の口にちかずき飲み込みました。すると私の頭を撫でてしゃがみこむと鼻先でクリを突き息を吹き掛け足の付けねを舐めて剥き出しにしているクリを口に含み舐めてくれました。気持ち良くてオマンコ拡げてた手を放してしまい先生の頭を足で挟み顔を手で押しつけ狂ったように喘いでいると先生は急に舐めるのをやめてしまいました。『やめないでください。』と言うと先生は『俺が舐めてるのをちゃんと見てるなら続けてやる』『見てます。だから‥』と先生を見下ろすとまた続けてくれました。また足できつく挟みオマンコに先生の顔を押し付けると先生は私を見ながらクリを吸い続けます。『先生っ先にイッテもいいですか?』と聞くとそれに答えるようにさっきより早く舌を動かしクリを軽く噛み付き‥それを繰り返します。足がガクガクしてきて『イクッ、いっちゃう?、あぁ』と叫びいってしまいました。 『まだ終わってないぞ』といって先生は大きなオチンチンで私の顔をぺちぺちしてきました。『クリだけでいいのか?』と聞かれオマンコに指すら入れてないことに気付きました。今まで彼氏としてもイッタ事はなくてクリより穴が自分は感じると思ってたのに‥私は先生のモノを舐めくわえようとしたんですが口にはいりません一生懸命舐めていると指をオマンコにいれ激しくかき回しもう片方の手でオッパイを強く揉み『ここはどうしてほしい?指一本じゃ物足りないだろ?こんなにも濡らして!』と言い次は二本入れ激しくかき回します。始めは二本いっきに入れたのできつくて痛かったけどすぐクチュクチュ、ぐちゅぐちゅと音が鳴り『おかしくなっちゃう先生っダメっ、いや?っオシッコ漏れちゃうっ。ああっ?』私は潮を吹き気を失ってしまいました。気が付くと先生は私の乳首を吸っていました。私が気が付いた事に先生は気付いていなくて美味しいそうにチュウチュウ音をたて吸い付いたり反対の乳首を飴の様に転がし舐めています。その姿を見て興奮し乳首を責められ気持ち良くてオマンコはまた洪水して来て腰をクネクネ振っていると『気が付いたか?』と言いオチンチンをクリトリスに押しつけてきます。『いやらしいオマンコに先生のオチンチン入れてください。』と言うと先生は横になり『自分でいれろ』と言われ私は先生にまたがりオマンコに押しあてゆっくり奥までいれました。『どうだ?俺のチンコは?』と聞いてきました。『硬くて大きくて今までで一番大きいです。先生のオチンチン、すごく熱くてオマンコおかしくなりそぅ‥』『そうか。お前の体は綺麗だぞまだオマンコ綺麗だしおっぱいも大きいのに垂れてないからな』と言って下からオッパイをわしずかみにして、下から突き上げてきました。子宮にあたって痛気持ち良くてお腹を押さえると先生のオチンチンの動きが伝わります。先生はオッパイから手を放し綺麗だよと下からビデオを撮っていました。『ヤメテ!撮らないで』『何で?スケベなとこいっぱい撮って一緒に見よう』と言い片手でビデオを持ちもぅ片方は腰を抑えつけさっきより激しく突き上げてきます。オッパイが揺れて苦しいから自分で抑えつけてたんですけどビデオに撮られてると思うと興奮し乳首を引っ張ったり揉んだり喘いでいると先生は起き上がり乳首を吸ってくれました。私は先生の頭を抱えもう片方は先生が吸い付いてないほうの乳首を引っ張ったり揉んだり夢中で腰を振りまた一人でイッテしまうと先生は私を持ち上げオチンチンを抜き私を四つんばいにさせるとオマンコを拡げビデオを撮り続けます。四つんばいから私は胸と顔を床に付け手を後ろに回し自分のオマンコ拡げ『私のオマンコ気持ち良くないですか?先生ののオチンチンさぁの、オマンコじゃダメですか?さぁばっか気持ちいいです』と言うと『気持ちいいよ。』と私が拡げたオマンコを舐め穴に舌を入れ出し入れしいっきにオチンチン入れ腰を振ります。私は自分から『先生のいっぱい中に出して奥にっ』と言うと『ああっ!イクゾ!出る』と言って二人して横になっていました。気が付くと、もぅ夜7時をすぎていてすると先生は『明日は休みだしうちに泊まるか?月曜日まで気持ちよくしてやる』と言われ私は先生の家についていきました。

有名人官能小説 石原さとみ

薄暗い階段を駆け登り部屋のドアを開けると、オレンジ色の光が眼
に差し込んだ。光を手の平で遮りカーテンを閉めると、中島夏彦は
バッグを学習机の傍らに投げ捨てた。この季節は西日が厳しいため、
朝からカーテンは閉ざしてあったはずだ。
ママが掃除に入ったに違いない。
夏彦は舌打ちした。
だがいつもと違う、いや、いつもと同じと言うべきか。
脱ぎ散らかしたパジャマもそのままで、昨晩性処理をしたティッシ
ュもグラビア雑誌の隣で畳の上に転がっている。ゴミ箱に捨てたマ
マにナイショの0点のテスト用紙も無事のようだった。
ただ、この古い空き箱のような部屋の片隅に、見慣れない奇妙な物
体の存在があった。背丈は130センチもあるだろうか、それは巨
大な貯金箱のようなダルマの置物。金属で出来ているだろうその物
体は、カーテン越しの西日を浴びて部分的に鋭い光線を放っている。
夏彦は近づき、その置物をまじまじと見つめた。
―――なんだこりゃあ。
ブルーメタリックのダルマ人形。
しかしダルマにしても妙である。
胴体には太くて丸い手足のようなものが付いていて、あぐらをかい
ているように見えるのだ。そして鼻はまるでピエロのように真っ赤
で丸く、その脇には鉛筆の芯のようなヒゲが左右に三本ずつ放射線
状に開いている。また、両目ともに墨が入っていることからしても
やはりダルマではないのだろう。
じゃあ、タヌキか。
夏彦はタヌキ人形の前に座り込み、推理を巡らせた。
プレゼント?パパか―――、とも思ったがクリスマスじゃあるまい
し、そんなことしないだろう。だいたいそこまで気の利くパパでは
ない。
なら、ママか。昨日マンガ本が欲しくてママに泣きついたのを思い
出した。結局ママに普段のムダ使いを叱られるだけの徒労に終わっ
たのだが。なるほどママが用意した貯金箱か。確かに腹の部分にお
金が入るような差込口があることに夏彦はあいまいに納得した。

「やあ、おかえり夏彦クン」

聞き覚えのないしゃがれた声が自分の名前を呼んだことに、夏彦は
辺りをぐるり見渡した。
しかしこの狭い四畳半の部屋に自分以外の人間がいるはずもない。
ラジオがついているわけでもないし、テレビなど初めからこの部屋
にはなかった。

「まったく、どこ見てンのさ」

その声には金属的な響きが混じっていて、ある予感が夏彦の視線を
タヌキ人形へと向かわせた。

「おまえか……?」
夏彦は恐る恐るタヌキ人形に問いかけた。
傍から見れば奇妙な光景であろうが、この声の主はタヌキ人形以外
には考えにくい。
「まったく、キミは本当にダメなヤツだな」
声というよりは、電子音の集合体とでもいうべき音声。ダルマ人形
の洗面器でも入りそうな大きな口が、パカリパカリと声に合わせ開
いている。
間違いなくこのタヌキ人形からの声だ。
「話せるのか……?」
驚きに身を乗り出した。
「今、現に話してるじゃないか、やっぱりキミはダメなヤツだ」
人形のもっともな答えに夏彦は口を結んだ。
「いいかい、よく聞いて夏彦クン。キミこれから不幸な人生を送る
ンだ。とンでもない女と結婚して、とンでもない人生を送る。なぜ
ならキミは本当にダメなヤツだからだ」
なに言ってるんだ。夏彦は口をつぐんだまま憮然とダルマ人形の話
を聞いていた。
大学生の夏彦にそんな話をしたところで真実味があるわけではない
し、突然現れたダルマに「ダメなヤツだ」と連呼されて気分がいい
わけがない。
「だいたいお前、なんなんだよ」
夏彦の声には怒気を含んでいたが、タヌキ人形はうろたえた様子も
ない。畳を握りこぶしで叩く。ドンっという音が妙に物悲しく響い
た。人形と喧嘩するなんて、まともではない。どうかしている。
ダルマ人形は夏彦の様子にただ呆れた様子で、大袈裟なため息をひ
とつついた。
「ボクは、二十二世紀の未来からきたネコ型ロボットさ、名前はま
だない」
バカバカしい―――。
と思ったが、なんとなくどこかで聞いたことのある話だ。
「まさか」
そうだこの話、藤子不二男の代表作「ドラえもん」だ。
夏彦の目は興奮に見開かれた。確かによくみると、金属的な質感は
ともかくフォルムはドラえもんそのもの。電子音が生み出すしゃが
れた声も、鋼鉄のひげも、郵便ポストのようなポケットもドラえ
もんといわれればそう見える。
「お前まさか、ドラえもん、ド、ドラえもんなのか」
夏彦はダルマ人形に詰め寄った。ボディーの肩に当たる部分をゆす
り、興奮した様子で問い詰めた。
ダルマ人形はそんな夏彦をよそに静かに首を横にふり、またひとつ
大きなため息をついた。
「本当にキミはダメなヤツだな、不幸な未来になるのも納得がいく
よ」
そう言ったダルマ人形は伏し目がちにこう言った。
「名前はまだない、って言ったじゃないか―――」
ダルマ人形の浮かべた悲しげな表情に、夏彦の部屋にしばらくの静
寂が訪れた。

「ボクはキミを助けにきたンだ」
ダルマ人形が重々しく口を開いた。
「助けに……? なぜ?どうやって?」
「キミが不幸になったのは、さっきも言ったけどとんでもない女と
結婚したからさ、だからボクがその未来を変える」
「じゃあ、僕をしずかちゃんと結婚させようと?」
「キミはバカだ」
ダルマ人形が吐き捨てるように言った。
「だいたい誰なンだ、シズカちゃんって」
ダルマ人形は夏彦を跳ね飛ばすと、おもむろに丸い手をポケットに
入れた。
夏彦の眉があがった。
これはダメなのび太にあきれたドラえもんが、見かねて未来の道具
を出すパターンだ。
―――マイルドナイン。
タヌキ人形の発した声とともにポケットに差し込まれた手が掴んで
きたのは、もとい、手にくっついてきたのは、まるでタバコのよう
な箱型のもの。タヌキ人形は、箱からさらにスティック状のものを
取り出すと、洗面器でも入ろうかという口に咥え、先端に火をつけ
た。タヌキ人形の口からもうもうと煙があがる。
「それは―――、タバコかい?」
「コレはエネルギー着火剤さ。キミのバカさ加減に少々疲れたンだ」
そう言いながら紫煙を燻らせた。
「いいかい夏彦クン、ココからが本題だ。キミはイイ女と結婚しな
くてはならないンだ、未来を変えるために―――」
すこしはキミも生身の女の子との会話を楽しんでみたらいい、そこ
からはじめよう。
タヌキ人形はそう言うと、おもむろに丸い手をポケットに差し込ん
だ。
―――もしもボックス
タヌキ人形が叫んだ。“もしもボックス”という未来の道具は、ポケ
ットの四次元世界から現実世界に吸い込まれたように、凝縮された
形から見事な膨張を見せその姿をあらわした。
まさに形は公衆電話。街角でみるありふれた緑色の電話であった。
「いいかい、この道具はもうひとつ現実が作れるンだ、それもキミ
の望んだ世界を」
「僕の望んだ世界だって?」
「そうさ、でもそれはこの現実とは違う世界、もうひとつの未来さ。
よってキミがどんな世界をつくり、キミがどんなバカな行動をしよ
うとこの現実に影響はない」
いっこうに収まらないタヌキの言い草に、夏彦は沸々と湧き上がる
怒りを抑えつつ尋ねた。
「願いを叶えてくれるのかい」
「あるいはそうかもしれないが―――、バカなキミに説明するのは
骨が折れる。まずはやってみたらいい。たとえば―――」
そういうとタヌキ人形は、畳の上に開いたままの状態で置いてある
グラビア雑誌を手に取った。その手にとった雑誌の、開いてあると
ころを夏彦につきだし、言葉を続けた。
「たとえばだ。この部屋に来たのがボクではなくて、この石原さと
みだったら、キミはうれしいかい?」
もちろんだ。
夏彦はブラウン管に見る石原さとみに心焦がしていた。部屋に転が
る雑誌もほとんどが石原さとみ目当てで買ったものである。両の手
の平を宙に踊らせ、あれやこれやと説明を加えてその喜びを表現し
た。
「じゃあ、受話器を取りたまえ。そして告げればいい。キミの望む
世界を」
受話器を差し出された受話器を手に取ったが、その重さも、硬化プ
ラスチックのツルリとした感触も、どこにでもあるものでとても特
別な力があるようには思えない。
「いいかい、もとの世界に戻りたい時は同じように、“元の世界に戻
してくれ”と叫ぶんだ。そうすればもとの世界に戻れる」
「もしも―――、もしも、この部屋に来たのがタヌキ人形じゃなく
て―――、石原さとみだったら―――」
夏彦は声高々に叫んだ。
「タ、タヌキだって? キミはなんてひどいコトを―――」
蒸気を頭から噴出したタヌキ人形が、夏彦に飛び掛ろうかという寸
前、空間がグニャリとゆがみ、ほんのわずか時間が止まった。
体が一瞬ふわりと浮いた。飛び掛るタヌキ人形の顔がゆがみ、膨張
しそしてゆっくりと収束する。あたかも空間のねじれに吸い込まれ
ていくように。壁や机も同様に湾曲し、そして同じように吸い込ま
れていった。
夏彦は、身の回りすべてが吸い込まれていく上下の感覚を失った状
態で、必死に取れるはずもないバランスを取っている。バタつく夏
彦の耳に、風船が割れるような鋭い破裂音が飛び込んできた。その
破裂音に合わせ、強烈な光で辺りが包まれる。まるで真っ暗のトン
ネルをくぐり抜け、真夏の光を直接受けたような。夏彦は手で顔を
覆いながら、ううっとうめいた。
うめくのも束の間で、急に重力を受けた夏彦はドスンと尻から落ちた。

いてぇ。
尻をさすりながら体を起こすと、クスクスと笑う声が聞こえた。
「おかえりなさい。夏彦さん」
部屋の片隅にたたずむのは、真っ白なブラウスに身を包んだ女子高
生。そのたくわえた笑顔は鋭い西日も柔らかい光に変えてしまうほ
どの力を持っている。そして白いブラウスに空色のネクタイのコン
ストラストは、彼女をより清潔に見せていた。
その彼女、夏彦が望んだ世界の住人。石原さとみであった。
印象的な一本筋の通った太い眉は意志の強さを感じさせたが、柔和
な口元がさとみ本来の柔らかさを表現している。自分の部屋に石原
さとみがたたずむ風景。それはタヌキ人形が現れた違和感よりも夏
彦にとってははるかに異質に思えた。
その石原さとみが、畳に足を引きずるように、楽しげに夏彦に詰め
寄ってくる。
「ねぇ、夏彦さん」
さとみは夏彦の傍らに位置取ると、んっ、とつぐんだ唇を突き上げ
た。
あこがれの石原さとみが自分の部屋に現れたことですでに夏彦の頭
は混乱しているのだ。「目を閉じた方がやりやすい?」
このさとみの言葉がさらに夏彦の頭を困惑させた。
どういうことだ―――。
夏彦は戸惑った。
さとみは同年代のアイドルの中でも極めて純潔の風合いを秘めた女
性だと思っていた。まっすぐにのびた黒髪も、まだ幼さを残すふっ
くらとした頬もその象徴だったはずだ。ましてやこのように男に擦
り寄る女ではない。
“―――キミは本当にどうしようもないヤツだ”
戸惑う夏彦の脳の中に、タヌキ人形の声が響いた。まるで高性能の
通信機を頭の中に埋め込まれたように頭蓋骨を反響する。そのクリ
アな音質が錯覚でないことを夏彦に教えた。
“なにをしてるンだ。もしもボックスでキミは願ったンだ、部屋に
現れたのがこのボクじゃなく石原さとみだったらって”
―――そうだ、その通りだ、なのに何故。
“もしもボックスの条件入力は声だけじゃないンだ、足りない条件
をキミの深層心理まで読み取り、テーマに付随した意識を反映する。
もういちど言う。キミは願ったンだ。現れたのはボクじゃなく、夏
彦クンを想う夏彦クンの思い描くとおりの石原さとみだったら――
―と”
夏彦はさとみの両肩をつかんだ。その手が震えた。震えているのを
さとみに察せられただろうか。だがそんなことに気を取られている
場合ではなかった。さとみの唇はキュッと閉じて夏彦を今かと待ち
焦がれているのだ。夏彦は唇を固め、さとみの唇にぶつけるように
重ねた。
ファーストキス。夏彦は我ながら不器用なキスだと思った。
さとみが「うれしい」と言って見せた笑顔には微塵のいやらしさも
感じない。まるで一陣の春風が澱んだ空気を洗い流してくれたよう
な、そんな気分にさせてくれる。さとみは、やはり自分が想うよう
に―――、無垢であった。
さとみが夏彦のひざに擦り寄った。フワリと清潔な白い香りが夏彦
の鼻腔をくすぐった。ひざの上で、はにかむ様子が可愛らしい。夏
彦の心臓が高く鳴った。
夏彦は、どうしていいのか分からず、まるで小動物を愛でるように
夢中でさとみの背中を撫でた。
ただ、小動物を撫でているのではない、同年代の肌はじける乙女の
身体を撫でているのだ。その夢に見た柔らかな感触と、ほのかな甘
酸っぱい香りに、夏彦は自分のペニスに勢いよく血流が流れ込むの
を感じていた。
狭い部屋にさとみと二人きり。押し倒すのは簡単なような気がした。
しかし、思うのは簡単であっても、実際に思い切った態度の取れる
夏彦ではない。そのことは夏彦自身よく理解している。
そしてタヌキ人形に言われるまでもなく夏彦は理解していた。この
世界は、もうひとつの未来であって自分の妄想ではないということ
を。ここで何をやっても現実には影響はない。たしかにタヌキ人形
はそう言った。しかしこの世界から続く未来はどうなる。もし仮に
レイプという形で想いを遂げてしまったなら―――。
夏彦に向けるさとみの笑みはセックスを感じさせるものではなかっ
た。純粋に夏彦と恋愛ごっこを楽しみたい、そんな笑顔である。そ
んな少女が押し倒すようなセックスに応じるだろうか。
しかしそれに反して薄手のブラウスから覗く下着の線が、夏彦のペ
ニスにさらなる活力を与えていた。
「あれ、これなに?」
パンツがはちきれんばかりの成長を見せたペニスが、さとみの目に
入らないわけがなかった。
「ちょっとみせてよ」
さとみが隠したおもちゃを奪い取るように夏彦にじゃれてくる。
ベルトが外れ、ジッパーも下がった。途中、膨張した股間のジッパ
ーに手間取る場面もあったが、夏彦のペニスはいきり立ったままの
状態でさとみの目の前に晒された。
「おこってるみたい」
青筋の立ったペニスへの、さとみなりの印象なのだろう。悪びれる
でもなく陰茎を持ちしげしげと観察する姿は、やはり無垢な女を思
わせる。時折ちらりとこちらを見やるしぐさも可憐であった。
ペニスの先端をきれいな指先がつぃっと滑った。
「こんなの出てきた」
ひらりと手を返すと透明な液がさとみの指を汚していた。なにかし
ら?といった様子で付着した粘液を見せつけるさとみに、夏彦は「わ
からない」と言った。さとみの指は茎を撫であげ、軽く握ると「あ
ったかいね」と微笑んだ。先端からはやはり液体が漏れ出していて、
それをさとみは指先で遊んだ。しばらくそうしていると指先で先端
をいじると液体が溢れ出すことをさとみは理解したようで、蜘蛛の
糸よりも細い透明の糸を引きながら嬉々とするさとみは最高に可愛
かった。
夏彦は快感で薄らぐ意識の中、整った楕円の爪がきれいだな、とぼ
んやり眺めていた。
「ちょっといい?」
さとみを動かせたのは乳児の本能だろうか。無垢もここまで来ると
―――度が過ぎている。さとみは頭を動かすと、先端を口にくわえ
込んだ。舌で粘液を舐め取とろうとしているのか。舌先の与える柔
らかい感触に夏彦は身を震わせた。さとみの舌は先端を包み、割れ
目を丹念になぞった。
ふっくらとした唇の奥で、ビクビクと脈打つ夏彦のペニスからは透
明の液体が枯渇をしらず溢れているはずであった。
黒髪の頭を揺らせ、かぶりついたさとみが、ちゅう、と吸った。
「かはっ」
我慢していた夏彦も堪らず息を吐いた。
我慢していた夏彦も堪らず息を吐いた。
さとみは、そんな夏彦の反応もよそに、夢中で透明の粘液と格闘し
ていた。舌で舐め取り、吸い上げた。楽しげに上目使いに夏彦を
見るさとみの唇は笑っている。夏彦の反応が楽しいというよりも、
舐める、含む、吸う、とった行為が乳児の本能の欲求を満たすのか
もしれない。髪を掻きあげるしぐさや、振る舞いは歳相応のもので
あった。ただ極端に男性に無垢であるということが、さとみに今の
行動をとらせている。
たまらない愛しさに、さとみの頭を掴んだ。さらり黒髪が夏彦の指
をくすぐり、流れていく。混沌とする意識の中、さとみの乳房や性
器に手を伸ばさなかったのは、夏彦のわずかに残った理性なのかも
しれない。
スカートの乱れを直しながら、さとみがまた、ちゅう―――、と吸
った。
「うぅ」
突き上げる快感が、夏彦を低くうめかせた。
スカートの乱れさえも気にするさとみが、異常なほど男性に無知で
あるのが不思議でならない。
濡れた唇がカリを刺激し、昇りつめる快感に拍車がかかる。
―――でる。
夏彦に是非が問われた。
性欲でも愛欲でもない、ただ純粋にペニスにしやぶりつくさとみの
口の中に射精していいものか。とても我慢なんて選択肢が取れる状
態ではない。
ペニスにむしゃぶりつくさとみの映像が、猛烈に夏彦の感情を掻き
たてた。どうしようもなく込み上げて、我慢してもしきれない快感
が―――、ついにペニスから放たれた。
「きゃ」
さとみが短く悲鳴をあげた。
見ずともなにが起こったのかは、夏彦の股間でいまだ激しく躍動す
るペニスを見ればわかる。
「白いのがいっぱいでたの」
それは小さい声だったが、さとみは突然のことに驚きを隠せないよ
うすであった。
夏彦は顔を上げ、さとみを見た。
昨晩の自慰行為のせいで少量ではあったが、白い液体がさとみの口
を汚すだけでは開き足らず頬まで付着していた。黒髪にもぶら下が
り糸を引いている。よく見るとチェックのスカートにまで飛び散り、
そうなるとブラウスにも飛沫が飛んでいるはずであった。
さとみは驚いた様子から一変、目に涙を浮かべていた。
「ごめんなさい、へんなことになっちゃって、ごめんなさい」
さとみは付着した精液をぬぐいもせず、涙しながら夏彦に謝った。
「夏彦さんの、こわしちゃった」
泣き叫ぶさとみは、精液がどのようなものなのかわかっていないの
だ。それどころか大変なことをしてしまったような気になっている
のだろう。
「だいじょうぶ、痛くないんだよ」
さとみを胸に抱き寄せ、そう言うしかなかった。今のさとみに精液
のことや、フェラチオの存在などを言ったところで理解できるはず
もない。たとえ理解出来たとしても、さとみがより大きな傷を追う
だけなのはわかりきっている。
夏彦はうまく取り繕うことのできない口下手な自分を呪った。

さとみが泣き止むのを待って、夏彦はトイレだと言って部屋を出た。
自分のいない部屋で独りさとみはどうしているだろう。もうティッ
シュで精液を落としているだろうか、それともまた泣いているのか。
夏彦の心が締めつけられた。
夏彦は薄暗い階段を降りながら、誰に言うでもなくこう呟いた。

―――元の世界に戻してくれ。

再び薄暗い階段を昇り、ドアの前に立った。
いつもなら躊躇なく捻るドアノブも今回ばかりはためらわれた。
どうしてもドアの向こうに、精液を拭い取るさとみの姿が連想され
て仕方がない。
でも言ったはずだ。元の世界に戻してくれ―――と。
元の世界に戻っているに違いない。ドアを開けてそこにいるのはあ
の口汚いタヌキ人形でもいい。さとみでなければそれで良かった。
夏彦は思い切ってドアノブを捻った。
やはり、というべきかタヌキ人形があぐらをかいている。
タヌキ人形は、ちらり夏彦を見ると、また元の位置へと向き直った。
たが、今までの大きな態度とは裏腹に、なにをしているでもなくそ
の場で宙空を見つめている。もしや目を開けた瞑想でもしているの
だろうか。金属製というのもはなんとも判りにくいもので、表情が
まるでつかめない。
夏彦も少し離れたところに腰を下ろした。
「やあ、夏彦クン」
こちらを見るでもなく、呟くように言った。
「どうしたんだい。電池でも切れたの?」
「ボクは電池なんかで動いていないっ」
夏彦の冗談にタヌキ人形はおもむろに立ち上がったが、またしゃが
みこみ元の位置へと向き直ってしまった。
夏彦の目から見てもタヌキ人形が普通ではないのが見て取れた。
「恋ってつらいンだね」
タヌキ人形が漏らした言葉に、ロボットも感傷的になるんだな、と
夏彦は妙に感心した。
夕暮れが、そんな二人の部屋をオレンジ色に染めていた。
「さとみとのこと―――、覗いていたのかい?」夏彦は聞いた。
「―――しかし、キミはやさしすぎる」
夏彦がため息をつくと、つられてタヌキ人形も大きなため息をつい
た。
「おっと、いけない」
タヌキ人形が慌てた様子で、口を丸い手でぬぐった。
口からオイルでも漏れたか?未来のロボットって言っても、意外と
雑な作りなんだな。
夏彦が見やると、口をぬぐう丸い手には、見覚えのある―――白い
液体が糸を引いていた。

図書館で会った子3

図書館で会った子

図書館で会った子2


いきなりでなんですが、相談に乗ってもらえないでしょうか。

最近、妹さんに避けられています。
彼女と頻繁に会っていたわけではありませんが、
Hちゃんと三人でよく遊んでいたし、彼女の家に遊びに行った時も、
妹さんはしっかりと挨拶をしてくれました。

しかし、最近では遊ぶことがなくなり、妹さんにメールをしても
一言、二言の短いメールが返ってくるだけで、
露骨に避けられている感じがします。

これってやっぱり嫌われちゃったのでしょうか。
嫌われたにしても、理由や思い当たる節が全くありません。

Hちゃんも妹さんにどことなく聞いてくれたらしいですが、
妹さんは素気ない返事をするだけで、まともに話をしてくれないとの事でした。
「すぐ仲直りできますよ。元気出してください。」と、
Hちゃんは言ってくれましたが、
妹さんとは仲が良かっただけに、相当へこんでいます。

妹さんと仲直りするにはどうしたらいいでしょうか。
アドバイスを一つお願いします。

みなさんレスありがとうございます。そしてごめんなさい。
前の投稿では幸せだとかほざいていたくせに、
急に相談なんか持ち込んでしまいました。

妹さんが僕の事を好きって言うのは、あまり考えていませんでした。
妹さんには彼氏がいるらしいし、付き合いも長いとHちゃんが言っていました。
なので、好きというのは多分ないと思います。

とりあえずここは様子見が一番でしょうか。

あーたしかにうざったく思われてるかも。
よくよく考えてみれば、妹さん受験生だし
こんなときにイチャつかれたら誰だってムカつきますよね。

しばらくそっとしておくことにします。
でもちょっと気まずい

うおー!挨拶どころかシカトされたよ!!
すげーショック!!ということで100ゲット!!

うれしくねーよなんか・・・

続き読みたい人まだいるかなー。

以前「図書館で会った子」という名前でスレッドを立たせてもらった者です。

前スレで妹さんとの仲が悪くなって困っていると相談を持ちかけましたが、
どうにかして妹さんと和解(?)することが出来ました。
前のような仲のいい関係に戻れてホッとしています。

相談に乗ってくれた皆さん本当にありがとうございました。
前の終わり方がスッキリしない終わり方だったので一応報告させてもらいました。

Hちゃんとは相変わらず仲良くやってます。

たくさんのレスありがとうございます。
期待に答え、とりあえず妹さんと和解した事について書いてみようと思います。
報告だけしてトンズラかまそうとしていたのは内緒。

大学の授業が終わりアパートに戻ると、
うちの部屋のドアにもたれかかっている女子高生風な子がいました。
Hちゃんかと思いましたが、Hちゃんよりも背が低く、制服も違っていました。
困惑してたたずんでいるとその子は僕のことに気がつき、僕の方に顔を向けました。

僕は驚きました。
「・・・Yちゃん?」
「お久しぶりですNさん。」

ここの体験談で相談して以来、妹さんと会わなくなったandメールもしなくなり、
すっかり疎遠状態になっていました。なので、久しぶりの彼女とのご対面に、
緊張のボルテージが一気にギューン!と上がりました。
ギューンとね。

「どうしたの?何か、おれに、用事でも?」
動揺しまくりで声が震えました。おれカッコワル。
「・・・大事な、大事な話があるんです。」
「大事な話?大事な話って?」

「ここじゃあ、ちょっと・・・。」
「あ、そうだね。ちょっと待ってて、すぐ鍵開けるから。」
「あの、近くの公園で・・・。」
「・・・・・。」ダメダメだおれー。

公園へ向かうまでの間、僕たちは一言も言葉を交わさず、
気まずい気分をたっぷり堪能しました。
大事な話ってなんだろうか・・・。

「あんたマジキモイからメールとかよこさないでくれる?」
とか言われたら一生立ち直れませんよ?覚悟はよろしくて?

公園に着くと、妹さんは僕から少し離れ距離を置きました。
「Nさんはそこにいて下さい。動いちゃダメですよ。」
彼女はキョロキョロと辺りを見渡し、小さく深呼吸をしていました。
僕は妹さんをじっと見つめました。これから何が始まるんだか・・・。
彼女は顔を上げ僕と視線を合わせました。ドキッ。

「あたしNさんが好きです。」
「・・・・・・・・・・え?」
「あたしNさんのことが好きなんです。」
えっ、なんつった?おじいちゃん耳が遠くてよく聞こえなかったよ。

「好きって、何、人として?年上として?えっ、ちょっ、ナニ、待って!えっ?」
「愛してるって意味です・・・。」
「・・・・・・・・・。」
嫌われているとずっと思っていたのに、実は好きでしたって・・・何それ。

「本気で、言ってるの?」
「本気です。」

「でも、彼氏いるんでしょ。」
「別れました。」
「別れた?」
「Nさんの方が、ずっと好きだったから・・・。」
「・・・・・。」
絶句でした。

「いや、でも、おれ、君のお姉ちゃんと付き合ってるんだよ?
 好きって言われても・・・・。」
「分かってます。Nさんはお姉ちゃんの彼氏だもん、好きになっていいわけがない・・・。
 でも好きになっちゃったんです。どうしようもないくらい好きなんです。
 お姉ちゃんに負けないくらいずっと・・・。」
「・・・・・・。」

「でも、お姉ちゃんからNさんをとるなんてこと絶対したくない。
 お姉ちゃんの幸せを壊したくないし、お姉ちゃんのつらい顔はもう見たくない。
 でも、Nさんのことは好き・・・。」

「・・・・・・・。」
「Nさん、あたしのこと振ってください。」

「振る・・・?」

「あたしが今から本当の告白をしますから、Nさんにそれを断ってほしいんです。」
「・・・・・・。」

「もう、こんな気持ち耐えられないんです。叶わない恋だって分かりきってるのに、
 それでも諦めきれない自分がいて・・・。だから・・・・」

彼女の声が震えました。

「Nさんの口から・・・好きな人がいるって。とても大切な人がいるから、
 だからあたしとは付き合えないって。 Nさんにそう言ってほしいんです。
 そしたら、Nさんのこと、諦めることが、出来るから・・・・。」

妹さんの頬を涙がつたいました。彼女は声を漏らさないように必死に下唇を噛み、
震える身体を手で抑えました。

ああ、この子の気持ちは本物なんだ。
僕はその彼女の想いを全て否定してやらなければいけないのか。
胸がすごく苦しくなりました。本当に胸が張り裂けそうな、そんな苦しみでした。

でも、彼女のためにも言ってあげないと・・・・・。

僕は小さく頷きました。「分かった・・・・。」
彼女は涙をぬぐい、精一杯の笑顔をつくりました。

「いいですか、本気で断ってくださいね。
 ちょっとの事じゃぁ、Nさんのこと諦められないと思うから・・・。」

僕はもう一度頷きました。うん。
妹さんはもう一度涙をぬぐい、目を閉じました。
そして彼女は目を開け、僕に言いました。

「あたし、Nさんのことがずっと前から好きでした。
 初めて会ったあの日からずっとです。一目惚れしちゃったんです。
 その日からずっとNさんのことが頭から離れない。
 
 家に居るときも、学校にいるときも、友達と遊んでいるときも、
 ずっと、ずっとです。Nさんを忘れたことなんか一日もありません。
 Nさんとデートしたり、キスしたり・・・エッチしたり、
 そんなこと毎日考えちゃいます。そのぐらい好きなんです。大好き・・・。

 こんなに人を好きになったのは初めて。好き過ぎておかしくなりそうなんです。
 Nさんに愛してもらいたい。ずっと一緒にいてもらいたい。
 Nさんと付き合いたい。Nさんの彼女になりたい・・・・。」

・・・・・・・・・Hちゃん。

「あたしと、付き合ってください。」

「・・・・おれ、好きな人がいるんだ。だから、君とは、付き合えない。」

「あたしは、その人なんかよりも、ずっとNさんのことを愛しています。」
「そうかもしれないけど、君とは付き合えない・・・。」
「あたしは、その人よりも、Nさんを幸せにしてあげられます。」
「それでも、出来ない・・・・。」

「・・・・・・・そんな言い方じゃ、あたしの気持ちは変わりませんよ。」
「・・・・・・・。」

・・・・・・・・・Hちゃん。

「・・・・・おれも、こんなに人を好きになったのは初めてなんだ。
 その子のことが好きで、好きで、どうしようもないくらい大好きで。
 好きって言葉じゃ表現しきれないほど好き。」

「・・・・・・。」

「もう、その子じゃないとだめみたいなんだ。
 彼女といるとすごくホッとするし、キスをすると気持ちがすごく震える。
 抱き合うと涙が出そうになる。他の子じゃ、こんな風に感じることが出来ないと思う。
 だから、彼女を離したくないし、離れたくもない。ずっと一緒にいたい。
 他の子じゃだめなんだ。Hちゃんじゃないと・・・・。Yちゃんじゃだめなんだ。」

「・・・・・・・・・。」

「だから、Yちゃんとは付き合えない・・・・。」
「ごめん」って言いそうになったけど、ぐっと堪えて呑み込みました。

「・・・・・・・分かりました。よかった、これでNさんのこと・・・・諦められます。」
妹さんは笑いました。「お姉ちゃんには敵わないな。」

その後彼女は盛大に泣いて、泣いて。道行く人に不審な眼で見られても、それでも泣いて。
僕は彼女の傍にいてあげて。でも、彼女には一切触れなくて。
今、優しくしてあげてはだめなんだと思って。
彼女の気持ちが落ち着いてきて。ブランコにゆられて・・・。

「・・・・はあ、すごくスッキリしました。こんなに泣いたの久しぶり。」
「・・・・・・。」
「失恋ってこんなに辛かったっけ。・・・でも全然嫌な気分じゃないです。」
「そっか・・・。」
「でも、当分はブルーな気持ちで過ごすと思います。」
「そう・・・。」

彼女は立ち上がりました。
「じゃあ、帰ります・・・・。」
「あのさ。」
僕も立ち上がりました。

「これからは、友達としてやっていけるよね?」
「はい。今は無理だけど、絶対なれます。」
「・・・笑ってバイバイしよっか。」

僕は手をひらひらと振り、ぎこちない笑顔をつくりました。
「またね。」

妹さんもにっこり笑い、何も言わず公園を出て行きました。
彼女の姿が見えなくなった後、僕は泣きながらアパートに戻りました。
ちょっ、あんた、こっち見ないでよ。恥ずかしいだろ。

次の日、Hちゃんがうちのアパートに来ました。
彼女はやたらと機嫌がよく、僕の顔のいたるところにキスを浴びせました。
そのまま僕をベッドに押し倒し、唇にちゅっとキスをしました。

「なに、どうしたの?」
「あたしもNさんじゃないとだめです。」
「え?」
「あたしもNさん以外のヒトは考えられません。」
あっ!と思いました。妹さん昨日のこと言っちゃったの!!?

「Yちゃんから聞きましたよ。Nさんがあたしのこと、
 どうしようもないくらい好きだって。ずっと一緒にいたいって。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「あたしも好きです。死にそうなくらい大好きです。
 Nさんとずっと一緒にいたいです。」
「・・・・・・・・・・・・。」

Hちゃん・・・・・・。

「Nさん、涙が・・・・。」
僕は彼女を抱きしめました。

「ごめんね、おれ、Hちゃんが好きだよ。大好きだよ。うそじゃ、ないから。」
「大丈夫ですよ。Nさんの気持ち、ちゃんと伝わってますよ。」
彼女は僕の涙をぺろっと舐めました。
止めようと思っても涙は止まってくれませんでした。

どうやら妹さんは僕と仲直りすることが出来たと言ったようです。
機嫌がよかったのはこれもあったみたい。

それからの僕と妹さんは、以前のような親しい関係に戻りつつあります。
この前、Hちゃんの家に遊びに行ったとき、妹さんが笑顔で、
「いらっしゃいNさん。ゆっくりしていってね。」と言ってくれました。

強い子だなって思いました。

まだギクシャクしたところはあるけれど、
大丈夫、うまくやっていけます。

いつか妹さんに大切な人ができますように。

本当のことを言えば、妹さんに告白されたとき、その場から逃げ出したかったんですよ。
代わってくれる人がいるなら、僕は喜んで代わりました。
だってあのとき、僕は彼女のことを好きになりかけていましたから。

妹さんの告白でHちゃんへの想いが嘘のように薄れていったんです。
今までHちゃんを本当に愛していたのかっていうぐらい簡単に。
妹さんのことで頭がいっぱいになりました。

「おれはHちゃんが好きなんだ、Yちゃんじゃない」って必死に思いました。
そう思っていないと本当に妹さんを好きになりそうだったからです。

独りになった後すごくこわくなりました。
妹さんを振ったときの言葉は、本当に僕の本心なのかって。
咄嗟に出てきた嘘をそれらしく言っただけじゃないのかって。
本当はHちゃんを愛していないんじゃないかって。
何度も自分に問いかけました。

でも次の日、Hちゃんと会って、彼女に抱きしめられ、僕は泣きました。
「ああ、やっぱりこの子が大好きだ。離したくない。」心からそう思えたからです。
そう思えたことがとても嬉しくて、涙が止まりませんでした。
Hちゃんが愛おしくてたまりませんでした。

もしYちゃんと付き合うことになったとしても、
うまくやっていけると思います。幸せになれると思います。

でも、やっぱりHちゃんじゃないとだめなんです。
一緒にいるだけで幸せって、そう感じたのはHちゃんが初めてだったから。

自分の気持ち全てをさらけ出してみました。
なんだかスッキリ爽快です。少し恥ずかしいけど。

Mって微妙ながらも皆さんには人気なのでしょうか。
今回は番外編ってことでMのことについて書いてみます。

最近彼氏とケンカしたらしく、その八つ当たりの矛先が僕に向けられています。
何か嫌なことがある度に、「お酒飲むわよ。」と問答無用で僕の部屋に上がりこみます。
いつもの事だから慣れているんですけどね。

根気よく彼女の愚痴を聞いては、うんうんと頷き、空になったコップにお酒の注いでやる。
完全にやけ酒状態です。しかもこの子、酔うとキス魔になるの。

誰でも構わずってわけじゃなく、一応相手を選んでいるみたいですが、
僕は彼女のキスの許容範囲内にいるらしく、
飲む → チュっ → 飲む → チュっ のループ&ループです。

しかし僕も彼女がいる身。
Hちゃんと付き合うようになってからMのキスを一度も許していません。
付き合う前まではMのキスを快く受け入れていましたけどね。
これ、男の悲しい性。

でも最近、キスを拒むと代わりに拳が飛んでくるようになりました。
「ちょっと、何かわしてんのよ!殴るよ!!」
もう殴ってますよ!ちょっ、やめてっ、顔抓んないで、蹴らないで!
ドメスティックバイオレンス!ドッキュン、ドッキュン!

そして、一通り暴れ終わると今度は、
気持ち悪い → トイレ → 気持ち悪い → トイレ のエンドレスです。
それも落ち着くと眠りに就き、起きたときには綺麗さっぱり記憶が消えています。

でもこのやけ酒は、彼女の気持ちの切り替えの儀式みたいなもので、
大抵のことであれば、このやけ酒でいつもの元気なMに戻れます。
恐ろしく切り替えの早い子です。そして羨ましい。

「おっし、もう大丈夫。じゃあねN。Hちゃんと仲良くやんなよ!」
「お前もな・・・・・。」

図書館で会った子

別にえっちぃ出来事は出てこないかもしれませんが書かせてください。
僕は大学生で最近女子高生の子と知り合いました。

その日僕は課題のレポートのため、参考書を求め図書館に行きました。
細かい字ばかりでげっぷの出そうなぶ厚い参考書をいくつか手に取り、
一人用の机でレポートをやろうとしたんですが生憎全て使われてまして
一般のテーブルで取り組みました。

それで黙々とレポートを書いていると隣に女子高生が座って来たんですよ。
チラッと見ると長髪の少し茶髪がかった今風な綺麗な子でした。

こんな子が彼女になったらなーと思いながらもレポートを再開しました。
参考書ほとんど丸写しでしたがレポートを書き終えて
しばらくボケッとしていました。彼女の方を見てみると、
彼女も参考書らしきものを見ながらノートに何やら書いてました。

宿題でもしてんのかなーと思いその本を見てみるとそれは
人体デッサンと漫画の描き方講座?見たいな本でした。
しかもノートを見てみると漫画のコツみたいなものを書き出した
マル秘ノートみたいで絵がべらぼうに上手でした。

実は僕はとある美大に通っている身でして、2年通っている僕よりも
遥かに上手で正直ショックでした。
まあ、それほどたいした腕ではないんですが。

が、それよりもこんな子でも漫画とかに興味あるんだなーと思い
ちょっと意外な感じがしました。人は見かけによらないものですね。

僕も絵を描いている端くれとして
ちょっと彼女に小声で話しかけてみました。「絵上手いですね。」
と言うと、彼女はちょっとビックリしたみたいで、ノートをちょっと
隠しましたが遠慮がちに笑いながら小さくお辞儀しました。

美大生で自分も絵を描いている事や、漫画の事など話したんですが
やっぱり漫画を描いているのを見られるとオタク系とかと
思われるのが嫌なのでしょうか。彼女は遠慮がちに笑うだけで
何だか僕が邪魔そうでした。

しょうがなく僕は少し落ち込みながらも最後に「がんばって下さい。」
と言って図書館を出ました。

それから何日か経ってまた図書館へ行きました。
別に彼女目当てで行った訳ではなくて、小説を読みに行ったんですが
そこでまた彼女に会いました。僕のこと覚えているか不安でしたが
目が合った時彼女からお辞儀をしてきてくれました。
またもや遠慮がちにですが。

嬉しかったんでまた話しかけてみたんですが反応は薄く会話は
直ぐに途切れました。仕方なく小説のコーナーに行ったんですが、
どうやら彼女も小説を読みにきたみたいで無言ながらも一緒に
読みたい本を探して無言ながらも隣どおしで読み始めました。

今までに感じたことのない変な雰囲気でした。
ていうか気まずさ100%でした。
こんなに絡みづらい子は初めてでしたが、でも本当に可愛い子でして
彼女となんとか仲良くなれないかと思いました。

それからも僕は図書館に通って彼女に会いました。
会う度、弾まない会話を展開させましたが
がんばって話しかけました。そのせいか最近になってようやく
彼女と仲良くなってきました。

彼女との仲が深まった決め手は彼女の名前でした。
最近やっている某ヒーロー番組の主役と同じ名前で、
僕はその番組が結構好きだったのでその事について彼女に話してみたら
彼女もその番組が大好きだって事ですっかり意気投合したのが
決め手でした。

今まで沈んだ会話ばかりでしたが、初めて会話が盛り上がり、
満面の笑顔で彼女が笑ってくれたのが本当に嬉しかったです。

もっと普通の会話から仲良くなっていくと思いましたが、
こんな会話から仲が深まっていくとは予想外でして
やっぱり一味違う子だなと思いました。

それからの僕は毎日(平日だけですが)図書館へ通いました。
彼女もほぼ毎日来てくれて二人で図書館の外のベンチで
喋っていました。

会話の内容はほとんど漫画の話しでしたがもう全然OKでした。
こんなに可愛い子と親密になれて、さらには毎日会っていい雰囲気の中
彼女と喋れる事がとても幸せでした。

もしかするとこのまま行けば、彼女と付き合うことが出来るかもしれない。
そんな淡い妄想を膨らませていましたが現実そうもいきませんね。

いつからか彼女との会話が途中で途切れる事が多くなり、
ぎこちない雰囲気が流れるようになりました。

彼女が一生懸命喋っていると急に思い出したように彼女は
元気がなくなり、あまり長く話さないようになり、
そうなると僕だけが一方的に喋っているみたいで
気まずい気分になりました。

なんで彼女が喋らなくなったのかわかりませんでした。
もともとはつらつとした感じの子ではなかったんですが、
それでも前までは本当に楽しそうに喋ってくれてたので、
何か僕に原因があるのではないかと思いましたが
全く思いつきませんでした。

もしかして僕に愛想を尽かしてしまったのでは
ないかと思うと少し落ち込んできました。

とにかく、こんな関係が続くのは嫌だったんで
彼女に思い切って聞いてみる事にしました。
しかし、僕が切り出す前に彼女の話から展開してきました。

その日いつも通り彼女とベンチで喋っていました。
彼女になぜ喋らなくなったのか尋ねようとタイミングを計っていましたが、
なんだかその日は会話が結構弾んでいたものですから
なかなか言い出せませんでした。

しかし、暫らく話していると彼女は少し俯いて黙り込みました。
僕が「どうしたの?」と言うと彼女は不安そうな声で、
「あの、私と喋っていて楽しいですか?」と聞いてきました。

僕は「?」って感じだったんでどういう意味か聞いてみました。
彼女は、あたしは口下手だし漫画のことしか喋れない、
Nさん(僕の名前です)があたしのことを暗い子だとか思っているのでは
ないか気になっていたと言いました。

僕はそんな事は思っていない、Hちゃん(彼女の名前)と喋っていて
楽しいし、別に暗い子なんて思っていないよと言いました。
彼女は本当ですかと聞いてきたんで、
僕は本当です、それにHちゃんのことが嫌いだったら毎日会いになんか
来ないでしょと返しました。

彼女は、「あ、そっか、そうですよね。よかった・・・。」と、
笑いながら言いました。その後僕らは少し喋ってその日は別れました。
僕は彼女が喋らなくなった理由が分かって、これでまた今まで通り
楽しく喋れると思うと安心しました。

しかし、翌日彼女は図書館に来ませんでした。
やっぱり僕と喋るのが気まずくて嫌なのかとガックリしました。
一応毎日図書館に通いましたが、彼女と会ったのは一週間後ぐらいでした。

久々に会ってみた彼女はめちゃくちゃブルーでした。
僕の目には彼女に纏わりつく負のオーラがはっきり見えました。
もう本当にそのくらい彼女は落ち込んでいました。

とりあえず彼女をベンチに座らせてどうしたのか聞いてみました。
彼女は死にそうな瞳でぽつりと言いました。
「あたし学校へ行くのが辛いんです。」
もしかしてイジメに遭ってるの?と聞くと彼女は横に首を振りました。
じゃあ何が辛いの?と言うと、彼女は静かに喋りだしました。

「あたし友達がいないんです。いないって言っても、本当に親身な友達
がいないっていう意味で、うわべだけの付き合いの友達しかいないんです。」
彼女は話を続けました。

「あたしこの前Nさんに口下手で漫画の事しか喋れないって言ったでしょ?
テレビは全然見なくなったし、流行物とかにも興味ないから
うまく人の会話に入れないし、入ってもあたしが気まずい雰囲気に
しちゃうから喋れないんです。だから自分から一線引いちゃって・・・。」
彼女をチラッと見ると悲しそうに笑っていました。

「前はこんなんじゃなかったんですよ。中学の時は普通に喋れたし、
仲の良い子は沢山いました。けど中学って上中下ってランクがあるでしょ?
可愛い女子、かっこいい男子は上で、オタクとかマニアっぽく見られる人
は下って感じで。」
僕の当時はそんなのなかったんですが何となくイメージできました。

「あたしはその時中の上らへんにいたんですよ。だからそれなりの毎日が
送れたし結構充実してました。でもね、ある日友達と話してて
ふと気づいたんですよ。会話の内容のほとんどがあいつキモイとか、
ウザイとか、そんな話ばっかりだって。
それにちょうどその時あたしのいたグループで仲間はずれに
なった子がいたんですよ。

その子はすごくわがままだったんでみんなでシカトしたり、
その子になるべく関わらない様になったんですが、その時から会話の
話題はほとんどその子の事で、あいつウザイとか、消えて欲しいとか、
どうやってあの子から逃れようかとかそんな話ばっかりで。

だからその子は自分が嫌われている事に気づいて自分からグループを
離れていったんです。それでその時思ったんですよ。
あたしもいつかこうなるんじゃないかって。あたしがマンガ好きな事
みんなに知れてないから、もしその事がばれたら今度はあたしが
オタクとかキモイとか陰口言われてグループから外されるんじゃないかって。

そう思うとすごく不安で、あまり喋らなくなったんですよ。
悪口言うのも嫌になったし、他の事も喋れなくなったし。
その頃から人付き合いが下手になっていったんです。

高校生になったらそれも変わるかなって思ったけど、相手のことが
気になっちゃって相変わらず喋れないし、人といると疲れるだけだし。
ほんと、毎日が辛いです・・・。」

彼女は一通り喋ると、「すみません、こんな話引きますよね。」と言って
謝って来ました。僕は慌てて、「や、そんなことないよ。」と
返しましたが、ぶっちゃけ思いっきり引いてました。

まさかこういう子だったなんて思ってもいませんでした。これからも会い
続けるのには気が引けてましたが、でもこのまま関係を終わらせたら、
尚更彼女は喋らなくなるだろうなと思いました。

もしかしたら彼女と付き合えるかもなどと、あほな事しか考えていなかった
自分が情けなく思えました。そして僕はふと決意しました。
「じゃあ、僕と友達になってよ。」

暫らくの沈黙の後僕がそう言うと、
彼女が「え?」っていう顔で僕を見ました。
「前にも言ったけどHちゃんといると楽しいし、
もっとHちゃんと仲良くなりたいからさ。
それに嫌なことがあったらオレに構わず言ってよ。
ちゃんと聞くから。」

そう言うと彼女は照れながらも
「ありがとうございます。」と言って顔を綻ばせていました。
耳が赤くなっていて可愛かったです。

当初は付き合う目的で親密になろうとしましたが、
路線変更で彼女の大事な友達になることに予定を変更しました。
今の彼女には恋人とかよりも頼りになる友達をつくる方が大事なんじゃ
ないかと思いましたもので。

まあ、これはこれでいいかなと。

彼女と友達になってからも毎日図書館(のベンチ)で会いました。
彼女は毎日、僕に悩み事を吐き出しました。
僕は彼女に勇気付ける言葉が見つからなくて聞いてあげることぐらいしか
出来ませんでしたが、それでも彼女は、

「聞いてくれるだけでも気持ちがすごく楽になる。」
「ずっと本音の言える友達が欲しかった。」
「Nさんと会うとまた明日がんばろうっていう気になれる。」
などと笑顔で言ってくれました。

彼女と親密になってまだ短いですが、
以前よりも彼女は笑顔でいることが多くなりました。
特に友達宣言してからは、笑顔が絶えなくなったし、
携帯の番号を交換した時も、彼女がすごく嬉しそうにニコニコしていて
感情がモロに出ていたものだから、こっちも照れ臭くて
ニコニコ笑ってしまいました。

それから休みの日も彼女と会うようになりました。
一緒に買い物したり、映画を観に行ったりしましたが、
さすが漫画に精通しているといいますか、
買い物は画材や本(主に漫画や小説)、映画は某人気ロボットアニメ
などを観に、あまり女の子と一緒に行かないような所へ行きました。

まあ、それはそれで楽しかったから良かったんですけどね。

Hちゃんとの友情は確実にめきめき上がっていましたが、
僕の方は彼女にどんどん惹かれていく一方でした。
今まで付き合っきた女性(二人)とは正反対にあたる子でしたし、
僕が生きてきた中で一番可愛いく、一番魅力的な子でもありました。

二十歳になってようやく初恋か?ってほど彼女が気になりました。
ですが、彼女にとって僕は友達という存在であり、
それ以上の存在には多分なりえないだろうなと思いました。

もし告白したとしても、それでふられて、また以前のような
ギクシャクした関係に戻るのは怖かったですし、
今の関係に十分満足している自分がいました。

なのでこのまま初恋にして初失恋ってことで、ほろ苦い思い出の
1ページにしまい込むことにしました。

映画観に行った帰り道、俯きながら恥ずかしそうに、
「あたし、Nさんと出会えて本当に良かったです。」
と言ってくれた彼女がなんとも可愛くて、嬉しくて。
でもちょっと寂しく感じている自分がいて。

毎日彼女と遊ぶようになって友達関係は以前のままですが、
Hちゃんとはかなり仲良しになりました。

互いに好きなバンドグループ限定でいい唄をお勧めしあったり、
重力や引力について真面目に語り合ったり、
霊や宇宙人は本当にいるかなど、話のプレバリューも増えました。
(でもなぜか語ることはマニアック。)

それからマック・ロッテリア・モスバーガーのどれが一番うまい店か
食べまわったりしました。結果的にテリヤキバーガーはロッテ、
ポテトはマック、店の雰囲気はモスがいいなどと、
部門別の評価に変わっていましたが。
次はマイベストラーメン屋を決める予定です。

あと一緒にカラオケに通う様になりました。彼女の方から誘ってきて
くれたんですが、僕はすごく音痴で最初はちょっと拒んだんですが、
彼女から誘ってくれたのは初めてだったんで渋々OKしました。

彼女は意外なことに唄を歌うことが好きみたいで、
お気に入りの曲を入れて結構ノリノリで歌っていました。
すごくイキイキしていてキャラが変わっていました。
僕は少々呆気にとられてましたが、
これはこれでかわいいからよし!!としました。
でも、こんな彼女は見たことない。

彼女は歌い上げ、余裕で高得点を出していました。
そしてこなくてもいいのに僕の番がきました。
彼女が「期待してますよ。」みたいな顔つきので僕を見つめていましたが、
本当、勘弁して欲しかったです。

僕は精一杯歌いました。精一杯歌いましたが案の定、
全くあっていない音程とやたら裏返る歌声に笑われてしまいました。
彼女は「ジャ○アンだ!」「こんな身近に生息してたんだ!」と言って、
御腹がよじれるほど笑っていました。
こんな彼女は見たことない。

僕が歌い終わっても彼女は、
「ごめんなさい」、「すいません」と言いながら笑い転げていました。
ここまで音痴だと逆に惚れ惚れしちゃいますねと、
真剣な顔つきで言われましたが、そうですか、としか言い様がありませんでした。

そんなこんなで僕の音痴を直すため、週に一回はカラオケに
通うことになり、彼女と一緒に歌い続けました。
彼女はすごく楽しそうに教えてくれましたが
僕はとてもしんどかったです。

こんな感じでほぼ毎日会っては遊んでました。
会っているうちにふと気づいたんですが、
彼女は一度気の許した人には素の明るい自分が出せるみたいなんです。

本人が中学の時は明るい子だったと言っていたんで、
それはそれで当然なんですが、それを高校で出せないかと
言ってみたんです。

僕と話しているみたいにやってみれば
絶対嫌われることはないから大丈夫だよと。
しかし、どうも彼女にはそうなる勇気がないみたいで、
「怖くて出来ない。」と落ち込んでしまいます。

そりゃあ、そんな簡単に出来たらこんなに
悩んでるわけないでしょって事になるんですけどね。

Hちゃんと毎日会って充実した日々を過ごしてきた僕ですが、
日に日に募る彼女への想いがどうしても抑えきれず、
思い切って告白してみようと決心しました。

しかしもし断られたら
その後の関係がどうなってしまうのかと思うと、
とてつもなく不安で行動に移せませんでした。

それで1人で悩んでいてもしょうがないと思ったので、
僕の親友っていうか腐れ縁的な関係のMに相談してみました。
ちなみにMは女の子です。

僕は昔から親密な関係になるのは男子よりも女子の方が比較的に
多く、何となく女子の方が楽に会話出来ます。
でも悲しいことに、そこからは絶対に恋愛には発展しませんでしたが。

Mは僕とは違う大学に通っており、
メールや電話はしょっちゅうしていましたが、
ここ数ヶ月はお互い忙しくて会っていませんでした。
なので、相談事のついでに久々に会ってみようとMに電話してみました。

「もっしもーし、ただいまテストと課題の嵐で死ぬ寸前のMでーす。」
と、やたらとハスキーな声のMが出てきました。
僕はとりあえずシカトして、久々に会えないかと尋ねてみました。

するとMはわざとらしく「チッ。反応なしかよっ。」と言い、
課題手伝ってくれるなら会ってもいいよと返してきました。

僕はそれもシカトして、「じゃあ、今週の土曜にうちに来て。」と言うと、
「えー、それじゃー意味ないよ、課題今週の金曜までなんだから。」と、
不満たらたらな返事が返ってきました。

「Nはテストとかないの?」と聞かれましたが、
死にたくなるほどはないよと返すと
「うわっ、N君うざっ、うざ男じゃん、うざ美大生、うざ美君。」と
八つ当たり(?)されました。

とりあえずMと土曜日に会う約束を取り付けましたが、
「めんどくさいからNがうちに来てよ。あとマックのハッピーセット
買ってきて!今のおもちゃがおじゃ○丸でね、
それの子鬼トリオのおもちゃが超カワイーの。だからそれたのんできてね。
絶対買ってきてよ。買ってこなかったらうちに入れないから。」
ってことになりましたとさ。

土曜日、マックのハッピーセットを買ってMのアパートに行きました。
チャイムを押すとMはすぐ出てきて、
「マックは?」と笑顔で言ってきました。
久々に会ったのに第一声がそれでした。

僕の手に持ってるマックの紙袋を見つけると
「やったー、Nちゃん大ちゅき!ありがとねー。」
と、ルンルン気分なMでしたが、半分しか形のないハンバーガーを
見ると怒りだしました。

久々にMと会って色々と世間話をしていましたが、今日はただ遊びに
来たわけじゃないので早速本題に入りました。

僕はHちゃんの性格や、知り合ってから好きになった成り行きまで
簡単に説明しました。するとMは不審な眼で、
「Nってさ、女子高生とか趣味だったの?実はロリコン?」
と言ってきました。僕は即否定しましたが、
案外そうかもしれないと心の中では否定しきれませんでした。
この子に相談したのは間違いだったかな。

とりあえず彼女にとって僕はどんな存在に位置しているのか、
告白しても大丈夫かMに伺ってみると、
「まあ、とりあえずは友達の位置にいるんじゃない?Nが友達になって
くれって言ったんだから。告白はまあ、やってみれば?」
マックのおもちゃをいじりながら、淡々と言われました。
僕はもう少し考えて喋ってくれよと怒ると

「だって、あたしと正反対に位置する子であんまりわかんないんだもん。
てかさー、仮にその子がNのこと好きだったとしても
Nが友達って銘打っちゃったから、その子も友達としてしか
あんたと付き合えないんじゃないの?

そのネガティブ子ちゃんから告白なんかしてくるわけないし
Nが行動を起こさない限り関係が発展するわけないじゃん!ばかじゃん!

ふられた後の関係が嫌だったら好きにならなければいいじゃん!
誰だってふられた後の関係は気まずいに決まってるでしょ!
そんな後のことなんか考えてないでさっさと告っちゃえ!
告ってふられろ、このネガティブ男め!」

逆ギレされました。ネガティブ子ちゃんと振られろは余計でしたけど、
彼女の言っていることは確かに的を射ていたんで素直に認めました。
その後来週末までに告白することを無理やり誓わせられましたが、
Mなりに応援してくれているのかと思うと嬉しかったです。
やっぱりこの子に相談して良かった。

Mはその後も僕の前の彼女の時もそうだったとか、
あたしだったら速攻で告白するとか僕が帰るまで
エンドレスに喋っていました。

帰り際にMが、振られたらあたしが貰ってあげるよと言ってきたんで、
僕は丁重に断ったんですが、Mは怒って部屋を追い出されるかたちで
退出しました。最後に告白する勇気が出た礼を言って
その日はサヨナラしました。

Hちゃんに告白を決意し、場所とムードの力を借りないと告白できない
僕は、毎年ある花火大会の日に想いを伝えることにしました。

Mと会った翌日、早速Hちゃんと会って花火を一緒に見ようと誘ってみました。
すると彼女は喜んでOKしてくれましたが、人が混雑している所は
苦手なので、なるべく人が少ない所で見たいとの要望がありました。

僕はしまったと思いました。
当初、花火が大きく見える人気の場所で見ようと思っていまして、
当然そこは人で混雑しており、毎年場所取り合戦の修羅場が繰り広げられています。

そんな場所では彼女は嫌がるだろうし、これじゃあ場所とムードの
パワーを借りることがない!と内心焦っていると
彼女がうちで一緒に見ませんか?と、とんでも発言をしてきました。
実は僕達はまだ一度もお互いの家に行ったことがなく、
家族構成とか基本的なことは紹介していませんでした。

とても彼女の家、その他もろもろに興味はありましたが、
彼女の家だと親もいるだろうし、緊張して告白どころでは
なくなるんじゃないかと、どうしようか迷っていましたが、
「あたしの部屋のベランダからよく花火が見えるんです。
それに親がちょうど旅行でいないし気まずいことはないと思いますよ」
と、彼女が付け足してきました。

何だこの漫画みたいなおいしい展開はと思いましたが、
彼女の家で一緒に花火が見れる最高のシチュエーションが用意されている
ならば当然断る理由もなく、今度は僕が喜んでOKしました。

そして花火大会当日、彼女と待ち合わせしてHちゃん宅へ向かいました。
向かう途中、仲良く手を繋いだカップルと何度かすれ違い、
彼女の手を握ってみようかと思いましたが、結局彼女の手を握ることが
出来ず、何も出来ないまま彼女の家に着いたチキンな僕でした。

おじゃましますと言って家に上がらせてもらい、彼女の部屋に向かいました。
ここがHちゃんの家かと思うと、よくわかんないけど感動しました。
Mの家に初めて入れてもらった時は、特に感動とかしなかったのになー。
Mちゃんごめんね。

とりあえず花火の時間まで、まだ余裕があったので適当に雑談していました。
暫らくすると彼女が御腹減りませんかと聞いてきたんで、
減った!と無駄に元気に答えると、簡単なものならご飯つくれますけど
食べますか?と頬を赤くしながら聞いてきました。

僕はもちろん喜んでお願いしました。
手伝うことはないかと尋ねてみましたが、特にないから大丈夫です、
Nさんは部屋で適当にくつろいでいて下さいと言って彼女は
部屋を出て行きました。

何だか今日の彼女は積極的で、彼女も何かしら期待しているのではないか
と思うとたまらない気持ちでいっぱいでした。
これなら告白は成功するんじゃないかと1人舞い上がっていましたが、
ドアがノックされてふと我に返りました。

返事をするとドアが開きました。するとHちゃんかと思いきや
全く知らない女性が現れ、数秒二人で「誰コイツ?」って感じで
ポカーンと見詰め合っていました。

どう切り出そうか迷っていると彼女がはっと思い出したように
「あの、もしかしてNさんですか?」と尋ねてきました。
僕が「はいそうです。」と答えると、彼女はぱあっと笑顔になり
「うわー、やったーNさんだ。ずっと会いたかったんですよ!」と
嬉しそうに部屋に入ってきました。

すると僕の目の前に座り「初めまして、あたしHの妹のYっていいます。」
と自己紹介してきました。「妹さん?」僕は驚いて聞き返すと
彼女はニッコリ頷き返しました。
確かに彼女は顔立ちやルックスがHちゃんに似ていて、
さすがHちゃんの妹、かなりかわいい子でした。

これが美人姉妹ってやつか・・・。ていうか妹いるなら言っておいてよ。
とりあえず自己紹介もすんだんで何故僕に会いたかったのか
聞いてみました。

「お姉ちゃんNさんに友達がいないってこと相談していたと
思うんですけど、あたしも以前からお姉ちゃんの相談に
乗って上げてたんです。お姉ちゃん毎日がつらい、ほんとの友達が
ほしいっていつも言ってました。相談受ける度に私が大丈夫だよって
励ましてたんですけど、Nさんも初めてお姉ちゃんの悩み事聞いたとき
こんな感じだったでしょ?」
僕は大きく頷きました。

「それでいつの日だったかな、あたしが自分の部屋でくつろいでいでたら、
お姉ちゃんがいきなりあたしの部屋に飛び込んで泣きながら
抱きついてきたんですよ。あたしもすごくビックリして
どうしたの?学校でやなことされたの?って聞いたんですよ。
そしたらお姉ちゃん顔中ぐしゃぐしゃにして泣きながら、
『友達ができたよー』って。」
妹さんはその時のHちゃんの泣き顔を真似しました。

「その後お姉ちゃん、わーんって大声で泣き続けたんですよ。
あたしお姉ちゃんが泣き止むまでずっと背中さすってあげました。
よしよし、よかったねって。何か姉と妹の立場逆ですよね。

で、その日からお姉ちゃんだんだん元気になっていって、
いつからか、喋ることはずっとNさんのことだけ。
今日は映画見に行ったとか、一緒にカラオケに行ったとか、
永遠に喋るんですよ?友達っていうより彼氏自慢って感じ。
それで思ったんですよ、お姉ちゃんをここまで変えさせたNさんって
どんな人なのかなーって。だから会ってみたいなって思ったんです。」

何だか照れ臭くて笑っちゃいました。Hちゃんがそんなに喜んでいたとは
思いもしませんでしたし。彼氏自慢・・・。
それで妹さんに僕と会ってみてどんな印象を持ったのか聞いてみました。
そしたら「頼りなさそう!」と元気よく答えられました。
ちょっとへこみました。

その後、色々喋っていましたが、妹さんも友達と花火を見る約束をしている
とのことだったので、区切りの良いところで話をやめてさよならしました。
別れ際に妹さんが、今度はあたしと一緒に遊んで下さいと言って部屋を
出て行きました。

数分後、Hちゃんが夕食を持って部屋に入ってきました。

チャーハンを持ってHちゃんが戻ってきました。
「すいません、余った材料で作ったんですけど簡単すぎたかな・・・。」
いえいえそんな滅相もない、僕は喜んでチャーハンを食べました。
パラついてないけどうまいよー。

「そういえば妹さんに会ったよ。」
チャーハンを口いっぱいに頬張りながら言いました。
するとHちゃん「え?Yちゃんいたんですか?」とビックリしてました。
どうやらHちゃんも妹さんが家にいた事を知らなかったようで
やられたって顔をしてました。

「何か、変なこといってませんでした?」
大泣きエピソードのことが頭に浮かびましたが、
これを言ったらかわいそうだなと思ったのでてけとーに
誤魔化し話を進めました。

「妹さん結構しっかりしてるね。」
「ああ、そうなんですよね。Yちゃん中学生なんですけど
高校生のあたしよりとてもしっかりしてるんですよ。
生徒会の役員やってるし、部活の部長も務めてたし。
それにスポーツも勉強もできて友達も沢山いて・・・・
非の打ち所がないんですよ。ほんとにあたしの妹なの?っていうくらい。
何かYちゃんのほうが姉って感じ・・・、立場が逆ですよね。」
それ妹さんも言ってたな。

「時々Yちゃんに嫉妬しちゃうんですけどね。
血の繋がった姉妹なのに何でこうまで違ってるのかなって。
でもこんなこと思うのって罰当たりかな。Yちゃんにはいつも
相談に乗ってもらっていたし、もしYちゃんがあたしの妹じゃなかったら
今頃あたしどうなっていたかわかんない・・・。」

暫らく話に夢中でしたが、気づけば花火を打ち上げる時間になり、
家の外から花火のドーンという大きな音が聞こえたので
ベランダに出てみました。

Hちゃんの家は周りの家よりも一際高く、最上階にあるHちゃんの
部屋から建物や木々に隠れることなく、花火がとてもよく見えました。
「綺麗ですね・・・。」Hちゃんのうっとりした表情にドキッとしました。
そうだ、告白しなきゃ・・・・・。

僕たちは一言二言、言葉を交わしながら、次々打ち上げられる花火を
眺めていました。今までにないほどのとてもいい雰囲気で、
彼女に想いを伝えるならいましかないと思いました。
僕は告白する最後の覚悟を決め、Hちゃんに気づかれない様に軽く
深呼吸をして気持ちを落ち着かせました。

・・・・よし。

「あのさ、Hちゃん。」
「はい。」
「あの、実は・・・・」
「・・・はい」

「好き」って言葉がもうそこまできてるのに、
緊張のせいか喉につっかえてなかなか出てきません。
「その実は・・・・・」やばい、本当に出てこない・・・。
「Hちゃんのことが・・・・」がんばれ!がんばれオレ!

「好きです。」
「へ?」
「あたし、Nさんのことが好きです。あたしと、付き合ってください。」
「・・・・。」

まさかの展開で彼女から告白されちゃいました。
予想だにしなかったことなのでぽかーんって感じでした。
「え?もしかして、告白じゃなかったですか?」
彼女は顔を真っ赤にして尋ねてきました。

「いや、はい、告白です。」
「あ、そう、ですよね。良かった・・・。」
「・・・・・。」
「あの、よろしくお願いします。」
「あ、や、うん、こちらこそ・・・。」

僕も顔が真っ赤でした。状況が良く理解できませんでしたが、
死ぬほど嬉しかったのは覚えてます。
もう彼女をがばっと抱きしめて押し倒したい衝動に駆られましたが、
そこは抑えて「とりあえず花火を見ましょうか」ってことになりました。

告白した後、お互い気恥ずかしくて言葉は交わしませんでしたが、
とてもいい雰囲気でした。普段チキンな僕でもその時はノリにまかせて
軽くキスをこなせる様な気がしました。ていうかしちゃいました。

「ごめん、キスしていい?」いきなりこんな発言するものだから、
Hちゃんかなり驚いていました。でも、彼女もこの雰囲気に
押されていたのか、恥ずかしそうに俯きながら
「はい、あたしもしたいです。」とOKしてくれました。

お互い向き合い、彼女は少し顔を上げ、目を瞑ってキスを待ちました。
その時の彼女の表情ときたらとてつもなく色っぽくて
心臓が早鐘を打ちました。

そして彼女の肩をそっと抱き、ゆっくり唇を重ねました。
2、3秒の短い間でしたが僕には十分長い間キスをした感じがしました。
唇を離すと、彼女はそっと目を開け、唇に手を当て感触を確かめていました。
僕と目が合うと、彼女は恥ずかしそうに微笑み、
「キス・・・しちゃいましたね。」と嬉しそうに呟きました。

その仕草がとてつもなくかわいくて、思わずガバッと抱いてしまいました。
抱いた後、はっと我に返って直ぐ離しました。しまった、やり過ぎたかも・・・。
「ごめん、ほんっとにごめん!!」僕は直ぐ謝りました。
呆気にとられた彼女はポカーンと固まっていましたが、
「ふふっ」と小さく微笑み、静かに寄り掛かってきました。

うわっ、今日のHちゃん何か違う。
僕もさっきみたいに強く抱きしめず、優しく包むようにして抱き返すと、
彼女からふうっと甘いため息が漏れました。ああ、めっちゃかわいい・・・。

もう花火とかお構いなしに二人で抱き合ってました。
こんなに幸せになった気分は久しぶりで、
明日死んでも悔いはなしって感じでした。
いや、ごめんなさい、まだ死にたくないです。

最後に抱きながらもう一度キスをし、ゆっくりと体を離しました。
彼女は胸元でぎゅっと手を握り、深く深呼吸をしました。
大丈夫?僕がそう聞くと彼女は微笑み、「うん。」と頷きました。
ああ、本気でかわいい・・・。

その後、二人寄り添いあって花火を見ていたんですが、
突然、「ただいまー。」と声がして、ビックリした僕らは急いで体を離しました。
ドアがノックされ、現れたのはまたも妹さんでした。
えー帰ってくるのはえー。

「おじゃましまーす。お姉ちゃんうまくやってるー?」
妹さん意味深ににやり。
Hちゃんは何事もなかったように取り繕って
「もう、うまくやるって何よ」と、ちょっと怒った感じで返しました。
さっきまでの甘いムードが妹さんの乱入で、
楽しい花火鑑賞会に変更されたわけですが、
これはこれで楽しかったです。いやしかし、かなり焦った・・・。

花火も最後の一発が打ち上げられました。
ラストに相応しい大迫力の花火を作ってくれた職人さんに、
敬意を表し三人でパチパチと拍手、外からも歓喜の声が
ちらほら聞こえました。
今年も無事花火大会の幕を閉じることができました。
まあ、次の日もありましたが。

「Nさんこれからどうするんですか?」妹さんがふと聞いてきました。
Hちゃんとはもっと一緒にいたかったけど、妹さんが介入した今、
二人だけになるってことは困難に思えたので
「あんまり長居するのも悪いから帰るよ。」と、
退散することにしました。

が、ここで妹さんが一言ぽつり、
「泊まってけばいいのに・・・・。」えー!!?
「あたしもっとNさんと話したいし、お姉ちゃんもその方がいいでしょ?」
「え?!!あ、えっ・・・。」慌てるお姉ちゃん。
「それに今親いないし、いいでしょNさん?泊まってってください。」

こんなおいしい状況に置かれた男子なら迷わず泊まっていくと思うんですが、
さすがにそこまで心の準備が出来ていなかったので帰ることにしました。
泊まることを期待していたのか、Hちゃんが少し残念そうな顔をしたので、
明日も花火を一緒に見る約束をし、帰宅してから電話で明日の予定のついでに
謝っておきました。

しかし妹さんよ、以前から僕の事を聞いていたといっても、
今日初めて会ったんだから少しは警戒しようよ。僕も一応オトコですよ?
最近の中学生は皆こんな感じなんでしょうか。
時代は変わっていくのね・・・。
まだ二十歳なのに着実と時代遅れのオッサン化している僕でした。

「また来てくださいね。」妹さんは元気よく手を振り、
Hちゃんも控えめに手を振って僕を見送ってくれました。
帰り道早速Mに電話して告白の報告をしました。

「もしもしM?やったよ!付き合うことになりましたよ!」
「マジで?やったじゃん、おめでとー。Nもやればできんじゃん。」

「ありがとう、あー本当に嬉しいよ・・・。もう幸せで胸いっぱい。
この気持ちMにわかるかなー?わかんないだろうなー、
この幸せいっぱいのあたたかーい気持ちが。それっ、幸せのおそそわけ!」

「・・・は?」
「どう、届いた?」
「何か・・・・うまくいったはいったでムカつくな・・・・。」

デリヘルドライバー日記 -入社編-

デリヘルドライバー日記
ちょっと身体壊して入院していたら会社倒産・・・どーなってんのよコレ!
すぐにお金になる仕事と思って応募したんですが、これがまたなかなか
キツイ仕事でした。土方とか体力的に向いてないし、宅急便とか体育会系でも
ないので、どうせやるなら人生勉強という事で割りの良いデリヘルドライバー!と
安易な考え。でも実際割に合わない・・・ニートにならない為にがんばります!

7/18
面接後採用される。女の子は15人程度が部屋にいて、オーナーが俺を紹介するが
みんな携帯片手に会釈もしやしねぇ。オーナー曰く「商品だし手を出さないでね」との事。
一日一万でガソリン代は半額持ちます!という契約。車は持ち込み。
でかい車だから燃費悪いし。今後ガソリン代は交渉しないとダメだわな。

7/19
初出勤。都内全域とは言うが正直都内外れはきつい。首都高とかなるべくつかわないで
ほしいなぁ?とオーナーの呟くような要請。初めての仕事、足立区からオーダー。
ホテル待ち合わせ。さとみちゃんをご指名。W料金。常連らしい。
車の中移動してるが、話することなんてありゃしねぇ、気まずい雰囲気。
「今日は雨でしたね」と言うけど帰ってくる答えは「はぁ?」
首絞めちゃいましょうかね?ww

7/20
だいたい毎日出勤してる子がいるのがわかった。
中には稼ぐ為にピル飲んでる子さえ居る始末。
一本目、北区からのオーダー。
指名:フリー。シングルタイム(60分)
場所:一人暮らしアパート。
要望:おぱーい大きくて細い子、コスプレはセーラー服で!
居るわけねぇだろそんな奴!この変態め!
なのにおっぱい大きいけど太めのミキちゃんが乗車。
感想:キャンセル。チャンジありませんでした。
おまっ!wwこんなデブで満足したんかよ!ww

7/21
店は基本的に本番はご法度。内情はわからないけれど一応は店も
大人の付き合いとしか説明しない。本番あり!とは言えない御時勢です。
一本目を軽くこなし、二本目。葛飾区からのオーダー。
指名:フリー。シングル。
場所:ラブホ
要望:おしっこできる子
あぶねぇなおぃ!
洋子嬢が乗車、客先の要望を伝えるとコンビニでお茶買ってきてと命令される。
おぃおぃ!キャバ嬢にでもなったつもりかよ!
感想:すっきりした顔してるようこ嬢、ほんとにしょんべんしやがったなこいつ!

7/22
金曜日や土曜日はオーダーが結構多い。給料日との関係はあんまり無いみたい。
ここで軽くお店を紹介しておきます。
店は都内全域をカバーするという名目の店、実際はドライバーが居なければ
今女の子出払っちゃってて・・・と暗にキャンセル催促。
この業界も厳しくてドライバー5人も6人も雇えるのは大手だけ。
うちは俺含めて2人、居ない時はオーナー。なので都内北側がメイン縄張りで
足立区、板橋区、北区、荒川区、葛飾区、江東区、江戸川区、豊島区、台東区あたりまで
カバーしている。世田谷区とか目黒区とかはモロキャンセル気味w
電話してくれた人ゴメンよ?

7/23
勤務時間はばらばら。俺は5時から夜中の3時までだけれど女の子は一本終れば
帰っちゃう子もいる。オーナーの放任主義で比較的働きやすいそうだ。
主な女の子(よく乗せる女の子)と電車で駅待ち合わせの2通り。軽く紹介します。

●「さとみ嬢」:22歳 茶髪に色白でかわいいというかギャル系、言葉使いは最悪。
バイト理由が「気持ちいいじゃん!」だったそうだ。
●「ミキ嬢」:26歳? ぽちゃと自分では言うけれど、俺からすればデブ。
性格もかわいいと勘違いしているブサイコちゃん。
●「洋子嬢」:30オーバー 俺より年上で姉御的存在。いつも命令口調。イヤな奴。
思いっきりレイプしてやりたいタイプ。
●「のりこ嬢」:20歳? 典型的な女子高生なのり。腕輪じゃらじゃらでフェラ自慢。
延々と車内でフェラ自慢、でもまぁかわいいからOK。
●「きょうこ嬢」:30近い? おしとやかなご婦人、胸もでかいしケツもやらしい丸み、指名
するなら俺はこの人。でも無口。店のNO.2でもある。
●「りかこ嬢」:26歳 親の介護しながらというツワモノ&一児の母。やさしさが滲み出る。
実は下も滲み出る程すごいらしい。
●「ななこ嬢」:23歳 指名No.1。だからなのか高飛車で高圧的、ぬっころす!とさえ思う。
こいつだけは頂けない。田舎デリヘルでなに威張ってんの?
●「りえ嬢」:25? 裏のNo.1。オーナーの愛人かと思われる。仕草エロス!運転してて勃起
しちゃう様なフェロモンムンムン。出すなら顔だな!
●「かのん嬢」:?? 不思議ちゃん。コスプレ大好きだから!でデリヘルバイトするか?
スクール系が似合っちゃう子。
ではまた。

7/25
一日休みをもらって再出勤。普通の店だと女の子を乗せて「待機」するらしいんですが
なんだかオーナーの意向でなるべく待機はしない様にとの事です。警察がうるさいのと
ホテルの裏で停車していると通報された事が何回もあったそうです。
一本目、足立区からのオーダー
指名:かのん嬢、シングル
場所:ラブホ
要望:スクール水着とローター
お!萌えるプレイするねあんた!あんた通だよ!脱がさないでそのままローター責めだね!
感想:すっごいイヤラシイ客だったそうです。
この日は5本止まり。

7/26
車の中は話す子と話さない子が居てちょっと気を使ってあげると話し始める子が多い。
俺はなるべく仲良くなりたいから仕事中にコンビニで待ってる時にお茶や紅茶を買って
仕事終った後におつかれ?と渡してあげる。そうすると最初は驚くけど次から飴とか
お菓子くれたり世間話したりとする子が多い。
三本目、台東区からのオーダー
指名:きょうこ嬢 ダブル
場所:ラブホ
要望:エロ下着
こりゃいいね!あんなおしとやか婦人にエロ下着!脱がさず横からいじくり倒しちゃうね!
感想:無口・・・
四本目、同じく台東区
指名:フリー
場所:ラブホ
要望:おっぱいおおきい子
あぁ?またデブちゃん派遣ですよ。車のクーラー温度上げなきゃww
感想:たっぷり谷間発射して満足だったそうです。俺にはできん!

7/28
店の契約駐車場で待っているとオーナーから「面接頼む!」との事。俺無理だって!
写メ撮ってオーナーの携帯に送ってくれとう。無理!無理!なんで俺なんですか?
と聞いたら、手が離せないプラス女の子に結構気配りしてるそうじゃないか?と言われ
しぶしぶ夜の街へ。喫茶店で待つ。携帯に電話で「ちょっと遅れます」との事。
そりゃ外から見たいでしょうからね。俺の顔を・・・
扉から入ってきた子はけっこうかわいく細目で胸は貧乳。履歴書見ながら
給与システムを説明するとすぐに働きたいとの事。では!と写メとってオーナーへ。
二分後メールで「OK」。では採用。簡単だなぁ? 

ここで変な話に「あのぉ?講習はあるんですか?」あると言いたい男心!
「ないですよ、安心しちゃってください」との答えに彼女初めて笑顔見せた。
こういう業界ってそういうのあるのね、う?んでも射精しちゃいけないって聞いたけど・・・

7/29
今日初出勤の「かえで嬢」貧乳マニアには堪らないと思う。だって屈んだ時ににチラリと
見えた谷間は洗濯板にレーズン2個だもん。是非ご賞味を・・・俺はいらん!
五本目、江東区からのオーダー
指名:フリー
場所:アパート
要望:本番させろ!
こういう客は一番困ります。だって禁止だ!と言っているにも関わらずしようとする。
これが風俗の醍醐味だ!なんて中には生中だしする奴さえ居るしまつです。
こんな人は当然うちの強面のオーナーにお任せです。詳細は・・・やめときますww
六本目、板橋区からオーダー
指名:ななこ嬢 シングル
場所:ラブホ
要望:バドワイザーのタイトスーツで。バイブオプションで。
そうです!もうやっちゃって下さい、こんな女!バイブで散々いじめてヒーヒー言わせて
やって頂戴な!
感想:「なんなのあいつ?、超ちんこ小さいしぃ?、おまけに臭いしぃ?、次指名来たら
キャンセルしてくれる?」
うるせぇ!高飛車女!びちょびちょバイブもって帰ってきたくせに!俺に渡すな!

7/31
今日は一本目から最悪でした。フリーでミキ嬢でチェンジ、洋子嬢つれてったらチェンジ
新人のかえで嬢でチェンジ。最後はキャンセル。何回往復さすんじゃい!
でもこれも大切なお客様です。がんばりますです。交通費位払ってくださいよお客さん!
七本目深夜、豊島区からのオーダー
指名:りかこ嬢だけれど居ないので、たまたま居たりえ嬢。
場所:ラブホ
要望:ブレザーの女子高生でバイブ責めだそうです。
いいっす!りえ嬢の苦悶の表情が見たいっ!エロ汁たらしながら喘ぐ姿が・・・おっと勃起んこ。
感想:コスが精液で使い物にならなくなりました。やるねりえちゃん!
りえ嬢とはなんだか車の中で話が弾むようになり、俺のことをいままでドライバーさんなんて
呼んでたのに急に「きーちゃん」と呼ぶ様になった。何故にきー・・・聞いたら車のキー(鍵)
なんですと。う?ん車の中がいい匂い。あぁ勃起んこ。

8月編はまた後日によろしくです。

NとY

はじまりは中学2年の時。

当時、俺は高校受験のために塾に通ってた。
その塾にはクラスが幾つかあって、(自分で言うのも何だけど)成績の良かった俺は「難関私学受験クラス(通称“特進”)」にいた。
特進には、県内各地から集まった生徒が全部で15人。
彼女(Y)もそのうちの一人だった。

背の順でいうと後ろから数えたほうが早いだろう、全体的に細身のすらっとしたシルエット。
さらさらとしてつやのある髪は、少し長めのストレートレイヤー。
おそらく地毛なのだろうが、ほんのりとブラウンが入っていた。
性格はおとなしい。
自分から話題を提供することは(少なくとも俺には)ほとんど無く、クラス中が馬鹿話で盛り上がっている中でも静かに笑っているような…
…Yはそんな女の子だった。
その年の2月14日。
いつも通り授業が終わって帰る準備をしていると、同じく特進の女子(N)に声をかけられた。
「みんなが帰ったら、ちょっと駅まで来てくんない?」
当時、Nに片思いしてた俺は喜んだ。…ところが、はやる気持ちを押さえて駅まで行くと、様子が違った。
そこにはNと、なぜかYも一緒にいた。

N「ほら、来たよ」
Y「…ん」

なるほど理解した。
これって、間接的にNに振られたんだ、と。

なんだか絶望感が一気に押し寄せてきて…その後のことはハッキリとは覚えていない。ただ、気付いた時にはYから渡された白い紙袋を持って歩いていた。
開けてみたのは、その翌日だった。
中にはゲームキューブくらいの白い箱に入った、手作りのハート型したチョコレートケーキ。箱には『好きです。』とだけ書かれたカードが添えられていた。

付き合い始めてからもYは相変わらず静かで、賑やかだった俺とは対照的だった。
こちらから話題を振らなければおとなしいままだわ、特進のみんなからは茶化されるわで、俺はちょっと鬱陶しく思ってたけど、勢いで付き合い始たという負い目もあり、そのままズルズルと過ごしていた。

付き合い始めてから半年が経った中学3年のある日、俺は彼女の家に呼ばれた。
まだキスもしたことのない奥手な彼女が、「明日から1週間、家族みんな居ないんだ…」と言ってきた時は、正直驚いた。
もちろんそれはそういう意味だと思ったし、そういう事に興味もあったが、俺は「ここでしてしまったら、このままズルズルと関係が続く。絶対にだめだ。」と心に留めて家に行った。

いつになくニコニコと楽しそうに振舞う彼女の姿にあてられ、なかなか「帰る」と言い出せず、そのまま彼女の作った晩御飯まで食べてしまった。

時計が19時を示した頃になって、俺はさすがに焦りを感じ、「そろそろ帰る…」と切り出した。
玄関で靴を履いていると、彼女は、
「…いや」
と言って俺の服の裾を引いた。

振り返ると、彼女は真っ赤になって俯いていた。
風呂からあがり2階にあるYの部屋に行くと、電気スタンドの明かりだけが灯る薄暗い中に、タオルを巻いた姿でベッドの縁に座る彼女がいた。
俺が隣に座ると、彼女からキスをしてきた。

どれくらいの時間かは判らないが、何度も何度もキスをした。
彼女の纏うタオルを除けると、予想に反して下着姿の彼女が現れた。どうやら風呂からあがった後に再び着けたようだ。
薄暗くてよくわからなかったが、白か薄いブルーだろう。レースをあしらった、年相応のかわいい下着だった。

俺はブラを外そうとしたが、外し方を知らなかっためにまごついた。すると彼女は俺の手をそっと払い、自分で外した。

思わず息を飲んだ。それは小ぶりながら、透き通るように白く、整っていた。

隣に座る彼女の背中から右手を回し、向こう側のツンとした小さな突起に触れてみた。

それまで無言だった彼女は、かみ殺したように小さく声をあげ、ピクッと反応した。
その声をスイッチに、俺の中で何かがキレた。無我夢中で揉み、舐め、吸った。

「…怖いっ…」

彼女は小さな声でそう言って身をかがめた。
我に返った。

俺「…ごめん。はじめてだから…」
Y「…うん。私もはじめてだから…」
俺「…もう少し…さわっていい…?」
Y「…うん」

俺は彼女にそっとキスをし、そのままベッドに横たえた。そして自分の体を上から重ね、胸を愛撫した。
(といっても、まだまだ拙いものだったが…)

やがて右手を下半身に向かって這わせ、下着に手を入れた。
熱い感触。指先に触れ、濡れた。
そこがそうなることは知ってはいたものの、正直ここまでとは知らず、失禁したのかと思った。

下着に両手をかけると、彼女は少し腰を浮かせた。
抵抗はほとんど無く、スルリと脱げた。
目の前には、なだらかな丘がある。
体毛の薄い体質なのだろう。
そこには、少し濃い産毛といった感じの陰毛が、申し訳程度に生えていた。

俺の知識はエロ本のそれしかなかった。
(この流れは、口でするのか…?)
太股の内側に手をあて、足を開こうとする。
始めは少しの抵抗をみせるも、やがておずおずと開いていった。

親指と親指の間にあるそれは、分泌された彼女の液体によって、ぬらぬらと輝いていた。
モザイクのないそれを見るのは初めてだった。
綺麗だと思った。
それを目の前にすると、もう我慢ができなかった。
もういいか訪ねると、Yは無言で頷いた。

彼女の部分にあてがうも、入り口がよく分からない。
ぬるぬるとした感触に、幾度も滑らせることになった。
そうこうしているうちに突然何かが押し寄せ、果ててしまった。
挿れる前に。

俺「…ごめん。」
Y「…うん。」

情けなかった。
彼女が飛散した白い液体をティッシュで拭う間、気持ちは沈んでいた。
すると、彼女は俺自身にそっと触れてきた。

俺「えっ!?あっ!!?」
Y「…。」

彼女の細い指先に触れ、すぐに元気が戻った。

俺「…」
Y「…」
俺「…いい?」
Y「…おねがい。」
彼女のガイドで、ようやく入り口に導かれた。
ゆっくりと押し進める。
やはり抵抗があったが、最後まで挿れることができた。
圧力がかかり、熱い。

俺「痛い?」
Y「少し…でも、平気…」

もっと大量に出るものだと思っていたが、思っていたより血は出ていなかったようだ。
俺はゆっくりと動き出した。
壁が、絡みつき、そして、熱い。
うまく動けずに、抜けそうになる。
動かすたびに彼女が反応する。
はッはッという荒い息にまぎれ、時折押し殺したような「んっ」という声が漏れる。
どうやらAV女優の喘ぎ声が演技というのは本当のようだ。
目の前の彼女は、口を固く閉じ、声を押し殺している。

「…ふぁぁぁ…」
ふいに彼女が静かに長い息を吐いた。
彼女の中がふっと緩み、一瞬キュッと閉まった。
これが致命傷だった。

何が起きたか、よくわからなかった。
2度目は、中で、果てていた。
(妊娠したらどうしよう…)血の気が引く音を初めて聴いた気がする。

Y「…気持ち、良かった?」
俺「うん、あ、中であの…」
Y「…うん」

彼女は俺のしでかしたミスをティッシュで拭うと、俺の背中に寄り添ってきた。そうしてそのまましばらく経った後、彼女が口を開いた。

「…シャワー浴びてくるね」

薄暗い部屋に1人残された。
セックスしてしまった。しかも中に出してしまった。
俺は、自分の優柔不断さを呪っていた。

こうして、バレンタインのあの日から始まった悪夢は、幕を進めていった。
いくら背伸びをしてみても、中学生なんて所詮はまだまだ子供だ。
俺は責任が怖かった。そしてその責任から逃れたかった。

あんな事があったというのに、あんな事をしてしまったというのに、Yと話すのが気まずくなった俺は、彼女を避けるようになっていた。

そしてあれから数日経ったある日、授業が終わった後で彼女に呼びとめられた。

(ついに来た…)

暗澹とした心持ちで、彼女と近くの公園へ向かった。
並んでベンチに越しかけるも、どう切り出してよいかわからず、しばらく重い沈黙が続いた。
先に沈黙を破ったのは、彼女だった。

Y「…あのね」
俺「…うん」
Y「…大丈夫だった」
俺「え…?」
Y「生理…きたから…」
俺「??」(←その意味がよくわからなかった)
Y「できてなかったってこと」

そう…できてなかった、か。大丈夫だったのか…!
体の力が一気に抜けた。…と同時に、自分でもなんだかよくわからない感情が込み上げてきた。
それは「怒り」に近かったと思う。その溢れる感情の勢いに任せて俺は切り出した。

俺「…なぁ。別れよう?」
Y「…」
俺「俺、もう、前みたいには戻れない…」
Y「……いやだ(泣き出す彼女)」
俺「ごめん…」

彼女はしばらく泣いていた。そして、一言一言紡ぐように言った。

Y「…私は…それでも好き…」
俺「俺もYの事好きだけど、もう無理だよ…」

結局Yとは別れことになった。
一方的で、最悪な別れ方。このことはずっと胸の奥に罪悪感の黒い塊として残ることになった…。
秋になって、俺は塾を辞めた。東京の私立高校に、推薦での入学が決まったためだ。
部活を引退し、学校に毎日通う以外に特にやることの無かった俺は、ダラダラと過ごしていた。

そして、はじまりのあの日からちょうど1年経った、中学3年の2月14日。
俺はその日、学校のクラスの友人達と、卒業旅行と称して今は無きドリームランドへ遊びに行った。
さんざん遊び尽くし、夜になって家に帰ってきた俺に、妹がやけに明るい声で言った。

「にいちゃーん」
「お届け者でーす」

ニコニコと無邪気に微笑む妹の手には、去年と同じ“白い箱”があった。
そして箱には、カードが添えられていた。

『好きです。』

俺は妹の手から箱をひったくるように奪い、部屋へ駆け込んだ。後ろで妹の冷やかしの声が聞こえた。
妹は知らなかった。俺たちはもう別れたということを。

結局、俺は恐ろしくなり、箱を開けることなく捨てた。
俺もYも当時は携帯を持ってなかったし、彼女のことはそのまま放置した。
何もしないことが解決になると、信じた。
高校生になった。
今まで官舎住まいだった我が家も、俺が東京の高校に入学したのを機に、横浜に家を立てて移り住んだ。
あの町には思い入れがあったが、Yと疎遠になることに内心ほっとしていた。

俺の高校は某大学の付属校のひとつで、男子校だ。
エスカレーター式に大学に行けるし、周りは野郎ばかりで気を使う事もないし、毎日がとても楽しかった。
弓道部に入部した俺はそれに打ちこみ、汗を流して毎日を過ごした。

さすがに次の2月14日前後は重い気分だったが、杞憂だった。
引っ越しの際は、本当に親しかった学校の友人以外の誰にも新しい住所を教えなかったから“白い箱”が届くことはありえなかった。
高校2年の夏、関東大会に出場した。会場は前に住んでいた県の、とある公立高校だった。
結果は…残念ながら勝ち残ることはできなかった。
自分なりに全力で臨んだ大会だったから、その実力が及ばなかったことがとても悔しく、仲間と離れてひとり中庭でふてくされながら飯を食っていた。

「○○くん…?」

不意に後ろから呼びかけられ、俺は振り返った。

そこにはアイツがいた。
「びっくりしたよ!弓道始めたんだね!私ここの学校に入ったんだよ!」

そこには俺と同じく弓道着の身を包んだNが立っていた。

スラムダンクで感激して以来ずっとバスケ部員だった俺が、高校に入ってから突然に弓道を始めた理由は、正直なところ、Nの存在があったからだ。
彼女は中学の時からずっと弓道をやっていた。…といっても、うちの中学には弓道部がなかったため道場に通っていたのだが。
それを覚えていた俺は、引越しの寂しさと、まだ捨てきれない初恋の気持ちから、彼女の影を追うようにして弓道を始めたのだった。

でもまさか再会できるとは思わなかった。
しかしよくよく考えてみれば、この公立高校は県下トップ校である。特進の生徒だった彼女なら、ここも当然、射程圏内なのだ。

片手に弓を持ち、仁王立ちで俺の後ろに立つNは、あのころと何ひとつ変わっていないように思えた。
俺「N!△△高だったの!?」
N「うん。××に落ちちゃってねー。」

あっけらかんに答える彼女。
やっぱり変わってない。

小学校の時からそうだった。
明るくて、人懐っこく、豪放で、男勝りで、ちょっと頑固。
特進では、Yといつも一緒にいた。
Yが女の子らしい女の子だったからその陰に隠れていたけれど、Nだって、俺の色眼鏡をはずしてもレベルは高いほうだったと思う。
俺「そっか。まさかこんなとこで再会するとは…」
N「ねー。世の中せまいねー」

彼女は「よっこらせ」と、おばさんみたいに言いながらおれの斜め前に腰掛けた。
なつかしかった。彼女の口癖だ。

俺「おばちゃん、変わってないなぁ」
N「あらーうれしいこと言うじゃないwこれでも年取ったのよーw」
俺「1年ちょいじゃんかw」

新しい学校のこと、俺の新しい地元のことなど、しばらく話をした。
すると彼女が唐突に切り出した。
N「…ところで、Yとはどうなったの?」
俺「え…?聞いてないの?」
N「アンタと付き合い始めてから、そっとしとこうと思ってあんまり連絡取らないようにしたの」
俺「えと…別れたよ。夏頃」
N「…そっか」

ふと気になって聞いてみた。まだ罪悪感は残っていた。

俺「…Yはどうしてる?」
N「お互い高校決まってから、ぜんぜん連絡とってないよ?」

少しホッとした。
YがNに俺のことを話していたら、Nにも嫌われるんじゃないかと思ったから。

…ところが、ホッとしたのもつかの間。俺はこの後とんでもないことを知らされることになった。
N「そうそう、Yは“△△付属女子高校”に行ったんだよ」
俺「…え!?」

その時、後ろでNを呼ぶ声がした。

「あ、いかなきゃ。じゃまたね。そうだ、番号教えてよ!」

彼女と携帯の番号・アドレスを交換し「またね」といって別れた。Nと会えたことで敗けた悔しさは忘れていたが、今度はまた別のモヤモヤが残っていた。

“△△付属女子高校” …俺と同じ大学の付属女子高校で、同じ大学に進学する。

俺のいた学校から、俺の高校に進学したのは、俺の代では俺ひとりだ。
それくらい、あの地区から遠いあの学校に進学することは珍しい。もしかして…

…これ以上は考えたくなかった。湧き上がる不安を覚えつつも、俺はNとの再会であの時あきらめたあの想いが蘇るのを感じていた。
「はい!…お返しとかぜんぜん気にしなくていいからねw」

高校2年のその日、Nからチョコレートをもらった。

夏に再会を果たし、その後連絡をとって何度か会うようになった。
Nとの関係が友達から恋人へと昇華した時の詳しい経緯は、思い出すだけでも赤面してしまう。

ともかく、俺は幸せだった。…でもやっぱり、その日が近づくとどうしても不安になってきた。
かといってNには心配をかけたくなかったし、Yにしてしまったことへの罪悪感もあって、俺の抱える“罪”や“不安”は、Nには黙っていた。

その年も杞憂に終わった。“白い箱”は届かなかった。
チョコレートは、料理のあまり得意ではないNが苦心して作ったであろう、ちょっといびつなトリュフだった。
かなり苦かったが、嬉しくて誰にもあげずに全部食べた。
ホワイトデーのお返しには、バイトで稼いだなけなしの金をはたいてペアリングを送った。
「うわー。無理すんなって…w」とか言いつつも、安物の指輪に涙を流してくれたNを見て、もらい泣き寸前だった。

そして何事も無く高校3年生になった。

Nは大学受験を控え、部活を辞めた。
俺は、高校に入学したときに大学進学が決定していたので部活を続けることはできたが、彼女が大好きな弓道を辞めたから、俺も辞めた。
それでも、バイトしたり何なりで、忙しいことには変わりなかった。
彼女は受験勉強の合間にちょくちょく電話をかけてきた。
ほとんどは学校での出来事・テレビ・デートの約束といったなんでもないような話題だったが、時折暗いトーンで受験への不安を話したり、日々のストレスを怒りという形で俺にぶつけることもあった。
受験をしない俺にはどうしていいかわからないというのもあったけど、とにかく「うん、うん」と聞き役に回るよう努めた。

梅雨のある日、彼女は泣きながら電話をしてきた。大雨の向こう、桜木町まで来ているという。
「すぐに行くから、近くの店に入って待ってて」と言い、あわてて家を出た。

駅に着くと、Nは屋外にある大きな案内板の前に傘を差して立っていた。
俺「店で待ってろっていったのに…」
N「うん」
俺「…大丈夫?」
N「…うん」
俺「…とにかく、歩こう?」

彼女の手を引き、汽車道を歩いた。この辺りには、デートで何回か来た事があった。
ワールドポーターズまで来てみたものの、とてもじゃないが映画を見る気分ではなかったので、とりあえずお店に入ることにした。

運ばれてきたハニートーストを見ても、彼女は手をつけようとしなかった。
本来なら、甘いものが大好きで、ケーキやパフェを見るとテンションが1段階高くなる子だけに…その様子から重症であることが伺えた。

俺は慌てて薄着で出てきたため、店の空調は少し肌寒く感じた。コーヒーを飲みながら、彼女が自分から話すまで待つことにした。
「ごめんね」

彼女がようやく口を開いた。

「高校受験に失敗した事、思い出しちゃったw」

努めて明るく振舞おうとする姿が痛々しい。

「なんか毎日勉強ばっかりしてたら、気が滅入っちゃってさ。イヤなことばっかり考えちゃう。でも、元気でたよ。ありがと」

結局、ハニートーストを半分残したまま店を出た。

ワールドポーターズを、手をつないで歩く。
彼女はまだいつもの元気を取り戻していなかった。

そんな様子を見て俺は、一抹の不安を感じていた。
「…あのさ、前からあれに乗ってみたかったんだけど、いい?」…嘘だ。
俺は高いところが大嫌いだ。観覧車なんて、絶叫マシーンだ。でも彼女のためなら…。

俺「ごめん…やっぱり怖い…」…ダメだった。まだ1/4くらいのところで。
N「はぁ?高い所ダメなの?w」

彼女が席を立った。ストップ。揺らさないでくれ。頼む。
向かいに座っていた彼女は、隣に座って腕にしがみついてきた。
普通の男なら腕に当たる柔らかい感触にドギマギするとこなのだろうが、俺はそれどころではなかった。
窓の外は雨。イルミネーションがキラキラとしていた。

ようやく地面に足を着いたとき、俺はもうグッタリしていた。
桜木町駅へと向かう間もずっと、彼女は腕にしがみついていた。
どうやら少しだけ元気を取り戻したようだ。体を張った甲斐があったというものだ。
俺「じゃあ、もう遅いし、帰ろうか?」
N「…イヤだ」

どこかで見たようなシチュエーション。…そうか、Yと初めて繋がったあの日か。

…根岸線の下り電車で石川町まで行き、そそくさと建物の中に入った。

「…わかんないよ…」俺だってわからない。

とりあえず案内板を読んでボタンを押すと、鍵が出てきた。エレベーターに乗って0503号室へ向かう。

「へぇ。結構広いじゃん…」彼女はなんだか楽しそうだ。
こっちは心臓がバクバクしてるというのに。いざとなったら女のほうが肝が据わっているそうだが、なるほど実感した。
とりあえず並んでベッドに腰掛けた。

俺「…いいの?」われながらアホな質問をしてしまった。
N「なにをいまさらw」

彼女は頬にキスをし、「シャワー浴びてくるね」と言ってバスルームへ向かった。
…と、すぐに「お風呂ためていい?」と、大きな声が聞こえてきた。

お風呂に湯を張っている間はずっと、キスしたり、有線をいじったり、テレビをつけたり、ふたりして初めてのラブホテルを楽しんだ。

お風呂が溜まった。俺が先に入ることになった。
歯を磨いて体を洗っていると突然「はいるよー」という声がした。
このときばかりは油断していたから、不意打ちをくらって慌ててしまった。
彼女が入ってきた。
小さなタオルで肝心な部分は隠しているものの、その女性的なラインはくっきりと表れており、思わず見とれてしまった。

N「こら、見すぎだってw」
俺「N、おっぱい大きいな…」
N「なにそれ皮肉?どーせBカップだよッ!w」

彼女いわく「そんなことない」そうだが、それでも俺が彼女の胸をみて大きいと素直に思った理由は、Yとの事があったからだろう。
まだ幼さの残るYの体型に比べ、Nのそれはまさに大人だった。

N「いいからあっち向いてよ。背中洗ってあげるからさ。」
俺「…ん」

その後、交代して彼女の背中を洗い、俺は一足先に湯船に浸かって彼女を見ていた。
やがて彼女も体を洗い終えた。俺は交代するつもりで湯船から出ようとしたが「え?まってよ、一緒にはいろうよ?」と止められた。
俺と同じ向きで、俺に寄りかかる形で彼女が入った。
俺は彼女の体に手を回し、彼女のおなかの前で組み、しばらくそのまま無言で抱っこしていた。

ふと、彼女が言葉を漏らした。

N「…好きだよ」
俺「…俺も好きだよ」

俺「…そろそろあがろう?もう俺やばいよ」
N「知ってるwずっと背中にあたってるw」

そういう意味ではなく、単にのぼせそうなだけだったのだが、黙っていた。
風呂から上がると、体もよく拭かずにベッドに入った。そして、初めてディープキスをした。
のぼせるような感覚は、長いこと湯船に浸かっていたせいだけではなかった。

しばらく舌を絡めた後、俺は彼女の首筋に軽くキスをした。
噛み付きたいくらいきれいな首筋。あのときばかりはドラキュラの気持ちが理解できた。
時折漏れる彼女の「んっ」というくぐもった声を聴いていると、なんだか不思議な感覚になった。

そうしている間もずっと、手は胸をまさぐっていた。
例えようの無い柔らかさ。ふわっとしていて、ハリがあって、先端はもうピンピンに勃っている。

彼女は背中側から抱かれる態勢が好きみたいだ。風呂の時と同じ態勢で、ひたすら彼女に触っていた。
N「ん…ね、おっぱい気に入った?」
俺「…」必死だった。
N[ふふっ…w]

左手で胸を弄ったまま、彼女を横たえた。
そして荒くなってきた息のもれる彼女の口を口で塞ぎ、その後は徐々に下がって、彼女の胸の先端にある突起にしゃぶりついた。

「ふぁ…」彼女は時折、可愛い声をあげた。
俺は俺で夢中になって、それはもう乳首がふやけるのではないかと思うぐらい、むさぼっていた。

「こらこら、おっぱいばっかり…w」舌の動きを止めて顔を上げると、ピンク色に上気した彼女の笑顔があった。
よかった。いつもの明るい笑顔だ。思わず俺も微笑んでしまう。
すると彼女は、俺の首に手を回し、上体を起こしてキスをしてきた。
そのまま少し体勢をかえ、向かい合う座位の形になった。相変わらず彼女は俺の首を引き寄せて舌を絡めていた。
そうしている間ずっと、俺のあそこは彼女の腹部に触れており、その感覚がとても気持ちよかった。
彼女の舌が俺の舌から離れ、糸を引いた。それを見て彼女とふたりでクスッと笑った。
そのままゆっくり彼女を倒した。たまたまそこにあった大きな枕が彼女の背中の下でクッションになり、彼女の上体が少し起きた形になった。
俺の両足は、その状態では、彼女の両足の間に入っていた。つまり、彼女は自然と股を開いていた。
俺の舌は、口、首、鎖骨、胸、乳首、脇腹、へそ、そして茂みへと這っていった。
彼女の茂みに差しかかったところで「はむっ」と茂みをくわえ、引っ張ってみた。彼女は一瞬腰をピクッと浮かし、反応した。嬉しかった。

やがて俺の目の前に、彼女の最も秘密で、そして最も濡れている部分が現れた。
クリトリス…。想像していたより小さい。
とりあえず、舌先で小突いてみた。

「ふあッ…!」彼女は大きな反応を見せた。

俺「…気持ちいいの?」
N「バカwそんなこときくなっ!」
俺「ってか、すごい、綺麗だ…」
N「…ちゃんと顔見て言えって…!」

彼女は何か言っていたが、俺は最後まで聞かずにそこにしゃぶりついた。
汗の味のする愛液と、ほんのり香る彼女自身の匂いのなかで、全神経を口に集中させて刺激した。
小さな突起を吸い上げ、舌先で摩る。ヒクヒクと蠢くヒダにキスをし、膣口に舌を這わせる。そして彼女の反応を楽しんだ。
すぐに彼女の腰は俺の舌から逃げるようにビクビクとうねり、やがて彼女は俺の頭を手で強く押さえ、その大きな波を迎えたようだった。
大粒の涙を目に、時折ビクッと痙攣しながらも必死で呼吸を整える彼女を、俺は黙って見ていた。
そして彼女と目が合った。俺は彼女と目を合わせ、無言で置いてあったコンドームを被せ、今にも破裂しそうなペニスをあてがった。

苦痛と快楽が入り混じる彼女の表情に、俺はある種の達成感を感じていたように思う。
俺の全てが深々と突き刺さったそこは狭く、灼けるようだった。
少しでも気を抜くと意識をすべて根こそぎもってかれそうな、そんな快感の中で必死に耐えていた。

やがて射精の予兆は少し収まり、俺の中に多少の余裕がうまれた。
と同時に、それまで自分の事に精一杯で彼女への気遣いを忘れていた事を思い出した。
俺「…痛いのは収まってきた?」
N「…うん」
俺「じゃ、動かすよ」
N「あ…待って…!」

そう言うと彼女は両腕を大きく広げた。俺はそれに答えるように上体を屈め、彼女にキスをした。
彼女は俺の脇の下から腕を入れ、両肩をしっかりと掴んだ。

上半身も、下半身も、全身が繋がった。
俺はゆっくりと腰を動かした。
そのたびに結合部からは、水気を帯びた淫靡な音が響いた。
俺が奥を突くと、彼女はより強く肩を掴んだ。時折立てた爪が食い込む痛ささえも気持ちよかった。

そうこうしないうちに、おおきな予兆が俺を襲った。
俺は最後の力を振り絞るようにして彼女の奥まで突き立て、果てた。
膣でなおドクドクと湧き上がってくる感覚は、まさに快感そのものだった。

やがて射精がおさまり、ゆっくりと彼女の膣から引き抜いた。驚くべき量の精液が放出されていた。

俺は全身の力が抜ける感覚を味わい、彼女の胸の上に体を預けた。
しばらくふたりで呼吸を整えていると、彼女が俺の頭をそっと撫でた。

目をつぶるとすぐに睡魔に襲われた。
目を覚ますと、彼女は俺の腕を枕にすやすやと眠っていた。あれからどれくらい時間がたったのだろうか。右腕はとうに痺れている。
彼女の額に軽くキスをすると、彼女は目を覚ました。

その後、しばらく思い出話をした。
ずっと片思いをしてたこと。あのときNがYを助けたことに落胆したこと。
どこか面影を求めて弓道部に入ったこと。再会したときは本当に嬉しかったということ。
戸惑うNに何度もお願いして付き合ってもらったとき必死だったこと。

そして、心から「好きだよ」と言い、もう一度キスをして再び眠りについた。

この時俺は、幸せの絶頂にいた。NといればYのことも吹っ切ることができると信じていた。
…まさかあんな事件が起こるとは、これっぽっちも思っていなかった。
例年よりも長く続いた梅雨が明け、また暑い夏がやってきた。
俺とNは、一線を越えた後もそれまでと同じように付き合うことが出来た。

Yとは体で結ばれても、俺の心がYの方を向いていなかった。だからうまくいかなかった。
ゆえにNとの関係がこれまで通りであった(あるいはそれ以上に近しくなった)ことは、嬉しかった。
文字通り「身も心も結ばれた」と、俺は思っていた。

Nは大学受験を控えていたため、四六時中一緒にいるということはなかったが、たまに気分転換と称してデートしたり、身体を重ねたりすることで、俺はYの事を忘れる…とはいかないまでも、気にしないようになった。
件名:HappyBirthday!!
本文:誕生日おめでとー☆これからもよろしく!

Nからメールが届いた。
(Nらしいな、日付が変わる瞬間を狙ってメールしてくるなんて)
俺はすぐに返信のメールを送った。

俺[Thanx。18歳かー。年取ったなー]
N[それはとっくに18になってる私へのあてつけですかコラ(^^#)]
俺[……。…そんなことより、今日ついでに買い物したいんだけど、いい?]

今日は彼女と会う予定だった。
N[OK。じゃあ、ちょっと時間早めにしよっか。3時でいい?]
俺[おう。それじゃ、おやすみー]
N[おやすみー]

読みかけの文庫本にしおりを挟み、枕元にあるスタンドの明かりを落とした。
真っ暗な部屋の中。夕方になって降りはじめた雨の音が、しとしとと響いていた。

ベッドに入ると、すぐに眠気が襲ってきた。意識が夢と現実の間をゆらゆらと泳いでいたその時…

『*********!!』

携帯が鳴った。メールだ。
突然の電子音に少し驚き、悪態をつきながら眼鏡をかけ、携帯を手に取った。
眠気が一気に吹き飛んだ。

件名:(NoTitle)
本文:ひさしぶり。誕生日おめでとう。 ――Y

知らないアドレスからのそのメール、送り主は…Yだった。

俺は混乱した。
なんで突然メールを…?
なんで俺のアドレスを…?
これは返信したほうがいいのか…それとも、そのまま放置するほうがいいのか…?
確かにあのとき別れたよな…?
子供もできなかったし、あんなひどい別れ方をした俺に固執する理由もないよな…?
いろいろと悩んだ結果、とりあえず保留することにした。
その場は“もう寝てた”ことにすればいい。そして、明日Nに相談しよう…。

Nには極力、迷惑や心配をかけたくなかった。
…しかしながら、俺ひとりではもうどうしようもないと思った。
今までの俺の対処法は、どうやら裏目にでている。現にYはこうしてメールを送ってきた。

明日Nに全てを話そう。俺の罪を知って、Nが俺のことを嫌いになっても…辛いけど、仕方の無いことだ。

そう決意し、眠ろうとした。
雨のおかげで部屋の中は涼しかったが、なかなか眠ることはできなかった…。
「おにーちゃん…?もう昼だよ。今日はデートでしょ…?」

ドアを少しだけ開けて、妹が顔を覗かせていた。時計を見ると、もう12時を回っていた。

俺「…ん。目覚しかけるの忘れた…。サンキュ」
妹「ごはんできてるよ」

結局、昨夜は何時くらいに眠りについたのだろう…?昼まで寝ていたというのに、まだ眠かった。
シャワーを浴びて食卓につくと、母が話しかけてきた。

母「あんた、今日のデート終わったらNちゃん連れてきなさい」
俺「…はぁ?」
母「Nちゃんにも一緒にケーキ食べてもらったら?」

初めてNをうちに連れてきて以来、家族はNに好意的だった。
両親ともNのことをえらく気に入っているし、妹とは時々メールをするような仲だった。
今日がデートの日だということも、N→妹→家族 という流れで伝わっていたようだ。

「…んー…わかった……」

昨夜の決意もあって、俺は気の抜けた返事しか返せなかった。
電車にのっている間はずっと、嫌な未来の想像ばかりが膨らんだ。

汐入駅で電車を降り、待ち合わせの場所へ向かった。20分前だというのに、Nはすでに着いていた。
俺と目が合うと、彼女はにこっと笑って小走りで寄ってきた。
その様子を見て思った。

(…やっぱり…失いたくない)

考えてみれば、なにもNに話す必要はないじゃないか。
これは俺とYの問題だ。俺自身で解決するべき問題なんだ。
そうだ「夜に書いた手紙は朝に見直せ」というやつだ。きっとあの時は気が動転して、正しい選択ができなかったんだ。

…そう自分に言い聞かせた。結局、俺の決意は崩れた。
欲しかったCDを買って、映画を見た。
ふたりのお気に入りのアイスクレープを食べているとき、母に言われたことを思い出して彼女にきいてみた。

俺「…あのさ、これからうち来ない?」
N「え?いいの?」
俺「うん。なんか張りきってケーキ作っちゃってるみたい」
N「いくいくーw」

母に電話し、自宅へと向かった。
ここへ来るときと同じ電車だったが、今度は明るい未来ばかりを想像していた。
やっぱり言わなくてよかった。
1階からはまだ、母の電話する声が聞こえていた。
みんなでご馳走を囲んでパーティーをしたあと、Nは家に電話し、今夜はうちに泊るということを伝えた。
そしてそのまま母に代わり、かれこれ30分近くNの母親と長話をしていたのだ。

隣では、Nと妹がゲームで盛り上がっていた。俺はベッドに横になって、その様子を眺めていた。

昨夜届いたYからのメールの事が少し気にかかっていた。

改めて考え直してみても不可解だった。どういった経路で俺のアドレスが伝わったのだろう。
部活?…いや、Yの学校には弓道部はないからそれはありえない。
Yに会うのが気まずくて学園祭には行かなかったから、△△付属女子高校に知り合いはいないし…。
同じ付属高ということで何度かあった合コンの誘いも、全て断ったし…。

そんなことを考えていたら、唐突にNが切り出した。
N「そうそう。Yからメールきたでしょ?」
俺「え…!?来たけど、なんで知ってんの!!?」
N「こないだ偶然会ってさー…」

彼女の話によると、こうだ。
Yとは地元で偶然会った。少し話をしているうちに、俺の話になった。
もともと俺がYと付き合っていたこともあって気まずいとは思ったが、今現在俺と付き合っていると言う事を話した。
でも彼女はそのことを知っていて、笑顔で「私は気にしないよ」と言った。
その後、『そういえばもうすぐ誕生日だね』という話しになって…

N「…そしたらYが『お祝いのメール送りたい』ってアドレスきいてきたから、教えた」
俺「そっか…」
N「で、ちゃんと返事したの?」
俺「…いや、まだ。届いたとき寝ちゃってて、タイミング逃した」
N「はぁ!?じゃあ、今すぐ返事しなよ!」

俺は迷った。妹はニコニコしながら俺とNのやりとりを見ていた。

俺「…でも、なんか、気まずくね…?」
N「何が。Yはもう気にしてないみたいだし、またフツーの友達に戻りたいんじゃないの?」
俺「…そういうもんかなー…」

それでも渋る俺を見て、Nと妹は「サイテーねーw」と声を合わせ、ゲームを再開した。

友達として…か。そういうものなのかな。だとしたら、俺って最低だな…。
俺「…よし、送った」
N「うむ」

[返事遅くなってごめん。ありがとう。突然でビックリしたけど、うれしかったよ。]
当たり障りの無いメールを送った。

その時、お風呂の準備ができたという母の声が聞こえた。
Nは妹に「一緒にはいろっか?」といい、ふたりで降りて行った。部屋には俺ひとりが残された。

『**************!!!』

突然、携帯電話が鳴った。…メールじゃない、電話だ。
背面液晶には、知らない番号が表示されていた。

俺の嫌な予感は的中した。電話は、Yからだった。
俺「…もしもし」
Y「…あの…私…」
俺「…おう。えと、ひさしぶり」
Y「…うん、ひさしぶり。…ごめんね、突然電話して」
俺「…いや、いいよ」
Y「…」
俺「…」

電話の向こうのYは、相変わらずだった。俺は沈黙に耐えかねて口を開いた。

俺「あの…元気してた…?」
Y「…うん」
俺「…」
Y「…」

また話題が途切れた。
俺「あのさ…ホント、ごめん、あんな最悪な別れ方して…」
Y「…ううん。いいの。最後に好きって言ってもらえたから…」
俺「(…?)…そっか。あの、ごめんな。…えと、俺、今、Nと、その…付き合ってるんだ」
Y「…うん。知ってる。でも、大丈夫。私は気にしないよ」
俺「…ありがとう」

なんだかいまいち反応が薄い気がしたが、とにかく言うだけのことは言った。そう思ったとき…

Y「…あのね、私まだ○○のことが忘れられなくて…いまでも…好きなの…」
俺「…は?…いや、だから、おれはNと付き合ってるって…」
私「私は気にしないからっ!!」

これまで聞いたことのない、Yの大きな声に、俺はひるんだ。
Y「私は…気にしないから…また、付き合って…欲しい…」
俺「(…え!?『気にしない』って、そういう意味!?)いや、あの、だから俺は…」
Y「…お願い…」

電話の向こうで、Yは泣いているようだった。
俺の中を恐怖が駆け巡った。これは…この流れはマズい…!!

その時、風呂からあがったNと妹が、楽しそうにおしゃべりしながら階段を上ってくるのが聞こえた。

「ご、ごめん!えと、あの、ごめん!」

パニックになって、慌てて電話を切った。そして、携帯電話の電源を落とした。
N「お風呂お先?w」
妹「おにーちゃん、ちゃんとメールしたー?」
俺「…おう…」

ようやく、忘れかけてたというのに、Y、なんなんだよ…。『付き合ってくれ』だって…?…ワケが…わからないよ…。

妹「Nちゃん、アイスたべよーよ」
N「あ、食べる食べるーw…ほれ、アンタもお風呂入ってきちゃいなよ」
俺「…ん…ああ」

熱い湯船に浸かってみても、少しもさっぱりしなかった。

…その頃になると、俺がこれまでYに対して抱いていた罪悪感は、そっくりそのまま恐怖へと形を変えていた。
春になって、俺は大学生になった。

Nは無事に大学受験を乗り越え、都内の大学に通うようになった。それにともなって、彼女は学校の近くに部屋を借り、ひとり暮らしを始めた。
俺は実家から通っていたが、お互いの大学が近いこともあって、彼女の家に半同棲するような生活を送っていた。

俺達が大学生になったということ…それは同時に、Yも大学生になったということを意味していた。
同じ付属校から、同じ大学への進学。俺はいつ、どこでばったりと出くわすか、不安だった。
(もっとも、これは後になって知った話だが、俺とYは学部が違って校舎のあるキャンパスが離れていたため、構内で会う可能性はほとんどなかったのだが)

あの日、Yからあんなことを聞かされてからずっと、俺は連絡をとらずにいた。
翌日に携帯電話の電源を入れてからしばらくはビクビクしていたが、彼女から電話をかけてくることはなかった。
…俺にとって、Yの沈黙は、まるで真綿で首を締められているような、そんな感覚だった。
5月10日。
その日、俺はNの家で誕生日を祝うことになっていた。

俺はプレゼントを持って、彼女の家へと急いだ。サークルの集まりが長引いて、予定していた時間に遅れていた。

早稲田駅で降りると、さっきまでポツポツと降っていた雨は止んでいた。
途中でコンビニに寄り、ビールと、彼女の為のチューハイと、…今夜必要になるであろうモノを買った。

彼女のマンションの合鍵は預かっていたが、玄関先でインターホンを押すのが俺の中でのルールだった。

N「はーい」
俺「ん、あけてー」
N「いまあけるねー」
ガチャガチャと鍵が外れる音がして、ドアが開いた。

俺は、目を疑った。

そこに立っていたのは、Yだった。

Y「…久しぶりだね」
俺「…え…あ……?」

奥からNが叫んだ。

「ほら、なにやってんのー!早く入りなよー!」
N「ビックリしたでしょー!?」
俺「…おう」
Y「ちょっと前にNに会ったとき、今日のことをきいたの」
俺「へ?…そう、何?ふたりは…ちょくちょく会ってたの…?」
N「時々ね。1ヶ月に1回くらいかな?いいから、お酒!飲むよ!」

3人で乾杯をし、ケーキを食べた。
YとNは何か喋っていたようだが、俺はとにかく飲むしかなかった。話しかけられても適当に相槌を打って、ひたすら飲んだ。
いつもはおいしいはずのお酒が、その日はひどく不味いものに感じた。それでも、普段の俺ではありえないペースで酒をかきこんだ。
酔わなきゃ…酔わなきゃ…と、そればかり考えていたが、全然酔えなかった。
ふと意識が戻った。

腹の上には、タオルケットがかけられている。
…どうやらいつの間にか寝ていたようだ。

頭痛がひどかった。
それも当然だ。覚えているだけでも、あれだけの量を飲んだのだから…。

少しずつ状況を理解していくも、体を動かすことが辛かった。
時間は…どうやらまだ深夜のようだ。
左手が痺れていたことに気付き、俺は寝返りをうった。

背筋が凍った。
部屋の中は真っ暗だった。
ただ、少しだけ開いたカーテンの間から月明かりが差し込んでいて、そのせいで窓際だけが青白くぼんやりと光っていた。

そこにいたのは、Yだった。

彼女はそこに座り、微笑みを浮かべ、俺を見下ろしていた。
彼女の透き通るように白い肌は、月の光の下で死人のような冷たさを魅せ、その表情は、微笑みこそたたえているものの、まるで能面のようだった。

そしてなにより恐ろしかったのは、その、目。

俺が彼女の姿を見たのは一瞬だったが、あの目だけは、今でも脳裏に焼き付いている。
俺は必死で目をつぶっていた。

やがて、ずるずるという何かが這うような音が聞こえ、顔の前に気配を感じた。

(目を開けちゃダメだ…目を開けちゃダメだ…)俺は頭の中で唱えていた。

左の頬になにかが触れた。

彼女の唇だった。

そして、彼女は耳元で囁いた。

「…あのときの返事を…きかせて…?」
俺は目をつぶったまま(ごめん…ごめん…)と頭の中で呟いていた。

彼女は「…ふっ」とため息をつくように笑うと、ポツリと言った。

「…………ごめんね……」

やがて、彼女が自分の場所へ戻って行く気配を感じた。

恐る恐る目を開けると、彼女は立ちあがって窓の外を眺めていた。

月に照らされる彼女の肌、髪、肩、彼女の全て、この世のものとは思えないほど綺麗だった。
翌朝、Yは何事も無かったかのように帰った。

俺は二日酔いがひどいふりをして、Nのベッドに横になっていた。
昨夜の恐怖がまだ残っていたため、彼女に側にいて欲しかった。
頭が痛いと弱音を吐いてみたり、水を持ってきてもらったり、彼女にとことん甘えた。
彼女は学校を休んで、ずっと一緒にいてくれた。

そうしている間も、俺はYの事を思い出していた。
あの月明かりに照らされた後姿…そこには、うまく言い表せないが、決意めいたものが感じられた。

俺は、胸の奥に、何か言いようの無い不安を感じていた。
俺「…なぁ、N。ちょっとこっちきて、話を聞いてくんない…?」
N「ちょっと、なに弱気になってんのw」
俺「いや、大事な話なんだ」
N「…わかった、ちょっとまってて。今行くから…」

彼女は食器を洗うの中断し、ベッドに腰掛けた。それに合わせて俺も体を起こした。

N「…で、何…?」さすがに彼女も緊張しているようだ。
俺「…あのさ、Yのことなんだけど…」
N「…うん」
Yに気持ちが向いていないのに付き合い始めたこと。なかなか本当のことを伝えられないままズルズルと過ごしてしまったこと。
挙句の果てに、欲望に負けてセックスをしてしまったこと。それによって背負うことになる責任を恐れ、逃げ出したこと。
結果、一方的な別れ方で彼女を傷つけてしまったこと。

Nに、これまでにやってきた自分の罪をあらいざらい話した。

N「知らなかった。そんなことがあったんだ…」
俺「…うん」
N「…そりゃまぁ、あんたのやった事は男としては最低だけどさ、仕方…なかったんでしょ?」
俺「…」
N「それに…私も何も考えずにYの相談に乗っちゃったりしてさ、私も悪いじゃん?」
俺「…いや、そんなことない」
N「とにかく…Yも気にしてないって言ってんだし、ね?」
俺「それが…まだ終わってない…」
N「へ?」
俺「Yはまだ…」

俺はYと別れた後に起こったことを話した。もちろん昨夜のことも。…そして、俺の抱いてる不安についても。

N「…えと、それって…」
俺「…うん。…だから、もしかしたらNにも迷惑がかかるかも…って」
N「…もし、そうなったら…助けてくれるよね?」
俺「あたりまえだろ!」
N「じゃあ…大丈夫…」
俺「…とにかく、もうYと会うのは止めてくれないか?」
N「…うん。わかった。そうする」

こうして、俺はNに全てを伝えたのだった。涙が止まらなかった。
あの夜、最後に見たYの、悲しそうでどこか決意めいたものを感じさせるその後姿が忘れられないでいた。

俺は東急ハンズで小さなアーミーナイフを買い、常に携帯するようにした。
それは、もしもNや俺の周囲に危害が及びそうになったら俺は躊躇せずにYを刺す、そういう決意の表れだった。
例え自分がどうなろうとも、Nだけは失いたくなかった。
あの夜の出来事は俺をとことん追い詰め、こんなことばかり考えるまでに精神は衰弱していた。

NはNで不安だったようだ。自分自身もかなり参っているというのに、頻繁に電話を掛けてきては俺の心配ばかりしていた。
見かねた俺はある日、Nに言ってしまった。…辛かったら、別れてもいいんだよ?
するとNは涙を流し「なんでそんな事を言うの!?」とものすごい勢いで俺を責めた。
「ごめん…ごめん…」と、平謝りするしかなかった。
やがて、Yから何の音沙汰も無いまま、俺たちは4年生になった。

お互い就活を終え、あとは卒業するだけだった。
バイトで貯めた貯金を崩して、ふたりで卒業旅行にでかけたりもした。
お互い初めての海外旅行だったが、Nは英語をかなり喋れたので苦労することはなかった。

向こうのホテルで、俺たちはけじめをつける意味でYの事を語り合った。
それまではずっと、ふたりともなんとなく話題にすることを避けてきていた
…ストーカーっていうのは、みんなドラマみたいな行動に出るものだと思っていたよ。
だから、俺とYの関係ががあんなことになって、Nや周囲の人に危害が加わるんじゃないかって、不安だった。

…でも、Yからはもう長いこと音沙汰が無いよね。もしかしたら、Yはストーカーっていうよりも、単に不器用なだけだったのかもって思うんだ。
多分、ずっと○○のことが好きだったんだよ。それをうまく表現できなかっただけかもね。

…当時は責任を負うのが怖くて逃げたつもりだったけど、結局はこういう形で責任を取ることになったな。

…うん。でも○○はもうこれだけ悩んだんだし、きっとYも許してくれるよ。
やがて前期が終わった。
旅行から帰った後は、俺もNも落ち着きを取り戻していた。…そして

その日、俺はサークルの飲み会に参加していた。
後輩達と一緒に、おいしい物を食べ、おいしいお酒を飲んで、語り合った。

「○○さん、ちょっと早いけど、お誕生日おめてとうございまーす!」…そうだ、明日は俺の誕生日だ。

思えば誕生日を安心して迎えられるのも、ひさしぶりだ。…日付がかわる頃にはメールがくるだろうな。

案の定、日付が変わった瞬間に携帯電話が鳴った。

そして、俺は、物語がまだ終っていないことを知った…。
…そして現在に至ります。
実はこのあとYとは、Nを交えて再会したんですが、とくにこれといったことはなく、あえて書こうとするとどうしても波乱のストーリーを作りたくなるので、ここで終わらせました。
――あくまで実話の範囲でまとめたかったので。
終わり方が気に入らない人は、トリップ使ってマルチエンディングにしちゃってくださいw

お粗末さまでした。最後まで付き合ってくださった方、ありがとうございました。
それでは、名無しに戻りますノシ

加護オナニー

「きゃあ!!」
真里は部屋のドアが開けられ、そこに亜衣がいると知ると悲鳴をあげて
慌てて、Tシャツを下ろし、剥き出しになった下半身を手で隠した。
「ちょっと、加護、部屋に入る時はノックくらいしてよね」
真里はそう言いながら、そそくさとヘッドフォンを耳から外し
ビデオの停止ボタンを押した。
「ねえ、矢口さん、何してたの?」
亜衣は首を傾げながら、真里に聞いた。
「またまた、加護ちゃん、そんな事わざわざ聞かないでよ。分ってるくせに」
真里は照れ隠しの笑みを浮かべながら、そそくさと近くに脱ぎ捨ててあった
ブルー地に白のストライプの入ったパンティとタイトミニのスカートを身に着けた。
しかし、亜衣はまだ首を傾げたままだった。
近所に住む仲の良い女子高生である矢口真里の家に遊びにきた亜衣は
インターフォンを鳴らしても、誰も出なかったが玄関は開いたので
そのまま家に入り、2階にある真里の部屋に来ると、ノックもせずにドアを開けた。
そこには、ヘッドフォンをつけてTVを見ていた真里がいたのだが、下半身は何も
身に着けておらず、Tシャツも胸の上まで捲り上げられており、
真里は左手で胸を揉み、右手を股間に這わせていた。
そして、亜衣と目があい、真里が悲鳴をあげたというわけであった。
「わかんないよ、矢口さん」
真剣な表情をしながら近づいてくる亜衣を見て、自分をからかっているわけでは
無い事を真里は悟った。
「もう、分ったわよ。わざわざ言うのは恥ずかしいんだけど…」
真里はしばらく躊躇った後、意を決して口を開いた。
「オナニーしてたのよ!!」
「オナニーって何?」
顔を赤らめた真里だったが、亜衣の言葉を聞いて、すぐに驚きの表情に変わった。
「えっ、加護、オナニー知らないの?」
真里の言葉に亜衣は首を縦に振った。
「信じられない。加護はもう6年生だよね。
私なんか5年生くらいからオナニーしてたのに…」
真里は大袈裟にため息をついた。しかし、次の瞬間、その目が怪しく光った。
「加護さあ、オナニーってどんなものか知りたい?」
真里はそこまで言うと、しばし間をあけた。そして、亜衣が焦れったさに
耐えきれなくなる寸前に再び口を開いた。
「オナニーってね、凄く気持ちいいんだよ。気持ちいいの好きでしょ、加護?」
「うん、大好きだよ。だったら、早く教えて!!」
亜衣は目を輝かせながら、真里に顔を近づけた。
「じゃあ、私の言う通りにするんだよ」
「うん、言う通りにする」
無邪気に頷く亜衣を見て、真里の口元に笑みが浮かんだ。
「じゃあ、まずは服を脱いで裸になって」
「えっ…」
真里の思わぬ言葉に、亜衣は目を丸くした。
「裸にならなきゃいけないの?恥ずかしいよ…」
「それなら、オナニー教えてあげないよ。あ?あ、凄く気持ちいいのにな?」
亜衣はしばらく迷ったが、「気持ちいい事を知りたい」という好奇心が
羞恥心を上回った。
亜衣はブラジャーを着けていなかったために、Tシャツを脱ぐと
すぐに乳房が現れた。
「うわ?加護、オッパイ大きいね?」
真里は亜衣の胸を見て思わず感嘆の声をあげていた。
真里の言う通り、亜衣の胸は6年生にしては大きいほうだった。
小さな体には似合わない豊かな丸い膨らみは、とても柔らかそうで
別にレズの気があるわけではない真里でさえ、思わず揉んでみたくなるほどだった。
「恥ずかしいから、あんまり見ちゃダメ…」
両手で胸を隠し、体を縮めた亜衣だったが、豊かな谷間がさらに強調されて
余計にイヤラしかった。
「パンツも脱がなきゃダメですか…?」
片手で胸を隠しながら、器用にフレアスカートのホックを外し
ピンクと白の混じったパンティだけの姿になった
亜衣は消え入りそうな声で真里に尋ねた。
「まっ、パンツは脱がなくてもいいよ」
「矢口さんも脱いでよ」
「えっ、何で私まで裸にならなきゃいけないの?」
「だって、一人だけ裸なの恥ずかしいし…」
「もう、仕方ないなあ?」
一人だけ裸っていうのも可哀想かな、と思った真理は
さっさと服を脱ぐと、パンティ1枚だけの姿になった。
6年生の亜衣と身長がほとんど同じという小柄な真里だが
やはり亜衣よりも若干、女らしい、スレンダーというより少しポッチャリとした
感じの体をしていた。
「じゃあ、ベッドの上に座って」
真里に言われた通り、ベッドの上に座る亜衣。
「きゃ!!」
突然、TVの画面に映ったものに驚いて、亜衣は慌てて顔を背けた。
「ダメだよ、加護、ちゃんと見なきゃ」
亜衣の後ろでリモコンをTVに向けていた真里が言った。
それは、いわゆる“アダルト・ビデオ”というやつだった。
先程、真里がオナニーしていた時に見ていたやつで
友達から借りてきたものだった。
真里に言われ、亜衣は恐る恐る画面に目を戻した。
画面ではセーラー服を着た女優が、男優に胸を揉まれていた。
初めて見るアダルトビデオに徐々に引き込まれて行った亜衣は
体の中が熱くなり、妙な感覚が湧きあがってきたのを感じた。
「やんっ!!」
「どう、加護?感じる?」
後ろから亜衣の両胸を掴んだ真里がイタズラっぽく言った。
真里に胸を掴まれた瞬間、亜衣の体内を強烈な電流のようなものが走った。
体の中の熱が一気に高まるのを亜衣は感じた。
「矢口さん、気持ちいいよ…」
亜衣が感想を素直に言うと、真里の手が胸から離れていった。
「えっ…矢口さん、もっとやって…」
「今度は自分で触ってごらん、加護」
さっき感じた気持ち良さをもっと味わいたかった亜衣は、真里の手つきを思い出しながら
両手で胸を揉んでみた。
「あんっ!!」
再び訪れた気持ち良さに亜衣は思わず喘ぎ声を上げていた。
「加護、乳首も触ってみな。もっと気持ち良くなれるから」
真里に言われた通り、亜衣は硬く尖った乳首に軽く触れた。
途端にさっきよりも強い快感が全身を駆け巡った。
「矢口さん、これがオナニーなんだね。凄く気持ちいい…」
胸を揉み、指で乳首を擦りながら、真里の方に赤らんだ顔を向ける亜衣。
「加護、それじゃあ、本当のオナニーとは言えないよ」
真里はそう言うと、亜衣の股間を指さした。
「そこも触らなきゃ」
「えっ、でもそこは大事な所だってママが…」
「下着の上からなら大丈夫だよ。軽くでいいから触ってごらん」
亜衣は恐る恐るパンティの股間の部分を軽く撫でてみた。
「あんっ!!」
今までとは比べ物にならないくらいの強い刺激が全身を駆け巡り
体がビクリと大きく震えた。
「どう気持ちいいでしょ?擦ったり、円を描くように撫でてみな」
真里の言葉に操られるように亜衣の手は動いた。
やがて、亜衣の顔だけでなく体までがほんのりと赤くなってきた。
亜衣の口からは切なそうな吐息と快感を現す甘い声が漏れてきていた。
「どうしよう、矢口さん…私、お漏らししちゃったかもしれない…」
股間に這わせていた指に、湿り気を感じた亜衣は指の動きを止め
潤んだ目を真里に向けた。
「大丈夫よ、加護。それはオシッコじゃなくて、気持ち良くなると出てくる
“愛液”ってやつだから。でも、そのまま続けると下着が汚れちゃうから
脱いじゃいなさい」
亜衣は座ったまま、少し腰を浮かせてパンティを脱いだ。
「加護、まだ生えてないんだね。ツルツルで可愛い?」
「やっ、恥ずかしいです…」
真里がからかうように言ったので、亜衣は両手で秘所を隠した。
「今度はさっきと同じような感じで直接、触ってみな」
真里に言われるまでもなく、亜衣はそうするつもりだった。
初めは軽く円を描くように撫でまわすだけだったのが、段々と力を入れて
擦るようになってきた。
「ああっ、矢口さん、ここ触ると気持ちいい…」
均等に全体を動いていた亜衣の指が、やがて1ヶ所で集中的に動くようになった。
「やっぱり、加護もそこが気持ちいいんだね。そこはね、クリトリスっていうんだよ。
大体の女の子はそこが一番、感じる場所みたい」
最初はあまりの刺激の強さに恐怖を感じた亜衣だったが、すぐに
その甘美な刺激の虜になってしまった。
「あっ、矢口さん、このまま触ってたら、おかしくなっちゃいそうです…」
一心不乱にクリトリスを刺激しながら、亜衣が言った。
「加護、それは“イク”ってことだから。そのまま触ってて大丈夫だよ」
真里の言葉に安心した亜衣は、淫水にまみれた指でクリトリスを刺激し続けた。
「あんっ!!ああっ、ダメ、気持ちィィィィ!!!」
背中から駆け上った熱い塊が弾け飛んで、頭の中が真っ白になった。
亜衣は一際大きな声をあげると、体をビクリと震わせ
崩れ落ちるようにベッドに倒れてしまった。
「矢口さん、今日はありがとうございました」
初めての絶頂体験でしばらく気を失っていた亜衣は、目を覚まして
服を着ると、真里に頭を下げた。
「どういたしまして。でも、オナニーばっかりしちゃダメだよ。
それから、今日の事は内緒だからね」
「うん、分った」
「今日は帰りなさい。また今度、気持ちいいこと教えてあげるから」
「は?い。じゃあね、矢口さん」
亜衣は嬉しそうに返事をすると、部屋を出ていった。
「さてっと、さっきの続きをやるかな。加護のオナニー見てたら
私も変な気分になっちゃったよ…」
階段を降りていく亜衣の元気な足跡を聞きながら、パンティの上から
股間を軽く撫でてみた。
指に湿り気を感じると、真里はビデオを再生して、オナニーを始めた。

小5の時の思い出

オイラが小5の時の話。ウチの家族構成は父、母、姉(高1)、オイラ。
父母は夜間の飲食店をやっているので、夕方前から店に出かけて朝9時頃に家に帰る生活サイクル。
(店に仮眠を取る程度の設備もあったので、帰ってこない時もあった。)
姉は家から徒歩5分の距離の女子高に通っていて、バスケ部に入っていました。
親がいないのと高校から近いのとで家は姉の部活等の友達の溜まり場でした。
多い時は10人くらい来てたと思う。
その中でも姉の中学の時からのバスケ部の友達のSさんとEさんは良く遊びに来てたし、
泊まっていったりもしていた。
(家は中学ともそこそこ近かったので、SさんとEさんは中学の時から良く来てた)
中学のときからオイラの遊び相手にもなったりしてくれてた。調理実習のお菓子くれたりとかもした。
Sさんはショートヘアでスラッとしたスタイル体育会系の美人さんで、Eさんはポニーテイルの童顔系のカワイイ顔立ちの人。当時オイラがキレイでやさしいSさんに憧れてたのは、向こうにはバレバレだったと思う。
Sさんに2人で遊んでもらったりしたら、かなり顔が赤くなったりしてたと思うから。

そんで小5の夏休みに入って少しした頃、オイラは友達と近くの川で釣りとかをしてた。
遅く暗くなるまで遊んでて帰る時に、飛び石状になっていた岩を飛び渡って
向こう岸から戻ろうとしたら、足元を滑らせて川に転落してしまった。
別に流れが速い川とかではないので、溺れるとかケガとかはなかったが、
当然ずぶ濡れで家までチャリで走って帰る事になった。

家に帰ったら家にSさんとEさんが来てるのが判った。玄関に見覚えの有るスニーカーがあったから。
玄関に姉とEさんが出てきてずぶ濡れのオイラを見てビックリしていた。
姉は事の顛末を聞いて”なにやっとん、あんた。ドンくさいなぁ”と呆れた感じだったが、
横からEさんが”それより風邪引くよ。お風呂いれたったら?”といって来た。
そやなという感じで姉とEさんに連れられて脱衣場まで連れていかれた。

この時やっとSさんがお風呂に入っているという事に気がついた。
脱衣カゴにSさんのネーム付きのジャージが入っていて、近くにSさんのバッグがあった。
姉が風呂の中に声を掛けた。
”S 悪いんやけど弟風呂に入れたってくれる? この子 川に落ちてずぶ濡れやねん。”
Sさんは中から”いいよー (オイラのナマエ)クン 入っといで”と軽く答えた。
オイラはこの時は正直嬉しいというよりも恥ずかしかったんだけど
姉とEさんにあっさり脱がされて風呂に放りこまれた。
その後2人は夕食の用意にキッチンに行ってしまった。

風呂に入っても最初Sさんを恥ずかしくて見れなかったのを憶えてます。
身体が濡れて冷えていたのと恥ずかしいので縮こまってた。

するとSさんは湯船から出てきてくれてオイラに掛け湯してくれた後、
後からオイラを抱きかかえる感じで湯船にいっしょに入ってくれました。
(その時のオイラの身長は145ぐらい、Sさんの身長は166ぐらいだったと思う。)
後から抱きかかえてるSさんが耳の後ぐらいから”どないしよったん? なんで川に落ちたん?”
とやさしく聞いて来るんですが、その時は興奮してもう頭がグラグラしてました。
なんせSさんの柔らかい胸等が背中に触れていましたから。
そして湯船に入って身体も暖まってくると息子が当然のように膨らんできた。
当時まだオイラは射精はしらなかった、息子を触ると気持ちいいのは判ってたけど。
オイラは恥ずかしいのでSさんから膨らんでいる息子を両手で隠す様にしてました。
Sさんはそれをみて”何をしてるの? どしたん?”と後から手を伸ばしてきた。
隠そうとしたけど出来る筈もなくSさんに触られて息子の状態を知られてしまいました。
Sさんは最初”あっ”という感じで驚いていました。
オイラのこと子供だと思って接していただろうしね。かなりチビだったから。

その時オイラは真っ赤になって恥ずかしがってたと思う。しばらくSさんは無言だった。
その後Sさんはオイラの向きを変えて向かい合わせの格好で湯船につかった。
オイラがSさんの足の上に乗ってる感じだったです。
向かい合わせになってSさんの身体をはっきりと見ました。
Sさんは腕とか足とかは結構日に焼けてるんだけど、身体は真っ白だったです。
その色のコントラストが強烈で今でも目に焼き付いてます。
胸はCカップくらいの形の良い胸で乳首はピンクで小さかった。下の毛はちょろちょろと生えてる程度で薄かった。
Sさんの身体をみたオイラは自分の息子の恥ずかしさよりもSさんの身体に興奮して目が離せませんでした。
Sさんは風呂で上気した顔をさらに紅くしていました。

そして私に”(オイラの名前)クン 私のこと好き?”と聞いてきました。
オイラは即座に”ウン Sさん大好き”と答えてました。
するとSさんは笑顔で”じゃ(姉の名前)に内緒でいいことしよっか?”と言うので
オイラは”ウン ウン”と頷いてました。
Sさんは湯船の淵に腰掛けて壁にもたれ掛かりました。
そして”おいで”と手招きしてオイラをSさんの上に座らせる様にしました。
それから後からオイラの息子を手で触りはじめました。オイラはまったくの無抵抗状態でした。
耳元でSさんが”固いね””気持ちい?”と聞いてきてもオイラはただ頷くだけでした。
Sさんはだんだんオイラの息子をしごくように手を動かしました。
オイラは経験のないあまりの気持ち良さにどうしていいのか判らずにただ受身になっていました。

そしてそのままSさんの手でオイラは初めて射精してしまいました。
Sさんが”出たネェ 気持ち良かった?”と聞いてきたので
オイラは”良くわかんないけど気持ち良かった”と答えたら、
Sさんは少し上擦った感じの声で”初めてだったんだ”と興奮していた様でした。

その後湯船に落ちて煙のように少し拡散し始めていたオイラの精子を洗面器ですくって流してから、
風呂を上がりました。
Sさんは”さっきの事(姉の名前)には絶対秘密ね。 また2人で遊ぼうね”と
脱衣場でオイラの身体を拭きながら笑顔でいいました。
オイラはアフォの一つ覚えの様に”ウン”と頷いてました。
そして着替えているSさんを見ているうちにまた膨らんできた息子を隠すようにバスタオルで
下半身を包んで2階の自分の部屋に駆け上がりました。

その日 SさんとEさんは家に泊まりに来ていた様で姉が作った夕食を4人で食べてる時も
ドキドキしてSさんをまともに見ることが出来なかったです。
夕食後は逃げる様に自分の部屋に篭ってしまいました。
そしていつのまにかSさんがしてくれたように自分で息子を擦ってました、Sさんを思い出しながら。
そして初めてオナニーをしてイキました。床に飛んで処理が大変だったのを憶えてます。
その後 疲れてグッスリと眠りました。 *終わり

家庭教師で・・・

佳菜は少しはにかみながら俺に抱きついてきた。
「先生、大好き…」
青いスカーフが可愛い、近所では人気の高校の紺襟のセーラー服を着たセミロングの二重が
くっきりとした顔立ちのいい細身の16歳、高2の少女。俺が今まで出会ってきた20代の
女性にはない幼さが彼女にはあった。
俺は一年前からこの少女の家庭教師をしている。週一度の授業で、一時間半ほど勉強した
後、佳菜と愛を確かめ合うのが習慣となっていた。俺ははじめはただのアルバイトとして
彼女に数学を教えていたが、いつしか彼女に惹かれていった。それは彼女も同じだった。
どこまでも澄んだ青空のような透明感のあるきれいな女の子。一生かけてでも守ってやりたいと
思うほど俺はその少女に恋をしていた。
こんなにも可愛く素直な高校生の女の子が俺のような下卑た男と愛し合うなんて普通考え
られなかった。今、その少女の目には俺しか映っていない。
俺は佳菜の唇に自らの唇を重ねた。上唇、下唇の順に俺は唇で優しく噛んでみる。十代の
唇にはこの世のものとは思えない柔らかさがある。俺は夢中で佳菜の少し厚い唇を貪った。
そして唇の割れ目に舌を侵入させてみる。俺の舌を受け入れ絡ませてくる佳菜の舌。
俺と佳菜は嗚咽を漏らすほど互いを求め合いながらお互いの口の中を探っていった。
佳菜の口内で混ぜ合わされる俺と佳菜の唾液。甘い蜂蜜のような味。俺は佳菜の口の中に
自分の唾液を注ぎ込んでみる。佳菜はその液をゆっくりと飲み込んだ。
俺は右手でセーラー服の上から佳菜の胸を優しく撫でる。まだ熟しきっていないがブラの
上からでも感じる、生温く割れない水風船のような弾力を白ブロードの生地の手触りとともに
手のひら全体で感じ取った。さらにその隆起の奥から佳菜の生命の鼓動が伝わってくる。
そしてゆっくりと揉みほぐしていく。やわらかい。俺は眩暈がした。
俺はゆっくりスカートの中に左手を忍び込ませた。パンツの上から指で優しく撫でるように
摩擦を加えていく。佳菜は小さな声で喘ぎながら、潤んだ瞳で俺を見つめる。
右手をセーラー服の中に滑り込ませ、ブラのホックを外す。
そして小柄ながら張りのある山を手のひらで包み込み、頂上の突起を指で優しく刺激する。
佳菜の喘ぎ声が徐々に大きくなっていく。
パンツが湿り気を持ってきたところで俺は佳菜のパンツを下ろしていく。パンツは片足
に引っかかったままだ。
そして左手で摩擦を強めると、佳菜は大きな声で喘ぎ、愛液で俺の手が濡れていく。
佳菜は上気した表情でもう一度俺にディープキスをし、俺のズボンのチャックを下ろす。
「俺のが欲しいの?」
「欲しい…」
佳菜は俺のトランクスを下げ、ペニスを取り出した。
「俺のこれが好きなの?」
「好き、大好き…」
佳菜は俺の既に先端が濡れているペニスを右手でしごき始めた。
左手は睾丸を優しく揉んでいる。
佳菜は俺の睾丸を片方ずつ口に含み、飴を舐めるように口でマッサージしてほぐしていく。
そして亀頭を口に含み、歯を立てないようにして唇を使って咥え込み、先端に舌で刺激を加える。
俺は自分のペニスで頬を膨らませながら俺の顔を見上げる少女のさらさらな黒髪を優しく撫でる。
佳菜は俺のそり立ったペニス全体を可愛らしい舌で優しく舐め始める。
そして根元から先端まで舌を往復させていく。その度に俺の背筋に稲妻のような衝撃が走る。
しばらくすると再度手で俺のペニスをしごき、時折先端から出る液を舌ですくっていく。
俺のペニスは佳菜の唾液でじっとりと濡れ淡い光沢を放っていた。
こんなにも可愛い女子高生の口が自分のモノを愛撫していることが、肉体だけでなく精神的な
興奮をも倍増させた。
俺のペニスは佳菜の目の前で膨張し、射精した。佳菜は反射的に目を閉じる。
大量の精液が佳菜の眉間、鼻、唇、頬に飛び散り、一部は顎から滴りセーラー服の胸元
を汚した。佳菜はまだペニスの先端に残る白濁液を口で吸い取った。
そして佳菜は顔に付着した精液を自分の指で拭い取り、舌で舐め取っていった。
俺はすべての精液をきれいに舐め取った佳菜をきつく抱きしめていた。
俺は佳菜の首筋に唇を宛がった。そして耳にもキスをし、軽く舐めてみる。
その瞬間、佳菜は少し強張りながら目をとろんとさせ大きくため息をついた。
そして俺は佳菜を座らせ、紺色のプリーツスカートの中に顔を潜らせて、舌を使って薄い
陰毛をほぐしていく。さらに、白くすべすべな太ももの内側に舌で俺の唾液を塗りつけていく。
細いながらも程よい肉付きの太ももの弾力や張り、感触を俺は舌、顔の全神経で感じ取っ
ていく。俺は思わずため息を漏らす。
佳菜は俺の息がくすぐったかったのか甘くとろけるような声を出している。
そして俺は舌を足の付け根に滑らせていき、そこを丹念に舐め上げていく。
佳菜は身をよじりながら感じ、スカート越しに俺の頭を両手で支える。
そこからは大量の愛液が溢れ出していた。俺は零れ落ちないようにすべて吸い上げて飲み
込んでいく。
やがて佳菜は快感の渦に飲み込まれ、あああン、と喘ぎ声を上げながら、下半身を痙攣させた。
俺は佳菜を四つんばいの体勢にさせた。佳菜は自分でスカートを捲り上げてプリンの
ように柔らかいヒップを俺の目の前に突き出し言う。
「先生、早くきて…」
俺は佳菜の細めの腰を両手で支え、太ももの付け根の黒ずんだ部分に入っていった。
その瞬間、佳菜は細く長い絶頂の声を上げ、それを聞き俺のペニスが充血を増す。
その音声はまさに媚薬そのものであった。
俺は余りの快感に自我を失いそうになりながら腰を振った。突くたびに佳菜の太ももとヒップの
感触が心地よく俺の太ももに伝わってくる。
佳菜は透きとおるような甲高い声をあげ、汗だくになりながらベッドのシーツに顔をうずめている。
今、俺はこの少女と一つになっている。そして俺のペニスがこの少女の中を突き立て、その
衝撃が佳菜の全身を駆け巡り、快感に耐えきれず鼻にかかった甘い喘ぎ声を上げる。
その声を聞いた俺は全身がぞくぞくするような感覚に襲われた。
佳菜の中は温かく、俺のペニス全体に心地よい圧迫を加え、優しく包み込んでくれる。
俺は佳菜と連結している。かろうじて保っていた意識は、その感動で満たされていた。
俺は肉体的な快感と、精神的な喜びが交錯した中で絶頂へ上り詰めていった。
俺の全てが佳菜の中に注ぎ込まれた瞬間、俺は佳菜のセーラー服の紺襟の淵の白い三本線に
顔を寄せ、佳菜の女子高生としての日常の匂いを肺いっぱいに吸い込み、甘酸っぱい若さの
香りを目いっぱい味わい、仔犬のように全身を震わせながら佳菜の名前を何度も叫んだ。
そして俺は愛してると繰り返し言い続けながら佳菜を抱き寄せ、佳菜は頬を赤らめ下半身を
まだ痙攣させながら
「先生、先生…」
と甘い声で呟いていた。
そして俺は佳菜と再び唇を重ねる。
開花寸前のつぼみのような佳菜の若い肉体を存分に味わい、俺を一生懸命気持ちよく
させてくれようとしてくれる純粋に優しい佳菜の先生としての生活は、この世に生きる
意味を超えていると俺は思う。

女たらし?

俺、厨房の頃から「女たらし」って言われてた。全然そんな事ないし顔もよくない。
自分でも理由がよくわからなかったけどそれガあだ名だった。
そのせいで全然彼女が出来なかった。気になる女に勇気を出してボーリング
とか映画とか誘っても「たらしと行くと遊んでると思われるから」みたいなこと
言われて敬遠された。

そんな俺の初体験は高校2年、同じ予備校に通ってた女子高の子。
俺に初めて出来た彼女。めちゃくちゃ嬉しくて毎日電話して毎週土日は
デートして嫌だった予備校も30分前には行くようになった。成績は落ちたけど。

で、勝負は俺の誕生日

その日、彼女を俺の部屋でパーティをすることになった。部屋に呼んだのは
4回目か5回目だけど、その時はキスと服の上から撫でるぐらいで終わってた。
俺は絶対決めるつもりで全てを用意した。風呂も入って下着も新品
帽子もティッシュも枕元(もちろんパっと見わからない)

で、彼女が来た。

市販のマフラーかなんか貰った気がするけど憶えてない。ケーキは彼女がくれた。
「うちじゃこうやって飲むんだよね」とか大嘘こいて紅茶にウイスキー入れて飲んだ。
本当はブランデーらしいんだけどうちにダルマしか無かったから。彼女のコップには
多めに入れた。で飲みながらお話、キス、お話キスの繰り返し。そのうち彼女の
顔に赤味が差してきて、キスが多く、それも濃厚になってきた。舌を入れたら舌で
突付き返してきた。吐息も声混じりになってすごく色っぽい。もうガチガチだった俺は
ディープキスと一緒に床に静かに押し倒した。

白いセーターをたくし上げると、黄緑の薄い色みたいなブラがあった。
後ろホックの奴で安心した。それなら母ちゃんの見たことあるから。
後頭部に手を回して胸に呼び込むようにして体を起こしながら、背中に
手を回した時に彼女が言った。
「XXは・・・初めてじゃないんでしょ?あたし初めてだから・・・優しくしてね」
俺は悟った。俺とオナ中の女が彼女の学校に居る。そして何かを聞いたんだ。
「大丈夫、俺に全てを任せてればいいよ。痛くしないから」
俺はバカだった。カッコつけたつもりだったのかもしれないけど本意は忘れた。
女優のツラもマムコも画質すらも汚い裏ビデオしか見たこと無い俺が痛くしない方法
なんか知る訳ないのに。でも彼女は安心したって言うか意を決したように目を閉じた。
俺は片手でブラを外した。マグレで。彼女が見栄張って大きいサイズ買ってたのかもしれない。

ブラが取れたとき、彼女は大きなため息をついた。すごく可愛かった。
セーター脱がしてないから全部は取れないけど上にずらして上げた。
真っ白にピンク。本当にピンク。子供用バファリンみたいな感じ。パクっといった。
味はしなかった。でも美味かった。彼女は「ん、んん」って感じてるって言うより恥ずかしくて
声が出てるみたいだった。もう脳みそ沸騰。右手でもんで、もう一方は舐めながら、いよいよ左手を
足の方に持っていった。彼女、膝ぐらいのスカートだったんだけど、そこから出た足に力が入った。
膝に膝が乗っかるようになってる。その足に沿って構わず手をスカートの中に入れていった。
太ももの合わせのところを撫でながらまっすぐ上にあげると、布に当った。すごい柔らかい生地で、
中身の弾力も柔らかくてすごく熱く感じた。太ももの付け根に手刀を差し込む。人差し指が
大事な所をこすっていく。

「あ、んん・・・」
今度は本当に気持ちいいような悩ましい声が出た。もう俺限界。カッコなんかつけてられない。
そのまま力任せに両足をこじ開けてあそこを揉むように手の平で包むと、中指を押し込みながら
回すように刺激した。足に力が入って逆に押し付けられたりする。熱くて柔らかくて初めての感覚
「気持ちいい?」
俺が聞いたらキスしてきた。俺臨界点。Gパンの下で折れそう。いよいよチョモランマ
パンツの脇から手を差し込むと本当に薄い毛を撫でて割れ目の端っこに指が届いた。
そのまま指でなぞる。コリコリしたBB弾みたいのがあってその下にギョーザの皮がある。
それを中指でめくった、っていうか動かしたら左右に分かれた。

もうそこは本当熱くてしかもビショビショってほどじゃないけど濡れてる。童貞の俺でもわかった。
中指の指紋のところで小さく揉みほぐすようにしながら力を入れた。チュッチュって音がしてお肉が
指を包みはじめた。指に鼻水がついたみたいで、でもすごく滑る。

ぷちゅっ

第2関節までスルっと入った。彼女が「あっ!」っていって俺の両肩を鷲掴み。中は口の中の天井
が柔らかくなったみたい。ざらざら凸凹で熱くてヌルヌル。たぶん処女膜触ったんだろうけど
童貞の俺には何がなんだか。とにかく回りの壁をこそげ落とすようにゆっくり動かす。
「XX、なんか、変な感じ・・・中で、動かしてるの、わかる」
後にセンズリするときに何度も思い出した台詞。有頂天で動かしながら最後の時のために
片手でベルトを緩めてジッパー下げてなおも右手は彼女の中。

もうセオリーもヘッタクレもなし。
上はセーターとブラズリ上げ状態、下は靴下はいたままスカートはいたまま。オマケに床の上。
でも、なんか違う事したら彼女が素に戻りそうな気がして脳内会議で続行決定。
彼女に入った手をゆっくり抜きながらパンツの端っこをつまんでそのまま手を下げていく。
お尻の方が引っかかったけど彼女が腰を浮かして手伝ってくれた。膝まで降りてきた
パンツはブラとおそろいの色で、あそこ少しだけ染みになってる。そのままスネまで下げると
彼女の左足だけ抜いた。
「いくよ・・・」
彼女は俺を見つめて、本当に小さくうなずいた。彼女の立てひざの間を、膝歩きで進む。
だけど俺には一つ大きな問題点、

俺包茎なの。仮性だけど皮オナニーばっかしてて亀頭さわると痛いの。

でも下がれない。もう下がれない。スカートをいよいよたくし上げると
本当に薄い砂鉄のような陰毛の下に、ぷっくりとしたピンクのタラコが2列。ほぼ毛なし。
おまけに真ん中辺は光ってる。すこしほころんで皮みたいのが見える。立てひざなので
お尻の方にはもう少し黒い所も見える。俺を待ってる。俺も待ってた。限界
彼女に見えないように皮をムキながら彼女の入り口まで持っていく。ダイヤモンド級。
「好きだよ」
言いながら、右手は添えながら腰を前に。プチュチュって音がする。
「○○○」
初めて彼女の名前を呼びながら腰をぐいっと前に出した。思ったより抵抗が無い
「うん・・・XXが・・・くる。中に・・・」
言葉と一緒に彼女の肉がキュって反応した。そのとき気付いた。

痛ぇ・・・

亀頭がぴりぴりする。やっぱ痛いよ。包茎だもん。

彼女にぴっちり納まったとき、マンガで見たのと同じように彼女を抱きしめた
「○○○、大好きだよ・・・ほら、俺達繋がってる」ちなみに台詞もマンガの受け売り
でも彼女俺にしがみつきながら感動したような顔してる。もう天使に見えた。
「XX、お誕生日、おめでとう。痛くないから、我慢できるから大丈夫だよ」
誕生日だったのその時思い出したよ俺。でもやっぱ痛い。俺は痛い。
「いい?少し、動かすからね」
「XXの・・・好きにしていいよ」
ゆっくり動かした。痛いから。でも動かし始めたらどうやら彼女の中で
皮が戻ったらしい。痛くなくなった。気持ちいい。マジ気持ちいい。ちよっと大きく動かす
プチュプチュって音が少し大きくなった。彼女も「うん・・・ん・・・んん・・・」って
リズムにあわせて声が出てる。黒いスカートが捲れあがった所から真っ白な肌。
その端っこにほんの少しの毛、濡れたカーテンをまとわりつかせて出入りする
キラキラ光る俺のチンポ。もう夢に見た光景。ニルヴァーナ

「XX、あんまり見ないで。すごく恥ずかしい、恥ずかしいから」
その台詞がフィニッシュブロー。猛烈に性感が高まった俺、やばいよやばいよ
帽子つけてないよ抜くっきゃねぇと一気に腰を引いた。彼女が「ぁうんっ!」って
ちょっと大きな声。もう止まらない。ビュルッビュルっ!!って感じ。
レーシングカーのタコメーター張りにびっくんびっくんしながら撒き散らした。
彼女のスカートとか足とかはあちこち精液。一番飛んだのは髪の毛まで飛んだ。

そのあと彼女がなめたりとかはもちろんしなかった。処女と童貞だし。
ティッシュで拭いた。普通に拭いた。彼女も拭いてあげた。
あそこも拭いてあげたら両手で顔をおさえて「いやぁ・・・」ってか細い声で言った。

俺はあと5回は出来るぐらい元気だったけど、彼女にもう一回って言えなくて
その日はそれから少し話した後彼女は帰った。彼女が帰り際に「ちょっと痛いや」
って言って照れながら笑った。もうそれが俺の宝物。俺も痛かったよ最初。
ありがとう素敵な思い出。今でも会いたい。
 長々ごめん。書いてたら色々思い出しちゃったよ。オナニーして寝る

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以上、「初めてのセックス」より。



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